JP2023108181A - 機器制御システム、機器制御装置、及び、プログラム - Google Patents
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Abstract
【課題】席の状態によらず、当該席を対象として動作する機器について省エネルギーを実現する機器制御システム、機器制御装置及びプログラムを提供する。【解決手段】オフィス90において、機器制御システム10は、席に配置され、当該席を識別する席IDを表し、ユーザUが当該席に着席するときにユーザUの携帯端末U1により読み取られるコード30-nを備える。機器制御システム10は、携帯端末U1により読み取られたコード30-nが表す席IDと、ユーザUを識別するユーザ識別情報とを取得することでユーザUの着席を検知し、着席を検知したあと、ユーザUが席を離席したときに携帯端末U1から送信されるユーザ識別情報を取得することでユーザUの離席を検知し、離席を検知したことに基づいて、席IDが識別する席を対象として動作する照明装置91A又は91Bなどの当該席を対象とした動作を終了させる。【選択図】図1
Description
本発明は、照明装置、空調システム、又は、コンセント電源などの機器の動作を制御する機器制御システム、機器制御装置、及び、プログラムに関する。
特許文献1には、オフィス内の各席にそれぞれ設置されている各パーソナルコンピュータの起動状況に基づいて、複数の照明装置それぞれの点灯/消灯を個別に制御することで省エネルギーを実現する制御システムが開示されている。
特許文献1に記載の制御システムでは、照明の制御に、各席に設置されたパーソナルコンピュータが使用されている。しかし、近年は、ユーザが自分の席又はフリーアドレス制における所望の席に自身のノート型パソコンを持ち込んで仕事をすることも考えられる。この場合、席には、パーソナルコンピュータが設置されていないことが多く、特許文献1に記載の制御システムを適用できない。このように、特許文献1に記載の制御システムでは、席のパーソナルコンピュータの有無といった席の状態によって省エネルギーが達成できない。このような課題は、制御対象の機器が照明装置である場合に限られない。
本発明は、上記点に鑑みてなされたものであり、席の状態によらず、当該席を対象として動作する機器について省エネルギーを実現することを課題とする。
上記課題を解決するため、本発明に係る機器制御システムは、席に配置され、当該席を識別する席IDを表し、ユーザが当該席に着席するときに当該ユーザの携帯端末により読み取られるコードと、前記携帯端末により読み取られた前記コードが表す前記席IDと、当該ユーザを識別するユーザ識別情報とを取得することで前記ユーザの着席を検知する着席検知部と、前記着席検知部が前記着席を検知したあと、前記ユーザが前記席を離席したときに前記携帯端末から送信される前記ユーザ識別情報を取得することで前記ユーザの離席を検知する離席検知部と、前記離席検知部が前記離席を検知したことに基づいて、前記席IDが識別する前記席を対象として動作する機器の前記席を対象とした動作を終了させる動作制御部と、を備える。
前記機器制御システムの一例として、前記動作制御部は、前記着席検知部が前記着席を検知したことに基づいて、前記機器の前記動作を開始させる。
前記機器制御システムの一例として、前記ユーザ識別情報は、前記席IDが前記携帯端末に読み取られたことを契機として前記ユーザに対して発行される情報である。
前記機器制御システムの一例として、前記コードは、印刷媒体に印刷されている。
前記機器制御システムの一例として、前記ユーザが前記席を離席したときに前記携帯端末から送信される前記ユーザ識別情報は、前記ユーザが前記席とは異なる他の席に移動したときに、当該他の席に設けられ前記携帯端末により読み取られたコードが表す前記他の席を識別する席IDとともに送信されるユーザ識別情報である。
前記機器制御システムの一例として、前記ユーザ識別情報は、前記携帯端末に記憶され、前記ユーザが前記席を離席したときに前記携帯端末から送信される前記ユーザ識別情報は、前記席が配置された部屋からの前記ユーザの退室時に前記携帯端末と前記部屋に設置された退室管理装置とが通信したときに前記携帯端末から前記離席検知部に前記退室管理装置を介して又は介さずに送信される。
前記機器制御システムの一例として、前記動作制御部が終了させる前記動作は、前記席IDが識別する前記席である第1席と当該第1席とは異なる第2席とを対象とした動作であり、前記動作制御部は、前記第2席に他のユーザが着席している場合には前記動作を終了させない。
本発明に係る機器制御装置は、席に設けられユーザが当該席に着席するときに当該ユーザの携帯端末により読み取られた前記コードが表す前記席を識別する席IDと、当該ユーザを識別するユーザ識別情報とを取得することで前記ユーザの着席を検知する着席検知部と、前記着席検知部が前記着席を検知したあと、前記ユーザが前記席を離席したときに前記携帯端末から送信される前記ユーザ識別情報を取得することで前記ユーザの離席を検知する離席検知部と、前記離席検知部が前記離席を検知したことに基づいて、前記席IDが識別する前記席を対象として動作する機器の前記席を対象とした動作を終了させる動作制御部と、を備える。
