JP2023119478A - Oilproof structure for work machine - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は,作業機の防油構造に関し,例えば油冷式の圧縮機本体や,これを駆動するエンジンやモータ等の構成機器を収容する防音箱を備えた作業機において,前記構成機器より潤滑油や燃料等の油類が漏出した場合であっても,漏出した油類を機内に留めて機外への漏出を防止し得ると共に,機内の騒音が外部に漏れ出ることを防止し得る作業機の防油構造に関する。 The present invention relates to an oil-proof structure of a work machine, and for example, a work machine equipped with an oil-cooled compressor body and a soundproof box that houses components such as an engine and a motor that drive the compressor. Even in the event that oils such as oil or fuel have leaked, work that can prevent the leaked oil from leaking out of the machine by keeping it inside the machine and prevent the noise inside the machine from leaking outside. Regarding the oil-proof structure of the machine.
発電機や圧縮機等のエンジンを駆動源として備える作業機には,作動時の騒音が外部に漏れることを防止すると共に,前記エンジン,作業機本体,燃料タンク等の構成機器が風雨に曝されることがないように,前記構成機器が例えば鋼板製の箱である防音箱内に収容された所謂「防音型作業機」がある。 For work equipment equipped with an engine such as a generator or compressor as a drive source, it is necessary to prevent noise during operation from leaking to the outside, and to protect the components such as the engine, work equipment body, fuel tank, etc. from the weather. There is a so-called "soundproof working machine" in which the components are housed in a soundproof box, for example, a box made of steel plate, so as to prevent the above-mentioned noise.
従来の防音型作業機60に使用される防音箱61は,例えば図15に示すように,構成機器を搭載する架台としての機能を有するフレーム63と,作業機本体等を載置した前記フレーム63上を覆う防音ケース62とから構成される。
A
また,前記フレーム63は,フレーム枠64と,このフレーム枠64内に着脱可能に収容された防油堤65によって構成されている。前記防油堤65は,一般に上向きに開口する有底枠型の容器であって,燃料タンクや給油配管等から漏出した燃料や,エンジンや作業機本体等から漏出した潤滑油(以下,これらの燃料や潤滑油を総称して「油脂類」という。)が機外に漏出して周辺環境を汚染することがないよう,構成機器から漏出した油脂類(漏油)を貯留する機能を有する。
The
また,前記フレーム枠64は,前記フレーム63の外枠となるもので,4本の溝型鋼を連結して形成された,平面視矩形を成す枠状に構成されており,該フレーム枠64の上面は,端板や横架材が架設される等して,作業機本体等の構成機器を載置可能となっている。
The
上述のように構成されたフレーム枠64は,その内部に前記防油堤65を収容する空間が形成されていると共に,その底面に開口66が設けられており,この開口66を介してフレーム枠64内部に防油堤65を出し入れすることができるように構成されている。
The
また,前記フレーム枠64の上面には,前記防音ケース62を取り付けた際,防音ケース62内の空間と,前述した防油堤65内の空間を連通させる連通口67が形成されており,前記フレーム枠64上に載置されて防音ケース62内に収容されたエンジンや作業機本体,これらに燃料や潤滑油等を導入する配管等の機器から燃料や潤滑油等の油脂類の漏出(漏油)があった場合,漏出した油脂類が前記連通口67を介して前記フレーム枠64内に収容された防油堤65内に落下して回収されるように構成されている。
In addition, a
ここで,上述のようにフレーム枠64内に防油堤65を収容した構成では,前記フレーム枠64内部に出し入れを可能とするために前記防油堤65を前記フレーム枠64内に形成されている空間よりも小さく形成する必要があることから,フレーム枠64内に防油堤65を収容すると,前記フレーム枠64の側壁内面と,前記防油堤65の側壁外面間に隙間W1が生じてしまう。
Here, in the structure in which the
前記隙間W1により,例えば,図15中の矢印線が示すように,防音箱内で生じた漏油Oが,防油堤内の燃料タンク68に当たって跳ねて前記隙間W1内に飛び散る等することで,前記隙間W1から機外に漏れ出す恐れがあった。 Due to the gap W1, for example, as indicated by the arrow line in FIG. There was a risk of leakage to the outside of the machine through the gap W1.
さらに,前記隙間W1により,エンジン音等,機内の音Nが漏れ出し,騒音の原因ともなっていた。 Furthermore, the gap W1 leaks the sound N inside the machine, such as the engine sound, and causes noise.
