JP2023129008A - システム、商品販売データ処理装置、およびプログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】適切な取引を行うこと。【解決手段】システムは、登録手段と、出力制御手段とを備える。登録手段は、第1の税率が適用される商品と、前記第1の税率とは異なる第2の税率が適用される商品とを登録する。出力制御手段は、一の取引において前記第1の税率が適用される商品と前記第2の税率が適用される商品とが登録されている場合に、適用される税率ごとの支払額の合計を別々に表示した税率別合計欄を含むレシートを出力させる。出力制御手段は、前記出力制御手段は、前記税率別合計欄に、各商品に適用される適用税率と、適用される税率ごとの合計税額とのうち、少なくともいずれか一方を表示させる。【選択図】図5

Description

本発明は、システム、商品販売データ処理装置、およびプログラムに関する。
従来、店舗等の取引において、POS(Point Of Sales)レジスタなどの電子機器が使用されている。また、取引は、消費税の適用など各種法規に則って行われる。例えば、商品には、軽減税率が適用される商品と、通常税率が適用される商品とがある。関連する技術として、イートインまたはテイクアウトといった取引形態によって異なる税率が適用される商品について、商品選択ボタンを取引形態に応じた表示色で表示する装置が開示されている(例えば、特許文献1参照)。
特開2017-167699号公報
しかしながら、従来技術では、法改正に対応したレシートを発行できないことがあり、これにより、適切な取引を行うことができないことがある、という問題があった。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたもので、その目的は、適切な取引を行うことができる技術を提供するにある。
上述した課題を解決するために、本発明の一態様であるシステムは、第1の税率が適用される商品と、前記第1の税率とは異なる第2の税率が適用される商品とを登録する登録手段と、一の取引において前記第1の税率が適用される商品と前記第2の税率が適用される商品とが登録されている場合に、適用される税率ごとの支払額の合計を別々に表示した税率別合計欄を含むレシートを出力させる出力制御手段と、を備え、前記出力制御手段は、前記税率別合計欄に、各商品に適用される適用税率と、適用される税率ごとの合計税額とのうち、少なくともいずれか一方を表示させる、ことを特徴とするシステムである。
上述した課題を解決するために、本発明の他の態様である商品販売データ処理装置は、第1の税率が適用される商品と、前記第1の税率とは異なる第2の税率が適用される商品とを登録する登録手段と、一の取引において前記第1の税率が適用される商品と前記第2の税率が適用される商品とが登録されている場合に、適用される税率ごとの支払額の合計を別々に表示した税率別合計欄を含むレシートを出力させる出力制御手段と、を備え、前記出力制御手段は、前記税率別合計欄に、各商品に適用される適用税率と、適用される税率ごとの合計税額とのうち、少なくともいずれか一方を表示させる、ことを特徴とする商品販売データ処理装置である。
上述した課題を解決するために、本発明の他の態様であるプログラムは、コンピュータを、第1の税率が適用される商品と、前記第1の税率とは異なる第2の税率が適用される商品とを登録する登録手段、一の取引において前記第1の税率が適用される商品と前記第2の税率が適用される商品とが登録されている場合に、適用される税率ごとの支払額の合計を別々に表示した税率別合計欄を含むレシートを出力させる出力制御手段、として機能させ、前記出力制御手段は、前記税率別合計欄に、各商品に適用される適用税率と、適用される税率ごとの合計税額とのうち、少なくともいずれか一方を表示させる、ことを特徴とするプログラムである。
実施形態に係る商品販売データ処理システム1のネットワーク構成を示す説明図である。 ストアコントローラ10のハードウェア構成の一例を示すブロック図である。 POS端末装置20の客側から見た設置例を示す説明図である。 商品販売データ処理システム1の機能的構成の一例を示す説明図である。 本実施形態に係るレシートの一例を示す説明図である。 未設定報知の一例を示す説明図である。 電子ジャーナル画面の一例を示す説明図である。 POS端末装置20が行うレシートの印刷制御に係る処理の一例を示すフローチャートである。 POS端末装置20が行う商品登録の開始に係る処理の一例を示すフローチャートである。 変形例1に係る登録画面の一例を示す説明図である。 変形例1に係る登録画面の他の一例を示す説明図である。 変形例1に係るレシート発行処理の一例を示すフローチャートである。 変形例2に係る簡易レシートの一例を示す説明図である。 変形例3において取引時に発行する領収書の一例を示す説明図である。 変形例3において取引後の検索によって発行する領収書の一例を示す説明図である。
(実施形態)
(商品販売データ処理システム1のネットワーク構成)
図1は、実施形態に係る商品販売データ処理システム1のネットワーク構成を示す説明図である。商品販売データ処理システム1は、システムの一例である。商品販売データ処理システム1は、スーパーマーケット、ホームセンター、コンビニエンスストア、各種用品店など、種々の店舗に導入可能である。
図1において、商品販売データ処理システム1は、管理サーバSvと、ストアコントローラ10と、POS(Point Of Sales)端末装置20(20-1~20-n)とを含む。各装置は、CPU(Central Processing Unit)、ROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)、通信部などを備えたコンピュータ装置である。各装置は、それぞれ、ネットワーク140を介して、通信可能に接続されている。
管理サーバSvは、店舗ごとに設けられるストアコントローラ10を管理するサーバ装置である。管理サーバSvは、例えば、複数の系列店を管理する店舗本部に設けられる。管理サーバSvは、各店舗の売上や在庫、商品マスタ、会員顧客の会員情報などを管理する。商品マスタは、各商品の商品識別情報(例えば、JAN(Japanese Article Number)コード)、商品名、販売価格などの商品情報を格納するファイルである。また、商品マスタは、計量が必要な商品の商品識別情報、商品名、単価などの各種情報を含む。管理サーバSvは、店舗本部のスタッフが操作する管理装置に接続されており、管理装置からの指示に応じて適宜記憶する内容や設定内容を更新する。
ストアコントローラ10は、POS端末装置20や、店舗St内に配置される計量装置(不図示)を管理する。ストアコントローラ10は、商品マスタなどの取引に必要な各種情報を記憶する。また、ストアコントローラ10は、POS端末装置20の入出金記録のほか、自店舗の在庫状況や販売履歴など各種情報を記憶する。
POS端末装置20は、商品を登録して、精算を行う装置である。POS端末装置20は、店員が登録操作と精算操作とを行う店員操作型でもよいし、顧客が登録操作や精算操作を行うセルフ型でもよい。セルフ型のPOS端末装置20は、登録操作と精算操作との両方を顧客が行うフルセルフ型でもよいし、精算操作のみを顧客が行うセミセルフ型でもよい。精算操作のみを顧客が行うPOS端末装置20は、商品の登録機能を備えずに精算機能のみを備える精算装置としてもよい。
本実施形態において、POS端末装置20は、動作モードを切替え可能なものとしている。動作モードは、例えば、店員が登録操作を行う店員登録モードと、顧客が登録操作と精算操作との両方を顧客が行うフルセルフモードと、顧客が精算操作を行う精算モードとを含む。POS端末装置20は、顧客側に精算を行う機能を備える。このため、店員登録モードでは、当該POS端末装置20において店員に対面して顧客に精算を行わることも可能であるし、精算モードで動作する他のPOS端末装置20に精算用の情報を取得させて、当該他のPOS端末装置20で顧客に精算を行わせることも可能である。
(ストアコントローラ10のハードウェア構成)
図2は、ストアコントローラ10のハードウェア構成の一例を示すブロック図である。図2において、ストアコントローラ10は、CPU101と、メモリ102と、通信I/F103と、記憶媒体I/F104と、入力デバイス105と、ディスプレイ106と、スピーカ107とを備える。各構成部101~107は、バス120によってそれぞれ接続される。
CPU101は、ストアコントローラ10の全体の制御を司る。メモリ102は、例えば、ROM、RAMおよびフラッシュROMなどを有する。例えば、フラッシュROMやROMは、本実施形態に係る商品販売データ処理プログラムなどの各種プログラムを記憶する。RAMは、CPU101のワークエリアとして使用される。メモリ102に記憶されるプログラムは、CPU101にロードされることで、コーディングされている処理をCPU101に実行させる。
通信I/F103は、通信回線を通じて、インターネットなどのネットワーク140に接続され、ネットワーク140を介して他の装置(例えば、管理サーバSvやPOS端末装置20など)に接続される。また、通信I/F103は、ネットワーク140と自装置内部とのインターフェースを司り、他の装置からのデータの入出力を制御する。
記憶媒体I/F103は、CPU101の制御にしたがって、磁気ディスク、光ディスクなど不図示の記憶媒体に対するデータのリード、ライトを制御する。
入力デバイス105は、タッチパネル、操作ボタン、マイク、カメラ、スキャナなどを含む。
