JP2023117866A - サーバおよび車両 - Google Patents
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Abstract
Description
初めに、本発明の一態様(合流制御システム100)の実施形態について説明する。図1は合流制御システム100が用いられる一の状況を示す模式図である。図2は合流制御システム100の概略構成を示すブロック図である。
次に、上記合流制御システム100を構成するサーバ101の詳細について説明する。図3はサーバ101の機能的構成を示すブロック図である。図4はサーバ101の一の状況における処理内容を示す図である。
サーバ側通信部1は、先行車両102b、後続車両102c、および合流車両102aとそれぞれ通信する。後続車両102cの後に第二後続車両102dが存在する場合、本実施形態に係るサーバ側通信部1は、第二後続車両102dと更に通信する。本実施形態に係るサーバ側通信部1は、無線通信モジュールで構成されている。すなわち、サーバ側通信部1は、各車両102と無線で通信する。なお、サーバ側通信部1は、各車両102と直接通信するようになっていてもよいし、図示しない基地局を介して通信するようになっていてもよい。
サーバ側制御部2は、サーバ側受信制御部21と、設定部22と、第一判断部23と、第二判断部24と、第一算出部25と、第二算出部26と、第三判断部27と、第三算出部28と、サーバ側送信制御部29と、を備える。
サーバ側受信制御部21は、先行車両102b、後続車両102cおよび合流車両102aから、各車両102の位置および速度をそれぞれ受信するようサーバ側通信部1を制御する。後続車両102cの後に第二後続車両102dが存在する場合(図1参照)、本実施形態に係るサーバ側受信制御部21は、第二後続車両102dの位置および速度を更に受信するようサーバ側通信部1を制御する。また、本実施形態に係るサーバ側受信制御部21は、図示しない他の装置から、設定用情報を更に受信するようサーバ側通信部1を制御する。設定用情報には、構造情報、統計情報および天気情報の少なくともいずれかの情報が含まれる。構造情報は、本車線L1を含む車道の構造を示す情報である。統計情報は、本車線L1上を走行する複数の車両102の情報である。天気情報は、合流地点Pの天気を示す情報である。
設定部22は、車間距離を規定するための係数mを設定する。係数mは、0超1未満の数値である。本実施形態に係る設定部22は、サーバ側通信部1が受信した設定用情報に基づいて係数mを設定する。具体的には、設定部22は、以下のようにして係数mを設定する。
また、統計情報が、合流地点P付近の本車線L1が渋滞していることを示している場合、設定部22は、mを小さく(例えば0.5未満に)設定する。これは、渋滞を悪化させない観点から先行車両102bとの車間を小さくすることが好ましいためである。
第一判断部23は、所定条件が成立したことを契機として、合流車両102aが速度を変化させずに合流地点Pに到達した場合、合流地点Pにおいて衝突することになる先行車両102bが存在するか否かを判断する。所定条件は、例えば、合流車両102aが合流車線L2の所定箇所に到達したこと、本車線L1上の車両102を検知したこと等である。先行車両102bが存在するか否かの判断手法には、従来公知の各種技術を用いることができる。
第二判断部24は、衝突することになる先行車両102bが存在すると第一判断部23が判断した場合、後続車両102cが所定範囲内に存在するか否かを判断する。所定範囲は、例えば、合流車両102aが、減速する旨の指示(詳細後述)に基づいて減速した状態で合流地点Pに到達するまでに要する時間が経過したときに、合流地点Pに到達することになるような後続車両102cの存在可能範囲である。
第一算出部25は、受信した先行車両102bの位置および速度に基づいて、第一時刻T1_minを算出する。第一時刻T1_minは、先行車両102bが、本車線L1と合流車線L2との合流地点Pに到達した後の時刻である。より具体的には、第一時刻T1_minは、図4に示したように、先行車両102bが合流地点Pに到達すると予測される予測到達時刻T1に、誤差(先行車両102bの急な減速による到達の遅れ、先行車両102bの長さ等、例えば最大10秒)を加算した時刻である。すなわち、第一時刻T1_minは、先行車両102bの後端が合流地点Pに到達する到達時刻として考えられる最も遅い時刻である。