本発明に係るプログラムは、コンピュータに、席に設けられユーザが当該席に着席するときに当該ユーザの携帯端末により読み取られた前記コードが表す前記席を識別する席IDと、当該ユーザを識別するユーザ識別情報とを取得することで前記ユーザの着席を検知する着席検知ステップと、前記着席検知ステップで前記着席を検知したあと、前記ユーザが前記席を離席したときに前記携帯端末から送信される前記ユーザ識別情報を取得することで前記ユーザの離席を検知する離席検知ステップと、前記離席検知ステップで前記離席を検知したことに基づいて、前記席IDが識別する前記席を対象として動作する機器の前記席を対象とした動作を終了させる動作制御ステップと、を実行させる。
本発明によれば、席の状態によらず、当該席を対象として動作する機器について省エネルギーが実現される。
以下、本発明の実施形態に係る機器制御システムを、図面を参照しながら説明する。
図1に示す本実施の形態に係る機器制御システム10は、オフィス90の、照明装置91A~91C、空調システム92、n=1~8の8つのコンセント電源93-n(93-1~93-8)といった各機器の動作を制御するように構成されている。
図2に示すように、オフィス90の部屋Rにはn=1~8の8つの席An(A1~A8)が配置されている。席Anは、机Bn及び椅子Cn及びを含む。オフィス90は、フリーアドレスオフィスであり、オフィス90で働く各ユーザUの席Anは固定でない。つまり、ユーザUは複数の席A1~A8のうちの好きな席Anに着席して仕事する。ユーザUは、スマートフォン、タブレットコンピュータなどの携帯端末U1(図1)を所持しているものとする。
席An(ここでは、机Bn)には、コード30-n、及び、コンセント電源93-nが配置されている(n=1~8)。例えば、席A1には、コード30-1及びコンセント電源93-1が配置されている。
コード30-nは、このコード30-nが配置されている席Anを識別する席IDを表すバーコード又は二次元コードなどのコードである。例えば、コード30-1は、席A1を識別する席IDを表す。コード30-nは、例えば、机Bnに貼り付けられたシールなどの紙又は合成樹脂製の印刷媒体に印刷されている。コード30-nが印刷された印刷媒体は、椅子Cnに貼り付けられてもよい。コード30-nは、机Bnに設けられた表示装置に画像として表示されてもよい。
コンセント電源93-nは、電力を供給するコンセントを備える任意の電源装置であればよく、ここでは、部屋Rの壁などに設けられた不図示のコンセントに接続された電源タップである。コンセント電源93-nのコンセントには、その配置先の机Bn上に配置された卓上機器94-nのプラグが差し込まれる(n=1~8)。これにより、コンセント電源93-nは、卓上機器94-nに電力を供給する動作を行う。例えば、コンセント電源93-1のコンセントには、その配置先の机B1上に配置された卓上機器94-1のプラグが差し込まれ、コンセント電源93-1から卓上機器94-1に電力が供給される。
コンセント電源93-nは、電力の供給/非供給を切り替えるスイッチを備える。このスイッチは、各コンセント電源93-nと無線又は有線で接続されたコントローラX(図1)により制御される。卓上機器94-nは、ここでは、その配置先の席Anの内線番号が付与された電話機とするが、当該席Anを照明する卓上の照明スタンド、当該席Anでの仕事に使用されるパーソナルコンピュータなどであってもよい。卓上機器94-nとしては、その配置先の席Anで動作する機器が採用される。
オフィス90の部屋Rの天井には、席A1及びA2を照明対象とする照明装置91A、席A3~A6を照明対象とする照明装置91B、及び、席A7及びA8を照明対象とする照明装置91Cが設けられている。
オフィス90の部屋Rの天井には、空調システム92(図1)の吹出部92A及び92Bが設けられている。吹出部92A及び92Bは、空調システム92によって調和された空調空気を吹き出す吹出口を備えている。空調システム92は、席A1~A4を空調対象とした空調空気を吹出部92Aから吹き出す。同様にして、吹出部92Bは、席A5~A8をそれぞれ空調対象とした空調空気を吹き出す。空調システム92は、吹出部92A及び92Bそれぞれからの空調空気の吹き出し量などを吹出部ごとに個別に制御でき、これにより、部屋Rの一部の空間をスポット的に空調する。
