JP2023104926A - 膝プロテーゼ用の補強要素 - Google Patents

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【課題】プロテーゼ用、特に膝プロテーゼ用の補強要素を提供する。【解決手段】補強要素(100)は、略截頭円錐形状の金属体(101)を備え、当該金属体が、骨端に挿入されるように構成され、金属小柱面(102)を含む外面を有し、金属体は、複数の略環状の横断面を画定する軸方向貫通キャビティ(104)を有する中空であり、金属体は、軸方向貫通キャビティの第1の端部における第1の横断面と軸方向貫通キャビティの第2の端部における第2の横断面との間の少なくとも1つの偏心を画定するように、傾斜方向に傾斜している。【選択図】図1

Description

本発明は、骨端に挿入されるように構成された、略截頭円錐形状の金属体を備えるプロテーゼ用の補強要素に関する。
本発明は、膝プロテーゼ埋め込み(knee prosthesis implantation)の外科的介入において特に有用であり、以下の記載は、その説明を簡単にするために、この具体的な適用分野が参照されている。
概して、本発明は、骨端にプロテーゼを埋め込む他のタイプの外科的介入に適用され得ることを排除するものではない。
プロテーゼの埋め込みのための整形外科手術において、骨座は、典型的に、所望の輪郭を有する骨にフライス加工された、ハウジング内に適用される補強要素の適用を受けることがある。
本明細書に関して、「補強要素」という用語は、既存の病状または埋め込みにより切断または劣化した骨部分を充填または置換することができ、さらに、安定した埋め込みを提供するためにさらなるプロテーゼ関節要素に接続することができるプロテーゼ要素を意味する。
補強要素の使用は、骨の海綿体部がそれ自体でプロテーゼを支持することができない場合、特に膝または股関節のプロテーゼの場合に、特に一般的である。
典型的に、補強要素は、金属製の実質的に円錐形状または截頭円錐台形状のコンポーネントである。
たとえば、膝プロテーゼは、典型的に、大腿骨の遠位端に固定される大腿骨コンポーネントと、脛骨の近位端に固定される脛骨コンポーネントとを備える。その場合、大腿骨の末端用の補強要素と脛骨の末端用の補強要素の両方を設けることができる。
国際公開第2015/145348号は、両端部で開いた軸方向貫通キャビティを有する截頭円錐形状の本体と環状部分とを備える、プロテーゼ用の多層補強要素に関する。本体は金属小柱材料の外側部分を含む。
米国特許出願公開第2019/070008号明細書は、中空スリーブを横切る内部チャネルを有する中空スリーブを備える、プロテーゼ用の補強要素に関する。中空スリーブは、チャネルを圧縮し、中空スリーブの円周および幅を縮小するように構成された、1つまたは複数の屈曲関節を備える。本体は、小柱部分なしで、金属素材で作られている。
先行技術に生じる困難は、既知の補強要素が骨の解剖学的構造に正確に対応することができず、したがって、埋めこまれたプロテーゼの性能が不十分になることである。
特に、脛骨と大腿骨の両方が非対称の細長い構成を有するため、既知の補強要素は、患者の具体的な脛骨または大腿骨の解剖学的構造に適合することができない。
さらに、先行技術には、それぞれの骨座(bone seat)における補強要素の挿入または除去に関する課題があり、これには外科的複雑性または困難性が伴う。
本発明の一般的な目的は、先行技術のいくつかの欠点を解決する補強要素を外科医に提供することである。
本発明のさらなる目的は、補強要素が具体的な骨の解剖学的構造により良好に適応することを可能にすることである。
本発明のさらなる目的は、特に患者の具体的な脛骨または大腿骨の解剖学的構造に適した補強要素を提供することである。
本発明のさらなる目的は、それぞれの骨座における挿入または除去の際により効率的である補強要素を提供することである。
本発明の根底にある解決策は、骨端に挿入されるように構成され、軸方向貫通キャビティを備える略截頭形状の金属体を有する、プロテーゼ用の補強要素を提供することである。金属体は、軸方向貫通キャビティに沿って画定された複数の環状部分を有し、これらは、金属体の全体的な傾斜を画定するように偏心して積み重ねられている。金属体の構成によって、特に大腿骨または脛骨の用途で、具体的な骨の解剖学的構造により良好に適応することが可能になる。さらに、骨座に対する埋め込みおよび取り付けをさらに改善するために、好ましくは金属体と一体的でシームレスに得られる、金属小柱面が設けられ得る。
このような解決策に基づいて、略截頭円錐形状の金属体を備える、プロテーゼ用、特に膝プロテーゼ用の補強要素が提供される。金属体は骨端に挿入されるように構成されている。金属体は、好ましくは金属小柱面を含む外面を有する。金属体は、複数の略環状の横断面を画定する軸方向貫通キャビティを有する中空である。さらに、金属体は、軸方向貫通部の第1の端部における第1の横断面と軸方向貫通キャビティの第2の端部における第2の横断面との間に少なくとも1つの偏心を画定するように、傾斜方向に傾斜している。
