JP2023109026A - 情報処理装置、情報処理方法及びプログラム - Google Patents
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Abstract
【課題】車両関連データが不特定多数の者に渡り難くしつつ、車両関連データを多くの者に提供できる情報処理装置、情報処理方法及びプログラムを提供する。【解決手段】プロセッサを備え、プロセッサは、車両40Eに関連するデータである車両関連データの提供を受けることを要求する要求者30A、30B、30C、30Dが、プロセッサを有するシステム10に登録された者である特定要求者か否かを判定し、要求者が特定要求者であると判定した場合は、要求者に車両関連データを提供し、要求者が特定要求者でないと判定した場合は、要求者が、車両から車両関連データを取得することを許容する。【選択図】図1
Description
本発明は、情報処理装置、情報処理方法及びプログラムに関する。
下記特許文献1には、利用するために必要な登録手続を、サービスステーションで行う必要がない車両点検整備情報管理システム(以下、システムと称する)が開示されている。このシステムは、個人情報の扱いに配慮がなされており、第三者が他人の車両に関する情報を不正に登録したり閲覧したりすることを防止できる。
車両に関連するデータである車両関連データは、例えば車両の整備及び点検を行う者にとって有用な情報である。しかしながら上記特許文献1の発明は、車両関連データが不特定多数の者に渡り難くしつつ、車両関連データを多くの者に提供することに関して改善の余地がある。
本発明は上記事実を考慮し、車両関連データが不特定多数の者に渡り難くしつつ、車両関連データを多くの者に提供できる情報処理装置、情報処理方法及びプログラムを得ることを目的とする。
請求項1に記載の情報処理装置は、プロセッサを備え、前記プロセッサは、車両に関連するデータである車両関連データの提供を受けることを要求する要求者が、前記プロセッサを有するシステムに登録された者である特定要求者か否かを判定し、前記要求者が前記特定要求者であると判定した場合は、前記要求者に前記車両関連データを提供し、前記要求者が前記特定要求者でないと判定した場合は、前記要求者に前記車両関連データを提供せず、前記要求者が前記車両から前記車両関連データを取得することを許容する。
請求項1に記載の情報処理装置のプロセッサは、車両に関連するデータである車両関連データの提供を受けることを要求する要求者が、プロセッサを有するシステムに登録された者である特定要求者か否かを判定する。さらにプロセッサは、要求者が特定要求者であると判定した場合は、要求者に車両関連データを提供する。さらにプロセッサは、要求者が特定要求者でないと判定した場合は、要求者に車両関連データを提供せず、要求者が車両から車両関連データを取得することを許容する。このようにシステムに登録された者である特定要求者だけでなく、特定要求者でない者も車両関連データを取得できる。そのため、請求項1に記載の情報処理装置は、車両関連データを多くの者に提供できる。
さらに特定要求者はシステムに登録された者であるため、特定要求者から特定要求者ではない第三者へ車両関連データが渡り難い。また、特定要求者でない要求者は、車両関連データを、車両からのみ取得可能である。そのため、特定要求者でない要求者が、車両に加えて、車両以外からも車両関連データを取得できる場合と比べて、車両関連データが不特定多数の者に渡り難い。
請求項2に記載の発明に係る情報処理装置は、請求項1の発明において、前記プロセッサは、前記要求者が前記特定要求者であると判定した場合は、前記プロセッサを有する管理サーバに記録された前記車両関連データを前記要求者に提供する。
請求項2に記載の発明では、プロセッサが、特定要求者である要求者に、管理サーバに記録された車両関連データを提供するので、車両関連データを多くの特定要求者に提供できる。
請求項3に記載の発明に係る情報処理装置は、請求項1又は請求項2に記載の発明において、前記プロセッサは、前記特定要求者ではない前記要求者による前記車両関連データの取得に対して所定の制限を掛ける。
請求項3に記載の発明では、プロセッサが、特定要求者ではない要求者による車両関連データの取得に対して所定の制限が掛けられる。そのため、請求項3に記載の発明は、車両関連データを取得することを希望する者に対して、特定要求者になる動機を与えられる。
請求項4に記載の発明に係る情報処理装置は、請求項3に記載の発明において、前記プロセッサは、前記特定要求者ではない前記要求者に、前記車両関連データに対する期限付きアクセス権を付与する。
請求項4に記載の発明では、プロセッサが、特定要求者ではない要求者に、車両関連データに対する期限付きアクセス権を付与する。そのため、請求項4に記載の発明は、車両関連データを、特定要求者ではない要求者から不特定多数の者に渡り難くできる。さらに請求項4に記載の発明は、車両関連データを取得することを希望する者に対して、特定要求者になる動機を与えられる。