ディスプレイ106は、例えば、液晶ディスプレイなど表示装置であり、タッチパネル式としてもよい。
スピーカ107は、音を出力する。
(POS端末装置20の構成例)
次に、図3を用いて、POS端末装置20の構成について説明する。
図3は、POS端末装置20の客側から見た設置例を示す説明図である。なお、図3では省略しているが、POS端末装置20の両側または一方の側に、買い物かごを載置するカウンタが置かれる。
POS端末装置20は、CPU201と、ROM202と、RAM203と、ハードディスク204と、客側表示部205と、客側スキャナ部206と、カード決済部208と、釣銭機209と、店員側表示部210と、キー操作部211と、店員側スキャナ部212と、印刷部213と、音声出力部214と、通信部215と、カメラ216と、サインポール220とを備える。これらは、バス(不図示)を介して相互に通信可能である。
CPU201は、中央演算処理装置であり、ROM202に記憶されている各種プログラムを読み出して実行することにより、POS端末装置20の動作を制御する。各種プログラムは、本実施形態に係る商品販売データ処理プログラムを含む。
ROM202は、読み出し専用メモリであり、各種プログラムをはじめとしてCPU201が利用する各種の情報を記憶する。
RAM203は、読み出しや書き込みが可能なメモリであり、種々の情報を記憶する。例えば、RAM203は、外部から取得した情報(例えば、ストアコントローラ10から取得した商品マスタ等)や、処理において生成した情報を記憶する。また、この情報は、登録した商品を示す登録情報や、精算において生成した精算情報を含む。
ハードディスク204は、種々の情報を記憶する。例えば、ハードディスク204は、カメラ216によって撮像された撮像結果(例えば、動画)を記憶する。ハードディスク204は、例えば、ROM202に代えて、CPU201が実行する各種プログラムを記憶してもよい。また、ハードディスク204は、RAM203に代えて、外部から取得した情報や、処理において生成した情報を記憶してもよい。
客側表示部205は、顧客用のタッチディスプレイである。客側表示部205は、顧客に種々の情報を表示するとともに、顧客から種々の入力を受け付ける。客側表示部205は、商品に対応するプリセットキー(商品を注文するボタン)を表示し、当該プリセットキーが押下されることによって、商品の登録を受け付ける。
客側スキャナ部206は、顧客用のスキャナ部であり、各種の情報を光学的に読み取る。客側スキャナ部206は、商品に付されている商品コード(バーコード)を光学的に読み取ることにより商品の登録を受け付ける。また、客側スキャナ部206は、精算に用いる情報をコード化して表示したお会計券(登録商標)に印刷されているコード読み取って、精算情報の入力を受け付ける。
カード決済部208は、各種カードによる決済機構である。各種カードは、クレジットカード、電子マネー等のプリペイドカード、ポイントカードなどである。
釣銭機209は、現金による決済機構である。釣銭機209は、客側に向けられており、顧客から各種操作や現金の投入を受け付ける。具体的には、釣銭機209は、紙幣や硬貨の投入口と排出口とを有する。釣銭機209は、投入口への投入金額を算出し、投入金額と買上金額の差分である釣銭金額を算出し、釣り銭を排出口から排出する。
店員側表示部210は、店員用のタッチディスプレイである。店員側表示部210は、店員に種々の情報を表示するとともに、店員から種々の入力を受け付ける。店員側表示部210は、商品に対応するプリセットキーを表示し、当該プリセットキーが店員に操作されることによって、商品の登録を受け付ける。
キー操作部211は、店員側に設けられ、各種のキー(ハードウェアキー、ボタン)を備える。キー操作部211は、店員から種々の入力を受け付ける。キー操作部211は、モード切替えボタンを含む。モード切替えボタンは、動作モードを切り替えるためのボタンである。モード切替えボタンは、各POS端末装置20を一括して切替えるボタンや、自装置のみを切替えるボタンを含む。また、キー操作部211は、商品に対応する登録ボタンを備え、当該登録ボタンが店員に操作されることによって、商品の登録を受け付ける。
店員側スキャナ部212は、店員用のスキャナ部であり、各種の情報を光学的に読み取る。例えば、店員側スキャナ部212は、商品に付されている商品コード(バーコード)を読み取ることにより、商品の登録を受け付ける。また、店員側スキャナ部212は、店員の名札に付された店員コードを光学的に読み取る。
印刷部213は、各種媒体(レシート、領収書、お会計券等)を印刷して出力する。印刷部213は、回転自在な機構を有し、媒体発行口が店員側から客側に向くように、また、客側から店員側に向くように構成されている。
音声出力部214は、音を出力する。例えば、音声出力部214は、音声ガイダンスや警告音などを出力する。音声ガイダンスや警告音は、例えば、商品の登録や精算に係るものである。
通信部215は、他の装置(管理サーバSv、ストアコントローラ10、他のPOS端末装置20など)と情報を送受信するインターフェースである。
カメラ216は、客側表示部205の右上に取り付けられている。カメラ216は、動画、または静止画を連続的に撮像するカメラである。カメラ216には、CCD(charge coupled device)カメラや、CMOS(Complementary Metal Oxide Semiconductor)カメラを用いることが可能である。カメラ216は、顧客による商品の登録操作や精算操作のほか、登録される商品を撮像する。
サインポール220は、例えば、ランプやLED(light emitting diode)であり、所定の色や、所定の点灯態様で点灯可能である。サインポール220の点灯態様により、使用中である旨を示したり、店員を呼び出す旨を示したり、顧客による不正行為があった旨を示したりする。
(レシートの印刷について)
POS端末装置20は、レシートを発行することが可能である。レシートは、所定の法規に則った形式で表示される。また、レシートの表示に関して、各種法改正がなされることがある。本実施形態では、法改正に対応した適切なレシートの発行を可能にしている。以下、図4に示す商品販売データ処理システム1の機能的構成について、図5および図6を参照して説明する。
(商品販売データ処理システム1の機能的構成について)
図4は、商品販売データ処理システム1の機能的構成の一例を示す説明図である。図4に示すように、商品販売データ処理システム1は、ストアコントローラ10と、POS端末装置20とを備える。ストアコントローラ10は、設定部403aと、設定判別部404aと、報知部405aと、禁止部406aとを備える。各部403a~406aは、CPU101によって実現される。すなわち、CPU101が商品販売データ処理プログラムを実行することにより、各部403a~406aの機能を実現する。
POS端末装置20は、登録部401と、印刷制御部402と、設定部403bと、設定判別部404bと、報知部405bと、禁止部406bとを備える。各部401~406bは、CPU201によって実現される。すなわち、CPU201が商品販売データ処理プログラムを実行することにより、各部401~406bの機能を実現する。
なお、以下において、ストアコントローラ10が備える機能部(例えば設定部403a)と、POS端末装置20が備える機能部(例えば設定部403b)とで、共通する説明については、各機能部に付す符号「a」、「b」を省略して説明する。また、設定部403と、設定判別部404と、報知部405と、禁止部406とは、ストアコントローラ10およびPOS端末装置20の両方に具備されることに限らず、いずれか一方にのみ具備されていてもよい。
登録部401は、第1の税率が適用される商品と、第1の税率とは異なる第2の税率が適用される商品とを登録する。第1の税率は、軽減税率であり、例えば8%である。第2の税率は、標準税率であり、例えば10%である。第1の税率が適用される商品は、軽減税率が適用される商品であり、例えば、酒類や外食を除く飲食料品である。第2の税率が適用される商品は、通常税率が適用される商品であり、例えば、酒類や外食(サービスの提供)である。以下において、第1の税率が適用される商品を「軽減税率商品」といい、第2の税率が適用される商品を「通常税率商品」という。
印刷制御部402は、出力制御部の一例である。印刷制御部402は、印刷部213にレシートを印刷させる。レシートは、紙媒体に印刷される通常のレシートであるが、スマートフォン等の電子機器に表示可能な電子レシートを含む。電子レシートの場合、顧客のスマートフォン等は、POS端末装置20から直接受信する場合もあれば、POS端末装置20からサーバやクラウド等における電子レシートの生成や管理を行う装置やシステムを経由して受信する場合もある。印刷制御部402は、一の取引において軽減税率商品と通常税率商品とが登録されている場合、所定のレシートを発行する。以下、図5を用いて、本実施形態に係るレシートについて説明する。
(本実施形態に係るレシートについて)
図5は、本実施形態に係るレシートの一例を示す説明図である。なお、図5に示すレシート500aおよびレシート500bの説明において、両者に共通する内容を説明する場合には、レシート500aおよびレシート500bに分けて説明せずに、レシート500として説明する。
また、以下記載のレシート500の印字(表示)態様は、保存方式(インボイス制度)への対応に基づくものとなり、取引において取引先が仕入税額控除を行う場合に必要な適格請求書に関するものである。適格請求書とは、請求書、納品書、領収書、レシート等であり、その書類の名称は問わない。
