JP2022176728A - 機器制御装置、機器制御システム、及び、機器制御プログラム - Google Patents

機器制御装置、機器制御システム、及び、機器制御プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】離席した席を対象として動作する機器を好適に制御する。【解決手段】機器制御システム10の機器制御装置30は、第1席An(例えば、席A11)に着席していたユーザUが第2席Anに着席する席移動を検出する検出部を備える。さらに、機器制御装置30は、前記の席移動を検出したことに基づいて、第1席Anを対象とした動作を行う照明装置72A~72F、吹出部71A~71Dを備える空調システム71、及び、コンセント電源Enといった各機器の前記動作を終了させる動作制御部も備える。このような構成により、第1席Anを対象とした動作を行う照明装置72、空調システム71、及び、コンセント電源Enといった各機器を好適に制御でき、これにより、高い省エネ効果も得られる。【選択図】図2

Description

本発明は、空調システム、照明装置、又は、コンセント電源などの機器の動作を制御する機器制御装置、機器制御システム、及び、機器制御プログラムに関する。
特許文献1には、各ユーザが使用する機器の総消費電力が閾値を超えたときに、各ユーザそれぞれのユーザ端末に省エネを促すメッセージを送信する技術が開示されている。
特開2014-26318号公報
上記特許文献1に記載の技術では、省エネが実際に実現されるかは各ユーザの行動に委ねられてしまう。このため、実際の省エネ効果は未知数であり、上記技術については改良の余地がある。そこで、本願発明者は、このような課題を考慮して機器制御を好適に行うため、ユーザが席を離席したことに基づいて、当該席を対象として動作する機器(例えば、照明装置、コンセント電源、空調システムなど)を制御する技術に想到した。この技術によれば、上記機器を停止する制御を採用することで離席の際に省エネ効果が得られる。しかし、上記技術では、例えば、トイレのための短時間の離席でも前記機器が制御されてしまうため、当該技術により好適な機器制御が達成されているとは言い難い。
本発明は、上記点に鑑みてなされたものであり、離席した席を対象として動作する機器を好適に制御することを課題とする。
上記第1の課題を解決するため、本発明の第1の観点に係る機器制御装置は、第1席に着席していたユーザが前記第1席とは異なる第2席に着席する席移動を検出するように構成された検出部と、前記検出部によって前記席移動が検出されたことに基づいて、前記第1席を対象とした動作を行う第1機器の前記動作を制御するように構成された動作制御部と、を備える。
前記動作制御部は、前記第1機器の前記動作を終了させる制御を行うように構成されている、ようにしてもよい。
前記検出部は、前記第1席及び前記第2席を含む複数の席それぞれの着席を検出するように構成されており、前記第1機器の前記動作は、前記複数の席のうち前記第1席と当該第1席の周囲の席とを対象としており、前記動作制御部は、前記検出部により前記席移動が検出されかつ前記周囲の席への着席が検出されていないときに、前記第1機器の前記動作を終了させ、前記検出部により前記席移動が検出されかつ前記周囲の席への着席が検出されているときに、前記第1機器の前記動作を終了させない、ように構成されている、ようにしてもよい。
前記検出部は、前記第1席及び前記第2席を含む複数の席それぞれの着席を検出するように構成されており、前記動作制御部は、前記複数の席のうち前記検出部により着席が新たに検出された着席検出席を対象とした動作を行う第2機器の前記動作の開始を制御するように構成されており、前記動作制御部は、前記着席検出席から第1範囲内に位置する1以上の席の少なくとも1つについて前記検出部により着席が検出されている場合に前記第2機器の前記動作を開始させず、前記第1範囲内に位置する前記1以上の席すべてについて前記検出部により着席が検出されていない場合に前記第2機器の前記動作を開始させる、ように構成されている、ようにしてもよい。
前記動作制御部は、前記着席検出席が前記第2席であり、かつ、前記第1範囲内に位置する前記1以上の席の少なくとも1つについて前記検出部により着席が検出されている場合、前記第1機器の前記動作を終了させない、ように構成されている、ようにしてもよい。
前記検出部は、前記第1席及び前記第2席を含む複数の席それぞれの着席を検出するように構成されており、前記動作制御部は、前記複数の席のうち前記検出部により着席が新たに検出された着席検出席を対象とした動作を行う第3機器の前記動作の開始を制御するように構成されており、前記動作制御部は、前記着席検出席が前記検出部によりすでに着席が検出されている席から第2範囲内に位置していない場合に前記第3機器の前記動作を開始させず、前記着席検出席が前記第2範囲内に位置している場合に前記第3機器の前記動作を開始させる、ように構成されている、ようにしてもよい。
