JP2023119395A - 情報処理装置 - Google Patents

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豊和 中嶋
Toyokazu Nakajima
俊介 相良
Shunsuke Sagara
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Abstract

【課題】先頭車両として隊列走行に参加する際の動機付けを可能にする。【解決手段】情報処理装置は、車両に設定された目的地情報を取得することと、取得された目的地情報に基づいて、所定時間または所定距離を超えて同一の道路区間を走行すると判断される複数の車両の少なくとも1つに対して、車両の走行に伴う費用の軽減を含む特典が付与された、隊列走行の先頭車両になることを促す情報を送信することと、を実行する制御部を備える。【選択図】図8

Description

本開示は、車両の隊列走行を支援する情報処理装置に関する。
特許文献1には、運行支援装置が、隊列走行を行うことによって発生する利益を、隊列を構成する車両ごとに算出する利益算出手段と、発生する利益を、隊列を構成する複数台の車両に分配するためのデータである分配データを生成する利益分配手段とを有すると、開示されている。
特開2018-181142号公報
本開示は、先頭車両として隊列走行に参加する際の動機付けを可能にする。
本開示の第1の態様に係る情報処理装置は、
車両に設定された目的地情報を取得することと、
前記取得された目的地情報に基づいて、所定時間または所定距離を超えて同一の道路区間を走行すると判断される複数の車両の少なくとも1つに対して、前記車両の走行に伴う費用の軽減を含む特典が付与された、隊列走行の先頭車両になることを促す情報を送信することと、
を実行する制御部を備える。
本開示により、先頭車両として隊列走行に参加する際の動機付けが可能になる。
実施形態に係る情報処理システムの構成の一例を示す図である。 運行支援サーバ、車載装置のハードウェア構成の一例を示す図である。 実施形態に係る運行支援を説明する図である。 実施形態に係る運行支援を説明する図である。 運行支援サーバの機能構成を説明する図である。 車両情報DBに格納されるデータの一例を示す図である。 先頭車両DBに格納されるデータの一例を示す図である。 運行支援サーバの処理の流れを示すフローチャートである。 車載装置の処理の流れを示すフローチャートである。
本開示の態様の一つである情報処理システムは、車両に設定された目的地情報や経路情報に基づいて先頭車両になることを促し、隊列走行に関する運行を支援するシステムである。情報処理システムにおいて、情報処理装置である運行支援サーバは、高速道路または幹線道路等を含む一般道路の同一の道路区間を走行中の車両から、位置情報および当該車両に設定された目的地情報、経路情報等を取得する。そして、運行支援サーバは、車両毎の目的地情報や経路情報等に基づいて、当該車両が所定時間または所定距離を超えて同一
の道路区間を走行すると判断される複数の車両を特定する。運行支援サーバは、特定された複数の車両の少なくとも1つに対し、当該車両の走行に伴う費用の軽減を含む特典の付与をインセンティブ情報として、隊列走行の先頭車両になることを促す情報を送信する。このような、インセンティブ情報として、例えば、高速道路の費用、燃料費、食事代、運転者等の人件費の補填等が例示される。運行支援サーバは、例えば、隊列走行が行われた走行距離、走行時間、隊列走行への参加車両等に応じて、隊列走行の先頭車両になることを承諾した車両に対して上記特典を付与することができる。
これにより、車両の運転者等は、送信されたインセンティブ情報と、目的地に至る時間のロスや燃費向上のメリットがないことを天秤にかけ、隊列走行の先頭車両になることの判断が可能になる。本情報処理システムによれば、先頭車両として隊列走行に参加する際の動機付けが可能になる。
以下、図面を参照して、本開示の実施の形態を説明する。以下の実施形態の構成は例示であり、本開示は実施形態の構成に限定されない。また、以下の実施形態は可能な限り組み合わせることができる。
<第1実施形態>
図1は、本実施形態に係る情報処理システム1の構成の一例を示す図である。情報処理システム1は、車両に設定された目的地情報や経路情報に基づいて先頭車両になることを促し、隊列走行に関する運行を支援するシステムである。
図1に例示の情報処理システム1は、運行支援サーバ10、車両2(#1~#3)のそれぞれに搭載された車載装置20(#1~#3)を含む。運行支援サーバ10、各車両に搭載された車載装置20(#1~#3)は、ネットワークN1によって相互に接続されている。以下、車両2(#1~#3)を総称して車両2、車載装置20(#1~#3)を総称して車載装置20ともいう。車載装置20は、運行支援サーバ10とネットワークN1を通じて通信可能な制御装置である。運行支援サーバ10は、車載装置20を搭載する複数の車両2に対して、隊列走行による運行を支援する情報処理装置である。運行支援サーバ10においては、後述する機能が提供される。
