JP2023121538A - サーバ装置及び端末装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】回収の見込みが高い資金を提供することができるサーバ装置及び端末装置を提供する。【解決手段】店舗の選択を端末装置3から受け付ける受付部と、店舗に提供可能な資金提供金額及び過去に提供した資金提供金額の利用状況を含む資金提供情報を端末装置3に表示させる第一表示制御部と、資金提供金額を算出するための売上情報を端末装置3に表示させる第二表示制御部と、を備えるサーバ装置2。【選択図】図1

Description

本発明は、サーバ装置及び端末装置に関する。
クレジットカード会社等では、顧客から利用額を回収できないというリスクを避けるために利用限度額を設けている。他方、利用限度額を低く設定しすぎると、カード会社等の収益が上がらなくなってしまう。
下記特許文献1には、顧客の所定期間の利用額に基づいて、期待収益が最大となるように利用限度額を決定する方法が記載されている。この方法では、顧客の所定期間の利用額とその利用額が所定期間に利用される確率とを対応付けた利用額確率分布を用い、その確率分布において期待される収益が最大となるように、所定期間における利用限度額を決定している。
特開2015-132880号公報
しかしながら、特許文献1の方法では、利用額の確率分布に基づいて収益を決定するため、確率分布にそぐわない利用がなされた場合等には、カード会社等が不利益を被るおそれがある。
本発明は、上述した課題を解決するためになされたものであり、回収の見込みが高い資金を提供することができるサーバ装置及び端末装置を提供することを目的の一つとする。
本発明の一態様であるサーバ装置は、店舗の選択を端末装置から受け付ける受付部と、店舗に提供可能な資金提供金額及び過去に提供した資金提供金額の利用状況を含む資金提供情報を端末装置に表示させる第一表示制御部と、資金提供金額を算出するための売上情報を端末装置に表示させる第二表示制御部と、を備える。
本発明の他の態様である端末装置は、所定の店舗に提供可能な資金提供金額及び過去に提供した資金提供金額の利用状況を含む資金提供情報を表示する第一表示部と、第一表示部により表示される資金提供金額を算出するための売上情報を表示する第二表示部と、を備える。
本発明によれば、回収の見込みが高い資金を提供することができるサーバ装置及び端末装置を提供することが可能となる。
実施形態に係るサーバ装置及び端末装置を含む情報処理システムの構成を例示する図である。 図1に示すサーバ装置の構成を例示するブロック図である。 図1に示す端末装置の構成を例示するブロック図である。 マイページ画面を例示する図である。 マイページ画面を例示する図である。 ダッシュボード画面を例示する図である。 ダッシュボード画面を例示する図である。 ダッシュボードに表示する店舗を決定するための条件を例示する図である。 マイページに表示する店舗を決定するための条件を例示する図である。 マイページ及びダッシュボードを更新する際の動作の一例を説明するためのフローチャートである。 更新通知メールを例示する図である。 マイページやダッシュボードを端末装置に表示させる際の動作の一例を説明するためのフローチャートである。 図12に示す表示処理の詳細を説明するためのフローチャートである。
以下、本発明の実施形態について図面を参照しつつ詳細に説明する。なお、同一の要素には同一の符号を付し、重複する説明を省略する。
図1は、本発明の一実施形態に係るサーバ装置及び端末装置を含む情報処理システムの構成図である。同図に示すように、情報処理システム1は、サーバ装置2と、端末装置3とを備える。ネットワークNは、サーバ装置2と端末装置3との間で相互に情報を送受信可能な通信網を含む。通信網は、例えば、インターネット、LAN、専用線、電話回線、企業内ネットワーク、移動体通信網、ブルートゥース(登録商標)、WiFi(Wireless Fidelity)、その他の通信回線、それらの組み合わせ等のいずれであってもよく、有線であるか無線であるかを問わない。
端末装置3は、例えば、ユーザが使用するPC(パーソナルコンピュータ)端末であり、ネットワークNを介してサーバ装置2と通信できるように構成される。なお、端末装置3は、PC端末に限定されず、例えば、ノートPC、スマートフォン、タブレット端末、携帯情報端末(PDA)、その他の端末装置であってもよい。