前記動作制御部は、前記着席検出席が前記第2席であり、かつ、前記着席検出席が前記第2範囲内に位置していない場合に、前記第1機器の前記動作を終了させない、ように構成されている、ようにしてもよい。
本発明の第2の観点に係る機器制御システムは、前記機器制御装置と、前記機器制御装置の前記検出部による前記席移動の検出に使用される検出システムと、を備える。
本発明の第3の観点に係る機器制御プログラムは、コンピュータに、第1席に着席していたユーザが前記第1席とは異なる第2席に着席する席移動を検出する検出ステップと、前記検出ステップによって前記席移動が検出されたことに基づいて、前記第1席を対象とした動作を行う第1機器の前記動作を制御する動作制御ステップと、を実行させる。
本発明によれば、離席した席(第1席)を対象として動作する機器(第1機器)が、席移動があったときに制御されるので、当該機器が好適に制御される。
図1は、本発明の実施の形態に係る機器制御システムのハードウェア構成図である。 図2は、機器制御システムが適用されたオフィスの内部を上方から見た模式図である。 図3は、ユーザが椅子に座った様子を示す、当該椅子の背もたれの一部を切り描いた立面図である。 図4は、本発明の実施の形態に係る機器制御システムの構成図である。 図5は、機器制御システムにより実行される検出制御処理のフローチャートである。 図6は、着席データベースの構成例を示す図である。 図7は、変形例に係る検出制御処理のフローチャートである。 図8は、変形例に係る検出制御処理のフローチャートである。
以下、本発明の実施形態に係る機器制御システム10を、図面を参照しながら説明する。
図1に示す本実施の形態に係る機器制御システム10は、オフィス70の、空調システム71、照明装置72A~72F、コンセント電源E1~E16といった各機器の動作を制御するように構成されている。
図2に示すように、オフィス70は、部屋R1と、部屋R2と、これらに繋がった廊下R3と、を備える。部屋R1にはn=1~8の8つの席Anつまり席A1~A8が配置されており、部屋R2にはn=9~16の8つの席Anつまり席A9~A16が配置されている。席Anは、机Bn及び椅子Cn及びを含む(n=1~16)。オフィス70は、フリーアドレスオフィスであり、オフィス70で働く各ユーザUの席Anは固定でない。つまり、ユーザUは複数の席A1~16のうちの好きな席Anに着席して仕事する。
図2に示すように、机Bnには、コンセント電源Enが設置されている(n=1~16)。コンセント電源Enは、電力を供給するコンセントを備える任意の電源装置であればよく、ここでは、部屋R1の壁などに設けられた不図示のコンセントに接続された電源タップである。コンセント電源Enのコンセントには、設置場所の机Bn上に配置された卓上機器Fnのプラグが差し込まれる(n=1~16)。これにより、コンセント電源Enは、卓上機器Fnに電力を供給する動作を行う。コンセント電源Enは、電力の供給/非供給を切り替えるスイッチを備える。このスイッチは、各コンセント電源Enと無線又は有線で接続されたコントローラX(図1)により制御される。卓上機器Fnは、ここでは、設置場所の席Anの内線番号が付与された電話機とするが、当該席Anを照明する卓上の照明スタンド、その席Anでの仕事に使用されるパーソナルコンピュータなどであってもよい。卓上機器Fnとしては、設置場所の席Anで動作する機器が採用される。詳細は後述するが、椅子Cnには、ユーザUの着席を検出する着座センサSnが設けられている(n=1~16)。
オフィス70の部屋R1の天井には、空調システム71(図1)の吹出部71A及び71Bが設けられている。部屋R2の天井には、空調システム71の吹出部71C及び71Dが設けられている。吹出部71A~71Dは、空調システム71によって調和された空調空気を吹き出す吹出口を備えている。空調システム71は、部屋R1の席A1~A4を空調対象とした空調空気を吹出部71Aから吹き出す。同様にして、吹出部71B~71Dは、席A5~A8、席A9~A12、席A13~A16をそれぞれ空調対象とした空調空気を吹き出す。空調システム71は、吹出部71B~71Dそれぞれからの空調空気の吹き出し量などを個別に制御でき、これにより、部屋R1及びR2それぞれの一部の空間をスポット的に空調する。
オフィス70の部屋R1の天井には、席A1及びA2を照明対象とする照明装置72A、席A3~A6を照明対象とする照明装置72B、及び、席A7及びA8を照明対象とする照明装置72Cが設けられている。オフィス70の部屋R2の天井には、席A9及びA10を照明対象とする照明装置72D、席A11~A14を照明対象とする照明装置72E、及び、席A15及びA16を照明対象とする照明装置72Fが設けられている。