ネットワークN1は、例えば、インターネット等の世界規模の公衆通信網でありWAN(Wide Area Network)やその他の通信網が採用されてもよい。また、ネットワークN1は、携帯電話等の電話通信網、Wi-Fi(登録商標)等の無線通信網、VPN(Virtual Private Network)等の専用通信網を含んでもよい。なお、図1では
、1台の運行支援サーバ10を例示するが、異なる領域を管轄する複数の運行支援サーバ10が接続されるようにしてもよい。また、車載装置20をそれぞれに搭載する3台の車両2(#1~#3)が図示されているが、これらの車両2は3台以上に存在し得る。
図2は、本実施形態に係る情報処理システム1を構成する運行支援サーバ10および車載装置20のハードウェア構成の一例を示す図である。図2に示すように、運行支援サーバ10は、接続バスによって相互に接続されたプロセッサ101、主記憶部102、補助記憶部103、通信部104、入出力IF105を含むコンピュータである。主記憶部102および補助記憶部103は、運行支援サーバ10が読み取り可能な記録媒体である。主記憶部102および補助記憶部103は、運行支援サーバ10のメモリを構成する。上記の構成要素はそれぞれ複数に設けられてもよいし、一部の構成要素を設けないようにしてもよい。
プロセッサ101は、運行支援サーバ10全体の制御を行う中央処理演算装置である。プロセッサ101は、例えば、CPU(Central Processing Unit)やGPU(Graphics
Processing Unit)、DSP(Digital Signal Processor)等である。プロセッサ101
は、制御部の一例である。プロセッサ101は、例えば、補助記憶部103に記憶されたプログラムを主記憶部102の作業領域に実行可能に展開し、当該プログラムの実行を通じて周辺機器の制御を行うことで所定の目的に合致した機能を提供する。
主記憶部102は、プロセッサ101が実行するプログラム、当該プロセッサが処理するデータ等を記憶する。主記憶部102は、フラッシュメモリ、RAM(Random Access Memory)やROM(Read Only Memory)を含む。補助記憶部103は、不揮発性半導体メモリ(フラッシュメモリ、EPROM(Erasable Programmable ROM))を含むシリコン
ディスク、ソリッドステートドライブ装置、ハードディスクドライブ(HDD、Hard Disk Drive)装置等である。補助記憶部103は、各種のプログラムおよび各種のデータを
読み書き自在に記録媒体に格納する。補助記憶部103は、外部記憶装置とも呼ばれる。補助記憶部103は、主記憶部102を補助する記憶領域として使用され、プロセッサ101が実行するプログラム、プロセッサ101が処理するデータ等を記憶する。補助記憶部103には、例えば、オペレーティングシステム(OS:Operating System)、各種プログラム、各種テーブル等が格納される。OSは、通信部104を介して接続された機器との間でデータの受け渡しを行う通信インターフェースプログラムを含む。なお、運行支援サーバ10は、単一のコンピュータであってもよいし、複数台のコンピュータが連携したものであってもよい。また、補助記憶部103に格納される情報は、主記憶部102に格納されてもよい。また、主記憶部102に格納される情報は、補助記憶部103に格納されてもよい。なお、運行支援サーバ10で実行される一連の処理については、上述のように、プロセッサ101がプログラムにより実行する。ただし、一連の処理の少なくとも一部はデジタル回路等のハードウェアにより実行させることもできる。
通信部104は、ネットワークN1経由で車載装置20と通信を行う手段である。通信部104は、ネットワークN1との接続方式に応じて適宜の構成を採用できる。通信部104は、例えば、LAN(Local Area Network)インターフェースボード、無線通信のための無線通信回路である。通信部104は、ネットワークN1との接続方式に応じて適宜の構成を採用できる。入出力IF105は、運行支援サーバ10に接続される機器との間でデータの入出力を行うインターフェースである。入出力IF105には、例えば、タッチパネル、カメラ、マイク、マウス、キーボード等の入力デバイスが接続される。入出力IF105を介し、入力デバイスを操作する操作者からの操作指示等を受け付ける。また、入出力IF105には、例えば、LCD(Liquid Crystal Display)、EL(Electroluminescence)パネル等の表示デバイス、プリンタ、スピーカ等の出力デバイスが接続さ
れる。
