JP2023131808A - オイルレベルゲージ装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】オイルパン内のオイル液面に泡沫が存在しても正確なオイルレベルの計測を実現できるオイルレベルゲージ装置の提供にある。【解決手段】長尺材により形成され、オイルパンが備えるガイド管に挿通可能なゲージ本体21と、ゲージ本体21の先端側に形成され、オイルレベル上限位置およびオイルレベル下限位置を示したオイルレベル計測部24と、を有するオイルレベルゲージ装置20において、オイルレベル計測部24の基端部24Bと先端部24Aとの間を往復移動可能な可動部材と、オイルレベル計測部24の先端部24Bに設けられ、可動部材のオイルレベル計測部24からの抜け止めする抜け止め部34と、を備え、可動部材は、オイルレベル計測部24が挿通される挿通孔36と、オイルレベル計測部24の外周から離間する外周縁37を有し、ガイド管を通過可能な大きさに形成されているとともに、オイルに浮く浮力を有した。【選択図】 図2

Description

この発明は、オイルレベルゲージ装置に関する。
オイルレベルゲージ装置の従来技術として、例えば、特許文献1に開示されたエンジンのオイルレベルゲージ装置が知られている。特許文献1に開示されたエンジンのオイルレベルゲージ装置では、ゲージ本体のゲージ主部が、ゲージ面と、先端側ガイド傾斜部と、基端側ガイド傾斜部と、1対のガード壁部と、を有する。ゲージ面は、オイルレベル基準マークを有している。先端側ガイド傾斜部は、ゲージ主部を下降させる際にオイルリターン通路の壁面に対してゲージ主部をガイド可能とする。基端側ガイド傾斜部は、ゲージ主部を上昇させる際にオイルリターン通路の壁面に対してゲージ主部をガイド可能とする。1対のガード壁部は、ゲージ面の幅方向両端部に設けられ且つゲージ面の面直交方向に且つゲージ面側へ突出する。
特許文献1に開示されたエンジンのオイルレベルゲージ装置によれば、ガード壁部によりゲージ面がガードされる。このため、ゲージ面がオイルリターン通路の壁面に接触して、その壁面に付着したオイルがゲージ面に付着したり、ゲージ面に付着しているオイルが掻き乱されることが確実に防止されるとしている。
特開2006-189001号公報
しかしながら、特許文献1に開示されたオイルレベルゲージ装置は、オイルパン内のオイル液面に泡沫が存在すると、泡沫がゲージ面に触れることで正確なオイルレベルの計測が妨げられるという問題がある。この場合、オイルパン内のオイル液面における泡沫の消失を待てばよいが、泡沫の有無を確認する手段等が必要となる。また、オイルゲージの出し入れの際に、オイルケースにおけるガイド壁に留まっているオイルがゲージ面に付着するおそれは依然として残る。
本発明は上記の問題点に鑑みてなされたもので、本発明の目的は、オイルパン内のオイル液面に泡沫が存在しても正確なオイルレベルの計測を実現できるオイルレベルゲージ装置の提供にある。
上記の課題を解決するために、本発明は、長尺材により形成され、オイルパンが備えるガイド管に挿通可能なゲージ本体と、前記ゲージ本体の先端側に形成され、オイルレベル上限位置およびオイルレベル下限位置を示したオイルレベル計測部と、を有するオイルレベルゲージ装置において、前記オイルレベル計測部の基端部と先端部との間を往復移動可能な可動部材と、前記オイルレベル計測部の先端部に設けられ、前記可動部材の前記オイルレベル計測部からの抜け止めを図るための抜け止め部と、を備え、前記可動部材は、前記オイルレベル計測部が挿通される挿通孔と、前記オイルレベル計測部の外周から離間する外周縁を有し、前記ガイド管を通過可能な大きさに形成されているとともに、前記オイルパンにおけるオイルに浮く浮力を有することを特徴とする。
本発明では、可動部材は、オイルレベル計測部の基端部と先端部との間を往復移動であり、オイルパンにおけるオイルに浮く浮力を有する。このため、可動部材はオイルレベルに応じてオイルレベル計測部の基端部と先端部との間にて変位する。オイルパン内のオイル液面に泡沫が存在しても可動部材が泡沫を消失するので、正確なオイルレベルの計測を実現できる。また、可動部材は、オイルレベル計測部の外周から離間する外周縁を有し、ガイド管を通過可能な大きさに形成されている。このため、計測時において可動部材の外周からオイルレベル計測部へのオイルの流れ込みを抑制できる。また、可動部材は抜け止め部によりオイルレベル計測部から抜け出すことはない。
