JP2023121656A - 二酸化炭素排出削減活動支援方法、その装置及びプログラム - Google Patents

二酸化炭素排出削減活動支援方法、その装置及びプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】 ユーザの二酸化炭素排出量と二酸化炭素排出削減活動の効果を見える化する二酸化炭素排出削減活動支援方法を提供する。【解決手段】 サーバ2は、後述するように、端末1のユーザの二酸化炭素排出量の指標となる排出指標値を計算する。サーバ2は、当該ユーザの二酸化炭素排出削減活動による二酸化炭素削減量の指標となる削減指標値を計算する。サーバ2は、端末1と連携して、上記算出した排出指標値及び削減指標値を、端末1の表示部13に表示する。【選択図】図2

Description

本発明は、ユーザの二酸化炭素排出量と二酸化炭素排出削減活動の効果を見える化する二酸化炭素排出削減活動支援方法、その装置及びプログラムに関する。
太陽光発電などの発電設備に投資し、発電設備により発電された電力の売電収入に応じた利益を受け取る投資ビジネスが知られている。下記の特許文献1には、発電設備により発電される電力に関する権益(売電収入に応じた利益を受け取る権益)についての取引価格を決定するシステムが記載されている。
特開2020-201775号公報
ところで、ユーザは、自らの日々の生活や活動によって二酸化炭素炭素を排出しているが、自らの活動によってどの程度の二酸化炭素を排出しているかは把握することは難しい。
また、ユーザが二酸化炭素排出削減活動に参加した場合でも、その活動によって二酸化炭素排出をどの程度削減できたかを把握することは難しい。
本発明はかかる事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、ユーザの二酸化炭素排出量と二酸化炭素排出削減活動の効果を見える化する二酸化炭素排出削減活動支援方法、その装置及びプログラムを提供することにある。
上述した従来技術の問題点を解決し、上述した目的を達成するために、本発明の二酸化炭素排出削減活動支援方法は、ユーザの二酸化炭素排出量の指標となる排出指標値を計算する第1の工程と、前記ユーザの二酸化炭素排出削減活動による二酸化炭素削減量の指標となる削減指標値を計算する第2の工程と、前記第1の工程で計算した前記排出指標値と、前記第2の工程で計算した前記削減指標値とを前記ユーザが使用する端末装置の画面に表示する第3の工程とをコンピュータに実行させる。
好適には、前記ユーザの前記二酸化炭素排出削減活動のアクション回数を計数する第4の工程と、前記第4の工程で計数した前記アクション回数を前記画面に表示する第5の工程とを前記コンピュータに実行させる。
好適には、前記第1の工程は、前記端末装置の画面上の表示を基に、前記ユーザと対話形式で入力された前記ユーザの二酸化炭素排出に係る排出活動情報と、予め二酸化炭素の排出活動に対して対応付けられた二酸化炭素排出量とを基に前記排出指標値を計算する。
好適には、前記二酸化炭素排出削減活動は、発電設備についての権益に関する権利購入、環境に関する記事を読む、環境に関する投資、エコ商品購入、イベント参加、環境に関するアクション実行の宣言、キャンペーンへの応募の少なくとも一つの活動であり、前記第2の工程は、前記端末装置の画面に表示された前記二酸化炭素排出削減活動に対応した活動項目を前記ユーザが選択し、当該選択された活動項目と、予め二酸化炭素排出削減活動に対応付けられた二酸化炭素削減量とを基に、前記削減指標値を計算する。
好適には、前記二酸化炭素排出削減活動の実行をするための指示、予定又は実行結果の入力を行うための複数のアイコンを前記画面に表示する。
好適には、前記アイコンが指定されると、当該アイコンに対応付けられた前記二酸化炭素排出削減活動に係る環境価値提供者装置と通信を行う工程を前記コンピュータに実行させる。
好適には、前記ユーザに発行した前記削減指標値に対応した環境価値を、所定の機関から購入又は取得するための処理を行う。
好適には、前記削減指標値を他の商品又はサービスの価値と交換可能にする。
