JP2023109540A - 作成装置 - Google Patents

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州裕 石田
Kunihiro Ishida
辰典 山上
Tatsunori Yamagami
憲朋 和田
Noritomo Wada
泰智 栗田
Yasutomo Kurita
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Abstract

【課題】的確な図面を作成することが難しい。【解決手段】作成装置400は、画像データ内に所定のマーカを含む前記画像データを複数取得する取得部421と、前記画像データに基づいて、前記画像データ内の前記マーカの形状を所定の形状に変換する際に必要となる変換パラメータを算出する算出部422と、前記算出部422が算出した前記変換パラメータを用いて前記画像データを変換する変換部423と、前記変換部423が変換した複数の変換後画像データを合成することで図面を作成する作成部424と、を有する。【選択図】図8

Description

本発明は、作成装置、図面作成方法、プログラムに関する。
現場の状況確認や情報収集を行う際などにおいて、現場に赴いた人員が間取り図などの現場の見取り図を作成することがある。このような場合、一般的には、現場に赴いた人員が手書きで見取り図を作成していた。
このような見取り図の作成に関連する技術としては、例えば、特許文献1がある。例えば、特許文献1には、格子線が描かれた間取り設計画面上に予め作成された所定の部品を配置していくことなどにより、2次元の図面作成を行う技術が記載されている。
特開2002-921264号公報
現場に赴いた人員が手書きで見取り図を作成する場合、作成された見取り図の正確性は人員の熟練度などに依存してしまうことになる。そのため、的確な図面の作成が難しいおそれがあった。一方で、特許文献1に記載されているような技術の場合、現場において各配置の寸法を計測した上で一つ一つの部品を配置することが必要であり、非常に手間がかかってしまう。このように、的確な図面を作成することが難しい、という課題が生じていた。
そこで、本発明の目的は、的確な図面を作成することが難しい、という課題を解決するための作成装置、図面作成方法、プログラムを提供することにある。
かかる目的を達成するため本開示の一形態である作成装置は、
画像データ内に所定のマーカを含む前記画像データを複数取得する取得部と、
前記画像データに基づいて、前記画像データ内の前記マーカの形状を所定の形状に変換する際に必要となる変換パラメータを算出する算出部と、
前記算出部が算出した前記変換パラメータを用いて前記画像データを変換する変換部と、
前記変換部が変換した複数の変換後画像データを合成することで図面を作成する作成部と、
を有する
という構成をとる。
また、本開示の他の形態である図面作成方法は、
情報処理装置が、
画像データ内に所定のマーカを含む前記画像データを複数取得し、
前記画像データに基づいて、前記画像データ内の前記マーカの形状を所定の形状に変換する際に必要となる変換パラメータを算出し、
算出した前記変換パラメータを用いて前記画像データを変換し、
変換した複数の変換後画像データを合成することで図面を作成する
という構成をとる。
また、本開示の他の形態であるプログラムは、
情報処理装置に、
画像データ内に所定のマーカを含む前記画像データを複数取得し、
前記画像データに基づいて、前記画像データ内の前記マーカの形状を所定の形状に変換する際に必要となる変換パラメータを算出し、
算出した前記変換パラメータを用いて前記画像データを変換し、
変換した複数の変換後画像データを合成することで図面を作成する
処理を実現するためのプログラムである。
上述したような各構成によると、的確な図面を作成することが可能となる。
本開示の第1の実施形態における図面作成装置の概要を説明するための図である。 図面作成装置の構成例を示すブロック図である。 マーカの一例を示す図である。 画像データ情報に含まれる画像データの一例を示す図である。 パラメータ算出処理例を説明するための図である。 図面作成装置の動作例を示すフローチャートである。 本開示の第2の実施形態における作成装置のハードウェア構成例を示す図である。 作成装置の構成例を示すブロック図である。
[第1の実施形態]
本開示の第1の実施形態について、図1から図6までを参照して説明する。図1は、図面作成装置100の概要を説明するための図である。図2は、図面作成装置100の構成例を示すブロック図である。図3は、マーカ210の一例を示す図である。図4は、画像データ情報142に含まれる画像データの一例を示す図である。図5は、パラメータ処理例を説明するための図である。図6は、図面作成装置100の動作例を示すフローチャートである。
