JP2023137316A - 半導体チップの外観検査方法および半導体チップの外観検査装置 - Google Patents

半導体チップの外観検査方法および半導体チップの外観検査装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2023137316A
JP2023137316A JP2022043461A JP2022043461A JP2023137316A JP 2023137316 A JP2023137316 A JP 2023137316A JP 2022043461 A JP2022043461 A JP 2022043461A JP 2022043461 A JP2022043461 A JP 2022043461A JP 2023137316 A JP2023137316 A JP 2023137316A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
semiconductor chip
image data
light
threshold value
substrate
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2022043461A
Other languages
English (en)
Inventor
憲治 大久保
Kenji Okubo
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toray Engineering Co Ltd
Original Assignee
Toray Engineering Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toray Engineering Co Ltd filed Critical Toray Engineering Co Ltd
Priority to JP2022043461A priority Critical patent/JP2023137316A/ja
Publication of JP2023137316A publication Critical patent/JP2023137316A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Length Measuring Devices By Optical Means (AREA)
  • Investigating Materials By The Use Of Optical Means Adapted For Particular Applications (AREA)

Abstract

【課題】半導体チップの位置が閾値を超えてずれている半導体チップに対して、異なるプロセスを行うことが可能な外観検査方法および半導体チップの外観検査装置を提供する。【解決手段】基板に配置された半導体チップ48に対し、光を照射し、前記半導体チップ48からの反射光により画像データを取得する工程と、前記画像データにおいて、前記半導体チップ48の位置および前記半導体チップ48の回転量の少なくとも一方が閾値を超えてずれているかを確認し、前記閾値を超えてずれている場合、前記閾値以内の前記半導体チップとは異なるプロセスを行う判断をする工程と、を備える。【選択図】図1

Description

この発明は、半導体チップの外観検査方法および半導体チップの外観検査装置に関し、特に、検査対象である半導体チップの画像を取得して検査を行う外観検査装置に関する。
従来、検査対象である半導体チップの画像を取得して検査を行う外観検査装置が知られている(たとえば、特許文献1参照)。
上記特許文献1には、撮像した検査対象の素子チップの画像と、良品画像との比較をすることにより、検査対象が良品か否かの判別を行うとともに素子チップの欠陥を検出する検査装置が開示されている。
特開2017-161236号公報
上記特許文献1には記載されていないが、ウェハ基板上の半導体チップを転写基板に転写するとき、半導体チップが回転したり、半導体チップの位置がずれたりすることがある。これは、半導体チップのバンプ電極の先端が尖っていたり、丸かったりするためである。そのため、半導体チップが良品であっても、回転したり、位置がずれていたりすると、転写基板から配線基板に転写したときに、半導体チップと配線位置が合わず、半導体チップが機能しない可能性が高くなる。従って、転写基板に転写された半導体チップや、配線基板に転写された半導体チップが良品であっても、半導体チップが大きく回転していたり、半導体チップの位置が閾値を超えてずれている半導体チップに対して、閾値以内の半導体チップとは異なるプロセスを行う判断をすることが望まれている。
この発明は、上記のような課題を解決するためになされたものである。この発明の1つの目的は、半導体チップの位置が閾値を超えてずれている半導体チップに対して、閾値以内の半導体チップとは異なるプロセスを行う判断をすることが可能な外観検査装置を提供することである。
上記目的を達成するために、この発明の第1の局面による半導体チップの外観検査方法は、基板に配置された半導体チップに対し、光を照射し、半導体チップからの反射光により画像データを取得する工程と、画像データにおいて、半導体チップの位置および半導体チップの回転量の少なくとも一方が閾値を超えてずれているかを確認し、閾値を超えてずれている場合、閾値以内の半導体チップとは異なるプロセスを行う判断をする。
この発明の第1の局面による半導体チップの外観検査方法は、上記のように、基板に配置された半導体チップに光を照射することにより、半導体チップの画像データを取得する。この取得した半導体チップの画像データから半導体チップの回転量および位置をの少なくとも一方が、閾値を超えてずれていることによって、半導体チップが回転していたり、もとの位置からずれていたりすることを確認することができる。その結果、閾値以内の半導体チップとは異なるプロセスを行う判断をすることができる。
