JP2023111425A - キャップベローズアッシおよびアキュムレータ - Google Patents

キャップベローズアッシおよびアキュムレータ Download PDF

Info

Publication number
JP2023111425A
JP2023111425A JP2022013278A JP2022013278A JP2023111425A JP 2023111425 A JP2023111425 A JP 2023111425A JP 2022013278 A JP2022013278 A JP 2022013278A JP 2022013278 A JP2022013278 A JP 2022013278A JP 2023111425 A JP2023111425 A JP 2023111425A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cap
bellows
accumulator
port
elastic portion
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2022013278A
Other languages
English (en)
Inventor
尚人 中野
Naohito Nakano
代次郎 太田
Daijiro Ota
嵩志 土井
Takashi Doi
知哉 黒川
Tomoya Kurokawa
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NHK Spring Co Ltd
Original Assignee
NHK Spring Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NHK Spring Co Ltd filed Critical NHK Spring Co Ltd
Priority to JP2022013278A priority Critical patent/JP2023111425A/ja
Priority to PCT/JP2023/001608 priority patent/WO2023145621A1/ja
Publication of JP2023111425A publication Critical patent/JP2023111425A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C23COATING METALLIC MATERIAL; COATING MATERIAL WITH METALLIC MATERIAL; CHEMICAL SURFACE TREATMENT; DIFFUSION TREATMENT OF METALLIC MATERIAL; COATING BY VACUUM EVAPORATION, BY SPUTTERING, BY ION IMPLANTATION OR BY CHEMICAL VAPOUR DEPOSITION, IN GENERAL; INHIBITING CORROSION OF METALLIC MATERIAL OR INCRUSTATION IN GENERAL
    • C23CCOATING METALLIC MATERIAL; COATING MATERIAL WITH METALLIC MATERIAL; SURFACE TREATMENT OF METALLIC MATERIAL BY DIFFUSION INTO THE SURFACE, BY CHEMICAL CONVERSION OR SUBSTITUTION; COATING BY VACUUM EVAPORATION, BY SPUTTERING, BY ION IMPLANTATION OR BY CHEMICAL VAPOUR DEPOSITION, IN GENERAL
    • C23C22/00Chemical surface treatment of metallic material by reaction of the surface with a reactive liquid, leaving reaction products of surface material in the coating, e.g. conversion coatings, passivation of metals
    • C23C22/05Chemical surface treatment of metallic material by reaction of the surface with a reactive liquid, leaving reaction products of surface material in the coating, e.g. conversion coatings, passivation of metals using aqueous solutions
    • C23C22/06Chemical surface treatment of metallic material by reaction of the surface with a reactive liquid, leaving reaction products of surface material in the coating, e.g. conversion coatings, passivation of metals using aqueous solutions using aqueous acidic solutions with pH less than 6
    • C23C22/07Chemical surface treatment of metallic material by reaction of the surface with a reactive liquid, leaving reaction products of surface material in the coating, e.g. conversion coatings, passivation of metals using aqueous solutions using aqueous acidic solutions with pH less than 6 containing phosphates
    • C23C22/08Orthophosphates
    • C23C22/12Orthophosphates containing zinc cations
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F15FLUID-PRESSURE ACTUATORS; HYDRAULICS OR PNEUMATICS IN GENERAL
    • F15BSYSTEMS ACTING BY MEANS OF FLUIDS IN GENERAL; FLUID-PRESSURE ACTUATORS, e.g. SERVOMOTORS; DETAILS OF FLUID-PRESSURE SYSTEMS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • F15B1/00Installations or systems with accumulators; Supply reservoir or sump assemblies
    • F15B1/02Installations or systems with accumulators
    • F15B1/04Accumulators
    • F15B1/08Accumulators using a gas cushion; Gas charging devices; Indicators or floats therefor
    • F15B1/10Accumulators using a gas cushion; Gas charging devices; Indicators or floats therefor with flexible separating means
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F15FLUID-PRESSURE ACTUATORS; HYDRAULICS OR PNEUMATICS IN GENERAL
    • F15BSYSTEMS ACTING BY MEANS OF FLUIDS IN GENERAL; FLUID-PRESSURE ACTUATORS, e.g. SERVOMOTORS; DETAILS OF FLUID-PRESSURE SYSTEMS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • F15B1/00Installations or systems with accumulators; Supply reservoir or sump assemblies
    • F15B1/02Installations or systems with accumulators
    • F15B1/04Accumulators
    • F15B1/08Accumulators using a gas cushion; Gas charging devices; Indicators or floats therefor
    • F15B1/10Accumulators using a gas cushion; Gas charging devices; Indicators or floats therefor with flexible separating means
    • F15B1/16Accumulators using a gas cushion; Gas charging devices; Indicators or floats therefor with flexible separating means in the form of a tube