本開示の第1の実施形態においては、図1で示すように、複数の画像データ200に基づいて、現場の間取りや壁などの状況などを示す図面300を作成する情報処理装置である図面作成装置100について説明する。後述するように、図面作成装置100は、任意の抽出手段を用いて画像データ200内に写った被写体であるマーカ210を抽出する。また、図面作成装置100は、抽出したマーカ210の形状を所定の形状に変換する際に必要となるパラメータを算出するとともに、算出結果に基づいて画像データ200全体を変換する。例えば、図面作成装置100は、現場において撮影した複数の画像データ200に対して、上記処理を繰り返す。その後、図面作成装置100は、変換後の複数の画像データを合成することで、見取り図や間取り図などの図面300を作成する。
なお、図1で示すように、図面作成装置100に入力される画像データ200は、マーカ210を含むように撮影されたものである。例えば、画像データ200は、マーカ210を現場に配置した上で、カメラなどの撮像装置を用いて現場に配置したマーカ210を撮影範囲に含むように現場の床面などを撮影することで取得することが出来る。本実施形態においては、マーカ210の配置位置を変えずに撮影範囲の異なる画像データ200を取得する、マーカ210の配置位置を変えながら画像データを取得する、などにより、複数の画像データ200を取得する。例えば、本実施形態の場合、複数の画像データ200に基づいて図面作成対象となる部屋などの現場の様子が概ね判別可能であるように、複数の画像データ200を取得する。換言すると、本実施形態では、撮影範囲が少しずつ重複するように画像データ200を取得することなどにより、図面作成対象の状況を判別可能なよう、複数の画像データ200を取得する。マーカ210の具体的な配置位置や配置間隔、取得する画像データの数などは、任意に調整されてよい。なお、上述したように、本実施形態の場合、マーカ210を現場に配置した上で画像データ200を取得する。そのため、図面作成装置100にとって、マーカ210の形状は既知のものとなる。また、マーカ210は、任意の素材により形成されてよい。
図2は、図面作成装置100の構成例を示している。図2を参照すると、図面作成装置100は、主な構成要素として、例えば、操作入力部110と、画面表示部120と、通信I/F部130と、記憶部140と、演算処理部150と、を有している。
なお、図2では、1台の情報処理装置を用いて図面作成装置100としての機能を実現する場合について例示している。しかしながら、図面作成装置100は、例えば、クラウド上に実現されるなど、複数台の情報処理装置を用いて実現されてもよい。例えば、図面作成装置100は、図2で例示する機能のうちの一部の機能を有する複数の情報処理装置などにより実現されてもよい。また、図面作成装置100は、操作入力部110を有さないなど上記例示した構成の一部を有さなくてもよいし、上記例示した以外の構成を有してもよい。
操作入力部110は、キーボードやマウスなどの操作入力装置からなる。操作入力部110は、図面作成装置100を操作する人員の操作を検出して演算処理部150に出力する。
画面表示部120は、LCD(Liquid Crystal Display、液晶ディスプレイ)などの画面表示装置からなる。画面表示部120は、演算処理部150からの指示に応じて、記憶部140に格納された各種情報などを画面表示することが出来る。
通信I/F部130は、データ通信回路からなる。通信I/F部130は、通信回線を介して接続されたカメラや外部の情報処理装置などの外部装置との間でデータ通信を行う。
記憶部140は、ハードディスクやメモリなどの記憶装置である。記憶部140は、演算処理部150における各種処理に必要な処理情報やプログラム145を記憶する。プログラム145は、演算処理部150に読み込まれて実行されることにより各種処理部を実現する。プログラム145は、通信I/F部130などのデータ入出力機能を介して外部装置や記録媒体から予め読み込まれ、記憶部140に保存されている。記憶部140で記憶される主な情報としては、例えば、マーカ形状情報141、画像データ情報142、変換後画像データ情報143、図面データ情報144などがある。
マーカ形状情報141は、マーカ210の形状を示す情報を含んでいる。例えば、マーカ形状情報141は、通信I/F部130などを介して外部装置などから予め取得され、または、操作入力部110などを用いて予め入力され、記憶部140に格納されている。
ここで、図3は、マーカ210の一例を示している。図3を参照すると、例えば、マーカ210は、一辺の長さが100mmの正方形の形状を有している。そのため、例えば、マーカ形状情報141には、一辺の長さが100mmの正方形である旨を示す情報などを含むことが出来る。なお、マーカ210の形状は、図3で例示した以外であってもよい。マーカ形状情報141に含まれる情報も、マーカ210の形状に応じたものであってよい。
画像データ情報142には、画像データ200が含まれている。例えば、画像データ情報142は、画像データ取得部151がカメラや外部の情報処理装置などの外部装置などから画像データ200を受信するごとに更新される。
