JP2023108666A - 健康管理装置、健康管理システム、及び健康管理方法 - Google Patents

健康管理装置、健康管理システム、及び健康管理方法 Download PDF

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Abstract

Figure 2023108666000001
【課題】メンタルヘルス不調の発生を適切に予測する健康管理装置、健康管理システム及び健康管理方法を提供する。
【解決手段】サーバと、ユーザ情報取得装置と、管理用端末とが、夫々相互に通信可能な健康管理システムにおいて、健康管理装置100は、ユーザ情報取得部111と、推定情報生成部112と、健康状態判定部113と、出力部114と、を備える。ユーザ情報取得部は、ユーザに対して発生したイベントに関する情報を含むユーザ情報を取得する。推定情報生成部は、ユーザ情報と、あらかじめ記憶部に記憶され、イベントに対応づけられたストレス度に関する兆候パターンを含む参照情報と、に基づいて、ユーザの現在及び将来の所定の時点における健康状態を推定した推定情報を生成する。健康状態判定部は、推定情報に基づいて、ユーザの現在及び将来の所定の時点における健康状態を判定する。出力部は、健康状態判定部で判定した結果を出力する。
【選択図】図3

Description

本発明は、健康管理装置、健康管理システム、及び健康管理方法に関する。
近年、経済、産業構造が変化する中で、仕事や職業生活に関する強い不安、悩み、ストレスを感じている従業員の割合が高くなる傾向があり、企業は、ストレスチェックテストの実施や産業医による面談の実施等、従業員に対してメンタルヘルス対策を講じている。メンタルヘルス対策を支援する手段として、例えば、メンタルヘルス不調の予兆を管理するシステムが提案されている。特許文献1には、人の心的健康状態を推定可能な健康管理装置が開示されている。特許文献1に開示された健康管理装置は、センサーやアンケートの実施により取得したデータに基づいて従業員のメンタルヘルス状態を判定する。
特開2016-200955号公報
従業員がメンタルヘルス不調となる原因は、職場や自宅での環境において日々発生する事象(イベント)や環境自体に関係する様々な要因に起因する。また、メンタルヘルス不調は、メンタルヘルスチェックの時点て発生しているものに限られず、様々な要因によって、例えば、数か月後などの将来において発生する場合がある。そのため、特許文献1で開示された健康管理装置において判定が実施された時点においては、メンタルヘルス不調が発生していない場合であっても、その判定が実施された数か月後にメンタルヘルス不調が発生する場合がある。すなわち、メンタルヘルス不調の早期発見や予防の観点からも、適切にメンタルヘルス不調の予測が可能となる手段が必要とされる。
本発明は、このような従来技術が有する課題に鑑みてなされたものである。そして本発明の目的は、メンタルヘルス不調の発生を適切に予測することが可能な健康管理装置を提供することにある。
本発明の態様に係る健康管理装置は、ユーザに対して発生したイベントに関する情報を含むユーザ情報を取得するユーザ情報取得部と、ユーザ情報と、あらかじめ記憶部に記憶され、イベントに対応づけられたストレス度に関する兆候パターンを含む参照情報と、に基づいて、ユーザの現在及び将来の所定の時点における健康状態を推定した推定情報を生成する推定情報生成部と、推定情報に基づいて、ユーザの現在及び将来の所定の時点における健康状態を判定する健康状態判定部と、健康状態判定部で判定された結果を出力する出力部と、を備える。
本発明の他の態様に係る健康管理システムは、ユーザ情報取得装置と、健康管理装置と、を備える健康管理システムであって、ユーザ情報取得装置は、ユーザの生体情報及び/又は行動情報を含むユーザ情報を取得し、取得したユーザ情報を健康管理装置へ送信し、健康管理装置は、ユーザに対して発生したイベントに関する情報を含むユーザ情報を取得するユーザ情報取得部と、ユーザ情報と、あらかじめ記憶部に記憶され、イベントに対応づけられたストレス度に関する兆候パターンを含む参照情報と、に基づいて、ユーザの現在及び将来の所定の時点における健康状態を推定した推定情報を生成する推定情報生成部と、推定情報に基づいて、ユーザの現在及び将来の所定の時点における健康状態を判定する健康状態判定部と、健康状態判定部で判定された結果を出力する出力部と、を有する。
本発明の他の態様に係る健康管理方法は、コンピュータによって実行される健康管理方法であって、ユーザに対して発生したイベントに関する情報を含むユーザ情報を取得し、ユーザ情報と、あらかじめ記憶部に記憶され、イベントに対応づけられたストレス度に関する兆候パターンを含む参照情報と、に基づいて、ユーザの現在及び将来の所定の時点における健康状態を推定した推定情報を生成し、推定情報に基づいて、ユーザの現在及び将来の所定の時点における健康状態を判定し、健康状態に対し判定された結果を出力する。