第二算出部26は、受信した後続車両102cの位置および速度に基づいて、第二時刻T2_maxを算出する。第二時刻T2_maxは、後続車両102cが合流地点Pに到達する前の時刻である。より具体的には、第二時刻T2_maxは、後続車両102cが合流地点Pに到達すると予測される予測到達時刻T2から、誤差(後続車両102cの急な加速による到達の前倒し、後続車両102cの長さ等、例えば最大10秒)を減算した時刻である。すなわち、第二時刻T2_maxは、後続車両102cの前端の合流地点Pへの到達時刻として考えられる最も早い時刻である。
第三算出部28は、受信した合流車両102aの位置および速度に基づいて、目標速度Vtargetを算出する。目標速度Vtargetは、合流車両102aが、第一時刻T1_minから第二時刻T2_maxまでの時間に合流地点Pに到達するのに必要な速度である。本実施形態に係る第三算出部28は、まず、目標到達時刻Ttargetを算出する。具体的には、第三算出部28は、下記数1に、設定部22が設定した係数m、第一算出部25が算出した第一時刻T1_min、および第二算出部26が算出した第二時刻T2_maxを代入することにより、目標到達時刻Ttargetを得る。下記数1に示したように、本実施形態に係る第三算出部28は、第一時刻T1_minから合流車両102aが合流地点Pに到達する合流時刻までの間の時間と、合流時刻から第二時刻T2_maxまでの間の時間と、の比がm:1-mとなるような目標速度Vtargetを算出する。
Ttarget=mT1_min+(1-m)T2_max(ただし、0<m<1)
Vtarget=L/Ttarget
サーバ側送信制御部29は、上記第三算出部28が目標速度Vtargetを算出した場合、算出した目標速度Vtargetを、合流車両102aが合流地点Pに到達する前に、合流車両102aへ送信するようサーバ側通信部1を制御する。また、本実施形態に係るサーバ側送信制御部29は、後続車両102cが所定範囲内に存在しないと第二判断部24が判断した場合、減速する旨の指示を合流車両102aへ送信するようサーバ側通信部1を制御する。こうすることで、後続車両102cがいない場合に、単純な減速指示を出すだけで、目標速度Vtargetを無駄に算出することがなくなるため、処理の負担を低減することができる。また、サーバ側送信制御部29は、本車線L1上で前後する車両102の間に合流できるだけのスペースが存在しないと第三判断部27が判断した場合、合流スペースが無い旨の通知を合流車両102aへ送信するようサーバ側通信部1を制御する。
なお、第一算出部25および第二算出部26の少なくとも一方は、学習済モデルを用いて到達時刻を算出(推測)するように構成されていてもよい。
また、第一算出部25および第二算出部26の少なくとも一方は、Path Planningを用いて到達時刻を推測するよう構成されていてもよい。このようにすれば、到達時刻の誤差を低減することができ、より正確な目標速度Vtargetを算出することができる。
以上のように構成されたサーバ101は、本車線L1を走行する先行車両102b(後続車両102c)に指示を送信しない。このため、先行車両102b(後続車両102c)が合流車両102aと車間距離をとるために加速(減速)したことによる先行車両102b(後続車両102c)の他の車両102との衝突を回避することができる。また、サーバ101は、各車両102と通信する。このため、先行車両102b(後続車両102c)と合流車両102aとが車-車間通信を行う必要がなくなる。その結果、各車両102の処理負荷を削減することができる。よって、サーバ101によれば、本線車両(先行車両102b,後続車両102c)に過大な処理の負荷をかけることなく、合流車両102aの前方を走行する先行車両102bまたは後方を走行する後続車両102cが、他の車両と衝突することを回避することができる。また、サーバ101によれば、合流車両に過大な処理の負荷をかけることもなくなる。
次に、車両102の詳細について説明する。図7は車両102の機能的構成を示すブロック図である。
位置センサ3は、自身(車両102)の位置を検知する。本実施形態に係る位置センサ3は、GPS(Global Positioning System)の受信器で構成されている。また、本実施形態に係る位置センサ3は、所定時間が経過する度にそのときの位置を検知する。
速度センサ4は、自身の速度を検知する。本実施形態に係る速度センサ4は、所定時間が経過する度にその時の速度を検知する。
記憶部5は、自動運転を行うのに必要な情報を記憶している。具体的には、記憶部5は、地図と、走行経路と、を記憶している。