好適には、前記発電設備についての権益に関する権利購入は、発電設備で発電された電力の売電収入に応じた利益を受け取る権益を保有する複数のユーザに、前記利益を配分するサービスであって、当該サービスを実行する1以上のコンピュータは、1以上のデータベースにアクセス可能であり、前記1以上のデータベースは、各前記発電設備について各前記ユーザが保有する前記権益に関する権益情報と、各前記発電設備の前記権益を前記ユーザに売却する場合の売却額に関する売却額情報とを記憶しており、前記権益情報は、一の前記発電設備について一の前記ユーザが保有する前記権益に関する情報として、当該一の発電設備が持つ発電容量のうち、当該一のユーザへ分譲された分譲発電容量に関する情報を含み、前記売却額情報は、一の前記発電設備の前記売却額に関する情報として、当該一の発電設備が持つ前記発電容量のうちの単位発電容量を前記分譲発電容量とする前記権益を前記ユーザへ売却する場合の金額である単位売却額に関する情報を含み、前記分譲発電容量が前記発電容量に占める割合を、分譲割合と呼び、前記1以上のコンピュータが実行する前記方法は、前記売電収入を示す売電収入情報を取得する第6工程と、前記売電収入情報と、前記売電収入情報が示す前記売電収入が得られた前記発電設備について各前記ユーザが持つ前記権益の前記権益情報とに基づいて、前記売電収入のうちの前記分譲割合に相当する分の金額に応じた収益額を前記ユーザ毎に取得する第7工程と、前記権益の売却が可能な少なくとも1つの前記発電設備の前記売却額情報に基づいて、前記権益の前記売却額が前記収益額に相当する金額となる前記分譲発電容量を前記ユーザ毎に取得する第8工程と、前記ユーザ毎に取得した前記分譲発電容量についての前記権益が各前記ユーザに前記利益として配分されるように、各前記ユーザが保有する前記権益に関する前記権益情報を更新する第9工程とを有する。
本発明の二酸化炭素排出削減活動支援装置は、ユーザの二酸化炭素排出量の指標となる排出指標値を計算する第1の手段と、前記ユーザの二酸化炭素排出削減活動による二酸化炭素削減量の指標となる削減指標値を計算する第2の手段と、前記第1の手段が計算した前記排出指標値と、前記第2の手段が計算した前記削減指標値とを前記ユーザが使用する端末装置の画面に表示する第3の手段とをコンピュータに実行させる。
本発明のプログラムは、ユーザの二酸化炭素排出量の指標となる排出指標値を計算する第1の工程と、前記ユーザの二酸化炭素排出削減活動による二酸化炭素削減量の指標となる削減指標値を計算する第2の工程と、前記第1の工程で計算した前記排出指標値と、前記第2の工程で計算した前記削減指標値とを前記ユーザが使用する端末装置の画面に表示する第3の工程とをコンピュータに実行させる。
本発明によれば、発電設備の売電収入に応じた利益を受け取る権益を複数のユーザに分割して与える場合に、ユーザの投資金額の負担を抑制しつつ大きな利益を得やすくすることができる装置、方法及びプログラムを提供できる。
図1は、本発明の実施形態に係る環境活動支援システムが提供する環境アクションプラットフォーム(サービス)の概念を説明するための図である。 図2は、図1に示す環境活動支援システムを実現するためのシステム構成図である。 図3は、図1に示す環境活動支援システムの排出指標値計算・表示処理を説明するためのフローチャートである。 図4は、端末の表示部における排出指標値の表示画面の一例を説明するための図である。 図5は、図1に示す環境活動支援システムの削減指標値計算・表示処理を説明するためのフローチャートである。 図6は、端末の表示部における削減指標値の表示画面の一例を説明するための図である。 図7は、図1に示す環境活動支援システムの二酸化炭素排出削減活動のアクション回数計数・表示処理を説明するためのフローチャートである。 図8は、端末の表示部におけるアクション回数の表示画面の一例を説明するための図である。
図1は、本発明の実施形態に係る環境活動支援システム100が提供する環境アクションプラットフォーム(サービス)の概念を説明するための図である。
図1に示すように、環境活動支援システム100は、様々なインセンティブにより個人(ユーザ)111が貢献者となって、環境価値提供者113を繋ぐプラットフォームを提供する。
環境活動支援システム100が提供する環境アクションプラットフォームは、個人111と環境価値提供者113との間で、金銭価値の交換、環境価値の交換、環境に関する情報交換、環境に関する交流を支援する。
また、当該環境アクションプラットフォームは、再生可能エネルギー発電事業者、エコ商品販売企業、環境スタートアップ、その他環境貢献に取り組む企業等からなる環境価値提供者113に対して、個人111が投資やサービス・商品購入をしたり、交流することを支援する。また、個人111が、これらの環境価値提供者113から金銭的・環境的価値や情報を受けたり、交流することを支援する。
図2は、図1に示す環境活動支援システム100を実現するためのシステム構成図である。
図2は、本実施形態に係るサーバ2と端末1を含んだシステムの構成の一例を示す図である。図2に示すシステムは、インターネットなどの通信ネットワーク9を介して通信可能な端末1とサーバ2と環境価値提供者装置5を有する。
サーバ2は、後述するように、端末1のユーザの二酸化炭素排出量の指標となる排出指標値を計算する。
また、サーバ2は、当該ユーザの二酸化炭素排出削減活動による二酸化炭素削減量の指標となる削減指標値を計算する。
