JP2023136634A - 印刷管理システム、及び方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】 業務でも利用される社員個人の印刷装置をプリントサービスに接続する際にも、会社から支給される印刷装置と同じ設定を社員個人の印刷装置に適用したい。しかしながら、これにより、個人デバイスとしての印刷装置の使い方に不都合が生じてしまう恐れがある。【解決手段】 プリント管理システムは、印刷装置に対して、該印刷装置の登録要求が行われた際にアカウントに紐づけて該登録要求に含まれる識別子が登録されていた場合には該印刷装置に適用すべき設定情報として第1の設定情報を送信し、前記識別子が登録されていなかった場合に該印刷装置に適用すべき設定情報として第2の設定情報を送信することを特徴とする。【選択図】 図9

Description

在宅業務などで印刷装置が利用される際に、印刷装置に対する設定を管理するための技術に関する。
近年、インターネット上で提供されるクラウドサービスを利用したクラウドプリントサービス(以下、CPSと呼ぶ)が提案されている。このような印刷システムでは、まずCPSのテナント(ユーザグループの単位)の管理者が印刷装置や複合機といったネットワークデバイスの情報を、管理者が所属するテナントへ登録する。続けて、管理者はどのユーザにデバイスの使用を許可させるかを設定する。デバイスの使用を許可されたユーザは、クライアント端末からCPSへ印刷ジョブを投入する。次にCPSは受信した印刷ジョブをストレージサービスに保存する。印刷装置は、CPSに保存されたデータを印刷ジョブとして取得し、印刷する。
印刷装置がCPSに保存された印刷ジョブを取得して印刷する方式は主に「プル方式」と「プッシュ方式」の2つが存在する。プル方式では、印刷装置がイベント取得要求をCPSに送信すると、それに応じて印刷ジョブ通知が応答される。一方プッシュ方式では、印刷装置がCPSとの接続を確立して印刷ジョブ取得要求をいったん送信すると、CPSは、その接続を通して、印刷ジョブが発生する都度、印刷ジョブを印刷装置に送信する。
特許文献1には、デバイスに設定されているCPSとの通信に関する設定に応じて、この2つの方式を適切に使い分ける形態が開示されている。
特開2020-185730号公報
近年、働き方の多様化に伴い、社外で業務を行う、所謂在宅勤務という働き方が浸透しつつある。その際、自宅で業務文書を印刷するために、会社から印刷装置が支給されることがある。会社から支給された印刷装置は会社が契約するCPSに接続することが求められる。
しかし、すべての会社が対象社員のすべてに印刷装置を支給できるわけではなく、ユーザ個人が所有する印刷装置をそのCPSに接続して、在宅勤務を運用することも想定される。
会社としては、業務でも利用される社員個人の印刷装置をCPSに接続する際にも、会社に設置されたり、会社から支給したりした印刷装置と同じ設定を社員個人の印刷装置に適用したい。設定には、セキュリティーに関する設定も含まれる。しかしながら、これにより、個人デバイスとしての印刷装置の使い方に不都合が生じてしまう恐れがある。
そこで、本発明はプリント管理システムであって、情報処理装置から、印刷装置の個体識別のための識別子を含む、該印刷装置の登録要求を受信する受信手段と、前記登録要求を行ったアカウントに紐づけて、該登録要求に含まれる前記識別子が登録されていない場合に、該アカウントに紐づけて該識別子をデータベースに登録する登録手段と、前記印刷装置から、該印刷装置の個体識別のための識別子を含む要求を受信する受信手段と、前記登録要求が行われた際に前記アカウントに紐づけて該登録要求に含まれる前記識別子が登録されていた場合には、前記印刷装置に対して、該印刷装置に適用すべき設定情報として、第1の設定情報を送信する送信手段と、を有し、前記送信手段は、前記登録要求が行われた際に前記アカウントに紐づけて該登録要求に含まれる前記識別子が登録されていなかった場合には、前記印刷装置に対して、該印刷装置に適用すべき設定情報として、前記第1の設定情報とは異なる第2の設定情報を送信することを特徴とする。
本発明によれば、業務でも利用される社員個人の印刷装置をプリントサービスに接続する際にも、個人デバイスとしての印刷装置の使い方に不都合が生じない程度の設定を印刷装置に適用できる仕組みを提供することが可能となる。
本発明に係るネットワークシステムの構成例を示す図 情報処理装置、複合機のハードウェア構成図 CPSのソフトウェア構成図 複合機のソフトウェア構成を示す図 実施例1のCPSで管理するテーブル構成を示す図 設定情報ファイルの一例を示す図 実施例1のCPSのUI画面の例を示す図 実施例1のCPSの事前準備処理のフローチャート 実施例1のCPSへのデバイス登録処理のフローチャート 実施例1の登録アプリケーションのUI画面の例を示す図 実施例2のCPSで管理するテーブル構成を示す図 実施例2のCPSへのデバイス登録処理のフローチャート
(実施例1)
以下、本発明を実施するための最良の形態について図面を用いて説明する。
図1は本実施例のシステムの構成を示す図である。本図において、101はクライアント端末、102は印刷装置などのデバイスである。クライアント端末101の例として本実施例ではPCまたはモバイルを想定するが、これに限定されるものではない。また、印刷装置には、印刷機能だけでなくスキャン機能、ネットワーク通信機能などを備える複合機、複写機、3次元プリンタなども含まれる。103はLANであり、クライアント端末101およびデバイス102が接続されている。同様に、104、105はそれぞれクライアント端末およびデバイスである。これらの機器はLAN106に接続されている。