車両側通信部6は、上記サーバ101と通信する。本実施形態に係る車両側通信部6は、通信モジュールで構成されている。本実施形態に係る車両側通信部6は、無線通信モジュールで構成されている。すなわち、車両側通信部6は、サーバ101と無線で通信する。なお、車両側通信部6は、サーバ101と直接通信するようになっていてもよいし、図示しない基地局を介して通信するようになっていてもよい。
車両側制御部7は、取得部71と、車両側送信制御部72と、車両側受信制御部73と、走行制御部74と、を備える。
取得部71は、位置センサ3が検知した自身の位置、および速度センサ4が検知した自身の速度をそれぞれ取得する。
車両側送信制御部72は、取得部71が取得した自身の位置および速度をサーバ101へ送信するよう車両側通信部6を制御する。
車両側受信制御部73は、自身が合流車両102aである場合に、サーバ101から指示を受信するよう車両側通信部6を制御する。指示は、目標速度Vtarget、または減速する旨の指示である。また、車両側受信制御部73は、自身が合流車両102aである場合に、サーバ101から通知を受信するよう車両側通信部6を制御する。通知は、例えば、本車線L1上で前後する車両102の間に合流できるだけのスペースが存在しない旨の通知である。
走行制御部74は、自身の速度を制御する。本実施形態に係る走行制御部74は、第五判断部741と、通知制御部742と、第六判断部743と、加減速制御部744と、第七判断部745と、減速制御部746と、を備える。
第五判断部741は、合流できるスペースが存在しない旨の通知を受信したか否かを判断する。
通知制御部742は、合流できるスペースが存在しない旨の通知を受信したと上記第五判断部741が判断した場合に、受信した通知を乗員に通知する。通知は表示部に表示することにより行ってもよいし、音声で読み上げてもよい。なお、通知制御部742は、合流できるスペースが存在しない旨の通知を受信したと上記第五判断部741が判断した場合に、乗員への通知の代わりに/通知と並行して自動運転を停止するように構成されていてもよい。
第六判断部743は、目標速度Vtargetを受信したか否かを判断する。
加減速制御部744は、目標速度Vtargetを受信したと上記第六判断部743が判断した場合に、サーバ101から受信した目標速度Vtargetに従って、自身の速度を制御する。具体的には、自身の現在の速度と目標速度Vtargetとを比較する。そして、現在の速度が目標速度Vtargetより遅い場合、加減速制御部744は、目標速度Vtargetまで加速するよう動力(エンジンまたはモータ)を制御する。一方、現在の速度が目標速度Vtargetより早い場合、加減速制御部744は、目標速度Vtargetまで減速するよう動力またはブレーキを制御する。
第七判断部745は、目標速度Vtargetを受信していないと上記第六判断部743が判断した場合に、減速する旨の指示を受信したか否かを判断する。
減速制御部746は、減速する旨の指示を受信したと上記第七判断部745が判断した場合に、減速するよう動力またはブレーキを制御する。
なお、車両102は、速度センサ4を備えていなくてもよい。代わりに、車両側制御部7は、複数時刻に位置センサ3がそれぞれ検知した自身の位置に基づいて自身の速度を算出するようになっていてもよい。
また、走行制御部74は、車両側制御部7から独立した構成となっていてもよい。
また、車両102は、運転者がウインカーを点滅させた場合に、その旨をサーバ101へ送信するようになっていてもよい。
車両102は、自身が本車線L1を走行する先行車両102b(後続車両102c)である場合に目標速度Vtarget等の指示を受信しない。このため、本車線L1上で自身が合流車両102aと車間距離をとるために加速(減速)したことによる他の車両102との衝突を回避することができる。また、車両102は、サーバ101と通信する。このため、車両102は、他の車両102と車-車間通信を行う必要がなくなる。その結果、自身の処理負荷を削減することができる。
上記サーバ101および車両102(以下、「装置等」と呼ぶ)の機能は、当該装置等としてコンピュータを機能させるためのプログラムであって、当該装置の各制御ブロック(特にサーバ側制御部2、車両側制御部7に含まれる各部)としてコンピュータを機能させるためのプログラムにより実現することができる。この場合、上記装置は、上記プログラムを実行するためのハードウェアとして、少なくとも1つの制御装置(例えばプロセッサ)と少なくとも1つの記憶装置(例えばメモリ)を有するコンピュータを備えている。この制御装置と記憶装置により上記プログラムを実行することにより、上記各実施形態で説明した各機能が実現される。上記プログラムは、一時的ではなく、コンピュータ読み取り可能な、1または複数の記録媒体に記録されていてもよい。この記録媒体は、上記装置が備えていてもよいし、備えていなくてもよい。後者の場合、上記プログラムは、有線または無線の任意の伝送媒体を介して上記装置に供給されてもよい。