適格請求書に必要な要件は、次の(1)~(6)であり、いずれかの構成を欠いたものは適格請求書とみなされない。
(1)適格請求書発行事業者の氏名又は名称及び事業者登録番号。
(2)取引年月日。
(3)取引内容(軽減税率の対象品目である旨)。
(4)税率ごとに区分して合計した対価の額(税抜き又は税込み)及び適用税率。
(5)税率ごとに区分した消費税額等。
(6)書類の交付を受け付ける事業者の氏名又は名称。ただし、(6)については、省略が許されるものとしてもよい。
図5に示すレシート500aは、事業者エリア510と、一般項目エリア520と、明細エリア530とを含む。事業者エリア510は、レシート(請求書)の発行事業者に関する内容が表示されるエリアである。具体的には、事業者エリア510は、発行事業者欄511と、登録番号欄512と、店舗ロゴ欄513とを含む。
発行事業者欄511は、レシートを発行する事業者を示し、具体的には、店舗の名称および住所を示す。
登録番号欄512は、国税庁等の所定の機関で交付される請求書発行事業者の登録番号(以下「事業者登録番号」という。)を示す。事業者登録番号は、定められた所定数(例えば14桁)のアルファベットや数字を用いて半角文字で表される。具体的には、事業者登録番号は、例えば、法人の場合であれば「アルファベットのT+13桁の法人番号」であり、また、法人以外の個人事業者等の場合であれば「アルファベットT+13桁の独自の数字」である。
店舗ロゴ欄513は、店舗それぞれが有する店舗のロゴや、顧客へのメッセージが印刷される欄である。顧客へのメッセージは、例えば、「ご利用ありがとうございました」といったメッセージである。
一般項目エリア520は、取引識別情報欄521と、交付先欄522と、書類名欄523とを含む。
取引識別情報欄521は、取引が行われた日時と、レジ番号と、店員情報と、レシート番号とを含む。図示において、取引が行われた日時は、例えば、2022年4月30日(日)12:00である。レジ番号は、例えば、11番レジであれば「♯000011」である。店員情報は、レジ作業を担当した店員の識別番号および名前であり、例えば、「999999寺岡」である。レシート番号は、例えば、17番目の取引であれば「0017」である。
交付先欄522は、レシートの交付を受ける者(顧客)の氏名または名称を示す。交付先欄522に記入される氏名または名称は、手書きで入力されてもよいし、POS端末装置20が氏名または名称の入力を受け付けるようにし、受け付けた内容を印刷するようにしてもよい。当該入力は、店員の操作によって店員側表示部210から受け付けてもよいし、顧客の操作によって客側表示部205から受け付けてもよい。
書類名欄523は、書類名を示す欄である。図示では、書類名欄523の書類名は「領収書」を示すが、これに限らず、「レシート」など他の書類名とすることも可能である。また、書類名欄523は、省略してもよい。
明細エリア530は、登録商品の明細を表示するエリアである。明細エリア530は、取引内容欄531と、小計欄532と、総額欄533と、税率別合計欄534と、バーコード欄535とを含む。
取引内容欄531は、顧客が購入した商品の名称および金額を示す。取引内容欄531には、軽減税率商品についてはその旨が表示される。図示において、軽減税率商品には、「※」のマークが付される。一方で、通常税率商品には、「※」のマークが表示されない。また、取引内容欄531に表示される金額において、外税表示(税抜表示)する外税商品には「外」の文字が付される。一方で、内税表示(税込表示)する内税商品には、「外」の文字が付されない。なお、外税表示するか内税表示するかは、例えば、商品マスタに記憶されている商品情報に基づいて決まる。
図示の例について説明すると、「○○和牛」は、軽減税率商品であり且つ内税商品であることを示している。
「○○牛乳」は、軽減税率商品であり且つ外税商品であることを示している。
「○○果実酒」は、通常税率商品であり且つ外税商品であることを示している。
小計欄532は、内税商品の合計支払額と外税商品の合計支払額とを、軽減税率商品と通常税率商品とで別々に表示する欄である。軽減税率商品については、外税商品(○○牛乳)分の支払額と、内税商品(○○和牛)分の支払額とが別々に表示されている。図示において、外税商品(○○牛乳)分の支払額は、税抜価格の¥200と、8%の消費税額¥16とを示す。内税商品(○○和牛)分の支払額は、税込価格¥3780を示す。また、通常税率商品については、内税商品が登録されておらず、外税商品(○○果実酒)のみの支払額が表示されている。具体的には、外税商品(○○果実酒)分の支払額は、税抜価格¥1300と、10%の消費税額¥130とを示す。
総額欄533は、内税商品の合計支払額と、外税商品の合計支払額とを合算した総支払額を表示する欄であり、具体的には、小計欄532に示した各支払額を合算した総支払額を表示する欄である。また、総額欄533は、精算に用いられた決済種別(現金、クレジットカード、商品券、交通系IC、QRコード(登録商標)決済など)を示す表示を含む。特に、現金支払いの場合、「お預かり」の欄とともに顧客から受けとった(顧客が入金した)金額が印字されるとともに、「お釣り」の欄とともにお預かり額から合計支払額を差し引いた額が印字される。さらに、複数の決済種別を混在させることもできる。
次に、税率別合計欄534について説明する。
税率別合計欄534は、合計支払額欄534aと、適用税率欄534bと、合計税額欄534cとを含む。
図示に示すように、合計支払額欄534aは、軽減税率商品と、通常税率商品とが別々に区分されて、それぞれの合計支払額が表示される。合計支払額欄534aは、軽減税率商品と、通常税率商品との内税表示(税込表示)を示す。
適用税率欄534bは、軽減税率商品と通常税率商品とにそれぞれ適用した税率(8%および10%のうち一方)を示す。
合計税額欄534cは、軽減税率商品と通常税率商品とのそれぞれの消費税額の合計を示す。
総額欄533と税率別合計欄534との配置の印字態様に関し、図5では、総額欄533の下に税率別合計欄534となる配置の印字態様としたが、税率別合計欄534の下に総額欄533という配置の印字態様としてもよい。
バーコード欄535は、POS端末装置20において取引情報を呼び出すためのバーコードを示す。当該バーコードは、取引識別情報欄521に示す各情報を含む。当該バーコードは、明細エリア530に示す取引情報と関連付けられて、POS端末装置20の所定の記憶部や、他の装置(例えば管理サーバSv)の所定の記憶部に記憶される。レシート500を印刷した後に、顧客から、返品、取引内容の訂正、領収書発行等の申し出があると、店員は、店員側スキャナ部212を用いて、POS端末装置20に当該バーコードを読み取らせる。POS端末装置20は、当該バーコードを読み取ると、当該バーコードに関連付けられている取引情報を所定の記憶部から読み出す。POS端末装置20は、顧客からの申し出に応じた各種操作(返品操作、訂正操作、領収書発行操作など)を店員から受け付ける。POS端末装置20は、読み出した取引情報を用いて、店員から受け付けた操作に応じた処理を行う。
なお、レシート500にバーコード欄535を設けないようにしたとすると、店員がレシート番号や日付などをPOS端末装置20に入力して取引情報を検索しなければならず、店員にとって不便なものとなる。本実施形態では、バーコード欄535を設けることにより、煩雑な操作を行わなくても、取引情報を正確かつ検索することができるため、店員にとっての利便性を向上させることができる。
ここで、レシート500aの他の例について、以下の(1)、(2)の2パターンを挙げる。
(1)交付先欄522は、表示されることに限らず、省略されてもよい。この場合、交付先欄522を省略した分、明細エリア530を上に詰めて記載すればよい。
(2)適用税率欄534bと合計税額欄534cとは、両方が表示されることに限らず、少なくともいずれか一方が表示されていればよい。言い換えれば、適用税率欄534bと合計税額欄534cとのうち、いずれか一方を省略してもよい。
発行するレシートの態様を、上記のレシート500aとするか、上記の2パターンのうちいずれかとするかは、設定に応じて切替え可能とすることも可能である。当該設定は、管理サーバSv、ストアコントローラ10およびPOS端末装置20のうち、いずれかの装置で行わればよい。
具体的に補足すると、上記(1)に関し、交付先欄522の記載の有無は、店員の操作に応じて切替え可能としてもよい。
上記(2)に関し、適用税率欄534bと合計税額欄534cとのうち、両方の表示、または、一方を表示する場合には表示する一方を、店舗スタッフの操作に応じて切替え可能にしてもよい。
(税率別合計欄534の表示切替えについて)
また、本実施形態において、法改正前後での表示に対応すべく、POS端末装置20は、税率別合計欄534の表示の切替えを可能にしている。具体的に補足すると、印刷制御部402は、レシート500に税率別合計欄534を表示させない非表示設定から、レシート500に税率別合計欄534を表示させる表示設定への切替えを可能にする。当該切替えは、店舗スタッフの操作に応じて行われてもよい。また、当該切替えは、POS端末装置20が備えるカレンダー機能により、日付に応じて行われてもよい。当該日付は、店舗スタッフから予め受け付けた日付であり、例えば、法改正が行われる日付としてもよい。これにより、POS端末装置20は、法改正が行われる前までは税率別合計欄534を非表示にし、法改正が行われた後は税率別合計欄534を表示させたレシート500aを印刷することができる。
(小計欄532の省略について)
