JP2023133640A - リバーシブルタイヤホイール - Google Patents

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Abstract

【課題】簡易・安全・経済的に自動車のタイヤホイールを裏履きして、トレッド幅を広げることができるリバーシブルタイヤホイールを提供する。【解決手段】表履き用のボルトホールと裏履き用のボルトホールとが別々に設けられ、裏履き用の取付面が、表履き用のボルトホールにおける取付座側の端部よりも、表履き用の取付面から遠ざかる方向に離間して設けられ、また同様に、前記表履き用の取付面が、裏履き用のボルトホールにおける取付座側の端部よりも、前記裏履き用の取付面から遠ざかる方向に離間して設けられている。【選択図】図3

Description

本発明は、表履き・裏履きの共用で使用できるリバーシブルタイヤホイールに関するものである。
従来から自動車にあらかじめ装着されているタイヤホイール(以下、「ホイール」という。)に飽き足らず、趣味嗜好によって付け替えを楽しむユーザーが一定数存在する。付け替えを楽しむ方法は様々有るが、一つのホイールでの装着方法は概括的に一つしかなく、気分や目的によって根本的な装着方法を変えて楽しむ事は出来ないのが実情である。
安定性・踏破性の向上を目的としてトレッド幅を変えたい場合には、目的に見合った取付面位置のホイールを選択し調達するという方法、あるいはスペーサー(ワイドトレッドスペーサー含む。)等の部品を使用する事によって取付面位置の底上げを行う方法が挙げられる。前者の方法では高価なホイールを度々調達し履き替える行為は経済的にも負担が大きい。後者の方法では取付面を底上げをするだけなので、ハブボルトのネジ掛りなどの制約やハブボルトへの応力の負担にも繋がる上、表面側のデザイン変化にまでは及ばず美観的にも魅力に欠ける。
また例外的に、一部のユーザーにおいて踏破性の向上、又はファッション性の目的でインセットのホイールを裏返して取り付ける行為が存在するが、不適切な装着方法では保安部品としての強度評価は担保出来ておらず、公道においては違法改造の状況と言える。
自動車の保安部品でもあるホイールは当然法律上定められた強度評価の審査がある。ここでいう法律上の強度評価の審査とは「JIS D 4103」に準じて行われる試験の事である。
先行技術に、「ハブへの取付け面を両面に有するディスクホールと、ディスクホイールの外周に車幅方向のディスクホイール中心に対して偏位させて装置したタイヤと、前記ディスクホイール側に設けられた取付穴とを有する産業車両用車輪において、前記取付穴の両端部にホイールナットまたはホイールボルトの取付座を設けたことを特徴とする産業車両用車輪」が記載されている。
実施例1として、ディスクホイール側に設けられた取付穴の両端にホイールナットまたはホイールボルトの取付座が備わっている場合が示されている。
実施例2として、ディスクホイール側に設けられた取付穴に着脱可能に取付座を嵌合し、ディスクホイールを裏返してハブに取り付けるときには取付座を取付穴の反対側から嵌合する旨が記載されている。
しかし、ディスクホイール側に設けられた取付穴が表用裏用別々に設けられていることについては記載も示唆もされていない。
公開実用新案昭58-182801号公報
解決しようとする課題点の第1-1として、先行技術の実施例1(特許文献1)では、取付穴の両端に取付座が備わっている場合を想定すると、両端に取付座を備えるだけの取付穴の深さを確保する必要がある。また、取付穴の両端に取付座としてのテーパーを備えるのは難度の高い加工となる。また、表履きのテーパー部分は裏履きにおける取付穴の取付面側の端部になるため、タイヤの中心がハブからずれないようにする必要上、あまり深くとることはできない。
解決しようとする課題点の第1-2として、先行技術の実施例2(特許文献1)では、ホイールを裏返して装着する場合には取付座も反対側へ嵌合し直す必要があるが、芯ズレ・歪みなど、その取扱いは一般ユーザーには難度が高い上、高速走行能力も有する乗用車では安全性にも重大な懸念が残る。