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Fluid Mechanics (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
  • Materials Engineering (AREA)
  • Metallurgy (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Supply Devices, Intensifiers, Converters, And Telemotors (AREA)

Abstract

【課題】本体部に固着される弾性部の耐久性を向上することができるキャップベローズアッシおよびアキュムレータを提供すること。【解決手段】本発明に係るキャップベローズアッシは、ボトム、シェルおよびポートからなるアキュムレータの外装体の内部に設けられるベローズの一端を封止するキャップベローズアッシであって、ベローズの開口部を覆うキャップ本体部と、キャップ本体部およびポートの間に設けられ、キャップ本体部に固着されるキャップ弾性部と、を備え、キャップ本体部は、キャップ弾性部を接着する接着面がリン酸亜鉛カルシウム処理されてなり、接着面におけるホパイト量が4.8%以下である。【選択図】図1

Description

本発明は、キャップベローズアッシおよびアキュムレータに関する。
従来、アキュムレータにおいて、気密性および伸縮性を有する流体分離膜または流体密封膜としてベローズが用いられている。ベローズは、ボトム、シェルおよびポートによって形成される内部空間に設けられる。キャップベローズアッシは、ベローズと接続(溶接)してガスを封止する金属製の本体部と、バックアップフルードと呼ばれる、ベローズとシェルとの間の油を封止するゴム製の弾性部とによって構成される。弾性部は、アキュムレータ作動時に加わる荷重に対する耐久性が求められる。弾性部が本体部から剥がれることを抑制する技術として、リン酸亜鉛カルシウム処理を施すことによって、密着強度を高める技術が知られている(例えば、特許文献1を参照)。
特開2000-145804号公報
しかしながら、リン酸亜鉛カルシウム処理を施すと、ホパイト(Zn3(PO42・4H2O)と呼ばれる比較的大きな結晶が生成される。本体部と弾性部との接着部分において、このホパイトに応力が集中すると、弾性部が本体部から剥がれてしまう場合があった。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、本体部に固着される弾性部の耐久性を向上することができるキャップベローズアッシおよびアキュムレータを提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明に係るキャップベローズアッシは、ボトム、シェルおよびポートからなるアキュムレータの外装体の内部に設けられるベローズの一端を封止するキャップベローズアッシであって、前記ベローズの開口部を覆うキャップ本体部と、前記キャップ本体部および前記ポートの間に設けられ、前記キャップ本体部に固着されるキャップ弾性部と、を備え、前記キャップ本体部は、前記キャップ弾性部が接着される接着面がリン酸亜鉛カルシウム処理されてなり、前記接着面におけるホパイト量が4.8%以下である。
また、本発明に係るキャップベローズアッシは、上記発明において、前記接着面における前記ホパイト量が3%以下であることを特徴とする。
また、本発明に係るキャップベローズアッシは、上記発明において、0~21MPaの範囲で変動させて繰り返し圧力をかける耐久試験における前記キャップ弾性部の前記キャップ本体部からの剥がれに対する耐久回数が1000万回以上であることを特徴とする。
