JP2023136250A - プログラム、情報処理システム、情報処理装置、メッセージ送信方法 - Google Patents

プログラム、情報処理システム、情報処理装置、メッセージ送信方法 Download PDF

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Abstract

【課題】グループ化したユーザーにメッセージを送信するプログラムを提供すること。【解決手段】本発明は、第一のユーザーが操作する端末装置と第二のユーザーが操作する端末装置と通信する情報処理装置を、前記第一のユーザーにより共有された電子データを閲覧可能な複数の第二のユーザーを、前記電子データの閲覧履歴情報に基づいてグループ化するグループ化部と、グループ化された前記第二のユーザーのリストを前記第一のユーザーが操作する端末装置に提示する提示部と、前記第一のユーザーの端末装置からの要求に応じて、グループ化された前記第二のユーザーにメッセージを送信するメッセージ送信部、として機能させるためのプログラムを提供する。【選択図】図1

Description

本発明は、プログラム、情報処理システム、情報処理装置、及び、メッセージ送信方法に関する。
オンラインセミナーなどのWebマーケティングでは、獲得した新規顧客に対し効率的に営業活動を行うために、営業担当者が顧客の有望度(成約見込み)を把握することが重要となる。有望度を算出する方法として、顧客のアクセス履歴を利用する方法が知られている。
オンラインセミナー等で参加者に対して配布された、説明資料、カタログ等の資料へのアクセス履歴から有望度を算出する技術が考案されている(例えば、特許文献1参照。)。特許文献1には、見込み顧客をWebページへのアクセス回数、アクセス率、アクセス時間に基づいて重みづけし、グループ化する技術が開示されている。
しかしながら、従来の技術では、グループ化したユーザーにメッセージが送信されないという問題がある。つまり、顧客を有望度に応じてグループ化しただけでは、営業担当者が顧客に資料を共有した後に続けて次の営業活動にグルーピングした顧客の情報を顧客へへコンタクトする際に効率的に生かすことが十分でなかった。例えば、従来は営業担当者が、グループ化後に、別途、メールソフトを起動させ、グループ化した顧客に対しそれぞれメール送信する作業が必要であった。
本願は、上記課題に鑑み、グループ化したユーザーにメッセージを送信するプログラムを提供することを目的とする。
上記課題に鑑み、本発明は、第一のユーザーが操作する端末装置と第二のユーザーが操作する端末装置と通信する情報処理装置を、前記第一のユーザーにより共有された電子データを閲覧可能な複数の第二のユーザーを、前記電子データの閲覧履歴情報に基づいてグループ化するグループ化部と、グループ化された前記第二のユーザーのリストを前記第一のユーザーが操作する端末装置に提示する提示部と、前記第一のユーザーの端末装置からの要求に応じて、グループ化された前記第二のユーザーにメッセージを送信するメッセージ送信部、として機能させるためのプログラムを提供する。
グループ化したユーザーにメッセージを送信するプログラムを提供することができる。
顧客提示画面、送信内容入力画面の一例を示す図である。 情報処理システムの動作を概略的に説明する図である。 情報処理システムのシステム構成例を示した図である。 コンピュータの一例のハードウェア構成図である。 サーバー側資料共有アプリ、チャット/ビデオ会議システム、主催者端末、及び、参加者端末の機能構成例を示す図である。 ファイル記憶部に記憶されているファイル情報の一例を示す図である。 送信先記憶部に記憶されている送信先情報の一例を示す図である。 送信履歴記憶部に記憶されている送信履歴情報の一例を示す図である。 閲覧履歴記憶部に記憶されている閲覧履歴情報の一例を示す図である。 有望度グループ化情報記憶部に記憶されている有望度算出情報、グループ化情報の一例を示す図である。 転送情報記憶部に記憶される転送情報の一例を示す図である。 転送先情報記憶部に記憶されている転送先情報の一例を示す図である。 資料共有サーバーの機能を説明する機能ブロック図の一例である。 共有電子データ記憶部に記憶されている共有電子データに関する情報の一例を示す図である。 会議の開催と電子データの共有の処理を説明するシーケンス図の一例である。 主催者端末が表示する会議中画面の一例を示す図である。 主催者端末が表示する資料共有ポップアップ画面の一例を示す図である。 送信ボタンの押下後に、主催者端末が表示する会議中画面の一例を示す図である。 参加者がファイル名を押下した場合に参加者端末が表示するメールアドレス入力画面の一例を示す図である。 メールアドレスによる認証が成功した場合に表示される電子データ表示画面の一例を示す図である。 主催者端末が表示する送信先選択画面の一例を示す図である。 参加者が資料を関係者に転送する手順を示すシーケンス図の一例である。 参加者端末が表示する転送画面の一例を示す図である。 セミナーの修了後等に、サーバー側資料共有アプリが有望度を算出し、メッセージを複数の参加者に一括して送信する処理を示すフローチャート図の一例である。 ポイント変換部が有望度を算出する処理を示すフローチャート図の一例である。 グループ化部が有望度に基づいて顧客(参加者)をグループ化する処理を説明するフローチャート図の一例である。 主催者端末が表示する送信履歴画面の一例を示す図である。 送信履歴画面のチェックボックスにより選択された参加者に対する送信内容を入力する送信内容入力画面の一例を示す図である。 送信履歴画面のチェックボックスにより選択された参加者に対する送信内容を入力する送信内容入力画面の一例を示す図である。 グループが変更された参加者がいる場合にサーバー側資料共有アプリが主催者端末に通知する有望顧客通知画面の一例を示す図である。
以下、本発明を実施するための形態の一例として、情報処理システムと情報処理システムが行うメッセージ送信方法について図面を参照しながら説明する。
<有望度でグループ化された顧客の提示方法>
図1(a)は、情報処理システムが有望度でグループ化した顧客を、営業担当者に提示する顧客提示画面310の一例である。有望度の算出方法については後述する。図1では、グループは3つであり、有望度=高グループ、有望度=中グループ、有望度=低グループ、にそれぞれ顧客(第二のユーザーの一例)がグループ化されている。顧客は資料を閲覧可能である。
営業担当者(第一のユーザーの一例)はタブ311~313を切り替えて、高グループの顧客、中グループの顧客、低グループの顧客を切り替えて表示することができる。図1(a)では、高グループの顧客が表示されている。図1の顧客提示画面310は、一括メール送信ボタン314と一括チャット送信ボタン315を有している。営業担当者が一括メール送信ボタン314を押下すると、図1(b)に示すように、送信内容入力画面280が表示される。
送信内容入力画面280の宛先欄281には、図1(a)でグループ化された顧客のメールアドレスが自動的に宛先欄に設定される。したがって、営業担当者は、グループ化した顧客に一括でメールを送信できる。情報処理システムは、顧客ごと(1つのメールアドレスごと)に個別のメールを作成し、メールサーバーから送信する。従来は、営業担当者が、別途、メールソフトを起動し、各顧客のメールアドレスを宛先欄に設定する必要があった。
また、営業担当者が一括チャット送信ボタン315を押下すれば、表示中のグループの顧客に一括でチャットを送信することもできる。
このように、本実施形態の情報処理システムは、営業担当者が獲得している顧客を有望度に基づいてグループ化し、グループ内の顧客に対し一括して連絡するための手段を提供する。情報処理システムは、営業担当者からの要求に応じて、グループ内の顧客に対し一括して連絡する。営業担当者は、有望度に応じた適切な営業活動を、グループごとにまとめて行うので、適切な営業活動を効率的に行うことができる。
<用語について>
有望度とは顧客の成約の見込みや確度を示す。有望度は、顧客のグループ化に使用される。
遠隔コミュニケーションとは、物理的に離れた拠点にいる相手と、ソフトウェアや端末装置を活用することによって音声や映像を通じたコミュニケーションを取ることをいう。遠隔コミュニケーションの一例に会議があり、会議は、会合、ミーティング、打ち合わせ、集会、寄り合い、集まり、セミナーは、講習会、勉強会、ゼミ、研修会等と呼ばれてもよい。
拠点とは、活動のよりどころとする場所をいう。拠点の例として会議室がある。会議室は、主に会議に使用することを目的に設置された部屋のことである。
共有とは、一方のユーザーが得た情報を、他方のユーザーが少なくとも閲覧できる状態にすることをいう。情報のオリジナルを閲覧することまでは必要ない。
電子データは、パソコン等の電子計算機の処理に使われるデータであり、電磁的記録媒体に保存される「電磁的記録」である。電子データは、電子ファイルといってもよい。本実施形態では、資料を電子データという。資料は、チャット/ビデオ会議システムにおいてユーザーにより閲覧されるデータである。
閲覧状況とは、参加者又は関係者(第三のユーザーの一例)が電子データを閲覧したか否か、閲覧した場合は成約に見込みがある閲覧の仕方であったかの指標とする情報である。閲覧状況は、例えば、どのページを何回又はどのくらいの時間閲覧したかを含んでよい。
ポイントは、閲覧状況や転送状況を点数化した値をいう。グループとは、有望度に関して共通点をもつ参加者の集まりである。グループは、郡、集団、類似者などと呼ばれてもよい。
メッセージは、伝達される情報である。メッセージは、文字や数字だけでなく、静止画、動画、音声データなどでもよい。
グループとは、共通点を持つ集まりをいい、グループ化は所定のグループに分類することをいう。
<情報処理システムの動作の概略>
図2は、情報処理システム100の動作を概略的に説明する図である。図2では、営業担当者を主催者、顧客を参加者と置き換えて説明する。主催者はオンラインセミナーなどのWebマーケティングを顧客に対し行っており、資料となる電子データを顧客に送信できる。
主催者の端末装置(以下、主催者端末11という)と参加者の端末装置12a、12b(以下、区別しない場合、参加者端末12という)はチャット/ビデオ会議システム50を使って、遠隔コミュニケーションを行っている。
