JP2023112350A - 肌ケア装置 - Google Patents

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Masako Yamazaki
俊治 橋本
Toshiharu Hashimoto
襟伽 岩瀬
Erika Iwase
歩 鈴木
Ayumi Suzuki
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Abstract

【課題】より効率的に光を肌に照射することが可能な肌ケア装置を得る。【解決手段】肌ケア装置10は、光源40と、光源40から出射された光Lを先端20a側から照射することが可能な複数本の突起20と、複数本の突起20が設けられる基部11と、を備えている。また、突起20は、光源40から出射された光Lを先端21a側から照射することが可能な光路21と、光路21の側面211に沿って離間配置された隔壁221によって画成され、先端22aから気体を送風することが可能な送風路22と、を備えている。そして、隔壁221は、光路21の側面211に沿って延在する第1壁部2211と、第1壁部2211の先端2211aに連設され、先端2212aが光路21側に屈曲する第2壁部2212と、を備えている。【選択図】図6

Description

本開示は、肌ケア装置に関する。
従来、以下の特許文献1に示すように、対象面に光を照射する照射部と、対象面における光が照射される領域に気体を吹き付ける吹付部と、を備える装置が知られている。この特許文献1では、照射部から上下方向の下方に向けて光が照射されるようにしつつ、吹付部から斜め下方に向けて気体が吹き付けられるようにしている。こうすることで、対象面の光が照射される領域に存在する異物を気体によって除去することができるようにし、対象面の光が照射される領域に異物を存在させないようにした状態で光を照射させることができるようにしている。
特開2021―164957号公報
ここで、肌に光を照射することで肌のケアを行う肌ケア装置に上記従来の技術を適用することが考えられる。例えば、光を照射することが可能な突起を複数本設け、各突起から肌に光を照射することで肌のケアを行えるようにすることが考えられる。この場合、肌の光が照射される領域に気体を吹き付けて、肌の光が照射される領域に存在する毛を移動させることになる。
このような肌ケア装置に上記従来の技術を適用すると、吹付部から吹き付けられる気体によって、ある照射部の光照射領域内に存在する毛を領域外に移動させることは可能である。しかしながら、ある照射部の光照射領域から移動した毛が他の照射部の光照射領域内まで移動してしまう場合がある。このように、他の照射部の光照射領域内まで移動してしまうと、効率よく肌に光を当てることができなくなってしまう。
そこで、本開示は、より効率的に光を肌に照射することが可能な肌ケア装置を得ることを目的とする。
本開示の一態様にかかる肌ケア装置は、光源と、前記光源から出射された光を先端側から照射することが可能な複数本の突起と、複数本の前記突起が設けられる基部と、を備え、前記突起は、前記光源から出射された光を先端側から照射することが可能な光路と、前記光路の側面に沿って離間配置された隔壁によって画成され、先端から気体を送風することが可能な送風路と、を備え、前記隔壁は、前記光路の側面に沿って延在する第1壁部と、前記第1壁部の先端に連設され、先端が前記光路側に屈曲する第2壁部と、を備えている。
本開示によれば、より効率的に光を肌に照射することが可能な肌ケア装置を得ることができる。