図4は、画像データ情報142に含まれる画像データ200の一例を示している。図4で例示するように、画像データ200内には、マーカ210が含まれている。例えば、画像データ情報142には、マーカ210の配置位置を変えずに撮影範囲を変えながら撮影した画像データ200やマーカ210の配置位置を変えながら撮影した画像データ200などの複数の画像データ200が複数含まれる。
変換後画像データ情報143は、後述する変換部154による変換後の画像データ(変換後画像データ)が含まれている。例えば、変換後画像データ情報143は、変換部154による変換が行われるごとに更新される。
演算処理部150は、CPU(Central Processing Unit)などの演算装置とその周辺回路を有する。演算処理部150は、記憶部140からプログラム145を読み込んで実行することにより、上記ハードウェアとプログラム145とを協働させて各種処理部を実現する。演算処理部150で実現される主な処理部としては、例えば、画像データ取得部151、マーカ抽出部152、パラメータ算出部153、変換部154、図面作成部155、出力部156などがある。
画像データ取得部151は、カメラや外部の情報処理装置などの外部装置から画像データ200を取得する。例えば、画像データ取得部151は、通信I/F部130を介して、外部装置から複数の画像データ200を取得する。また、画像データ取得部151は、取得した画像データ200を画像データ情報142として記憶部140に格納する。
マーカ抽出部152は、画像データ情報142に含まれる画像データ200内からマーカ210を抽出する。マーカ抽出部152は、既知の手段を用いて、画像データ200からマーカ210を抽出してよい。
例えば、マーカ抽出部152は、YOLO(You Only Look Once)などの物体検出アルゴリズムを用いて、マーカ210を抽出する。マーカ抽出部152は、OpenCV(Open Source Computer Vision Library)などを用いて作成した物体検出器を用いてマーカ210を抽出する、テンプレートマッチングの手法を用いてマーカ210を検出するなど、そのほか既知の手法を用いてマーカ210を抽出してもよい。
パラメータ算出部153は、マーカ抽出部152が抽出したマーカ210の形状を所定の形状に変換する際に必要となる変換パラメータを算出する。例えば、パラメータ算出部153は、マーカ抽出部152が抽出した平行四辺形などのマーカ210の形状をマーカ形状情報141が示す予め定められた形状に変換する際に必要となる変換パラメータを算出する。
図5は、パラメータ算出部153による算出処理例を示している。図5を参照すると、例えば、パラメータ算出部153は、画像データ200から抽出したマーカの形状を100bit×100bitの正方形(矩形)に変換する際に必要となる変換パラメータを算出する。
一例として、パラメータ算出部153は、変換パラメータとしてホモグラフィ変換行列を算出する。パラメータ算出部153は、既知の手段を用いてホモグラフィ変換行列を算出してよい。例えば、パラメータ算出部153は、抽出したマーカ210の座標と、マーカ形状情報141が示す形状に応じた座標と、を用いた連立方程式を解くことなどにより、ホモグラフィ変換行列を算出することが出来る。
変換部154は、パラメータ算出部153が算出した変換パラメータを用いた計算を行うことで、マーカ210を抽出した画像データ200内全体の形状を変換する。
例えば、変換部154は、マーカ210の形状に基づいてパラメータ算出部153が算出した変換パラメータで画像データ200内全体に対して行列計算することで、画像データ200を変換した変換後画像データを生成する。そして、変換部154は、生成した変換後画像データを変換後画像データ情報143として記憶部140に格納する。
図面作成部155は、変換部154による変換の結果を用いて図面300を作成する。例えば、図面作成部155は、変換後画像データ情報143に含まれる複数の変換後画像データを合成することなどにより図面300を作成する。図面作成部155は、既知の手段を用いて合成を行ってよい。
例えば、図面作成部155は、各変換後画像データから任意の手段を用いて特徴点を抽出するとともに特徴点の特徴量を算出する。そして、図面作成部155は、特徴量が一致する特徴点が一致するように、変換後画像データを重ねる。例えば、このように、図面作成部155は、複数の画像データに基づいてパノラマ写真を合成する際に用いる技術などを用いて、複数の変換後画像データを合成する。なお、図面作成部155が抽出する特徴点は、マーカ210を利用したものであってもよい。図面作成部155は、そのほか既知の手段を用いて複数の変換後画像データを合成してもよい。
