JP2023132078A - 住宅設備機器 - Google Patents
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Abstract
【課題】小型化に有利で、複数の出口から互いに同期した噴流を吐出できる住宅設備機器を提供することにある。【解決手段】ある態様の住宅設備機器100は、流体発振素子10と、流体発振素子10の吐出口2に接続され、複数の分岐出口61、62を有する分岐流路6と、複数の分岐出口61、62にそれぞれに接続される複数の伝達流路7と、複数の伝達流路7の各流路出口71、72に接続される複数の噴射部入口83、84を有し、複数の伝達流路7からの流体を合流させて開放空間に噴射する複数の合流噴射部8と、を備える。機器100は、複数の合流噴射部8は、流量と進行方向の少なくとも一方が時間的に変化する複数の噴流を互いに同期して吐出する。【選択図】図1
Description
本開示は、住宅設備機器に関する。
例えば、特許文献1には、加圧した流体に作用して流体液滴の発振する噴霧の形態にて排出流れを発生させる流体発振装置が記載されている。この装置は、流体の入口と、一対のパワーノズルと、入口とパワーノズルとの間にて1対の側壁を有する境界面を備える経路と、ノズルからの流れを受け取る相互作用室と、パワーノズルからの流れの不安定性を増大させる手段とを備える。この装置は、広範囲の作動温度に亙って空間的に均一な液滴の分布状態にて発振する流体ジェットを発生させることを目的に構成されている。
本願発明者は、複数の出口から互いに同期した噴流を吐出するための機構を検討し、次の新たな認識を得た。特許文献1に記載の流体発振装置は、発振する単一の流体ジェットを発生させることはできるが、複数の流体ジェットを発生させることはできない。この装置を用いて複数の流体ジェットを発生させるためには、複数の流体発振装置を備える必要があるため、この装置は小型化に不利である。また、この装置では複数の流体ジェットを同期させることも困難である。
本開示の目的の1つは、小型化に有利で、複数の出口から互いに同期した噴流を吐出できる住宅設備機器を提供することにある。
上記課題を解決するために、本発明のある態様の住宅設備機器は、流体発振素子と、流体発振素子の吐出口に接続され、複数の分岐出口を有する分岐流路と、複数の分岐出口にそれぞれ接続される複数の伝達流路と、複数の伝達流路の各流路出口に接続される複数の噴射部入口を有し、複数の伝達流路からの流体を合流させて開放空間に噴射する複数の合流噴射部と、を備える。複数の合流噴射部は、流量と進行方向の少なくとも一方が時間的に変化する複数の噴流を互いに同期して吐出する。
本開示の技術は、流体を吐出する吐出装置を備える各種の住宅設備機器に適用できる。この流体に限定はなく、気体であってもよいし、液体であってもよいし、混相流体であってもよい。一例として本開示の住宅設備機器は、液体を吐出する装置に適用できる。このような装置としてはシャワー、水栓、散水装置、薬液散布装置等が挙げられる。一例として本開示の住宅設備機器は、気体を吐出する装置に適用できる。このような装置としては乾燥機、ヘアドライヤ、ハンドドライヤ、冷暖房機器等が挙げられる。一例として本開示の住宅設備機器は、混相流体を吐出する装置に適用できる。このような装置としては気泡を含んだ浴室シャワー、手洗い水栓装置等が挙げられる。
ユーザビリティ、デザイン性の観点から、住宅設備機器は小型化されることが望ましく、小型化されることによって適用可能な範囲を広げることもできる。特許文献1に記載の装置のように、単一の流体ジェットを発生させる装置では、複数の流体ジェットを発生させるために、複数の流体発振装置を備える必要があり小型化に不利である。
同期した噴流を吐出するために、インペラ、歯車等の可動部品を付加する構成も考えられるが、この場合、可動部品の摩耗、ゴミ噛み等によって故障することがある。
本開示の住宅設備機器は、これらの知見に基づいてなされたものであり、可動部品を使用しなくても同期した噴流を実現できる。可動部品がないので摩耗やゴミ噛みによって故障することが殆どない。一例として、洗浄用途に適用すれば、同期した噴流によって洗浄できる範囲が広がる。一例として、人体に噴射する用途に適用すれば同期した噴流によって良好なマッサージ感を与えることができる。以下、実施形態を参照して本開示の技術を説明する。
