JP2023104762A - 表示システム - Google Patents

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Abstract

【課題】各施設の利用者の予定や意思に反することなく、複数の施設における使用電力の調整を適切に実現し得る表示システムを提供する。【解決手段】複数の施設20のそれぞれに設置されて電力を出力可能な電源装置と、施設20のそれぞれに設置された表示装置7と、を備える表示システムであって、施設20に設置される電力負荷装置は、当該施設20に設置される電源装置及び電力系統の少なくとも一方から電力供給を受けるように構成され、所定の制御対象期間において施設20の受電点電力を上げるまたは下げるための出力制御指令を施設20へ送る送信部31を備え、表示装置7は、出力制御指令の算出が行われた場合、当該表示装置7が設置されている施設20における電力の使用状況である個別使用状況に基づいて生成される、当該施設20における使用電力に関する依頼内容を示す依頼メッセージを表示する。【選択図】図4

Description

本発明は、複数の施設のそれぞれに設置されて電力を出力可能な電源装置と、施設のそれぞれに設置された表示装置と、を備える表示システムに関する。
電力系統には、従来から有る大規模な発電所だけでなく、住宅や事業所などの施設に設置された発電装置や充放電装置等の電源装置も接続されている。また、施設に設置された電力負荷装置も電力系統に接続されている。そして、電源装置及び電力負荷装置を用いて施設の受電点電力を増減させることで、電力系統での電力の需給バランス調整に貢献することができる。近年では、バーチャルパワープラント(VPP:Virtual Power Plant)という概念の下で、需要家の施設に設置された上述のような電源装置及び電力負荷装置などの需要家側エネルギーリソースの動作を制御することで、発電所と同等の機能を提供することが試みられている。尚、施設の受電点電力という場合、電力系統から施設への受電電力及び施設から電力系統への逆潮流電力の両方が含まれる。
特許文献1(特開2018-125907号公報)には、複数の施設のそれぞれに設置される電力資源と、複数の電力資源との間で通信を行うことができる仮想発電中央装置とを備えるシステムが記載されている。そして、仮想発電中央装置は、経済性や、需要家への影響度等に基づいて、動作指令の対象とする電力資源を選択する。
特開2018-125907号公報
特許文献1に記載のシステムでは、仮想発電中央装置が電力資源を制御する。そのため、施設に設置されている電力資源が例えば空調装置や洗濯機等の電力負荷装置である場合、施設の利用者(例えば、施設が住宅であれば居住者)の予定や意思に反して電力負荷装置が駆動したり、あるいは駆動不可となる事態が想定される。
本発明の目的は、各施設の利用者の予定や意思に反することなく、複数の施設における使用電力の調整を適切に実現し得る表示システムを提供することである。
上記目的を達成するための本発明に係る表示システムの特徴構成は、複数の施設のそれぞれに設置されて電力を出力可能な電源装置と、前記施設のそれぞれに設置された表示装置と、を備える表示システムであって、
前記電源装置は、電力系統に連系される電源部を備え、
前記施設に設置される電力負荷装置は、当該施設に設置される前記電源装置及び前記電力系統の少なくとも一方から電力供給を受けるように構成され、
所定の制御対象期間において前記施設の受電点電力を上げるまたは下げるための出力制御指令を前記施設へ送る送信部を備え、
前記表示装置は、前記出力制御指令の算出が行われた場合、当該表示装置が設置されている前記施設における電力の使用状況である個別使用状況に基づいて生成される、当該施設における使用電力に関する依頼内容を示す依頼メッセージを表示する点にある。
上記特徴構成によれば、所定の制御対象期間において施設の受電点電力を上げるまたは下げるための出力制御指令が算出された場合、表示装置に、使用電力に関する依頼メッセージが表示される。依頼メッセージが表示された表示装置が設置されている施設の利用者は、依頼メッセージを確認し、当該依頼メッセージの内容に応じて、制御対象期間における電力負荷装置の使用予定を立てることができる。また、当該利用者は、依頼メッセージに応じて、自らの意思で、制御対象期間における使用電力の調整を行うことができる。これにより、各施設の利用者の予定や意思に反することなく、複数の施設における制御対象期間での使用電力の調整を実現し得る。
しかも、上記特徴構成によれば、各施設の電力の使用状況である個別使用状況に応じて、依頼メッセージを表示するべき施設が選択される構成を実現することができる。その結果、適切な施設の表示装置に依頼メッセージが表示されることとなる。また、個別使用状況に応じて、依頼メッセージの内容が決定される構成を実現することができる。その結果、適切な内容の依頼メッセージが表示されることとなる。
このように、適切な施設の表示装置に依頼メッセージが表示されること、あるいは、適切な内容の依頼メッセージが表示されることにより、複数の施設における使用電力の調整が適切に実現されることとなる。
以上のことから、上記特徴構成によれば、各施設の利用者の予定や意思に反することなく、複数の施設における使用電力の調整を適切に実現し得る表示システムを構築することができる。
本発明に係る表示システムの別の特徴構成は、前記個別使用状況が所定の第1条件を満たす場合、前記表示装置は、前記制御対象期間における使用電力の維持を依頼する内容の前記依頼メッセージを表示する点にある。
上記特徴構成によれば、使用電力の維持を依頼する内容の依頼メッセージに応じて、当該依頼メッセージの表示された表示装置の設置されている施設の利用者が制御対象期間における使用電力を維持することにより、当該施設における使用電力の変動が抑制される。その結果、当該施設での制御対象期間における受電点電力が、適切な値に維持されやすくなる。
本発明に係る表示システムの別の特徴構成は、前記第1条件は、使用電力の変動幅が所定の基準に比べて大きいこと、または、使用電力の変動の回数が所定の基準に比べて多いことを含んでいる点にある。
上記特徴構成によれば、使用電力の変動幅が比較的大きい施設、あるいは、使用電力の変動の回数が比較的多い施設において、制御対象期間における使用電力の維持を依頼する内容の依頼メッセージが表示されることとなる。従って、使用電力の維持を依頼する内容の依頼メッセージを、依頼の対象として適切な施設において表示することができる表示システムを実現できる。
本発明に係る表示システムの別の特徴構成は、前記個別使用状況が所定の第2条件を満たす場合、前記表示装置は、前記制御対象期間における使用電力の減少を依頼する内容の前記依頼メッセージを表示する点にある。
上記特徴構成によれば、第2条件を適宜設定することにより、制御対象期間における使用電力の減少を依頼する内容の依頼メッセージを、状況に応じて表示装置に表示することができる表示システムを実現できる。
本発明に係る表示システムの別の特徴構成は、前記出力制御指令の算出が、複数の前記施設全体での前記制御対象期間における前記受電点電力を下げるための算出であり、且つ、前記個別使用状況が所定の第2条件を満たす場合、前記表示装置は、前記制御対象期間における使用電力の減少を依頼する内容の前記依頼メッセージを表示する点にある。