これによって、具体的な非対称の骨の解剖学的構造に特に適した補強要素が設けられ、補強要素を脛骨または大腿骨の末端に適用する場合に特に利点がある。
プロテーゼ用の補強要素は、軸方向貫通キャビティを備える、および金属小柱面を含む、略截頭円錐形状の金属体を有することも規定されている。好ましくは、補強要素は、金属体の第1の端部から中間部分まで開いている、複数の貫通スリットをさらに備える。そのようなスリットは、金属体の半径方向の圧縮のために構成される。したがって、金属体の略環状の横断面の円周が局所的に縮小される。
これによって、利点として、挿入および埋め込みの際により効率的である補強要素が提供され、金属体の半径方向の圧縮が可能になって、骨への圧入が増大され、骨への圧入の増大とともに、骨に対する小柱面の圧力も増加する。したがって、安定した長期的な接続を確実なものとするために骨の成長が促される。
本発明による補強要素は、利点として、埋め込みの一次安定性と二次安定性の両方を改善する。一次安定性は、介入で迅速に観察可能であるものであり、実際には機械的なくさびである。二次安定性は、代わりに、骨結合によって得られる。骨結合は、一次安定性の存在、小柱構造の存在または適切な空隙率、および骨の成長を促す圧縮力または圧入の存在によって改善される。
さらに、脛骨または大腿骨の末端に適用する場合に特に効率的になる補強要素の具体的な特徴が提供され、これらは以下で詳細に例示される。
本発明のさらなる特徴および利点は、例示的かつ非限定的な目的で提供される以下の詳細な説明、および本説明の不可欠な部分を形成する請求項から明らかになる。
図1は、本発明によるプロテーゼ用の補強要素の第1の実施形態の斜視図を示す。 図2は、プロテーゼ用の補強要素の第1の実施形態の正面図を示す。 図3は、プロテーゼ用の補強要素の第1の実施形態の側面断面図を示す。 図4は、プロテーゼ用の補強要素の第1の実施形態の側面図を示す。 図5は、プロテーゼ用の補強要素の第1の実施形態の正面断面図を示す。 図6は、プロテーゼ用の補強要素の第1の実施形態の底面図を示す。 図7は、さらなる幾何学的表示を有するプロテーゼ用の補強要素の第1の実施形態の正面図を示す。 図8は、さらなる幾何学的表示を有するプロテーゼ用の補強要素の第1の実施形態の側面図を示す。 図9は、本発明によるプロテーゼ用の補強要素の第2の実施形態の斜視図を示す。 図10は、プロテーゼ用の補強要素の第2の実施形態の正面図を示す。 図11は、プロテーゼ用の補強要素の側面断面図を示す。 図12は、プロテーゼ用の補強要素の第2の実施形態の側面図を示す。 図13は、プロテーゼ用の補強要素の第2の実施形態の正面断面図を示す。 図14は、さらなる幾何学的表示を有するプロテーゼ用の補強要素の第2の実施形態の正面図を示す。 図15は、さらなる幾何学的表示を有するプロテーゼ用の補強要素の第2の実施形態の側面図を示す。 図16は、本発明によるプロテーゼ用の補強要素の第3の実施形態の斜視図を示す。 図17は、プロテーゼ用の補強要素の第3の実施形態の正面図を示す。 図18は、プロテーゼ用の補強要素の第3の実施形態の側面断面図を示す。 図19は、プロテーゼ用の補強要素の第3の実施形態の側面図を示す。 図20は、プロテーゼ用の補強要素の第3の実施形態の正面断面図を示す。 図21は、さらなる幾何学的表示を有するプロテーゼ用の補強要素の第3の実施形態の正面図を示す。 図22は、さらなる幾何学的表示を有するプロテーゼ用の補強要素の第3の実施形態の側面図を示す。 図23は、プロテーゼ用の補強要素の第3の実施形態の平面図を示す。 図24は、本発明によるプロテーゼ用の補強要素の第4の実施形態の斜視図を示す。 図25は、プロテーゼ用の補強要素の第4の実施形態の正面図を示す。 図26は、プロテーゼ用の補強要素の第4の実施形態の側面断面図を示す。 図27は、プロテーゼ用の補強要素の第4の実施形態の側面図を示す。 図28は、プロテーゼ用の補強要素の第4の実施形態の正面断面図を示す。 図29は、プロテーゼ用の補強要素の第4の実施形態の平面図を示す。 図30は、さらなる幾何学的表示を有するプロテーゼ用の補強要素の第4の実施形態の正面図を示す。 図31は、さらなる幾何学的表示を有するプロテーゼ用の補強要素の第4の実施形態の側面図を示す。 図32は、プロテーゼ用の補強要素の第4の実施形態の変形の斜視図を示す。 図33は、プロテーゼ用の補強要素の第4の実施形態の変形のさらなる斜視図を示す。 図34は、大腿骨の末端へのプロテーゼ用の補強要素の第2の実施形態の適用例を示す。 図35は、脛骨の末端へのプロテーゼ用の補強要素の第3の実施形態の適用例を示す。
異なる図において、類似の要素は類似の参照番号によって示される。
図に示されている技術的な図面は、純粋に例示的なものとして理解されるべきであり、必ずしも一定の縮尺で作られているわけではなく、互いに同じ縮尺を有しているとは限らない。
