JP2023104651A - 情報処理方法、プログラム、および情報処理システム - Google Patents

情報処理方法、プログラム、および情報処理システム Download PDF

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Abstract

Figure 2023104651000001
【課題】物流センター間での効率的な荷物の配送が可能となる情報処理方法等を提供すること。
【解決手段】情報処理方法は、第一通信方式によりゲート端末から車両の車載機に対し、前記車両のユーザ情報の取得要求を出力し、第二通信方式により前記車載機と通信するカードまたは携帯端末に記憶されたユーザ情報を、前記取得要求を受けた前記車載機から、前記第一通信方式により取得し、ユーザ情報を認証する情報処理装置へ、取得したユーザ情報を出力し、前記情報処理装置から前記ユーザ情報に対する認証を得た場合に、ゲートを開制御する。
【選択図】図1

Description

本発明は、情報処理方法、プログラム、および情報処理システムに関する。
物流を管理するシステムについて、いくつか提案がなされている。たとえば、効率的に荷捌きできる管理システムが提案されている(特許文献1)。
特開2010-152728号公報
しかし、特許文献1に開示された提案では、停車場の個数を超える運送車両が物流センターに到着した場合、運送車両を停車場に誘導できずに待機させてしまう可能性がある。そのため、物流センターで運送車両の待ち時間が生じてしまっていた。
一つの側面では、物流センター間での効率的な荷物の配送が可能となる情報処理方法等を提供することを目的とする。
一つの側面に係る情報処理方法は、第一通信方式によりゲート端末から車両の車載機に対し、前記車両のユーザ情報の取得要求を出力し、第二通信方式により前記車載機と通信するカードまたは携帯端末に記憶されたユーザ情報を、前記取得要求を受けた前記車載機から、前記第一通信方式により取得し、ユーザ情報を認証する情報処理装置へ、取得したユーザ情報を出力し、前記情報処理装置から前記ユーザ情報に対する認証を得た場合に、ゲートを開制御する。
一つの側面では、物流センター間での効率的な荷物の配送が可能となる情報処理方法等を提供できる。
入退場ゲートシステムの概要を説明するための模式図である。 入退場ゲートシステムの構成例を示す模式図である。 サーバの構成例を示すブロック図である。 ゲート端末の構成例を示すブロック図である。 車載機の構成例を示すブロック図である。 カードの構成例を示すブロック図である。 配送履歴DBのデータレイアウトを示す説明図である。 車両が荷物受け取り場に入場する際のシーケンス図である。 車両が荷物受け取り場から退場する際のシーケンス図である。 車両が荷物受け渡し場に入場する際のシーケンス図である。 車両が荷物受け渡し場から退場する際のシーケンス図である。
本実施の形態では、入退場ゲートシステムについて説明する。本システムは、通信可能範囲が異なる2つの通信方式を使って、物流センター間での車両の入退場を管理する仕組みである。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。本実施の形態における車両は、荷物を配送する運送車両であるものとするが、これに限定されず、営業車またはタクシー等であってもよい。
図1は、入退場ゲートシステムの概要を説明するための模式図である。
図1Aは、荷物受け取り場における車両の入退場を示す模式図である。
入退場ゲートシステムを管理する情報処理装置(以下、サーバという)は、入場を希望する車両がゲート端末を通過する際、当該車両に入場資格があるか否かを判定する。入場資格があると判定された場合、荷物受け取り場のゲートが開き、車両の入場が許可される。入場を許可された車両は、指定の荷物を積んだ後、ゲート端末に向かう。
サーバは、退場を希望する車両がゲート端末を通過する際、当該車両が退場可能であるか否かを判定する。退場可能であると判定された場合、荷物受け取り場のゲートが開き、車両の退場が許可される。
図1Bは、荷物受け渡し場における車両の入退場を示す模式図である。
サーバは、入場を希望する車両がゲート端末を通過する際、当該車両の入場資格の有無と、配送先情報の正誤とを判定する。当該車両に入場資格があり、かつ入場を希望している荷物受け渡し場が指定の配送先であると判定された場合、荷物受け渡し場のゲートが開き、車両の入場が許可される。入場を許可された車両は、指定の荷物を受け渡した後に、ゲート端末に向かう。