サーバ2は、端末1と連携して、上記算出した排出指標値及び削減指標値を、端末1の表示部13に表示する。
また、サーバ2は、ユーザによる端末1の操作に応じて、環境価値提供者装置5と通信を行い、当該ユーザが環境価値提供者装置5が提供する環境価値に関する各種サービスを利用することを支援する。
サーバ2は、二酸化炭素排出削減活動の一例として、発電設備に関する権益を売買する処理や、権益に基づいて得られた利益を権益の保有者に配分する処理を行う。発電設備は、例えば、再生可能エネルギーを利用して発電を行う施設(太陽光発電所など)である。この発電設備に関する権益とは、具体的には、発電設備で発電された電力を電力会社等に売却することによって売電収入が得られた場合に、売電収入に応じた利益を受け取る権益である。一例において、サーバ2は発電設備に関する権益を売買する事業者によって運営され、端末1は事業者から権益を購入するユーザによって操作される。サーバ2は、ユーザと事業者との間で権益を売買する処理や、権益を保有するユーザに対して売電収入から得た利益を配分する処理を行う。
[端末1]
端末1は、発電設備に関する権益を購入するユーザによって操作される装置である。例えば端末1は、スマートフォン、タブレットPC、携帯電話機、ノート型PC、デスクトップ型PCなどの情報機器であり、インターネットなどの通信ネットワーク9を介した通信機能を備える。端末1は、通信ネットワーク9を介してサーバ2にアクセスし、発電設備に関する権益の購入をサーバ2に指示する処理や、保有する資産(権益)に関する情報をサーバ2から受信して表示する処理、保有する権益の換金をサーバ2に指示する処理などを行う。図1の例において、端末1は、通信部11と、入力部12と、表示部13と、記憶部14と、処理部15を有する。
通信部11は、通信ネットワーク9を介して他の装置(サーバ2など)と通信を行うための装置であり、例えば所定の通信規格(無線LAN、イーサネット(登録商標)など)に準拠して通信を行う通信機器(ネットワークインターフェースカードなど)を含む。
入力部12は、ユーザの操作に応じた指示やその他の情報を処理部15に入力する。例えば、入力部12は、タッチパネル、タッチパッド、キーボード、マウス、ボタン、スイッチ、マイク、カメラなどの入力機能を備えた機器を少なくとも1つ含む。
表示部13は、処理部15において生成される映像信号に応じた映像を表示する装置であり、例えば液晶ディスプレイ、有機ELディスプレイ、プロジェクタなどの表示機器を含む。
記憶部14は、処理部15において実行されるプログラムPG1の命令や、処理部15による処理の過程で一時的に保存されるデータ、処理部15の処理に利用されるデータ、処理部15の処理の結果として得られたデータなどを記憶する。記憶部14は、例えば、主記憶装置(ROM、RAMなど)と補助記憶装置(フラッシュメモリ、SSD、ハードディスク、メモリカード、光ディスクなど)を含んでよい。記憶部14は、1つの記憶装置から構成されてもよいし、複数の記憶装置から構成されてもよい。記憶部14が複数の記憶装置から構成される場合、各記憶装置は、コンピュータのバスや他の任意の情報伝送手段を介して処理部15と接続される。
プログラムPG1は、コンピュータ読み取り可能な記録媒体(USBメモリ、メモリカード、光ディスク、その他の非一時的な有形の媒体)に記録されたものを図示しない読み取り装置から入力して記憶部14に記憶させてもよいし、通信部11において他の装置から受信したものを記憶部14に記憶させてもよい。
処理部15は、端末1の全体的な動作を統括的に司り、所定の情報処理を実行する。処理部15は、例えば、記憶部14に格納された1つ以上のプログラムPG1の命令に従って処理を実行する1つ以上のプロセッサ(CPU、MPU、DSPなど)を含む。処理部15は、記憶部14に格納されたプログラムPG1の命令を1つ以上のプロセッサが実行することにより、コンピュータとして動作する。
処理部15は、特定の機能を実現するように構成された1つ以上の専用のハードウェア(ASIC、FPGAなど)を含んでもよい。この場合、処理部15は、全ての処理をコンピュータにおいて実行してもよいし、少なくとも一部の処理を専用のハードウェアにおいて実行してもよい。
[サーバ2]
サーバ2は、通信ネットワーク9を介してアクセスする端末1からの要求に応じて、発電設備に関する権益を売買する処理や、発電設備の売電収入に応じた利益をユーザ(権益の保有者)に配分する処理などを行う。サーバ2は、例えばウェブサーバとして動作し、端末1で起動されたウェブブラウザによるアクセスを受け付ける。サーバ2は、データベース管理装置3の1以上のデータベースにアクセス可能であり、種々の情報をデータベース管理装置3のデータベースから取得する。図1の例において、サーバ2は、通信部21と、記憶部24と、処理部25を有する。