部屋R内の出入口近傍には、部屋Rからの退室を管理する退室管理装置40が設置されている。部屋RにいるユーザUが部屋Rから退室するとき、ユーザUは、自身が所持する携帯端末U1を退室管理装置40にかざす。退室管理装置40は、携帯端末U1と近距離無線通信を行って、ユーザUの退室を検出する。また、退室管理装置40は、後述のように、ユーザUのユーザ識別情報を機器制御装置20に送信する機能も有している。退室管理装置40は、コンピュータなどの適宜の処理装置により構成されている。部屋Rの出入口に扉を設け、退室管理装置40は、携帯端末U1と近距離無線通信を行って所定の認証を行い、当該認証が成功したときにのみ扉を開いてもよい。部屋Rの出入口近傍に、携帯端末U1と近距離無線通信を行ってユーザUの部屋Rへの入室を管理する入室管理装置が設けられてもよい。この場合、入室管理装置は、携帯端末U1と近距離無線通信を行って所定の認証を行い、当該認証が成功したときにのみ扉を開いて入室を許可してもよい。
図1に示すように、機器制御システム10は、機器制御装置20と、コード30-nと、退室管理装置40と、を含んで構成されている。退室管理装置40は、機器制御システム10外部の装置として構成されてもよい。
機器制御装置20は、CPU(Central Processing Unit)などのプロセッサ21と、プロセッサ21のメインメモリとして機能するRAM(Random Access Memory)22と、を備える。機器制御装置20は、さらに、プロセッサ21が実行又は参照するプログラム及び席データベース(詳細は後述)などを記憶している記憶装置23と、携帯端末U1と無線で通信し、退室管理装置40と無線又は有線で通信する通信装置24と、を備える。記憶装置23は、ハードディスク、SSD(Solid State Drive)などの不揮発性の記憶装置からなる。通信装置24は、適宜の通信規格に対応した通信モジュールなどであればよい。
機器制御装置20は、ユーザUの着席及び離席を監視し、監視結果に基づいて照明装置91A~91C、空調システム92、及び、コンセント電源93-n(n=1~8)の各機器を制御するように構成されている。機器制御装置20は、ユーザUの携帯端末U1からの後述の情報(席ID及びユーザ識別情報)、及び、退室管理装置40からの後述の情報(ユーザ識別情報)によりユーザUの着席及び離席を監視する。
ここで、携帯端末U1の動作例を説明する。まず、ユーザUは、席An(例えば、席A2)に着席する際、ユーザUが所有する携帯端末U1により、着席対象の席Anに設けられたコード30-n(例えば、コード30-2)を撮像する。これにより、携帯端末U1は、コード30-nを読み取る。携帯端末U1は、当該コード30-nを読み取ると、所定のアプリケーションを起動し、起動したアプリケーションを実行することで、図3に示す処理を実行する。当該アプリケーションは、機器制御システム10を利用するために予めインストールされているものとする。ユーザUは、席Anに着席するたびに、携帯端末U1によりコード30-nを読み取る。例えば、ユーザUは、部屋Rに入室してから最初に席A1に着席したときに、携帯端末U1によりコード30-1を読み取る。その後、ユーザUは、席A1から席A2に移ったときも、携帯端末U1によりコード30-2を読み取る。図3に示す処理は、コード30-nが読み取られごとに実行される。
図3の処理において、携帯端末U1は、まず、読み取ったコード30-nを解析し、当該コードが表す席IDを取得する(ステップS11)。
さらに、携帯端末U1は、機器制御システム10上でユーザUを他のユーザUと区別可能な程度に識別するユーザ識別情報を新ユーザ識別情報として取得する(ステップS12)。ここでは、携帯端末U1は、任意のアルゴリズムによりユーザ識別情報を発行することで当該ユーザ識別情報を取得する。
ユーザ識別情報は、後述のように機器制御装置20に席IDとともに送信される情報であり、携帯端末U1によりコード30-nが読み取られるたびに新たに発行される。ユーザ識別情報としては、プライバシー保護などのため、携帯端末U1のID又はアドレス、所定のサービスで使用されるユーザID、及び、ユーザUの属性情報などではない他の情報が採用される。このようなユーザ識別情報としては、席IDを機器制御装置20に発信する発信者を識別する発信者番号などがある。ユーザ識別情報は、他のユーザ識別情報と同じとならないよう、例えば、ステップS11で取得した席ID及びステップS11で席IDを取得したときの時刻情報などに基づく演算により生成、発行されるとよい。例えば、2進数としての席IDを示す値と、2進数としての時刻を示す値と、を並べる演算を行うことで、ユーザ識別情報が生成される。
携帯端末U1は、機器制御装置20と通信し、機器制御装置20によりユーザ識別情報の発行を受けることで、当該ユーザ識別情報を取得してもよい。
その後、携帯端末U1は、ユーザUが今回の席Anに着席する前に他の席Anに着席していた場合に当該他の席Anへの着席の際に取得されたユーザ識別情報である旧ユーザ識別情報を記憶しているか判別する(ステップS13)。この旧ユーザ識別情報は、前記他の席Anへの着席の際に実行された図3の処理で、携帯端末U1により取得され記憶されたユーザ識別情報である(後述のステップS15及びS17も参照)。