上記第1の局面による半導体チップの外観検査方法において、好ましくは、閾値以内の半導体チップとは異なるプロセスを行う工程において、異なるプロセスとは、半導体チップを使用しないと判断するプロセスである。このように構成すれば、転写後の配線基板に半導体チップを転写する際に、配線位置がずれる可能性の高い半導体チップは、予め、転写せずに使用しないと判断する。
上記第1の局面による半導体チップの外観検査方法において、好ましくは、画像データを取得する工程において、照明強度を変えて光を半導体チップに対して照射し、複数の照明強度における半導体チップからの反射光により複数の画像データを取得する。このように構成すれば、一枚の画像データでは、画素値が飽和している半導体チップがあったときに、回転量や位置のずれが確認できないが、複数の照明強度における半導体チップからの反射光により複数の画像データを取得することにより、各照明強度における画像データを取得できるため、画素値が飽和していない画像データから半導体チップの回転量や位置のずれを確認することができる。
この場合、好ましくは、画像データを取得する工程において、少なくとも2方向からの光を半導体チップに対して照射し、半導体チップからの反射光により画像データを取得する。このように構成すれば、基板上に傾いた半導体チップがある場合でも、反射光が撮像部に入射されるため、回転量や位置のずれが確認できる画像データを取得することができる。
上記少なくとも2方向からの光を半導体チップに対して照射する構成において、好ましくは、上記2方向の一方は、垂直方向であり、上記2方向の他方は、斜め上方向である。このように構成すれば、垂直方向からの光により、複数の適切に転写された半導体チップの画像データを取得することができるので、その半導体チップを使用するか否かの判断を行うことができる。また、斜め上方向からの光により、半導体チップの上面が水平方向に対して斜めに傾いている場合でも、傾いた半導体チップの画像データが取得できるので、閾値以内の半導体チップとは異なるプロセスを行うか否かの判断を行うことができる。
上記少なくとも2方向からの光を半導体チップに対して照射する構成において、好ましくは、画像データを取得する工程において、基板に対する斜め上方向からの光の照射部の相対的な高さを変化させて複数の高さ位置の各々で光を半導体チップに対して照射し、複数の高さ位置の各々における半導体チップからの反射光により複数の画像データを取得する。このように構成すれば、画素値が飽和している半導体チップがあったときは、回転量や位置のずれが確認できないが、基板に対する斜め上方向からの光の照射部の高さを変化させることによって、撮像部が各高さにおける画素値が飽和していない画像データを取得できるので、半導体チップの回転量や位置のずれを確認することができる。
この場合、好ましくは、半導体チップを閾値以内の半導体チップとは異なるプロセスを行うと判断する工程において、所定の光量を半導体チップに対して照射し、半導体チップからの反射光により、画像データを取得し、画像データにおいて、傾いた半導体チップからの反射光が撮像部に過剰に入射したことにより、画素値が飽和している半導体チップは閾値以内の半導体チップとは異なるプロセスを行うと判断する。このように構成すれば、転写基板から配線基板に半導体チップを転写する際に、予め、配線位置が合う確率が低い半導体チップは転写されなくなるため、半導体チップが配線基板に転写される工程の作業効率の向上を図ることができる。
この発明の第2の局面による外観検査装置は、基板に配置された半導体チップの位置および半導体チップの回転量を各々検査する外観検査装置であって、半導体チップが配置された基板を保持する基板保持部と、基板保持部に保持された基板の半導体チップに光を照射する照射部と、検査対象の半導体チップを撮像する撮像部と、撮像部によって撮像された検査対象の半導体チップの位置および半導体チップの回転量の少なくとも一方が閾値を超えてずれているかを判断するとともに、閾値を超えてずれている場合、基板上の半導体チップに対して、閾値以内の半導体チップとは異なるプロセスを行うか否かを判断する制御を行う制御部と、を備える。
この発明の第2の局面による半導体チップの外観検査装置は、上記のように、基板保持部に保持された基板に配置された半導体チップに光を照射する照射部と検査対象の半導体チップを撮像する撮像部とにより、半導体チップの画像データを取得する。この取得した半導体チップの画像データから制御部が半導体チップの回転量および位置を求め、閾値を超えてずれていることによって、半導体チップが回転していたり、もとの位置からずれていたりすることを確認することができる。その結果、半導体チップに対して、閾値以内の半導体チップとは異なるプロセスを行うか否かの判断を行うことができる。
上記第2の局面による外観検査装置において、好ましくは、照射部は、少なくとも垂直方向と斜め上方向との2方向からの光を半導体チップに対して照射し、基板保持部と照射部との相対的な高さを変化させる相対昇降機構をさらに備え、制御部は、半導体チップからの反射光により画素値が飽和している半導体チップを検知した場合、相対昇降機構の高さを変化させる制御を行うように構成されている。このように構成すれば、半導体チップからの反射光により画素値が飽和している半導体チップを検出したときは、相対昇降機構により基板に対する照射部と半導体チップの相対的な高さを変更し、撮像部により各高さにおける画像データを取得できるので、画素値が飽和してない画像データから半導体チップの回転量や位置のずれを確認することができる。
