JP2023130152A - 配車計画作成システム - Google Patents

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Abstract

Figure 2023130152000001
【課題】適切な配車計画を立案することのできる配車計画作成システム、を提供する。
【解決手段】配車計画作成システム10は、それぞれの利用要求ごとに、出発地から目的地までの経路を決定する経路決定部12と、経路のそれぞれについて、当該経路に沿った走行に必要なエネルギーの大きさを算出する必要エネルギー算出部13と、経路のそれぞれに対し、走行させるべき車両MVを割り当てることで、配車計画を作成する計画作成部15と、を備える。計画作成部15は、必要なエネルギーが大きく算出された経路から順に、当該経路に沿って走行させたときのエネルギー効率が最も高くなる車両MVを割り当てて行く。
【選択図】図2

Description

本開示は配車計画作成システムに関する。
所定の経由地を通るように複数の車両を巡回させるサービスにおいては、利用者の要望に応じながらも、可能な限り効率的に各車両を走行させることが求められる。そこで、複数の車両のそれぞれを走行させるための計画、である配車計画を予め作成し、当該配車計画に従って各車両を走行させることが提案されている。下記特許文献1には、巡回に用いる各車両の総燃料消費量が抑制されるように、配車計画を立案することのできるシステムについて記載されている。
特開2011-28353号公報
上記特許文献1に記載のシステムでは、巡回するのに要する距離が長いグループには、燃料消費率が低い車両を割り当てて、巡回するのに要する距離が短いグループには、燃料消費率が高い車両を割り当てることにより、巡回に用いる各車両の総燃料消費量を抑制することとしている。
ところで、車両の燃料消費率は常に一定とはならず、走路の勾配や渋滞の有無等、様々な要因によって変動するものである。また、変動要因としては様々なものが挙げられるので、車両の燃料消費率を正確に予測することは難しい。従って、上記特許文献1に記載のシステムによる配車計画の立案方法では、消費エネルギーを十分には抑制できない場合等が生じ得る。
本開示は、適切な配車計画を立案することのできる配車計画作成システム、を提供することを目的とする。
本開示に係る配車計画作成システムは、配車サービスにおいて複数の車両(MV)のそれぞれを走行させるための計画、である配車計画を作成する配車計画作成システム(10)であって、利用者から配車サービスの利用要求を取得する要求取得部(11)と、それぞれの利用要求ごとに、出発地から目的地までの経路を決定する経路決定部(12)と、経路のそれぞれについて、当該経路に沿った走行に必要なエネルギーの大きさを算出する必要エネルギー算出部(13)と、経路のそれぞれに対し、走行させるべき車両を割り当てることで、配車計画を作成する計画作成部(15)と、を備える。計画作成部は、必要なエネルギーが大きく算出された経路から順に、当該経路に沿って走行させたときのエネルギー効率が最も高くなる車両を割り当てて行く、又は、必要なエネルギーが小さく算出された経路から順に、当該経路に沿って走行させたときのエネルギー効率が最も低くなる車両を割り当てて行く。
上記構成の配車計画作成システムでは、必要なエネルギーが大きく算出された経路であるほど、当該経路にはエネルギー効率の高い車両が割り当てられて行く。ここで言う「エネルギー効率」とは、当該経路に沿って車両を走行させたときのエネルギー効率、として算出されるものである。これにより、例えば、経路に含まれる走路の勾配や走行抵抗等、種々のパラメータを考慮することで、消費エネルギーが抑制されるような適切な配車計画を立案することが可能となる。
本開示によれば、適切な配車計画を立案することのできる配車計画作成システム、が提供される。
図1は、配車計画作成システムを用いて実現される配車サービスの概要について説明するための図である。 図2は、本実施形態に係る配車計画作成システムの構成を模式的に示す図である。 図3は、本実施形態に係る配車計画作成システムにより実行される処理の流れを示すフローチャートである。 図4は、車両が走行する際における速度の変化予測、の一例を示す図である。 図5は、車両が走行する際におけるエアコンパワーの予測、の一例を示す図である。 図6は、本実施形態に係る配車計画作成システムにより実行される処理の流れを示すフローチャートである。 図7は、経路に対し車両を割り当てる方法について説明するための図である。 図8は、経路に対する車両の割り当てを、本実施形態のように行うことの効果について説明するための図である。
以下、添付図面を参照しながら本実施形態について説明する。説明の理解を容易にするため、各図面において同一の構成要素に対しては可能な限り同一の符号を付して、重複する説明は省略する。