以下、実施形態の一例を説明する。同一の構成要素には同一の符号を付し、重複する説明を省略する。各図面では、説明の便宜のため、適宜、構成要素の一部を省略、拡大、縮小する。図面は符号の向きに合わせて見るものとする。本明細書で言及する構造及び形状に言及している内容に厳密に一致する構造及び形状のみでなく、寸法誤差、製造誤差等の誤差の分だけずれた構造及び形状も含む。各図面において実施形態を説明する上で重要ではない部材の一部は省略して表示する。
第1、第2などの序数を含む用語は多様な構成要素を説明するために用いられる。この用語は一つの構成要素を他の構成要素から区別する目的でのみ用いられ、この用語によって本開示の構成が限定されるものではない。以下の実施形態は、本開示の内容理解を助けるために例示するものであり、本開示の構成を限定するものではない。
[実施形態]
図1、図2、図3を参照する。本開示の実施形態は、湯水を人体に吐出してマッサージ感を与える吐水装置として利用可能な住宅設備機器100である。以下、住宅設備機器100を機器100ということがある。機器100は、流体発振素子10と、流体発振素子10の吐出口2に接続され、複数の分岐出口61、62を有する分岐流路6と、複数の分岐出口61、62にそれぞれに接続される複数の伝達流路7と、複数の伝達流路7の各流路出口71、72に接続され、複数の伝達流路7からの流体を合流させて開放空間に噴射する複数の合流噴射部8と、を備える。図1に示すように、各分岐出口には、1つの伝達流路が接続される。複数の合流噴射部8は、進行方向が時間的に変化する複数の噴流Kを互いに同期して吐出する。なお、本明細書では、開放空間へ小穴から噴きだす流れを「噴流」といい、揺れ動く噴流を「揺動流」といい、脈打つ噴流を「脈動流」という。噴流は揺動流と脈動流を含んだ概念をいう。
図1、図2、図3を参照する。本開示の実施形態は、湯水を人体に吐出してマッサージ感を与える吐水装置として利用可能な住宅設備機器100である。以下、住宅設備機器100を機器100ということがある。機器100は、流体発振素子10と、流体発振素子10の吐出口2に接続され、複数の分岐出口61、62を有する分岐流路6と、複数の分岐出口61、62にそれぞれに接続される複数の伝達流路7と、複数の伝達流路7の各流路出口71、72に接続され、複数の伝達流路7からの流体を合流させて開放空間に噴射する複数の合流噴射部8と、を備える。図1に示すように、各分岐出口には、1つの伝達流路が接続される。複数の合流噴射部8は、進行方向が時間的に変化する複数の噴流Kを互いに同期して吐出する。なお、本明細書では、開放空間へ小穴から噴きだす流れを「噴流」といい、揺れ動く噴流を「揺動流」といい、脈打つ噴流を「脈動流」という。噴流は揺動流と脈動流を含んだ概念をいう。
複数の噴流Kが同期することは、複数の噴流Kの時間的な変化の周期が揃っていることを含む。複数の噴流Kそれぞれが平行な面内で波状の軌跡を描くときに、それぞれの波が同方向に振れる場合を同相といい、それぞれの波が逆方向に振れる場合を逆相という。機器100は、互いに同相の複数の噴流Kを吐出できる。機器100は、互いに逆相の複数の噴流Kを吐出できる。
説明の便宜上、図示のように、平面上において、流体発振素子10の吐出方向に沿った平面上の前後方向をX方向といい、平面上で前後方向に直交する左右方向をY方向といい、鉛直な上下方向をZ方向という。X方向で矢印の方向を「後」、「後方」と、矢印と逆方向を「前」、「前方」という。Y方向で矢印の方向を「右」、「右方」と、矢印と逆方向を「左」、「左方」という。X方向、Y方向およびZ方向は互いに直交する。これらは厳密に直交している場合に限らず、ほぼ直交している場合も含む。このような方向の表記は機器100の使用姿勢を制限するものではなく、機器100は用途に応じて任意の姿勢で使用されうる。
