JP2023108281A - 観察システム、顕微鏡、観察方法、及びプログラム - Google Patents

観察システム、顕微鏡、観察方法、及びプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】被検体の傷検出を自動で行う技術を提供する。【解決手段】観察システムは、第1の検鏡方法での試料の画像の取得と第2の検鏡方法での試料の画像の取得とを行う顕微鏡と、顕微鏡により第1の検鏡方法で取得された画像の輝度値である第1の輝度値と顕微鏡により第2の検鏡方法で取得された画像の輝度値である第2の輝度値とを算出し、第1の輝度値と第2の輝度値との差分を算出し、差分と閾値とを比較する輝度情報比較部と、輝度情報比較部の比較結果を出力する出力部とを備える。【選択図】図1

Description

本明細書の開示は、観察システム、顕微鏡、観察方法、及びプログラムに関する。
従来、顕微鏡を用いて試料の傷や凹凸を観察する際には偏斜照明が用いられている。偏斜照明は、試料を斜めから照明する照明法であり、例えば、照明光の一部を遮るための絞りを照明光路に配置することで実現される。偏斜照明を用いることで試料が斜めから照明されるので、試料の傷や凹凸が影で目立ち易くなり、その観察が容易になる。
また、顕微鏡を用いて試料の傷や凹凸を観察する際には、その他、暗視野照明も用いられている。暗視野照明の実現方法として、例えば特許文献1に記載の方法が知られている。特許文献1に記載の方法では、対物レンズの光軸を中心とする1つの円周上に複数の光ファイバを配置し、その複数の光ファイバから光を出射させることで暗視野照明が実現されている。また、特許文献1に記載の方法では、その複数の光ファイバから部分的に光を出射させること等も行われている。
特開2018-13737号公報
顕微鏡を用いて被検体の傷検出を行う場合、ユーザ(観察者)は、被検体である試料を偏斜照明や暗視野照明(例えば特許文献1に記載の方法による暗視野照明)にて観察しながら傷の有無を判断する必要があった。そのため、被検体の傷検出にはユーザが傷の有無を判断するという手間が伴うものになっていた。また、ユーザ毎に傷の有無判断にムラが生じて、被検体の傷検出にムラが生じる虞もあった。
本発明の一側面に係る目的は、被検体の傷検出を自動で行う技術を提供することである。
本発明の一態様に係る観察システムは、第1の検鏡方法での試料の画像の取得と第2の検鏡方法での前記試料の画像の取得とを行う顕微鏡と、前記顕微鏡により前記第1の検鏡方法で取得された前記画像の輝度値である第1の輝度値と前記顕微鏡により前記第2の検鏡方法で取得された前記画像の輝度値である第2の輝度値とを算出し、前記第1の輝度値と前記第2の輝度値との差分を算出し、前記差分と閾値とを比較する輝度情報比較部と、前記輝度情報比較部の比較結果を出力する出力部とを備える。
本発明の一態様に係る顕微鏡は、第1の検鏡方法での試料の画像の取得と第2の検鏡方法での前記試料の画像の取得とを行う撮像部と、前記撮像部により前記第1の検鏡方法で取得された前記画像の輝度値である第1の輝度値と前記撮像部により前記第2の検鏡方法で取得された前記画像の輝度値である第2の輝度値とを算出し、前記第1の輝度値と前記第2の輝度値との差分を算出し、前記差分と閾値とを比較する輝度情報比較部と、前記輝度情報比較部の比較結果を出力する出力部とを備える。
本発明の一態様に係る観察方法は、第1の検鏡方法での試料の画像の取得と第2の検鏡方法での前記試料の画像の取得とを行い、前記第1の検鏡方法で取得された前記画像の輝度値である第1の輝度値と前記第2の検鏡方法で取得された前記画像の輝度値である第2の輝度値とを算出し、前記第1の輝度値と前記第2の輝度値との差分を算出し、前記差分と閾値とを比較し、前記比較の結果を出力する。
本発明の一態様に係るプログラムは、第1の検鏡方法での試料の画像の取得と第2の検鏡方法での前記試料の画像の取得とを行い、前記第1の検鏡方法で取得された前記画像の輝度値である第1の輝度値と前記第2の検鏡方法で取得された前記画像の輝度値である第2の輝度値とを算出し、前記第1の輝度値と前記第2の輝度値との差分を算出し、前記差分と閾値とを比較し、前記比較の結果を出力する処理をコンピュータに実行させる。
上記の態様によれば、被検体の傷検出を自動で行う技術を提供することができる。
第1の実施形態に係る観察システム1の構成を例示する図である。 絞り103の一例を説明する図である。 第1の実施形態に係る観察画面の一例を説明する図である。 第1の実施形態に係る観察システム1において実行される処理の流れを例示するフローチャートである。 観察画面の一例を示す図である。 観察画面の一例を示す図である。 観察画面の一例を示す図である。 第1の実施形態に係る観察システム1において実行される変形例に係る処理の流れを例示するフローチャートである。 第2の実施形態に係るコントローラ20の構成を例示する図である。 第2の実施形態に係る観察画面の一例を説明する図である。 第2の実施形態に係る観察システム1において実行される処理の流れを例示するフローチャートである。 第3の実施形態に係るコントローラ20の構成を例示する図である。 第3の実施形態に係る観察システム1において実行される処理の流れを例示するフローチャートである。 図13のS404の処理の具体例を説明する図である。 第4の実施形態に係るコントローラ20の構成を例示する図である。 第4の実施形態に係る観察システム1において実行される処理の流れを例示するフローチャートである。 第4の実施形態に係る観察システム1において実行される処理の流れを例示するフローチャートである。 図16のS502の処理の具体例を説明する図である。 図17のS602の処理の具体例を説明する図である。 コンピュータ900のハードウェア構成を例示する図である。
以下、図面を参照しながら本発明の実施の形態について説明する。
[第1の実施形態]
図1は、第1の実施形態に係る観察システム1の構成を例示する図である。図1に例示した観察システム1は、被検体である試料Sの傷検出等に用いられるシステムであって、顕微鏡10、コントローラ20、表示装置30、及び入力装置40を含む。
顕微鏡10は、光学ヘッド100、XYステージ120、及びフレーム130を含む。
光学ヘッド100は、光源101、照明レンズ102、絞り103、ハーフミラー104、レボルバ105、対物レンズ106、結像レンズ107、及び撮像部108を含む。
光源101は、明視野観察用及び偏斜観察用等の光源であって、照明光を出射する。光源101は、例えば、白色LED(Light Emitting Diode)、ハロゲンランプ、又はキセノンランプ等である。なお、明視野観察は第1の検鏡方法の一例であり、偏斜観察は第2の検鏡方法の一例である。照明レンズ102は、光源101から出射された照明光を平行光にする。
