JP2023117076A - 高圧燃料供給ポンプ - Google Patents

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【課題】交差穴の電解加工部に隣接する圧入部を従来よりも広くすることができる高圧燃料供給ポンプを提供する。【解決手段】高圧燃料供給ポンプは、吐出弁を取り付ける穴h1、リリーフ弁と吐出ジョイントを同軸上に取り付ける穴h2、及び穴h1と穴h2を接続する交差穴903を有するポンプボディ1を備える。穴h1を形成するポンプボディ1の内周面は、吐出弁が圧入される圧入部405と、圧入部405に隣接し、かつ交差穴903の周りに位置する環状の第1電解加工部DK1とを有する。交差穴903を形成するポンプボディ1の内周面は、第1電解加工部DK1に繋がる環状の第2電解加工部DK2を有する。交差穴903の径方向の第1電解加工部DK1の第1長さL1は、交差穴903の軸方向の第2電解加工部DK2の第2長さL2より小さい。【選択図】図10

Description

本発明は、高圧燃料供給ポンプに関する。
本発明の背景技術として、特開2012-154304号公報(特許文献1)に記載された高圧燃料ポンプが知られている。この高圧燃料ポンプは加圧室を中心に燃料を通す為の交差穴が複数存在する。交差穴には、其々異なる部品が組付けられ、部位によっては交差穴と部品の組付部が接触する個所が存在する。通常では電解加工は局所的に加工する事が難しい為、部品の組付部は電解加工部位と離した形状にする。
特開2012-154304号公報
しかし、高燃圧かつ小型化が求められる現在では、形状としての工夫だけでは解決出来ない為、局所的に電解加工する事を検証し組付部位を電蝕させずに交差穴を電解加工出来ることが望ましい。
特許文献1には説明がないものの、高圧燃料ポンプは、ソレノイドバルブ(燃料を加圧室に供給する際に開閉する)、吐出バルブ(加圧室にて加圧された燃料を吐出する弁)、リリーフバルブ(加圧室で加圧し過ぎた場合にこのリリーフバルブが開き再度加圧のやり直し)、ボディと呼ばれる部品等で構成されている。
今回発明のきっかけとなった部位であるリリーフバルブは高圧に加圧した燃料を一定の間隔で受け続け、高圧燃料ポンプ内の圧力が上昇し過ぎた場合、このリリーフバルブが開弁し、低圧室側と繋がり破損を防ぐ機能を有する。リリーフバルブとボディの固定部はボディに圧入する構造となっている。リリーフバルブへの燃料通路はリリーフバルブ固定に使用している圧入位置と接触する位置関係である。通常の切削加工では問題無い精度で加工が可能だが、電解加工では電解液の流路に圧入面が有る以上電解加工が広がってしまい面を侵されてしまう。
本発明の目的は、交差穴の電解加工部に隣接する圧入部を従来よりも広くすることができる高圧燃料供給ポンプを提供することにある。
上記目的を達成するために、本発明の高圧燃料供給ポンプは、吐出弁を取り付ける第1穴、リリーフ弁と吐出ジョイントを同軸上に取り付ける第2穴、及び前記第1穴と前記第2穴を接続する交差穴を有するポンプボディを備え、前記第1穴を形成するポンプボディの内周面は、前記吐出弁が圧入される第1圧入部と、前記第1圧入部に隣接し、かつ前記交差穴の周りに位置する環状の第1電解加工部とを有し、前記交差穴を形成するポンプボディの内周面は、前記第1電解加工部に繋がる環状の第2電解加工部を有し、前記交差穴の径方向の前記第1電解加工部の第1長さは、前記交差穴の軸方向の前記第2電解加工部の第2長さより小さい。
本発明によれば、交差穴の電解加工部に隣接する圧入部を従来よりも広くすることができる。上記した以外の課題、構成及び効果は、以下の実施形態の説明により明らかにされる。
本発明の一実施例による高圧燃料ポンプについて、プランジャの中心軸方向に平行な断面を示す図である。 本発明の一実施例による高圧燃料ポンプの上面から見た水平方向の断面図である。 本発明の一実施例による高圧燃料ポンプの図1とは異なる方向から見た断面図である。 本発明の一実施例による高圧燃料供給ポンプの電磁吸入弁機構について、吸入弁の駆動方向に平行な断面を示す拡大断面図であり、吸入弁が開弁した状態を示す断面図である。 本発明の一実施例による高圧燃料供給ポンプを含む燃料供給システムの一例を示す構成図である。 本発明の一実施例による高圧燃料ポンプの上面から見た水平方向の断面図で且つリリーフバルブの組付位置と電解加工範囲を示す図である。 電解加工の汎用システム構成図である。 従来のシステム構成図である。 従来工法による電解範囲を示す図である。 本発明の一実施例による電解範囲を示す図である。 本発明の一実施例によるシステム構成図である。 交差穴の周辺の拡大図(模式図)である。
