JP2023141230A - 校正指示装置、センサ、センサシステム、校正指示方法、及びプログラム - Google Patents

校正指示装置、センサ、センサシステム、校正指示方法、及びプログラム Download PDF

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Abstract

【解決手段】校正指示装置は、計測対象のガスのガス濃度を示すガス情報を出力するセンサが、第1空間から、前記ガスのガス濃度が既知の第1濃度である第2空間に移動したことを検知する移動検知部を備えてよい。校正指示装置は、前記移動検知部により前記センサが前記第2空間に移動したことを検知した場合に、前記第1濃度と前記センサから出力される前記ガス情報とに基づいて前記センサの校正を実行することを前記センサの校正部に指示する指示部を備えてよい。【選択図】図5

Description

本発明は、校正指示装置、センサ、センサシステム、校正指示方法、及びプログラムに関する。
特許文献1には、ガスセンサの計測値が所定の正常範囲から外れた後に、ガスセンサの計測値が正常範囲に戻った場合に、外気供給通路を通じてガスセンサへ外気を供給することによってガスセンサが正常か否かを判定する判定動作を行うことが記載されている。特許文献2には、換気対象となる室内の状況に合わせてCOセンサの出力を校正することが記載されている。
[先行技術文献]
[特許文献]
[特許文献1] 特許第6687091号公報
[特許文献2] 特許6116296号公報
ガスセンサが、特定の場所に固定されず、携帯端末などに搭載されて移動する場合に、適切なタイミングで校正が実行されることが望まれている。
本発明の一態様に係る校正指示装置は、計測対象のガスのガス濃度を示すガス情報を出力するセンサが、第1空間から、前記ガスのガス濃度が既知の第1濃度である第2空間に移動したことを検知する移動検知部を備えてよい。校正指示装置は、前記移動検知部により前記センサが前記第2空間に移動したことを検知した場合に、前記第1濃度と前記センサから出力される前記ガス情報とに基づいて前記センサの校正を実行することを前記センサの校正部に指示する指示部を備えてよい。
校正指示装置は、前記移動検知部により前記センサが前記第2空間に移動したことを検知した場合に、前記ガス以外の前記センサの周囲の環境に関する環境情報を他のセンサを介して取得する取得部をさらに備えてよい。前記指示部は、前記環境情報が前記センサの校正を許可する予め定められた条件を満たす場合、前記第1濃度と前記センサから出力される前記ガス情報とに基づいて前記センサの校正を実行することを前記センサの前記校正部に指示してよい。
校正指示装置は、前記環境情報が前記センサの校正を許可する予め定められた条件を満たさない場合、前記環境情報が前記センサの校正を許可する予め定められた条件を満たす前記第2空間内の他の位置まで前記センサを移動させることを要求する要求メッセージを外部に通知する要求通知部をさらに備えてよい。前記取得部は、前記要求通知部が前記要求メッセージを外部に通知した後、予め定められた期間経過後に、前記他のセンサから新たな環境情報を取得してよい。前記指示部は、前記新たな環境情報が前記センサの校正を許可する予め定められた条件を満たす場合、前記第1濃度と前記センサから出力される前記ガス情報とに基づいて前記センサの校正を実行することを前記センサの前記校正部に指示してよい。
前記取得部は、前記環境情報として、前記センサと前記センサの周囲に存在する生体の顔との相対的な距離を示す距離情報を他のセンサから取得してよい。前記指示部は、前記距離情報に基づく前記センサと前記生体の顔との相対的な距離が予め定められた距離以上である場合、前記環境情報が前記予め定められた条件を満たすと判断してよい。
校正指示装置は、前記距離情報に基づく前記センサと前記生体の顔との相対的な距離が予め定められた距離より短い場合、前記センサと前記センサの周囲に存在する生体の顔との相対的な距離を長くするように要求する要求メッセージを外部に通知する要求通知部をさらに備えてよい。前記取得部は、前記要求通知部が前記要求メッセージを外部に通知した後、予め定められた期間経過後に、前記他のセンサから新たな距離情報を取得してよい。前記指示部は、前記新たな距離情報に基づく前記センサと前記生体の顔との相対的な距離が予め定められた距離以上である場合に、前記環境情報が前記予め定められた条件を満たすと判断してよい。
前記取得部は、前記環境情報として、前記センサの周囲の温度湿度、及び気圧の少なくとも1つを示す環境情報を他のセンサから取得してよい。前記指示部は、前記環境情報に基づく前記センサの周囲の温度、湿度、及び気圧の少なくとも1つが予め定められた範囲である場合、前記環境情報が前記予め定められた条件を満たすと判断してよい。
前記取得部は、前記環境情報として、前記センサの周囲の塵埃の量を示す塵埃情報を他のセンサから取得してよい。前記指示部は、前記塵埃情報に基づく前記センサの周囲の塵埃の量が予め定められた閾値以下である場合に、前記環境情報が前記予め定められた条件を満たすと判断してよい。
校正指示装置は、前記移動検知部により前記センサが前記第2空間に移動したことを検知した場合に、前記センサの校正を実行する許可を要求する許可メッセージを外部に通知する許可通知部をさらに備えてよい。校正指示装置は、前記許可メッセージに対応する応答を外部から受け付ける受付部をさらに備えてよい。前記指示部は、前記受付部が前記応答として前記センサの校正を許可する肯定応答を受け付けた場合、前記第1濃度と前記センサから出力される前記ガス情報とに基づいて前記センサの校正を実行することを前記センサの前記校正部に指示してよい。
校正指示装置は、前記センサが前記第1空間から前記第2空間に移動する予兆を検知する予兆検知部をさらに備えてよい。前記移動検知部は、前記予兆検知部が前記予兆を検知した場合に、前記センサの移動を検知する移動検知機能の動作を開始させてよい。
前記移動検知機能は、位置情報取得機能でよい。前記移動検知部は、前記位置情報取得機能を介して取得される前記センサの位置を示す位置情報に基づいて、前記センサが前記第1空間から前記第2空間に移動したことを検知してよい。
前記移動検知機能は、撮像機能でよい。前記移動検知部は、前記撮像機能を介して取得される前記センサの周囲の環境を示す画像に基づいて、前記センサが前記第1空間から前記第2空間に移動したことを検知してよい。
前記予兆検知部は、他のセンサから取得される前記ガス以外の前記センサの周囲の環境に関する指標値の変化量が予め定められた量以上である場合、前記予兆を検知する環境検知機能を含んでよい。
前記予兆検知部は、他のセンサから取得される前記センサの振動の大きさが予め定められた値以上である場合、前記予兆を検知する振動検知機能を含んでよい。
前記予兆検知部は、予め定められたタイミングになると、前記予兆を検知するタイミング検知機能を含んでよい。