実施の形態にかかる肌ケア装置の一例を模式的に示す裏面図である。 実施の形態にかかる肌ケア装置の一例を模式的に示す側面図である。 実施の形態にかかる突起の一例を模式的に示す斜視図である。 実施の形態にかかる肌ケア装置の一例の使用例を模式的に示す図である。 実施の形態にかかる肌ケア装置の一例の使用時における毛髪の流れを説明する図である。 実施の形態にかかる肌ケア装置の一例の使用時における毛髪の状態および光の照射状態を説明する図である。 実施の形態にかかる突起の配置方法の他の例を模式的に示す裏面図である。 図7に示す肌ケア装置の使用時における毛髪の流れを説明する図である。 実施の形態にかかる突起の第1変形例の使用時における毛髪の状態および光の照射状態を説明する図である。 実施の形態にかかる突起の第2変形例を模式的に示す斜視図である。 実施の形態にかかる肌ケア装置の第1変形例の使用状態を模式的に示す図である。 実施の形態にかかる肌ケア装置の第2変形例の使用状態を模式的に示す図である。
以下、図面を参照しながら実施の形態を詳細に説明する。但し、必要以上に詳細な説明は省略する場合がある。例えば、既によく知られた事項の詳細説明、または、実質的に同一の構成に対する重複説明を省略する場合がある。
なお、添付図面および以下の説明は、当業者が本開示を十分に理解するために提供されるのであって、これらにより特許請求の範囲に記載の主題を限定することを意図していない。
また、以下の実施の形態およびその変形例では、突起の先端が下方を向くようにしつつ突起の基部からの突出方向を上下方向に一致させた状態における肌ケア装置の上下方向を上下方向Zと規定して説明する。また、上下方向Zと交差(直交)する方向であって、突起の長手方向に平行な方向を前後方向Xと規定して説明する。そして、上下方向Zと交差(直交)する方向であって、突起の短手方向に平行な方向を幅方向Yと規定して説明する。
また、以下の実施の形態およびその変形例では、肌ケア装置として、頭皮に光を照射して頭皮をケアする頭皮ケア装置を例示する。
(実施の形態)
本実施の形態にかかる頭皮ケア装置(肌ケア装置:人体ケア装置)10は、図1に示すように、基部11と、基部11の一端に連設されて、使用者U等が把持することが可能な把持部12と、を備えている。
本実施の形態では、基部11は、略直方体状をしており、上下方向Zに沿って見た状態における概観が、所定方向(後述する突起20の幅方向Y)に細長い長方形状をしている。すなわち、上下方向Zに沿って見た状態における基部11の概観が長手方向と短手方向とを有する長方形状をしている。そして、基部11の長手方向の一端側における短手方向の略中央部に、把持部12が基部11の長手方向に延びるように連設されている。
また、頭皮ケア装置(肌ケア装置)10は、図2に示すように、光源40と、光源40から出射された光Lを先端20a側から照射することが可能な複数本の突起20と、を備えている。
本実施の形態では、基部11には、一方向(前後方向X)に細長い形状をした突起20が、突起20の長手方向を基部11の短手方向に一致させた状態で複数本配置されている。したがって、本実施の形態では、基部11の短手方向が前後方向Xとなっており、基部11の長手方向が幅方向Yとなっている。
さらに、各突起20は、光源40から出射された光Lを先端21a側から照射することが可能な光路21を備えている。そして、光路21の側面211に沿って離間配置された隔壁221によって画成され、先端22aから風(気体)Wを送風することが可能な送風路22を備えている。
また、頭皮ケア装置(肌ケア装置)10は、図2に示すように、送風機構50を備えており、この送風機構50を駆動させることで、送風路22の先端22aから風(気体)Wが送風されるようにしている。なお、送風機構50としては、ファン等の公知の機構を用いることができる。
ここで、本実施の形態では、光源40としてLED41が用いられており、複数個のLED41が基部11の裏面11aに配置されている。このとき、各LED41は、主光軸方向が上下方向Zの下方を向くようにした状態で基部11の裏面11aに配置されている。
そして、複数本の突起20が、突出方向を上下方向Zに略一致させた状態で基部11にそれぞれ設けられている。このとき、各突起20は、基部11の裏面11aに配置された1個のLED41を光路21で覆うようにした状態で、基部11に設けられている。こうすることで、光源40としてのLED41から出射された光Lが、光路21の根元側(上側)から先端21a側(下側)に向けて導光されて、突起20の先端20a側から外部に照射されるようにしている。