また、上記各制御ブロックの機能の一部または全部は、論理回路により実現することも可能である。例えば、上記各制御ブロックとして機能する論理回路が形成された集積回路も本発明の範疇に含まれる。この他にも、例えば量子コンピュータにより上記各制御ブロックの機能を実現することも可能である。
次に、本発明の他の態様(合流制御方法1)の実施形態について説明する。図8は合流制御方法1の流れの一部を示すフローチャートである。
第一受信ステップA1では、先行車両102b、後続車両102cおよび合流車両102aから、各車両102の位置および速度をそれぞれ受信する。本実施形態に係る第一受信ステップA1では、サーバ101のサーバ側通信部1が受信する。後続車両102cの後に第二後続車両102d、第三後続車両102eが存在する場合、本実施形態に係る第一受信ステップA1では、第二後続車両102d、第三後続車両102eの位置および速度を更に受信する。
車両102の位置および速度を受信した後は、設定ステップA2に移る。設定ステップA2では、係数m(0<m<1)を設定する。本実施形態に係る設定ステップA2では、サーバ101の設定部22が係数mを設定する。
各車両102の位置および速度を受信した後は(上記設定ステップA2と並行または前後して)、第一判断ステップA3に移る。第一判断ステップA3では、合流車両102aが速度を変化させずに合流地点Pに到達した場合、合流地点Pにおいて衝突することになる先行車両102bが存在するか否かを判断する。本実施形態に係る第一判断ステップA3では、サーバ101の第一判断部23が判断する。この第一判断ステップA3で、衝突することになる先行車両102bが存在しないと判断した場合は(ステップA3:No)、サーバ101の動作を終了させる(後述する第三算出ステップA8では、目標速度Vtargetを算出しない。)。
上記第一判断ステップA3において、衝突することになる先行車両102bが存在すると判断した場合は、第二判断ステップA4に移る。第二判断ステップA4では、後続車両102cが所定範囲内に存在するか否かを判断する。本実施形態に係る第二判断ステップA4では、サーバ101の第二判断部24が判断する。第二判断ステップA4で、後続車両102cが所定範囲内に存在しない(ステップA4:No)と判断した場合、後述する第一送信ステップA9に移る(後述する第三算出ステップA8では、目標速度Vtargetを算出しない)。
上記第二判断ステップA4において、後続車両102cが所定範囲内に存在すると判断した場合は、第三判断ステップA5に移る。第三判断ステップA5では、本車線L1上で前後する車両102(先行車両102bと後続車両102cとの間、後続車両102cと第二後続車両102dの間、第二後続車両102dと第三後続車両との間・・)の間に合流できるだけのスペースが存在するか否かを判断する。本実施形態に係る第三判断ステップA5では、サーバ101の第二判断部24が判断する。
上記第三判断ステップA5において、合流できるだけのスペースが存在すると判断した場合は(ステップA5:Yes)、第一算出ステップA6に移る。第一算出ステップA6では、受信した先行車両102bの位置および速度に基づいて、第一時刻T1_minを算出する。本実施形態に係る第一算出ステップA6では、サーバ101の第一算出部25が算出する。なお、後続車両102cの後に第二後続車両102d、第三後続車両102eが存在する場合、第一算出ステップA6では、第三時刻T2_minや、第三後続車両102eの後端の合流地点Pへの到達時刻として考えられる最も遅い時刻を算出する。
第一時刻T1_minの算出と並行または前後して、第二算出ステップA7を行う。第二算出ステップA7では、受信した後続車両102cの位置および速度に基づいて、第二時刻T2_maxを算出する。本実施形態に係る第二算出ステップA7では、サーバ101の第二算出部26が算出する。なお、後続車両102cの後に第二後続車両102d、第三後続車両102eが存在する場合、第二算出ステップA7では、第四時刻T2_maxや、第三後続車両102eの後端の合流地点Pへの到達時刻として考えられる最も遅い時刻を算出する。
