JP2023134182A - 情報処理装置、制御方法、プログラム及びシステム - Google Patents

情報処理装置、制御方法、プログラム及びシステム Download PDF

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Abstract

Figure 2023134182000001
【課題】撮像装置を自動で移動させながら検査対象を連続で撮影した複数の画像について、失敗画像の撮影位置を判定し、自動で撮影位置を再現して再撮影できるシステムを実現する。
【解決手段】情報処理装置は、撮像装置の撮影位置を移動させながら検査対象を複数の領域に分割して撮影を行うように制御する制御手段と、前記撮像装置の撮影位置を移動させながら前記撮像装置により撮影された複数の画像を、画像ごとに撮影位置と関連付けて保存する保存手段と、を有し、前記制御手段は、前記保存手段に保存されている前記複数の画像の中に、撮影に失敗している画像が含まれている場合、前記撮影に失敗している画像に関連付けて保存されている撮影位置に前記撮像装置を移動させて再撮影を行うように制御する。
【選択図】図6

Description

本発明は、構造物の外壁などの点検において、ひび割れなどの変状の有無を検出するために検査対象の画像を撮影するシステムに関する。
構造物の外壁などの点検において、ひび割れなどの変状の有無は、検査対象を撮影した高精細な画像について画像解析を行うことにより判定される。このような画像解析に用いられる画像は、カメラをパンまたはチルトさせながら検査対象を複数の領域に分割して撮影される。この場合、検査対象全体を網羅する大量の画像を全ての領域について漏れなく撮影するために、カメラを雲台に取り付け、雲台が自動でカメラをパンまたはチルトさせながら順次撮影を行うシステムが用いられる。加えて、検査対象全体が漏れなく撮影されていることを確認するために、撮影画像と撮影位置が関連付けて保存されている必要がある。
特許文献1には、検査対象の図面中の撮影位置と撮影画像と点検結果とを関連付けたレポートを出力することが記載されている。特許文献2には、撮影位置情報と撮影範囲情報を図面情報に合成して表示することが記載されている。
特開2011-008764号公報 国際公開第2017/130700号
しかしながら、検査対象全体を漏れなく撮影したとしても、検査対象の撮影条件やフォーカス対象が異なるなどの要因により、一部の画像について適切な画質での撮影ができていない場合がある。このように撮影に失敗した画像は適切な解析結果が得られないため再撮影を行う必要があるが、ユーザが手動で雲台を操作してカメラを撮影位置に移動させるには手間がかかる。さらに、手動操作では失敗画像と同一の位置や画角を再現することが難しいため、検査対象全体について再撮影が必要な場合もある。
特許文献1では、撮影するごとに図面上の撮影位置を手動で入力する必要があり、再撮影時には手動で撮影位置までカメラを移動させる必要がある。特許文献2では、図面上にマッピングした画像のうち、失敗画像を再撮影する場合は手動でカメラを移動させる必要があり、また、撮影画像をマッピングするための図面情報が必要である。
本発明は、上記課題に鑑みてなされ、その目的は、撮像装置を自動で移動させながら検査対象を連続で撮影した複数の画像について、失敗画像の撮影位置を判定し、自動で撮影位置を再現して再撮影できるシステムを実現することである。
上記課題を解決し、目的を達成するために、本発明の情報処理装置は、撮像装置の撮影位置を移動させながら検査対象を複数の領域に分割して撮影を行うように制御する制御手段と、前記撮像装置の撮影位置を移動させながら前記撮像装置により撮影された複数の画像を、画像ごとに撮影位置と関連付けて保存する保存手段と、を有し、前記制御手段は、前記保存手段に保存されている前記複数の画像の中に、撮影に失敗している画像が含まれている場合、前記撮影に失敗している画像に関連付けて保存されている撮影位置に基づいて前記撮像装置の撮影位置を移動させて再撮影を行うように制御する。
本発明によれば、撮像装置を自動で移動させながら検査対象を連続で撮影した複数の画像について、失敗画像の撮影位置を判定し、自動で撮影位置を再現して再撮影できるようになる。
本実施形態のシステム構成図。 本実施形態のシステムの機能ブロック図。 本実施形態の撮像装置の構成を示すブロック図。 本実施形態の雲台装置の構成を示すブロック図。 本実施形態の情報処理装置の構成を示すブロック図。 本実施形態のシステムにより検査対象を撮影する方法を説明する図。 本実施形態のシステムにより検査対象を撮影する方法を説明する図。 本実施形態のシステムにより検査対象を撮影する方法を説明する図。 本実施形態のシステムにより撮影される画像を説明する図。 本実施形態のシステムの動作を示すフローチャート。 図6の雲台制御/撮影処理を示すフローチャート。 図6の雲台制御/再撮影処理を示すフローチャート。 本実施形態のシステムにより提供される失敗画像の選択画面を説明する図。
以下、添付図面を参照して実施形態を詳しく説明する。なお、以下の実施形態は特許請求の範囲に係る発明を限定するものではない。実施形態には複数の特徴が記載されているが、これらの複数の特徴の全てが発明に必須のものとは限らず、また、複数の特徴は任意に組み合わせられてもよい。さらに、添付図面においては、同一若しくは同様の構成に同一の参照番号を付し、重複した説明は省略する。