上記特徴構成によれば、制御対象期間における使用電力の減少を依頼する内容の依頼メッセージに応じて、当該依頼メッセージの表示された表示装置の設置されている施設の利用者が使用電力を減少させることにより、当該施設における使用電力が減少する。即ち、当該施設での制御対象期間における受電点電力が減少しやすくなる。
本発明に係る表示システムの別の特徴構成は、前記第2条件は、使用電力が所定の基準に比べて多いことを含んでいる点にある。
上記特徴構成によれば、使用電力が比較的多い施設において、使用電力の減少を依頼する内容の依頼メッセージが表示されることとなる。従って、使用電力の減少を依頼する内容の依頼メッセージを、依頼の対象として適切な施設において表示することができる表示システムを実現できる。
本発明に係る表示システムの別の特徴構成は、前記出力制御指令の算出が、複数の前記施設全体での前記制御対象期間における前記受電点電力を下げるための算出であり、且つ、前記個別使用状況が前記第2条件を満たさない場合、前記表示装置は、前記制御対象期間における使用電力の維持を依頼する内容の前記依頼メッセージを表示する点にある。
上記特徴構成によれば、使用電力の維持を依頼する内容の依頼メッセージに応じて、当該依頼メッセージの表示された表示装置の設置されている施設の利用者が制御対象期間における使用電力を維持することにより、当該施設における使用電力の変動が抑制される。その結果、当該施設での制御対象期間における受電点電力が、適切な値に維持されやすくなる。
本発明に係る表示システムの別の特徴構成は、前記個別使用状況が所定の第3条件を満たす場合、前記表示装置は、前記制御対象期間における使用電力の増加を依頼する内容の前記依頼メッセージを表示する点にある。
上記特徴構成によれば、第3条件を適宜設定することにより、制御対象期間における使用電力の増加を依頼する内容の依頼メッセージを、状況に応じて表示装置に表示することができる表示システムを実現できる。
本発明に係る表示システムの別の特徴構成は、前記出力制御指令の算出が、複数の前記施設全体での前記制御対象期間における前記受電点電力を上げるための算出であり、且つ、前記個別使用状況が所定の第3条件を満たす場合、前記表示装置は、前記制御対象期間における使用電力の増加を依頼する内容の前記依頼メッセージを表示する点にある。
上記特徴構成によれば、使用電力の増加を依頼する内容の依頼メッセージに応じて、当該依頼メッセージの表示された表示装置の設置されている施設の利用者が制御対象期間における使用電力を増加させることにより、当該施設における使用電力が増加する。即ち、当該施設での制御対象期間における受電点電力が増加しやすくなる。
本発明に係る表示システムの別の特徴構成は、前記第3条件は、使用電力が所定の基準に比べて少ないことを含んでいる点にある。
上記特徴構成によれば、使用電力が比較的少ない施設において、使用電力の増加を依頼する内容の依頼メッセージが表示されることとなる。従って、使用電力の増加を依頼する内容の依頼メッセージを、依頼の対象として適切な施設において表示することができる表示システムを実現できる。
本発明に係る表示システムの別の特徴構成は、前記出力制御指令の算出が、複数の前記施設全体での前記制御対象期間における前記受電点電力を上げるための算出であり、且つ、前記個別使用状況が前記第3条件を満たさない場合、前記表示装置は、前記制御対象期間における使用電力の維持を依頼する内容の前記依頼メッセージを表示する点にある。
上記特徴構成によれば、使用電力の維持を依頼する内容の依頼メッセージに応じて、当該依頼メッセージの表示された表示装置の設置されている施設の利用者が制御対象期間における使用電力を維持することにより、当該施設における使用電力の変動が抑制される。その結果、当該施設での制御対象期間における受電点電力が、適切な値に維持されやすくなる。
本発明に係る表示システムの別の特徴構成は、前記送信部は、電気の取引市場において電力取引を行う事業者からの調整力等(即ち、送配電事業者に提供する調整力及び小売事業者等に提供する供給力等を含む。以下同様。)の供出指令に基づいて、前記出力制御指令を前記施設へ送る点にある。
上記特徴構成によれば、調整力等の供出指令に応じて複数の施設のそれぞれが個別の調整力等を提供する場合に、表示装置に依頼メッセージが表示されることにより、各施設の利用者の予定や意思に反することなく、複数の施設における使用電力の調整を実現することが可能となる。これにより、各施設の利用者の予定や意思に反することなく、複数の施設が調整力等を提供することができる。
本発明に係る表示システムの別の特徴構成は、
複数の前記電源装置との間で前記施設の外部から通信を行うことができる管理装置を備え、
前記管理装置は、前記送信部と、前記出力制御指令及び前記個別使用状況に基づいて前記依頼メッセージを生成する表示指令生成部とを備え、
前記送信部は、前記表示指令生成部にて生成された前記依頼メッセージを前記施設の前記表示装置に送信する点にある。
上記特徴構成によれば、各施設に表示指令生成部を設ける必要がない。そのため、施設の数が比較的多い場合に各施設に表示指令生成部を設けることによって表示システムの構築コストが増大してしまう事態を回避できる。
施設と、管理装置と、アグリゲーションコーディネーターとの関係を示した図である。 施設の構成例を示す図である。 制御対象期間と非制御対象期間とを模式的に描いた図である。 依頼メッセージの表示に関する構成を示す機能ブロック図である。 第1依頼メッセージを表示中のリモコンを示す図である。 第2依頼メッセージを表示中のリモコンを示す図である。 第3依頼メッセージを表示中のリモコンを示す図である。 第1制御フローのフローチャートである。 第2制御フローのフローチャートである。 第3制御フローのフローチャートである。 別実施形態<9>の第4制御フローのフローチャートである。
図1は、燃料電池装置10及び電力負荷装置4が設けられる施設20と、管理装置30と、アグリゲーションコーディネーター40との関係を示した図である。図2は、施設20の構成例を示す図である。表示システムは、複数の施設20のそれぞれに設置されて電力を出力可能な燃料電池装置10と、複数の燃料電池装置10との間で施設20の外部の遠隔地から通信を行うことができる管理装置30とを備える。尚、図1に記載した管理装置30の数及び施設20の数は適宜変更可能である。
燃料電池装置10は、本発明の「電源装置」に対応する。また、表示システムは、電源管理システムとして機能する。
管理装置30は、事業者の保有する装置である。当該事業者は、リソースアグリゲーター等とも呼ばれ、VPP(Virtual Power Plant)サービス契約を締結した施設20に対して需要家側エネルギーリソースとしての燃料電池装置10及び電力負荷装置4への制御情報を伝達することで、その需要家側エネルギーリソースの制御を行う。
アグリゲーションコーディネーター40は、各管理装置30が制御する電力量を束ね、電気の取引市場(需給調整市場、卸電力市場、容量市場等)において一般送配電事業者や小売電気事業者と電力取引を行う事業者である。