サーバ装置2は、例えば、演算処理能力の高いコンピュータによって構成され、そのコンピュータにおいて所定のサーバ用プログラムが動作することにより、サーバ機能を実現するものである。ここで、サーバ装置2を構成するコンピュータは、必ずしも1台である必要はなく、ネットワークN上に分散する複数のコンピュータから構成されてもよい。
図2に示すように、サーバ装置2は、例えば、制御部21と、記憶部22と、通信部23とを備える。
制御部21は、例えばCPU等のプロセッサである。制御部21は、記憶部22に記憶されているプログラム221を実行することにより、サーバ装置2の各種機能を実現する。
サーバ装置2の制御部21が実現する各種機能には、例えば、端末装置3からの指示を受け付ける受付部、端末装置3に後述するマイページを表示させる第一表示制御部、端末装置3に後述するダッシュボードを表示させる第二表示制御部、各種のデータを算出する算出部、マイページやダッシュボードに表示させるデータを決定する決定部、マイページやダッシュボードに表示されるデータを更新する更新部、及び端末装置3にメール等を送信する送信部としての機能が含まれる。
記憶部22は、例えばディスクドライブ又は半導体メモリ等のコンピュータ読み取り可能な記録媒体である。記憶部22には、例えば、サーバ装置2の各種機能を実現するためのプログラム221や、そのプログラム221で使用される各種のデータ等が格納される。
各種のデータには、例えば、ユーザ情報222が含まれる。ユーザ情報222には、例えば、ログイン情報、ユーザ基本情報、店舗情報、売上情報、資金提供情報等が含まれる。各情報について以下に説明する。
ログイン情報には、ユーザを特定するユーザID及びパスワード等が含まれる。ユーザ基本情報には、連絡先等のユーザに関する情報が含まれる。店舗情報には、ユーザが経営する店舗に関する情報が含まれる。
売上情報には、各店舗の売上に関するデータ(過去の履歴を含む)が含まれる。売上に関するデータ(全体売上情報)には、例えば、キャッシュレス決済での売上データ(キャッシュレス売上情報)や、キャッシュレス決済以外での売上データ等が含まれる。
資金提供情報には、ユーザに提供された資金に関するデータ(過去の履歴を含む)が含まれる。資金に関するデータには、例えば、ユーザが締結した契約に関するデータや、ユーザの資金受取りに関するデータ、ユーザの資金返済に関するデータが含まれる。
通信部23は、通信インタフェースであり、ネットワークNに接続して、ネットワークN上の他の端末と通信する機能を有する。通信は、無線通信であってもよいし、有線通信であってもよい。
図3に示すように、端末装置3は、例えば、制御部31と、記憶部32と、通信部33と、入力部34と、表示部35とを備える。
制御部31は、例えばCPU等のプロセッサである。制御部31は、記憶部32に記憶されているプログラム321を実行することにより、端末装置3の各種機能を実現する。
端末装置3の制御部31が実現する各種機能には、例えば、後述するマイページを表示する第一表示部、後述するダッシュボードを表示する第二表示部、及びサーバ装置2からのメール等を受信する受信部としての機能が含まれる。
記憶部32は、例えばディスクドライブ又は半導体メモリ等のコンピュータ読み取り可能な記録媒体である。記憶部32には、例えば、端末装置3の各種機能を実現するためのプログラム321や、そのプログラム321で使用される各種のデータ等が格納される。プログラム321には、例えばWebブラウザが含まれる。
通信部33は、通信インタフェースであり、ネットワークNに接続して、ネットワークN上の他の端末と通信する機能を有する。通信は、無線通信であってもよいし、有線通信であってもよい。
入力部34は、ユーザからの入力を受け付ける入力用インタフェースである。入力部34として、例えば、タッチパネル、キーボード、マウス、マイク等を用いることができる。
表示部35は、画像や画面等を表示する表示用インタフェースである。表示部35として、例えば、有機ELディスプレイ、液晶ディスプレイ等を用いることができる。
端末装置3のユーザは、一つ以上の店舗を経営するユーザである。サーバ装置2は、ユーザが経営するそれぞれの店舗における売上情報を管理する。売上情報には、キャッシュレス決済での売上データと、キャッシュレス決済以外での売上データと、が含まれる。
端末装置3のユーザは、店舗の売上情報に基づいて設定される利用限度額(最大資金提供額)の範囲内で、ユーザが必要とする必要金額(資金提供金額)の提供を受けるための契約を、サーバ装置2に申し込むことができる。利用限度額や、ユーザが選択する必要金額は、店舗の売上情報に基づいて決定することができるが、店舗の売上情報のうち、キャッシュレス決済での売上データに基づいて決定することがより好ましい。