107はクラウドプリントサービス(CPS)である。CPS107はクライアント端末101や104から印刷ジョブを受信し、保存する。デバイス102や105は保存された印刷ジョブを取得し、印刷処理を実行する。LAN103、106に接続された各機器はインターネット108を介してCPS107と接続されている。
さらに、CPS107はユーザやデバイスの情報をテナントに分離して管理し、各デバイスに適用すべき設定を管理するサービスを提供するプリント管理システムとしても動作する。CPS107が受信した印刷ジョブはテナント毎に専用の記憶領域に保存される。テナントに保存された印刷ジョブはテナントへのアクセス権を持つユーザやデバイスしか参照することができない。従って、例えば、CPS107上でクライアント端末101とデバイス102がテナント1に属し、クライアント端末104とデバイス105がテナント2に属している場合、クライアント端末101やデバイス102はテナント2の印刷ジョブにアクセスできない。同様にクライアント端末104やデバイス105はテナント1の印刷ジョブにアクセスできない。CPS107のプリントサービスと管理サービスを分離して、プリント管理システムを別途、クラウド上に用意することも可能である。
図2(A)は、情報処理装置のハードウェア構成の例を示すブロック図である。本実施例における情報処理装置としては、クライアント端末101、CPS107を構成する実サーバー装置などがある。CPS107は、データセンター内の情報処理装置のハードウェアリソースを利用することで実現される仮想コンピュータ上で動作するよう構成されてもよい。
ハードディスク(HDD)212には、後述のすべての説明で動作主体となる本実施例に係るプログラム(例えば、CPS107におけるCPSプログラム)が格納される。
201はCPUで、後述のすべての説明において、特に断りのない限り、ハード上の実行の主体である。一方、ソフトウェア上の制御の主体は、ハードディスク(HDD)212に格納されたプログラムである。
202はROMで、BIOSやブートプログラムが格納されている。203はRAMで、CPU201の主メモリ、ワークエリア等として機能する。205はキーボードコントローラ(KBC)で、キーボード(KB)209やポインティングデバイス(PD)210等からの指示入力を制御する。206はディスプレイコントローラ(DSPC)で、ディスプレイ(DSP)211の表示を制御する。207はディスクコントローラ(DKC)で、ハードディスク(HDD)212やCD-ROM(CD)213などの記憶装置へのアクセスを制御するものである。ハードディスク(HDD)212およびCD-ROM(CD)213等には、ブートプログラム、オペレーティングシステム、データベース、CPSプログラムなどのプログラムおよびそのデータ等が記憶されている。208はインタフェースコントローラ(IFC)で、LANなどを介して他のネットワーク機器と情報を送受信する。これらの各構成要素は、システムバス204上に配置される。
なお、本実施例に係るプログラムは、CD-ROMなどの記憶媒体に格納された形で供給されても良い。その場合には図2(A)に示すCD-ROM(CD)213などによって記憶媒体からプログラムが読み取られ、ハードディスク(HDD)212にインストールされる。
図2(B)は、デバイス102の例として、複合機の内部構成について説明した図である。
251は複合機全体の制御を司るCPUであり、252はシリアル番号などを格納するROMである。シリアル番号は、デバイスの個体識別のために用意された識別子である。253はCPU251のワークエリア、受信バッファ、画像描画に使用されるRAMである。254は、ファームウェア、拡張プログラム、フォントデータ、などを記録するハードディスク(HDD)である。255は各種スイッチやボタン、並びに、メッセージ表示用の液晶表示部で構成される操作部である。256はネットワークに接続するためのネットワークインタフェースで、LANを介して他のネットワーク機器と情報を送受信する。257は記録紙に印刷を行うプリンタエンジン、258は原稿を読み取るためのスキャナ、259はファクシミリの送受信を行うためのファクシミリ通信部である。これらの各構成要素は、システムバス260上に配置される。また、スキャナやファクシミリに関する機能を持たない印刷装置、ファクシミリに関する機能を持たない複写機については、これらの一部構成を備える装置である。
図3は、CPS107で動作するCPSプログラム300の機能構成の例を示す図である。
CPU201が本実施例に係るプログラムを実行することにより、図示された各機能構成が実現される。
UI制御部301は、ユーザが本プログラムを操作するためのグラフィカルユーザインタフェースを提供する。グラフィカルユーザインタフェースは、HTTP(HyperText Transfer Protocol)を用いて、他のクライアント端末で表示可能なWebページとして構成される。もしくは、CPS107に備え付けられたディスプレイ211に表示されるよう、構成されてもよい。
制御部302は、UI制御部301の指示や通信部305が受信する要求に従って、CPSプログラム300内の各機能に対して各種処理を指示する。
設定管理部303は、CPS107に関する各種設定情報やCPS107に登録されているMFPの情報をDB308に保存し制御を行う。