前記予め定められたタイミングは、前記センサを所有するユーザのスケジュールに基づいて定められてよい。
前記予兆検知部は、前記センサの移動距離を検出する他のセンサから取得される距離情報に基づいて、前記センサが予め定められた期間内に予め定められた距離以上移動していると判断した場合、前記予兆を検知する距離検知機能を含んでよい。
前記センサは、通信環境に応じてプライベートネットワーク及びパブリックネットワークのいずれか一方を選択して無線通信を行う端末に設けられてよい。前記予兆検知部は、前記端末の無線通信がプライベートネットワークからパブリックネットワークへ切り替わった場合、前記予兆を検知する切替検知機能を含んでよい。
前記センサは、通信環境に応じてプライベートネットワーク及びパブリックネットワークのいずれか一方を選択して無線通信を行う端末に設けられてよい。前記予兆検知部は、他のセンサから取得される前記ガス以外の前記センサの周囲の環境に関する指標値の変化量が予め定められた量以上である場合、前記予兆を検知する環境検知機能、他のセンサから取得される前記センサの振動の大きさが予め定められた値以上である場合、前記予兆を検知する振動検知機能、予め定められたタイミングになると、前記予兆を検知するタイミング検知機能、前記センサの移動距離を検出する他のセンサから取得される距離情報に基づいて、前記センサが予め定められた期間内に予め定められた距離以上移動していると判断した場合、前記予兆を検知する距離検知機能、及び、前記端末の無線通信がプライベートネットワークからパブリックネットワークへ切り替わった場合、前記予兆を検知する切替検知機能のうち少なくとも2つの検知機能を含んでよい。前記校正指示装置は、前記予兆が検知された後、前記センサが前記第1空間から前記第2空間に移動したことが検知される確率と、前記予兆を検知する際の消費電力とに基づいて、前記予兆検知部で動作させるべき検知機能として、前記少なくとも2つの検知機能のうち少なくとも1つの検知機能を選択する選択部をさらに備えてよい。
前記第2空間は、屋外の空間でよい。
本発明の一態様に係るセンサは、計測対象のガスのガス濃度を示すガス情報を出力するセンサでよい。前記センサは、前記校正指示装置と、前記校正部とを備えてよい。
本発明の一態様に係るセンサシステムは、前記校正指示装置と、計測対象のガスのガス濃度を示すガス情報を出力するセンサであって、前記校正部を備えるセンサとを備えてよい。
本発明の一態様に係る校正指示方法は、計測対象のガスのガス濃度を示すガス情報を出力するセンサが、第1空間から、前記ガスのガス濃度が既知の第1濃度である第2空間に移動したことを検知する段階を備えてよい。校正指示方法は、前記センサが前記第2空間に移動したことを検知した場合に、前記第1濃度と前記センサから出力される前記ガス情報とに基づいて前記センサの校正を実行することを前記センサの校正部に指示する段階を備えてよい。
本発明の一態様に係るプログラムは、前記校正指示装置として、コンピュータを機能させるためのプログラムでよい。
なお、上記の発明の概要は、本発明の特徴の全てを列挙したものではない。また、これらの特徴群のサブコンビネーションもまた、発明となりうる。
ガスセンサを備える端末を模式的に示す図である。 ガスセンサを備える端末が屋内から屋外に移動する様子を示す図である。 端末の機能ブロックの一例を示す図である。 ガスセンサの機能ブロックの一例を示す図である。 ガスセンサの校正の指示の手順の一例を示すフローチャートである。 ハードウェア構成の一例を示す図である。
以下、発明の実施の形態を通じて本発明を説明するが、以下の実施形態は特許請求の範囲にかかる発明を限定するものではない。また、実施形態の中で説明されている特徴の組み合わせの全てが発明の解決手段に必須であるとは限らない。
図1は、ガスセンサ200を備える端末100の模式図を示す。端末100は、ユーザに保持される携帯端末でよい。端末100は、スマートフォン、タブレットなどの携帯可能なコンピュータでよい。ガスセンサ200は、計測対象のガスのガス濃度を計測する。計測対象のガスは、CO(二酸化炭素)でよい。計測対象のガスは、CH(メタン)、またはアルコールなどの他のガスでもよい。ガスセンサ200は、非分散型赤外線吸収法、個体電解質法、または静電容量法に従って、計測対象のガスのガス濃度を計測してよい。
ガスセンサ200の特性は、時間の経過に伴い変化する場合がある。ガスセンサ200の特性とは、例えば、ガスセンサ200が光学素子であり且つ赤外光によりガス濃度を測定する非分散型赤外線吸収法に従うCO(二酸化炭素)センサである場合、光学素子などの特性を指す。光学素子などの特性は、経時変化する場合がある。このため、ガスセンサ200は、計測精度を補正するための校正を実行する。
ガスセンサ200は、自身で算出したガス濃度と、計測対象の空間で既知のガス濃度とに基づいて、校正を実行する。ガスセンサ200は、自身で算出したガス濃度が、既知のガス濃度と一致するように、ガス濃度を算出するための係数を補正してよい。ガスセンサ200は、ガス濃度が既知の空間に存在するときに、予め定められた期間内で自身が算出したガス濃度の最小値が、既知のガス濃度と一致するように、係数を補正してよい。
ガスセンサ200が予め定められた空間の予め定められた位置に固定されている場合、例えば、空間のガス濃度が既知のガス濃度となる時間帯、または空間のガス濃度を既知のガス濃度にした状態で、ガスセンサ200が校正を実行することが考えられる。例えば、空間に人間などの生体が存在しない時間帯に、ガスセンサ200が校正を実行することが考えられる。または、空間の換気を十分に行った状態で、ガスセンサ200が校正を実行することが考えられる。
しかし、本実施形態に係るガスセンサ200は、生体、車両、船舶、飛行体などの移動体の移動に伴い移動する。したがって、ガスセンサ200は、特定の時間帯、または特定の換気が行える空間に存在するとは限らない。
そこで、本実施形態では、ガスセンサ200が、ガス濃度が既知の予め定められた空間に移動した時点で、校正を実行する。予め定められた空間は、例えば、屋外でよい。予め定められた空間は、端末100が予め定められた空間に移動する時点で、ガス濃度が既知の空間であれば、屋外以外の空間でもよい。
図2は、ガスセンサ200を備える端末100が屋内から屋外に移動する様子を示す。ガスセンサ200は、屋内からCOのガス濃度が既知の屋外に移動したことを検知すると、校正を実行する。屋外における既知のCOのガス濃度は、例えば、400ppmでよい。屋内が第1空間の一例であり、屋外が第2空間の一例である。
図3は、端末100の機能ブロックの一例を示す図である。端末100は、制御部110、通信部112、位置情報取得部114、表示部116、記憶部118、ガスセンサ200、振動センサ120、温湿度センサ122、気圧センサ123、塵埃センサ124、及び撮像部126を備える。
