JP2023120951A - 集光レンズモジュール及び太陽光発電パネル - Google Patents

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Abstract

【課題】シンプルな構造で、発電効率を高めて太陽電池素子の使用面積を抑えることが可能な集光レンズモジュールを提供する。【解決手段】集光レンズモジュール1は、複数の逆錐台形状の集光レンズ11(10)と、集光された太陽光を太陽電池素子40へ導くためのレンズ保持部材20とを備えており、太陽電池素子を収納する収納体30に組み付けられる。レンズ保持部材20は、複数の集光レンズ11をそれぞれ収容する複数のレンズ保持部22と、レンズ保持部22に収容された集光レンズ11を太陽電池素子から離間させた位置で、収納体30に組み付ける組み付け部23とを有している。レンズ保持部22は、集光レンズ11の外周面に沿って傾斜し、当接するレンズ反射面を有し、当該レンズ反射面は、集光レンズ11の外周面において入射面側の端部から出射面側の端部に至る位置まで、当該外周面に当接している。【選択図】図4

Description

本発明は、集光レンズモジュール及び太陽光発電パネルに係り、特に、複数の集光レンズと、複数の集光レンズを保持するレンズ保持部材とを備えた集光レンズモジュール及び太陽光発電パネルに関する。
従来、発電効率を高めるために、太陽光を集光する複数の集光レンズと、複数の集光レンズをそれぞれ保持し、集光レンズによって集光された太陽光を太陽電池素子へ導くためのレンズ保持板と、を備え、太陽電池素子(太陽電池セル)を収納する筐体に対して組み付けられる集光レンズモジュールが知られている。
当該集光レンズモジュールを利用することで、発電効率を高めて太陽電池素子の使用面積を抑えることが可能な太陽光発電パネルを実現することができる(例えば、特許文献1参照)。
特許文献1に記載の太陽光発電パネルは、複数のドーム型集光レンズと、当該集光レンズによって集光された太陽光を太陽電池素子へ導くための角錐形状のホモジナイザと、当該ホモジナイザによって導かれた太陽光を光電変換する太陽電池素子と、ドーム型集光レンズ、太陽電池素子及びホモジナイザを収容する筐体と、を備えている。
また、特許文献1に記載の太陽光発電装置は、上記太陽光発電パネルと、当該発電パネルを太陽に追尾させるように傾動させ、かつ、太陽の軌道に沿って旋回可能となるように支持する自動追尾装置と、を備えたものとなっている。
特開2012-204471号公報
ところで、特許文献1のような集光型の太陽光発電パネルでは、集光された太陽光を太陽電池素子へ導くために、集光レンズの入射面から入射した太陽光を出射面の向きへ好適に反射(全反射)させるように工夫し、また集光レンズ及び太陽電池素子を好適に位置決めするように組み付けることが求められていた。
また、集光によって発生する熱を拡散させるために、集光レンズの周りを放熱板等によって好適に覆うように工夫することが求められていた。
本発明は、上記の課題に鑑みてなされたものであり、本発明の目的は、シンプルな構造でありながら、発電効率を高めて太陽電池素子の使用面積を抑えることが可能な集光レンズモジュール及び太陽光発電パネルを提供することにある。
また、本発明の他の目的は、集光レンズを利用するにあたって、従来よりも光反射効果及び放熱効果を高めるように工夫した集光レンズモジュール及び太陽光発電パネルを提供することにある。
前記課題は、本発明の集光レンズモジュールによれば、太陽光を集光するための複数の集光レンズと、複数の前記集光レンズをそれぞれ保持するとともに、前記集光レンズによって集光された太陽光を太陽電池素子へ導くためのレンズ保持部材と、を備え、前記太陽電池素子を収納する収納体に対して組み付けられる集光レンズモジュールであって、前記集光レンズは、凸状の入射面から出射面に向けて内側に傾斜する外周面を有する立体形状からなり、前記レンズ保持部材は、複数の前記集光レンズを並べるように位置決めし、位置決めされた複数の前記集光レンズをそれぞれ収容するように保持する複数のレンズ保持部と、複数の前記レンズ保持部とは異なる位置に設けられ、前記レンズ保持部に収容された前記集光レンズを前記太陽電池素子から所定距離離間させた位置で、前記収納体に設けられた被組み付け部に組み付けるための組み付け部と、を有し、前記レンズ保持部は、前記集光レンズの入射面から入射した太陽光を出射面の向きへ反射させるように前記集光レンズの外周面に沿って傾斜し、前記集光レンズの外周面に当接するレンズ反射面を有し、前記レンズ反射面は、前記集光レンズの外周面において前記入射面側の端部から前記出射面側の端部に至る位置まで、前記集光レンズの外周面に当接していること、により解決される。
