JP2023142874A - 照明装置 - Google Patents

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光三 小川
Kozo Ogawa
淳哉 村田
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Abstract

Figure 2023142874000001
【課題】器具効率を向上できる照明装置を提供する。
【解決手段】照明装置は、複数の発光素子34が実装された基板33と、発光素子34からの光を屈折させる光源レンズ部37と、光源レンズ部37で屈折される光を拡散する拡散板20と、拡散板20で拡散される光を投影する投影レンズ21と、筒部材22と、を備える。筒部材22は、光源レンズ部37で屈折される光が入射する所定の形状の入射口40を有する入射口部41と、入射口40から入射する光が拡散板20に向けて出射する所定の形状の出射口42を有する出射口部43と、入射口部41から出射口部43に亘って周囲を覆う筒部44と、を有する。
【選択図】図3

Description

本発明の実施形態は、照明装置に関する。
従来、複数の発光素子のそれぞれからの光を拡散板に集光し、拡散板で拡散される光を照射面へ照射する照明装置がある。
この照明装置では、レンズなどのアセンブリ誤差や、器具小型化に伴う短焦点化により、光の集光度合いが低下することから、集光しきれない光が照射面へ照射する光として取り出されず、器具効率が低下する。
特開2020-53277号公報
本発明が解決しようとする課題は、器具効率を向上できる照明装置を提供することにある。
実施形態の照明装置は、複数の発光素子が実装された基板と、発光素子からの光を屈折させる光源レンズ部と、光源レンズ部で屈折される光を拡散する拡散板と、拡散板で拡散される光を投影する投影レンズと、筒部材と、を備える。筒部材は、光源レンズ部で屈折される光が入射する所定の形状の入射口を有する入射口部と、入射口から入射する光が拡散板に向けて出射する所定の形状の出射口を有する出射口部と、入射口部から出射口部に亘って周囲を覆う筒部と、を有する。
実施形態の照明装置によれば、器具効率が向上することが期待できる。
第1の実施形態を示す照明装置の斜視図である。 同上照明装置の断面図である。 同上照明装置の光学系の断面図である。 同上照明装置の光学系の分解斜視図である。 第2の実施形態を示す照明装置の光学系の分解斜視図である。 第3の実施形態を示す照明装置の光学系の断面図である。 同上照明装置の光学系の分解斜視図である。 第4の実施形態を示す照明装置の光学系の断面図である。 同上照明装置の光学系の分解斜視図である。
以下、第1の実施形態を、図1ないし図4を参照して説明する。
図1および図2に示す照明装置10は、スタジオや舞台などで使用される光を照射するスポットライトである。スポットライトとしては、度座標上の広範囲の色を再現して投影可能なフルカラースポットライトである。
照明装置10は、筐体11と、この筐体11をスタジオや舞台の天井側に設置されるバトンに吊り下げるためのアーム12と、を備えている。
筐体11は、光を照射する光軸aを有し、光軸方向に対応した前後方向に長尺な直方体形状に形成され、前面側から光を照射する。筐体11の前面側の周辺部には、光を遮光するバンドア13が角度調整可能に取り付けられている。なお、光軸aの方向は、後述する発光素子34から最も高い強度で光が放射される方向と略一致する。以降の説明では、光軸方向に対応した光照射方向を前方、光照射方向と反対方向を後方、と定義する。
筐体11内には、光学系15が配置されている。光学系15は、光源モジュール16と、第1レンズ17と、第2レンズ18と、アパーチャ枠19と、拡散板20と、投影レンズ21と、第2レンズ18と拡散板20との間に配置される筒部材22と、を備えている。
光源モジュール16、第1レンズ17、第2レンズ18は放熱器23の前面側にねじ止めなどによって取り付けられている。なお、第2レンズ18は、第1レンズ17と一体に形成されていてもよい。光源モジュール16は、放熱器23に直接、もしくは間接的に面接触されて熱的に接続されるように取り付けられている。ここでの間接的とは、光源モジュール16と、放熱器23と、の間に放熱シートや放熱グリスが介在することをいう。筒部材22の後端側が放熱器23にねじ止めなどによって取り付けられ、筒部材22の前端側にアパーチャ枠19がねじ止めなどによって取り付けられ、アパーチャ枠19に拡散板20が支持されている。投影レンズ21は、筐体11の前面側に取り付けられている。