本発明によれば、メンタルヘルス不調の発生を適切に予測することが可能な健康管理装置を提供することができる。
第1の実施形態に係る健康管理システムの構成を示す図である。 第1の実施形態に係る健康管理システムのサーバの構成を示すブロック図である。 第1の実施形態に係る健康管理装置の機能的構成を示すブロック図である。 第1の実施形態に係る健康管理システムのユーザ情報及び推定情報について説明するための図である。 第1の実施形態に係る健康管理システムの参照情報について説明するための図である。 第1の実施形態に係る健康管理システムにおける兆候パターンの一例を示す図である。 第1の実施形態に係る健康管理システムにおける兆候パターンの一例を示す図である。 第1の実施形態に係る健康管理システムにおける兆候パターンの一例を示す図である。 第1の実施形態に係る健康管理システムにおける兆候パターンの一例を示す図である。 第1の実施形態に係る健康管理システムの健康状態判定処理について説明するための図である。 第1の実施形態に係る健康管理システムの健康状態判定処理について説明するための図である。 第1の実施形態に係る健康管理システムの健康状態判定処理について説明するための図である。 第1の実施形態に係る健康管理システムの判定結果について説明するための図である。 第1の実施形態に係る健康管理装置における健康管理処理の一例を示すフローチャートである。 第2の実施形態に係る健康管理システムにおける健康状態判定部について説明するためのブロック図である。
以下、図面を用いて本実施形態に係る健康管理装置100について詳細に説明する。なお、図面の寸法比率は説明の都合上誇張されており、実際の比率と異なる場合がある。また、以下の図面の記載において、同一又は類似の部分には同一又は類似の符号を付している。
(健康管理システム1の概要)
本実施形態に係る健康管理システム1は、従業員に関する各種情報を取得し、取得した情報に基づいて、メンタルヘルス不調の発生の有無や発生時期を予測するものである。なお、本実施形態において健康管理システム1は、メンタルヘルス不調に対応する健康管理に適用した場合の例について説明する。以下に、健康管理システム1について幾つかの具体的な実施形態を参照して説明する。
(第1の実施形態)
図1は、第1の実施形態に係る健康管理システム1の概略構成を示す図である。図1に示すように、健康管理システム1は、サーバ10と、ユーザ情報取得装置20と、管理用端末30と、を含んで構成される。また、健康管理システム1は、ネットワーク40により、サーバ10と、ユーザ情報取得装置20と、管理用端末30とが、それぞれ相互に通信可能な構成としてもよい。また、健康管理システム1は、医療機関端末50を含んで構成してもよい。
サーバ10は、健康管理システム1において、取得した従業員に関する各種情報に基づいて、メンタルヘルス不調の発生の有無や発生時期を予測するものである。サーバ10の詳細については、後述する。
ユーザ情報取得装置20は、例えば、ユーザ端末20a、従業員カード20b、体組成計20c、及び/又はウェアラブル端末20d等が含まれる。ユーザ端末20aは、従業員が業務によって使用するPCであって、例えば、ユーザ端末20aの使用時間等が取得される。また、ユーザ端末20aにおいては、従業員に対して発生した各種イベントに関し、従業員自らが入力することにより、ユーザ情報が取得される。例えば、結婚や弔事など従業員に対して発生したイベントに対し、従業員が会社に対して申請することで、ユーザ情報が取得される。
従業員カード20bは、各従業員に配布されたカードであって、例えば、出退勤の管理に用いられる。体組成計20cは、従業員の体重や体脂肪を測定するための装置であり、自宅や会社、又はトレーニングジム等に設置される。ウェアラブル端末20dは、従業員が日頃装着する装置であり、心拍数等の生体情報を測定する。なお、ユーザ情報取得装置20で取得されたユーザ情報は、ユーザ情報取得装置20に設けられた通信機能により、ネットワーク40を介して、サーバ10に送られる。
すなわち、ユーザ情報取得装置20は、ユーザ(従業員)の生体情報、行動情報及び/又はユーザに対して発生したイベントに関する情報を含むユーザ情報を取得し、取得したユーザ情報を健康管理装置100へ送信する。健康管理装置100は、ユーザの日常におけるイベントをユーザ情報として取得することが可能となり、様々なイベントに基づいて健康状態に対する推定情報を生成することにより、適切にメンタルヘルス不調を予測することが可能となる。