<システム構成>まず、図1および図2を参照して、本実施形態のシステムの構成および機能について説明する。
図1は、本実施形態のシステム構成図である。
本実施形態のシステム100は、撮像装置101、撮像装置101が取り付けられる雲台装置102、撮像装置101および雲台装置102を制御する情報処理装置103、並びに、雲台装置102を支持する三脚104を含む。
撮像装置101は、レンズ装置が着脱可能なデジタルカメラである。雲台装置102は、撮像装置101が取り付け可能なアクセサリ装置である。雲台装置102は、撮像装置100の姿勢を可変に制御する姿勢制御装置として、撮像装置101をパン方向、チルト方向およびズーム方向の少なくともいずれかに駆動して撮像装置100の撮影位置を移動させる電動雲台である。情報処理装置103は、パーソナルコンピュータ(PC)、タブレットPCまたはスマートフォンである。
撮像装置101は、ズームレンズ、フォーカスレンズ、絞り、シャッターなどを含むレンズ装置を有する。
雲台装置102は、撮像装置101をパン方向に駆動するパン機構105、撮像装置101をチルト方向に駆動するチルト機構106、撮像装置101のレンズ装置のズームレンズ位置を制御するズーム機構107を含む。撮像装置101と雲台装置102はケーブル108により通信可能に接続される。雲台装置102と情報処理装置103はケーブル109により通信可能に接続される。撮像装置101と情報処理装置103は雲台装置102を介して通信可能である。なお、撮像装置101と情報処理装置103とをケーブルにより通信可能に接続してもよい。また、撮像装置101および雲台装置102と情報処理装置103とを無線通信可能に接続してもよい。
図2は、本実施形態のシステムの機能ブロック図である。
撮像装置101は、画像の撮影を行う撮像ユニット202、撮像装置101の制御を行う撮像制御ユニット203、撮像した画像を記憶する画像記憶ユニット204を含む。
また、撮像装置101は、レンズ装置のフォーカスレンズを駆動するフォーカス駆動ユニット205、AF(オートフォーカス)のための被写体距離を測定する測距ユニット206を含む。また、撮像装置101は、雲台装置102および情報処理装置103との通信を行う通信ユニット207を含む。
雲台装置102は、雲台装置102を制御する雲台制御ユニット209、パン機構105を駆動するパン駆動ユニット210、チルト機構106を駆動するチルト駆動ユニット211、ズーム機構107を駆動するズーム駆動ユニット219を含む。また、雲台装置102は、撮像装置101および情報処理装置103と通信を行うための通信ユニット212を含む。
情報処理装置103は、雲台装置102のパン機構105、チルト機構106およびズーム機構107を制御して、所定のPTZ位置への駆動を行うと共に、現在のPTZ位置を取得する雲台装置制御ユニット214を含む。また、情報処理装置103は、撮像装置101が撮像した画像を付加情報と共に保存する画像保存ユニット215、画像保存ユニット215が保存する画像を付加情報に基づいて表示する画像表示ユニット216を含む。また、情報処理装置103は、撮像装置101による画像の撮影を制御する撮像装置制御ユニット217、雲台装置102および撮像装置101との通信を行う通信ユニット218を含む。
なお、PTZはパン(Panoramic)、チルト(Tilt)、ズーム(Zoom)のそれぞれの頭文字の略である。パン(Panoramic)は水平方向への動きである。チルト(Tilt)は垂直方方向への動きである。ズーム(Zoom)はズームアップ(望遠)とズームアウト(広角)である。PTZ位置は、パン角度、チルト角度およびズーム位置に対応する。
図3A~3Cは、本実施形態のシステムを構成する撮像装置101、雲台装置102および情報処理装置103の内部構成を示すブロック図である。
図3Aは撮像装置101の内部構成を示している。
コントローラ301は、撮像装置101を統括して制御するCPUやMPUなどの演算処理プロセッサを有する。コントローラ301は、後述する不揮発性メモリ302に格納されているプログラムを実行して、撮像装置の101の各モジュールを制御することにより後述するフローチャートの処理を実現する。
不揮発性メモリ302は、コントローラ301が実行する基本的なソフトウェアであるOS(オペレーティングシステム)やプログラム、プログラムを実行するために必要な動作用の定数などを記憶しているROMである。ここで、プログラムとは、本実施形態にて後述するフローチャート処理を実行するためのプログラムのことである。
揮発性メモリ303は、コントローラ301の動作用の定数、変数、不揮発性メモリ302から読み出したプログラムなどをロードするワークメモリとして使用されるRAMである。
撮像モジュール304は、レンズ装置を介して入射した被写体光を受光してアナログ画像信号に変換して出力するイメージセンサ、イメージセンサから出力されたアナログ画像信号をデジタル信号に変換して出力するADコンバータを有する。さらに、撮影モジュール304は、ADコンバータから出力されたデジタル画像信号に各種画像処理を施して画像データを生成し、直接または間接的に後述する記憶モジュール311に書き込む。
測距モジュール305は、レンズ装置のフォーカス位置を算出するために、撮像モジュール304のレンズ装置を介して被写体距離を測定するセンサモジュールである。