図1及び図2に示すように、管理装置30は、複数の施設20から、燃料電池装置10の出力電力、電力負荷装置4の負荷電力(使用電力、以下同様)、施設20での電力メーター3の受電点電力などの電力情報を逐次収集して時系列的に記憶している。尚、本実施形態で「電力負荷装置4の負荷電力」と記載する場合、施設20に設けられている全ての電力負荷装置4の合計の負荷電力のことを意味する。そして、管理装置30は、将来の所定の時間帯に各施設20から供出可能な電力を予測し、アグリゲーションコーディネーター40に伝達する。この供出可能電力は、施設20の受電点電力を上げる能力又は下げる能力といった調整余力である。尚、本実施形態において「受電点電力を上げる」という場合、電力系統1から電力線2への受電電力を増加させる、又は、電力線2から電力系統1への逆潮流電力を減少させることを意味し、「受電点電力を下げる」という場合、電力系統1から電力線2への受電電力を減少させる、又は、電力線2から電力系統1への逆潮流電力を増加させることを意味する。
例えば、施設20の受電点電力を上げるためには、燃料電池装置10の出力電力を下げること、及び、電力負荷装置4の負荷電力を上げることの少なくとも一方を行えばよいため、施設20の受電点電力を上げる場合の上げ側調整余力は、燃料電池装置10の出力電力を下げる余力がどの程度あるかを示し、電力負荷装置4の負荷電力を上げる余力がどの程度あるかを示す。また、施設20の受電点電力を下げるためには、燃料電池装置10の出力電力を上げること、及び、電力負荷装置4の負荷電力を下げることの少なくとも一方を行えばよいため、施設20の受電点電力を下げる場合の下げ側調整余力は、燃料電池装置10の出力電力を上げる余力がどの程度あるかを示し、電力負荷装置4の負荷電力を下げる余力がどの程度あるかを示す。
また、管理装置30は、自身が管理する複数の施設20におけるベースライン受電点電力を決定する。このベースライン受電点電力は、各施設20から調整力等を供出させない場合に予測される、各施設20の受電点電力の合計に相当する。
アグリゲーションコーディネーター40は、各管理装置30から受け取った供出可能電力を集計し、需給調整市場、卸電力市場、容量市場などの電力の取引市場への入札を行うなどして、一般送配電事業者や小売電気事業者と電力取引を行う。そして、アグリゲーションコーディネーター40は、取引を行った一般送配電事業者や小売電気事業者から、将来の所定の制御対象期間での調整力等の供出指令を受け取った場合、その供出指令で指定された調整力等を各管理装置30に対して分配して伝達する。
管理装置30は、アグリゲーションコーディネーター40から供出指令を受け取った場合、その供出指令で指定された調整力等を各施設20に対して分配して伝達する。その結果、各施設20では、将来の所定の制御対象期間において需要家側エネルギーリソースとしての燃料電池装置10及び電力負荷装置4の制御が行われることで、その制御が行われなかった場合と比較して、施設20の受電点電力が増減するという調整力等の供出が行われる。
施設20には、電源装置としての燃料電池装置10と、電力負荷装置4とが設けられている。燃料電池装置10及び電力負荷装置4は、電力系統1に連系される電力線2に接続される。電力線2には、施設20の受電点電力を測定する電力メーター3が設置されている。尚、図1及び図2には、電源装置としての燃料電池装置10が1台設置されている例を示しているが、電源装置の設置台数は適宜変更可能である。
電力メーター3で測定された受電点電力に関する情報は、ゲートウェイ5及びルーター6を介して管理装置30に伝達される。例えば、受電点電力に関する情報は、10秒毎などの所定のタイミングで管理装置30に伝達される。
電力負荷装置4は、例えば照明装置、空調装置などの様々な装置であり、施設20に設置される燃料電池装置10及び電力系統1の少なくとも一方から電力供給を受けることができる。
このように、施設20に設置される電力負荷装置4は、当該施設20に設置される燃料電池装置10及び電力系統1の少なくとも一方から電力供給を受けるように構成されている。
燃料電池装置10は、電力系統1に連系される電源部としての燃料電池部12と、燃料電池部12の発電電力を所定の電圧、周波数、位相に変換して電力線2に供給する電力変換部11と、燃料電池部12及び電力変換部11の動作を制御する燃料電池制御部13と、燃料電池装置10で取り扱われる情報を記憶する記憶部14とを備える。また、燃料電池装置10は、燃料電池部12の燃料ガスである水素を生成する燃料改質装置を備えていてもよい。
即ち、燃料電池装置10は、電力系統1に連系される燃料電池部12を備えている。
燃料電池制御部13は、所定の上限出力電力と下限出力電力との間で、燃料電池装置10から電力線2への出力電力を調節できる。例えば、燃料電池制御部13は、燃料電池装置10の出力電力を上限出力電力に維持して連続運転させることができる。また、燃料電池制御部13は、燃料電池装置10の出力電力を、電力負荷装置4の負荷電力に追従させる運転を行わせることもできる。例えば、燃料電池制御部13は、電力測定部8で計測される電力(即ち、電力系統1から供給される電力)がゼロ又はゼロに近い電力になるように燃料電池装置10の出力電力を調節することで、電力負荷装置4の負荷電力に追従させる運転を行わせることができる。
燃料電池制御部13は、負荷追従制御とは別に、電力メーター3により検出される施設20の受電点電力が所定の電力値になるように、燃料電池装置10の出力電力を増減させる制御を行うことができる。
燃料電池制御部13は、電力変換部11から電力線2に供給する出力電力についての情報及び電力測定部8での測定電力についての情報を有しているため、電力負荷装置4の負荷電力(=出力電力+測定電力)を導出できる。尚、電力測定部8での測定電力の符号がプラスの場合は負荷電力が燃料電池装置10の出力電力よりも大きい状態であることを意味し、電力測定部8での測定電力の符号がマイナスの場合は燃料電池装置10の出力電力が負荷電力よりも大きい状態であることを意味する。
燃料電池装置10は、施設20の利用者が燃料電池装置10に対する指令を行う場合に操作するリモコン7(本発明に係る「表示装置」に相当)と接続されている。そして、燃料電池装置10が有する出力電力についての情報及び負荷電力についての情報などは、リモコン7及びルーター6を介して管理装置30に伝達される。例えば、燃料電池装置10が有する出力電力についての情報及び負荷電力についての情報などは、1分毎などの所定のタイミングで管理装置30に伝達される。尚、リモコン7は、各施設20のそれぞれに設置されている。
このように、表示システムは、複数の施設20のそれぞれに設置されて電力を出力可能な燃料電池装置10と、各施設20のそれぞれに設置されたリモコン7と、を備えている。
管理装置30は、複数の燃料電池装置10に対して、燃料電池装置10の出力電力(個別の調整力等)を定める出力制御指令(受電点電力上げ下げ指令)を送信できる。尚、図2に示すように、出力制御指令は、上述の制御情報に含まれている。そして、燃料電池装置10は、管理装置30から出力制御指令を受け取った場合、出力制御指令の対象となる制御対象期間の間、出力制御指令に基づいて定まる出力電力の供給を目標とする第1運転モードで動作し、制御対象期間から外れる非制御対象期間の間、第1運転モードとは別の第2運転モードで動作する。