認証部304は、DB308に保存されているテナント毎のユーザ情報を利用して、CPS107にログイン要求してきたユーザの認証処理を行う。
通信部305は、インタフェースコントローラ208を介して、クライアント端末101やデバイス102などからの要求を受信して、制御部302に要求内容を送信する。更に、制御部302から要求に対する処理結果を受け取り、前記要求に対する応答データを作成し、要求送信元に応答を送信する。また、HTTP通信を司り、必要に応じて、UI制御部301から受け取ったWebページをクライアント端末に送信する。
印刷管理部306は、クライアント端末101から受信した印刷ジョブをDB308に保存する。また、印刷ジョブに対してレンダリングなどの画像処理を行う。レンダリングは、その他ハードウェアと協働して行われてもよい。更に、印刷管理部306は、ユーザの使用実績や月別の印刷枚数など印刷に関する利用状況を集計し、DB308に保存する。
DB管理部307は、制御部302の指示に従い、DB308に対して各種設定、ユーザ情報、印刷ジョブなどの格納、削除、更新、取得処理を指示する。また、CPSプログラム300が使用する各種テーブルを管理する。
DB308は各種データや各種テーブルを保持するデータベースである。DB308に保持されているデータはテナント毎に管理される。ユーザは自分の所属するテナントのデータにしかアクセスできず、他のテナントのデータへのアクセスを制限される。
図4は複合機のソフトウェア構成の例を示す図である。
複合機の複合機ソフトウェア400において、OS410上には、プリンタやFAX、スキャナなどの元々備わっている制御用プログラムのMFP制御プログラムが動作している。また、拡張プログラム実行プラットフォームである拡張プログラム実行プラットフォーム402も動作している。更に、MFP制御プログラム上には、ファームウェア更新サービス403、ファンクション有効化サービス404、設定管理サービス405が動作している。また、拡張プログラム実行プラットフォーム402上には、拡張プログラムシステムサービス406と拡張プログラム407が動作している。
ファームウェア(FW)更新サービス403は、ファームウェアを更新するための各種機能を提供するサービスである。例えば、ファームウェア更新サービス403は、ユーザから指定されたファームウェアを参照し、該複合機のファームウェアの更新が必要か否かを判断する。また、MFP制御プログラムを介して、ファームウェアを更新する。
ファンクション有効化サービス404は、MFP制御プログラムに予め組み込まれているファンクションを、有効化するためのサービスである。ファンクション有効化サービス404は、ユーザから指定されたファンクションライセンスファイルにより特定されるファンクションを識別し、有効化する。
設定管理サービス405は、プリンタやスキャナなどの各種設定情報を管理するためのサービスである。設定管理サービス405はUIを持っており、ユーザは複合機の操作部255を介して設定変更を指示することができる。また、設定管理サービス405は、ユーザから設定情報ファイルが指定されると、MFP制御プログラムの設定情報を書き換える機能も提供する。なお、設定情報ファイルには後述するセキュリティー設定も含まれる。
拡張プログラムシステムサービス406は、拡張プログラムに共通に有用なユーティリティライブラリで、システムから提供される。拡張プログラム407から拡張プログラムシステムサービス406の機能を呼び出すことにより、拡張プログラムを開発する手間を省くことができる。
拡張プログラム407は、拡張プログラム実行プラットフォーム402または拡張プログラムシステムサービス406を介してのみ、他の拡張プログラム407など複合機の各モジュールへアクセスすることができる。また、UIを持つ拡張プログラム407は、複合機の操作部255に表示されるメインメニュー画面にアイコンを表示することができる。このアイコンをユーザが選択すると、操作部255はその旨をCPU251に送信する。その後、CPU251はユーザが選択した拡張プログラムのUIを操作部255に表示する。
なお、本ソフトウェア構成は基本的な部分のみ記載したものであり、実施環境によっては他のサービス等が含まれていても良い。また設定を制限するなどの理由により、不要なサービスは無くても良い。
図5(A)から(D)はCPS107で管理されるテーブルの一例である。なお、図5のテーブル構成は一例であり、本例とは異なるテーブル構成であってもよい。
図5(A)は認証情報管理テーブル510であり、カラム511からカラム516で構成される。1レコードが一つの認証情報を表している。
511はアカウントであり、CPSにアクセスするユーザを一意に識別するためのIDである。512は所属テナントで、アカウント511のユーザが所属するテナントの情報が格納される。カラム513はユーザ名で、アカウント511で識別されるユーザの名称である。カラム514はRoleで、アカウント511に割り当てられたロールが格納される。
ロールの例として、本実施例ではテナント内の管理者権限を有することを表す「admin」、一般ユーザであることを表す「general」を記載しているが、これに限定されるものではない。なお、各テナントには少なくとも1つの「admin」ロールを持つアカウントが属する必要がある。
カラム515はパスワードで、アカウント511がCPSにログインする際に入力するパスワードである。