解決しようとする課題点の第2として、先行技術の実施例1及び2(特許文献1)では、裏履き用の取付面が、表履き用の取付穴における取付座側の端部と略一致する必要があり、かつ、表履き用・裏履き用取付面部のセンターディスク部の厚みはハブボルトにナットが掛かるネジ範囲に依存する事から、取付面部のセンターディスク部の厚みには自由度が無く、表履きと裏履きのトレッド幅可変に制約が生ずる。
解決しようとする課題点の第3として、ユーザーにとっては嗜好・目的に合った幾種類のホイールの調達や保管の手間は、所有しようとする本数に比例し経済的にも負担が大きくなる。
解決しようとする課題点の第4として、ホイールの裏側は表側とは形状が異なることが通常であり、裏側にはホイールキャップを付けることができない。そうすると、美観に問題が生ずる。
以下、車両取付面に対して、通常の方向面でのホイールの装着方法を「表履き」といい、裏返した方向面でのホイールの装着方法を「裏履き」という。このように表履き・裏履きの両方で使えるホイールをリバーシブルタイヤホイールという。
本発明のリバーシブルタイヤホイールは、表履き用のボルトホールと裏履き用のボルトホールとが別々に設けられたことを特徴の第1とする。
本発明は、裏履き用の取付面が、表履き用のボルトホールにおける取付座側の端部よりも、表履き用の取付面から遠ざかる方向に離間して設けられ、また同様に、該表履き用の取付面が、裏履き用のボルトホールにおける取付座側の端部よりも、該裏履き用の取付面から遠ざかる方向に離間して設けられたことを特徴の第2とする。
本発明は、表履きと裏履きとで外装のデザインが異なることを特徴の第3とする。
本発明のリバーシブルタイヤホイールに用いられるホイールキャップは、表履き用と裏履き用とで共用されることを特徴の第4とする。
本発明のリバーシブルタイヤホイールは、該特徴の第1を有するため、ボルトホールが開けられるセンターディスク部の肉厚は最小限で良く、また、ボルトホールの逆側に取付座を嵌合し直す必要もなく、ホイールの脱着のみの作業で表履きを裏履きに、裏履きを表履きに替えることができる。
したがって、公道を移動する際には法規則通りの装着をし、オフロード走行場などの遊戯地に到着後、裏履きによってトレッド幅を広げるなど目的に見合った装着方法に手軽に装着し直す事が可能である。
本発明のリバーシブルタイヤホイールは、該特徴の第2を有するため、裏履き用の取付面の設計の自由度が高い。したがって、スペーサー等の部品を用いる事無く、取付面位置の設計によっては表履き・裏履きの装着方法の変更でトレッド幅の可変も可能である。また、本発明のリバーシブルタイヤホイールは表履き用・裏履き用の取付面、ボルトホールを各それぞれ有する為、表履き、裏履き両方の装着方法で強度試験を行い保安部品として法律上の強度評価を得ることが可能であるところ、スペーサー等の部品を用いないため、実際の走行時において表履き・裏履き共に安全性が高い。
本発明のリバーシブルタイヤホイールは、該特徴の第3を有するため、交換前の元のホイールの保管や運搬の手間を低減させながら、目的に見合った装着方法を自由にかつ経済的にドレスアップを楽しむことができる。
本発明のリバーシブルタイヤホイールに用いられるホイールキャップは、該特徴の第4を有するため、ホイールの裏側に不可欠なホイールサイズ等の表記や、相対する車両装着時の取付面の傷、汚れ等を隠すことが可能であり、美観を損なわない用途として有効である。
本発明のリバーシブルタイヤホイールの平面図 本発明のリバーシブルタイヤホイールの底面図 図1の1-1線から見た断面を示す断面図 本発明のホイールキャップの平面図及び2-2線からこれを見た断面を示す断面図 図4の本発明のホイールキャップを図1の本発明のリバーシブルタイヤホイールの表面に装着した図 図4の本発明のホイールキャップを図2の本発明のリバーシブルタイヤホイールの裏面に装着した図
表履き用のボルトホールと裏履き用のボルトホールとが別々で、スペーサーを用いることなく、トレッド幅を広げることができるリバーシブルタイヤホイールを実現した。
本明細書では、主に、ハブからハブボルトが生えているタイプにホイールを取り付けてナットで嵌合する場合を想定して記載しているが、ハブにボルト穴のみがあって、そこにハブボルトを嵌合してホイールを取り付けるタイプであっても、ホイールのボルトホールが表履き・裏履きの共用である場合、裏履き用の取付面が、表履き用のボルトホールにおける取付座側の端部と略一致する必要がある点において同様であるため、本発明の利点が生かされる。