通信部21は、通信ネットワーク9を介して他の装置(端末1など)と通信を行うための装置であり、例えば所定の通信規格(無線LAN、イーサネット(登録商標)など)に準拠して通信を行う通信機器(ネットワークインターフェースカードなど)を含む。
記憶部24は、処理部25において実行されるプログラムPG2の命令や、処理部25による処理の過程で一時的に保存されるデータ、処理部25の処理に利用されるデータ、処理部25の処理の結果として得られたデータなどを記憶する。記憶部24は、例えば、主記憶装置(ROM、RAMなど)と補助記憶装置(フラッシュメモリ、SSD、ハードディスク、メモリカード、光ディスクなど)を含んでよい。記憶部24は、1つの記憶装置から構成されてもよいし、複数の記憶装置から構成されてもよい。記憶部24が複数の記憶装置から構成される場合、各記憶装置は、コンピュータのバスや他の任意の情報伝送手段を介して処理部25と接続される。
プログラムPG2は、コンピュータ読み取り可能な記録媒体(USBメモリ、メモリカード、光ディスク、その他の非一時的な有形の媒体)に記録されたものを図示しない読み取り装置から入力して記憶部24に記憶させてもよいし、通信部21において他の装置から受信したものを記憶部24に記憶させてもよい。
処理部25は、端末1の全体的な動作を統括的に司り、所定の情報処理を実行する。処理部25は、例えば、記憶部24に格納された1つ以上のプログラムPG2の命令に従って処理を実行する1つ以上のプロセッサ(CPU、MPU、DSPなど)を含む。処理部25は、記憶部24に格納されたプログラムPG2の命令を1つ以上のプロセッサが実行することにより、コンピュータとして動作する。サーバ2は、このような複数のコンピュータを含んでもよく、これらのコンピュータが任意の通信ネットワークを介して通信を行うことにより連携して処理を実行してもよい。
処理部25は、特定の機能を実現するように構成された1つ以上の専用のハードウェア(ASIC、FPGAなど)を含んでもよい。この場合、処理部25は、全ての処理をコンピュータにおいて実行してもよいし、少なくとも一部の処理を専用のハードウェアにおいて実行してもよい。
[データベース管理装置3]
データベース管理装置3は、各ユーザの排出活動履歴情報、排出削減活動履歴情報、発電設備に関する権益を売買する処理や、売電による利益を配分する処理に関連する情報を記憶した1つ以上のデータベースを有する。
サーバ2とデータベース管理装置3は、任意の通信回線(LAN、専用回線網、インターネットなど)を介して通信可能である。データベース管理装置3は、図2の例において、排出活動履歴データベース51、排出削減活動データベース53、発電設備データベース31と、ユーザデータベース32と、権益管理データベース33と、取引価格データベース34と、売却取引履歴データベース35と、買取取引履歴データベース36とを有する。例えばデータベース管理装置3は、これらのデータベースを構成する1つ以上のコンピュータを備えており、コンピュータの記憶装置を用いてデータベースの情報を記憶する。なお、サーバ2とデータベース管理装置3は、共通のコンピュータによって構成されていてもよい。以下の説明では、データベースを「DB」と省略して記載する場合がある。
排出活動履歴データベース51は、各ユーザ毎に、当該ユーザの排出活動履歴情報を記憶する。当該排出活動履歴情報は、サーバ2が当該ユーザの排出指標値を算出する際に用いられる。
排出削減活動データベース53は、各ユーザ毎に、当該ユーザの排出削減活動の履歴情報を記憶する。当該排出削減活動履歴情報は、サーバ2が当該ユーザの削減指標値を算出する際に用いられる。
発電設備DB31は、発電設備に関する情報(以下、「設備情報」と記す場合がある。)を検索可能に記憶する。発電設備DB31は、発電設備ごとに1つの設備情報を記憶する。
ユーザDB32は、発電設備の権益を購入して売電の利益を受け取るユーザに関する情報(以下、「ユーザ情報」と記す場合がある。)を検索可能に記憶する。ユーザDB32は、ユーザごとに1つのユーザ情報を記憶する。
ユーザ情報は、例えば以下の情報の少なくとも一部を含む。
・個々のユーザに割り当てたユーザ識別情報(シリアル番号など)
・システムにログインするための認証情報(ログイン用IDとパスワードなど)
・ユーザの氏名、年齢、性別
・ユーザの連絡先に関する情報(住所、電話番号、Eメールアドレスなど)
・ユーザが保有するポイント数
権益管理DB33は、発電設備の権益に関する情報(以下、「権益情報」と記す場合がある。)を検索可能に記憶する。権益管理DB33は、権益情報を発電設備ごとに1つ記憶す