以下図面に示す実施例に基づき本発明を詳細に説明する。なお、以下の説明で上下方向を指定して説明する場合があるが、この上下方向は高圧燃料供給ポンプの実装状態における上下方向を意味するものではない。
図5は本発明の一実施例による高圧燃料供給ポンプを含む燃料供給システムの一例を示す構成図である。以下、高圧燃料供給ポンプを高圧ポンプと呼んで説明する。
破線で囲まれた部分が高圧ポンプのポンプボディ1を示し、この破線の中に示されている機構、部品は高圧ポンプのポンプボディ1に一体に組み込まれていることを示す。燃料タンク20の燃料は、エンジンコントロールユニット27(以下ECUと称す)からの信号に基づきフィードポンプ21によって汲み上げられる。この燃料は適切なフィード圧力に加圧されて吸入配管28(燃料配管)を通して高圧ポンプの低圧燃料吸入口10aに送られる。
低圧燃料吸入口10aから吸入ジョイント51を通過した燃料は、圧力脈動低減機構9、燃料通路10dを介して、容量可変機構を構成する電磁吸入弁機構300の吸入ポート31bに至る。
電磁吸入弁機構300に流入した燃料は、吸入弁30を通過し、加圧室11に流入する。エンジンのカム93(図1参照)によりプランジャ2に往復運動する動力が与えられる。プランジャ2の往復運動により、プランジャ2の下降行程には吸入弁30から燃料を吸入し、上昇行程には、燃料が加圧される。加圧された燃料は、吐出弁機構8を介して圧力センサ26が装着されているコモンレール23へ圧送される。そしてECU27からの信号に基づいて、直噴インジェクタ24がエンジンのシリンダ(燃焼室)内へ燃料を噴射する。
高圧ポンプは、ECU27から電磁吸入弁機構300への信号により、所望の供給燃料流量を吐出する。かくして、吸入ジョイント51に導かれた燃料は、ポンプボディ1(ポンプ本体)の加圧室11にてプランジャ2の往復動によって必要な量が高圧に加圧され、燃料吐出口12からコモンレール23に圧送される。
コモンレール23には、直噴インジェクタ24(直接噴射用インジェクタ)、圧力センサ26が装着されている。直噴インジェクタ24は、内燃機関の気筒数に合わせて装着されており、ECU27の制御信号に従って開閉弁して、燃料をシリンダ内に噴射する。直噴インジェクタ24の故障等によりコモンレール23等に異常高圧が発生した場合、燃料吐出口12の圧力と加圧室11の圧力との差圧がリリーフ弁機構200の開弁圧力以上になると、ボール弁202が開弁し、異常高圧となった燃料はリリーフ弁機構200内を通りリリーフ通路200aから加圧室11へと戻され、コモンレール23等の高圧部配管が保護される。
本実施例は、直噴インジェクタ24がエンジンのシリンダ内に直接、燃料を噴射する、いわゆる直噴エンジンシステムに適用される高圧ポンプである。
図1、図2及び図3を用いて本実施例の高圧ポンプについて説明する。図1は、本発明の一実施例による高圧燃料供給ポンプについて、プランジャの中心軸方向に平行な断面を示す断面図である。図2は、本発明の一実施例による高圧燃料供給ポンプの上方から見た水平方向の断面図である。図3は、本発明の一実施例による高圧燃料供給ポンプの図1とは異なる方向から見た断面図である。
なお、図2においては吸入ジョイント51がボディ側面に設けられている。本発明はこれに限定される訳でないが、この様に燃料通路穴と部品固定部が隣接している構造である場合に適用可能である。
吸入ジョイント51の低圧燃料吸入口10aから流入した燃料はポンプボディ1の内部に形成された低圧流路を通って、ダンパ上部10b、ダンパ下部10cに形成されるダンパ室に流れる。ダンパ室はポンプボディ1に取り付けられたダンパカバー14により覆われることで形成される。ダンパ室の圧力脈動低減機構9により圧力脈動が低減した燃料は燃料通路10dを介して電磁吸入弁機構300の吸入ポート31bに至る。
