JP2023118659A - 画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】着脱ユニットの装着において画像形成装置への取り付けや位置決めが容易に行うことができる。
【解決手段】
筐体と、筐体に対して着脱可能な第1の着脱ユニットと、それを着脱するためのガイドが形成された画像形成装置において、第1の着脱ユニットを筐体から取り外すときに取り外し方向に向かって下がるように傾斜し且つ第1の着脱ユニットの移動をガイドする第1のガイド部を有するガイド部材を備え、第1の着脱ユニットは、装着方向に向かって突出する位置決め部を有し、筐体は、その位置決め部が係合することで位置決めするユニット位置決め部材が設けられていて、ガイド部材は、第1のガイド部の上方側の端部からユニット位置決め部材側に延在した第2のガイド部を有する。
【選択図】図2

Description

本発明は、画像形成装置に関するものである。
従来の画像形成装置におけるメンテナンス時において、例えば、装置内の書込みユニットについていえば、これを着脱できることを考慮し、画像形成装置に対して着脱可能な構成にしている技術については、既に知られている。そして、設計上の作業負荷、画像形成の精度上等を踏まえると、新しい装置においても、従来における構造を大きく変えずに装置全体の構造を設計する場合がある。そのとき、その新たな装置は、印刷速度等の機能が従来よりも向上し、一部のユニットのレイアウトに変更が加わることがある。この場合、書込みユニットを着脱する際には、その変更によって、その一部のユニットが着脱経路内に存在することで着脱作業の障壁となってしまうことがある。そこで、その一部のユニットを着脱経路の上方に配置することも考えられるが、画像形成装置の大型化を招き望ましくない。また、着脱の作業の際、その一部のユニットを都度取り外してから書込みユニットの着脱を行うことでの対応も可能ではあるが、メンテナンスの作業工数が増大するため望ましくない。
特許文献1には、画像形成装置を小型化する目的で、着脱可能なユニットであるプロセスカートリッジの装着時に装置内の所定位置に止まるようにプロセスカートリッジをガイドするための傾斜部を有するガイド部材を用いて装着経路を確保する構成が開示されている。
しかしながら、特許文献1に開示されている構成では、着脱ユニットの装着において画像形成装置への取り付けや位置決めが容易に行えないという課題があった。
本発明は、上記課題を解決するために、筐体と、筐体に対して着脱可能な第1の着脱ユニットと、前記第1の着脱ユニットを着脱するためのガイドが形成された画像形成装置において、前記第1の着脱ユニットを筐体から取り外すときに取り外し方向に向かって下がるように傾斜し且つ前記第1の着脱ユニットの移動をガイドする第1のガイド部を有するガイド部材を備え、前記第1の着脱ユニットは、装着方向に向かって突出する位置決め部を有し、前記筐体は、前記ガイド部材の上方に前記第1の着脱ユニットの前記位置決め部が係合することで位置決めするユニット位置決め部材が設けられていて、前記ガイド部材は、前記第1のガイド部の上方側の端部から前記ユニット位置決め部材側に延在した第2のガイド部を有することを特徴としている。
本発明によれば、着脱ユニットの装着において画像形成装置への取り付けや位置決めが容易に行うことができる。
本発明の実施形態に係る画像形成装置の説明図。 本発明の実施形態に係る書込み部の説明図。 従来の書込みユニットの着脱に関する説明図。 本発明の実施形態に係る書込みユニットの取り付けおよび位置決めの説明図。 本発明の実施形態に係るガイド部材の説明図。 本発明の実施形態に係る書込みユニットの着脱時において端部を規制するための説明図。 本発明の実施形態に係る取り付け部の説明図。 本発明の実施形態に係る廃トナーボトルを着脱するときの説明図。 本発明の実施形態に係る書込みユニットの着脱作業の説明図。
本発明の実施形態を、図面を用いて以下に説明する。
まず、本発明を適用する画像形成装置について説明する。