本実施形態に係る配車計画作成システム10は、複数の車両を用いた配車サービスのために用いられるものである。配車計画作成システム10の説明に先立ち、配車サービスの概要について、図1を参照しながら説明する。
この配車サービスは、予め設定された停車地を巡回するように、複数の車両MV(図1においては不図示、図2を参照)を走行させることで、利用者の要望に応じて運搬物を運ぶものである。尚、ここでいう「運搬物」とは、利用者そのもの(つまり人)であってもよく、貨物のような人以外の物であってもよい。以下では、運搬物が人である場合について説明することとし、運搬物のことを「乗員」とも表記する。
車両MVは、内燃機関の駆動力によって走行する車両であってもよく、回転電機の駆動力によって走行する車両であってもよい。また、車両MVは、内燃機関と回転電機の両方を備えたハイブリッド車両であってもよい。配車サービスに用いられる複数の車両MVには、これら複数種類の車両が含まれていてもよい。
図1に示されるP0、P1、P2、P3、P4のそれぞれは、上記の停車地、すなわち、配車サービスにおいて車両が停車し、乗員の乗り降りが行われ得る場所である。それぞれの停車地のことを、以下では「停車地P0」や「停車地P1」のように表記する。それぞれの停車地は、配車サービスを行うにあたり予め設定された地点である。
図1の例は、配車サービスに用いられる車両MVの全てが停車地P0を出発し、最終の目的地である停車地P4に向かう例となっている。一部の車両MVは、符号「R1」が付された経路を通って、停車地P0から停車地P1、停車地P4を順に通るように走行する。他の一部の車両MVは、符号「R2」が付された経路を通って、停車地P0から停車地P4へと直接向かうように走行する。他の一部の車両MVは、符号「R3」が付された経路を通って、停車地P0から停車地P2、停車地P3、停車地P4を順に通るように走行する。利用者は、いずれかの停車地において車両MVに乗車し、他のいずれかの停車地において車両MVから降車する。
このように、図1の例では、全ての車両MVが停車地P0を出発する例となっているので、停車地P0には「出発地」の文字が付してある。また、配車サービスの利用者は、停車地P1、P2、P3、P4のいずれかにおいて車両MVから降りるので、停車地P1等には「目的地1」や「目的地2」等の文字が付してある。
しかしながら、上記はあくまで一例であって、車両MVの出発地、経由地、及び最終的な目的地は、配車サービスに用いられる複数の車両MVごとに異なっていてもよい。例えば、停車地P2を最初に出発し、停車地P0を最終的な目的地として走行する車両MVがあってもよい。また、特定の停車地で乗り降りする予定の利用者が存在しない場合には、当該停車地ではいずれの車両MVも停車しないこととしてもよい。
複数の車両MVをそれぞれどのような経路で走行させるかは、配車サービスを利用する利用者の要望に応じて都度設定される。利用者は、希望する出発地及び目的地を、予め設定された複数の地点(上記の停車地P0等)の中から選択し、これらを指定しながら配車サービスの予約を行う。
配車計画作成システム10は、複数の車両MVのそれぞれを走行させるための計画、である配車計画を、配車サービスの提供に先立って予め作成するためのシステムである。作成される配車計画には、複数の車両MVのそれぞれを、どの停車地を通るように走行させるべきかを示す計画が含まれる。また、配車計画には、各停車地のそれぞれで何人の乗員を乗り降りさせるかを示す計画も含まれる。換言すれば、配車計画には、それぞれの車両MVが運搬物を乗せた状態で走行すべき経路の範囲も含まれる。
尚、配車計画作成システム10が配車計画を作成するにあたっては、停車地P1等の位置や数は、先に述べたように予め固定されているものとする。また、任意の一組の停車地を選んだ場合において、そのうちの一方の停車地から他方の停車地に至るまで車両MVが走行すべき道路についても、予め一つに固定されているものとする。つまり、利用者により任意に選択される2つの地点の間を繋ぐ走路は、予め1つだけ用意されているものとする。このような態様に替えて、一方の停車地から他方の停車地に至るまで車両MVが走行すべき道路の候補が、複数存在するような態様であってもよい。その場合、各停車地間で車両MVが通るべき1つの道路を、エネルギーの消費効率等を考慮して指定するような配車計画が作成されることとなる。
本実施形態に係る配車計画作成システム10は、予め利用者から入力された予約情報に基づいて、全ての利用者の要望に沿うことができるように配車計画を作成する。その上で更に、配車計画作成システム10は、例えば、配車サービスの提供中において、各車両で消費されるエネルギーの総量が可能な限り少なくなるように、配車計画を作成する。
配車計画作成システム10の構成について、図2を参照しながら説明する。配車計画作成システム10は、不図示のCPUやRAM等を備えたコンピュータシステムであって、例えば、配車サービスを提供する事業者とは別の場所に設置されたクラウドサーバーとして構成されている。このため、本実施形態に係る配車計画作成システム10は、配車サービスを提供する複数の事業者のそれぞれに対し、個別に配車計画を作成して提供することができる。このような態様に替えて、配車計画作成システム10は、特定の事業者が用いる専用のサーバーとして構成されていてもよい。