上記第2の局面による外観検査装置において、好ましくは、制御部は、半導体チップからの反射光により画素値が飽和している半導体チップを検知した場合、基板上の半導体チップに対して、閾値以内の半導体チップとは異なるプロセスを行うと判断する制御を行うように構成されている。このように構成すれば、転写基板から配線基板に半導体チップを転写する際に、予め、配線位置が合う確率が低い半導体チップについては、閾値以内の半導体チップ(配線位置が合う確率が高い半導体チップ)とは異なるプロセスが行われるため、半導体チップが配線基板に転写される工程の作業効率の向上を図ることができる。
本発明によれば、上記のように、半導体チップの位置が閾値を超えてずれている半導体チップに対して、閾値以内の半導体チップとは異なるプロセスを行うか否かの判断を行うことが可能な外観検査装置を提供することができる。
本発明の第1実施形態による外観検査装置の全体図である。 回転しているまたは位置がずれている半導体チップがない転写基板を上から見た図である。 回転しているまたは位置がずれている半導体チップがない転写基板を横から見た断面図である。 回転しているまたは位置がずれている半導体チップがある転写基板を上から見た図である。 回転しているまたは位置がずれている半導体チップがある転写基板を横から見た断面図である。 第1実施形態の外観検査装置による半導体チップの検査処理を説明するためのフロー図である。 本発明の第2実施形態による外観検査装置の照明部がリング型照明装置の図である。 リング型照明装置を下から見た図である。 第2実施形態の外観検査装置による半導体チップの検査処理を説明するためのフロー図である。 本発明の第3実施形態による外観検査装置の照明部がドーム型照明装置の図である。 ドーム型照明装置を上から見た断面図である。 第3実施形態の外観検査装置による半導体チップの検査処理を説明するためのフロー図である。
以下、本発明を具体化した実施形態を図面に基づいて説明する。
図1、図6を参照して、本実施形態による外観検査方法について説明する。
[第1実施形態]
(外観検査装置の構造)
図1を参照して、第1実施形態による外観検査装置100の構造について説明する。外観検査装置100は、複数の半導体チップ48(図2~図5参照)を検査するように構成されている。
図1に示すように、外観検査装置100は、移動ステージ10を備えている。移動ステージ10は、水平面内のX軸スライダ11とY軸スライダ12とを含む。X軸スライダ11は、台部20上に配置されている。また、Y軸スライダ12は、X軸スライダ11上に配置されている。
また、外観検査装置100は、載置テーブル30を備えている。載置テーブル30は、Y軸スライダ12上に配置されている。そして、載置テーブル30は、移動ステージ10によって、X方向およびY方向に移動されるように構成されている。また、載置テーブル30に、複数の半導体チップ48が配列された転写基板49が載置されるように構成されている。なお、転写基板49は、特許請求の範囲の「基板」の一例である。
また、外観検査装置100は、撮像部40を備えている。撮像部40は、検査対象の半導体チップ48の画像データを作成するように構成されている。撮像部40は、鏡筒41と、ハーフミラー42と、対物レンズ43と、撮像カメラ44と、を含む。撮像カメラ44は、受光素子44aを含んでいる。そして、撮像カメラ44は、撮像した半導体チップ48の画像を後述する制御部51に出力するように構成されている。
また、外観検査装置100は、照明部45を備えている。照明部45は、同軸落射照明装置45aを備え、照射部46aからハーフミラー42を通して、照射光を下方の半導体チップ48に対して垂直方向に照射する。撮像部40が、半導体チップ48から垂直方向に出る反射光を撮像するように構成されている。
また、外観検査装置100は、制御部51を備えている。制御部51は、CPU(Central Processing Unit)などからなり、データ入力部52、記憶部53、検知部54、データ付与部55、データ送信部56とを備える。また、制御部51は、照明部45の照明強度を制御する。
データ入力部52は、予め、回転量と位置のずれの閾値や光量を入力できる。
また、記憶部53では、データ入力部52で入力した閾値が保存される。
検知部54は、撮像部40によって撮像された半導体チップ48の画像に基づいて、半導体チップ48の周縁領域のエッジとバンプ電極50のエッジを検出する。検知部54は、撮像部40によって撮像された半導体チップ48の画像データと、記憶部53に予め記憶されている図2のような整列した半導体チップ48の位置データと、を比較し、回転量と位置のずれが設定した閾値を超えているかどうかの判定を行う。
データ付与部55は、撮像した画像データの半導体チップ48の回転量や位置のずれが閾値を超えている場合、その半導体チップ48に与えられているアドレスに対して、閾値以内の半導体チップ48とは異なるプロセスを行うというデータを付与する。具体的には、異なるプロセスとは、回転量や位置が閾値を超えてずれている場合、半導体チップ48は配線基板に転写せずに、使用しないというプロセスのことである。なお、半導体チップ48のアドレスは、設計情報として予め、決まっている。
データ送信部56は、転写基板49上の半導体チップ48を配線基板に転写するときに、予め、転写しない半導体チップ48のアドレスには使用しないというデータを、転写基板49から配線基板への転写を行う装置に送信する。
また、外観検査装置100は、基板搬送部57を備えている。基板搬送部57は、転写基板49上の半導体チップ48の検査が終了したら、転写基板49上の半導体チップ48を転写基板49から配線基板へ転写するために、転写を行う装置に転写基板49を送る。
図2~図5を参照して、転写基板49について説明する。転写基板49上には、半導体チップ48がウェハより転写されている。半導体チップ48は、バンプ電極50(図3参照)を備えている。図2、図3は、半導体チップ48が適正に転写されたものである。また、図4、図5は、転写された半導体チップ48であるが、回転しているもの48aや位置がずれているもの48b、傾いているもの48cが含まれている。