契約したユーザは、店舗におけるキャッシュレス決済による収益から必要金額の一部又は全額が差し引かれた金額を受け取ることで、契約した必要金額を返済することになる。つまり、ユーザは、店舗の収益から必要金額を前借りすることになる。
複数店舗を経営するユーザに対し、一つの契約が成立すると、その契約の支払いが完了するまでは、他の契約を申し込むことができないように制限してもよい。
サーバ装置2は、ユーザからの申し込みを受け付けると、申込内容の確認処理を実行する。サーバ装置2は、申込内容に問題がない場合に、例えば、ユーザに確認結果を通知するメールを送信する処理、及びユーザの振込先口座に必要金額を振り込むように依頼する振込依頼処理を実行する。
サーバ装置2は、端末装置3のユーザに対し、マイページとダッシュボードとを提示する機能を有する。マイページには、例えば、必要金額の提供を受ける契約を申し込む機能、及び過去の利用履歴を表示する機能等が含まれる。ダッシュボードには、例えば、ユーザの店舗における毎月の売上額の推移状況を示すデータやグラフを表示する機能等が含まれる。サーバ装置2にアクセスする端末装置3の表示部35に表示されるマイページ及びダッシュボードについて、図面を参照して以下に説明する。
図4は、契約前のユーザに対して表示されるマイページMPの画面例である。マイページMPは、画面上部にあるマイページ用のタブTmを選択することで表示できる。
マイページMPには、店舗選択用プルダウンSmで選択された店舗の情報が表示される。店舗選択用プルダウンSmには、端末装置3のユーザが経営する店舗のリストが表示される。ユーザは、店舗選択用プルダウンSmの店舗リストから所望の店舗を選択することで、マイページMPに表示する店舗の情報を決定する。
マイページMPには、例えば、契約申込欄CAと、利用履歴表示欄UHとが表示される。
契約申込欄CAは、ユーザが契約を申し込む際に利用する欄である。契約申込欄CAには、例えば、申込内容表示欄CAaと、必要金額選択欄CAbと、引落率/引落完了期間選択欄CAcと、契約申込ボタンCAdと、が表示される。
申込内容表示欄CAaには、例えば、必要金額選択欄CAbで選択された必要金額と、引落率/引落完了期間選択欄CAcで選択された内容に対応する引落完了月及びサービス利用料金と、が表示される。
必要金額選択欄CAbに選択肢として表示される各必要金額は、店舗の売上情報に基づいて、サーバ装置2が決定する。図4には、選択可能な必要金額として、20万円、35万円、40万円、75万円、95万円及び100万円が表示され、それらのうち20万円を選択した状態が例示されている。
引落率/引落完了期間選択欄CAcには、引落率と引落完了期間との組み合わせパターンが選択肢として表示される。引落率は、店舗の収益に対して返済額が占める割合であり、引落完了期間は、ユーザが返済額を全額返済するのに要する月数である。
引落率/引落完了期間選択欄CAcに選択肢として表示される組み合わせパターンは、必要金額選択欄CAbで選択された必要金額、及び店舗の売上情報に基づいて、サーバ装置2が決定する。図4には、選択可能な引落率と引落完了期間との組み合わせとして、90%と1ヶ月との組み合わせ、及び20%と5ヶ月との組み合わせが表示され、それらのうち90%と1ヶ月との組み合わせを選択した状態が例示されている。
90%と1ヶ月との組み合わせは、店舗の収益の90%を目安にして返済すると、返済期間の目安が1ヶ月になる場合の返済パターンである。20%と5ヶ月との組み合わせは、店舗の収益の20%を目安にして返済すると、返済期間の目安が5ヶ月になる場合の返済パターンである。
利用履歴表示欄UHは、ユーザの過去の利用状況を表示する欄である。利用履歴表示欄UHには、例えば、日付、金額、及び利用種別を示すアイコンが表示され、ユーザが必要金額を受け取った履歴、及び店舗の収益から返済額が引き落とされた履歴が表示される。
図5は、契約中のユーザに対して表示されるマイページMPの画面例である。図5のマイページMPが、図4のマイページMPと異なる点は、図4の契約申込欄CAの替りに、図5の契約状況表示欄CDを表示する点である。したがって、以下では、図5の契約状況表示欄CDについて説明する。
契約状況表示欄CDは、ユーザが締結した契約の状況に関する情報を表示する欄である。契約状況表示欄CDには、例えば、残りの引落金額、累計の引落金額、契約の進行状況、初回引落日、初回引落金額、残りの引落回数、及び引落完了月が表示される。契約の進行状況には、例えば、申込み、当社確認、結果通知(メール)、入金、引落し等のステータスが含まれる。
