JP2023114654A - レーザプロファイル計測装置、及びレーザプロファイル計測方法 - Google Patents

レーザプロファイル計測装置、及びレーザプロファイル計測方法 Download PDF

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Ryuichi Narita
俊哉 渡辺
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毅 金子
Takeshi Kaneko
孝之 沼田
Takayuki Numata
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Abstract

【課題】より小型で、より正確なレーザプロファイルの計測を行うことが可能なレーザプロファイル計測装置、及びレーザプロファイル計測方法を提供する。【解決手段】レーザプロファイル計測装置は、第一方向から入射されたレーザの少なくとも一部を第一方向とは異なる方向に反射させるとともに減衰させることで前記第一方向に進行する計測対象レーザを生成する反射減衰部と、第一方向における反射減衰部の一方側に設けられ、計測対象レーザを捕捉する捕捉部と、反射減衰部、及び捕捉部を第一方向に対する周方向の少なくとも一部で覆う冷却体と、冷却体に向かって冷媒を圧送する冷媒供給部と、反射減衰部、冷却体、及び冷媒供給部を、水平方向に延びる回動軸回りに回動可能に支持する回動支持部と、を備える。【選択図】図2

Description

本開示は、レーザプロファイル計測装置、及びレーザプロファイル計測方法に関する。
SLM(Selective Laser Melting)と呼ばれる三次元積層造形方法が知られている。この方法では、チャンバ内に敷設された金属粉末に対してレーザによって熱を加えてこれを溶融・硬化させる工程を層ごとに複数回繰り返すことで目的の造形物が得られる。
ここで、良好な造形物を得るためには、レーザのプロファイルを精密に把握・調整しておくことが必要である。レーザのプロファイルとは、レーザのビーム径や空間的な強度分布を指す。SLM造形装置では、実際の加工に用いられるレーザ自体のプロファイルを直接的に計測することが肝要である。このため、チャンバ内に計測装置を配置する必要がある。この種の計測装置として、下記特許文献1に記載されたものが知られている。下記特許文献1に係る計測装置は、レーザを減衰させる装置と、減衰したレーザのプロファイルを計測する計測部と、を主に備えている。
特許第6384589号公報
ところで、SLM造形装置では、チャンバ内に方形の加工領域が設定されている。加工領域の中央部でレーザプロファイルを計測することは無論のこと、周縁部でも同様にレーザプロファイルを計測する必要がある。しかしながら、上記特許文献1に係る計測装置は、寸法体格が大きいのみならず、予め決められた一方向のレーザを計測することしかできない。このため、レーザが中央部とは異なる方向・角度から照射される周縁部では正確なレーザプロファイルの計測が行えないという課題があった。
本開示は上記課題を解決するためになされたものであって、より小型で、より正確なレーザプロファイルの計測を行うことが可能なレーザプロファイル計測装置、及びレーザプロファイル計測方法を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本開示に係るレーザプロファイル計測装置は、第一方向から入射されたレーザの少なくとも一部を前記第一方向とは異なる方向に反射させるとともに減衰させることで前記第一方向に進行する計測対象レーザを生成する反射減衰部と、前記第一方向における前記反射減衰部の一方側に設けられ、前記計測対象レーザを捕捉する捕捉部と、前記反射減衰部、及び前記捕捉部を前記第一方向に対する周方向の少なくとも一部で覆う冷却体と、該冷却体に向かって冷媒を圧送する冷媒供給部と、前記反射減衰部、前記捕捉部、前記冷却体、及び前記冷媒供給部を、水平方向に延びる回動軸回りに回動可能に支持する回動支持部と、を備える。
本開示に係るレーザプロファイル計測方法は、加工物が配置される方形の加工領域を有するチャンバと、該加工領域に対して上方の照射点からレーザを照射するとともに前記加工領域を走査させるレーザ照射部と、を備えるレーザ加工装置のレーザプロファイル計測方法であって、前記チャンバの外部に、前記レーザ照射部から照射されたレーザの少なくとも一部を反射させるとともに減衰させることで計測対象レーザを生成する反射減衰素子を配置する配置工程と、前記計測対象レーザのプロファイルを計測する計測工程と、を含む。
