JP2023141210A - 充電システム、充電方法及び充電プログラム - Google Patents

充電システム、充電方法及び充電プログラム Download PDF

Info

Publication number
JP2023141210A
JP2023141210A JP2022047414A JP2022047414A JP2023141210A JP 2023141210 A JP2023141210 A JP 2023141210A JP 2022047414 A JP2022047414 A JP 2022047414A JP 2022047414 A JP2022047414 A JP 2022047414A JP 2023141210 A JP2023141210 A JP 2023141210A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
charging
power usage
time
schedule
unit
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2022047414A
Other languages
English (en)
Inventor
輝 村杉
Teru Murasugi
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Azbil Corp
Original Assignee
Azbil Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Azbil Corp filed Critical Azbil Corp
Priority to JP2022047414A priority Critical patent/JP2023141210A/ja
Publication of JP2023141210A publication Critical patent/JP2023141210A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)
  • Remote Monitoring And Control Of Power-Distribution Networks (AREA)
  • Supply And Distribution Of Alternating Current (AREA)
  • Electric Propulsion And Braking For Vehicles (AREA)

Abstract

【課題】ビルにおけるEVの充電システムを効率的に運用する。【解決手段】監視部122は、充電装置200毎の電力使用量を含む充電状況を監視する。情報提供部102は、監視部122が取得した充電状況に基づく情報を提供する。スケジューリング部101は、充電装置200を用いる充電予約を受け付け、電力使用量を基に充電予約に応じた電力使用量予測値を算出し、電力使用量予測値を基に充電予約に対する充電スケジュールを作成する。制御部121は、スケジューリング部101により作成された充電スケジュールにしたがって充電装置200に充電を実行させる。【選択図】図2

Description

本発明は、ビルにおけるEV(Electric Vehicle)の充電を行う充電システム、充電方法及び充電プログラムに関する。
近年、自動車のEV推進に伴い、EVの充電を行うための充電設備の拡充が求められる。現在、EVの充電システムは普及が進められている段階であり、将来的に各ビルの駐車場にも導入される可能性が高い。
また、ビルには、空調設備を始めとしたビル内の様々な設備を監視及び制御するビル監視システムが導入されている。ビル監視システムは、例えば、テナントの利用者や従業員などに、ビルの設備に関する情報提供なども行う。EVの充電システムも、ビルに付随する駐車場に備え付けられている設備であることから、ビル内の様々な設備との連携を取ることで、より効率的な運用が期待できる。そのため、EVの充電システムも、ビルの設備の一部としてビル監視システムによる監視及び制御の対象とされることが好ましい。
なお、EVの充電システムに関して以下のような技術が提案されている。例えば、ユーザに指定された時刻情報を元に、電力量料金が安価な時間帯に優先して充電を行うスケジュールを自動的に設定する技術が存在する。また、住宅内の電力負荷に合わせてEVの充電を管理するシステムであって、設定した充電開始時刻と充電終了時刻の間でEVの充電を行うシステムが提案されている。また、複数の充電スポットの稼働情報及び電力系統の電力状況情報を基に、利用者からのEVの充電予約の問い合わせに対して、稼働状況を画面に表示させるとともに、余力のない電力系統に対しては使用電力分散を推奨する内容を提供する技術が存在する。
特開2021-061712号公報 特開2012-39832号公報 特開2021-174181号公報
しかしながら、現在のビル監視システムは、EVの充電システムとの連携が不十分であり、EVの充電システムの動作や状態を監視することや、EVの充電システムを制御することは困難である。そのため、従来の方法ではビルにおけるEVの充電システムを効率的に運用することは困難である。
本願はこのような課題を解決するためのものであり、ビルにおけるEVの充電システムの効率的な運用を目的とする。
本願に係る充電システムは、複数の充電装置を有する。監視部は、充電装置毎の電力使用量を含む充電状況を監視する。情報提供部は、監視部が取得した充電状況に基づく情報を提供する。スケジューリング部は、充電装置を用いる充電予約を受け付け、電力使用量を基に充電予約に応じた電力使用量予測値を算出し、電力使用量予測値を基に充電予約に対する充電スケジュールを作成する。制御部は、スケジューリング部により作成された充電スケジュールにしたがって充電装置に充電を実行させる。
上記充電システムにおいて、情報提供部は、充電装置の充電状態、充電割合、充電終了時刻を提供してもよい。
上記充電システムにおいて、スケジューリング部は、充電完了希望日時を含む充電予約を受け付け、充電希望完了日時に充電が完了するように充電計画を作成してもよい。
上記充電システムにおいて、スケジューリング部は、デマンドレスポンスを受信して、電力使用量予測値がデマンドレスポンスで指定された電力使用量を超過しないように充電計画を作成してもよい。
上記充電システムにおいて、スケジューリング部は、時間帯に応じた電力量料金の情報を予め有し、電力量料金に基づいて電力使用量予測値に対応する電力使用料金を算出し、算出した電力使用料金を基に、充電計画を作成してもよい。
上記充電システムは、充電装置及び充電システムの異常を検出して通知する異常通知部をさらに備えてもよい。
上記充電システムは、充電装置が行った充電による第1電力使用料金を算出する料金算出部と、充電装置の利用者の充電システム以外の他の設備の使用による第2電力使用料金を算出し、第1電力使用料金及び第2電力使用料金をまとめて利用者に一括請求する統括管理部とを備えてもよい。
上記充電システムにおいて、スケジューリング部は、空調機の動作スケジュールを取得し、動作スケジュールを基に充電予約の提案を行ってもよい。
上述した充電システムによれば、利用者からの申請を基にEVの充電のスケジューリングを行い、且つ、EVの充電の情報や異常発生の通知を利用者に提供する。また、充電システムは、電力使用料金やデマンドレスポンスを考慮して充電スケジュールを作成する。さらに、充電システムは、EVの充電による電力使用料金を他の設備による電力使用料金とまとめて利用者に対して請求する。このように、充電システムは、ピーク時の電力使用量を削減し且つ電力使用料金を抑えたスケジューリングを行い、さらに、電力使用料金の一括請求を行うことができる。この結果、ビルにおけるEVの充電システムを効率的に運用することができる。