チャット/ビデオ会議システム50は、ビデオ会議、チャット、及び、電子データの共有等を行うことができる。チャット/ビデオ会議システム50は、遠隔コミュニケーションシステムの開催中、チャット/ビデオ会議システム50の機能で参加者全員に電子データ(又はリンク先)を送信できる。
また、主催者端末11では端末側資料共有アプリ10が動作している。端末側資料共有アプリ10は、後述するチャット/ビデオ会議システムクライアントアプリ16に対しアドインプログラムとして動作し、主催者は端末側資料共有アプリ10をチャット/ビデオ会議システムクライアントアプリ16から起動することができる。
また、チャット/ビデオ会議システム50では、サーバー側資料共有アプリ70(プログラムの一例)が動作する。チャット/ビデオ会議システム50と、サーバー側資料共有アプリ70(サーバー側資料共有アプリ70が実現する資料共有システム)とは独立したシステムである。独立とは、提供する企業や開発プロセスが異なることをいう。
サーバー側資料共有アプリ70はチャット/ビデオ会議システム50と連携し、会議の参加者のメールアドレス等を取得できる。端末側資料共有アプリ10とサーバー側資料共有アプリ70を区別しない場合、単に資料共有アプリという場合がある。
サーバー側資料共有アプリ70は、メール等で電子データを参加者と共有することができる。サーバー側資料共有アプリ70は、電子データの送信履歴を管理している。電子データはリンク形式で共有され、サーバー側資料共有アプリ70が参加者に送信するメールにリンクが添付される。参加者はメールに添付されたリンクをクリックすることで、参加者端末12のWebブラウザが電子データを表示することができる。
参加者は、サーバー側資料共有アプリ70を使用して、電子データを関係者に転送できる。関係者は、参加者と同じ社内の同僚や上司など電子データに興味がありそうな参加者の関係者である。参加者が電子データを関係者に転送することは、参加者が電子データに興味がある行動の1つである。サーバー側資料共有アプリ70は、参加者からの要求に応じて、メール等で電子データを関係者と共有する。共有の方法は主催者が参加者と共有する場合と同様でよい。関係者は、関係者の端末装置(以下、関係者端末13という)を使用して電子データを閲覧する。
サーバー側資料共有アプリ70が送信した電子データを受信者である参加者や関係者が閲覧すると、サーバー側資料共有アプリ70が閲覧履歴情報を記録する。主催者は、いつ誰が電子データを閲覧したのかを確認することができる。なお、主催者であっても、端末側資料共有アプリ10では電子データのダウンロードはできない。
また、主催者が意識する必要はないが、実際のメール送信はメールシステム8により行われている。
<システム構成例>
図3は、情報処理システム100のシステム構成例を示した図である。情報処理システム100では、チャット/ビデオ会議システム50を介して、通信ネットワークNに接続している主催者端末11と1つ以上の参加者端末12とが通信する。関係者端末13はチャット/ビデオ会議システム50と通信しないでよいが、通信することも可能である。通信ネットワークNには資料受信側メールシステム90と資料共有サーバー80が接続されている。
通信ネットワークNは、例えば、主催者端末11、参加者端末12が存在する施設内のLANを有し、更にプロバイダネットワーク等で構築されるインターネットを有していてよい。通信ネットワークNが電話回線網を含む場合もある。
チャット/ビデオ会議システム50は一台以上の情報処理装置である。チャット/ビデオ会議システム50ではサーバー側資料共有アプリ70が動作する。サーバー側資料共有アプリ70は、チャット/ビデオ会議システム50とは別に、主催者が用意する電子データを参加者にメール等で送信する。また、サーバー側資料共有アプリ70は、参加者への電子データの送信履歴や、参加者による電子データの閲覧履歴情報を管理する。サーバー側資料共有アプリ70は、これらを主催者に提供する情報提供サービスを提供する。
資料共有サーバー80は、主に、電子データの共有のために使用される一台以上の情報処理装置である。また、本実施形態では、サーバー側資料共有アプリ70がメールを使用して資料である電子データを共有するため、資料共有サーバー80はメールシステム8を有している。サーバー側資料共有アプリ70と資料共有サーバー80は機能的には一体とみなしてよい。サーバー側資料共有アプリ70がチャット/ビデオ会議システム50に存在するのは、主催者等はチャット/ビデオ会議システム50の中でサーバー側資料共有アプリ70を使用するためである。サーバー側資料共有アプリ70に対する操作をサーバー側資料共有アプリ70がチャット/ビデオ会議システム50から取得する場合がある。サーバー側資料共有アプリ70が動作する装置は情報処理装置であればよい。
また、参加者はメールを受信する際、参加者端末12を資料受信側メールシステム90に接続させる。資料受信側メールシステム90は、主催者から見て顧客側のいわゆるメール受信サーバーでよい。
チャット/ビデオ会議システム50は、複数の拠点間でユーザー同士の遠隔コミュニケーションを実施する。チャット/ビデオ会議システム50は、拠点にある主催者端末11と参加者端末12の間でいわゆるオンラインセミナーやテレビ会議のための遠隔コミュニケーションサービスを提供する。オンラインセミナーでは参加者の発言が制限される場合があるが、オンラインセミナー及び遠隔コミュニケーションの仕組みはほぼ同じでよい。チャット/ビデオ会議システム50は、通信ネットワークNを介して、遠隔地の拠点との間で映像や音声を送受信する。主催者がいる拠点において、主催者端末11が画像の撮像及び発言などの音声の収集を行い、これらをデジタル信号に変換してチャット/ビデオ会議システム50に送信する。チャット/ビデオ会議システム50は、同一のセッションで通信している参加者端末12に画像や発言のデジタル信号を送信する。参加者端末12はディスプレイへの画像表示及びスピーカからの音声出力を行う。参加者端末12からも同様のデジタル信号の送信が行われるので、主催者と参加者が双方向にコミュニケーションすることができる。なお、主催者は参加者端末12からの発言を制限したり、任意の参加者端末12にのみ発言を許可したりすることも可能である。
遠隔コミュニケーションサービスの開始前、主催者は、チャット/ビデオ会議システム50が発行したオンラインセミナーへの招待状を電子メール等で参加者に送信しておく。電子メールにはセッションへのリンクが記載されているので、主催者端末11と参加者端末12が同一のセッションに参加できる。
なお、図3では、資料共有サービス、及び、遠隔コミュニケーションサービスの機能に対応して、別体の資料共有サーバー80とチャット/ビデオ会議システム50とが用意されているが、資料共有サービス、遠隔コミュニケーションサービスは一台の情報処理装置で提供されてもよい。
また、資料共有サーバー80又はビデオ会議システムの1つ以上はその機能を複数の情報処理装置に分散して配置されてもよい。
資料共有サーバー80及びチャット/ビデオ会議システム50は、クラウドコンピューティングにより実現されてもよいし、単一の情報処理装置によって実現されてもよい。クラウドコンピューティングとは、特定ハードウェア資源が意識されずにネットワーク上のリソースが利用される形態をいう。チャット/ビデオ会議システム50は、インターネット上に存在しても、オンプレミスに存在してもよい。
図3では、主催者端末11、参加者端末12、及び関係者端末13はPC(Personal Computer)8、又は、スマートデバイス9である。スマートデバイス9とは、明確な定義はないが、PCやサーバーなどの既存のコンピュータを含まないスマートフォンやタブレット端末等をいう。PC8及びスマートデバイス9のいずれも、Webブラウザ15又はチャット/ビデオ会議システムクライアントアプリ16の両方で、チャット/ビデオ会議システム50に接続できる。チャット/ビデオ会議システムクライアントアプリ16にはアドインプログラムとして端末側資料共有アプリ10がインストールされる。端末側資料共有アプリ10はサーバー側資料共有アプリ70と通信して、電子データを共有する。
? PC8又はスマートデバイス9でWebブラウザ15が実行される場合、PC8又はスマートデバイス9は、チャット/ビデオ会議システム50が提供するWebアプリを実行する。このWebアプリには、サーバー側資料共有アプリ70の機能が含まれる。したがって、主催者端末11又は参加者端末12は、Webアプリによりチャット/ビデオ会議を行い、更に、サーバー側資料共有アプリ70により電子データを共有する。
主催者端末11、参加者端末12又は関係者端末13は、PC8又はスマートデバイス9に限られず、Webブラウザ15やチャット/ビデオ会議システムクライアントアプリ16、端末側資料共有アプリ10が動作する端末装置であればよい。主催者端末11、参加者端末12、又は関係者端末13は、それぞれ通信機能を備え、通信ネットワークNに接続することができる機器であればいかなる機器であってもよい。主催者端末11、参加者端末12、又は関係者端末13は、ゲーム機、PDA(Personal Digital Assistant)、デジタルカメラ、ウェアラブルPC、MFP(Multi-Function Peripheral)、PJ(Projector:プロジェクタ)、電子黒板(電子式の黒板機能を有する白板)等であってよい。また、主催者端末11、参加者端末12及び関係者端末13は、それぞれ複数、存在してよい。
主催者端末11は主催者が操作する端末装置であり、参加者端末12は参加者が操作する端末装置である。関係者端末13は関係者が操作する端末装置である。主催者とは、例えば企業間コミュニケーションやオンラインセミナーを開催する者であり、本実施形態では、電子データを配信する者である。主催者は営業担当者でもよいし、主催者と営業担当者とが異なっていてもよい。電子データはWebサイト上で提供され、電子データには主催者が扱う商品やサービス等の説明が記載されている。電子データの配信や転送は主に電子メールやチャットで行われる。電子メールやチャットに電子データへのリンクが記載されているものとする。ただし、電子データ又はチャット自体が電子メールに添付されてもよい。