レンズ制御モジュール306は、レンズ装置の制御を行う。フォーカス駆動モジュール307は、レンズ制御モジュール306の制御によりレンズ装置のフォーカスレンズを駆動するアクチュエータを含む。絞り駆動モジュール308は、レンズ制御モジュール306の制御により絞りを駆動するアクチュエータを含む。
入出力モジュール309は、ユーザが撮像装置101に関する各種の設定を行うために撮像装置101に対する操作指示を受け付けるインターフェース(I/F)である。
通信モジュール310は、撮像装置101が、雲台装置102および雲台装置102を介して情報処理装置103と通信を行うためのインターフェースである。
記憶モジュール311は、撮像モジュール304で撮像された画像を記憶するメモリカードやハードディスクなどの記憶デバイスを有する。
バス312は、上述した各モジュール間を接続するためのアドレスバス、データバスおよび制御バスを含む。
図3Bは雲台装置102の内部構成を示している。なお、図3Bにおいて、コントローラ303、不揮発性メモリ314、揮発性メモリ315、入出力モジュール319およびバス321の構成や機能は、撮像装置101のコントローラ301、不揮発性メモリ302、揮発性メモリ303、入出力モジュール309およびバス312と同様であるので説明を省略する。
第1の通信モジュール316は、雲台装置102が撮像装置101と通信を行うためのインターフェースである。
パン駆動モジュール317は、雲台装置102のパン機構105を駆動するパン駆動ユニット210のアクチュエータを制御するドライバ回路などを有する。
チルト駆動モジュール318は、雲台装置102のチルト機構106を駆動するチルト駆動ユニット211のアクチュエータを制御するドライバ回路などを有する。
第2の通信モジュール320は、雲台装置102が情報処理装置103と通信を行うためのインターフェースである。
ズーム駆動モジュール321は、雲台装置102のズーム機構107を駆動するズーム駆動ユニット219を制御するアクチュエータを制御するドライバ回路などを有する。
図3Cは情報処理装置103の内部構成を示している。図3Cにおいて、図3Bにおいて、コントローラ322、不揮発性メモリ323、揮発性メモリ324およびバス329の構成や機能は、撮像装置101のコントローラ301、不揮発性メモリ302、揮発性メモリ303およびバス312と同様であるので説明を省略する。
表示装置325は、情報処理装置103の各種情報をユーザに提示するための液晶パネルや有機ELなどのディスプレイデバイスを有する。
入力装置326は、ユーザが情報処理装置103に関する各種の情報を入力するためのマウスやキーボード、タッチパネルなどの操作部材を含む。
通信モジュール327は、情報処理装置103が雲台装置102と通信を行うためのインターフェースである。
記憶装置328は、メモリカードやハードディスクなどの補助記憶装置である。

図4A~4Cは、本実施形態のシステムにより検査対象を撮影する場合の撮像装置101、雲台装置102および情報処理装置103の動作を説明する図である。
図4Aは、雲台装置102により撮像装置101をパン方向に連続駆動しながら撮影を行う場合の最初の領域を撮影する状態を簡略化して示した上面図である。
符号401は、雲台装置102に対する撮像装置101の取付位置を示している。符号402は、検査対象の構造物を示している。符号403は、検査対象である構造物402の壁面を示している。なお、撮像装置101の取付位置401は、検査対象の構造物402の壁面403の水平方向の中央位置の垂線(中心線)上に設置されることが望ましいが、実際の撮影現場では他の構造物が存在するなど障害物の影響により中心線上からずれて配置される場合がある。また、符号404は、雲台装置102により撮像装置101をパン方向に連続駆動する場合に撮像装置101が最初の領域を撮影する範囲である画角419の中心方向を示している。
符号410は、画角419の中心方向404と検査対象の構造物402の壁面403との交点を示している。撮像装置101は、壁面403における画角419の中心方向404との交点410をAF位置とする。符号416は、交点410をAF位置とした場合にイメージセンサの撮像面に被写体像が最小の円に集束し得る合焦面を示している。実際には、被写体距離が合焦面416までの距離からずれており、被写体像が集束する円のサイズが最小ではない場合であっても、円のサイズがイメージセンサの画素サイズ以下に収まる場合にはフォーカスのずれは識別できない。このフォーカスのずれが識別できない距離の範囲は被写界深度と呼ばれ、イメージセンサの画素サイズ、レンズ装置の焦点距離と絞り値、被写体距離を用いて演算可能である。図4Aの例では、合焦面416に対して前方の被写界深度は平面417、後方の被写界深度は平面418となり、平面417と平面418の間の距離範囲にある壁面403も合焦していると見なしてよい。したがって、図4Aに示す壁面403を撮影する場合には、被写界深度を考慮して撮像装置101の取付位置401と、レンズ装置の焦点距離および絞り値について事前に準備する必要がある。
図4Bは、撮像装置101が最初の領域を撮影した後に、雲台装置102により撮像装置101をパン方向に連続駆動しながら所定のパン位置ごとに撮影を行う状態を簡略化して示す上面図である。