携帯端末U1は、旧ユーザ識別情報を記憶している場合(ステップS13;Yes)、席ID、新ユーザ識別情報、及び、旧ユーザ識別情報を機器制御装置20に送信する(ステップS14)。携帯端末U1は、新ユーザ識別情報及び旧ユーザ識別情報を区別して送信する。携帯端末U1は、さらに、現在記憶している旧ユーザ識別情報を、新ユーザ識別情報で上書きする(ステップS15)。当該新ユーザ識別情報は、その後にユーザUが席を移動したときに実行されるステップS12では旧ユーザ識別情報となる。
携帯端末U1は、旧ユーザ識別情報を記憶していない場合(ステップS13;No)、席ID、及び、新ユーザ識別情報を機器制御装置20に送信する(ステップS16)。携帯端末U1は、さらに、新ユーザ識別情報を記憶する(ステップS17)。当該新ユーザ識別情報は、その後にユーザUが席を移動したときに実行されるステップS12では旧ユーザ識別情報となる。
以上のような処理から、ユーザUが席Anに着席する際には、携帯端末U1から、着席対象の席の席IDと新ユーザ識別情報とが機器制御装置20に送信される。このとき、ユーザUが、部屋R内で席を移動していた場合、移動前の席Anへの着席時に取得され記憶されたユーザ識別情報が旧ユーザ識別情報として機器制御装置20に送信される。
次に、退室管理装置40の動作について説明する。ユーザUは、部屋Rを退室する際、退室管理装置40に携帯端末U1をかざす。これにより、退室管理装置40は、携帯端末U1との近距離無線通信を開始し、図4に処理を実行する。
退室管理装置40は、携帯端末U1に対して、当該携帯端末U1がユーザ識別情報(上記旧ユーザ識別情報)を記憶しているか否か問い合わせる(ステップS21)。退室管理装置40は、携帯端末U1にユーザ識別情報が記憶されている場合、つまり、携帯端末U1からの問い合わせの結果が肯定の場合(ステップS22;Yes)、携帯端末U1が記憶しているユーザ識別情報を旧ユーザ識別情報として携帯端末U1から取得する(ステップS23)。この場合、ユーザUは、いずれかの席Anに着席していたあとに部屋Rを退室しようとしていることになる。ステップS23で取得された旧ユーザ識別情報は、携帯端末U1からは削除されるものとする。ステップS23のあと、退室管理装置40は、取得した旧ユーザ識別情報を機器制御装置20に送信する(ステップS24)。退室管理装置40は、携帯端末U1からの問い合わせの結果が否定の場合(ステップS22;No)、図4の処理を終了する。この場合、ユーザUは、席A1~A8のいずれにも着席せずに、部屋Rを退室しようとしていることになる。
次に、機器制御装置20の構成及び動作を説明する。図1の機器制御装置20のプロセッサ21は、記憶装置23が記憶するプログラムを実行することで、RAM22とともに、図5に示す着席検知部21A、離席検知部21B、及び、動作制御部21Cとして動作する。
着席検知部21Aは、通信装置24を介して、携帯端末U1から、携帯端末により読み取られた前記コードが表す前記席ID及び新ユーザ識別情報を受信することで、これら情報を取得する。上述の説明から明らかなように、席ID及び新ユーザ識別情報は、ユーザUが席Anに着席した際に携帯端末U1から送信される。このため、席ID及び新ユーザ識別情報の取得は、ユーザUの席Anの着席を示す。従って、着席検知部21Aは、携帯端末U1から席ID及び新ユーザ識別情報を取得することで、ユーザUの着席を検知することになる。
離席検知部21Bは、通信装置24を介して、旧ユーザ識別情報を受信することで、これら情報を取得する。上述の説明から明らかなように、旧ユーザ識別情報は、ユーザUが席Anを移ったときに携帯端末U1から送信されるか、ユーザUが部屋Rを退室するときに携帯端末U1から退室管理装置40を介して送信される。このため、旧ユーザ識別情報の取得は、ユーザUの席Anの離席を示す。従って、着席検知部21Aは、旧ユーザ識別情報を取得することで、ユーザUの離席を検知することになる。上述のように、ユーザ識別情報は、ユーザUが席Anを離席したときに携帯端末U1から直接又は退室管理装置40を介して送信されるユーザ識別情報である。
動作制御部21Cは、着席検知部21AがユーザUの着席を検知したことに基づいて、前記着席検知部21Aが取得した席IDが識別する席An、つまり、ユーザUが着席した席Anを対象として動作する機器の当該席Anを対象とした動作を開始させる。さらに、動作制御部21Cは、着席検知部21AがユーザUの着席を検知したことに基づいて、前記着席検知部21Aが取得した席IDが識別する席Anを対象として動作する機器の当該席Anを対象とした動作を終了させる。このような動作は、例えば、図6に示す機器制御処理の実行により実現される。
図6に示す機器制御処理では、図1の記憶装置23に記憶されている席データベースが使用される。当該席データベースの構成例を図7に示す。