次に、小計欄532を省略したレシート500bについて説明する。登録部401は、内税商品のみを登録することがある。印刷制御部402は、登録部401に内税商品のみが登録された場合、小計欄532を省略したレシート500bを印刷させる。図5に示すレシート500bは、レシート500aと比較して、小計欄532が省略されている。取引内容欄531に示す各商品は、全て内税商品であることを示している。具体的には、図示において、軽減税率商品である「○○牛乳」は、内税商品(¥216)であることを示している。また、通常税率商品である「○○果実酒」は、内税商品(¥1430)であることを示している。
ここで、レシート500aでは、取引内容欄531に外税商品(「○○牛乳」および「○○果実酒」)が含まれていることから、取引内容欄531に示す各商品の価格をそのまま加算したとしても、総額欄533に示す総支払額にはならない。このため、小計欄532を設けないとすると、取引内容欄531に示す価格から、総額欄533に示す総支払額が導出されることが不明瞭になってしまう。このため、レシート500aでは、小計欄532を設けて、軽減税率商品と通常税率商品とに分け、それぞれの税率における内税商品の合計額、外税商品の合計額、外税商品の合計額にかかる税額、を表示することにより、これらの加算によって総額欄533に示す総支払額となることを明示するようにしている。
一方で、レシート500bでは、取引内容欄531には外税商品が含まれていないことから、取引内容欄531に示す各商品の価格をそのまま加算しても、総額欄533に示す総支払額になる。すなわち、軽減税率商品と通常税率商品とに分けて小計額を表示しなくても、取引内容欄531に示す各商品の価格をそのまま加算するだけで、総額欄533に示す総支払額になることを明示することができる。このため、レシート500bでは、小計欄532を省略することとしている。
レシート500aに示したように小計欄532を設けることで、総支払額の導出の過程を顧客に示すことができるため、どのような理由で総支払額が導出されたのか、という顧客からの問い合わせを減らすことができるというメリットがあるものの、レシート500の紙媒体の使用量が増大するというデメリットがある。
一方で、レシート500bに示したように小計欄532を設けない場合は、小計欄532を設けた場合の逆であり、顧客の問い合わせが増大し店員負担が増大するというデメリットがあるものの、レシート500の紙媒体の使用量を抑えることができるというメリットがある。
上記のように取引に係る登録商品の税の表示形態(外税、内税)に基づいて小計欄532の省略可否を制御することができるため、効率的な運用を図ることができる。
(事業者登録番号の設定について)
次に、事業者登録番号の設定について説明する。設定部403(403a、403b)は、事業者登録番号を設定する。設定部403は、設定された事業者登録番号を印刷制御部402へ出力する。印刷制御部402は、設定部403に設定された事業者登録番号を印刷部213に印刷させる。
事業者登録番号の設定は、ストアコントローラ10の設定部403aによって行われてもよいし、POS端末装置20の設定部403bによって行われてもよい。ストアコントローラ10の設定部403aによって設定された事業者登録番号は、ストアコントローラ10から店舗内の各POS端末装置20へ送信される。このため、店舗スタッフは、ストアコントローラ10の設定部403aに事業者登録番号を設定することにより、各POS端末装置20において事業者登録番号の設定を行わなくても済む。
設定部403は、管理サーバSvに具備されていてもよい。この場合、店舗本部のスタッフが管理サーバSvに接続される管理装置に事業者登録番号を入力することにより、事業者登録番号の設定が行われる。管理サーバSvに設定された事業者登録番号は、ストアコントローラ10を介して各POS端末装置20に送信される。これにより、管理サーバSvで一括して設定を行うことができるため、店舗スタッフがストアコントローラ10や各POS端末装置20において事業者登録番号の設定を行う必要がなくなる。
(事業者登録番号の判別について)
設定判別部404aは、設定部403aに事業者登録番号が設定されているか否かを判別する設定判別を行う。同様に、設定判別部404bは、設定部403bに事業者登録番号が設定されているか否かの設定判別を行う。設定判別は、以下に例示する判別のうち、いずれかの判別であればよい。
・少なくともいずれかのアルファベットや数字が設定されているか否かの判別。
・桁数が所定数であるか否かの判別。
・所定の位置にアルファベットが入っているか否かの判別。
・全て半角入力であるか否か(全角入力がないか否か)の判別。
・事業者登録番号を管理する所定のサーバ(例えば、事業者登録番号の発行元)がある場合、当該サーバに、設定部403に設定されている事業者登録番号が有効であるか否かの問合せを行うことによる判別。
(事業者登録番号が未設定の場合の報知について)
報知部405aは、設定判別部404aによって事業者登録番号が設定されていないと判別された場合、その旨を示す報知(以下「未設定報知」という。)を行う。報知部405aによって未設定報知が行われるタイミングは、ストアコントローラ10の起動時や各種操作の受付時である。報知部405bは、設定判別部404bによって事業者登録番号が設定されていないと判別された場合、未設定報知を行う。
報知部405bによる未設定報知のタイミングは、POS端末装置20の起動時としてもよいし、商品の登録を行うときとしてもよい。商品の登録を行うときとは、商品の登録画面に遷移するときでよいし、商品を登録(スキャン)するときでもよい。以下において、報知部405bによる未設定報知のタイミングは、商品の登録画面に遷移するときとして説明する。未設定報知は、画像や音声で行われる。
当然未設定報知は、事業者登録番号が必須となる制度の開始直前や開始後にすればよい。制度開始まで十分時間がある場合の報知頻度は、制度開始直前や開始後に比べて、少なくて良い。例えば、制度開始直前や開始後の場合は毎日の頻度で報知するようにし、制度開始まで十分時間がある場合は、1週間に1回程度の頻度で報知するようにしてもよい。
図6は、未設定報知の一例を示す説明図である。図6において、メインメニュー画面600は、POS端末装置20の起動時に店員側表示部210に表示される画面を示す。メインメニュー画面600は、例えば、登録開始ボタン601a、事業者登録ボタン601b、電子ジャーナルボタン601cと、各種設定ボタン601dを含む。
登録開始ボタン601aは、商品の登録画面に遷移させることを受け付けるボタンである。
事業者登録ボタン601bは、事業者登録番号の設定画面に遷移させることを受け付けるボタンである。
電子ジャーナルボタン601cは、各種取引の履歴を表示する電子ジャーナル画面(図7参照)に遷移させることを受け付けるボタンである。
各種設定ボタン601dは、各種設定画面に遷移させることを受け付けるボタンである。
図6において、事業者登録番号が設定されていないものとする。この場合、メインメニュー画面600において、登録開始ボタン601aが押下されると、報知画面610に遷移する。報知画面610は、登録画面611上に未設定報知画像620が重畳表示された画面である。未設定報知画像620は、事業者登録番号が設定されていない旨を示す。未設定報知画像620に含まれる確認ボタン621が押下されると、メインメニュー画面600に戻る。
なお、未設定報知は、登録画面611を表示する前のメインメニュー画面600上で行われてもよい。例えば、報知部405bは、メインメニュー画面600において、所定の表示エリアに未設定報知を示す画像を表示して未設定報知を行ってもよい。また、報知部405bは、事業者登録ボタン601bを他のボタンとは異なる表示態様(例えば、異なる表示色)にして未設定報知を行ってもよい。
また、報知部405bは、登録開始ボタン601aの押下された場合に、登録画面611に遷移させないようにしてもよい。具体的には、報知部405bは、登録開始ボタン601aが押下された際に、メインメニュー画面600上に未設定報知画像620を重畳表示させてもよい。
(商品の登録の禁止について)
禁止部406aは、設定判別部404aによって事業者登録番号が設定されていないと判別された場合、登録部401による商品の登録を禁止する。同様に、禁止部406bは、設定判別部404bによって事業者登録番号が設定されていないと判別された場合、登録部401による商品の登録を禁止する。禁止部406は、商品の登録操作(スキャン、プリセットキーの押下など)を受け付けたとしても登録部401に商品を登録させないようにしてもよいし、商品の登録操作自体を受け付けない(スキャンやプリセットキーを無効)ようにしてもよい。
なお、仮に、事業者登録番号が抜けている、または誤った番号の状態で取引が成立していたとしても、発行されたレシートが電子レシートであれば、正しくない電子レシート情報を後から修正することができる。例えば、後から事業者登録番号に抜けや誤りがあることが分かり、これを訂正した場合、電子レシートを管理するシステム等においてこの電子レシート情報の事業者登録番号に係る部分を追記・修正し、顧客のスマートフォンに再配信することで、これを正すことができる。
(電子ジャーナル画面の一例について)
次に、電子ジャーナル画面の一例について説明する。
図7は、電子ジャーナル画面の一例を示す説明図である。図7に示す電子ジャーナル画面700は、例えば、メインメニュー画面600(図6参照)の電子ジャーナルボタン601cが押下されることによって表示される画面である。電子ジャーナル画面700には、取引年月日欄701と、登録番号欄702と、取引内容欄703と、小計欄704と、税率別合計欄705と、総額欄706とを含む。