絞り103は、偏斜照明を実現するために、照明レンズ102により平行光にされた照明光の一部を遮る。絞り103は、照明光路に対して挿脱可能に構成されており、照明光路に挿入されている場合は偏斜照明が実現され、照明光路から外されている場合は明視野照明が実現される。絞り103の詳細については、図2を用いて後述する。
このように顕微鏡10では、光学ヘッド100に含まれる絞り103によって偏斜照明が実現されるために、特許文献1に記載の照明方法に比べて、対物レンズ106の構成の細径化が可能である。特許文献1では、対物レンズの周辺に配置される複数の光ファイバによって照明が実現されるために、対物レンズの構成が太径化し、チルト角度に制約が生じる虞がある。
ハーフミラー104は、光源101からの照明光(光源101から出射して照明レンズ102を透過した後に絞り103を通過した光、又は、光源101から出射して照明レンズ102を透過した光)を反射する。また、ハーフミラー104は、試料Sからの反射光(試料Sで反射して対物レンズ106を透過した光)を透過する。
レボルバ105は、対物レンズ106を保持し、光学ヘッド100に対して回転する。例えば、レボルバ105は、複数の対物レンズ106を保持し、回転により、観察に使用される対物レンズ106を光路に挿入する。レボルバ105の回転は、コントローラ20の制御の下に電動で行われるようにしてもよいし、手動で行われるようにしてもよい。
対物レンズ106は、ハーフミラー104で反射した光源101からの照明光を試料Sに集光する。結像レンズ107は、ハーフミラー104を透過した試料Sからの反射光を集光して観察像を結像する。
撮像部108は、結像レンズ107により結像された観察像を受光して光電変換を行うことで試料Sの画像(画像データ)を生成(取得)し、その画像をコントローラ20に出力する。例えば、撮像部108は、明視野観察時の試料Sの画像を生成、出力したり、偏斜観察時の試料Sの画像を生成、出力したりする。撮像部28は、例えばCCD(Charge Coupled Device)又はCMOS(Complementary Metal Oxide Semiconductor)等のイメージセンサを備えたカメラである。
XYステージ120は、試料Sが載置され、その試料Sを照明光の光軸に対して直交する方向(XY方向でもある)に移動させる。XYステージ120による試料Sの移動は、コントローラ20(XYステージ制御部201)の制御の下に電動で行われるものとするが、手動でも行えるようにしてもよい。
フレーム130は、XYステージ120が設けられると共に、照明光の光軸方向(Z方向でもある)に光学ヘッド100を移動可能に保持する。フレーム130による光学ヘッド100のZ方向への移動は、コントローラ20(Z制御部202)の制御の下に電動で行われるものとするが、手動でも行えるようにしてもよい。光学ヘッド100の移動は、例えば、試料Sに合焦させる(ピントを合わせる)際や3次元画像を生成する際(例えば第2の実施形態参照)等に行われる。なお、光学ヘッド100をZ方向に移動させる代わりに、XYステージ120をZ方向に移動させるように構成されてもよい。
コントローラ20は、例えばPC(Personal Computer)本体等であって、観察システム1の全体動作を制御する。コントローラ20は、XYステージ制御部201、Z制御部202、絞り制御部203、及び輝度情報比較部204を含む。
XYステージ制御部201は、XYステージ120による試料SのXY方向の移動を制御する。Z制御部202は、フレーム130による光学ヘッド100のZ方向の移動を制御する。絞り制御部203は、絞り103を制御する。絞り103の制御の詳細については、図2を用いて後述する。
輝度情報比較部204は、顕微鏡10(撮像部108)により明視野観察時に取得された試料Sの画像の輝度値(第1の輝度値の一例)と、顕微鏡10(撮像部108)により偏斜観察時に取得された試料Sの画像の輝度値(第2の輝度値の一例)とを算出し、それらの輝度値の差分(第1の輝度値と第2の輝度値との差分)を算出し、その差分と輝度閾値とを比較する等の処理を行う。
表示装置30は、例えば液晶ディスプレイ等あって、観察画面等を表示する。観察画面には、輝度情報比較部204の比較結果等が表示される。観察画面の詳細については、図3を用いて後述する。なお、表示装置30は、輝度情報比較部の比較結果を出力する出力部の一例である。
入力装置40は、例えばマウス、キーボード、及びジョイスティック等であって、ユーザから各種の入力を受け付ける。また、入力装置40は、表示装置30の表示画面上に配置されるタッチパネルを含んでもよい。
図2は、絞り103の一例を説明する図である。図2に例示したように、絞り103は、それぞれが半月形状の異なる開口部を有する4つのポジション(A~D)を有する板金として構成され、その何れかのポジションが照明光路にセットされるように絞り103が平行移動することで、そのポジションの開口部に応じた偏斜照明が実現される。例えば、ポジションAが照明光路にセットされた場合は、照明光の約右半分が遮光されるようになり、これにより試料Sが左斜め上から照明されるようになる。この場合は、撮像部108で取得される試料Sの画像として、例えば偏斜画像(偏斜観察時の画像)501が得られる。偏斜画像501では、左斜め上から照明されることで試料Sの凹凸の右側に影が生じている。ポジションBが照明光路にセットされた場合は、照明光の約左半分が遮光されるようになり、これにより試料Sが右斜め上から照明されるようになる。この場合は、撮像部108で取得される試料Sの画像として、例えば偏斜画像502が得られる。偏斜画像502では、偏斜画像501とは反対に、右斜め上から照明されることで試料Sの凹凸の左側に影が生じている。ポジションCが照明光路にセットされた場合は、照明光の約下半分が遮光されるようになり、これにより奥斜め上から試料Sが照明されるようになる。ポジションDが照明光路にセットされた場合は、照明光の約上半分が遮光されるようになり、これにより手前斜め上から試料Sが照明されるようになる。
照明光路にセットされる絞り103のポジションは、コントローラ20(絞り制御部203)によって電動で制御されるものとするが、手動でもセットできるように構成されてもよい。また、照明光路に対する絞り103の挿脱も、コントローラ20(絞り制御部203)によって電動で制御されるものとするが、手動でも挿脱できるように構成されてもよい。
このような図2に例示した絞り103を用いることで、偏斜照明の方向が異なる4種類の偏斜観察が可能になると共に、その絞り103が照明光路から外れることで明視野観察が可能になる。なお、絞り103が有する開口部の数や形状は、図2に例示したものに限らない。絞り103は、図2に例示したものによる4種類以外の1つ又は複数種類の偏斜観察が可能になる構成を有していてもよい。
図3は、観察画面の一例を説明する図である。図3に例示したように、観察画面は、観察画像表示エリア301、プレビュー開始ボタン302、ROI(Region Of Interest)表示ボタン303、及び輝度閾値設定ボタン304を含む。