また、上記のオイルレベルゲージ装置において、前記可動部材は、オイルよりも比重の小さい材料により形成されている構成としてもよい。
この場合、可動部材がオイルに浮くことが確実となり、計測時において可動部材の外周からオイルレベル計測部へのオイルの流れ込みをより抑制できる。
また、上記のオイルレベルゲージ装置において、前記可動部材は、中心に前記挿通孔を有する板部材である構成としてもよい。
この場合、可動部材が円板状であるので、ガイド管を通すのが容易である可動部材を実現できるほか、可動部材としての構造が簡単であり製作し易い。
また、上記のオイルレベルゲージ装置において、前記可動部材は、底部および開口部を有するカップ状部材であり、前記底部は、前記挿通孔を有し、前記オイルレベル計測部の先端部側に位置し、前記開口部は、前記オイルレベル計測部の基端部側に位置する構成としてもよい。
この場合、可動部材がカップ状部材であるので、可動部材の外周からオイルレベル計測部へのオイルの流れ込みを防止できる。特に、オイルレベル計測部の先端部がオイル液面に着油した際に生じる泡沫が、オイルレベル計測部にかかるのを防止することができる。また、底部がオイルレベル計測部の先端部側に位置し、開口部がオイルレベル計測部の基端部側に位置するので、ガイド管の壁面に突起が存在しても、オイルレベルゲージを円滑にガイド管に挿入できる。
本発明によれば、オイルパン内のオイル液面に泡沫が存在しても正確なオイルレベルの計測を実現できるオイルレベルゲージ装置を提供できる。
第1の実施形態に係るオイルレベルゲージ装置の側面図である。 第1の実施形態に係るオイルレベルゲージ装置の要部を示す側面図である。 図3のA-A線矢視図である。 (a)はガイド管へ挿入する状態のオイルレベルゲージ装置の要部側面図であり、(b)はオイルレベル計測時におけるオイルレベルゲージ装置の要部側面図であり、(c)はガイド管から引き出す状態のオイルレベルゲージ装置の要部側面図である。 第2の実施形態に係るオイルレベルゲージ装置の要部を示す側面図である。 (a)は別例に係る円板状部材の断面図であり、(b)はメッシュ状の可動部材の斜視図であり、(c)は別例に係るカップ状部材の断面図である。
(第1の実施形態)
以下、第1の実施形態に係るオイルレベルゲージ装置について図面を参照して説明する。本実施形態のオイルレベルゲージ装置は、産業車両に搭載されるトランスミッションのトランスミッションオイル(以下、単に「オイル」と表記する)のオイルレベル(油面高さ)を読み取るためのものである。
図1に示すように、オイルレベルゲージ装置20は、トランスミッション10の下部に形成されたオイルパン11内のオイルの残量を読み取るためのものであり、ガイド管12に挿入されている。ガイド管12は、オイルレベルゲージ装置20が挿入可能な断面円形の管であり、トランスミッション10の側面に固定されている。ガイド管12は、入口13およびオイルパン11内を臨む出口14を有する。本実施形態では、ガイド管12の内壁に突起部12Aが形成されている。なお、ガイド管12には突起部12Aは形成されていない場合もある。オイルパン11内にはオイルが貯留されている。図1では、説明の便宜上、オイルパン11におけるオイルレベル(油面高さ)の上限位置(Full)および下限位置(Low)を示す。
図2に示すように、オイルレベルゲージ装置20は、ゲージ本体21と、把持体22、封栓体23、オイルレベル計測部24および円板状部材25を備えている。ゲージ本体21は、長尺材であり、具体的には、ステンレス鋼により形成された帯板材である。ゲージ本体21の幅は、ゲージ本体21の板厚の数倍程度であって、ゲージ本体21がガイド管12に挿通可能となるように、ガイド管12の孔径に対して十分に小さく設定されている。ゲージ本体21の基端側には把持体22が備えられ、ゲージ本体21の先端側にはオイルレベル計測部24が備えられている。