通信部112は、無線通信を実行する。通信部112は、アンテナを含み、通信環境に応じてプライベートネットワーク及びパブリックネットワークのいずれか一方を選択して無線通信を行う。通信部112は、プライベートネットワークへの接続ができない場合、パブリックネットワークに切り替えて無線通信を行う。通信部112は、Bluetooth(登録商標)などの近距離無線通信、またはWiFiを利用して、プライベートネットワークの無線通信を行ってよい。通信部112は、移動体通信網である4G、または5Gなどのセルラー通信を利用して、パブリックネットワークの無線通信を行ってよい。
位置情報取得部114は、端末100が存在する現在の位置、すなわち、ガスセンサ200が存在する現在の位置を示す位置情報を取得する。位置情報取得部114は、GNSS受信機、例えばGPS(Global Positioning System)受信機、GLONASS(Global Navigation Satellite System)受信機、またはBDS(BeiDou Navigation Satellite System)受信機を含む。
表示部116は、各種情報を表示するディスプレイである。表示部116は、タッチパネルディスプレイでよい。記憶部118は、各種情報を記憶する。また、表示部116は端末100と空間的に分離されていてもよく、例えば、表示部116は、端末100と別のウェアラブルまたはスマートフォンなどその他の通信端末のディスプレイでよい。
振動センサ120は、端末100の振動を検出する。振動センサ120は、3軸角速度センサ(ジャイロセンサ)、3軸磁気センサ、及び3軸加速度センサの少なくとも一方でよい。振動センサ120は、端末100の加速度を検出することで端末100の移動距離を導出してよい。温湿度センサ122は、周囲の温度及び湿度を検出する。塵埃センサ124は、周囲に存在する塵埃の量を検出する。撮像部126は、イメージセンサを含み、周囲の像を撮像して、画像データを出力する。
図4は、ガスセンサ200の機能ブロックの一例を示す。ガスセンサ200は、校正指示部210、ガス濃度計測部230、及び校正部240を備える。ガス濃度計測部230は、計測対象のガスのガス濃度を計測する。ガス濃度計測部230は、赤外線を発光する発光部および計測対象のガスを透過した赤外線を受光する受光部を含み、計測対象のガスの赤外線の吸収特性を利用して、ガスのガス濃度を計測してよい。
校正部240は、ガスセンサ200の校正を実行する。校正部240は、ガス濃度計測部230で計測されたガス濃度と、基準となる既知のガス濃度とに基づいて、校正を実行する。記憶部118が、校正に利用する既知のガス濃度を予め記憶してよい。校正部240は、通信部112を介して他の装置から既知のガス濃度を取得してもよい。校正部240は、ガス濃度計測部230で計測されたガス濃度が、基準となる既知のガス濃度になるように、ガス濃度計測部230でガス濃度の算出に用いられる係数を補正してよい。
校正指示部210は、ガス濃度が既知の予め定められた空間に端末100が移動したことを検知した場合に、校正部240に校正を実行することを指示する。校正指示部210は、校正指示装置の一例である。校正指示部210は、ガスセンサ200の外部に設けられてもよい。校正指示部210は、有線ネットワークまたは無線ネットワークを介して校正部240に校正を実行することを指示してもよい。
校正指示部210は、移動検知部211、取得部212、要求通知部213、許可通知部214、受付部215、指示部216、及び予兆検知部220を有する。
移動検知部211は、端末100、すなわちガスセンサ200が、屋内から屋外に移動したことを検知する。指示部216は、移動検知部211によりガスセンサ200が屋外に移動したことを検知した場合に、既知のガス濃度(例えば、400ppm)とガス濃度計測部230で算出されたガス濃度とに基づいて、ガスセンサ200の校正を実行することを校正部240に指示する。校正部240は、気象庁などの公的機関、または民間団体から公開されているCO(二酸化炭素)濃度、及びCO(二酸化炭素)の分布情報を参照することで既知のガス濃度を特定してよい。校正部240は、位置情報取得部114による位置情報に基づいて、校正に使うCO(二酸化炭素)の分布情報の場所を選択することで、既知のガス濃度を特定してよい。
移動検知部211は、位置情報取得機能及び撮像機能の少なくとも一方を含む移動検知機能を介して、ガスセンサ200が、屋内から屋外に移動したことを検知してよい。移動検知部211は、位置情報取得機能を介して取得されるガスセンサ200の位置を示す位置情報に基づいて、ガスセンサ200が室内から屋外に移動したことを検知してよい。位置情報取得部114が、位置情報取得機能を有してよい。すなわち、移動検知部211は、位置情報取得部114を介して取得されるガスセンサ200の位置を示す位置情報に基づいて、ガスセンサ200が室内から屋外に移動したことを検知してよい。移動検知部211は、建物の位置を示す地図情報と、位置情報取得部114を介して取得された位置情報とに基づいて、ガスセンサ200の位置が建物上に位置するか否かを判断してよい。移動検知部211は、ガスセンサ200の位置が建物上の位置から建物外の位置に移動した場合、ガスセンサ200が室内から屋外に移動したことを検知してよい。移動検知部211は、気圧センサ123からの気圧情報に基づいて高さを推定し、建物の内部にいるのか建物に覆われた野外の地上であるのか検知してよい。移動検知部211は、照度センサを含む移動検知機能を介して、ガスセンサ200が、照度の量から屋外にあることを判定して、屋内から屋外に移動したことを検知してよい。また、移動検知部211は、位置情報取得機能の位置情報の時間的な変化からガスセンサ200の速度を計算し、その速度から車または電車などの移動体の室内であるかどうかを検知してよい。
撮像部126が、撮像機能を有してよい。すなわち、移動検知部211は、撮像部126を介して取得されるガスセンサ200の周囲の環境を示す画像に基づいて、ガスセンサ200が室内から屋外に移動したことを検知してよい。移動検知部211は、画像からガスセンサ200が室内にいるか屋外にいるかを判断してよい。移動検知部211は、画像に空が含まれる場合、ガスセンサ200が屋外にいると判断してよい。移動検知部211は、画像を構成する全画素のうち、予め定められた空の色に対応する画素の割合が、予め定められた割合以上である場合、ガスセンサ200が屋外にいると判断してよい。移動検知部211は、撮像部126が備えるシーン認識アルゴリズムによる画像のシーン認識結果に基づいて、ガスセンサ200が室内にいるか屋外にいるかを判断してよい。
ここで、ガスセンサ200が屋内から屋外に移動した場合でも、ガスセンサ200が必ずしも校正を実行するのに適した場所にいるとは限らない。そこで、取得部212が、移動検知部211によりガスセンサ200が屋外に移動したことを検知した場合に、計測対象のガス以外のガスセンサ200の周囲の環境に関する環境情報を他のセンサを介して取得する。指示部216は、環境情報がガスセンサ200の校正を許可する予め定められた条件を満たす場合、ガス濃度計測部230で計測されたガス濃度と既知のガス濃度とに基づいてガスセンサ200の校正を実行することを校正部240に指示してよい。