なお、本テーブルにおける1つ目のレコードの認証情報は、CPS全体の管理者のアカウントを示している。所属テナント512が空欄である点とRole514に特別なロール(本実施例では「CPS admin」)が格納されている点で判断可能である。
図5(B)は、設定情報管理テーブル530であり、カラム531からカラム539で構成される。1レコードが1つの設定情報を表している。本実施例では、本設定情報が主にセキュリティー設定から構成されることを想定するが、これに限定されるものではない。
カラム531はIDであり、設定情報を一意に識別するIDである。本実施例では0から始まる数字が格納されているが、これに限定されるものではない。カラム532は所属テナントである。所属テナント532にはそれぞれの設定情報が所属するテナントの値が格納される。カラム533は設定名であり、設定情報の名称が格納される。
カラム534からカラム539は設定情報の例として特にセキュリティー設定項目を列挙している。なお、設定情報はここに例示したものに限定されるものではない。
さて、ここでは特にカラム539「CPS以外印刷禁止」について説明する。本設定項目はユーザの印刷ジョブを完全に把握するためのセキュリティー設定項目で、CPS経由でしか印刷を許可しないというものである。印刷ジョブが必ずCPSを経由するため、ユーザの全印刷履歴が印刷管理部306経由でDB308に格納される。本設定項目は在宅勤務中のユーザが会社支給のデバイスに対して業務文書を印刷するケースにおいて有効化されることを想定している。
なお、各レコードにおいてカラム534からカラム539の値が空白となっている場合がある。これはそのレコードの設定情報がその設定項目を有しないことを表す。
また、本テーブルの例では1行目のレコード(ID531の値が「0」である設定情報)の所属テナント532の値が空白である。これは本設定情報が特定のテナントに属さず、CPS107で共通の設定情報としてすべてのテナントから参照可能であることを表している。
ここではテーブルのカラム534以降の各列に個々の設定項目を割り当てているが、後述の図6に示すような形式で作成された設定情報ファイルの実体を格納するような構成であってもよい。また、実体を格納するのではなく、実体へのパスを格納してもよい。この場合、実体は別の場所にファイルとして置かれる構成となる。
図5(C)は、シリアル番号管理テーブル550であり、カラム551からカラム553で構成される。
カラム551はシリアル番号である。シリアル番号551にはCPSに登録されているデバイスのシリアル番号が格納される。カラム552は所属テナントである。所属テナント552にはシリアル番号551に格納されたシリアル番号を持つデバイスが所属するテナントの値が格納される。カラム553は登録属性である。
シリアル番号551に格納されたシリアル番号を持つデバイスが各テナントに登録された際の属性を格納する。登録属性として取りうる値は「会社」と「個人」である。登録属性が「会社」である場合、そのデバイスは会社が支給したデバイスであることを表す。一方、登録属性が「個人」である場合、そのデバイスは個人が所有するデバイスであることを表す。
ここで、会社支給のデバイスをCPSに接続するケースを考える。CPSの各テナントの管理者(Role514の値が「admin」のユーザ)は会社支給のデバイスのシリアル番号を、そのデバイスがCPSに接続される前に知ることが可能である。
そこで、CPSの各テナントの管理者は会社支給のデバイスがCPSに接続される前に本テーブルに会社支給のシリアル番号を登録し、カラム552からカラム553に適切な値を設定する必要がある。一方、個人のデバイスをCPSに接続するケースでは、CPSの各テナントの管理者は事前にデバイスのシリアル番号を知ることができない。従って、個人デバイスが事前に本テーブルに登録されることはない。
図5(D)は、認証情報割り当てテーブルであり、カラム571からカラム573で構成される。本テーブルはテナント毎に登録属性に応じた設定情報を管理するためのものである。
カラム571は所属テナントで、カラム552と同様である。カラム572は登録属性で、カラム553と同様である。カラム573は設定情報である。設定情報573には、所属テナント571および登録属性572の値に応じてデバイスに設定すべき設定情報が格納される。
ここでは、設定情報管理テーブル530のID531の値を格納しているが、設定情報の実体や実体へのパスを格納するような形態であっても構わない。
図6は、本実施例で扱う設定情報ファイルについて説明した図である。本図において、600はXML形式の設定情報ファイルの一例である。
601は設定情報領域で、デバイスに設定する設定情報が列挙される。本実施例では、設定情報管理テーブル530のカラム534からカラム539に記載の各設定項目を表すタグとその値が列挙されている。
なお、本実施例ではデータファイルをXML(Extensible Markup Language)形式で表現しているが、例えば、JSON(JavaScript Object Notation)形式などで表現してもよい。
図7(A)から(C)は、CPSプログラム300のUI制御部301が持つUI画面の例である。
図7(A)は、編集画面700である。CPS107の各テナントの管理者はCPS107に接続するデバイスに適用する設定情報を作成するために本画面を使用する。
本画面において、701は所属テナントである。UI制御部301はCPS107にログインした際に使用したアカウントに関連した所属テナント名を所属テナント512から取得して表示する。702は設定名入力領域である。UI制御部301は設定名533から編集対象の設定情報の名称を取得して表示する。