図6は、ユーザに対して表示されるダッシュボードDBの画面例である。ダッシュボードDBは、画面上部にあるダッシュボード用のタブTdを選択することで表示できる。
ダッシュボードDBには、店舗選択用プルダウンSdで選択された店舗の情報が表示される。店舗選択用プルダウンSdには、端末装置3のユーザが経営する店舗のリストが表示される。ユーザは、店舗選択用プルダウンSdの店舗リストから所望の店舗を選択することで、ダッシュボードDBに表示する店舗の情報を決定する。
ダッシュボードDBには、例えば、データ表示欄DDと、グラフ表示欄GDとが設けられる。
データ表示欄DDは、選択された店舗の月毎の売上情報を表示する欄である。月毎の売上情報には、例えば、店舗全体の売上データOSと、キャッシュレス決済での売上データCSと、キャッシュレス比率CRとが含まれる。この月毎の売上情報に、例えば、全体の売上データOSの前年同月比や、キャッシュレス決済での売上データCSの前年同月比をさらに含めてもよい。
グラフ表示欄GDは、データ表示欄DDに表示されるデータをグラフにして表示する欄である。グラフには、例えば、棒グラフや折れ線グラフが含まれる。
グラフ表示欄GDの上部には4つの選択ボタンBa、Bb、Bc、Bdが設けられており、選択されたボタンに対応するデータがグラフ化されてグラフ表示欄GDに表示される。選択ボタンBaを選択すると、店舗全体の売上データOSの棒グラフが月毎に表示される。選択ボタンBbを選択すると、キャッシュレス決済での売上データCSの棒グラフが月毎に表示される。選択ボタンBcを選択すると、キャッシュレス比率CRの月毎の推移を示す折れ線グラフが表示される。選択ボタンBdを選択すると、前年同月データとの比較を表す線グラフが表示される。
図6では、3つの選択ボタンBa、Bb、Bcが選択され、それら選択されたボタンに対応するデータがグラフ化されている。OS1は、2021年1月の店舗全体の売上データに対応する棒グラフであり、OS11は、2021年11月の店舗全体の売上データに対応する棒グラフである。CS1は、2021年1月のキャッシュレス決済での売上データに対応する棒グラフであり、CS11は、2021年11月のキャッシュレス決済での売上データに対応する棒グラフである。CR3は、2021年3月のキャッシュレス比率に対応する折れ線グラフ上の点であり、CR11は、2021年11月のキャッシュレス比率に対応する折れ線グラフ上の点である。
図7は、4つの選択ボタンBa、Bb、Bc、Bdが全て選択された場合に表示されるダッシュボードDBの画面例である。
選択ボタンBdが選択されると、データ表示欄DD及びグラフ表示欄GDの双方に、前年同月のデータが併せて表示される。前年同月のデータは、当月のデータと比較しやすくするために、当月のデータに並べて表示することが好ましい。
データ表示欄DDには、選択された店舗における月毎のそれぞれの売上情報の下段に並べて、対応する前年同月の売上情報が表示されている。
グラフ表示欄GDには、選択された店舗における月毎のそれぞれの売上情報を表すグラフの左側に並べて、対応する前年同月の売上情報を表すグラフが表示されている。例えば、2021年1月の売上情報S1を表すグラフの左側に並べて、2020年1月の売上情報S1pを表すグラフが表示されている。同様に、2021年11月の売上情報S11を表すグラフの左側に並べて、2020年11月の売上情報S11pを表すグラフが表示されている。
次に、図8を参照して、マイページMPからダッシュボードDBに遷移した場合に、ダッシュボードDBにデフォルトで表示される店舗について、(1)契約前と(2)契約中とにわけて説明する。
(1)契約前
マイページMPの店舗選択用プルダウンSmで店舗が選択され、かつダッシュボードDBの店舗選択用プルダウンSdでも店舗が選択されている場合には、ダッシュボードDBで選択されている店舗を、ダッシュボードDBにデフォルトで表示させる。
マイページMPの店舗選択用プルダウンSmで店舗が選択されているが、ダッシュボードDBの店舗選択用プルダウンSdでは店舗が選択されていない場合には、マイページMPで選択されている店舗を、ダッシュボードDBにデフォルトで表示させる。
マイページMPの店舗選択用プルダウンSmで店舗が選択されていないが、ダッシュボードDBの店舗選択用プルダウンSdでは店舗が選択されている場合には、ダッシュボードDBで選択されている店舗を、ダッシュボードDBにデフォルトで表示させる。