図1は、本発明によるプロテーゼ用の補強要素100の第1の実施形態の斜視図を示す。本例の補強要素100は、膝プロテーゼと組み合わせて大腿骨に適用するための要素である。
補強要素100は、大腿骨の末端に挿入されるように構成された、略截頭円錐形状の金属体101を備える。好ましくは、金属体101は、生物医学的用途のために、チタンまたはその合金で作られる。
概して、金属体は、実質的に一定の厚さを有する、さらに説明される壁を備える。
金属体101は、金属小柱面(metal trabecular surface)102を含む外面を有し、好ましくは、金属小柱面102は、共同製造手順、たとえばEBM(電子ビーム加工)技術によって金属体101と一体的でシームレスに得られる。実際、金属体の小柱部分の剥離のリスクを回避するように、共同製造手順によって、界面のない金属小柱面を提供することが可能になる。
金属体101は、好ましくは、1つまたは複数の側面で、好ましくはすべての側面で、金属小柱面102を取り囲む外面上に滑らかな縁部103を備える。
金属体101は中空であり、複数の略環状の横断面(annular transversal sections)を画定する軸方向貫通キャビティ(axial through-cavity)104を有し、その構成はさらに説明される。
図2は、プロテーゼ用の補強要素100の正面図を示し、ここで、同じ傾斜を有する、同じ2つの対称的な側壁が示されている。
図3は、図2の断面III-IIIに関する、プロテーゼ用の補強要素100の側面断面図を示す。
金属体101は、軸方向貫通キャビティ104の第1の端部105における第1の横断面(first tranversal section)と軸方向貫通キャビティ104の第2の端部106における第2の横断面(second tranversal section)との間の偏心(eccentricity)を画定するように、傾斜方向に、この場合は図の右に向かって傾斜している。
特に、軸方向貫通キャビティ104は、金属体101の縦軸(vertical axis)に対して傾斜方向に傾斜した長手方向軸(longitudinal axis)107を有する。簡潔にするために図には示されていない縦軸は、端部105または106のそれぞれにおける第1の横断面または第2の横断面の一方に対して垂直である。
金属体101は、傾斜方向に向かって延びる前壁108と、前壁108に対向し、傾斜方向から離れて延びる後壁109とを備える。
前壁108は、縦軸に対する傾斜を有し、その傾斜は後壁109の傾斜より小さい。
換言すれば、金属体101のプロファイルは、第1の端部105に向かって先細りになっており、横断面において正面の非対称を視認することができる。
図4は、プロテーゼ用の補強要素100の側面図を示しており、ここで、図3に関連して既に論じたいくつかの特徴が指摘されている。
図5は、図4の断面V-Vに関する、プロテーゼ用の補強要素100の正面断面図を示す。
本実施形態では、図3に示される傾斜方向を横断する方向を考慮して、代わりに、軸方向貫通キャビティ104の長手方向軸107が、金属体101の縦軸に対してどのように傾斜していないかが理解される。
補強要素100は、金属体101に複数の貫通スリット110をさらに備え、これらは、第1の端部105から金属体101上の中間部分まで開いている。
これらのスリット110は、金属体101の半径方向の圧縮のために構成され、特に、大腿骨腔への挿入を容易にし、補強要素100の挿入の際に金属体101を構成する略環状の横断面の円周を局所的に縮小させ、骨部分に向かって圧入を増大させる。
特に、大腿骨への適用に関して、大腿骨の末端への金属体101の挿入を容易にするように、端部105における第1の横断面は、端部106における第2の横断面に比べてサイズが小さい。
好ましくは、貫通スリット110の各々は、第1の端部105に向かって開いており、金属体101の中間部分にあるそれぞれの拡大された円形孔111で終端している。これによって、拡大された円形孔111は、金属体の局所的な機械的抵抗を改善するように構成されている。
図6は、プロテーゼ用の補強要素100の底面図を示す。この図面では、偏心112が結果として軸方向貫通キャビティ104の第1の端部105における第1の横(この場合、円形)断面と第2の端部106における第2の横(この場合、円形)断面との間に生じることを理解することが可能である。
図7は、金属体101に関連する幾何学的表示を有するプロテーゼ用の補強要素100の正面図を示す。
特に、対称的な側壁のコニシティ113は、全体で6°から10°の間であり、より好ましくは8.5°に等しい。
図8は、金属体101に関連する幾何学的表示を有するプロテーゼ用の補強要素100の側面図を示す。
補強要素100の例では、前壁108は、垂直であり、垂直に対して0°の傾斜を有する。概して、縦軸に対する前壁108の傾斜は、0°から5°の間、より好ましくは0°から2°の間で構成することができる。