なお、該「略一致」というのは、ホイールナットまたはホイールボルトの取付座がテーパーや球面になっている場合又は着脱可能に取付座を嵌合するための溝が設けられている場合を考慮したものであり、ホイールのボルトホールが表履き・裏履きの共用である場合には、裏履きでホイールを取り付けたときにタイヤの中心がハブからずれないようにするためには表履き用のボルトホールの該テーパーや該球面又は該溝の深さは僅かしか取れないため、該テーパーや該球面又は該溝の窪みも含めて請求項2に記載の「表履き用のボルトホールにおける取付座側の端部」「裏履き用のボルトホールにおける取付座側の端部」であるとして、「略一致」と表現している。
図1から図6は、本発明の請求項1から請求項4の実施例である。図1は、本発明のリバーシブルタイヤホイールの平面図である。図2は、本発明のリバーシブルタイヤホイールの底面図である。図3は、図1の1-1線から見た断面を示す断面図である。図4は、本発明のホイールキャップの平面図及び2-2線からこれを見た断面を示す断面図である。図5は、図4の本発明のホイールキャップを図1の本発明のリバーシブルタイヤホイールの表面に装着した図である。図6は、図4の本発明のホイールキャップを図2の本発明のリバーシブルタイヤホイールの裏面に装着した図である。
図1、図2で、表履き用のボルトホール101と裏履き用のボルトホール102とが別々に設けられている。バルブ105は表履き・裏履きのいずれでも容易にエアー充填やタイヤ空気圧の確認が可能なように、空間部104にリム面からハブ穴106に向かって略垂直に設けられている。この場合、表履き・裏履きのいずれにおいてもブレーキキャリパー等に干渉しない位置取りとする。
図1の面が表履きしたときに車両の外観上現れる外装となり、図2の面が裏履きしたときに車両の外観上現れる外装となり、両者のデザインは異なっている。
図3にあるように、裏履き用の取付面107が、表履き用のボルトホール101における取付座側の端部109よりも、表履き用の取付面108から遠ざかる方向に離間して設けられ、また同様に、該表履き用の取付面108が、裏履き用のボルトホール102における取付座側の端部110よりも、該裏履き用の取付面107から遠ざかる方向に離間して設けられている。
これにより、簡易・安全・経済的にホイールの裏履きをすることができ、トレッド幅を広げることができる。
図5、図6にあるように、ホイールキャップ111は、本発明のホイールの両面に取り付けることができる。
以上が、請求項1から請求項4に記載のリバーシブルタイヤホイール及びこれに用いられるホイールキャップの主な構成である。
本発明のリバーシブルタイヤホイールは、簡易・安全・経済的に自動車のホイールを裏履きするという用途に特に有用である。
101 表履き用のボルトホール
102 裏履き用のボルトホール
103 ホイールキャップ取付ねじ穴
104 空間部
105 バルブ
106 ハブ穴
107 裏履き用の取付面
108 表履き用の取付面
109 表履き用のボルトホール101における取付座側の端部
110 裏履き用のボルトホール102における取付座側の端部
111 ホイールキャップ
112 ホイールキャップ取付ねじ

Claims (4)

  1. 表履き用のボルトホールと裏履き用のボルトホールとが別々に設けられたことを特徴とする、リバーシブルタイヤホイール。
  2. 裏履き用の取付面が、表履き用のボルトホールにおける取付座側の端部よりも、表履き用の取付面から遠ざかる方向に離間して設けられ、また同様に、前記表履き用の取付面が、裏履き用のボルトホールにおける取付座側の端部よりも、前記裏履き用の取付面から遠ざかる方向に離間して設けられたことを特徴とする、請求項1のリバーシブルタイヤホイール。
  3. 表履きと裏履きとで外装のデザインが異なることを特徴とする、請求項1又は請求項2のリバーシブルタイヤホイール。
  4. 表履き用と裏履き用とで共用されることを特徴とする、請求項1~請求項3のいずれかのリバーシブルタイヤホイールに用いられるホイールキャップ。
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