JP2023115672A - プラズマ処理装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】1台の装置でラジカル照射とイオン照射の両方が実現でき、かつ、ラジカル照射による加工モードにおいて、試料表面でのラジカル分布を制御し、均一な加工が行えるプラズマ処理装置を提供する。【解決手段】試料がプラズマ処理される真空処理室104と、プラズマ生成のための高周波電力を供給するマグネトロン101と、処理室内に磁場を形成するソレノイド105と、試料が載置される試料台120と、試料台の上方に配置され複数の開口部を有する第一の遮蔽板110と、を備えるプラズマ処理装置であって、第一の遮蔽板の上側に配置され、第一の遮蔽板の上方の空間を、プラズマ処理装置の軸線を含む内側空間104-3と内側空間を取り巻く外側空間104-2とに分断する円筒状の遮蔽部111と、外側空間と内側空間に異なるガスを供給する第一のガス供給口130及び第二のガス供給口131と、を有する。【選択図】図1
Description
本発明は、プラズマ処理装置に関する。
近年では、高まる半導体デバイスの省電力・高速化の要求に応えるため、デバイス構造の複雑化が顕著である。例えばロジックデバイスにおいては、積層したナノシートによってチャネルを構成するGAA(Gate All Around)構造のFET(GAA-FETという)が検討されている。GAA-FETのエッチング工程では、Finを形成する際の異方性エッチングに加え、ナノシートを形成する際に側方への加工を行う等方性エッチングが必要となる。
ここで、異方性エッチングは、イオンによりラジカルの反応を促進するイオンアシストエッチングを主体として進行する。したがって異方性エッチングは、ラジカルとイオンの両方を試料表面に照射することで実現する。一方、等方性エッチングは、ラジカルと試料の表面反応を主体としているため、ラジカルのみを試料表面に照射することで実現する。
このように、半導体デバイス加工に用いられるプラズマ処理装置には、イオンとラジカルの両方により異方性エッチングを行うモードと、ラジカルにより等方性エッチングを行うモードの両方が求められている。
このような要求に対し、特許文献1では、チャンバ内にイオンを遮蔽する遮蔽板を設置し、前記遮蔽板の下方(試料側)の領域でプラズマを生成することでイオンとラジカルの両方で試料を加工するモードを実現し、あるいは前記遮蔽板の上方でプラズマを生成することで、ラジカルのみで試料を加工するモードを実現したプラズマ処理装置が提案されている。
また、特許文献2では、複数の孔を設けた2枚以上の遮蔽板を、互いの孔が重ならないよう配置してプラズマ中のイオンを遮蔽し、ラジカルのみでの加工を可能としたプラズマ処理装置が開示されている。
ところで、1つの試料から可能な限り多くのデバイスを作成するためには、エッチングレートの面内分布を制御し、1つの試料内における加工形状を均一にする必要がある。
ところが、特許文献1に示すプラズマ処理装置の場合、ラジカルのみによる加工モードにおいて、ラジカルが供給される遮蔽板の孔の位置が固定されているため、試料表面のラジカル分布を制御できず、加工形状が不均一になる可能性がある。
また、特許文献2ではイオンの遮蔽性を高めるために、複数の孔が形成された2枚以上の遮蔽板を、それぞれの遮蔽板の孔が互いに重ならないように配置しているが、ラジカルの分布を制御する機構は設けられておらず、加工形状が不均一になる可能性がある。
本発明は、上記した従来技術の課題に鑑みてなされ、1台の装置でラジカル照射とイオン照射の両方が実現でき、かつ、ラジカル照射による加工モードにおいて、試料表面でのラジカル分布を制御し、均一な加工が行えるプラズマ処理装置を提供することを目的とする。