観察画像表示エリア301は、顕微鏡10(撮像部108)で取得された画像が表示されるエリアである。例えば、観察画像表示エリア301には、試料Sの明視野ライブ画像(明視野観察時のライブ画像)、偏斜ライブ画像(偏斜観察時のライブ画像)、明視野画像(明視野観察時の画像)、又は偏斜画像が表示される。
プレビュー開始ボタン302は、明視野画像と偏斜画像の輝度値を比較する等の処理が行われる後述のプレビュー処理を開始させるボタンである。ROI表示ボタン303は、観察画像表示エリア301に表示される画像上に、輝度値を比較する際の対象領域を表すROI301aを表示させるボタンである。なお、ROI301aを表示させる位置やROI301aのサイズについては、ユーザが入力装置40を用いて自由に変更することができる。輝度閾値設定ボタン304は、プレビュー処理において使用される輝度閾値の設定を可能にするボタンである。ユーザは、輝度閾値設定ボタン304を押下することで、入力装置40を用いて自由に輝度閾値を設定(変更)することができる。なお、ユーザは、プレビュー開始ボタン302、ROI表示ボタン303、及び輝度閾値設定ボタン304の押下を、入力装置40を用いて行うことができる。
次に、観察システム1において、被検体である試料Sの傷検出を行う場合に実行される処理(プレビュー処理を含む)について図4乃至図7を用いて説明する。図4は、第1の実施形態に係る観察システム1において実行される処理の流れを例示するフローチャートである。図5乃至図7は、観察画面の一例を示す図である。
なお、図4に例示した処理で用いられる絞り103は、図2に例示した絞り103であるとする。また、図4に例示した処理の実行に先立ち、光学ヘッド100のZ方向の位置は、XYステージ120に載置された試料Sに対して合焦させた状態(ピントを合わせた状態)の位置にされているとする。また、表示装置30には、図3を用いて説明した観察画面が表示されているとする。但し、このときの観察画像表示エリア301には何も画像が表示されていないとする。
図4に例示した処理では、まず、ユーザによるプレビュー開始ボタン302の押下に応じて、コントローラ20は、S102以降のプレビュー処理を開始する(S101)。プレビュー処理を開始すると、コントローラ20は、絞り103が照明光路から外れるように制御して、顕微鏡10(撮像部108)から明視野画像を取得する(S102)。そして、取得した明視野画像を、図5に例示したように、観察画像表示エリア301に表示する。
次に、コントローラ20は、ユーザによるROI表示ボタン303の押下に応じて、図6に例示したように、観察画像表示エリア301に表示されている明視野画像上にROI301aを表示する(S103)。なお、このときにコントローラ20は、ユーザの入力装置40を用いての入力に応じて、ROI301aの表示位置を変更してもよい。また、コントローラ20は、ユーザによる輝度閾値設定ボタン304の押下に応じて、輝度閾値を変更してもよい。
次に、コントローラ20は、絞り103を照明光路に挿入すると共に絞り103の各ポジションを順に照明光路にセットするように制御して、各ポジションでの偏斜画像を顕微鏡10(撮像部108)から取得する(S104)。すなわち、S104では、偏斜照明の方向が異なる複数(ここでは4つ)の偏斜画像が取得される。なお、偏斜照明の方向が異なる複数の偏斜画像は、観察条件が異なる複数の偏斜画像でもある。S104で取得された複数の偏斜画像と、S102で取得された明視野画像は、試料Sの同一領域の画像である。
次に、コントローラ20(輝度情報比較部204)は、S102で取得された明視野画像におけるROI301a内の輝度値とS104で取得された各偏斜画像におけるROI301a内の輝度値とを算出し、ROI301a内における明視野画像の輝度値と各偏斜画像の輝度値との差分を算出する(S105)。なお、ROI301a内の輝度値は、例えば、ROI301a内に含まれる画素の輝度値の平均を求めることによって算出される。明視野画像におけるROI301aの位置(観察画像表示エリア301に表示されている明視野画像上のROI301aの位置でもある)と各偏斜画像におけるROI301aの位置は同じである。
次に、コントローラ20(輝度情報比較部204)は、S105で算出された各差分と輝度閾値とを比較し、S105で算出された差分の中で最も大きい差分(差分最大値)が輝度閾値以上であるか否かを判定する(S106)。S106の判定結果がYESの場合、コントローラ20は、図7に例示したように、差分最大値が算出されたときの偏斜画像を観察画像表示エリア301に表示する(S107)。なお、このS107の表示は、輝度情報比較部204の比較結果の出力でもある。これにより、例えば、ユーザが傷と判定し得る輝度閾値を予め設定しておくことで、そのような傷をROI301a内に有する試料Sの偏斜画像を表示させることができる。これは即ち、試料Sの傷が自動で検出されることでもある。また、偏斜画像を表示させることで傷の観察がし易くなることは勿論である。S107が終了すると、図4に例示した処理が終了する。
一方、S106の判定結果がNOの場合、コントローラ20は、ユーザの入力装置40を用いての入力に応じて、ROI301aの表示位置の変更や、XYステージ120による試料Sの移動(試料位置の変更)を行ったり、ユーザによる輝度閾値設定ボタン304の押下に応じて、輝度閾値を変更したりする(S108)。S108が終了すると、処理がS102、S105、又はS106に戻る。詳しくは、S108で試料位置の変更が行われた場合は処理がS102に戻り、S108で試料位置の変更は行われなかったがROI301aの表示位置の変更が行われた場合は処理がS105に戻り、S108で輝度閾値の変更のみが行われた場合は処理がS106に戻る。
以上のように第1の実施形態によれば、被検体である試料Sの傷を自動で検出することができるので、ユーザは傷の有無を判断する必要が無くなり、被検体の傷検出に伴うユーザの手間を省くことができる。また、ユーザ毎に被検体の傷検出にムラが生じる虞もない。
なお、図4に例示した処理では、複数の偏斜画像が取得されて処理が行われたが、1つの偏斜画像のみが取得されて処理が行われるようにしてもよい。この場合の処理を、図8を用いて説明する。図8は、第1の実施形態に係る観察システム1において実行される変形例に係る処理の流れを例示するフローチャートである。
図8に例示した処理において、S201乃至S203の処理は、図4に例示したS101乃至S103の処理と同様である。S203の後は、コントローラ20が、絞り103を照明光路に挿入すると共に絞り103における何れかのポジションを照明光路にセットするように制御して、顕微鏡10(撮像部108)から偏斜画像を取得する(S204)。すなわち、S204では、1つの偏斜画像が取得される。なお、S204において照明光路にセットされる絞り103のポジションは、ユーザが入力装置40を用いて選択するようにしてもよい。S204で取得された偏斜画像と、S202で取得された明視野画像は、試料Sの同一領域の画像である。