管理用端末30は、ネットワーク40を介してサーバ10と通信可能な端末であり、サーバ10に格納された各種情報の閲覧を可能とするための端末である。また、管理用端末30は、健康管理を行う者や、人事等の担当者の管理用端末として実現してもよい。健康管理を行う者や人事等の担当者が管理用端末30を介して、従業員の健康状態や予測状況を把握することが可能となる。なお、管理用端末30は、例えば、PC30a(Personal computer)やモバイル端末30bとして構成される。以降、管理用端末30として、PC30aとモバイル端末30bとをそれぞれを区別して説明する必要がない場合は、単に「管理用端末30」と表記する。
ネットワーク40は、上述の通り、サーバ10と、ユーザ情報取得装置20と、管理用端末30とが、それぞれ相互に通信可能とするためのネットワークであり、有線、及び/又は無線で構成される。なお、ネットワーク40における、有線及び無線の種別は本実施形態の構成を限定するものではない。
医療機関端末50は、例えば、従業員に対して健康診断を実施し、健康診断の結果を保持する。また、医療機関端末50の健康診断結果等の情報は、ネットワーク40を介してサーバ10や管理用端末30に送信される構成としてもよい。
(サーバ10の構成)
図2は、サーバ10の構成を示すブロック図である。サーバ10は、図2に示すように、健康管理装置100を機能として備える。本実施形態において、この健康管理装置100は、制御部110と、記憶部120と、入出力IF130(Interface)と、通信IF140と、を備える一般的なコンピュータによって構成される。制御部110及び記憶部120の詳細については後述する。
入出力IF130は、例えば、ユーザがサーバ10との間においてデータをやり取りするための構成要素(インタフェース)である。入出力IF130は、例えば、入力IFと、出力IFとを備える(図示なし)。
入出力IF130における入力IFは、ユーザによるさまざまな情報を入力するためのインタフェース機能を有し、サーバ10の外部より情報が入力される。入力IFには、サーバ10と接続された、例えば、キーボード、マウス、タッチパネル、トラックボール、及び、音声認識デバイス等を通じてユーザによって情報が入力される。また、入力IFは、外部記憶装置(図示なし)等からデータを入力するためのデータ入力端子として、情報を入力することができる。
入出力IF130における出力IFは、サーバ10に接続された表示装置(図示なし)に、後述のユーザ情報や判定結果を表示させる。表示装置は、例えば、ディスプレイ装置、プロジェクター装置などである。
通信IF140は、ネットワーク40を介して、サーバ10と、ユーザ情報取得装置20、管理用端末30、及び/又は医療機関端末50との相互の通信を可能にするためのインタフェースである。
(健康管理装置100の機能的構成)
図3は、健康管理装置100の機能的構成を示すブロック図である。健康管理装置100の制御部110は、ユーザ情報取得部111と、推定情報生成部112と、健康状態判定部113と、出力部114と、を機能として備える。
制御部110は、例えば、オペレーティングシステムを動作させて、サーバ10全体を制御する。さらに、制御部110は、記憶部120に格納されたプログラムに基づいて動作し、ユーザ情報取得部111と、推定情報生成部112と、健康状態判定部113と、出力部114と、に備える各機能を実行する。なお、プログラムは、記憶部120に格納される形態に限定されず、例えば、健康管理装置100内の、ROM(Read Only Memory)等(図示なし)に記憶された構成としてもよい。
記憶部120は、図3に示すように、ユーザ情報DB121(DB:Database)と、参照情報DB122と、推定情報DB123と、判定結果DB124とに含まれる情報をデータとして格納する。なお、これらの各データを格納する記憶部120は、1つであっても複数であってもよい。例えば、1つの記憶部120に対し、領域を分けて記憶する構成としてもよい。あるいは、物理的に離れた場所に設置された複数の記憶装置に、データが分散して格納されていてもよい。
ユーザ情報取得部111は、ユーザ情報取得装置20で取得したユーザ情報を、ネットワーク40を介して取得し、ユーザ情報DB121に格納する。また、ユーザ情報取得部111は、医療機関端末50で取得した従業員の健康診断の結果をユーザ情報として取得してもよい。ユーザ情報は、ユーザに対して発生したイベントに関する情報であり、本実施形態において、ユーザ情報は、従業員に対して発生したイベントに関する情報である。また、ユーザ(従業員)に対して発生したイベントは、例えば、仕事においては、移動、勤務地変更、昇格などに該当し、家庭においては、引っ越しや介護等のイベントが含まれる。また、ユーザ(従業員)に対して発生したイベントは、日常業務における残業の増加や食事量の増減、また、健康診断やストレスチェックの結果等も含まれる。図4に、ユーザ情報DB121に格納されたユーザ情報の一例を示す。図4に示すように、ユーザ情報は、発生したイベントの内容、発生日、経過時間、及び状態に関する情報を含む。