本開示によれば、より小型で、より正確なレーザプロファイルの計測を行うことが可能なレーザプロファイル計測装置、及びレーザプロファイル計測方法を提供することができる。
本開示の第一実施形態に係るレーザ加工装置の構成の一例を示す模式図である。 本開示の第一実施形態に係るレーザプロファイル計測装置の構成を示す断面図である。 本開示の第一実施形態に係る冷却体の構成を示す拡大図である。 本開示の第一実施形態に係るダンパ部の構成を示す断面図である。 本開示の第一実施形態に係るレーザプロファイル計測方法の工程を示すフローチャートである。 本開示の第一実施形態に係るレーザプロファイル計測方法における第二工程の様子を示す説明図である。 本開示の第一実施形態に係る冷却体の変形例を示す図であって、周方向から見た図である。 本開示の第一実施形態に係る冷却体の変形例を示す図であって、径方向から見た図である。 本開示の第二実施形態に係る冷却体の構成を示す断面図である。 本開示の第三実施形態に係るレーザプロファイル計測装置の構成を示す模式図である。 本開示の第三実施形態に係るレーザプロファイル計測方法の工程を示すフローチャートである。
<第一実施形態>
以下、本開示の第一実施形態に係るレーザ加工装置1、及びレーザプロファイル計測装置30について、図1から図6を参照して説明する。
(レーザ加工装置の構成)
本実施形態に係るレーザ加工装置1は、SLM(Selective Laser Melting)と呼ばれる三次元積層造形方法を用いた造形装置である。この方法では、チャンバ内に敷設された金属粉末に対してレーザによって熱を加えてこれを溶融・硬化させる工程を複数の層ごとに繰り返すことで目的の造形物が得られる。
図1に示すように、レーザ加工装置1は、チャンバ10と、レーザ照射部20と、を備えている。チャンバ10は、内部の底面に方形の加工領域11を有する箱状をなしている。レーザ照射部20は、上方に設けられた照射点Pから加工領域11に向かってレーザLを照射・走査する。不図示の粉末供給装置から金属粉末を供給した状態で、レーザLを予め定められた経路に沿って照射・走査することにより、金属粉末が溶融・硬化して造形物の1つの層が形成される。この動作を複数層にわたって繰り返すことによって造形物が形成される。
(レーザプロファイル計測装置の構成)
上記のレーザ加工装置1によって良好な造形物を得るためには、レーザLのプロファイルを精密に把握・調整しておくことが必要である。レーザLのプロファイルとは、レーザLのビーム径や空間的な強度分布を指す。本実施形態に係るレーザプロファイル計測装置30は、このようなレーザLのプロファイルを、加工領域11の中央部11a、及び周縁部11bでそれぞれ計測するために用いられる。なお、ここで言う周縁部11bとは、方形の加工領域11の角部や、辺部に沿った部分を指す。レーザプロファイル計測装置30は、これら中央部11a、及び周縁部11bに配置された状態で用いられる。
図2に示すように、レーザプロファイル計測装置30は、反射減衰部31と、捕捉部32と、冷却体33と、冷媒供給部34と、回動支持部35と、を有する。
反射減衰部31は、入射されたレーザLの少なくとも一部を入射方向とは異なる方向に反射させるとともに、反射しなかった残余の成分を減衰させることで、計測対象レーザL3を生成する。ここで、レーザLの入射する方向を第一方向D1と呼ぶ。
反射減衰部31は、反射減衰素子31aと、近接場結合素子31bと、を有する。反射減衰素子31aは、板状に形成された光学素子であり、第一方向D1に対して約45°傾いた状態でレーザLの経路上に配置されている。反射減衰素子31aは、入射したレーザLの少なくとも一部を、第一方向D1に対して90°交差する方向に反射させることで、第一反射光L1を生成する。レーザLの全成分のうち、第一反射光L1を除く残余の成分は第一方向D1に進行する。
第一方向D1における反射減衰素子31aの一方側(下方)には、近接場結合素子31bが設けられている。近接場結合素子31bは、例えば国際公開第2017/209277号明細書に示されているように、公知の光学素子である。近接場結合素子31bは、2つのプリズムを、隙間をあけて対向配置させることで構成されている。対向面同士の間における近接場光の発生と結合によって、プリズムから出射される光と反射される光出力の比率を変化させることが可能とされている。
