JP2023109881A - 端末デバイス - Google Patents

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Abstract

【課題】本開示の実施形態は、リソース選択のための方法、デバイス、及びコンピュータ読み取り可能な媒体に関する。【解決手段】この方法は、物理サイドリンク制御チャネル(PSCCH)から得られるスクランブルIDに基づいて、物理サイドリンク共有チャネル(PSSCH)用の参照信号のシーケンスを生成することと、周波数領域リソースに基づいて、且つPSCCHに割り当てられた第1のリソースセットとPSSCHに割り当てられた第2のリソースセットとの間のオーバーラップ関係に部分的に基づいて、時間領域リソースを決定することと、シーケンスを、参照信号を送信するための時間領域リソース及び周波数領域リソースにマッピングすることとを含む。これにより、PSCCHに割り当てられたリソースとPSSCHに割り当てられたリソースがオーバーラップする場合に、PSSCHを介して参照信号を効率的に送信することができる。【選択図】図3

Description

本開示の実施形態は、一般的に、電気通信の分野に関し、特に、参照信号の送信のための方法、デバイス、及びコンピュータ読み取り可能な媒体に関する。
D2D(Device to Device)通信は数年にわたって開発され、V2X(Vehicle-to-Everything)通信を含むように拡張されてきた。例えば、3GPP(3rd Generation Partnership Project)仕様のリリース14などの現在の電気通信仕様では、D2D作業の拡張は、V2X通信のサポートで構成されている。V2X通信は、車両と、歩行者、インフラ、ネットワークとの間の直接通信の任意の組み合わせを含むため、V2V(Vehicle-to-Vehicle)、V2P(Vehicle-to-Pedestrian)、V2I(Vehicle-to-Infrastructure)、V2N(Vehicle-to-Network)の4つの異なるタイプに分けられることができる。
D2D通信ついて、物理サイドリンク制御チャネル(PSCCH:Physical Sidelink Control Channel)は、Uu上のセルラートラフィックにおける物理ダウンリンク制御チャネル(PDCCH:Physical Downlink Control Channel)と同等のものであり、サイドリンク制御情報(SCI:Sidelink Control Information)を含む。受信UEは、SCIを使用して物理サイドリンク共有チャネル(PSSCH:Physical Sidelink Shared Channel)を受信して復調することができる。一般的に、データを送信する前に、送信UEはまず制御情報を送信する。しかし、提案されているオプションでは、PSCCHに割り当てられたリソースとPSSCHに割り当てられたリソースとが互いにオーバーラップすることがあるので、PSSCHを介する参照信号の送信に問題が生じる可能性がある。
一般的に、本開示の例示的な実施形態は、参照信号の送信のための方法、デバイス、及びコンピュータ読み取り可能な媒体を提供する。
第1の態様では、端末デバイスで実装される方法が提供される。この方法は、物理サイドリンク制御チャネル(PSCCH:Physical Sidelink Control Channel)から得られるスクランブルID(scrambling identity)に基づいて、物理サイドリンク共有チャネル(PSSCH:Physical Sidelink Shared Channel)用の参照信号のシーケンスを生成することと、前記PSSCHの送信層の数に基づいて周波数領域リソースを決定することと、前記周波数領域リソースに基づいて、且つ前記PSCCHに割り当てられた第1のリソースセットと前記PSSCHに割り当てられた第2のリソースセットと、の間のオーバーラップ関係に部分的に基づいて、時間領域リソースを決定することと、前記参照信号を送信するための前記時間領域リソース及び前記周波数領域リソースに前記シーケンスをマッピングすることと、を含む。
第2の態様では、端末デバイスが提供される。このデバイスは、少なくとも1つのプロセッサと、コンピュータプログラムコードを含む少なくとも1つのメモリとを備える。前記少なくとも1つのメモリ及び前記コンピュータプログラムコードは、前記少なくとも1つのプロセッサにより、デバイスに少なくとも前記第1の態様に記載の方法を実行させるように構成されている。
第3の態様では、デバイスの少なくとも1つのプロセッサで実行されると、このデバイスに、前記第1の態様に記載の方法を実行させる命令が格納されたコンピュータ読み取り可能な媒体が提供される。
本開示の他の特徴は、以下の説明により容易に理解できるようになる。
添付図面を参照しながら本開示のいくつかの実施形態をより詳細に説明することを通して、本開示の上記及び他の目的、特徴、及び利点がより明らかになる。
図1は、本開示の実施形態が実施されることができる例示的な通信ネットワーク100を示す。
図2Aは、PSCCHとPSSCHとの間の可能なオーバーラップ関係の例を示す。 図2Bは、PSCCHとPSSCHとの間の可能なオーバーラップ関係の例を示す。 図2Cは、PSCCHとPSSCHとの間の可能なオーバーラップ関係の例を示す。 図2Dは、PSCCHとPSSCHとの間の可能なオーバーラップ関係の例を示す。 図2Eは、PSCCHとPSSCHとの間の可能なオーバーラップ関係の例を示す。 図2Fは、PSCCHとPSSCHとの間の可能なオーバーラップ関係の例を示す。
図3は、本開示のいくつかの実施形態にかかるリソース選択のための例示的な方法300のフローチャートを示す。
図4は、本開示のいくつかの実施形態の例を示す。
図5は、本開示のいくつかの実施形態の例を示す。
図6は、本開示のいくつかの実施形態の例を示す。
図7は、本開示のいくつかの実施形態の例を示す。
図8は、本開示のいくつかの実施形態の例を示す。
図9は、本開示のいくつかの実施形態の例を示す。
図10は、本開示の実施形態の実施に適したデバイスの簡略的なブロック図である。
図面全体において、同一又は類似の参照番号は、同一又は類似の要素を表す。
本開示の原理を、いくつかの例示的な実施形態を参照して説明する。これらの実施形態は、例示の目的のみで記載され、本開示の範囲に関するいかなる限定を示唆することなく、当業者が本開示を理解及び実施することに寄与することを理解されたい。本明細書で説明される開示は、以下に説明されるもの以外の様々な態様で実施されることができる。
以下の説明及び特許請求の範囲において、別途定義されない限り、本明細書で使用される全ての技術用語及び科学用語は、本開示が属する技術分野の当業者によって一般的に理解されるものと同じ意味を有する。
本明細書で使用されるとき、「端末デバイス」は、無線通信が可能な任意のエンドデバイスを指す。非限定的な例として、端末デバイスは、通信デバイス、ユーザ機器(UE:User Equipment)、加入者局(SS:Subscriber Station)、ポータブル加入者局(Portable Subscriber Station)、移動局(MS:Mobile Station)、又はアクセス端末(AT:Access Terminal)と呼ばれることもある。端末デバイスは、移動電話、セルラー電話、スマートフォン、VoIP(Voice over IP)電話、無線ローカルループ電話、タブレット、ウェアラブル端末デバイス、携帯情報端末(PDA:Personal Digital Assistant)、ポータブルコンピュータ、デスクトップコンピュータ、デジタルカメラなどの画像キャプチャ端末デバイス、ゲーム端末デバイス、音楽記憶・再生機器、車載無線端末デバイス、無線エンドポイント、モバイルステーション、LEE(laptop-embedded equipment)、LME(laptop-mounted equipment)、USBドングル、スマートデバイス、無線CPE(customer-premises equipment)、loT(Internet of Things)デバイス、時計などのウェアラブル機器、ヘッドマウントディスプレイ(HMD:head-mounted display)、車両、ドローン、医療用デバイス及びアプリケーション(例えば、リモート手術)、産業用デバイス及びアプリケーション(例えば、産業用及び/又は自動処理チェーンコンテキストで動作するロボット及び/又は他の無線デバイス)、民生用電子デバイス、商業用及び/又は産業用無線ネットワークで動作するデバイスなどを含むが、これらに限定されない。
本明細書で使用されるとき、単数形である「1つ(a)」、「1つ(an)」、及び「前記(the)」は、文脈からそうでないことが明確に示されない限り、複数形も含むことを意図している。「含む」という用語及びその変形は、「含むがこれに限定されない」ことを意味するオープンな用語として読まれる。「に基づいて」という用語は、「少なくとも部分的に基づいて」として読まれる。「一実施形態」及び「実施形態」という用語は、「少なくとも1つの実施形態」として読まれる。「別の実施形態」という用語は、「少なくとも1つの他の実施形態」として読まれる。「第1」、「第2」などの用語は、異なるオブジェクト又は同じオブジェクトを指すことができる。以下には、明示的及び暗黙的なその他の定義が含まれることがある。