マイページMPの店舗選択用プルダウンSmで店舗が選択されておらず、かつダッシュボードDBの店舗選択用プルダウンSdでも店舗が選択されていない場合には、優先順位ルールに従って定まる店舗を、ダッシュボードDBにデフォルトで表示させる。
優先順位ルールとして、例えば、以下の優先順位一から優先順位四までのルールを定めることができる。
優先順位一:ユーザの店舗のうち過去の契約数が最も多い店舗
優先順位二:優先順位一に該当する店舗が複数ある場合には、それらの店舗のうち過去の最大資金提供額が最も高い店舗
優先順位三:優先順位二に該当する店舗が複数ある場合には、それらの店舗のうち過去の最大引落期間が最も長い店舗
優先順位四:優先順位三に該当する店舗が複数ある場合には、それらの店舗のうち店舗番号が最も小さい店舗
(2)契約中
マイページMPの店舗選択用プルダウンSmで店舗が選択され、かつダッシュボードDBの店舗選択用プルダウンSdでも店舗が選択されている場合には、ダッシュボードDBで選択されている店舗を、ダッシュボードDBにデフォルトで表示させる。
マイページMPの店舗選択用プルダウンSmで店舗が選択されているが、ダッシュボードDBの店舗選択用プルダウンSdでは店舗が選択されていない場合には、マイページMPで選択されている店舗を、ダッシュボードDBにデフォルトで表示させる。
契約中であるにもかかわらず、マイページMPの店舗選択用プルダウンSmで店舗が選択されていない状態は想定されておらず、対象が無いため、このような状態は条件設定の対象からも除外する。
図9を参照して、ダッシュボードDBからマイページMPに遷移した場合に、マイページMPにデフォルトで表示される店舗について、(1)契約前と(2)契約中とにわけて説明する。
(1)契約前
ダッシュボードDBの店舗選択用プルダウンSdで店舗が選択され、かつマイページMPの店舗選択用プルダウンSmでも店舗が選択されている場合には、マイページMPで選択されている店舗を、マイページMPにデフォルトで表示させる。
ダッシュボードDBの店舗選択用プルダウンSdで店舗が選択されているが、マイページMPの店舗選択用プルダウンSmでは店舗が選択されていない場合には、ダッシュボードDBで選択されている店舗を、マイページMPにデフォルトで表示させる。
ダッシュボードDBの店舗選択用プルダウンSdで店舗が選択されていないが、マイページMPの店舗選択用プルダウンSmでは店舗が選択されている場合には、マイページMPで選択されている店舗を、マイページMPにデフォルトで表示させる。
ダッシュボードDBの店舗選択用プルダウンSdで店舗が選択されておらず、かつマイページMPの店舗選択用プルダウンSmでも店舗が選択されていない場合には、優先順位ルールに従って定まる店舗を、マイページMPにデフォルトで表示させる。優先順位ルールは、上述したルールと同じである。
(2)契約中
ダッシュボードDBの店舗選択用プルダウンSdで店舗が選択され、かつマイページMPの店舗選択用プルダウンSmでも店舗が選択されている場合には、マイページMPで選択されている店舗を、マイページMPにデフォルトで表示させる。
ダッシュボードDBの店舗選択用プルダウンSdで店舗が選択されていないが、マイページMPの店舗選択用プルダウンSmでは店舗が選択されている場合には、マイページMPで選択されている店舗を、マイページMPにデフォルトで表示させる。
契約中であるにもかかわらず、マイページMPの店舗選択用プルダウンSmで店舗が選択されていない状態は想定されておらず、対象が無いため、このような状態は条件設定の対象からも除外する。
次に、図10を参照し、サーバ装置2が売上データに基づいてマイページ及びダッシュボードを更新する際の動作例について説明する。この動作は、契約した資金の返済処理が完了したユーザを処理対象にして適宜行われる。
最初に、サーバ装置2の制御部21は、処理対象となる対象ユーザを選択する(ステップS101)。
続いて、サーバ装置2の制御部21は、上記ステップS101で選択した対象ユーザの売上データを集計する(ステップS102)。
続いて、サーバ装置2の制御部21は、対象ユーザの過去の決済高等に基づいて、将来12ヶ月のキャッシュレス振込金額を予測する(ステップS103)。この処理と並行してサーバ装置2の制御部21は、上記ステップS102で集計した売上データに基づいて、ダッシュボード用データを生成する(ステップS109)。そして、後述するステップS110に処理を移行する。