図1は、ビル監視システムの概略を表すブロック図である。 図2は、ビル監視システムの詳細を表すブロック図である。 図3は、節電時間帯の算出方法の一例を説明するための図である。 図4は、充電スケジュールの一例を示す図である。 図5は、利用者端末装置に表示される画面の遷移の一例を表す図である。 図6は、電力使用量の算出手順を説明するための図である。 図7は、利用者によるEV充電システムの利用手順を示す図である。 図8は、利用者が利用する利用者端末装置5の画面の遷移を示す図である。 図9は、充電完了希望日時の申請時の利用者端末装置により表示される画面の遷移を示す図である。 図10は、オペレータによる電力使用料金の請求を説明するための図である。 図11は、ビル監視システムによるEV充電システムの制御のフローチャートである。 図12は、第1の実施形態の変形例に係るビル監視システムのブロック図である。 図13は、第2の実施形態におけるEVの充電のスケジューリングを説明するための図である。 図14は、コンピュータのハードウェア構成の一例を示す図である。
次に、実施の形態について図面を参照して説明する。なお、以下の説明では、各実施の形態において共通する構成要素には同一の参照符号を付し、繰り返しの説明を省略する。
[原理]
図1は、ビル監視システムの概略を表すブロック図である。ビル監視システム1による監視対象となるテナントビルのビル施設2には、EV充電システム20及び他設備21が含まれる。EV充電システム20は、複数の充電装置200を有する。充電装置200は、テナントビルに付随する施設である駐車場の各駐車スペースに配置される。ここでは、充電装置200は、1つの駐車スペースを対象として1台のEVを充電する装置として説明するが、複数の駐車スペースを対象として複数のEVの充電を個別に行う装置であってもよい。また、EV充電システム20は、種類の異なる複数のシステムが存在してもよい。他設備21は、例えば、テナントビルの空調設備である。
ビル監視システム1は、EV充電システム20の全体及び各充電装置200をそれぞれ監視対象とする。ビル監視システム1は、例えば、充電装置200における、充電のオンオフにあたる充電操作、非充電中か充電中か異常かを表す充電状態、充電割合及び電力使用量を監視する。
ビル監視システム1は、ピーク時間、昼間時間、夜間時間といった各時間帯における各充電装置200及び他設備21の電力量料金のデータを保持する。電力量料金のデータはテナント毎の契約によって異なるため、ビル監視システム1は、管理者が管理者端末装置4を用いて入力した情報を記憶する。
また、ビル監視システム1は、充電装置200毎にEVの充電を実行する充電スケジュールを組み、作成した充電スケジュールにしたがってEVに対する充電操作を充電装置200に実行させる。また、ビル監視システム1は、各時間帯における充電装置200毎の電力使用量の過去の情報を蓄積して保持する。
ビル監視システム1は、電気事業者装置3からのデマンドレスポンスの発動により節電が求められる場合、可能な限りその時間帯を避けた充電スケジュールを組み直す。充電スケジュールの組み直しによって、当初の充電スケジュールよりも電力使用料金が高くなった場合、ビル監視システム1は、利用者への請求に増加分を含めるかどうかを選択させるための画面を管理者端末装置4に送って、管理者に選択を行わせる。
また、ビル監視システム1は、デマンドレスポンスによる節電を行わない場合には、前日の電力使用量を基にした節電制御を実行する。ビル監視システム1は、前日の電力使用量のトレンドデータに対し、管理者によって設定された節電開始電力量を超過した時間帯を算出する。そして、ビル監視システム1は、可能な限り算出した時間帯を避けた充電スケジュールを作成する。
また、ビル監視システム1は、EV充電システム20及び充電装置200から収集や集計した情報を、利用者端末装置5などの利用者がアクセス可能な装置に提供する。ビル監視システム1は、充電状態と充電割合は取得したデータを利用者にそのまま提供し、充電完了時刻は充電スケジュールで充電操作OFFとする時刻を提供する。
また、ビル監視システム1は、駐車した駐車場番号と充電が完了して欲しい日時である充電完了希望日時の申請を駐車場の専用端末又は個人の端末などの利用者端末装置5から受ける。例えば、ビル監視システム1は、駐車場番号が選択されると、EVから取得した充電割合から充電時間を算出し、利用者が電力量料金の安い時間帯に充電できる申請日時を利用者端末装置5に送信して利用者に提案する。その後、ビル監視システム1は、提案した申請日時を基に利用者により決定された充電完了希望日時の申請を利用者端末装置5から受信する。
その後、ビル監視システム1は、利用者から申請された充電完了希望日時及び充電時間を基に、充電スケジュールを作成する。充電完了希望日時に充電が完了しない場合には、ビル監視システム1は、ユーザに承諾または充電完了希望日時の再設定を促す画面を利用者端末装置5へ送信する。
また、ビル監視システム1は、充電中のEVの状態の情報を利用者端末装置5へ送信することで、利用者端末装置5を用いて充電の専用システムにアクセスした利用者に提供する。ビル監視システム1は、EVの充電情報として、充電操作、充電状態、充電割合、電力使用量及び充電スケジュールの情報を提供する。以下では、充電操作、充電状態、充電割合、電力使用量及び充電スケジュールの情報をまとめて「充電情報」と呼ぶ。さらに、ビル監視システム1は、充電完了時には登録された利用者端末装置5に、充電完了の通知を送信する。
また、ビル監視システム1は、保持する電力使用量を元に利用者又はテナントに対しての課金を行う。ビル監視システム1は、時間帯毎に電力使用量を集計する。使用量を測定する機能がEV充電システム20に不足している場合にはEV充電システム20に変わり電力を計測する電力量計が設置されることで、ビル監視システム1は、電力量計を用いて充電装置200毎の電力使用量を監視することができる。
また、ビル監視システム1は、EV充電システム20又は充電装置200において異常が発生した場合、警報を管理者端末装置4へ送信して、管理者に異常発生個所を確認させる。また、充電装置200の異常の場合、ビル監視システム1は、異常が発生した充電装置200の利用者にも通知を送信する。
また、ビル監視システム1は、充電の開始と停止の制御を行うが、充電の制御自体はEV充電システム20に行わせる。
[第1の実施形態]
以下、上述したビル監視システム1を用いてEV充電システム20を制御する実施形態の一例について、図1及び2を用いて説明する。図2は、ビル監視システムの詳細を表すブロック図である。
図1に示すように、ビル監視システム1は、充電管理部10、システム全体監視部11、装置管理部12及び統括管理部13を有する。
システム全体監視部11は、EV充電システム20の全体の状態を監視する。例えば、システム全体監視部11は、EV充電システム20による充電装置200の制御において異常が発生した場合、その異常を検知して充電管理部10に通知する。
装置管理部12は、充電装置200毎に対応するようにビル監視システム1に複数配置される。装置管理部12は、制御部121及び監視部122を有する。
制御部121は、充電装置200の動作を制御する。例えば、充電装置200にEVの充電を開始させる場合には充電操作をオンにし、充電装置200にEVの充電を終了させる場合には充電操作をオフにするように、充電装置200の充電操作を制御する。
監視部122は、充電装置200の状態を監視する。例えば、監視部122は、充電装置200における、充電操作の状態、充電状態、充電割合及び電力使用量を監視して情報を取得する。
ここで、本実施例では、充電装置200を1つの駐車スペースにおける1台のEVを充電する装置として説明するが、充電装置200は複数の駐車スペースにおける複数台のEVを個別に充電する装置であってもよい。その場合、装置管理部12は、充電装置200が有するEVの充電を行う各装置についてそれぞれ個別に監視及び制御を行う。また、異なる種類のEV充電システム20が存在する場合、装置管理部12は、それぞれのEV充電システム20について個別に監視及び制御を行う。