上記構成により、シンプルな構造でありながら、発電効率を高めて太陽電池素子の使用面積を抑えることが可能な集光レンズモジュールを実現することができる。
詳しく述べると、レンズ保持部が、集光レンズの外周面に沿って傾斜し、集光レンズの外周面に当接するレンズ反射面を有しており、当該レンズ反射面が、集光レンズの外周面において入射面側の端部から出射面側の端部に至る位置まで、集光レンズの外周面に当接している。言い換えれば、レンズ反射面が、集光レンズの高さ方向において集光レンズの外周面の上端部から下端部に至るまで当接している。そのため、レンズ保持部(レンズ反射面)が、例えば集光レンズの外周面を略全面にわたって覆うことができ、集光された太陽光を好適に反射(全反射)させて出射面の向きへ導くことが可能となる。すなわち、従来よりも光反射効果を高めることができる。
このとき、前記集光レンズは、ドーム形状又は半球状の入射面を有し、逆錐台形状からなる集光レンズであって、複数の前記集光レンズは、水平方向に並ぶように配置され、隣り合う前記集光レンズが連結されて一体となって設けられ、前記レンズ保持部材は、一体となった複数の前記集光レンズを、前記集光レンズごとに収容するように保持し、それぞれの前記集光レンズに集光された太陽光を、それぞれ対応する太陽電池素子へ導くようにして前記収納体に組み付けられると良い。
上記構成により、ドーム形状(半球状)の入射面を有し、逆錐台形状からなる比較的大きな集光レンズをシンプルな配置で一体的に並べて、レンズ保持部材によって保持することができる。そして、それぞれの集光レンズに集光された太陽光を、それぞれの太陽電池素子へ導くことができる。
このとき、前記レンズ保持部材は、集光によって発生する熱を拡散させる金属製の放熱板によって形成され、プレート状に形成された本体部と、前記本体部の表面から下方側へ窪むように形成された筒状の前記レンズ保持部と、前記本体部の外縁から下方へ突出し、前記レンズ保持部を囲むように配置される前記組み付け部と、を有し、前記組み付け部は、前記レンズ保持部に対向する位置に配置され、前記集光レンズの外周面において前記入射面側の端部から前記出射面側の端部に至る位置まで上下方向に延びていると良い。
上記のように、放熱板によって形成されるレンズ保持部を有することで、従来よりも放熱効果を高めることができる。また、放熱板によって形成される組み付け部を有し、当該組み付け部が集光レンズを囲むように配置されているため、より一層放熱効果を高めることができる。
このとき、前記集光レンズの外周面又は前記レンズ反射面には、金属材料からなる光反射膜が略全面にわたって形成され、前記集光レンズは、前記集光レンズの外周面と、前記レンズ反射面との間に光透過性及び防水性を有する接着剤を塗布することで、前記レンズ保持部に固定され、前記集光レンズの入射面には、近赤外線吸収材料又は近赤外線カット材料からなるコーティング膜が略全面にわたって形成されていると良い。
上記のように光反射膜が形成されることで、より光反射効果を高めることができる。
また上記のように、透過性及び防水性を有する接着剤を塗布することで、集光レンズとレンズ保持部(レンズ反射面)の接触面において防水効果を高めることができる。
また上記のようにコーティング膜が形成されることで、太陽光に含まれる近赤外線のエネルギーを効率良くカットし、また温度上昇を抑制することができる。
また前記課題は、上記集光レンズモジュールと、前記集光レンズごとに対応する位置に配置され、集光された太陽光を光電変換する前記太陽電池素子と、前記太陽電池素子に接続され、前記太陽電池素子を支持するレシーバ基板(電極)と、を収納し、前記集光レンズモジュールが組み付けられる前記収納体と、を備えた集光型の太陽光発電パネルであって、前記収納体は、箱状からなり、複数の前記太陽電池素子及び複数の前記レシーバ基板を並べるように配置するための底壁部と、前記底壁部の外縁から上方へ突出し、前記太陽電池素子及び前記レシーバ基板を囲むように配置される側壁部と、を有し、前記側壁部に設けられた前記被組み付け部と前記組み付け部が組み付けられることで、前記集光レンズモジュールを収納し、前記集光レンズモジュールを前記底壁部から浮かせた状態で保持する太陽光発電パネルによっても解決される。
上記構成により、収納体は、箱状からなり、その側壁部に設けられた被組み付け部と組み付け部が組み付けられることで、集光レンズモジュールを収納し、集光レンズモジュールを底壁部から浮かせた状態で保持することができる。そうすることで、シンプルな構造でありながら、発電効率を高めて太陽電池素子の使用面積を抑えることが可能な太陽光発電パネルを実現することができる。