図4に示す例においては、「有給頻度増加」、「遅刻頻度増加」、「残業時間増加」、及び「PC使用時間増加」がユーザ情報として取得された場合の例を示している。ユーザ情報において、発生日は当該イベントが発生した日を示し、経過時間は、当該イベントが発生してからの経過時間を示す。また、ユーザ情報における状態は、イベントに関係し問題が発生している場合にその旨の情報が付与される。例えば、「残業時間増加」において、増加量が極端に多い場合などに該当する。
推定情報生成部112は、ユーザ情報DB121に格納されたユーザ情報と、参照情報DB122に格納された参照情報とに基づいて、推定情報を生成し、推定情報DB123に格納する。具体的には、推定情報生成部112は、ユーザ情報と、イベントに対応づけられたストレス度に関する兆候パターンを含む参照情報と、に基づいて、ユーザの現在及び将来の所定の時点における健康状態を推定した推定情報を生成する。本実施形態において、参照情報DB122に格納された参照情報とは、各イベントに対応したストレス度の兆候パターン及び重みに関する値(重み情報)である。また、推定情報生成部112は、兆候パターンに重み情報を乗算した結果に基づいて推定情報を生成する。
図5に参照情報DB122に格納された参照情報の一例を示す。図5に示すように、参照情報は、イベントの内容を示す情報と、イベントの一部に対して詳細内容を示す情報と、兆候パターンと、重みを示す情報とが含まれる。なお、参照情報DB122に記載の内容や値は、入出力IF130や通信IF140を介して、ユーザごとにカスタマイズしてもよい。これにより、ユーザに応じた兆候パターンや重みを用いて推定情報を生成することが可能となり、よりメンタルヘルス不調の発生を適切に予測することが可能となる。
本実施形態において、兆候パターンは、各イベントに対応したパターンであって、時間とストレス度との関係を示すパターンである。図6A~図6Dに兆候パターンの一例を示す。図6A~図6Dは、横軸を時間軸とし、縦軸をストレス度に割り当て、時間の経過とストレス度との関係を示す図である。また、図6A~図6Dの横軸の時間軸のスケールは、例として1年の時間スケールである場合を示しているが、このスケールは本実施形態の構成を限定するものではない。例えば、兆候パターンの横軸(時間軸)のスケールは、対応する各イベント等に応じて数週間から数年という具合に異なる構成としてもよい。このように、兆候パターンの横軸(時間軸)をイベントに応じて異なる構成とすることにより、より詳細なパターンの組み合わせが可能となり、よりメンタルヘルス不調の発生を適切に予測することが可能となる。
図6Aは、イベント発生からストレス度が上昇し、しばらくの期間、ストレス度が低下しない場合の例を示す。図6Bは、イベント発生からストレス度が上昇し、その後、ストレス度が低下する場合の例を示す。すなわち図6Bに示す例は、イベント発生直後は強いストレス度が発生するが、その後、ストレス度が落ち着く場合に該当する。
図6Cは、イベント発生からしばらくの期間は、ストレス度は緩やかに上昇し、その後、ストレス度が急激に上昇する場合の兆候パターンの例を示す。
図6Dは、イベント発生から所定の期間略一定の割合でストレス度が掛かる場合の例を示す。すなわち図6Dに示す例は、急激なストレス度の上昇は発生しないが、ある一定の割合のストレス度が掛かり続ける場合の兆候パターンの例を示している。
参照情報に含まれる各イベントに対する重みは、イベントに対するストレス度の影響度を示す重みである。本実施形態において、この重みの値が大きいほど、ストレス度に対する影響度が大きくなるものとする。
推定情報生成部112は、各イベントの兆候パターンと、重みとに基づいて、推定情報を生成する。図4に示す例においては、現在の時点で発生した「有給頻度増加」と、3か月前に発生した「遅刻頻度増加」と、半年前に発生した「残業時間増加」及び「PC使用時間増加」とに基づいて、推定情報を生成する例を示している。例えば、「現在」の時点において、兆候パターンが「A」の「有給頻度増加」は、図6Aに示すようにストレス度が無く、兆候パターンに示す値と、重みとを乗算した値は「0」となる。また、「現在」の時点において、兆候パターンが「A」の「遅刻頻度増加」は、3か月経過しているため、図6Aに示すようにストレス度は、約「0.7」を示し、兆候パターンに示す値と、重みとを乗算した値は「2.1」となる。