いくつかの例では、値、手順、又は装置は、「最もよい」、「最も低い」、「最も高い」、「最小」、「最大」などとして言及される。そのような記述は、多くの使用される機能的選択肢から選択可能であり、このような選択は、他の選択に比べてより良い、小さい、高い、又はより好ましい必要がないことを示すと意図していることを理解されたい。
図1は、本開示の実施形態が実施されることができる例示的な通信ネットワーク100を示す。ネットワーク100は、D2D(Device to Device)通信ネットワークを指してもよい。例えば、ネットワーク100は、車両と、歩行者、インフラ、及びネットワークとの間の直接通信の任意の組み合わせを含むことができるV2X(Vehicle-to-Everything)通信ネットワークとして考えられるため、V2V(Vehicle-to-Vehicle)、V2P(Vehicle-to-Pedestrian)、V2I(Vehicle-to-Infrastructure)、V2N(Vehicle-to-Network)の4つの異なるタイプに分けられることができる。ネットワーク100には、互に通信可能な端末デバイス110及び120が含まれる。端末デバイスの数及びその間のリンクの数は、単に説明のために示されることを理解されたい。D2D通信において、他にも様々な形態で様々な端末デバイスが存在することがある。
ネットワーク100では、端末デバイス110と端末デバイス120との間の通信は、Uuインターフェース及び直リンク(又はサイドリンク)の両方を介して行われることができる。サイドリンクベースのD2D通信又はV2X通信の場合、情報は、ブロードキャストの方式でTX端末デバイスから1つ又は複数のRX端末デバイスに送信される。
通信技術に応じて、ネットワーク100は、符号分割多元接続(CDMA:Code Division Multiple Access)ネットワーク、時分割多元接続(TDMA:Time Division Multiple Access)ネットワーク、周波数分割多元接続(FDMA:Frequency Division Multiple Access)ネットワーク、直交周波数分割多元接続(OFDMA:Orthogonal Frequency Division Multiple Access)ネットワーク、シングルキャリア周波数分割多元接続(SC-FDMA:Single Carrier-Frequency Division Multiple Access)ネットワーク、又は他の任意のものであってもよい。ネットワーク100で検討される通信は、任意の適切な規格に準拠してもよく、ここでの規格は、New Radioアクセス(NR:New Radio Access)、ロングタームエボリューション(LTE:Long Term Evolution)、LTEエボリューション(LTE-Evolution)、LTEアドバンスト(LTE-A:LTE-Advanced)、広帯域符号分割多元接続(WCDMA:Wideband Code Division Multiple Access)、符号分割多元接続(CDMA:Code Division Multiple Access)、cdma2000、モバイル通信用グローバルシステム(GSM:Global System for Mobile Communications)などを含むが、これらに限定されない。さらに、通信は、現在知られている、又は将来に開発される任意の世代の通信プロトコルに従って実施されることができる。通信プロトコルの例として、第1世代(1G)、第2世代(2G)、2.5G、2.75G、第3世代(3G)、第4世代(4G)、4.5G、第5世代(5G)の通信プロトコルが挙げられるが、これらに限定されない。本明細書で説明される技術は、上記した無線ネットワーク及び無線技術だけでなく、他の無線ネットワーク及び無線技術にも使用することができる。明確にするために、以下、LTEについて技術の特定の形態を説明し、LTEの専門用語は以下の説明に多く使用される。
上記したように、TX端末デバイス(例えば、図1に示す端末デバイス110)は、1つ又は複数のRX端末デバイス(例えば、図1に示す端末デバイス120)に、サイドリンク制御情報(SCI)をブロードキャストしてもよい。RXは、SCIを使用して物理サイドリンク共有チャネル(PSSCH:Physical Sidelink Shared Channel)を受信して復調してもよい。一般的に、PSCCHを介してSCIをブロードキャストする期間は、PSSCHを介してデータを送信する前である。PSCCH/PSSCHの多重化については、サイクリックプレフィックス-直交周波数分割多重(CP-OFDM(Cyclic Prefix-Orthogonal Frequency Division Multiplexing)に対して新たな送信モードのオプションが提案されている。このオプションでは、RAN1は、PSCCHを含むシンボルとPSCCHを含まないシンボルとの間に過渡期間が不要であることを想定している。つまり、PSCCHに割り当てるリソースは、PSSCHに割り当てるリソースとオーバーラップしてもよい。
一方、チャネル推定のために、参照信号がPSSCHを介して送信される。3GPP仕様のTS38.211は、参照信号のシーケンス、即ち、復調参照信号(DMRS:Demodulation Reference Signal)をPSSCH内の対応するリソースにマッピングするための異なるマッピングタイプを規定している。マッピングタイプは、DMRSマッピングタイプA及びDMRSマッピングタイプBを含んでもよい。DMRSマッピングタイプAは、スロットベースのマッピングタイプを指す。DMRSのシーケンスは、マッピングタイプAに基づいて、PSSCHへのリソース割り当てにかかわらず、固定OFDMシンボルにマッピングされてもよい。例えば、DMRSのシーケンスは、2番目のシンボル又は3番目のシンボルにおけるOFDMシンボルにマッピングされてもよい。これに対して、DMRSマッピングタイプBは、非スロットベースのマッピングタイプを指す。DMRSのシーケンスは、マッピングタイプBに基づいて、PSSCHに割り当てられた最初のOFDMシンボルにマッピングされてもよい。
PSCCHに割り当てられたリソースがPSSCHに割り当てられたリソースとオーバーラップすると、規定されたマッピングタイプは、シーケンスを、PSSCHに割り当てられたリソースにおける対応するOFDMシンボルにマッピングするのに適しない場合がある。具体的には、PSCCHとのオーバーラップにより、PSSCHは複数の部分に分割される。図2A~図2Fは、PSCCHとPSSCHとの間の可能なオーバーラップ関係の例を示す。図2A~図2Fに示す1スロットには、14個のOFDMシンボルが存在する。
図2A~図2Fに示すように、PSCCH及びPSSCHが時間領域多重化され、かつ周波数領域多重化されている場合、PSCCHとPSSCHとの間の可能なオーバーラップ関係は、時間領域及び周波数領域におけるPSCCH用の割り当てリソース220の位置と、時間領域及び周波数領域におけるPSSCH用の割り当てリソース210の位置とに基づいて決定されてもよい。一般的に、PSCCHとPSSCHとの間の可能なオーバーラップ関係は、2つのタイプに分けられてもよい。即ち、PSCCH用の割り当てリソースの最初のシンボル221と、PSSCH用の割り当てリソースの最初のシンボル211とが、時間領域において同一のシンボル、即ち、図2A~図2Cに示すような0番目のシンボルに位置するタイプ、及び、PSCCH用の割り当てリソースの最初のシンボルと、PSSCH用の割り当てリソースの最初のシンボルとが、時間領域において異なるシンボルに位置し、即ち、図2D~図2Fに示すように、最初のシンボル221が1番目のシンボルに位置する一方、最初のシンボル211が0番目のシンボルに位置するタイプがある。本開示のいくつかの実施形態は、上記したような最初のシンボルの位置関係に従って説明する。
本開示の実施形態によれば、PSCCHに割り当てられたリソースと、PSSCHに割り当てられたリソースとがオーバーラップしている場合の参照信号の送信のための、新たに設計されたメカニズムが提供される。本開示の実施形態のより詳細な内容について、図3~図9を参照して説明する。
本開示の原理及び実施は、図3を参照して以下に詳細に説明される。図3は、本開示の例示的な実施形態にかかる参照信号の送信のための方法300を示す。方法300は、図1に示すようにTX端末デバイスとして考えられる端末デバイス110で実施されることができる。説明の目的のために、方法300は、図1を参照して説明する。
図3に示すように、310において、端末デバイス110は、PSSCHをスケジューリングするPSCCHから得られるスクランブルID(scrambling identity)に基づいて、PSSCH用の参照信号のシーケンスを生成する。オプションとして、本明細書の参照信号は、DMRSと呼ばれてもよい。
いくつかの実施形態では、PSSCH用のDMRSシーケンスは、以下の式(1)に基づいて生成される。
Figure 2023109881000002
(1)
ここで、c(i)は3GPP仕様のTS38.211で定義されており、c(i)の擬似乱数発生器は以下の式(2)及び(3)で初期化される。