(第1実施形態の外観検査方法)
次に、第1実施形態の外観検査方法について説明する。第1実施形態の外観検査方法は、転写基板49上の半導体チップ48の回転量および位置のずれを画像データから取得し、予め、転写基板49から配線基板に転写せず、使用しない半導体チップ48を選択するためのものである。
ステップ100(図6参照)において、外観検査装置100の載置テーブル30に転写基板49が設置される。ステップ101において、半導体チップ48の回転量や位置のずれに関する閾値や光量、撮像方法がデータ入力部52に入力される。ステップ102において、半導体チップ48に対して、照射部46が光を照射する。撮像部40が半導体チップ48から反射された光により、半導体チップ48の撮像を行い、画像データを取得する。ステップ103において、制御部51が半導体チップ48のアドレスを選択する。ステップ104において、検知部54が、画像データから選択されたアドレスの半導体チップ48を抽出する。ステップ105において、検知部54が、半導体チップ48の回転量および位置のずれを確認する。ステップ106において、回転量や位置のずれが設定した閾値以上の場合、ステップ107において、データ付与部55が、半導体チップ48のアドレスに配線基板に転写せず、使用しないというマーカーを付与し、ステップ108に工程が進む。半導体チップ48の回転量および位置のずれが設定した閾値以上でない場合は、データ付与部55は、半導体チップ48のアドレスに配線基板に転写せず、使用しないというマーカーを付与せずに、ステップ109に工程が進む。ステップ108において、未選択のアドレスがある場合、ステップ103に戻り、ステップ103からステップ108までの工程を繰り返す。ステップ108において、未選択のアドレスがなくなったとき、ステップ109において、検知部54が、画像データから半導体チップ48の画像データを判別できるか確認する。上記ステップ109において、検知部54が、選択されたアドレスの半導体チップ48の画像を判別できたときは、ステップ111において、データ送信部56がアドレスに付与されたデータを、転写基板49から配線基板へと半導体チップ48を転写する装置に送信する。また、基板搬送部57が転写基板49を、転写基板49から配線基板へと半導体チップ48を転写する装置に送る。
上記ステップ109において、検知部54が、選択されたアドレスの半導体チップ48の画像を判別できなかったときは、ステップ110において、制御部51が照明強度の変更を行い、ステップ102に工程を戻す。検知部54が、半導体チップ48の画像が判別できるまで、照明強度を変更する。検知部54が、半導体チップ48の画像を判別できたとき、工程はステップ111に進む。
(第1実施形態の効果)
第1実施形態では、上記のように、転写基板49に配置された半導体チップ48に光を照射することにより、半導体チップ48の画像データを取得する。この取得した半導体チップ48の画像データから半導体チップ48の回転量および位置をの少なくとも一方が、閾値を超えてずれていることによって、半導体チップ48が回転していたり、もとの位置からずれていたりすることを確認することができる。その結果、半導体チップ48を使用するか否かの判断を行うことが可能な外観検査方法を提供できる。
また、第1実施形態では、上記のように、閾値以内の半導体チップ48とは異なるプロセスを行う工程において、異なるプロセスとは、半導体チップ48を使用しないと判断するプロセスである。これにより、転写後の配線基板に半導体チップ48を転写する際に、配線位置がずれる可能性の高い半導体チップ48は、予め、転写せずに使用しないと判断できる。
また、第1実施形態は、上記のように、画像データを取得する工程において、照明強度を変えて光を半導体チップ48に対して照射し、複数の照明強度における半導体チップ48からの反射光により複数の画像データを取得する。これにより、一枚の画像データでは、画素値が飽和している半導体チップ48があったときに、回転量や位置のずれが確認できないが、複数の照射強度における半導体チップ48からの反射光により複数の画像データを取得することにより、各照明強度における画像データを取得できるため、画素値が飽和していない画像データから半導体チップ48の回転量や位置のずれを確認することができる。
[第2実施形態]
(外観検査装置の構造)
本発明の第2実施形態による外観検査装置200は、上記第1実施形態とは異なり、図7に示すように、照明部45の同軸落射照明装置45aとリング型照明装置45bの両方を備える。照明部45は、リング型照明装置45bを備えることで、斜め上方向および垂直方向からの2方向からの光を照射部46bから照射するように構成されている。なお、上記第1実施形態と同一の構成は、図中に同じ符号を付して図示し、その説明を省略する。
図8はリング型照明装置45bを下から見た図である。対物レンズ43の下に設置されたリング型照明装置45bには複数のLED光源47が備えられている。また、図2に示すように、リング型照明装置45bのLED光源47が備えられている部分は、中心から外縁に向けて下方向の傾斜になっている。穴63aは、半導体チップ48を撮像できるように貫通している。
このリング型照明装置45bにより斜め上方から照射された光は、半導体チップ48に反射される。撮像部40は、反射した光から画像データを撮像する。第1実施形態では、同軸落射照明装置45aのため、斜めに傾いた半導体チップ48cの反射光は撮像部40に入りにくい。斜めに傾いた半導体チップ48cは、光を斜めに反射してしまうためである。しかし、リング型照明装置45bは斜め上方から光を照射しているため、斜めに傾いた半導体チップ48cからの反射光も撮像部40に入るように構成されているので、斜めに傾いた半導体チップ48cの画像データから回転量や位置のずれを取得することができる。