次に、コントローラ20(輝度情報比較部204)は、S202で取得された明視野画像におけるROI301a内の輝度値とS204で取得された偏斜画像におけるROI301a内の輝度値とを算出し、ROI301a内における明視野画像の輝度値と偏斜画像の輝度値との差分を算出する(S205)。なお、明視野画像におけるROI301aの位置(観察画像表示エリア301に表示されている明視野画像上のROI301aの位置でもある)と偏斜画像におけるROI301aの位置は同じである。
次に、コントローラ20(輝度情報比較部204)は、S205で算出された差分と輝度閾値とを比較し、S205で算出された差分が輝度閾値以上であるか否かを判定する(S206)。S206の判定結果がYESの場合、コントローラ20は、S204で取得された偏斜画像を観察画像表示エリア301に表示する(S207)。なお、このS207の表示は、輝度情報比較部204の比較結果の出力でもある。これにより、図4に例示した処理と同様に、例えば、ユーザが傷と判定し得る輝度閾値を予め設定しておくことで、そのような傷をROI301a内に有する試料Sの偏斜画像を表示させることができる。これは即ち、試料Sの傷が自動で検出されることでもある。また、偏斜画像を表示させることで傷の観察がし易くなることは勿論である。S207が終了すると、図8に例示した処理が終了する。
一方、S206の判定結果がNOの場合は、S208の処理が行われる。S208の処理は、図4に例示したS108の処理と同様である。S208が終了すると、処理がS202、S205、又はS206に戻る。詳しくは、S208で試料位置の変更が行われた場合は処理がS202に戻り、S208で試料位置の変更は行われなかったがROI301aの表示位置の変更が行われた場合は処理がS205に戻り、S208で輝度閾値の変更のみが行われた場合は処理がS206に戻る。
なお、図8に例示した処理では、図2に例示した絞り103の代わりに、1種類の偏斜照明を実現するための開口部のみを有する絞りが用いられてもよい。例えば、図2に例示した絞り103における何れかのポジションの開口部に相当する開口部のみを有する絞りが用いられてもよい。
また、図8に例示した処理において、S205で算出された差分が0ではない場合に、S206の判定では、S205で算出された差分と輝度閾値とを比較し、S205で算出された差分が輝度閾値未満であるか否かを判定するようにしてもよい。このようにすることで、一見すると傷には見えないような小さな傷の検出が可能になる。
第1の実施形態では、図4等を用いて説明したように、明視野画像と複数の偏斜画像とを取得し、ROI301a内における明視野画像の輝度値と各偏斜画像の輝度値との差分を算出し、その差分の最大値と輝度閾値とを比較するものであったが、例えば、複数の偏斜画像のみを取得し、ROI301a内における各偏斜画像の輝度値を算出し、その輝度値が最大となる偏斜画像を基準偏斜画像として、ROI301a内における基準偏斜画像の輝度値と基準偏斜画像以外の各偏斜画像の輝度値との差分を算出し、その差分の最大値と輝度閾値とを比較するようにしてもよい。そして、その差分の最大値が輝度閾値以上である場合は、その差分の最大値が算出されたときの偏斜画像(基準偏斜画像ではない方の偏斜画像)を観察画像表示エリア301に表示するようにしてもよい。
[第2の実施形態]
第2の実施形態は、第1の実施形態に係る観察システム1が更に3次元画像生成機能を備えたものであり、第1の実施形態に対して、主に、コントローラ20の構成及び表示装置30に表示される観察画面の構成が異なる。また、それに伴い、第2の実施形態では、観察システム1において後述する図11に例示する処理が実行される。以下、第1の実施形態に対して異なる点を中心に第2の実施形態について説明する。
図9は、第2の実施形態に係るコントローラ20の構成を例示する図である。第2の実施形態に係るコントローラ20は、図9に例示したように、第1の実施形態に係るコントローラ20(図1参照)に対して、更に、ストローク決定部205及び3次元画像生成部206を含む。
ストローク決定部205は、第1の実施形態で説明した輝度閾値以上の差分最大値(図4のS106がYESになる場合の差分最大値)に基づいて、3次元画像生成時の光学ヘッド100のストローク(Z方向の移動範囲)を決定する。例えば、ストローク決定部205は、差分最大値が第1の閾値以上である場合は、第1のストロークを光学ヘッド100のストロークとして決定し、差分最大値が第1の閾値未満である場合は、第2のストローク(<第1のストローク)を光学ヘッド100のストロークとして決定する。これにより、差分最大値が大きい場合(即ち傷が深い場合)は比較的に広い範囲のストロークが光学ヘッド100のストロークとして決定され、差分最大値が小さい場合(即ち傷が浅い場合)は比較的に狭い範囲のストロークが光学ヘッド100のストロークとして決定される。なお、ストローク決定部205が決定するストロークは、2種類のストロークの何れかに限らず、3種類以上のストロークの何れかであってもよい。この場合は、複数の閾値を用いて3種類以上のストロークの何れかに決定してもよい。このようにストローク決定部205は、3次元画像生成時の光学ヘッド100のストロークを自動で決定する。なお、3次元画像生成時の光学ヘッド100のストローク(Z方向の移動範囲)は、3次元画像生成時の試料Sの高さ方向範囲に対応する。
3次元画像生成部206は、ストローク決定部205で決定されたストロークの範囲内、又は、後述するストローク設定ボタン305及び上下ボタン306の押下によってユーザにより設定されたストロークの範囲内、の各位置(例えば所定間隔の位置)で取得された画像(例えば明視野画像)に基づいて3次元画像を生成する。なお、3次元画像の生成は公知技術を用いて行うことができるので詳細は述べないが、例えば、その各位置で取得された画像において、対応する画素毎に、コントラストのピーク値が得られる位置とその位置での画素値(輝度値)とを取得し、それらに基づいて画像合成を行うことで3次元画像を生成することができる。
図10は、第2の実施形態に係る観察画面の一例を説明する図である。第2の実施形態に係る観察画面は、図10に例示したように、第1の実施形態に係る観察画面(図3参照)に対して、更に、ストローク設定ボタン305と上下ボタン306(上ボタン306a、下ボタン306b)とを含む。ストローク設定ボタン305は、3次元画像生成時の光学ヘッド100のストローク(Z方向の移動範囲)を設定可能にするボタンである。上下ボタン306は、光学ヘッド100を上下方向(Z方向)に移動させるボタンである。詳しくは、上ボタン306aは、光学ヘッド100を上方向に移動させるボタンであり、下ボタン306bは、光学ヘッド100を下方向に移動させるボタンである。ユーザは、ストローク設定ボタン305の押下と上下ボタン306の押下により、3次元画像生成時の光学ヘッド100のストロークの下限位置と上限位置とを設定することができ、この設定に応じて、3次元画像生成時の光学ヘッド100のストロークが決定される。なお、ユーザは、これらのボタンの押下を、入力装置40を用いて行うことができる。