第一時刻T1_minおよび第二時刻T2_maxを算出した後は、第三算出ステップA8に移る。第三算出ステップA8は、受信した合流車両102aの位置および速度に基づいて、目標速度Vtargetを算出する。本実施形態に係る第三算出ステップA8では、サーバ101の第三算出部28が算出する。なお、上記第三判断ステップを行う場合、第三算出ステップA8では、合流車両102aが、第一時刻T1_minから第二時刻T2_maxまでの時間、および第三時刻T2_minから第四時刻T3_maxまでの時間のうち、第三判断ステップでの判断に対応する時間に合流地点Pに到達するのに必要な目標速度Vtargetを算出する。
目標速度Vtargetを算出した後、上記第二判断ステップA4で、後続車両102cが所定範囲内に存在しない(ステップA4:No)と判断した後、または上記第三判断ステップA5で、合流できるスペースが存在しない(ステップA5:No)と判断した後は、第一送信ステップA9に移る。第一送信ステップA9では、指示(算出した目標速度Vtargetまたは減速する旨の指示)を、合流車両102aが合流地点Pに到達する前に、合流車両102aへ指示を送信する。本実施形態に係る第一送信ステップA9では、サーバ101のサーバ側通信部1が指示を送信する。目標速度Vtargetを算出した後に行う場合には、目標速度Vtargetを送信する(ステップA91)。一方、第二判断ステップA4で、後続車両102cが所定範囲内に存在しない(ステップA4:No)と判断した後に行う場合には、減速する旨の指示を送信する(ステップA92)。また、第三判断ステップA5で、合流できるスペースが存在しない(ステップA5:No)と判断した後に行う場合には、合流できるスペースが存在しない旨の通知を送信する(ステップA93)。
次に、本発明の他の態様(合流制御方法2)の実施形態について説明する。図9は合流制御方法2の流れの一部を示すフローチャートである。
初めの第五判断ステップB1では、合流できるスペースが存在しない旨の通知を受信したか否かを判断する。本実施形態に係る第五判断ステップB1では、車両102の第五判断部741が判断する。
上記第五判断ステップB1において、合流できるスペースが存在しない旨の通知を受信したと判断した場合は、通知ステップB2に移る。通知ステップB2では、受信した通知を乗員に通知する。通知は表示部に表示することにより行ってもよいし、音声で読み上げてもよい。なお、通知ステップB2では、乗員への通知の代わりに/通知と並行して自動運転を停止してもよい。
上記第五判断ステップB1において、合流できるスペースが存在しない旨の通知を受信していないと判断した場合は、第六判断ステップB3に移る。第六判断ステップB3では、目標速度Vtargetを受信したか否かを判断する。本実施形態に係る第六判断ステップB3では、車両102の第六判断部743が判断する。
上記第六判断ステップB3において、目標速度Vtargetを受信したと判断した場合は、加減速制御ステップB4に移る。加減速制御ステップB4では、受信した目標速度Vtargetに従って、車両102の速度を制御する。本実施形態に係る加減速制御ステップB4では、車両102の加減速制御部744が制御する。
上記第六判断ステップB3において、目標速度Vtargetを受信していないと判断した場合は、第七判断ステップB5に移る。第七判断ステップB5では、減速する旨の指示を受信したか否かを判断する。本実施形態に係る第七判断ステップB5では、車両102の第七判断部745が判断する。
上記第七判断ステップB5において、減速する旨の指示を受信したと判断した場合は、減速制御ステップB6に移る。減速制御ステップB6では、減速するよう動力またはブレーキを制御する。本実施形態に係る減速制御ステップB6では、車両102の減速制御部746が制御する。なお、上記第七判断ステップB5において、減速する旨の指示を受信していないと判断した場合は、それまで行っていた通常の走行制御を継続する(ステップB7)。
101 サーバ
1 サーバ側通信部(通信部)
2 サーバ側制御部
21 サーバ側受信制御部(受信制御部)
22 設定部
23 第一判断部
24 第二判断部
25 第一算出部
26 第二算出部
27 第三判断部
28 第三算出部
29 サーバ側送信制御部(送信制御部)
102 車両
102a 合流車両
102b 先行車両
102c 後続車両
102d 第二後続車両
102e 第三後続車両
3 位置センサ
4 速度センサ
5 記憶部
6 車両側通信部
7 車両側制御部
71 取得部
72 車両側送信制御部
73 車両側受信制御部
74 走行制御部