図2、図3に示すように、本実施例の高圧ポンプはポンプボディ1に設けられた取付けフランジ1eを用い内燃機関のシリンダヘッド90の平面に密着し、図示しない複数のボルトで固定される。シリンダヘッド90とポンプボディ1との間のシールのためにOリング61がポンプボディ1に嵌め込まれ、エンジンオイルが外部に漏れるのを防止する。
ポンプボディ1にはプランジャ2の往復運動をガイドするためのシリンダ6が取り付けられている。またポンプボディ1には、燃料をポンプボディ1に形成された加圧室入口流路1aを介して加圧室11に供給するための電磁吸入弁機構300と、加圧室11から燃料吐出通路12bに吐出した燃料の逆流を防止するための吐出弁機構8と、が設けられている。吐出弁機構8を通過した燃料は、吐出ジョイント12cによりエンジン側部品に供給される。
シリンダ6はその外周側において、ポンプボディ1に圧入とかしめにより固定される。シリンダ6の円筒状をなす圧入部の表面により、ポンプボディ1との隙間から加圧した燃料が低圧側に漏れないようシールしている。シリンダ6は、その上端面を軸方向にポンプボディ1の平面に接触させることで、ポンプボディ1とシリンダ6との円筒状の圧入部のシールに加え、二重のシール構造を構成する。
プランジャ2の下端には、内燃機関のカムシャフトに取り付けられたカム93の回転運動を上下運動に変換し、プランジャ2に伝達するタペット92が設けられている。プランジャ2はリテーナ15を介してばね4にてタペット92に圧着されている。これによりカム93の回転運動に伴い、プランジャ2を上下に往復運動させることができる。
また、シールホルダ7の内周下端部に保持されたプランジャシール13がシリンダ6の図中下方部においてプランジャ2の外周に摺動可能に接触する状態で設置されている。これにより、プランジャ2が摺動したとき、副室7aの燃料をシールし、内燃機関内部へ流入するのを防ぐ。同時にプランジャシール13は、内燃機関内の摺動部を潤滑する潤滑油(エンジンオイルも含む)がポンプボディ1の内部に流入するのを防止する。
図2に示すように、ポンプボディ1には吸入ジョイント51が取り付けられている。吸入ジョイント51は、車両の燃料タンク20からの燃料を供給する低圧配管に接続されており、燃料はここから高圧ポンプ内部に供給される。ポンプボディ1に構成される燃料通路の入口部には、ポンプボディ1に圧入された吸入フィルタが設けられ、吸入フィルタは燃料タンク20から低圧燃料吸入口10aまでの間に存在する異物が高圧ポンプ内に流入することを防ぐ。
低圧燃料吸入口10aを通過した燃料は、圧力脈動低減機構9、燃料通路10dを介して電磁吸入弁機構300の吸入ポート31bに至る。
加圧室11の出口に設けられた吐出弁機構8は、吐出弁シート8a、吐出弁シート8aと接離する吐出弁8b、吐出弁8bを吐出弁シート8aに向かって付勢する吐出弁ばね8c、吐出弁プラグ8d、吐出弁8bのストローク(移動距離)を決める吐出弁ストッパ8eから構成される。吐出弁プラグ8dとポンプボディ1とは溶接部407と圧入部405とにより接合され、この接合部は燃料が流れる内側空間と外部とを遮断している。
加圧室11の燃料圧力と吐出弁室12aの燃料圧力とに差圧が無い状態では、吐出弁8bは吐出弁ばね8cによる付勢力で吐出弁シート8aに圧着され閉弁状態となっている。加圧室11の燃料圧力が、吐出弁室12aの燃料圧力よりも大きくなった時に初めて、吐出弁8bは吐出弁ばね8cに逆らって開弁する。そして、加圧室11内の高圧燃料は吐出弁室12a、燃料吐出通路12b、燃料吐出口12を経てコモンレール23へと吐出される。吐出弁8bは開弁した際、吐出弁ストッパ8eと接触し、ストロークが制限される。したがって、吐出弁8bのストロークは吐出弁ストッパ8eによって適切に決定される。これによりストロークが大きすぎて、吐出弁8bの閉じ遅れにより、吐出弁室12aへ高圧吐出された燃料が、再び加圧室11内に逆流してしまうのを防止でき、高圧ポンプの効率低下が抑制できる。また、吐出弁8bが開弁および閉弁運動を繰り返す時に、吐出弁8bがストローク方向にのみ運動するように、吐出弁ストッパ8eの外周面にて吐出弁8bをガイドしている。以上のようにすることで、吐出弁機構8は燃料の流通方向を制限する逆止弁となる。