配車計画作成システム10は、要求取得部11と、経路決定部12と、必要エネルギー算出部13と、判定部14と、計画作成部15と、記憶部16と、を備えている。これらはいずれも、配車計画作成システム10が有する機能を模式的に表すものであって、図2においては個別のブロックとして図示されている。ただし、各ブロックに分けて表現された機能の少なくとも一部が、配車計画作成システム10のうち共通の構成要素(例えばCPU)により実現されてもよい。
要求取得部11は、利用者から配車サービスの利用要求を取得する処理を行う部分である。配車サービスを利用したい利用者は、後述の携帯通信端末20を操作することによって、配車サービスの予約情報を配車計画作成システム10へと送信する。送信される予約情報には、車両MVに乗車する人数、出発地、及び目的地が含まれる。要求取得部11は、当該予約情報を、配車サービスの利用要求として取得し、記憶部16に記憶させる。利用要求の取得及び保存は、配車サービスの提供開始時刻よりも前までに行われる。尚、配車サービスによって運ばれる運搬物が人ではなく貨物である場合には、予約情報には、当該貨物の重量も含まれる。
経路決定部12は、要求取得部11が取得したそれぞれの利用要求(予約情報)ごとに、出発地から目的地までの経路、すなわち、車両MVを走行させるべき経路を決定する処理を行う部分である。尚、出発地及び目的地が共通する複数の利用要求があった場合は、1台の車両MVでそれぞれの利用要求に対応することもある。従って、1台の車両MVを出発地から目的地まで所定の経路に沿って走行させること、を「運行」と定義すると、配車計画に含まれる運行の数(つまり経路の数)は、利用要求の数と一致することもあれば、利用要求の数よりも少なくなることもある。
必要エネルギー算出部13は、経路のそれぞれについて、当該経路に沿った走行に必要なエネルギーの大きさを算出する処理、を行う部分である。尚、配車サービスの実行中において、特定の経路を車両MVが走行するために必要なエネルギーの大きさを正確に算出するためには、当該経路を走行する車両MVを先に特定しておく必要がある。しかしながら、必要エネルギー算出部13によって算出される必要エネルギーは、走行に必要なエネルギーの大きさを、配車計画に含まれるそれぞれの経路間で比較することを目的として行われるものである。従って、必要エネルギー算出部13は、共通の車両MVがそれぞれの経路を走行する、という仮定の下で、当該車両MVの走行に必要なエネルギーの大きさを経路ごとに算出する。つまり、上記における「経路に沿った走行に必要なエネルギー」とは、当該経路にどの車両MVを割り当てるか、とは無関係に算出される概算値である。上記における「共通の車両MV」とは、配車サービスに用いられる複数の車両MVのうちの1台であってもよく、実際には存在しない仮想的な車両MVであってもよい。
判定部14は、経路に割り当てられた車両MVが、当該経路に沿って走行した場合にエネルギー不足となるか否かを判定する処理、を行う部分である。車両MVが内燃機関の駆動力によって走行する車両である場合には、上記の「エネルギー不足」とは、目的地に到達するよりも前に燃料タンクが空になることである。車両MVが回転電機の駆動力によって走行する車両である場合には、上記の「エネルギー不足」とは、目的地に到達するよりも前に蓄電池に蓄えられている電力量が0になることである。
計画作成部15は、配車計画を作成する処理を行う部分である。計画作成部15は、経路決定部12で決定された経路のそれぞれに対し、走行させるべき車両MVを割り当てて行くことで、配車計画を作成する。その具体的な作成方法については後に説明する。
記憶部16は、配車計画作成システム10が備える不揮発性の記憶装置であり、例えばHDDやSSDである。記憶部16には、要求取得部11が取得した予約情報や、経路決定部12が経路を決定するための情報、必要エネルギー算出部13がエネルギーの大きさを算出するための情報等が、データベースとして記憶されている。
図2には、配車計画作成システム10と通信可能な装置として、携帯通信端末20と、事業者用端末30と、車載システム40と、が図示されている。
携帯通信端末20は、配車サービスの利用者が携帯する通信端末である。先に述べたように、利用者は、携帯通信端末20を操作することによって、配車サービスの予約情報を配車計画作成システム10へと送信する。
事業者用端末30は、配車サービスを提供する事業者が所有する通信端末である。事業者は、事業者用端末30を操作することにより、配車計画作成システム10に配車計画を作成させ、当該配車計画を受信する。事業者は、受信した配車計画に従ってそれぞれの車両MVを走行させ、これにより配車サービスを提供する。