第1運転モードは、需給調整市場、卸電力市場又は容量市場において出力制御指令(需給調整市場の出力増減要請や容量市場の発動指令等)が見込まれる日の制御対象期間において、複数の燃料電池装置10の出力電力を調整する運転モードである。
第2運転モードは、複数の燃料電池装置10において予め設定されている運転モードである。或いは、管理装置30は、複数の燃料電池装置10に対して、第2運転モードを定める運転モード制御指令を送信でき、燃料電池装置10は、管理装置30から受け取った運転モード制御指令に従って第2運転モードを決定する。例えば、第2運転モードは、燃料電池装置10の出力電力を上限出力電力で維持する運転(定格出力運転)、燃料電池装置10の出力電力を電力負荷装置4の負荷電力に追従させる運転(負荷追従運転)などである。
図3は、制御対象期間と非制御対象期間とを模式的に描いた図である。図3に示した例では、制御情報(出力制御指令)において、12時~15時の間が制御対象期間に指定されている。そのため、この燃料電池装置10は、12時~15時の制御対象期間は、第1運転モードで動作し、それ以外の非制御対象期間は、第2運転モードで動作する。
〔依頼メッセージの表示について〕
本実施形態におけるリモコン7は、ディスプレイ71(図5参照)及び複数の操作ボタン72(図5参照)を有している。リモコン7は、ディスプレイ71に各種メッセージ等を表示可能に構成されている。また、施設20の利用者は、各操作ボタン72を操作することにより、燃料電池装置10に対する操作を行うことができる。
以下では、ディスプレイ71における依頼メッセージの表示について説明する。依頼メッセージとは、リモコン7が設置されている施設20における使用電力に関する依頼内容を示すメッセージである。使用電力とは、電力負荷装置4により消費される電力であり、上述の負荷電力と同等である。
図4は、依頼メッセージの表示に関する構成を示す機能ブロック図である。図4に示すように、管理装置30は、施設通信部31(本発明に係る「送信部」に相当)、出力制御指令算出部32、表示指令生成部33、情報記憶部34を有している。
施設通信部31は、例えばインターネット回線等を介して、各施設20のルーター6に接続されている。これにより、管理装置30は、施設通信部31を介して、各施設20と通信可能に構成されている。
尚、図4に示されている施設20の個数は二つであるが、本発明はこれに限定されない。管理装置30が通信可能な施設20の個数は、三つ以上であってもよい。
出力制御指令算出部32は、上述の出力制御指令を算出するように構成されている。出力制御指令算出部32は、算出された出力制御指令を、施設通信部31を介して施設20へ送る。出力制御指令により燃料電池装置10の出力電力が変化すると、施設20の受電点電力が変化する。即ち、出力制御指令は、施設20の受電点電力を上げるまたは下げるための指令である。このように、表示システムは、施設20の受電点電力を上げるまたは下げるための指令である出力制御指令を施設20へ送る施設通信部31を備えている。出力制御指令算出部32は、アグリゲーションコーディネーター40によって入力された情報(供出指令)に基づいて出力制御指令を算出する。
より具体的には、管理装置30がアグリゲーションコーディネーター40から供出指令を受け取った場合、出力制御指令算出部32は、当該供出指令に基づいて、出力制御指令を算出する。尚、供出指令及び電力負荷装置4の負荷電力の変動等も踏まえて、複数の施設20全体での制御対象期間における受電点電力を上げる必要がある場合、出力制御指令の算出は、複数の施設20全体での制御対象期間における受電点電力を上げるための算出となる。当該算出は、具体的には、複数の施設20全体としての消費電力を増大させるための算出、または、複数の施設20全体からの供給電力を減少させるための算出であっても良い。また、供出指令及び電力負荷装置4の負荷電力の変動等も踏まえて、複数の施設20全体での制御対象期間における受電点電力を下げる必要がある場合、出力制御指令の算出は、複数の施設20全体での制御対象期間における受電点電力を下げるための算出となる。当該算出は、具体的には、複数の施設20全体としての消費電力を減少させるための算出、または、複数の施設20全体からの供給電力を増大させるための算出であっても良い。また、供出指令及び電力負荷装置4の負荷電力の変動等も踏まえて、複数の施設20全体での制御対象期間における受電点電力を維持する必要がある場合、出力制御指令の算出は、複数の施設20全体での制御対象期間における受電点電力を維持するための算出となる。当該算出は、具体的には、複数の施設20全体としての消費電力を維持するための算出、または、複数の施設20全体からの供給電力を維持するための算出であっても良い。
尚、アグリゲーションコーディネーター40からの供出指令は、電気の取引市場において電力取引を行う事業者からの調整力等の供出指令の具体例である。
算出された出力制御指令は、出力制御指令算出部32から施設通信部31へ送られる。そして、施設通信部31は、出力制御指令の送信対象である施設20へ、当該出力制御指令を送る。
例えば、図4に示す例では、複数の施設20のうち、第1施設20aへ、出力制御指令が送られている。また、複数の施設20のうち、第2施設20bに対しては、出力制御指令が送られていない。尚、出力制御指令が何れの施設20にも送られない場合もある。
以上で説明した構成により、施設通信部31は、電気の取引市場において電力取引を行う事業者からの調整力等の供出指令に基づいて、出力制御指令を施設20へ送る。尚、出力制御指令が算出された場合、出力制御指令算出部32から、出力制御指令の算出結果等が表示指令生成部33へ送られる。
図4に示すように、各施設20における電力メーター3で測定された受電点電力に関する情報は、ゲートウェイ5及びルーター6を介して、施設通信部31へ送られる。当該情報は、例えば、電力メーター3で測定された1分毎の受電点電力の値であってもよい。
施設通信部31は、受電点電力に関する情報を受け取ると、当該情報を、情報記憶部34に記憶させる。この構成により、情報記憶部34に、各施設20における受電点電力の履歴を示す情報が蓄積されていく。
ここで、上述したように、管理装置30は、複数の燃料電池装置10から各燃料電池装置10の出力電力を取得しており、施設通信部31が、当該出力電力を受け取ると、当該情報を、情報記憶部34に記憶させる。この構成により、情報記憶部34に、各施設20における燃料電池装置10の出力電力の履歴を示す情報が蓄積されていく。なお、管理装置30は、複数の燃料電池装置10に対して、燃料電池装置10の出力電力を定める出力制御指令を送信できる。管理装置30は、当該出力制御指令の履歴に基づいて、各燃料電池装置10の出力電力の履歴も導出する。当該履歴は、情報記憶部34に記憶される。