参加者は、例えばオンラインセミナーに招待されたオンラインセミナーの参加者である。参加者はオンラインセミナーに事前に参加を申し込んでいる。参加者は、主催者からは、商品等の購入を期待される見込み顧客(以下単に顧客という)の社員である。本実施形態の参加者は企業などの組織に所属する社員が想定されている。社員とは、組織と雇用関係があればよく、正規社員、パートやアルバイト、派遣社員、契約社員等を含んでよい。関係者は、オンラインセミナーには参加していないが、電子データの共有先となる例えば参加者の知り合いである。参加者と関係者は勤務先が同じでもよいし、異なっていてもよい。
本実施形態ではオンラインセミナーを例に説明するが、オンラインセミナーはあくまで一形態であって、オンライン商談を含むオンラインミーティングにも適用可能である。
<ハードウェア構成例>
図3のチャット/ビデオ会議システム50、資料共有サーバー80、主催者端末11、及び、参加者端末12は例えば図4に示すハードウェア構成のコンピュータにより実現される。図4はコンピュータの一例のハードウェア構成図である。コンピュータ500は、図4に示されているように、CPU501、ROM502、RAM503、HD504、HDDコントローラ505(Hard Disk Drive)、ディスプレイ506、外部機器接続I/F508(Interface)、ネットワークI/F509、バスライン510、キーボード511、ポインティングデバイス512、光学ドライブ514、メディアI/F516を備えている。
これらのうち、CPU501は、コンピュータ全体の動作を制御する。ROM502は、IPL等のCPU501の駆動に用いられるプログラムを記憶する。RAM503は、CPU501のワークエリアとして使用される。HD504は、プログラム等の各種データを記憶する。HDDコントローラ505は、CPU501の制御にしたがってHD504に対する各種データの読み出し又は書き込みを制御する。ディスプレイ506は、カーソル、メニュー、ウィンドウ、文字、又は画像などの各種情報を表示する。外部機器接続I/F508は、各種の外部機器を接続するためのインターフェースである。この場合の外部機器は、例えば、USB(Universal Serial Bus)メモリやプリンタ等である。ネットワークI/F509は、通信ネットワークを利用してデータ通信をするためのインターフェースである。バスライン510は、図4に示されているCPU501等の各構成要素を電気的に接続するためのアドレスバスやデータバス等である。
また、キーボード511は、文字、数値、各種指示などの入力のための複数のキーを備えた入力手段の一種である。ポインティングデバイス512は、各種指示の選択や実行、処理対象の選択、カーソルの移動などを行う入力手段の一種である。光学ドライブ514は、着脱可能な記録媒体の一例としての光記憶媒体513に対する各種データの読み出し又は書き込みを制御する。光学ドライブ514はCD、DVD、Blu-Ray(登録商標)等である。メディアI/F516は、フラッシュメモリ等の記録メディア515に対するデータの読み出し又は書き込み(記憶)を制御する。
<機能ブロック図>
続いて、図5を参照して、サーバー側資料共有アプリ70等の機能について説明する。図5は、サーバー側資料共有アプリ70、チャット/ビデオ会議システム50、主催者端末11、及び、参加者端末12の機能構成例を示す図である。
<<サーバー側資料共有アプリ>>
サーバー側資料共有アプリ70は、通信部71、画面生成部72、送信先情報管理部73、閲覧情報更新部74、送信履歴管理部75、メッセージ送信部76、共有要求部77、連携部78、電子データ保存部79、ポイント変換部81、グループ化部82、転送情報作成部83、転送先情報作成部84、転送部85、提示部86、及び、通知部87を有する。これら各機能部は、チャット/ビデオ会議システム50にインストールされたサーバー側資料共有アプリ70に含まれる命令を図4に示したCPU501が実行することで実現される機能又は手段である。
また、記憶部7000は、図4に示したHD504、RAM503等により実現され、ファイル記憶部7001、送信先記憶部7002、送信履歴記憶部7003、閲覧履歴記憶部7004、有望度グループ化情報記憶部7005、転送情報記憶部7006、及び、転送先情報記憶部7007を有している。
なお、サーバー側資料共有アプリ70と資料共有サーバー80は機能的には一体とみなしてよいので、図5に示すサーバー側資料共有アプリ70の機能の一部又は全部を資料共有サーバー80が有していてもよい。
通信部71は、主催者端末11や参加者端末12と電子データの共有に関する各種の情報を送受信する。
画面生成部72は、主催者端末11及び参加者端末12が表示する画面を生成する。主催者端末11又は参加者端末12がWebアプリを実行する場合は、画面情報は、HTML、XML、CSS(Cascade Style Sheet)、及びJavaScript(登録商標)等により作成される。主催者端末11又は参加者端末12が端末側資料共有アプリ10を実行する場合は、画面情報は主催者端末11又は参加者端末12が保持しており、表示される情報がXML等で送信される。
送信先情報管理部73は、電子データの共有等に使用されるメール等、送信先のユーザー(例えば参加者)に関する情報(送信先情報)を送信先記憶部7002において管理する。送信先情報は、主催者が設定できるほか、チャット/ビデオ会議システム50から取得できる。
閲覧情報更新部74は、チャット/ビデオ会議システム50又はサーバー側資料共有アプリ70が共有した電子データを参加者又は転送先の関係者が閲覧した場合に、資料共有サーバー80から通知を受け、閲覧履歴記憶部7004の閲覧履歴情報を更新する。
送信履歴管理部75は、送信履歴記憶部7003に、チャット/ビデオ会議システム50又はサーバー側資料共有アプリ70により共有された電子データの履歴を保存する。
メッセージ送信部76は、主催者が選択した送信先に、共有対象の資料(電子データ)のURLをメールに設定して、資料共有サーバー80(メールシステム)に送信する。また、メッセージ送信部76は、有望度でグループ化された顧客に、資料共有サーバー80(メールシステム)を介してメールを送信する。メッセージ送信部76は、チャットシステムを介してメッセージを送信してもよい。
共有要求部77は、チャット/ビデオ会議システム50による会議中に電子データの共有をチャット/ビデオ会議システム50に対し要求する。チャット/ビデオ会議システム50との通信は連携部78を介して行われる。
連携部78は、チャット/ビデオ会議システム50と連携する。連携部78は、例えばチャット/ビデオ会議システム50のAPI(Application Interface)やHTTP通信を使用して各種の情報を送受信する。
電子データ保存部79は、チャット/ビデオ会議システム50又はサーバー側資料共有アプリ70により共有された電子データを資料共有サーバー80に保存し、URLを発行する。メッセージ送信部76が送信するメールには、このURLが記載される。
ポイント変換部81は、参加者や関係者の実際の閲覧状況(各ページの閲覧時間等)及び関係者への転送状況をポイントに変換する。このポイントが参加者の有望度に相当する。
グループ化部82は、算出された有望度(ポイント)に基づいて、電子データを閲覧可能な複数の参加者を3つ程度にグループ化する。グループ化は3つに限らず、2つや4つ以上でもよい。主催者がグループ化の数を設定できてよい。
転送情報作成部83は、参加者端末12から電子データの転送が要求された場合、参加者端末12から転送内容を取得し、転送内容に基づいて後述する転送情報を作成する(図11参照)。
転送先情報作成部84は、転送情報に基づいて、後述する転送先情報を作成する(図12参照)。
転送部85は、参加者端末12から転送内容を受信することで電子データの転送が要求された場合、電子データを閲覧できるリンクを有する電子メールを関係者に送信する。転送部85は、電子メールによる送信の他、共有フォルダやSNS(Social Network System)、社内ネットワークなどを使用して資料のリンク先を送信してもよい。
提示部86は、グループ化部82がグループ化した参加者をリストやテーブルにまとめて主催者に提示する。
通知部87は、グループが変更された参加者に関する情報を主催者に通知する。
<<チャット/ビデオ会議システム>>
チャット/ビデオ会議システム50はチャット/ビデオ会議処理部51と参加者管理部52を有している。なお、図5では、チャット/ビデオ会議システム50に一般的な呼制御等の機能は省略した。
チャット/ビデオ会議処理部51は、主催者端末11と参加者端末12の間でチャット/ビデオ会議を行う。つまり、チャット/ビデオ会議処理部51は、主催者端末11から送信された映像、音声、チャットデータを参加者端末12に送信し、参加者端末12から送信された映像、音声、チャットデータを主催者端末11に送信する。
参加者管理部52は、会議に対する全参加者(主催者を含む)を管理している。参加者管理部52は、各参加者の、例えばメールアドレス、企業名、部署、氏名等を管理しており、サーバー側資料共有アプリ70に提供する。
<<送信先情報>>
続いて、記憶部7000について説明する。
図6は、ファイル記憶部7001に記憶されているファイル情報の一例である。ファイル記憶部7001には、主催者と参加者の間で共有される電子データに関する情報が記憶されている。主催者は共有用のファイルをサーバー側資料共有アプリ70に登録することができる。
・ファイル名の項目は、コンピュータのファイルシステム中に保存されたファイルを特定するためにつける名前が設定される。
・ファイルIDの項目は、ファイルを識別するための識別情報が設定される。サーバー側資料共有アプリ70がファイルの登録時に採番するファイルIDを採番する。
・送信日時の項目は、ファイルがサーバー側資料共有アプリ70に登録された日時が設定される。
・各ページのポイントの項目は、ファイルが有するページに有望度を算出するためのポイントが対応付けられた情報が設定される。
図7は、送信先記憶部7002に記憶されている送信先情報の一例である。送信先情報は、メールによる送信先のリストである。送信先情報により、チャット/ビデオ会議の終了後に、主催者がメールで電子データの保存先を参加者と共有できる。