このように、本実施の形態では、頭皮ケア装置(肌ケア装置:人体ケア装置)10は、光Lを発光する発光部(光源40:LED41)と、発光部(光源40:LED41)から突出している1個以上の突起部(突起20)と、を備えている。そして、突起20が中空になっており、この突起20の中空の部分を発光部(光源40:LED41)で発光した光Lの行路として機能させている。すなわち、突起部(突起20)は、突起部(突起20)の中空に配置されて、発光部(光源40:LED41)で発光した光Lの行路としての機能を有する光行路部(光路21)を備えている。
そして、光行路部(光路21)を通った光Lが突起部(突起20)の先端から外部(人体等)に照射されるようにしている。このように、本実施の形態では、突起部(突起20)の先端に、発光部(光源40:LED41)から発光した光Lを使って人体に光Lを照射する照射部が形成されている。
さらに、本実施の形態では、突起部(突起20)における光行路部(光路21)の周囲に、空気などの気体を送ることが可能な空気行路部(送風路22)が形成されている。そして、頭皮ケア装置(肌ケア装置:人体ケア装置)10は、この空気行路部(送風路22)に空気を送る空気噴出部(送風機構50)を有している。
また、本実施の形態では、複数本の突起20は、2次元状に広がるように基部11の裏面11aに設けられている。すなわち、複数本の突起20が、直線状ではなく平面状に配置されるようにしている。図1には、9本の突起20を基部11の長手方向に所定のピッチで並ぶように配置した列が、基部11の短手方向に所定のピッチで3列設けられるようにしたものを例示している。こうすることで、基部11の長手方向で隣り合う突起20の間に、短手方向に延びる略直線状の隙間60が形成されるようにしている。このように、複数本の突起20を2次元状に広がるように配置することで、頭皮ケア装置(肌ケア装置)10を使用する際に、より効率よく頭皮(肌)Sに光Lを照射させることができるようにしている。
なお、本実施の形態では、基部11の内部が空洞になっており、この空洞内に光源40を駆動させるための電源部30が配置されている。また、図示省略したが、基部11または把持部12には、電源部30のオン・オフを切り替えるスイッチが設けられている。そして、図示省略したスイッチを操作して電源部30をオンにすることで、送風機構50や各LED41が駆動し、各突起20の先端から風(気体)Wが送風されたり光Lが照射されたりするようになっている。
このように、本実施の形態にかかる頭皮ケア装置(肌ケア装置)10は、ブラシタイプの装置となっており、ブラシを用いて毛髪Hの整髪を行う要領で使用することができるようになっている。
光路21は、例えば、光透過性の高い樹脂、または、ガラス等を用いて形成することができる。こうすれば、根元側(上下方向Zの上側)に配置されたLED41から出射された光Lを、根元側(上下方向Zの上側)から先端21a側(上下方向Zの下側)まで導光させることができるようになる。このとき、光路21の先端21aから照射される光Lは、図6に示すように、照射領域R1内に照射されることになる。
なお、光路21は、光源40から出射された光Lを先端側へ導く導光部と、導光部の先端に設けられて外部に光Lを照射する照射部と、を備えるようにしてもよい。こうすれば、根元側(上下方向Zの上側)から光路21内に挿入された光Lのほぼ全てを先端側の照射部から照射されるようにすることが可能になる。その結果、頭皮(肌)Sの近傍に光Lを照射させることができるようになる。
図3には、略直方体状の導光部の下端に、前後方向Xに沿って見た形状が、幅方向Yの中央部で下方に突出する三角形状となる照射部を形成したものを例示している。しかしながら、照射部の形状はこのような形状に限られるものではなく、例えば、下端が水平な平坦面となる照射部としてもよいし、下端が先端側に凸となる湾曲面となる照射部としてもよい。また、照射部における光Lを外部に照射する面に凹凸形状を設けるようにすることも可能である。