情報記憶部34は、各施設20における受電点電力の履歴と、各燃料電池装置10の出力電力の履歴と、に基づいて、各施設20の個別使用状況を示す情報を生成する。なお、情報記憶部34は、各施設20の負荷電力(使用電力)をリモコン7及びルーター6を介して各燃料電池装置10から取得し記憶している場合には、当該負荷電力(使用電力)に基づいて各施設20の個別使用状況を示す情報を生成してもよい。個別使用状況とは、施設20の電力負荷装置4における電力の使用状況である。また、個別使用状況を示す情報は、それぞれの施設20に対応して生成される。
例えば、ある施設20が、ある時点で300ワットを電力系統1へ供給しており、且つ、当該時点での当該施設20の燃料電池装置10の出力電力が700ワットであった場合、当該施設20では、当該時点で、400ワットが使用されていたこととなる。この場合、当該施設20に対応する個別使用状況を示す情報には、当該時点で400ワットが使用されていたことを示す情報が含まれている。
尚、個別使用状況は、施設20における現時点での電力の使用状況であってもよいし、施設20における過去の任意の時点での電力の使用状況であってもよいし、施設20における電力の使用の時系列的な履歴であってもよい。
図4に示すように、表示指令生成部33は、情報記憶部34から、個別使用状況を示す情報を取得する。そして、表示指令生成部33は、出力制御指令の算出が行われた場合、個別使用状況に基づいて、施設20毎に、表示指令を生成する。表示指令とは、リモコン7のディスプレイ71に依頼メッセージを表示させるための指令である。また、依頼メッセージとは、施設20における使用電力に関する依頼内容を示すメッセージである。依頼メッセージは、表示指令に含まれている。つまり、依頼メッセージは、個別使用状況に基づいて生成される。生成された表示指令は、施設通信部31を介して、当該表示指令に対応する施設20のルーター6へ送られる。ルーター6は、当該表示指令をリモコン7へ送る。即ち、施設通信部31は、表示指令生成部33にて生成された依頼メッセージを施設20のリモコン7に送信する。
例えば、図4に示すように、複数の施設20が第1施設20aと第2施設20bとを含んでいる場合、表示指令生成部33は、第1施設20aの個別使用状況に基づいて、第1施設20aに対する表示指令を生成する。当該表示指令は、第1施設20aのリモコン7へ送られる。
また、この場合、表示指令生成部33は、第2施設20bの個別使用状況に基づいて、第2施設20bに対する表示指令を生成する。当該表示指令は、第2施設20bのリモコン7へ送られる。即ち、本実施形態では、表示指令は、出力制御指令が送られた施設20のみならず、出力制御指令が送られていない施設20にも送られる。
リモコン7は、表示指令を受け取ると、当該表示指令に従って、ディスプレイ71に依頼メッセージを表示する。
ここで、上述の通り、表示指令は、個別使用状況に基づいて生成される。即ち、リモコン7は、個別使用状況に基づいて依頼メッセージを表示することとなる。
このように、リモコン7は、出力制御指令の算出が行われた場合、当該リモコン7が設置されている施設20における電力の使用状況である個別使用状況に基づいて、当該施設20における使用電力に関する依頼内容を示す依頼メッセージを表示する。
尚、表示指令生成部33は、出力制御指令を算出する際(出力制御指令を送る前)に、個別使用状況に基づいて施設20毎に表示指令を生成するようにしてもよい。この場合、生成された表示指令は出力制御指令と共に、施設通信部31及びルーター6を介してリモコン7へ送る構成とすることもできる。
本実施形態においては、第1表示指令、第2表示指令、第3表示指令の3種類の表示指令が存在する。第1表示指令を受け取ったリモコン7は、図5に示すように、ディスプレイ71に第1依頼メッセージを表示する。第1依頼メッセージとは、制御対象期間における使用電力の維持を依頼する内容のメッセージである。図5に示す例では、ディスプレイ71に、第1依頼メッセージとして、「12時~15時の使用電力を大きく変化させないでください。」と表示されている。
第1依頼メッセージが表示されたリモコン7が設けられている施設20の利用者は、例えば、制御対象期間において、電力負荷装置4の電源オン操作や電源オフ操作、設定変更操作等を控える。
第2表示指令を受け取ったリモコン7は、図6に示すように、ディスプレイ71に第2依頼メッセージを表示する。第2依頼メッセージとは、制御対象期間における使用電力の減少を依頼する内容のメッセージである。図6に示す例では、ディスプレイ71に、第2依頼メッセージとして、「12時~15時の使用電力を削減してください。」と表示されている。
第2依頼メッセージが表示されたリモコン7が設けられている施設20の利用者は、例えば、制御対象期間において、電力負荷装置4の電源をオフ状態としたり、設定変更操作等で使用電力を削減する。
第3表示指令を受け取ったリモコン7は、図7に示すように、ディスプレイ71に第3依頼メッセージを表示する。第3依頼メッセージとは、制御対象期間における使用電力の増加を依頼する内容のメッセージである。図7に示す例では、ディスプレイ71に、第3依頼メッセージとして、「12時~15時の使用電力を増加させてください。」と表示されている。
第3依頼メッセージが表示されたリモコン7が設けられている施設20の利用者は、例えば、制御対象期間において、電力負荷装置4の電源をオン状態としたり、設定変更操作等で使用電力を増加させる。
〔施設の選択について〕
表示指令生成部33は、図8に示す第1制御フロー、図9に示す第2制御フロー、図10に示す第3制御フローに従って、表示指令を各施設20のリモコン7へ送るように構成されている。これらの制御フローにより、複数の施設20の中から、表示指令の送信対象の施設20が選択されることとなる。また、これらの制御フローにより、各施設20のリモコン7に表示される依頼メッセージの内容が決定されることとなる。
以下では、これらの制御フローについて説明する。尚、これらの制御フローは、複数の施設20のそれぞれを対象として実行される。例えば、図4に示すように、複数の施設20が第1施設20aと第2施設20bとを含んでいる場合、第1施設20aを対象としてこれらの制御フローが実行された後、第2施設20bを対象としてこれらの制御フローが実行される。
図8に示す第1制御フローでは、最初に、ステップS1の処理が実行される。ステップS1では、出力制御指令が算出されたか否かが判定される。
出力制御指令が算出されていない場合、ステップS1でNoと判定され、この制御フローは終了する。また、出力制御指令が算出された場合、ステップS1でYesと判定され、処理はステップS2へ移行する。
ステップS2では、個別使用状況が所定の第1条件を満たすか否かが判定される。本実施形態において、第1条件は、「直近の過去30分間の間に、使用電力の所定電力以上の変動(30分よりも短い所定時間内での所定電力以上の変動)が3回以上発生したこと」である。この構成においては、例えば、1分間で300ワット以上の使用電力の変化があった場合に、使用電力の変動が1回発生したとして判定されてもよい。
ただし、本発明はこれに限定されず、第1条件には、その他の条件が含まれていてもよいし、「直近の過去30分間の間に、使用電力の所定電力以上の変動が3回以上発生したこと」という条件が含まれていなくてもよい。例えば、第1条件は、使用電力の変動幅が所定の基準(例えば300ワット)に比べて大きいこと、または、使用電力の変動の回数が所定の基準(例えば3回)に比べて多いことを含んでいてもよい。