流体発振素子10の構成を説明する。流体発振素子10は、流入口1および単一の吐出口2を有する流路本体5を含む。流体発振素子10では、流入口1に外部から供給された流体が流路本体5を流れ、吐出口2から吐出される。流路本体5は、図1、図2に示すように、流体の経路となる経路空間18を包囲する上下に扁平な箱状の部材である。流路本体5は、経路空間18を挟む天井部51および底部52と、経路空間18を左右に3分するための中間壁部55、56と、経路空間18を側方から包囲する外壁部57、58とを有する。流入口1は、経路空間18に流体を供給するように、流路本体5の上流端に設けられる。吐出口2は、経路空間18からの流体を吐出するように、流路本体5の下流端に設けられる。中間壁部55、56は、流体発振素子10の左右2等分線(以下、中心線CLと表記する)を挟んで対称に設けられる第1中間壁部55と、第2中間壁部56を含む。流入口1および吐出口2の左右中心は中心線CL上に位置する。
流体発振素子10は、発振条件を満たす場合、吐出口2から波状流Jを吐出する。波状流Jは、吐出口2からの吐出方向と吐出量の少なくとも一方が周期的に変化する。波状流Jは、その吐出形態から運動流、揺動流等と称されることがある。流体発振素子としては、カルマン渦を生成して波状の運動噴流を誘起するもの、コアンダ効果を利用して波状の運動噴流を誘起するもの等、公知の原理に基づく流体発振素子を採用できる。流体発振素子そのものは公知であるから詳細な説明は省略する。
実施形態の流体発振素子10は、主経路13と、第1フィードバック経路11と、第2フィードバック経路12と、を有する。第1フィードバック経路11と第2フィードバック経路12を総称するときはフィードバック経路という。主経路13は、中心線CL上に沿って延びる経路で、第1中間壁部55と第2中間壁部56の間に形成される部分と、外壁部57、58の間に形成される部分とを含む。主経路13には、流入口1から供給される流体が吐出口2に向かって流れる。主経路13を流れる流体を「主流体M」という。
第1フィードバック経路11は、主経路13の左方において略X方向に延びる経路である。第1フィードバック経路11は、第1中間壁部55と第1外壁部57の間に形成される。第2フィードバック経路12は、主経路13の右方において略X方向に延びる経路である。第2フィードバック経路12は、第2中間壁部56と第2外壁部58の間に形成される。第1フィードバック経路11と第2フィードバック経路12は、対称に構成できる。フィードバック経路は、主経路13の下流部132から上流部131に主流体Mの一部をフィードバックする経路である。以下、フィードバック経路を流れる流体を「帰還流体B」という。
図3、図4、図5、図6も参照して、実施形態の流体発振素子10の動作原理を説明する。図3に示すように、主流体Mが第2中間壁部56側に偏って流れている場合、主流体Mは、コアンダ効果によって第2中間壁部56の壁面に沿って流れる(円P)。このとき、第2フィードバック経路12に帰還流体Bが流れ込む(円Q)。
図4に示すように、第2フィードバック経路12に流れた帰還流体Bは、上流部131において主流体Mに圧力を加える。主流体Mは、帰還流体Bからの圧力に押され、第2中間壁部56から剥離し、剥離後の空間に渦W1が発生する(円P)。
図5に示すように、渦W1は、徐々に成長して大きな渦になり、主流体Mに第1中間壁部55側への圧力を加える。主流体Mが第1中間壁部55に接近すると、主流体Mは、コアンダ効果によって第1中間壁部55の壁面に沿って流れる(円P)。このとき、第1フィードバック経路11に帰還流体Bが流れ込む(円Q)。
図6に示すように、第1フィードバック経路11に流れた帰還流体Bは、上流部131において主流体Mに圧力を加える。主流体Mは、帰還流体Bからの圧力に押され、第1中間壁部55から剥離し、剥離後の空間に第2の渦W2が発生し、渦W1は小さくなっていく。このように、主流体Mと第2中間壁部56との間の渦W1と、主流体Mと第1中間壁部55との間の渦W2とが交互に発生、成長、縮小を繰り返すことにより、流体発振素子10は、主流体Mの吐出方向が周期的に変化する発振状態に達する。この結果、流体発振素子10は、吐出口2から波状流Jを吐出する。これらの図に示すように、波状流Jは、進行方向がスイングする流体の流れということができる。
図1、図2を参照して、分岐流路6を説明する。分岐流路6は、吐出口2に接続される分岐入口63と、複数の分岐出口61、62を有する。分岐入口63は、分岐流路本体68の上流端に設けられ、分岐出口61、62は、分岐流路本体68の下流端に設けられる。図1の例では、分岐入口63から前向きに流入した流体は、分岐流路6で2方向に分岐し、略90°曲がり、分岐出口61、62それぞれから下向きに吐出される。