筐体11内の底部には、摺動送り軸25と、図示しない摺動軸と、が光軸aと平行に配置されている。摺動送り軸25に係合する摺動送り部材26と、摺動軸に係合する図示しない摺動部材とに、放熱器23の下部側が支持されている。摺動送り軸25の後端が筐体11の後面側から突出され、この摺動送り軸25の後端にハンドル27が取り付けられている。そして、ハンドル27によって摺動送り軸25が回動操作することにより、摺動送り軸25に係合する摺動送り部材26が光軸方向に沿って前方または後方に移動し、この摺動送り部材26と一体に放熱器23が光軸方向に沿って前方または後方に移動する。
放熱器23に取り付けられた光源モジュール16、第1レンズ17、第2レンズ18、アパーチャ枠19、拡散板20および筒部材22は、放熱器23と一体的に光軸方向に移動する移動光学系15aであり、また、投影レンズ21は、筐体11の前面側に取り付けられた固定光学系15bである。さらに、移動光学系15aと放熱器23と摺動送り部材26および摺動部材とは、一体的に光軸方向に沿って筐体11内を前方または後方に移動する光源部29である。
筐体11の下部には、光源モジュール16に点灯電力を供給して点灯させる電源部31が設置されている。
また、図3および図4に光学系15を示す。図3は光学系15の断面図、図4は光学系15の分解斜視図である。フルカラースポットライトの場合、投影レンズ21の手前で、光を混色することが好ましいため、光学系15においては、光源モジュール16からの光を一度集光して拡散板20で拡散することで疑似光源を生成し、この疑似光源の光を投影レンズ21で照射面へ照射する。
光学系15においては、光軸aを中心として、光源モジュール16、第1レンズ17、第2レンズ18、筒部材22、アパーチャ枠19、拡散板20、および投影レンズ21が光軸方向に沿って順に配置されている。
光源モジュール16は、基板33と、この基板33の一面側である前面側に実装された複数の発光素子34(図3参照)と、を備えている。
基板33は、四角形状に形成されている。基板33の形状は、四角形以外に多角形や円形などであってもよい。基板33は、単層基板または片面基板であり、例えばアルミニウムなどの金属材料や、例えばガラスエポキシなどの樹脂材料や、例えば酸化アルミニウムや窒化アルミニウムなどのセラミックスなどの無機材料で形成されたベース板を有し、このベース板の前面側に配線パターンが形成されている。配線パターンには、各発光素子34を実装する複数の実装パッドと、発光素子34の種類毎の実装パッドを直列または直並列に接続するとともに基板33の前面側の周辺部に設けられる入力端子部に接続される配線部とを含んでいる。配線部は複数の実装パッドの間や、基板33の周辺領域などに沿って配線されるが、一部の配線部が交差する交差箇所が存在する場合、その交差箇所では下層の配線部上に設けられるジャンパー用絶縁層に交差する上層の配線部が設けられ、異なる系統の配線部同士が絶縁されている。
発光素子34は、基板33の中心から所定の半径の円形の実装範囲内に実装されている。発光素子34は、例えばSMD(Surface Mount Device)パッケージタイプや、CSP(Chip Scale Package)タイプが用いられ、基板33の配線パターンの実装パッドに半田付けにより接続され、配線パターンを通じて電源部から点灯電力が供給されることにより光を放射する。発光素子34は、光の照射面にレンズ部が配設されていることが好ましい。なお、発光素子34の封止部材である樹脂材料を光の照射方向に向ってレンズ部を形成するように凸形状とすることで、レンズ部のように機能させるように構成されていてもよい。
発光素子34には、赤、緑、青、シアンなどの各光色の発光素子34が用いられ、さらに、明るい緑色や黄色、または青みがかった緑色であるミント色系の光や、琥珀色であるアンバー色系の光を放射する蛍光体を含む発光素子34が用いられていてもよい。各光色の発光素子34は、混色性が考慮されて基板33に配置されている。なお、複数の発光素子34には、単一の光色の光を放射する発光素子34が用いられてもよいし、上記の複数の光色を個別に放射可能なマルチカラーの発光素子34が用いられてもよい。そして、電源部31により、投影する光の色に応じて、色毎の発光素子34に点灯電力が供給され、色毎の発光素子34が点灯される。