取得部212は、環境情報として、ガスセンサ200の周囲の温度及び湿度の少なくとも1つを示す環境情報を温湿度センサ122から取得してよい。指示部216は、環境情報に基づくガスセンサ200の周囲の温度及び湿度の少なくとも1つが予め定められた範囲である場合、環境情報が予め定められた条件を満たすと判断してよい。指示部216は、ガスセンサ200の周囲の温度が予め定められた温度範囲(例えば、0度以上、50度以下)の場合、環境情報が予め定められた条件を満たすと判断してよい。指示部216は、ガスセンサ200の周囲の湿度が予め定められた湿度範囲(例えば、0%RH以上、85%RH以下)の場合、環境情報が予め定められた条件を満たすと判断してよい。指示部216は、ガスセンサ200の周囲の温度が予め定められた温度範囲(例えば、0度以上、50度以下)で、かつガスセンサ200の周囲の湿度が予め定められた湿度範囲(例えば、0%RH以上、85%RH以下)の場合、環境情報が予め定められた条件を満たすと判断してよい。校正部240は、校正時に、温度、湿度および気圧のうちいずれか一つをCO(二酸化炭素)情報に加えて、校正情報として使用してよい。また、校正部240は、校正時に、日時、温度、湿度、気圧および位置情報取得部114による位置情報を校正記録として記憶部118に保存してよい。また、校正部240は、校正後に、校正を行った旨を表示部116に提示してもよい。
取得部212は、環境情報として、ガスセンサ200の周囲の塵埃の量を示す塵埃情報を塵埃センサ124から取得してよい。指示部216は、塵埃情報に基づくガスセンサ200の周囲の塵埃の量が予め定められた閾値(例えば、3mg/m)以下である場合に、環境情報が予め定められた条件を満たすと判断してよい。
要求通知部213は、環境情報がガスセンサ200の校正を許可する予め定められた条件を満たさない場合、環境情報がガスセンサ200の校正を許可する予め定められた条件を満たす屋外の他の位置までガスセンサ200を移動させることを要求する要求メッセージを外部に通知する。要求通知部213は、温度が予め定められた温度範囲に収まる位置、または塵埃の量が少ない位置までガスセンサ200を移動させることを要求する要求メッセージを表示部116に表示させることで、外部に通知してよい。要求通知部213は、温度が予め定められた温度範囲に収まる予め定められた位置、または塵埃の量が少ない予め定められた位置までガスセンサ200を移動させることを要求する要求メッセージを表示部116に表示させることで、外部に通知してよい。予め定められた位置は、記憶部118に事前に登録しておいてよい。
取得部212は、要求通知部213が要求メッセージを外部に通知した後、予め定められた期間経過後に、温湿度センサ122または塵埃センサ124から新たな環境情報を取得してよい。指示部216は、新たな環境情報がガスセンサ200の校正を許可する予め定められた条件を満たす場合、ガス濃度計測部230で計測されたガス濃度と既知のガス濃度とに基づいてガスセンサ200の校正を実行することを校正部240に指示してよい。
取得部212は、環境情報として、ガスセンサ200とガスセンサ200の周囲に存在する生体の顔との相対的な距離を示す距離情報を他のセンサから取得してよい。取得部212は、端末100が備える測距センサを介して距離情報を取得してよい。取得部212は、撮像部126による測距機能を介して、距離情報を取得してよい。撮像部126は、ユーザの口までの距離を示す距離情報を測距機能により導出してよい。撮像部126は、画像認識により、画像内の口を認識し、認識された口までの距離を予め定められた画像処理により、導出してよい。撮像部126は、TOFセンサを含み、TOF(Time Of Flight)方式により、口までの距離を導出してよい。撮像部126は、ガスセンサ200の近くに、例えば、ユーザの口が存在する場合、口から排出される二酸化炭素の影響で、ガスセンサ200は、精度よく計測対象の空間のガス濃度を計測できない。そこで、取得部212は、距離情報に基づくガスセンサ200と生体の顔との相対的な距離が予め定められた距離(例えば、1m)以上である場合、環境情報が予め定められた条件を満たすと判断してよい。取得部212は、近接センサによる近接情報を距離情報として取得してよい。近接センサは、赤外線式、超音波式、ミリ波式、またはマイクロ波式のセンサなどでよい。
要求通知部213は、距離情報に基づくガスセンサ200と生体の顔との相対的な距離が予め定められた距離より短い場合、ガスセンサ200とガスセンサ200の周囲に存在する生体の顔との相対的な距離を長くするように要求する要求メッセージを外部に通知してよい。要求通知部213は、距離情報に基づくガスセンサ200と生体の顔との相対的な距離が予め定められた距離より短い場合、ガスセンサ200とガスセンサ200の周囲に存在する生体の顔との間に遮蔽物を設けるように要求する要求メッセージを外部に通知してよい。要求通知部213は、距離情報に基づくガスセンサ200と生体の顔との相対的な距離が予め定められた距離より短い場合、ガスセンサ200の周囲に存在する生体の顔の向きが、ガスセンサ200の方向に向かないように要求する要求メッセージを外部に通知してよい。要求通知部213は、ガスセンサ200とガスセンサ200の周囲に存在する生体の顔との相対的な距離を長くするように要求する要求メッセージを表示部116に表示させることで、外部に通知してよい。要求通知部213は、ガスセンサ200とガスセンサ200の周囲に存在する生体の顔との間に遮蔽物を設けるように要求する要求メッセージを表示部116に表示させることで、外部に通知してよい。要求通知部213は、ガスセンサ200の周囲に存在する生体の顔の向きが、ガスセンサ200の方向に向かないように要求する要求メッセージを表示部116に表示させることで、外部に通知してよい。表示部116に表示されるメッセージは文章、図、写真、動画であってよい。
取得部212は、要求通知部213が要求メッセージを外部に通知した後、予め定められた期間経過後に、生体の口までの距離を導出する他のセンサから新たな距離情報を取得してよい。指示部216は、新たな距離情報に基づくガスセンサ200と生体の顔との相対的な距離が予め定められた距離以上である場合に、環境情報が予め定められた条件を満たすと判断でよい。