このとき、前記収納体は、前記底壁部上において前記太陽電池素子及び前記レシーバ基板が配置された位置とは異なる位置に設けられ、前記底壁部と前記レンズ保持部材の本体部との間に配置され、前記底壁部と前記本体部とに当接するように延びている連結部材を有し、前記本体部に設けられた第2組み付け部と、前記底壁部に設けられた第2被組み付け部とが前記連結部材を介して連結されていると良い。
上記構成により、収納体に対し集光レンズモジュールを容易に組み付けることができる。また、収納体と、集光レンズモジュールとを左右側方及び上下方向から組み付けることで、強固に組み付けられた太陽光発電パネルを実現できる。
このとき、前記第2組み付け部は、前記本体部において前記レンズ保持部とは異なる位置に設けられ、前記レンズ保持部に対し一体となった複数の前記集光レンズが上方から取り付けられたときに、隣接する前記集光レンズの間に形成される空間に位置付けられ、複数の前記集光レンズの間から外部に露出していると良い。
上記構成により、作業者が、収納体と集光レンズモジュールとの組み付け作業を上下方向の外側から、かつ、左右方向の外側から行うことができる。例えば、組み付けボルトを外側から締結することで、太陽光発電パネルを容易に組み立てることができる。
このとき、前記組み付け部と、前記被組み付け部とが組み付けられたときに、前記組み付け部及び前記被組み付け部の間に形成される隙間部分及び隙間部分の周辺部分には、防水性を有する樹脂材料が充填されていると良い。
上記構成により、組み付け部と被組み付け部の接触面において防水効果を高めることができる。
本発明の集光レンズモジュール及び太陽光発電パネルによれば、シンプルな構造でありながら、発電効率を高めて太陽電池素子の使用面積を抑えることが可能となる。
また、集光レンズを利用するにあたって、従来よりも光反射効果及び放熱効果を高めるように工夫することができる。
太陽光発電システムの全体斜視図である。 太陽光発電パネルの平面図である。 太陽光発電パネルの斜視図である。 太陽光発電パネルの分解斜視図であって、一体型集光レンズ、レンズ保持部材及び収納体を示す図である。 太陽光発電パネルのV-V断面図である。 太陽光発電パネルのVI-VI断面図である。 集光レンズと太陽電池素子の位置関係を示し、焦点位置を説明する図である。 変形例のレンズ保持部材を示す図である。 第2実施形態の太陽光発電パネルの平面図である。 第2実施形態の集光レンズ、レンズ保持部材、太陽電池素子の分解斜視図である。
以下、本発明に係る実施形態について図1~図10を参照して説明する。
本実施形態は、複数の集光レンズと、複数の集光レンズをそれぞれ保持し、集光された太陽光を太陽電池素子へ導くためのレンズ保持部材と、を備え、太陽電池素子を収納する収納体に対して組み付けられるものであって、シンプルな構造でありながら、光反射効果及び放熱効果を高めるようにしたことを主な特徴とする「集光レンズモジュール」の発明に関するものである。
また、当該集光レンズモジュールを備えた「太陽光発電パネル」、太陽光発電パネルを備えた「太陽光発電システム」の発明に関するものである。
<太陽光発電システム>
本実施形態の太陽光発電システムSは、図1に示すように、地上に設置され、地上から立ち上がるように設けられる支柱S1と、支柱S1の上端部に取り付けられ、太陽光発電パネルPを支持するとともに、太陽光発電パネルPを太陽に追尾させる追尾装置S2と、追尾装置S2を制御する制御装置S3と、太陽光を集光し、集光した太陽光を光電変換する集光型の太陽光発電パネルPと、から主に構成されている。
なお、太陽光発電システムSは、地上に設置されるほか、建物の屋上に設置されても良いし、住宅等の建物の屋根に設置されても良い。
追尾装置S2は、太陽光発電パネルPを太陽に追尾させるために、支柱S1に対し太陽光発電パネルPを回動(揺動)させるとともに、太陽光発電パネルPを旋回させるものである。
制御装置S3は、追尾装置S2の駆動を制御する制御コントローラであって、太陽の軌道に沿って太陽光発電パネルPを回動及び旋回させるように追尾装置S2を制御するものである。
上記構成により、太陽光発電システムSは、東側から西側へ移動する太陽に対し太陽光発電パネルP(集光レンズ11)を真正面へ向かせるように制御することができ、発電効率を高めて太陽電池素子40の使用面積を抑えることが可能となる。
なお、太陽光発電システムSは、必ずしも追尾装置S2及び制御装置S3を備えていなくても良い。
<太陽光発電パネル>
太陽光発電パネルPは、図2~図6に示すように、集光型の太陽光発電パネルであって、太陽光を集光するための一体型集光レンズ10と、一体型集光レンズ10を保持するレンズ保持部材20とを有する集光レンズモジュール1と、集光レンズモジュール1に組み付けられる収納体30と、を備えている。