車載装置20は、車両2に搭載可能なコンピュータである。図2に示されるように、車載装置20は、接続バスによって相互に接続されたプロセッサ201、主記憶部202、補助記憶部203、通信部204、入出力IF205、位置情報センサ206、車載カメラ207、ナビゲーション部208を有する。上記の構成要素はそれぞれ複数に設けられてもよいし、一部の構成要素を設けないようにしてもよい。プロセッサ201、主記憶部202、補助記憶部203、通信部204、入出力IF205は、それぞれ運行支援サーバ10のプロセッサ101、主記憶部102、補助記憶部103、通信部104、入出力IF105と同様であるため説明が省略される。車載装置20は単一のコンピュータであってもよいし、複数台のコンピュータが連携したものであってもよい。また、車載装置20で実行される一連の処理については、プロセッサ201がプログラムにより実行する。ただし、一連の処理の少なくとも一部はデジタル回路等のハードウェアにより実行させることもできる。
位置情報センサ206は、車載装置20が搭載された車両2の位置情報(例えば緯度、
経度)を取得する。位置情報センサ206は、例えばGPS(Global Positioning System)受信部、無線LAN通信部等である。車載カメラ207は、例えばCCD(Charge Coupled Device)イメージセンサやCMOS(Complementary Metal Oxide Semiconductor
)イメージセンサ等の撮像素子を用いて撮影を行う。車載カメラ207は、自車両が走行する走行レーンを撮影可能な位置に設置されていることが好ましい。撮影により得られる画像は、静止画または所定のフレームレート(例えば30fps)の動画の何れであってもよい。
ナビゲーション部208は、GPS受信部等によって検出された自車両の位置情報(緯度、経度)に基づいて、入出力IF205を介して入力された目的地情報に対する経路案内を行う。目的地までの経路は、例えば、補助記憶部203に格納された地図データを参照して設定される。ナビゲーション部208は、例えば、入出力IF205を介してLCD等の表示デバイスに地図情報を表示させる。そして、ナビゲーション部208は、検出された自車両の位置や目的地までの経路を地図情報とともに表示したり、交差点等では音声等を介して右左折等の進行方向案内を行うことで、目的地までの経路案内を提供する。なお、車載装置20は、入出力IF205を介して接続された車内ネットワーク(例えば、CAN(Controller Area Network)等)を通じて、当該ネットワークに接続されたE
CU(Electronic Control Unit)等から速度情報を取得してもよい。
図3は、本実施形態に係る情報処理システム1の運行支援を説明する図である。図3に示すように、片側3車線の道路R1を同一方向に複数台の車両2(#1~#3)が走行しているものと想定する。道路R1は、例えば、高速道路または幹線道路等(一般道路も含む)といった、複数台の車両2が所定の車間距離を保ちながら走行する隊列走行が可能な2車線以上の走行レーンを有する道路である。車両2(#1~#3)のそれぞれには、車載装置20(#1~#3)が搭載され、各車載装置には車載装置IDが付与されているものとする。車両2#2および車両2#3は道路R1の左側の第1走行車線を走行し、車両2#1は、道路R1の中央の第2走行車線を走行しているものとする。
本実施形態に係る情報処理システム1では、運行支援サーバ10は、同一の高速道路または同一の幹線道路等を走行中の車両2(#1~#3)から、位置情報および当該車両に設定された目的地情報、経路情報等を取得する。例えば、運行支援サーバ10は、破線円Z1で示されるように、一定の距離範囲に存在する車両2から、上記情報を取得する。なお、上記情報の取得は、道路R1が存在する経路上のエリア情報で指定されてもよい。このようなエリア情報として、標準地域メッシュコード、分割地域メッシュコード等の地域メッシュ情報、市区町村等を示す情報、地域を特定する緯度・経度で区切られた情報であってもよい。
そして、本実施形態に係る運行支援サーバ10は、車両毎の目的地情報や経路情報等に基づいて、当該車両が所定時間または所定距離を超えて同一の道路区間を走行すると判断される車両を特定する。
図4は、運行支援サーバ10における上記判断を説明する図である。図4において、太実線で示される経路は高速道路を表し、太破線で示される経路は幹線道路を表し、破線で示される経路は片側1車線の道路を表す。また、IC1からIC6は高速道路への入出口を表す。例えば、図3の第2走行車線を走行する車両は2#1では、目的地情報として地点Cが設定され、IC1からIC4に至る高速道路の走行が経路情報として設定されているものとする。また、図3の第1走行車線を走行する車両は2#2では、目的地情報として地点Dが設定され、IC1からIC4に至る高速道路、およびIC4とIC5との間の幹線道路の走行が経路情報として設定されているものとする。そして、図3の第1走行車線を走行する車両は2#3では、目的地情報として地点Bが設定され、IC1からIC4
、IC5からIC6に至る高速道路、およびIC4とIC5との間の幹線道路の走行が経路情報として設定されているものとする。運行支援サーバ10では、例えば、図4に示すIC1近傍で車両2(#1~#3)に設定された目的地情報、経路情報等が取得される。