また、本発明に係るアキュムレータは、ボトム、シェルおよびポートからなる外装体と、前記外装体の内部に設けられるベローズと、前記ベローズの一端を封止するキャップベローズアッシと、を備えるアキュムレータであって、前記キャップベローズアッシは、前記ベローズの開口部を覆うキャップ本体部と、前記キャップ本体部および前記ポートの間に設けられ、前記キャップ本体部に固着されるキャップ弾性部と、を備え、前記キャップ本体部は、前記キャップ弾性部を接着する接着面がリン酸亜鉛カルシウム処理されてなり、前記接着面におけるホパイト量が4.8%以下であることを特徴とする。
また、本発明に係るアキュムレータは、上記発明において、前記接着面における前記ホパイト量が3%以下であることを特徴とする。
また、本発明に係るアキュムレータは、上記発明において、前記ポートは、前記キャップ本体部側に突出する突出部を有し、前記突出部と前記キャップ本体部との間の距離は、前記キャップ弾性部の許容撓み量に応じて設定されることを特徴とする。
本発明によれば、キャップベローズアッシにおいて本体部に固着される弾性部の耐久性を向上することができるという効果を奏する。
図1は、本発明の実施の形態1にかかるアキュムレータの構成を示す断面図である。 図2は、図1に示すアキュムレータのキャップの構成を示す図である。 図3は、弾性部の耐久回数とホパイト量との関係を示す図である。 図4は、本発明の実施の形態2にかかるアキュムレータのキャップ近傍の構成を示す図である。
以下、添付図面を参照して本発明を実施するための形態(以下、「実施の形態」という)を説明する。なお、図面は模式的なものであって、各部分の厚さと幅との関係、それぞれの部分の厚さの比率などは現実のものとは異なる場合があり、図面の相互間においても互いの寸法の関係や比率が異なる部分が含まれる場合がある。
(実施の形態1)
図1は、本発明の実施の形態1にかかるアキュムレータの構成を示す断面図である。図1に示すアキュムレータ1は、ボトム11と、シェル12と、ポート13と、ボトム11、シェル12およびポート13によって形成される内部空間に収容されるベローズ14と、キャップ本体部15と、キャップ弾性部16と、ガイドベローズ17とを備える。ボトム11、シェル12およびポート13は、アキュムレータ1の外装体を構成する。キャップ本体部15およびキャップ弾性部16は、キャップベローズアッシ100を構成する。
ここで、ボトム11およびポート13は、例えば、冷間加工材を用いて形成される。シェル12は、例えば、熱間加工材を用いて形成される。
アキュムレータ1では、ボトム11、シェル12およびポート13によって形成される空間がベローズ14によって分割される。具体的には、ベローズ14の外部と内部とで互いに異なる空間が形成される。ベローズ14の内部空間は、ボトム11の孔11aを経て外部と連通する。ベローズ14の外部の空間は、ポート13の孔13aを経て外部と連通する。図1では、孔11a、13aの中心軸が、アキュムレータ1の中心軸Nと一致する例に示している。
また、ボトム11、シェル12およびポート13は、それぞれの連結部分において溶接されて固着している。
アキュムレータ1は、外装体とベローズ14とによって形成される空間(ベローズ外部空間)、および、ベローズ14の内部空間それぞれに、液体(作動油)または気体(例えば窒素ガス)が封入される。例えば、ベローズ外部空間に液体が導入され、内部空間に気体が封入される。
ポート13は、筒状に延び、シェル12内への液体の導入口である導入部131と、導入部131の一端に連なり、シェル12の内壁面に係止する係止部132とを有する。
ベローズ14は、筒状をなす。ベローズ14の側面部は、凹凸形状を繰り返してなる蛇腹状をなし、外部からの荷重によって伸縮する。また、ベローズ14は、外周側に設けられるガイドベローズ17によって、シェル12とベローズ14との間の間隔が維持され、円滑に伸縮動作を行うことが可能となる。ベローズ14は、例えばステンレス(SUS304)を用いて形成される。また、ガイドベローズ17は、例えばポリブチレンテレフタレート(PBT)や、ポリアミドを用いて形成される。