以上に説明したように、加圧室11は、ポンプボディ1、電磁吸入弁機構300、プランジャ2、シリンダ6、吐出弁機構8にて構成される。なお、本実施例の構成では、リリーフ弁機構200も加圧室11の構成要素となる。
カム93の回転により、プランジャ2がカム93の方向に移動して吸入行程状態にある時は、加圧室11の容積は増加し、加圧室11内の燃料圧力が低下する。この行程で加圧室11内の燃料圧力が燃料通路10dの圧力よりも低くなると、吸入弁30は開弁状態にある。
プランジャ2が吸入行程を終了した後、プランジャ2が上昇運動に転じ圧縮行程に移る。ここで電磁コイル43は無通電状態を維持したままであり磁気付勢力は作用しない。ロッド付勢ばね40は、無通電状態において吸入弁30を開弁維持するのに必要十分な付勢力を有するよう設定されている。本実施例ではいわゆるノーマルオープン式の高圧ポンプを示しているが、本発明はこれに限定される訳ではなく、ノーマルクローズ式の高圧ポンプにも適用可能である。
加圧室11の容積は、プランジャ2の圧縮運動に伴い減少するが、この状態では、一度、加圧室11に吸入された燃料が、再び開弁状態の吸入弁30の開口部を通して燃料通路10dへと戻されるので、加圧室11の圧力が上昇することは無い。この行程を戻し行程と称する。
ここから、電磁吸入弁機構300について図4を用いて説明する。図4は、本発明の一実施例による高圧燃料供給ポンプの電磁吸入弁機構について、吸入弁の駆動方向に平行な断面を示す拡大断面図であり、吸入弁が開弁した状態を示す断面図である。
電磁吸入弁機構300は、電磁コイル43への通電により、磁性コア(固定コア)、可動コア36及びロッド35に続いて配置される吸入弁30を可動させることで、燃料を吸入し、加圧室11に送る機構のことを指す。以下に電磁吸入弁機構300の機能について詳述する。
前記したとおり、無通電状態では、強力なロッド付勢ばね40によって、吸入弁30が開弁方向に稼働するためにノーマルオープン式となっているが、ECU27からの制御信号が電磁吸入弁機構300に印加されると、電磁コイル43には端子46を介して電流が流れる。電磁コイル43に電流が流れることにより、磁性コア39は磁気吸引力を生じる。
これに伴い、磁気吸引面Sにおいて可動コア36が磁性コア39の磁気吸引力により閉弁方向に引き寄せられる。可動コア36と吸入弁30との間には、可動コア36を係止するフランジ部35aを備えたロッド35が配置される。磁性コア39は電磁コイル43が配置された電磁コイル室を覆う蓋部材44を保持する部材を兼ねる。すなわち、磁性コア39は蓋保持部材を兼ねる。ロッド付勢ばね40は、磁性コア39の蓋部材44を保持する部分により覆われている。
ロッド35はフランジ部35aを有することにより、可動コア36を係止することができるため、可動コア36が磁性コア39側に移動する際に、可動コア36とともに移動することが可能となる。よってロッド35は、可動コア36に磁気吸引力が働いたときに閉弁方向に移動することができる。可動コア36と吸入弁30との間には、可動コアを閉弁方向に付勢する閉弁付勢ばね41と、ロッド35を開閉弁方向にガイドするロッドガイド部材37と、が配置される。ロッドガイド部材37は閉弁付勢ばね41のばね座37bを構成する。また、ロッドガイド部材37には燃料通路37aが設けられており、可動コア36が配置された空間への燃料の流入出を可能にしている。
可動コア36、閉弁付勢ばね41及びロッド35等はポンプボディ1に固定された電吸入弁機構ハウジング38に内包されている。また、磁性コア39、ロッド付勢ばね40、電磁コイル43及びロッドガイド部材37等は電吸入弁機構ハウジング38に保持されている。なお、ロッドガイド部材37は、電吸入弁機構ハウジング38に対して、磁性コア39及び電磁コイル43とは反対側に取り付けられており、吸入弁30、吸入弁付勢ばね33及びストッパ32を内包しており、電吸入弁機構ハウジング38の一部を構成する。
ロッド35の磁性コア39とは反対側には吸入弁30、吸入弁付勢ばね33及びストッパ32を備える。吸入弁30には、加圧室11側に突出して吸入弁付勢ばね33によりガイドされるガイド部30bが形成される。吸入弁30はロッド35の移動に伴って弁体ストローク30eの隙間の分だけ開弁方向(弁座31aから離れる方向)に移動することにより開弁状態となり、燃料通路10dから加圧室11に燃料が供給される。ガイド部30bは、電磁吸入弁機構300のハウジング(ロッドガイド部材37)内部に圧入されて固定されたストッパ32に衝突することにより動きを停止する。なお、ロッド35と吸入弁30とは別体で独立した構造をとっている。