図7に示すように、席データベースでは、席A1~A8をそれぞれ識別する席IDである「A1」~「A8」のそれぞれに対して、その席を対象として動作する機器としての、照明装置91A~91Cのいずれかと、吹出部92A又は92Bと、コンセント電源93-1~93-8のいずれかと、ユーザ識別情報を格納する格納領域と、が対応づけられている。ここで、図7中、照明装置、吹出部、及び、コンセント電源を示す情報は、その機器に付与されている符号により示されている。後述の処理からわかるように、席データベースにユーザ識別情報が格納されている場合、当該ユーザ識別情報が識別するユーザが、当該ユーザ識別情報の格納領域に対応する席IDが識別する席Anに着席していることが示される。
図7の席データベースでは、例えば、席A1(席ID「A1」の席)を対象として動作する機器として、照明装置91A、吹出部92Aを使用する空調システム92、及び、コンセント電源93-1が割り当られている。席A5(席ID「A5」の席)を対象として動作する機器として、照明装置91B、吹出部92Bを使用する空調システム92、及び、コンセント電源93-5が割り当られている。席A8(席ID「A8」の席)を対象とする機器として、照明装置91C、吹出部92Bを使用する空調システム92、及び、コンセント電源93-8が割り当られている。
動作制御部21Cは、図6に示す機器制御処理において、まず、着席検知部21AがユーザUの着席を検知したか、つまり、着席検知部21Aが席ID及び新ユーザ識別情報を取得したかを判別する(ステップS31)。動作制御部21Cは、検知有りの場合(ステップS31;Yes)、席データベースにおける、着席検知部21Aが受信した席IDに対応する格納領域にユーザ識別情報を格納する(ステップS32)。これにより、ユーザUの着席が席データベースに反映される。さらに、動作制御部21Cは、席データベースで当該席IDに対応する機器の動作を開始させる(ステップS33)。これにより、席データベースにおいて、ユーザ識別情報が格納されている格納領域に対応する機器が動作中であることが分かる。
例えば、席IDが席A4を識別しているとすると、ステップS32では、図7に示すように、席データベースの、席ID「A4」に対応する格納領域にユーザ識別情報としての「101011」が格納される。そして、ステップS33において、動作制御部21Cは、席A4を照明対象としている照明装置91Bをオンする。これにより、照明装置91Bの席A4を照明対象とした照明動作が開始される。なお、照明装置91Bがすでにオンであれば、その状態が維持される。さらに、動作制御部21Cは、席A4を空調対象としている吹出部92Aから空調空気が吹き出すように空調システム92を制御する。これにより、空調システム92の席A4を空調対象とした空調動作が開始される。すでに吹出部92Aから空調空気が吹き出している場合には、その状態が維持される。さらに、動作制御部21Cは、コントローラXを介して当該席A4に設けられたコンセント電源93-4をオンする。これにより、コンセント電源93-4の、席A4に配置された卓上機器94-4を対象とした、つまり席A4を対象とした電力供給動作が開始される。これにより、卓上機器94-4が動作可能となる。さらに、ユーザUは、自身のコンピュータなどをコンセント電源93-4を電源にして使用することができる。
動作制御部21Cは、ステップS31で検知無しと判別した場合(ステップS31;No)、又は、ステップS33のあと、離席検知部21BがユーザUの離席を検知したか、つまり、離席検知部21Bが旧ユーザ識別情報を取得したかを判別する(ステップS34)。動作制御部21Cは、検知有りの場合(ステップS34;Yes)、席データベースに格納されている、旧ユーザ識別情報に合致するユーザ識別情報に対応する機器の動作を終了させる(ステップS35)。但し、席データベースにおいて、その機器に対応する格納領域に他のユーザ識別情報が格納されている場合には、その機器の動作については終了させない。つまり、動作を終了させる機器の動作対象が複数の席Anにわたっており、かつ、他の席Anに他のユーザが着席している場合、動作制御部21Cは、その動作については終了させない。さらに、動作制御部21Cは、旧ユーザ識別情報に合致するユーザ識別情報を席データベースから削除する(ステップS36)。この削除により、ユーザUの離席が席データベースに反映される。
例えば、図7に示す席データベースの、席ID「A4」に対応する格納領域に格納されているユーザ識別情報と同じ「101011」の旧ユーザ識別情報が取得されたとする。この場合、動作制御部21Cは、ステップS35において、照明装置91Bをオフする。これにより、照明装置91Bの席A4を照明対象とした照明動作が終了する。なお、席データベースにおいて、照明装置91Bの他の照明対象である、席A3、A5、及びA6の各席IDのいずれかに対応して他のユーザ識別情報が格納されている場合、動作制御部21Cは、照明装置91Bをオフしない。さらに、動作制御部21Cは、吹出部92Aからの空調空気の吹き出しを終了するように空調システム91を制御する。この場合も、席データベースにおいて、吹出部92Aの他の空調対象である、席A1~A3の各席IDのいずれかに対応して他のユーザ識別情報が格納されている場合、吹出部92Aからの空調空気の吹き出しを終了させない。さらに、動作制御部21Cは、コントローラXを介して当該席A4に設けられたコンセント電源93-4をオフする。これにより、コンセント電源93-4の、席A4に配置された卓上機器94-4を対象とした、つまり席A4を対象とした電力供給動作が終了する。さらに、コンセント電源93-4を電源にした機器への電力供給も終了される。動作制御部21Cは、ステップS35において、図7の席データベースから、席ID「A4」に対応するユーザ識別情報「101011」を削除する。