請求項5に記載の発明に係る情報処理装置は、請求項1~4の何れか1項に記載の発明において、前記車両が、前記プロセッサによって制御される記録装置から、前記車両関連データを受信可能である。
請求項5に記載の発明では、車両が、プロセッサによって制御される記録装置から、車両関連データを受信可能である。そのため、例えば車両関連データが記録された管理サーバが故障している場合においても、特定要求者は車両から車両関連データを取得できる。
請求項6に記載の発明に係る情報処理方法は、プロセッサが、車両に関連するデータである車両関連データの提供を受けることを要求する要求者が、前記プロセッサを有するシステムに登録された者である特定要求者か否かを判定し、前記要求者が前記特定要求者であると判定した場合は、前記要求者に前記車両関連データを提供し、前記要求者が前記特定要求者でないと判定した場合は、前記要求者に前記車両関連データを提供せず、前記要求者が前記車両から前記車両関連データを取得することを許容する。
請求項7に記載の発明に係るプログラムは、車両に関連するデータである車両関連データの提供を受けることを要求する要求者が、プロセッサを有するシステムに登録された者である特定要求者か否かを判定する処理、前記要求者が前記特定要求者であると判定した場合は、前記要求者に前記車両関連データを提供する処理、及び前記要求者が前記特定要求者でないと判定した場合は、前記要求者に前記車両関連データを提供せず、前記要求者が前記車両から前記車両関連データを取得することを許容する処理をプロセッサに実行させる。
以上説明したように、本発明に係る情報処理装置、情報処理方法及びプログラムは、車両関連データが不特定多数の者に渡り難くしつつ、車両関連データを多くの者に提供できる、という優れた効果を有する。
以下、本発明に係る情報処理装置、情報処理方法及びプログラムの実施形態について、図面を参照しながら説明する。
図1に示されたように、本実施形態の管理サーバ(情報処理装置)20、第1操作端末30A、第2操作端末30B、第3操作端末30C、第4操作端末30D、車両(情報処理装置)40E及び携帯端末50Eは、車両関連データ流通システム10の構成要素である。以下、車両関連データ流通システム10を単にシステム10と称する。以下、管理サーバ20、第1操作端末30A、第2操作端末30B、第3操作端末30C、第4操作端末30D、車両40E及び携帯端末50Eについて説明する。
管理サーバ20は、システム10の管理者が所有する建物(図示省略)内に設置される。第1操作端末30Aは、車両整備工場Aの建物(図示省略)内に設置され、第2操作端末30Bは、車両整備工場Bの建物(図示省略)内に設置される。第3操作端末30Cは、中古車販売会社Cの建物(図示省略)内に設置され、第4操作端末30Dは、中古車販売会社Dの建物(図示省略)内に設置される。車両40EはユーザーUEによって所有される。車両整備工場A、中古車販売会社C及びユーザーUEは、上記管理者によって管理されるシステム10の会員である。一方、車両整備工場B及び中古車販売会社Dはシステム10の会員ではない。なお、以下の説明では、会員ではない者を非会員と称する。さらに、車両整備工場A、及び中古車販売会社Cは特定会員である。
管理サーバ20は、建物(図示省略)内に設置される。図2に示されたように、管理サーバ20はハードウェア構成として、CPU(Central Processing Unit)(プロセッサ)21A、ROM(Read Only Memory)(記録装置)21B、RAM(Random Access Memory)21C、ストレージ(記録装置)21D、無線通信I/F(Interface)21E及び入出力I/F21Gを含んで構成されている。CPU21A、ROM21B、RAM21C、ストレージ21D、無線通信I/F21E及び入出力I/F21Gは、内部バス21Zを介して相互に通信可能に接続されている。CPU21A及び後述する各CPUは、タイマーから時刻に関する情報を取得可能である。
CPU21Aは、中央演算処理ユニットであり、各種プログラムを実行したり、各部を制御したりする。CPU21Aは、ROM21B又はストレージ21Dからプログラムを読み出し、RAM21Cを作業領域としてプログラムを実行する。CPU21Aは、ROM21B又はストレージ21Dに記録されているプログラムに従って、各構成の制御及び各種の演算処理を行う。
ROM21Bは、各種プログラム及び各種データを格納する。例えば、ROM21Bには、複数のプログラムがインストールされている。例えば、ROM21Bには、車両識別リスト、及び、特定会員である車両整備工場A及び中古車販売会社Cに関する情報が記録されている。車両識別リストには、会員であるユーザーの個人情報及び会員が所有する各車両のvinナンバー(車両識別番号)(Vehicle Identification Number)に関する情報が記録されている。ユーザーの個人情報には、システム10の会員であるか否かに関する情報が含まれる。RAM21Cは、作業領域として一時的にプログラム又はデータを記憶する。ストレージ21Dは、HDD(Hard Disk Drive)又はSSD(Solid State Drive)等の記憶装置により構成され、各種プログラム及び各種データを格納する。例えばストレージ21Dには、後述する会員リスト25及びデータ分類リスト26が記録されている。なお、車両識別リスト、会員リスト25及びデータ分類リスト26は、システム10からの会員の脱退、システム10への新規会員の登録(加入)、及び会員が所有する車両の変更に応じて、随時更新される。