続いて、サーバ装置2の制御部21は、対象ユーザが一定期間後に離脱する離脱率を予測する(ステップS104)。
続いて、サーバ装置2の制御部21は、上記ステップS104で予測した離脱率が基準値以上であるか否かを判定する(ステップS105)。この判定がYESである場合(ステップS105;YES)に、サーバ装置2の制御部21は、対象ユーザを処理対象から除外する(ステップS106)。そして、処理を上記ステップS101に移行するか、本動作を終了する。
上記ステップS105において、離脱率が基準値以上ではないと判定された場合(ステップS105;NO)に、サーバ装置2の制御部21は、対象ユーザに対するキャッシュレスサービスが停止中であるか否かを判定する(ステップS107)。この判定がYESである場合(ステップS107;YES)に、サーバ装置2の制御部21は、対象ユーザを処理対象から除外する(ステップS106)。そして、処理を上記ステップS101に移行するか、本動作を終了する。
上記ステップS107において、キャッシュレスサービスが停止中ではないと判定された場合(ステップS107;NO)に、サーバ装置2の制御部21は、対象ユーザのユーザ情報222を記憶部22から抽出する(ステップS108)。
続いて、サーバ装置2の制御部21は、上記ステップS108で抽出したユーザ情報222を、上記ステップS109で生成したダッシュボード用データを用いて更新し(ステップS110)、更新後のユーザ情報222を記憶部22に格納する。
続いて、サーバ装置2の制御部21は、上記ステップS110で更新したユーザ情報222に基づいて、マイページを更新する(ステップS111)とともに、ダッシュボードを更新し(ステップS112)、更新通知メールをユーザに送信する(ステップS113)。そして、本動作を終了する。
図11に、更新通知メールを例示する。更新通知メールmaには、例えば、ユーザが経営する各店舗の売上情報ESと、ユーザが経営する全店舗の総売上情報ASとが含まれる。売上情報ES及び総売上情報ASは、例えば、最新の更新月を含む直近数か月分のデータを並べて表示することができる。
次に、図12を参照し、サーバ装置2が、マイページやダッシュボードを端末装置3に表示させる際の動作例について説明する。
最初に、サーバ装置2の制御部21は、端末装置3からのログイン要求を受け付ける(ステップS201)。
続いて、サーバ装置2の制御部21は、端末装置3のユーザの正当性が認証されたか否かを判定する(ステップS202)。この判定がNOである場合(ステップS202;NO)に、サーバ装置2の制御部21は、端末装置3からのログイン要求を、ログインエラーとし(ステップS203)、本動作を終了する。
上記ステップS202において、ユーザの正当性が認証された場合(ステップS202;YES)に、サーバ装置2の制御部21は、端末装置3のユーザに対して、利用規約及びプライバシーポリシーの確認を行うための処理を実行する(ステップS204)。
続いて、サーバ装置2の制御部21は、端末装置3のユーザに対して、メールマガジンの登録を行うための処理を実行する(ステップS205)。
続いて、サーバ装置2の制御部21は、端末装置3のユーザに対する利用登録を完了する(ステップS206)。
続いて、サーバ装置2の制御部21は、端末装置3のユーザが、これまでに利用したことがあるか否かを判定する(ステップS207)。この判定がYESである場合(ステップS207;YES)に、処理を後述するステップS210に移行する。
上記ステップS207において、これまでに利用したことがないと判定された場合(ステップS207;NO)に、サーバ装置2の制御部21は、店舗が選択されているか否かを判定する(ステップS208)。この判定がYESである場合(ステップS208;YES)に、処理を後述するステップS210に移行する。
上記ステップS208において、店舗が選択されていないと判定された場合(ステップS208;NO)に、サーバ装置2の制御部21は、ユーザに店舗を選択させるための処理を実行する(ステップS209)。
続いて、サーバ装置2の制御部21は、端末装置3のユーザによる操作指示に従って、マイページ又はダッシュボードの表示処理を実行する(ステップS210)。この表示処理の詳細について、図13を参照して以下に説明する。
最初に、サーバ装置2の制御部21は、端末装置3にマイページを表示させる(ステップS301)。