サーバは、退場を希望する車両がゲート端末を通過する際、当該車両に退場資格があるか否かを判定する。退場資格があると判定された場合、荷物受け渡し場のゲートが開き、車両の退場が許可される。
図2は、入退場ゲートシステムの構成例を示す模式図である。本システムは、サーバ10、ゲート端末20、車載機30、およびカード40を含む。サーバ10およびゲート端末20は、インターネット等の通信ネットワークNWに接続されている。
ゲート端末20および車載機30は、第一通信方式で通信をおこなう。第一通信方式は、たとえばUWB(Ultra Wide Band)方式または赤外線通信機能等である。車載機30およびカード40は、第二通信方式で通信をおこなう。第二通信方式は、たとえばNFC(Near Field Communication)方式またはBluetooth(登録商標)等である。なお、第一通信方式は第二通信方式より通信可能な距離範囲が広い。
以下では、第一通信方式をUWBであるものとして、第二通信方式をNFCであるものとして説明する。
サーバ10は、本システムを管理するサーバコンピュータまたはパーソナルコンピュータ等である。本実施の形態では、一つのコンピュータが処理をおこなうものとして説明するが、複数のコンピュータが分散して処理をおこなってもよい。
ゲート端末20は、物流センターの出入口等に設置される装置である。ゲート端末20はサーバ10からのゲート開閉に関する命令を受け付け、ゲートの開閉を制御する。
車載機30は、車両に搭載される装置である。車載機30は、物流センターへ入退場する際、ゲート端末20およびカード40と通信する。なお、運転者はカード40の代わりに、NFC方式により通信できるスマートフォンまたはタブレット端末等を用いて、車載機30と通信してもよい。
カード40は、運転者が所有するIC(Integrated circuit Card)カード等である。カード40をリーダ/ライタに読み込ませることにより、カード40に記憶される情報の読み書きができる。
図3は、サーバ10の構成例を示すブロック図である。サーバ10は、制御部11、主記憶部12、通信部13、および補助記憶部14を含む。
制御部11は、一または複数のCPU(Central Processing Unit)、MPU(Micro-Processing Unit)、GPU(Graphics Processing Unit)、もしくは量子プロセッサ等のプロセッサであり、種々の情報処理を実行する。
主記憶部12は、SRAM(Static Random Access Memory)またはDRAM(Dynamic Random Access Memory)等の一時記憶領域であり、制御部11が処理を実行するうえで必要なデータを一時的に記憶する。
通信部13は、インターネット等の通信ネットワークNWに接続するための通信インターフェイスである。
補助記憶部14は、SSD(Solid State Drive)またはHDD(Hard Disk Drive)等のメモリである。補助記憶部14は、配送履歴DB(data base)150、物流センターに出入りする運転者の運転者ID(Identifier)、およびその他のデータを記憶している。
図4は、ゲート端末20の構成例を示すブロック図である。ゲート端末20は、制御部21、主記憶部22、補助記憶部23、第一通信部24、第二通信部25、表示部26、および駆動機構27を含む。
制御部21は、一または複数のCPU、MPU、GPU、もしくは量子プロセッサ等のプロセッサであり、種々の情報処理を実行する。主記憶部22は、SRAMまたはDRAM等の一時記憶領域であり、制御部21が処理を実行するうえで必要なデータを一時的に記憶する。
補助記憶部23は、SSDまたはHDD等のメモリである。補助記憶部23は、ゲート端末20に処理を実行させるプログラム230(プログラム製品)およびその他のデータを記憶している。なお、ゲート端末20は、可搬型記憶媒体20aを読み取る読取部を備え、可搬型記憶媒体20aからプログラム230を読み込んでもよい。
第一通信部24は、インターネット等の通信ネットワークNWに接続するための通信インターフェイスである。第二通信部25は、車載機30とUWB通信をおこなうための通信インターフェイスである。
表示部26は、液晶ディスプレイまたは有機EL(Electro Luminescence)ディスプレイ等の表示画面であり、画像を表示する。駆動機構27は、たとえばゲートを上下させるモータ等であり、ゲート開閉指示に基づきゲートを開閉する。
図5は、車載機30の構成例を示すブロック図である。車載機30は、制御部31、主記憶部32、補助記憶部33、第一通信部34、および第二通信部35を含む。