無線通信I/F21Eは、様々な機器と無線通信するためのインターフェースである。例えば無線通信I/F21Eは、ネットワーク(例えば、インターネット)を介して第1操作端末30A、第2操作端末30B、第3操作端末30C、第4操作端末30D、車両40E及び携帯端末50Eと無線通信可能である。
入出力I/F21Gは、様々な装置と通信するためのインターフェースである。
図3には管理サーバ20の機能構成の一例がブロック図で示されている。管理サーバ20は、機能構成として、送受信制御部211、会員判定部212及びデータ管理部213を有する。送受信制御部211、会員判定部212及びデータ管理部213は、CPU21AがROM21Bに記憶されたプログラムを読み出し、実行することにより実現される。
送受信制御部211は無線通信I/F21Eを制御する。送受信制御部211によって制御された無線通信I/F21Eは、外部から受信したデータをROM21B及びストレージ21Dに記録したり、ROM21B及びストレージ21Dに記録されたデータを外部へ無線送信したりすることが可能である。
会員判定部212は、後述するデータ送信リクエストを受信したときに、送信主体が特定会員(車両整備工場A、中古車販売会社C)であるか否かを判定する。なお、管理サーバ20のROM21B又はストレージ21Dには、特定会員に関する情報が登録(記録)された会員リスト25(図4参照)が記録されている。会員判定部212は、データ送信リクエストに含まれる送信主体を表すID情報と、会員リスト25に記載されたID情報と、を用いて、送信主体が特定会員か否かを判定する。
データ管理部213は、ストレージ21Dに記録された車両関連データ及びROM21B又はストレージ21Dに記録されたデータ分類リスト26(図5参照)に基づいて、各車両関連データを、特定データと、一般データと、に分類する。特定データ及び一般データの内容については後述する。
図2に示されるように、第1操作端末30A、第2操作端末30B、第3操作端末30C及び第4操作端末30Dは、管理サーバ20と同様のハードウェア構成を有する。即ち、第1操作端末30A、第2操作端末30B、第3操作端末30C及び第4操作端末30Dは、ハードウェア構成として、CPU31A、ROM31B、RAM31C、ストレージ31D、無線通信I/F31E、入出力I/F31G及び内部バス31Zを有する。例えば、ROM31Bには、複数のプログラムがインストールされている。さらに第1操作端末30A及び第3操作端末30CのROM31Bには、車両識別リストが記録されている。さらに第1操作端末30A、第2操作端末30B、第3操作端末30C及び第4操作端末30Dは、入出力I/F31Gに接続された入力装置32及びディスプレイ33を有する。入力装置32は、例えばタッチパネルである。
図6には、第1操作端末30A、第2操作端末30B、第3操作端末30C及び第4操作端末30Dの機能構成の一例がブロック図で示されている。第1操作端末30A、第2操作端末30B、第3操作端末30C及び第4操作端末30Dは、機能構成として、送受信制御部311、データ判定部312、入力制御部313及び表示制御部314を有する。
第1操作端末30A、第2操作端末30B、第3操作端末30C及び第4操作端末30Dの送受信制御部311は無線通信I/F31Eを制御する。送受信制御部311によって制御された無線通信I/F31Eは、ネットワークを介して、管理サーバ20、第1操作端末30A、第2操作端末30B、第3操作端末30C、第4操作端末30D、車両40E及び携帯端末50Eと無線通信可能である。無線通信I/F31Eは、外部から受信した車両関連データをROM31B又はストレージ31Dにそれぞれ記録したり、ROM31B又はストレージ31Dに記録された車両関連データを外部へ無線送信したりすることが可能である。
データ判定部312は、外部から受信した車両関連データが、ROM31B又はストレージ31Dに既に記録されている車両関連データとは異なる新規な車両関連データか否かを判定する。さらにデータ判定部312は、外部から受信した車両関連データが、会員の車両のデータであるか否かを判定する。より詳細には、データ判定部312は、各車両関連データに付されたvinナンバーを表す情報と、車両識別リストと、に基づいて、受信した車両関連データが会員の車両のデータであるか否かを判定する。
入力制御部313は、入力装置32を制御する。入力装置32によって入力された情報は、無線通信I/F31Eが外部へ無線送信可能である。
表示制御部314はディスプレイ33を制御する。即ち、表示制御部314は、例えば、無線通信I/F31Eが受信した情報及び入力装置32を介して入力された情報をディスプレイ33に表示させる。