なお、吸入弁30は吸入側に配置された弁座部材31の弁座31aに接触することで加圧室11への流路を閉じ、また弁座31aから離れることで加圧室11への流路を開くように構成される。ここで、近年の高圧ポンプは吐出燃料が30MPa以上となるなど、さらなる高圧化が求められている。したがって、加圧室11が高圧となって、吸入弁30が弁座部材31に衝突する際の衝撃、あるいは、吸入弁30がストッパ32に衝突する際の衝撃が非常に大きく、衝突し合う部材の強度を増すことが必要となっている。
まとめると、磁気付勢力がロッド付勢ばね40の付勢力に打ち勝ってロッド35が吸入弁30から離れる方向に移動する。よって、吸入弁付勢ばね33による付勢力と燃料が燃料通路10dに流れ込むことによる流体力により吸入弁30が閉弁する。閉弁後、加圧室11の燃料圧力はプランジャ2の上昇運動と共に上昇し、燃料吐出口12の圧力以上になると、吐出弁機構8を介して高圧燃料の吐出が行われ、高圧燃料がコモンレール23へと供給される。この行程を吐出行程と称する。
すなわち、プランジャ2の圧縮行程(下始点から上始点までの間の上昇行程)は、戻し行程と吐出行程とからなる。そして、電磁吸入弁機構300の電磁コイル43への通電タイミングを制御することで、吐出される高圧燃料の量を制御することができる。電磁コイル43へ通電するタイミングを早くすれば、圧縮行程中の、戻し行程の割合が小さく、吐出行程の割合が大きくなる。すなわち、燃料通路10dに戻される燃料が少なくなり、コモンレール23へ高圧吐出される燃料は多くなる。一方、通電するタイミングを遅くすれば圧縮行程中の、戻し行程の割合が大きく、吐出行程の割合が小さくなる。すなわち、燃料通路10dに戻される燃料が多くなり、コモンレール23へ高圧吐出される燃料は少なくなる。電磁コイル43への通電タイミングは、ECU27からの指令によって制御される。
以上のように電磁コイル43への通電タイミングを制御することで、高圧吐出される燃料の量を内燃機関が必要とする量に制御することが出来る。
図2に示すリリーフ弁機構200は、リリーフバルブカバー201、ボール弁202、リリーフバルブ押え203、ばね204、及びばねホルダ205で構成される。リリーフ弁機構200は、コモンレール23やその先の部材に何らかの問題が生じ、異常に高圧になった場合にのみ作動するよう構成された弁であり、コモンレール23やその先の部材内の圧力が高くなった場合にのみ開弁し、燃料を加圧室11に戻すという役割を持つ。そのため、非常に強力なばね204を有している。
低圧燃料室10(図1参照)には高圧ポンプ内で発生した圧力脈動が吸入配管28へ波及するのを低減させる圧力脈動低減機構9が設置されている。また、圧力脈動低減機構9の上下にはそれぞれ、間隔を持ってダンパ上部10b、ダンパ下部10cが設けられている。一度、加圧室11に流入した燃料が、容量制御のため再び開弁状態の吸入弁30を通して燃料通路10dへと戻される場合、燃料通路10dへ戻された燃料により低圧燃料室10には圧力脈動が発生する。しかし、低圧燃料室10に設けた圧力脈動低減機構9は、波板状の円盤型金属板2枚をその外周で張り合わせ、内部にアルゴンのような不活性ガスを注入した金属ダイアフラムダンパで形成されており、圧力脈動はこの金属ダンパが膨張・収縮することで吸収低減される。9aは金属ダンパをポンプボディ1の内周部に固定する
ための取付け金具であり、燃料通路上に設置されるため、ダンパとの支持部を全周では無く、一部とし前記取付け金具9aの表裏に流体が自由に行き来できるようにしている。
プランジャ2は、大径部2aと小径部2bとを有し、プランジャ2の往復運動によって副室7aの体積は増減する。副室7aは燃料通路10e(図3参照)により低圧燃料室10と連通している。プランジャ2の下降時は、副室7aから低圧燃料室10へ、上昇時は、低圧燃料室10から副室7aへと燃料の流れが発生する。