上述の通り、推定情報生成部112は、例えば、「現在」、「3か月後」、及び「半年後」における兆候パターンと重みとを乗算した値を算出し、その合計を算出することで、推定情報を生成する。図4に示す例においては、「現在」の推定情報は「2.95」、3か月後の推定情報は、「6.55」、半年後の推定情報が「8.05」である場合の例を示している。
健康状態判定部113は、推定情報DB123に格納された推定情報に基づいて、従業員の現在及び将来の所定の時点における健康状態を判定し、判定結果DB124に格納する。本実施形態において、健康状態判定部113で判定される健康状態は、現在の健康状態及び将来の所定の時点における健康状態の予測値である。具体的には、健康状態判定部113は、現在、3か月後、及び半年後の健康状態について判定を行う。本実施形態において、健康状態判定部113は、現在、3か月後、及び半年後の健康状態を示す健康度が、所定の閾値を超えているか否かにより判定される。また、健康状態判定部113は、判定した結果を判定結果DB124に格納する。なお、本実施形態において、健康状態を示す健康度は、推定情報生成部112で生成された推定情報の値に相当する。
本実施形態において、所定の閾値は、該当する各イベントの重みの合計の半分の値である。例えば、図4に示す例においては、重みの合計が「10」であり、閾値は重みの合計の半分である「5」と設定する。なお、この閾値を重みの合計の半分とする構成は、本実施形態の構成を限定するものではなく、重みの合計の半分より大きい又は小さい値を適用してもよい。また、閾値は、従業員に応じて可変とする構成としてもよい。
出力部114は、健康状態判定部113で判定され、判定結果DB124に格納された判定結果を、サーバ10の表示装置、又は管理用端末30の表示装置に出力する。図8は、本実施形態における判定結果の一例を示す図である。図8に示す例においては、従業員番号が「A0001」の従業員は、図7Aに示す健康度であるとする。この場合、図7Aにおいては、現在、3か月、及び半年後の時点において、健康度は閾値を超えていない。従って、出力される判定結果としては、図8に示すように「問題ありません」という内容の結果が出力される。
また、図8に示す例において、従業員番号が「A0002」の従業員は、図7Bに示す健康度であるとする。この場合、図7Bにおいては、半年後の時点において、健康度が閾値を超えている。従って、出力される判定結果としては、図8に示すように「半年後の健康状態を確認ください」という内容の結果が出力される。これにより、健康管理者は、半年後に、この従業員に対して、メンタルヘルス不調のチェックを行う。また、健康管理者は、現在から半年後までの期間において、何度かこの従業員のメンタルヘルス不調のチェックを行うことで、メンタルヘルス不調の発生を防ぐことが可能となる。
さらに、図8に示す例において、従業員番号が「A0003」の従業員は、例えば、図7Cに示す健康度であるとする。この場合、図7Cにおいては、現在及び3か月後の時点において、健康度が閾値を超えている。従って、出力される判定結果としては、図8に示すように「現在及び3か月後の健康状態を確認ください」という内容の結果が出力される。これにより、健康管理者は、現在及び3か月後に、この従業員に対して、メンタルヘルス不調のチェックを行う。また、健康管理者は、現在から3か月後までの期間において、何度かこの従業員のメンタルヘルス不調のチェックを行うことで、メンタルヘルス不調の発生を防ぐことが可能となる。
(健康管理装置100の処理フローの概略)
次に、図9に示すフローチャートを用いて健康管理装置100における処理の流れを示す。図9のフローチャートに示す健康管理装置100の一連の動作は、健康管理装置100が起動されると開始され、作業終了により処理を終了する。また、図9に示すフローチャートは、電源オフや処理終了の割り込みによっても処理は終了する。また、以下のフローチャートの説明において、上述の健康管理システム1及び健康管理装置100の説明で記載した内容と同じ内容については、省略又は簡略化して説明する。
ステップS901において、ユーザ情報取得部111は、ユーザ情報取得装置20で取得したユーザ情報を、ネットワーク40を介して取得し、ユーザ情報DB121に格納する。また、ユーザ情報取得部111は、医療機関端末50で取得した従業員の健康診断の結果をユーザ情報として取得してもよい。次に処理はステップS902に進む。
ステップS902において、推定情報生成部112は、ユーザ情報DB121に格納されたユーザ情報と、参照情報DB122に格納された参照情報とに基づいて、推定情報を生成し、推定情報DB123に格納する。具体的には、推定情報生成部112は、ユーザ情報と、イベントに対応づけられたストレス度に関する兆候パターンを含む参照情報と、に基づいて、ユーザの現在及び将来の所定の時点における健康状態を推定した推定情報を生成する。次に処理はステップS903に進む。