上記の課題を解決するために、代表的な本発明のプラズマ処理装置の一つは、試料がプラズマ処理される処理室と、プラズマ生成のための高周波電力を供給する高周波電源と、前記処理室内に磁場を形成する磁場形成機構と、前記試料が載置される試料台と、前記試料台の上方に配置され複数の開口部を有する第一の遮蔽板と、を備えるプラズマ処理装置において、前記第一の遮蔽板の上側に配置され、前記第一の遮蔽板の上方の空間を、前記プラズマ処理装置の軸線を含む内側空間と、前記内側空間を取り巻く外側空間とに分断する円筒状の遮蔽部と、前記外側空間と前記内側空間に異なるガスを供給する供給構造と、を有することにより達成される。
本発明によれば、1台の装置でラジカル照射とイオン照射の両方が実現でき、かつラジカル照射による加工モードにおいて、試料表面でのラジカル分布を制御し、均一な加工が行えるプラズマ処理装置を提供できる。
上記した以外の課題、構成及び効果は、以下の実施形態の説明により明らかにされる。
上記した以外の課題、構成及び効果は、以下の実施形態の説明により明らかにされる。
以下、本発明を実施形態により説明する。なお、本明細書において、マグネトロン101側を上方とし、試料台120側を下方とする。
(実施形態1)
本発明の実施形態1にかかるプラズマ処理装置の概略全体構成断面図を図1に示す。本実施形態のプラズマ処理装置では、高周波電源であるマグネトロン101から導波管102および誘電体窓103を通って真空処理室104(下部領域104-1、上部外周領域104-2、上部中央領域104-3)に供給される周波数2.45GHzのマイクロ波と、ソレノイドコイル105によって生成した静磁場によってサイクロトロン運動する電子とが電子サイクロトロン共鳴(Electron Cyclotron Resonance、ECR)することによりプラズマを生成できる構造になっている。
本発明の実施形態1にかかるプラズマ処理装置の概略全体構成断面図を図1に示す。本実施形態のプラズマ処理装置では、高周波電源であるマグネトロン101から導波管102および誘電体窓103を通って真空処理室104(下部領域104-1、上部外周領域104-2、上部中央領域104-3)に供給される周波数2.45GHzのマイクロ波と、ソレノイドコイル105によって生成した静磁場によってサイクロトロン運動する電子とが電子サイクロトロン共鳴(Electron Cyclotron Resonance、ECR)することによりプラズマを生成できる構造になっている。
また試料121を載置した試料台120に、整合器122を介して高周波電源123が接続されている。真空処理室104の内部は、バルブ125を介してポンプ124に接続されており、バルブ125の開度によって真空処理室104内部の圧力を調節可能となっている。
また本プラズマ処理装置は、誘電体製の遮蔽板110によって、真空処理室104を下部領域104-1と上部領域(104-2および104-3)に分割しており、さらに誘電体製の円筒部材(円筒状の遮蔽部)111によって、該上部領域を、上部外周領域104-2と上部中央領域104-3に分割している。
本プラズマ処理装置では、マグネトロン101から導波管102および誘電体窓103を通って真空処理室104に供給されるマイクロ波の周波数が2.45GHzの場合、ソレノイドコイル(磁場形成機構)105によって生成される磁場強度0.0875Tの面でECRによりプラズマが生成される。上記のプラズマ生成面をECR面と呼ぶ。
したがって、誘電体窓103と遮蔽板110の間にECR面が位置するようにソレノイドコイル105の電流を調整すれば、遮蔽板110の上部領域(104-2および104-3)でプラズマを生成でき、イオンは遮蔽板110によってほとんど遮蔽されるため、試料121にラジカルのみを照射するラジカルモードが実現できる。このとき試料表面ではラジカルによる表面反応を主体とした等方性エッチングが進行する。
これに対し、遮蔽板110と試料121の間にECR面が位置するようにソレノイドコイル105の電流を調整すれば、遮蔽板110より試料121側の下部領域104-1でプラズマを生成でき、試料121にラジカルとイオンの両方が供給できるRIEモードが実現できる。このとき、試料表面ではイオンの照射によりラジカルの反応を促進する、イオンアシストエッチングを主体とした異方性エッチングが進行する。