続いて、サーバ装置2の制御部21は、店舗が選択されているか否かを判定する(ステップS302)。この判定がNOである場合(ステップS302;NO)に、サーバ装置2の制御部21は、ユーザに店舗を選択させるための処理を実行し(ステップS303)、上述するステップS301に処理を移行する。
上記ステップS302において、店舗が選択されていると判定された場合(ステップS302;YES)に、サーバ装置2の制御部21は、選択済みの店舗の情報をマイページに表示させる(ステップS304)。
続いて、サーバ装置2の制御部21は、ユーザがダッシュボードのタブを選択したか否かを判定する(ステップS305)。この判定がNOである場合(ステップS305;NO)に、上述するステップS301に処理を移行する。
上記ステップS305において、ユーザがダッシュボードのタブを選択したと判定された場合(ステップS305;YES)に、サーバ装置2の制御部21は、ダッシュボードに固有の店舗が選択されているか否かを判定する(ステップS306)。この判定がYESである場合(ステップS306;YES)に、サーバ装置2の制御部21は、前回のダッシュボードで選択済みの店舗の情報をダッシュボードに表示させる(ステップS307)。
上記ステップS306において、ダッシュボードに固有の店舗が選択されていないと判定された場合(ステップS306;NO)に、サーバ装置2の制御部21は、マイページで選択済みの店舗の情報をダッシュボードに表示させる(ステップS308)。
上述したように、実施形態に係るサーバ装置2及び端末装置3によれば、店舗に提供可能な必要金額及び過去に提供した資金の利用状況をマイページに表示させ、必要金額を算出するための店舗の売上情報をダッシュボードに表示させることができる。ユーザが提供を受ける必要金額は、店舗の過去の売上情報に基づいて店舗の売上額で返済できる範囲内に設定されるため、ユーザに提供した資金を店舗の売上から確実に回収することが可能となる。
それゆえ、実施形態に係るサーバ装置2及び端末装置3によれば、回収の見込みが高い資金を提供することが可能となる。
なお、本発明は、上述した実施形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において、他の様々な形で実施することができる。このため、上記実施形態はあらゆる点で単なる例示にすぎず、限定的に解釈されるものではない。例えば、上述した各処理ステップは処理内容に矛盾を生じない範囲で任意に順番を変更し、又は並列に実行することができる。
上述した実施形態では、ダッシュボードに売上額を表示する際に、売上額を月毎に集計して表示しているが、売上額を集計する単位は、月単位に限定されない。例えば、数か月単位や、週単位、年単位等のように、所定の期間単位に集計してもよい。
また、上述した実施形態では、ダッシュボードに前年同月の売上情報を表示しているが、当月の売上情報と比較する対象は前年同月の売上情報に限定されない。例えば、数か月前の売上情報や数年前の同月の売上情報等のように、所定の期間前の売上情報と比較してもよい。
1…情報処理システム、2…サーバ装置、3…端末装置、21…制御部、22…記憶部、23…通信部、31…制御部、32…記憶部、33…通信部、34…入力部、35…表示部、221…プログラム、222…ユーザ情報、321…プログラム

Claims (28)

  1. 店舗の選択を端末装置から受け付ける受付部と、
    前記店舗に提供可能な資金提供金額及び過去に提供した前記資金提供金額の利用状況を含む資金提供情報を前記端末装置に表示させる第一表示制御部と、
    前記資金提供金額を算出するための売上情報を前記端末装置に表示させる第二表示制御部と、
    を備えるサーバ装置。
  2. 第二表示制御部は、前記店舗における全体の売上に関する全体売上情報と前記店舗におけるキャッシュレスでの売上に関するキャッシュレス売上情報とを別々に表示させる、
    請求項1記載のサーバ装置。
  3. 前記全体売上情報に基づいて、前記資金提供金額を算出する算出部を、さらに備える、
    請求項2記載のサーバ装置。
  4. 前記キャッシュレス売上情報に基づいて、前記資金提供金額を算出する算出部を、さらに備える、
    請求項2記載のサーバ装置。
  5. 前記第二表示制御部は、所定の期間単位に集計した前記売上情報を表示させる、
    請求項1記載のサーバ装置。
  6. 前記第二表示制御部は、所定の期間単位に集計した前記売上情報を表示させる際に、所定の期間前の前記売上情報を併せて表示させる、
    請求項5記載のサーバ装置。