上述の問題に対し,特許文献1には,図16に示すように,上述の従来の防音箱と同様に,構成機器を搭載する架台としての機能を有するフレーム73と,作業機本体等を載置した前記フレーム73上を覆う防音ケース72とを備え,前記フレーム73が,外枠を成すフレーム枠74と,フレーム枠74内に収容した防油堤75によって構成され,前記フレーム枠74の底面に設けた開口76を介して防油堤75を出し入れ可能と成すと共に,フレーム枠74の上面に設けた連通口77を介してフレーム枠74上に搭載した機器より漏出した油脂類(漏油)を防油堤75内に落下可能に構成される防音箱71において,フレーム枠74の側壁と防油堤75の側壁との間に生じた隙間W1の上部を,フレーム枠74の側壁から防油堤75の開口上に下向きに突出するガイド板78で覆い,防音箱71内で生じた漏油を防油堤75に案内すると共に,前記隙間W1に対する漏油の浸入を防止したものが提案されている。
In order to solve the above problem,
また,特許文献2には,図17に示すように,エンジンや該エンジンにより駆動される作業機本体等の構成機器(図示せず。)を下から支持し,周囲を板材により囲まれたベース83(上述の「フレーム枠」に相当する。)と,前記エンジンの燃料を貯留する燃料タンク88と,前記ベース83の上から前記エンジン,前記作業機本体及び前記燃料タンク88を覆う防音ケース(図示せず。)と,前記ベース83の内側に,前記ベース83内面との間に隙間W1を介して配置され,前記防音ケース内で生じる漏洩物を受けて溜める漏洩物貯留タンク84(上述の「防油堤」に相当する。)とを備えたエンジン駆動作業機80において,前記漏洩物貯留タンク84の外側上部に全周にわたって水受け樋85が設けられ,また,前記ベース83の内面全周に,前記ベース83側から前記水受け樋85側に向かって低くなるように傾斜したガイド板86が設けられ,上方から流れ落ちてきた雨水を前記水受け樋85内に導くようにし,前記水受け樋85と前記ガイド板86の間に弾性閉塞部材87が介在されることで前記隙間W1が封止され,機内の騒音が前記隙間W1を介して外部に漏れ出ることを防止されると共に,前記ベースと排出する雨水の吹き上げを防止されたものが提案されている。
In addition, as shown in FIG. 17,
しかしながら,上掲の特許文献1に開示の防音箱70では,図16に示すように,ガイド板78と防油堤75の間から,前記フレーム枠74と前記防油堤75間で生じる隙間W1を通って,音漏れが生じる問題があった。
However, in the
また,上掲の特許文献2に開示のエンジン駆動作業機80では,上述の水受け樋85が満杯になってしまうのを避けるために水受け樋85に排出孔(図示せず。)が設けられているところ,搭載機器からの漏油が飛び散り前記漏洩物貯留タンク84内ではなく前記水受け樋85内に浸入すると前記排出孔から漏油が機外に流出してしまう問題があった。
Further, in the engine-driven
そこで,本発明は,上記従来技術における欠点を解消するために成されたもので,防油堤の機能を持ったフレームを備えた防音箱において,フレーム枠内に防油堤を収容した構成を採用しながら,フレーム枠と防油堤の隙間から漏油が流出することを防止すると共に,音漏れをも防止することが可能な作業機の防油構造を提供することを目的とする。 Accordingly, the present invention has been made in order to eliminate the above-mentioned drawbacks of the prior art. To provide an oil-proof structure of a working machine capable of preventing leaked oil from flowing out from a gap between a frame frame and an oil-proof dike while adopting it, and also preventing sound leakage.