ガスセンサ200の校正が実行されている間、校正の処理負担を低減すべく、端末100で実行される他のアプリケーションが制限される可能性がある。または、校正が適切に実行されるように、端末100が移動可能な範囲が制限される可能性がある。そこで、ガスセンサ200の校正を実行する前に、端末100を利用しているユーザに校正の実行の許可を要求してもよい。なお、ユーザに対する校正の実行の許可を要求のタイミングは、校正を行う直前でもよいし、あらかじめ校正の事前に許可を得ておいてもよい。そこで、許可通知部214は、移動検知部211によりガスセンサ200が屋外に移動したことを検知した場合に、ガスセンサ200の校正を実行する許可を要求する許可メッセージを外部に通知する。許可通知部214は、要求メッセージを表示部116に表示することで、外部に通知してよい。受付部215は、許可メッセージに対応する応答を外部から受け付ける。受付部215は、表示部116を介して許可メッセージに対応する応答として、ガスセンサ200の校正を許可する肯定応答、またはガスセンサ200の校正を拒否する否定応答のいずれか一方をユーザから受け付けてよい。
指示部216は、受付部215が応答としてガスセンサ200の校正を許可する肯定応答を受け付けた場合、ガス濃度計測部230で計測されたガス濃度と既知のガス濃度とに基づいてガスセンサ200の校正を実行することを校正部240に指示してよい。
端末100が屋内から屋外に移動する頻度は多いとは限らない。したがって、移動検知部211が、端末100の移動を継続的に検知していると、端末100の消費電力が増大してしまう。すなわち、端末100が、位置情報取得機能、または撮像機能を継続的に起動していると、端末100の消費電力が増大してしまう。
そこで、予兆検知部220は、端末100、すなわちガスセンサ200が屋内から屋内に移動する予兆を検知する。そして、移動検知部211は、予兆検知部220が予兆を検知した場合に、ガスセンサ200の移動を検知する移動検知機能の動作を開始させる。移動検知部211は、予兆検知部220が予兆を検知した場合に、位置情報取得機能の動作を開始させてよい。移動検知部211は、予兆検知部220が予兆を検知した場合に、GNSS受信機の動作を開始させてよい。移動検知部211は、予兆検知部220が予兆を検知した場合に、撮像機能の動作を開始させてよい。移動検知部211は、予兆検知部220が予兆を検知した場合に、撮像部126の撮像動作を開始させてよい。
予兆検知部220は、移動の予兆を検知する検知機能として、環境検知機能221、振動検知機能222、タイミング検知機能223、距離検知機能224、及び切替検知機能225を有してよい。予兆検知部220は、環境検知機能221、振動検知機能222、タイミング検知機能223、距離検知機能224、及び切替検知機能225のうち少なくとも1つを有してよい。予兆検知部220は、環境検知機能221、振動検知機能222、タイミング検知機能223、距離検知機能224、及び切替検知機能225のうち少なくとも2つを有してよい。
環境検知機能221は、他のセンサから取得される計測対象のガス以外のガスセンサ200の周囲の環境に関する指標値の変化量が予め定められた量以上である場合、予兆を検知する。環境検知機能221は、温湿度センサ122で検出された温度の変化量が予め定められた量以上である場合、例えば、5度以上の温度変化がある場合、予兆を検知する。環境検知機能221は、撮像部126により撮像される画像の輝度の変化量が予め定められた量以上である場合、例えば、輝度が10%以上変化する場合、予兆を検知する。環境検知機能221は、照度センサにより取得される照度の変化量が予め定められた量以上である場合、例えば、輝度が10%以上変化する場合、予兆を検知する。
振動検知機能222は、振動センサ120から取得される端末100の振動、すなわちガスセンサ200の振動の大きさが予め定められた値以上である場合、予兆を検知する。
タイミング検知機能223は、予め定められたタイミングになると、予兆を検知する。予め定められたタイミングは、端末100を所有するユーザのスケジュールに基づいて定められてよい。端末100がスケジュール管理用のアプリケーションを有する場合、タイミング検知機能223は、アプリケーションを介してユーザのスケジュール情報を取得してよい。タイミング検知機能223は、スケジュール情報に基づいて、ユーザが屋内から屋外に移動する予兆を検知してよい。端末100が、位置情報に基づいてユーザの行動予測を行うアプリケーションを有する場合、タイミング検知機能223は、アプリケーションを介して取得されたユーザの行動予測の結果に基づいて、ユーザが屋内から屋外に移動する時間帯を特定し、特定された時間帯になった時点で、予兆を検知してよい。
距離検知機能224は、端末100の移動距離を検出する振動センサ120から取得される距離情報に基づいて、端末100が予め定められた期間内に予め定められた距離(例えば、100m)以上、移動していると判断した場合、予兆を検知する。距離検知機能224は、端末100の移動距離を検出する振動センサ120から取得される距離情報に基づいて、端末100が基準位置にいる状態から、端末100が予め定められた期間内に予め定められた距離(例えば、100m)以上、移動していると判断した場合、予兆を検知してよい。距離検知機能224は、通信部112がプライベートネットワークで通信しているときに、端末100が基準位置にいると判断してよい。
切替検知機能225は、端末100の無線通信がプライベートネットワークからパブリックネットワークへ切り替わった場合、予兆を検知する。例えば、自宅またはオフィスに端末100が存在する場合、端末100は、WiFi通信で通信し、自宅またはオフィスから屋外に移動すると、セルラー通信に切り替わる可能性が高い。そこで、切替検知機能225は、例えば、通信部112での無線通信が、WiFi通信からセルラー通信に切り替わった場合、予兆を検知してよい。
校正指示部210は、選択部218をさらに有する。選択部218は、予兆が検知された後、端末100が実際に屋内から屋外に移動したことが検知される確率、及び予兆を検知する際の予兆検知機能の消費電力を集計する。そして、選択部218は、確率及び消費電力に基づいて、予兆検知部220で動作させるべき予兆検知機能として、環境検知機能221、振動検知機能222、タイミング検知機能223、距離検知機能224、及び切替検知機能225の少なくとも1つを選択する。選択部218は、環境検知機能221、振動検知機能222、タイミング検知機能223、距離検知機能224、及び切替検知機能225の中から、確率が予め定められた確率以上の機能で、かつ最も消費電力が低い機能を、予兆検知部220で動作させるべき予兆検知機能として、選択してよい。または、選択部218は、環境検知機能221、振動検知機能222、タイミング検知機能223、距離検知機能224、及び切替検知機能225の中から、消費電力が予め定められた消費電力より低い機能で、かつ最も確率が高い機能を、予兆検知部220で動作させるべき予兆検知機能として、選択してよい。
図5は、ガスセンサ200の校正の指示の手順の一例を示すフローチャートである。予兆検知部220は、端末100、すなわちガスセンサ200が屋内から屋内に移動する予兆を検知するか否かを判定する(S100)。予兆検知部220が予兆を検知すると、移動検知部211が移動検知機能の動作を開始する(S102)。