運行支援サーバ10の判断に関する所定距離が、例えば、IC2とIC3との距離に相当する場合、車両2(#1~#3)は少なくとも所定距離であるIC2からIC3に至る距離区間を超えて同一の高速道路を走行すると判断される。さらに、車両2(#2~#3)は、所定距離であるIC2からIC3に至る距離区間を超えてIC4に至る高速道路、およびIC4とIC5との間の幹線道路を走行すると判断できる。運行支援サーバ10は、車両2(#1~#3)を所定時間または所定距離を超えて同一の道路区間を走行すると判断される車両として特定する。なお、運行支援サーバ10の判断に関する所定距離は、予め隊列走行に係る燃費情報等に基づいて適宜に設定することができる。さらに、時間に関する判断基準は、1時間といった単位時間で設定されてもよい。高速道路を走行する速度(例えば、80km/h)と移動距離とに応じて判断基準になる所定時間を適宜に設定すればよい。
そして、運行支援サーバ10は、特定された車両2(#1~#3)に対し、当該車両の走行に伴う費用の軽減を含む特典の付与をインセンティブ情報として、隊列走行の先頭車両になることを促す情報を送信する。このような、インセンティブ情報として、例えば、高速道路の費用、燃料費、食事代、運転者等の人件費の補填等が例示される。運行支援サーバ10は、例えば、隊列走行が行われた走行距離、走行時間、隊列走行への参加車両等に応じて、隊列走行の先頭車両になることを承諾した車両に対して上記特典を付与することができる。
なお、運行支援サーバ10は、複数台の車両2が特定された場合には、隊列走行の先頭車両になることを促す情報を送信する際に、このようなレコメンドを送信する順位付けを行うとしてもよい。例えば、目的地に至る距離の長短に基づいてレコメンドを送信する順位付けが行われてもよい。また、運行支援サーバ10は、各車両の速度情報、車載カメラ207で撮像された撮像情報を取得し、走行速度の大小、走行中の走行車線等に基づいて順位付けを行うとしてもよい。図3においては、例えば、第2走行車線を走行する車両2#1が、第1走行車線を走行する車両2#2および車両2#3に優先してレコメンドが行われる。レコメンドに応じて、車両2#1から隊列走行の先頭車両になることが承諾されたものとする。
運行支援サーバ10は、隊列走行の先頭車両になることを承諾した車両2#1に対して当該車両の速度を一時的に低下させる指示を送信する。そして、運行支援サーバ10は、先頭車両に追従する隊列走行への参加を意図する参加車両に対して、当該先頭車両に後続する指示を送信する。先頭車両になることを承諾した車両2#1は、例えば、他の車両から先頭車両であることが認識可能な表示を行う。例えば、自車両に設けられた装飾灯を一定期間で明滅させることや、ハザードランプや室内照明を点灯させる、フォーンを一定の間隔で繰り返して鳴らす等が例示できる。
そして、先頭車両になることを承諾した車両2#1に対して隊列走行への参加を意図する参加車両が後続すると、隊列走行が開始される。例えば、図4に示す区間x1において、車両2#1を先頭車両とする隊列走行が行われ、当該隊列走行による交通流の改善、2台目以降の参加車両への空気抵抗の低減による燃費向上効果等が期待できる。運行支援サーバ10は、隊列走行の終了後、隊列走行の先頭車両になることを承諾した車両2#1に対して、走行に伴う費用の軽減を含む特典を車両2#1に送信する。
このように、本実施形態に係る情報処理システム1では、高速道路や幹線道路を走行す
る車両2に対して、走行に伴う費用の軽減を含む特典の付与をインセンティブ情報として、隊列走行の先頭車両になることを促す情報を送信することができる。これにより、車両2の運転者等は、送信されたインセンティブ情報と、目的地に至る時間のロスや燃費向上のメリットがないことを比較衡量し、隊列走行の先頭車両になることの判断が可能になる。本実施形態によれば、先頭車両として隊列走行に参加する際の動機付けが可能になる。
(機能構成)
図5は、運行支援サーバ10の機能構成の一例を概略的に示す図である。運行支援サーバ10は、機能構成要素に、車両情報取得部11、レコメンド処理部12、隊列走行支援部13、車両情報DB14、先頭車両DB15、参加車両DB16、地図情報DB17を備える。運行支援サーバ10のプロセッサ101は、主記憶部102に展開されたコンピュータプログラムにより、車両情報取得部11、レコメンド処理部12、隊列走行支援部13の処理を実行する。ただし、各機能構成素のいずれか、またはその処理の一部がデジタル回路等のハードウェアにより実行されてもよい。
車両情報DB14、先頭車両DB15、参加車両DB16は、プロセッサ101によって実行されるデータベース管理システム(Database Management System:DBMS)のプログラムが、補助記憶部103に記憶されるデータを管理することで構築される。車両情報DB14、先頭車両DB15、参加車両DB16は、例えば、リレーショナルデータベースである。地図情報DB17には、道路リンク番号や交差点等のノード番号等の地物位置を含む地図データ、当該地図データ上の各地点の特性を示す文字や写真等のPOI情報を含む地図情報が格納される。地図情報DB17は、ネットワークN1に接続される他のシステム、例えば、GIS(Geographic Information System)から提供されてもよい。