Figure 2023109881000003
(2)
又は
Figure 2023109881000004
(3)
ここで、
Figure 2023109881000005
はスロットごとのシンボル数、lはスロット内のOFDMシンボル番号、
Figure 2023109881000006
はフレーム内のスロット番号、NIDはPSSCHをスケジューリングするPSCCHから得られるスクランブルIDと呼ばれることがある。PSSCHの場合、NIDの値は、関連するPSCCHで運ばれる情報から得られる。例えば、NIDの値は、PSCCHの1つのフィールドの10進表現であってもよい。
いくつかの実施形態では、DMRSシーケンスr(n)は、以下の式(4)に従って、中間量
Figure 2023109881000007
にマッピングされてもよい。
Figure 2023109881000008
(4)
ここで、w(k′)とw(l′)は、直交カバー周波数分割と時間分割を表し、k′=0,1、
Figure 2023109881000009
、n=0,1,...、
Figure 2023109881000010
は、アンテナポートのインデックスを表し、μは、キャリアのサブキャリア間隔構成を表し、j=0,1,...、v-1は、PSSCH送信層のインデックスを表し、
Figure 2023109881000011
である。
ここで、構成タイプは、3GPP仕様のTS38.211で定義されているように、DMRSのアンテナポートの数と、各アンテナポートの周波数位置及び符号分割多重(CDM)グループの対応構成とを表す。構成タイプは、キャリアごとに(予め)構成され又は指定され、或いは、リソースプールごとに(予め)構成され又は指定され、l′=0であることが好ましい。
(k′)、w(l′)、Δは、構成タイプ1の場合、下記の表1に示されており、k′及びΔの両方は
Figure 2023109881000012
に対応している。