補強要素100の例では、後壁108は、垂直に対して8.5°の傾斜114を有する。概して、縦軸に対する後壁108の傾斜は、6°から10°の間で構成される。
図9は、本発明によるプロテーゼ用の補強要素200の第2の実施形態の斜視図を示す。本例の補強要素200は、膝プロテーゼと組み合わせて大腿骨に適用するための要素である。
補強要素200は、大腿骨の末端に挿入されるように構成された、略截頭円錐形状の金属体201を備える。好ましくは、金属体201は、生物医学的用途のために、チタンまたはその合金で作られる。
金属体201は、金属小柱面202を含む外面を有し、好ましくは、金属小柱面202は、一体的でシームレスに共同製造手順によって、たとえばEBM(電子ビーム加工)技術によって、金属体201に直接適用される。
金属体201は、好ましくは、1つまたは複数の側面で、好ましくはすべての側面で、金属小柱面202を取り囲む外面上に滑らかな縁部203を備える。
金属体201は、中空であり、複数の略環状の横断面を画定する軸方向貫通キャビティ204を有する。その構成はさらに説明される。
図10は、プロテーゼ用の補強要素200の正面図を示している。ここで、一対の双顆支持体(bicondylar supports)220aおよび220bが金属体201に横並びに配置されていることは明らかである。
双顆支持体220aおよび220bは、金属体201の末端横断面から突出し、その各々は、金属体201から離れて広がる、先細った本体を備える。
好ましくは、双顆支持体220aおよび220bはまた、双顆支持体220aおよび220bと一体的でシームレスに作られた、金属小柱面を含む外面を有する。
補強要素200において、双顆支持体220aおよび220bは、骨欠損が大腿顆にも及ぶ場合に、大腿顆に対しても支持機能を果たす。補強要素の双顆支持体のない実施形態100と補強要素の双顆支持体を含む実施形態200との間の選択は、たとえば、骨欠損の位置および広がりに依存し得る。たとえば、ステムを有する埋め込み片を除去する場合、チャネルに沿って大腿骨の欠損が生じることが多い。そのため、第1の実施形態による補強要素100を使用することが好ましい。それとは異なり、進行した骨変性の場合、大腿顆がプロテーゼに対して十分な支持を提供しない状況が生じる可能性があり、領域のより大きな補強を得るために、第2の実施形態による補強要素200を使用することが好ましい。
好ましくは、金属体は、少なくとも部分的に金属小柱面202、好ましくは双顆支持体220aおよび220bの金属小柱面も取り囲む外面に滑らかな縁部203を備える。
図11は、図10の断面XI-XIに関する、プロテーゼ用の補強要素200の側面断面図を示す。
金属体201は、軸方向貫通キャビティ204の第1の端部205における第1の横断面と軸方向貫通キャビティ204の第2の端部206における第2の横断面との間の偏心を画定するように、傾斜方向に、この場合は図の右に向かって傾斜している。
特に、軸方向貫通キャビティ204は、金属体201の縦軸に対して傾斜方向に傾斜した長手方向軸207を有する。簡潔にするために図には示されていない縦軸は、端部205または206のそれぞれにおける第1の横断面または第2の横断面の一方に対して垂直である。
金属体201は、傾斜方向に向かって延びる前壁208と、前壁208に対向し、傾斜方向から離れて延びる後壁209とを備える。
前壁208は、縦軸に対する傾斜を有し、その傾斜は後壁209の傾斜より小さい。
換言すれば、金属体201のプロファイルは、第1の端部205に向かって先細りになっており、横断面において正面の非対称を視認することができる。
実際、軸方向貫通キャビティ204の第1の端部205における第1の横断面と第2の端部206における第2の横断面との間の偏心は推測され得る。
図12は、プロテーゼ用の補強要素200の側面図を示しており、ここで、図11に関連して既に論じたいくつかの特徴が指摘されている。
図13は、図12の断面XIII-XIIIに関する、プロテーゼ用の補強要素200の正面断面図を示す。
補強要素200は、金属体201に複数の貫通スリット210をさらに備え、これらは、第1の端部205から金属体201の中間部分まで開いている。
これらのスリット210は、金属体201の半径方向の圧縮のために構成され、特に、大腿骨腔への挿入を容易にし、補強要素200の挿入の際に金属体201を構成する略環状の横断面の円周を局所的に縮小させ、骨部分に向かって圧入を増大させる。
特に、大腿骨への適用に関して、大腿骨の末端への金属体201の挿入を容易にするように、端部205における第1の横断面は、端部206における第2の横断面に比べてサイズが小さい。
好ましくは、貫通スリット210の各々は、第1の端部205に向かって開いており、金属体201の中間部分にあるそれぞれの拡大された円形孔211で終端している。これによって、拡大された円形体211は、金属体の局所的な機械的抵抗を改善するように構成されている。