図11は、第2の実施形態に係る観察システム1において実行される処理の流れを例示するフローチャートである。図11に例示した処理において、S301乃至S308の処理は、図4に例示したS101乃至S108の処理と同様である。S307の後は、コントローラ20が、3次元画像生成処理を行う(S309乃至S311)。
詳しくは、まず、コントローラ20(ストローク決定部205)は、差分最大値に基づいて、3次元画像生成時の光学ヘッド100のストローク(Z方向の移動範囲)を決定する(S309)。なお、S309では、3次元画像生成時の光学ヘッド100のストロークが、ユーザのストローク設定ボタン305の押下及び上下ボタン306の押下によって決定されるものであってもよい。
次に、コントローラ20は、S309で決定されたストロークの範囲内の各位置(例えば所定間隔の位置)へ順に光学ヘッド100を移動させながら、その各位置での画像を顕微鏡10(撮像部108)から取得する(S310)。ここで、その各位置での画像として明視野画像を取得する場合には、絞り103が照明光路から外された上で、その各位置での画像が取得される。
次に、コントローラ20は、S310で取得された各位置での画像に基づいて3次元画像を生成する(S311)。ここで生成された3次元画像は、例えば、ユーザの入力装置40を用いての入力に応じて、表示装置30に表示されるようにしてもよい。S311が終了すると、図11に例示した処理が終了する。
以上のように、第2の実施形態によれば、被検体である試料Sの傷が自動で検出された後に速やかに3次元画像が自動で生成されるようになるので、3次元画像を生成するために必要となるユーザの操作を削減することができる。
なお、図10に例示したS309乃至S311の処理は、例えば、図8に例示したS207の後に行われてもよい。但し、この場合は、差分最大値が、図8に例示したS205で算出される差分に置き換えられる。
[第3の実施形態]
第3の実施形態は、第2の実施形態に係る観察システム1が更に画像合成機能を備えたものであり、第2の実施形態に対して、主に、コントローラ20の構成が異なる。また、それに伴い、第3の実施形態では、更に、観察システム1において後述する図13に例示する処理が実行される。以下、第2の実施形態に対して異なる点を中心に第3の実施形態について説明する。
図12は、第3の実施形態に係るコントローラ20の構成を例示する図である。第3の実施形態に係るコントローラ20は、図12に例示したように、第2の実施形態に係るコントローラ20(図9参照)に対して、更に、偏斜画像合成部207を含む。
偏斜画像合成部207は、複数の偏斜画像を合成して合成画像を生成する。ここで、複数の偏斜画像は、絞り103における複数のポジションの各々が順に照明光路にセットされたときに、その各々において顕微鏡10(撮像部108)から取得されたものである。
図13は、第3の実施形態に係る観察システム1において実行される処理の流れを例示するフローチャートである。なお、図13に例示した処理で用いられる絞り103は、図2に例示した絞り103であるとする。また、図13に例示した処理の実行に先立ち、光学ヘッド100のZ方向の位置は、XYステージ120に載置された試料Sに対して合焦させた状態(ピントを合わせた状態)の位置にされているとする。
図13に例示した処理では、まず、コントローラ20は、絞り103を照明光路に挿入し(S401)、絞り103における複数のポジションの各々を順に照明光路にセットするように制御して、各ポジションでの偏斜画像を顕微鏡10(撮像部108)から取得する(S402)。ここで、照明光路に順にセットされる複数のポジションは、例えば、ユーザが入力装置40を用いて予め選択したものであってもよい。ここでは、照明光路に順にセットされる複数のポジションが、ポジションAとポジションBの2つであったとし、S402では、その2つのポジションでの偏斜画像が取得されたとする。
次に、コントローラ20は、S402で取得された2つの偏斜画像の各々の画像合成範囲を決定する(S403)。ここでは、例えば、S402で取得された2つの偏斜画像を表示装置30に表示し、その各々の偏斜画像に対して、ユーザが入力装置を用いてエリア指定の入力を行うことで、その各々の偏斜画像の画像合成範囲が決定されるようにしてもよい。
次に、コントローラ20は、S403で決定された画像合成範囲に基づいて、S402で取得された2つの偏斜画像を合成し、合成画像を生成する(S404)。ここでは、例えば、S402で取得された2つの偏斜画像の各々から画像合成範囲の部分画像を切り出し、その両者を貼り合わせることで画像合成が行われてもよい。このときの画像合成では、パターンマッチングが用いられてもよい。また、貼り合わせ代に相当する部分画像は、貼り合わせの境界が目立たないように補正されてもよい。このようにしてS404で生成された合成画像は、例えば、表示装置30に表示されてもよい。S404が終了すると、図13に例示した処理が終了する。
図14は、図13のS404の処理の具体例を説明する図である。図14に示した具体例では、ポジションAでの偏斜画像として偏斜画像601が取得され、ポジションBでの偏斜画像として偏斜画像602が取得されている。また、偏斜画像601に対するユーザのエリア指定により、偏斜画像601の画像合成範囲601aが決定され、偏斜画像602に対するユーザのエリア指定により、偏斜画像602の画像合成範囲602aが決定されている。ここでは、試料Sの凹凸がより明確に表されている領域(例えば、影が多く表されている領域)がエリア指定されている。このような場合、S404の処理では、偏斜画像601から画像合成範囲601aの部分画像が切り出され、偏斜画像602から画像合成範囲602aの部分画像が切り出され、その両者が貼り合わされることで、合成画像603が生成される。このとき、両者の貼り合わせにはパターンマッチングが用いられてもよい。また、両者の貼り合わせ代に相当する部分画像は、貼り合わせの境界が目立たないように補正されてもよい。このような合成画像603を生成することにより、試料Sの凹凸が画像全体としてより明確に表された画像を生成することができる。なお、図14には、参考として明視野画像(絞り103が照明光路から外されているときに取得された画像)604も示しており、その明視野画像604と比べれば、合成画像603において試料Sの凹凸が画像全体としてより明確に表されていることが明らかである。
以上のように、第3の実施形態によれば、複数の偏斜画像を合成することで、試料Sの凹凸が画像全体としてより明確に表された合成画像を生成することができる。