また、第1レンズ17は、発光素子34毎に対向して配置される全反射型のコリメータレンズ36を複数備えたレンズ集合体にて構成されている。レンズ集合体の外形は、複数の発光素子34が実装される基板33の円形の実装範囲に対応した略円形に形成されている。コリメータレンズ36は、発光素子34からの光を屈折させるものであって、主として発光素子34からの光を光軸に平行な平行光に屈折させる。
また、第2レンズ18には、第1レンズ17の光軸方向に対向される大きさの円板状に形成されている。第2レンズ18は、第1レンズ17で屈折された光を入射して所定の集光位置に集光する集光レンズである。第2レンズ18には、第1レンズ17に対向する面に同心円状に複数のレンズ形状が形成され、第1レンズ17から入射する光を所定の集光位置に集光するフレネルレンズを用いることができる。
第1レンズ17と、第2レンズ18と、によって光源レンズ部37を構成する。なお、上述した第1レンズ17と、第2レンズ18と、の構成は、光源レンズ部37の一例であり、照明装置10の構成によって適宜変更が可能である。例えば、光源レンズ部37は、第1レンズ17もしくは第2レンズ18の一方だけを備えていてもよいし、第1レンズ17と第2レンズ18が一体となったレンズを備えていてもよい。
また、アパーチャ枠19は、光が通過する所定の直径の円形に開口されたアパーチャ38を備えている。アパーチャ枠19は、第2レンズ18もしくは筒部材22の集光位置の近傍に配置されている。
また、拡散板20は、第2レンズ18もしくは筒部材22で集光された光が入射し、拡散させて混色させる。拡散板20は、第2レンズ18もしくは筒部材22の集光位置の近傍に配置されている。拡散板20は、アパーチャ38よりも大径の円板状に形成され、アパーチャ38を覆うように、アパーチャ板19の前面側または後面側のいずれかに配置されている。なお、拡散板20は、アパーチャ38の開口に一致する大きさに形成されていてもよい。
また、投影レンズ21は、拡散板20で拡散された光を入射し、照射面へ照射する。投影レンズ21には、円板状に形成され、拡散板20側とは反対の前面側に同心円状に複数のレンズ形状が形成されたフレネルレンズを用いることができる。
また、筒部材22は、板金や、金属のプレス加工、または樹脂成形などによって形成されている。筒部材22は、第2レンズ18からの光を入射する入射口40が開口された入射口部41と、この入射口部41から入射する光が拡散板20へ向けて出射する出射口42が開口された出射口部43と、入射口部41から出射口部43に亘って周囲を覆う筒部44と、を備えている。
入射口40および入射口部41は、四角形状に設けられている。入射口40は、一辺の長さが第2レンズ18の直径寸法と同じもしくは大きく、第2レンズ18の前面側の全域が入射口40に対向され、第2レンズ18の前面側から出射される光が全て入射するように構成されている。入射口部41の各辺には、放熱器23にねじ止めして取り付けるための取付部が設けられている。
出射口42および出射口部43は、入射口40および入射口部41よりも小形の四角形状に設けられている。出射口42は、一辺の長さがアパーチャ38の直径寸法と略同じで、アパーチャ38の全域に対向されている。出射口部43の各辺には、アパーチャ枠19をねじ止めして取り付けるための取付部が設けられている。
筒部44は、入射口部41の4つの辺と出射口部43の4つの辺とに亘ってそれぞれ設けられる4つの平面を有し、光軸aに交差する方向の断面が四角形で、入射口部41側から出射口部43側に亘って小形となるように傾斜する四角推状に形成されている。筒部44は、入射口部41から出射口部43に亘って1つの直線または複数の直線にて設けられている。筒部44の内面には、アルミ蒸着などで鏡面反射面とされるとともに、この鏡面反射面の表面にサンドブラスト処理やアルマイト処理などの拡散処理が施された反射面45が形成されている。なお、筒部44の内面は、光吸収部材を塗装・塗布・貼り付けることにより、光を吸収するように構成されていてもよい。
そして、照明装置10においては、照射する光の色に応じて各色の発光素子34が点灯され、点灯された発光素子34の光が第1レンズ17で主として光軸aに平行な平行光となって出射されるとともに第2レンズ18でアパーチャ38に対向する拡散板20の有効領域へ向けて集光され、拡散板20によって各色の光が混色されて疑似光源が生成され、この拡散板20で生成される疑似光源の光が投影レンズ21により照射面へ照射される。
第2レンズ18の前面側からアパーチャ38に対向する拡散板20の有効領域へ向けて集光されるように出射される光は、入射口40から筒部材22内に入射し、筒部材22内から出射口42を通じてアパーチャ38に対向する拡散板20の有効領域へ向けて出射される。