取引年月日欄701は、表示中の取引が行われた日時を示す。
登録番号欄702は、事業者登録番号を示す。設定部403によって事業者登録番号が設定されていない場合、登録番号欄702にはアルファベットや数字が表示されないこととなる。
取引内容欄703は、顧客が購入した商品の名称および金額を示す。取引内容欄703には、軽減税率商品についてはその旨が表示される。図示において、軽減税率商品には、「8」の数字が付される。一方で、通常税率商品には、「10」の数字が表示される。また、取引内容欄703に表示される金額において、内税表示(税抜表示)する内税商品には「内」の文字が付される。一方で、取引内容欄703に表示される金額において、外税表示(税抜表示)する外税商品には「外」の文字が付される。図示において、「○○和牛」および「○○牛乳」は、軽減税率商品であり且つ内税商品であることを示している。「○○果実酒」は、通常税率商品であり且つ内税商品であることを示している。
小計欄704は、取引内容欄703に示す価格を加算した小計額を示す。
税率別合計欄705は、合計支払額欄705aと、適用税率欄705bと、合計税額欄705cとを含む。
合計支払額欄705aは、軽減税率商品と、通常税率商品とで別々に区分されて表示される。図示において、合計支払額欄705aは、内税表示(税込表示)を示す。
適用税率欄705bは、軽減税率商品と通常税率商品とにそれぞれ適用した税率(8%および10%のうち一方)を示す。
合計税額欄705cは、軽減税率商品と通常税率商品とのそれぞれの消費税額の合計を示す。
総額欄706は、内税商品の合計支払額と、外税商品の合計支払額とを合算した総支払額を示す。また、総額欄706は、精算が行われた預り金額とお釣りを含む。
電子ジャーナルの表示は上記に限定されず、図5のレシート500a、500bの態様で表示されてもよい。この場合、小計欄532は印字態様と同一とし、取引によって小計欄532があるものやないものが混在してもよい。また、電子ジャーナルにおいては紙媒体が無駄になるという概念がないことから、すべての取引について小計欄532を表示してもよい。すなわち、この場合、実際のレシート500では小計欄532を削除しつつ、電子ジャーナルでは小計欄532が表示されるようにすることも可能になる。
(レシートの印刷制御に係る処理)
図8は、POS端末装置20が行うレシートの印刷制御に係る処理の一例を示すフローチャートである。図8において、POS端末装置20は、印刷開始となったか否かを判断する(ステップS801)。印刷開始は、例えば、現計キーなどの所定のボタンが操作されることである。POS端末装置20は、印刷開始となるまで待機する(ステップS801:NO)。印刷開始となると(ステップS801:YES)、POS端末装置20は、軽減税率商品と通常税率商品との両方を登録しているか否かを判断する(ステップS802)。
軽減税率商品と通常税率商品との両方を登録している場合(ステップS802:YES)、POS端末装置20は、合計支払額欄534aに、軽減税率商品と通常税率商品とで別々に区分して、それぞれの合計支払額を表示させるようにする(ステップS803)。そして、POS端末装置20は、適用税率欄534bに、軽減税率商品と通常税率商品とにそれぞれ適用した税率を表示させるようにする(ステップS804)。さらに、POS端末装置20は、合計税額欄534cに、軽減税率商品と通常税率商品とのそれぞれの消費税額の合計を表示させるようにする(ステップS805)。
一方、軽減税率商品と通常税率商品とを登録していない場合(ステップS802:YES)、すなわち、軽減税率商品と通常税率商品とのうち一方のみを登録している場合、POS端末装置20は、合計支払額欄534aに、登録されている一方の商品の合計支払額を表示させるようにする(ステップS806)。そして、POS端末装置20は、適用税率欄534bに、当該一方の商品に適用した税率を表示させるようにする(ステップS807)。さらに、POS端末装置20は、合計税額欄534cに、当該一方の商品の消費税額の合計を表示させるようにする(ステップS808)。
そして、POS端末装置20は、内税商品のみを登録しているか否かを判断する(ステップS809)。内税商品のみの登録ではない場合(ステップS809:NO)、すなわち、内税商品と外税商品との両方を登録している場合、POS端末装置20は、小計欄532を表示させたレシート500aを発行し(ステップS810)、一連の処理を終了する。
一方、内税商品のみを登録している場合(ステップS809:YES)、POS端末装置20は、小計欄532を省略したレシート500bを発行し(ステップS811)、一連の処理を終了する。
(商品登録の開始に係る処理)
図9は、POS端末装置20が行う商品登録の開始に係る処理の一例を示すフローチャートである。図9において、POS端末装置20は、商品の登録開始となったか否かを判断する(ステップS901)。商品の登録開始は、例えば、メインメニュー画面600から商品の登録画面に遷移することである。POS端末装置20は、商品の登録開始となるまで待機する(ステップS901:NO)。商品の登録開始になると(ステップS901:YES)、POS端末装置20は、事業者登録番号が設定されているか否かを判断する(ステップS903)。
事業者登録番号が設定されている場合(ステップS903:YES)、POS端末装置20は、商品の登録を可能にし(ステップS904)、一連の処理を終了する。一方、事業者登録番号が設定されていない場合(ステップS903:YES)、POS端末装置20は、未設定報知を行う(ステップS904)。そして、POS端末装置20は、商品登録を禁止し(ステップS905)、一連の処理を終了する。
以上説明したように、本実施形態に係るPOS端末装置20は、一の取引において軽減税率商品と通常税率商品とが登録されている場合に、適用される税率ごとの支払額の合計を別々に表示した税率別合計欄534を含むレシートを印刷させる。さらに、POS端末装置20は、税率別合計欄534に、各商品に適用される適用税率を示す適用税率欄534bと、適用される税率ごとの合計税額を示す合計税額欄534cとのうち、少なくともいずれか一方を表示させる。これにより、法改正に応じた適切なレシート500を発行することができるため、適切な取引を行うことができる。
また、本実施形態において、POS端末装置20は、事業者登録番号を表示する事業者エリア510と明細エリア530とを含むレシート500aを印刷し、明細エリア530に、小計欄532と、総額欄533と、税率別合計欄534とを含ませる。これにより、法改正に応じた適切なレシート500を発行することができる。
また、本実施形態において、POS端末装置20は、内税商品のみを登録した場合、小計欄532を省略したレシート500bを印刷する。これにより、レシート500bには、必要事項を記載しつつ、小計欄532を省略した分、紙媒体の消費を抑えることができる。
また、本実施形態において、POS端末装置20は、事業者登録番号の設定がされていない場合、その旨を報知する。これにより、店舗スタッフに事業者登録番号の入力を促すことができる。したがって、レシート500に事業者登録番号を印刷することができるため、法改正に応じた適切なレシート500を発行することができる。
また、本実施形態において、POS端末装置20は、事業者登録番号の設定がされていない場合、商品の登録を禁止する。これにより、事業者登録番号が登録されていない場合に取引を行わせないようにすることができる。したがって、適切な取引を促すことができる。
(実施形態の変形例)
次に、実施形態の変形例について説明する。なお、以下の変形例では、上述した実施形態で説明した内容については、適宜説明を省略する。また、以下の各変形例、および上述した実施形態をそれぞれ組み合わせることも可能である。
(変形例1)
まず、変形例1について説明する。変形例1では、クーポン券などを用いて、一括して値引きを行う場合について説明する。
図10は、変形例1に係る登録画面の一例を示す説明図である。図10において、登録画面1000は、商品登録領域1010と、取引内容領域1020と、総額領域1030とを含む。
商品登録領域1010は、3つの登録商品と、クーポン券とが登録されていることを示している。3つの登録商品は、いずれも内税表示されている。また、3つの登録商品のうち、「○○和牛」と「○○牛乳」とは、それぞれ軽減税率商品であることを示す「8」の数字が付されている。「○○果実酒」は、通常税率商品であることを示す「10」の数字が付されている。クーポン券は、¥1000を値引きすることを示している。
取引内容領域1020は、値引き分の¥1000を、軽減税率商品と通常税率商品とで案分した内容を示している。具体的には、POS端末装置20は、3つの登録商品の小計額(¥5426)のうち、軽減税率商品分の小計額(¥3996)の割合(¥3996/¥5426=73.6%)と、通常税率商品分の小計額(¥1430)の割合(¥1430/¥5426=26.4%)とを算出する。そして、POS端末装置20は、総値引き額(¥1000)に73.6%を乗じた値(¥736)を、軽減税率商品に対応する値引き額として算出して表示する。また、POS端末装置20は、総値引き額(¥1000)に26.4%を乗じた値(¥264)を、通常税率商品に対応する値引き額として算出して表示する。
総額領域1030は、3つの登録商品の小計額(¥5426)から、クーポン券分(¥1000)を値引きした総額(¥4426)を示す。