把持体22は、環状に形成された環状部26と、環状部26と一体形成され、ゲージ本体21の基端と接続される支持部27とを備えている。把持体22は樹脂により形成されている。支持部27は、ガイド管12に挿入可能な外径を有する封栓体23と接続されている。封栓体23は、同径の外径を有する円柱部28と、先端側へ向かうにつれて外径を縮小して形成される円錐部29と、を有している。封栓体23は、弾性変形可能な材料により形成されており、ガイド管12の入口13に挿入可能である。封栓体23は、ガイド管12の入口13に挿入されることでオイルパン11への異物の侵入を防止するほか、オイルのガイド管12の外部への漏洩を防止する。
ゲージ本体21の先端側には、オイルレベル計測部24が設けられている。オイルレベル計測部24は、オイルパン11に貯留されたオイルに浸漬される部位であり、オイルレベル上限位置H(Full)を示す上限目印31およびオイルレベル下限位置L(Low)を示す下限目印32が設けられている。上限目印31は、オイルパン11におけるオイルレベルの上限位置H(Full)に対応する位置に設定され、下限目印32は、オイルパン11におけるオイルレベルの下限位置L(Low)に対応する位置に設定されている。上限目印31と下限目印32との間には、オイルを視認し易くする目盛り相当の複数の×印33が刻印されている。
オイルレベル計測部24は、ゲージ本体21よりも幅が狭くなっている。オイルレベル計測部24の先端部24Bには、円板状部材25の抜け止めを図るための抜け止め部34が設けられている。抜け止め部34は、ほぼゲージ本体21の幅と同じ幅を有している。抜け止め部34の先端はガイド管12を円滑に通り抜けるように円弧状に形成されている。通常、オイルパン11に貯留されるオイルのオイルレベルが上限目印31および下限目印32の間となるように、エンジンオイルがオイルパン11に貯留される。
次に、可動部材であって板部材としての円板状部材25について説明する。円板状部材25は、オイルレベル計測部24の正確なオイルレベルの計測を妨げるオイルの付着を抑制するための部材である。正確なオイルレベルの計測を妨げるオイルとしては、オイル表面において泡沫を形成するオイルであり、さらには、ガイド管12の壁面に付着するオイルである。円板状部材25は、円板状の板本体35を有しており、板本体35はオイルの比重よりも小さい比重の材料である樹脂により形成されている。図3に示すように、板本体35の中心には、オイルレベル計測部24の挿通を可能とする挿通孔36が形成されている。挿通孔36は、オイルレベル計測部24の断面形状と相似形の長方形の孔であり、円板状部材25がオイルレベル計測部24の基端部24Aと先端部24Bとの間を自由に往復移動可能となるように寸法設定されている。板本体35の外径は、ガイド管12の内径よりも小さく、余裕を持ってガイド管12の内部で移動可能な寸法である。
板本体35は、オイルレベル計測部24の外周から離間する外周縁37を有する。板本体35の中心から外周縁37の距離(半径)は、円板状部材25がガイド管12を通過できる程度にガイド管12の半径よりも小さく設定されている。
オイルレベル計測部24に往復移動可能な円板状部材25が備えられることで、オイルレベル測定時において、円板状部材25はオイルレベルに応じて移動し、オイルに対して浮く。オイルレベル計測部24がガイド管12に対して出し入れされるとき、円板状部材25は、抜け止め部34に支持され、オイルレベル計測部24から抜け落ちることはない。
次に、本実施形態に係るオイルレベルゲージ装置20によるオイルレベルの計測の手順について説明する。まず、作業者は、オイルレベルゲージ装置20の把持体22を把持し、ガイド管12からオイルレベルゲージ装置20を引き抜く。次に、作業者は、オイルレベル計測部24に付着しているオイルを拭き取り、再び、オイルレベルゲージ装置20をガイド管12に通す。図4(a)に示すように、オイルレベル計測部24がガイド管12に挿入されるとき、円板状部材25がガイド管12の内壁に当接することがある。ガイド管12の内壁にオイルが付着していても、円板状部材25は、オイルレベル計測部24へのオイルを妨げる。また、円板状部材25は、ガイド管12の内壁に付着しているオイルを掻き落とすことも有り得る。