車載システム40は、それぞれの車両MVに搭載された通信端末である。車載システム40は不図示の表示画面を有している。表示画面には、配車計画に従って当該車両MVを走行させるための具体的な指示が表示される。車載システム40に向けた配車計画の送信は、配車計画作成システム10から行われてもよいが、事業者用端末30から行われてもよい。
配車計画を作成するために、配車計画作成システム10によって行われる具体的な処理の流れを、図3を参照しながら説明する。図3に示される一連の処理は、配車サービスの提供が開始されるよりも前の時点において、配車計画作成システム10によって予め実行されるものである。図3に示される一連の処理は、配車サービスの提供が開始されるよりも前の期間において1回だけ実行されてもよいが、当該期間において、所定の周期が経過するごとに繰り返し実行されてもよい。
最初のステップS01では、配車サービスに用いられる車両MVのそれぞれについて、当該車両MVの各パラメータを取得する処理が行われる。ここで取得されるパラメータには、車両MVの重量、車両MVに搭載された各種の補器(例えばエアコン等)の消費電力、車両MVにおけるエネルギーの利用効率、車両MVの車体形状、車両MVに搭載されたエネルギー(具体的には、燃料タンクにある燃料の量や、蓄電池に蓄えられた電力量)等が含まれる。
車両MVが内燃機関を有する場合においては、上記の「エネルギーの利用効率」には、エンジンの動作効率や動力伝達効率が含まれる。また、車両MVが回転電機を有する場合においては、上記の「エネルギーの利用効率」には、回転電機の動作効率や動力伝達効率が含まれる。車両MVに搭載された電力消費機器の消費電力は、例えば、過去の履歴に基づいて算出することができる。
ステップS01に続くステップS02では、配車計画の候補に含まれ得る経路のそれぞれについて、経路情報を取得する処理が行われる。ここでいう「配車計画の候補に含まれ得る経路」とは、任意の2つの停車地のそれぞれについて、両者の間を繋ぐ経路(間に、経由地として他の停車地が含まれていてもよい)のことである。「経路情報」とは、走路上の各地点における勾配及び曲率のそれぞれを示す情報のことである。走路情報には、各地点における走路の勾配及び曲率のいずれか一方のみが含まれていてもよい。勾配及び曲率を含む経路情報として、経路に沿った各地点における緯度、経度、及び高度が用いられてもよい。経路情報は、例えば地図情報を提供する外部のサーバーから通信により取得してもよく、予め記憶部16に記憶されていてもよい。
ステップS02に続くステップS03では、配車計画の候補に含まれ得る経路のそれぞれについて、当該経路を車両MVが走行する際の車速の変化を予測する処理が行われる。ここでは、経路に沿った各地点における、車両MVの速度の予測値が算出される。得られた一連のデータは、当該経路における速度の変化予測として、記憶部16に記憶される。
図4には、ステップS03で作成された速度の変化予測の一例が示されている。同図の横軸は、車両MVが走路に沿って走行する際の走行距離、すなわち、経路に沿った各地点の位置を示している。同図の縦軸は、各地点における車両MVの速度(つまり車速)を示している。
図4に示される点線ULは、各地点における法定の制限速度を表している。また、横軸に沿って記載された「D1」、「D2」、及び「D3」は、信号機が設置された位置を表している。ステップS03における速度の変化予測の作成は、基本的には、各位置における制限速度にできるだけ近い速度で車両MVが走行し、信号機の位置では所定の確率で車両MVが停車する、という条件の下で行われる。上記の確率は、各信号機のサイクル情報に基づいて設定してもよく、一律の固定値として設定してもよい。信号機の位置で車両MVが停止する際の停止時間は、過去の履歴に基づいた予測値として設定してもよく、一律の固定値として設定してもよい。車両MVが停止する際の減速度や、発信する際の加速度等は、予め設定された固定値を用いればよい。例えばクラウドサーバー等から各地点における渋滞情報を取得し、渋滞情報をも考慮しながら車速の変化を予測することとしてもよい。
このような態様に替えて、ステップS03では、外部のサーバーにおいて交通流シミュレーションを行わせ、シミュレーションの結果に基づいて、速度の変化予測を作成することとしてもよい。速度の変化は、車両MVごとに個別に予測されてもよく、全ての車両MVについて共通のものとして予測されてもよい。
図3に戻って説明を続ける。ステップS03において、車速の変化を予測する処理が行われた後は、ステップS04に移行する。ステップS04では、配車計画の候補に含まれ得る経路のそれぞれについて、当該経路を車両MVが走行する際の各地点における走行抵抗、を算出する処理が行われる。走行抵抗は、各車両MVのそれぞれについて個別に算出される。走行抵抗を算出するにあたっては、例えば、車両MVの形状に基づく空気抵抗の大きさ等が考慮される。走行抵抗は、ステップS01で取得されたパラメータを用いて算出されてもよく、過去の走行データに基づいて算出されてもよい。