図1に示すように、機器制御システム10は、検出システム20と、機器制御装置30と、を備える。検出システム20は、ユーザUの席Anへの着席、及び、着席したユーザUのユーザIDなどを検出するためのハードウェアの集合であり、ビーコン受信装置21A~21Fと、椅子Cn(図2)に設けられた着座センサSnと、を備える。機器制御装置30は、CPU(Central Processing Unit)などのプロセッサ31と、プロセッサ31のメインメモリとして機能するRAM(Random Access Memory)32と、プロセッサ31が実行する機器制御プログラム、及び着席データベース(詳細は後述)などを記憶している記憶装置33と、を備える。記憶装置33は、ハードディスク、SSD(Solid State Drive)などの不揮発性の記憶装置からなる。機器制御装置30は、前記の着席などを検出システム20により検出し、検出結果に基づいて空調システム71、照明装置72A~72F、及び、コンセント電源En(n=1~16)の各機器を制御するように構成されている。機器制御装置30は、省エネのため、前記各機器を、ユーザUが着席していない席Anを対象とした動作を行わないよう(当該動作の停止、及び、機器の電源をオフすることを含む)、かつ、着席があったときに前記動作を開始するよう、制御する。
図2に示すように、ビーコン受信装置21A~21Fは、部屋R1、部屋R2、及び、廊下R3の各天井にそれぞれ配置されている。ビーコン受信装置21A~21Fは、ユーザUが身に着けているビーコンV(図2及び図3)からの電波を受信する。ビーコンVは、各ユーザUの背中の腰付近に身に着けられるものとする(図3)。ビーコンVからの電波は、当該ビーコンVを身に着けているユーザUを識別するユーザIDを示すユーザID信号である。ビーコン受信装置21A~21Fは、ビーコンVからのユーザID信号を受信すると、受信したユーザID信号が示すユーザIDを機器制御装置30に送信する。ビーコン受信装置21A及び21Bは、部屋R1の天井に設けられ、ビーコン受信装置21C及び21Dは、部屋R2の天井に設けられ、ビーコン受信装置21E及び21Fは、廊下R3の手錠に設けられている。
着座センサSnは、図3に示すように、席Anの椅子Cnの座部Cn-1に配置されている。着座センサSnは、圧電素子などの圧力検出素子を含んで構成され、椅子Cnに着席したユーザUからの圧力を、ユーザUの着席を示す着座信号に変換して無線で機器制御装置30に送信する。
椅子Cnの背もたれCn-2には、ユーザUの背中に接する面に開口した凹部Cn-3を形成している金属製の箱状部材Cn-4が組み込まれている。凹部Cn-3には、椅子Cnに座ったユーザUが身に着けたビーコンVが入り込む。これにより、ビーコンVは、ユーザU及び箱状部材Cn-4に囲まれる。ビーコンVが発するユーザID信号は、箱状部材Cn-4により遮断され、ユーザUにより急激に減衰する。ビーコン受信装置21A~21F(図1及び図2)は、ビーコンVからのユーザID信号の電界強度が所定の閾値以下に弱くなったときに、ユーザIDを機器制御装置30に送信しなくなる。このため、着座センサSnから着座信号が出力され、それと同時期に、ビーコン受信装置21Aなどから送信されなくなったユーザID信号が示すユーザIDのユーザUが、着座信号を出力した着座センサSnが設けられた椅子Cnつまり席Anに着席したことになる。なお、ビーコン受信装置21A~21Fといったビーコン受信装置の数及び位置は、図2に限らず任意である。
図1に示すプロセッサ31は、記憶装置33が記憶している機器制御プログラムを実行することで、図4に示す検出部31A及び動作制御部31Bとして機能する。検出部31Aは、検出システム20により各席Anに対するユーザUの着席を検出する。特に、検出部31Aは、ユーザUが席Anを移動する席移動を検出する。動作制御部31Bは、検出部31Aが検出する席移動などに基づいて空調システム71などの各機器の動作を制御する(当該動作の停止、及び、機器の電源をオフすることを含む)。
検出部31A及び動作制御部31Bは、協働して図5に示す検出制御処理を実行する。図5に示す検出制御処理は、常時実行される。なお、検出部31Aは、この検出制御処理と並行して、ビーコン受信装置21A~21Fから送信されるユーザIDを受信し、各ユーザUの位置を追跡しているものとする。
図5に示す検出制御処理では、まず、検出部31Aが、席AnのいずれかにユーザUが着席したかを判別する(ステップS11)。検出部31Aは、着座センサSnのいずれかから着座信号を受信したときに、ステップS11でYesと判別する。このようにして、検出部31Aは、席AnへのユーザUの着席を検出する。
さらに、検出部31Aは、着席を検出したユーザUのユーザIDを特定し(ステップS12)、特定したユーザIDを記憶装置33に設けられた着席データベースに登録する(ステップS13)。図6に示すように、着席データベースでは、各席Anを識別する席ID(ここでは、各席に付された符号を席IDとしている)と、その席IDが識別する席Anに着席しているユーザUのユーザIDと、着席時刻と、が対応付けられている。検出部31Aは、着席を検出した席Anが部屋R1の席A1~A8である場合、ビーコン受信装置21A及び又は21Bから送信されなくなったユーザIDを、今回着席を検出した席Anの席IDに対応付けて、着席データベースに格納する。検出部31Aは、着席を検出した席Anが部屋R1の席A1~A8である場合、ビーコン受信装置21A及び又は21Bから送信されなくなったユーザIDを、今回着席を検出した席Anの席IDに対応付けて、着席データベースに格納する。検出部31Aは、ユーザIDの格納時の時刻を、不図示のカレンダ部などを参照して、着席時刻として取得し、当該ユーザID情報とともに着席データベースに格納する。