オイルレベル計測部24が、ガイド管12を通じてオイルパン11内のオイルに浸されると円板状部材25はオイルに対して浮くため、オイルレベルの位置に対応してオイルレベル計測部24に対して相対的に移動する。封栓体23がガイド管12に挿入され、オイルレベル計測部24の位置が定まったとき、オイルレベルの位置が決まる。このとき、円板状部材25は、オイルに浮いているのでオイルレベルとほぼ同じ位置となる。作業者は、この状態でオイルレベルゲージ装置20をガイド管12から引き抜き、オイルレベル計測部24のオイルの付着している位置を確認することで、オイルレベルを計測することができる。
ところで、オイルパン内のオイル液面には、多数の泡沫が生じている場合がある。円板状部材を備えないオイルレベルゲージを用いると、泡沫がオイルレベル計測部に付着し、実際のオイルレベルよりも高いオイルレベルを示すことになる。図4(b)に示すように、本実施形態では、円板状部材25が自重により泡沫Bを消失させるか、泡沫Bをオイルレベル計測部24から遠ざける。このため、泡沫Bがオイルレベル計測部24に付着する可能性が殆どない。その結果、オイルレベル計測部24には正しくオイルレベルが示されるように付着する。
図4(c)に示すように、オイルレベル測定後にオイルレベルゲージ装置20が引き上げられる。円板状部材25は、オイルレベルゲージ装置20を引き抜く過程でガイド管12の内壁と当接する場合がある。円板状部材25がガイド管12の内壁と当接することで、オイルレベル計測部24が内壁に当接することを妨げる。その結果、内壁にオイルLが留まっていても、円板状部材25は、内壁に留まっているオイルLがオイルレベル計測部24に付着することを妨げる。なお、図4(c)では、オイルレベル計測部24におけるオイルに浸った部位はハッチングXにより示される。
本実施形態に係るオイルレベルゲージ装置20は以下の作用効果を奏する。
(1)可動部材としての円板状部材25は、オイルレベル計測部24の基端部24Aと先端部24Bとの間を往復移動であり、オイルパン11におけるオイルに浮く浮力を有する。このため、円板状部材25はオイルレベルに応じてオイルレベル計測部24の基端部24Aと先端部24Bとの間にて変位する。オイルパン11内のオイル液面に泡沫が存在しても円板状部材25が泡沫を消失するので、正確なオイルレベルの計測を実現できる。また、円板状部材25は、オイルレベル計測部24の外周から離間する外周縁37を有し、ガイド管12を通過可能な大きさに形成されている。このため、円板状部材25の外周縁37からオイルレベル計測部24へのオイルの流れ込みを抑制できる。また、円板状部材25は抜け止め部34によりオイルレベル計測部24から抜け出すことはない。
(2)円板状部材25は、オイルよりも比重の小さい材料により形成されている。このため、円板状部材25がオイルに浮くことが確実となり、計測時において円板状部材25の外周縁37から円板状部材25の上面を通じたオイルレベル計測部24へのオイルの流れ込みをより抑制できる。
(3)円板状部材25は、中心に挿通孔36を有する板部材である。このため、円板状部材25が円板状であるので、ガイド管12を通すのが容易な可動部材を実現できるほか、可動部材としての構造が簡単であり製作し易い。
(第2の実施形態)
次に、第2の実施形態に係るオイルレベルゲージ装置について説明する。本実施形態は、可動部材の構成が第1の実施形態と相違する。本実施形態では、第1の実施形態と同じ構成については第1の実施形態の説明を援用し、共通の符号を用いる。
図5に示すように、本実施形態のオイルレベルゲージ装置40は、可動部材としてのカップ状部材41を備えている。カップ状部材41は、底部42および開口部43を有する。カップ状部材41の外径は、開口部43から底部42へ向かうにつれて小さくなっており、カップ状部材41における外周面44および内周面45の断面は、湾曲するように形成されている。外周面44は、可動部材の外周縁に相当する。底部42には、オイルレベル計測部24が挿通される挿通孔46が設けられている。開口部43は、オイルレベル計測部24の基端部24A側に位置し、底部42が先端部24Bに位置するように、挿通孔46にオイルレベル計測部24が挿通されている。したがって、カップ状部材41は、オイルレベル計測部24に対して往復移動可能である。