集光レンズモジュール1は、太陽光発電パネルPの本体部分となる収納体30(筐体)に対して組み付けられ、発電効率を高める機能を果たすものである。
また、集光レンズモジュール1は、シンプルな構造からなるため、一体型集光レンズ10及びレンズ保持部材20の形状、配置を適宜変更することで、集光型ではない既存の太陽光発電パネルの筐体に対し組み付けることができる。そうすることで、既存の太陽光発電パネルの発電効率を高めるという機能も果たすことが可能となる。
一体型集光レンズ10は、複数の集光レンズ11が水平方向に並ぶように配置され、隣り合う集光レンズ11が連結されて一体となって構成されたものである。
具体的には、一体型集光レンズ10は、四角形状(正四角形状)を有し、複数の集光レンズ11が縦に4個、横に4個、計16個並ぶように配置されている。そして、縦方向及び横方向において隣り合う集光レンズ11が接するように連結されている。
なお、対角上に(対角線上に)位置し、対角上において隣り合う集光レンズ11は接しておらず、互いに間隔を空けて配置されている。
一体型集光レンズ10は、例えば、樹脂材料(光学樹脂材料)を金型に流し込み、プレス成形することで一体物として作製されている。
一体型集光レンズ10は、同じ高さ位置となるように並べられる複数の集光レンズ11と、複数の集光レンズ11を連結し、平面状に形成されているレンズシート12と、を備えている。
集光レンズ11は、凸状の入射面11aから出射面11bに向けて内側に傾斜する外周面11cを有する立体形状からなる集光型フレネルレンズである。
具体的には、集光レンズ11は、ドーム形状の入射面11aを有し、逆円錐台形状からなる集光レンズである。
なお、集光レンズ11は、ドーム形状のほか半球状の入射面を有していても良く、また逆円錐台形状のほか逆四角錐台形状のような逆錐台形状からなるレンズであっても良い。また、フレネルレンズではなく通常のレンズであっても良い。
レンズシート12は、一定の厚みを有し、複数の集光レンズ11とともに一体形成されたシート体であって、複数の集光レンズ11よりも外側に張り出している。
具体的には、レンズシート12は、水平方向において各集光レンズ11よりも外側に張り出す位置に設けられ、各集光レンズ11を囲むように形成され、レンズ保持部材20及び収納体30上に載置される枠状の載置部12aを有している。
また、図2に示すように、レンズシート12の表面上において各集光レンズ11によって囲まれた部分は開口部12bとなっている。言い換えれば、レンズシート12の表面上において各集光レンズ11によって囲まれた部分には、開口穴が形成されている。
開口部12bは、収納体30に対し集光レンズモジュール1を組み付けるときの組み付けボルトを通すための開口穴となり、所定の間隔を空けて形成されている。
レンズ保持部材20は、図3~図6に示すように、一体型集光レンズ10を、集光レンズ11ごとに収容するように保持するとともに、それぞれの集光レンズ11に集光された太陽光を、それぞれ対応する太陽電池素子40へ導くようにして収納体30に組み付けられるものである。
具体的には、レンズ保持部材20は、四角形状(正四角形状)を有し、複数のレンズ保持部22が集光レンズ11と同様に水平方向に並ぶように配置されている。そして、縦方向及び横方向において隣り合うレンズ保持部22が接するように連結されている。
レンズ保持部材20は、集光によって発生する熱を拡散させる金属製の放熱板によって形成されている。例えばアルミニウム等の金属製のプレートをプレス成形することで作製されている。
レンズ保持部材20は、プレート状(平面状)に形成された本体部21と、本体部21の表面から下方側へ窪むように複数形成され、集光レンズ11を収容する筒状のレンズ保持部22と、本体部21の外縁から下方へ突出し、複数のレンズ保持部22を囲むように設けられ、収納体30(被組み付け部33)に組み付けるための組み付け部23と、を備えている。
また、本体部21の表面上において各レンズ保持部22によって囲まれた部分には、収納体30(第2被組み付け部34)に組み付けるための第2組み付け部24が形成されている。
レンズ保持部22は、集光レンズ11を位置決めし、位置決めされた集光レンズ11をそれぞれ収容するように保持するものである。
レンズ保持部22は、筒状からなり、集光レンズの入射面11aから入射した太陽光を出射面11bの向きへ反射させるように集光レンズの外周面11cに沿って傾斜し、当該外周面11cに当接するレンズ反射面22aを有している。
すなわち、レンズ保持部22の上面部及び底面部が、円形状の開口となっている。
レンズ反射面22aは、図5に示すように、集光レンズ11の外周面11cにおいて入射面11a側の端部から出射面11b側の端部に至る位置まで、集光レンズ11の外周面に当接している。