ここで、本実施の形態では、より効率的に光Lを頭皮(肌)Sに照射することができるようにしている。
具体的には、各突起20が、光路21の側面211に沿って離間配置された隔壁221によって画成され、先端22aから風(気体)Wを送風することが可能な送風路22を備えるようにしている。
そして、隔壁221が、光路21の側面211に沿って延在する鉛直壁(第1壁部)2211と、鉛直壁(第1壁部)2211の先端2211aに連設され、先端2212aが光路21側に屈曲する屈曲壁(第2壁部)2212と、を備えるようにしている。
こうすることで、送風路22の先端22aから送風される風(気体)Wを、より確実に照射領域R1に向けて送風できるようにしている。そして、1つの突起20の光路21からの光Lの照射領域R1に存在する毛髪(毛)Hを照射領域R1の外に移動させることができるようにしている。このように、本実施の形態では、空気行路部(送風路22)において、空気行路部(送風路22)に送られた空気が、光Lが当たる人体の部分に直接当たるように壁部(隔壁221)を設けている。そして、空気噴出部(送風機構50)が、空気行路部(送風路22)を使って、光行路部(光路21)の延長上にある毛やごみを光行路部(光路21)の延長上から外れる位置に除去するようになっている。言い換えると、空気噴出部(送風機構50)が、空気行路部(送風路22)を使って、照射部から人体への光Lの照射の邪魔になる物体(毛やごみ等)をずらす又は除去するようになっている。
さらに、本実施の形態では、突起20が、前後方向X(基部11からの突出方向と交差する一方向)に細長い形状をしており、隔壁221が、光路21における前後方向Xに沿って延在する側面211に沿って形成されている。こうすることで、光路21の幅方向Yの両側に、前後方向Xに細長い送風路22が形成されるようにしている。そして、照射領域R1をより広範囲としつつ、風(気体)Wが送風される領域もより広範囲となるようにしている。
なお、隔壁221は、光路21の側面211のうち前後方向Xに沿って延在する側面211のみに沿って形成されていてもよい。すなわち、光路21の幅方向Yの両側のみに送風路22が形成されていてもよい。また、光路21の側面211の全周に亘って送風路22が形成されるようにすることも可能である。すなわち、光路21の前後方向Xに沿って延在する側面211に沿う壁部と、光路21の幅方向Yに沿って延在する側面211に沿う壁部とで、隔壁221を形成することも可能である。
また、本実施の形態では、突起20を基部11からの突出方向に沿って見た状態で、第2壁部2212の先端2212aが光路21の側面211よりも外側に位置するようにした状態で、隔壁221を形成している。すなわち、突起20を前後方向に沿って見た状態で、照射領域R1よりも幅広い範囲に風(気体)Wを送風することができるようにしている。
また、隔壁221に、先端2212aが光路21側に屈曲する屈曲壁(第2壁部)2212を設けるようにすることで、屈曲壁(第2壁部)2212と頭皮(肌)Sとの間に風(気体)Wが送風されない領域R2を形成できるようにしている。こうすれば、風(気体)Wを当てて照射領域R1の外に移動させた毛髪(毛)Hを領域R2に留まらせることができるようになる。このように、本実施の形態では、照射領域R1の外側近傍に形成された領域R2を、毛髪(毛)Hを逃がす領域として利用できるようにしている。
なお、突起20は、先端20a側が丸みを帯びるように形成するのが好ましい。例えば、光路21の先端21aが前後方向Xを軸とする円柱の側面の一部となるようにしつつ、屈曲壁(第2壁部)2212の先端2212aが丸みを帯びるようにするのが好ましい。
こうすれば、頭皮ケア装置(肌ケア装置)10の使用時に突起20が頭皮(肌)Sに接触したとしても、突起20が頭皮(肌)Sに与える刺激を極力抑制することが可能になる。そのため、このような頭皮ケア装置(肌ケア装置)10を用いれば、頭皮(肌)Sに与える刺激を抑制しつつ、より効率よく頭皮(肌)Sに光Lを照射させることができるようになる。