取引価格DB34は、発電設備の権益をユーザに売却する価格に関する情報(以下、「売却額情報」と記す場合がある。)、及び、発電設備の権益をユーザから買い取る価格に関する情報(以下、「買取額情報」と記す場合がある。)を検索可能に記憶する。取引価格DB34は、発電設備ごとに1つの売却額情報と1つの買取額情報を記憶する。
売却額情報は、例えば以下の情報の少なくとも一部を含む。・1つの発電設備を示す情報(例えば発電設備識別情報)・連続する複数の所定期間と一対一に対応した複数の単位売却額
売却取引履歴DB35は、ユーザへ権益を売却する取引に関する情報(以下、「売却取引情報」と記す場合がある。)を検索可能に記憶する。売却取引履歴DB35は、ユーザへ権益を売却する取引ごとに1つの売却取引情報を記憶する。
買取取引履歴DB36は、ユーザから権益を買い取る取引に関する情報(以下、「買取取引情報」と記す場合がある。)を検索可能に記憶する。買取取引履歴DB36は、ユーザから権益を買い取る取引ごとに1つの買取取引情報を記憶する。
ここで、上述した構成を有する図1に示すシステムを利用する場合の各種処理の流れについてフローチャートを参照して説明する。
[排出指標値計算・表示処理]
図3は、図1に示す環境活動支援システム100の排出指標値計算・表示処理を説明するためのフローチャートである。
以下の処理は、プログラムPG2を処理部25で実行したサーバ2の処理と、プログラムPRG1を処理部15で実行した端末1の処理とを基に実現される。以下の例では、サーバ2が実行する場合を例示するが、各ステップの一部又は全部を端末1が実行してもよい。
ステップST11:
端末1からユーザにより排出指標値計算要求が入力されると、ステップST12に進む。
ステップST12:
サーバ2の処理部25は、端末1の表示部13に、ユーザとの間の対話形式で当該ユーザの活動を入力するための質問画面を表示する。ユーザは、当該質問画面を用いて、当該ユーザの排出指標値計算に必要な日々の活動情報を入力する。例えば、移動手段として飛行機、電車、自動車、自転車をどの程度利用するか。肉の消費量等のユーザが日々の生活で二酸化炭素をどの程度排出するかを計算する際に用いられる情報である。
ステップST13:
処理部25は、ステップST12で質問画面を用いたユーザによる質問入力が終了したかを判断し、終了したと判断した場合にステップST14に進む。
ステップST14:
処理部25は、ステップST12でユーザによって入力された二酸化炭素排出に係る活動情報と、予め二酸化炭素排出活動に対して対応付けられた二酸化炭素排出量とを基に、当該ユーザが排出する二酸化炭素の排出指標値を計算する。当該排出指標値の対象とする期間は、日、週、月、年等、特に限定されない。
ステップST15:
処理部25は、端末1の表示部13に、ステップST14で計算した排出指標値を表示する。
図4は、端末1の表示部13における排出指標値の表示画面の一例を説明するための図である。
例えば、図4に示すように、端末1の表示部13には、当該ユーザの二酸化炭素の排出指標値を含む画面が表示される。当該画面の上にあるアイコン「削減指標値」、「アクション数」を指定操作するとこれに対応する画面に遷移する。
また、図4に示す画面の下には、二酸化炭素排出削減活動(各種活動項目)の実行をするための指示、予定又は実行結果の入力を行うための複数のアイコンが表示される。
[削減指標値計算・表示処理]
図5は、図1に示す環境活動支援システム100の削減指標値計算・表示処理を説明するためのフローチャートである。
以下の処理は、プログラムPG2を処理部25で実行したサーバ2の処理と、プログラムPRG1を処理部15で実行した端末1の処理とを基に実現される。以下の例では、サーバ2が実行する場合を例示するが、各ステップの一部又は全部を端末1が実行してもよい。
ステップST21:
処理部25は、端末1の表示部13に酸化炭素排出削減活動に対応した活動項目を指定するための排出量削減活動指定用表示を行う。ここで、二酸化炭素排出削減活動は、例えば、発電設備についての権益に関する権利購入、環境に関する記事(文字や動画)を読む、投資を行う、エコ商品購入、イベント参加(チケット購入)、環境に関するアクション実行の宣言(環境によいアクション実行を宣言、他ユーザのアクションを応援等)、キャンペーンへの応募の少なくとも一つの活動である。
また、より環境負荷の低い移動手段への変更(例えば、車の利用をせずに、徒歩や自転車での移動に変更する等)も対象になる。
ステップST22:
ユーザが、ステップST21で表示された排出量削減活動指定用表示上で活動を実行するための指示、実行予定又は実行した活動項目を選択(指定)すると、ステップST23に進む。
ステップST23:
処理部25は、ステップST22で選択された活動項目と、予め二酸化炭素排出削減活動に対応付けられた二酸化炭素削減量とを基に、削減指標値を計算する