ステップS04に続くステップS05では、エアコンパワーを算出する処理が行われる。「エアコンパワー」とは、車両MVのエアコンに求められると予測されるパワー(単位時間当たりの出力)のことである。ここでは、配車計画の候補に含まれ得る経路のそれぞれについて、当該経路を車両MVが走行する際の、各地点において必要となるエアコンパワーが予測される。エアコンパワーは、各車両MVのそれぞれについて個別に算出される。
エアコンパワーは、例えば、配車サービスが行われるときの外気温や天候の予測に基づいて算出することができる。図5には、外気温(横軸)と、必要なエアコンパワー(縦軸)との対応関係の例が示されている。線L1は晴天時に予測されるエアコンパワーの例であり、線L2は曇天時に予測されるエアコンパワーの例であり、線L3は雨天時に予測されるエアコンパワーの例である。
図5に示されるように、例えば外気温が高くなると、冷房のためにより大きなエアコンパワーが必要となる。晴天時においては、雨天時に比べて、冷房のためにより大きなエアコンパワーが必要となる。また、外気温が低くなると、暖房のためにより大きなエアコンパワーが必要となる。雨天時においては、晴天時に比べて、暖房及び除湿のためにより大きなエアコンパワーが必要となる。
図3に戻って説明を続ける。ステップS05において、エアコンパワーを予測する処理が行われた後は、ステップS06に移行する。ステップS06では、それぞれの経路について、当該経路に沿った走行に必要なエネルギーの大きさを算出する処理が、必要エネルギー算出部13によって行われる。先に述べたように、必要エネルギー算出部13は、共通の車両MVがそれぞれの経路を走行する、という仮定の下で、当該車両MVの走行に必要なエネルギーの大きさを経路ごとに算出する。本実施形態では、「共通の車両MV」として、配車サービスに用いられる車両MVのうちの任意の1台が用いられる。
それぞれの経路について、車両MVの走行に必要なエネルギーEは、例えば以下の式(1)を用いて算出することができる。
Figure 2023130152000002
式(1)の右辺にある「v(t)」は、車両MVの速度を時間(t)の関数として表したものである。図3のステップS03で作成された速度の変化予測が、v(t)として用いられる。
式(1)の右辺にある「F」は、車両MVの内燃機関又は回転電機で発生させるべき駆動力の大きさである。Fは、例えば以下の式(2)を用いて算出することができる。
Figure 2023130152000003
式(2)の右辺にある「m」は車両MVの重量であり、「a」は車両MVの加速度である。「g」は重力加速度である。「θ」は、車両MVが走行する走路の勾配である。θは、上り勾配であるときに正値となり、下り勾配であるときに負値となる。「F」は走行抵抗であり、図3のステップS04で作成された走行抵抗の値が用いられる。
式(1)の右辺にある「η」は、車両MVの駆動効率を表すパラメータである。ここでいう「駆動効率」とは、内燃機関又は回転電機に投入されるエネルギーのうち、車両MVを実際に駆動させるエネルギーとして用いられるものの占める割合である。駆動効率ηは、理想的には1となるが、実際には1よりも小さな値となる。
式(1)の右辺にある「PAC」はエアコンパワーである。図3のステップS05で予測されたエアコンパワーが、PACとして用いられる。
式(1)の右辺にある「ηAC」は、車両MVに搭載されたエアコンのエアコン効率を表すパラメータである。ここでいう「エアコン効率」とは、エアコンに投入される電力エネルギーのうち、エアコンパワーとして出力されるものの占める割合である。エアコン効率ηACは、理想的には1となるが、実際には1よりも小さな値となる。
必要エネルギー算出部13は、式(1)の右辺にある括弧の中を、出発地から目的地に到達するまでの期間について積分することで、それぞれの経路について必要エネルギーEを算出することができる。それぞれの経路について算出された必要エネルギーEの値は、記憶部16に記憶される。
尚、式(1)や式(2)に示される各パラメータ(mやθ等)のうち一部が未知である場合には、当該パラメータには仮の値を用いて必要エネルギーEを算出すればよい。
以上のように、本実施形態の必要エネルギー算出部13は、車両MVの重量(m)、車速(v(t))、走路の勾配(θ)、天候、のうちの少なくとも1つに基づいて、必要エネルギーEを算出する。
尚、この時点においては、配車サービスの提供時において実際に車両MVが走行するか否かに拘らず、車両MVが走行する可能性のある全ての経路について、必要エネルギーEの値が算出される。
図3に示される一連の処理は、先に述べたように、配車サービスの提供が開始されるよりも前の時点において実行される。これにより、配車計画を作成するために必要な情報が予め算出され、記憶部16に記憶された状態となる。