本実施形態では、この近接場結合素子31bに対して上述のレーザLが入射することで、その一部の成分が反射されて第一方向D1とは異なる方向に進行する(第二反射光L2)。レーザLのうち、第二反射光L2を除く残余の成分は近接場結合素子31bを透過して第一方向D1に進行する。このように反射減衰素子31a、及び近接場結合素子31bを通過して第一方向D1に進行する光を計測対象レーザL3と呼ぶ。計測対象レーザL3は、もとのレーザLに比べて出力が低下している一方で、ビーム径や空間的な強度分布はもとのレーザLと同様である。
反射減衰部31の下方(第一方向D1における一方側)には、捕捉部32が設けられている。捕捉部32は、例えばCCDカメラである。捕捉部32は、計測対象レーザL3を捕捉して、外部の演算装置等に画像データとして送信する。当該演算装置での演算を経て、計測対象レーザL3のレーザプロファイルが得られる。
上記した反射減衰部31、及び捕捉部32は、支持フレーム31cによって支持されている。支持フレーム31cは、第一反射光L1を外側に導くための第一開口部31d、及び第二反射光L2を外側に導くための第二開口部31eを有している。この支持フレーム31cは、第一方向D1の一方側(下側)から、冷媒供給部34によって支持されている(後述)。
反射減衰部31、及び捕捉部32の外周側には、冷却体33が設けられている。冷却体33は、反射減衰部31、及び捕捉部32を第一方向D1に対する周方向の少なくとも一部で覆っている。本実施形態では、冷却体33は反射減衰部31、及び捕捉部32を主方向の全域で覆う筒状をなしている。
冷却体33は、筒部33aと、フィン33bと、遮熱板33cと、断熱材33dと、を有している。筒部33aは、第一方向D1を中心とする円筒状をなしている。フィン33bは、筒部33aの外周面から径方向外側に突出するとともに、周方向に間隔をあけて配列されている。フィン33bは、第一方向D1における筒部33aの全域にわたって延びる板状をなしている。
図3に示すように、フィン33bは、第一方向D1から見て、径方向内側から外側に向かうに従って、周方向の寸法が次第に大きくなるように形成されている。これにより、周方向に隣接するフィン33b同士の間の空間は、第一方向D1から見て矩形状をなしている。なお、フィン33b同士の間の空間は、後述する冷媒としての空気が流れる冷媒流路Fとされている。
再び図2に示すように、フィン33bは、筒状をなす一対の遮熱板33cによって外周側から覆われている。遮熱板33cは例えばアルミニウムによって形成されることが望ましい。一対の遮熱板33c同士の間には径方向に広がる隙間が形成されている。後述する冷媒としての空気の一部はこの隙間にも流れ込む。外側の遮熱板33cのさらに外周側には断熱材33dが設けられている。
ここで、筒部33aにおける第一反射光L1が通過する領域には、開口部33gが形成されている。さらに、この開口部33gの外周側には、ダンパ部33fが設けられている。つまり、ダンパ部33fが設けられている領域には、上述のフィン33bが設けられていない。ダンパ部33fは、第一反射光L1を減衰させるために設けられている。図4に示すように、ダンパ部33fは、円錐部331と、外周壁部332と、を有している。円錐部331は、第一反射光L1の進行方向前方側(つまり、第一方向D1に対する径方向外側)に向かうに従って次第に拡径することで円錐状をなしている。外周壁部332は、この円錐部331を外側から覆う円筒状をなしている。
ダンパ部33fに入射した第一反射光L1は、円錐部331の頂部を経て外周壁部332の内周面と円錐部331の外周面との間で反射を繰り返し、最終的に散乱・減衰する。
再び図2に示すように、反射減衰部31、捕捉部32、及び冷却体33の第一方向D1一方側(下方)には、冷媒供給部34が設けられている。冷媒供給部34は、例えば送風ファンである。冷媒供給部34は、冷媒としての空気を、上述した冷媒流路Fに向かって圧送する。なお、冷媒として空気の他、液体窒素を用いることも考えられる。
以上のように構成された反射減衰部31、捕捉部32、冷却体33、及び冷媒供給部34は、第一方向D1の一方側(下方)から、回動支持部35によって平面上(加工領域11上)で支持されている。回動支持部35は、台座35aと、第一フレーム35bと、第二フレーム35cと、を有している。第一フレーム35bは、台座35a上から第一方向に立ち上がる板状をなしている。第二フレーム35cは、第一フレーム35bに対して、水平方向に延びる回動軸O回りに回動可能に接続されている。つまり、この回動軸Oを中心として、台座35aに対して反射減衰部31、捕捉部32、冷却体33、及び冷媒供給部34の角度を一体的に変化させることが可能とされている。なお、詳しくは図示しないが、回動支持部35を駆動させるためにアクチュエータをさらに設けてもよいし、手動で回動させる構成を採ってもよい。