図1に示されるように、車両40EはECU(Electronic Control Unit)41を有する。図2に示されるように、ECU41は、CPU41A(プロセッサ)、ROM41B、RAM41C、ストレージ41D、無線通信I/F41E、入出力I/F41G及び内部バス41Zを有する。例えば、ROM41Bには、複数のプログラムがインストールされている。入出力I/F41Gには、IG-SW(イグニッションスイッチ)401が接続されている。IG-SW401がオフ状態にあるとき、車両40Eの駆動源(図示省略)は作動不能になり、IG-SW401がオン状態にあるとき、駆動源は作動可能になる。なお、駆動源には、例えば、エンジン及び電動モータの少なくとも一方が含まれる。そのため本明細書の「IG-SW」には、キーによって操作されるイグニッションスイッチ及びその他のスイッチが含まれる。その他のスイッチには、例えばプッシュ式のスタートボタンが含まれる。
ECU41は、図1に示された、駆動源ECU42、ブレーキECU43、カメラECU44及び操舵ECU45と通信可能である。さらに、駆動源ECU42は駆動源に接続され、ブレーキECU43はブレーキ装置(ブレーキアクチュエータ)及び車輪速センサ(いずれも図示省略)に接続され、カメラECU44はカメラ(図示省略)に接続され、操舵ECU45は操舵角センサ、操舵トルクセンサ及び操舵用モータ(いずれも図示省略)に接続されている。そのため、駆動源ECU42は駆動源から様々な車両関連データを取得可能である。ブレーキECU43は、ブレーキ装置及び車輪速センサから様々な車両関連データを取得可能である。カメラECU44は、カメラから様々な車両関連データを取得可能である。操舵ECU45は、操舵角センサ、操舵トルクセンサ及び操舵用モータから様々な車両関連データを取得可能である。駆動源ECU42、ブレーキECU43、カメラECU44、及び操舵ECU45が取得した車両関連データは、ECU41へ送信され且つROM41B又はストレージ41Dに記録される。
図7には、ECU41の機能構成の一例がブロック図で示されている。ECU41は、機能構成として送受信制御部411及びデータ管理部412を有する。
送受信制御部411によって制御された無線通信I/F41Eは、ネットワークを介して、管理サーバ20、第1操作端末30A、第2操作端末30B、第3操作端末30C、第4操作端末30D及び携帯端末50Eと無線通信可能である。無線通信I/F41Eは、外部から受信したデータをROM41B及びストレージ41Dに記録したり、ROM41B及びストレージ41Dに記録されたデータを外部へ無線送信したりすることが可能である。
データ管理部412の機能はデータ管理部213と同一である。データ管理部412は、車両40EのROM41B又はストレージ41Dに記録された車両関連データ及びROM41B又はストレージ41Dに記録されたデータ分類リスト26に基づいて、各車両関連データを、特定データと、一般データと、に分類する。ここで特定データとは、非会員が取得可能な車両関連データである。換言すると、非会員は、特定データ以外の車両関連データを取得できない。一方、一般データとは、特定データを含む全ての車両関連データである。特定会員は、一般データを取得可能である。どのような車両関連データを特定データとするかは任意に決定できる。例えば、図5に示されるように、駆動源ECU42、ブレーキECU43、カメラECU44及び操舵ECU45から取得される車両関連データが特定データであってもよい。また、駆動源ECU42、ブレーキECU43、カメラECU44及び操舵ECU45の一部から取得される車両関連データが特定データであってもよい。また、駆動源ECU42、ブレーキECU43、カメラECU44及び操舵ECU45が取得できない車両関連データが一般データであってもよい。駆動源ECU42、ブレーキECU43、カメラECU44及び操舵ECU45が取得できない車両関連データには、例えば、車両の過去のオイル交換情報データ、過去の整備情報データ、過去の点検情報データ、過去の事故履歴情報データ、及び過去の水没履歴情報データが含まれる。
なお、ROM41B又はストレージ41Dに記録された特定データは、車両40EのECU41によって、非会員である第2操作端末30B及び第4操作端末30DのROM31B及びストレージ31Dに記録できず、且つ、第2操作端末30B及び第4操作端末30Dのディスプレイ33に表示できる時間が所定時間に制限されるように処理される。さらに管理サーバ20が、ROM21B又はストレージ21Dに記録された特定データに対して、これらと同じ処理を行う。即ち、車両40E及び管理サーバ20は、非会員である第2操作端末30B及び第4操作端末30Dに対して、特定データへの期限付きアクセス権を付与する。
図1に示される携帯端末50Eは、CPU、ROM、RAM、ストレージ、通信I/F及び入出力I/Fを含んで構成されている。携帯端末50Eは、例えば、スマートフォン又はタブレット型コンピュータである。携帯端末50EのCPU、ROM、RAM、ストレージ、無線通信I/F及び入出力I/Fは、バスを介して相互に通信可能に接続されている。携帯端末50Eにはタッチパネルを有するディスプレイ51が設けられている。ディスプレイ51は携帯端末50Eの入出力I/Fに接続されている。さらに携帯端末50EのROMには、システム参加用アプリケーション(プログラム)がインストールされている。