Figure 2023109881000013
表1:構成タイプ1
(k′)、w(l′)、Δは、構成タイプ2の場合、下記の表2に示されており、k′及びΔの両方は
Figure 2023109881000014
に対応している。
Figure 2023109881000015
表2:構成タイプ2
k′及びΔのいずれかも
Figure 2023109881000016
に対応していない場合、中間量
Figure 2023109881000017
=0である。
そして、PSSCH DMRSの送信電力に適合し、送信用の物理リソースにマッピングするために、中間量
Figure 2023109881000018
は、振幅スケーリング係数
Figure 2023109881000019
を乗算することでプリコーディングされてもよい。PSSCH DMRSの送信電力は、端末デバイス110によって特定の電力制御パラメータ及び電力制御アルゴリズムに従って計算され、電力制御パラメータ及び電力制御アルゴリズムは、指定され、構成され、又は予め構成されることができる。
リソース要素
Figure 2023109881000020
は、PSSCH送信用に割り当てられた共通リソースブロックから選択されてもよいし、PSSCH送信用のリソースブロックセットから選択されてもよい。
kの基準点は、共通リソースブロック0のサブキャリア0、又は、PSSCH送信用のリソースブロックセットのうち、最小番号のリソースブロックのサブキャリア0である。
図3に戻り、320において、端末デバイス110は、PSSCHの送信層の数に基づいて、参照信号を送信するための周波数領域リソースを決定する。
いくつかの実施形態では、端末デバイス110は、参照信号の利用可能なアンテナポートの数、PSSCHの送信層の数を決定してもよい。端末デバイス110は、さらに、送信層の数、参照信号の利用可能なアンテナポートの数、及び、PSSCHをスケジューリングするPSCCHから得られるスクランブルIDに基づいて、参照信号を送信するためのアンテナポートを決定し、決定されたアンテナポートに基づいて、周波数領域リソースを決定してもよい。PSSCHの送信層の数は、参照信号を送信するためのアンテナポートの必要数と等しくてもよい。
いくつかの実施形態では、端末デバイス110は、PSSCHの送信層の数を決定してもよい。端末デバイス110は、さらに、送信層の数に基づいて、参照信号を送信するためのアンテナポートを決定し、決定されたアンテナポートに基づいて、周波数領域リソースを決定してもよい。即ち、参照信号を送信するためのアンテナポートは、PSSCHの送信層の数に応じて指定されてもよい。
いくつかの実施形態では、PSSCHに対して1シンボルのDMRSのみがサポートされている状況、即ちl′=0である状況において、単一層のPSSCH送信の場合、即ちPSSCHの送信層の数が1である場合、参照信号を送信するためのアンテナポートは、以下の式(5)に基づいて決定されてもよい。
Figure 2023109881000021
(5)
式(6)は、式(5)から以下のように得られる。
Figure 2023109881000022
(6)
いくつかの実施形態では、両方の構成タイプに対して、
Figure 2023109881000023
=0と指定してもよい。端末デバイス110は、データのないCDMグループの数が、
Figure 2023109881000024
の属するCDMグループに対応する1であると仮定する。
いくつかの実施形態では、PSSCHに対して1シンボルのDMRSのみがサポートされている状況、即ちl′=0である状況において、2層のPSSCH送信の場合、即ちPSSCHの送信層の数が2である場合、参照信号を送信するためのアンテナポートは、以下の式(7)に基づいて決定されてもよい。
Figure 2023109881000025
(7)
いくつかの実施形態では、両方の構成タイプに対して、
Figure 2023109881000026
=0、
Figure 2023109881000027
=1と指定してもよい。端末デバイス110は、データのないCDMグループの数が、
Figure 2023109881000028
の属するCDMグループに対応する1であると仮定する。
いくつかの実施形態では、PSSCHに対して1シンボルDMRSのみがサポートされている状況、即ちl′=0である状況において、3層のPSSCH送信の場合、即ちPSSCHの送信層の数が3である場合、構成タイプ1に対して、
Figure 2023109881000029
=0、
Figure 2023109881000030
=1、
Figure 2023109881000031
=2と指定し、構成タイプ2に対して、参照信号を送信するためのアンテナポートが以下の式(8)に基づいて決定されてもよい。