ステップS903において、健康状態判定部113は、推定情報DB123に格納された推定情報に基づいて、従業員の現在及び将来の所定の時点における健康状態を判定し、判定結果DB124に格納する。次に処理はステップS904に進む。
ステップS904において、出力部114は、健康状態判定部113で判定され、判定結果DB124に格納された判定結果を、サーバ10の表示装置、又は管理用端末30の表示装置に出力する出力し、処理は終了する。
上述の通り、第1の実施形態に係る健康管理装置100は、ユーザ情報取得部111と、推定情報生成部112と、健康状態判定部113と、出力部114とを備える。ユーザ情報取得部111は、ユーザに対して発生したイベントに関する情報を含むユーザ情報を取得する。推定情報生成部112は、ユーザ情報と、あらかじめ記憶部120に記憶され、イベントに対応づけられたストレス度に関する兆候パターンを含む参照情報と、に基づいて、ユーザの現在及び将来の所定の時点における健康状態を推定した推定情報を生成する。健康状態判定部113は、推定情報に基づいて、ユーザの現在及び将来の所定の時点における健康状態を判定する。出力部114は、健康状態判定部113で判定された結果を出力する。
これにより、健康管理装置100は、従業員のメンタルヘルス不調の発生を適切に予測することが可能となる。
また、健康管理装置100の参照情報は、重み情報を含み、推定情報生成部112は、兆候パターンに重み情報を乗算した結果に基づいて推定情報を生成してもよい。これにより、健康管理装置100は、従業員に対して発生したイベントに対応した重み情報に基づくことにより、メンタルヘルス不調の予測の精度が向上し、より適切にメンタルヘルス不調を予測することが可能となる。
また、健康管理装置100の兆候パターンは、現在及び将来の所定の時点におけるストレス度を示す情報であって、対応するイベントに応じて時間軸のスケールが異なる構成としてもよい。これにより、健康管理装置100は、推定情報の生成に従業員に対して発生したイベントに対応した兆候パターンを用いることで、メンタルヘルス不調の予測の精度が向上し、より適切にメンタルヘルス不調を予測することが可能となる。
(第2の実施形態)
以上の通り、具体的な実施形態を一つ説明したが、上述した実施形態は例示であって実施形態を限定するものではない。例えば、上述の実施形態では、各イベントに対応する兆候パターンを用いて健康状態を判定する形態を例示した。ここではさらに、健康管理装置100において、機械学習によって生成された学習済モデルを健康状態判定部113aとして用いる第2の実施形態に係る健康管理装置100について、第1の実施形態と異なる構成について説明する。
第2の実施形態に係る健康管理装置100は、学習部150を備え、学習部150における機械学習によって生成された学習済モデルを健康状態判定部113aとして備える点で第1の実施形態に係る健康管理装置100と異なる。
図10は、第2の実施形態に係る健康状態判定部113aの生成について説明するための図である。
図10に示すように、学習部150の機械学習部151は、記憶部120の推定情報DB123及び健康状態DB125に記憶された推定情報及び健康情報を用いて学習を行う。なお、推定情報DB123に格納された推定情報は、上述の第1の実施形態において説明した推定情報と同じであるため、ここでは説明を省略する。
健康状態DB125に格納された健康状態は、健康管理の対象となる従業員の過去の健康状態を格納したものである。すなわち、推定情報生成部112で生成された推定情報と、それに対するユーザの過去の健康状態を記録した記録情報との関係を学習し、学習された学習済モデルを健康状態判定部113aとして用いる。この機械学習部151で生成された学習済モデルを健康状態判定部113aとして用いることで、健康状態判定部113aに入力情報として推定情報を入力した場合に、予測される健康状態が出力されることになる。これにより、従業員の各特性に応じた健康状態を予測することが可能となり、より適切に健康状態を判定することが可能となる。
上述の通り、第2の実施形態に係る健康管理装置100は、推定情報と、ユーザの過去の健康状態を記録した健康情報との関係を学習する学習部150を備えてもよい。また、第2の実施形態に係る健康管理装置100の健康状態判定部113は、学習部150で学習された学習済モデルである構成としてもよい。これにより、健康管理装置100は、従業員のメンタルヘルス不調の予測において、判定対象となる従業員に応じた健康状態の判定が可能となり、メンタルヘルス不調の予測の精度が向上し、より適切にメンタルヘルス不調を予測することが可能となる。