図1(a)は、本発明の実施形態に係る画像形成装置の全体図である。また、図1(b)は、感光体モジュール周りの構成を拡大した図である。ここで、画像形成装置1は、複写機である。また、画像形成装置1は、モノクロ機である。なお、以下において、画像形成装置1は、モノクロ機として説明するが、本発明は、カラー機に適用しても構わない。そして、画像形成装置1は、K(ブラック)色のトナー像を作像するための作像ユニット100を備える。作像ユニット100は、感光体モジュール、帯電モジュール、現像モジュールおよび清掃モジュールを有しており、これらモジュールを画像形成装置1の本体に対して脱着可能にしている。感光体モジュールは、ドラム状の感光体21を備える。帯電モジュール30は帯電装置を備える。現像モジュール40はトナーと磁性キャリアとを含む二成分現像剤を用いて現像を行う現像装置を備える。なお、本実施形態では、二成分現像剤を用いているが、一成分現像剤を用いてもよい。清掃モジュール50は、感光体21を清掃する清掃装置を備える。
また、書込み部9は、書込みユニット92を備える。そして、書込みユニット92から、感光体21に向けてレーザ光といった照射光70を照射し、静電潜像を形成する。さらに書込みユニット92の上方には現像用トナーを収容したトナーボトル150を保持するボトル装着部10を備えている。
トナーボトル150は、ボトル装着部10に対して着脱可能であり、ボトルが空になった場合などにはボトル装着部10から取り外して、新たなトナーボトルと交換する。
転写ユニット2は、転写ローラである転写部材4を有する。この転写ローラと感光体21とが当接し、転写ニップを形成する。転写ニップにおいては、転写部材4に転写バイアスを印加することにより、転写電界を形成する。なお、本発明は、転写ユニットに転写ベルトを用いた構成にも適用できる。
そして、転写ユニット2の図中上側方には、用紙といった記録媒体上に転写したトナー像を定着する定着ユニット7を備える。定着ユニット7は、内部に発熱体を備えた加熱ローラを有する。また、転写ユニット2と定着ユニット7との間には、トナー像転写後の記録媒体を定着ユニット7に向けて記録媒体の搬送方向6に沿って搬送する。また、画像形成装置1の下部には記録媒体を転写ユニット2へ送り出す給紙ユニット3を備える。さらに、定着ユニット7の図中左側方には、定着ユニット7を通過した記録媒体を機外に向けて排出する排紙ユニット8を備える。
画像形成装置1は、印刷動作等を開始する際は、転写ローラなどの駆動を開始する。そして、回転駆動する感光体21の表面を、帯電モジュール30の帯電装置が所定の帯電電位に一様に帯電する。帯電した感光体21の表面には、画像データに基づいて書込みユニット92が発する照射光70を用いた光走査によって、静電潜像を形成する。静電潜像は、現像モジュール40にてトナー像として現像後、後述する給紙ユニット3から搬送された記録媒体に転写される。そして、トナー像転写後の感光体21の表面に残留した転写残トナーは、清掃モジュール50の清掃装置が感光体21の表面から除去する。
トナー像の作像と並行して、給紙ユニット3は記録媒体をレジストローラ対14に突き当たるまで搬送し、記録媒体がレジストローラ対14に突き当たったならば搬送を一旦停止する。そして、感光体21上のトナー像が転写ニップに到達するタイミングに合わせてレジストローラ対14が回転を再開する。レジストローラ対14の回転再開に伴い搬送を再開した記録媒体には、転写ニップにて感光体21上のトナー像と同期してトナー像が転写される。
トナー像転写後の記録媒体は、定着ユニット7内に移動し、定着ユニット7は記録媒体上のトナー像に対して熱と圧力とを加えることでトナー像を記録媒体に定着する。その後、記録媒体は排紙ユニット8に移動し、排紙ユニット8の動作により、記録媒体の進路を機外(画像形成装置1の左側)の排紙トレイ上に排出する。
次に本発明の特徴部である書込み部について説明する。