図1、図7を参照して、伝達流路7を説明する。図7では、伝達流路7の内部空間7P、7Qを露出して示している。伝達流路7は、伝達流路本体70と、分岐出口61、62に接続される伝達入口73、74と、合流噴射部8の噴射部入口83、84に接続される流路出口71、72を有する。図1の例では、伝達流路7は、1組の伝達入口73、74と、4組の流路出口71、72を有する。
伝達流路本体70は、前後方向に長手方向を有する上下に扁平な箱体であり、平面視で矩形状を示す。伝達流路本体70は、伝達入口73、74および流路出口71、72に連通する内部空間7P、7Qを有する。伝達入口73、74は、伝達流路本体70の天井部から上方に突出するパイプ状の部分であり、内部空間7P、7Qの上側に通じる。伝達入口73、74は、天井部の前後2等分線に沿って左右に並置される。伝達入口73、74は、左右方向に配置される。流路出口71、72は、伝達流路本体70の底部から下方に突出するパイプ状の部分であり、内部空間7P、7Qの下側に通じる。図1の例では、各組の流路出口71、72は、底部の左右2等分線に沿って前後に並置される。
伝達流路本体70の内部空間7P、7Qは、周囲を周壁部79で囲まれた空間で、隔壁77によって左右に仕切られる。内部空間7P、7Qは、隔壁77の左側の内部空間7Pと、隔壁77の右側の内部空間7Qとを含む。隔壁77は、底部の左右2等分線に沿って伸びる隔壁本体78と、隔壁本体78から内部空間7Q側に凹むガイド凹部75と、隔壁本体78から内部空間7P側に凹むガイド凹部76とを有する。ガイド凹部75の下方は流路出口71に通じており、ガイド凹部76の下方は流路出口72に通じている。伝達入口73からの流体は、伝達流路本体70の内部空間7Pに流入し、ガイド凹部75により流路出口71から吐出される。伝達入口74からの流体は、伝達流路本体70の内部空間7Qに流入し、ガイド凹部76により流路出口72から吐出される。
図1、図8を参照して、合流噴射部8を説明する。住宅設備機器100は、複数の合流噴射部8を含み、これらを区別するときは符号の末尾にアルファベットを付加し、これらを総称するときはアルファベットを付加しない。図1の例では、住宅設備機器100は、4つの合流噴射部8A、8B、8C、8Dを備える。合流噴射部8A、8Bは、互いに同相の噴流を噴射し、合流噴射部8C、8Dは、互いに同相の噴流を噴射する。合流噴射部8Aと合流噴射部8Cとは、互いに逆相の噴流を噴射する。
図8では、合流噴射部8の左右2等分線に沿った縦断面を示している。合流噴射部8は、噴射部本体80と、流路出口71、72に接続される噴射部入口83、84と、噴射部入口83、84からの流体を合流させて開放空間に噴射する噴射口81とを有する。噴射部本体80の内部には、噴射口81に通じる合流部87と、噴射部入口83から合流部87に通じる第1通路85と、噴射部入口84から合流部87に通じる第2通路86とが設けられる。
噴射部入口83からの流体は、第1通路85を通って合流部87に流入し、噴射部入口84からの流体は、第2通路86を通って合流部87に流入する。これらの通路から流入した流体は、合流部87で合流し、噴流Kとして噴射口81から開放空間に噴射される。第1通路85と第2通路86とは所定の合流角度で接続される。一例として、合流角度は60°以上で160°以下の範囲に設定できる。
図9、図10、図11を参照して、機器100の流体の流れを説明する。図9、図10、図11は、機器100の流体の流れを模式的に示している。流体発振素子10の吐出口2から吐出された波状流Jは、図3-図6に示すように、進行方向が時間的に左右に変化する。以下、波状流Jの進行方向が右向きの場合、左向きの場合、および直進の場合について、流体の流れを説明する。
図9に示す状態では、吐出口2から吐出された流体Jは、分岐流路6の分岐入口63から斜め右向きに進み、分岐出口61と伝達入口73を通り、伝達流路7の内部空間7Pに流入する。分岐出口61を流れる流体Jを第1流体J1という。内部空間7Pに流入した第1流体J1は、流路出口71と噴射部入口83を通り、合流噴射部8A、8Bの第1通路85に流入する。合流噴射部8A、8Bの第1通路85に流入した第1流体J1は、噴射口81から第1通路85の延在方向を延長した延長線方向に沿った方向に噴流Kとして噴射される。図9の例では、噴流Kは、図中で下方に噴射される。