符号405から409は、図4Aの画角419および中心方向404と同様に、雲台装置102を所定のパン角度で連続駆動しながら撮像装置101が撮影する範囲である画角420から424の中心方向を示している。ここで、検査対象である壁面403が正面に向かって図中右側にさらに続いている場合には、壁面403に対する撮影する角度がさらに鋭角となり、点検に適した高精細な画像が撮影できない。この場合は、撮像装置101を右側に移動して、必要に応じて複数の取付位置で同様の撮影を行うことになる。本実施形態では説明の簡略化のため、構造物402の高さ方向、すなわち雲台装置102により撮像装置101をチルト方向には駆動せず、パン方向にのみ駆動して検査対象の構造物402の壁面403を6領域に分割して6回の撮影を行うものとする。
符号411から415は、図4Aの交点410と同様に、画角420から424の中心方向405から409と検査対象の構造物402の壁面403との交点を示している。撮像装置101は、壁面403における画角420から424の中心方向405から409との交点411から415をAF位置とする。なお、本実施形態では、図4Aの合焦面416、前方の被写界深度417、後方の被写界深度418と同様に、壁面403との交点411から415においてAFを実施した場合の合焦面、前方の被写界深度、後方の被写界深度をそれぞれ、太い実線、細かい点線、粗い点線で示している。この場合、被写界深度の範囲は、前方の被写界深度より後方の被写界深度の範囲の方が広くなることが知られている。同様に、図4Bに示すように、被写体距離が遠くなることで、被写界深度の範囲が広くなることが知られている。さらに、図4Bに示すように、検査対象の構造物402の壁面403を複数の領域に分割して撮影を行う場合には、それぞれの画角419から424での撮影画像同士が部分的に重なるようにしている。これは、検査対象の被写体、すなわち構造物402の壁面403の全体を確実に網羅するためであると同時に、レンズ装置により撮影された画像の中央部分を利用することで、点検に適したより高品位の画像を得るためである。なお、図4Bの例では、前のコマの撮影の画角端を次のコマの撮影の画角中心としているが、画像同士を重ねる割合(重なり率)はこれに限らず、異なる割合にしてもよい。
図4Cは、撮像装置101により撮像されるライブビュー画像を表示するファインダ画面を例示しており、符号425はファインダ画面、符号426はAFのための測距点を示している。測距点426はファインダ画面425のほぼ全面に存在しているが、図4A,4Bに示した検査対象の撮影では、中央部分のより高精度の測距点426を使用する。なお、図4A~4Cは、雲台装置102により撮像装置101をパン方向に連続駆動しながら検査対象の構造物402の壁面403の撮影する方法を説明している。このため、交点410から415におけるAFのための被写体距離の測定は全て成功したものとしている。
図5(a)および(b)は、本実施形態のシステムにより撮影された複数の画像の処理を説明する図である。
図5(a)は、雲台装置102により撮像装置101をパン方向に連続駆動しながら所定のパン位置ごとに撮影された検査対象の画像501から506を例示している。図5(a)では、画像501から506は、説明の簡略化のために上下方向にずれて配置されているが、実際は上下方向にずれていない。また、図5(b)は、雲台装置102により撮像装置101をパン方向に連続駆動しながら所定のパン位置ごとに撮影された検査対象の画像501から506を例示している。さらに、図5(b)は、雲台装置102により撮像装置101をチルト方向に連続駆動しながら所定のチルト位置ごとに撮影された検査対象の画像507および508の一部を含む複数の画像を例示している。
図5(b)に示す全ての画像は、画像の中央部分を利用して一枚の画像に合成されて、あたかも検査対象の構造物402の壁面403の全体を高精細に撮影した画像として利用される。構造物402の壁面403の点検時には、このように合成された画像を用いて、検査者が壁面403の微細な変状の有無を確認する。なお、検査方法の詳細については、既知であるため説明を省略する。
次に、図6から図8に示すフローチャートを参照して、本実施形態のシステムの動作について説明する。
図6から図8は、本実施形態のシステムの動作を説明するフローチャートである。
なお、以下では、撮像装置101、雲台装置102および情報処理装置103を処理の主体として説明するが、実際には撮像装置101、雲台装置102および情報処理装置103の各コントローラ301、313、322が不揮発性メモリ302、314、323に格納されているプログラムを実行して各モジュールを制御することで実現される。なお、図6の処理が開始される前に、図4A,4Bで説明した、撮像装置101の取付位置、撮影に使用するレンズ装置、レンズ装置の焦点距離および被写界深度、絞り値などの選定は完了しているものとする。
ステップS601では、情報処理装置103は、検査対象に対する撮影範囲および画像のなり率を雲台装置102に入力する。なお、雲台装置102への撮影範囲および画像の重なり率は、ユーザが雲台装置102の入出力モジュール319から直接入力してもよい。また、情報処理装置103の入力装置326から入力し、入力した情報を通信モジュール327を介して雲台装置102に送信してもよい。さらに、撮影範囲は、図5(b)に示した合成画像の左上の画角501および右下の画角508が含まれるようなパン位置およびチルト位置を記憶しておき、記憶した情報を入力情報としてもよい。