また、図10において、詳細レシート1040は、変形例1に係る取引において発行されるレシートを示す。詳細レシート1040には、実施形態に示したレシート500に記載される税率別合計欄534に代えて、税率別合計欄1041が表示されている。税率別合計欄1041は、値引き額欄1041aと、適用税率欄534bとを含む。具体的には、値引き額欄1041aは、軽減税率商品分の値引き額(¥736)と、通常税率商品分の値引き額(¥264)とを示す。
図11は、変形例1に係る登録画面の他の一例を示す説明図である。図11において、登録画面1100は、図10に示した登録画面1000と比較して、取引内容領域1120に示す内容が異なる。
取引内容領域1120は、3つの登録商品の小計額(¥5426)と、値引き額(¥1000)と、値引き後の軽減税率商品分の小計額(¥3260)と、値引き後の通常税率商品分の小計額(¥1166)とを示す。
値引き後の軽減税率商品分の小計額(¥3260)は、軽減税率商品分の小計額(¥3996)から、総値引き額(¥1000)に73.6%を乗じた値(¥736)を減算した額を示している。
同様に、値引き後の通常税率商品分の小計額(¥1166)は、通常税率商品分の小計額(¥1430)から、総値引き額(¥1000)に26.4%を乗じた値(¥264)を減算した額を示している。
また、図11において、簡易レシート1140は、変形例1の他の例に係る取引において発行されるレシートを示す。簡易レシート1140は、図10に示した詳細レシート1040と比較して、税率別合計欄1141に表示される内容が異なる。税率別合計欄1141は、合計支払額欄1141aと、適用税率欄534bとを含む。合計支払額欄1141a値引き後の軽減税率商品分の合計支払額(¥3260)と、値引き後の通常税率商品分の合計支払額(¥1166)とを示す。
変形例1において、POS端末装置20は、詳細レシート1040と簡易レシート1140とのうち、いずれを発行するかについて事前の設定で決めてあり、通常は取引の都度決定するものではない。ただし、取引の都度切替え可能としてもよい。詳細レシート1040は、詳細な記載であるため、顧客にとって理解しやすいものの、紙媒体の消費量が多くなる傾向にある。特に、商品数が多い場合や、内税商品と外税商品とが混在する場合には、紙媒体の消費量も増加する。一方で、簡易レシート1140は、簡易な記載であるものの、紙媒体の消費量を抑えられる傾向にある。このため、POS端末装置20は、通常では簡易レシート1140を発行するように設定し、顧客からの要求に応じて店舗スタッフから切替え操作を受け付けることによって詳細レシート1040を発行するようにしてもよい。
(変形例1に係るレシート発行処理)
図12は、変形例1に係るレシート発行処理の一例を示すフローチャートである。図12において、POS端末装置20は、レシートの印刷開始となった際に、クーポンの利用があるか否かを判断する(ステップS1201)。クーポンの利用がない場合(ステップS1201:NO)、POS端末装置20は、一連の処理を終了する。クーポンの利用がある場合(ステップS1201:YES)、POS端末装置20は、値引き分について、軽減税率商品分と通常税率商品分とで案分する(ステップS1202)。
そして、POS端末装置20は、詳細レシート1040の発行が設定されているか否かを判断する(ステップS1203)。詳細レシート1040の発行が設定されている場合(ステップS1203:YES)、POS端末装置20は、詳細レシート1040を発行し(ステップS1204)、一連の処理を終了する。一方、詳細レシート1040の発行が設定されていない場合(ステップS1203:NO)、すなわち、簡易レシート1140の発行が設定されている場合、POS端末装置20は、簡易レシート1140を発行し(ステップS1205)、一連の処理を終了する。
変形例1によれば、詳細レシート1040の税率別合計欄1041、および簡易レシート1140の税率別合計欄1141には、いずれも適用税率欄534bが印刷されるため、クーポン券を利用した一括の値引きがある場合でも、法改正に応じた適切なレシート1040、1140を発行することができる。したがって、一括した値引きがある場合でも、適切な取引を行うことができる。
(変形例2)
次に、変形例2について説明する。変形例2では、上述した変形例1に示した簡易レシート1140の他の例について説明する。
図13は、変形例2に係る簡易レシートの一例を示す説明図である。
図13において、簡易レシート1300は、変形例1に示した簡易レシート1140(図11参照)と比較して、税率別合計欄1301に表示される内容が異なる。具体的には、税率別合計欄1301には、簡易レシート1140の税率別合計欄1141に記載される内容に加えて、合計税額欄534cが表示されている。
合計税額欄534cは、値引き後の軽減税率商品の合計税額(¥241=¥3260-
(¥3260/108%))と、値引き後の通常税率商品の合計税額(¥106=¥1116-(¥1166/110%))とを含む。ただし、法規によっては、合計税額欄534cようにすることもある。この場合、上記変形例1に示した簡易レシート1140を発行するようにすればよい。
変形例2によれば、簡易レシート1300は、簡易レシート1140と比較して、合計税額欄534cを記載した分、詳細に表示することができる。これにより、紙媒体の消費量を抑えつつ、簡易レシート1140よりも詳細に表示することができる。
(変形例3)
次に、変形例3について説明する。変形例3では、横書きのフォーマットの領収書を印刷する例について説明する。変形例3では、取引時に発行する領収書と、取引後の検索によって発行する領収書とについて説明する。まず、図14を用いて、取引時に発行する領収書について説明する。
図14は、変形例3において取引時に発行する領収書の一例を示す説明図である。図14において、領収書1400は、図5に示したレシート500aの店舗ロゴ欄513と発行事業者欄511との間に、横書き領収書フォーム1410が差し込まれた印刷書類を示す。
次に、領収書1400が発行される場合と、発行されない場合とについて説明する。商品の登録や精算の際に、顧客が店員に領収書1400の発行を申し出たとする。この場合、店員は、POS端末装置20の操作画面上において、レシート500に代わって領収書1400を印刷するための「領収書」ボタンを押下する。POS端末装置20は、「領収書」ボタンの押下を受け付けると、取引を終了する際に領収書1400を印刷する。一方で、POS端末装置20は、「領収書」ボタンの押下を受け付けない場合、取引を終了する際に図5に示したレシート500を印刷する。
なお、フルセルフモードにおいても領収書1400を発行することが可能である。具体的には、フルセルフモードにおいてPOS端末装置20は、精算が完了する前に顧客から「領収書」ボタンの押下を受け付けた場合、取引を終了する際に領収書1400を印刷する。一方で、当該ボタンの押下を受け付けない場合、フルセルフモードのPOS端末装置20は、取引を終了する際にレシート500を印刷する。
次に、領収書1400に記載される内容について説明する。図14に示すように、領収書1400は、領収書フォーム1410と、レシート記載項目1420とを含む。領収書フォーム1410は、書類名1411と、領収書情報1412と、金額欄1413とを含む。書類名1411は、書類名(領収書)を示す。領収書情報1412は、日付1412bと、領収書識別番号1412aとを含む。日付1412bは、領収書1400を発行した日付を示す。
領収書識別番号1412aは、3つの番号から成る番号群である。3つの番号のうち先頭の番号(000011)は、レジ番号(11番レジ)であり、すなわち、レシート記載項目1420の取引識別情報欄521に記載のレジ番号と同じ番号である。また、3つの番号のうち末尾の番号(0017)は、取引番号(レシート番号:17番目の取引)であり、すなわち、レシート記載項目1420の取引識別情報欄521に記載のレジ番号と同じ番号である。3つの番号のうち真ん中の番号(0005)は、領収書番号(5番目の領収書)を示す。金額欄1413は、総支払額を示す。
レシート記載項目1420は、レシート500aに記載される内容とほぼ同様の内容である。ただし、レシート記載項目1420は、レシート500aに記載される内容のうち、交付先欄522と、書類名欄523とを省略した内容を示す。なお、領収書1400において、交付先欄522と同様の欄を設けてもよい。交付先欄522と同様の欄は、例えば、領収書フォーム1410に設けるようにしてもよい。具体的には、交付先欄522と同様の欄は、金額欄1413の下部領域に設けられていてもよい。また、レシート記載項目1420において、書類名欄523を省略しているのは、領収書フォーム1410に書類名1411が含まれているためである。
このように、POS端末装置20は、領収書フォーム1410およびレシート記載項目1420を含む領収書1400を、取引時に発行することが可能である。
次に、図15を用いて、取引後の検索によって発行する領収書について説明する。
図15は、変形例3において取引後の検索によって発行する領収書の一例を示す説明図である。図15に示す領収書1500は、通常のレシート500が既に印刷されて終了した取引について、その後に顧客が領収書1500の発行を申し出た場合に印刷される書類である。領収書1500は、図14に示した領収書1400と比較して、領収書情報1412に記載の内容が異なるとともに、取引識別情報欄1520と検索項目欄1530とが含まれる点で異なる。