また、リング型照明装置45bは、基板保持部との相対的な高さを変更できるように照明昇降機58を備えるように構成されている。照明昇降機58は、特許請求の範囲の「相対昇降機構」の一例である。斜めに傾いた半導体チップ48cから反射された光が、撮像部40に過剰に入射すると、半導体チップ48の画像データの画素値が飽和(以降、サチュレーション)する。基板保持部との相対的な高さを変更は、光の照射角度を変化させることでサチュレーションを解消できるようにするためである。半導体チップ48の画像データがサチュレーションしているときは、制御部51がリング型照明装置45bの高さを変更することによって、サチュレーションしていない半導体チップ48の画像を取得することができる。
なお、第2実施形態のその他の構成は、上記第1実施形態と同様である。
(第2実施形態の外観検査方法)
次に、第2実施形態の外観検査方法について説明する。第2実施形態の外観検査方法は、転写基板49上の半導体チップ48の回転量および位置のずれを画像データから取得し、予め、閾値以内の半導体チップ48とは異なるプロセスを行う半導体チップ48を選択するためのものである。異なるプロセスとは、半導体チップ48を使用しないと判断するプロセスである。
ステップ200(図9参照)において、転写基板49を外観検査装置200の載置テーブル30に設置する。ステップ201において、半導体チップ48の回転量や位置のずれに関する閾値や光量、撮像方法がデータ入力部52に入力される。ステップ202において、半導体チップ48に対して、照射部46bが光を照射する。撮像部40が、半導体チップ48から反射された光により、半導体チップ48の撮像を行い、画像データを取得する。ステップ203において、制御部51が半導体チップ48のアドレスを選択する。ステップ204において、検知部54が、画像データから選択されたアドレスの半導体チップ48を抽出する。ステップ205において、検知部54が、画像データから半導体チップ48の回転量および位置のずれを確認する。ステップ206において、回転量や位置のずれが設定した閾値以上の場合、ステップ207において、データ付与部55が、半導体チップ48のアドレスに転写基板49から配線基板に転写せず、使用しないというマーカーを付与し、ステップ208に工程が進む。回転量や位置のずれが設定した閾値以上でない場合は、データ付与部55は、半導体チップ48のアドレスに転写基板49から配線基板に転写せず、使用しないというマーカーを付与せずに、ステップ208に工程が進む。ステップ208において、未選択のアドレスがある場合、ステップ203に戻り、ステップ204からステップ208までの工程を繰り返す。ステップ208において、未選択のアドレスがなくなったとき、工程が進む。また、ステップ209において、検知部54が、半導体チップ48の画像データがサチュレーションしているかどうかを判断する。ステップ209において、半導体チップ48の画像データがサチュレーションしていないときは、工程が進む。ステップ211では、データ送信部56がアドレスに付与されたデータを、転写基板49から配線基板へと半導体チップ48を転写する装置に送信する。また、基板搬送部57が転写基板49を、転写基板49から配線基板へと半導体チップ48を転写する装置に送る。
上記ステップ209において、選択されたアドレスの半導体チップ48の画像データがサチュレーションしていたときは、ステップ210において、制御部51が照明昇降機58によって、リング型照明装置45bの高さの変更を行い、ステップ202に工程を戻す。選択された半導体チップ48の画像データがサチュレーションしなくなるまで、リング型照明装置45bの高さを変更し、選択された半導体チップ48のサチュレーションしていない画像データが取得できるまで、ステップ202からステップ209を繰り返す。選択された半導体チップ48のサチュレーションしていない画像データが取得できたとき、工程はステップ211に進む。
(第2実施形態の効果)
第2実施形態では、以下のような効果を得ることができる。
第2実施形態では、上記第1実施形態と同様に、転写基板49に配置された半導体チップ48に光を照射することにより、半導体チップ48の画像データを取得する。この取得した半導体チップ48の画像データから半導体チップ48の回転量および位置をの少なくとも一方が、閾値を超えてずれていることによって、半導体チップ48が回転していたり、もとの位置からずれていたりすることを確認することができる。その結果、半導体チップ48を使用するか否かの判断を行うことが可能な外観検査方法を提供できる。
第2実施形態では、上記のように、画像データを取得する工程において、少なくとも2方向からの光を半導体チップ48に対して照射し、半導体チップ48からの反射光により画像データを取得する。これにより、転写基板49上に傾いた半導体チップ48がある場合でも、反射光が撮像部40に入射されるため、回転量や位置のずれが確認できる画像データを取得することができる。
第2実施形態では、上記2方向の一方は、垂直方向であり、上記2方向の他方は、斜め上方向である。これにより、垂直方向からの光により、複数の適切に転写された半導体チップ48の画像データが取得できるので、その半導体チップ48を使用するか否かの判断を行うことができる。また、斜め上方向からの光により、半導体チップ48の上面が水平方向に対して斜めに傾いている場合でも、傾いた半導体チップ48cのの画像データが取得できるので、使用するか否かの判断ができる。