ステップS602では、情報処理装置103は、撮像装置101をパン方向、チルト方向およびズーム方向に駆動して検査対象の撮影を行うために雲台装置102のパン機構105、チルト機構106およびズーム機構107を駆動するための制御パラメータを設定する。制御パラメータは、雲台装置102のパン機構105およびチルト機構106を駆動するためのPTZ位置に関する情報を含む。なお、雲台装置102の制御パラメータは、ユーザが雲台装置102の入出力モジュール319から直接設定してもよいし、情報処理装置103の入力装置326から入力し、入力した情報を通信モジュール327を介して雲台装置102に送信してもよい。さらに、雲台装置102の制御パラメータは、ステップS601で入力した撮影範囲や画像の重なり率、レンズ装置の焦点距離および被写界深度、絞り値に基づいて算出して設定してもよい。
ステップS603では、情報処理装置103は、撮像装置101のシャッター速度、ISO感度、ホワイトバランスなどの撮影パラメータの設定を行う。なお、撮像装置101の撮影パラメータは、ユーザが入出力モジュール309から直接設定してもよいし、情報処理装置103の入力装置326から入力し、入力した情報を通信モジュール327を介して撮像装置101へ送信してもよい。
ステップS604では、ユーザが情報処理装置103に対して撮影開始指示を入力したことに応じて、情報処理装置103は、通信モジュール327を介して雲台装置102および撮像装置101に撮影開始指示を送信する。
ステップS605では、情報処理装置103は、ステップS604で入力された撮影開始指示に応じて、雲台装置102の撮像装置101の制御を行う。情報処理装置103は、ステップS602で設定された制御パラメータに基づいて雲台装置102のパン機構105およびチルト機構106を駆動する雲台制御を行う。また、情報処理装置103は、ステップS603で設定された撮影パラメータに基づいて撮像装置101の撮影動作の制御を行う。また、情報処理装置103は、撮像装置101により撮影された画像に撮影情報を関連付けて保存する処理を行う。ここで、撮影情報は、画像のファイル名、画像の撮影位置におけるPTZ位置に関する情報を含む。
ステップS606では、情報処理装置103は、ステップS601で入力された検査対象の全ての撮影範囲の撮影が完了したか否かを判定する。情報処理装置103は、図5(b)に示した合成画像の左上の画角501および右下の画角508が含まれる撮影範囲の撮影が完了すると、検査対象の全ての撮影が完了したと判定する。情報処理装置103は、検査対象の全ての撮影が完了していないと判定した場合は処理をステップS605に戻し、再度撮影処理を行い、完了していると判定した場合は処理をステップS607に進める。
ステップS607では、情報処理装置103は、ステップS605またはS609で撮影された画像を表示装置325に表示する。情報処理装置103は、図9(a)に示す画像一覧画面のように、ステップS605またはS609で撮影情報と関連付けて保存した複数の画像を、撮影情報に基づいて情報処理装置103の表示装置325に並べて表示する。図9(a)の画像901から906は、図5の画像501から506に対応する。図9(a)の例では、説明の簡略化のため、画像901から906のそれぞれについて撮影情報が記述されているが、これらの情報は実際には選択されている画像907のみについてアイコン908に表示される。そして、未選択の画像901から906については画像本体が表示される。なお、選択されている画像907に対応するアイコン908に表示される撮影情報はファイル名や撮影位置に限らず、撮影パラメータなどが同時に表示されもよい。図9(a)の画像一覧画面において、画像の表示位置は画像に関連付けて保存されている雲台装置102のPTZ位置に基づいて決定される。すなわち、パン位置が大きいものから順に右から順に表示され、チルト位置が大きいものから順に上から順に表示される。また、表示されている画像のうち、いずれの画像を選択するかはユーザが入力装置326を操作することにより変更可能である。図9(a)の例では、画像907が選択中であり、太枠で強調表示される。なお、強調表示の方法は太枠に限らず、対象画像の色や大きさを変更して強調表示してもよい。また、図9(a)の画像一覧画面において、「重ねて表示」という文字列が記載されたアイコン910を操作すると、図9(b)に示す合成画像画面に移行する。合成画像911は、ステップS601で入力された画像の重なり率に基づいて画像の一部を重ねて合成されたものである。合成画像911は、隣接する画像と重なり率の割合だけ重ねて表示することで、検査対象の構造物402の壁面403にマッピングしているように表示されている。表示されている画像のうち、いずれの画像を選択するかはユーザが入力装置326を操作することにより変更可能である。マウスのクリック操作であれば、画像の中心の座標がクリックされた座標に最も近い画像が選択される。図9(b)の例では、画像912が選択中であり、選択されている画像の撮影情報は、図9(a)の画像908と同様にアイコン913に表示される。選択中の画像912は太枠で強調表示される。なお、強調表示の方法は太枠に限らず、選択中の画像の色や大きさを変更して強調表示してもよい。また、「重ねず表示」という文字列が記載されたアイコン915が操作された場合は、図9(a)の画像一覧画面に移行する。