ステップS13のあとは、動作制御部31Bが、今回着席が検出された席Anを対象として動作する機器を制御し、当該機器に、当該席Anを対象とした動作を開始させる(ステップS14)。着席が検出された席Anを例えば席A5とすると、ステップS14において、動作制御部31Bは、席A5を空調対象としている吹出部71Bから空調空気が吹き出すように空調システム71を制御する。これにより、席A5を空調対象とした空調システム71の空調動作が開始される。すでに吹出部71Bから空調空気が吹き出している場合には、その状態が維持される。さらに、動作制御部31Bは、席A5を照明対象としている照明装置72Bをオンする。これにより、席A5を照明対象とした照明装置72Bの照明動作が開始される。なお、照明装置72Bがすでにオンであれば、その状態が維持される。さらに、動作制御部31Bは、コントローラXを介して当該席A5に設けられたコンセント電源E5をオンする。これにより、席A5に配置された卓上機器F5を対象とした、つまり席A5を対象とした電力供給動作が開始される。これにより、卓上機器F5を動作させることができる。さらに、ユーザUは、自身のコンピュータなどをコンセント電源E5を電源にして使用することができる。
ステップS14のあと、検出部31Aは、今回格納したユーザIDと同じユーザIDが当該着席データベースに2重登録されているかを判別する(ステップS15)。2重登録されている場合、そのユーザIDのユーザUは、着席時刻が古い席Anから新しい席Anに席移動したことになる。つまり、検出部31Aは、ユーザIDの2重登録があると判別することで、第1席Anに着席していたユーザUがこの第1席Anとは異なる第2席Anに着席する席移動を検出する。
上記2重登録がある場合(ステップS15;Yes)、検出部31Aは、2重登録された2つのユーザIDのうち古い方の着席時刻に対応するユーザIDを着席データベースから削除する(ステップS16)。検出部31Aは、このとき、この古い方の着席時刻も着席データベースから削除する。
その後、動作制御部31Bが、ステップS16で削除されたユーザIDに対応する席IDの席Anつまり、席移動の際にユーザUが離席した上記第1席Anを対象として動作する機器の当該機器が行っている当該席Anを対象とした動作を終了させる(ステップS17)。ユーザUが離席した席Anを例えば席A11とすると、動作制御部31Bは、席A11を空調対象としている吹出部71Cから空調空気が吹き出すことを終了するように空調システム71を制御する。これにより、空調システム71による、席A11を空調対象とした空調動作が終了する。なお、着席データベースにおいて、吹出部71Cの空調対象のうち他の席A9、A10及びA12の各席IDのうちの少なくとも1つの席IDに対応付けられてユーザIDが格納されているとき、つまり、席A9、A10及びA12のうちの少なくとも1つに他のユーザUが着席しているとき、動作制御部31Bは、吹出部71Cから空調空気が吹き出すことを終了させる制御を行わない。これにより、他の席A9、A10及びA12にユーザUが着席しているにも関わらず、スポット空調がオフしてしまうことを防止する。さらに、動作制御部31Bは、席A11を照明対象としている照明装置72Eをオフし、席A11を対象とした照明動作を終了させる。なお、着席データベースにおいて、照明装置72Eの照明対象のうち他の席A12~14の各席IDのうちの少なくとも1つの席IDに対応付けられてユーザIDが格納されているとき、動作制御部31Bは、照明装置72Eをオフしない。これにより、他のユーザUへの照明がオフになって暗くなってしまうことを防止する。さらに、動作制御部31Bは、コントローラXを介して当該席A5に設けられたコンセント電源E5をオフし、席A5を対象とした電力供給の動作を終了させる。
ステップS17のあと、上記新たな着席がない場合(ステップS11;No)、又は、上記2重登録がない場合(ステップS15;No)、検出部31Aは、オフィス70からユーザUが退出したかを判別する(ステップS18)。検出部31Aは、ビーコン受信装置21A~21Fの少なくとも1つから送信されてきていたユーザIDのうち、ビーコン受信装置21A~21Fすべてから送信されてこなくなったユーザIDを特定する。検出部31Aは、このようなユーザIDを特定したときに、ユーザUの退出を検出し、ステップS16で退出有りと判別する(ステップS18;Yes)。