例えば、以上のように、図面作成部155は、複数の変換後画像データを合成することで図面300を作成する。そして、図面作成部155は、作成した図面を図面データ情報144として記憶部140に格納する。なお、図面作成部155は、複数の変換後画像データを合成した後、輪郭線の抽出を行うなどの後処理を行ったうえで、後処理の結果を図面データ情報144として記憶部140に格納してもよい。
出力部156は、図面作成部155が作成した図面300などを出力する。例えば、出力部156は、図面作成部155が作成した図面300などを画面表示部120上に表示させたり、通信I/F部130を介して外部装置に対して送信したりする。出力部156は、上記例示した以外の情報を表示・出力してもよい。
以上が、図面作成装置100の構成例である。続いて、図6を参照して、図面作成装置100の動作例について説明する。
図6は、図面作成装置100の動作例を示すフローチャートである。図6を参照すると、画像データ取得部151は、カメラや外部の情報処理装置などの外部装置から画像データ200を取得する(ステップS101)。
マーカ抽出部152は、画像データ情報142に含まれる画像データ200内からマーカ210を抽出する(ステップS102)。マーカ抽出部152は、YOLOなどの物体検出アルゴリズムを用いてマーカ210を抽出するなど、既知の手段を用いて画像データ200からマーカ210を抽出してよい。
パラメータ算出部153は、マーカ抽出部152が抽出したマーカ210の形状をマーカ形状情報141が示す予め定められた形状に変換する際に必要となる変換パラメータを算出する(ステップS103)。
変換部154は、パラメータ算出部153が算出した変換パラメータを用いた計算を行うことで、マーカ210を抽出した画像データ200内全体の形状を変換する(ステップS104)。
図面作成部155は、変換後画像データ情報143に含まれる複数の変換後画像データを合成することで、図面300を作成する(ステップS105)。図面作成部155は、既知の手段を用いて合成を行ってよい。
以上が、図面作成装置100の動作例である。なお、出力部156は、ステップS105の処理の後、図面作成部155が作成した図面300などを出力することが出来る。
このように、図面作成装置100は、マーカ抽出部152とパラメータ算出部153と変換部154と図面作成部155とを有している。このような構成によると、変換部154は、マーカ抽出部152が抽出したマーカ210の形状に基づいてパラメータ算出部153が算出した変換パラメータを用いて画像データ200を変換することが出来る。そして、図面作成部155は、変換後画像データに基づいて図面を作成することが出来る。その結果、的確な図面を作成することが出来る。また、現場の人員にかかる手間を抑制することも出来る。
また、図面作成装置100は、予め定められた形状のマーカ210を100bit×100bitなどの所定の形状に変換する際に必要となる変換パラメータを算出して、算出した変換パラメータを用いて画像データを変換している。その結果、図面作成部155が図面300は1bitがおよそ1mmになるため、図面300に基づいて、おおよその距離を把握することも出来る。
なお、図面作成装置100は、図面作成部155が図面300を作成した後または作成前において、合成対象となる変換後画像データの合成位置などの修正を操作入力部110に対する操作などを介して受け付けるよう構成してもよい。
[第2の実施形態]
次に、図7、図8を参照して、本開示の第2の実施形態について説明する。本開示の第2の実施形態では、情報処理装置である作成装置400の構成の概要について説明する。
図7は、作成装置400のハードウェア構成例を示している。図7を参照すると、作成装置400は、一例として、以下のようなハードウェア構成を有している。
・CPU(Central Processing Unit)401(演算装置)
・ROM(Read Only Memory)402(記憶装置)
・RAM(Random Access Memory)403(記憶装置)
・RAM403にロードされるプログラム群404
・プログラム群404を格納する記憶装置405
・情報処理装置外部の記録媒体410の読み書きを行うドライブ装置406
・情報処理装置外部の通信ネットワーク411と接続する通信インタフェース407
・データの入出力を行う入出力インタフェース408
・各構成要素を接続するバス409
また、作成装置400は、プログラム群404をCPU401が取得して当該CPU401が実行することで、図8に示す取得部421、算出部422、変換部423、作成部424としての機能を実現することが出来る。なお、プログラム群404は、例えば、予め記憶装置405やROM402に格納されており、必要に応じてCPU401がRAM403などにロードして実行する。また、プログラム群404は、通信ネットワーク411を介してCPU401に供給されてもよいし、予め記録媒体410に格納されており、ドライブ装置406が該プログラムを読み出してCPU401に供給してもよい。