制御部31は、一または複数のCPU、MPU、GPU、もしくは量子プロセッサ等のプロセッサであり、種々の情報処理を実行する。主記憶部32は、SRAMまたはDRAM等の一時記憶領域であり、制御部31が処理を実行するうえで必要なデータを一時的に記憶する。補助記憶部33は、SSDまたはHDD等のメモリであり、車載機30に処理を実行させるプログラムおよびその他のデータを記憶している。
第一通信部34は、ゲート端末20とUWB通信をおこなうための通信インターフェイスである。第二通信部35は、カード40とNFC通信をおこなうための通信インターフェイスである。
図6は、カード40の構成例を示すブロック図である。カード40は、制御部41、主記憶部42、補助記憶部43、および通信部44を含む。
制御部41は、一または複数のCPU、MPU、GPU、もしくは量子プロセッサ等のプロセッサであり、種々の情報処理を実行する。主記憶部42は、SRAMまたはDRAM等の一時記憶領域であり、制御部41が処理を実行するうえで必要なデータを一時的に記憶する。
補助記憶部43は、所定の操作がおこなわれた際に、運転者ID、荷物ID、配送先情報、受け取り済み情報、および受け渡し済み情報を記憶するメモリである。
配送先情報は、荷物の配送先を識別するための情報であり、たとえば配送先の住所、配送先の名前、および配送先ID等である。以下では、配送先情報が配送先IDであるものとして説明する。なお、補助記憶部43は、荷物の配送元を識別するための情報(配送元ID)を記憶してもよい。
受け取り済み情報は、運転者が物流センターから荷物を受け取った旨の情報であり、たとえば荷物の受け取り日時等である。受け渡し済み情報は、運転者が指定の配送先に荷物を受け渡した旨の情報であり、たとえば荷物の受け渡し日時等である。以下では、受け取り済み情報が受け取り日時であるものとして、受け渡し済み情報が受け渡し日時であるものとして説明する。
通信部44は、車載機30とNFC通信をおこなうための通信インターフェイスである。
図7は、配送履歴DB150のデータレイアウトを示す説明図である。配送履歴DB150は、配送ID、運転者ID、荷物ID、配送先ID、受け取り日時、および受け渡し日時のフィールドを記憶するDBである。各フィールドは、配送業者A、配送業者B、配送業者C…に対応付けて記憶してある。
配送IDフィールドには、各配送履歴を識別するための識別情報(以下、配送IDという)が記憶される。運転者IDフィールドには、運転者を識別するための識別情報(以下、運転者IDという)が記憶される。荷物IDフィールドには、荷物を識別するための識別情報(以下、荷物IDという)が記憶される。配送先IDフィールドには、配送先を識別するための配送先IDが記憶される。
受け取り日時フィールドには、運転者が荷物を受け取った日時が記憶される。受け渡し日時フィールドには、運転者が荷物を受け渡した日時が記憶される。
次に、荷物受け取り場での入退場の詳細について説明する。
図8は、車両が荷物受け取り場に入場する際のシーケンス図である。
入場を希望する車両がゲート端末20に向けて走行する。ゲート端末20は、予め設定された距離範囲に通信相手となる装置があるか否かを一定周期で判定することにより、車両に搭載された車載機30を認識する。
所定の距離範囲内に車載機30がある場合には、ゲート端末20は車載機30とUWB通信をおこなう。一方、車両がゲート端末20を通り過ぎる等して、車載機30が所定の距離範囲から離れた場合には、再度、ゲート端末20が通信相手となる装置があるか否かを判定する。
ゲート端末20は、所定の距離範囲内の車両を認識した後、車載機30に対して、運転者IDの取得要求を送信する(ステップS101)。車載機30は、受信した運転者IDの取得要求をカード40に送信する(ステップS102)。運転者は、カード40をたとえば車両内のコンソール等に設置された車載機30の上に載置する。
カード40は、車載機30とのNFC方式による通信が可能になる。カード40は、補助記憶部43に記憶してある運転者IDを読み出す(ステップS103)
車載機30は、通信可能な範囲にあるカード40とNFC方式により通信する。カード40は、NFC通信をおこなうことにより、補助記憶部43に記憶された運転者IDを車載機30に送信する(ステップS104)。車載機30は、UWB通信をおこなうことにより、運転者IDをゲート端末20に送信する(ステップS105)。