ステップS18で退出有りと判別された場合、上記で特定したユーザIDを着席データベースから削除する(ステップS19)。その後、動作制御部31Bが、ステップS19で削除されたユーザIDに対応する席IDの席Anを対象として動作する機器の当該機器が行っている当該席Anを対象とした動作を終了させる(ステップS20)。ステップS20では、ステップS17と同様の処理が行われるので、詳細な処理の説明は省略する。ステップS20のあと、又は、ステップS18で退出無しと判別された場合、再度ステップS11が実行される。
以上説明したように、機器制御システム10の機器制御装置30は、第1席An(例えば、席A11)に着席していたユーザUが第2席An(例えば、席A5)に着席する席移動を検出する検出部31Aを備える。さらに、機器制御装置30は、検出部31Aによって前記の席移動が検出されたことに基づいて、第1席Anを対象とした動作を行う照明装置72A~72F(以下、これらを総称して照明装置72ともいう。)、空調システム71、及び、コンセント電源Enといった各機器の前記動作を終了させる動作制御部31Bも備える。ユーザUが第1席Anを離席したことのみを契機として、前記動作を終了させることも考えられるが、この場合、ユーザUがトイレなどのために短時間離席したときも前記の動作が終了してしまう。他方、席移動をしたユーザUは、第2席Anに長く留まる可能性が高いので、本実施形態のように、席移動を契機として第1席Anに対する前記動作を終了させても不都合は生じにくい。従って、この実施形態によれば、第1席Anを対象とした動作を行う照明装置72、空調システム71、及び、コンセント電源Enといった各機器を好適に制御でき、これにより、高い省エネ効果も得られる。
さらに、検出部31Aは、複数の席Anそれぞれの着席を検出する。そして、動作制御部31Bにより終了する動作(上記では、照明動作及び空調動作)が、複数の席Anのうち第1席Anとこの第1席Anの周囲の席Anとを対象としている場合、動作制御部31Bは、検出部31Aにより席移動が検出されかつ前記周囲の席Anへの着席が検出されていないときに前記動作を終了させ、検出部31Aにより席移動が検出されかつ前記周囲の席Anへの着席が検出されているときに前記動作を終了させない。これにより、前記周囲の席Anに座った他のユーザUへの悪影響(ここでは、照明が消えてしまう。スポット空調が終了してしまうといった悪影響)を抑制しつつ省エネを図ることができる。
(変形例)
上記実施の形態については、種々の変形を行うことができる。以下、変形例を列挙するが、下記の変形例のうち少なくとも一部同士を適宜組み合わせることができる。
(変形例1)
上記実施の形態において、動作制御部31Bは、複数の席Anのうち検出部31Aにより着席が新たに検出された席An(以下、着席検出席Anともいう。)を対象とした動作を行う機器の前記動作の開始を制御するように構成されている。さらに、動作制御部31Bは、着席検出席Anから予め定められた第1範囲内に位置する1以上の席Anの少なくとも1つについて検出部31Aにより着席が検出されている場合に前記機器の前記動作を開始させなくてもよい。他方、動作制御部31Bは、第1範囲内に位置する前記1以上の席Anすべてについて検出部31Aにより着席が検出されていない場合に前記機器の前記動作を開始させてもよい。例えば、ユーザUが図2の席A3に着席したとき、席A3の隣及び正面の席A1、A4及びA5のいずれにも他のユーザUが着席していない場合に限って、動作制御部31Bは、コンセント電源E3及び照明装置72Bをオンし、吹出部71Aからの空調空気の吹き出しを開始させる。これにより、席A3の隣及び正面の席A1、A4及びA5のうちの少なくとも一つに他のユーザUが着席している場合、コンセント電源E3などがオンされないため、席A3に着席したユーザUは、当該席A3で仕事ができず、すぐに席A3から離席する。これにより、複数のユーザUが一定範囲内の席Anに固まって着席して仕事をすることを防止でき、複数のユーザUそれぞれの着席位置を分散させることができる。着席位置の分散により感染症対策などが図られる。
検出部31A及び動作制御部31Bは、例えば、図7に示す検出制御処理を実行する。図7に示す検出制御処理は、図5の検出制御処理にステップS11Aを追加した処理である。図7に示す検出制御処理では、検出部31Aが、ステップS11の判別結果がYesのときに、着席データベースを参照し、ステップS11で着席を検出した着席検出席An(例えば、席A3)から一定範囲内にある周囲の1以上の席An(例えば、正面又は隣の席A1、A4及びA5)の席IDに対応してユーザIDが登録されているかつまり前記周囲の1以上の席Anに着席があるかを判別する(ステップS11A)。全ての席Anについて着席無しの場合(ステップS11A;No)、ステップS12以降の処理が実行される。他方、少なくとも1つの席Anについて着席有りの場合(ステップS11A;Yes)、ステップS12~S17の処理が実行されずに、ステップS18以降の処理が実行される。これにより、動作制御部31Bは、前記1以上の席Anの少なくとも1つについて検出部31Aにより着席が検出されている場合に、空調システム71、照明装置72、及び、コンセント電源Enといった上記各機器の着席検出席Anを対象とする動作を開始させず、前記1以上の席Anすべてについて着席が検出されていない場合に前記動作を開始させる。