また、突起20の形状を本実施の形態で示した形状とすれば、突起20の先端20aの高さ位置(頭皮Sからの距離)が変化したとしても、送風路22の先端22aから送付される風(気体)Wは、照射領域R1に向けて送風されることになる。したがって、頭皮ケア装置(肌ケア装置)10の使用時に、突起20の先端20aの高さ位置(頭皮Sからの距離)が変化したとしても、照射領域R1に風(気体)Wを送風されることになる。
そして、このような構成をした頭皮ケア装置(肌ケア装置)10は、例えば、図4に示すように、ブラシを用いて毛髪Hの整髪を行う要領で使用することができる。
具体的には、まず、把持部12を手で把持した状態で、突起20の先端20aが頭皮(肌)Sを向くように、頭皮ケア装置(肌ケア装置)10を使用者Uの頭部上端に配置する。このとき、毛髪Hを縫うように突起20を頭皮(肌)S側に導入して、突起20の先端20aが頭皮(肌)Sの近傍に配置されるようにする。なお、突起20の突出長さは、毛髪Hの厚みや突起20の強度等を考慮して、3mm以上15mm以下となるようにするのが好ましい。
次に、図示省略したスイッチを操作して、送風機構50を駆動させることで、送風路22の先端22aから風(気体)Wを照射領域R1に向けて送風する。こうすることで、図6に示すように、突起20の照射領域R1に存在する毛髪(毛)Hを照射領域R1の外側の領域R2に移動させる。このとき、幅方向Yの両側の送風路22の単位時間当たりの送風量が同じ量となるように設定してもよい。また、幅方向Yの両側の送風路22の単位時間当たりの送風量が異なるように設定することも可能である。
次に、図示省略したスイッチを操作して、各LED41を駆動させ、各突起20の先端から光Lが照射されるようにする。こうすることで、LED41から出射された光Lが、光路21を通って、毛髪(毛)Hが存在しない照射領域R1に照射されるようにする。
次に、突起20の先端20aが頭皮(肌)Sを向くようにした状態で、基部11を前後方向X(基部11の短手方向)に移動させる。このとき、図5に示すように、短手方向に延びる略直線状の隙間60内に毛髪Hを導入させながら移動することになるため、毛髪Hの整髪も同時に行われる。なお、突起20は、前後方向X(突起20の長手方向)に沿って移動しており、毛髪Hに引っかからずにスムーズに突起20を移動させるためには、突起20の幅方向Yの長さは、2mm以上7mm以下となるようにするのが好ましい。
そして、基部11を所望の位置に移動させた状態で、送風路22の先端22aから風(気体)Wを照射領域R1に向けて送風し、突起20の照射領域R1に存在する毛髪(毛)Hを照射領域R1の外側の領域R2に移動させる。その後、LED41から出射された光Lを、光路21の先端21aから毛髪(毛)Hが存在しない照射領域R1に照射する。
そして、このような動作を繰り返すことで、頭皮(肌)Sの全体に光Lが照射されるようにする。こうすることで、頭皮(肌)Sのケアが行われる。なお、頭皮(肌)Sに照射される光Lの波長は任意に設定することができ、所望の波長とすることで、その波長に応じた頭皮(肌)Sのケアを行うことができる。
また、上記の使用方法は一例に過ぎず、頭皮ケア装置(肌ケア装置)10は、様々な方法で使用することが可能である。例えば、図示省略したスイッチの操作は、所望のタイミングで行うことが可能である。また、送風と照射を同時に行うようにしてもよい。すなわち、空気行路部(送風路22)を通じて、照射部から人体に光Lを照射する前、又は、光照射中、又は、光照射後に、空気を噴出するように空気噴出部(送風機構50)を制御することが可能である。
以上説明したように、本実施の形態にかかる頭皮ケア装置(肌ケア装置)10を用いれば、毛髪Hの整髪を行いながら、頭皮(肌)Sのケアも行うことができる。
なお、複数本の突起20は、短手方向に延びる略直線状の隙間60が形成されるように基部11に配置する必要はなく様々な配置とすることが可能である。例えば、複数本の突起20を、図7に示すように配置することも可能である。