充電管理部10は、EV充電システム20及び各充電装置200を管理する。例えば、充電管理部10は、充電装置200を利用してEVの充電を行う利用者の利用者端末装置5からの登録情報を受けて、指定された充電装置200に利用者登録を行う。そして、充電管理部10は、利用者からの利用者端末装置5を用いた充電完了希望日時の申請を受信して充電装置200の充電スケジュールを生成する。この際、充電管理部10は、管理者から設定された節電開始電力量や電気事業者装置3から通知されたデマンドレスポンスなどを考慮して充電スケジュールを作成する。電気事業者装置3は、電気事業者において動作する電力供給のための管理装置である。
充電管理部10は、作成した充電スケジュールに応じて装置管理部12の制御部121に充電操作を行わせる。また、充電管理部10は、利用者へのEVの充電に関する情報の提供、EV充電システム20及び充電装置200での異常の検知及び異常の通知、並びに、EVの充電による電力使用料金の算出などを行う。
統括管理部13は、ビル施設2に含まれる設備全体の動作及び情報の統括管理を行う。例えば、統括管理部13は、EV充電システム20以外の他設備21の状態を監視して情報を取得する。そして、統括管理部13は、他設備21のそれぞれによる電力使用量に応じた電力使用料金を算出する。また、統括管理部13は、充電装置200毎のEVの充電による電力使用料金を、その充電装置200の利用者の情報と共に充電管理部10から取得する。
充電装置200の利用者がビルのテナントなどであり、EV充電システム20以外の他設備21も利用する場合、統括管理部13は、他設備21による電力使用料金とともにEVの充電による電力使用料金をまとめて、利用者やテナントに対して一括請求する。これに対して、充電装置200の利用者への請求が他にない場合、統括管理部13は、その利用者が使用する利用者端末装置5へEVの充電による電力使用料金を送信して、電力使用料金を請求する。
ここで、充電管理部10、システム全体監視部11、装置管理部12及び統括管理部20は、相互に直接データを送受信しても良いし、記憶装置に格納することでデータの受け渡しを行ってもよい。
次に、図2を参照して、充電管理部によるEVの充電における各種処理の詳細について説明する。ここでは、1つの充電装置200を令に説明する。実際には、同様の処理が全ての充電装置200に対して実行される。
システム全体監視部11は、EV充電システム20の状態の情報を取得して、データ格納部14へ格納する。また、システム全体監視部11は、EV充電システム20で異常が発生した場合、EV充電システム20で発生した異常の情報を異常通知部103へ出力する。
装置管理部12の制御部121は、充電管理部10のスケジューリング部101からの制御を受けて、充電装置200をオン又はオフにする充電操作を行う。監視部122は、充電装置200から取得したEVの充電の情報をデータ格納部14へ格納する。
図2に示すように、充電管理部10は、スケジューリング部101,情報提供部102、異常通知部103及び料金算出部104を有する。
スケジューリング部101は、利用する充電装置200の情報及び利用者の識別情報を含む充電装置200に対する利用者登録の要求を利用者端末装置5から受信する。例えば、利用者は、EVを駐車した駐車場番号及び利用者の識別情報を、利用者端末装置5を用いてビル監視システム1に入力する。充電装置200は駐車場番号に対応しており、スケジューリング部101は、入力された情報から、利用する充電装置200の情報及び利用者の識別情報を含む利用者登録の要求を受信する。そして、スケジューリング部101は、指定された充電装置200に紐づけて利用者の情報を登録する。
次に、スケジューリング部101は、利用者登録の要求で指定された充電装置200に接続されたEVの充電割合を装置管理部12の監視部122から取得する。次に、スケジューリング部101は、EVから取得した充電割合から充電時間を算出する。ここで、スケジューリング部101は、ピーク時間、昼間時間、夜間時間といった各時間帯における各充電装置200の電力量料金のデータを保持する。そして、スケジューリング部101は、利用者が電力量料金の安い時間帯に充電を行うことができる充電完了希望日時の申請日時を利用者端末装置5に送信して利用者に提案する。その後、ビル監視システム1は、提案した申請日時を基に利用者により決定された充電完了希望日時を含む充電の申請を利用者端末装置5から受信する。
次に、スケジューリング部101は、利用者から申請された充電完了希望日時及び算出した充電時間を基に、充電スケジュールを作成する。ここで、スケジューリング部101は、デマンドレスポンスを電気事業者装置3から受ける場合がある。その場合、デマンドレスポンスで指定された時間の電力使用量を目標使用量まで下げるように、充電スケジュールを作成する。また、デマンドレスポンスによる節電を行わない場合には、スケジューリング部101は、前日の各時間の電力使用量をデータ格納部14から取得する。次に、スケジューリング部101は、前日の電力使用量のトレンドデータに対し、管理者によって設定された節電開始電力量を超過した節電時間帯を算出する。そして、スケジューリング部101は、算出した節電時間帯に節電開始電力量を超過しないように充電スケジュールを作成する。
充電完了希望日時に充電が完了しない場合には、スケジューリング部101は、充電装置200の利用者に承諾または充電完了希望日時の再設定を促す画面を利用者端末装置5へ送信する。その後、利用者からの充電完了希望日時の再設定の申請を利用者端末装置5から受信した場合、スケジューリング部101は、利用者から再設定された充電完了希望日時及び算出した充電時間を基に、充電スケジュールを再度作成する。
図3は、節電時間帯の算出方法の一例を説明するための図である。図3の縦軸は電力使用量を表し、横軸は時間経過を表す。
スケジューリング部101は、前日の各時間の電力使用量をデータ格納部14から取得することで、グラフ301で表される電力使用量のトレンドデータが作成できる。そして、スケジューリング部101は、作成したトレンドデータのうちグラフ302で表される予め決められた節電開始電力量を超える節電時間帯303及び304を算出する。スケジューリング部101は、算出した節電時間帯303及び304で電力使用量が節電開始電力量を超えないように充電スケジュールを作成する。
図4は、充電スケジュールの一例を示す図である。図4の縦軸は充電装置200毎の充電スケジュールを表し、横軸は時間経過を表す。ここでは、いずれのEVも3時間で充電が完了する場合で説明する。また、電力料金は、ピーク時間、昼間時間、夜間時間の順に安くなる場合で説明する。また、図3に示した各充電スケジュールは、それぞれ異なる充電装置200を用いた充電である。さらに、いずれの充電の申請も、現在行われたものとする。ただし、スケジューリング部101は、図3の紙面に向かって上から順に申請を受け付けた場合で説明する。
例えば、スケジューリング部101は、上述した節電時間帯の算出手順により、節電時間帯311を算出する。そして、スケジューリング部101は、充電完了希望日時Aの充電の申請を受け付ける。この場合、スケジューリング部101は、直ぐに充電を始めなければ充電完了希望日時Aに充電が完了しないので、現在から充電完了希望日時Aに充電が終わるように、充電完了希望日時Aの3時間前である現在から充電を始める充電スケジュールA’を作成する。この場合は、スケジューリング部101は、電力料金を安くするように充電スケジュールを作成することは困難である。
次に、スケジューリング部101は、充電完了希望日時Bの充電の申請を受け付ける。この場合、スケジューリング部101は、充電完了希望日時Bに充電が終わり、且つ、なるべく電力料金が高いピーク時間で充電を行わないように、充電完了希望日時Bの3時間前から充電を始める充電スケジュールB’を作成する。