図8には、携帯端末50Eの機能構成の一例がブロック図で示されている。携帯端末50Eは、機能構成として、送受信制御部501及び表示制御部502を有する。送受信制御部501及び表示制御部502は、CPUがROMに記憶されたプログラムを読み出し、実行することにより実現される。
送受信制御部501によって制御される無線通信I/Fは、管理サーバ20、第1操作端末30A、第2操作端末30B、第3操作端末30C、第4操作端末30D及び車両40Eと無線通信可能である。
表示制御部502はディスプレイ51を制御する。即ち、表示制御部502は、例えば、無線通信I/Fが受信した情報及びタッチパネルを介して入力された情報をディスプレイ51に表示させる。ディスプレイ51のタッチパネルによって入力された情報は、無線通信I/Fが外部へ送信可能である。
(作用並びに効果)
次に、本実施形態の作用並びに効果について、図9~図14のフローチャートを利用しながら説明する。
次に、本実施形態の作用並びに効果について、図9~図14のフローチャートを利用しながら説明する。
車両40EのCPU41Aは、所定時間が経過する毎に、図9のフローチャートの処理を繰り返し実行する。
まずステップS10において、CPU41Aは、車両40EのIG-SW401がオン状態にあるか否かを判定する。
ステップS10においてYesと判定したCPU41Aは、ステップS11へ進み、車両40Eが会員が所有する車両であるか否かを判定する。ECU41のROM41B又はストレージ41Dには、車両40Eの所有者が会員であるか否かを表す情報が記録されている。CPU41Aはこの情報に基づいて、ステップS11の処理を実行する。
ステップS11においてYesと判定したCPU41Aは、ステップS12へ進み、IG-SW401がオン状態になってから駆動源ECU42、ブレーキECU43、カメラECU44、及び操舵ECU45が取得し且つECU41へ送信された車両関連データを管理サーバ20へ無線送信するように、無線通信I/F41Eを制御する。
ステップS12の処理を終えたCPU41Aは、ステップS13へ進み、非会員からデータ送信リクエストを受信したか否かを判定する。例えば、車両整備工場B又は中古車販売会社Dからデータ送信リクエストを受信した場合に、CPU41AはステップS13でYesと判定する。
ステップS13においてYesと判定したCPU41Aは、ステップS14へ進み、ROM41B又はストレージ41Dに記録された特定データを、データ送信リクエストの送信主体へ無線送信するように、無線通信I/F41Eを制御する。
ステップS14の処理を終えたとき又はステップS11、S13でNoと判定したとき、ECU41のCPU41Aは図9のフローチャートの処理を一旦終了する。
携帯端末50EのCPUは、所定時間が経過する毎に、図10のフローチャートの処理を繰り返し実行する。なお、システム参加用アプリケーション(プログラム)が起動されているものとする。
まずステップS20において、CPUは、ディスプレイ51を利用して車両40Eに関する車両関連データが入力されたか否かを判定する。この車両関連データには、例えば、車両40Eが、過去に車両整備工場Bで受けた整備及び点検に関する情報、ユーザーUE自身が行った整備及び点検に関する情報、過去に車両40Eが水没したことを表す情報、並びに過去に車両40Eが衝突事故に巻き込まれたことを表す情報が含まれる。さらに、この車両関連データに、車両40Eの画像データ、及び、車両整備工場Bで整備を受けたことを示す証明書のデータが含まれてもよい。
ステップS20においてYesと判定したCPUは、ステップS21へ進み、ディスプレイ51を利用して送信処理要求が入力されたか否かを判定する。
ステップS21においてYesと判定したCPUは、ステップS22へ進み、入力された車両関連データを管理サーバ20へ無線送信するように、無線通信I/Fを制御する。
ステップS22の処理を終えたとき又はステップS20、S21でNoと判定したとき、携帯端末50EのCPUは図10のフローチャートの処理を一旦終了する。
第1操作端末30A及び第3操作端末30CのCPU31Aは、所定時間が経過する毎に、図11のフローチャートの処理を繰り返し実行する。
まずステップS30において、第1操作端末30A及び第3操作端末30CのCPU31Aは、会員が所有する車両の新規な車両関連データが、ROM31B又はストレージ31Dに記録されたか否かを判定する。例えば、第1操作端末30Aで整備及び点検を受けた車両40Eの車両関連データであり且つ第1操作端末30AのROM31B及びストレージ31Dに登録されていない車両関連データが、入力装置32を介して第1操作端末30Aに入力され且つROM31B又はストレージ31Dに記録されたときに、CPU31AはステップS30でYesと判定する。この場合の車両関連データには、例えば、車両40Eのオイル交換が行われたことを表す情報、車両40Eのタイヤが交換されたことを表す情報、車両40Eのボディの修理が行われたことを表す情報、及び車両40Eのカーオーディオの修理が行われたことを表す情報が含まれる。この場合、車両40Eの無線通信I/F41Eから無線送信された車両関連データを第1操作端末30Aの無線通信I/F31Eが受信し、受信した車両関連データをROM31B又はストレージ31Dに記録してもよい。また、車両40Eと第1操作端末30Aとをケーブルで接続し、このケーブルを介して、車両40Eの車両関連データを第1操作端末30Aが受信し、受信した車両関連データをROM31B又はストレージ31Dに記録してもよい。