キャップ本体部15は、板状をなし、ベローズ14のボトム11側とは反対側の開口を覆うとともに、ベローズ14の端部が溶接されて当該開口を密閉する。キャップ本体部15は、アキュムレータ1内の圧力状態(低圧または高圧)への耐久性を有する材料を用いて構成される。キャップ本体部15は、例えば、金属、具体的には熱間圧延軟鋼板(Steel Plate Hot Commercial:SPHC)を用いて形成される。なお、キャップ本体部15は、使用状態に応じた耐熱性を有することが好ましい。
キャップ弾性部16は、板状をなし、キャップ本体部15のベローズ14側とは反対側に設けられる。キャップ弾性部16は、ポート13とキャップ本体部15との間に位置し、シェル12とベローズ14との間の液体(作動油)を封止する。キャップ弾性部16は、例えば、アクリロニトリル・ブタジエンゴム(NBR)を用いて形成される。
キャップ本体部15およびキャップ弾性部16は、キャップ本体部15の接着面にリン酸処理を施すことによって表面処理を実施した後、接着面に接着剤を塗布する等してキャップ弾性部16をキャップ本体部15に接着してなる。本実施の形態1では、リン酸処理としてリン酸亜鉛カルシウム処理を施す。
例えば、キャップ本体部15の接着面にリン酸亜鉛カルシウム処理を施すと、ホパイト(Zn3(PO42・4H2O)と呼ばれる比較的大きな結晶が生成される。このホパイトは、応力が加わった際に応力集中が起こる比較的大きなサイズの結晶である。本実施の形態1では、このホパイトの量を規定することによって、アキュムレータ1の繰り返し使用に対する耐久性を付与する。
本実施の形態1において、キャップ本体部15の表面処理後のホパイト量は、4.8%以下である。また、確実な耐久性を得るという観点において、3%以下であることが好ましい。ホパイト量は、キャップ本体部15のキャップ弾性部16の接着面におけるホパイトの量に相当する。ホパイト量の算出方法として、例えば、まず、接着面の一部を、走査電子顕微鏡(SEM)によって観察し、得られるSEM画像から他の結晶と比してサイズが大きい結晶をホパイトとして抽出する。その後、抽出したホパイトの存在比率を算出し、この存在比率を接着面積に換算した値とする。なお、ホパイトの抽出は、観察者がホパイトを指定してもよいし、画像処理(例えば輪郭抽出)によって抽出してもよい。
アキュムレータ1では、ポート13の孔13aを介して液体を供給/吸引することによってアキュムレータ1に接続するラインの圧力が変化すると、ポート13の孔13aから液体が流入し、キャップベローズアッシ100が押し上げられる。なお、ベローズ14とシェル12との間の空間の圧力は、常にベローズ14内部の圧力と同じである。
また、ラインの圧力(油圧)がゼロのとき、キャップ弾性部16に加わる荷重が最も大きくなる。この際、アキュムレータ1の封入圧力がキャップ弾性部16に加わる。ラインの油圧の増大により孔13aから作動油が流入した場合、ベローズ14は、この作動油によってアキュムレータ1の封入圧力以上の圧力なると収縮する。また、ラインの油圧が下がってベローズ14が収縮状態から伸長する(戻る)と、作動油が孔13aから外部に放出される。この孔13aからの液体の放出によって、アキュムレータ1による加圧状態が制御される。また、アキュムレータ1の繰り返し使用によって、キャップ弾性部16に負荷がかかる。
一例として、キャップ本体部15にキャップ弾性部16を貼り付けた試験片の剥がれ耐久試験の結果を表1に示す。剥がれ耐久試験では、アキュムレータ1の封入圧力を13MPa、試験温度を80℃とし、ベローズ14に加える試験圧力を0~21MPaで変動させてアキュムレータ1の停止および作動を繰り返して応力をかけた場合の、キャップ弾性部16がキャップ本体部15から剥がれるまで、または所定耐久回数(今回は繰り返し回数で1000万回)を超えるまでの耐久回数を測定した。また、図3は、表1に示す試験片における、弾性部の耐久回数とホパイト量との関係を示す図である。なお、剥がれ耐久試験では、繰り返し回数(耐久回数)が1000万回(図3では基準線S)を超えた場合、キャップ弾性部16がキャップ本体部15から剥がれていなくても試験を打ち切って終了している。