703はFW(ファームウェア)自動更新、704はメモリ監視、705はPW保護、706は個人認証、707は留め置き印刷、708はCPS以外印刷禁止の入力領域である。それぞれ、設定情報管理テーブル530のカラム534からカラム539に対応する。各設定項目の先頭には、チェックボックスが付加されており、ユーザが設定情報に加えたい設定項目を選択することが可能である。
709はOKボタンである。本ボタンが押下されると、CPSプログラム300は編集結果を設定情報管理テーブル530に格納し、編集画面700を終了する。なお、ユーザが設定名702に新しい設定名を入力していた場合、本ボタンが押下されるとDB管理部307は設定情報管理テーブル530に新しいレコードを追加し、各種情報を格納する。
710はキャンセルボタンである。本ボタンが押下されるとCPSプログラム300は編集画面700の編集結果を破棄し、編集画面700を終了する。
図7(B)は、登録画面720である。CPS107の各テナントの管理者は会社支給のデバイスのシリアル番号を事前登録するために本画面を使用する。
本画面において、721は所属テナントである。表示する内容は701と同様のため説明を省略する。722はシリアル番号入力領域である。ユーザは本領域に所属テナント721に登録するデバイスのシリアル番号を入力する。なお、本領域に入力されるシリアル番号は会社支給デバイスのシリアル番号でなければならない。
723はOKボタンである。本ボタンが押下されると、CPSプログラム300はシリアル番号管理テーブル550に新しいレコードを追加し、シリアル番号551にシリアル番号入力領域722の値を格納する。また、登録属性553に、会社支給デバイスであることを示す「会社」を格納する。その後、登録画面720を終了する。724はキャンセルボタンである。本ボタンが押下されるとCPSプログラム300は登録画面720の編集結果を破棄し、登録画面720を終了する。
図7(C)は、割り当て画面740である。CPS107の各テナントの管理者は会社支給のデバイスと個人デバイスに適用する設定情報をそれぞれ割り当てるために本画面を使用する。
本画面において、741所属テナントである。表示する内容は701と同様のため説明を省略する。
742は会社デバイス用設定情報入力領域である。ユーザは本領域に会社支給デバイスに適用する設定情報を入力する。本実施例では設定情報管理テーブル530の設定名533を入力するような形態を示しているが、これに限定せず、設定情報を一意に識別するものであれば他の値を入力する形態であってもよい。また、本実施例では複数の設定情報を入力可能としているが、これはデバイスに複数の設定情報を組み合わせて適用することが可能であることを示している。
743は個人デバイス用設定情報入力領域である。会社支給デバイスに対する設定情報ではなく個人デバイスに対する設定情報である点以外、742と同様であるため説明を省略する。
744はOKボタンである。本ボタンが押下されると、CPSプログラム300は設定情報割り当てテーブル570の対応するテナントにおいて、登録属性572の値が「会社」であるレコードの設定情報573に、会社デバイス用設定情報入力領域742の値を格納する。同様に、登録属性572の値が「個人」であるレコードの設定情報573に、個人デバイス用設定情報入力領域743の値を格納する。その後、割り当て画面740を終了する。745はキャンセルボタンである。本ボタンが押下されるとCPSプログラム300は割り当て画面740の編集結果を破棄し、割り当て画面740を終了する。
図8は、ユーザがデバイス102をCPS107に登録するために、管理者権限を持つアカウントでCPS107にログインした場合に、CPSプログラム300で実現される処理を説明するためのフローチャートである。本フローチャートは、会社支給または個人のデバイスのCPSへの登録処理が実施される前の事前準備処理である。
S801では、UI制御部301は設定情報の編集要求を受け付けたか否かを判断する。受け付けたと判断した場合は、S802に進む。そうでない場合は、S803に進む。
S802では、UI制御部301は編集画面700を表示する。ユーザが設定情報を編集してOKボタン709を押下すると、UI制御部301はユーザが作成または編集した設定情報をDB管理部307経由でDB308の設定情報管理テーブル530に格納する。
S803では、UI制御部301は会社支給デバイスの事前登録要求を受け付けたか否かを判断する。
受け付けたと判断した場合は、S804に進む。そうでない場合は、S805に進む。
S804では、UI制御部301は登録画面720を表示する。ユーザが会社支給デバイスのシリアル番号を入力してOKボタン723を押下すると、UI制御部301はユーザが入力したシリアル番号と登録属性値「会社」をDB管理部307経由でDB308のシリアル番号管理テーブル550に格納する。
S805では、UI制御部301は作成済みの設定情報を登録属性値「会社」または「個人」に割り当てるための割り当て要求を受け付けたか否かを判断する。受け付けたと判断した場合は、S806に進む。そうでない場合は、本フローチャートを終了する。
S806では、UI制御部301は割り当て画面740を表示する。ユーザが入力領域742と入力領域743に設定情報を割り当て、OKボタン744を押下すると、UI制御部301はユーザが入力した割り当て情報をDB管理部307経由でDB308の設定情報割り当てテーブル570に格納する。以上で本フローチャートの説明を終了する。