当該情報は、可能な限り、常に最新の状態を反映したものとなっていることが好ましい。従って、図3に示される一連の処理が、一定の時間が経過するごとに繰り返し実行されることとしてもよい。これにより、最新の渋滞情報や制限車速情報等に基づいて、記憶部16に記憶されている情報を都度更新することができる。
配車計画の作成は、記憶部16に記憶されている情報等に基づいて、配車サービスが実行される予定時刻の直前のタイミングで計画作成部15により行われる。計画作成部15が配車計画を作成するために行う具体的な処理の流れについて、図6を参照しながら説明する。
最初のステップS11では、記憶部16から、これまでに入力されていた全ての利用要求を読み込む処理が行われる。
ステップS11に続くステップS12では、ステップS11で読み込まれたそれぞれの利用要求(予約情報)ごとに、出発地から目的地までの経路、すなわち、車両MVを走行させるべき経路を決定する処理が、経路決定部12によって行われる。先に述べたように、ここで決定される経路の数は、利用要求の数と一致することもあれば、利用要求の数よりも少なくなることもある。
ステップS12に続くステップS13では、ステップS12で決定された経路のそれぞれに対し、当該経路を走行させるべき車両MVを割り当てて行く処理が行われる。具体的な割り当て方法について、図7を参照しながら説明する。
計画作成部15は、図6のステップS12で決定された全ての経路を、必要エネルギーEが大きい順に並べることでリストを作成する。図7の左側に示されるLS1は、このように作成された経路のリストの一例である。最も上段にある経路1が、必要エネルギーEが最も大きく算出された経路であり、最も下段にある経路nが、必要エネルギーEが最も小さく算出された経路である。「n」は、図6のステップS12で決定された経路の数である。
続いて、計画作成部15は、リストLS1の最も上段にある経路1について、車両MVを割り当てる。
そのために、計画作成部15は、経路1に沿って車両MVを走行させた場合におけるエネルギー効率を、配車サービスに供し得る全ての車両MVのそれぞれについて個別に算出する。ここでいう「エネルギー効率」とは、先に述べた駆動効率η及びエアコン効率ηACの値がいずれも1である場合において車両MVで消費されるエネルギーを、車両MVで実際に消費されるエネルギーで除することにより得られる値である。エネルギー効率は、それぞれの車両MVのパラメータを、式(1)に適用することにより算出することができる。尚、エネルギー効率の値、又はその算出に用いられる数値の一部は、図3に示される一連の処理の中で予め算出しておいてもよい。
このように、計画作成部15は、式(1)や式(2)に含まれる各パラメータを用いてエネルギー効率を算出する。エネルギー効率の算出に用いられるパラメータには、車両MVの駆動効率(η)、エアコン効率(ηAC)、重量(m)、形状、のうちの少なくとも1つが含まれる。
尚、このときの車両MVの重量mの値としては、運搬物を含む車両MVの総重量を用いることが好ましい。図3のステップS06において必要エネルギーEを算出する場合とは異なり、図7のステップS13にいて車両MVを割り当てる際においては、利用要求が特定されており、運搬物の重量(例えば乗車する人数)が既知又は推定可能となっているからである。
エネルギー効率は、上記とは異なる方法で算出されてもよい。いずれにしてもエネルギー効率は、各経路を車両MVが走行する際の、エネルギ消費量の程度を示す指標であればよい。
計画作成部15は、上記のようなエネルギー効率を、配車サービスに供し得る全ての車両MVのそれぞれについて個別に算出する。その後、全ての車両MVを、算出されたエネルギー効率が高い順に並べることでリストを作成する。図7の右側に示されるLS2は、このように作成された車両MVのリストの一例である。最も上段にある車両1が、経路1を走行した場合のエネルギー効率が最も高く算出された車両MVであり、最も下段にある車両xが、経路1を走行した場合のエネルギー効率が最も低く算出された車両MVである。「x」は、現時点でどの経路にも割り当てられていない車両MVの数である。
以上のようなリストLS2を作成した後、計画作成部15は、リストLS2の最も上段にある車両1を、経路1を走行させるべき車両MVとして割り当てる。
以降において、計画作成部15は、経路2、経路3、・・・、経路nのそれぞれに対し、上記と同様の処理を順に行ってく。
例えば、経路2に車両MVを割り当てる際には、計画作成部15は、経路2に沿って車両MVを走行させた場合におけるエネルギー効率を、残っている車両MV(つまり、いずれの経路にも割り当てられていない車両MV)のそれぞれについて個別に算出し、リストLS2と同様のリストを作成する。その後、計画作成部15は、当該リストのうち最も上段にある車両MV(つまり、残っている車両MVのうち、経路2を走行させたときのエネルギー効率が最も高い車両MV)を、経路2に割り当てる。図7の例では、車両2が経路2に割り当てられることとなる。