また、運行支援サーバ10の各機能構成要素のいずれか、またはその処理の一部は、ネットワークN1に接続される他のコンピュータにより実行されてもよい。
車両情報取得部11は、通信部104を介してネットワークN1に接続された車載装置20から、ある特定の時間区間における位置情報および当該車両に設定された目的地情報、経路情報等を取得する。「ある特定の時間区間」は、例えば、現在時刻から数分間等、隊列走行への参加を意図する車両が隊列走行に参加可能な時間区間である。隊列走行に参加可能とは、先頭車両が減速することで、隊列走行への参加を意図する車両が先頭車両に追従できる期間であり、経験的に決定され得る。そして車両情報取得部11は、取得された上記情報を、車載装置20の車載装置IDと対応付けて、車両情報DB14に格納する。なお、車両情報取得部11は、車両2の速度情報、車載カメラ207で撮像された進行方向の撮像画像を取得するとしてもよい。車両2の速度情報から当該車両の走行速度の相対的な高低が判別でき、進行方向の撮像画像から当該車両が走行中の走行車線が判別できる。
レコメンド処理部12は、取得された目的地情報、経路情報等に基づいて、所定時間または所定距離を超えて同一の道路区間を走行すると判断される車両2を特定する。距離に関する判断基準は、例えば、隊列走行に参加する車両の燃費情報等に基づいて20kmといった距離単位、あるいは高速道路におけるIC区間単位で適宜に設定することができる。また、時間に関する判断基準は、例えば、高速道路を走行する速度(例えば、80km/h)と走行距離とに応じて、1時間といった単位時間で設定されてもよい。所定時間または所定距離を超えて同一の道路区間を走行すると判断される車両には複数台の車両2が含み得る。
そして、レコメンド処理部12は、所定時間または所定距離を超えて同一の道路区間を走行すると判断される車両2の少なくとも1つに対し、走行に伴う費用の軽減を含む特典の付与をインセンティブ情報として、隊列走行の先頭車両になることを促す情報を送信す
る。なお、レコメンド処理部12は、上記同一の道路区間を走行すると判断される車両2のすべてに隊列走行の先頭車両になることを促す情報を送信してもよい。レコメンド処理部12は、例えば、車両2毎の目的地情報、経路情報等に基づいて、高速道路の走行に係る費用を特定する。レコメンド処理部12は、例えば、ネットワークN1を介して、高速道路における利用料金を管理するサーバ等にアクセスし、当該車両が走行する区間の利用料金を取得する。そして、レコメンド処理部12は、隊列走行に係る走行距離、走行時間、参加車両台数に応じて高速道路の利用料金を軽減する特典をインセンティブ情報として、車両2に送信する。このような、インセンティブ情報は、例えば、燃料費、食事代、運転者等の人件費の補填等であってもよい。レコメンド処理部12は、隊列走行の先頭車両になることを承諾した車両2に対するインセンティブ情報を当該車両の車載装置IDに対応付けて先頭車両DB15に格納するとともに、当該車両の車載装置IDを隊列走行支援部13に引き渡す。
隊列走行支援部13は、隊列走行の先頭車両になることを承諾した車両2に対して走行速度を一時的に低下させる指示を送信する。そして、隊列走行支援部13は、同一の道路区間を走行する他の車両2、すなわち、先頭車両に追従する隊列走行への参加を意図する参加車両に対して、当該先頭車両に後続する指示を送信する。このような隊列走行への参加車両は、例えば、予め参加車両DB16に登録され、車載装置ID毎に車種や単独走行時の燃費、隊列走行時の隊列中の各位置における燃費等が管理されている。参加車両DB16に登録される燃費は実測値であってもよく、スペック値であってもよい。先頭車両になることを承諾した車両2は、例えば、装飾灯を一定期間で明滅させる等の、隊列走行の参加車両から先頭車両であることが認識可能な表示を行う。そして、先頭車両になることを承諾した車両2に対して隊列走行への参加を意図する参加車両が後続すると、隊列走行が開始される。
隊列走行支援部13は、隊列走行に関する開始時刻、開始位置等を示す情報、隊列走行に参加する車両2毎の車載装置ID、参加車両台数を先頭車両DB15に格納する。上記情報は、例えば、隊列走行の先頭車両になることを承諾した車両2の車載装置IDに関連付けされて格納される。また、隊列走行支援部13は、先頭車両から隊列走行の終了を受信すると、隊列走行の終了時刻、終了位置等を示す情報を先頭車両DB15に格納する。隊列走行支援部13は、先頭車両DB15に格納されたインセンティブ情報に基づいて、先頭車両の車両2に対する特典を当該車両に送信する。隊列走行の先頭車両には、例えば、隊列走行に係る走行距離、走行時間、参加車両台数に応じた、高速道路の利用料金を軽減する特典が通知される。