次に、CPS107へのデバイス登録処理について図9、図10を用いて説明する。CPS107へのデバイス登録処理は、デバイスを登録するユーザがクライアント端末101上で図10に記載したような登録アプリケーションを起動することによって開始される。登録アプリケーションが起動されると、最初にアプリ画面1001が表示される。
ユーザがアプリ画面1001のログインボタンを押下すると、登録アプリケーションはログイン画面1002を表示する。ユーザがログイン画面1002の所定の領域にアカウントとパスワードを入力し、ログインボタンを押下すると、認証情報がCPS107に送付される(S901)。クライアント端末101から認証情報を受信したCPS107は認証情報管理テーブル510を使って、受信した認証情報で認証可能か否かを判断し、その結果をクライアント端末101に送付する(S902)。
認証が成功すると、クライアント端末101の登録アプリケーションはデバイス登録画面1003を表示する。ユーザが本画面でOKボタンを押下すると、登録アプリケーションはネットワークに接続されたデバイスを探索する(S903)。探索処理はSNMP(Simple Network Management Protocol)を用いて実現することが可能であるが、これ以外にNFC(Near field communication)やその他の手段を用いることも可能である。探索要求を受け取ったデバイス102はデバイス情報を返却する(S904)。返却されるデバイス情報には少なくともシリアル番号が含まれている必要がある。加えて、デバイス名称や、機種を一意に識別するための機種ID、IPアドレス等のネットワーク情報などを含めることも可能である。登録アプリケーションは、デバイス102が返却したデバイス情報を受信すると、登録デバイスリスト画面1004に探索結果を表示する(S905)。ここでは、探索結果として、名称が「複合機A」「プリンタB」という2台のデバイスが表示されている。
引き続き、ユーザが登録デバイスリスト画面1004上で登録対象デバイスを選択し、登録ボタンを押下すると(S906でYESを選択)、S907を実行する。一方、ユーザがキャンセルボタンを押下する(S906でNOを選択)と、登録アプリケーションは本フローチャットを終了する。
登録デバイスリスト画面1004の登録ボタンが押下されると、登録アプリケーションは、CPS107にデバイス登録要求を送付する(S907)。少なくともS901で入力されたアカウントとS905で受信したシリアル番号をCPS107に送付する必要がある。
CPS107はデバイス登録要求を受け取る(S908)と、受信したアカウントが属するテナントに、受信したシリアル番号が登録されているか否かを判断する(S909)。具体的には、シリアル番号管理テーブル550に受信したシリアル番号が登録されているか否かをチェックする。登録されている場合(S909でYESを選択)、S911を実行する。そうでない場合(S909でNOを選択)、S910を実行する。
S910では、CPS107はシリアル番号管理テーブル550に受信したシリアル番号と付随する情報を登録する。具体的には、本テーブルに新しいレコードを追加し、シリアル番号551に受信したシリアル番号を格納する。所属テナント552には受信したアカウントが属するテナントの値(所属テナント512の値)を格納する。登録属性553には「個人」を格納する。なお、受信したシリアル番号が本テーブルに登録されていないということは、当該シリアル番号を持つデバイスが会社支給デバイスでないことを表す。従って、登録属性553には「個人」と格納することが可能となる。
次にCPS107は登録結果を示す通知をクライアント端末101に送信する(S911)。本ステップ実行時にシリアル番号管理テーブル550に登録対象デバイスのシリアル番号が登録されている場合は登録結果が「成功」となる。DB307へのアクセスエラーなどの理由でシリアル番号管理テーブル550に登録対象デバイスのシリアル番号が登録されていない場合は登録結果が「失敗」となる。
S916で、CPS107からの登録結果を受信すると、クライアント端末101の登録アプリケーションはデバイス102のCPS107への登録結果として、CPS107登録結果画面1005(登録成功した場合)または1006(登録失敗した場合)を表示する。
デバイス102は、CPS107への登録が成功したことを確認したユーザの操作に基づき、CPS107へ接続要求を送付する(S912)。接続要求にはデバイスのシリアル番号も付与される。なお、接続要求は一般に「通信テスト」や「接続テスト」などと呼ばれるもので、デバイスがCPS107と通信可能であることを確認するためのものである。
デバイス102からの接続要求を受信すると(S913)、CPS107はシリアル番号管理テーブル550と設定情報割り当てテーブル570を用いて、受信したシリアル番号に紐づいた設定情報をデバイス102に送信する(S914)。具体的には、CPS107はシリアル番号管理テーブル550を用いて、受信したシリアル番号から所属テナントと登録属性の値を取り出す。更に、設定情報割り当てテーブル570を用いて、当該所属テナントと登録属性に対応する設定情報を取得する。なお、設定情報573には、複数の設定情報が含まれる場合がある(例えば、設定情報割り当てテーブル570の1つ目のレコード)。このような場合、2つの設定情報をそのままデバイス102に送信してもよいし、複数の設定情報を1つにマージしてから送信してもよい。1つにマージする場合、図6の600で例示した形式の複数の設定情報ファイルから一つの設定情報ファイルを作成する。