動作制御部21Cは、ステップS34で検知無しと判別した場合(ステップS34;No)、又は、ステップS36のあとは、本処理を終了する。
以上のような処理により、席AnのいずれかにユーザUが着席したか離席したかに応じて、機器の当該席Anを対象とした動作が開始又は終了される。
以上のように、機器制御システム10は、席Anに配置され、当該席Anを識別する席IDを表し、ユーザUが当該席Anに着席するとき(着席前、着席後のいずれであってもよい)に携帯端末U1により読み取られるコード30-nを有する。さらに、着席検知部21Aが、携帯端末U1により読み取られたコード30-nが表す席IDと、当該携帯端末U1を所持するユーザUを識別するユーザ識別情報とを取得することでユーザUの着席を検知する。さらに、離席検知部21Bは、着席検知部21AがユーザUの着席を検知したあと、ユーザUが席Anを離席したときに携帯端末U1から送信されるユーザ識別情報を取得することでユーザUの離席を検知する。さらに、動作制御部21Cは、離席検知部21BがユーザUの離席を検知したことに基づいて、照明装置91A~91Cのいずれか、吹出部92A又は92Bを用いる空調システム92、コンセント電源93-nといった上記席IDが識別する席Anを対象として動作する機器の当該席Anを対象とした動作を終了させる。
以上のような構成により、ユーザUが着席した席Anを対象として動作する機器の当該席Anを対象とした動作が、ユーザUが席Anを離席したことを契機として終了するので、無駄に機器が動作することが抑制され、当該機器について省エネルギーが実現される。そして、この実施の形態では、ユーザUがどの席から離席したかが、コード30-nにより特定されるので、機器制御システム10を導入する際、席Anについてはコード30-nを設ければよい。従って、席Anに対して特許文献1のようなパーソナルコンピュータの設置は要求されず、席Anの状態によらず、機器制御システム10の導入が可能となる。以上のようなことから明らかなように、本実施形態に係る機器制御システム10によれば、席Anの状態によらず、この席Anを対象として動作する機器について省エネルギーを実現することができる。
携帯端末U1は、ユーザUに貸し出されるもの(例えば、機器制御システム10専用に使用される装置)であってもよいが、ユーザUが所有するスマートフォン又はタブレットなどの端末であるとよい。これにより、ユーザUがもともと所有する装置を利用して機器制御システム10が導入されるので、導入コストが低減される。
また、動作制御部21Cは、着席検知部21AがユーザUの着席を検知したことに基づいて、前記の機器の前記の動作つまりユーザUが着席した席Anを対象とした動作を開始させる。これにより、ユーザUが前記の機器を動作させる操作をする必要がなく、ユーザUの利便性が高まる。さらに、当該開始前については機器が動作していないことになるので、その分省エネルギーが実現される。
コード30-nは、上述のように、机Bnに貼り付けられたシールなどの紙又は合成樹脂製の印刷媒体に印刷されているとよい。これにより、機器制御システム10の導入コストが低減される。着席及び離席を検出するのに赤外線センサなどの人感センサを使用することも考えられるが、この場合、人感センサを各席に設置する必要があり導入コストが高くなる。他方、コード30-nの印刷は安価に行えるので、コード30-nを採用した方がコスト的に有利である。
ユーザ識別情報は、本実施形態のように、携帯端末U1によりコード30-nが読み取られるたびに新たに発行されるとよい。これにより、当該ユーザ識別情報に基づいて、ユーザUが誰であるかなどが特定され難くなり、プライバシーが保護される。従って、機器制御システム10は、公共スペースを提供する部屋などにも適用可能となっている。また、予めユーザ識別情報を登録するといった手間も省かれる。
ユーザ識別情報は、携帯端末U1によりコード30-nが読み取られたことを契機として発行されたものであればよく、コード30-nが読み取られるたびに発行されなくてもよい。例えば、携帯端末U1は、図3のステップS11の実行時に、自身がユーザ識別情報をすでに記憶しているとき(ユーザが席Anを移ったとき)には、ステップS12の新たな識別情報の取得を行わなくてもよい。この場合、携帯端末U1は、ステップS11のあとに、自身が記憶するユーザ識別情報とステップS11で取得した席IDとを機器制御装置20に送信する。この場合、離席検知部21Bは、携帯端末U1から直接又は退室管理装置40を介して送信されてくるユーザ識別情報が、席データベースにすでに格納されているユーザ識別情報と合致した際に、ユーザUの離席を検知する。動作制御部21Cは、すでに格納されている古い方のユーザ識別情報を対象として図6のステップS35及びS36と同様の処理を実行する。