図6は、車両情報DB14に格納される車両情報の一例を示す図である。図6に示されるように、車両情報取得部11によって取得された車両情報は車両情報テーブルとして管理される。図6において、車両情報テーブルは、取得日時、車載装置ID、位置情報、リンクNo、目的地情報、経路情報の各フィールドを有する。なお、車両情報テーブルに格納される情報は、適宜にフィールドの追加、変更、削除が可能である。例えば、車両2から取得された速度情報、画像情報が格納されてもよい。
取得日時には、車両情報が取得された日時を示す情報が格納される。この日時を含む特定の時間区間における情報が車両情報DB14に格納される。車載装置IDには、車両2に搭載された車載装置20を識別する識別情報が格納される。位置情報には、車両2の位置を示す位置情報(緯度、経度等)が格納される。リンクNoには、走行中の車両2が存在する道路リンク番号を示す情報が格納される。なお、リンクNoには、幹線道路等における交差点等のノード番号や住所等が含まれてもよい。目的地情報には、車両2に設定された目的地を示す情報(例えば、緯度、経度等)が格納される。経路情報には、車両2に設定された、目的地に至るまでの走行が予定された経路を示す情報(例えば、走行予定の
道路リンク番号、ノード番号等)が格納される。
図7は、先頭車両DB14に格納される管理情報の一例を示す図である。図7に示されるように、先頭車両に関する管理情報は、車載装置ID毎の管理情報テーブルとして管理される。図7において、管理情報テーブルは、リンクNo、走行開始、走行終了、参加車両、参加台数、特典の各フィールドを有する。走行開始および走行終了フィールドは、それぞれ時刻情報および位置情報のサブフィールドを有する。管理情報テーブルに格納される情報においても、適宜にフィールドの追加、変更、削除が可能である。
リンクNoには、走行中の車両2が存在する道路リンク番号を示す情報が格納される。走行開始には、隊列走行が開始された時刻情報、位置情報が格納される。走行終了には、隊列走行が終了された時刻情報、位置情報が格納される。参加車両には、2台目以降の後続車両として隊列走行に参加した参加車両の識別情報(車載装置ID)が格納される。参加台数には、2台目以降の後続車両として隊列走行に参加した参加車両の台数が格納される。特典には、隊列走行の先頭車両になることを承諾した車両2に対する高速料金の軽減等のインセンティブ情報が格納される。
(処理の流れ)
次に、図7から図8を参照して、本実施形態に係る情報処理システム1の処理を説明する。図7は、運行支援サーバ10における隊列走行に関する支援処理の流れの一例を示すフローチャートである。図8は、先頭車両を承諾した車両2における処理の流れの一例を示すフローチャートである。
図7において、運行支援サーバ10は、処理の開始後、ネットワークN1を介し、所定範囲に存在する複数台の車両2の位置情報、目的地情報、経路情報等を取得する(ステップS1)。運行支援サーバ10は、取得された車両2毎の上記情報を車両情報DB14に格納すると、処理はステップS2に進む。なお、運行支援サーバ10は、走行中の道路リンク番号、速度情報、走行レーン等を判別可能な画像情報を取得してもよい。
ステップS2では、運行支援サーバ10は、所定距離・所定時間を超えて同一の道路区間を走行する車両が存在するかを判断する。距離に関する判断基準は、例えば、隊列走行に参加する車両の燃費情報等に基づいて20kmといった距離単位、あるいは高速道路におけるIC区間単位で適宜に設定することができる。また、時間に関する判断基準は、例えば、高速道路を走行する速度(例えば、80km/h)と走行距離とに応じて、1時間といった単位時間で設定されてもよい。所定時間または所定距離を超えて同一の道路区間を走行すると判断される車両には複数台の車両2が含み得る。ただし、運行支援サーバ10は、ステップS2において、所定距離・所定時間を超えて同一の道路区間を走行する複数の車両が存在するかを判断してもよい。同一の道路区間を走行する車両が1台では、隊列走行を形成できる可能性が低くなるからである。逆に、同一の道路区間を走行する車両が複数存在すれば、隊列走行を形成できる可能性が高くなるからである。運行支援サーバ10は、目的地情報または経路情報等に基づいて、所定距離・所定時間を超えて同一の道路区間を走行する車両2が存在しないと判断する場合には(ステップS2、“No”)、本ルーチンの処理を一旦終了する。一方、所定距離・所定時間を超えて同一の道路区間を走行する車両2が存在すると判断する場合には(ステップS2、“Yes”)、処理はステップS3に進む。
ステップS3では、運行支援サーバ10は、所定距離・所定時間を超えて同一の道路区間を走行する車両2に対して、走行に伴う費用の軽減を含む特典が付与された隊列走行の先頭車両になることを促す情報を送信する。運行支援サーバ10は、例えば、車両2毎の目的地情報、経路情報等に基づいて、高速道路の走行に係る費用を特定する。そして、運
行支援サーバ10は、隊列走行に係る走行距離、走行時間、参加車両台数に応じて高速道路の利用料金を軽減する特典をインセンティブ情報として、車両2に送信する。インセンティブ情報は、例えば、燃料費、食事代、運転者等の人件費の補填等であってもよい。