個別使用状況が第1条件を満たさない場合、ステップS2でNoと判定され、この制御フローは終了する。また、個別使用状況が第1条件を満たす場合、ステップS2でYesと判定され、処理はステップS3へ移行する。
ステップS3では、表示指令生成部33は、第1依頼メッセージの表示を指令する。具体的には、表示指令生成部33は、施設20のリモコン7へ、第1表示指令を送る。これにより、当該リモコン7のディスプレイ71に、図5に示すような第1依頼メッセージが表示される。その後、この制御フローは終了する。
このように、個別使用状況が所定の第1条件を満たす場合、リモコン7は、制御対象期間における使用電力の維持を依頼する内容の依頼メッセージを表示する。
図9に示す第2制御フローでは、最初に、ステップS4の処理が実行される。ステップS4では、出力制御指令の算出が、複数の施設20全体での制御対象期間における受電点電力を下げるための算出であるか否かが判定される。
出力制御指令の算出が、複数の施設20全体での制御対象期間における受電点電力を下げるための算出でない場合、ステップS4でNoと判定され、この制御フローは終了する。また、出力制御指令の算出が、複数の施設20全体での制御対象期間における受電点電力を下げるための算出である場合、ステップS4でYesと判定され、処理はステップS5へ移行する。
ステップS5では、個別使用状況が所定の第2条件を満たすか否かが判定される。本実施形態において、第2条件は、現在及び過去(過去の所定期間)の使用電力が所定の基準に比べて多いことである。より具体的には、第2条件は、「現在の使用電力が300ワット以上であり、且つ、直近の過去30分間の使用電力の平均値が200ワット以上であること」である。
このように、第2条件は、使用電力が所定の基準に比べて多いことを含んでいる。
ただし、本発明はこれに限定されず、第2条件には、その他の条件が含まれていてもよいし、「現在の使用電力が所定電力(例えば300ワット)以上であり、且つ、直近の過去30分間の使用電力の平均値が所定電力(例えば200ワット)以上であること」という条件が含まれていなくてもよい。例えば、第2条件は、「現在の使用電力が所定電力(例えば300ワット)以上であること」のみであってもよいし、「直近の過去30分間の使用電力の平均値が所定電力(例えば200ワット)以上であること」のみであってもよい。
個別使用状況が第2条件を満たす場合、ステップS5でYesと判定され、処理はステップS6へ移行する。また、個別使用状況が第2条件を満たさない場合、ステップS5でNoと判定され、処理はステップS7へ移行する。
ステップS6では、表示指令生成部33は、第2依頼メッセージの表示を指令する。具体的には、表示指令生成部33は、施設20のリモコン7へ、第2表示指令を送る。これにより、当該リモコン7のディスプレイ71に、図6に示すような第2依頼メッセージが表示される。その後、この制御フローは終了する。
このように、出力制御指令の算出が、複数の施設20全体での所定の制御対象期間における受電点電力を下げるための算出であり、且つ、個別使用状況が所定の第2条件を満たす場合、リモコン7は、制御対象期間における使用電力の減少を依頼する内容の依頼メッセージを表示する。つまり、表示指令は、出力制御指令の算出及び個別使用状況に基づいて生成される。
ステップS7では、表示指令生成部33は、第1依頼メッセージの表示を指令する。具体的には、表示指令生成部33は、施設20のリモコン7へ、第1表示指令を送る。これにより、当該リモコン7のディスプレイ71に、図5に示すような第1依頼メッセージが表示される。その後、この制御フローは終了する。
このように、出力制御指令の算出が、複数の施設20全体での所定の制御対象期間における受電点電力を下げるための算出であり、且つ、個別使用状況が第2条件を満たさない場合、リモコン7は、制御対象期間における使用電力の維持を依頼する内容の依頼メッセージを表示する。つまり、表示指令は、出力制御指令の算出及び個別使用状況に基づいて生成される。
図10に示す第3制御フローでは、最初に、ステップS8の処理が実行される。ステップS8では、出力制御指令の算出が、複数の施設20全体での制御対象期間における受電点電力を上げるための算出であるか否かが判定される。
出力制御指令の算出が、複数の施設20全体での制御対象期間における受電点電力を上げるための算出でない場合、ステップS8でNoと判定され、この制御フローは終了する。また、出力制御指令の算出が、複数の施設20全体での制御対象期間における受電点電力を上げるための算出である場合、ステップS8でYesと判定され、処理はステップS9へ移行する。
ステップS9では、個別使用状況が所定の第3条件を満たすか否かが判定される。本実施形態において、第3条件は、現在及び過去(過去の所定期間)の使用電力が所定の基準に比べて少ないことである。より具体的には、第3条件は、「現在の使用電力が300ワット未満であり、且つ、直近の過去30分間の使用電力の平均値が400ワット以下であること」である。
このように、第3条件は、使用電力が所定の基準に比べて少ないことを含んでいる。
ただし、本発明はこれに限定されず、第3条件には、その他の条件が含まれていてもよいし、「現在の使用電力が所定電力(例えば300ワット)未満であり、且つ、直近の過去30分間の使用電力の平均値が所定電力(例えば400ワット)以下であること」という条件が含まれていなくてもよい。例えば、第3条件は、「現在の使用電力が所定電力(例えば300ワット)未満であること」のみであってもよいし、「直近の過去30分間の使用電力の平均値が所定電力(例えば400ワット)以下であること」のみであってもよい。
個別使用状況が第3条件を満たす場合、ステップS9でYesと判定され、処理はステップS10へ移行する。また、個別使用状況が第3条件を満たさない場合、ステップS9でNoと判定され、処理はステップS11へ移行する。
ステップS10では、表示指令生成部33は、第3依頼メッセージの表示を指令する。具体的には、表示指令生成部33は、施設20のリモコン7へ、第3表示指令を送る。これにより、当該リモコン7のディスプレイ71に、図7に示すような第3依頼メッセージが表示される。その後、この制御フローは終了する。
このように、出力制御指令の算出が、複数の施設20全体での所定の制御対象期間における受電点電力を上げるための算出であり、且つ、個別使用状況が所定の第3条件を満たす場合、リモコン7は、制御対象期間における使用電力の増加を依頼する内容の依頼メッセージを表示する。つまり、表示指令は、出力制御指令の算出及び個別使用状況に基づいて生成される。
ステップS11では、表示指令生成部33は、第1依頼メッセージの表示を指令する。具体的には、表示指令生成部33は、施設20のリモコン7へ、第1表示指令を送る。これにより、当該リモコン7のディスプレイ71に、図5に示すような第1依頼メッセージが表示される。その後、この制御フローは終了する。