・IDの項目は、メールの送信先となる参加者に個別に設定される一意の識別情報が設定される。
・メールアドレスの項目は、参加者のメールアドレスが設定した。送信先情報はメールアドレスに限らず、URL等を含む電子データにアクセスするための情報をユーザーに送信する際に、ユーザーに関連付けられた送信先を特定できる情報であればよい。
・お客様名の項目は、例えば参加者の氏名が設定される。
・お客様会社名の項目は、例えば参加者が所属する企業や自治体の名称が設定される。
・お客様部署名の項目は、例えば参加者が所属する部署名が設定される。
・追加情報の項目は、チャット/ビデオ会議システム50での利用者情報を追加で保存しておく項目である。チャット/ビデオ会議システム50におけるID、住所、電話番号などを資料共有アプリで表示する場合に、追加登録を不要とするため、追加情報は、各種の情報を保持する。サーバー側資料共有アプリ70は、追加情報を直接、利用できない。
<<送信履歴情報>>
図8は、送信履歴記憶部7003に記憶されている送信履歴情報の一例である。送信履歴情報は、チャット/ビデオ会議システム50又はサーバー側資料共有アプリ70により共有された電子データの送信履歴である。送信履歴情報には、チャット/ビデオ会議中か否かに関係なく履歴が追加される。
・IDの項目は、電子データの送信ごとに設定される一意の識別情報が設定される。
・送信日時の項目は、電子データの送付日時が設定される。
・ファイル名の項目は、送信された電子データのファイル名が設定される。
・ファイルIDの項目は、電子データに設定された一意の識別情報が設定される。
・送信先IDの項目は、送信先記憶部7002のIDが転記される。送信先IDは単に参加者のメールアドレスでもよい。
・メール件名の項目は、電子データの共有時に設定されたメールの件名である。チャット/ビデオ会議システム50が電子データを送信した場合は、メール件名が存在しないため(メールでは送信されない)、開催時の会議名が記録される。
・メール本文の項目は、電子データの共有時に設定されたメールの本文である。チャット/ビデオ会議システム50が電子データを送信した場合は、メール本文が存在しないため、送信元のシステム名が記録される。
<<閲覧履歴情報>>
図9は、閲覧履歴記憶部7004に記憶されている閲覧履歴情報の一例である。閲覧履歴情報は、チャット/ビデオ会議システム50又はサーバー側資料共有アプリ70により共有された電子データの閲覧履歴である。閲覧履歴情報は、参加者のものと転送先の関係者のものとに分かれている。図9(a)は、参加者の閲覧履歴情報である。
・セミナー参加者のユーザーIDの項目は、主催者から電子データを受信した参加者のユーザーIDが設定される。
・セミナー参加者のメールアドレスの項目は、参加者のメールアドレスが設定される。
・ファイルIDは、参加者に共有された電子データの識別情報である。
・グループは、例えば、高、中、低の3段階のうちどのグループと判断されているかを示す。グループは現在有望度の算出の度に更新されてよい。
・現在有望度は、電子データの閲覧状況や転送状況が数値化された現在の有望度である。有望度は後述する方法で算出されたポイントで表される。現在有望度は例えば定期的に又はユーザー操作で更新される。
・閲覧回数の項目は、参加者が電子データを閲覧した回数の累計が電子データごとに設定される。閲覧回数は例えば、最後の閲覧から一定時間の経過後に、参加者が閲覧した場合に1つ増大する。
・閲覧時間合計の項目は、参加者が電子データを閲覧していた時間の累計が電子データごとに設定される。
・閲覧時間詳細の項目は、ページごとに、参加者が電子データを閲覧していた時間の累計が設定される。閲覧時間詳細の項目は電子データごとに記録されるが、図9(a)ではある電子データについて示した。
図9(b)は、関係者の閲覧履歴情報である。図9(a)と同じ項目についてその説明は省略する。関係者の閲覧履歴情報は、関係者のメールアドレスと属性が設定される。属性は、主に関係者の役職であり、組織職(管理職)か一般かが設定される。属性は、参加者が電子データの転送時に設定すればよいが、アドレス帳などに登録されていてもよい。なお、関係者の閲覧回数は、関係者がリンク先の電子データにアクセスした回数が累積された値である。関係者がアクセスしたかどうかは関係者が閲覧時に入力するメールアドレスにより判断される。
なお、図9(b)で関係者にセミナー参加者のユーザーIDが対応付けられるのは、電子メールの転送元の参加者の有望度に、関係者の閲覧状態が影響するためである。
<<有望度算出情報、グループ化情報>>
図10(a)は、有望度グループ化情報記憶部7005に記憶されている有望度算出情報の一例である。有望度算出情報は、顧客の閲覧状況や転送状況をポイントに変換するために使用される。図10(a)に示すように、参加者及び関係者の行為に予めポイントが設定されている。ID=1の閲覧状況は、参加者による電子データの閲覧に基づいて加算されるポイントを示す。ポイント変換部81は、一定時間以上の閲覧に対し閲覧回数に応じたポイントを加算する。
ID=2の閲覧状況は、参加者による電子データの閲覧時間に基づいて加算されるポイントを示す。すなわち、ID=1のように電子データを閲覧したという事実だけでなく、閲覧時間に対しポイントが加算される。
ID=3の転送状況は、参加者が関係者に電子データを転送した場合に加算されるポイントを示す。
ID=4の閲覧状況は、電子データを転送された関係者による電子データの閲覧時間に基づいて加算されるポイントを示す。関係者の場合もID=1のように、閲覧に対しポイントが加算されてよい。
ID=5の転送状況は、転送された関係者の属性に基づいて加算されるポイントを示す。成約の権限がある属性の関係者に転送されることで有望度が高まるためである。なお、このポイントは関係者が電子データを閲覧した場合にだけ加算されてもよい。
図10(b)は、有望度グループ化情報記憶部7005に記憶されているグループ化情報の一例である。グループ化情報は、顧客の有望度を複数にグループ化するために有望度(ポイント)と比較される閾値である。図10(b)では、有望度が15以上で高、8以上で中、7未満で低、のグループに分類されることを示すが、閾値やグループ数は一例である。例えば、ユーザーが各閾値を任意に変更できてもよい。
<<転送情報>>
図11は、転送情報記憶部7006に記憶される転送情報の一例である。転送情報は、参加者が資料を関係者に転送した際の転送内容に基づいて生成される情報である。以下、転送情報の各項目を説明する。
・セミナー参加者のユーザーIDは、オンラインセミナーに参加した参加者の識別情報である。サーバー側資料共有アプリ70が重複しないように採番する。
・セミナー参加者のメールアドレスは、オンラインセミナーに参加した参加者のメールアドレスである。参加者のメールアドレスはセミナーの申込時に登録されている。
・関係者のメールアドレスは、参加者が転送画面で入力した資料の転送先である関係者のメールアドレスである。
・日時は、関係者端末13から資料の転送要求をサーバー側資料共有アプリ70が受信した日時である。
・転送時のメール情報は、参加者が転送画面で入力し、転送部85が関係者宛の電子メールに転載した電子メールの件名や本文である。
・同一企業転送先数は、参加者のメールアドレスとドメインが一致する、関係者のメールアドレスの数である。図11の例では参加者と関係者のメールアドレスの「exapmle.com」というドメインが一致するので1となる。
・他企業転送先数は、参加者のメールアドレスとドメインが一致しない、関係者のメールアドレスの数である。図11の例では、他企業転送先数は0となる。
図12は、転送先情報記憶部7007に記憶されている転送先情報の一例である。転送先情報は、資料を転送した参加者と転送先の関係者に関する情報である。以下、転送先情報の各項目を説明する。
・セミナー参加者のユーザーIDとセミナー参加者のメールアドレスは、図11と同様でよい。
・関係者のメールアドレスは、資料が転送された関係者のメールアドレスである。関係者のメールアドレスは、転送情報から転記される。
・同一ドメインチェックは、参加者のメールアドレスと関係者のメールアドレスのドメインが一致する場合にTrue,一致しない場合にFalseとなる。
・ファイルIDは、参加者が資料のリンク先を関係者に転送した場合に、該資料のファイルIDである。
<<主催者端末、参加者端末>>
図5に戻って説明する。主催者端末11、参加者端末12は、それぞれ、通信部21a、21bと、表示制御部22a、22bと、操作受付部23a、23bと、チャット/ビデオ会議処理部24a、24bを有する。これら各機能部は、主催者端末11、参加者端末12にインストールされた1以上のプログラムに含まれる命令を図4に示したCPU501が実行することで実現される機能又は手段である。なお、このプログラムはWebブラウザ15でもよいし、専用のアプリケーションでもよい。例えば、主催者端末11又は参加者端末12でWebブラウザ15が使用される場合、プログラムはWebブラウザ15であり、サーバー側資料共有アプリ70をWebブラウザ15が実行する。主催者端末11又は参加者端末12でチャット/ビデオ会議システムクライアントアプリ16が使用される場合、プログラムはチャット/ビデオ会議システムクライアントアプリ16及び端末側資料共有アプリ10である。
通信部21a、21bは、サーバー側資料共有アプリ70との間で各種の情報を送受信する。本実施形態では、通信部21a、21bは、各種の画面情報等をサーバー側資料共有アプリ70から受信し、主催者、参加者の入力内容をサーバー側資料共有アプリ70に送信する。
表示制御部22a、22bは、各種の画面の画面情報を解釈してディスプレイ506に表示する。操作受付部23a、23bは、ディスプレイ506に表示された各種画面における主催者、及び参加者の各種操作を受け付ける。
チャット/ビデオ会議処理部24a、24bは、チャット/ビデオ会議システム50との間で映像や音声を送受信する。チャット/ビデオ会議処理部24a、24bは、チャット/ビデオ会議システム50から受信した映像をディスプレイ506に表示したり、音声をスピーカからしたり出力する。また、チャット/ビデオ会議処理部24a、24bは、カメラが撮像する映像やマイクが集音する音声をチャット/ビデオ会議システム50に送信する。同様に、チャット/ビデオ会議処理部24a、24bはチャットデータを送受信する。