ステップS608では、情報処理装置103は、ステップS607で表示された複数の画像中に、ユーザにより選択された失敗画像があるか否かを判定する。例えば、ユーザは、図9(a)または図9(b)の画面において、表示画像中に撮影に失敗した画像があると判定した場合は、失敗画像を選択した状態で「再撮影」という文字列が記載されたアイコン909または914を操作する。情報処理装置103は、図9(a)または図9(b)の画面の「再撮影」アイコン909または914が操作されたか否かを判定し、「再撮影」アイコン909または914が操作されたと判定した場合に失敗画像があると判定する。なお、失敗画像の選択はユーザ操作に限らず、情報処理装置103が、撮影画像中において他の画像の撮影パラメータとの差異が判定閾値を超えている画像を失敗画像と判定してもよいし、撮影画像の画質に基づいて判定してもよい。情報処理装置103は、ユーザにより選択された失敗画像があると判定した場合は処理をステップS609に進め、ユーザにより選択された失敗画像がないと判定した場合は処理をステップS610に進める。
ステップS609では、情報処理装置103は、ステップS608で入力された再撮影指示に応じて、雲台装置102の撮像装置101の制御を行う。情報処理装置103は、図9(a)または図9(b)の画面で「再撮影」アイコン909または914が操作された時点で選択されている失敗画像に関連付けて保存されている撮影情報を読み出す。そして、情報処理装置103は、失敗画像の撮影情報に含まれるPTZ位置に対応する制御パラメータに基づいて雲台装置102のパン機構105およびチルト機構106を駆動する雲台制御を行う。また、情報処理装置103は、ステップS603で設定された撮影パラメータに基づいて撮像装置101の撮影動作の制御を行う。また、情報処理装置103は、失敗画像および失敗画像に関連付けて保存された撮影情報を削除し、撮像装置101により再撮影された画像に撮影情報を関連付けて保存する処理を行う。
ステップS610では、情報処理装置103は、ステップS605で撮影した画像およびステップS609で再撮影した画像に対してパノラマスティッチ処理を行って合成画像を生成する処理を行う。情報処理装置103は、ステップS605で撮影した画像およびステップS609で再撮影した画像を図9(b)のように画像ごとに関連付けて保存されている撮影情報に応じて並べる。そして、情報処理装置103は、画像ごとに関連付けて保存されている重なり率に応じて画像間の重複部分を画像処理によりつなぎ合わせた合成画像を生成する。
図7は、図6のステップS605の雲台制御/撮影処理における撮像装置101、雲台装置102および情報処理装置103の動作を説明するフローチャートである。
ステップS701では、情報処理装置103は、通信ユニット218により、雲台装置102のパン機構105およびチルト機構106を駆動するための制御目標値を雲台装置102に送信する。制御目標値は、図6のステップS602で設定された制御パラメータのPTZ位置に関する情報に基づいて決定される。
ステップS702では、雲台装置102は、通信ユニット212により、ステップS701で情報処理装置103から送信された制御目標値を受信する。
ステップS703では、雲台装置102は、ステップS702で受信した制御目標値に基づいてパン駆動ユニット210、チルト駆動ユニット211およびズーム駆動ユニット219を制御して、所定のPTZ位置にパン機構105、チルト機構106およびズーム機構107を駆動する。
ステップS704では、雲台装置102は、通信ユニット212により、ステップS703で駆動された雲台装置102のPTZ位置を情報処理装置103に送信する。
ステップS705では、情報処理装置103は、ステップS704で雲台装置102から送信されたPTZ位置を受信する。
ステップS706では、情報処理装置103は、通信ユニット218により、撮像装置101に撮影指示を送信する。
ステップS707では、撮像装置101は、通信ユニット207により、ステップS706で情報処理装置103から送信された撮影指示を受信する。
ステップS708では、撮像装置101は、撮像制御ユニット203により撮影処理を行い生成された画像をJPEGなどのファイル形式で画像記憶ユニット204に記憶する。
ステップS709では、撮像装置101は、通信ユニット207により、ステップS708で撮影された画像を情報処理装置103に送信する。
ステップS710では、情報処理装置103は、通信ユニット218により、ステップS709で撮像装置101から送信された画像を受信する。
ステップS711では、情報処理装置103は、ステップS710で受信した画像に撮影情報を関連付けて画像保存ユニット215に保存する。ここで、撮影情報は、ステップS705で雲台装置102から受信した雲台装置102のPTZ位置に関する情報を含む。情報処理装置103は、ステップS710で受信した画像がJPEG画像の場合には、Exif(Exchangeable image file format)規格にしたがって画像ファイルに影情報をメタデータとして保存する。なお、撮影情報の保存先は画像ファイルに限らない。例えば、記憶装置328にファイル名と関連付けてXML(Extensible Markup Language)やCSV(Comma Separated Value)などの規格にしたがって保存してもよいし、画像のファイル名として保存してもよい。また、画像と関連付けて保存される撮影情報はPTZ位置に限らず、撮影パラメータなどを関連付けて保存してもよい。