ゲート端末20は、受信した運転者IDをサーバ10に送信する(ステップS106)。サーバ10は、補助記憶部14に記憶してある運転者IDに基づいて、入場を希望する車両に入場資格があるか否かを判定する(ステップS107)。具体的には、サーバ10は、受信した運転者IDが予め登録された運転者IDと一致するか否かを判定する。
入場資格がないと判定した場合(ステップS107:NO)、サーバ10は一連の処理を終了する。入場資格があると判定した場合(ステップS107:YES)、サーバ10は、ゲート端末20に対し、ゲート開閉指示を送信する(ステップS108)。
ゲート端末20は駆動機構27にゲートを開制御させ、ゲートを開ける(ステップS109)。入場を希望する車両はゲート端末20を通過して、目的の荷物受け取り場に入場する。
図9は、車両が荷物受け取り場から退場する際のシーケンス図である。
運転者は荷物を受け取った後、物流センターに設置されているパーソナルコンピュータおよびリーダ/ライタ等を使って、自身の所有するカード40に、荷物ID、受け取り日時、および配送先IDを書き込む。具体的には、カード40の制御部41は、荷物ID、受け取り日時、および配送先IDを補助記憶部43に記憶する。運転者は、荷物受け取り場から指定の配送先へ出発する。
退場を希望する車両がゲート端末20に向けて走行する。ゲート端末20は所定の距離範囲内の車両を認識した後、当該車両の車載機30に対し、運転者IDの取得要求を送信する(ステップS201)。車載機30は、カード40に対し、運転者IDの取得要求を送信する(ステップS202)。
カード40は、運転者ID、受け取り日時、および配送先IDを補助記憶部43から読み出す(ステップS203)。カード40は、車載機30に対し、読み出した運転者ID、受け取り日時、および配送先IDを送信する(ステップS204)。
車載機30は、ゲート端末20に対し、運転者情報、受け取り日時、および配送先IDを送信する(ステップS205)。ゲート端末20は、サーバ10に対し、運転者ID、受け取り日時、および配送先IDを送信する(ステップS206)。
サーバ10は、受信した運転者IDおよび受け取り日時に基づいて、退場を希望する車両に退場資格があるか否かを判定する(ステップS207)。
具体的には、サーバ10は、受信した運転者IDが予め登録された運転者IDと一致するか否かを判定する。また、サーバ10は、受け取り日時を受信したか否か、または、受け取り日時が所定の期間内(たとえば受け取り場に入場した当日中等)か否かを判定する。なお、サーバ10は、配送先IDに基づいて退場資格の判定をおこなってもよい。
サーバ10は、運転者IDが一致し、かつ、受け取り日時が所定の期間内である場合、車両を認証する。一方、サーバ10は、運転者IDが一致しない、または、受け取り日時が所定の期間内でない場合、車両を認証しない。
退場資格がないと判定した場合(ステップ207:NO)、サーバ10は一連の処理を終了する。退場資格があると判定した場合(ステップS207:YES)、サーバ10は、受信した運転者ID、受け取り日時、および配送先IDを配送履歴DB150に記憶する(ステップS208)。
サーバ10は、ゲート端末20に対し、ゲート開閉指示を送信する(ステップS209)。ゲート端末20は駆動機構27にゲートを開制御させ、ゲートを開ける(ステップS210)。退場を希望する車両はゲート端末20を通過して、目的の荷物受け渡し場へ出発する。
次に、荷物受け渡し場での入退場の詳細について説明する。
図10は、車両が荷物受け渡し場に入場する際のシーケンス図である。
入場を希望する車両がゲート端末20に向けて走行する。ゲート端末20は、所定の距離範囲内の車両を認識した後、車載機30に対して、運転者IDの取得要求を送信する(ステップS301)。車載機30は、受信した運転者IDの取得要求をカード40に送信する(ステップS302)。運転者は、カード40をたとえば車両内のコンソール等に設置された車載機30の上に載置する。
カード40は、車載機30とのNFC方式による通信が可能になる。カード40は、補助記憶部43に記憶してある運転者IDおよび配送先IDを読み出す(ステップS303)。
車載機30は、通信可能な範囲にあるカード40と通信する。カード40は、補助記憶部43に記憶された運転者IDおよび配送先IDを車載機30に送信する(ステップS304)。車載機30は、運転者IDおよび配送先IDをゲート端末20に送信する(ステップS305)。
ゲート端末20は、受信した運転者IDおよび配送先IDをサーバ10に送信する(ステップS306)。サーバ10は、補助記憶部14に記憶してある運転者IDおよび配送先IDに基づいて、入場を希望する車両に入場資格があるか否かを判定する(ステップS307)。具体的には、サーバ10は、受信した運転者IDおよび配送先IDが予め登録された運転者IDおよび配送先IDと一致するか否かを判定する。