本実施形態のカップ状部材41は、オイルレベル計測部24をガイド管12に挿入するとき、円板状部材25よりも円滑に挿入することができる。特に、ガイド管12の内壁に突起部12Aが存在してもカップ状部材41が突起部12Aに引っ掛からずに挿入できる。また、オイルレベル計測部24の先端部24Bがオイル液面に着油した際に生じる泡沫が、オイルレベル計測部24にかかるのを防止したり、計測時において、カップ状部材41がオイルパン内11のオイル液面の泡沫をオイルレベル計測部24から遠ざけるほか、オイルに対する防壁となる。このため、カップ状部材41の外周縁からオイルレベル計測部24へのオイルの流れ込みを防止できる。なお、外周面44および内周面45に接触するオイル液面の高さは一致する。
本発明は、上記の実施形態に限定されるものではなく発明の趣旨の範囲内で種々の変更が可能であり、例えば、次のように変更してもよい。
○ 上記の実施形態では、トランスミッションのオイルパンにおけるオイルを計測するオイルレベルゲージ装置を例示して説明したが、これに限らない。オイルレベルゲージ装置は、例えば、エンジンのオイルパンのエンジンオイルを計測するオイルレベルゲージ装置であってもよく、貯留されるオイルのオイルレベルを計測する対象であればとくに制限はない。
○ 上記の実施形態では、可動部材として円板状部材およびカップ状部材の例を説明したがこれに限定されない。可動部材は、例えば、図6(a)に示すように、円板状部材25の先端側の面に多数の突起25Aを設けてもよい。円板状部材25に設けた多数の突起25Aは、泡沫と触れることで泡沫を確実に消失させることができる。また、図6(b)に示すように、円板状部材に代えて、メッシュ状の可動部材51としてもよい。この場合、オイルよりも比重の小さい材料により可動部材51を形成することが好ましい。また、図6(c)に示すカップ状部材52としてもよい。カップ状部材52の開口部に向かって径が縮小する縮小部53を設けてもよい。
○ 上記の実施形態では、可動部材は、オイルよりも比重の小さい材料により形成されているとしたが、これに限らない。オイルより比重が大きい場合であっても、浮力が得られる構成であればよい。
○ 上記の実施形態としては、目盛り相当の×印をオイルレベル計測部に刻印により設けたが、これに限らない。目盛り相当の×印に代えてオイルを保持できる円形の貫通孔や有底孔をオイルレベル計測部に穿孔してもよい。
10 トランスミッション
12 ガイド管
20、40 オイルレベルゲージ装置
21 ゲージ本体
22 把持体
24 オイルレベル計測部
24A 基端部
24B 先端部
25 円板状部材
25A 突起
34 抜け止め部
36 挿通孔
37 外周縁
41 カップ状部材
42 底部
43 開口部
44 外周面
46 挿通孔
51 可動部材(別例)

Claims (4)

  1. 長尺材により形成され、オイルパンが備えるガイド管に挿通可能なゲージ本体と、
    前記ゲージ本体の先端側に形成され、オイルレベル上限位置およびオイルレベル下限位置を示したオイルレベル計測部と、を有するオイルレベルゲージ装置において、
    前記オイルレベル計測部の基端部と先端部との間を往復移動可能な可動部材と、
    前記オイルレベル計測部の先端部に設けられ、前記可動部材の前記オイルレベル計測部からの抜け止めを図るための抜け止め部と、を備え、
    前記可動部材は、
    前記オイルレベル計測部が挿通される挿通孔と、
    前記オイルレベル計測部の外周から離間する外周縁を有し、
    前記ガイド管を通過可能な大きさに形成されているとともに、前記オイルパンにおけるオイルに浮く浮力を有することを特徴とするオイルレベルゲージ装置。
  2. 前記可動部材は、オイルよりも比重の小さい材料により形成されていることを特徴とする請求項1記載のオイルレベルゲージ装置。
  3. 前記可動部材は、中心に前記挿通孔を有する板部材であることを特徴とする請求項1又は2記載のオイルレベルゲージ装置。
  4. 前記可動部材は、底部および開口部を有するカップ状部材であり、
    前記底部は、前記挿通孔を有し、前記オイルレベル計測部の先端部側に位置し、
    前記開口部は、前記オイルレベル計測部の基端部側に位置することを特徴とする請求項1又は2記載のオイルレベルゲージ装置。
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