図11に示す状態では、吐出口2から吐出された流体Jは、分岐流路6の分岐入口63から斜め左向きに進み、分岐出口62と伝達入口74を通り、伝達流路7の内部空間7Qに流入する。分岐出口62を流れる流体Jを第2流体J2という。内部空間7Qに流入した第2流体J2は、流路出口72と噴射部入口84を通り、合流噴射部8A、8Bの第2通路86に流入する。合流噴射部8A、8Bの第2通路86に流入した第2流体J2は、噴射口81から第2通路86の延在方向を延長した延長線方向に沿った方向に噴流Kとして噴射される。図11の例では、噴流Kは、図中で上方に噴射される。
図10に示す状態では、吐出口2から吐出された流体Jは、分岐流路6の分岐入口63から直進する。このため、流体Jは、分岐入口63で第1流体J1と第2流体J2とに分岐し、図9と図11の各経路を同時に流れる。第1流体J1と第2流体J2とは、第1通路85と第2通路86とから合流部87で再び合流し、噴射口81から噴流Kとして噴射される。
噴流Kは、噴射部入口83からの第1流体J1の運動量と、噴射部入口84からの第2流体J2の運動量とが合わされた運動量を有する。第1流体J1だけの状態(図9)では、噴流Kは、第1通路85の延長線方向に噴出され、第2流体J2だけの状態(図11)では、噴流Kは、第2通路86の延長線方向に噴出される。第1流体J1と第2流体J2とが同時に流れる中間状態では、噴流Kは、第1通路85の延長線と第2通路86の延長線の間において、第1流体J1と第2流体J2の運動量の比に応じた方向に噴出される。図10の状態では、第1流体J1と第2流体J2の運動量が同じであり、噴流Kは、噴射口81から横方向に直進する。
機器100は、流体発振素子10から吐出される波状流Jのスイングに同期してスイングする噴流Kを、複数の合流噴射部8から噴射することができる。つまり、機器100は、伝達流路7の内部空間7P、7Qに接続可能な数だけ合流噴射部8を備えることができ、各合流噴射部8から、互いに同期してスイングする噴流Kを噴射できる。この結果、機器100は、複数の合流噴射部8の配列方向と、噴流Kのスイング方向とで形成される平面に流体を噴射できる。
図12、図13、図14、図15を参照して、各流体通路の流体の流れに垂直な断面の面積(以下、単に「断面積」という)を説明する。図12の符号S2は、A-A線断面における流体発振素子10の吐出口2の断面積を示す。図13の符号S61、S62は、B-B線断面における分岐出口61、62の断面積を示す。図14の符号S71、S72は、伝達流路7のC-C線断面における内部空間7P、7Qの断面積を示す。図15の符号S83、S84は、D-D線断面における噴射部入口83、84の断面積を示す。
発明者らが鋭意研究を重ねた結果、流体発振素子10の下流にある流体通路の断面積が、流体発振素子10の下流端(吐出口2)の断面積以上である場合に、好ましいスイング振幅を有する噴流Kを実現しやすいことが示唆された。下流にある流体通路の断面積が狭いと、下流側で流体が滞留しやすくなるためと考えられる。これは、流体発振素子10の下流にある流体の通路に狭窄部があると狭窄部の上流に流体が滞留してしまい、分岐した各通路を流れる流体同士の運動量の比が小さくなった結果、スイングの振幅が小さくなるためと考えられる。流体通路の断面積は、流体通路が複数の通路に分岐する場合は、分岐した各通路の断面積の総和で考えることができる。なお、流体発振素子10の下流にある流体通路のすべての断面積を流体発振素子10の下流端の断面積以上に構成してもよいし、流体発振素子10の吐出口2より下流に位置する各流体通路の最も狭窄した部分の断面積の総和が流体発振素子10の吐出口2の断面積以上であってもよい。