(レーザプロファイルの計測方法)
次いで、図5と図6を参照して、レーザプロファイル計測装置30の使用方法(レーザプロファイルの計測方法)の一例について説明する。図5に示すように、この計測方法は、第一工程S11と、第二工程S12と、を含む。第一工程S11では、上述した加工領域11の中央部11aにレーザプロファイル計測装置30を配置して、レーザプロファイルを計測する。このとき、レーザLは照射点Pから鉛直下方に向かって進行する。このため、レーザプロファイル計測装置30の姿勢は図2に示した状態となる。
次いで、第二工程S12では、加工領域11の周縁部11bにレーザプロファイル計測装置30を配置して、レーザプロファイルの計測を行う。このとき、レーザLは、照射点Pから斜め下方に向かって照射されている。このため、レーザプロファイル計測装置30の姿勢は、図6に示すように、回動支持部35を回動させることで、レーザLの入射方向を第一方向D1に合わせた状態とする。この第二工程S12を、複数の周縁部11bでそれぞれ実行することで、レーザプロファイル計測方法の全工程が完了する。
(作用効果)
ここで、従来、SLM造形装置のレーザプロファイルを計測する上では、計測装置の寸法体格が大きいことや、予め決められた一方向のレーザを計測することしかできないことに起因して、加工領域11の中央部11aでしか計測を行えないという課題があった。つまり、レーザLが中央部11aとは異なる方向・角度から照射される周縁部11bでは正確なレーザプロファイルの計測を行うことが難しかった。また、SLM造形装置では、数百W(ワット)程度の高出力なレーザを用いることから、これを適正に減衰させつつ、発生する熱を処理することに困難があった。そこで、本実施形態に係るレーザプロファイル計測装置30は、上述の各構成を採っている。
上記構成によれば、冷媒が冷却体33に供給されることによって、当該冷却体33を介して反射減衰部31、及び捕捉部32を冷却することができる。これにより、高出力のレーザLを反射、及び減衰させたことで生じる熱を冷媒中に発散させることができる。さらに、回動支持部35を備えることから、レーザLの出射方向が変化した場合であってもこれに追従してレーザプロファイルを計測することができる。つまり、レーザLの出射方向が中央部11aとは異なる周縁部11bでも、回動支持部35によって装置全体の姿勢を変えることで、正確にレーザプロファイルを計測することが可能となる。
さらに、上記構成によれば、冷却体33のフィン33bが径方向内側から外側に向かうに従って周方向の寸法が次第に大きくなるように形成されている。これにより、フィン33b同士の間の空間(冷媒流路F)は、第一方向D1から見て矩形となる。したがって、例えばフィン33bが単純な矩形板状断面を有する場合と異なり、径方向の内外で冷媒が流れる流路の幅を一定にすることができる。その結果、フィン33b同士の間における冷媒の流量分布が径方向で一定となり、より効率的に冷却体33を冷却することが可能となる。
また、上記構成によれば、ダンパ部33fが設けられていることから、反射減衰部31によって反射されたレーザ(第一反射光L1)は、当該ダンパ部33fに照射されることで減衰する。これにより、レーザの反射に伴う発熱が外部の他の装置や部材に影響を及ぼす可能性をさらに低減することができる。
加えて、上記構成によれば、ダンパ部33fは円錐部331を有する。円錐部331の頂部に入射したレーザは、当該頂部を中心として散乱する。これにより、より効果的にレーザを減衰させることができる。
さらに加えて、上記のレーザプロファイル計測方法によれば、第一工程S11で加工領域11の中央部11aでレーザプロファイルを計測した後、第二工程S12で周縁部11bのレーザプロファイルを計測する。この時、回動支持部35を回動させることで、レーザLの照射方向に対して、反射減衰部31、及び捕捉部32の向きを合わせることができる。これにより、周縁部11bでも中央部11aと同様に、高い精度でレーザプロファイルの計測を行うことができる。