以上のように、本実施形態の計画作成部15は、必要エネルギーEが大きく算出された経路から順に、当該経路に沿って走行させたときのエネルギー効率が最も高くなる車両MVを割り当てていき、これにより配車計画を作成する。
尚、リストLS1において経路が並ぶ順序は、上記とは逆であってもよい。つまり、計画作成部15は、図6のステップS12で決定された全ての経路を、必要エネルギーEが小さい順に並べることでリストLS1を作成してもよい。この場合も、リストLS1の上段にある経路から順に、車両MVが割り当てられて行く。ただし、この場合の各経路に対する車両MVの割り当ては、残っている車両MVのうち、当該経路を走行させたときのエネルギー効率が最も低い車両MVを割り当てて行くことによって行われる。つまり、計画作成部15は、必要エネルギーEが小さく算出された経路から順に、当該経路に沿って走行させたときのエネルギー効率が最も低くなる車両MVを割り当てていき、これにより配車計画を作成することとしてもよい。
いずれの場合であっても、本実施形態に係る配車計画作成システム10によれば、必要エネルギーEが大きく算出された経路であるほど、当該経路にはエネルギー効率の高い車両MVが割り当てられて行くこととなる。
各経路に対する車両MVの割り当てが上記のように行われることの利点について、図8を参照しながら説明する。
図8の表に示されるそれぞれの数値は、車両MVが経路に沿って走行した場合に消費されるエネルギーを表している。経路1は、必要エネルギーEが比較的小さな経路であり、経路2は、必要エネルギーEが比較的大きな経路である。また、車両1は、エネルギー効率が比較的低い車両であり、車両2は、エネルギー効率が比較的高い車両である。
この例において、必要エネルギーEが比較的小さな経路1に対し、エネルギー効率が低い車両1を割り当て、必要エネルギーEが比較的大きな経路2に対し、エネルギー効率が高い車両2を割り当てた場合には、消費されるエネルギーの総量は500(300+200)となる。一方、必要エネルギーEが比較的小さな経路1に対し、エネルギー効率が高い車両2を割り当て、必要エネルギーEが比較的大きな経路2に対し、エネルギー効率が低い車両1を割り当てた場合には、消費されるエネルギーの総量は1250(1200+50)となる。以上の例から明らかなように、必要エネルギーEが比較的小さな経路に対し、エネルギー効率が低い車両を割り当てた方が、消費されるエネルギーの総量を小さく抑えることができる。
そこで、本実施形態では上記のように、必要エネルギーEが大きく算出された経路であるほど、当該経路にはエネルギー効率の高い車両MVを割り当てて行くこととしている。これにより、消費エネルギーが抑制されるような適切な配車計画を立案することが可能となっている。
図6に戻って説明を続ける。ステップS13において車両MVの割り当てが行われた後は、ステップS14に移行する。ステップS14では、配車サービスの提供途中において、エネルギー不足となってしまうような車両MVの有無を判定する処理が、判定部14によって行われる。当該判定は、それぞれの車両MVで消費されるエネルギーの大きさと、その車両MVが有しているエネルギーの大きさと、を比較することによって行われる。
エネルギー不足となってしまうような車両MVが存在しない場合には、ステップS15に移行する。ステップS15では、ステップS13で作成された配車計画を、そのまま最終的な配車計画として送信する処理が行われる。以降においては、当該配車計画に沿って配車サービスが提供される。
尚、ステップS15に移行した時点において記憶部16に記憶されている利用要求が、ステップS11において読み込まれた利用要求から変更されていたような場合には、図6に示される一連の処理を再度実行することとしてもよい。
ステップS14において、エネルギー不足となってしまうような車両MVが存在する場合には、ステップS16に移行する。ステップS16では、エネルギー不足となる車両MVが割り当てられた経路の一部を変更する処理が行われる。具体的には、計画作成部15は、当該経路を、エネルギーの補給場所を通る経路となるように変更する。「エネルギーの補給場所」とは、例えばガソリンスタンドや給電ステーションである。これにより、配車サービスの提供途中においてエネルギーを補給することが可能となる。
ステップS16の処理が行われた後は、ステップS15に移行する。この場合、上記のように経路の一部が変更された配車計画に沿って配車サービスが提供される。
このように、特定の車両MVが、特定の経路に沿って走行した場合に、エネルギー不足となると判定された場合には、計画作成部15は、当該経路を、エネルギーの補給場所を通るように変更する。これにより、経路の途中で車両MVがエネルギー不足となってしまうような事態を防止することができる。
特定の車両MVが、特定の経路に沿って走行した場合に、エネルギー不足となると判定された場合には、計画作成部15は、当該車両MVを当該経路には当初から割り当てないこととしてもよい。例えば、図7の例において、経路1に割り当てる車両MVを決める際においては、エネルギー不足とならない車両MVのみを用いてリストLS2を作成した上で、当該リストLS2の最も上段にある車両MVを経路1に割り当てることとすればよい。この場合、図6のステップS14及びステップS16の処理は不要である。