まず、本発明の実施形態に係る画像形成装置1の書込み部9は、図2(a)に示すように書込みユニット92、書込みユニット92を画像形成装置1に対して着脱する際のガイド部材95を有する。なお、書込みユニット92は、第1の着脱ユニットの一例である。また、本発明の実施形態に係る画像形成装置1は、書込みユニット92の上方(鉛直方向上側)には、電装ユニット96が設けられている。なお、電装ユニット96は、画像形成装置1に固定されている。ここで、電装ユニット96は、画像形成装置に固定されたユニットの一例である。また、書込みユニット92のハウジング92cは、樹脂で形成されている。そして、画像形成装置1は、用紙等の記録媒体に転写されずに、感光体に残ったトナーを回収するための廃トナーボトル94を有する。ここで、廃トナーボトルは、第2の着脱ユニットの一例である。なお、図2(b)は、書込みユニット92を画像形成装置1の筐体に取り付けたときの斜視図である。この書込みユニット92を装着した筐体は、板金の筐体でも樹脂の筐体でもよく、あるいは、板金と樹脂との両方を組み合わせたものでもよい。
ここで、本発明の実施形態を説明する前に、図3(a)を用いて従来の画像形成装置においての書込みユニットを取り付け・取り外す場合について説明する。
図3(a)は、従来の画像形成装置における書込みユニット192の周辺を表した図である。また、121は、感光体である。書込みユニット192は、メンテナンス等の際、作業者によって画像形成装置201の左側に設けられた開口部を介して、当該装置の内外への着脱が行われる。また、電装ユニット196は、書込みユニット192の上方に位置し、着脱経路にはないとする。そして、着脱する際には、着脱経路には障壁となる部材等がないことから、書込みユニット192は、画像形成装置201から水平方向に沿って移動させるだけで着脱することが可能である。
これを踏まえて、新たな画像形成装置の構成を設計するとして説明する。新たな画像形成装置は、設計上の作業負荷、画像形成の精度上等を踏まえると、従来な画像形成装置での書込みユニットと感光体との位置関係をそのまま採用する方が望ましい。そのため新たな画像形成装置においては、両者の位置関係を従来機のまま採用するとする。
ここで、新たな画像形成装置は、仕様変更がされているとする。そして、それに伴い電装ユニット196は、ユニットの大きさが大きくなっているとする。なお、このときの画像形成装置301を、図3(b)に示す。また、221は、感光体である。そして、この構成において、書込みユニット292は、新たな画像形成装置301に設けられた開口部(図3(b)では左側)を介して、当該装置の内外への着脱が行われるとする。このとき図3(b)に示すように着脱経路内には、着脱方向に対して上下方向に重なる位置197において、電装ユニット296があるため、着脱の障壁となる。そのため、書込みユニット292は、画像形成装置301から、水平方向に移動させるだけでは着脱することができなくなる。
そして、書込みユニット292を水平方向に沿って移動させて着脱を可能にする場合には、画像形成装置301から電装ユニット296を作業の都度取り外す必要が生じる。しかしながら、その場合には、作業工数が増大する。また、例えば、電装ユニット296は取り外さずに、これを着脱経路外の上方に配置する方法も考えられる。しかし、その場合、画像形成装置の大型化を招くことになる。
そこで、本発明に係る実施形態では、上記課題に対して、以下に述べるように対策をしている。図2(a)に示すように画像形成装置1の全体の大きさや装着される書込みユニット92の上方に設置される電装ユニット96や回転軸を中心に回転するドラム状の感光体21を備える感光体モジュールの位置を変えずに、電装ユニット96の下方の領域を広げたうえで書込みユニット92の着脱経路93を設けるようにしている。これに伴い、書込みユニット92を画像形成装置1の筐体に取り付けるときに書込みユニット92を取り付ける位置にガイドし、かつ書込みユニット92をその筐体から取り外すときに電装ユニット96の下方の着脱経路93にガイドするガイド部材95を設ける。ガイド部材95は、樹脂で形成されており、書込みユニット92の移動をガイドするために取り外すときに下方に向かって下がるように傾斜した傾斜部95cを有する。ここで、傾斜部95cは、第1のガイド部の一例である。傾斜部95cは、45度以下に設定することが望ましい。また、ガイド部材95は、底部95dに穴が設けられ、これを介して画像形成装置1の筐体にねじ止めされて固定されている。
そして、電装ユニット96と書込みユニット92との間には、所定の間隔が設けられている。これにより、書込みユニット92を画像形成装置1に着脱する際は、書込みユニット92が電装ユニット96に接触することがない。