以上、本開示の第一実施形態について説明した。なお、本開示の要旨を逸脱しない限りにおいて、上記の構成や方法に種々の変更や改修を施すことが可能である。例えば、上述した回動支持部35の構成は一例であり、装置全体の姿勢を回動(変化)させることが可能なものであれば、いかなるものも本開示に含まれる。また、上記第一実施形態では、捕捉部32が回動支持部35によって回動可能に支持されている例について説明した。この場合、加工領域11の周縁部11bでもレーザの焦点ズレを捕捉することが可能となる。一方で、捕捉部32を回動支持部35とは別に床面(加工領域11)上で回動不能に、かつ加工領域11に対して平行となるように支持する構成を採ることも可能である。なお、ここで言う「平行」とは実質的な平行を指すものであり、わずかな誤差は許容される。この場合には、周縁部11bにおけるレーザの焦点ズレに加えて、レーザプロファイルが床面上で楕円化する様子も捕捉することができる。
さらに、フィン33bの変形例として、図7、及び図8に示す構成を採ることが可能である。同図の例では、フィン33bは、周方向から見て、第一方向D1の一方側を向く端面332bが第一方向D1の一方側(下方)に向かって凸となるように湾曲している。また、他方側を向く端面331bが、第一方向D1の一方側(下方)に向かって凹むように湾曲している。
また、図8に示すように、第一方向D1に隣接するフィン33b同士の間では、周方向の位置が互いに異なっている。
上記構成によれば、フィン33bの第一方向D1における両端面がそれぞれ第一方向D1一方側に向かって湾曲している。つまり、フィン33bの両端面は冷媒の流れてくる側に向かって湾曲している。これにより、冷媒の流入に際して流れの剥離が生じる可能性を低減することができる。その結果、冷却体33をさらに効率的に冷却することができる。
<第二実施形態>
次いで、本開示の第二実施形態について、図9を参照して説明する。なお、上記第一実施形態と同様の構成については同一の符号を付し、詳細な説明を省略する。図9に示すように、本実施形態では、冷却体33の構成が異なっている。この冷却体33は、上述した開口部33gを内周側から覆う透過窓33hをさらに有している。透過窓33hは例えばガラスで形成された透明の部材であり、第一反射光L1を透過させることが可能とされている。また、この透過窓33hとダンパ部33fと開口部33gの内壁面によって区画される空間Vには水W(液体)が充填されている。
上記構成によれば、透過窓33hとダンパ部33fによって区画された空間Vが水Wで満たされている。これにより、レーザ(第一反射光L1)のエネルギーが水に吸収される。その結果、外部にレーザの熱の影響が及ぶ可能性をさらに低減することができる。
以上、本開示の第二実施形態について説明した。なお、本開示の要旨を逸脱しない限りにおいて、上記の構成や方法に種々の変更や改修を施すことが可能である。例えば、上記の水Wに代えて、アルコールや油脂等、他の液体を用いることも可能である。
<第三実施形態>
次に、本開示の第三実施形態について、図10と図11を参照して説明する。なお、上記の各実施形態と同様の構成については同一の符号を付し、詳細な説明を省略する。図10に示すように、本実施形態に係るレーザ加工装置1bは、加工領域11を有するチャンバ10と、レーザLを照射するレーザ照射部20と、レーザLの経路上に配置された近接場結合素子31bと、計測部40と、レーザ走査部50と、を備える。
近接場結合素子31bは、レーザ照射部20から照射されたレーザLの少なくとも一部を反射させて、レーザ走査部50に主レーザL4として導く。レーザ走査部50は、入射した主レーザL4によって加工領域11を走査させる。一方で、近接場結合素子31bを透過した残余の成分は、計測対象レーザL3となる。計測対象レーザL3の経路上には計測部40が設けられている。計測部40は例えばCCDカメラであり、計測対象レーザL3のレーザプロファイルを計測する。
上記のレーザ加工装置1bを用いたレーザプロファイル計測方法の一例について説明する。図11に示すように、まず近接場結合素子31bをチャンバ10の外部で上述の位置に配置する(配置工程S21)。次いで、レーザ照射部20からレーザLを照射することで、加工領域11上で加工物を造形する。この中途で、近接場結合素子31bを透過した計測対象レーザL3のレーザプロファイルを計測する(計測工程S22)。この計測工程S22を、造形物の加工完了まで、間欠的に、又は連続的に実行する。
上記方法によれば、チャンバ10の外部に配置された近接場結合素子31bによって、レーザLの一部から計測対象レーザL3が生成される。計測工程S22ではこの計測対象レーザL3のプロファイルが計測される。これにより、実際の加工に用いられるレーザ(主レーザL4)のプロファイルを、チャンバ10の外部でリアルタイムに計測することが可能となる。これにより、より高い精度で造形が行えると同時に、異常が生じた際には直ちにこれを検知し、対策を講じることが可能となる。
以上、本開示の第三実施形態について説明した。なお、本開示の要旨を逸脱しない限りにおいて、上記の構成や方法に種々の変更や改修を施すことが可能である。