第2レンズ18では、アパーチャ38および拡散板20へ向けて集光されるように光が出射されるが、レンズなどのアセンブリ誤差や、器具小型化に伴う短焦点化により、光の集光度合いが低下するなどして、集光しきれない光がアパーチャ38に対向する拡散板20の有効領域へ向かわずにアパーチャ38に対向する拡散板20の有効領域よりも外径側となる外側へ向かう場合がある。この場合、集光しきれない光も入射口40から筒部材22内に入射するため、集光しきれない光が、筒部材22の内面の反射面45で反射し、アパーチャ38に対向する拡散板20の有効領域へ向けて導かれる。
そのため、照明装置10では、第2レンズ18で集光しきれない光を照射面へ照射する光として取り出すことができ、器具効率を向上できる。ここでの器具効率とは、発光素子34から放射される光のうち、投影レンズ21を通して照明装置10の外に取り出される光の割合を示す。例えば、発光素子34から100本の光線を照射した際に、その100本の光線全てが投影レンズ21を通して照明装置10の外に取り出された場合は、器具効率が最高となる。投影レンズ21を通さずに照明装置10の外に取り出される光(例えば、漏れ光)、または、照明装置10の外に取り出されない光(例えば、閉じ込め光)が存在する場合、器具効率が低下する。第1の実施形態の筒部材22を用いることで、漏れ光の発生を抑制することが可能となり、器具効率の向上が期待できる。
また、筒部材22の入射口部41が四角形状であるため、四角形状の基板33と組み合わせやすく、さらに、放熱器23などの被固定部に対する固定構造も容易に設けることができる。
さらに、筒部材22の入射口部41および出射口部43とも四角形状であるため、製造性がよい。
次に、図5に、筒部材22についての第2の実施形態を示す。
筒部材22は、入射口40および入射口部41が四角形状に設けられ、出射口42および出射口部43が入射口40および入射口部41よりも小形の円形状に設けられている。
出射口42は、直径がアパーチャ38の直径寸法と略同じで、アパーチャ38の全域に対向されている。
筒部44は、入射口部41側の光軸aに交差する方向の断面が四角形で、出射口部43側の光軸aに交差する方向の断面が円形で、入射口部41側から出射口部43側に亘って四角形から円形に徐々に変化するように、入射口部41側が四角推で、出射口部43側が円錐に設けられている。筒部44は、入射口部41から出射口部43に亘って1つの直線または複数の直線にて設けられている。
そして、この筒部材22の構成では、出射口部43が円形であるため、筒部材22内に入射した光がアパーチャ38の周囲のアパーチャ枠19に入射することなく、アパーチャ38に対向する拡散板20の有効領域に導くことができ、器具効率を向上できる。言い換えると、第2の実施形態の筒部材22を用いることで、漏れ光の発生と、閉じ込め光の発生を抑制することが可能となり、器具効率の向上が期待できる。
次に、図6および図7に、筒部材22についての第3の実施形態を示す。
筒部材22は、入射口40および入射口部41が四角形状に設けられ、出射口42および出射口部43が入射口40および入射口部41よりも小形の円形状に設けられている。
出射口42は、直径がアパーチャ38の直径寸法と略同じで、アパーチャ38の全域に対向されている。
筒部44は、入射口部41側の光軸aに交差する方向の断面が四角形で、出射口部43側の光軸aに交差する方向の断面が円形で、入射口部41側から出射口部43側に亘って四角形から円形に徐々に変化するように、入射口部41側が略四角推で、出射口部43側が略円錐に設けられている。筒部44は、入射口部41から出射口部43に亘って外面側が凸曲面、内面側の反射面45が凹曲面となるように、入射口部41から出射口部43に亘って1つの曲線または複数の曲線にて設けられている。例えば、筒部44は、入射口部41側の曲面の曲率が大きく、出射口部43側に向うにしたがって曲面の曲率が小さくなるように設けられている。
そして、この筒部材22の構成では、出射口部43が円形であるため、筒部材22内に入射した光がアパーチャ38の周囲のアパーチャ枠19に入射することなく、アパーチャ38に対向する拡散板20の有効領域に導くことができ、器具効率を向上できる。