なお、図7は、作成装置400のハードウェア構成例を示している。作成装置400のハードウェア構成は上述した場合に限定されない。例えば、作成装置400は、ドライブ装置406を有さないなど、上述した構成の一部から構成されてもよい。
取得部421は、画像データを複数取得する。取得部421が取得する画像データには、マーカが含まれている。
算出部422は、画像データに基づいて、画像データ内のマーカの形状を所定の形状に変換する際に必要となる変換パラメータを算出する。
変換部423は、算出部422が算出した変換パラメータを用いて画像データ全体を変換する。
作成部424は、変換部423が変換した複数の変換後画像データを合成することで図面を作成する。
このように、作成装置400は、算出部422と変換部423と作成部424とを有している。このような構成によると、変換部423は、画像データ内のマーカの形状に基づいて算出部422が算出した変換パラメータを用いて画像データ全体を変換することが出来る。その結果、作成部424は、変換後の画像データである変換後画像データに基づいて図面を作成することが出来る。これにより、的確な図面を作成することが出来る。
なお、上述した作成装置400などの情報処理装置は、当該情報処理装置に所定のプログラムが組み込まれることで実現できる。具体的に、本発明の他の形態であるプログラムは、情報処理装置に、画像データ内に所定のマーカを含む画像データを複数取得し、画像データに基づいて、画像データ内の前記マーカの形状を所定の形状に変換する際に必要となる変換パラメータを算出し、算出した変換パラメータを用いて画像データを変換し、変換した複数の変換後画像データを合成することで図面を作成する、処理を実現するためのプログラムである。
また、上述した情報処理装置により実行される図面作成方法は、情報処理装置が、情報処理装置に、画像データ内に所定のマーカを含む画像データを複数取得し、画像データに基づいて、画像データ内の前記マーカの形状を所定の形状に変換する際に必要となる変換パラメータを算出し、算出した変換パラメータを用いて画像データを変換し、変換した複数の変換後画像データを合成することで図面を作成する、というものである。
上述した構成を有する、プログラム(又は記録媒体)、又は、図面作成方法などの発明であっても、上述した作成装置400と同様の作用・効果を有するために、上述した本発明の目的を達成することが出来る。
<付記>
上記実施形態の一部又は全部は、以下の付記のようにも記載されうる。以下、本発明における作成装置などの概略を説明する。但し、本発明は、以下の構成に限定されない。
(付記1)
画像データ内に所定のマーカを含む前記画像データを複数取得する取得部と、
前記画像データに基づいて、前記画像データ内の前記マーカの形状を所定の形状に変換する際に必要となる変換パラメータを算出する算出部と、
前記算出部が算出した前記変換パラメータを用いて前記画像データを変換する変換部と、
前記変換部が変換した複数の変換後画像データを合成することで図面を作成する作成部と、
を有する
作成装置。
(付記2)
付記1に記載の作成装置であって、
前記算出部は、前記画像データ内の前記マーカの形状を予め定められた形状に変換する際に必要となるホモグラフィ変換行列を前記変換パラメータとして算出する
作成装置。
(付記3)
付記1または付記2に記載の作成装置であって、
前記算出部は、前記マーカの形状を予め定められた矩形に変換する際に必要となる前記変換パラメータを算出する
作成装置。
(付記4)
付記1から付記3までのうちのいずれか1項に記載の作成装置であって、
前記取得部は、複数の前記画像データにより図面作成対象の状況を判別可能なよう取得された前記画像データを取得する
作成装置。
(付記5)
付記1から付記4までのうちのいずれか1項に記載の作成装置であって、
前記取得部は、前記マーカを現場に配置した状態で前記マーカを含むように撮影することで取得した前記画像データを取得する
作成装置。
(付記6)
付記1から付記5までのうちのいずれか1項に記載の作成装置であって、
前記マーカは、予め定められた大きさを有する正方形である
作成装置。
(付記7)
情報処理装置が、
画像データ内に所定のマーカを含む前記画像データを複数取得し、
前記画像データに基づいて、前記画像データ内の前記マーカの形状を所定の形状に変換する際に必要となる変換パラメータを算出し、
算出した前記変換パラメータを用いて前記画像データを変換し、
変換した複数の変換後画像データを合成することで図面を作成する
図面作成方法。
(付記8)
付記7に記載の図面作成方法であって、
前記画像データ内の前記マーカの形状を予め定められた形状に変換する際に必要となるホモグラフィ変換行列を前記変換パラメータとして算出する
図面作成方法。
(付記9)
情報処理装置に、
画像データ内に所定のマーカを含む前記画像データを複数取得し、
前記画像データに基づいて、前記画像データ内の前記マーカの形状を所定の形状に変換する際に必要となる変換パラメータを算出し、