そうすることで、レンズ反射面22aが、集光レンズ11の外周面11cを略全面にわたって覆うことができ、集光された太陽光を好適に反射(全反射)させて出射面11bの向きへ導くことができる。すなわち、光反射効果を高めることができる。また、放熱効果を高めることもできる。
ここで、「外周面11cにおいて入射面11a側の端部」とは、外周面11cにおいて入射面11a側の端そのものを意味しても良いし、入射面11a側の端の近辺(近傍)、端の付近を意味するものとしても良い。
つまり、レンズ反射面22aは、外周面11cにおいて入射面11a側の端から出射面11b側の端まで当接しているもののほか、入射面11a側の端の近辺から出射面11b側の端の近辺まで当接しているものであっても良い(端まで到達していなくても良い)。
上記構成において、図5に示すように、集光レンズ11の外周面11c又はレンズ反射面22aには、金属材料からなる光反射膜25が略全面にわたって形成されている。
光反射膜25は、例えばアルミ材料からなり、レンズ保持部材20よりもアルミニウムの濃度が高い材料からなる反射膜である。
そうすることで、より光反射効果を高めることができる。
また上記構成において、図5に示すように、集光レンズ11は、集光レンズ11の外周面11cと、レンズ反射面22aとの間に光透過性及び防水性を有する接着剤26を塗布することで、レンズ保持部22に固定されている。
そうすることで、集光レンズ11とレンズ反射面22aの接触面において防水効果を高めることができる。
また上記構成において、図5に示すように、集光レンズ11の入射面11aには、近赤外線吸収材料又は近赤外線カット材料からなるコーティング膜27が略全面にわたって形成されている。
そうすることで、太陽光に含まれる近赤外線のエネルギーを効率良くカットし、また温度上昇を抑制することができる。
組み付け部23は、図5に示すように、レンズ保持部22に収容された集光レンズ11を太陽電池素子40から所定距離離間させた位置で、収納体30(被組み付け部)に組み付けるものである。
また、組み付け部23は、レンズ保持部22に対向する位置に配置され、レンズ保持部22と同様に、集光によって発生する熱を拡散させる放熱機能を果たすものである。
組み付け部23は、集光レンズ11を囲むように配置され、レンズ保持部22と同様に、集光レンズ11の外周面において入射面11a側の端部から出射面11b側の端部に至る位置まで上下方向に延びている。
そうすることで、より一層放熱効果を高めることができる。
また、組み付け部23は、収納体30の側壁部32と対向する位置に配置されており、収納体30(側壁部32)に設けられた被組み付け部33に組み付けられる組み付け穴23aを有している。
組み付け穴23aは、組み付け部23の長尺方向(上下方向とは直交する方向)に沿って所定の間隔を空けて複数形成されている。
組み付け穴23aは、集光レンズ11(レンズ保持部22)と同じ高さ位置に設けられ、かつ、最も外側に位置する集光レンズ11(レンズ保持部22)と対向する位置に配置されている。そのため、収納体30に対し集光レンズモジュール1を強固に組み付けることができる。
第2組み付け部24は、図6に示すように、上下方向に貫通する組み付け穴である。
第2組み付け部24は、レンズ保持部22に対し一体型集光レンズ10が上方から取り付けられたときに、隣接する集光レンズ11の間に形成される空間に位置付けられ、複数の集光レンズ11の間から外部に露出している。
詳しく述べると、図2、図6に示すように、一体型集光レンズ10において隣接する集光レンズ11の間には、開口部12bが形成されている。
そして、第2組み付け部24は、平面視において開口部12bと重なる位置に配置されており、開口部12bよりも小さく形成された穴となっている。
そのため、第2組み付け部24は、上方から見たときに集光レンズ11の間から開口部12bを介して露出していることを確認することができる。
第2組み付け部24は、収納体30の底壁部31と対向する位置に配置されており、収納体30(底壁部31)に設けられた第2被組み付け部34に連結部材35を介して組み付けられる。
そうすることで、集光レンズモジュール1と、収納体30とを左右側方だけでなく上下方向からも組み付けることができ、強固に組み付けられた太陽光発電パネルPを実現することができる。
収納体30は、図3、図4に示すように、太陽光発電パネルPの筐体となる部材であって、太陽電池素子40及びレシーバ基板50を収納するとともに、集光レンズモジュール1を組み付け可能とするものである。