CPS107からの設定情報を受信すると、デバイス102はCPS107との接続状態を「成功」とした上で、受信した設定情報を自身に適用する(S915)。設定情報は設定管理サービス405を通してデバイスのMFP制御プログラムの設定情報に反映される。CPS107から複数の設定情報が送付された場合は、設定管理サービス405への反映処理を複数回実行する。以上で本フローチャートの説明を終了する。
上記実施例1のS909とS910が実行されることによって、CPS107は会社支給デバイスと個人デバイスを区別することが可能となる。
また、S912からS915が実行されることによって、デバイス102には会社支給であるか個人所有であるかに関わらず、適切な設定情報が適用されるため、在宅勤務のユーザは常に適切なデバイス設定の元で印刷を実行することが可能となる。
(実施例2)
実施例1では、CPS107は在宅勤務のユーザから登録要求のあった個人デバイスを無条件で登録していた。
しかし、CPS107のテナントの管理者が自身のテナントに接続するデバイスに最低限のセキュリティー機能(例えばFWの自動更新機能など)を要求する場合がある。
本実施例では、在宅勤務のユーザが、所有する個人デバイスをCPS107に登録要求する場合に、最低限のセキュリティー機能を持つデバイスのみが登録可能となる例を説明する。以下、実施例1と異なる部分を中心に説明する。
図11(A)から(C)は実施例2のCPS107で管理されるテーブルの一例である。なお、図11のテーブル構成は一例であり、本例とは異なるテーブル構成であってもよい。
図11(A)はセキュリティー機能テーブル1100であり、カラム1101からカラム1105で構成される。1レコードが、1機種が持つセキュリティー機能を表している。
カラム1101は機種IDであり、デバイスの機種を一意に識別するための識別子である。
カラム1102からカラム1105はデバイスが持ちうるセキュリティー機能を列挙している。ここでは、1102としてファームウェア(FW)保護機能、1103としてファームウェア(FW)自動更新機能、1104としてPW保護機能、1105としてポート制御機能を列挙している。なお、セキュリティー機能はここに例示したものに限定されるものではない。
各レコードにおける各カラムの値には、機種IDが示す各機種が、各カラムが表すセキュリティー機能を持つか否かが格納される。ここではセキュリティー機能を持つ場合は「○」、持たない場合は「×」が格納される。
図11(B)は必須機能テーブル1120であり、カラム1121からカラム1125で構成される。1レコードが1つのテナントの必須機能を表している。カラム1121は所属テナントである。所属テナント512に格納されている値と同じものが格納される。カラム1122からカラム1125はデバイスが持ちうるセキュリティー機能が列挙される。一般的に、セキュリティー機能テーブル1100のセキュリティー機能と同じものが列挙される。
各レコードにおける各カラムの値には、各所属テナントにおいて各カラムが表すセキュリティー機能が必須か否かを格納する。必須か否かを判断し本テーブルに入力するのはテナントの管理者である。ここでは必須のセキュリティー機能である場合は「○」、そうでない場合は「×」が格納される。
図11(C)は機種ID対応テーブル1140であり、カラム1141からカラム1142で構成される。1レコードが1つ機種に割り当てられたシリアル番号の範囲を表している。カラム1141は機種IDであり、カラム1101と同じ値が格納される。カラム1142はシリアル番号範囲であり、ある機種IDを持つ機種に割り当てられたシリアル番号の範囲が格納される。ここでは機種ごとに連続したシリアル番号が割り当てられているが、離散したシリアル番号が割り当てられてもよい。
さて、CPS107の管理者は前もってセキュリティー機能テーブル1100に各機種が有するセキュリティー機能を入力しておく。また、機種ID対応テーブル1140に各機種に割り当てられたシリアル番号範囲を入力しておく。更に、CPS107のテナント管理者は必須機能テーブル1120に自テナントで必須とするセキュリティー機能を入力しておく。
その後、デバイスを登録するユーザがクライアント端末101上で図10に記載したような登録アプリケーションを起動すると、図12に示すCPS107へのデバイス登録処理が開始される。
本図においてS901からS908は実施例1に記載の処理と同様であるため、説明を省略する。
S908に次いで実行されるS1201では、CPS107はS908で受信したアカウントとシリアル番号を用いて、対象デバイスを対象テナントに登録可能か否かを判断する。具体的には、CPS107は機種ID対応テーブル1140を用いて受信したシリアル番号から機種IDを特定する。次に、セキュリティー機能テーブル1100を用いて前記機種IDの機種が持つセキュリティー機能を特定する。最後に、受信したアカウントから所属テナントを特定し、その後、必須機能テーブル1120を用いて、登録対象機種がそのテナントで必須である機能をすべて有しているか否かを調べる。すべて有している場合は登録可能と判断される。
例えば、受信したシリアル番号が「SN11」、アカウントが「user1@tenant1」である場合、機種IDが「Model1」、所属テナントが「テナント1」と特定できる。Model1が持つセキュリティー機能は、カラム1102からカラム1105のすべてであるため、必須機能テーブル1120を参照することによってシリアル番号が「SN11」であるデバイスは、テナント1に登録可能であることが分かる。