算出した前記変換パラメータを用いて前記画像データを変換し、
変換した複数の変換後画像データを合成することで図面を作成する
処理を実現するためのプログラム。
(付記10)
付記9に記載のプログラムであって、
前記画像データ内の前記マーカの形状を予め定められた形状に変換する際に必要となるホモグラフィ変換行列を前記変換パラメータとして算出する
プログラム。
なお、上記各実施形態及び付記において記載したプログラムは、記憶装置に記憶されていたり、コンピュータが読み取り可能な記録媒体に記録されていたりする。例えば、記録媒体は、フレキシブルディスク、光ディスク、光磁気ディスク、及び、半導体メモリ等の可搬性を有する媒体である。
以上、上記各実施形態を参照して本願発明を説明したが、本願発明は、上述した実施形態に限定されるものではない。本願発明の構成や詳細には、本願発明の範囲内で当業者が理解しうる様々な変更をすることが出来る。
100 図面作成装置
110 操作入力部
120 画面表示部
130 通信I/F部
140 記憶部
141 マーカ形状情報
142 画像データ情報
143 変換後画像データ情報
144 図面データ情報
145 プログラム
150 演算処理部
151 画像データ取得部
152 マーカ抽出部
153 パラメータ算出部
154 変換部
155 図面作成部
156 出力部
200 画像データ
210 マーカ
300 図面
400 作成装置
401 CPU
402 ROM
403 RAM
404 プログラム群
405 記憶装置
406 ドライブ装置
407 通信インタフェース
408 入出力インタフェース
409 バス
410 記録媒体
411 通信ネットワーク
421 取得部
422 算出部
423 変換部
424 作成部

Claims (10)

  1. 画像データ内に所定のマーカを含む前記画像データを複数取得する取得部と、
    前記画像データに基づいて、前記画像データ内の前記マーカの形状を所定の形状に変換する際に必要となる変換パラメータを算出する算出部と、
    前記算出部が算出した前記変換パラメータを用いて前記画像データを変換する変換部と、
    前記変換部が変換した複数の変換後画像データを合成することで図面を作成する作成部と、
    を有する
    作成装置。
  2. 請求項1に記載の作成装置であって、
    前記算出部は、前記画像データ内の前記マーカの形状を予め定められた形状に変換する際に必要となるホモグラフィ変換行列を前記変換パラメータとして算出する
    作成装置。
  3. 請求項1または請求項2に記載の作成装置であって、
    前記算出部は、前記マーカの形状を予め定められた矩形に変換する際に必要となる前記変換パラメータを算出する
    作成装置。
  4. 請求項1から請求項3までのうちのいずれか1項に記載の作成装置であって、
    前記取得部は、複数の前記画像データにより図面作成対象の状況を判別可能なよう取得された前記画像データを取得する
    作成装置。
  5. 請求項1から請求項4までのうちのいずれか1項に記載の作成装置であって、
    前記取得部は、前記マーカを現場に配置した状態で前記マーカを含むように撮影することで取得した前記画像データを取得する
    作成装置。
  6. 請求項1から請求項5までのうちのいずれか1項に記載の作成装置であって、
    前記マーカは、予め定められた大きさを有する正方形である
    作成装置。
  7. 情報処理装置が、
    画像データ内に所定のマーカを含む前記画像データを複数取得し、
    前記画像データに基づいて、前記画像データ内の前記マーカの形状を所定の形状に変換する際に必要となる変換パラメータを算出し、
    算出した前記変換パラメータを用いて前記画像データを変換し、
    変換した複数の変換後画像データを合成することで図面を作成する
    図面作成方法。
  8. 請求項7に記載の図面作成方法であって、
    前記画像データ内の前記マーカの形状を予め定められた形状に変換する際に必要となるホモグラフィ変換行列を前記変換パラメータとして算出する
    図面作成方法。
  9. 情報処理装置に、
    画像データ内に所定のマーカを含む前記画像データを複数取得し、
    前記画像データに基づいて、前記画像データ内の前記マーカの形状を所定の形状に変換する際に必要となる変換パラメータを算出し、
    算出した前記変換パラメータを用いて前記画像データを変換し、
    変換した複数の変換後画像データを合成することで図面を作成する
    処理を実現するためのプログラム。
  10. 請求項9に記載のプログラムであって、
    前記画像データ内の前記マーカの形状を予め定められた形状に変換する際に必要となるホモグラフィ変換行列を前記変換パラメータとして算出する
    プログラム。



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