大腿骨への適用のための補強要素200では、端部205における第1の横断面は、端部206における第2の横断面に比べてサイズが小さい。横並びに配置された一対の双顆支持体220a、220bは、正確に第2の横断面から突出し、したがって、補強要素がそれぞれの大腿骨腔に埋め込まれると遠位位置にある。
図14は、金属体201に関連する幾何学的表示を有するプロテーゼ用の補強要素200の正面図を示す。
特に、側壁のコニシティ213は、補強要素200の例におけるように、全体で6°から10°の間であり、より好ましくは8.5°に等しい。
視認することができるように、端部206における第2の横断面は、長手方向軸207の傾斜方向を横断する面において、第2の傾斜方向にさらに傾斜している。その意味で、金属体201は、端部205の傾斜面とは異なる端部206の傾斜面を有し、図14において視認できるように、既に考慮された正面の傾斜方向だけでなく、金属体201全体の横断の傾斜方向においても、補強要素201の全体的な非対称を生じる。
さらに、一対の双顆支持体220aおよび220bは、第2の端部206から同じ高さ221だけ延びており、これにより、非対称である一対の双顆支持体220aおよび220bを画定する。
補強要素200の全体的な非対称に照らして、左右の大腿骨に対する異なる解決策が提供されなければならないことは明らかである。
図15は、金属体201に関連する幾何学的表示を有するプロテーゼ用の補強要素200の側面図を示す。
補強要素200の例では、前壁208は、垂直であり、垂直に対して0°の傾斜を有する。概して、縦軸に対する前壁208の傾斜は、0°から5°の間、より好ましくは0°から2°の間で構成することができる。
補強要素200の例では、後壁209は、垂直に対して8.5°の傾斜214を有する。概して、縦軸に対する後壁209の傾斜は、6°から10°の間で構成される。
図16は、本発明によるプロテーゼ用の補強要素300の第3の実施形態の斜視図を示す。本例の補強要素300は、膝プロテーゼと組み合わせて脛骨に適用するための要素である。
補強要素300は、脛骨の末端に挿入されるように構成された、略截頭円錐形状の金属体301を備える。好ましくは、金属体301は、生物医学的用途のために、チタンまたはその合金で作られる。
金属体301は、金属小柱面302を含む外面を有し、好ましくは、金属小柱面302は、一体的でシームレスに共同製造手順によって、たとえばEBM(電子ビーム加工)技術によって、金属体301に直接適用される。
金属体301は、好ましくは、1つまたは複数の側面で、好ましくはすべての側面で、金属小柱面302を取り囲む外面上に滑らかな縁部303を備える。
金属体301は、複数の略環状の横断面を画定する軸方向貫通キャビティ304を有する中空であり、その構成はさらに説明される。
自然類似で、金属体301は、2つの対向する花弁が取り除かれた花冠形状に類似している。
図17は、プロテーゼ用の補強要素300の正面図を示し、ここで、同じ傾斜および構成を有する、同じ2つの対称的な側壁が示されている。
図18は、図17の断面XVIII-XVIIIに関する、プロテーゼ用の補強要素300の側面断面図を示す。
金属体301は、軸方向貫通キャビティ304の第1の端部305における第1の横断面と軸方向貫通キャビティ304の第2の端部306における第2の横断面との間の偏心を画定するように、傾斜方向に、この場合は図の右に向かって傾斜している。
特に、軸方向貫通キャビティ304は、金属体301の縦軸に対して傾斜方向に傾斜した長手方向軸307を有する。簡潔にするために図には示されていない縦軸は、端部305または306で、第1の横断面または第2の横断面の一方に対して垂直である。
金属体301は、傾斜方向に向かって延びる前壁308と、前壁308に対向し、傾斜方向から離れて延びる後壁309とを備える。
前壁308は、後壁309の傾斜より小さい縦軸に対する傾斜を有する。
換言すれば、金属体301のプロファイルは、第2の端部306に向かって先細りになっており、横断面において正面の非対称を視認することができる。
図19は、プロテーゼ用の補強要素300の側面図を示しており、ここで、図18に関連して既に論じたいくつかの特徴が指摘されている。
脛骨への適用に関して、脛骨の末端への上記金属体の挿入を容易にするように、端部305における第1の横断面が、端部306における第2の横断面に比べてサイズが大きいことがわかる。
補強要素300は、金属体301に横並びに配置され、第1の端部305から金属体301上の中間部分まで開いている、一対の切り欠き320をさらに備える。
図20は、図19の断面XX-XXに関する、プロテーゼ用の補強要素300の正面断面図を示す。
本実施形態では、図18に示される傾斜方向を横断する方向を考慮して、代わりに、軸方向貫通キャビティ304の長手方向軸307が、金属体301の縦軸に対してどのように傾斜していないかが理解される。