なお、第3の実施形態では、各偏斜画像の画像合成範囲がユーザのエリア指定により決定されたが、例えば、各偏斜画像の画像合成範囲をコントローラ20が自動で決定するようにしてもよい。この場合は、例えば、コントローラ20が、2つの偏斜画像を比較し、各偏斜画像において影が多く表されている領域を検出し、その領域を画像合成範囲として決定するようにしてもよい。ここで、影が多く表されている領域の検出は、例えば、画素の輝度値の平均値が所定の閾値未満となる領域を検出することで行われてもよい。あるいは、コントローラ20は、2つの偏斜画像を比較し、各偏斜画像において影が少なく表されている領域を検出し、その領域を画像合成範囲として決定するようにしてもよい。ここで、影が少なく表されている領域の検出は、例えば、画素の輝度値の平均値が所定の閾値以上となる領域を検出することで行われてもよい。
また、第3の実施形態において、合成される偏斜画像は2つに限らず、3つ以上でもよい。例えば、図13のS402で照明光路に順にセットされる複数のポジションを3つ又は4つとし、その3つ又は4つの各ポジションにて取得された偏斜画像を合成するようにしてもよい。
また、第3の実施形態で述べた画像合成機能は、第1の実施形態に係る観察システム1が備えてもよい。
[第4の実施形態]
第4の実施形態は、第1の実施形態に係る観察システム1が、更に、推論モデルを用いて被検体である試料Sの明視野画像から試料Sの傷検出を行う機能を備えたものであり、第1の実施形態に対して、主に、コントローラ20の構成が異なる。また、それに伴い、第4の実施形態では、更に、観察システム1において後述する図16及び図17に例示する処理が実行される。以下、第1の実施形態に対して異なる点を中心に第4の実施形態について説明する。
図15は、第4の実施形態に係るコントローラ20の構成を例示する図である。第4の実施形態に係るコントローラ20は、図15に例示したように、第1の実施形態に係るコントローラ20(図1参照)に対して、更に、推論エンジン208及び推論モデル209を含む。なお、推論エンジン208は、推論モデル生成部の一例である。
推論エンジン208は、教師データを用いて学習させた推論モデル209を生成する。ここで、教師データは、明視野画像と傷有り偏斜画像とのペアを複数有すると共に明視野画像と傷無し偏斜画像とのペアを複数有する。ペアとなる明視野画像と傷有り偏斜画像は、同一試料Sの同一領域の画像である。ペアとなる明視野画像と傷無し偏斜画像は、同一試料Sの同一領域の画像である。例えば、明視野画像は、図4に例示したS102で取得された明視野画像であり、傷有り偏斜画像は、図4に例示したS107で表示された偏斜画像であり、傷無し偏斜画像は、図4に例示したS104で取得された偏斜画像(但し、S107で表示された偏斜画像を除く)である。また、傷有り偏斜画像は、傷有りの情報と傷の位置の情報を含んでおり、それらの情報は、例えば、偏斜画像上に重畳されるROIによって表されてもよい。この場合、偏斜画像上にROIが重畳されていることが傷有りの情報を表し、偏斜画像上のROIの位置が傷の位置の情報を表してもよい。なお、ROIは、例えば、図4に例示したS107で表示された偏斜画像上のROI301a(図7参照)であってもよい。また、傷無し偏斜画像は、傷無しの情報を含んでおり、その情報は、例えば、偏斜画像上にROIが重畳されていないことで表されてもよい。
推論モデル209は、推論エンジン208により生成された推論モデルであり、入力として、試料Sの明視野画像が入力されると、出力として、対応する傷有り偏斜画像様の画像又は傷無し偏斜画像様の画像を出力する。これは即ち、出力として、対応する偏斜画像様の画像を出力すると共に傷の有無並びに傷有りの場合は傷の位置を出力することでもある。
図16及び図17は、第4の実施形態に係る観察システム1において実行される処理の流れを例示するフローチャートである。詳しくは、図16は、推論モデル209を生成する処理の流れを例示するフローチャートであり、図17は、推論モデル209を用いて被検体である試料Sの明視野画像から試料Sの傷検出を行う処理の流れを例示するフローチャートである。
図16に例示した処理では、まず、コントローラ20は、教師データを推論エンジン208に入力する(S501)。教師データは、上述のとおり、明視野画像と傷有り偏斜画像とのペアを複数有すると共に明視野画像と傷無し偏斜画像とのペアを複数有する。このような教師データは、例えば、図4に例示した処理が実行されることで取得された明視野画像及び偏斜画像から作成される。
次に、推論エンジン208は、S501で入力された教師データを用いて学習させた推論モデル209を生成する(S502)。これにより、入力として、被検体である試料Sの明視野画像が入力されると、出力として、対応する傷有り偏斜画像様の画像又は傷無し偏斜画像様の画像を出力する推論モデル209が生成される。これは即ち、試料Sの明視野画像が入力されると、対応する偏斜画像様の画像を出力すると共に傷の有無並びに傷有りの場合は傷の位置を出力する推論モデル209が生成されることでもある。S502が終了すると、図16に例示した処理が終了する。
図17に例示した処理では、まず、コントローラ20は、被検体である試料Sの明視野画像を推論モデル209(図16に例示した処理により生成された推論モデル209)に入力する(S601)。ここで入力される明視野画像は、例えば、絞り103が照明光路から外された上で顕微鏡10(撮像部108)から取得されたものである。
次に、推論モデル209は、入力された明視野画像に対応する傷有り偏斜画像様の画像又は傷無し偏斜画像様の画像を出力する(S602)。これは即ち、対応する偏斜画像様の画像を出力すると共に傷の有無並びに傷有りの場合は傷の位置を出力することでもある。
次に、コントローラ20は、S602で出力された傷有り偏斜画像様の画像又は傷無し偏斜画像様の画像を表示装置30に表示する(S603)。これは即ち、偏斜画像様の画像を表示すると共に傷の有無並びに傷有りの場合は傷の位置を表示することでもある。S603が終了すると、図17に例示した処理が終了する。
図18は、図16のS502の処理の具体例を説明する図である。図18に例示したように、教師データ700が推論エンジン208に入力されると、推論エンジン208は、その教師データ700を用いて学習させた推論モデル209を生成する。教師データ700は、明視野画像701aと傷有り偏斜画像701bとのペア701を複数有すると共に、明視野画像702aと傷無し偏斜画像702bとのペア702を複数有する。傷有り偏斜画像701bには、傷有りの情報と傷の位置の情報とを表すROI701cが重畳されている。このような教師データ700は、例えば、図4に例示した処理が実行されることで取得された明視野画像及び偏斜画像から作成される。このような教師データ700を用いて学習させることで、入力として、明視野画像が入力されると、出力として、対応する傷有り偏斜画像様の画像又は傷無し偏斜画像様の画像を出力する推論モデル209が生成される。これは即ち、明視野画像が入力されると、対応する偏斜画像様の画像を出力すると共に傷の有無並びに傷有りの場合は傷の位置を出力する推論モデル209が生成されることでもある。