なお、この変形例では、動作制御部31Bは、着席検出席Anが上記第2席An(席移動における移動先の席An)であり、かつ、上記1以上の席Anの少なくとも1つについて着席が検出されている場合、上記第1席Anを対象とした動作を行う機器の上記第1席An(移動前の席An)を対象とした動作を終了させない。このようにすることで、ユーザUが、移動先である第2席Anのコンセント電源En等が動作しないことにより、当該第2席Anから元の第1席Anに戻ったとしても、前記第1席Anを対象とした動作がすでに終了してしまっているといった不都合を防止できる。
上記特許文献1に記載の技術では、複数のユーザそれぞれの着席位置を分散させることについて考慮されていない。感染症対策などの観点から複数のユーザそれぞれの着席位置を分散させた方が良い場合がある。この変形例によれば、上述のように複数のユーザそれぞれの着席位置を分散させることができる。複数のユーザそれぞれの着席位置を分散させる課題を主の課題とした場合、上記席移動の検出の構成などは不要となる。従って、機器制御装置は、以下のように構成されてもよい。
複数の席それぞれの着席を検出するように構成された検出部と、前記複数の席のうち前記検出部により着席が新たに検出された着席検出席を対象とした動作を行う機器の前記動作の開始を制御するように構成された動作制御部と、を備え、前記動作制御部は、前記着席検出席から予め定められた所定範囲内に位置する1以上の席の少なくとも1つについて前記検出部により着席が検出されている場合に前記機器の前記動作を開始させず、前記所定範囲内に位置する前記1以上の席すべてについて前記検出部により着席が検出されていない場合に前記機器の前記動作を開始させる、ように構成されている、機器制御装置。このような構成によれば、複数のユーザそれぞれの着席位置を分散させることができる。
(変形例2)
上記実施の形態において、動作制御部31Bは、複数の席Anのうち検出部31Aにより着席が新たに検出された席An(以下、着席検出席Anともいう。)を対象とした動作を行う機器の前記動作の開始を制御するように構成されている。さらに、動作制御部31Bは、着席検出席Anが、検出部31Aによりすでに着席が検出されている席から予め定められた第2範囲内に位置していない場合に前記機器の前記動作を開始させなくてもよい。他方、動作制御部31Bは、着席検出席Anが第2範囲内に位置している場合に前記機器の前記動作を開始させてもよい。例えば、ユーザUが図2の席A3に着席したときに、この席A3を照明対象とする照明装置72Bの他の照明対象である席A4~A6のいずれかに他のユーザUが着席している場合、及び又は、この席A3を空調対象とする吹出部71Aの他の空調対象である席A1、A2、A4のいずれかに他のユーザUが着席している場合に限って、動作制御部31Bは、コンセント電源E3及び照明装置72Bをオンし、吹出部71Aからの空調空気の吹き出しを開始させてもよい。これにより、複数のユーザUを一定範囲内の席Anに集めて着席させることができる。これにより、照明及び空調の効率化つまり省エネが図られる。
検出部31A及び動作制御部31Bは、例えば、図8に示す検出制御処理を実行する。図8に示す検出制御処理は、図5の検出制御処理にステップS11B及びS11Cを追加したものである。図8に示す検出制御処理では、検出部31Aが、ステップS11の判別結果がYesのときに、着席データベースを参照し、ステップS11で着席が検出された着席検出席Anと同じ部屋R1又はR2の他の席Anの席IDに対応してユーザIDが登録されているかつまり他の席Anにすでに着席があるかを判別する(ステップS11B)。すでに着席有りの場合(ステップS11B;Yes)、検出部31Aは、着席検出席An(例えば、席A3)が、すでにユーザIDが登録されている席Anから所定範囲内にあるか(例えば、共通の照明装置の照明対象又は共通の吹出口の空調対象であるか)を判別する(ステップS11C)。一定範囲内にある場合(ステップS11C;Yes)、ステップS12以降の処理が実行される。他方、登録無しの場合(ステップS11B;No)、又は、一定範囲内にない場合(ステップS11C;No)、ステップS12~S17の処理が実行されずに、ステップS18以降の処理が実行される。これにより、動作制御部31Bは、着席検出席Anから一定範囲内の他の席An全てについて着席が検出されていない場合に、上記各機器の着席検出席Anを対象とする動作を開始させず、着席検出席Anから一定範囲内の少なくとも1の他の席Anについて着席が検出されている場合に前記動作を開始させる。
なお、この変形例では、動作制御部31Bは、着席検出席Anが上記第2席An(席移動における移動先の席An)であり、かつ、着席検出席Anが上記第2範囲内に位置していない場合に、前記第1機器の前記動作を終了させない、ように構成されている、