(他の実施形態)
実施形態につき、図面を参照しつつ詳細に説明したが、以上の実施形態に記載した内容により本実施形態が限定されるものではない。また、上記に記載した構成要素には、当業者が容易に想定できるもの、実質的に同一のものが含まれる。さらに、上記に記載した構成は適宜組み合わせることが可能である。また、実施形態の要旨を逸脱しない範囲で構成の種々の省略、置換又は変更を行うことができる。
上述した健康管理装置100における処理(健康管理方法)をコンピュータに実行させるコンピュータプログラム(健康管理プログラム)、及びそのプログラムを記録したコンピュータで読み取り可能な記録媒体は、本実施形態の範囲に含まれる。ここで、コンピュータで読み取り可能な記録媒体の種類は任意である。また、上記コンピュータプログラムは、上記記録媒体に記録されたものに限られず、電気通信回線、無線又は有線通信回線、インターネットを代表とするネットワーク等を経由して伝送されるものであってもよい。
以下に、健康管理装置100、健康管理システム1、及び健康管理方法の特徴について記載する。
第1の態様に係る健康管理装置100は、ユーザに対して発生したイベントに関する情報を含むユーザ情報を取得するユーザ情報取得部111を備える。また、健康管理装置100は、推定情報生成部112を備える。推定情報生成部112は、ユーザ情報と、あらかじめ記憶部120に記憶され、イベントに対応づけられたストレス度に関する兆候パターンを含む参照情報と、に基づいて、ユーザの現在及び将来の所定の時点における健康状態を推定した推定情報を生成する。また、健康管理装置100は、推定情報に基づいて、ユーザの現在及び将来の所定の時点における健康状態を判定する健康状態判定部113を備える。さらに、健康管理装置100は、健康状態判定部113で判定された結果を出力する出力部114を備える。
上記構成によれば、健康管理装置100は、従業員のメンタルヘルス不調の発生を適切に予測することが可能となる。
第2の態様に係る健康管理装置100の参照情報は、重み情報をさらに含んでもよい。また、健康管理装置100の推定情報生成部112は、兆候パターンに重み情報を乗算した結果に基づいて推定情報を生成してもよい。
上記構成によれば、健康管理装置100は、従業員に対して発生したイベントに対応した重み情報に基づくことにより、メンタルヘルス不調の予測の精度が向上し、より適切にメンタルヘルス不調を予測することが可能となる。
第3の態様に係る健康管理装置100の兆候パターンは、現在及び将来の所定の時点におけるストレス度を示す情報であって、対応するイベントに応じて時間軸のスケールが異なってもよい。
上記構成によれば、健康管理装置100は、推定情報の生成に従業員に対して発生したイベントに対応した兆候パターンを用いることで、メンタルヘルス不調の予測の精度が向上し、より適切にメンタルヘルス不調を予測することが可能となる。
第4の態様に係る健康管理装置100は、推定情報と、ユーザの過去の健康状態を記録した健康情報との関係を学習する学習部150をさらに備えてもよい。また、健康状態判定部113は、学習部150で学習された学習済モデルであってもよい。
上記構成によれば、健康管理装置100は、従業員のメンタルヘルス不調の予測において、判定対象となる従業員に応じた健康状態の判定が可能となり、メンタルヘルス不調の予測の精度が向上し、より適切にメンタルヘルス不調を予測することが可能となる。
第5の態様に係る健康管理システム1は、ユーザ情報取得装置20と、健康管理装置100と、を備える健康管理システム1である。ユーザ情報取得装置20は、ユーザの生体情報、行動情報及び/又はユーザに対して発生したイベントに関する情報を含むユーザ情報を取得し、取得したユーザ情報を健康管理装置へ送信する。健康管理装置100は、ユーザに対して発生したイベントに関する情報を含むユーザ情報を取得するユーザ情報取得部111を備える。また、健康管理装置100は、推定情報生成部112を備える。推定情報生成部112は、ユーザ情報と、あらかじめ記憶部120に記憶され、イベントに対応づけられたストレス度に関する兆候パターンを含む参照情報と、に基づいて、ユーザの現在及び将来の所定の時点における健康状態を推定した推定情報を生成する。また、健康管理装置100は、推定情報に基づいて、ユーザの現在及び将来の所定の時点における健康状態を判定する健康状態判定部113を備える。さらに、健康管理装置100は、健康状態判定部113で判定された結果を出力する出力部114を備える。
上記構成によれば、健康管理システム1は、従業員のメンタルヘルス不調の発生を適切に予測することが可能となる。