移動検知部211が移動検知機能の動作を開始すると、移動検知部211は、端末100の位置情報または撮像部126により撮像された画像に基づいて、ガスセンサ200が屋内から屋内に移動したか否かを判定する(S104)。
移動検知部211が、ガスセンサ200が屋内から屋内に移動したことを検知すると、取得部212が計測対象のガス以外のガスセンサ200の周囲の環境に関する環境情報を、ガスセンサ200以外の他のセンサから取得する(S106)。
指示部216は、環境情報がガスセンサ200の校正を許可する校正実行条件を満たすか否かを判定する(S108)。環境情報がガスセンサ200の校正を許可する校正実行条件を満たさない場合、要求通知部213は、環境情報が校正実行条件を満たす屋外の他の位置までガスセンサ200を移動させることを要求する要求メッセージを外部に通知することで、ガスセンサ200、すなわち端末100の移動を要求する(S110)。要求通知部213により移動要求された後、取得部212は、改めて環境情報を取得して(S106)、指示部216は、環境情報が校正実行条件を満たすか否かを判定する(S108)。
環境情報が校正実行条件を満たす場合、許可通知部214は、ガスセンサ200の校正を実行する許可を要求する許可メッセージを外部に通知する(S112)。次いで、指示部216は、許可メッセージに対応する応答として、受付部215がガスセンサ200の校正を許可する肯定応答をユーザから受け付けたか否かを判定する(S114)。
指示部216は、受付部215がガスセンサ200の校正を拒否する否定応答をユーザから受け付けた場合、ガスセンサ200の校正を指示せず、処理を終了する。一方。指示部216は、受付部215が肯定応答をユーザから受け付けた場合、ガス濃度計測部230で計測されたガス濃度と既知のガス濃度とに基づいてガスセンサ200の校正を実行することを校正部240に指示する(S116)。
以上の通り、本実施形態によれば、ガスセンサ200が、ガス濃度が既知の屋外などの空間に移動したことに対応して、適切なタイミングで、ガスセンサ200に校正を指示することができる。
図6は、本発明の複数の態様が全体的または部分的に具現化してよいコンピュータ1200の一例を示す。コンピュータ1200にインストールされたプログラムは、コンピュータ1200に、本発明の実施形態に係る装置に関連付けられるオペレーションまたは当該装置の1または複数の「部」として機能させることができる。または、当該プログラムは、コンピュータ1200に当該オペレーションまたは当該1または複数の「部」を実行させることができる。当該プログラムは、コンピュータ1200に、本発明の実施形態に係るプロセスまたは当該プロセスの段階を実行させることができる。そのようなプログラムは、コンピュータ1200に、本明細書に記載のフローチャート及びブロック図のブロックのうちのいくつかまたは全てに関連付けられた特定のオペレーションを実行させるべく、CPU1212によって実行されてよい。
本実施形態によるコンピュータ1200は、CPU1212、及びRAM1214を含み、それらはホストコントローラ1210によって相互に接続されている。コンピュータ1200はまた、通信インタフェース1222、入力/出力ユニットを含み、それらは入力/出力コントローラ1220を介してホストコントローラ1210に接続されている。コンピュータ1200はまた、ROM1230を含む。CPU1212は、ROM1230及びRAM1214内に格納されたプログラムに従い動作し、それにより各ユニットを制御する。
通信インタフェース1222は、ネットワークを介して他の電子デバイスと通信する。ハードディスクドライブが、コンピュータ1200内のCPU1212によって使用されるプログラム及びデータを格納してよい。ROM1230はその中に、アクティブ化時にコンピュータ1200によって実行されるブートプログラム等、及び/またはコンピュータ1200のハードウェアに依存するプログラムを格納する。プログラムが、CD-ROM、USBメモリまたはICカードのようなコンピュータ可読記録媒体またはネットワークを介して提供される。プログラムは、コンピュータ可読記録媒体の例でもあるRAM1214、またはROM1230にインストールされ、CPU1212によって実行される。これらのプログラム内に記述される情報処理は、コンピュータ1200に読み取られ、プログラムと、上記様々なタイプのハードウェアリソースとの間の連携をもたらす。装置または方法が、コンピュータ1200の使用に従い情報のオペレーションまたは処理を実現することによって構成されてよい。
例えば、通信がコンピュータ1200及び外部デバイス間で実行される場合、CPU1212は、RAM1214にロードされた通信プログラムを実行し、通信プログラムに記述された処理に基づいて、通信インタフェース1222に対し、通信処理を命令してよい。通信インタフェース1222は、CPU1212の制御の下、RAM1214、またはUSBメモリのような記録媒体内に提供される送信バッファ領域に格納された送信データを読み取り、読み取られた送信データをネットワークに送信し、またはネットワークから受信した受信データを記録媒体上に提供される受信バッファ領域等に書き込む。
また、CPU1212は、USBメモリ等のような外部記録媒体に格納されたファイルまたはデータベースの全部または必要な部分がRAM1214に読み取られるようにし、RAM1214上のデータに対し様々なタイプの処理を実行してよい。CPU1212は次に、処理されたデータを外部記録媒体にライトバックしてよい。
様々なタイプのプログラム、データ、テーブル、及びデータベースのような様々なタイプの情報が記録媒体に格納され、情報処理を受けてよい。CPU1212は、RAM1214から読み取られたデータに対し、本開示の随所に記載され、プログラムの命令シーケンスによって指定される様々なタイプのオペレーション、情報処理、条件判断、条件分岐、無条件分岐、情報の検索/置換等を含む、様々なタイプの処理を実行してよく、結果をRAM1214に対しライトバックする。また、CPU1212は、記録媒体内のファイル、データベース等における情報を検索してよい。例えば、各々が第2の属性の属性値に関連付けられた第1の属性の属性値を有する複数のエントリが記録媒体内に格納される場合、CPU1212は、第1の属性の属性値が指定される、条件に一致するエントリを当該複数のエントリの中から検索し、当該エントリ内に格納された第2の属性の属性値を読み取り、それにより予め定められた条件を満たす第1の属性に関連付けられた第2の属性の属性値を取得してよい。