なお、本実施形態では遮蔽板110および円筒部材111は誘電体製であり、マイクロ波は遮蔽板110より試料側の下部領域104-1まで伝搬することができる。
また本プラズマ処理装置では、真空処理室104の内周面に形成され上部外周領域104-2にガスを供給する第一のガス供給口130と、誘電体窓103の外周から内部を通って中央下面で開口し上部中央領域104-3にガスを供給する第二のガス供給口131と、を有する供給構造が配設されている。第一のガス供給口130と第二のガス供給口131とは互いに独立しており、異なるガス源(不図示)に接続されているため、上部外周領域104-2と上部中央領域104-3に異なった種類のガスを供給できる。この異なるガスを供給する供給構造によって、ラジカルモードの場合において試料121に照射されるラジカルの分布を制御できる。以下に、ラジカル分布の制御方法について説明する。
第一のガス供給口130から上部外周領域104-2にラジカルを生成するエッチングガスを供給し、第二のガス供給口131から上部中央領域104-3に希ガスを供給し、遮蔽板110よりも上方の領域でECRによりプラズマを生成する。このとき、希ガスはラジカルを生成しないため、ラジカルは開口部141のみから試料121に供給され、エッチングレートを試料121の外周部分で高めることができる。
これに対し、第一のガス供給口130から上部外周領域104-2に希ガスを供給し、第二のガス供給口131から上部中央領域104-3にラジカルが生成するエッチングガスを供給し、遮蔽板110よりも上方の領域でECRによりプラズマを生成する。このとき、ラジカルは開口部140のみから試料121に供給されるため、エッチングレートを試料121の中央部分で高めることができる。
図2A,2Bに、本実施形態にかかる遮蔽部の構造を示す。ここで、図2Aは円筒部材111の斜視図であり、図2Bは遮蔽板110の平面図である。
図2Aに示すように、円筒部材111は、内径R1、外径R2、高さh1の円筒構造を有している。
図2Bに示すように、遮蔽板110は円盤状の構造をしている。遮蔽板110の中心を基準として、円筒部材111の内径R1よりも小さい径R3の内側の領域に1つ以上の開口部(貫通孔)201が形成され、円筒部材111の外径R2よりも大きい径R4の外側の領域に1つ以上の開口部(貫通孔)202が形成されている。周方向に並んだ開口部201の最小外接円径が、径R3に等しく、周方向に並んだ開口部202の最大内接円径が、径R4に等しいと好ましい。
遮蔽板110は、径R1から径R2の間の上面の領域に同心に形成された、深さh2の環状の溝203を有する。溝203は、円筒部材111の端部に係合して遮蔽板110に設置した際のずれを防止する。
円筒部材111の高さh1と、遮蔽板110の溝203における誘電体窓側の面からの深さh2と、遮蔽板110の誘電体窓側の面と誘電体窓103の遮蔽板側の面との距離h3(図1)との間には、h1-h2=h3の関係がある。したがって、溝203に円筒部材111の下端を係合させ、また誘電体窓103の下面に円筒部材111の上端を当接させて設置することで、誘電体窓103と遮蔽板110の間の空間が、円筒部材111によってちょうど二つの空間(プラズマ処理装置の軸線を含む内側空間(上部中央領域104-3)、及び前記内側空間を取り巻く外側空間(上部外周領域104-2))に分断される。
あるいは円筒部材111と遮蔽板110は、一体形成されていてもよい。その場合円筒部材111の高さh1と、遮蔽板110の誘電体窓側の面と誘電体窓103の遮蔽板側の面との距離h3との間には、h1=h3の関係があり、誘電体窓103と遮蔽板110の間の空間が円筒部材111によってちょうど二つの空間に分断される。