次に、スケジューリング部101は、充電完了希望日時Cの充電の申請を受け付ける。この場合、夜間時間に充電を完了指せることが最も電力使用料金を安くすることができるので、スケジューリング部101は、夜間時間の3時間で充電を行う充電スケジュールC’を作成する。この場合は、EVの充電は、充電完了希望日時Cよりも前に完了する。
次に、スケジューリング部101は、充電完了希望日時Dの充電の申請を受け付ける。この場合、スケジューリング部101は、充電完了希望日時Dまでの充電が終わらないことを確認する。そして、スケジューリング部101は、充電装置200の利用者に承諾または充電完了希望日時の再設定を促す画面を利用者端末装置5へ送信する。利用者からの承諾の通知を受け付けた場合、スケジューリング部101は、現在から充電完了希望日時Dまで充電を行う充電スケジュールD’を作成する。この場合は、スケジューリング部101は、EVの充電を完了させることは困難である。
次に、スケジューリング部101は、充電完了希望日時Eの充電の申請を受け付ける。ここで、スケジューリング部101は、節電時間帯311で電力使用量が節電開始電力量を超えると判定する。例えば、スケジューリング部101は、EVの充電による電力使用量を除いた、他設備21による電力使用量をデータ格納部14から取得した情報から求める。そして、スケジューリング部101は、他設備21による電力使用量に、スケジューリングしたEVの充電による電力使用量を加算していくことで、電力使用量が節電開始電力量を超えるか否かの判定を行うことができる。節電時間帯311で電力使用量が節電開始電力量を超えると判定した場合、スケジューリング部101は、節電時間帯311で充電を行わず充電完了希望日時Eに充電が完了するように充電スケジュールE’を作成する。スケジューリング部101は、この場合、節電時間帯311を挟むように充電スケジュールE’を作成する。ただし、節電時間帯311で充電を行わなければ充電が完了しない場合は、スケジューリング部101は、節電時間帯311での充電を含む期間で充電スケジュールを作成する。また、ここでは、節電時間帯を例に説明したが、デマンドレスポンスの場合、節電時間帯311をデマンドレスポンスで指定された時間帯に変えて、スケジューリング部101は、同様の充電スケジュールの作成を行う。
図1に戻って説明を続ける。また、スケジューリング部101は、充電スケジュール決定後に、電気事業者装置3からのデマンドレスポンスの発動により節電が求められる場合、可能な限りその時間帯を避けた充電スケジュールを組み直す。そして、スケジューリング部101は、変更前後の充電スケジュールの情報とともに充電スケジュールの変更通知を料金算出部104に送信する。
情報提供部102は、EV充電システム20の状態の情報の入力をシステム全体監視部11から受ける。そして、情報提供部102は、EV充電システム20の状態の情報を管理者端末装置4へ送信して、管理者に情報を提供する。
また、情報提供部102は、各充電装置200の情報を利用者に提供する。ここでは、特定の充電装置200についての情報提供について説明する。
情報提供部102は、充電装置200に紐づけられて登録された利用者の情報及び充電装置200の充電スケジュールの情報の入力をスケジューリング部101から受ける。
また、情報提供部102は、各利用者に紐づけられた充電装置200についての、充電操作の状態、充電状態、充電割合及び電力使用量の情報の入力を装置管理部12の監視部122から受ける。
また、情報提供部102は、利用者からの充電情報の提供を要求する充電情報要求を受信する。そして、情報提供部102は、充電装置200におけるEVの充電スケジュール、充電操作の状態、充電状態、充電割合及び電力使用量の情報といった充電情報を、利用者が使用する利用者端末装置5へ送信して、利用者に提供する。本実施例では、情報提供部102は、充電装置200の電力使用量をピーク時間と、昼間時間と、夜間時間とに分けて利用者端末装置5へ送信する。さらに、情報提供部102は、充電完了時にはその充電装置200に紐づけられた利用者が使用する利用者端末装置5に、充電完了の通知を送信する。
また、情報提供部102は、充電装置200のピーク時間、昼間時間及び夜間時間のそれぞれの時間における電力使用量をデータ格納部14に格納する。また、情報提供部102は、EV充電システム20から収集された情報をシステム全体監視部11から取得する。そして、情報提供部102は、利用者からの要求に応じて、EV充電システム20から収集された情報を利用者端末装置5へ送信して、利用者に提供する。
図5は、利用者端末装置に表示される画面の遷移の一例を表す図である。表示装置50は、利用者端末装置5が有するモニタなどである。利用者は、表示装置50に表示された利用者登録画面51を用いて、EVの充電を行う充電装置200に対する利用者登録を行う。スケジューリング部101は、利用者登録画51を用いて入力された、充電装置200を利用してEVの充電を行う利用者の利用者端末装置5からの駐車場番号及び利用者の識別情報の入力を受けて、指定された充電装置200に対して利用者登録を行う。
スケジューリング部101は、指定された充電装置200に接続されたEVの充電割合を基に、充電完了希望日として提案する申請日時を決定する。そして、スケジューリング部101は、提案する申請日時を利用者端末装置5に送信する。利用者端末装置5は、提案された申請日時を提供する日時提案画面52を表示装置50に表示させる。
利用者は、表示装置50に表示された日時提案画面52における提案された申請日時を確認して、申請する充電完了希望日時を決定する。そして、利用者は、表示装置50に表示された充電完了希望日時入力画面53を用いて、EVの充電についての充電完了希望日時の申請を行う。スケジューリング部101は、充電完了希望日時入力画面53を用いた充電完了希望日時の申請を受けて、対象の充電装置200によるEV充電のスケジューリングを行う。
情報提供部102は、利用者が登録された充電装置200によるEVの充電スケジュールの情報をスケジューリング部101から取得する。そして、情報提供部102は、充電装置200によるEVの充電スケジュールの情報を利用者端末装置5に送信する。利用者端末装置5は、充電装置200によるEVの充電スケジュールの情報を表示するスケジュール表示画面54を表示装置50に表示させる。スケジュール表示画面54には、例えば、EVの充電の操作状態がオンとなる時刻及びオフとなる時刻が表示される。
さらに、情報提供部102は、利用者に紐づけられた充電装置200を監視する監視部122から取得した充電状態及び充電割合の情報を利用者端末装置5に送信する。利用者端末装置5は、充電装置200におけるEVの充電状態及び充電割合を表示する充電状況確認画面55を表示装置50に表示させる。また、情報提供部102は、利用者が紐づけられた充電装置200を監視する監視部122から取得した電力使用量を、ピーク時間、昼間時間、夜間時間に分けて、それぞれの時間毎の電力使用量を利用者端末装置5に送信する。利用者端末装置5は、充電装置200におけるEVの充電によるピーク時間、昼間時間、夜間時間のそれぞれにおける電力使用量を表示する電力使用量表示画面56を表示装置50に表示させる。
ここで、図6を参照して情報提供部102による、電力使用量の算出手順について説明する。図6は、電力使用量の算出手順を説明するための図である。ここでは、充電装置200が、充電スケジュール320で示すように、ピーク時間、昼間時間及び夜間時間に亘ってEVの充電を行う場合を例に説明する。