入場資格がないと判定した場合(ステップS307:NO)、サーバ10は一連の処理を終了する。入場資格があると判定した場合(ステップS307:YES)、サーバ10は、ゲート端末20に対し、ゲート開閉指示を送信する(ステップS308)。
ゲート端末20は駆動機構27にゲートを開制御させ、ゲートを開ける(ステップS309)。入場を希望する車両はゲート端末20を通過して、目的の荷物受け渡し場に入場する。
なお、サーバ10は、入場を希望する車両に入場資格がないと判定した場合、正しい荷物の配送先に関する情報を車載機30に対して送信してもよい。
図11は、車両が荷物受け渡し場から退場する際のシーケンス図である。
運転者は荷物を受け渡した後、物流センターに設置されているパーソナルコンピュータおよびリーダ/ライタ等を使って、自身の所有するカード40に受け渡し日時を書き込む。運転者は、荷物受け取り場から退場する。
退場を希望する車両がゲート端末20に向けて走行する。ゲート端末20は所定の距離範囲内の車両を認識した後、当該車両の車載機30に対し、運転者IDの取得要求を送信する(ステップS401)。車載機30は通信可能な範囲にあるカード40とNFC通信をおこない、カード40に対し、運転者IDの取得要求を送信する(ステップS402)。
カード40は、運転者IDおよび受け渡し日時を補助記憶部43から読み出す(ステップS403)。カード40は、車載機30に対し、読み出した運転者IDおよび受け渡し日時を送信する(ステップS404)。
車載機30は、ゲート端末20に対し、運転者IDおよび受け渡し日時を送信する(ステップS405)。ゲート端末20は、サーバ10に対し、運転者IDおよび受け渡し日時を送信する(ステップS406)。
サーバ10は、運転者IDおよび受け渡し日時に基づいて、退場を希望する車両に退場資格があるか否かを判定する(ステップS407)。
具体的には、サーバ10は、受信した運転者IDが予め登録された運転者IDと一致するか否かを判定する。また、サーバ10は、受け渡し日時を受信したか否か、または、受け渡し日時が所定の期間内(たとえば受け渡し場に入場した当日中等)か否かを判定する。
サーバ10は、運転者IDが一致する場合、車両を認証する。もしくは、サーバ10は、運転者IDが一致し、かつ、受け渡し日時が所定の期間内である場合、車両を認証する。一方、サーバ10は、運転者IDが一致しない、または、受け渡し日時が所定の期間内でない場合、車両を認証しない。
退場資格がないと判定した場合(ステップS407:NO)、サーバ10は、一連の処理を終了する。退場資格があると判定した場合(ステップS407:YES)、サーバ10は、配送履歴DB150に受け渡し日時を記憶する(ステップS408)。
サーバ10は、ゲート端末20に対し、ゲート開閉指示を送信する(ステップS409)。ゲート端末20は駆動機構27にゲートを開制御させ、ゲートを開ける(ステップS410)。退場を希望する車両はゲート端末20を通過して、荷物受け渡し場から退場する。
なお、荷物受け取り場および荷物受け渡し場における入退場資格の判定をサーバ10がおこなう代わりに、ゲート端末20がおこなってもよい。具体的には、ゲート端末20の補助記憶部23が運転者IDおよび配送先IDを記憶しておき、車両が入退場する際に、制御部21が補助記憶部23に記憶されている運転者IDおよび配送先IDに基づき、当該車両に入退場資格があるか否かを判定する。
以上、本実施の形態によれば、物流センター間での効率的な荷物の配送が可能となる情報処理方法等を提供できる。
今回開示された実施の形態はすべての点において例示であり、制限的なものではない。本発明の技術的範囲は上記のように開示された意味ではなく、特許請求の範囲の記載に基づいて定められ、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内において、すべての変更が含まれる。
10 サーバ
11 制御部
12 主記憶部
13 通信部
14 補助記憶部
150 配送履歴DB
20 ゲート端末
20a 可搬型記憶媒体
21 制御部
22 主記憶部
23 補助記憶部
230 プログラム(プログラム製品)
24 第一通信部
25 第二通信部
26 表示部
27 駆動機構
30 車載機
31 制御部
32 主記憶部
33 補助記憶部
34 第一通信部
35 第二通信部
40 カード
41 制御部
42 主記憶部
43 補助記憶部
44 通信部
NW 通信ネットワーク

Claims (9)