Figure 2023109881000032
(8)
端末デバイス110は、データのないCDMグループの数が、
Figure 2023109881000033

Figure 2023109881000034

Figure 2023109881000035
の属するCDMグループに対応する2であると仮定する。
いくつかの実施形態では、PSSCHに対して1シンボルDMRSのみがサポートされている状況、即ちl′=0である状況において、4層のPSSCH送信の場合、即ちPSSCHの送信層の数が4である場合、構成タイプ1に対して
Figure 2023109881000036
=0、
Figure 2023109881000037
=1、
Figure 2023109881000038
=2、
Figure 2023109881000039
=3と指定し、構成タイプ2に対して、参照信号を送信するためのアンテナポートが以下の式(9)に基づいて決定されてもよい。
Figure 2023109881000040
(9)
端末デバイス110は、データのないCDMグループの数が、
Figure 2023109881000041

Figure 2023109881000042

Figure 2023109881000043

Figure 2023109881000044
の属するCDMグループに対応する2であると仮定する。
図3に戻り、330において、端末デバイス110は、周波数領域リソースに基づいて、かつ、PSCCHに割り当てられた第1のリソースセットと、PSSCHに割り当てられた第2のリソースセットとの間のオーバーラップ関係に部分的に基づいて、時間領域リソースを決定する。
いくつかの実施形態では、端末デバイス110は、周波数領域におけるPSCCHに割り当てられた第1のリソースセットとPSSCHに割り当てられた第2のリソースセットとの間の第1のオーバーラップ範囲と、時間領域におけるPSCCHに割り当てられた第1のリソースセットとPSSCHに割り当てられた第2のリソースセットとの間の第2のオーバーラップ範囲とのうちのいずれかを示すオーバーラップ関係を決定してもよい。端末デバイス110は、さらに、オーバーラップ関係に基づいて、第2のリソースセットから少なくとも1つのサブセットを決定し、この少なくとも1つのサブセットにおいて時間領域リソースを決定してもよい。
いくつかの実施形態では、端末デバイス110は、上記したように、マッピングタイプA又はBを用いて、第2のリソースセットにおいて時間領域リソースを直接決定してもよい。
いくつかの実施形態では、端末デバイス110は、第1のリソースセットにおける最初のシンボルの第1の位置と、第2のリソースセットにおける最初のシンボルの第2の位置とを取得してもよい。端末デバイス110は、さらに、第1の位置と第2の位置との間の対応関係を決定し、当該対応関係に基づいて、少なくとも1つのサブセットを決定してもよい。
いくつかの実施形態では、端末デバイス110は、少なくとも1つのサブセットにおける最初のシンボルの第3の位置を決定し、第3の位置に基づいて所定の送信パターンを取得してもよい。端末デバイス110は、さらに、所定の送信パターンに基づいて、少なくとも1つのサブセットにおいて時間領域リソースを決定してもよい。
図2A~図2Fを参照して説明したように、PSCCHとPSSCHとの間の可能なオーバーラップ関係は、時間領域及び周波数領域におけるPSCCH用の割り当てリソース220の位置と、時間領域及び周波数領域におけるPSSCH用の割り当てリソース210の位置とに基づいて決定されてもよい。実質的に、PSCCHとPSSCHとの間の可能なオーバーラップ関係は、2つのタイプ、即ち、PSCCH用の割り当てリソースの最初のシンボルとPSSCH用の割り当てリソースの最初のシンボルとが、時間領域において同一のシンボルに位置しているタイプ、及びPSCCH用の割り当てリソースの最初のシンボルとPSSCH用の割り当てリソースの最初のシンボルとが、時間領域において異なるシンボルに位置しているタイプを含んでもよい。以下、図4~図9を参照して、様々な実施形態について詳細に説明する。
いくつかの実施形態では、PSCCHの一部及び関連するPSSCHの一部がオーバーラップしない周波数領域リソースでオーバーラップする時間領域リソースを使用して送信されるが、関連するPSSCHの別の部分及び/又はPSCCHの別の部分がオーバーラップしない時間領域リソースを使用して送信され、且つPSCCHがスロットの最初のシンボルから開始される場合、例えば、図2A~図2Cに示すオーバーラップパターンの場合がある。
いくつかの実施形態では、表3に示すDMRS PUSCHに対するマッピングタイプAはこの場合に使用されることもできる。この場合、lはスロットの開始を基準に定義され、
Figure 2023109881000045
は以下のように表3で与えられ、lは(予め)構成され又は指定され、好ましくはl=2又は3である。表3の「dmrs-追加位置」は、関連するPSCCHにおいて示され、又は、リソースプールごとに(予め)構成される。「シンボルでの持続時間」には、関連するPSCCHと周波数領域でオーバーラップするPSSCHシンボル、及び関連するPSCCHとオーバーラップしない時間領域リソースを使用して送信されるPSSCHシンボルの両方が含まれる。

Figure 2023109881000046
表3:DMRSの構成
いくつかの実施形態では、図4に示すように、第2のリソースセットは、2つの部分、即ち、関連するPSCCHとオーバーラップしない周波数領域リソースを使用して送信されるPSSCHの一部である部分411と、関連するPSCCHとオーバーラップする周波数領域リソースを使用して送信されるPSSCHの残りの部分である部分412に分割されてもよい。端末デバイス110は、部分411及び部分412における時間領域リソースをそれぞれ決定してもよい。
部分411について、lは上記で説明した実施形態と同じであり、即ち、マッピングタイプAを直接採用する。部分412について、lは、PSSCHの開始を基準に定義され、
Figure 2023109881000047
は、以下の表4(表4ではl=0)で与えられる。「dmrs-追加位置」は、関連するPSCCHにおいて示され、又は、リソースプールごとに(予め)構成される。「シンボルでの持続時間」は、このPSSCHの部分412のPSSCHシンボルの総数である。