着脱経路93は、単純な水平方向に沿ったものでなく、画像形成装置1の筐体に固定された部材である電装ユニット96と書込みユニット92との干渉を回避して、電装ユニット96の下方を通る経路を構成している。そのため、書込みユニット92の着脱作業の際、画像形成装置1に固定された電装ユニット96を取り外す必要はない。
次に、書込みユニット92を画像形成装置1に取り付けるための構成について説明する。図4(a)および(b)は、書込みユニット92の画像形成装置1への取り付けおよび位置決めについての構成を表す図である。図4(a)において、書込みユニット92は、取り付け方向側(図2(a)では、右側)に、画像形成装置1の筐体に対して位置決めを行う凸形状の位置決めボス92a、92bを有する。ここで、位置決めボス92a、92bは、位置決め部の一例である。この位置決めボス92a、92bは、図4(b)に示すように上下方向に沿って延在した平面を有するフレーム98に設けられた位置決め用の穴98a、98bに係合し、フレーム98に対して垂直方向に入り込む構成となっている。ここで、フレームは、ユニット位置決め部材の一例である。また、フレーム98は、その両端が画像形成装置1の筐体に取り付けられることで、垂直方向すなわち上下方向と感光体21の回転軸方向である左右方向とが支持され且つ固定されている。
ここで、書込みユニット92に位置決めボス92a、92bを設け、フレーム98に位置決め用の穴98a、98bを設ける理由について説明する。仮に、フレーム98にボスのような凸状の位置決め部材を設け、書込みユニット92にそれと係合する位置決め用の穴を設けた場合を想定する。この場合には、フレーム98は、通常板金で形成するため、これにボスのような凸状の位置決め部材を設けると、加工上、位置決め部材は大きくすることができない。そして、書込みユニット92を画像形成装置1に取り付けるときだが、作業者が取り外し方向側(図2(a)の左側)からフレーム98を見ると、フレーム98は奥まった位置にあるため視認しにくい。このとき、凸状の位置決め部材の形状が小さいとフレーム98側は奥まって視認しにくいことから、書込みユニット92が確実に取り付けられているかを判断することができない。
そこで、凸状の位置決め部材について、径を大きくしたり、長さを長くしたりと形状を大きくして、書込みユニット92が、確実に画像形成装置1に取り付けることができるようにする必要がある。
本発明の実施形態に係る書込みユニット92は、そのハウジング92cが樹脂で形成されていることから位置決めボス92a、92bの形状を大きく形成することができる。そのため、書込みユニット92の方に凸状の位置決め部材を設けている。
また、本発明では、書込みユニット92を画像形成装置1に容易に取り付けかつ位置決めできるように以下のようにしている。
図5に示すように、ガイド部材95は、書込みユニット92の画像形成装置1内に取り付けられたフレーム98に対する取り付け位置の近傍で水平部95aを有する。ここで、水平部95aは、第2のガイド部の一例である。水平部95aは、水平面となっており、傾斜部95cの上方側の端部からフレーム98側へ水平方向に延在している。なお、本実施形態では、水平部95aの水平方向における長さ99については、11mmとしている。なお、本実施形態では11mmとしているが、これは一例であり、これに限らずに書込みユニットの構成等に応じて適宜変更してよいし、数値幅を持たせてもよい。
これにより書込みユニット92の水平な底面は、取り付けの際、水平部95aにガイドされ、安定しながら水平の姿勢を保つことができる。また、水平部95aは、書込みユニット92の水平に延在する位置決めボス92a、92bがフレーム98の穴98a、98bに垂直に入り込む、あるいは抜き出される動作がスムースに行われるようにする機能をもつ。
これによって、書込みユニット92の着脱を行うときに、書込みユニット92の位置決めボス92a、92bが取り外し方向側から見たときに奥まっていて見えない場合でも、書込みユニット92の画像形成装置1への取り付けや位置決めを容易に行うことができる。なお、水平部95aは、必ずしも水平である必要はなく、位置決めボス92a、92bの延在方向と平行になるようにガイドできれば多少の傾斜があってもよい。