車載装置20においては、例えば、運行支援サーバ10から送信されたレコメンドを受け付けると、入出力I/F205を介して接続されたスピーカ等を通じて音声情報として運転者に通知する。例えば、「高速道路の利用料金を安くする特典が付与された隊列走行の先頭車両になりませんか・・・」といった音声メッセージがスピーカ等の出力デバイスを通じて報知される。また、入出力I/F205を介して接続された表示デバイスの表示画面に上記メッセージを一定期間表示させてもよい。また、表示デバイス上に隊列走行を支援するオペレータのキャラクタ画像等を表示させ、スピーカやマイクを通じて運転者と対話形式による促しを行うようにしてもよい。レコメンドを受付けた運転者等は、インセンティブ情報と、目的地に至る時間のロスや燃費向上のメリットがないことを天秤にかけ、隊列走行の先頭車両になることの判断が可能になる。車両2の車載装置20は、運転者等による入出力I/F205に接続された入力デバイス等のキー操作を受付け、隊列走行の先頭車両の承諾を示す情報、あるいは、不承諾を示す情報を運行支援サーバ10に送信する。
ステップS4では、運行支援サーバ10は、先頭車両の承諾を受付けたか否かを判断する。運行支援サーバ10は、先頭車両の承諾を受付けた場合には(ステップS4、“Yes”)、処理はステップS5に進み、そうでない場合には(ステップS4、“No”)、本ルーチンの処理を一旦終了する。ステップS5では、運行支援サーバ10は、車両2の速度を一時的に低下させることを先頭車両の承諾を受付けた車両2に通知する。その後、処理はステップS6に進む。ステップS6では、運行支援サーバ10は、同一道路上の隊列走行を意図する車両へ通知する。その後、隊列走行を開始すると処理はステップS7に進む。先頭車両の承諾を受付けた車両2は、例えば、装飾灯を一定期間で明滅させる等の、隊列走行の参加車両から先頭車両であることが認識可能な表示を行う。そして、先頭車両を承諾した車両2に対して隊列走行への参加を意図する参加車両が後続すると、隊列走行が開始される。このとき、運行支援サーバ10は、隊列走行に参加している車両から、隊列走行が開始され、参加が成功したことの通知を受けてもよい。運行支援サーバ10は、隊列走行の開始指示を先頭車両に通知するとともに、隊列走行開始時の時刻情報、位置情報等を先頭車両から取得し、先頭車両DB15に格納する。
ステップS7では、運行支援サーバ10は、先頭車両から隊列走行の終了を受信すると処理はステップS8に進む。運行支援サーバ10は、隊列走行終了時の時刻情報、位置情報等を先頭車両から取得し、先頭車両DB15に格納する。また、運行支援サーバ10は、隊列走行に参加した車両2の車載装置IDを取得し、参加台数とともに先頭車両DB15に格納する。ステップS8では、運行支援サーバ10は、先頭車両DB15を参照し、先頭車両に付与される特典を確認する。運行支援サーバ10は、例えば、隊列走行に係る走行距離、走行時間、参加車両台数に応じて軽減された高速道路の利用料金を特定すると処理はステップS9に進む。ステップS9では、運行支援サーバ10は、隊列走行に係る走行距離、走行時間、参加車両台数に応じて軽減された高速道路の利用料金を特典として、先頭車両に対して送信する。ステップS9の処理の終了後、本ルーチンの処理を一旦終了する。
次に、図8を説明する。図8において、処理の開始後、先頭車両を承諾した車両2の車載装置20は、ネットワークN1を介し、運行支援サーバ10から送信された、隊列走行の先頭車両になることの指示を受け付ける(ステップS11)と、処理はステップS12に進む。ステップS12では、車載装置20は、車両2の速度を一時的に低下させることを運転者に報知すると処理はステップS13に進む。車載装置20は、例えば、入出力I
/F205に接続されたスピーカ等の出力デバイスを介して、「車両速度を一時的に落としてください・・・」といった音声メッセージを報知する。または、車載装置20は、例えば、入出力I/F205を介して接続された表示デバイスの表示画面に上記メッセージを一定期間表示させてもよい。
ステップS13では、車載装置20は、ネットワークN1を介して運行支援サーバ10から送信された隊列走行開始の指示を受付けると、処理はステップS14に進む。ステップS14では、車載装置20は、ネットワークN1を介して運行支援サーバ10から送信された、隊列走行速度の指示を受け、指定された隊列速度で車両2を走行させると、処理はステップS15に進む。ステップS15では、車載装置20は、運転者等による入出力I/F205に接続された入力デバイス等のキー操作を受付け、隊列走行の終了を送信すると処理はステップS16に進む。ステップS16では、車載装置20は、ネットワークN1を介して運行支援サーバ10から送信された、隊列走行の先頭車両に付与される特典を受信する。例えば、隊列走行に係る走行距離、走行時間、参加車両台数に応じて軽減された高速道路の利用料金が特典として受信される。ステップS16の処理の終了後、本ルーチンの処理を一旦終了する。