図3Aに、図1の上部外周領域104-2でO2をプラズマ化した場合のウェハ面内のOラジカルフラックス分布を示し、図3Bに、上部中央領域104-3でO2をプラズマ化した場合のウェハ面内のOラジカルフラックス分布を示し、それぞれ縦軸がOラジカルフラックスの値、横軸がウェハの径方向位置(中心を0とする)を示している。図においてOラジカルフラックスは、平均値によって規格化した値を示している。また、グラフに示した均一性は、ウェハ中心(ウェハ径0mm)でのOラジカルフラックスΓmと、ウェハ端(ウェハ径140mm)でのラジカルフラックスΓeと、ウェハ面内でのOラジカルフラックスの平均値Γaを用いて、以下の式(1)により表わされる。
(均一性)=(Γm-Γe)/(Γa) (1)
(均一性)=(Γm-Γe)/(Γa) (1)
(1)式に従えば、Oラジカルフラックスがウェハ外周部で高い場合、均一性は負の値になり、それとは逆にOラジカルフラックスがウェハ中心部で高い場合、均一性は正の値になし、その絶対値が小さいほど均一性が高くなる。
図3Aより、図1の上部外周領域104-2でO2をプラズマ化した場合、ラジカルフラックスの面内分布が負になりウェハ外周部でエッチングが促進されることがわかる。これに対し、図3Bより、図1の上部中央領域104-3でO2をプラズマ化した場合、ラジカルフラックスの面内分布が正になりウェハ中心部でエッチングが促進されることがわかる。
図3A、3Bから、エッチングガスの供給先を、図1の上部外周領域104-2と上部中央領域104-3のいずれかに切り替えることにより、エッチングレートのウェハ面内分布の制御が可能であることが確認された。
(実施形態2)
本発明の実施形態2にかかるプラズマ処理装置の概略全体構成断面図を図4に示す。(第一の)遮蔽板110および第二の遮蔽板112を除く構成は、図1を用いて説明した実施形態1と同様であるため説明を省略する。
本発明の実施形態2にかかるプラズマ処理装置の概略全体構成断面図を図4に示す。(第一の)遮蔽板110および第二の遮蔽板112を除く構成は、図1を用いて説明した実施形態1と同様であるため説明を省略する。
実施形態2では、実施形態1のプラズマ処理装置に対して、さらに円筒部材111の内側に第二の遮蔽板112を固定して、第一の遮蔽板110に対し同軸に配設する。第二の遮蔽板112によって、円筒部材111の内側空間が、第二の遮蔽板112の上側の中央上段領域(上段空間)104-4と、第二の遮蔽板112の下側の中央下段領域(下段空間)104-5とに分断される。
図5A,5Bに本実施形態にかかる遮蔽部の構造を示す。ここで、図5Aは第一の遮蔽板110の平面図であり、図5Bは第二の遮蔽板112の平面図である。
図5Aに示すように、第一の遮蔽板110は円盤状の構造をしている。第一の遮蔽板110の中心を基準として、円筒部材111の内径R1よりも小さい径R3の内側の領域に1つ以上の開口部(貫通孔)301が形成され、円筒部材111の外径R2よりも大きい径R4よりも外側の領域に1つ以上の開口部(貫通孔)302が形成されている。ここで、開口部301は、径R3の単一円形であって、第一の遮蔽板110と同心であることが望ましいが、それに限られない。
また図5Bに示すように、第一の遮蔽板110と同軸に配置される第二の遮蔽板112は円盤状の構造をしている。第二の遮蔽板112の中心を基準として、径R3より大きい径R5の外側の領域に1つ以上の開口部303が形成されているが、径R3よりも中央側には開口部は形成されていない。周方向に並んだ開口部303の最大内接円径が、径R5に等しいと好ましい。
以上の構成によってイオン遮蔽性が向上する理由を、以下に説明する。
磁場が存在する場合には、イオンは磁力線に沿って移動することが知られている。図6は、図1のプラズマ処理装置における磁力線の形状を説明するための断面図である。磁力線400はプラズマ処理装置内で縦方向に存在しており、誘電体窓103から試料121側に向かうにつれて磁力線の間隔が広がっている。
磁場が存在する場合には、イオンは磁力線に沿って移動することが知られている。図6は、図1のプラズマ処理装置における磁力線の形状を説明するための断面図である。磁力線400はプラズマ処理装置内で縦方向に存在しており、誘電体窓103から試料121側に向かうにつれて磁力線の間隔が広がっている。