領収書1500において、領収書情報1412は、第1領収書情報1511と、第2領収書情報1512とを含む。第1領収書情報1511は、日付1511aと、領収書識別番号1511bとを含む。日付1511aは、実際に取引が行われた日付を示す。領収書識別番号1511bは、3つの番号から成る番号群である。3つの番号のうち先頭の番号(000011)は、実際に取引が行われたPOS端末装置20のレジ番号(11番レジ)を示す。また、3つの番号のうち末尾の番号(0017)は、実際に取引が行われたPOS端末装置20における取引番号(17番目の取引)を示す。3つの番号のうち真ん中の番号(0005)は、実際に取引が行われたPOS端末装置20における領収書番号(5番目の領収書)を示す。
第2領収書情報1512は、日付1512aと、領収書識別番号1512bとを含む。日付1512aは、領収書1500を発行した日付を示す。領収書識別番号1512bは、3つの番号から成る番号群である。3つの番号のうち先頭の番号(000011)は、領収書1500を発行するPOS端末装置20のレジ番号(21番レジ)を示す。また、3つの番号のうち末尾の番号(0059)は、領収書1500を発行するPOS端末装置20における取引番号(59番目の取引)を示す。3つの番号のうち真ん中の番号(0005)は、実際に取引が行われたPOS端末装置20における領収書番号(5番目の領収書)を示す。
取引識別情報欄1520は、領収書1500を発行する日時(例えば「2022年5月1日(月)13:00」)と、レジ番号(例えば「♯000021」)と、レジを担当した店員の識別番号(例えば「999999寺岡)と、取引番号(例えば「0059」)とを示す。
検索項目欄1530は、実際に取引が行われた際の情報を示す欄であり、取引を読み出すために入力された検索条件を示す。具体的には、検索項目1530欄は、検索を行った日付と、検索を行ったレジ番号と、検索対象のレシート番号と、領収書の発行番号とを含む。検索項目1530に示す各種項目の入力は、レシート500のバーコード欄535に記載されるバーコードがスキャンされることによって行われる。
このように、POS端末装置20は、領収書フォーム1410およびレシート記載項目1420を含む領収書1500を、取引後の検索によって発行することが可能である。
変形例3に係る領収書1400、1500には、レシート記載項目1420に、レシート500aとほぼ同様の内容が記載される。このため、レシート記載項目1420は、一の取引において軽減税率商品と通常税率商品とが登録されている場合に、適用される税率ごとの支払額の合計を別々に表示した税率別合計欄534を含む。また、レシート記載項目1420には、税率別合計欄534に、各商品に適用される適用税率を示す適用税率欄534bと、適用される税率ごとの合計税額を示す合計税額欄534cとのうち、少なくともいずれか一方を表示させることが可能である。したがって、変形例3によれば、法改正に応じた適切な領収書1400、1500を発行することができるため、適切な取引を行うことができる。
(変形例4)
次に、変形例4について説明する。上記変形例3までの内容は、POS端末装置20に登録される自店舗の事業者登録番号のみを用いてレシート500を発行する態様をメインに説明した。ただし、当該適格請求書保存方式(インボイス制度)への対応は、これに限定されない。変形例4では、自店舗の事業者登録番号のみならず、各販売者の事業者登録番号の正否を自動確認する受発注システムの例について説明する。
上記変形例3まで例では、POS端末装置20は、自店舗の事業者登録番号のみを把握して、レシートの印刷等を行う。一方で、仕入れの場面においては、販売者ごとの事業者登録番号を把握する必要があることから、煩雑となる場合がある。具体的には、例えば、請求書を発行する販売者(例えば製造元)と、仕入明細書を発行する購入者(小売業者)との関係においても、請求書および仕入明細書に、同様の税率ごとに区分して合計した対価の額及び適用税率、税率ごとに区分した消費税額、登録番号等を印刷した書類を要することがある。特に、購入者(小売業者)においては、複数の販売者から商材を仕入れることとなるため、各販売者の事業者登録番号を正確に把握する必要がある。そこで、購入者が仕入に利用する受発注システムでは、各販売者の事業者登録番号を記憶する。そして、POS端末装置20は、事業者登録番号の発行元の所定のサーバ等に問い合わせを行い、当該受発注システムが記憶する各販売者の事業者登録番号の正否を自動確認する。そして、事業者登録番号に不一致があった場合、その旨を受発注システム上で報知してもよいし、または正しい登録番号に上書きしてもよい。
変形例4によれば、仕入れの場面において、販売者ごとの事業者登録番号の成否を自動確認することができるため、販売者ごとに適切な事業者登録番号を入力することができる。したがって、適切な印刷書類を発行することができるため、適切な取引を行うことができる。
(適格請求書の要件を削除する制御について)
POS端末装置20を用いた取引のうち、精算方法として現金やクレジットを使わず、売掛という方法で取引を終了するケースがある。この方法は、例えば、月に一度、その月に行われた取引総額を算出し、一括で精算する方法である。具体的には、この方法は、都度の取引においては顧客を特定する顧客情報と紐づけて取引金額を記憶するようにし、その場での精算を行わずに、例えば月に一度、記憶されているその月に行われた取引総額を算出し、一括で精算する方法である。この場合において、都度の取引におけるレシートを出力するようにし、また、一括清算においても合算取引のレシートを出力するようにした場合、都度のレシートおよび合算レシートのいずれも適格請求書に合致するレシートであれば、重複した適格請求書の作成に該当することとなり、適法な運用とならない。
このため、売掛の場合は、都度の取引および合算取引のいずれかのレシートは適格請求書に該当しない態様とし、出力する必要がある。適格請求書に該当するための先の(1)~(5)の要件であり、いずれかを満たさない出力態様とすることで適格請求書ではない取引の明細として顧客に提供することができる。
POS端末装置20の制御としては、精算方法として売掛が宣言された場合(売掛の指定を受け付けた場合)には、あらかじめ設定された適格請求書の要件を満たさない出力態様(例えば、要件(1)のうち、事業者登録番号を削除した態様)のレシートを印刷し、顧客に提供する。これにより、都度の売掛取引において出力される取引の結果は、取引があったことを示すことができるとともに、適格請求書とはみなされないようにすることができる。一方で、合算取引を精算した際に出力される取引の結果は、適格請求書の態様で出力することができる。
なお、都度の売掛取引において出力されるレシートと、合算取引を精算した際に出力されるレシートとのうち、どちらを適格請求書としてもよい。すなわち、POS端末装置20は、都度の取引において売掛が宣言された際には適格請求書の態様で取引の結果を出力し、一方で、合算取引を精算した際には適格請求書に該当しない態様で取引の結果を出力してもよい。
以下、実施形態総括を記載する。
[発明の名称]システム、商品販売データ処理装置、およびプログラム
[技術分野]
本発明は、システム、商品販売データ処理装置、およびプログラムに関する。
[背景技術]
従来、店舗等の取引において、POS(Point Of Sales)レジスタなどの電子機器が使用されている。また、取引は、消費税の適用など各種法規に則って行われる。例えば、商品には、軽減税率が適用される商品と、通常税率が適用される商品とがある。関連する技術として、イートインまたはテイクアウトといった取引形態によって異なる税率が適用される商品について、商品選択ボタンを取引形態に応じた表示色で表示する装置が開示されている(例えば、特許文献1参照)。
[先行技術文献]
[特許文献]
[特許文献1]特開2017-167699号公報
[発明の概要]
[発明が解決しようとする課題]
しかしながら、従来技術では、法改正に対応したレシートを発行できないことがあり、これにより、適切な取引を行うことができないことがある、という問題があった。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたもので、その目的は、適切な取引を行うことができる技術を提供するにある。
[課題を解決するための手段]
(1)上述した課題を解決するために、本発明の一態様であるシステムは、第1の税率が適用される商品と、前記第1の税率とは異なる第2の税率が適用される商品とを登録する登録手段と、一の取引において前記第1の税率が適用される商品と前記第2の税率が適用される商品とが登録されている場合に、適用される税率ごとの支払額の合計を別々に表示した税率別合計欄を含むレシートを出力させる出力制御手段と、を備え、前記出力制御手段は、前記税率別合計欄に、各商品に適用される適用税率と、適用される税率ごとの合計税額とのうち、少なくともいずれか一方を表示させる、ことを特徴とするシステムである。
上記構成によれば、法改正に応じた適切なレシート500を発行することができるため、適切な取引を行うことができる。
(2)上記(1)の構成において、請求書発行事業者の登録番号を設定する設定手段を備え、前記登録手段は、内税表示する内税商品と、外税表示する外税商品とを登録可能であり、前記出力制御手段は、前記登録番号を表示する事業者エリアと、前記登録手段に登録された商品の明細を表示する明細エリアと、を含むレシートを印刷させ、前記明細エリアは、前記内税商品の合計支払額と前記外税商品の合計支払額とを、前記第1の税率が適用される商品と前記第2の税率が適用される商品とで別々に表示する小計欄と、前記内税商品の合計支払額と、前記外税商品の合計支払額との総額を表示する総額欄と、前記税率別合計欄と、を含むようにしてもよい。
上記構成によれば、法改正に応じた適切なレシート500を発行することができる。