第6の態様に係る健康管理システム1のユーザ情報取得装置20は、ユーザが使用するユーザ端末20a、従業員カード20b、体組成計20c、及びウェアラブル端末20dの少なくとも一つを含んでもよい。
上記構成によれば、健康管理システム1は、ユーザの日常におけるイベントをユーザ情報として取得することが可能となり、様々なイベントに基づいて推定情報を生成することにより、適切にメンタルヘルス不調を予測することが可能となる。
第7の態様に係る健康管理方法はコンピュータによって実行される健康管理方法である。健康管理方法は、ユーザに対して発生したイベントに関する情報を含むユーザ情報を取得する。また、健康管理方法は、ユーザ情報と、あらかじめ記憶部120に記憶され、イベントに対応づけられたストレス度に関する兆候パターンを含む参照情報と、に基づいて、ユーザの現在及び将来の所定の時点における健康状態を推定した推定情報を生成する。また、健康管理方法は、推定情報に基づいて、ユーザの現在及び将来の所定の時点における健康状態を判定する。さらに、健康管理方法は、健康状態に対し判定された結果を出力する。
上記構成によれば、健康管理方法は、従業員のメンタルヘルス不調の発生を適切に予測することが可能となる。
1 健康管理システム
100 健康管理装置
111 ユーザ情報取得部
112 推定情報生成部
113、113a 健康状態判定部
114 出力部
121 ユーザ情報DB
122 参照情報DB
123 推定情報DB
124 判定結果DB
125 健康状態DB
151 機械学習部

Claims (7)

  1. ユーザに対して発生したイベントに関する情報を含むユーザ情報を取得するユーザ情報取得部と、
    前記ユーザ情報と、あらかじめ記憶部に記憶され、前記イベントに対応づけられたストレス度に関する兆候パターンを含む参照情報と、に基づいて、前記ユーザの現在及び将来の所定の時点における健康状態を推定した推定情報を生成する推定情報生成部と、
    前記推定情報に基づいて、前記ユーザの現在及び将来の所定の時点における前記健康状態を判定する健康状態判定部と、
    前記健康状態判定部で判定された結果を出力する出力部と、
    を備える健康管理装置。
  2. 前記参照情報は、重み情報をさらに含み、
    前記推定情報生成部は、前記兆候パターンに前記重み情報を乗算した結果に基づいて前記推定情報を生成する、請求項1に記載の健康管理装置。
  3. 前記兆候パターンは、現在及び将来の所定の時点におけるストレス度を示す情報であって、対応する前記イベントに応じて時間軸のスケールが異なる、請求項1又は2に記載の健康管理装置。
  4. 前記推定情報と、前記ユーザの過去の前記健康状態を記録した健康情報との関係を学習する学習部をさらに備え、
    前記健康状態判定部は、前記学習部で学習された学習済モデルである、請求項1から3のいずれか一項に記載の健康管理装置。
  5. ユーザ情報取得装置と、健康管理装置と、を備える健康管理システムであって、
    前記ユーザ情報取得装置は、ユーザの生体情報、行動情報及び/又は前記ユーザに対して発生したイベントに関する情報を含むユーザ情報を取得し、取得した前記ユーザ情報を前記健康管理装置へ送信し、
    前記健康管理装置は、
    前記ユーザに対して発生した前記イベントに関する情報を含む前記ユーザ情報を取得するユーザ情報取得部と、
    前記ユーザ情報と、あらかじめ記憶部に記憶され、前記イベントに対応づけられたストレス度に関する兆候パターンを含む参照情報と、に基づいて、前記ユーザの現在及び将来の所定の時点における健康状態を推定した推定情報を生成する推定情報生成部と、
    前記推定情報に基づいて、前記ユーザの現在及び将来の所定の時点における前記健康状態を判定する健康状態判定部と、
    前記健康状態判定部で判定された結果を出力する出力部と、
    を有する、健康管理システム。
  6. 前記ユーザ情報取得部は、前記ユーザが使用するユーザ端末、従業員カード、体組成計、及びウェアラブル端末の少なくとも一つを含む、請求項5に記載の健康管理システム。
  7. コンピュータによって実行される健康管理方法であって、
    ユーザに対して発生したイベントに関する情報を含むユーザ情報を取得し、
    前記ユーザ情報と、あらかじめ記憶部に記憶され、前記イベントに対応づけられたストレス度に関する兆候パターンを含む参照情報と、に基づいて、前記ユーザの現在及び将来の所定の時点における健康状態を推定した推定情報を生成し、
    前記推定情報に基づいて、前記ユーザの現在及び将来の所定の時点における前記健康状態を判定し、
    前記健康状態に対し判定された結果を出力する、健康管理方法。
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