また、第2実施形態では、上記のように、画像データを取得する工程において、転写基板49に対する斜め上方向からの光の照射部46bの相対的な高さを変化させて複数の高さ位置の各々で光を半導体チップ48に対して照射し、複数の高さ位置の各々における半導体チップ48からの反射光により複数の画像データを取得する。これにより、画素値が飽和している半導体チップ48があったときは、回転量や位置のずれが確認できないが、基板に対する斜め上方向からの光の照射部46bの高さを変化させることによって、撮像部40によって、撮像部40が各高さにおける画素値が飽和してない画像データを取得できるので、半導体チップ48の回転量や位置のずれを確認することができる。
なお、第2実施形態のその他の効果は、上記第1の実施形態と同様である。
[第3実施形態]
(外観検査装置の構造)
本発明の第2実施形態による外観検査装置300は、上記第1実施形態、第2実施形態とは異なり、図10に示すように、照明部45の同軸落射照明装置45aとドーム型照明装置45cの両方を備える。ドーム型照明装置45cは、特許請求の範囲の「斜め上方向」からの光を照射するものの一例である。ドーム型照明装置45cの照射部46cからの様々な角度からの光と同軸落射照明装置45aの垂直方向からの少なくとも2方向からの光を照射することができる。なお、上記第1実施形態および第2実施形態と同一の構成は、図中に同じ符号を付して図示し、その説明を省略する。
図11はドーム型照明装置45cを上から見た断面図である。対物レンズ43の下に設置されたドーム型照明装置45cには、図3上のドームの縁部の所にLED光源62が備えられている。図10に示すように、LED光源62から照射された光は、ドーム型照明装置45cの内部の反射板61にあたる。その反射光が、半導体チップ48に反射され、撮像部40に入射する。
第3実施形態では、第2実施形態とは異なり、あらゆる角度に光が反射され、半導体チップ48に照射される。このため、ドーム型照明装置45cの高さは変更する必要がないように構成されている。従って、対物レンズ43の下に設置されたドーム型照明装置45cは、場所が固定されている。穴63bは、ドーム型照明装置45cの上側にある貫通穴である。また、穴63cは、ドーム型照明装置45cの下側にある貫通穴である。図10に示すように、上側の穴63bの方が、穴63cよりも小さく作られている。
なお、第3実施形態のその他の構成は、上記第1実施形態と同様である。
(第3実施形態の外観検査方法)
次に、第3実施形態の外観検査方法について説明する。第3実施形態の外観検査方法は、転写基板49上の半導体チップ48の回転量および位置のずれを画像データから取得し、予め、転写基板49から配線基板へ転写せず、閾値以内の半導体チップ48とは異なるプロセスを行う半導体チップ48を選択するためのものである。異なるプロセスとは、半導体チップ48を使用しないと判断するプロセスである。
ステップ300(図12参照)において、転写基板49を外観検査装置300の載置テーブル30に設置する。ステップ301において、半導体チップ48の回転量や位置のずれに関する閾値や光量、撮像方法がデータ入力部52に入力される。ステップ302において、半導体チップ48に対して、照射部46cが光を照射する。撮像部40が、半導体チップ48から反射された光により、半導体チップ48の撮像を行い、半導体チップ48の画像データを取得する。ステップ303において、制御部51が半導体チップ48のアドレスを選択する。ステップ304において、検知部54が、画像データから選択されたアドレスの半導体チップ48を抽出する。ステップ305において、検知部54が、半導体チップ48の画像データがサチュレーションしているかを判断する。ステップ306において、半導体チップ48の画像データがサチュレーションしていないときは、検知部54が、半導体チップ48の画像データから半導体チップ48の回転量および位置のずれを確認する。ステップ307において、半導体チップ48の回転量や位置のずれが設定した閾値以上の場合、ステップ308において、データ付与部55が、半導体チップ48のアドレスに転写基板49から配線基板に転写せず、使用しないというマーカーを付与し、ステップ309に工程が進む。半導体チップ48の回転量や位置のずれが設定した閾値以上でない場合は、半導体チップ48のアドレスに転写基板49から配線基板に転写せず、使用しないというマーカーを付与せずに、ステップ309に工程が進む。ステップ309において、未選択のアドレスがある場合、ステップ303に戻り、ステップ303からステップ309までの工程を繰り返す。ステップ309において、未選択のアドレスがなくなったとき、データ送信部56がアドレスに付与されたデータを、転写基板49から配線基板へと半導体チップ48を転写する装置に送信する。また、基板搬送部57が転写基板49を、転写基板49から配線基板へと半導体チップ48を転写する装置に送る。
上記ステップ305において、選択されたアドレスの半導体チップ48の画像データがサチュレーションしていたとき、ステップ308において、データ付与部55が、半導体チップ48のアドレスに転写基板49から配線基板に転写せず、使用しないというマーカーを付与し、ステップ309に工程が進む。
(第3実施形態の効果)
第3実施形態では、以下のような効果を得ることができる。
第3実施形態では、上記第1実施形態と同様に、転写基板49に配置された半導体チップ48に光を照射することにより、半導体チップ48の画像データを取得する。この取得した半導体チップ48の画像データから半導体チップ48の回転量および位置をの少なくとも一方が、閾値を超えてずれていることによって、半導体チップ48が回転していたり、もとの位置からずれていたりすることを確認することができる。その結果、半導体チップ48を使用するか否かの判断を行うことが可能な外観検査方法を提供できる。
第3実施形態では、上記のように、画像データを取得する工程において、少なくとも2方向からの光を半導体チップ48に対して照射し、半導体チップ48からの反射光により画像データを取得する。これにより、転写基板49上に傾いた半導体チップ48cがある場合でも、反射光が撮像部40に入射されるため、回転量や位置のずれが確認できる画像データを取得することができる。