以下に,課題を解決するための手段を,発明を実施するための形態で使用する符号と共に記載する。この符号は,特許請求の範囲の記載と発明を実施するための形態の記載との対応を明らかにするためのものであり,言うまでもなく,本発明の技術的範囲の解釈に制限的に用いられるものではない。 Means for solving the problems are described below together with symbols used in the mode for carrying out the invention. This code is for clarifying the correspondence between the description of the claims and the description of the mode for carrying out the invention, and needless to say, it is used restrictively to interpret the technical scope of the present invention. not a thing
上記目的を達成するために,本発明の作業機1の防油構造は,構成機器を載置する基台となるフレーム10と,該フレーム10上を覆う防音ケース2aにより構成した防音箱2を備える作業機1において,
前記フレーム10を,前記フレーム10の外枠となるフレーム枠11と,該フレーム枠11内に収容された上向きに開口する有底枠型の防油堤14とによって構成し,
前記フレーム枠11の底面に開口12を設けて前記防油堤14を出し入れ可能に構成すると共に,前記フレーム枠11の上面には,前記防音ケース2a内の空間と前記防油堤14内の空間とを連通する連通口13を設けて前記防音ケース2a内で生じた漏油を前記防油堤14内に落下可能に構成し,
前記フレーム枠11と前記防油堤14間の隙間W1に弾性閉塞部材20を配設することで,前記隙間W1を封止することを特徴とする(請求項1:図1~5参照)。
In order to achieve the above object, the oil-proof structure of the
The
An
The gap W1 is sealed by disposing an
また,本発明の作業機1の防油構造は,前記フレーム枠11の側壁111から前記防油堤14の開口142上に下向きに傾斜させて突設したガイド板16により前記隙間W1の上方を覆うと共に,
前記隙間W1に連通する,前記ガイド板16と前記防油堤14間の空隙W2に前記弾性閉塞部材20を配設することで,前記隙間W1を封止するものであっても良い(請求項2:図6~7参照)。
In addition, the oil-proof structure of the
The gap W1 may be sealed by disposing the
また,前記隙間W1に連通する前記空隙W2において,前記ガイド板16の下面と前記防油堤14の側壁141の上端面間に前記弾性閉塞部材20(図8中ではウレタン22)を配設することで,前記隙間W1を封止するものであっても良い(請求項3:図8参照)。
In addition, in the gap W2 communicating with the gap W1, the elastic closing member 20 (
また,本発明の作業機1の防油構造は,前記防油堤14の上面に載置され前記防油堤14の上面の開口142の少なくとも前記連通口13の範囲を覆う平板状の遮蔽板30を設け,該遮蔽板30に,表裏を貫通する孔であって漏油を前記防油堤14内へ導く連通孔31を設けると共に,前記遮蔽板30の外周縁に沿って立ち上げ部32を形成し,
前記隙間W1に連通する,前記フレーム枠11と前記遮蔽板30の前記立ち上げ部32間の間隔W3に前記弾性閉塞部材20を配設することで,前記隙間W1を封止するものであっても良い(請求項4:図9~11参照)。
Further, the oil-proof structure of the
The gap W1 is sealed by disposing the
また,前記隙間W1に連通する前記間隔W3において,前記フレーム枠11の上面部(図10中では端板112及び横架材113)の下面と前記立ち上げ部32の上端面間に前記弾性閉塞部材20を配設することで,前記隙間W1を封止するものであっても良い(請求項5:図10参照)。
In addition, in the gap W3 communicating with the gap W1, the elastic closure is provided between the lower surface of the upper surface of the frame 11 (the
また,前記遮蔽板30が前記防油堤14の上面の開口142の全体を覆うように構成するものであっても良い(請求項6:図12~13参照)。
Also, the
なお,前記遮蔽板30を不燃材料から形成し,前記防油堤14内に燃料タンク40を収容することが好ましい(請求項7)。
It is preferable that the
また,前記弾性閉塞部材20は液密性を有することが好ましい(請求項8)。
Moreover, it is preferable that the
以上で説明した本発明の防油構造では,前記弾性閉塞部材20を用いて前記フレーム枠11と前記防油堤14間に生じた前記隙間W1を封止でき,従って,前記隙間W1からの漏油の流出及び音漏れを防止できた。
In the oil-proof structure of the present invention described above, the gap W1 formed between the
また,前記フレーム枠11の底面に開口12を設けて前記防油堤14を出し入れ可能に構成し,かつ,前記フレーム枠11と前記防油堤14間に生じた前記隙間W1に連通する,前記ガイド板16の下面と前記防油堤14の側壁141の上端面間に弾性閉塞部材20を配設することで,前記フレーム枠11と前記防油堤14間に生じた前記隙間W1を封止する構成では,防油堤14を取り外す際に,前記弾性閉塞部材20が他の部材に接触し擦れる恐れがないため,擦れによる損傷・劣化を防止できた。