上で説明したプログラムまたはソフトウェアモジュールは、コンピュータ1200上またはコンピュータ1200近傍のコンピュータ可読記憶媒体に格納されてよい。また、専用通信ネットワークまたはインターネットに接続されたサーバーシステム内に提供されるハードディスクまたはRAMのような記録媒体が、コンピュータ可読記憶媒体として使用可能であり、それによりプログラムを、ネットワークを介してコンピュータ1200に提供する。
コンピュータ可読媒体は、適切なデバイスによって実行される命令を格納可能な任意の有形なデバイスを含んでよい。その結果、そこに格納される命令を有するコンピュータ可読媒体は、フローチャートまたはブロック図で指定された操作を実行するための手段を作成すべく実行され得る命令を含む、製品を備えることになる。コンピュータ可読媒体の例としては、電子記憶媒体、磁気記憶媒体、光記憶媒体、電磁記憶媒体、半導体記憶媒体等が含まれてよい。コンピュータ可読媒体のより具体的な例としては、フロッピー(登録商標)ディスク、ディスケット、ハードディスク、ランダムアクセスメモリ(RAM)、リードオンリメモリ(ROM)、消去可能プログラマブルリードオンリメモリ(EPROMまたはフラッシュメモリ)、電気的消去可能プログラマブルリードオンリメモリ(EEPROM(登録商標))、静的ランダムアクセスメモリ(SRAM)、コンパクトディスクリードオンリメモリ(CD-ROM)、デジタル多用途ディスク(DVD)、ブルーレイ(RTM)ディスク、メモリスティック、集積回路カード等が含まれてよい。
コンピュータ可読命令は、1または複数のプログラミング言語の任意の組み合わせで記述されたソースコードまたはオブジェクトコードの何れかを含んでよい。ソースコードまたはオブジェクトコードは、従来の手続型プログラミング言語を含む。従来の手続型プログラミング言語は、アセンブラ命令、命令セットアーキテクチャ(ISA)命令、マシン命令、マシン依存命令、マイクロコード、ファームウェア命令、状態設定データ、またはSmalltalk(登録商標)、JAVA(登録商標)、C++等のようなオブジェクト指向プログラミング言語、及び「C」プログラミング言語または同様のプログラミング言語でよい。コンピュータ可読命令は、汎用コンピュータ、特殊目的のコンピュータ、若しくは他のプログラム可能なデータ処理装置のプロセッサまたはプログラマブル回路に対し、ローカルにまたはローカルエリアネットワーク(LAN)、インターネット等のようなワイドエリアネットワーク(WAN)を介して提供されてよい。プロセッサまたはプログラマブル回路は、フローチャートまたはブロック図で指定された操作を実行するための手段を作成すべく、コンピュータ可読命令を実行してよい。プロセッサの例としては、コンピュータプロセッサ、処理ユニット、マイクロプロセッサ、デジタル信号プロセッサ、コントローラ、マイクロコントローラ等を含む。
以上、本発明を実施の形態を用いて説明したが、本発明の技術的範囲は上記実施の形態に記載の範囲には限定されない。上記実施の形態に、多様な変更または改良を加えることが可能であることが当業者に明らかである。その様な変更または改良を加えた形態も本発明の技術的範囲に含まれ得ることが、特許請求の範囲の記載から明らかである。
特許請求の範囲、明細書、および図面中において示した装置、システム、プログラム、および方法における動作、手順、ステップ、および段階等の各処理の実行順序は、特段「より前に」、「先立って」等と明示しておらず、また、前の処理の出力を後の処理で用いるのでない限り、任意の順序で実現しうることに留意すべきである。特許請求の範囲、明細書、および図面中の動作フローに関して、便宜上「まず、」、「次に、」等を用いて説明したとしても、この順で実施することが必須であることを意味するものではない。
100 端末
110 制御部
112 通信部
114 位置情報取得部
116 表示部
118 記憶部
120 振動センサ
122 温湿度センサ
123 気圧センサ
124 塵埃センサ
126 撮像部
200 ガスセンサ
210 校正指示部
211 移動検知部
212 取得部
213 要求通知部
214 許可通知部
215 受付部
216 指示部
218 選択部
220 予兆検知部
221 環境検知機能
222 振動検知機能
223 タイミング検知機能
224 距離検知機能
225 切替検知機能
230 ガス濃度計測部
240 校正部
1200 コンピュータ
1210 ホストコントローラ
1212 CPU
1214 RAM
1220 入力/出力コントローラ
1222 通信インタフェース
1230 ROM

Claims (23)

  1. 計測対象のガスのガス濃度を示すガス情報を出力するセンサが、第1空間から、前記ガスのガス濃度が既知の第1濃度である第2空間に移動したことを検知する移動検知部と、
    前記移動検知部により前記センサが前記第2空間に移動したことを検知した場合に、前記第1濃度と前記センサから出力される前記ガス情報とに基づいて前記センサの校正を実行することを前記センサの校正部に指示する指示部と
    を備える校正指示装置。
  2. 前記移動検知部により前記センサが前記第2空間に移動したことを検知した場合に、前記ガス以外の前記センサの周囲の環境に関する環境情報を他のセンサを介して取得する取得部をさらに備え、
    前記指示部は、前記環境情報が前記センサの校正を許可する予め定められた条件を満たす場合、前記第1濃度と前記センサから出力される前記ガス情報とに基づいて前記センサの校正を実行することを前記センサの前記校正部に指示する、請求項1に記載の校正指示装置。
  3. 前記環境情報が前記センサの校正を許可する予め定められた条件を満たさない場合、前記環境情報が前記センサの校正を許可する予め定められた条件を満たす前記第2空間内の他の位置まで前記センサを移動させることを要求する要求メッセージを外部に通知する要求通知部をさらに備え、
    前記取得部は、前記要求通知部が前記要求メッセージを外部に通知した後、予め定められた期間経過後に、前記他のセンサから新たな環境情報を取得し、
    前記指示部は、前記新たな環境情報が前記センサの校正を許可する予め定められた条件を満たす場合、前記第1濃度と前記センサから出力される前記ガス情報とに基づいて前記センサの校正を実行することを前記センサの前記校正部に指示する、請求項2に記載の校正指示装置。
  4. 前記取得部は、前記環境情報として、前記センサと前記センサの周囲に存在する生体の顔との相対的な距離を示す距離情報を他のセンサから取得し、
    前記指示部は、前記距離情報に基づく前記センサと前記生体の顔との相対的な距離が予め定められた距離以上である場合、前記環境情報が前記予め定められた条件を満たすと判断する、請求項2に記載の校正指示装置。
  5. 前記距離情報に基づく前記センサと前記生体の顔との相対的な距離が予め定められた距離より短い場合、前記センサと前記センサの周囲に存在する生体の顔との相対的な距離を長くするように要求する要求メッセージを外部に通知する要求通知部をさらに備え、
    前記取得部は、前記要求通知部が前記要求メッセージを外部に通知した後、予め定められた期間経過後に、前記他のセンサから新たな距離情報を取得し、