情報提供部102は、充電スケジュール320が開始されるタイミング321から、一定期間毎にEVの充電による電力使用量の入力を監視部122から受ける。そして、情報提供部102は、受信した電力使用量を積算していく。ピーク時間が終了するタイミング322に達すると、情報提供部102は、積算値を集計してピーク時間の電力使用量を算出する。その後、情報提供部102は、新たに電力使用量の積算を開始する。そして、昼間時間が終了するタイミング323に達すると、情報提供部102は、積算値を集計して昼間時間の電力使用量を算出する。その後、情報提供部102は、新たに電力使用量の積算を開始する。そして、充電スケジュールが終了する時刻であるタイミング324に達すると、情報提供部102は、積算値を集計して夜間時間の電力使用量を算出する。このようにして、情報提供部102は、ピーク時間、昼間時間、夜間時間のそれぞれにおける電力使用量を算出することができる。
また、情報提供部102は、ピーク時間、昼間時間、夜間時間のそれぞれにおける電力使用量の表示は、各情報をそのまま表示しても良いし、他の情報と組み合わせて表示してもよい。例えば、情報提供部102は、EVの充電を行う前の電力使用量をデータ格納部14から取得する。そして、情報提供部102は、充電前のピーク時間、昼間時間、夜間時間のそれぞれにおける電力使用量325及びEVの充電を行った後のピーク時間、昼間時間、夜間時間のそれぞれにおける電力使用量326を利用者端末装置5に表示させてもよい。
図1に戻って説明を続ける。異常通知部103は、EV充電システム20において異常が発生した場合、EV充電システム20での異常発生の通知をシステム全体監視部11から受ける。そして、異常通知部103は、EV充電システム20での異常発生の通知を管理者端末装置4へ送信して、管理者にEV充電システム20における異常発生個所を確認させる。
また、異常通知部103は、充電装置200において異常が発生した場合、充電装置200での異常発生の通知をその充電装置200を監視する監視部122から受ける。そして、異常通知部103は、充電装置200での異常発生の通知を管理者端末装置4へ送信して、管理者に充電装置200における異常発生個所を確認させる。また、異常通知部103は、異常が発生した充電装置200の利用者が使用する利用者端末装置5にも、使用中の充電装置200での異常発生の通知を送信する。
料金算出部104は、ピーク時間、昼間時間、夜間時間といった各時間帯における充電装置200の電力量料金のデータを保持する。ただし、電力量料金はテナント毎の契約によって異なるため、料金算出部104は、管理者が管理者端末装置4を用いて入力したテナント毎の電力料金を記憶する。料金算出部104は、各充電装置200のピーク時間、昼間時間及び夜間時間のそれぞれの時間帯における電力使用量の情報をデータ格納部14から取得する。この際、料金算出部104は、各充電装置200に紐づけられて登録された利用者の情報も取得する。そして、料金算出部104は、保持する時間帯毎の電力量料金を基に、充電装置200毎のEVの充電による電力使用料金を算出する。
また、電気事業者装置3からのデマンドレスポンスの発動により節電が求められ充電スケジュールの組み直しが発生した場合、料金算出部104は、充電スケジュールの変更通知をスケジューリング部101から受信する。そして、充電スケジュールの組み直しにより当初の充電スケジュールよりも電力量料金が高くなった場合、料金算出部104は、利用者への請求に増加分を含めるかどうかを選択させるための画面を管理者端末装置4に送信して、管理者に選択を行わせる。その後、増加分追加の許可通知を管理者端末装置4から受信した場合、料金算出部104は、変更後の充電スケジュールによる電力使用料金を請求する電力使用料金として算出する。これに対して、増加分追加の不許可通知を管理者端末装置4から受信した場合、料金算出部104は、変更前の充電スケジュールによる電力使用料金を請求する電力使用料金として算出する。
料金算出部104は、算出した各充電装置200のEVの充電による電力使用料金を、充電装置200のそれぞれに紐づけられて登録された利用者の情報とともに統括管理部13へ出力する。
図7は、利用者によるEV充電システムの利用手順を示す図である。次に、図7を参照して、EV充電システム20の利用手順をまとめて説明する。
利用者Pは、自己が所有する情報端末や駐車場設置端末などの利用者端末装置5に対して、特定の充電装置200を利用する利用者情報を入力する(ステップS1)。利用者端末装置5は、利用者情報をビル監視システム1へ送信する(ステップS2)。
その後、利用者Pは、充電完了希望日時を利用者端末装置5に対して入力する(ステップS3)。利用者端末装置5は、充電完了希望日時をビル監視システム1へ送信する(ステップS4)。ビル監視システム1は、充電完了希望日時の申請を受けて、対象の充電装置200に接続されたEVの充電割合から充電完了希望日時までの充電完了の可否を判定する。充電完了希望日時までに充電完了が可能であれば、ビル監視システム1は、承諾の通知を利用者端末装置5に送信する。また、充電完了希望日時までに充電完了が困難であれば、ビル監視システム1は、承諾または充電完了希望日時の再設定を促す通知である再設定要求を利用者端末装置5に送信する(ステップS5)。利用者Pは、利用者端末装置5に表示された承諾の通知又は再設定要求を確認する(ステップS6)。再設定要求が送られてきて充電完了希望日の再設定を行う場合、利用者Pは、ステップS3を再度実行する。
充電装置200によるEVの充電開始後、利用者Pは、EVの充電スケジュール、充電操作の状態、充電状態、充電割合及び電力使用量を含む充電情報を確認するために、利用者端末装置5に対して充電情報確認のための操作を行う(ステップS7)。利用者端末装置5は、充電情報確認のための操作を受けて、充電情報の提供を求める充電情報要求をビル監視システム1へ送信する(ステップS8)。ビル監視システム1は、充電情報要求を受信すると、EV充電システム20及び利用者Pが登録された充電装置200から収集や集計した情報を充電情報応答として利用者端末装置5へ送信する(ステップS9)。利用者Pは、利用者端末装置5を確認して、EV充電システム20及び利用者Pが登録された充電装置200から収集や集計された充電情報を取得する(ステップS10)。
また、ビル監視システム1は、利用者Pが登録された充電装置200で異常が発生した場合、異常発生通知を利用者端末装置5へ送信する(ステップS11)。利用者Pは、利用者端末装置5から異常発生通知を取得する(ステップS12)。
図8は、利用者が利用する利用者端末装置5の画面の遷移を示す図である。利用者は、利用者端末装置5に表示されたログイン画面401を用いて特定の充電装置200に対する利用者登録を行う。その後、利用者端末装置5は、ホーム画面402を表示する。そして、利用者が充電完了希望日時の申請を行う場合、利用者端末装置5は、充電申請画面403を表示する。また、利用中の充電装置200の情報を利用者が確認する場合、利用者端末装置5は、充電状況確認画面404を表示する。
図9は、充電完了希望日時の申請時の利用者端末装置により表示される画面の遷移を示す図である。次に、図9を参照して、充電完了希望日時の申請時の利用者が使用する画面の詳細について説明する。
まず、利用者端末装置5がビル監視システム1の充電の専用システムにアクセスすると、利用者端末装置5は、利用者登録画面411を表示する。利用者は、利用者登録画面411で駐車場番号を入力することで充電装置200に対する利用者登録を行う(ステップS21)。次に、利用者端末装置5は、充電完了希望日時のビル監視システム1から提案された申請日時を通知する日時提案画面412を表示する。
利用者は、日時提案画面412を参照して、申請する充電完了希望日時を決定して利用者端末装置5に入力する(ステップS22)。そして、利用者は、利用者端末装置5が表示する申請する充電完了希望日時が入力された状態の充電完了希望日時入力画面413における申請ボタンを押下する。申請ボタンが押下されて、申請した充電完了希望日時がビル監視システム1に承諾されると(ステップS23)、利用者端末装置5は、申請承諾画面414を表示する。