図19は、図17のS602の処理の具体例を説明する図である。図19に例示したように、明視野画像801が推論モデル209に入力されると、推論モデル209は、入力された明視野画像801に対応する傷有り偏斜画像様の画像又は傷無し偏斜画像様の画像を出力する。図19の例示では、入力された明視野画像801に対応する傷有り偏斜画像様の画像802が出力されている。なお、偏斜画像様の画像802が傷有りであることは、画像802にROI802aが重畳されていることによって表され、その傷の位置はROI802aの位置によって表されている。図示はしないが、仮に、傷無し偏斜画像様の画像が出力された場合には、その画像にはROIが重畳されない。
以上のように、第4の実施形態によれば、予め推論エンジン208により推論モデル209を生成しておけば、被検体である試料Sの明視野画像のみから試料Sの傷検出が可能になる。また、推論モデル209を用いての傷検出の際には、偏斜画像の取得が不要になることから、傷検出に要する処理時間をより短縮することができる。
なお、第4の実施形態で述べた機能は、第2の実施形態に係る観察システム1が備えるようにしてもよいし、第3の実施形態に係る観察システム1が備えるようにしてもよい。
以上、第1乃至第4の実施形態について説明したが、各実施形態において、コントローラ20、表示装置30、及び入力装置40は、図20に例示するコンピュータ900により実現されてもよい。
図20は、コンピュータ900のハードウェア構成を例示する図である。コンピュータ900は、図20に例示したように、プロセッサ901、メモリ902、入力装置903、出力装置904、記憶装置905、可搬型記憶媒体駆動装置906、通信インタフェース907、及び入出力インタフェース908を備え、その各々は、バス909に接続されて互いにデータの送受信が可能である。
プロセッサ901は、CPU(Central Processing Unit)等であり、OS(Operating System)やアプリケーション等のプログラムを実行することにより、各種の処理を行う。メモリ902は、RAM(Random Access Memory)及びROM(Read Only Memory)を含む。RAMには、プロセッサ901が実行するプログラムの一部等が一時的に格納される。また、RAMは、プロセッサ901の作業用記憶領域としても使用される。ROMには、プロセッサ901が実行するプログラムやプログラムの実行に必要な各種データ等が記憶される。
入力装置903は、キーボード、マウス、ジョイスティック、タッチパネル等である。出力装置904は、液晶ディスプレイ、プリンタ等である。
記憶装置905は、データを記憶する装置であり、HDD(Hard Disk Drive)、SSD(Solid State Drive)等である。可搬型記憶媒体駆動装置906は、可搬型記憶媒体906aを駆動し、その記憶内容にアクセスしてデータの読み出しや書き込み等を行う。可搬型記憶媒体906aは、メモリデバイス、フレキシブルディスク、光ディスク、光磁気ディスク等である。この可搬型記憶媒体906aには、CD-ROM(Compact Disc Read Only Memory)、DVD(Digital Versatile Disc)、ブルーレイディスク、USB(Universal Serial Bus)メモリ、SDカードメモリ等も含まれる。
通信インタフェース907は、有線又は無線によりネットワークに接続され、当該ネットワークに接続された外部装置との間で通信を行うためのインタフェースである。入出力インタフェース908は、顕微鏡10等の外部装置と接続され、当該外部装置との間でデータの入出力を行うためのインタフェースである。
このようなコンピュータ900において、プロセッサ901が実行するプログラムやプログラムの実行に必要な各種データは、メモリ902に限らず、記憶装置905や可搬型記憶媒体906aに記憶されてもよい。また、プロセッサ901が実行するプログラムやプログラムの実行に必要な各種データは、外部装置からネットワーク、通信インタフェース907を介して、メモリ902、記憶装置905、及び可搬型記憶媒体906aのうちの1つ以上に記憶されてもよい。
また、コンピュータ900は、図20に例示したものに限らず、図20に例示した一部の構成要素を複数備えて構成されてもよいし、一部の構成要素を省いて構成されてもよい。例えば、コンピュータ900は、複数のプロセッサを備えてもよい。
また、コンピュータ900は、マイクロプロセッサ、DSP(Digital Signal Processor)、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)、PLD(Programmable Logic Device)、FPGA(Field-Programmable Gate Array)等のハードウェアを含んで構成されてもよい。例えば、プロセッサ901は、これらのハードウェアの少なくとも1つを用いて実装されてもよい。
図20に例示したコンピュータ900によってコントローラ20、表示装置30、及び入力装置40が実現される場合、例えば、XYステージ制御部201、Z制御部202、絞り制御部203、輝度情報比較部204、ストローク決定部205、3次元画像生成部206、偏斜画像合成部207、推論エンジン208、及びその他のコントローラ20の機能は、プロセッサ901がプログラムを実行することにより実現され、表示装置30は出力装置904により実現され、入力装置40は入力装置903により実現される。また、推論エンジン208により生成される推論モデル209は、例えば、メモリ902、記憶装置905、又は可搬型記憶媒体906aに記憶される。
また、各実施形態では、顕微鏡10が、コントローラ20、表示装置30、及び入力装置40を備えるように構成されてもよい。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は、上述した実施形態に限定されることなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内で種々の改良・変更が可能である。
1 観察システム
10 顕微鏡
20 コントローラ
30 表示装置
40 入力装置
100 光学ヘッド
101 光源
102 照明レンズ
103 絞り
104 ハーフミラー
105 レボルバ
106 対物レンズ
107 結像レンズ
108 撮像部
120 XYステージ
130 フレーム
201 XYステージ制御部
202 Z制御部
203 絞り制御部
204 輝度情報比較部
205 ストローク決定部
206 3次元画像生成部
207 偏斜画像合成部
208 推論エンジン
209 推論モデル
301 観察画像表示エリア
301a ROI
302 プレビュー開始ボタン
303 ROI表示ボタン
304 輝度閾値設定ボタン
305 ストローク設定ボタン
306 上下ボタン
306a 上ボタン
306b 下ボタン
501、502 偏斜画像
601、602 偏斜画像
601a、602a 画像合成範囲