図8は、図6のステップS609の雲台制御/再撮影処理における撮像装置101、雲台装置102および情報処理装置103の動作を説明するフローチャートである。
ステップS801では、情報処理装置103は、通信ユニット218により、雲台装置102のパン機構105およびチルト機構106を駆動するための制御目標値を雲台装置102に送信する。制御目標値は、図6のステップS608で判定された失敗画像に関連付けて保存されている撮影情報に含まれるPTZ位置に関する情報に基づいて決定される。
ステップS802からS805では、図7のステップS702からS705と同様の処理を行う。
ステップS806では、情報処理装置103は、通信ユニット218により、再撮影時の撮影パラメータを撮像装置101に送信する。ここで、再撮影時の撮影パラメータはユーザが入力装置326を操作することにより入力である。ユーザは、例えば、図6のテップS607で表示された撮影画像に基づいて、再撮影時に失敗しない撮影パラメータを設定する。例えば、撮影画像中の壁面にボケが生じていて撮影に失敗していた場合は、ボケが発生しないようなAF位置に変更するような影パラメータを設定する。なお、撮影パラメータは、ユーザが設定する場合に限らず、所定の撮影パラメータを一定の値だけ変化させるように設定してもよい。
ステップS807では、撮像装置101は、通信ユニット207により、ステップS806で情報処理装置103から送信された撮影パラメータを受信する。
ステップS808では、撮像装置101は、撮像制御ユニット203の撮影パラメータを、ステップS807で受信した撮影パラメータに変更する。
ステップS809では、撮像装置101は、通信ユニット207により、ステップS808で撮影パラメータの変更が完了したことを通知する変更通知を情報処理装置103に送信する。
ステップS810では、情報処理装置103は、通信ユニット218により、ステップS809で撮像装置101から送信された変更通知を受信する。
ステップS811からS815では、図7のステップS706からS710と同様の処理を行う。
ステップS816では、情報処理装置103は、ステップS815で受信した画像に撮影情報を関連付けて画像保存ユニット215に保存する。ここで、撮影情報は、ステップS805で雲台装置102から受信した雲台装置102のPTZ位置に関する情報を含む。情報処理装置103は、ステップS815で受信した画像がJPEG画像の場合には、Exif規格にしたがって画像ファイルに影情報をメタデータとして保存する。なお、撮影情報の保存先は画像ファイルに限らず、記憶装置328にファイル名と関連付けてXML(Extensible Markup Language)やCSV(Comma Separated Value)などの規格にしたがって保存してもよいし、画像のファイル名として保存してもよい。また、画像と関連付けて保存される撮影情報はPTZ位置に限らず、再撮影時の撮影パラメータなどを関連付けて保存してもよい。また、情報処理装置103は、図6のステップS608で判定された失敗画像を画像保存ユニット215から削除し、ステップS815で受信した再撮影された画像を保存する。
以上説明したように、本実施形態によれば、撮像装置101のPTZ位置を自動で移動させながら検査対象を連続で撮影した複数の画像について、失敗画像の撮影位置を判定し、自動で撮影位置を再現して再撮影できるシステムを実現できる。
また、撮影情報と関連付けて保存した複数の画像を、撮影情報に基づいて並べて表示することで、失敗画像の撮影位置を容易に判別することができる。
なお、本実施形態では、複数の装置から構成されるシステムの例を説明したが、いずれかの装置が他の装置を包含する構成としてもよいし、単一の装置で構成としてもよい。また、本実施形態では、情報処理装置103で設定されたPTZ位置に関する制御目標値を雲台装置102に送信しているが、ズーム位置について相対的な数値による制御のみが可能なシステムの場合には、以下のように構成してもよい。
雲台装置102または情報処理装置103がズーム位置を変更するための全ての情報を取得および管理し、現在のズーム位置の目標値を把握するように構成する。このような構成にすることで、ズーム位置に関して相対的な数値による制御示のみが可能なシステムにも対応することが可能となる。さらに、レンズ装置に後付けのズーム駆動装置を付加することでズーム制御を実現するシステムにも対応することが可能となる。
[他の実施形態]
本発明は、各実施形態の1以上の機能を実現するプログラムを、ネットワークや記憶媒体を介してシステムや装置に供給し、そのシステム又は装置のコンピュータの1つ以上のプロセッサがプログラムを読み出して実行する処理でも実現可能である。また、本発明は、1以上の機能を実現する回路(例えば、ASIC)によっても実現可能である。
発明は上記実施形態に制限されるものではなく、発明の精神及び範囲から離脱することなく、様々な変更及び変形が可能である。従って、発明の範囲を公にするために請求項を添付する。
101…撮像装置、102…雲台装置、103…情報処理装置、317…パン駆動モジュール、318…チルト駆動モジュール、321…ズーム駆動モジュール、325…表示装置、326…入力装置、328…記憶装置