また、第3実施形態では、上記2方向の一方は、垂直方向であり、上記2方向の他方は、斜め上方向である。これにより、垂直方向からの光により、複数の適切に転写された半導体チップ48の画像データが取得できるので、その半導体チップ48を使用するか否かの判断を行うことができる。また、斜め上方向からの光により、半導体チップ48の上面が水平方向に対して斜めに傾いている場合でも、傾いた半導体チップ48cの画像データが取得できるので、使用するか否かの判断ができる。
また、第3実施形態では、半導体チップ48を使用しないと判断する工程において、所定の光量を半導体チップ48に対して照射し、半導体チップ48からの反射光により、画像データを取得し、画像データにおいて、傾いた半導体チップ48cからの反射光が撮像部40に過剰に入射したことにより、画素値が飽和している半導体チップ48は使用しないと判断する。これにより、転写基板49からは配線基板に半導体チップ48を転写する際に、予め、配線が合う確率が低い半導体チップ48は転写されなくなるため、半導体チップ48が配線基板に転写される工程の作業効率の向上を図ることができる。
なお、第3実施形態のその他の効果は、上記第1の実施形態と同様である。
(変形例)
なお、今回開示された実施形態および実施例は、すべての点で例示であって制限的なものではないと考えらえるべきである。本発明の範囲は、上記した実施形態および実施例の説明ではなく、特許請求の範囲によって示され、さらに特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更(変形例)が含まれる。
たとえば、上記実施形態では、異なるプロセスは、半導体チップ48を使用しないという例を示したが、本発明は、これに限らない。たとえば、異なるプロセスは、半導体チップ48をリペアする。または、異なるプロセスは、手動で転写するでもよい。
また、上記実施形態では、検知部54が制御部51に含まれる例を示したが、本発明はこれに限られない。たとえば、検知部54が制御部51とは別個に設けられていてもよい。
また、上記実施形態では、転写基板49の半導体チップ48に関しての例を示したが、本発明はこれに限られない。たとえば、転写基板49から転写した後の配線基板上の半導体チップ48を確認してもよい。
また、上記実施形態では、閾値以内の半導体チップ48とは異なるプロセスを行う半導体チップ48にマーカーを付与していたが、本発明はこれに限られない。データ送信部56および基板搬送部57は、データ付与部55によって、閾値以内の半導体チップ48にマーカーを付与して、次の工程に送ってもよい。
また、上記実施形態では、制御部51がリング型照明装置45bの半導体チップ48に対する相対的な高さを変更することで行っていたが、本発明はこれに限られない。リング型照明装置45bは固定しておき、転写基板49を保持する基板保持部の高さを変更させてもよい。
また、上記実施形態の第2、第3実施形態では照明強度を変更していないが、第1実施形態の照明強度の変更を第2、第3実施形態に適用してもよい。
40 撮像部
45 照明部
45a 同軸落射照明装置
45b リング型照明装置
45c ドーム型照明装置
46a~46c 照射部
48、(48a~48c) 半導体チップ
49 転写基板(基板)
50 バンプ電極
51 制御部
52 データ入力部
53 記憶部
54 検知部
55 データ付与部
56 データ送信部
57 基板搬送部
58 照明昇降機(相対昇降機構)
100、200、300 外観検査装置

Claims (10)

  1. 基板に配置された半導体チップに対し、光を照射し、前記半導体チップからの反射光により画像データを取得する工程と、
    前記画像データにおいて、前記半導体チップの位置および前記半導体チップの回転量の少なくとも一方が閾値を超えてずれているかどうかを確認し、前記閾値を超えてずれている場合、前記閾値以内の前記半導体チップとは異なるプロセスを行う判断をする工程とを含む、半導体チップの外観検査方法。
  2. 前記閾値以内の前記半導体チップとは異なるプロセスを行う工程において、前記異なるプロセスとは、前記半導体チップを使用しないと判断するプロセスである、請求項1に記載の半導体チップの外観検査方法。
  3. 前記画像データを取得する工程において、照明強度を変えて光を前記半導体チップに対して照射し、複数の前記照明強度における前記半導体チップからの前記反射光により複数の前記画像データを取得する、請求項2に記載の半導体チップの外観検査方法。
  4. 前記画像データを取得する工程において、少なくとも2方向からの光を前記半導体チップに対して照射し、前記半導体チップからの前記反射光により前記画像データを取得する、請求項2または3に記載の半導体チップの外観検査方法。
  5. 前記2方向の一方は、垂直方向であり、前記2方向の他方は、斜め上方向である、請求項4に記載の半導体チップの外観検査方法。
  6. 前記画像データを取得する工程において、前記基板に対する前記斜め上方向からの光の照射部の相対的な高さを変化させて複数の高さ位置の各々で光を前記半導体チップに対して照射し、複数の高さ位置の各々における前記半導体チップからの前記反射光により複数の前記画像データを取得する、請求項5に記載の半導体チップの外観検査方法。
  7. 前記半導体チップを前記閾値以内の前記半導体チップとは異なるプロセスを行うと判断する工程において、所定の光量を前記半導体チップに対して照射し、前記半導体チップからの前記反射光により、前記画像データを取得し、前記画像データにおいて、傾いた前記半導体チップからの前記反射光が撮像部に過剰に入射したことにより、画素値が飽和している前記半導体チップは前記閾値以内の前記半導体チップとは異なるプロセスを行うと判断する、請求項4に記載の半導体チップの外観検査方法。