当該削減指標値は、例えば、1単位が、二酸化炭素削減量1g分等で定義され、所定の機関が規定する環境価値と1対1で紐づける。
ステップST24:
処理部25は、端末1の表示部13に、ステップST23で計算した削減指標値を表示する。
図6は、端末1の表示部13における削減指標値の表示画面の一例を説明するための図である。
例えば、図6に示すように、二酸化炭素排出削減活動(各種活動項目)の実行をするための指示、予定又は実行結果の入力を行うための複数のアイコンを前記画面に表示する。
当該アイコンがユーザ操作によって指定されると、当該アイコンに対応付けられた二酸化炭素排出削減活動に係る環境価値提供者装置5と通信を行い、環境価値提供者装置5が提供するサービス処理を利用できる。
[二酸化炭素排出削減活動のアクション回数計数・表示処理]
図7は、図1に示す環境活動支援システム100の二酸化炭素排出削減活動のアクション回数計数・表示処理を説明するためのフローチャートである。
以下の処理は、プログラムPG2を処理部25で実行したサーバ2の処理と、プログラムPRG1を処理部15で実行した端末1の処理とを基に実現される。以下の例では、サーバ2が実行する場合を例示するが、各ステップの一部又は全部を端末1が実行してもよい。
ステップST31:
処理部25は、例えば、図5に示すステップST22等で二酸化炭素排出削減活動が選択されると、ステップST32に進む。
ステップST32:
処理部25は、当該ユーザについてのアクション計数履歴情報を基に、当該ユーザのアクション回数計数(更新)する。
ステップST33:
処理部25は、端末1の表示部13に、ステップST32で計数したアクション回数を表示する。
図8は、端末1の表示部13におけるアクション回数の表示画面の一例を説明するための図である。
処理部25は、図8に示すように当該ユーザが二酸化炭素排出削減活動を行った回数をアクション回数として表示する。
以上説明したように、環境活動支援システム100によれば、各ユーザが、二酸化炭素の排出指標値を知ることができると共に、自らが行った排出量削減活動に応じた削減指標値を知ることができる。
これにより、ユーザが自らの排出指標値に相当する削減指標値を得るように、排出量削減活動をしようとするインセンティブを高めることができる。また、自分が排出した二酸化炭素の量のうち、どのくらいを削減活動で削減できたかを知ることができる。
このように、ユーザ自らが日々の活動に応じた二酸化炭素の排出指標値と、自らが行った排出量削減活動に応じた削減指標値とを容易に把握することでき、自らの日々の活動のうち二酸化炭素を排出する活動を減らし、且つ、二酸化炭素の排出力削減活動を増やす行動をとることを促進でき、環境問題に適切に対処できる。
また、ユーザは、自らの削減指標値をアピールすることができる。
<その他の実施形態>
図5に示す削減指標値計算で算出した削減指標値は、環境価値として所定の認証機関が発行する環境価値1対1で紐づくようにしてもよい。
環境活動支援システム100の運営会社が環境価値を購入又は取得し、その裏付けがあるものとして扱う。環境価値は、運営会社が所有する。
そして、環境活動支援システム100内で削減指標値を利用した場合に、環境価値の無効化処理を行うようにしてもよい。なお、環境価値側では、誰が買って、誰がもっているかが管理される。
環境価値制度とは、例えば省エネルギー設備の導入や再生可能エネルギーの利用による二酸化炭素等の排出削減量や、適切な森林管理による二酸化炭素等の吸収量を「クレジット」として所定の機関(国等)が認証する制度である。
本制度の一例は、国内クレジット制度とオフセット・クレジット(J-VER)制度が発展的に統合した制度で、国により運営されている。
環境活動支援システム100が提供するサービスが増え、ユーザー数が増えると、関係法人からの広告費や利用料を徴収してもよい。
<二酸化炭素排出削減活動の一例>
図1に示すシステムでは、1つの発電設備に関する権益を複数に分割して複数のユーザに販売することが可能である。すなわち、1つの発電設備に関する複数の分割された権益を複数のユーザが保有可能である。1つの発電設備に関する1つの分割された権益を保有するユーザは、この発電設備の売電収入から得られる利益のうち、分割の割合(分譲割合とも呼ばれる)に相当する分の利益を受け取ることができる。例えば、1つの発電設備に関する1%の権益を保有するユーザは、この発電設備の売電収入から得られる利益のうち、1%分の利益を受け取ることができる。