Further, an
同様に,前記フレーム枠11の底面に開口12を設けて前記防油堤14を出し入れ可能に構成し,かつ,前記フレーム枠11と前記防油堤14間に生じた前記隙間W1に連通する,前記フレーム枠11の上面部の下面と前記遮蔽板30の立ち上げ部32の上端面間に弾性閉塞部材20を配設することで,前記フレーム枠11と前記防油堤14間に生じた前記隙間W1を封止する構成では,防油堤14を取り外す際に,前記弾性閉塞部材20が他の部材に接触し擦れることがないため擦れによる損傷・劣化を防止できた。
Similarly, an
前記遮蔽板30を備えた本発明の防油構造は,前記遮蔽板30が防音箱2内で生じた漏油の受けとして機能することで漏油の飛び散りを軽減でき,また,防音箱2内で生じた漏油が防油堤14内に収容された燃料タンク40に当たって跳ねることで前記隙間W1へ飛び散ることを防止できた。
The oil-proof structure of the present invention having the shielding
前記遮蔽板30で前記防油堤14の上面の開口142の全体を覆うように構成し,前記フレーム枠11と前記防油堤14間に生じた前記隙間W1に連通する,前記フレーム枠11と前記遮蔽板30の前記立ち上げ部32間に生じた間隔W3に前記弾性閉塞部材20を配設することで,前記フレーム枠11と前記防油堤14間に生じた前記隙間W1を封止する構成では,前記防油堤14の上面全体を前記遮蔽板30で塞ぐと共に,フレーム枠11と防油堤14との隙間W1を全周に亘って封止するものであることから,例えば作業機の輸送・運搬時に,前記防油堤14内に溜まった漏油が機外に流出することを効果的に防止できた。
The shielding
また,不燃材料で形成した前記遮蔽板30を備えると共に,前記防油堤14内に燃料タンク40を収容する構成では,不燃性の前記遮蔽板30により構成機器と燃料タンクとが仕切られ,防火対策になる。
In addition, in the configuration in which the
以下,まず,本発明の第1実施形態について,添付図面を参照しながら説明する。 First, a first embodiment of the present invention will be described below with reference to the accompanying drawings.
図1において,符号1は防音箱2を備えた作業機1であり,前記防音箱2は,フレーム10と該フレーム10上を覆う防音ケース2aによって構成されており,前記フレーム10と防音ケース2aによって囲まれた空間内に,図示せざる圧縮機本体や発電機本体等の作業機本体,この作業機本体を駆動するエンジン,エンジンに燃料を供給する燃料タンク,その他の必要な機器を収容することができるように構成されている。
In FIG. 1,
また,前記フレーム10は,フレーム枠11と該フレーム枠11内に着脱可能に収容された防油堤14によって構成されている(図2,図3参照)。
The
前記フレーム枠11は,前記フレーム10の外枠となるもので,本実施形態では,4本の溝型鋼(側壁111a~111d)を連結して形成された平面視矩形を成す枠状体と,その上面に架設された端板112や横架材113,114とから構成され,エンジンや作業機等の構成機器が載置できるようになっている(図3参照)。
The
上述のように形成されたフレーム枠11は,その内部に後述する防油堤14を収容する空間が形成されていると共に,その底面に開口12が設けられており,前記開口12を介して内部に前記防油堤14を出し入れ可能に構成されている。
The
また,前記フレーム枠11の上面には,前述の防音ケース2aが取り付けられた際,防音ケース2a内の空間と,前記防油堤14内の空間を連通させる連通口13が形成されており,フレーム枠11上に載置されて防音ケース2a内に収容されたエンジンや作業機本体,これらに燃料や潤滑油等を導入する配管等の機器から燃料や潤滑油等の油脂類の漏出があった場合,漏出した油脂類(漏油)が前記連通口13を介してフレーム枠11内に収容された防油堤14内に落下して回収されるように構成されている。
Further, on the upper surface of the
図3に示す本実施形態のフレーム枠11は,上述したように,前記4つの側壁111(111a~111d)によりフレーム枠11の側面部が構成されていると共に,フレーム枠11の長手方向(前後方向)における一端側(前端側)の上部が端板112で覆われ,他端側(後端側)の上部が横架材113で覆われ,各側壁111a~111cの上端より外向きに突出したフランジ117(117a~117c)の上面と前記端板112と前記横架材113との上面によりフレーム枠11の上面部が構成され,そして,前記端板112の一辺と,フレーム枠11の短手方向(左右方向)の2つの側壁111a,111bの上端のフランジ117a,117bの各一辺と,前記横架材113の一辺によって,前記連通口13の開口縁が形成されている。
As described above, the
上述のフレーム枠11内に収容される前述の防油堤14は,前記フレーム枠11内に収容可能な大きさに形成された,上面を開口する有底枠型の容器(図示の例では有底箱型の容器)として構成されており,燃料タンクやエンジン,作業機等から漏出した油脂類を内部に貯溜することができる液密性を備えている。
The above-mentioned
本実施形態では,前記防油堤14が,平面視矩形状に形成された前述のフレーム枠11に対し一回り小さな平面視矩形状に形成されることで,クレーン等で吊り下げたフレーム枠11を適宜位置に配置した防油堤14上に下降させ,前記フレーム枠11の前記開口12を介して,前記フレーム枠11内に防油堤14を収容することができるように構成されている。
In this embodiment, the