これに対して、申請ボタンが押下されて、申請した充電完了希望日時での充電完了が困難でありビル監視システム1から再設定要求が送信されると(ステップS24)、利用者端末装置5は、承諾又は充電完了希望日時の再設定を促す確認画面415を表示する。
利用者が確認画面415において再設定を求めるための「いいえ」ボタンを押下すると(ステップS25)、利用者端末装置5は、充電完了希望日時入力画面413の表示へ戻る。これに対して、利用者が確認画面415において充電が完了しないことの承諾を通知する「はい」ボタンを押下すると(ステップS26)、利用者端末装置5は、申請承諾画面414を表示する。
図10は、オペレータによる電力使用料金の請求を説明するための図である。ここでは、電力使用料金の請求がオペレータP1から利用者P2に対して行われる場合について説明する。例えば、ビル監視システム1は電力使用料金の算定は行わずに、統括管理部13は、利用者P2についてのEVの充電による電力使用量132及び他設備21による電力使用量133をビル監視システム1が有する電力使用量格納部131に格納する。そして、オペレータP1は、利用者P2についてのEVの充電による電力使用量132及び他設備21による電力使用量133を電力使用量格納部131から取得する。そして、オペレータP1は、取得した電力使用量131及び132を基に、EVの充電及び他設備21の利用に基づく電力使用料金をまとめて、利用者P2に対して電力利用料金の一括請求を行う。
[第1の実施形態におけるEV充電システム制御処理の一例]
図11は、ビル監視システムによるEV充電システムの制御のフローチャートである。次に、図11を参照して、ビル監視システム1によるEV充電システム20の制御の流れを再度まとめて説明する。
充電管理部10のスケジューリング部101は、特定の充電装置200に対する利用者登録の要求を利用者端末装置5から受信する(ステップS101)。スケジューリング部101は、指定された充電装置200に紐づけて利用者を登録する。
次に、スケジューリング部101は、各時間帯の電力量料金から、利用者が電力量料金の安い時間帯に充電できる充電完了希望日時を算出する。そして、スケジューリング部101は、算出した充電完了希望日時を提案する申請日時として利用者端末装置5へ送信する(ステップS102)。
その後、スケジューリング部101は、申請日時を参照した利用者が決定した充電完了希望日時を利用者端末装置5から受信する(ステップS103)。
そして、スケジューリング部101は、指定された充電装置200に接続されたEVの充電割合を取得して、申請された充電完了希望日時までに充電を完了することが可能か否かを判定する(ステップS104)。
申請された充電完了希望日時までの充電完了が困難な場合(ステップS104:否定)、スケジューリング部101は、申請された充電完了希望日時までの充電が難しいことを伝えて、承諾又は充電完了希望日時の再設定を促す再設定要求を利用者端末装置5へ送信する(ステップS105)。
その後、スケジューリング部101は、現在の充電完了希望日時の維持する承諾の通知を利用者端末装置5から受信したか否かを判定する(ステップS106)。受信完了日時の再設定の通知を受信した場合(ステップS106:否定)、スケジューリング部101は、ステップS103へ戻る。
一方、充電完了希望日時までに充電完了が可能な場合(ステップS104:肯定)又は現在の充電完了希望日時の維持の通知を受信した場合(ステップS106:肯定)、スケジューリング部101は、承諾通知を利用者端末装置5へ送信する(ステップS107)。
次に、スケジューリング部101は、申請された充電可能日時までに充電が完了し且つなるべく電力使用料金が低くなるように充電装置200によるEVの充電のスケジューリングを実行する(ステップS108)。この際、電気業者装置3からのデマンドレスポンスが発行されていれば、スケジューリング部101は、デマンドレスポンスで指定された期間に所定の電力量に納まるように充電スケジュールを作成する。また、管理者端末装置4から指定された節電開始電力量がある場合、スケジューリング部101は、過去の情報から節電開始電力量を超える期間を特定して、その期間に使用電力量が節電開始電力量を超えないように充電スケジュールを作成する。
そして、スケジューリング部101は、作成した充電スケジュールを装置管理部12の制御部121へ送信する。制御部121は、取得した充電スケジュールにしたがって指定された充電装置200の充電操作をオンにしてEVの充電を開始させる(ステップS109)。
次に、EVの充電が行われている間、装置管理部12の監視部122は、充電装置200を監視して充電情報を収集しデータ格納部14に格納する。また、システム全体監視部11は、EV充電システム20の状態を監視して情報を収集してデータ格納部14に格納する(ステップS110)。
充電管理部10の異常通知部103は、監視部122及びシステム全体監視部11からの異常発生の通知の有無により、EV充電システム20又は充電装置200で異常が発生したか否かを判定する(ステップS111)。異常が発生した場合(ステップS111:肯定)、異常通知部103は、異常発生の通知を管理者端末装置4及び利用者装置5に送信する(ステップS112)。これに対して、異常が発生していない場合、(ステップS111:否定)、EV充電システム20の制御はステップS113へ進む。
充電管理部10の情報提供部102は、充電情報確認の要求を利用者端末装置5から受信したか判定する(ステップS113)。充電情報確認の要求を受信した場合(ステップS113:肯定)、情報提供部102は、システム全体監視部11及び監視部122により収集されたEV充電システム20及び充電装置200の情報を利用者端末装置5へ送信する(ステップS114)。これに対して、充電情報要求を受信していない場合(ステップS113:否定)、EV充電システム20の制御はステップS115へ進む。
監視部122は、指定された充電装置200によるEVの充電が完了したか否かを判定する(ステップS115)。充電が完了していない場合(ステップS115:否定)、EV充電システム20の制御はステップS110へ戻る。
これに対して、充電が完了した場合(ステップS115:肯定)、情報提供部102は、時間帯毎の電力使用量を算出する(ステップS116)。そして、情報提供部102は、時間帯毎の電力使用量をデータ格納部14に格納する。また、情報提供部102は、充電完了の通知とともに時間帯毎の電力使用量を利用者端末装置5へ送信してもよい。また、情報提供部102は、充電完了の通知を利用者端末装置5へ送信する。
その後、充電管理部10の料金算出部104は、時間帯毎の電力使用量をデータ格納部14から取得して、EVの充電による電力使用料金を算出する。料金算出部104は、算出したEVの充電による電力使用料金を統括管理部13へ出力する。統括管理部13は、EVの充電による電力使用料金の入力を料金算出部104から受ける。また、統括管理部13は、他設備21による電力使用量を取得して、他設備21の電力使用料金を算出する。その後、統括管理部13は、他設備21の電力使用料金とEVの充電による電力使用料金とをまとめて利用者に一括請求する(ステップS117)。
[第1の実施形態における効果]
以上に説明したように、本実施形態に係るビル監視システム1は、利用者からの申請を基にEVの充電のスケジューリングを行い、且つ、EVの充電の情報や異常発生の通知を利用者に提供する。また、ビル監視システム1は、デマンドレスポンスや設定された電力使用量の上限値を考慮して、電力使用料金をなるべく抑えるように充電スケジュールを作成する。さらに、ビル監視システム1は、EVの充電による電力使用料金を他の設備による電力使用料金とまとめて利用者に対して一括請求する。
これにより、EVの充電スケジュールを適切に組むことができ、且つ、利用者は充電の情報を容易に手に入れることができるので、EV充電システム20の効率的な運用が可能となる。また、EVの夜間やピーク時間以外での充電を推奨することができ、ピーク時のビルの電力負荷の上昇を軽減して、適切な電力消費計画を実現できる。さらに、なるべく電力使用量が抑えられるように充電スケジュールを作成することで、電力使用料金を抑えることが可能となる。