<付記>
各実施形態に記載のレーザプロファイル計測装置30、及びレーザプロファイル計測方法は、例えば以下のように把握される。
(1)第1の態様に係るレーザプロファイル計測装置30は、第一方向D1から入射されたレーザLの少なくとも一部を前記第一方向D1とは異なる方向に反射させるとともに減衰させることで前記第一方向D1に進行する計測対象レーザL3を生成する反射減衰部31と、前記第一方向D1における前記反射減衰部31の一方側に設けられ、前記計測対象レーザL3を捕捉する捕捉部32と、前記反射減衰部31、及び前記捕捉部32を前記第一方向D1に対する周方向の少なくとも一部で覆う冷却体33と、該冷却体33に向かって冷媒を圧送する冷媒供給部34と、前記反射減衰部31、前記冷却体33、及び前記冷媒供給部34を、水平方向に延びる回動軸O回りに回動可能に支持する回動支持部35と、を備える。
上記構成によれば、冷媒が冷却体33に供給されることによって、当該冷却体33を介して反射減衰部31、及び捕捉部32を冷却することができる。これにより、高出力のレーザLを反射、及び減衰させたことで生じる熱を冷媒中に発散させることができる。さらに、回動支持部35を備えることから、レーザLの出射方向が変化した場合であってもこれに追従してレーザプロファイルを計測することができる。
(2)第2の態様に係るレーザプロファイル計測装置30は、(1)のレーザプロファイル計測装置30であって、前記冷却体33は、前記第一方向D1に延びるとともに周方向に間隔をあけて配列された複数のフィン33bを有し、各前記フィン33bは径方向内側から外側に向かうに従って周方向の寸法が次第に大きくなるように形成されている。
上記構成によれば、フィン33bが径方向内側から外側に向かうに従って周方向の寸法が次第に大きくなるように形成されている。これにより、フィン33b同士の間の空間は、第一方向D1から見て矩形となる。したがって、例えばフィン33bが単純な矩形板状断面を有する場合と異なり、径方向の内外で冷媒が流れる流路の幅を一定にすることができる。その結果、フィン33b同士の間における冷媒の流量分布が径方向で一定となり、より効率的に冷却体33を冷却することが可能となる。
(3)第3の態様に係るレーザプロファイル計測装置30は、(1)のレーザプロファイル計測装置30であって、前記冷却体33は、前記第一方向D1、及び周方向に間隔をあけて配列された複数のフィン33bを有し、前記第一方向D1に隣接する一対の前記フィン33b同士では周方向の位置が互いに異なっている。
上記構成によれば、第一方向D1に隣接する一対のフィン33b同士の間で周方向の位置が異なっている。これにより、フィン33bに対する冷媒の接触面積が増加し、冷却体33をさらに効率的に冷却することができる。
(4)第4の態様に係るレーザプロファイル計測装置30は、(3)のレーザプロファイル計測装置30であって、前記フィン33bの前記第一方向D1一方側を向く端面は、周方向から見て、前記第一方向D1一方側に向かって凸となるように湾曲し、前記フィン33bの前記第一方向D1他方側を向く端面は、周方向から見て、前記第一方向D1一方側に向かって凹むように湾曲している。
上記構成によれば、フィン33bの第一方向D1における両端面がそれぞれ第一方向D1一方側に向かって湾曲している。つまり、フィンの両端面は冷媒の流れてくる側に向かって湾曲している。これにより、冷媒の流入に際して流れの剥離が生じる可能性を低減し、冷却体33をさらに効率的に冷却することができる。
(5)第5の態様に係るレーザプロファイル計測装置30は、(1)から(4)のいずれか一態様に係るレーザプロファイル計測装置30であって、前記冷却体33は、前記反射減衰部31、及び前記捕捉部32を周方向の全域から覆っている。
上記構成によれば、冷却体33によって、反射減衰部31、及び捕捉部32を周方向の全域で漏れなく均等に冷却することができる。
(6)第6の態様に係るレーザプロファイル計測装置30は、(1)から(5)のいずれか一態様に係るレーザプロファイル計測装置30であって、前記冷却体33には、前記反射減衰部31によって反射された前記レーザが通過する開口部33gが形成され、該開口部33gの外周側には前記反射されたレーザを減衰させるダンパ部33fが設けられている。
上記構成によれば、ダンパ部33fが設けられていることから、反射減衰部31によって反射されたレーザは、当該ダンパ部33fに照射されることで減衰する。これにより、レーザの反射に伴う発熱が外部の他の装置や部材に影響を及ぼす可能性をさらに低減することができる。