したがって、上部外周領域104-2から開口部141を介して下部領域104-1に供給されたイオンは、磁力線に沿って真空処理室104の内壁に当たり消失する。
これに対して、上部中央領域104-3から開口部140を介して下部領域104-1に供給されたイオンは、磁力線に沿って試料121に入射してしまう。これを避けるには、開口部140のイオン遮蔽性を高めることが望ましい。
本実施形態によれば、図5に示した構成の第一の遮蔽板110と第二の遮蔽板112を併設することで、中央上段領域104-4にてプラズマが形成されたとき、図4に示した第二の遮蔽板112の開口部142を介して中央下段領域104-5に供給されたイオンは、磁力線に沿って円筒部材111および第一の遮蔽板110の上面に吸収される。このため、第一の遮蔽板110の開口部140からはラジカルを含む中性粒子のみが下部領域104-1に供給され、イオンの遮蔽性を高めることができる。
101・・マグネトロン、102・・導波管、103・・誘電体窓、104・・真空処理室、104-1・・下部領域、104-2・・上部外周領域、104-3・・上部中央領域、104-4・・中央上段領域、104-5・・中央下段領域、105・・ソレノイドコイル、110・・遮蔽板(第一の遮蔽板)、111・・円筒部材、112・・第二の遮蔽板、120・・試料台、121・・試料、122・・整合器、123・・高周波電源、124・・ポンプ、125・・バルブ、130・・第一のガス供給口、131・・第二のガス供給口、140・・開口部、141・・開口部、142・・開口部、201・・開口部、202・・開口部、203・・溝
Claims (7)
- 試料がプラズマ処理される処理室と、プラズマ生成のための高周波電力を供給する高周波電源と、前記処理室内に磁場を形成する磁場形成機構と、前記試料が載置される試料台と、前記試料台の上方に配置され複数の開口部を有する第一の遮蔽板と、を備えるプラズマ処理装置において、
前記第一の遮蔽板の上側に配置され、前記第一の遮蔽板の上方の空間を、前記プラズマ処理装置の軸線を含む内側空間と、前記内側空間を取り巻く外側空間とに分断する円筒状の遮蔽部と、
前記外側空間と前記内側空間に異なるガスを供給する供給構造と、を有することを特徴とするプラズマ処理装置。 - 請求項1に記載のプラズマ処理装置において、
前記第一の遮蔽板は、その中心を基準として、前記円筒状の遮蔽部の内径R1よりも小さい径R3の内側の領域に1つ以上の前記開口部を有し、前記円筒状の遮蔽部の外径R2よりも大きい径R4の外側の領域に1つ以上の前記開口部を有することを特徴とするプラズマ処理装置。 - 請求項1に記載のプラズマ処理装置において、
前記第一の遮蔽板は、前記円筒状の遮蔽部の端部が嵌合する環状の溝を有することを特徴とするプラズマ処理装置。 - 請求項1に記載のプラズマ処理装置において、
前記第一の遮蔽板の上側に誘電体窓が配置されており、前記円筒状の遮蔽部は、前記第一の遮蔽板と前記誘電体窓の空間を、前記外側空間と前記内側空間とに分断することを特徴とするプラズマ処理装置。 - 前記内側空間に配置されることにより前記内側空間を上段空間と下段空間とに分断する、複数の開口部を有する第二の遮蔽板、を有することを特徴とする請求項1に記載のプラズマ処理装置。
- 請求項5に記載のプラズマ処理装置において、
前記第一の遮蔽板は、その中心を基準として、前記円筒状の遮蔽部の内径R1よりも小さい径R3の内側の領域に1つ以上の前記開口部を有し、前記円筒状の遮蔽部の外径R2よりも大きい径R4の外側の領域に1つ以上の前記開口部を有し、
前記第二の遮蔽板は、その中心を基準として、前記径R3より大きい径R5の外側の領域に前記開口部を有し、前記径R3よりも中央側には開口部を有しないことを特徴とするプラズマ処理装置。 - 請求項6に記載のプラズマ処理装置において、
前記第一の遮蔽板は、前記径R3の内側の領域に単一の前記開口部を有する、
ことを特徴とするプラズマ処理装置。
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