しかも、入射口部41から出射口部43に亘って1つの曲線または複数の曲線にて設けられているため、第2レンズ18からアパーチャ38に対向する拡散板20へ向けた集光方向へ向かう光に対して、集光しきれずにずれ角度が大きい方向へ向かう光の割合が多い場合に、その光をアパーチャ38に対向する拡散板20の有効領域に導くことができ、器具効率を向上できる。言い換えると、第3の実施形態の筒部材22を用いることで、漏れ光の発生と、閉じ込め光の発生を抑制することが可能となり、器具効率の向上が期待できる。
次に、図8および図9に、筒部材22についての第4の実施形態を示す。
筒部材22は、入射口40および入射口部41が四角形状に設けられ、出射口42および出射口部43が入射口40および入射口部41よりも小形の円形状に設けられている。
出射口42は、直径がアパーチャ38の直径寸法と略同じで、アパーチャ38の全域に対向されている。
筒部44は、入射口部41側の光軸aに交差する方向の断面が四角形で、入射口部41側が四角推状の推部48に設けられ、また、出射口部43側の光軸aに交差する方向の断面が円形で、出射口部43側が光軸aを中心とする円筒状の円筒部49に設けられている。入射口部41側と出射口部43側との中間(中間点位置よりも出射口部43側に寄った中間)で、推部48と円筒部49とが交わって連続するように設けられている。筒部44は、入射口部41から推部48と円筒部49との交点に亘って1つまたは複数の直線にて設けられ、推部48と円筒部49との交点から出射口部43に亘って1つまたは複数の直線にて設けられ、したがって、入射口部41から出射口部43に亘って複数の直線にて設けられている。なお、筒部44は、入射口部41から推部48と円筒部49との交点に亘って1つまたは複数の曲線にて設けられ、推部48と円筒部49との交点から出射口部43に亘って1つまたは複数の曲線にて設けられ、したがって、入射口部41から出射口部43に亘って複数の曲線にて設けられてもよい。
そして、この筒部材22の構成では、出射口部43が円形であるため、筒部材22内に入射した光がアパーチャ38の周囲のアパーチャ枠19に入射することなく、アパーチャ38に対向する拡散板20の有効領域に導くことができ、器具効率を向上できる。
さらに、出射口部43側が光軸aを中心とする円筒部49に設けられているため、第2レンズ18からアパーチャ38に対向する拡散板20へ向けた集光方向へ向かう光に対して、集光しきれずにずれ角度が大きい方向へ向かう光の割合が少ない場合に、その光をアパーチャ38に対向する拡散板20の有効領域に導くことができ、器具効率を向上できる。言い換えると、第4の実施形態の筒部材22を用いることで、漏れ光の発生と、閉じ込め光の発生を抑制することが可能となり、器具効率の向上が期待できる。
しかも、入射面40に対する推部48の傾斜角度を小さくして、出射口部43側に光軸aを中心とする円筒部49を設けるにより、第2レンズ18から筒部材22内に入射した光の形状を円筒部49によって円形としてアパーチャ38に対向する拡散板20の有効領域に入射でき、投影レンズ21によって照射面へ照射する光の形状を円形に近付ける制御が可能となる。
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
10 照明装置
20 拡散板
21 投影レンズ
22 筒部材
33 基板
34 発光素子
37 光源レンズ部
40 入射口
41 入射口部
42 出射口
43 出射口部
44 筒部

Claims (4)

  1. 複数の発光素子が実装された基板と;
    前記発光素子からの光を屈折させる光源レンズ部と;
    前記光源レンズ部で屈折される光を拡散する拡散板と;
    前記拡散板で拡散される光を投影する投影レンズと;
    前記光源レンズ部で屈折される光が入射する所定の形状の入射口を有する入射口部と、前記入射口から入射する光が前記拡散板に向けて出射する所定の形状の出射口を有する出射口部と、前記入射口部から前記出射口部に亘って周囲を覆う筒部と、を有する筒部材と;
    を備えることを特徴とする照明装置。
  2. 前記筒部材は、前記入射口部が四角形、前記出射口部が円形である
    ことを特徴とする請求項1記載の照明装置。
  3. 前記筒部は、前記入射口部から前記出射口部に亘って1つまたは複数の直線にて設けられている
    ことを特徴とする請求項1または2記載の照明装置。
  4. 前記筒部は、前記入射口部から前記出射口部に亘って1つまたは複数の曲線にて設けられている
    ことを特徴とする請求項1または2記載の照明装置。
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