機器100では、分岐出口61、62の断面積S61、S62の総和(S61+S62)は、流体発振素子10の吐出口2の断面積S2以上である。断面積S61、S62は、分岐流路6の各流体通路の最小断面積を有する部分の断面積であり得る。機器100では、伝達流路7の内部空間7P、7Qの断面積S71、S72の総和(S71+S72)は、流体発振素子10の吐出口2の断面積S2以上である。断面積S71、S72は、伝達流路7の内部空間7P、7Qの各流体通路の最小断面積を有する部分の断面積であり得る。機器100では、複数の合流噴射部8の噴射部入口83、84の断面積S83、S84の総和(S83+S84+S83+S84+S84+S83+S84+S83)は、流体発振素子10の吐出口2の断面積S2以上である。断面積S83、S84は、合流噴射部8の各流体通路の最小断面積を有する部分の断面積であり得る。機器100では、複数の合流噴射部8の噴射口81の最も狭い部分の断面積は、流体発振素子10の吐出口2の断面積S2以上である。
断面積S61、S62の総和は、吐出口2の断面積S2の1.2倍以上が好ましく、2.4倍以上がより好ましい。断面積S71、S72の総和は、吐出口2の断面積S2の1.2倍以上が好ましく、2.4倍以上がより好ましい。断面積S83、S84の総和は、吐出口2の断面積S2の1.2倍以上が好ましく、2.4倍以上がより好ましい。これらの面積比が2.4倍以上の場合、所望のスイング振幅を有する噴流Kを実現しやすく、好ましい洗浄効果、好ましいマッサージ効果等を得うる。
図16を参照して、機器100の吸入開口91を説明する。合流噴射部8からの噴射量は多いほど強い洗浄力、またはマッサージ感を与えることができる。発明者らは試作検討を重ねた結果、外部からの流体を吸入できる吸入穴を流体発振素子の下流側に設けることで合流噴射部からの噴射量が増加することを見出した。そこで、実施形態の機器100は、流体発振素子10の吐出口2よりも下流に開放空間から流体を吸入可能な吸入開口91を有する。図16の例では、吸入開口91は、分岐流路6の底部67において、分岐入口63の下流であって分岐出口61、62へ分岐する前の位置に設けられた下向きの開口である。吸入開口91の形状、大きさ、位置等は、所望の噴射量に応じて、シミュレーション等により設定できる。
図16、図17を参照して、機器100の突起部92の一例を説明する。図17は、吸入開口91および突起部92の中心線CLに沿った縦断面を示している。発明者らは実験を重ねた結果、吸入開口91を設ける場合、流量が多くなるほど、波状流Jが吸入開口91から外部へ逆流しやすいことを見出した。逆流を減らす観点から、流体を吸入開口91から遠ざけることが望ましい。そこで、実施形態の機器100は、吸入開口91の上流側近傍に、流体通路に突出する突起部92を有する。図17の例では、突起部92は、底部67において、吸入開口91の上流側近傍に設けられており、平面視で、上流側から下流側に向かって左右幅が徐々に大きくなる略台形形状を有する。この例では、突起部92の上面は、上流側から下流側に向かって底部67からの高さが徐々に大きくなる傾斜面921を含む。突起部92が、略台形形状を有し、傾斜面921を含むことにより、流路抵抗の増加を抑制できる。逆流を減らす観点から、突起部92の下流側から庇のように突き出るオーバーハング部922を吸入開口91の上方に設けてもよい。
図18を参照して、複数の合流噴射部の配置の別例を説明する。図18は、合流噴射部8の配置を示す平面図である。上述の説明では、各合流噴射部8のスイング方向が同じである例を示したが、多様なスイング方向の噴流を得る観点で、各合流噴射部8のスイング方向は互いに異なっていてもよい。図18の例では、複数の合流噴射部8は、互いに異なる向きに揺動する噴流を吐出する複数の合流噴射部8E、8F、8G、8H、8Jを含んでいる。合流噴射部8E、8Jは、前後方向(矢印E、J)にスイングする噴流を噴射し、合流噴射部8Gは、左右方向(矢印G)にスイングする噴流を噴射し、合流噴射部8F、8Hは、前後方向および左右方向に対して傾斜する方向(矢印F、H)にスイングする噴流を噴射する。
図19を参照して、機器100の流体噴射口93、94の一例を説明する。噴流とは異なるマッサージ感を与えるため、スイングする噴流に加えて、スイングせず噴射量が時間的に脈動する脈動流を噴射することが考えられる。そこで、実施形態の機器100は、流体発振素子10の吐出口よりも下流において、流体を開放空間に噴射する流体噴射口93、94を有する。図19の例では、噴射口93、94は、伝達流路7の伝達流路本体70の底部702に設けられた下向きの開口であり、それぞれ内部空間7P、7Qに通じている。噴射口93、94の形状、大きさ、位置等は、脈動流の所望の吐出形態に応じて、シミュレーション等により設定できる。