かつ、上記他の席Anの少なくとも1つについて着席が検出されている場合、上記第1席Anを対象とした動作を行う機器の上記第1席An(移動前の席An)を対象とした動作を終了させない。このようにすることで、ユーザUが、移動先である第2席Anのコンセント電源En等が動作しないことにより、当該第2席Anから元の第1席Anに戻ったとしても、前記第1席Anを対象とした動作がすでに終了してしまっているといった不都合を防止できる。
上記特許文献1に記載の技術では、複数のユーザそれぞれの着席位置を集めることについて考慮されていない。省エネなどの観点から複数のユーザそれぞれの着席位置を集めた方が良い場合がある。この変形例によれば、上述のように複数のユーザそれぞれの着席位置を集めることができる。複数のユーザそれぞれの着席位置を集める課題を主の課題とした場合、上記席移動の検出の構成などは不要となる。従って、機器制御装置は、以下のように構成されてもよい。
複数の席それぞれの着席を検出するように構成された検出部と、前記複数の席のうち前記検出部により着席が新たに検出された着席検出席を対象とした動作を行う機器の前記動作の開始を制御するように構成された動作制御部と、を備え、前記動作制御部は、前記着席検出席が前記検出部によりすでに着席が検出されている席から予め定められた所定所定範囲内に位置していない場合に前記機器の前記動作を開始させず、前記着席検出席が前記所定範囲内に位置している場合に前記機器の前記動作を開始させる、ように構成されている、機器制御装置。このような構成によれば、複数のユーザそれぞれの着席位置を集めることができる。
(変形例3)
検出部31Aによる席Anへの着席の検出方法は、任意であり、上記実施形態に限定されない。着座センサSnは、椅子Cnの背もたれCn-2に設けられてもよい。また、検出部31Aは、ユーザUが所持するスマートフォンなどと通信して、ユーザUの着席を検出してもよい。例えば、スマートフォンなどは、加速度センサなどの各種センサによりユーザUの姿勢の変化を検出し、ユーザUが着座姿勢となったことを検出したときに、着席があった旨を検出部31Aに送信する。このとき、ユーザUが着席した席Anに配置された通信機器などがスマートフォンと通信することで、着席があった席Anを特定する席IDを検出部31Aに送信するとよい。なお、上記変形例1及び2の場合において、席移動の検出を必須としない場合、検出部31Aは、席Anへの着席のみを検出し、着席があった席Anを特定可能な情報を記憶装置33に格納してもよい。この場合、検出システム20は、着席を検出する装置を有すればよく、ビーコン受信装置21Aなどを有しなくてもよい。
検出部31Aによる席移動の検出方法も、任意であり、上記実施形態に限定されない。例えば、ユーザは、自身のユーザIDを記憶する無線ICタグを身に着けるものとする。検出システム20は、各席Anに設けられた、当該席An近傍に位置する無線ICタグのみと通信可能なリーダを備える。検出部31Aは、当該リーダが無線ICタグから読み取ったユーザIDを取得し、取得したユーザIDを当該リーダが設置された席Anの席IDに対応付けて着席データベースに登録する。
(変形例4)
動作制御部31Bが動作を制御する対象の機器は、上記コンセント電源En、空調システム71、照明装置72に限定されず、席Anを対象として動作する他の機器としてもよい。
(変形例5)
動作制御部31Bは、各機器の動作を開始させる及び各機器の動作を終了させる制御を行うが、各機器の動作の開始/終了は、電源のオン/オフの他、スタンバイ状態からの復帰/スタンバイ状態への移行を含む。但し、変形例1及び2のように着席先を制御したい場合には、動作が簡単に開始されないよう、電源のオン/オフが望ましい場合がある。
(変形例6)
動作制御部31Bは、検出部31Aによって席移動が検出されたことに基づいて、席移動前(離席前)の席Anを対象とした動作を行う機器の当該動作を制御するように構成されていればよい。制御の内容は、任意であり、上記動作の開始及び終了に限られない。上述のように、席移動があった場合、ユーザが席移動後の席Anに長くとどまる可能性が高いので、席移動を契機として離席前の席Anを対象とした前記動作の制御が行われたとしても、不都合は生じにくい。従って、上記機器を好適に制御できる。なお、動作制御部31Bが、前記機器の前記動作を当該機器の消費電力が小さくなるように制御すること(上記動作の終了を含む)で、省エネが図られる。
(変形例8)
機器制御システム10及び機器制御装置30のハードウェア構成は任意である。検出部31Aの少なくとも一部及び又は動作制御部31Bの少なくとも一部は、1以上の論理回路により構成されてもよい。論理回路としては、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)、FPGA(Field Programmable Gate Array)などが挙げられる。検出部31A及び又は動作制御部31Bは、着席データベースを記憶する記憶部を有してもよい。着席データベースは、機器制御システム10がアクセス可能な他の記憶装置に格納さてもよい。機器制御プログラムは、記憶装置33以外の他の非一時的な記憶媒体に格納されてもよい。