また、ガイド部材95には、図6(a)~(c)に示すように着脱方向に対して平行な方向に沿って延在する端部ガイド95eが設けられる。ここで、図6(a)は、上方向から見たときの書込みユニットが画像形成装置に取り付けられているときの図である。また、図6(b)は、書込みユニットが画像形成装置に取り付けられているときの斜視図である。そして、図6(c)は、書込みユニットが取り外されているときのガイド部材の斜視図である。そして、端部ガイド部95eは、第4のガイド部の一例である。この端部ガイド部95eにより、書込みユニット92の取り付け時において、書込みユニット92の外形が、その端部ガイド形状95eに規制される。これにより、書込みユニット92の着脱方向に対して垂直方向すなわち左右方向の着脱途中でのガタつきを抑えることができる。また、書込みユニット92の装着時に書込みユニット92の位置決めボス92a、92bがフレーム98の穴98a、98bに入り込み、書込みユニット92の後端の垂直平面が筐体の垂直平面と係合することで装着方向の位置決めが行われる。これについての詳細は、後述する。
このことから、書込みユニット92の位置決めボス92a、92bが画像形成装置1の筐体側のフレーム98の穴98a、98bにスムースに入り込むことができ、書込みユニット92の取り付けがより容易となる。
そして、書込みユニット92の取り付け後において、図5に示すように、書込みユニット92が画像形成装置1のフレーム98に対して取り付けられた際は、書込みユニット92とガイド部材95の水平部95aとの間に所定の間隔97が設けられる。そして、この間隔97を設けることによって、書込みユニット92が画像形成装置1の筐体に支持された際に、書込みユニット92とガイド部材95とが接触しないようになっている。このような構成としている理由として、画像形成装置1の振動が書込みユニット92に伝わり、これにより書込みユニット92から感光体21に照射される光が揺れることで画像不良となることを防ぐためである。また、間隔97だが、本実施例においては、2mmとしている。なお、本実施形態では2mmとしているが、これは一例であり、これに限らずに書込みユニットの構成等に応じて適宜変更してよいし、数値幅を持たせてもよい。
次に、書込みユニット92の取り外し方向側(図2(a)の左側)における画像形成装置1の筐体へ取り付けるための構成について図7を用いて説明する。書込みユニット92のハウジング92cの取り外し方向には、取り付け部92dが形成されている。そして、この取り付け部92dには、位置決め部92e、92f、及びねじ締結部92g、92hが設けられている。
そして、この位置決め部92e、92fによって書込みユニット92の位置が決まる。さらに、ねじ締結部92g、92hでねじ止めすることで、書込みユニット92は、画像形成装置1の筐体に支持され且つ固定される。
なお、書込みユニット92は、位置決めボス92a、92b、取り付け部92dの位置決め部92e、92fおよびねじ締結部92g、92h以外のところで画像形成装置1に触れずに支持することが可能である。
次に、ガイド部材95の書込みユニット92の着脱をガイドする以外についての機能について図8(a)および(b)を用いて説明する。なお、図8(b)では、端部ガイド部95eは、省略して図示している。ガイド部材95は、図8(a)に示すように、廃トナーボトルガイド部95bを有する。ここで、廃トナーボトルガイド部95bは、第3のガイド部の一例である。これによって、ガイド部材95は、廃トナーボトル94の着脱時において、廃トナーボトル94をガイドする機能も兼ねている。
図8(b)に示すように、廃トナーボトル94の着脱方向は、書込みユニット92の着脱方向に対して直交する方向となる。そして、廃トナーボトル94の端部(図8(a)では、左端)を廃トナーボトルガイド部95bに添わせるようにガイドする。これにより廃トナーボトル94を画像形成装置1の所定の取り付け位置までガタつくことなくガイドすることが可能となる。さらに、一つの部材に、このように複数の機能を持たせることで、部品点数の低減を図ることができるという効果も併せて奏する。
次に、書き込みユニット92を着脱する作業手順について、図9(a)~(c)を用いて説明する。