次に、実施形態の住宅設備機器100の特徴を説明する。
住宅設備機器100は、流体発振素子10と、流体発振素子10の吐出口2に接続され、複数の分岐出口61、62を有する分岐流路6と、複数の分岐出口61、62にそれぞれに接続される複数の伝達流路7と、複数の伝達流路7の各流路出口71、72に接続される複数の噴射部入口83、84を有し、複数の伝達流路7からの流体を合流させて開放空間に噴射する複数の合流噴射部8と、を備える。複数の合流噴射部8は、流量と進行方向の少なくとも一方が時間的に変化する複数の噴流を互いに同期して吐出する。
この構成によれば、単一の流体発振素子10を用いて複数の噴流を吐出できるので、複数の流体発振装置を備える場合に比べて小型化に有利である。可動部品を備えないので、可動部品の摩耗、ゴミ噛み等によって故障する可能性を低くできる。機器100を洗浄用途に適用した場合、同期した複数の噴流によって、洗浄可能範囲を広くできる。機器100を人体に噴射する用途に適用した場合、同期した複数の噴流によって、良好なマッサージ感を与えることができる。
住宅設備機器100では、流体発振素子10の吐出口2より下流に位置する各流体通路の最も狭窄した部分の断面積の総和が流体発振素子の吐出口の断面積以上である。この場合、好ましいスイング振幅を有する噴流を容易に実現できる。
住宅設備機器100では、分岐出口61、62の断面積の総和は、流体発振素子10の吐出口2の断面積以上である。この場合、好ましいスイング振幅を有する噴流を容易に実現できる。
住宅設備機器100では、複数の噴射部入口83、84の断面積の総和は、流体発振素子10の吐出口2の断面積以上である。この場合、好ましいスイング振幅を有する噴流を容易に実現できる。
住宅設備機器100では、複数の伝達流路7の断面積の総和は、流体発振素子10の吐出口2の断面積以上である。この場合、好ましいスイング振幅を有する噴流を容易に実現できる。住宅設備機器100は、伝達流路7を備えることにより、流路出口71、72と流体発振素子10の間の距離を離すことができ、住宅設備機器100の使いやすさや美観を損なうことなく搭載できる。
住宅設備機器100は、流体発振素子10の吐出口2よりも下流に開放空間から流体を吸入可能な吸入開口91を有する。この場合、外部からの流体の吸入によって、合流噴射部8からの噴射量を増やせる。
住宅設備機器100は、吸入開口91の上流側近傍に、流体通路に突出する突起部92を有する。この場合、流体を吸入開口91から遠ざけて、吸入開口91からの逆流を減らせる。
住宅設備機器100では、複数の合流噴射部8は、互いに異なる向きに揺動する噴流を吐出する複数の噴射部8E、8F、8G、8H、8Jを含む。この場合、多様なスイング方向の噴流を吐出できる。噴射部の向きを変えることにより任意の方向にスイングする噴流を吐出できる。
住宅設備機器100では、複数の合流噴射部8A、8Cは、互いに逆相の噴流を吐出する複数の噴射部を含む。この場合、互いに逆方向にスイングする噴流を吐出できる。
住宅設備機器100は、流体発振素子10の吐出口よりも下流において、流体を開放空間に噴射する流体噴射口93、94を有する。この場合、噴射口93、94から流体を噴射できる。
以上が実施形態の説明である。
以下、変形例を説明する。変形例の図面及び説明では、実施形態と同一または同等の構成要素、部材には、同一の符号を付する。実施形態と重複する説明を適宜省略し、実施形態と相違する構成を重点的に説明する。
上述の説明では、分岐流路6で2分岐する例を示したが、これに限定されない。分岐流路は、流体を3以上に分岐させてもよい。この場合、伝達流路の内部空間を分岐数と同数に区分して各分岐流を導入し、合流噴射部では、各分岐流を異なる方向から合流させることにより、スイング方向が時間的に変化する噴流を噴射できる。
上述の説明では、分岐流路6が90°屈曲する例を示したが、これに限定されない。分岐流路は、屈曲していなくてもよいし、90°とは異なる角度で屈曲してもよい。
上述の説明では、吸入開口91および突起部92が分岐流路6の底部67に設けられる例を示したが、これに限定されない。例えば、吸入開口および突起部を、分岐流路の天井部、側壁部等に設けることができる。