ステップS30の処理を終えたCPU31AはステップS31へ進み、ステップS30で記録された車両関連データを管理サーバ20へ無線送信するように、無線通信I/F31Eを制御する。
ステップS31の処理を終えたとき又はステップS30でNoと判定したとき、第1操作端末30A及び第3操作端末30CのCPU31Aは図11のフローチャートの処理を一旦終了する。
管理サーバ20のCPU21Aは、所定時間が経過する毎に、図12のフローチャートの処理を繰り返し実行する。
まずステップS40において、管理サーバ20のCPU21Aは、会員が所有する車両の新規な車両関連データを、無線通信I/F21Eが受信したか否かを判定する。例えば、第1操作端末30Aで整備及び点検を受けた車両40Eの車両関連データであり且つ管理サーバ20のROM21B及びストレージ21Dに登録されていない車両関連データを無線通信I/F21Eが第1操作端末30Aから受信したとき、CPU21AはステップS40でYesと判定する。
ステップS40においてYesと判定したCPU21Aは、ステップS41へ進み、受信した新規な車両関連データをROM21B又はストレージ21Dに記録する。
ステップS41の処理を終えたとき又はステップS40でNoと判定したとき、管理サーバ20のCPU21Aは図12のフローチャートの処理を一旦終了する。
第1操作端末30A、第2操作端末30B、第3操作端末30C及び第4操作端末30DのCPU31Aは、所定時間が経過する毎に、図13のフローチャートの処理を繰り返し実行する。
まずステップS50において、第1操作端末30A、第2操作端末30B、第3操作端末30C及び第4操作端末30DのCPU31Aは、自身を有する操作端末が特定会員のものであるか否かを判定する。ステップS50の判定主体が第1操作端末30A又は第3操作端末30CのCPU31Aの場合、CPU31AはステップS50でYesと判定してステップS51へ進む。
ステップS51へ進んだCPU31Aは、データ送信リクエストの送信要求が、自身を有する操作端末の入力装置32から入力されたか否かを判定する。このデータ送信リクエストは、特定の車両に関する車両関連データの管理サーバ20に対する送信要求である。例えば、車両整備工場Aに車両40Eが整備及び点検を受けにきた場合に、第1操作端末30Aは管理サーバ20に対して車両40Eの過去のオイル交換情報の送信を要求する。
ステップS51においてYesと判定したCPU31Aは、ステップS52へ進み、データ送信リクエストを管理サーバ20へ無線送信するように、無線通信I/F31Eを制御する。
ステップS52の処理を終えたCPU31AはステップS53へ進み、管理サーバ20から新規な一般データ(車両関連データ)を受信したか否かを判定する。例えば、第1操作端末30Aが管理サーバ20から車両40Eのオイル交換情報を受信した場合、第1操作端末30AのCPU31AはステップS53でYesと判定する。
ステップS53においてYesと判定したCPU31Aは、ステップS54へ進み、受信した車両関連データをROM31B又はストレージ31Dに記録する。
ステップS54の処理を終えたCPU31AはステップS55へ進み、ステップS54においてROM31B又はストレージ31Dに記録された一般データ(車両関連データ)をディスプレイ33に表示させる。例えば、車両関連データが、第1操作端末30Aのディスプレイ33に表示される。この場合、車両整備工場Aの作業者は、受信した車両関連データを参照しながら車両の整備及び点検を行える。例えば、ステップS55において、第1操作端末30Aのディスプレイ33に車両40Eの過去のオイル交換情報が表示された場合、作業者は、このオイル交換情報に基づいて、車両40Eのオイルを交換するか否かの判断を行える。
また、CPU31AがステップS50においてNoと判定した場合、CPU31AはステップS56へ進み、特定データの送信を要求するデータ送信リクエストを、管理サーバ20及び車両の少なくとも一方へ送信したか否かを判定する。例えば、第4操作端末30Dの入力装置32を利用して、車両40Eの事故履歴情報を求めるデータ送信リクエストが入力された場合に、第4操作端末30DのCPU31AはステップS56でYesと判定して、ステップS57へ進む。
ステップS57においてCPU31Aは、データ送信リクエストを管理サーバ20及び車両の少なくとも一方へ無線送信するように、無線通信I/F31Eを制御する。