図7には、複数本の突起20を基部11の長手方向に所定のピッチで並ぶように配置した列を、基部11の長手方向に交互に半ピッチだけずらして配置したものを例示している。すなわち、図7では、9本の突起20を基部11の長手方向に所定のピッチで並ぶように配置した列が、基部11の短手方向の両側に2列設けられるようにしている。そして、基部11の短手方向の中央に、10本の突起20を基部11の長手方向に所定のピッチで並ぶように配置した列が、両側の列に対して半ピッチだけずらした状態で設けられるようにしている。こうすることで、基部11の長手方向で隣り合う突起20の間に、短手方向に延びつつ、長手方向に曲げられた隙間60が形成されるようにしている。
このような頭皮ケア装置(肌ケア装置)10を用いれば、図8に示すように、基部11を前後方向X(基部11の短手方向)に移動させた際に、突起20によって毛髪Hを根元側から起毛させることができるようになる。そして、根元側から起毛させた毛髪Hの根元側に風(気体)Wを送風することができるようになる。こうすれば、毛髪Hの根元の周辺の頭皮(肌)Sを、より確実に露出させることができるようになるため、照射部から照射される光Lを、毛髪Hの根元の周辺の頭皮(肌)Sにより確実に照射することができるようになる。また、毛髪Hの根元側が寝ている状態のときと較べて、毛髪に吸収される光Lの量を減少させることができるため、より多くの光Lを頭皮(肌)Sに照射することができるようになる。
また、突起20の形状も様々な形状とすることが可能である。例えば、図9に示すような突起20とすることが可能である。
図9に示す突起20は、上記実施の形態で示した突起20とほぼ同様の構成をしており、光源40から出射された光Lを先端21a側から照射することが可能な光路21を備えている。また、図9に示す突起20は、光路21の側面211に沿って離間配置された隔壁221によって画成され、先端22aから風(気体)Wを送風することが可能な送風路22を備えている。
そして、隔壁221は、光路21の側面211に沿って延在する鉛直壁(第1壁部)2211と、鉛直壁(第1壁部)2211の先端2211aに連設され、先端2212aが光路21側に屈曲する屈曲壁(第2壁部)2212と、を備えている。
ここで、図9に示す突起20では、基部11からの突出方向に沿って見た状態で、第2壁部2212の先端2212aと光路21の側面211とが一致するようにしている。すなわち、前後方向Xに沿って見た状態で、風(気体)Wが送風される領域を照射領域R1に一致させることができるようにしている。こうすることで、より確実に照射領域R1に風(気体)Wを送風することができるようにし、より効率的に光Lを頭皮(肌)Sに照射することができるようにしている。なお、図9に示す突起20では、第2壁部2212の先端2212aが光路21の先端21aよりも突出するようになっている。
こうすることでも、上記実施の形態で示した突起20とほぼ同様の作用、効果を奏することができる。
また、図10に示すような突起20とすることも可能である。
図10に示す突起20も、光源40から出射された光Lを先端21a側から照射することが可能な光路21を備えている。また、図10に示す突起20は、光路21の側面211に沿って離間配置された隔壁221によって画成され、先端22aから風(気体)Wを送風することが可能な送風路22も備えている。
そして、隔壁221は、光路21の側面211に沿って延在する鉛直壁(第1壁部)2211と、鉛直壁(第1壁部)2211の先端2211aに連設され、先端2212aが光路21側に屈曲する屈曲壁(第2壁部)2212と、を備えている。
ここで、図10に示す突起20は、ロッド状に形成されている。なお、第2壁部2212の先端2212aと光路21の側面211とは、基部11からの突出方向に沿って見た状態で一致していてもよい。また、基部11からの突出方向に沿って見た状態で、第2壁部2212の先端2212aが、光路21の側面211よりも外側に位置していてもよい。