このことにより、ポンプの吸入行程もしくは、戻し行程におけるポンプ内外への燃料流量を低減することができ、高圧ポンプ内部で発生する圧力脈動を低減する機能を有している。
以下に本実施例の特徴を詳述する。高圧ポンプは前述で説明した通り一度加圧した高圧の燃料をリリーフバルブ(リリーフ弁機構200)と呼ばれる安全弁により低圧側に戻す安全機構を設けている。このリリーフバルブは低圧側と高圧燃料を物理的に遮断する機能を有する。加圧室11で加圧された圧力により吐出弁8bが開き高圧燃料通路穴1bを通り吐出ジョイント12cの内部空間1000に高圧の燃料が流れ込む。この際、燃料吐出口12から吐出されなく、且つ限界圧力まで高圧に圧縮してしまった場合、圧縮バネ204が圧縮されボール弁202が開き、加圧室11に燃料が戻される。つまりポンプボディ1とリリーフバルブは高圧燃料の流路上にあり直接圧力を受けられる保持力で固定されていなければならない構造である。ポンプボディ1とリリーフバルブはポンプボディ1に圧入させ固定しているため、ポンプボディ1の圧入面の面粗度、円筒度、圧入深度が条件となる。
しかしながらリリーフバルブと吐出ジョイント12cを直線上に設置する小スペース構造を設ける場合、燃料吐出通路12bの高圧燃料通路穴1bの配置が問題となる。図6の破線範囲にリリーフバルブの圧入範囲を示す。この圧入範囲を確保し、且つ吐出ジョイント12cの保持範囲を確保した場合、高圧燃料通路穴1bの位置はリリーフバルブ圧入開始位置と隣接する構造となる。
更に、この高圧燃料通路穴1bの周囲は微細な異物、バリ等を完全に除去していなければならない。高圧燃料通路穴1bは切削加工時のバリが残る為、バリの除去は溶解除去が望ましい事から電解バリ取りによりバリの除去を行う事としている。
電解バリ取りは物理的にバリを除去しない為2次バリの発生を抑制することが出来る。
更に、加工除去と違い加工治具である電極の消耗が無い為、加工物の形状に多少依存するが、同一形状であれば安定したバリの除去が可能である。電解バリ取りは加工物に+の電荷を供給し、加工個所に合わせた形状の電極を-側とし、加工物と電極の間に電解液を流すことで加工物から電極に電流が流れる。その際に加工物が電気分解され溶解除去する事ができる。しかしながら、この加工物から電極に流れる電流は一時的に電解液中に停滞する。そのため電解液と加工物に電位差が発生し、電解液が接触している広範囲で加工物が溶解される。
リリーフバルブの圧入範囲を電解液で溶解させず、且つ高圧燃料通路穴1bの周囲のバリを除去しなければならない。
一般的に電解加工では図7の様な機構で電解加工を行う。この際、電解液の流路から電流が流れるが、加工部位と非加工部位の境界を設定することが難しいため、加工精度を必要とする部位の周囲で電解加工を施す場合クリアランスを大きめに取る必要がある。
従来機種でも同様の課題があるが、形状で解決しているため電解範囲としては加工部位から約5mm程度までを範囲としている。
本発明の研究ではこの電解範囲を1mm程度まで制限することを目的としている為、先ずは電解液の流路を加工物表面に接触させず、加工部位のみに電解液を流す工法を検討した。
先ず従来工法を図8Aにて説明する。図8Aは加工部品のポンプボディ1(ボディ)の断面図である。点線でマーキングした部位が加工範囲である。加圧室11側から電解液をスリーブ801側に向け供給させる。スリーブ801は絶縁体(樹脂)を加工して形成される。電極802と加工部(ポンプボディ1)で電流を繋ぐが、電流が流れる際、スリーブ801とポンプボディ1の間に電解液が流れている為、局所的な電解加工は難しい。
図8Bに従来工法によって実際に電解範囲が広がった状態を示す。更に図8Cに本発明で検討した工法で加工した局所電解加工の形状を示す。
図8Cでは、ポンプボディ1に流している+の電気が加工部位の狙い範囲だけで電気が流れたことにより必要以上に加工範囲が広がっていない。加工範囲が広がってしまう原因としては加工部位以外に電解液が流れ込んでいる為、電位差が発生した箇所から電解されている為である。そこで本発明の研究では、図9に示すように、電解液を電極902の内部を通し、加工部位にのみ電解液を流し、加工後の電解液を他の非加工部位に接触させず、更に加工後の電解液を絶縁体の内部を通らせボディから排液させることで加工範囲の局所加工も可能にする。