(7)第7の態様に係るレーザプロファイル計測装置30は、(6)のレーザプロファイル計測装置30であって、前記ダンパ部33fは、前記反射されたレーザの進行方向前方側に向かうに従って次第に拡径する円錐部331を有する。
上記構成によれば、円錐部331の頂部に入射したレーザは、当該頂部を中心として散乱する。これにより、より効果的にレーザを減衰させることができる。
(8)第8の態様に係るレーザプロファイル計測装置30は、(6)又は(7)のレーザプロファイル計測装置30であって、前記冷却体33は、前記開口部33gを塞ぐとともに前記反射されたレーザを透過させる透過窓33hをさらに有し、前記透過窓33h、及び前記ダンパ部33fによって区画された空間Vは液体で満たされている。
上記構成によれば、透過窓33hとダンパ部33fによって区画された空間Vが液体で満たされている。これにより、レーザのエネルギーが液体に吸収される。その結果、外部にレーザの熱の影響が及ぶ可能性をさらに低減することができる。
(9)第9の態様に係るレーザプロファイル計測装置30は、(1)から(8)のいずれか一態様に係るレーザプロファイル計測装置30であって、前記捕捉部32は、前記回動支持部35によって、水平方向に延びる回動軸O回りに回動可能に支持されている。
上記構成によれば、加工領域の周縁部でも、レーザプロファイルの焦点ズレを捕捉部32によって捕捉することができる。
(10)第10の態様に係るレーザプロファイル計測装置30は、(1)から(8)のいずれか一態様に係るレーザプロファイル計測装置30であって、前記捕捉部32は、前記回動支持部35とは別に床面上で回動不能に、かつ前記加工領域11に対して平行となるように支持されている。
上記構成によれば、加工領域の周縁部でも、レーザプロファイルの焦点ズレや楕円化を、捕捉部32によって捕捉することができる。
(11)第11の態様に係るレーザプロファイル計測方法は、加工物が配置される方形の加工領域11を有するチャンバ10と、該加工領域11に対して上方の照射点PからレーザLを照射するとともに前記加工領域11を走査させるレーザ照射部20と、を備えるレーザ加工装置1のレーザプロファイル計測方法であって、(1)から(10)のいずれか一態様に係るレーザプロファイル計測装置30を前記加工領域11の中央部11aに配置してレーザプロファイルを計測する第一工程S11と、前記レーザプロファイル計測装置30を前記加工領域11の周縁部11bに沿って配置して順次レーザプロファイルを計測する第二工程S12と、を含み、前記第二工程S12では、前記回動支持部35を回動させることでレーザLの照射方向を前記第一方向D1に合わせる。
上記方法によれば、第一工程S11で加工領域11の中央部11aでレーザプロファイルを計測した後、第二工程S12で周縁部11bのレーザプロファイルを計測する。この時、回動支持部35を回動させることで、レーザLの照射方向に対して、反射減衰部31、及び捕捉部32の向きを合わせることができる。これにより、周縁部11bでも中央部11aと同様に、高い精度でレーザプロファイルの計測を行うことができる。
(12)第12の態様に係るレーザプロファイル計測方法は、加工物が配置される方形の加工領域を有するチャンバ10と、レーザを照射するレーザ照射部20と、を備えるレーザ加工装置1bのレーザプロファイル計測方法であって、前記チャンバ10の外部に、前記レーザ照射部20から照射されたレーザLの少なくとも一部を反射させるとともに減衰させることで計測対象レーザL3を生成する近接場結合素子31bを配置する配置工程S21と、前記計測対象レーザL3のプロファイルを計測する計測工程S22と、を含む。
上記方法によれば、チャンバ10の外部に配置された近接場結合素子31bによって、レーザの一部から計測対象レーザL3が生成される。計測工程S22ではこの計測対象レーザL3のプロファイルが計測される。これにより、実際の加工に用いられるレーザのプロファイルを、チャンバ10の外部でリアルタイムに計測することが可能となる。
1,1b レーザ加工装置
10 チャンバ
11 加工領域
11a 中央部
11b 周縁部
20 レーザ照射部
30 レーザプロファイル計測装置
31 反射減衰部
31a 反射減衰素子
31b 近接場結合素子
31c 支持フレーム
31d 第一開口部
31e 第二開口部
32 捕捉部
33 冷却体
33a 筒部
33b フィン
33c 遮熱板
33d 断熱材
33f ダンパ部
33g 開口部
33h 透過窓
34 冷媒供給部
35 回動支持部
35a 台座