このように防油堤14がフレーム枠11内の空間に対し収容可能に構成されていることから,フレーム枠11内に防油堤14が収容されると,図4及び5に示すように,防油堤14の側壁141a~141dの外面と,フレーム枠11の側壁111a~111dの内面間には,所定の隙間W1が形成される。なお,防音ケース2a内に収容された機器より漏出した油脂類が,前記連通口13を介してフレーム10内に落下した際,防油堤14内に回収されずに前記隙間W1に流入すると,この隙間W1を介して油脂類が機外に漏出して防音型作業機の設置場所周辺を汚染することとなる共に,前記隙間W1を介して騒音が漏れ出てしまう。
Since the
本発明の防油構造は,弾性閉塞部材20により前記隙間W1を封止し,前記隙間W1からの音漏れ及び油漏れを防止するものであって,本実施形態の防油構造においては,前記防油堤14の各側壁141a~141dの上端部に前記弾性閉塞部材20としてシールラバー21を設けている(図4,図5参照)。
The oil-proof structure of the present invention seals the gap W1 with an
前記シールラバー21は,前記側壁141を狭持する取付部211と該取り付け部211から突設された中空略三角形の断面形状から成る当接部212とを有する長尺部材であり,前記当接部212がフレーム枠11に当接することで,前記フレーム枠11と防油堤14との隙間を封止することができるものとなっている(図4,図5参照)。
The
詳しくは,図4に示す防油堤14の長手方向(前後方向)の2つの側壁141c,141dに取り付けたシールラバー21の前記当接部212が前記フレーム枠11の前記上面部(前記端板112や前記横架材113)の下面に押しつけられるように当接し(前方の側壁141dに取り付けたシールラバー21は前記端板112の下面に当接し,後方の側壁141cに取り付けたシールラバー21は前記横架材113の下面に当接している。),また,図5に示す防油堤の短手方向(左右方向)の2つの側壁141a,141bに取り付けたシールラバー21は,前記当接部212がフレーム枠11の短手方向の2つの側壁111a,111bの内面に押しつけられるにように当接しており,以上の構成により,前記フレーム枠11と防油堤14との隙間W1が封止される。
Specifically, the
なお,本発明の防油構造は,防音ケース2a内で発生した漏油の他に防音ケース2a内に浸入した雨水についても防油堤14内に回収するものである。従って,前記防油堤14の各側壁141a~141dの上端部にシールラバー21を設けた本実施形態のように,本発明の防油構造においては,前記弾性閉塞部材20を前記フレーム枠11と前記防油堤14の上縁部間の隙間W1に配設しても好適である。
In the oil-proof structure of the present invention, not only the leaked oil generated in the
また,本発明の防油構造において,前記フレーム枠11と前記防油堤14間に生じた前記隙間W1を封止する構造としては,上述した実施形態の他に,例えば,図6及び7に示すように,フレーム枠11の各側壁111a~111dから防油堤の開口上に下向き傾斜して突設した断面が下向き略コ字状のガイド板16により前記フレーム枠11と前記防油堤14間に生じた前記隙間W1の上方を覆い,前記ガイド板16に前記シールラバー21を取り付け,該シールラバー21の当接部212を防油堤14の側壁141の上端部に当接させるものでも良い。
In addition, in the oil-proof structure of the present invention, as a structure for sealing the gap W1 generated between the
上述の防油構造は,前記フレーム枠11と前記防油堤14間に生じた隙間W1に連通する,前記ガイド板16と前記防油堤14間に生じた空隙W2に前記弾性閉塞部材20を配設することで,前記フレーム枠11と前記防油堤間14に生じた隙間W1を封止するものであり,この形態の他の例としては,図8に示すように,前記防油堤14の短手方向(左右方向)の2つの側壁141a,141bについて,一方の側壁141bの上端には,シールラバー21を取り付けて該シールラバー21の当接部212を前記防油堤14の側壁141bの上端部に当接させるものとし,また,他方の側壁141aの上端は,水平方向に曲折して該上端曲折部の上面を前記ガイド板16の下面に貼着したウレタン22(弾性閉塞部材20)に当接したものが挙げられる。
In the above-described oil-proof structure, the
なお,上述した図8の例では,弾性閉塞部材20として擦れて劣化する可能性が有ると共に透水性を有するウレタン22を使用しているが,上述のとおり,前記ウレタン22を前記ガイド板16の下面と前記防油堤14の側壁141の上端面間に配設することにより,防油堤14を取り外すためにクレーン等でフレーム枠11を吊り上げる際に,前記ウレタン22が他の部材に接触し擦れることがないため擦れによる損傷・劣化の恐れが無く,また,前記ガイド板16により漏油の前記隙間W1への浸入が防止されている。
In the example of FIG. 8 described above,
なお,図8に示す例では,防油堤14の短手方向(左右方向)の2つの側壁141a,141bの一方の側壁141aにおいて,前記ガイド板16の下面と前記防油堤14の側壁141の上端面間にウレタン22を配設した構成となっているが,防油堤14の短手方向(左右方向)の2つの側壁及び長手方向(前後方向)の2つの側壁全てにおいて同様の構成としても良い。また,前記防油堤14の側壁141の上端面は,上述のように曲折されたものに限定されず,また,前記ウレタン22は,前記防油堤14の側壁141の上端面に貼着しても良い。
Incidentally, in the example shown in FIG. The
次に,本発明の第2実施形態について説明する。 Next, a second embodiment of the invention will be described.