このように、出力制御指令の算出が、複数の施設20全体での制御対象期間における受電点電力を上げるための算出であり、且つ、個別使用状況が第3条件を満たさない場合、リモコン7は、制御対象期間における使用電力の維持を依頼する内容の依頼メッセージを表示する。つまり、表示指令は、出力制御指令の算出及び個別使用状況に基づいて生成される。
尚、第1条件、第2条件、第3条件の内容によっては、これらのうち複数の条件が満たされる場合が想定される。そのような場合には、例えば、第1表示指令、第2表示指令、第3表示指令の間に優先順位が設けられていてもよい。即ち、例えば、ある施設20が第1条件及び第2条件を満たす場合、優先的に第2表示指令が当該施設20へ送られると共に、第1表示指令が当該施設20へ送られないように構成されていてもよい。また、第1条件、第2条件、第3条件の内容は、これらのうち複数の条件が満たされることがないように定められていてもよい。
また、依頼メッセージの内容には、制御対象期間を示す言葉が含まれていてもよいし、含まれていなくてもよい。
また、依頼メッセージは、所定の開始タイミングから所定の終了タイミングに亘って、ディスプレイ71に表示され続けてもよい。この場合、開始タイミングは、例えば、制御対象期間の開始時刻であってもよいし、制御対象期間の開始時刻の所定時間前の時刻であってもよい。また、終了タイミングは、例えば、制御対象期間の終了時刻であってもよい。
また、上述のステップS2、ステップS5、ステップS9における判定は、例えば、制御対象期間の開始時刻に行われてもよいし、制御対象期間の開始時刻の所定時間前の時刻に行われてもよい。
<別実施形態>
<1>
上記実施形態では、本発明の表示システムの構成について具体例を挙げて説明したが、その構成は適宜変更可能である。
例えば、上記実施形態では、電源装置が備える電源部として、燃料電池部12が設けられる例を説明したが、電源部は、電力を出力できる他の装置であってもよい。例えば、電源部が、蓄電池などの充放電部を備える装置であってもよい。その場合、表示システムで用いられる電源装置の機能を備え、電源部が充放電部を備える充放電装置が実現される。
或いは、電源部は、エンジンとそのエンジンによって駆動される発電機とを備える装置などであってもよい。
<2>
上記実施形態では、出力電力、負荷電力、受電点電力、制御対象期間の長さなどについて具体的な数値を例示して説明したが、それらの数値は例示目的で記載したものであり、適宜変更可能である。
<3>
出力制御指令は、管理装置30を保有する事業者によって入力された情報に基づいて算出されてもよいし、管理装置30を保有する事業者によって入力された情報そのものであってもよい。
<4>
上記実施形態では、出力制御指令は、電気の取引市場における電力取引のために調整力等を供出する供出指令に基づいて入力あるいは算出され、第1運転モードは、当該出力制御指令が見込まれる日の制御対象期間において、複数の燃料電池装置10の出力電力を調整する運転モードとして説明したが、下記のように変更することもできる。
例えば、出力制御指令は、事業者の保有する複数の施設20の間での電力の需給バランスの調整のための指令であってもよいし、所定のエリア(例えば一つの県全体)における電力不足時に発令された電力不足解消のための指令であってもよい。この場合、例えば、第1運転モードは、出力制御指令が見込まれる日の制御対象期間において、複数の燃料電池装置10の出力電力及び電力負荷装置4の使用電力のうち少なくとも一方を調整する運転モードとすることができる。つまり、施設20の受電点電力を上げるまたは下げるための出力制御指令が、電力負荷装置4の使用電力のみを調整(増減)させるデマンドレスポンス指令のみを含むものであってもよく、当該デマンドレスポンス指令及び燃料電池装置10の出力電力を調整(増減)させる指令を含むものであってもよい。
<5>
表示指令生成部33は、施設20の個別使用状況に基づいて、制御対象期間における当該施設20での使用電力の予測値を算出するように構成されていてもよい。さらに、当該予測値に基づいて、表示指令の送信対象の施設20が選択されてもよいし、各施設20のリモコン7に表示される依頼メッセージの内容が決定されてもよい。
<6>
表示指令生成部33が、各施設20に一つずつ設けられていてもよい。例えば、リモコン7が表示指令生成部33を備えていてもよい。
<7>
上記実施形態では、表示指令を生成する表示指令生成部33を、管理装置30に設けたが、表示指令を生成する機能部を施設20に設ける構成としてもよい。例えば、リモコン7の記憶部(図示なし)や燃料電池装置10の記憶部14に記憶された電力負荷装置4の使用電力に関する個別使用状況を用いて、表示指令を生成する構成としてもよい。この場合、管理装置30からリモコン7に送られた出力制御指令と、施設20側で記憶された個別使用状況とに基づいて表示指令が生成され、当該表示指令がリモコン7のディスプレイ71に表示される。
<8>
上記実施形態では、図8に示すステップS1において、出力制御指令が算出されたか否かが判定される。しかしながら、本発明はこれに限定されず、ステップS1において、出力制御指令の算出が行われた後、出力制御指令が少なくとも一つの施設20へ送られたか否かが判定されてもよいし、出力制御指令が少なくとも一つの施設20へ送られる準備が完了したか否かが判定されてもよい。
<9>
表示指令生成部33は、図11に示す第4制御フローに従って、表示指令を各施設20のリモコン7へ送るように構成されていても良い。この場合、例えば、図9に示す第2制御フロー、及び、図10に示す第3制御フローは実行されなくても良い。
図11に示す第4制御フローでは、最初に、ステップS12の処理が実行される。ステップS12では、出力制御指令が算出されたか否かが判定される。
出力制御指令が算出されていない場合、ステップS12でNoと判定され、この制御フローは終了する。また、出力制御指令が算出された場合、ステップS12でYesと判定され、処理はステップS13へ移行する。
ステップS13では、個別使用状況が所定の第2条件を満たすか否かが判定される。第2条件は、上記実施形態と同様であっても良いし、異なっていても良い。個別使用状況が第2条件を満たす場合、ステップS13でYesと判定され、処理はステップS14へ移行する。また、個別使用状況が第2条件を満たさない場合、ステップS13でNoと判定され、処理はステップS15へ移行する。
ステップS14では、表示指令生成部33は、第2依頼メッセージの表示を指令する。具体的には、表示指令生成部33は、施設20のリモコン7へ、第2表示指令を送る。これにより、当該リモコン7のディスプレイ71に、図6に示すような第2依頼メッセージが表示される。その後、この制御フローは終了する。
即ち、この構成においては、出力制御指令の算出が、複数の施設20全体での制御対象期間における受電点電力を下げるための算出であるか否かにかかわらず、個別使用状況が所定の第2条件を満たす場合、リモコン7は、制御対象期間における使用電力の減少を依頼する内容の依頼メッセージを表示する。
ステップS15では、個別使用状況が所定の第3条件を満たすか否かが判定される。第3条件は、上記実施形態と同様であっても良いし、異なっていても良い。個別使用状況が第3条件を満たす場合、ステップS15でYesと判定され、処理はステップS16へ移行する。また、個別使用状況が第3条件を満たさない場合、ステップS15でNoと判定され、この制御フローは終了する。