35b 第一フレーム
35c 第二フレーム
40 計測部
50 レーザ走査部
331 円錐部
332 外周壁部
331b,332b 端面
D1 第一方向
F 冷媒流路
L レーザ
L1 第一反射光
L2 第二反射光
L3 計測対象レーザ
L4 主レーザ
V 空間
W 液体

Claims (12)

  1. 第一方向から入射されたレーザの少なくとも一部を前記第一方向とは異なる方向に反射させるとともに減衰させることで前記第一方向に進行する計測対象レーザを生成する反射減衰部と、
    前記第一方向における前記反射減衰部の一方側に設けられ、前記計測対象レーザを捕捉する捕捉部と、
    前記反射減衰部、及び前記捕捉部を前記第一方向に対する周方向の少なくとも一部で覆う冷却体と、
    該冷却体に向かって冷媒を圧送する冷媒供給部と、
    前記反射減衰部、前記冷却体、及び前記冷媒供給部を、水平方向に延びる回動軸回りに回動可能に支持する回動支持部と、
    を備えるレーザプロファイル計測装置。
  2. 前記冷却体は、前記第一方向に延びるとともに周方向に間隔をあけて配列された複数のフィンを有し、各前記フィンは径方向内側から外側に向かうに従って周方向の寸法が次第に大きくなるように形成されている請求項1に記載のレーザプロファイル計測装置。
  3. 前記冷却体は、前記第一方向、及び周方向に間隔をあけて配列された複数のフィンを有し、前記第一方向に隣接する一対の前記フィン同士では周方向の位置が互いに異なっている請求項1に記載のレーザプロファイル計測装置。
  4. 前記フィンの前記第一方向一方側を向く端面は、周方向から見て、前記第一方向一方側に向かって凸となるように湾曲し、前記フィンの前記第一方向他方側を向く端面は、周方向から見て、前記第一方向一方側に向かって凹むように湾曲している請求項3に記載のレーザプロファイル計測装置。
  5. 前記冷却体は、前記反射減衰部、及び前記捕捉部を周方向の全域から覆っている請求項1から4のいずれか一項に記載のレーザプロファイル計測装置。
  6. 前記冷却体には、前記反射減衰部によって反射された前記レーザが通過する開口部が形成され、該開口部の外周側には前記反射されたレーザを減衰させるダンパ部が設けられている請求項1から5のいずれか一項に記載のレーザプロファイル計測装置。
  7. 前記ダンパ部は、前記反射されたレーザの進行方向前方側に向かうに従って次第に拡径する円錐部を有する請求項6に記載のレーザプロファイル計測装置。
  8. 前記冷却体は、前記開口部を塞ぐとともに前記反射されたレーザを透過させる透過窓をさらに有し、前記透過窓、及び前記ダンパ部によって区画された空間は液体で満たされている請求項6又は7に記載のレーザプロファイル計測装置。
  9. 前記捕捉部は、前記回動支持部によって、水平方向に延びる回動軸回りに回動可能に支持されている請求項1から8のいずれか一項に記載のレーザプロファイル計測装置。
  10. 前記捕捉部は、前記回動支持部とは別に床面上で回動不能に、かつ、加工物が配置される方形の加工領域に対して平行となるように支持されている請求項1から8のいずれか一項に記載のレーザプロファイル計測装置。
  11. 加工物が配置される方形の加工領域を有するチャンバと、
    該加工領域に対して上方の照射点からレーザを照射するとともに前記加工領域を走査させるレーザ照射部と、
    を備えるレーザ加工装置のレーザプロファイル計測方法であって、
    請求項1から10のいずれか一項に記載のレーザプロファイル計測装置を前記加工領域の中央部に配置してレーザプロファイルを計測する第一工程と、
    前記レーザプロファイル計測装置を前記加工領域の周縁部に沿って配置して順次レーザプロファイルを計測する第二工程と、
    を含み、
    前記第二工程では、前記回動支持部を回動させることで前記レーザの照射方向を前記第一方向に合わせるレーザプロファイル計測方法。
  12. 加工物が配置される方形の加工領域を有するチャンバと、
    レーザを照射するレーザ照射部と、
    を備えるレーザ加工装置のレーザプロファイル計測方法であって、
    前記チャンバの外部に、前記レーザ照射部から照射されたレーザの少なくとも一部を反射させるとともに減衰させることで計測対象レーザを生成する近接場結合素子を配置する配置工程と、
    前記計測対象レーザのプロファイルを計測する計測工程と、
    を含むレーザプロファイル計測方法。
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