Figure 2023109881000048
表4:DMRSの構成
図5に示す別のオプションとして、第2リソースセットは、図4に示す部分と異なる2つの部分に分割されてもよい。即ち、関連するPSCCHとオーバーラップしない周波数領域リソースを使用して送信される部分512と、関連するPSCCHとオーバーラップする周波数領域リソースを使用して送信される残りの部分511である。部分511について、lは部分412の場合と同じである。部分512について、lは部分411の場合と同じである。
いくつかの実施形態では、同様にPSCCHの最初のシンボルがPSSCHの最初のシンボルと同じ位置にあるという図4~図5に示すシナリオについて、表5に示すDMRS PUSCHに対するマッピングタイプBを使用してもよい。この場合、lはスロット内の最初のPSSCHシンボルの開始を基準に定義され、
Figure 2023109881000049
は以下のように表5(表5ではl=0)で与えられる。「dmrs-追加位置」は、関連するPSCCHにおいて示され、又は、リソースプールごとに(予め)構成される。「シンボルでの持続時間」には、関連するPSCCHと周波数領域でオーバーラップするPSSCHシンボル、及び関連するPSCCHとオーバーラップしない時間領域リソースを使用して送信されるPSSCHシンボルの両方が含まれる。

Figure 2023109881000050
表5:DMRSの構成
いくつかの実施形態では、PSCCHの一部及び関連するPSSCHの一部がオーバーラップしない周波数領域リソースでオーバーラップする時間領域リソースを使用して送信されるが、関連するPSSCHの別の部分及び/又はPSCCHの別の部分がオーバーラップしない時間領域リソースを使用して送信され、且つPSCCHがスロットの2番目のシンボルから開始される場合、例えば、図2D~図2Fに示すオーバーラップパターンの場合がある。
同様に、いくつかの実施形態では、表3に示すDMRS PUSCHに対するマッピングタイプAはこの場合にも使用されることができる。
いくつかの実施形態では、図6に示すように、関連するPSCCHとオーバーラップしない周波数領域リソースを使用して送信されるPSSCHの部分611について、lは、図4に示す部分411の場合と同じである。関連するPSCCHの後に送信され、且つ関連するPSCCHとオーバーラップする周波数領域リソースを使用するPSSCHの部分612について、lは、関連するPSCCHの後の最初のPSSCHシンボルを基準に定義され、
Figure 2023109881000051
は、以下の表6(表6ではl=0)で与えられる。「dmrs-追加位置」は、関連するPSCCHにおいて示され、又は、リソースプールごとに(予め)構成される。「シンボルでの持続時間」は、スロット内の最後のPSCCHシンボルの後のPSSCHシンボルの総数であり、即ち、最初のシンボルが含まれない。

Figure 2023109881000052
表6:DMRSの構成
いくつかの実施形態では、図7に示すように、第2のリソースセットは、図6に示す部分と異なる2つの部分に分割されてもよい。即ち、関連するPSCCHとオーバーラップしない周波数領域リソースを用いて送信される部分712と、関連するPSCCHとオーバーラップする周波数領域リソースを用いて送信する残りの部分711である。部分711について、lは、部分612の場合と同じである。部分712について、lは部分611の場合と同じである。
いくつかの実施形態では、同様にPSCCHの最初のシンボルがPSSCHの最初のシンボルと異なる位置にある図6~図7に示すシナリオについて、表7に示すDMRS PUSCHに対するマッピングタイプBを使用してもよい。この場合、lはスロットの開始を基準に定義され、
Figure 2023109881000053
は以下の表(この表ではl=0)で与えられる。「dmrs-追加位置」は、関連するPSCCHにおいて示され、又は、リソースプールごとに(予め)構成される。「シンボルでの持続時間」には、関連するPSCCHと周波数領域でオーバーラップするPSSCHシンボル、及び関連するPSCCHとオーバーラップしない時間領域リソースを使用して送信されるPSSCHシンボルの両方が含まれる。

Figure 2023109881000054
表7:DMRSの構成
いくつかの実施形態では、図8に示すように、関連するPSCCHの後に送信され、且つ関連するPSCCHとオーバーラップする周波数領域リソースを使用するPSSCHの部分812について、lは、関連するPSCCHの後の最初のPSSCHシンボルを基準に定義され、
Figure 2023109881000055
は、以下の表8(表8ではl=0)で与えられる。「dmrs-追加位置」は、関連するPSCCHにおいて示され、又は、リソースプールごとに(予め)構成される。「シンボルでの持続時間」は、スロット内の最後のPSCCHシンボルの後のPSSCHシンボルの総数であり、即ち、最初のシンボルが含まれない。関連するPSCCHとオーバーラップしない周波数領域リソースを使用して送信されたPSSCHの最初のシンボル及び部分811について、上記と同様である。
Figure 2023109881000056
表8:DMRSの構成
いくつかの実施形態では、図9に示すように、関連するPSCCHの後に送信され、且つ関連するPSCCHとオーバーラップする周波数領域リソースを使用するPSSCHの部分912について、lは、関連するPSCCHの後の最初のPSSCHシンボルを基準に定義され、
Figure 2023109881000057
は、以下の表9(表9ではl=0)で与えられる。「dmrs-追加位置」は、関連するPSCCHにおいて示され、又は、リソースプールごとに(予め)構成される。「シンボルでの持続時間」は、スロット内の最後のPSCCHシンボルの後のPSSCHシンボルの総数であり、即ち、最初のシンボルが含まれない。最初のシンボル913について、lは上記と同様である。最初のシンボルの後に送信され、且つ関連するPSCCHとオーバーラップしない周波数領域リソースを使用するPSSCHの部分911について、上記と同様である。