なお,以下においては,本実施形態の防油構造について,上述の第1実施形態と異なる点を中心に説明し,同様の箇所については説明を省略する。また,第1実施形態と対応する箇所には,同一の符号を付して説明する。 In the following description, the oil-proof structure of this embodiment will be described with a focus on the differences from the above-described first embodiment, and the description of the same parts will be omitted. In addition, the same reference numerals are assigned to portions corresponding to those of the first embodiment.
本実施形態では,平面視矩形の平板であって,4隅に表裏を貫通する連通孔31を有すると共に,外周縁4辺に形成した立ち上げ部32を有する遮蔽板30を,前記防油堤14の上面を覆うように設けている(図9参照)。
In this embodiment, the shielding
前記遮蔽板30は,防音箱2内で構成機器から漏れた油脂類の受けとして機能し漏油の飛び散りを防止するもので,前記連通孔31により確実に防油堤内に油脂類を導入することができる。
The shielding
なお,本実施形態の前記遮蔽板30は,前記防油堤14の上面開口の全面を覆うものでなく,前記防油堤14の上面の開口142において少なくとも前記フレーム枠11の前記連通口13の範囲を覆うものである。
The shielding
そして,本実施形態の防油構造は,図10に示すように,遮蔽板30の長手方向(前後方向)の2つの立ち上げ部(側壁部)32c,32dの上端面が,前記フレーム枠11の上面部(前記端板112や前記横架材113)の下面に貼着されたウレタン22(弾性閉塞部材20)に当接し(前方の前記立ち上げ部32dの上端は前記端板112の下面に貼着された前記ウレタン22に当接し,後方の前記立ち上げ部32dの上端は前記横架材113の下面に貼着された前記ウレタン22に当接している。),また,図11に示すように,前記遮蔽板30の短手方向(左右方向)の2つの立ち上げ部(側壁部)32a,32bに取り付けた前記シールラバー21(弾性閉塞部材20)の前記当接部212が,前記フレーム枠11の長手方向の2つの側壁111a,111bの内面に押しつけられるにように当接している。
In the oil-proof structure of this embodiment, as shown in FIG. urethane 22 (elastic closing member 20) adhered to the lower surface of the upper surface (the
上述の通り,本実施形態の防油構造は,前記フレーム枠11と前記防油堤14間に生じた隙間W1に連通する,前記フレーム枠11と前記立ち上げ部32間に生じた間隔W3に弾性閉塞部材20を配設することで,前記フレーム枠11と前記防油堤14間に生じた隙間W1を封止するものとなっている。
As described above, in the oil-proof structure of this embodiment, the gap W3 formed between the
従って,本実施形態の防油構造により,前記フレーム枠11と前記防油堤14間に生じた隙間W1からの音漏れ及び漏油の流出が防止される。
Therefore, the oil-proof structure of the present embodiment prevents sound leakage and oil leakage from the gap W1 formed between the
なお,本実施形態では,弾性閉塞部材20として擦れて劣化する可能性が有ると共に透水性を有する前記ウレタン22を使用しているが,上述の通り,前記ウレタン22を前記フレーム枠11の上面部(図10では端板112,横架材113)の下面と前記遮蔽板30の立ち上げ部32の上端面間に配設することにより,前記防油堤14を取り外すためにクレーン等でフレーム枠11を吊り上げる際に,前記ウレタン22が他の部材に接触し擦れることがないため擦れによる損傷・劣化の恐れが無く,また,前記立ち上げ部32により漏油の前記W1への浸入が防止されている。
In this embodiment, the
また,本実施形態では,遮蔽板30の長手方向(前後方向)の2つの立ち上げ部32c,32dにおいて,前記フレーム枠11の上面部の下面と前記立ち上げ部32の上端面間にウレタン22を配設した構成となっているが,前記遮蔽板30の短手方向(左右方向)の2つの立ち上げ部32a,32bにおいても同様の構成としても良い。
In addition, in the present embodiment, in the two rising
本実施形態の防油構造では,上述の通り,防音箱2内で生じた漏油の受けとして機能する前記遮蔽板30が前記防油堤14の上面開口において少なくとも前記フレーム枠11の前記連通口13の範囲を覆うように配設していることで漏油の飛び散りを軽減でき,従って,遮蔽板30が無い場合に起こり得る作業機内で漏れた油脂類が防油堤14内に備えた燃料タンク40に当たって跳ねることで前記隙間W1へ飛び散る問題を解消できる。
In the oil-proof structure of this embodiment, as described above, the shielding
本発明の第3実施形態について説明する。 A third embodiment of the present invention will be described.