ステップS57の処理を終えたCPU31AはステップS58へ進み、車両から特定データを受信したか否かを判定する。例えば、ステップS56で第4操作端末30Dが、車両40Eの事故履歴情報データを求めるデータ送信リクエストを送信し且つ事故履歴情報データが特定データの場合、ステップS58において、第4操作端末30Dの無線通信I/F31Eが車両40Eから事故履歴情報データを受信する。
ステップS58においてYesと判定したCPU31AはステップS55へ進む。即ち、特定データは、第2操作端末30B及び第4操作端末30DのROM31B及びストレージ31Dに記録されない。さらに上述のように、第2操作端末30B及び第4操作端末30Dのディスプレイ33に特定データを表示できる時間が所定時間に制限されている。例えば、ステップS55において、第4操作端末30Dのディスプレイ33に車両40Eの過去の事故履歴情報が表示された場合は、中古車販売会社Dの従業員は、この事故履歴情報に基づいて、車両40Eの売買価格を決定できる。
ステップS55の処理を終えたとき又はステップS51、53、56、58でNoと判定したとき、第1操作端末30A、第2操作端末30B、第3操作端末30C及び第4操作端末30DのCPU31Aは図13のフローチャートの処理を一旦終了する。
管理サーバ20のCPU21Aは、所定時間が経過する毎に、図14のフローチャートの処理を繰り返し実行する。
まずステップS60において、管理サーバ20のCPU21Aは、第1操作端末30A、第2操作端末30B、第3操作端末30C、第4操作端末30Dからデータ送信リクエストを受信したか否かを判定する。
ステップS60においてYesと判定したCPU21Aは、ステップS61へ進み、データ送信リクエストの送信主体が特定会員であるか否かを判定する。
ステップS61においてYesと判定したCPU21Aは、ステップS62へ進み、データ送信リクエストを送信した特定会員(第1操作端末30A、第3操作端末30C)へ、要求された車両の車両関連データを無線送信するように無線通信I/F21Eを制御する。
一方、ステップS61においてNoと判定したCPU21Aは、ステップS63へ進み、データ送信リクエストの送信主体が非会員であるか否かを判定する。
ステップS63においてYesと判定したCPU21Aは、ステップS64へ進み、データ送信リクエストの対象である特定データに対応する車両へ、要求された特定データを無線送信するように無線通信I/F21Eを制御する。
ステップS62の処理を終えたとき又はステップS60、S61でNoと判定したとき、管理サーバ20のCPU21Aは図13のフローチャートの処理を一旦終了する。
以上説明したように本実施形態では、管理サーバ20のCPU21Aが、車両関連データを利用することを要求する要求者が、システム10(管理サーバ20)に登録された特定会員(特定要求者)か否かを判定する。さらに管理サーバ20のCPU21Aは、要求者が特定会員であると判定した場合は、特定会員に車両関連データ(一般データ)を提供する。さらに管理サーバ20のCPU21Aは、要求者が非会員であると判定した場合は、この要求者が、車両から車両関連データ(特定データ)を取得することを許容する。このようにシステム10に登録された者である特定会員だけでなく、非会員も車両関連データを取得できる。そのため本実施形態のシステム10は、車両関連データを多くの者に提供できる。
さらに特定会員はシステム10に登録された者であるため、特定会員から特定会員ではない第三者へ車両関連データが渡り難い。即ち、システム10に登録されていない者が車両関連データを取得した場合に、この者が第三者に無断で車両関連データを渡す可能性より、特定会員が特定会員ではない第三者へ車両関連データを渡す可能性は低い。
また、特定会員でない要求者(非会員)は、車両関連データを、車両からのみ取得可能である。そのため、非会員である要求者が、車両及び管理サーバ20から車両関連データを取得できる場合と比べて、車両関連データが不特定多数の者に渡り難い。
さらに本実施形態のシステム10は、非会員である車両関連データの取得に対して所定の制限を掛ける。即ち、管理サーバ20及び車両40Eから非会員である第2操作端末30B及び第4操作端末30Dへ、特定データへの期限付きアクセス権が付与される。そのため、車両関連データが、非会員から不特定多数の者に渡り難い。さらに、非会員は特定データにのみアクセス可能であり、且つ、非会員には特定データへの期限付きアクセス権が付与されるので、本実施形態のシステム10は、車両関連データを取得することを希望する非会員に対して、特定会員になる動機を与えられる。
以上、実施形態に係る情報処理装置、情報処理方法及びプログラムについて説明したが、情報処理装置、情報処理方法及びプログラムは本発明の要旨を逸脱しない範囲内において、適宜設計変更可能である。
例えば、全ての車両関連データを特定データとしてもよい。但し、この場合は、非会員が特定データにアクセスできる時間を、特定会員が一般データにアクセスできる時間より短くするのが好ましい。
また、一部の車両関連データのみが特定データの場合は、非会員に対して期限付きアクセス権が付与されなくてもよい。