また、一般的なテナントビルでは、定額の利用料とは別に空調、電気、水道を利用した分だけ課金して核テナントに対して請求する仕組みがある。そこで、本実施形態に係るビル監視システム1を用いることで、EVの充電に対する費用請求についても、従来のテナントへの請求との一本化することが可能となる。このように、EVの出力使用料金を他の設備の電力使用料金とまとめることができ、請求する側及び利用者の双方にとって電力使用料金の取り扱いが容易となる。
また、EV充電システム20による充電装置200の制御以外のEVの充電に関する制御をビル監視システム1が行うことで、導入されるEV充電システム20の差異をビル監視システム1が吸収して、どの設備でも一定のサービスを利用者に提供することが可能となる。
[第1の実施形態の変形例]
図12は、第1の実施形態の変形例に係るビル監視システムのブロック図である。EV充電システム20が、充電装置200の電力使用量を測定する機能を有さない場合が考えられる。
そこで、EV充電システム20が充電装置200の電力使用量を測定する機能を有さない場合には、充電装置200によるEVの充電で使用された電力使用量を測定する電力量計201が設置される。
この場合、監視部122は、充電装置200の時間毎の電力使用量を電力量計201から取得する。そして、監視部122は、電力量計201から取得した充電装置200の電力使用量を充電管理部10へ出力する。
充電管理部10は、電力量計201により測定された充電装置200の電力使用量の入力を監視部122から受ける。そして、充電管理部10は、電力量計201により測定された充電装置200の電力使用量を用いて時間帯毎の電力使用量の算出、利用者への通知及び電力使用料金の算出などを実行する。
[第1の実施形態の変形例における効果]
以上に説明したように、本実施形態に係るビル監視システム1は、電力使用量を測定する機能を有さないEV充電システム20についても、電力使用量を測定する機能を備えた充EV電システム20と同様に制御することができる。したがって、電力使用量を測定する機能を有さないEV充電システム20についても、利用者に対して、同等のサービスを提供することができ、EV充電システム20のより効率的な運用が可能となる。
[第2の実施形態]
次に、第2の実施形態について説明する。本実施例に係るビル監視システム1も、図1及び2のブロック図で示される。本実施形態に係るビル監視システム1は、利用者が所属するテナントの空調機の運転スケジュールを基に、充電完了希望日時のデフォルト値を決定して設定する。
図13は、第2の実施形態におけるEVの充電のスケジューリングを説明するための図である。例えば、空調機運転スケジュール500で示すように、空調機の運転スケジュールが設定されている場合で説明する。
スケジューリング部101は、各テナントについて空調機運転スケジュール500を予め保持する。そして、スケジューリング部101は、空調機運転スケジュール500から、空調機がオフとなる時間を特定する。そして、スケジューリング部101は、空調機がオフとなる時刻501を、それぞれのテナントに所属する利用者の退勤時刻とみなす。そして、スケジューリング部101は、テナント毎の空調機がオフとなる時刻501までの時間511で充電が完了するように充電完了時刻のデフォルト値を決定する。そして、スケジューリング部101は、それぞれのテナントに所属する利用者についての充電完了希望日時のデフォルト値として設定する。
そして、スケジューリング部101は、充電完了希望日時について提案する申請日時を送る際に、設定したデフォルト値を送信して充電完了希望日時の申請画面に、充電完了希望日時の初期値として表示させる。
また、例えば、空調機がオフとなる時刻501と退勤時刻とに差がある旨の申請を利用者端末装置5から予め受けている場合、スケジューリング部101は、空調機がオフとなる時刻501と退勤時刻との時間差Tを算出する。次に、スケジューリング部101は、空調機がオフとなる時刻501から時間差Tを減算して時刻502を算出する。そして、スケジューリング部101は、時刻502までの時間521で充電が完了するように、その利用者についての充電完了希望日時のデフォルト値を設定する。
また、利用者が予め残業申請を行っていた場合、ビル監視システム1により空調機の運転スケジュールが延長される。その場合、スケジューリング部101は、空調機の運転スケジュールの延長の情報をビル監視システム1から取得して、充電完了希望日時のデフォルト値を空調機の運転スケジュールの延長に合わせて後ろ倒しする。
[第2の実施形態及びその変形例における効果]
以上に説明したように、本実施形態に係るビル監視システム1は、空調機の運転スケジュールに合わせて充電完了希望日時を算出して利用者に通知する。これにより、利用者は、容易に勤務時間に合わせた充電完了希望日時を申請することができ、EV充電システム20のより効率的な運用が可能となる。
(ハードウェア構成)
図14は、コンピュータのハードウェア構成の一例を示す図である。ビル監視システム1は、例えば、図14に示すようなコンピュータ90により実現可能である。
コンピュータ90は、CPU(Central Processing Unit)91、メモリ92、ハードディスク93及びネットワークインタフェース94を有する。CPU91は、バスを介してメモリ92、ハードディスク93及びネットワークインタフェース94と接続される。
ネットワークインタフェース94は、ビル監視システム1と外部装置との間の通信インタフェースである。例えば、ネットワークインタフェース94は、CPU91と、電気事業者装置3、管理者端末装置4及び利用者端末装置5との間の通信を中継する。
ハードディスク93は、補助記憶装置である。ハードディスク93は、例えば、図2に例示したデータ格納部14の機能を実現する。また、ハードディスク93は、図1に例示した、充電管理部10、システム全体監視部11、装置管理部12及び統括管理部13の機能を実現するプログラムを含む各種プログラムを格納する。
メモリ92は、主記憶装置である。メモリ92は、例えば、DRAM(Dynamic Random Access Memory)である。
CPU91は、ハードディスク93に格納された各種プログラムを読み出してメモリ92に展開して実行する。これにより、CPU91は、図1に例示した、充電管理部10、システム全体監視部11、装置管理部12及び統括管理部13の機能を実現する。
[装置構成について]
なお、ビル監視システム1の装置構成は、上述した説明に限定されるものではない。例えば、ビル監視システム1は、充電管理部10、システム全体監視部11及び装置管理部12を有する充電管理装置と、統括管理部13を有する管理装置との2つの装置で構成されてもよい。
以上、実施形態の一例を説明したが、これらは例示であり、本実施形態は上記した説明に限定されるものではない。発明の開示の欄に記載の態様を始めとして、実施形態の構成や詳細は、当業者の知識に基づいて種々の変形、改良を施した他の形態で実施することができる。また、各実施形態については、矛盾しない範囲で任意に組み合わせて実施することができる。
1 ビル監視システム
2 ビル施設
3 電気事業者装置
4 管理者端末装置
5 利用者端末装置
10 充電管理部
11 システム全体監視部
12 装置管理部
13 統括管理部
14 データ格納部
20 EV充電システム
21 他設備
101 スケジューリング部
102 情報提供部
103 異常通知部
104 料金算出部
121 制御部
122 監視部
200 充電装置
201 電力量計

Claims (10)

  1. 複数の充電装置と、
    前記充電装置毎の電力使用量を含む充電状況を監視する監視部と、
    前記監視部が取得した前記充電状況に基づく情報を提供する情報提供部と、