603 合成画像
604 明視野画像
700 教師データ
701、702 ペア
701a、702a 明視野画像
701b 傷有り偏斜画像
702b 傷無し偏斜画像
701c ROI
801 明視野画像
802 傷有り偏斜画像様の画像
802a ROI
900 コンピュータ
901 プロセッサ
902 メモリ
903 入力装置
904 出力装置
905 記憶装置
906 可搬型記憶媒体駆動装置
906a 可搬型記憶媒体
907 通信インタフェース
908 入出力インタフェース
909 バス
A、B、C、D ポジション
S 試料

Claims (18)

  1. 第1の検鏡方法での試料の画像の取得と第2の検鏡方法での前記試料の画像の取得とを行う顕微鏡と、
    前記顕微鏡により前記第1の検鏡方法で取得された前記画像の輝度値である第1の輝度値と前記顕微鏡により前記第2の検鏡方法で取得された前記画像の輝度値である第2の輝度値とを算出し、前記第1の輝度値と前記第2の輝度値との差分を算出し、前記差分と閾値とを比較する輝度情報比較部と、
    前記輝度情報比較部の比較結果を出力する出力部と
    を備えることを特徴とする観察システム。
  2. 前記顕微鏡は、前記第1の検鏡方法で前記試料の1つの画像を取得し、観察条件が異なる前記第2の検鏡方法で前記試料の複数の画像を取得し、
    前記輝度情報比較部は、前記顕微鏡により前記第1の検鏡方法で取得された前記1つの画像ついての前記第1の輝度値を算出し、前記顕微鏡により前記観察条件が異なる前記第2の検鏡方法で取得された前記複数の画像の各々についての前記第2の輝度値を算出し、前記第2の輝度値の各々と前記第1の輝度値との差分を算出し、前記差分の各々と前記閾値とを比較する
    ことを特徴とする請求項1記載の観察システム。
  3. 前記顕微鏡は、前記第1の検鏡方法で前記試料の1つの画像を取得し、前記第2の検鏡方法で前記試料の1つの画像を取得し、
    前記輝度情報比較部は、前記顕微鏡により前記第1の検鏡方法で取得された前記1つの画像ついての前記第1の輝度値を算出し、前記顕微鏡により前記第2の検鏡方法で取得された前記1つの画像についての前記第2の輝度値を算出し、前記第1の輝度値と前記第2の輝度値との差分を算出し、前記差分と前記閾値とを比較する
    ことを特徴とする請求項1記載の観察システム。
  4. 前記出力部は、前記輝度情報比較部により算出された前記差分の中で最も大きく且つ前記閾値以上である差分が算出されたときの前記第2の輝度値が算出されたときの前記第2の検鏡方法で取得された前記画像を表示する
    ことを特徴とする請求項2記載の観察システム。
  5. 前記出力部は、前記差分が前記閾値以上である場合に前記第2の検鏡方法で取得された前記1つの画像を表示する
    ことを特徴とする請求項3記載の観察システム。
  6. 前記差分が前記閾値以上である場合に、前記顕微鏡により取得された、前記試料の高さ方向範囲の各位置の画像に基づいて、前記試料の3次元画像を生成する3次元画像生成部
    を更に備えることを特徴とする請求項1乃至5の何れか一項記載の観察システム。
  7. 前記差分に基づいて、前記高さ方向範囲を決定する決定部
    を更に備えることを特徴とする請求項6記載の観察システム。
  8. 前記高さ方向範囲は、ユーザの入力に応じて決定される
    ことを特徴とする請求項6記載の観察システム。
  9. 前記顕微鏡により観察条件が異なる前記第2の検鏡方法で取得された複数の画像の各々に対して決定された画像合成範囲に基づいて当該複数の画像を合成する画像合成部
    を更に備えることを特徴とする請求項1乃至8の何れか一項記載の観察システム。
  10. 前記画像合成範囲は、ユーザの入力に応じて決定される
    ことを特徴とする請求項9記載の観察システム。
  11. 前記画像合成範囲は、合成される前記複数の画像の輝度値に基づいて決定される
    ことを特徴とする請求項9記載の観察システム。
  12. 前記顕微鏡により前記第1の検鏡方法で取得された前記画像と前記顕微鏡により前記第2の検鏡方法で取得された前記画像とに基づいて作成された教師データを用いて推論モデルを生成する推論モデル生成部を更に備え、
    前記推論モデルは、前記第1の検鏡方法で取得された試料の画像が入力されたときに、前記第2の検鏡方法で取得された前記試料の画像様の画像を出力すると共に前記試料の傷の有無並びに前記傷が有る場合の前記傷の位置に関する情報を出力する
    ことを特徴とする請求項1乃至11の何れか一項に記載の観察システム。
  13. 前記第1の輝度値が算出される前記第1の検鏡方法で取得された前記画像と前記第2の輝度値が算出される前記第2の検鏡方法で取得された前記画像は、前記試料の同一領域の画像である
    ことを特徴とする請求項1乃至12の何れか一項記載の観察システム。
  14. 前記第1の検鏡方法は、明視野観察であり、
    前記第2の検鏡方法は、偏斜観察である、
    ことを特徴とする請求項1乃至13の何れか一項記載の観察システム。
  15. 前記第1の検鏡方法は、明視野観察であり、
    前記第2の検鏡方法は、偏斜観察であり、
    前記観察条件が異なる前記第2の検鏡方法は、偏斜照明の方向が異なる前記偏斜観察である
    ことを特徴とする請求項2又は9記載の観察システム。
  16. 第1の検鏡方法での試料の画像の取得と第2の検鏡方法での前記試料の画像の取得とを行う撮像部と、
    前記撮像部により前記第1の検鏡方法で取得された前記画像の輝度値である第1の輝度値と前記撮像部により前記第2の検鏡方法で取得された前記画像の輝度値である第2の輝度値とを算出し、前記第1の輝度値と前記第2の輝度値との差分を算出し、前記差分と閾値とを比較する輝度情報比較部と、
    前記輝度情報比較部の比較結果を出力する出力部と
    を備えることを特徴とする顕微鏡。
  17. 第1の検鏡方法での試料の画像の取得と第2の検鏡方法での前記試料の画像の取得とを行い、
    前記第1の検鏡方法で取得された前記画像の輝度値である第1の輝度値と前記第2の検鏡方法で取得された前記画像の輝度値である第2の輝度値とを算出し、前記第1の輝度値と前記第2の輝度値との差分を算出し、前記差分と閾値とを比較し、
    前記比較の結果を出力する
    ことを特徴とする観察方法。
  18. 第1の検鏡方法での試料の画像の取得と第2の検鏡方法での前記試料の画像の取得とを行い、
    前記第1の検鏡方法で取得された前記画像の輝度値である第1の輝度値と前記第2の検鏡方法で取得された前記画像の輝度値である第2の輝度値とを算出し、前記第1の輝度値と前記第2の輝度値との差分を算出し、前記差分と閾値とを比較し、
    前記比較の結果を出力する
    処理をコンピュータに実行させることを特徴とするプログラム。
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