図21は、金属体301に関連する幾何学的表示を有するプロテーゼ用の補強要素300の正面図を示す。
好ましくは、金属体301は切り欠き320に側壁321を備え、そのような側壁321は、中間/側方および後方の骨の解剖学的構造を再現するために、金属体301の外側に対してそれぞれ湾曲した形状および凹面の形状を有する。
特に、第1の端部305および第2の端部306のそれぞれにおいて、金属体301の2つの縁部を通過する仮想直線に対して測定された、対称側壁321の全体的なコニシティ313は、全体で12°から20°の間であり、より好ましくは18°に等しい。
図22は、金属体301に関連する幾何学的表示を有するプロテーゼ用の補強要素300の側面図を示す。
補強要素300の例では、前壁308は、垂直に近く、垂直に対して2°に等しい傾斜315を有する。概して、縦軸に対する前壁308の傾斜は、0°から5°の間、より好ましくは0°から2°の間で構成することができる。
補強要素300の例では、後壁309は、垂直に対して16°の傾斜を有する。概して、縦軸に対する後壁309の傾斜は、15°から20°の間で構成される。
好ましくは、後壁309はさらに、脛骨後部の解剖学的構造を再現するために、金属体301の外側に対して湾曲した形状および凹面の形状を有する。
図23は、プロテーゼ用の補強要素300の平面図を示す。
この図面では、偏心312が結果として軸方向貫通キャビティ304の第1の端部305における第1の横断面(この場合、円形)と第2の端部306における第2の横断面(この場合、円形)との間に生じることを理解することが可能である。
図24は、本発明によるプロテーゼ用の補強要素400の第4の実施形態の斜視図を示す。本例の補強要素400は、膝プロテーゼと組み合わせて脛骨に適用するための要素である。
補強要素400は、脛骨の末端に挿入されるように構成された、略截頭円錐形状の金属体401を備える。好ましくは、金属体401は、生物医学的用途のために、チタンまたはその合金で作られる。
金属体401は、金属小柱面402を含む外面を有し、好ましくは、金属小柱面402は、一体的でシームレスに行われる共同製造手順によって、たとえばEBM(電子ビーム加工)技術によって、金属体401に直接適用される。
金属体401は、好ましくは、1つまたは複数の側面で、好ましくはすべての側面で、金属小柱面402を取り囲む外面上に滑らかな縁部403を備える。
金属体401は、複数の略環状の横断面を画定する軸方向貫通キャビティ404を有する中空であり、その構成はさらに説明される。
図25は、プロテーゼ用の補強要素400の正面図を示し、ここで、同じ傾斜および構成を有する、同じ2つの対称的な側壁421が示されている。
図26は、図25の断面XVI-XVIに関する、プロテーゼ用の補強要素400の側面断面図を示す。
金属体401は、軸方向貫通キャビティ404の第1の端部405における第1の横断面と軸方向貫通キャビティ404の第2の端部406における第2の横断面との間の少なくとも1つの偏心を画定するように、傾斜方向に、この場合は図の右に向かって傾斜している。
特に、軸方向貫通キャビティ404は、金属体401の縦軸に対して傾斜方向に傾斜した長手方向軸407を有する。簡潔にするために図には示されていない縦軸は、端部405または406のそれぞれにおける第1の横断面または第2の横断面の一方に対して垂直である。
金属体401は、傾斜方向に向かって延びる前壁408と、前壁408に対向し、傾斜方向から離れて延びる後壁409とを備える。
前壁408は、縦軸に対する傾斜を有し、その傾斜は後壁409の傾斜より小さい。
換言すれば、金属体401のプロファイルは、第2の端部406に向かって先細りになっており、横断面において正面の非対称を視認することができる。
図27は、プロテーゼ用の補強要素400の側面図を示しており、ここで、図26に関連して既に論じたいくつかの特徴が指摘されている。
脛骨への適用に関して、脛骨の末端への上記金属体の挿入を容易にするように、端部405における第1の横断面が、端部406における第2の横断面に比べてサイズが大きいことがわかる。
補強要素400は、金属体401に横並びに配置され、第1の端部405から金属体401上の中間部分まで開いている、一対の切り欠き420をさらに備える。
図28は、図27の断面XXVIII-XXVIIIに関する、プロテーゼ用の補強要素400の正面断面図を示す。
本実施形態では、図26に示される傾斜方向を横断する方向を考慮して、代わりに、軸方向貫通キャビティ404の長手方向軸407が、金属体401の縦軸に対してどのように傾斜していないかが理解される。
図29は、プロテーゼ用の補強要素400の平面図を示し、ここで、端部405における第1の横断面は二葉状の環状(bilobed annular)であり、それにより、金属体401の外面は、図24でよく見えるように、第1の横断面と第2の横断面との間で先細っていることが理解される。