Figure 2023111425000002
表1および図3に示すように、ホパイト量が4.8%以下であれば、1000万回以上の耐久性を有する。一方、ホパイト量が多いと(ここでは6.9%および12.7%)、耐久回数が1000万回に届かず、耐久性を満たさないことが分かる。これらの結果から、ホパイト量が4.8%以下であれば、1000万回の耐久性を満たすといえる。また、得られる結果から、例えば、耐久回数とホパイト量との関係において、所定の耐久回数に対して耐久性を満たすホパイト量の上限値を規定する境界線R(図3参照)を生成することが可能である。
本実施の形態1によれば、キャップ本体部15の接着面におけるホパイト量を規制することによって、キャップ本体部15に固着されるキャップ弾性部16の耐久性を向上することができる。特に、アキュムレータ1の種別として、比較的高圧力封入タイプのアキュムレータに、本実施の形態1にかかるキャップベローズアッシ100を適用することによって、優れた耐久性を有するアキュムレータを得ることができる。
(実施の形態2)
次に、本発明の実施の形態2について、図4を参照して説明する。図4は、本発明の実施の形態2にかかるアキュムレータのキャップ近傍の構成を示す図である。なお、実施の形態1にかかるアキュムレータ1と同じ部分には同じ符号が付してある。実施の形態2にかかるアキュムレータは、キャップ弾性部16によって、ポート13とキャップ本体部15と間の距離を規制する例について説明する。なお、キャップ本体部15におけるホパイト量は、実施の形態1と同様である。
図4は、ポート13の係止部132と、キャップ弾性部16とが接触し、かつ係止部132がキャップ弾性部16に荷重を加えていない状態を示している。本実施の形態2において、係止部132は、キャップ本体部15側に突出する突出部132aを有する。図4において、キャップ弾性部16は、係止部132からの荷重による潰れが生じていない状態であって、重力以外、外部からの荷重が加わっていない自然状態を示している。この自然状態において、ポート13とキャップ弾性部16との間の距離Dは、想定される最も厳しい使用条件におけるキャップ弾性部16の許容撓み量に応じて設定される。なお、本実施の形態1において、距離Dは、突出部132aの先端と、キャップ本体部15との間の距離である。すなわち、距離Dの設定によって、最も厳しい使用条件下で係止部132とキャップ弾性部16と接触させることによって、キャップ弾性部16に加わる荷重を制限する。
本実施の形態2によれば、実施の形態1と同様に、キャップ本体部15の接着面におけるホパイト量を規制することによって、キャップ本体部15に固着されるキャップ弾性部16の耐久性を向上することができる。
さらに、本実施の形態2では、自然状態におけるポート13とキャップ弾性部16との間の距離Dを規定し、加わる荷重に応じてポート13とキャップ弾性部16とを接触させることによって、キャップ弾性部16に加わる荷重を抑制できる。実施の形態2によれば、突出部132aとキャップ本体部15と接触によって、キャップ弾性部16の潰れが抑制されるため、キャップ弾性部16のキャップ本体部15からの剥がれを一層確実に抑制することができる。
ここまで、本発明を実施するための形態を説明してきたが、本発明は上述した実施の形態によってのみ限定されるべきものではない。
このように、本発明はここでは記載していない様々な実施の形態等を含みうるものであり、特許請求の範囲により特定される技術的思想を逸脱しない範囲内において種々の設計変更等を施すことが可能である。
以上説明したように、本発明に係るキャップベローズアッシおよびアキュムレータは、キャップベローズアッシにおいて本体部に固着される弾性部の耐久性を向上するのに好適である。
1 アキュムレータ
11 ボトム
12 シェル
13 ポート
14 ベローズ
15 キャップ本体部
16 キャップ弾性部
17 ガイドベローズ
100 キャップベローズアッシ