  1. 第一通信方式によりゲート端末から車両の車載機に対し、前記車両のユーザ情報の取得要求を出力し、
    第二通信方式により前記車載機と通信するカードまたは携帯端末に記憶されたユーザ情報を、前記取得要求を受けた前記車載機から、前記第一通信方式により取得し、
    ユーザ情報を認証する情報処理装置へ、取得したユーザ情報を出力し、
    前記情報処理装置から前記ユーザ情報に対する認証を得た場合に、ゲートを開制御する
    情報処理方法。
  2. 前記第一通信方式はUWB(Ultra Wide Band)であり、前記第二通信方式はNFC(Near Field Communication)である
    請求項1に記載の情報処理方法。
  3. 前記車両は荷物を配送する車両であり、
    前記車両が所定の荷物を受け取った後に、ユーザが所有するカードまたは携帯端末に、荷物を受け取った旨を示す受け取り済み情報と荷物の配送先情報とを書き込む
    請求項1または請求項2に記載の情報処理方法。
  4. 前記カードまたは前記携帯端末に記憶された前記ユーザ情報、前記受け取り済み情報、および前記配送先情報を、前記第一通信方式により前記車載機から取得し、
    取得した前記ユーザ情報、前記受け取り済み情報、および前記配送先情報を前記情報処理装置へ出力し、
    前記情報処理装置から前記ユーザ情報、前記受け取り済み情報、および前記配送先情報に対する認証を得た場合に、ゲートを開制御する
    請求項3に記載の情報処理方法。
  5. 前記第一通信方式によりゲート端末から車両の車載機に対し、前記車両のユーザ情報および配送先情報の取得要求を出力し、
    前記第二通信方式により前記車載機と通信するカードまたは携帯端末に記憶された前記ユーザ情報および前記配送先情報を、前記取得要求を受けた前記車載機から、前記第一通信方式により取得し、
    前記情報処理装置へ、取得した前記ユーザ情報および前記配送先情報を出力し、
    前記情報処理装置から前記配送先情報に対応付けられたユーザ情報の認証を得た場合に、ゲートを開制御する
    請求項1から請求項4のいずれか一項に記載の情報処理方法。
  6. 前記車両が所定の荷物を受け渡した後に、カードまたは携帯端末に荷物を受け渡した旨を示す受け渡し済み情報を書き込む
    請求項1から請求項5のいずれか一項に記載の情報処理方法。
  7. 前記カードまたは前記携帯端末に記憶された前記ユーザ情報および前記受け渡し済み情報を前記第一通信方式により前記車載機から取得し、
    取得した前記ユーザ情報および前記受け渡し済み情報を前記情報処理装置へ出力し、
    前記情報処理装置から前記ユーザ情報および前記受け渡し済み情報に対する認証を得た場合に、ゲートを開制御する
    請求項6に記載の情報処理方法。
  8. 第一通信方式によりゲート端末から車両の車載機に対し、前記車両のユーザ情報の取得要求を出力し、
    第二通信方式により前記車載機と通信するカードまたは携帯端末に記憶されたユーザ情報を、前記取得要求を受けた前記車載機から、前記第一通信方式により取得し、
    ユーザ情報を認証する情報処理装置へ、取得したユーザ情報を出力し、
    前記情報処理装置から前記ユーザ情報に対する認証を得た場合に、ゲートを開制御する
    処理をコンピュータに実行させるプログラム。
  9. ゲート端末および情報処理装置を有する情報処理システムにおいて、
    前記ゲート端末は、
    第一通信方式により車両の車載機に対し、前記車両のユーザ情報の取得要求を出力す
    る第一出力部と、
    第二通信方式により前記車載機と通信するカードまたは携帯端末に記憶されたユーザ
    情報を、前記取得要求を受けた前記車載機から、前記第一通信方式により取得する取得
    部と、
    ユーザ情報を認証する前記情報処理装置へ、取得した前記ユーザ情報を出力する第二
    出力部と
    を備え、
    前記情報処理装置は、
    ユーザ情報を受信する受信部と、
    予めユーザ情報を登録した記憶部を参照し、受信したユーザ情報を認証する認証部と、
    ユーザ情報に対する認証を得た後、ゲート開閉指示を出力する出力部と
    を備え、
    前記ゲート端末は、
    前記情報処理装置からのゲート開閉指示を受信する受信部と、
    前記ゲート開閉指示に基づき、ゲートを開制御する開制御部と
    を備える
    情報処理システム。
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