上述の説明では、複数の合流噴射部8が一列に配置される例を示したが、これに限定されない。例えば、複数の合流噴射部を、千鳥配置等の一列以外の位置に配置できる。
上述の説明では、噴射口93、94が、伝達流路本体70の底部702に設けられる例を示したが、これに限定されない。例えば、噴射口を伝達流路本体の天井部、側壁部等に設けることができる。
上述の説明では、フィードバック経路が、主経路13の下流部132から上流部131に主流体Mの一部をフィードバックする経路である例を示したが、これに限定されない。例えば、フィードバック経路は分岐流路の下流部から吐出口2近傍へ流体の一部をフィードバックする経路であってもよい。吐出口2が波状流を流下する限りフィードバック流路の有無と接続位置は限定されない。流体発振素子の構成は、実施形態の例に限定されず、公知の原理に基づいて流体発振素子として機能しうるすべての構成を備えてもよい。流体発振素子としては、実施形態の例に限定されず、公知の原理に基づいて流体発振素子として機能しうるすべての構成を採用できる。
以上の構成要素の任意の組み合わせも、実施形態及び変形例を抽象化した技術的思想の態様として有効である。たとえば、実施形態に対して他の実施形態の任意の説明事項を組み合わせてもよいし、変形例に対して実施形態及び他の変形例の任意の説明事項を組み合わせてもよい。
以上、実施形態及び変形例を説明した。実施形態及び変形例を抽象化した技術的思想を理解するにあたり、その技術的思想は実施形態及び変形例の内容に限定的に解釈されるべきではない。前述した実施形態及び変形例は、いずれも具体例を示したものにすぎず、構成要素の変更、追加、削除等の多くの設計変更が可能である。実施形態では、このような設計変更が可能な内容に関して、「実施形態」との表記を付して強調している。しかしながら、そのような表記のない内容でも設計変更が許容される。図面の断面に付したハッチングは、ハッチングを付した対象の材質を限定するものではない。
2 吐出口、 5 流路本体、 6 分岐流路、 7 伝達流路、 8 合流噴射部、 10 流体発振素子、 61、62 分岐出口、 71、72 流路出口、 73、74 伝達入口、 81 噴射口、 83、84 噴射部入口、 91 吸入開口、 92 突起部、 93、94 流体噴射口、 100 住宅設備機器。
Claims (10)
- 流体発振素子と、
前記流体発振素子の吐出口に接続され、複数の分岐出口を有する分岐流路と、
前記複数の分岐出口にそれぞれ接続される複数の伝達流路と、
前記複数の伝達流路の各流路出口に接続される複数の噴射部入口を有し、前記複数の伝達流路からの流体を合流させて開放空間に噴射する複数の合流噴射部と、
を備え、
前記複数の合流噴射部は、流量と進行方向の少なくとも一方が時間的に変化する複数の噴流を互いに同期して吐出する、
住宅設備機器。 - 前記流体発振素子の吐出口より下流に位置する各流体通路の最も狭窄した部分の断面積の総和が流体発振素子の吐出口の断面積以上である、請求項1に記載の住宅設備機器。
- 前記分岐出口の断面積の総和は、前記流体発振素子の吐出口の断面積以上である、請求項1または2に記載の住宅設備機器。
- 前記複数の噴射部入口の断面積の総和は、前記流体発振素子の吐出口の断面積以上である、請求項1から3のいずれか1項に記載の住宅設備機器。
- 前記複数の伝達流路の断面積の総和は、前記流体発振素子の吐出口の断面積以上である、請求項1から4のいずれか1項に記載の住宅設備機器。
- 前記流体発振素子の吐出口よりも下流に開放空間から流体を吸入可能な吸入開口を有する、請求項1から5のいずれか1項に記載の住宅設備機器。
- 前記吸入開口の上流側近傍に、流体通路に突出する突起部を有する、請求項6に記載の住宅設備機器。
- 前記複数の合流噴射部は、互いに異なる向きに揺動する噴流を吐出する噴射部を含む、請求項1から7のいずれか1項に記載の住宅設備機器。
- 前記複数の合流噴射部は、互いに逆相の噴流を吐出する噴射部を含む、請求項1から8のいずれか1項に記載の住宅設備機器。
- 前記流体発振素子の吐出口よりも下流において、流体を開放空間に噴射する流体噴射口を有する、請求項1から9のいずれか1項に記載の住宅設備機器。
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