<<関係者端末>>
関係者端末13は、通信部21cと、表示制御部22cと、操作受付部23cと、を有する。これら各機能部は、主催者端末11、参加者端末12と同様でよい。ただし、関係者端末13は、URLが記載されたメールを受信し、資料共有サーバー80と通信するので、サーバー側資料共有アプリ70と直接通信しなくてよい(通信することもできる)。
<<資料共有サーバー>>
図13は、資料共有サーバー80の機能を説明する機能ブロック図である。資料共有サーバー80は、通信部91、閲覧状況監視部92、及び、認証部93を有している。資料共有サーバー80が有する各機能部は、資料共有サーバー80にインストールされたプログラムに含まれる命令を図4に示したCPU501が実行することで実現される機能又は手段である。
また、記憶部8000は、図4に示したHD504、RAM503等により実現され、記憶部8000は共有電子データ記憶部8001を有している。
通信部91は、主催者と参加者で共有される電子データを受信し、共有電子データ記憶部8001に保存する。また、通信部91は、参加者端末12又は関係者端末13からURLにより特定される電子データの閲覧要求に応じて、電子データの各ページの画面を参加者端末12又は関係者端末13に送信する。
認証部93は、共有電子データ記憶部8001に記憶されている電子データの共有先(参加者)又は転送先(関係者)のメールアドレスが、閲覧要求に含まれるメールアドレスと一致する場合に、電子データの閲覧を許可する。セミナー参加者又は関係者以外の不特定の者が電子データを閲覧できないようにするためである。認証部93はメールアドレスだけでなくパスワードとメールアドレスの整合で認証してもよい。
閲覧状況監視部92は、参加者又は関係者による閲覧状況を監視する。閲覧状況は、参加者端末12又は関係者端末13が表示したページ番号及びページごとの閲覧時間等である。
図14は、共有電子データ記憶部8001に記憶されている共有電子データに関する情報を示す。共有電子データは、共有された電子データの、ファイルID、転送元の参加者のメールアドレス、転送先の関係者のメールアドレス、及び、閲覧期限の各項目を有している。転送元の参加者のメールアドレス、及び、転送先の関係者のメールアドレスにより、誰が電子データを閲覧したかを認証部93が認証できる。閲覧期限は、主催者が設定した閲覧の期限である。
<電子データの共有処理の概略>
次に、図15を参照して、情報処理システム100の全体的な処理の流れを説明する。図15は、会議の開催と電子データの共有の処理を説明するシーケンス図の一例である。図15では、前提として、X社のユーザーXAさんとY社のユーザーであるYAさん、YBさんが、チャット/ビデオ会議システム50で遠隔会議を実施する。チャット/ビデオ会議システム50はX社が契約しているものであり、YAさん、YBさんはゲストとして参加している。したがってXAさんが主催者、YAさん、YBさんが参加者である。YAさん、YBさんの情報はX社には登録されていない。
S1:主催者が主催者端末11をチャット/ビデオ会議システム50に接続させ、会議を開催する。開催方法はどのような方法でもよいが、例えばチャット/ビデオ会議システム50が発行したURLに主催者端末11が接続する。
S2,S3:同様に、参加者YA、YBが参加者端末12をチャット/ビデオ会議システム50に接続させ、会議に参加する。参加者端末12は、主催者からメール等で受け取った、チャット/ビデオ会議システム50が発行したURLに接続する。主催者端末11及び参加者端末12のチャット/ビデオ会議処理部24a、24bが遠隔会議を実施する。
S4:主催者は電子データを共有するため、後述の会議中画面230で資料共有アプリ起動ボタン235を押下する。操作受付部23aが押下を受け付ける。この操作に応じて、主催者端末11でチャット/ビデオ会議システムクライアントアプリ16が実行されている場合、端末側資料共有アプリ10が起動し、サーバー側資料共有アプリ70と通信を開始する。主催者端末11でWebブラウザ15が実行されている場合、Webブラウザ15がサーバー側資料共有アプリ70と通信を開始する。
サーバー側資料共有アプリ70の連携部78は、チャット/ビデオ会議システム50から全参加者(主催者を含む)に関する情報を取得し、画面生成部72が予め既知である主催者を除いて、後述の資料共有ポップアップ画面240を生成する。通信部71が資料共有ポップアップ画面240の画面情報を主催者端末11に送信する。主催者端末11の通信部21aが資料共有ポップアップ画面240の画面情報を受信し、表示制御部22aが表示する。主催者は、資料共有ポップアップ画面240に電子データのファイル名等、必要事項を入力する。
主催者が送信ボタン244を押下すると、操作受付部23aが押下を受け付ける。主催者端末11の通信部21aは電子データの、送信先、閲覧期限等をサーバー側資料共有アプリ70に送信する。送信される電子データは、ファイル記憶部7001に登録されている電子データであることが好ましい。電子データのページごとにポイントが設定されているためである。ただし、ファイル記憶部7001に登録されていない電子データが転送された場合、各ページごとのポイントは有望度の算出に使用されなくてよいので、送信される電子データは、ファイル記憶部7001に登録されているものに限られない。
S5:サーバー側資料共有アプリ70の通信部71はこれらを受信し、電子データ保存部79が電子データにファイルIDを採番し、ファイルIDと共に資料共有サーバー80に送信する。電子データ保存部79は保存先のURL(保存先情報の一例)を取得する(発行する)。なお、電子データ保存部79は、閲覧者の確認(認証)のため、参加者YA,YBのメールアドレスを資料共有サーバー80に設定する。資料共有サーバー80は参加者YA,YBのメールアドレスを共有電子データ記憶部8001に保存する。
S6:また、共有要求部77は、連携部78を介して保存先であるURLが埋め込まれた電子データのファイル名のチャット表示をチャット/ビデオ会議システム50に要求する。
S7~S9:これにより、チャット/ビデオ会議処理部51がファイル名等を主催者端末11と参加者端末12に送信する。主催者端末11と参加者端末12のチャット/ビデオ会議処理部24a、24bは、ファイル名等を受信し、チャット欄234にファイル名等を表示する。なお、電子データを共有したサーバー側資料共有アプリ70は送信先情報と送信履歴情報を更新する。
S10:参加者は、参加者端末12に表示されている会議中画面230のファイル名を押下する。操作受付部23bが押下を受け付ける。
S11:参加者端末12の通信部21bがファイル名に埋め込まれたURL(資料共有サーバー80)に接続し、電子データを要求する。
S12:資料共有サーバー80の認証部93は参加者にメールアドレスの入力を求め、共有電子データ記憶部8001に登録済みのメールアドレスが入力されると、認証成功と判断する。通信部91は、電子データのページごとに画面情報を作成し、参加者端末12に送信する。参加者端末12の通信部21bが電子データの画面情報を受信して、表示制御部22bが表示する。閲覧状況監視部92は、閲覧状況(どのページが閲覧されたか、閲覧されたページの閲覧時間)を監視する。
なお、資料共有サーバー80は、電子データ自体をダウンロードさせず、閲覧画面を参加者端末12のアプリケーションやWebブラウザ等のビューワーに表示させてもよいし、ファイル自体をダウンロード可能なように構成してもよい。資料共有サーバー80が、ファイル自体をダウンロード可能とする場合にはオフラインでも閲覧させることができる。
S13:資料共有サーバー80の通信部91は、閲覧した参加者のメールアドレスと閲覧された電子データのファイルID、及び、閲覧状況を指定して閲覧通知をサーバー側資料共有アプリ70に送信する。
S14:サーバー側資料共有アプリ70の通信部71は、閲覧した参加者のメールアドレスと閲覧された電子データのファイルID、及び、閲覧状況を受信し、閲覧情報更新部74は、閲覧履歴記憶部7004に閲覧履歴情報を追加する。また、ポイント変換部81が、電子データを閲覧した参加者の有望度を算出可能になる。有望度の算出手順については図25にて説明する。
以上で、チャット/ビデオ会議システム50による会議が終了した。終了後に、主催者が別の電子データを共有したい場合、送信先情報を使用してメールで電子データを共有できる。例えば、主催者は参加者が電子データを閲覧したことを閲覧履歴情報で認識し、追加の詳細な電子データをY社に送信しようとする。
S15:主催者が後述の送信先選択画面220を主催者端末11に表示させる。主催者は、送信先リスト214からチャット/ビデオ会議中に追加された送信先を選択して、電子データをメールに添付して送信する操作を入力する。主催者端末11の通信部21aは電子データ、送信先等を指定してメールによる送信要求をサーバー側資料共有アプリ70に送信する。
S16:サーバー側資料共有アプリ70の通信部71は送信要求を受信し、電子データ保存部79が電子データとファイルIDを資料共有サーバー80に送信し、保存先のURLを取得する。メッセージ送信部76はURLやファイル名等を本文に設定し、メールシステム(資料共有サーバー80)に送信する。
このように、主催者は、送信先を手動で送信先選択画面220に登録せずに、電子データを送信することができる。
なお、電子メールによる共有方法はあくまで一例であって、電子メールアドレスによる共有方法の他にもSMSを含むメッセージサービス、SNS(Twitter(登録商標)、Instagram(登録商標)、Facebook(登録商標)等)、特定のコミュニケーションサービス(Teams(登録商標)、Slack(登録商標)、LINE(登録商標))等で転送先に転送することでリンク先を共有できてもよい。このような場合に、各種サービスにおいて、予め転送元と転送先を特定する電子メールアドレスがそれぞれサービスのユーザーのアカウント情報として登録されていれば共有方法が変わったとしても同じユーザーとして判別することができる。
<画面例>