なお、収納体30は、太陽電池素子40、レシーバ基板50のほか、太陽光を光電変換し、発電された電気を蓄積し、蓄積した電気を供給するために必要な構成部品を適宜収納している。
収納体30は、箱状からなり、複数の太陽電池素子40及び複数のレシーバ基板50を並べるように配置するための底壁部31と、底壁部31の外縁から上方へ突出し、太陽電池素子40及びレシーバ基板50を囲むように配置される側壁部32と、を有している。
太陽電池素子40は、太陽電池セルとも称され、集光された太陽光を光電変換するエネルギー変換素子であって、シリコン等の半導体から構成されている。
なお、太陽電池素子40は、例えば、透光性を有する樹脂材料等からなる封止層によって封止されている。
太陽電池素子40は、縦方向及び横方向に並ぶように配置され、集光レンズ11ごとに対応する位置に配置されている。
レシーバ基板50は、太陽電池素子40に接続され、太陽電池素子40を支持する電極基板である。
レシーバ基板50は、所定方向(例えば縦方向)に長尺に延びており、所定方向とは直交する方向(例えば横方向)に間隔を空けて複数配置されている。
なお、レシーバ基板50は、フィルム状の基板であっても良い。
収納体30は、図5に示すように、側壁部32と組み付け部23が当接した状態で組み付けられることで、集光レンズモジュール1を収納し、集光レンズモジュール1を底壁部31から浮かせた状態で保持することができる。
詳しく述べると、側壁部32に形成された被組み付け部33(被組み付け穴)と組み付け穴23aが連通した状態で組み付けボルト36が組み付けられることで、収納体30と集光レンズモジュール1が組み付けられる。
また、収納体30は、図6に示すように、底壁部31上において太陽電池素子40及びレシーバ基板50が配置された位置とは異なる位置に設けられ、底壁部31とレンズ保持部材20(本体部21)との間に配置され、底壁部31と本体部21とに当接するように延びている連結部材35を有している。
連結部材35は、中空状のスペーサ部材である。
上記構成において、収納体30は、本体部21に設けられた第2組み付け部24と、底壁部31に設けられた第2被組み付け部34とが連結部材35を介して連結されている。
詳しく述べると、第2組み付け部24(第2組み付け穴)と、中空状の連結部材35と、第2被組み付け部34(第2被組み付け穴)とが連通した状態で組み付けボルト36が組み付けられることで、収納体30と集光レンズモジュール1が組み付けられる。
なお、第2組み付け部24は、平面視において集光レンズ11の間に設けられる開口部12bに対応する位置に付けられ、集光レンズ11の間から外部に露出している。
そのため、作業者が、収納体30と集光レンズモジュール1との組み付け作業を上下方向の外側から、かつ、左右方向の外側から行うことができる。
上記構成において、図5に示すように、組み付け部23と、被組み付け部33とが組み付けられたときに、組み付け部23及び被組み付け部33の間に形成される隙間部分及び隙間部分の周辺部分には、防水性を有する樹脂材料37が充填されている。
樹脂材料37は、例えばシリコン等の樹脂材料である。
そうすることで、組み付け部23と被組み付け部33の接触面において防水効果を高めることができる。
<焦点位置について>
次に、集光された太陽光の焦点位置について図7に基づいて説明する。
図7は、集光レンズ11と太陽電池素子40の位置関係を示す図である。
太陽光発電パネルPは、収納体30に対し集光レンズモジュール1が組み付けられたときに、集光レンズモジュール1を収納体30(太陽電池素子40)から浮かせた状態で保持することができる。
このとき、集光レンズ11によって集光された太陽光の光焦点位置Fと、太陽電池素子40の設置位置とが異なるように配置されている。
詳しく述べると、太陽電池素子40が、光焦点位置Fよりも集光レンズ11側に配置されている。
より詳しく述べると、図7に示す側面視において集光レンズ11の外周面11cの延長線上に太陽電池素子40の角部(厳密には、集光レンズ11側に位置する角部)が位置づけられるようにして、集光レンズ11と太陽電池素子40が配置されている。
そうすることで、集光された太陽光の熱による太陽電池素子40の温度上昇を抑えながら、光利用効率を高める設計とすることができる。また、太陽電池素子40の寿命を延ばすこともできる。
<レンズ保持部材の変形例>
レンズ保持部材20は、図8に示すように、レンズ保持部22の下端部に設けられ、レンズ保持部22から下方へ突出する脚部28をさらに備えていても良い。
脚部28は、レンズ保持部22と収納体30(底壁部31)の間に介在し、底壁部31に当接することで、レンズ保持部材20の高さ位置を位置決めするものである。
そうすることで、太陽光発電パネルPは、集光レンズモジュール1を収納体30(太陽電池素子40)から適切な高さ位置で浮かせた状態で保持することができる。