Figure 2023109881000058
表9
このように、PSCCHとPSSCHとのオーバーラップに起因する参照信号の送信に関する問題を解決することができる。
図10は、本開示の実施形態の実施に適したデバイス1000の簡略的なブロック図である。デバイス1000は、図1に示す端末デバイス120のさらなる例示的な実施形態と見なされることができる。従って、デバイス1000は、端末デバイス110の少なくとも一部で実施され、又は端末デバイス110の少なくとも一部として実施されることができる。
図示されるように、デバイス1000は、プロセッサ1010と、プロセッサ1010に結合されているメモリ1020と、プロセッサ1010に結合されている適切な送信機(TX)及び受信機(RX)1040と、TX/RX1040に結合されている通信インターフェースとを含む。メモリ1020は、プログラム1030の少なくとも一部を格納する。TX/RX1040は、双方向通信用である。TX/RX1040は、通信を容易にするために少なくとも1つのアンテナを有するが、実際には、本願で言及されるアクセスノードは複数のアンテナを有してもよい。通信インターフェースは、eNB間の双方向通信用のX2インターフェース、モビリティマネジメントエンティティ(MME:Mobility Management Entity)/サービングゲートウェイ(S-GW:Serving Gateway)とeNBとの間の通信用のS1インターフェース、eNBとリレーノード(RN:relay node)との間の通信用のUnインターフェース、又はeNBと端末デバイスとの間の通信用のUuインターフェースなど、他のネットワーク要素との通信に必要な任意のインターフェースを表してもよい。
プログラム1030は、関連するプロセッサ1010によって実行されると、デバイス1000が、本明細書で図3~図10を参照して説明したように、本開示の実施形態に従って動作することを可能にするプログラム命令を含むと想定される。本明細書の実施形態は、デバイス1000のプロセッサ1010によって実行可能なコンピュータソフトウェアにより、又はハードウェアにより、又はソフトウェアとハードウェアとの組み合わせにより実施されてもよい。プロセッサ1010は、本開示の様々な実施形態を実施するように構成されてもよい。さらに、プロセッサ1010とメモリ1020の組み合わせは、本開示の様々な実施形態を実施するのに適した処理手段1050を形成してもよい。
メモリ1020は、ローカル技術ネットワークに適した任意のタイプのものであってもよく、非限定的な例として、非一時的コンピュータ読み取り可能な記憶媒体、半導体系のメモリデバイス、磁気メモリデバイス及びシステム、光メモリデバイス及びシステム、固定メモリ及びリムーバブルメモリなどの任意の適切なデータ記憶技術を使用して実施されてもよい。デバイス1000には1つのメモリ1020のみが示されているが、デバイス1000には物理的に別個である複数のメモリモジュールがあってもよい。プロセッサ1010は、ローカル技術ネットワークに適した任意のタイプのものであってもよく、非限定的な例として、汎用コンピュータ、専用コンピュータ、マイクロプロセッサ、DSP(Digital Signal Processor)、及びマルチコアプロセッサアーキテクチャに基づくプロセッサのうちの1つ又は複数を含んでもよい。デバイス1000は、メインプロセッサを同期させるクロックに時間的に従属する特定用途向け集積回路チップなどの複数のプロセッサを有してもよい。
一般的に、本開示の様々な実施形態は、ハードウェア又は専用回路、ソフトウェア、ロジック、又はそれらの任意の組み合わせで実施されてもよい。いくつかの態様はハードウェアで実施され、他の態様はコントローラ、マイクロプロセッサ、又は他のコンピューティングデバイスによって実行され得るファームウェア又はソフトウェアで実施されてもよい。本開示の実施形態の様々な態様は、ブロック図、フローチャート、又は他の何らかの画像表現を使用して例示及び説明されたが、本明細書に記載されるこれらのブロック、装置、システム、技術又は方法は、非限定的な例として、ハードウェア、ソフトウェア、ファームウェア、専用回路又はロジック、汎用ハードウェア又はコントローラ又は他のコンピューティングデバイス、又はそれらのいくつかの組み合わせで実施されてもよいことを理解されたい。
本開示は、さらに、非一時的なコンピュータ読み取り可能な記憶媒体に有形に格納された少なくとも1つのコンピュータプログラム製品を提供する。コンピュータプログラム製品は、図2~図10を参照して上記で説明したプロセス又は方法を実行するために、プログラムモジュールに含まれるものなどの、対象の実プロセッサ又は仮想プロセッサ上のデバイスで実行されるコンピュータ実行可能な命令を含む。一般的に、プログラムモジュールは、特定のタスクを実行したり、特定の抽象データ型を実施したりするルーチン、プログラム、ライブラリ、オブジェクト、クラス、コンポーネント、データ構造などを含む。プログラムモジュールの機能は、様々な実施形態で記載されたプログラムモジュール間で組み合わせる、又は分割されることができる。プログラムモジュールのためのマシン実行可能な命令は、ローカルデバイス又は分散型デバイス内で実行されてもよい。分散型デバイスでは、プログラムモジュールがローカル記憶媒体とリモート記憶媒体の両方に配置されてもよい。
本開示の方法を実行するためのプログラムコードは、1つ又は複数のプログラミング言語の任意の組み合わせで書かれてもよい。これらのプログラムコードは、汎用コンピュータ、専用コンピュータ、又は他のプログラム可能なデータ処理装置のプロセッサ又はコントローラに提供されることにより、プログラムコードがプロセッサ又はコントローラによって実行されると、フローチャート及び/又はブロック図に規定される機能/動作が実現される。プログラムコードは、完全にマシン上で実行されてもよく、その一部がマシン上で実行されてもよく、スタンドアロンのソフトウェアパッケージとして実行されてもよく、一部がマシン上で実行され且つ一部がリモートマシン上で実行されてもよく、完全にリモートマシン又はサーバ上で実行されてもよい。
上記プログラムコードは、命令実行システム、装置、又はデバイスによって、又はそれと関連して使用されるためのプログラムを含む、又は格納することができる任意の有形媒体であり得るマシン読み取り可能な媒体上で具現化されてもよい。マシン読み取り可能な媒体は、マシン読み取り可能な信号媒体又はマシン読み取り可能な記憶媒体であってもよい。マシン読み取り可能な媒体は、電子、磁気、光学、電磁気、赤外線、又は半導体システム、装置、デバイス、あるいは前記の任意の適切な組み合わせを含むが、これらに限定されない。マシン読み取り可能な記憶媒体のより具体的な例として、1つ又は複数のワイヤによる電気的接続、ポータブルコンピュータディスケット、ハードディスク、RAM(Random Access Memory)、ROM(Read Only Memory)、消去可能なプログラム可能な読み取り専用メモリ(EPROM又はフラッシュメモリ)、光ファイバー、ポータブルコンパクトディスク読み取り専用メモリ(CD-ROM)、光学式ストレージデバイス、磁気ストレージデバイス、又は前記の任意の適切な組み合わせが挙げられる。
さらに、動作が特定の順序で描かれているが、これは、望ましい結果を達成するために、そのような動作が図示の特定の順序又は連続順序で実行されること、又は全ての描かれた動作が実行されることを要求するものとして理解されるべきではない。特定の状況では、マルチタスク及び並列処理が有利である場合がある。同様に、上記の説明にはいくつかの特定の実施形態の詳細が含まれているが、これらは本開示の範囲を限定するものとして解釈されるべきではなく、特定の実施形態に特有の特徴の説明として解釈されるべきである。別々の実施形態の文脈で説明されている特定の特徴は、単一の実施形態に組み合わせて実施されてもよい。逆に、単一の実施形態の文脈で説明されている様々な特徴も、複数の実施形態で別々に、又は任意の適切なサブコンビネーションで実施されてもよい。
本開示は、構造的特徴及び/又は方法論的動作に特有の用語で説明されたが、添付の特許請求の範囲で限定される本開示は、必ずしも上記した特定の特徴又は動作に限定されないことを理解されたい。むしろ、上記した特定の特徴及び動作は、特許請求の範囲を実施する例示的な形態として開示されている。