図16は、主催者端末11が表示する会議中画面230の一例である(チャット/ビデオ会議システム50が表示)。会議中画面230は、各拠点の映像欄231~233、チャット欄234を有する。映像欄231~233には、主催者端末11や参加者端末12が送信した映像がリアルタイムに表示される。チャット欄234には、主催者又は参加者が入力したチャットデータ(テキストデータ、画像データ、音声データ等)が時系列に表示される。
チャット欄234の下方には資料共有アプリ起動ボタン235が表示される。資料共有アプリはX社が購入したため、X社のユーザーのみ資料共有アプリ起動ボタン235を操作できる。つまり、主催者がサーバー側資料共有アプリ70を使用するライセンスを有するの対し、参加者はライセンスを有さない。参加者は自分が持っている電子データを主催者と共有することはできない。
主催者がサーバー側資料共有アプリ70にログインすることで主催者であることが分かるため、サーバー側資料共有アプリ70が主催者端末11のみに資料共有アプリ起動ボタン235の表示を許可する。あるいは、参加者端末12も資料共有アプリ起動ボタン235を表示できてよいが、サーバー側資料共有アプリ70が操作を受け付けない。
チャット/ビデオ会議システム50による会議中に、主催者が共有したい電子データがある場合、資料共有アプリ起動ボタン235を押下する。これにより、資料共有ポップアップ画面240が表示される。
図17は、主催者端末11が表示する資料共有ポップアップ画面240の一例である(資料共有アプリが表示)。資料共有ポップアップ画面240は、ファイル入力欄241、送信先欄242、閲覧期限設定欄243、及び、送信ボタン244を有する。
・ファイル入力欄241は、主催者が主催者端末11から送信する電子データを選択し、ファイル名を表示するための欄である。
・送信先欄242には、現在、会議に参加している主催者と参加者のうち、主催者以外が表示される。サーバー側資料共有アプリ70は、主催者のメールアドレス等が分かっているので、チャット/ビデオ会議システム50から取得した会議の全参加者のうち、主催者以外を特定する。
・閲覧期限設定欄243は、電子データを参加者又は関係者が閲覧できる期限が設定される。
・送信ボタン244は、サーバー側資料共有アプリ70が電子データの共有をチャット/ビデオ会議システム50に要求するためのボタンである。
このように、チャット/ビデオ会議システム50が電子データを共有する前に、サーバー側資料共有アプリ70が起動して送信先を取得するので、送信先記憶部7002に送信先を保存できる。
図18は、送信ボタン244の押下後に、主催者端末11が表示する会議中画面230の一例である(チャット/ビデオ会議システム50が表示)。図18では主に図16との相違点を説明する。図18では、チャット欄234に、共有された電子データのファイル名237と「資料が共有されました」というメッセージ236が表示される。ファイル名237には、電子データが保存されているURL(リンク)が埋め込まれている。このURLはサーバー側資料共有アプリ70が発行したものである。このように、電子データが共有されると、送信先情報と送信履歴情報が更新される。なお、URLはファイルパスでもよい。このURLは、資料共有アプリによって管理される電子データへアクセスするための情報の一例であって、アクセス先を特定可能な情報であればよい。
図19は、参加者がファイル名237を押下した場合に参加者端末12が表示するメールアドレス入力画面110の一例である。メールアドレス入力画面110は、メールアドレス入力欄111を有する。参加者がメールアドレスを入力するので、資料共有サーバー80の認証部93が、電子データを閲覧した参加者のメールアドレスに基づいて参加者を認証(特定)できる。
図20は、メールアドレスによる認証が成功した場合に表示される電子データ表示画面250を示す(資料共有アプリが表示)。電子データ表示画面250は、URLに保存された電子データを表示する。資料共有サーバー80の閲覧状況監視部92は、ページごとに閲覧の有無、閲覧時間等を監視できる。閲覧時間は、例えば、画面生成部72があるページの電子データ表示画面250を送信してから次のページの電子データ表示画面250を送信するまでの時間でよい。ページの切り替えが主催者端末11側で行われる場合は、主催者端末11が各ページの閲覧時間をページが切り替わるごとにサーバー側資料共有アプリ70に通知する。
図21は、主催者端末11が表示する送信先選択画面220の一例である(資料共有アプリが表示)。送信先選択画面220は、例えば会議の終了後等に、主催者が追加で電子データを送信する場合に表示される。送信先選択画面220には、チャット/ビデオ会議システム50による会議中に、電子データが共有された参加者(YA,YB)が送信先リスト214に追加される。このように、チャット/ビデオ会議システム50により共有された電子データの送信先が送信先記憶部7002に自動で追加されるので、主催者が会議後に電子データを追加で送信する際に、メールアドレスを手動で入力する必要がない。
<参加者による資料転送>
次に、図22、図23を参照して、参加者による資料転送のフェーズについて説明する。図22は、参加者が資料を関係者に転送する手順を示すシーケンス図である。
S21:資料を閲覧した参加者は、資料を転送すべきと判断すると、参加者端末12を操作して参加者端末12に転送画面を表示する。転送画面については図15にて説明する。操作受付部23bが操作を受け付けて、通信部21bが転送画面で入力された転送内容をサーバー側資料共有アプリに送信する。
S22:サーバー側資料共有アプリの通信部71が転送内容を受信すると、転送情報作成部83が、転送内容に基づいて、転送情報を作成する。転送情報は、セミナー参加者のユーザーID、セミナー参加者のメールアドレス、関係者のメールアドレス、日時、転送時のメール情報、同一企業転送先数、他企業転送先数である。いずれも転送内容により既知である。
S23:転送情報作成部83は作成した転送情報を転送情報記憶部7006に保存する。
S24:ステップS24~S26は、資料の転送先の関係者の数だけ繰り返し実行される。転送先情報作成部84は、転送情報に基づいて、転送先の関係者が参加者と同じ組織に所属するかどうかを、参加者と関係者のメールアドレス(のドメイン)に基づいて判断する。
S25:同一組織の場合、転送先情報作成部84は、同一ドメインチェックの項目にTrueを設定する。転送先情報作成部84は、転送先情報記憶部7007に転送先情報を保存する。転送先情報は、セミナー参加者のユーザーID、セミナー参加者のメールアドレス、関係者のメールアドレス、同一ドメインチェック、閲覧回数(初期値はゼロ)、ファイルIDである。ファイルIDを除き、これらは転送情報に含まれる。ファイルIDは転送画面に表示中の資料のファイルIDであるので、転送内容に含まれる。
S26:同一組織ではない場合、転送情報作成部83は、同一ドメインチェックの項目にFalseを設定する。転送情報作成部83は、転送先情報記憶部7007に転送先情報を保存する。
S27:次に、転送情報作成部83は転送部85へファイルIDで特定される資料のリンク先が記載された電子メールの転送要求を行う。
S28:転送部85は、関係者を宛先とし、資料のリンク先が記載された電子メールを生成し、関係者にこの電子メールを送信する。なお、転送部85は、ファイルIDで特定されるファイルのURLを資料共有サーバー80から取得し、また、転送先の関係者のメールアドレスを資料共有サーバー80に送信しておく。資料共有サーバー80の通信部91は共有電子データ記憶部8001のファイルIDに対応付けて関係者のメールアドレスを登録する。
S29:転送情報作成部83は、参加者端末12に転送が完了したことを通知する。
S30:転送情報作成部83は、主催者端末11に資料が転送された旨を通知する画面を作成する。通知にはファイル名等が含まれるとよい。
S31:通信部41は主催者端末11に資料が転送された旨を通知する。通信部41は、主催者端末11のアプリケーションにプッシュ通知してもよいし、電子メールで送信してもよい。
この後、関係者が電子データのURLを押下すると、図19のようにメールアドレスが要求され、認証が行われる。関係者が関係者端末13で図20と同様の画面を表示し電子データを閲覧した場合、参加者が閲覧した場合と同様に、資料共有サーバー80から閲覧状況がサーバー側資料共有アプリ70に送信される。閲覧情報更新部74は、閲覧履歴記憶部7004に閲覧履歴情報を追加する。また、ポイント変換部81が、電子データを閲覧した参加者の有望度を更新できるようになる。有望度の算出手順については図25にて説明する。
図23は、参加者端末12が表示する転送画面130の一例である。転送画面130は、例えば図20の電子データ表示画面250から遷移する。転送画面130は、資料表示欄131、関係者のメールアドレス欄132、タイトル欄133、メッセージ欄134、属性選択ボタン136、及び、共有ボタン135を有している。
・資料表示欄131は、主催者端末11から配信された資料を表示する欄である。
・関係者のメールアドレス欄132は、参加者が資料を転送したい関係者のメールアドレスを、参加者が入力する欄である。参加者は手動で関係者のメールアドレスを入力してもよいし、外部のサーバーから企業のアドレス帳を取得して、選択してもよい。
・タイトル欄133は、資料のリンク先を記載した電子メールのタイトルの欄であり、参加者が入力できる。タイトル欄133は、転送情報における転送時のメール情報に登録される。
・メッセージ欄134は、資料のリンク先を記載した電子メールの本文の欄であり、参加者が入力できる。メッセージ欄134は、転送情報における転送時のメール情報に登録される。
・属性選択ボタン136は、転送先の関係者の属性が選択又は任意に入力される欄である。
・共有ボタン135は、参加者端末12が資料の転送要求をサーバー側資料共有アプリ70に送信するためのボタンである。参加者が共有ボタン135を押下すると、通信部21bが以上の転送内容をサーバー側資料共有アプリ70に送信することで、関係者に対して資料のリンク先を共有することができる。
なお、図23では、転送先の識別情報として、関係者のメールアドレスと属性のみが入力されているが、関係者の組織名、部署名、電話番号等が入力されてもよい。