Claims (16)

  1. 検査対象の撮影を行う撮像装置と、前記撮像装置の撮影位置を移動させる雲台装置とを制御して、前記撮像装置の撮影位置を移動させながら前記検査対象を複数の領域に分割して撮影を行うように制御する制御手段と、
    前記撮像装置の撮影位置を移動させながら前記撮像装置により撮影された複数の画像を、画像ごとに撮影位置と関連付けて保存する保存手段と、を有し、
    前記制御手段は、前記保存手段に保存されている前記複数の画像の中に、撮影に失敗している画像が含まれている場合、前記撮影に失敗している画像に関連付けて保存されている撮影位置に前記撮像装置を移動させて再撮影を行うように制御することを特徴とする情報処理装置。
  2. 前記保存手段に保存されている前記複数の画像を、画像ごとに関連付けて保存されている撮影位置に基づいて並べて表示する表示手段を有することを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 前記表示手段は、前記保存手段に保存されている前記複数の画像について、画像同士を重ねずに表示する状態と、画像同士を部分的に重ねて表示する状態とを切り替えることが可能であることを特徴とする請求項2に記載の情報処理装置。
  4. 前記保存手段に保存されている前記複数の画像を、画像ごとに関連付けて保存されている撮影位置に基づいて画像同士を部分的に重ねて合成する合成手段を有することを特徴とする請求項3に記載の情報処理装置。
  5. 前記表示手段によって表示された前記複数の画像から、撮影に失敗している画像を選択するためのユーザ操作を受け付ける入力手段を有し、
    前記制御手段は、前記入力手段により選択された画像を前記撮影に失敗している画像と判定することを特徴とする請求項2から4のいずれか1項に記載の情報処理装置。
  6. 前記表示手段は、前記入力手段により選択された前記撮影に失敗している画像の撮影位置を表示し、
    前記入力手段は、前記入力手段により選択された前記撮影に失敗している画像の再撮影を指示するためのユーザ操作を受け付け、
    前記制御手段は、前記入力手段により入力された再撮影の指示に応じて前記撮影に失敗している画像の再撮影を行うことを特徴とする請求項5に記載の情報処理装置。
  7. 前記保存手段は、前記撮像装置により撮影された前記複数の画像について、画像ごとに撮影位置と共に、画質または撮影パラメータを関連付けて保存し、
    前記制御手段は、前記画像ごとの画質または撮影パラメータに基づいて、前記撮影に失敗している画像を判定することを特徴とする請求項1から4のいずれか1項に記載の情報処理装置。
  8. 前記制御手段は、前記撮影に失敗している画像を再撮影する場合に、撮影に失敗している画像を撮影したときの撮影パラメータを、撮影に失敗しないような撮影パラメータに変更して再撮影を行うことを特徴とする請求項1から7のいずれか1項に記載の情報処理装置。
  9. 前記保存手段は、前記撮像装置により撮影された前記複数の画像について、画像ごとの撮影位置を画像ファイルに付加して保存することを特徴とする請求項1から8のいずれか1項に記載の情報処理装置。
  10. 前記保存手段は、前記撮像装置により撮影された前記複数の画像について、画像ごとの撮影位置を画像ファイルとは別に保存することを特徴とする請求項1から8のいずれか1項に記載の情報処理装置。
  11. 前記保存手段は、撮影に失敗している画像を削除し、再撮影された画像を保存することを特徴とする請求項1から10のいずれか1項に記載の情報処理装置。
  12. 前記撮影位置は、前記撮像装置のパン位置、チルト位置およびズーム位置の少なくともいずれかを含むことを特徴とする請求項1から11のいずれか1項に記載の情報処理装置。
  13. 前記撮像装置は、前記撮像装置をパン方向、チルト方向、ズーム方向の少なくともいずれかに駆動する雲台装置に取り付けられ、
    前記制御手段は、前記撮像装置と前記雲台装置とを制御して、前記撮像装置の撮影位置を移動させながら前記検査対象の撮影を行うように制御することを特徴とする請求項1から12のいずれか1項に記載の情報処理装置。
  14. 情報処理装置の制御方法であって、
    撮像装置の撮影位置を移動させながら検査対象を複数の領域に分割して撮影を行うように制御するステップと、
    前記撮像装置の撮影位置を移動させながら前記撮像装置により撮影された複数の画像を、画像ごとに撮影位置と関連付けて保存手段に保存するステップと、を有し、
    前記制御するステップでは、前記保存手段に保存されている前記複数の画像の中に、撮影に失敗している画像が含まれている場合、前記撮影に失敗している画像に関連付けて保存されている撮影位置に基づいて前記撮像装置の撮影位置を移動させて再撮影を行うように制御することを特徴とする情報処理装置の制御方法。
  15. コンピュータを、請求項1から13のいずれか1項に記載された情報処理装置の各手段として機能させるためのプログラム。
  16. 検査対象の撮影を行う撮像装置と、
    前記撮像装置が取り付けられ、前記撮像装置の撮影位置を移動させる雲台装置と、
    請求項1から13のいずれか1項に記載された情報処理装置と、を含むシステム。
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