配車サービスの提供が開始された後においても、図6に示される一連の処理が実行されることとしてもよい。例えば、道路状況が大きく変化したこと等により、配車計画に沿った運行が困難となった場合等には、図6の処理を再度実行して配車計画を更新すればよい。また、追加の利用要求があった場合に、当該利用要求にも対応し得るように配車計画を更新してもよい。
以上、具体例を参照しつつ本実施形態について説明した。しかし、本開示はこれらの具体例に限定されるものではない。これら具体例に、当業者が適宜設計変更を加えたものも、本開示の特徴を備えている限り、本開示の範囲に包含される。前述した各具体例が備える各要素およびその配置、条件、形状などは、例示したものに限定されるわけではなく適宜変更することができる。前述した各具体例が備える各要素は、技術的な矛盾が生じない限り、適宜組み合わせを変えることができる。
本開示に記載の制御装置及び制御方法は、コンピュータプログラムにより具体化された1つ又は複数の機能を実行するようにプログラムされたプロセッサ及びメモリを構成することによって提供された1つ又は複数の専用コンピュータにより、実現されてもよい。本開示に記載の制御装置及び制御方法は、1つ又は複数の専用ハードウェア論理回路を含むプロセッサを構成することによって提供された専用コンピュータにより、実現されてもよい。本開示に記載の制御装置及び制御方法は、1つ又は複数の機能を実行するようにプログラムされたプロセッサ及びメモリと1つ又は複数のハードウェア論理回路を含むプロセッサとの組み合わせにより構成された1つ又は複数の専用コンピュータにより、実現されてもよい。コンピュータプログラムは、コンピュータにより実行されるインストラクションとして、コンピュータ読み取り可能な非遷移有形記録媒体に記憶されていてもよい。専用ハードウェア論理回路及びハードウェア論理回路は、複数の論理回路を含むデジタル回路、又はアナログ回路により実現されてもよい。
MV:車両
10:配車計画作成システム
11:要求取得部
12:経路決定部
13:必要エネルギー算出部
15:計画作成部

Claims (7)

  1. 配車サービスにおいて複数の車両(MV)のそれぞれを走行させるための計画、である配車計画を作成する配車計画作成システム(10)であって、
    利用者から前記配車サービスの利用要求を取得する要求取得部(11)と、
    それぞれの前記利用要求ごとに、出発地から目的地までの経路を決定する経路決定部(12)と、
    前記経路のそれぞれについて、当該経路に沿った走行に必要なエネルギーの大きさを算出する必要エネルギー算出部(13)と、
    前記経路のそれぞれに対し、走行させるべき前記車両を割り当てることで、前記配車計画を作成する計画作成部(15)と、を備え、
    前記計画作成部は、
    必要なエネルギーが大きく算出された前記経路から順に、当該経路に沿って走行させたときのエネルギー効率が最も高くなる前記車両を割り当てて行く、又は、
    必要なエネルギーが小さく算出された前記経路から順に、当該経路に沿って走行させたときのエネルギー効率が最も低くなる前記車両を割り当てて行く、配車計画作成システム。
  2. 前記必要エネルギー算出部は、
    前記車両の重量、車速、走路の勾配、天候、のうちの少なくとも1つに基づいて、走行に必要なエネルギーの大きさを算出する、請求項1に記載の配車計画作成システム。
  3. 前記計画作成部は、
    前記車両の駆動効率、エアコン効率、重量、形状、のうちの少なくとも1つに基づいて、前記エネルギー効率を算出する、請求項1又は2に記載の配車計画作成システム。
  4. 前記経路に割り当てられた前記車両が、当該経路に沿って走行した場合にエネルギー不足となるか否かを判定する判定部(14)、を更に備える、請求項1に記載の配車計画作成システム。
  5. 前記計画作成部は、
    特定の前記車両が、特定の前記経路に沿って走行した場合に、エネルギー不足となると判定された場合には、当該車両を当該経路には割り当てない、請求項4に記載の配車計画作成システム。
  6. 前記計画作成部は、
    特定の前記車両が、特定の前記経路に沿って走行した場合に、エネルギー不足となると判定された場合には、当該経路を、エネルギーの補給場所を通るように変更する、請求項4に記載の配車計画作成システム。
  7. 前記利用要求に含まれる出発地及び目的地は、予め設定された複数の地点の中から選択されるものであり、
    任意に選択された2つの前記地点の間を繋ぐ走路は予め1つだけ用意されている、請求項1に記載の配車計画作成システム。
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