<全体的な処理の流れ>
図24は、セミナーの修了後等に、サーバー側資料共有アプリ70が有望度を算出し、メッセージを複数の参加者に一括して送信する処理を示すフローチャート図である。
まず、ポイント変換部81は、有望度を算出するタイミングになると、各顧客について有望度を算出する(S51)。タイミングについては後述する。
また、グループ化部82が有望度と閾値を比較して、各参加者が属するグループを決定する(S52)。
次に、閲覧情報更新部74が、閲覧履歴記憶部7004における現在有望度とグループを更新する(S53)。
通知部87は、グループが変更された参加者がいるかどうか判断する(S54)。グループの変更とは、下位のグループから上位のグループに変更になることをいう。通知部87は、単にグループが変更されたのではく、中→高に変更された場合に通知してもよい。
グループが変更された参加者がいる場合、通知部87は、通信部71を介して、グループが変更された顧客の顧客情報(参加者に関する情報)を主催者に通知する(S55)。こうすることで、主催者が、有望な参加者に、タイミングよくメッセージ(メールやチャット)を送信できる。なお、参加者に関する情報については、図30で説明する。
主催者が通知を確認するなどして、グループ化された参加者にメールを送信する操作を行った場合、メッセージ送信部76がグループ化された参加者に対するメールの送信を受け付ける(S56)。
メッセージ送信部76は、グループ化された参加者に対する一括のメール送信を受け付けると、参加者別にメールを作成してメールシステム8にメールを送信する(S57)。参加者別にメールを作成するとは、1つのメールアドレスごとにメールを送信することをいう。こうすることで、グループ化された参加者にメールが送信されても各参加者に別の参加者のメールアドレスが知らされることがない。
<<有望度の算出方法>>
続いて、有望度の算出方法を説明する。例えば、セミナーの参加者が電子データを5回閲覧、閲覧時間の合計が7分、電子データの転送を3人の関係者に行っており、関係者がいずれも電子データを閲覧していない、とする。また、有望度の算出には、有望度グループ化情報記憶部7005の有望度算出情報が使用される。有望度は下式で算出される。
有望度 = (1pt × 5) + (1pt × 2) + (0.5pt × 3) = 8.5pt
補足すると、第1項が、有望度算出情報のID=1の閲覧状況に基づき、第2項が、有望度算出情報のID=2の閲覧状況に基づき、第3項が、有望度算出情報のID=3の閲覧状況に基づく。
図25は、ポイント変換部81が有望度を算出する処理を示すフローチャート図である。図25の処理は、例えば、ユーザー操作に応じて、閲覧履歴記憶部7004の閲覧時間や閲覧回数が更新された場合、又は、一日に1~N回などの決まったタイミングで実行される。図25の処理は、一人の顧客に共有された1つの電子データごとに行われる。一人の顧客に共有された電子データが複数ある場合、有望度は加算される。
ポイント変換部81は、閲覧履歴情報を参照し、閲覧の有無を判断する(S101)。閲覧回数が1回以上の場合、ステップS101の判断がYesとなる。
参加者が閲覧した場合、ポイント変換部81は、閲覧回数×1ptを有望度に加算する(S102)。
また、ポイント変換部81は、閲覧時間÷3分(切り捨て)×1ptを有望度に加算する(S103)。
次に、ポイント変換部81は、転送先情報記憶部7007を参照し、参加者が電子データを転送したか否か判断する(S104)。参加者に対応付けて関係者が登録されている場合、ステップS104の判断がYesとなる。
参加者が電子データを転送した場合、ポイント変換部81は、転送数(転送先の数)×0.5ptを有望度に加算する(S105)。
次に、ポイント変換部81は、転送先の関係者の役職が組織職か否か判断する(S106)。転送先の関係者の役職が組織職の場合、ポイント変換部81は、組織職の人数×1ptを有望度に加算する(S107)。
転送先の関係者の役職が組織職でない場合、ポイント変換部81は、一般の人数×0.5ptを有望度に加算する(S108)。
次に、ポイント変換部81は、閲覧履歴情報を参照し、転送先の関係者の閲覧の有無を判断する(S109)。転送先の関係者が閲覧した場合、ポイント変換部81は、閲覧時間÷3分(切り捨て)×1.5ptを有望度に加算する(S110)。
なお、図25で使用されたポイント数や時間は任意の値を設定可能であり、あくまで一例である。
<<グループ化の処理>>
図26は、グループ化部82が有望度に基づいて顧客(参加者)をグループ化する処理を説明するフローチャート図である。
グループ化部82は、算出された有望度が15以上かどうか判断する(S111)。有望度が15以上の場合、グループ化部82は有望度が高いグループであると判断する(S112)。
有望度が15以上でない場合、グループ化部82は、算出された有望度が7未満かどうか判断する(S113)。有望度が7未満の場合、グループ化部82は有望度が低いグループであると判断する(S114)。
有望度が7未満でない場合、グループ化部82は有望度が中のグループであると判断する(S115)。
サーバー側資料共有アプリの提示部86は、有望度が高いグループの参加者を一括して、主催者に提示する。サーバー側資料共有アプリ70が主催者(営業担当者)にどの程度の有望度なのかを提示することで、主催者は顧客(参加者)がどの程度、成約の見込みがあるのかを判断することができる。
また、ポイントに基づくグループ化に限らず、同じ商品や電子データの同じページに興味を持った(閲覧時間が閾値以上)参加者をグループ化部82がグループ化してもよい。また、グループ化部82は、年齢、性別、出身地、部署などで参加者をグループ化してもよい。
<提示例>
図27は、主催者端末11が表示する送信履歴画面260の一例である(資料共有アプリが表示)。送信履歴画面260(第一の画面の一例)は、主催者が「送信したファイルタブ」261を選択すると表示される。送信履歴画面260は、主催者が過去に送信した電子データの一覧を表示する。送信履歴画面260には送信履歴記憶部7003に記憶されている送信履歴情報に基づいて、ファイル名267、お客様名268、メールアドレス269、件名270、会議名271、会議日時272、閲覧有無273等が表示される。閲覧ありの場合、主催者は、閲覧履歴記憶部7004から取得される詳細な閲覧状況(閲覧時刻、回数、アクセスした国)を表示可能である。
また、送信履歴画面260は、有望度(高)ボタン263、有望度(中)ボタン264、有望度(低)ボタン265、を有している。主催者が、有望度(高)ボタン263、有望度(中)ボタン264、又は有望度(低)ボタン265を押下すると、押下したボタンに応じて、有望度でグルーピングされた顧客のリストが表示される。
主催者は、チェックボックス274により有望度でグループ化された参加者を選択し、一括で追加の連絡を行うことができる。主催者は、追加連絡ボタン266を押下することで、参加者に追加でメールやチャットなどのメッセージを送信できる。
なお、メールアドレス欄275が強調されている参加者は、通知部87が通知した、グループが変更された参加者である。強調の方法としては、輝度、色、フォント等を変更する方法がある。これにより、主催者はグループ化が変更された直後の参加者を特定できる。
図28は、送信履歴画面260のチェックボックス274により選択された参加者に対する送信内容を入力する送信内容入力画面280である。送信内容入力画面280は、メールソフトと同様に、宛先欄281、CC欄282、BCC欄283、件名欄284、及び、本文欄285を有している。宛先欄281には、図27のチェックボックス274で選択された参加者のメールアドレスが自動で設定される。また、主催者追加で宛先を加えることもできる。主催者は、件名欄284と本文欄285に必要事項を入力し、送信ボタン286を押下する。これにより、グループ化された顧客に一括でメールが送信される。
図29は、送信履歴画面260でメールアドレスやファイル名が押下された場合に、参加者の詳細情報が表示される詳細情報表示画面290である。詳細情報表示画面290は、参加者の有望度291、お客様名292、所属293、メールアドレス294、共有された電子データのファイル名295、アクセス回数296、及び、各ページの閲覧時間297などを表示する。各ページの閲覧時間297は、横軸がページ番号、縦軸が閲覧回数である。各ページの閲覧時間297はページごとに何回閲覧したかをグラフで示す。主催者は、参加者がどのページに興味を持っているかを判断しやすい。縦軸の閲覧回数は閲覧時間でもよい。
図30は、グループが変更された参加者がいる場合にサーバー側資料共有アプリ70が主催者端末11に通知する有望顧客通知画面300である。この通知は、チャット/ビデオ会議システム50のチャット機能により通知される。有望度が閾値を超えた参加者がいた場合、通知部87が共有要求部77を介して、図30に示す情報を送信する。
有望顧客通知画面300は、関係者の閲覧状況を表示できる。有望顧客通知画面300は例えば、「共有資料のp7を複数回閲覧しています」というメッセージ301や「田中三郎さんは有望度がとても高いです。個別にアプローチすることをお勧めします」というメッセージ304を表示する。すなわち、有望顧客通知画面300は、最も閲覧時間が長いページ番号、又は、閾値以上の閲覧時間のページ番号など、閲覧履歴情報を編集して表示できる。通知部87は、例えば、変更後のグループに応じてメッセージの内容を変更できる。通知部87は、例えば、「個別にアプローチすることをお勧めします」というメッセージを中→高にグループが変更された参加者にのみ通知してよい。また、有望顧客通知画面300は、転送時に参加者が誰に転送を行ったかに関して転送先303である関係者を表示できる。
有望顧客通知画面300は詳細ボタン302,305を有しており、主催者が詳細ボタン302,305を押下すると、図27の送信履歴画面260が表示される。したがって、グループが変更された直後にグループ化された顧客に対し一括してメッセージを送信できる。
<主な効果>