Claims (10)

  1. 端末デバイスであって、
    物理サイドリンク共有チャネル(PSSCH:Physical Sidelink Shared Channel)用の復調参照信号(DMRS:demodulation reference signal)のシーケンスを生成する手段を有し、
    ここで、
    前記PSSCH及び、前記PSSCHに関連する物理サイドリンク制御チャネル(PSCCH:Physical Sidelink Control Channel)の送信用のリソースが、第1のスロット内の第1の開始位置から開始し、
    前記PSCCHは、前記PSSCHをスケジューリングする情報を運び、
    前記リソースの内、時間ドメインにおいて前記第1のスロット内の前記第1の開始位置以降の位置である第2の開始位置から開始するシンボルの第1のセットが、前記PSCCHに割り当てられ、
    前記リソースの内前記DMRSが送信され得るシンボルの第2のセットが、前記第2の開始位置を含み、
    前記シーケンスを、前記第2のセットに含まれる1つ又は複数のシンボルの第3のセットにマッピングする手段を有し、
    ここで、前記1つ又は複数のシンボルのインデックスは、前記第1の開始位置を基準に定義され、
    前記PSSCHと前記PSCCHとを前記第1のスロットにて送信する手段を有する、
    端末デバイス。
  2. 前記第3のセットは、前記PSSCHの持続時間に基づいて決定される、
    請求項1に記載の端末デバイス。
  3. 前記第3のセット内の1つ目のシンボルが前記第2の開始位置である、
    請求項1に記載の端末デバイス。
  4. 前記時間ドメインにおいて、前記第3のセット内の前記1つ又は複数のシンボルの数が2である場合、前記第3のセット内の2つ目のシンボルは、前記1つ目のシンボルから4つのシンボル後である、
    請求項3に記載の端末デバイス。
  5. 前記時間ドメインにおいて、前記第3のセット内の前記1つ又は複数のシンボルの数が3である場合、
    前記第3のセット内の2つ目のシンボルは、前記1つ目のシンボルから3つのシンボル後であり、
    前記第3のセット内の3つ目のシンボルは、前記2つ目のシンボルから3つのシンボル後である、
    請求項3に記載の端末デバイス。
  6. 前記時間ドメインにおいて、前記第3のセット内の前記1つ又は複数のシンボルの数が3である場合、
    前記第3のセット内の2つ目のシンボルは、前記1つ目のシンボルから4つのシンボル後であり、
    前記第3のセット内の3つ目のシンボルは、前記2つ目のシンボルから4つのシンボル後である、
    請求項3に記載の端末デバイス。
  7. 前記時間ドメインにおいて、前記第3のセット内の前記1つ又は複数のシンボルの数が3である場合、
    前記第3のセット内の2つ目のシンボルは、前記1つ目のシンボルから5つのシンボル後であり、
    前記第3のセット内の3つ目のシンボルは、前記2つ目のシンボルから5つのシンボル後である、
    請求項3に記載の端末デバイス。
  8. 前記時間ドメインにおいて、前記第3のセット内の前記1つ又は複数のシンボルの数が4である場合、
    前記第3のセット内の2つ目のシンボルは、前記1つ目のシンボルから3つのシンボル後であり 、
    前記第3のセット内の3つ目のシンボルは、前記2つ目のシンボルから3つのシンボル後であり、
    前記第3のセット内の4つ目のシンボルは、前記3つ目のシンボルから3つのシンボル後である、
    請求項3に記載の端末デバイス。
  9. 前記DMRSの前記シーケンスは、
    Figure 2023109881000059
    であり、ここで、疑似乱数シーケンスc(i)は、
    Figure 2023109881000060
    で初期化され、ここで、lは前記スロット内のOFDMシンボル番号であり、
    Figure 2023109881000061
    はフレーム内のスロット番号であり、NIDは前記PSCCHから得られる、
    請求項1に記載の端末デバイス。
  10. 前記シンボルの第1のセットは、3つのシンボルからなる、
    請求項1に記載の端末デバイス。
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