非会員からデータ送信リクエストを受けた車両が、特定会員から車両関連データ(特定データ)を無線通信により受信し、受信された車両関連データ(特定データ)を車両のROM41B又はストレージ41Dに記録したり、この車両関連データを非会員へ送信したりしてもよい。
会員の車両が、データ送信リクエストを受信していない場合においても、管理サーバ20及び特定会員の少なくとも一方から車両関連データを無線通信により受信し、受信された車両関連データを車両のROM41B又はストレージ41Dに記録してもよい。このようにすれば、例えば管理サーバ20が故障している場合においても、特定会員は、車両から車両関連データを取得できる。
特定会員が、自身とは別の特定会員から車両関連データを無線通信により受信してもよい。
管理サーバ20、第1操作端末30A、第2操作端末30B、第3操作端末30C、第4操作端末30D、車両40E、及び携帯端末50Eに含まれる複数のもの同士が、互いに有線ネットワークを介して各データの送受信を行ってもよい。
システム10が、ブロックチェーンを利用して構築されてもよい。この場合のブロックチェーンの種類は限定されない。例えば、この場合のブロックチェーンは、特定会員がノードを構成するコンソーシアム型のブロックチェーンであってもよい。
10 車両関連データ流通システム(システム)
20 管理サーバ(情報処理装置)
21A CPU(プロセッサ)
21B ROM(記録装置)
21D ストレージ(記録装置)
30A 第1操作端末(要求者)(特定要求者)
30B 第2操作端末(要求者)
30C 第3操作端末(要求者)(特定要求者)
30D 第4操作端末(要求者)
40E 車両(情報処理装置)
41A CPU(プロセッサ)
20 管理サーバ(情報処理装置)
21A CPU(プロセッサ)
21B ROM(記録装置)
21D ストレージ(記録装置)
30A 第1操作端末(要求者)(特定要求者)
30B 第2操作端末(要求者)
30C 第3操作端末(要求者)(特定要求者)
30D 第4操作端末(要求者)
40E 車両(情報処理装置)
41A CPU(プロセッサ)
Claims (7)
- プロセッサを備え、
前記プロセッサは、
車両に関連するデータである車両関連データの提供を受けることを要求する要求者が、前記プロセッサを有するシステムに登録された者である特定要求者か否かを判定し、
前記要求者が前記特定要求者であると判定した場合は、前記要求者に前記車両関連データを提供し、
前記要求者が前記特定要求者でないと判定した場合は、前記要求者に前記車両関連データを提供せず、前記要求者が前記車両から前記車両関連データを取得することを許容する情報処理装置。 - 前記プロセッサは、前記要求者が前記特定要求者であると判定した場合は、前記プロセッサを有する管理サーバに記録された前記車両関連データを前記要求者に提供する請求項1に記載の情報処理装置。
- 前記プロセッサは、前記特定要求者ではない前記要求者による前記車両関連データの取得に対して所定の制限を掛ける請求項1又は請求項2に記載の情報処理装置。
- 前記プロセッサは、前記特定要求者ではない前記要求者に、前記車両関連データに対する期限付きアクセス権を付与する請求項3に記載の情報処理装置。
- 前記車両が、前記プロセッサによって制御される記録装置から、前記車両関連データを受信可能である請求項1~4の何れか1項に記載の情報処理装置。
- プロセッサが、
車両に関連するデータである車両関連データの提供を受けることを要求する要求者が、前記プロセッサを有するシステムに登録された者である特定要求者か否かを判定し、
前記要求者が前記特定要求者であると判定した場合は、前記要求者に前記車両関連データを提供し、
前記要求者が前記特定要求者でないと判定した場合は、前記要求者に前記車両関連データを提供せず、前記要求者が前記車両から前記車両関連データを取得することを許容する情報処理方法。 - 車両に関連するデータである車両関連データの提供を受けることを要求する要求者が、プロセッサを有するシステムに登録された者である特定要求者か否かを判定する処理、
前記要求者が前記特定要求者であると判定した場合は、前記要求者に前記車両関連データを提供する処理、及び
前記要求者が前記特定要求者でないと判定した場合は、前記要求者に前記車両関連データを提供せず、前記要求者が前記車両から前記車両関連データを取得することを許容する処理を前記プロセッサに実行させるプログラム。
Priority Applications (1)
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---|---|---|---|
JP2022010391A JP2023109026A (ja) | 2022-01-26 | 2022-01-26 | 情報処理装置、情報処理方法及びプログラム |
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2022
- 2022-01-26 JP JP2022010391A patent/JP2023109026A/ja active Pending
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