1つの発電設備に関する分割された権益は、この発電設備の発電容量から分譲された一部の発電容量(以下「分譲発電容量」と記す場合がある。)についての権益と見なすことができる。すなわち、1つの発電設備に関する権益の分割の割合は、この発電設備の発電容量に対する分譲発電容量の割合(以下、「分譲割合」と記す場合がある。)とみなすことができる。例えば100[kW]の発電容量を持つ発電設備に関する1%の権益は、この発電設備における1[kW]の分譲発電容量についての権益とみなすことができる。発電設備の発電容量は既知であるため、1つの発電設備についての分譲発電容量を指定することは、この発電設備に関する権益の分割の割合(分譲割合)を指定することと等価になる。
一例において、図2に示すシステムでは、発電設備に関する権益の取引の単位として、分譲発電容量が用いられる。すなわち、1つの発電設備に関する権益を売買する場合、売買する権益の内容を表すために分譲発電容量が用いられる。発電設備の売電収入は、発電設備の能力や環境などに応じて変わるものの、大まかには発電容量によって決まる。そのため、権益に基づいて売電収入から得られる利益は、分譲発電容量によって大体決まる。従って、権益の取引の単位として分譲発電容量を用いることにより、売電収入から得られる利益の見当を付けやすくなる。
発電設備の売電収入は、所定期間ごと(例えば1か月ごと)に精算されて確定し、電力会社等から支払われる。所定の期間ごとに得られる売電収入から、所定の管理費(発電設備の保守費用、保険費用、事務処理費用など)を差し引くことにより、発電設備が所定期間ごとに生み出した利益が算出される。サーバ2は、発電設備に関する権益を保有する各ユーザに対して、この利益を配分する処理を行う。各ユーザに配分する利益は、例えば所定の通貨でもよいし、通貨と同等な交換価値を持つ他の財物(電子マネー、ギフト券、電子的に付与されるポイント、仮想通貨など)でもよい。
また、本実施形態に係るサーバ2は、売電収入から得られる利益として、発電設備に関する上述した権益(分譲発電容量)を配分することが可能である。権益(分譲発電容量)を売電の利益としてユーザに配分する場合、例えばサーバ2は、発電設備ごとに予め定めた単位売却額に応じて分譲発電容量を算出する。単位売却額は、発電容量のうちの単位発電容量(例えば1[W])を分譲発電容量とする権益をユーザへ売却した場合の売却額であり、発電設備ごとに予め定められている。サーバ2は、ユーザに配分すべき利益の金額(収益額)と、この単位売却額とに基づいて、ユーザに利益として配分する権益の分譲発電容量を算出する。
なお、発電設備を投資目的で使用する使用期間が設定されている場合、使用期間の終了後には発電設備の解体、撤去などが必要になることがある。例えば産業用の太陽光発電所の場合、固定価格買取制度において固定価格での電力の買取を義務付けられている期間が20年間であるため、投資目的の使用期間も20年間以内に設定されることが多い。そのため、サーバ2は、上述した単位売却額を、所定の使用期間内で徐々に減少するように定めてもよい。
なお、本発明は上述した実施形態にのみ限定されるものではなく、種々のバリエーションを含んでいる。
例えば、上述した実施形態におけるデータベースの構成は一例であり、本実施形態の処理を実現可能な別の構成のデータベースを採用してもよい。
また、図1に示す環境価値提供者が行うサービスは一例であり、これに限定あれるものではない。
また、図3,図5及び図7に示す処理、並びに図4,図6及び図8に示す画面は一例であり、これに限定されるものではない。
1…端末、5…環境価値提供者装置,11…通信部、12…入力部、13…表示部、14…記憶部、15…処理部、2…サーバ、21…通信部、24…記憶部、25…処理部、3…データベース管理装置、31…発電設備DB、32…ユーザDB、33…権益管理DB、34…取引価格DB、35…売却取引履歴DB、36…買取取引履歴DB、51…排出活動履歴データベース,53…排出削減活動データベース,9…通信ネットワーク,100…環境活動支援システム,111…個人,113…環境価値提供者


Claims (11)

  1. ユーザの二酸化炭素排出量の指標となる排出指標値を計算する第1の工程と、
    前記ユーザの二酸化炭素排出削減活動による二酸化炭素削減量の指標となる削減指標値を計算する第2の工程と、
    前記第1の工程で計算した前記排出指標値と、前記第2の工程で計算した前記削減指標値とを前記ユーザが使用する端末装置の画面に表示する第3の工程と
    をコンピュータに実行させる二酸化炭素排出削減活動支援方法。
  2. 前記ユーザの前記二酸化炭素排出削減活動のアクション回数を計数する第4の工程と、
    前記第4の工程で計数した前記アクション回数を前記画面に表示する第5の工程と
    を前記コンピュータに実行させる請求項1に記載の二酸化炭素排出削減活動支援方法。
  3. 前記第1の工程は、前記端末装置の画面上の表示を基に、前記ユーザと対話形式で入力された前記ユーザの二酸化炭素排出に係る排出活動情報と、予め二酸化炭素の排出活動に対して対応付けられた二酸化炭素排出量とを基に前記排出指標値を計算する