ステップS16では、表示指令生成部33は、第3依頼メッセージの表示を指令する。具体的には、表示指令生成部33は、施設20のリモコン7へ、第3表示指令を送る。これにより、当該リモコン7のディスプレイ71に、図7に示すような第3依頼メッセージが表示される。その後、この制御フローは終了する。
即ち、この構成においては、出力制御指令の算出が、複数の施設20全体での制御対象期間における受電点電力を上げるための算出であるか否かにかかわらず、個別使用状況が所定の第3条件を満たす場合、リモコン7は、制御対象期間における使用電力の増加を依頼する内容の依頼メッセージを表示する。
尚、図11に示す第4制御フローにおいて、ステップS15及びステップS16が存在しなくても良い。そのような構成において、ステップS13でNoと判定された場合、この制御フローが終了するように構成されていても良いし、ステップS13でNoと判定された場合、表示指令生成部33がリモコン7へ第1表示指令を送るように構成されていても良いし、ステップS13でNoと判定された場合、リモコン7のディスプレイ71に依頼メッセージを表示しないように構成されていても良い。あるいは、ステップS13及びステップS14が存在しておらず、ステップS12でYesと判定された場合、処理がステップS15へ移行するように構成されていても良い。そのような構成において、ステップS15でNoと判定された場合、この制御フローが終了するように構成されていても良いし、ステップS15でNoと判定された場合、表示指令生成部33がリモコン7へ第1表示指令を送るように構成されていても良いし、ステップS15でNoと判定された場合、リモコン7のディスプレイ71に依頼メッセージを表示しないように構成されていても良い。
<10>
上記実施形態(別実施形態を含む、以下同じ)で開示される構成は、矛盾が生じない限り、他の実施形態で開示される構成と組み合わせて適用でき、また、本明細書において開示された実施形態は例示であって、本発明の実施形態はこれに限定されず、本発明の目的を逸脱しない範囲内で適宜改変できる。
本発明は、複数の施設のそれぞれに設置されて電力を出力可能な電源装置と、各施設のそれぞれに設置された表示装置と、を備える表示システムに利用できる。
1 電力系統
2 電力線
3 電力メーター
4 電力負荷装置
5 ゲートウェイ
6 ルーター
7 リモコン(表示装置)
8 電力測定部
10 燃料電池装置(電源装置)
11 電力変換部
12 燃料電池部(電源部)
13 燃料電池制御部
14 記憶部
20 施設
20a 第1施設
20b 第2施設
30 管理装置
31 施設通信部(送信部)
32 出力制御指令算出部
33 表示指令生成部
34 情報記憶部
40 アグリゲーションコーディネーター
71 ディスプレイ
72 操作ボタン

Claims (13)

  1. 複数の施設のそれぞれに設置されて電力を出力可能な電源装置と、前記施設のそれぞれに設置された表示装置と、を備える表示システムであって、
    前記電源装置は、電力系統に連系される電源部を備え、
    前記施設に設置される電力負荷装置は、当該施設に設置される前記電源装置及び前記電力系統の少なくとも一方から電力供給を受けるように構成され、
    所定の制御対象期間において前記施設の受電点電力を上げるまたは下げるための出力制御指令を前記施設へ送る送信部を備え、
    前記表示装置は、前記出力制御指令の算出が行われた場合、当該表示装置が設置されている前記施設における電力の使用状況である個別使用状況に基づいて生成される、当該施設における使用電力に関する依頼内容を示す依頼メッセージを表示する表示システム。
  2. 前記個別使用状況が所定の第1条件を満たす場合、前記表示装置は、前記制御対象期間における使用電力の維持を依頼する内容の前記依頼メッセージを表示する請求項1に記載の表示システム。
  3. 前記第1条件は、使用電力の変動幅が所定の基準に比べて大きいこと、または、使用電力の変動の回数が所定の基準に比べて多いことを含んでいる請求項2に記載の表示システム。
  4. 前記個別使用状況が所定の第2条件を満たす場合、前記表示装置は、前記制御対象期間における使用電力の減少を依頼する内容の前記依頼メッセージを表示する請求項1から3の何れか一項に記載の表示システム。
  5. 前記出力制御指令の算出が、複数の前記施設全体での前記制御対象期間における前記受電点電力を下げるための算出であり、且つ、前記個別使用状況が所定の第2条件を満たす場合、前記表示装置は、前記制御対象期間における使用電力の減少を依頼する内容の前記依頼メッセージを表示する請求項1から4の何れか一項に記載の表示システム。
  6. 前記第2条件は、使用電力が所定の基準に比べて多いことを含んでいる請求項4または5に記載の表示システム。
  7. 前記出力制御指令の算出が、複数の前記施設全体での前記制御対象期間における前記受電点電力を下げるための算出であり、且つ、前記個別使用状況が前記第2条件を満たさない場合、前記表示装置は、前記制御対象期間における使用電力の維持を依頼する内容の前記依頼メッセージを表示する請求項4から6の何れか一項に記載の表示システム。
  8. 前記個別使用状況が所定の第3条件を満たす場合、前記表示装置は、前記制御対象期間における使用電力の増加を依頼する内容の前記依頼メッセージを表示する請求項1から7の何れか一項に記載の表示システム。
  9. 前記出力制御指令の算出が、複数の前記施設全体での前記制御対象期間における前記受電点電力を上げるための算出であり、且つ、前記個別使用状況が所定の第3条件を満たす場合、前記表示装置は、前記制御対象期間における使用電力の増加を依頼する内容の前記依頼メッセージを表示する請求項1から8の何れか一項に記載の表示システム。
  10. 前記第3条件は、使用電力が所定の基準に比べて少ないことを含んでいる請求項8または9に記載の表示システム。
  11. 前記出力制御指令の算出が、複数の前記施設全体での前記制御対象期間における前記受電点電力を上げるための算出であり、且つ、前記個別使用状況が前記第3条件を満たさない場合、前記表示装置は、前記制御対象期間における使用電力の維持を依頼する内容の前記依頼メッセージを表示する請求項8から10の何れか一項に記載の表示システム。
  12. 前記送信部は、電気の取引市場において電力取引を行う事業者からの調整力の供出指令に基づいて、前記出力制御指令を前記施設へ送る請求項1から11の何れか一項に記載の表示システム。
  13. 複数の前記電源装置との間で前記施設の外部から通信を行うことができる管理装置を備え、
    前記管理装置は、前記送信部と、前記出力制御指令及び前記個別使用状況に基づいて前記依頼メッセージを生成する表示指令生成部とを備え、
    前記送信部は、前記表示指令生成部にて生成された前記依頼メッセージを前記施設の前記表示装置に送信する請求項1から12の何れか一項に記載の表示システム。
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