ユーザ識別情報の具体例は特に限定されず、携帯端末U1のID又はアドレス、所定のサービスで使用されるユーザID、及び、ユーザUの個人情報などを特定可能な属性情報であってもよい。
上述の、ユーザUが席Anを離席したときに携帯端末U1から送信されるユーザ識別情報は、本実施形態のように、ユーザが現在の席Anから他の席Anに移動したときに、他の席Anに設けられ携帯端末U1により読み取られたコード30-nが表す当該他の席Anを識別する席IDとともに送信されるユーザ識別情報であるとよい。これにより、ユーザUの席移動に伴う離席が精度良く検知される。
上述の、ユーザUが席Anを離席したときに携帯端末U1から送信されるユーザ識別情報は、本実施形態のように、部屋RからのユーザUの退室時に携帯端末U1と部屋Rに設置された退室管理装置40とが通信したときに携帯端末U1から離席検知部21Bに退室管理装置40を介して送信されるとよい。また、当該ユーザ識別情報は、携帯端末U1と退室管理装置40との通信時に携帯端末U1から退室管理装置40を介さずに離席検知部21Bに送信されてもよい。これら構成により、これにより、ユーザUの部屋Rからの退室に伴う離席が精度良く検知される。なお、部屋Rは、オフィス全体など複数の部屋からなってもよい。
また、上述のように、動作制御部21Cが終了させる動作(例えば、照明装置91Aの動作)が、離席を検出した第1の席An(例えば、席A1)とともに、第1の席Anとは異なる第2の席An(例えば、席A2)も対象としているときに、動作制御部21Cは、第2の席Anに他のユーザが着席している場合には前記の動作を終了させない。これにより、他のユーザが着席しているにも関わらず照明装置がオフになってしまうといった他のユーザへの不利益が防止される。
上記実施の形態については、種々の変形を行うことができる。以下、変形例を列挙するが、下記の変形例のうち少なくとも一部同士を適宜組み合わせることができる。
動作制御部21Cが動作を制御する対象の機器は、照明装置91A~91C、空調システム92、コンセント電源93-nに限らず、他の装置であってもよい。
動作制御部21Cは、各機器の動作を開始させる及び各機器の動作を終了させる制御を行うが、各機器の動作の開始/終了は、電源のオン/オフの他、スタンバイ状態からの復帰/スタンバイ状態への移行を含む。
席Anは、椅子Cnの無い立席であってもよい。このような立席についても、使用の開始又は終了を着席及び離席という。
機器制御システム10及び機器制御装置20のハードウェア構成は任意である。各部21A~21Cの少なくとも一部は、1以上の論理回路により構成されてもよい。論理回路としては、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)、FPGA(Field Programmable Gate Array)などが挙げられる。席データベースは、機器制御システム10がアクセス可能な他の記憶装置に格納さてもよい。プログラムは、記憶装置23以外の他の非一時的な記憶媒体に格納されてもよい。
以上、実施の形態及び変形例を参照して本発明を説明したが、本発明は、上記の実施の形態及び変形例に限定されるものではない。例えば、本発明には、本発明の技術思想の範囲内で当業者が理解し得る、上記の実施の形態及び変形例に対する様々な変更が含まれる。上記実施の形態及び変形例に挙げた各構成は、矛盾の無い範囲で適宜組み合わせることができる。
10…機器制御システム、20…機器制御装置、21…プロセッサ、21A…着席検知部、21B…離席検知部、21C…動作制御部、23…記憶装置、24…通信装置、30-n(n=1~8)…コード、40…退室管理装置、90…オフィス、91…空調システム、91A~91C…照明装置、92…空調システム、92A、92B…吹出部、、93-n(n=1~8)…コンセント電源、94-n(n=1~8)…卓上機器、、An(n=1~8)…席、Bn(n=1~8)…机、Cn(n=1~8)…椅子、R…部屋、U…ユーザ、U1…携帯端末、X…コントローラ。
Claims (9)
- 席に配置され、当該席を識別する席IDを表し、ユーザが当該席に着席するときに当該ユーザの携帯端末により読み取られるコードと、
前記携帯端末により読み取られた前記コードが表す前記席IDと、当該ユーザを識別するユーザ識別情報とを取得することで前記ユーザの着席を検知する着席検知部と、
前記着席検知部が前記着席を検知したあと、前記ユーザが前記席を離席したときに前記携帯端末から送信される前記ユーザ識別情報を取得することで前記ユーザの離席を検知する離席検知部と、
前記離席検知部が前記離席を検知したことに基づいて、前記席IDが識別する前記席を対象として動作する機器の前記席を対象とした動作を終了させる動作制御部と、