こうすることでも、上記実施の形態で示した突起20とほぼ同様の作用、効果を奏することができる。
また、上記実施の形態では、ブラシタイプの頭皮ケア装置(肌ケア装置)10を例示したが、図11に示すように、基部11の下部に突起20を設け、基部11の上部に取手13を設けるようにした頭皮ケア装置(肌ケア装置)10とすることも可能である。このようなタイプの頭皮ケア装置(肌ケア装置)10は、取手13を手で把持し、この状態で突起20を頭皮(肌)Sに対向させて使用することが可能である。また、取手13と基部11との間に形成された空間に指を入れることで基部11を把持し、この状態で突起20を頭皮(肌)Sに対向させて使用することも可能である。
また、図12に示すようなヘルメットタイプの頭皮ケア装置(肌ケア装置)10とすることも可能である。このようなタイプの頭皮ケア装置(肌ケア装置)10は、例えば、頭部の形状に沿った基部11の内側に突起20を設け、基部11を頭部にかぶせることで、突起20を頭皮(肌)Sに対向させるようにするものである。なお、複数の基部11を相互に組み付けることで、ヘルメットタイプの頭皮ケア装置(肌ケア装置)10を形成することも可能である。
[作用・効果]
以下では、上記実施の形態およびその変形例で示した肌ケア装置の特徴的構成およびそれにより得られる効果を説明する。
上記実施の形態およびその変形例で示した頭皮ケア装置(肌ケア装置)10は、光源40と、光源40から出射された光Lを先端側から照射することが可能な複数本の突起20と、複数本の突起20が設けられる基部11と、を備えている。
また、突起20は、光源40から出射された光Lを先端21a側から照射することが可能な光路21と、光路21の側面211に沿って離間配置された隔壁221によって画成され、先端22aから風(気体)Wを送風することが可能な送風路22と、を備えている。
そして、隔壁221は、光路21の側面211に沿って延在する鉛直壁(第1壁部)2211と、鉛直壁(第1壁部)2211の先端2211aに連設され、先端2212aが光路21側に屈曲する屈曲壁(第2壁部)2212と、を備えている。
こうすれば、送風路22の先端22aから送風される風(気体)Wを、より確実に光Lが照射される照射領域R1に向けて送風することが可能になる。その結果、1つの突起20の照射領域R1に存在する毛髪(毛)Hを照射領域R1の外に移動させることが可能になる。
また、隔壁221に先端2212aが光路21側に屈曲する屈曲壁(第2壁部)2212を設けているため、照射領域R1の外周部に気体が送風されない領域R2を形成することができるようになる。こうすれば、照射領域R1の外に移動させた毛髪(毛)Hを領域R2に留まらせることが可能になる。その結果、送風路22の先端22aから送風される風(気体)Wによって、毛髪(毛)Hが移動しすぎてしまうことを抑制することが可能になる。すなわち、1つの突起20の送風路22から送風される風(気体)Wによって移動させた毛髪(毛)Hが他の突起20の照射領域R1まで移動してしまうことを抑制することが可能になる。
なお、上述した先行技術文献に開示の構成とすると、吹付部の高さ位置(対象面までの距離)が変化すると、対象面の光が照射される領域に気体を吹き付けることができなくなってしまうため、効率よく肌に光を当てることができなくなってしまう。
これに対して、上記実施の形態およびその変形例で示した頭皮ケア装置(肌ケア装置)10とすれば、突起20の先端20aの高さ位置(頭皮Sからの距離)が変化したとしても、照射領域R1に風(気体)Wを送風することが可能になる。
このように、上記実施の形態およびその変形例で示した頭皮ケア装置(肌ケア装置)10とすれば、より効率的に、光Lの照射領域R1に存在する毛髪(毛)Hを照射領域R1の外に移動させることが可能になる。その結果、より効率的に光Lを頭皮(肌)Sに照射することが可能になる。
また、突起20の先端20a側が丸みを帯びるようにしてもよい。