以上の処理により、本実施形態に係る情報処理システム1では、同一の高速道路または同一の幹線道路等を走行中の車両2から、位置情報および当該車両に設定された目的地情報、経路情報等が取得できる。本実施形態に係る運行支援サーバ10は、車両毎の目的地情報や経路情報等に基づいて、当該車両が所定時間または所定距離を超えて同一の道路区間を走行すると判断される車両を特定できる。運行支援サーバ10は、特定された複数の車両2の少なくとも1つに対し、当該車両の走行に伴う費用の軽減を含む特典の付与をインセンティブ情報として、隊列走行の先頭車両になることを促す情報を送信できる。このような、インセンティブ情報として、例えば、高速道路の費用、燃料費、食事代、運転者等の人件費の補填等が例示される。そして、運行支援サーバ10は、例えば、隊列走行が行われた走行距離、走行時間、隊列走行への参加車両等に応じて、隊列走行の先頭車両になることを承諾した車両に対して上記特典を付与することができる。本実施形態によれば、車両2の運転者等は、送信されたインセンティブ情報と、目的地に至る時間のロスや燃費向上のメリットがないことを天秤にかけ、隊列走行の先頭車両になることの判断が可能になる。本実施形態に係る情報処理システム1では、先頭車両として隊列走行に参加する際の動機付けが可能になる。
(変形例)
先頭車両となる車両2および隊列走行に参加可能な参加車両は、走行時の車両速度を自動制御可能な車両であってもよい。その場合には、図8のステップS6では、先頭車両の承諾を受付けた車両2は、運行支援サーバ10からの指令にしたがい、例えば、走行時の車両速度を低下させればよい。また、先頭車両に追従して車両速度が自動制御されることにより、空気抵抗の低減による更なる燃費向上効果等が期待できる。また、変形例に係る運行支援サーバ10では、このような走行速度を先頭車両に追従して自動制御可能な車両が予め参加車両DB16に登録されてもよい。さらに、参加車両DB16に登録された走行速度を先頭車両に追従して自動制御可能な参加車両を事前に高速道路のサービスエリアやパーキングエリア、幹線道路に隣接する道の駅等に待機させる。そして、変形例に係る運行支援サーバ10は、同一の高速道路または同一の幹線道路を走行中の車両2から取得した速度情報および位置情報に基づいて、上記待機位置までの通過時間を予測し、待機させた参加車両を隊列走行に参加させるようにしてもよい。隊列走行が行われる際の交通流の改善、隊列を組む際の効率化が期待できる。
<その他の実施形態>
上記の実施形態はあくまでも一例であって、本開示はその要旨を逸脱しない範囲内で適
宜変更して実施しうる。本開示において説明した処理や手段は、技術的な矛盾が生じない限りにおいて、自由に組み合わせて実施することができる。
また、1つの装置が行うものとして説明した処理が、複数の装置によって分担して実行されてもよい。あるいは、異なる装置が行うものとして説明した処理が、1つの装置によって実行されても構わない。コンピュータシステムにおいて、各機能をどのようなハードウェア構成(サーバ構成)によって実現するかは柔軟に変更可能である。例えば、車載装置20は、入出力IF205を介して接続された車内ネットワークを通じてナビゲーション装置やドライブレコーダ、TV受信機等と接続し、当該機器の備える表示デバイスやスピーカ、マイクを通じてレコメンド情報を運転者に報知してもよい。車両2に既設されたマルチメディア端末を通じて、レコメンドを行う際に運転者とのコミュニケーションを図ることができる。
本開示は、上記の実施形態で説明した機能を実装したコンピュータプログラムをコンピュータに供給し、当該コンピュータが有する1つ以上のプロセッサがプログラムを読み出して実行することによっても実現可能である。このようなコンピュータプログラムは、コンピュータのシステムバスに接続可能な非一時的なコンピュータ可読記憶媒体によってコンピュータに提供されてもよいし、ネットワークを介してコンピュータに提供されてもよい。非一時的なコンピュータ可読記憶媒体は、例えば、磁気ディスク(フロッピー(登録商標)ディスク、ハードディスクドライブ(HDD)等)、光ディスク(CD-ROM、DVDディスク、ブルーレイディスク等)など任意のタイプのディスク、読み込み専用メモリ(ROM)、ランダムアクセスメモリ(RAM)、EPROM、EEPROM、磁気カード、フラッシュメモリ、または光学式カードのような、電子的命令を格納するために適した任意のタイプの媒体を含む。
1 情報処理システム
2 車両
10 運行支援サーバ
11 車両情報取得部
12 レコメンド処理部
13 隊列走行支援部
14 車両情報データベース
15 先頭車両データベース
16 参加車両データベース
17 地図情報データベース
20 車載装置

Claims (1)

  1. 車両に設定された目的地情報を取得することと、
    前記取得された目的地情報に基づいて、所定時間または所定距離を超えて同一の道路区間を走行すると判断される複数の車両の少なくとも1つに対して、前記車両の走行に伴う費用の軽減を含む特典が付与された、隊列走行の先頭車両になることを促す情報を送信することと、
    を実行する制御部を備える情報処理装置。
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