  8. 基板に配置された半導体チップの前記半導体チップの位置および前記半導体チップの回転量を各々検査する外観検査装置であって、
    前記半導体チップが配置された前記基板を保持する基板保持部と、
    前記基板保持部に保持された前記基板の前記半導体チップに光を照射する照射部と、
    検査対象の前記半導体チップを撮像する撮像部と、
    前記撮像部によって撮像された前記検査対象の前記半導体チップの位置および前記半導体チップの回転量の少なくとも一方が閾値を超えてずれているかどうかを判断するとともに、前記閾値を超えてずれている場合、前記基板上の前記半導体チップを前記閾値以内の前記半導体チップとは異なるプロセスを行うと判断する制御を行う制御部と、を備える、外観検査装置。
  9. 前記照射部は、少なくとも垂直方向と斜め上方向との2方向からの光を前記半導体チップに対して照射し、
    前記基板保持部と前記照射部との相対的な高さを変化させる相対昇降機構をさらに備え、
    前記制御部は、前記半導体チップからの反射光により画素値が飽和している前記半導体チップを検知した場合、前記相対昇降機構の高さを変化させる制御を行うように構成されている、請求項8に記載の外観検査装置。
  10. 前記制御部は、前記半導体チップからの反射光により画素値が飽和している前記半導体チップを検知した場合、前記基板上の前記半導体チップを前記閾値以内の前記半導体チップとは異なるプロセスを行うと判断する制御を行うように構成されている、請求項8に記載の外観検査装置。
JP2022043461A 2022-03-18 2022-03-18 半導体チップの外観検査方法および半導体チップの外観検査装置 Pending JP2023137316A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2022043461A JP2023137316A (ja) 2022-03-18 2022-03-18 半導体チップの外観検査方法および半導体チップの外観検査装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2022043461A JP2023137316A (ja) 2022-03-18 2022-03-18 半導体チップの外観検査方法および半導体チップの外観検査装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2023137316A true JP2023137316A (ja) 2023-09-29

Family

ID=88145564

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2022043461A Pending JP2023137316A (ja) 2022-03-18 2022-03-18 半導体チップの外観検査方法および半導体チップの外観検査装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2023137316A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5421763B2 (ja) 検査装置および検査方法
US6710868B2 (en) Optical inspection system with dual detection heads
US20080024794A1 (en) Semiconductor Surface Inspection Apparatus and Method of Illumination
KR101129349B1 (ko) 부품 실장기판 검사 장치
KR101013573B1 (ko) 반도체 칩 외관 검사 방법 및 그 장치
JP2953736B2 (ja) 半田の形状検査方法
US8558999B2 (en) Defect inspection apparatus and method utilizing multiple inspection conditions
US6608921B1 (en) Inspection of solder bump lighted with rays of light intersecting at predetermined angle
JP5830229B2 (ja) ウエハ欠陥検査装置
US20200333260A1 (en) Appearance inspection apparatus and appearance inspection method
JP2007139676A (ja) 基板の検査装置及び検査方法
KR102641333B1 (ko) 다이 본딩 장치 및 반도체 장치의 제조 방법
JPH0875429A (ja) ボンディングワイヤ検査方法
JP5417197B2 (ja) 検査装置および検査方法
WO2020195137A1 (ja) 検査装置及び検査方法
JP4230184B2 (ja) ウェーハ検査装置およびウェーハ検査方法
JP2023137316A (ja) 半導体チップの外観検査方法および半導体チップの外観検査装置
JP2021089159A (ja) 検査装置及び検査方法
JP4100376B2 (ja) 表面状態検査方法およびその装置、ならびに検査用画像の生成装置
JP3897203B2 (ja) ボールグリッドアレイのボール高さ計測方法
JP2020115110A (ja) 検査装置
JP7271329B2 (ja) 照明装置及びこれを備えた外観検査装置
JP2007225481A (ja) ボールバンプウエハ検査装置
JP2020046393A (ja) チップ体の検査装置
JP7409178B2 (ja) 電子装置の検査装置及び検査方法