自然な類似で、金属体401は、2つの対向する花弁が取り除かれた花冠形状に類似している。
この図面では、二重偏心412が軸方向貫通キャビティ404の第1の端部405における第1の横断面(この場合、二葉状であるため、それを説明する2つの円周中心を有する)と第2の端部406における第2の横断面(この場合、1つの円周中心のみを有する円形)との間に生じることを理解することも可能である。
図30は、金属体401に関連する幾何学的表示を有するプロテーゼ用の補強要素400の正面図を示す。
好ましくは、金属体401は切り欠き420に側壁421を備え、そのような側壁421は、中間/側方および後方の骨の解剖学的構造を再現するために、金属体401の外側に対してそれぞれ湾曲した形状および凹面の形状を有する。
特に、側方対称壁421の全体の凹面413は、全体で45°から55°の間で、より好ましくは50°に等しく構成される。
図31は、金属体401に関連する幾何学的表示を有するプロテーゼ用の補強要素400の側面図を示す。
補強要素400の例では、前壁408は、垂直に近く、垂直に対して2°に等しい傾斜415を有する。概して、縦軸に対する前壁408の傾斜は、0°から5°の間、より好ましくは0°から2°の間で構成することができる。
補強要素400の例では、後壁409は、垂直に対して19.4°の傾斜を有する。概して、縦軸に対する後壁409の傾斜は、15°から20°の間で構成される。
好ましくは、後壁409はさらに、脛骨後部の解剖学的構造を再現するために、金属体401の外側に対して湾曲した形状および凹面の形状を有する。
図32および33は、プロテーゼ用の補強要素400’の変形のそれぞれの斜視図を示す。
この変形では、補強要素400’は、第1の端部から金属体の中間部分まで開いている、金属体における複数の貫通スリット410を備える。複数の貫通スリット410は、金属体の半径方向の圧縮のために構成されており、補強要素400’の挿入の際に円周を局所的に縮小させ、骨部分への圧入を増大させる。好ましくは、貫通スリット410の各々は、それぞれの拡大された円形孔411で終端する。
図34は、大腿骨の末端へのプロテーゼ用の補強要素200の適用の例を示す。
図35は、脛骨の末端へのプロテーゼ用の補強要素300の適用の例を示す。
偶発的な必要性を満たすために、本発明のさらなる実装および変更が当業者にとって可能であることは明らかである。
特に、実施形態を参照して説明された具体的な特徴は、これに関する技術的偏見がなければ、その変形で本明細書に記載される他の実施形態にも適用され得る。
したがって、上記の実施形態は、例示的かつ非限定的な目的で提供されるものとして理解されるべきである。

Claims (20)

  1. プロテーゼ用、特に膝プロテーゼ用の補強要素(100、200、300、400)であって、前記補強要素(100、200、300、400)が、略截頭円錐形状の金属体(101、201、301、401)を備え、前記金属体が、骨端に挿入されるように構成され、金属小柱面(102、202、302、402)を含む外面を有し、
    前記金属体(101、201、301、401)が、複数の略環状の横断面を画定する軸方向貫通キャビティ(104、204、304、404)を有する中空であり、
    前記金属体(101、201、301、401)が、前記軸方向貫通キャビティ(104、204、304、404)の第1の端部(105、205、305、405)における第1の横断面と前記軸方向貫通キャビティ(104、204、304、404)の第2の端部(106、206、306、406)における第2の横断面との間の少なくとも1つの偏心(112、312、412)を画定するように、傾斜方向に傾斜している、補強要素(100、200、300、400)。
  2. 前記軸方向貫通キャビティ(104、204、304、404)が、前記金属体(101、201、301、401)の縦軸に対して前記傾斜方向に傾斜した長手方向軸(107、207、307、407)を有し、前記縦軸(107、207、307、407)が、前記第1の横断面または前記第2の横断面の一方に対して垂直である、請求項1に記載の補強要素。
  3. 前記金属体(101、201、301、401)が、前記傾斜方向に向かって延びる前壁(108、208、308、408)を備え、さらに前記前壁(108、208、308、408)に対向し、前記傾斜方向から離れて延びる後壁(109、209、309、409)を備え、前記前壁(108、208、308、408)が、前記縦軸に対する傾斜を有し、前記前壁の傾斜が前記後壁(109、209、309、409)の傾斜よりも小さい、請求項2に記載の補強要素。
  4. 前記縦軸に対する前記前壁(108、208、308、408)の傾斜が、0°から5°の間、より好ましくは0°から2°の間で構成される、請求項3に記載の補強要素。