Claims (6)

  1. ボトム、シェルおよびポートからなるアキュムレータの外装体の内部に設けられるベローズの一端を封止するキャップベローズアッシであって、
    前記ベローズの開口部を覆うキャップ本体部と、
    前記キャップ本体部および前記ポートの間に設けられ、前記キャップ本体部に固着されるキャップ弾性部と、
    を備え、
    前記キャップ本体部は、
    前記キャップ弾性部を接着する接着面がリン酸亜鉛カルシウム処理されてなり、
    前記接着面におけるホパイト量が4.8%以下である、
    ことを特徴とするキャップベローズアッシ。
  2. 前記接着面における前記ホパイト量が3%以下である、
    ことを特徴とする請求項1に記載のキャップベローズアッシ。
  3. 0~21MPaの範囲で変動させて繰り返し圧力をかける耐久試験における前記キャップ弾性部の前記キャップ本体部からの剥がれに対する耐久回数が1000万回以上である、
    ことを特徴とする請求項1に記載のキャップベローズアッシ。
  4. ボトム、シェルおよびポートからなる外装体と、
    前記外装体の内部に設けられるベローズと、
    前記ベローズの一端を封止するキャップベローズアッシと、
    を備えるアキュムレータであって、
    前記キャップベローズアッシは、
    前記ベローズの開口部を覆うキャップ本体部と、
    前記キャップ本体部および前記ポートの間に設けられ、前記キャップ本体部に固着されるキャップ弾性部と、
    を備え、
    前記キャップ本体部は、
    前記キャップ弾性部に接着される接着面がリン酸亜鉛カルシウム処理されてなり、
    前記接着面におけるホパイト量が4.8%以下である、
    ことを特徴とするアキュムレータ。
  5. 前記接着面における前記ホパイト量が3%以下である、
    ことを特徴とする請求項4に記載のアキュムレータ。
  6. 前記ポートは、前記キャップ本体部側に突出する突出部を有し、
    前記突出部と前記キャップ本体部との間の距離は、前記キャップ弾性部の許容撓み量に応じて設定される、
    ことを特徴とする請求項4または5に記載のアキュムレータ。
JP2022013278A 2022-01-31 2022-01-31 キャップベローズアッシおよびアキュムレータ Pending JP2023111425A (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2022013278A JP2023111425A (ja) 2022-01-31 2022-01-31 キャップベローズアッシおよびアキュムレータ
PCT/JP2023/001608 WO2023145621A1 (ja) 2022-01-31 2023-01-20 キャップベローズアッシおよびアキュムレータ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2022013278A JP2023111425A (ja) 2022-01-31 2022-01-31 キャップベローズアッシおよびアキュムレータ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2023111425A true JP2023111425A (ja) 2023-08-10

Family

ID=87471736

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2022013278A Pending JP2023111425A (ja) 2022-01-31 2022-01-31 キャップベローズアッシおよびアキュムレータ

Country Status (2)

Country Link
JP (1) JP2023111425A (ja)
WO (1) WO2023145621A1 (ja)

Family Cites Families (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0676675B2 (ja) * 1989-05-29 1994-09-28 新日本製鐵株式会社 化成処理性と塗装後性能に優れた亜鉛系めっき鋼板の製造方法
JPH11247862A (ja) * 1998-03-06 1999-09-14 Nippon Seiko Kk 密封ころ軸受
JP2000145804A (ja) 1998-11-09 2000-05-26 Sumikou Junkatsuzai Kk バーフィールド型等速ジョイント
JP2003301801A (ja) * 2002-04-12 2003-10-24 Nok Corp アキュムレータ
JP4718129B2 (ja) * 2003-07-30 2011-07-06 日本発條株式会社 車両用ブレーキシステム部品

Also Published As

Publication number Publication date
WO2023145621A1 (ja) 2023-08-03

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7150418B2 (en) Nozzle plate member for supplying fluids in dispersed manner and manufacturing method of the same
US8859139B2 (en) Alkaline storage battery
AU2020210202B2 (en) Pipe end fitting with improved venting
KR20020086238A (ko) 금속판의 액압벌징 성형방법, 금형 및 성형품
WO2023145621A1 (ja) キャップベローズアッシおよびアキュムレータ
CN103562603B (zh) 金属密封垫片
CN110131506A (zh) 整体式单法兰接头结构
US9497847B2 (en) Port member of superconducting accelerating cavity
US20050281632A1 (en) Punched/stamped rivet
CN111421049B (zh) 一种双相异构强化无焊缝箱体的制备方法
CN107867507A (zh) 一种对大型罐体内部进行耐腐蚀修复的方法
CN116838793A (zh) 一种复合材料耐压壳体与金属法兰的密封连接结构及连接方法
CN105081705A (zh) 高压氮气球形贮罐的制备方法
KR20110132818A (ko) 대용적 수격방지기 및 그 제조방법
CN205278623U (zh) 一种用于测试容器泄漏的装置
CN209960092U (zh) 一种新型抢险堵漏抱箍
EP3663616B1 (en) Metal gasket
US8342538B2 (en) Gasket-end feature for sealing a T-joint assembly
JP2004028120A (ja) 超高圧容器の自緊処理方法および装置
CN212748182U (zh) 一种金属环垫密封性试验装置
CN218787320U (zh) 一种带骨架的异形密封圈
CN102392895B (zh) 一种自由伸缩式弹性密封件
CN213685716U (zh) 带内外环四氟夹弹簧绝缘密封垫片
JP5352322B2 (ja) 水素圧縮機
CN202371377U (zh) 一种小型高压爆破整体焊接式破裂膜片组合件