を備える機器制御システム。 - 前記動作制御部は、前記着席検知部が前記着席を検知したことに基づいて、前記機器の前記動作を開始させる、
請求項1に記載の機器制御システム。 - 前記ユーザ識別情報は、前記席IDが前記携帯端末に読み取られたことを契機として前記ユーザに対して発行される情報である、
請求項1又は2に記載の機器制御システム。 - 前記コードは、印刷媒体に印刷されている、
請求項1から3のいずれか1項に記載の機器制御システム。 - 前記ユーザが前記席を離席したときに前記携帯端末から送信される前記ユーザ識別情報は、前記ユーザが前記席とは異なる他の席に移動したときに、当該他の席に設けられ前記携帯端末により読み取られたコードが表す前記他の席を識別する席IDとともに送信されるユーザ識別情報である、
請求項1から4のいずれか1項に記載の機器制御システム。 - 前記ユーザ識別情報は、前記携帯端末に記憶され、
前記ユーザが前記席を離席したときに前記携帯端末から送信される前記ユーザ識別情報は、前記席が配置された部屋からの前記ユーザの退室時に前記携帯端末と前記部屋に設置された退室管理装置とが通信したときに前記携帯端末から前記離席検知部に前記退室管理装置を介して又は介さずに送信される、
請求項1から5のいずれか1項に記載の機器制御システム。 - 前記動作制御部が終了させる前記動作は、前記席IDが識別する前記席である第1席と当該第1席とは異なる第2席とを対象とした動作であり、
前記動作制御部は、前記第2席に他のユーザが着席している場合には前記動作を終了させない、
請求項1から6のいずれか1項に記載の機器制御システム。 - 席に設けられユーザが当該席に着席するときに当該ユーザの携帯端末により読み取られた前記コードが表す前記席を識別する席IDと、当該ユーザを識別するユーザ識別情報とを取得することで前記ユーザの着席を検知する着席検知部と、
前記着席検知部が前記着席を検知したあと、前記ユーザが前記席を離席したときに前記携帯端末から送信される前記ユーザ識別情報を取得することで前記ユーザの離席を検知する離席検知部と、
前記離席検知部が前記離席を検知したことに基づいて、前記席IDが識別する前記席を対象として動作する機器の前記席を対象とした動作を終了させる動作制御部と、
を備える機器制御装置。 - コンピュータに、
席に設けられユーザが当該席に着席するときに当該ユーザの携帯端末により読み取られた前記コードが表す前記席を識別する席IDと、当該ユーザを識別するユーザ識別情報とを取得することで前記ユーザの着席を検知する着席検知ステップと、
前記着席検知ステップで前記着席を検知したあと、前記ユーザが前記席を離席したときに前記携帯端末から送信される前記ユーザ識別情報を取得することで前記ユーザの離席を検知する離席検知ステップと、
前記離席検知ステップで前記離席を検知したことに基づいて、前記席IDが識別する前記席を対象として動作する機器の前記席を対象とした動作を終了させる動作制御ステップと、
を実行させるプログラム。
Priority Applications (1)
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---|---|---|---|
JP2022009159A JP2023108181A (ja) | 2022-01-25 | 2022-01-25 | 機器制御システム、機器制御装置、及び、プログラム |
Applications Claiming Priority (1)
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JP2022009159A JP2023108181A (ja) | 2022-01-25 | 2022-01-25 | 機器制御システム、機器制御装置、及び、プログラム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP2023108181A true JP2023108181A (ja) | 2023-08-04 |
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Family Applications (1)
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JP2022009159A Pending JP2023108181A (ja) | 2022-01-25 | 2022-01-25 | 機器制御システム、機器制御装置、及び、プログラム |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP2023108181A (ja) |
-
2022
- 2022-01-25 JP JP2022009159A patent/JP2023108181A/ja active Pending
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