  5. 大腿骨への適用に関して、前記縦軸に対する前記後壁(109、209)の傾斜が、6°から10°の間で構成される、請求項4に記載の補強要素。
  6. 脛骨への適用に関して、前記縦軸に対する前記後壁(309、409)の傾斜が、15°から20°の間で構成される、請求項4に記載の補強要素。
  7. 前記後壁(309、409)がさらに、脛骨後部の解剖学的構造を再現するために、前記金属体(301、401)の外側に対して湾曲した凹面の形状を有する、請求項6に記載の補強要素。
  8. 前記補強要素が、前記第1の端部(105、205、405)から前記金属体(101、201、401)上の中間部分まで開いている、前記金属体(101、201、401)における複数の貫通スリット(110、210、410)をさらに備え、前記複数の貫通スリット(110、210、410)が、前記金属体(101、201、401)の半径方向の圧縮のために構成されており、前記補強要素(100、200、300、400)の挿入の際に前記略環状の横断面の円周を局所的に縮小させ、骨部分への圧入を増大させる、請求項1~7のいずれか1項に記載の補強要素。
  9. 大腿骨への適用に関して、前記大腿骨の末端への前記金属体(101、201)の挿入を容易にするように、前記第1の横断面(105、205)が前記第2の横断面(106、206)に比べてサイズが小さい、請求項8に記載の補強要素。
  10. 脛骨への適用に関して、前記脛骨の末端への前記金属体(301、401)の挿入を容易にするように、前記第1の横断面(305、405)が前記第2の横断面(306、406)に比べてサイズが大きい、請求項8に記載の補強要素。
  11. 前記複数の貫通スリット(110、210、410)の各々が、前記中間部分にあるそれぞれの拡大された円形孔(111、211、411)で終端し、前記拡大された円形孔(111、211、411)が、前記金属体(101、201、401)の局所的な機械抵抗を改善するように構成されている、請求項8~10のいずれか1項に記載の補強要素。
  12. 大腿骨への適用に関して、前記第1の横断面(205)が、前記第2の横断面(206)に比べてサイズが小さく、前記補強要素が、前記金属体(201)に横並びに配置された一対の双顆支持体(220a、220b)をさらに備え、前記双顆支持体(220a、220b)の各々が、前記第2の横断面(206)から突出し、前記金属体(201)から離れて広がる先細った本体を備える、請求項1~11のいずれか1項に記載の補強要素。
  13. 前記双顆支持体(220a、220b)が、前記双顆支持体(220a、220b)と一体的でシームレスに作られた、金属小柱面を含む外面を有する、請求項12に記載の補強要素。
  14. 前記第2の横断面(206)が、前記傾斜方向を横断する第2の傾斜方向に傾斜し、前記一対の双顆支持体(220a、220b)が、前記第2の横断面(206)から同じ高さ(221)だけ延び、これにより、非対称である一対の双顆支持体(220a、220b)を画定する、請求項12または13に記載の補強要素。
  15. 脛骨への適用に関して、前記第1の横断面(305、405)が、前記第2の横断面(306、406)よりもサイズが大きく、前記金属体(301、401)が、中間/側方および後方の骨の解剖学的構造を再現するために、前記金属体(301、401)の外側に対してそれぞれ湾曲した形状および凹面の形状を有する側壁(321、421)を備える、請求項1~11のいずれか1項に記載の補強要素。
  16. 前記側壁(321、421)に配置され、前記第1の端部(305、405)から前記金属体(301、401)上の中間部分まで開いている、一対の切り欠き(320、420)をさらに備える、請求項15に記載の補強要素(100、200、300、400)。
  17. 前記第1の横断面(405)が二葉状の環状であり、前記第2の横断面(406)が円形の環状であり、前記金属体(401)の前記外面が、前記第1の横断面(405)と前記第2の横断面(406)との間で先細っている、請求項15または16に記載の補強要素。
  18. 前記金属体(101、201、301、401)が、前記金属小柱面(102、202、302、402)を取り囲む前記外面上に滑らかな縁部(103、203、303、403)を備える、請求項1~17のいずれか1項に記載の補強要素。
  19. 前記金属小柱面(102、202、302、402)が、前記金属体(101、201、301、401)と一体的でシームレスに作られている、請求項1~18のいずれか1項に記載の補強要素。
  20. 前記金属体(101、201、301、401)が、実質的に一定の厚さを有する壁(108、208、308、408;109、209、309、409;321、421)を備える、請求項1~19のいずれか1項に記載の補強要素。
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