(3)上記(2)の構成において、前記出力制御手段は、前記登録手段に前記内税商品のみが登録された場合、前記小計欄を省略したレシートを印刷させるようにしてもよい。
上記構成によれば、レシート500bには、必要事項を記載しつつ、小計欄532を省略した分、紙媒体の消費を抑えることができる。
(4)上記(1)~(3)のいずれかの構成において、請求書発行事業者の登録番号を設定する設定手段と、前記設定手段によって前記登録番号の設定がされていない場合、その旨を報知する報知手段と、を備えるようにしてもよい。
上記構成によれば、レシート500に事業者登録番号を印刷することができるため、法改正に応じた適切なレシート500を発行することができる。
(5)上記(4)の構成において、前記設定手段によって前記登録番号の設定がされていない場合、前記登録手段による商品の登録を禁止する禁止手段を備えるようにしてもよい。
上記構成によれば、事業者登録番号が登録されていない場合に取引を行わせないようにすることができる。したがって、適切な取引を促すことができる。
(6)上述した課題を解決するために、本発明の一態様である商品販売データ処理装置は、第1の税率が適用される商品と、前記第1の税率とは異なる第2の税率が適用される商品とを登録する登録手段と、一の取引において前記第1の税率が適用される商品と前記第2の税率が適用される商品とが登録されている場合に、適用される税率ごとの支払額の合計を別々に表示した税率別合計欄を含むレシートを出力させる出力制御手段と、を備え、前記出力制御手段は、前記税率別合計欄に、各商品に適用される適用税率と、適用される税率ごとの合計税額とのうち、少なくともいずれか一方を表示させる、ことを特徴とする商品販売データ処理装置である。
上記構成によれば、法改正に応じた適切なレシート500を発行することができるため、適切な取引を行うことができる。
(7)上述した課題を解決するために、本発明の他の態様であるプログラムは、コンピュータを、第1の税率が適用される商品と、前記第1の税率とは異なる第2の税率が適用される商品とを登録する登録手段、一の取引において前記第1の税率が適用される商品と前記第2の税率が適用される商品とが登録されている場合に、適用される税率ごとの支払額の合計を別々に表示した税率別合計欄を含むレシートを出力させる出力制御手段、として機能させ、前記出力制御手段は、前記税率別合計欄に、各商品に適用される適用税率と、適用される税率ごとの合計税額とのうち、少なくともいずれか一方を表示させる、ことを特徴とするプログラムである。
上記構成によれば、法改正に応じた適切なレシート500を発行することができるため、適切な取引を行うことができる。
なお、上記において説明した商品販売データ処理システム1(ストアコントローラ10、POS端末装置20)における各機能(入出力、記憶、処理(判断を含む))の全部または一部は、当該機能の実行主体として説明した装置とは異なる他の装置において実現してもよい。
具体的には、上述した説明では、ストアコントローラ10およびPOS端末装置20が、図5に示した各機能部を備える構成について説明した。各機能部の全部または一部が、他のコンピュータ装置に具備されていてもよい。例えば、各機能部のうち全部または一部が、管理サーバSvに具備されていてもよいし、これ以外のコンピュータ装置に具備されていてもよい。また、各機能部が具備されるコンピュータ装置は、複数台であることに限らず、1台であってもよい。例えば、各機能部の全てを一のコンピュータ装置が具備していてもよい。
具体的には、例えば、ストアコントローラ10やPOS端末装置20に代えて、管理サーバSvが、税率別合計欄を含むレシートを印刷させるための指示を行うようにしてもよい。
上記に関連し、ストアコントローラ10およびPOS端末装置20は、各種表示等に関しては、入出力のインターフェース部分に特化したいわゆるシンクライアントとして機能してもよい。つまり、ストアコントローラ10およびPOS端末装置20は、各種の入力(操作者の操作やデバイスの検出)を受け付け、入力情報(操作情報や検出情報等)を管理サーバSvに送信し、当該入力情報に基づく管理サーバSvの処理結果(更新画面情報、デバイスの制御情報等)を受信し、各種の出力(表示部への表示、デバイスの制御)を行ってもよい。
なお、以上に説明した商品販売データ処理システム1(ストアコントローラ10およびPOS端末装置20)を実現するためのプログラムを、コンピュータ読み取り可能な記憶媒体に記録し、そのプログラムをコンピュータシステムに読み込ませて実行するようにしてもよい。なお、ここでいう「コンピュータシステム」とは、OSや周辺機器等のハードウェアを含むものとする。また、「コンピュータ読み取り可能な記憶媒体」とは、フレキシブルディスク、光磁気ディスク、ROM、CD-ROM等の可搬媒体、コンピュータシステムに内蔵されるハードディスク等の記憶装置のことをいう。さらに「コンピュータ読み取り可能な記憶媒体」とは、インターネット等のネットワークや電話回線等の通信回線を介してプログラムが送信された場合のサーバやクライアントとなるコンピュータシステム内部の揮発性メモリ(RAM)のように、一定時間プログラムを保持しているものも含むものとする。また、上記プログラムは、このプログラムを記憶装置等に格納したコンピュータシステムから、伝送媒体を介して、あるいは、伝送媒体中の伝送波により他のコンピュータシステムに伝送されてもよい。ここで、プログラムを伝送する「伝送媒体」は、インターネット等のネットワーク(通信網)や電話回線等の通信回線(通信線)のように情報を伝送する機能を有する媒体のことをいう。また、上記プログラムは、前述した機能の一部を実現するためのものであってもよい。さらに、前述した機能をコンピュータシステムにすでに記録されているプログラムとの組み合わせで実現できるもの、いわゆる差分ファイル(差分プログラム)であってもよい。
1…商品販売データ処理システム、Sv…管理サーバ、10…ストアコントローラ、20…POS端末装置、101…CPU、102…メモリ、103…通信I/F、105…入力デバイス、106…ディスプレイ、201…CPU、202…メモリ、210…店員側表示部、401…登録部、402…印刷制御部、403…設定部、404…設定判別部、405…報知部、406…禁止部

Claims (7)

  1. 第1の税率が適用される商品と、前記第1の税率とは異なる第2の税率が適用される商品とを登録する登録手段と、
    一の取引において前記第1の税率が適用される商品と前記第2の税率が適用される商品とが登録されている場合に、適用される税率ごとの支払額の合計を別々に表示した税率別合計欄を含むレシートを出力する出力制御手段と、
    を備え、
    前記出力制御手段は、前記税率別合計欄に、各商品に適用される適用税率と、適用される税率ごとの合計税額とのうち、少なくともいずれか一方を表示させる、
    ことを特徴とするシステム。
  2. 請求書発行事業者の登録番号を設定する設定手段を備え、
    前記登録手段は、内税表示する内税商品と、外税表示する外税商品とを登録可能であり、
    前記出力制御手段は、前記登録番号を表示する事業者エリアと、前記登録手段に登録された商品の明細を表示する明細エリアと、を含むレシートを印刷させ、
    前記明細エリアは、
    前記内税商品の合計支払額と前記外税商品の合計支払額とを、前記第1の税率が適用される商品と前記第2の税率が適用される商品とで別々に表示する小計欄と、
    前記内税商品の合計支払額と、前記外税商品の合計支払額との総額を表示する総額欄と、
    前記税率別合計欄と、
    を含むことを特徴とする請求項1に記載のシステム。
  3. 前記出力制御手段は、前記登録手段に前記内税商品のみが登録された場合、前記小計欄を省略したレシートを印刷させる、
    ことを特徴とする請求項2に記載のシステム。
  4. 請求書発行事業者の登録番号を設定する設定手段と、
    前記設定手段によって前記登録番号の設定がされていない場合、その旨を報知する報知手段と、
    を備えることを特徴とする請求項1~3のいずれか一項に記載のシステム。
  5. 前記設定手段によって前記登録番号の設定がされていない場合、前記登録手段による商品の登録を禁止する禁止手段を備える、
    ことを特徴とする請求項4に記載のシステム。
  6. 第1の税率が適用される商品と、前記第1の税率とは異なる第2の税率が適用される商品とを登録する登録手段と、
    一の取引において前記第1の税率が適用される商品と前記第2の税率が適用される商品とが登録されている場合に、適用される税率ごとの支払額の合計を別々に表示した税率別合計欄を含むレシートを出力させる出力制御手段と、
    を備え、
    前記出力制御手段は、前記税率別合計欄に、各商品に適用される適用税率と、適用される税率ごとの合計税額とのうち、少なくともいずれか一方を表示させる、
    ことを特徴とする商品販売データ処理装置。
  7. コンピュータを、
    第1の税率が適用される商品と、前記第1の税率とは異なる第2の税率が適用される商品とを登録する登録手段、
    一の取引において前記第1の税率が適用される商品と前記第2の税率が適用される商品とが登録されている場合に、適用される税率ごとの支払額の合計を別々に表示した税率別合計欄を含むレシートを出力させる出力制御手段、
    として機能させ、
    前記出力制御手段は、前記税率別合計欄に、各商品に適用される適用税率と、適用される税率ごとの合計税額とのうち、少なくともいずれか一方を表示させる、
    ことを特徴とするプログラム。
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