なお、レンズ保持部材20が脚部28を備えている場合には、第2組み付け部24を備えていなくても良い。すなわち、収納体30が、第2被組み付け部34、連結部材35を備えていなくても良い。
<第2実施形態の太陽光発電パネル>
次に、第2実施形態の太陽光発電パネルP2について図9、図10に基づいて説明する。
なお、上述した太陽光発電パネルPと重複する内容は説明を省略する。
太陽光発電パネルP2は、一体型集光レンズ110と、レンズ保持部材120とを有する集光レンズモジュール101と、集光レンズモジュール101に組み付けられる収納体130と、を備えている。
一体型集光レンズ110は、同じ高さ位置となるように並べられる複数の集光レンズ111と、複数の集光レンズ11を連結し、平面状に形成されているレンズシート112と、を有している。
集光レンズ111は、ドーム形状の入射面111aを有し、逆四角錐台形状(逆正四角錐台形状)からなる集光型フレネルレンズである。
一体型集光レンズ110は、複数の集光レンズ111が縦に4個、横に4個、計16個並ぶように配置されている。そして、縦方向及び横方向において隣り合う集光レンズ111が接するように連結されており、対角上において隣り合う集光レンズ111も接するように連結されている。つまり、隣り合う集光レンズ111が隙間を空けることなく、集光レンズ111全体が密となって並べられている。
レンズ保持部材120は、集光レンズ111の立体形状に合わせて形成されたレンズ保持部122を備えている。
上記構成であっても、シンプルな構造でありながら、従来よりも光反射効果及び放熱効果を高めるように工夫した集光型の太陽光発電パネルを実現することができる。
<その他の実施形態>
上記実施形態では、図4に示すように、集光レンズ11は、ドーム形状の入射面11aを有し、逆円錐台形状からなるレンズであるが、集光レンズ11の立体形状について特に限定されるものではない。
すなわち、集光レンズ11は、凸状の入射面11aから出射面11bに向けて内側に傾斜する外周面を有する立体形状であれば良く、適宜変更可能である。
上記実施形態では、レンズ保持部材20が、金属製の放熱板によって形成されているが、特に限定されない。
すなわち、レンズ保持部材20は、放熱効果を有する材料によって形成されていても良い。
上記実施形態では、図5に示すように、レンズ保持部22が、筒状からなり、レンズ保持部22の上面部及び底面部が開口となっているが、レンズ保持部22の形状について特に限定されない。
すなわち、集光レンズ11は、筒状ではなく、例えば透光性を有する底面部を有するものであっても良い。
上記実施形態では、主として本発明に係る集光レンズモジュール及び太陽光発電パネルに関して説明した。
ただし、上記の実施形態は、本発明の理解を容易にするための一例に過ぎず、本発明を限定するものではない。本発明は、その趣旨を逸脱することなく、変更、改良され得ると共に、本発明にはその等価物が含まれることは勿論である。
S 太陽光発電システム
S1 支柱
S2 追尾装置
S3 制御装置
P、P2 太陽光発電パネル
1、101 集光レンズモジュール
10、110 一体型集光レンズ
11、111 集光レンズ
11a、111a 入射面
11b 出射面
11c 外周面
12、112 レンズシート
12a 載置部
12b 開口部(開口穴)
20、120 レンズ保持部材
21 本体部
22、122 レンズ保持部
22a レンズ反射面
23 組み付け部
23a 組み付け穴
24 第2組み付け部(第2組み付け穴)
25 光反射膜
26 接着剤
27 コーティング膜
30、130 収納体
31 底壁部
32 側壁部
33 被組み付け部(被組み付け穴)
34 第2被組み付け部(第2被組み付け穴)
35 連結部材
36 組み付けボルト
37 樹脂材料
40、140 太陽電池素子
50 レシーバ基板
F 光焦点位置

Claims (8)

  1. 太陽光を集光するための複数の集光レンズと、
    複数の前記集光レンズをそれぞれ保持するとともに、前記集光レンズによって集光された太陽光を太陽電池素子へ導くためのレンズ保持部材と、を備え、
    前記太陽電池素子を収納する収納体に対して組み付けられる集光レンズモジュールであって、
    前記集光レンズは、凸状の入射面から出射面に向けて内側に傾斜する外周面を有する立体形状からなり、
    前記レンズ保持部材は、
    複数の前記集光レンズを並べるように位置決めし、位置決めされた複数の前記集光レンズをそれぞれ収容するように保持する複数のレンズ保持部と、