    請求項1又は請求項2に記載の二酸化炭素排出削減活動支援方法。
  4. 前記二酸化炭素排出削減活動は、発電設備についての権益に関する権利購入、環境に関する記事を読む、環境に関する投資、エコ商品購入、イベント参加、環境に関するアクション実行の宣言、キャンペーンへの応募の少なくとも一つの活動であり、
    前記第2の工程は、
    前記端末装置の画面に表示された前記二酸化炭素排出削減活動に対応した活動項目を前記ユーザが選択し、当該選択された活動項目と、予め二酸化炭素排出削減活動に対応付けられた二酸化炭素削減量とを基に、前記削減指標値を計算する
    請求項1~3のいずれかに記載の二酸化炭素排出削減活動支援方法。
  5. 前記二酸化炭素排出削減活動の実行をするための指示、予定又は実行結果の入力を行うための複数のアイコンを前記画面に表示する
    請求項4に記載の二酸化炭素排出削減活動支援方法。
  6. 前記アイコンが指定されると、当該アイコンに対応付けられた前記二酸化炭素排出削減活動に係る環境価値提供者装置と通信を行う工程
    を前記コンピュータに実行させる請求項5に記載の二酸化炭素排出削減活動支援方法。
  7. 前記ユーザに発行した前記削減指標値に対応した環境価値を、所定の機関から購入又は取得するための処理を行う
    請求項1~6のいずれかに記載の二酸化炭素排出削減活動支援方法。
  8. 前記削減指標値を他の商品又はサービスの価値と交換可能にする
    請求項7に記載の二酸化炭素排出削減活動支援方法。
  9. 前記発電設備についての権益に関する権利購入は、
    発電設備で発電された電力の売電収入に応じた利益を受け取る権益を保有する複数のユーザに、前記利益を配分するサービスであって、
    当該サービスを実行する1以上のコンピュータは、1以上のデータベースにアクセス可能であり、
    前記1以上のデータベースは、
    各前記発電設備について各前記ユーザが保有する前記権益に関する権益情報と、
    各前記発電設備の前記権益を前記ユーザに売却する場合の売却額に関する売却額情報とを記憶しており、
    前記権益情報は、一の前記発電設備について一の前記ユーザが保有する前記権益に関する情報として、当該一の発電設備が持つ発電容量のうち、当該一のユーザへ分譲された分譲発電容量に関する情報を含み、
    前記売却額情報は、一の前記発電設備の前記売却額に関する情報として、当該一の発電設備が持つ前記発電容量のうちの単位発電容量を前記分譲発電容量とする前記権益を前記ユーザへ売却する場合の金額である単位売却額に関する情報を含み、
    前記分譲発電容量が前記発電容量に占める割合を、分譲割合と呼び、
    前記1以上のコンピュータが実行する前記方法は、
    前記売電収入を示す売電収入情報を取得する第6工程と、
    前記売電収入情報と、前記売電収入情報が示す前記売電収入が得られた前記発電設備について各前記ユーザが持つ前記権益の前記権益情報とに基づいて、前記売電収入のうちの前記分譲割合に相当する分の金額に応じた収益額を前記ユーザ毎に取得する第7工程と、
    前記権益の売却が可能な少なくとも1つの前記発電設備の前記売却額情報に基づいて、前記権益の前記売却額が前記収益額に相当する金額となる前記分譲発電容量を前記ユーザ毎に取得する第8工程と、
    前記ユーザ毎に取得した前記分譲発電容量についての前記権益が各前記ユーザに前記利益として配分されるように、各前記ユーザが保有する前記権益に関する前記権益情報を更新する第9工程とを有する、
    請求項4に記載の二酸化炭素排出削減活動支援方法。
  10. ユーザの二酸化炭素排出量の指標となる排出指標値を計算する第1の手段と、
    前記ユーザの二酸化炭素排出削減活動による二酸化炭素削減量の指標となる削減指標値を計算する第2の手段と、
    前記第1の手段が計算した前記排出指標値と、前記第2の手段が計算した前記削減指標値とを前記ユーザが使用する端末装置の画面に表示する第3の手段と
    をコンピュータに実行させる二酸化炭素排出削減活動支援装置。
  11. ユーザの二酸化炭素排出量の指標となる排出指標値を計算する第1の工程と、
    前記ユーザの二酸化炭素排出削減活動による二酸化炭素削減量の指標となる削減指標値を計算する第2の工程と、
    前記第1の工程で計算した前記排出指標値と、前記第2の工程で計算した前記削減指標値とを前記ユーザが使用する端末装置の画面に表示する第3の工程と
    をコンピュータに実行させるプログラム。
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