S1201で登録可能と判断された場合はS909が実行される。そうでない場合は、S1202が実行される。S1202では、CPS107は登録結果を「失敗」として記録する。
この後、実行されるS909からS916は実施例1に記載の処理と同様であるため、説明を省略する。録結果を「失敗」が失敗だった場合は、S912の接続要求に対してCPS107はエラーを応答することになる。
以上で本フローチャートの説明を終了する。
上記実施例2のS1201からS1202が実行されることによって、CPS107はテナント毎に定められた最低限のセキュリティー機能を持つデバイスのみを登録可能とすることができる。
なお、本実施例では、CPS107が機種ID対応テーブル1140を用いてシリアル番号から機種IDを導き出したが、CPS107が本テーブルを持たず、クライアント端末101がS907にて機種IDも付与する形態であっても構わない。その場合、クライアント端末101はS904でデバイス102から機種IDを入手するのが一般的である。
(他の実施例)
本発明は、上述した実施形態を適宜組み合わせることにより構成された装置あるいはシステムやその方法も含まれるものとする。
ここで、本発明は、上述した実施形態の機能を実現する1以上のソフトウェア(プログラム)を実行する主体となる装置あるいはシステムである。また、その装置あるいはシステムで実行される上述した実施形態を実現するための方法も本発明の一つである。また、そのプログラムは、ネットワーク又は各種記憶媒体を介してシステム或いは装置に供給され、そのシステム或いは装置の1以上のコンピューター(CPUやMPU等)によりそのプログラムが1以上のメモリーに読み出され、実行される。つまり、本発明の一つとして、さらにそのプログラム自体、あるいは該プログラムを格納したコンピューターにより読み取り可能な各種記憶媒体も含むものとする。また、上述した実施形態の機能を実現する回路(例えば、ASIC)によっても、本発明は実現可能である。
101 クライアント端末
102 デバイス(印刷装置、複合機など)
107 クラウドプリントサービス(CPS)

Claims (5)

  1. プリント管理システムであって、
    情報処理装置から、印刷装置の個体識別のための識別子を含む、該印刷装置の登録要求を受信する受信手段と、
    前記登録要求を行ったアカウントに紐づけて、該登録要求に含まれる前記識別子が登録されていない場合に、該アカウントに紐づけて該識別子をデータベースに登録する登録手段と、
    前記印刷装置から、該印刷装置の個体識別のための識別子を含む要求を受信する受信手段と、
    前記登録要求が行われた際に前記アカウントに紐づけて該登録要求に含まれる前記識別子が登録されていた場合には、前記印刷装置に対して、該印刷装置に適用すべき設定情報として、第1の設定情報を送信する送信手段と、を有し、
    前記送信手段は、前記登録要求が行われた際に前記アカウントに紐づけて該登録要求に含まれる前記識別子が登録されていなかった場合には、前記印刷装置に対して、該印刷装置に適用すべき設定情報として、前記第1の設定情報とは異なる第2の設定情報を送信することを特徴とするプリント管理システム。
  2. 前記送信手段は、前記登録要求が行われた際に前記アカウントに紐づけて該登録要求に含まれる前記識別子が登録されていなかった、かつ、前記印刷装置が在宅勤務のために利用される場合、該印刷装置に適用すべき設定情報として、前記第2の設定情報を送信することを特徴とする請求項1に記載のプリント管理システム。
  3. 前記第2の設定情報は、前記第1の設定情報に含まれる一部の設定情報であり、少なくともファームウェアの自動更新に関する設定が含まれる、ことを特徴とする請求項1または2に記載のプリント管理システム。
  4. 前記登録要求に含まれる前記識別子に対応する前記印刷装置が、前記第1の設定情報及び前記第2の設定情報に含まれる必須となる設定に対応する機能を備えていない場合に、当該識別子の前記データベースへの登録を行わず、前記印刷装置に対して登録の失敗を示す通知を送信する通知手段を、さらに有することを特徴とする請求項1乃至3の何れか1項に記載のプリント管理システム。
  5. プリント管理システムにおける方法であって、
    情報処理装置から、印刷装置の個体識別のための識別子を含む、該印刷装置の登録要求を受信する受信工程と、
    前記登録要求を行ったアカウントに紐づけて、該登録要求に含まれる前記識別子が登録されていない場合に、該アカウントに紐づけて該識別子をデータベースに登録する登録工程と、
    前記印刷装置から、該印刷装置の個体識別のための識別子を含む要求を受信する受信工程と、
    前記登録要求が行われた際に前記アカウントに紐づけて該登録要求に含まれる前記識別子が登録されていた場合には、前記印刷装置に対して、該印刷装置に適用すべき設定情報として、第1の設定情報を送信する送信工程と、を有し、
    前記送信工程では、前記登録要求が行われた際に前記アカウントに紐づけて該登録要求に含まれる前記識別子が登録されていなかった場合には、前記印刷装置に対して、該印刷装置に適用すべき設定情報として、前記第1の設定情報とは異なる第2の設定情報が送信されることを特徴とする方法。
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