絶縁スリーブ901は、樹脂等の絶縁体で構成され、吐出弁機構8を取り付けるポンプボディ1の穴h1に嵌合する形状(薄肉シェル形状)を有する。絶縁スリーブ901の側面には、ポンプボディ1の交差穴903に対向する穴901aが設けられる。絶縁スリーブ901の穴901aの半径は、例えば、交差穴903の半径+1mm以下である。これにより、交差穴903の径方向に電解液が広がることを抑制することができる。
電極902は、金属等の導体で構成され、絶縁スリーブ901の内周に嵌合する形状を有する。電極902の内部には、電解液が流れる流路902aが形成される。電極902の側面には、流路902aに接続され、絶縁スリーブ901の穴901aに対向する流路902bが形成される。
流路スリーブ904は、樹脂等の絶縁体で構成され、リリーフ弁機構200と吐出ジョイント12cを取り付けるポンプボディ1の穴h2に嵌合する形状を有する。流路スリーブ904の内部には、電解液が流れる流路904aが形成される。流路スリーブ904の側面には、流路904aに接続され、ポンプボディ1の交差穴903に対向する流路904bが形成される。流路スリーブ904の流路904bの半径は、例えば、交差穴903の半径+1mm以下である。これにより、交差穴903の径方向に電解液が広がることを抑制することができる。
なお、後述するように、バリは穴h1側に突出し、穴h2側に突出しないため、流路スリーブ904の流路904bの半径を絶縁スリーブ901の穴901aの半径より小さくしても良い。これにより、穴h2側の交差穴903の径方向の電解加工部の長さをより小さくすることができる。
電解液は、図9の矢印で示すように、流路902a、902b、穴901a、交差穴903、流路904b、904aの順に流れて循環する。これにより、穴h1側の交差穴903の径方向に電解加工部は広がりにくくなるが、交差穴903の軸方向に電解加工部が広がりやすくなる。ただし、設計上の問題は生じない。
本実施例の高圧燃料供給ポンプの主な特徴は、次のようにまとめることもできる。
図9に示すように、高圧燃料供給ポンプは、吐出弁(吐出弁機構8)を取り付ける第1穴(穴h1)、リリーフ弁(リリーフ弁機構200)と吐出ジョイント12cを同軸上に取り付ける第2穴(穴h2)、及び第1穴(穴h1)と第2穴(穴h2)を接続する交差穴903を有するポンプボディ1を備える。
図10に示すように、第1穴(穴h1)を形成するポンプボディ1の内周面は、吐出弁(吐出弁機構8)が圧入される第1圧入部(圧入部405)と、第1圧入部(圧入部405)に隣接し、かつ交差穴903の周りに位置する環状の第1電解加工部DK1とを有する。交差穴903を形成するポンプボディ1の内周面は、第1電解加工部DK1に繋がる環状の第2電解加工部DK2を有する。交差穴903の径方向の第1電解加工部DK1の第1長さL1は、交差穴903の軸方向の第2電解加工部DK2の第2長さL2より小さい。
これにより、交差穴903の第1電解加工部DK1に隣接する第1圧入部(圧入部405)を確保でき、従来例より第1圧入部(圧入部405)を広くすることができる。その結果、吐出弁機構8をポンプボディ1に強固に固定することができる。
本実施例では、第1電解加工部DK1の第1長さは、1mm以下である。これにより、従来例より第1電解加工部DK1が小さくなり、第1圧入部(圧入部405)を広くすることができる。
また、第1電解加工部DK1の第1長さL1は、第2穴(穴h2)から第1穴(穴h1)へドリルで交差穴903を成形するときに生じるバリBの交差穴903の径方向の長さより大きい。これにより、バリBを確実に除去しつつ、第1電解加工部DK1を小さくすることができる。
第2穴(穴h2)を形成するポンプボディ1の内周面は、リリーフ弁(リリーフ弁機構200)が圧入される第2圧入部(圧入部505)と、吐出ジョイント12cを保持する保持部506と、を有する。交差穴903の一方の開口は、第2圧入部(圧入部505)と保持部506との間に位置する。これにより、第2圧入部(圧入部505)と保持部506を確保することができる。その結果、リリーフ弁(リリーフ弁機構200)と吐出ジョイント12cを同軸上に確実に固定することができる。