743 第六判断部
744 加減速制御部
745 第七判断部
744 減速制御部
L1 本車線
L2 合流車線
Claims (8)
- 本車線上を走行する先行車両、前記本車線上であって前記先行車両の後方を前記先行車両と同一方向に走行する後続車両、および前記本車線に接続する合流車線上を走行する合流車両とそれぞれ通信する通信部と、
前記先行車両、前記後続車両および前記合流車両から、各車両の位置および速度をそれぞれ受信するよう前記通信部を制御する受信制御部と、
受信した前記先行車両の位置および速度に基づいて、前記先行車両が、前記本車線と前記合流車線との合流地点に到達した後の第一時刻を算出する第一算出部と、
受信した前記後続車両の位置および速度に基づいて、前記後続車両が前記合流地点に到達する前の第二時刻を算出する第二算出部と、
受信した前記合流車両の位置および速度に基づいて、前記合流車両が、前記第一時刻から前記第二時刻までの時間に前記合流地点に到達するのに必要な目標速度を算出する第三算出部と、
算出した目標速度を、前記合流車両が前記合流地点に到達する前に、前記合流車両へ送信するよう前記通信部を制御する送信制御部と、
を備えるサーバ。 - 車間距離を規定するための係数mを設定する設定部を更に備え、
前記第三算出部は、前記第一時刻から前記合流車両が前記合流地点に到達する合流時刻までの間の時間と、前記合流時刻から前記第二時刻までの間の時間と、の比がm:1-mとなるような目標速度を算出する、請求項1に記載のサーバ。 - 前記設定部は、前記本車線を含む車道の構造を示す構造情報、前記本車線上を走行する複数の車両の統計情報、および前記合流地点の天気を示す天気情報の少なくともいずれかの設定用情報に基づいて前記係数mを設定する、請求項2に記載のサーバ。
- 前記合流車両が速度を変化させずに前記合流地点に到達した場合、前記合流地点において衝突することになる前記先行車両が存在するか否かを判断する第一判断部を更に備え、
衝突することになる前記先行車両が存在しないと前記第一判断部が判断した場合、前記第三算出部は、前記目標速度を算出しない、
請求項1~3のいずれか一項に記載のサーバ。 - 衝突することになる前記先行車両が存在すると前記第一判断部が判断した場合、前記後続車両が所定範囲内に存在するか否かを判断する第二判断部を更に備え、
前記後続車両が所定範囲内に存在しないと前記第二判断部が判断した場合、
前記第三算出部は、前記目標速度を算出せず、
前記送信制御部は、減速する旨の指示を前記合流車両へ送信するよう前記通信部を制御する、
請求項4に記載のサーバ。 - 前記通信部は、前記後続車両の後方を前記後続車両と同一方向に走行する第二後続車両と更に通信し、
前記受信制御部は、前記第二後続車両の位置および速度を更に受信するよう前記通信部を制御し、
前記第一算出部は、前記後続車両が前記合流地点に到達した後の第三時刻を更に算出し、
前記第二算出部は、受信した第二後続車両の位置および速度に基づいて、前記第二後続車両が前記本車線と前記合流車線との合流地点に到達する前の第四時刻を更に算出し、
前記先行車両と前記後続車両との間、および前記後続車両と前記第二後続車両との間のどちらの車間に合流すべきかを判断する第三判断部と、
を更に備え、
前記第三算出部は、前記合流車両が、前記第一時刻から前記第二時刻までの時間、および前記第三時刻から前記第四時刻までの時間のうち、前記第三判断部の判断に対応する時間に前記合流地点に到達するのに必要な目標速度を算出する、
請求項1~5のいずれか一項に記載のサーバ。 - 自身の位置を検知する位置センサと、
自身の速度を検知する速度センサと、
受信した対象車両の位置および速度に基づいて前記対象車両の目標速度を送信するサーバと通信する通信部と、
検知した自身の位置および速度を前記サーバへ送信するよう前記通信部を制御する送信制御部と、
自身が本車線に接続する合流車線を走行する合流車両である場合に、前記サーバから前記目標速度を受信するよう前記通信部を制御する受信制御部と、
受信した前記目標速度に従って、自身の速度を制御する走行制御部と、
を備える車両。 - 前記受信制御部は、前記本車線と前記合流車線との合流地点に到達するまでの間に、前記目標速度を一度だけ受信するよう前記通信部を制御し、
前記走行制御部は、前記通信部が前記目標速度を受信してから、自身が前記合流地点に到達するまでの間、受信した一の前記目標速度に基づいて、自身の速度の制御を繰り返し実行する、請求項7に記載の車両。
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