こうすれば、頭皮ケア装置(肌ケア装置)10の使用時に突起20が頭皮(肌)Sに与える刺激を極力抑制することが可能になる。そのため、このような頭皮ケア装置(肌ケア装置)10を用いれば、頭皮(肌)Sに与える刺激を抑制しつつ、より効率よく頭皮(肌)Sに光Lを照射させることができるようになる。
突起20を基部11からの突出方向に沿って見た状態で、第2壁部2212の先端2212aと光路21の側面211とが一致していてもよい。
こうすれば、より確実に照射領域R1に風(気体)Wを送風することが可能になるため、より効率的に光Lを頭皮(肌)Sに照射することが可能になる。
また、突起20が、基部11からの突出方向と交差する一方向に細長い形状をしていてもよい。そして、隔壁221が、光路21における一方向に沿って延在する側面211に沿って形成されていてもよい。
こうすれば、ロッド状の突起とした場合よりも広範囲に光Lを照射させることができるようになる。
[その他]
以上、本開示にかかる肌ケア装置の内容を説明したが、これらの記載に限定されるものではなく、種々の変形および改良が可能であることは、当業者には自明である。
例えば、上記実施の形態およびその変形例で示した構成の変更、置き換え、付加、省略などを行った実施の形態に本開示を適用することができる。また、上記実施の形態およびその変形例で説明した各構成要素を組み合わせて、新たな実施の形態とすることも可能である。
また、上記実施の形態およびその変形例では、肌ケア装置として頭皮に光を照射して頭皮をケアする頭皮ケア装置を例示している。しかしながら、肌ケア装置は、頭皮をケアする装置に限定されるものではなく、ヒゲ、腋毛などが生えている部位の肌をケアする様々な装置とすることが可能である。
また、上記実施の形態およびその変形例では、光源40としてLED41を用いたもの例示したが、光源40としてLD(Laser Diode)、有機EL等を用いることも可能である。こうすることでも、与えたい肌ケア効果に合わせて波長を選択し所望の肌ケア効果を与えることができる。
また、基部や突起、その他細部のスペック(形状、大きさ、レイアウト等)も適宜に変更可能である。
以上のように、本開示にかかる肌ケア装置は、より効率的に光を肌に照射することが可能であるので、毛髪に限らず、ヒゲ、腋毛などが生えているあらゆる部位のケア等の用途にも適用することが可能である。
10 頭皮ケア装置(肌ケア装置)
11 基部
20 突起
20a 先端
21 光路
21a 先端
211 側面
22 送風路
22a 先端
221 隔壁
2211 鉛直壁(第1壁部)
2211a 先端
2212 屈曲壁(第2壁部)
2212a 先端
40 光源
L 光
W 風(気体)

Claims (4)

  1. 光源と、
    前記光源から出射された光を先端側から照射することが可能な複数本の突起と、
    複数本の前記突起が設けられる基部と、
    を備え、
    前記突起は、
    前記光源から出射された光を先端側から照射することが可能な光路と、
    前記光路の側面に沿って離間配置された隔壁によって画成され、先端から気体を送風することが可能な送風路と、
    を備え、
    前記隔壁は、前記光路の側面に沿って延在する第1壁部と、前記第1壁部の先端に連設され、先端が前記光路側に屈曲する第2壁部と、を備えている、
    肌ケア装置。
  2. 前記突起の先端側が丸みを帯びている、
    請求項1に記載の肌ケア装置。
  3. 前記突起を前記基部からの突出方向に沿って見た状態で、前記第2壁部の先端と前記光路の側面とが一致している、
    請求項1または請求項2に記載の肌ケア装置。
  4. 前記突起は、前記基部からの突出方向と交差する一方向に細長い形状をしており、
    前記隔壁は、前記光路における前記一方向に沿って延在する側面に沿って形成されている、
    請求項1~3のうちいずれか1項に記載の肌ケア装置。
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