第2穴(穴h2)を形成するポンプボディ1の内周面は、第2圧入部(圧入部505)に隣接し、かつ交差穴903の周りに位置する環状の第3電解加工部DK3を有する。交差穴903の径方向の第3電解加工部DK3の第3長さL3は、1mm以下である。これにより、従来例より第3電解加工部DK3が小さくなり、第2圧入部(圧入部505)を広くすることができる。その結果、リリーフ弁(リリーフ弁機構200)をポンプボディ1に強固に固定することができる。
第1穴(穴h1)の軸方向と交差穴903の軸方向がなす角度θ1は、第2穴(穴h2)の軸方向と交差穴903の軸方向がなす角度θ2より大きい。これにより、第2穴(穴h2)から第1穴(穴h1)へドリルで交差穴903を成形する必要があり、バリBは第1穴(穴h1)側に突出する。バリBは、図9に示す電極902に近いため確実に除去され、図10に示す第1電解加工部DK1が成形される。
なお、本発明は上記した実施例に限定されるものではなく、様々な変形例が含まれる。例えば、上述した実施例は本発明を分かりやすく説明するために詳細に説明したものであり、必ずしも説明した全ての構成を備えるものに限定されるものではない。
なお、本発明の実施例は、以下の態様であってもよい。
(1).高圧燃料ポンプボディを用いて圧入面と交差穴(加工個所)が隣接している形状で、且つ圧入面に電解加工を広げられない形状を有する
(2).交差穴の特徴として、交差穴の長手方向に電解範囲の広がりは問題とならない形状を有する。
(3).(1)の他に電解加工以外の加工方法を用いることが難しい形状、且つ残留するバリの大きさ等に規定される製品の条件を有する。
(1)-(3)により、圧入面への電解液漏れを防止し、例えば、リリーフバルブ周囲の燃料通路の確保が小スペースで可能となる。
1…ポンプボディ
8…吐出弁機構
200…リリーフ弁機構
300…電磁吸入弁機構
801…スリーブ
802…電極
901…絶縁スリーブ
901a…穴
902…電極
902a…流路
902b…流路
903…交差穴
904…流路スリーブ
904a…流路
904b…流路

Claims (6)

  1. 吐出弁を取り付ける第1穴、リリーフ弁と吐出ジョイントを同軸上に取り付ける第2穴、及び前記第1穴と前記第2穴を接続する交差穴を有するポンプボディを備え、
    前記第1穴を形成するポンプボディの内周面は、前記吐出弁が圧入される第1圧入部と、前記第1圧入部に隣接し、かつ前記交差穴の周りに位置する環状の第1電解加工部とを有し、
    前記交差穴を形成するポンプボディの内周面は、前記第1電解加工部に繋がる環状の第2電解加工部を有し、
    前記交差穴の径方向の前記第1電解加工部の第1長さは、前記交差穴の軸方向の前記第2電解加工部の第2長さより小さい
    ことを特徴とする高圧燃料供給ポンプ。
  2. 請求項1に記載の高圧燃料供給ポンプであって、
    前記第1電解加工部の前記第1長さは、1mm以下である
    ことを特徴とする高圧燃料供給ポンプ。
  3. 請求項2に記載の高圧燃料供給ポンプであって、
    前記第1電解加工部の前記第1長さは、前記第2穴から前記第1穴へドリルで前記交差穴を成形するときに生じるバリの前記交差穴の径方向の長さより大きい
    ことを特徴とする高圧燃料供給ポンプ。
  4. 請求項1に記載の高圧燃料供給ポンプであって、
    前記第2穴を形成するポンプボディの内周面は、前記リリーフ弁が圧入される第2圧入部と、前記吐出ジョイントを保持する保持部とを有し、
    前記交差穴の一方の開口は、前記第2圧入部と前記保持部との間に位置する
    ことを特徴とする高圧燃料供給ポンプ。
  5. 請求項4に記載の高圧燃料供給ポンプであって、
    前記第2穴を形成するポンプボディの内周面は、前記第2圧入部に隣接し、かつ前記交差穴の周りに位置する環状の第3電解加工部を有し、
    前記交差穴の径方向の前記第3電解加工部の第3長さは、1mm以下である
    ことを特徴とする高圧燃料供給ポンプ。
  6. 請求項1に記載の高圧燃料供給ポンプであって、
    前記第1穴の軸方向と前記交差穴の軸方向がなす角度は、前記第2穴の軸方向と前記交差穴の軸方向がなす角度より大きい
    ことを特徴とする高圧燃料供給ポンプ。
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