まず、図9(a)に示すように、作業者は、書込みユニット92を画像形成装置1の開口部に入れる。そして、作業者は、図9(b)に示すように、書込みユニット92を当該開口部から筐体の水平ガイドを沿って移動させて、奥側(図9(b)では、右側)に移動させていく。このとき、書込みユニット92は、筐体の水平ガイドからガイド部材95へ移動しガイド部材95の傾斜部95cを沿って奥側に移動していく。
そして、書込みユニット92は、図9(c)に示すようにガイド部材95のフレーム98に対する取り付け位置の近傍に達すると、水平部95aにガイドされ、水平の姿勢となる。そして、書込みユニット92が水平の姿勢を保ちながら、書込みユニット92の位置決めボス92a、92bがフレーム98の穴98a、98bに垂直に入り込むようになる。
そして、手前側(図9(c)では、左側)についてだが、書込みユニット92のハウジング92cの取り外し方向側の取り付け部92dに設けられた位置決め部92e、92fで、画像形成装置1の筐体と位置決めする。これによって、書込みユニット92の画像形成装置1に対する位置決めが完了する。
その後、ねじ締結部92g、92hでねじ止めすることで、書込みユニット92は、画像形成装置1に支持され且つ固定される。
そして、書込みユニット92を画像形成装置1から取り外す手順についてだが、上述した取り付ける作業の逆の手順となる。
以上説明したものは一例であり、本発明は、次の態様毎に特有の効果を奏する。
第1の態様は、筐体と、筐体に対して着脱可能な第1の着脱ユニット(例えば、書込みユニット92)と、前記第1の着脱ユニットを着脱するためのガイドが形成された画像形成装置において、前記第1の着脱ユニットを筐体から取り外すときに取り外し方向に向かって下がるように傾斜し且つ前記第1の着脱ユニットの移動をガイドする第1のガイド部(例えば、傾斜部95c)を有するガイド部材(例えば、ガイド部材95)を備え、前記第1の着脱ユニットは、装着方向に向かって突出する位置決め部(例えば、位置決めボス92a、92b)を有し、前記筐体は、前記ガイド部材の上方に前記第1の着脱ユニットの前記位置決め部が係合することで位置決めするユニット位置決め部材(例えば、フレーム98)が設けられていて、前記ガイド部材は、前記第1のガイド部の上方側の端部から前記ユニット位置決め部材側に延在した第2のガイド部(例えば、水平部95a)を有することを特徴とするものである。
第2の態様は、第1の態様において、前記第2のガイド部は、水平面を有する水平部であることを特徴とするものである。
第3の態様は、第1の態様または第2の態様において、前記ガイド部材は、前記着脱ユニットの着脱方向と直交する方向に着脱可能である第2の着脱ユニットの着脱をガイドする第3のガイド部(例えば、廃トナーボトルガイド部95b)を有することを特徴とするものである。
第4の態様は、第1の態様乃至第3の態様のいずれかにおいて、前記ユニット位置決め部材は、上方に延在し、平面を有するフレーム(例えば、フレーム98)であることを特徴とするものである。
第5の態様は、第1の態様乃至第4の態様のいずれかにおいて、前記ガイド部材は、前記第1の着脱ユニットの着脱方向と直交する方向であって、前記第1の着脱ユニットの着脱方向と直交する方向の移動を規制する第4のガイド部(例えば、端部ガイド95e)を有することを特徴とするものである。
第6の態様は、第1の態様乃至第5の態様のいずれかにおいて、前記第1の着脱ユニットの上方であり且つ前記第1の着脱ユニットの取り外し方向先端側に前記筐体に固定されたユニット(例えば、電装ユニット96)が設けられていることを特徴とするものである。
第7の態様は、第1の態様乃至第6の態様のいずれかにおいて、前記第1の着脱ユニットは、書込みユニット(例えば、書込みユニット92)であることを備えることを特徴とするものである。
第8の態様は、第1の態様乃至第7の態様のいずれかにおいて、前記第2の着脱ユニットは、廃トナーボトル(例えば、廃トナーボトル94)であることを特徴とするものである。
第9の態様は、第1の態様乃至第8の態様のいずれかにおいて、前記第1の着脱ユニットが前記ユニット位置決め部材によって位置決めされることで前記第1の着脱ユニットと前記ガイド部材とは、所定の間隔(例えば、間隔97)を有することを特徴とするものである。