以上説明したように、本実施形態の情報処理システムは、営業担当者が獲得している顧客を有望度に基づいてグループ化し、グループ内の顧客に対し一括して連絡するための手段を提供する。営業担当者は、有望度に応じた適切な営業活動を、グループごとにまとめて行うので、適切な営業活動を効率的に行うことができる。
<その他の適用例>
以上、本発明を実施するための最良の形態について実施例を用いて説明したが、本発明はこうした実施例に何ら限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々の変形及び置換を加えることができる。
例えば、ポイント変換部81は、有望度の算出においてページごとに重みを変えてもよい。ポイント変換部81は、例えば、料金が記載されたページ、他社との比較が記載されたページなどの閲覧時間に1より大きい重みを乗算してもよい。
また、本実施形態では、電子データとして資料のリンク先が転送される例を説明したが、転送されるリンク先にある電子データは資料に限られない。電子データは、例えば、商品券、クーポン、電子マネー、ネット上で利用できる各種のポイント、次回のセミナーの案内や申込書、参加の割引券等でもよい。
また、共有される電子データは、例えば、セミナーで使用されたものと同じもの、セミナーの内容の補足資料等であるが、セミナーとは直接関係のない電子データでもよい。また、電子データは、動画、静止画、音声データ等、どのような形式でもよい。
また、本実施形態では、電子データのリンク先が共有される例を説明したが、電子データそのものが共有されてもよい。
また、図5などの構成例は、サーバー側資料共有アプリ70、主催者端末11、参加者端末12による処理の理解を容易にするために、主な機能に応じて分割したものである。処理単位の分割の仕方や名称によって本願発明が制限されることはない。サーバー側資料共有アプリ70、主催者端末11、及び、参加者端末12の処理は、処理内容に応じて更に多くの処理単位に分割することもできる。また、1つの処理単位が更に多くの処理を含むように分割することもできる。
また、実施例に記載された装置群は、本明細書に開示された実施形態を実施するための複数のコンピューティング環境のうちの1つを示すものにすぎない。ある実施形態では、サーバー側資料共有アプリ70を実行する装置は、サーバクラスタといった複数のコンピューティングデバイスを含む。複数のコンピューティングデバイスは、ネットワークや共有メモリなどを含む任意のタイプの通信リンクを介して互いに通信するように構成されており、本明細書に開示された処理を実施する。
更に、サーバー側資料共有アプリ70は、本実施形態で開示された処理ステップ、例えば図24等を様々な組み合わせで共有するように構成できる。サーバー側資料共有アプリ70は、1つのサーバー装置にまとめられていても良いし、複数の装置に分けられていても良い。
上記で説明した実施形態の各機能は、一又は複数の処理回路によって実現することが可能である。ここで、本明細書における「処理回路」とは、電子回路により実装されるプロセッサのようにソフトウェアによって各機能を実行するようプログラミングされたプロセッサや、上記で説明した各機能を実行するよう設計されたASIC(Application Specific Integrated Circuit)、DSP(Digital Signal Processor)、FPGA(Field Programmable Gate Array)や従来の回路モジュール等のデバイスを含むものとする。
11 主催者端末
12 参加者端末
13 関係者端末
50 チャット/ビデオ会議システム
70 サーバー側資料共有アプリ
80 資料共有サーバー
100 情報処理システム
特開2004-78291号公報

Claims (14)

  1. 第一のユーザーが操作する端末装置と通信する情報処理装置を、
    前記第一のユーザーにより共有された電子データを閲覧可能な複数の第二のユーザーを、前記電子データの閲覧履歴情報に基づいてグループ化するグループ化部と、
    グループ化された前記第二のユーザーのリストを前記第一のユーザーが操作する端末装置に提示する提示部と、
    前記第一のユーザーの端末装置からの要求に応じて、グループ化された前記第二のユーザーにメッセージを送信するメッセージ送信部、
    として機能させるためのプログラム。
  2. 前記情報処理装置を、
    前記第一のユーザーから前記第二のユーザーに共有された電子データの前記第二のユーザーによる閲覧状況を、ポイントに変換するポイント変換部、として機能させ、
    前記グループ化部は、前記ポイントにより前記第二のユーザーをグループ化する請求項1に記載のプログラム。
  3. 前記情報処理装置を、
    前記グループ化部が決定した前記第二のユーザーが属するグループが変更された場合、グループが変更された前記第二のユーザーに関する情報を前記第一のユーザーに通知する通知部として機能させる請求項2に記載のプログラム。
  4. 前記通知部は、変更後の前記第二のユーザーのグループに応じて異なる情報を前記第一のユーザーに通知することを特徴とする請求項3に記載のプログラム。
  5. 前記通知部は、グループが変更された前記第二のユーザーについて、前記電子データのうち最も閲覧時間が長いページ番号、又は、閾値以上の閲覧時間のページ番号を前記第一のユーザーに通知することを特徴とする請求項4に記載のプログラム。
  6. 前記通知部は、グループが変更された前記第二のユーザーが前記電子データを転送した転送先に関する情報を前記第一のユーザーに通知することを特徴とする請求項3~5のいずれか1項に記載のプログラム。
  7. 前記提示部は、グループ化された前記第二のユーザーのリストを表示する第一の画面を前記第一のユーザーに提示し、
    前記提示部は、前記第一の画面においてグループが変更された前記第二のユーザーを強調して提示することを特徴とする請求項3~6のいずれか1項に記載のプログラム。
  8. 前記第一の画面において前記第二のユーザーの詳細を表示する要求を拠点から受けた場合、前記提示部は、前記第二のユーザーが閲覧した前記電子データのページごとに閲覧回数又は閲覧時間を提示することを特徴とする請求項7に記載のプログラム。
  9. 前記メッセージ送信部は、グループ化された前記複数の第二のユーザーを一人ずつ宛先とするメールを生成し、前記第二のユーザーに個別に前記メールを送信することを特徴とする請求項2~8のいずれか1項に記載のプログラム。
  10. 前記第二のユーザーが第三のユーザーに前記電子データに共有した場合、前記ポイント変換部は、共有された前記電子データの前記第三のユーザーによる閲覧状況を、前記第二のユーザーに関するポイントに加算することを特徴とする請求項2~9のいずれか1項に記載のプログラム。
  11. 第一のユーザーが操作する端末装置と第二のユーザーが操作する端末装置と通信する情報処理装置と、前記第一のユーザーの端末装置とを有する情報処理システムであって、
    前記情報処理装置は、
    前記第一のユーザーにより共有された電子データを閲覧可能な複数の第二のユーザーを、前記電子データの閲覧履歴情報に基づいてグループ化するグループ化部と、
    グループ化された前記第二のユーザーのリストを前記第一のユーザーが操作する端末装置に提示する提示部と、
    前記第一のユーザーの端末装置からの要求に応じて、グループ化された前記第二のユーザーにメッセージを送信するメッセージ送信部と、を有し、
    前記端末装置は、
    前記提示部が提示したグループ化された前記第二のユーザーのリストを表示する情報処理システム。
  12. 第一のユーザーが操作する端末装置と第二のユーザーが操作する端末装置と通信する情報処理装置であって、
    前記第一のユーザーにより共有された電子データを閲覧可能な複数の第二のユーザーを、前記電子データの閲覧履歴情報に基づいてグループ化するグループ化部と、
    グループ化された前記第二のユーザーのリストを前記第一のユーザーが操作する端末装置に提示する提示部と、
    前記第一のユーザーの端末装置からの要求に応じて、グループ化された前記第二のユーザーにメッセージを送信するメッセージ送信部と、
    を有する情報処理装置。
  13. 第一のユーザーが操作する端末装置と第二のユーザーが操作する端末装置と通信する情報処理装置が行うメッセージ送信方法であって、
    グループ化部が、前記第一のユーザーにより共有された電子データを閲覧可能な複数の第二のユーザーを、前記電子データの閲覧履歴情報に基づいてグループ化するステップと、
    提示部が、グループ化された前記第二のユーザーのリストを前記第一のユーザーが操作する端末装置に提示するステップと、
    メッセージ送信部が、前記第一のユーザーの端末装置からの要求に応じて、グループ化された前記第二のユーザーにメッセージを送信するステップと、
    を有するメッセージ送信方法。
  14. 第一のユーザーが操作する端末装置と第二のユーザーが操作する端末装置と通信する情報処理装置と、前記第一のユーザーの端末装置とを有する情報処理システムが行うメッセージ送信方法であって、
    前記情報処理装置は、
    グループ化部が、前記第一のユーザーにより共有された電子データを閲覧可能な複数の第二のユーザーを、前記電子データの閲覧履歴情報に基づいてグループ化するステップと、
    提示部が、グループ化された前記第二のユーザーのリストを前記第一のユーザーが操作する端末装置に提示するステップと、
    メッセージ送信部が、前記第一のユーザーの端末装置からの要求に応じて、グループ化された前記第二のユーザーにメッセージを送信するステップと、を有し、
    前記端末装置は、
    前記提示部が提示したグループ化された前記第二のユーザーのリストを表示するステップ、を有するメッセージ送信方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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KR102640469B1 (ko) * 2023-12-12 2024-02-23 이용수 메시지 수신자 정보를 확인할 수 있는 메시지 관리 시스템

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