  7. 前記第二表示制御部は、所定の期間単位に集計した前記売上情報と所定の期間前の前記売上情報とを比較した情報をさらに表示させる、
    請求項6記載のサーバ装置。
  8. 前記第二表示制御部は、前記店舗を選択するための選択肢をさらに表示させる、
    請求項1記載のサーバ装置。
  9. 前記第二表示制御部は、前記選択肢において前記店舗が選択された場合に、当該選択された前記店舗の前記売上情報に基づいて表示内容を切り替える、
    請求項8記載のサーバ装置。
  10. 前記選択肢において選択される前記店舗が変更された場合に、前記第一表示制御部は、表示させる前記資金提供情報を、変更された前記店舗に対応する前記資金提供情報に変更する、
    請求項8記載のサーバ装置。
  11. 前記第一表示制御部による表示と前記第二表示制御部による表示とを、それぞれに対応するタブが選択されることにより切り替える、
    請求項1記載のサーバ装置。
  12. 前記第二表示制御部により表示される前記売上情報が更新されるときに、前記端末装置に通知を送信する送信部を、さらに備える、
    請求項1記載のサーバ装置。
  13. 前記第一表示制御部により表示される前記資金提供金額を、予め設定される最大資金提供額と、第二表示制御部により表示される前記売上情報と、に基づいて決定する決定部を、さらに備える、
    請求項1記載のサーバ装置。
  14. 前記資金提供金額に対する返済処理が完了した後に、前記第二表示制御部により表示される前記売上情報に基づいて、前記第一表示制御部により表示される前記資金提供金額を更新する更新部を、さらに備える、
    請求項1記載のサーバ装置。
  15. 所定の店舗に提供可能な資金提供金額及び過去に提供した前記資金提供金額の利用状況を含む資金提供情報を表示する第一表示部と、
    前記第一表示部により表示される前記資金提供金額を算出するための売上情報を表示する第二表示部と、
    を備える端末装置。
  16. 第二表示部は、所定の店舗における全体の売上に関する全体売上情報と所定の店舗におけるキャッシュレスでの売上に関するキャッシュレス売上情報とを別々に表示する、
    請求項15記載の端末装置。
  17. 前記第一表示部により表示される前記資金提供金額は、前記全体売上情報に基づいて算出される、
    請求項16記載の端末装置。
  18. 前記第一表示部により表示される前記資金提供金額は、前記キャッシュレス売上情報に基づいて算出される、
    請求項16記載の端末装置。
  19. 前記第二表示部は、所定の期間単位に集計された前記売上情報を表示する、
    請求項15記載の端末装置。
  20. 前記第二表示部は、所定の期間単位に集計された前記売上情報を表示する際に、所定の期間前の前記売上情報を併せて表示する、
    請求項19記載の端末装置。
  21. 前記第二表示部は、所定の期間単位に集計された前記売上情報と所定の期間前の前記売上情報とを比較した情報をさらに表示する、
    請求項20記載の端末装置。
  22. 前記第二表示部は、店舗を選択するための選択肢をさらに表示する、
    請求項15記載の端末装置。
  23. 前記第二表示部は、前記選択肢において店舗が選択された場合に、当該選択された店舗の前記売上情報に基づいて表示内容を切り替える、
    請求項22記載の端末装置。
  24. 前記選択肢において選択される店舗が変更された場合に、前記第一表示部により表示される前記資金提供情報が、変更された店舗に対応する前記資金提供情報に変更される、
    請求項22記載の端末装置。
  25. 前記第一表示部による表示及び前記第二表示部による表示は、それぞれに対応するタブが選択されることにより切り替わる、
    請求項15記載の端末装置。
  26. 前記第二表示部により表示される前記売上情報が更新されるときに送信される通知を受信する受信部を、さらに備える、
    請求項15記載の端末装置。
  27. 前記第一表示部により表示される前記資金提供金額は、予め設定される最大資金提供額と、第二表示部により表示される前記売上情報と、に基づいて決定される、
    請求項15記載の端末装置。
  28. 前記資金提供金額に対する返済処理が完了した後に、前記第二表示部により表示される前記売上情報に基づいて、前記第一表示部により表示される前記資金提供金額が更新される、
    請求項15記載の端末装置。
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