第1の態様乃至第9の態様によれば、固定されたユニットを画像形成装置から取り外すことなく、着脱経路を確保でき、第1の着脱ユニットを着脱することができる。そのため、着脱ユニットの装着において画像形成装置への取り付けや位置決めが容易に行うことができる。
1 画像形成装置
2 転写ユニット
3 給紙ユニット
4 転写部材
6 搬送方向
7 定着ユニット
8 排紙ユニット
9 書込み部
10 ボトル装着部
14 レジストローラ対
21 感光体
30 帯電モジュール
40 現像モジュール
50 清掃モジュール
70 書込みユニットからの照射光
92 書込みユニット
92a、92b 位置決めボス
92c ハウジング
92d 取り付け部
92e、92f 位置決め部
92g、92h ねじ締結部
93 着脱経路
94 廃トナーボトル
95 ガイド部材
95a 水平部
95b 廃トナーボトルガイド部
95c 傾斜部
95d 底部
95e 端部ガイド
96 電装ユニット
97 間隔
98 フレーム
98a、98b 穴
99 長さ
100 作像ユニット
150 トナーボトル
特開2011-95522号公報

Claims (9)

  1. 筐体と、
    筐体に対して着脱可能な第1の着脱ユニットと、
    前記第1の着脱ユニットを着脱するためのガイドが形成された画像形成装置において、
    前記第1の着脱ユニットを筐体から取り外すときに取り外し方向に向かって下がるように傾斜し且つ前記第1の着脱ユニットの移動をガイドする第1のガイド部を有するガイド部材を備え、
    前記第1の着脱ユニットは、装着方向に向かって突出する位置決め部を有し、
    前記筐体は、前記ガイド部材の上方に前記第1の着脱ユニットの前記位置決め部が係合することで位置決めするユニット位置決め部材が設けられていて、
    前記ガイド部材は、前記第1のガイド部の上方側の端部から前記ユニット位置決め部材側に延在した第2のガイド部を有することを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記第2のガイド部は、水平面を有する水平部であることを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記ガイド部材は、前記着脱ユニットの着脱方向と直交する方向に着脱可能である第2の着脱ユニットの着脱をガイドする第3のガイド部を有することを特徴とする請求項1または2に記載の画像形成装置。
  4. 前記ユニット位置決め部材は、上下方向に延在し、平面を有するフレームであることを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  5. 前記ガイド部材は、前記第1の着脱ユニットの着脱方向と直交する方向であって、前記第1の着脱ユニットの着脱方向と直交する方向の移動を規制する第4のガイド部を有することを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  6. 前記第1の着脱ユニットの上方であり且つ前記第1の着脱ユニットの取り外し方向先端側に前記筐体に固定されたユニットが設けられていることを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  7. 前記第1の着脱ユニットは、書込みユニットであることを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  8. 前記第2の着脱ユニットは、廃トナーボトルであることを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  9. 前記第1の着脱ユニットが前記ユニット位置決め部材によって位置決めされることで前記第1の着脱ユニットと前記ガイド部材とは、所定の間隔を有することを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
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