    前記充電装置を用いる充電予約を受け付け、前記電力使用量を基に前記充電予約に応じた電力使用量予測値を算出し、前記電力使用量予測値を基に前記充電予約に対する充電スケジュールを作成するスケジューリング部と、
    前記スケジューリング部により作成された前記充電スケジュールにしたがって前記充電装置に充電を実行させる制御部と
    を備えたことを特徴とする充電システム。
  2. 前記情報提供部は、前記充電装置の充電状態、充電割合及び充電終了時刻を提供することを特徴とする請求項1に記載の充電システム。
  3. 前記スケジューリング部は、充電完了希望日時を含む前記充電予約を受け付け、前記充電完了希望日時に充電が完了するように前記充電スケジュールを作成することを特徴とする請求項1に記載の充電システム。
  4. 前記スケジューリング部は、デマンドレスポンスを受信して、前記電力使用量予測値が前記デマンドレスポンスで指定された電力使用量を超過しないように前記充電スケジュールを作成することを特徴とする請求項1に記載の充電システム。
  5. 前記スケジューリング部は、時間帯に応じた電力量料金の情報を予め有し、前記電力量料金に基づいて前記電力使用量予測値に対応する電力使用料金を算出し、算出した前記電力使用料金を基に、前記充電スケジュールを作成することを特徴とする請求項1に記載の充電システム。
  6. 前記充電装置及び前記充電システムの異常を検出して通知する異常通知部をさらに備えたことを特徴とする請求項1に記載の充電システム。
  7. 前記充電装置が行った充電による第1電力使用料金を算出する料金算出部と、
    前記充電装置の利用者の前記充電システム以外の他の設備の使用による第2電力使用料金を算出し、前記第1電力使用料金及び前記第2電力使用料金をまとめて前記利用者に一括請求する統括管理部と
    をさらに備えたことを特徴とする請求項1に記載の充電システム。
  8. 前記スケジューリング部は、空調機の動作スケジュールを取得し、前記動作スケジュールを基に前記充電予約の提案を行うことを特徴とする請求項1に記載の充電システム。
  9. 複数の充電装置を有する充電システムを制御する充電制御方法であって、
    前記充電装置毎の電力使用量を含む充電状況を監視し、
    前記充電状況に基づく情報を提供し、
    前記充電装置を用いる充電予約を受け付け、前記電力使用量を基に前記充電予約に応じた電力使用量予測値を算出し、前記電力使用量予測値を基に前記充電予約に対する充電スケジュールを作成し、
    作成した前記充電スケジュールにしたがって前記充電装置に充電を実行させる
    ことを特徴とする充電方法。
  10. 複数の充電装置を有する充電システムを制御する充電方法であって、
    前記充電装置毎の電力使用量を含む充電状況を監視し、
    前記充電状況に基づく情報を提供し、
    前記充電装置を用いる充電予約を受け付け、前記電力使用量を基に前記充電予約に応じた電力使用量予測値を算出し、前記電力使用量予測値を基に前記充電予約に対する充電スケジュールを作成し、
    作成した前記充電スケジュールにしたがって前記充電装置に充電を実行させる
    処理をコンピュータに実行させることを特徴とする充電プログラム。
JP2022047414A 2022-03-23 2022-03-23 充電システム、充電方法及び充電プログラム Pending JP2023141210A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2022047414A JP2023141210A (ja) 2022-03-23 2022-03-23 充電システム、充電方法及び充電プログラム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2022047414A JP2023141210A (ja) 2022-03-23 2022-03-23 充電システム、充電方法及び充電プログラム

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2023141210A true JP2023141210A (ja) 2023-10-05

Family

ID=88206207

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2022047414A Pending JP2023141210A (ja) 2022-03-23 2022-03-23 充電システム、充電方法及び充電プログラム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2023141210A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US20230356605A1 (en) Method and apparatus for charging a battery from an isolatable electric power grid
US20220144126A1 (en) System and Method for Managing Vehicle Charging Stations
US8145361B2 (en) System and method for manipulating controlled energy using devices to manage customer bills
JP6068590B2 (ja) サブアグリゲータシステム
US20130103378A1 (en) Electricity demand prediction
KR20140089038A (ko) 전기차 충전소의 전력 수요 관리 방법 및 이를 제공하기 위한 전기차 충전소의 전력 수요 관리 시스템
WO2012020756A1 (ja) 電力制御装置
JP2015027164A (ja) 充放電管理システム
JPWO2019176192A1 (ja) 運用システム、運用方法、電力装置及び車載装置並びに運用サーバ
JP2018161023A (ja) 電力管理システム、電力管理装置及び電力管理方法
JP7142291B2 (ja) 充電方法、及び、充電システム
JP6823581B2 (ja) デマンドレスポンスシステム
CN114365370B (zh) 区域能量管理装置以及区域能量管理方法
Chen Demand response: An enabling technology to achieve energy efficiency in a smart grid
AU2021201743A1 (en) Methods of optimizing energy usage from energy suppliers
JP2023141210A (ja) 充電システム、充電方法及び充電プログラム
KR102557612B1 (ko) 전기차 충전기를 연계한 수요 관리 방법
JP2015116073A (ja) 需給調整方法およびシステム
JP2017195752A (ja) 電力制御システムおよび電力制御方法
GB2586395A (en) Power management system, power management method, and program
KR20220077087A (ko) 전기차를 연계한 수요 관리 방법
WO2019230600A1 (ja) 電力制御方法、プログラム、電力制御システム、及び電力管理システム
JP7162819B2 (ja) 電力制御装置、電力制御システム及び電力制御方法
WO2024034288A1 (ja) 充放電制御装置、放電下限値設定装置、充放電制御方法及びプログラム
Chen Argonne National Laboratory, Argonne, United States