なお,以下においては,本実施形態の防油構造について,上述の第2実施形態と異なる点を中心に説明し,同様の箇所については説明を省略する。また,第1実施形態及び第2実施形態と対応する箇所には同一の符号を付して説明する。 In the following description, the oil-proof structure of this embodiment will be described with a focus on the differences from the above-described second embodiment, and the description of the same parts will be omitted. Also, the same reference numerals are assigned to portions corresponding to those of the first and second embodiments.
本実施形態では,図12,図13に示すように,上述した遮蔽板30を防油堤14の上面の開口142の全体を覆うように構成すると共に,上述の実施形態と同様,前記遮蔽板30の外周縁4辺の立ち上げ部32a~32dにシールラバー21(弾性閉塞部材20)を取りつけている。
In this embodiment, as shown in FIGS. 12 and 13, the shielding
そして,本実施形態の防油構造は,前記立ち上げ部32a~32dに取り付けたシールラバー21が,前記フレーム枠11の側壁111a~111dの内面に押しつけられるように当接している。
In the oil-proof structure of this embodiment, the seal rubbers 21 attached to the raised
つまり,本実施形態の防油構造は,前記フレーム枠11と前記防油堤14間に生じた前記隙間W1に連通する,前記フレーム枠11と前記遮蔽板30の前記立ち上げ部32間に生じた間隔W3に前記弾性閉塞部材20を配設することで,前記フレーム枠11と前記防油堤14間に生じた前記隙間W1を封止するものである。
In other words, the oil-proof structure of this embodiment is formed between the
また,本実施形態の防油構造は,遮蔽板30が防油堤14の上面の開口142の全体を覆うように構成されているため,防油堤14の上面の開口142が遮蔽板30で塞がれた状態と成ると共に,フレーム枠11と防油堤14との隙間W1が全周に亘って封止されるものであることから,防油堤14内に液体が溜まっている場合でも,作業機の輸送・運搬時に防油堤14内の液体が溢れ出てフレーム枠11と防油堤14との隙間W1から液体が機外へ流出する恐れが無く,従って,漏油の流出事故を効果的に防止できる。
Further, in the oil-proof structure of this embodiment, the
さらに,本実施形態では,前記遮蔽板30は,燃料タンク40が収容される前記防油堤14と,作業機本体やエンジン等とを仕切るように配置されており,従って遮蔽板30が金属やセラミック等からなる不燃材料で形成されている場合は防火対策にもなる。
Further, in this embodiment, the shielding
なお,本発明に用いられる弾性閉塞部材20は,上述のようにシールラバー21やウレタン22等が用いられる。前記シールラバー21は,液密性を有する点で好適である。
The
また,前記シールラバー21の形状は,上述の実施形態で使用されたものに限定されず,隙間を封止できるものであれば問題なく使用でき,例えば,図14に示すように,前記防油堤14の側壁141や前記遮蔽板の立ち上げ部32の上端部を狭持する取付部211から中空略円形の断面形状から成る当接部212が突設された長尺部材であっても良い。
Further, the shape of the
1 作業機
2 防音箱
2a 防音ケース
10 フレーム
11 フレーム枠
111 側壁(フレーム枠の)
111a,111b 短手方向(左右方向)の側壁(フレーム枠の)
111c,111d 長手方向(前後方向)の側壁(フレーム枠の)
112 端板
113,114 横架材
117(117a~117c) フランジ
12 開口
13 連通口
14 防油堤
141 側壁(防油堤の)
141a,141b 短手方向(左右方向)の側壁(防油堤の)
141c,141d 長手方向(前後方向)の側壁(防油堤の)
142 開口
16 ガイド板
20 弾性閉塞部材
21 シールラバー
211 取付部
212 当接部
22ウレタン
30 遮蔽板
31 連通孔
32 立ち上げ部
32a,32b 短手方向(左右方向)の立ち上げ部
32c,32d 長手方向(前後方向)の立ち上げ部
40 燃料タンク
60 作業機
61 防音箱
62 防音ケース
63 フレーム
64 フレーム枠
65 防油堤
66 開口
67 連通口
68 燃料タンク
70 作業機
71 防音箱
72 防音ケース
73 フレーム
74 フレーム枠
75 防油堤
76 開口
77 連通口
78 ガイド板
80 作業機
83 ベース
84 漏洩物貯留タンク
85 水受け樋
86 ガイド板
87 弾性閉塞部材
88 燃料タンク
N 騒音
O 漏油
W1 (フレーム枠と防油堤間の)隙間
W2 (ガイド板と防油堤間の)空隙
W3 (フレーム枠と遮蔽板の立ち上げ部間の)間隔
1
111a, 111b side walls (of the frame) in the lateral direction (horizontal direction)
111c, 111d Longitudinal (back and forth) side walls (of frame)
112
141a, 141b Lateral direction (left and right direction) side walls (of oil dikes)