    複数の前記レンズ保持部とは異なる位置に設けられ、前記レンズ保持部に収容された前記集光レンズを前記太陽電池素子から所定距離離間させた位置で、前記収納体に設けられた被組み付け部に組み付けるための組み付け部と、を有し、
    前記レンズ保持部は、前記集光レンズの入射面から入射した太陽光を出射面の向きへ反射させるように前記集光レンズの外周面に沿って傾斜し、前記集光レンズの外周面に当接するレンズ反射面を有し、
    前記レンズ反射面は、前記集光レンズの外周面において前記入射面側の端部から前記出射面側の端部に至る位置まで、前記集光レンズの外周面に当接していることを特徴とする集光レンズモジュール。
  2. 前記集光レンズは、ドーム形状又は半球状の入射面を有し、逆錐台形状からなる集光レンズであって、
    複数の前記集光レンズは、水平方向に並ぶように配置され、隣り合う前記集光レンズが連結されて一体となって設けられ、
    前記レンズ保持部材は、
    一体となった複数の前記集光レンズを、前記集光レンズごとに収容するように保持し、
    それぞれの前記集光レンズに集光された太陽光を、それぞれ対応する太陽電池素子へ導くようにして前記収納体に組み付けられることを特徴とする請求項1に記載の集光レンズモジュール。
  3. 前記レンズ保持部材は、
    集光によって発生する熱を拡散させる金属製の放熱板によって形成され、
    プレート状に形成された本体部と、前記本体部の表面から下方側へ窪むように形成された筒状の前記レンズ保持部と、前記本体部の外縁から下方へ突出し、前記レンズ保持部を囲むように配置される前記組み付け部と、を有し、
    前記組み付け部は、
    前記レンズ保持部に対向する位置に配置され、
    前記集光レンズの外周面において前記入射面側の端部から前記出射面側の端部に至る位置まで上下方向に延びていることを特徴とする請求項1又は2に記載の集光レンズモジュール。
  4. 前記集光レンズの外周面又は前記レンズ反射面には、金属材料からなる光反射膜が略全面にわたって形成され、
    前記集光レンズは、前記集光レンズの外周面と、前記レンズ反射面との間に光透過性及び防水性を有する接着剤を塗布することで、前記レンズ保持部に固定され、
    前記集光レンズの入射面には、近赤外線吸収材料又は近赤外線カット材料からなるコーティング膜が略全面にわたって形成されていることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか一項に記載の集光レンズモジュール。
  5. 請求項1乃至4のいずれ一項に記載の集光レンズモジュールと、
    前記集光レンズごとに対応する位置に配置され、集光された太陽光を光電変換する前記太陽電池素子と、前記太陽電池素子に接続され、前記太陽電池素子を支持するレシーバ基板と、を収納し、前記集光レンズモジュールが組み付けられる前記収納体と、を備えた集光型の太陽光発電パネルであって、
    前記収納体は、
    箱状からなり、複数の前記太陽電池素子及び複数の前記レシーバ基板を並べるように配置するための底壁部と、前記底壁部の外縁から上方へ突出し、前記太陽電池素子及び前記レシーバ基板を囲むように配置される側壁部と、を有し、
    前記側壁部に設けられた前記被組み付け部と前記組み付け部が組み付けられることで、前記集光レンズモジュールを収納し、前記集光レンズモジュールを前記底壁部から浮かせた状態で保持することを特徴とする太陽光発電パネル。
  6. 前記収納体は、前記底壁部上において前記太陽電池素子及び前記レシーバ基板が配置された位置とは異なる位置に設けられ、前記底壁部と前記レンズ保持部材の本体部との間に配置され、前記底壁部と前記本体部とに当接するように延びている連結部材を有し、
    前記本体部に設けられた第2組み付け部と、前記底壁部に設けられた第2被組み付け部とが前記連結部材を介して連結されていることを特徴とする請求項5に記載の太陽光発電パネル。
  7. 前記第2組み付け部は、
    前記本体部において前記レンズ保持部とは異なる位置に設けられ、
    前記レンズ保持部に対し一体となった複数の前記集光レンズが上方から取り付けられたときに、隣接する前記集光レンズの間に形成される空間に位置付けられ、
    複数の前記集光レンズの間から外部に露出していることを特徴とする請求項6に記載の太陽光発電パネル。
  8. 前記組み付け部と、前記被組み付け部とが組み付けられたときに、前記組み付け部及び前記被組み付け部の間に形成される隙間部分及び隙間部分の周辺部分には、防水性を有する樹脂材料が充填されていることを特徴とする請求項5乃至7のいずれか一項に記載の太陽光発電パネル。
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