(変形例9)
検出部31Aが検出する席移動は、自席から会議室の席への移動などであってもよい。機器制御システム10の適用先は任意である。
以上、実施の形態及び変形例を参照して本発明を説明したが、本発明は、上記の実施の形態及び変形例に限定されるものではない。例えば、本発明には、本発明の技術思想の範囲内で当業者が理解し得る、上記の実施の形態及び変形例に対する様々な変更が含まれる。上記実施の形態及び変形例に挙げた各構成は、矛盾の無い範囲で適宜組み合わせることができる。
10…機器制御システム、20…検出システム、Sn…着座センサ、21A~21F…ビーコン受信装置、30…機器制御装置、31…プロセッサ、31A…検出部、31B…動作制御部、33…記憶装置、70…オフィス、71…空調システム、71A~71D…吹出部、72A~72F…照明装置、An…席、Bn…机、Cn…椅子、En…コンセント電源、Fn…卓上機器、R1,R2…部屋、R3…廊下、U…ユーザ、V…ビーコン、X…コントローラ。

Claims (9)

  1. 第1席に着席していたユーザが前記第1席とは異なる第2席に着席する席移動を検出するように構成された検出部と、
    前記検出部によって前記席移動が検出されたことに基づいて、前記第1席を対象とした動作を行う第1機器の前記動作を制御するように構成された動作制御部と、
    を備える機器制御装置。
  2. 前記動作制御部は、前記第1機器の前記動作を終了させる制御を行うように構成されている、
    請求項1に記載の機器制御装置。
  3. 前記検出部は、前記第1席及び前記第2席を含む複数の席それぞれの着席を検出するように構成されており、
    前記第1機器の前記動作は、前記複数の席のうち前記第1席と当該第1席の周囲の席とを対象としており、
    前記動作制御部は、
    前記検出部により前記席移動が検出されかつ前記周囲の席への着席が検出されていないときに、前記第1機器の前記動作を終了させ、
    前記検出部により前記席移動が検出されかつ前記周囲の席への着席が検出されているときに、前記第1機器の前記動作を終了させない、ように構成されている、
    請求項1又は2に記載の機器制御装置。
  4. 前記検出部は、前記第1席及び前記第2席を含む複数の席それぞれの着席を検出するように構成されており、
    前記動作制御部は、前記複数の席のうち前記検出部により着席が新たに検出された着席検出席を対象とした動作を行う第2機器の前記動作の開始を制御するように構成されており、
    前記動作制御部は、
    前記着席検出席から第1範囲内に位置する1以上の席の少なくとも1つについて前記検出部により着席が検出されている場合に前記第2機器の前記動作を開始させず、
    前記第1範囲内に位置する前記1以上の席すべてについて前記検出部により着席が検出されていない場合に前記第2機器の前記動作を開始させる、ように構成されている、
    請求項1から3のいずれか1項に記載の機器制御装置。
  5. 前記動作制御部は、前記着席検出席が前記第2席であり、かつ、前記第1範囲内に位置する前記1以上の席の少なくとも1つについて前記検出部により着席が検出されている場合、前記第1機器の前記動作を終了させない、ように構成されている、
    請求項4に記載の機器制御装置。
  6. 前記検出部は、前記第1席及び前記第2席を含む複数の席それぞれの着席を検出するように構成されており、
    前記動作制御部は、前記複数の席のうち前記検出部により着席が新たに検出された着席検出席を対象とした動作を行う第3機器の前記動作の開始を制御するように構成されており、
    前記動作制御部は、
    前記着席検出席が前記検出部によりすでに着席が検出されている席から第2範囲内に位置していない場合に前記第3機器の前記動作を開始させず、
    前記着席検出席が前記第2範囲内に位置している場合に前記第3機器の前記動作を開始させる、ように構成されている、
    請求項1から3のいずれか1項に記載の機器制御装置。
  7. 前記動作制御部は、前記着席検出席が前記第2席であり、かつ、前記着席検出席が前記第2範囲内に位置していない場合に、前記第1機器の前記動作を終了させない、ように構成されている、
    請求項6に記載の機器制御装置。
  8. 請求項1から7のいずれか1項に記載の機器制御装置と、
    前記機器制御装置の前記検出部による前記席移動の検出に使用される検出システムと、
    を備える機器制御システム。
  9. コンピュータに、
    第1席に着席していたユーザが前記第1席とは異なる第2席に着席する席移動を検出する検出ステップと、
    前記検出ステップによって前記席移動が検出されたことに基づいて、前記第1席を対象とした動作を行う第1機器の前記動作を制御する動作制御ステップと、
    を実行させる機器制御プログラム。
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