141c, 141d Longitudinal (longitudinal) side walls (of dikes)
142
63
N Noise O Oil leakage W1 Gap (between frame frame and oil dike) W2 (between guide plate and oil dike) Gap W3 (between frame frame and raised part of shield plate)
Claims (8)
前記フレームを,前記フレームの外枠となるフレーム枠と,前記フレーム枠内に収容された上向きに開口する有底枠型の防油堤とによって構成し,
前記フレーム枠の底面に開口を設けることで前記防油堤を前記フレーム枠内に出し入れ可能に構成すると共に,前記フレーム枠の上面には,前記防音ケース内の空間と前記防油堤内の空間とを連通する連通口を設けて前記防音ケース内で生じた漏油を前記防油堤内に落下可能に構成し,
前記フレーム枠と前記防油堤間の隙間に弾性閉塞部材を配設することで,前記隙間を封止することを特徴とする作業機の防油構造。 In a work machine equipped with a frame that serves as a base on which components are placed and a soundproof box that is made up of a soundproof case that covers the frame,
The frame is composed of a frame that serves as an outer frame of the frame and a bottomed frame-type oil barrier that is housed in the frame and opens upward,
An opening is provided in the bottom surface of the frame so that the oil barrier can be inserted into and removed from the frame, and the upper surface of the frame has a space within the soundproof case and a space within the oil barrier. A communication port is provided to communicate with the soundproof case so that the leaked oil generated in the soundproof case can fall into the oil barrier,
An oil-proof structure for a work machine, wherein an elastic closing member is arranged in a gap between the frame and the oil-proof dike to seal the gap.
前記隙間に連通する,前記ガイド板と前記防油堤間の空隙に前記弾性閉塞部材を配設することで,前記隙間を封止することを特徴とする請求項1記載の作業機の防油構造。 The upper part of the gap is covered by a guide plate protruding downward from the side wall of the frame over the opening of the oil barrier,
2. The oil protection for a working machine according to claim 1, wherein said gap is sealed by arranging said elastic closing member in a gap between said guide plate and said oil protection dike that communicates with said gap. structure.
前記隙間に連通する,前記フレーム枠と前記遮蔽板の前記立ち上げ部間の間隔に前記弾性閉塞部材を配設することで,前記隙間を封止することを特徴とする請求項1記載の作業機の防油構造。 A flat plate-shaped shielding plate is provided on the upper surface of the oil dike and covers at least the range of the communication port of the opening on the upper surface of the oil dike, and the shielding plate has a hole penetrating from the front and back to prevent oil leakage. into the oil barrier, and a rising portion is formed along the outer peripheral edge of the shield plate,
2. The operation according to claim 1, wherein said gap is sealed by arranging said elastic closing member in the gap between said raised portion of said frame and said shielding plate communicating with said gap. Machine oil-proof structure.
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