    前記指示部は、前記新たな距離情報に基づく前記センサと前記生体の顔との相対的な距離が予め定められた距離以上である場合に、前記環境情報が前記予め定められた条件を満たすと判断する、請求項4に記載の校正指示装置。
  6. 前記取得部は、前記環境情報として、前記センサの周囲の温度湿度、及び気圧の少なくとも1つを示す環境情報を他のセンサから取得し、
    前記指示部は、前記環境情報に基づく前記センサの周囲の温度湿度、及び気圧の少なくとも1つが予め定められた範囲である場合、前記環境情報が前記予め定められた条件を満たすと判断する、請求項2から5の何れか1つに記載の校正指示装置。
  7. 前記取得部は、前記環境情報として、前記センサの周囲の塵埃の量を示す塵埃情報を他のセンサから取得し、
    前記指示部は、前記塵埃情報に基づく前記センサの周囲の塵埃の量が予め定められた閾値以下である場合に、前記環境情報が前記予め定められた条件を満たすと判断する、請求項2から6の何れか1つに記載の校正指示装置。
  8. 前記移動検知部により前記センサが前記第2空間に移動したことを検知した場合に、前記センサの校正を実行する許可を要求する許可メッセージを外部に通知する許可通知部と、
    前記許可メッセージに対応する応答を外部から受け付ける受付部と
    をさらに備え、
    前記指示部は、前記受付部が前記応答として前記センサの校正を許可する肯定応答を受け付けた場合、前記第1濃度と前記センサから出力される前記ガス情報とに基づいて前記センサの校正を実行することを前記センサの前記校正部に指示する、請求項1から7の何れか1つに記載の校正指示装置。
  9. 前記センサが前記第1空間から前記第2空間に移動する予兆を検知する予兆検知部をさらに備え、
    前記移動検知部は、前記予兆検知部が前記予兆を検知した場合に、前記センサの移動を検知する移動検知機能の動作を開始させる、請求項1から8の何れか1つに記載の校正指示装置。
  10. 前記移動検知機能は、位置情報取得機能であり、
    前記移動検知部は、前記位置情報取得機能を介して取得される前記センサの位置を示す位置情報に基づいて、前記センサが前記第1空間から前記第2空間に移動したことを検知する、請求項9に記載の校正指示装置。
  11. 前記移動検知機能は、撮像機能であり、
    前記移動検知部は、前記撮像機能を介して取得される前記センサの周囲の環境を示す画像に基づいて、前記センサが前記第1空間から前記第2空間に移動したことを検知する、請求項9または10に記載の校正指示装置。
  12. 前記予兆検知部は、他のセンサから取得される前記ガス以外の前記センサの周囲の環境に関する指標値の変化量が予め定められた量以上である場合、前記予兆を検知する環境検知機能を含む、請求項9から11の何れか1つに記載の校正指示装置。
  13. 前記予兆検知部は、他のセンサから取得される前記センサの振動の大きさが予め定められた値以上である場合、前記予兆を検知する振動検知機能を含む、請求項9から12の何れか1つに記載の校正指示装置。
  14. 前記予兆検知部は、予め定められたタイミングになると、前記予兆を検知するタイミング検知機能を含む、請求項9から13の何れか1つに記載の校正指示装置。
  15. 前記予め定められたタイミングは、前記センサを所有するユーザのスケジュールに基づいて定められる、請求項14に記載の校正指示装置。
  16. 前記予兆検知部は、前記センサの移動距離を検出する他のセンサから取得される距離情報に基づいて、前記センサが予め定められた期間内に予め定められた距離以上移動していると判断した場合、前記予兆を検知する距離検知機能を含む、請求項9から15の何れか1つに記載の校正指示装置。
  17. 前記センサは、通信環境に応じてプライベートネットワーク及びパブリックネットワークのいずれか一方を選択して無線通信を行う端末に設けられており、
    前記予兆検知部は、前記端末の無線通信がプライベートネットワークからパブリックネットワークへ切り替わった場合、前記予兆を検知する切替検知機能を含む、請求項9から16の何れか1つに記載の校正指示装置。
  18. 前記センサは、通信環境に応じてプライベートネットワーク及びパブリックネットワークのいずれか一方を選択して無線通信を行う端末に設けられており、
    前記予兆検知部は、
    他のセンサから取得される前記ガス以外の前記センサの周囲の環境に関する指標値の変化量が予め定められた量以上である場合、前記予兆を検知する環境検知機能、
    他のセンサから取得される前記センサの振動の大きさが予め定められた値以上である場合、前記予兆を検知する振動検知機能、
    予め定められたタイミングになると、前記予兆を検知するタイミング検知機能、
    前記センサの移動距離を検出する他のセンサから取得される距離情報に基づいて、前記センサが予め定められた期間内に予め定められた距離以上移動していると判断した場合、前記予兆を検知する距離検知機能、及び、
    前記端末の無線通信がプライベートネットワークからパブリックネットワークへ切り替わった場合、前記予兆を検知する切替検知機能のうち少なくとも2つの検知機能を含み、
    前記校正指示装置は、
    前記予兆が検知された後、前記センサが前記第1空間から前記第2空間に移動したことが検知される確率と、前記予兆を検知する際の消費電力とに基づいて、前記予兆検知部で動作させるべき検知機能として、前記少なくとも2つの検知機能のうち少なくとも1つの検知機能を選択する選択部をさらに備える、請求項9から11の何れか1つに記載の校正指示装置。
  19. 前記第2空間は、屋外の空間である、請求項1から18のいずれか1つに記載の校正指示装置。
  20. 計測対象のガスのガス濃度を示すガス情報を出力するセンサであって、
    請求項1から19の何れか1つに記載の校正指示装置と、
    前記校正部と
    を備える、センサ。
  21. 請求項1から19の何れか1つに記載の校正指示装置と、
    計測対象のガスのガス濃度を示すガス情報を出力するセンサであって、前記校正部を備えるセンサと
    を備えるセンサシステム。
  22. 計測対象のガスのガス濃度を示すガス情報を出力するセンサが、第1空間から、前記ガスのガス濃度が既知の第1濃度である第2空間に移動したことを検知する段階と、
    前記センサが前記第2空間に移動したことを検知した場合に、前記第1濃度と前記センサから出力される前記ガス情報とに基づいて前記センサの校正を実行することを前記センサの校正部に指示する段階と
    を備える校正指示方法。
  23. 請求項1から19の何れか1つに記載の校正指示装置として、コンピュータを機能させるためのプログラム。
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