JP2023104123A - 車載用表示操作装置 - Google Patents

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Takuma Okamoto
世偉 宋
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宗一 宮田
Soichi Miyata
健二 伊藤
Kenji Ito
慶一 木原
Keiichi Kihara
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【課題】操作ノブへの操作を良好に検出する。【解決手段】車載用表示操作装置10では、操作ノブ50が軸部40の上端部に相対移動不能に設けられており、検出部材30が、軸部40の下端部に相対移動不能に連結されている。また、回転歪ゲージ80A~80Dが操作ノブ50に設けられており、押圧歪ゲージ60A~60D及びスライド歪ゲージ70A~70Dが、検出部材30に設けられている。すなわち、回転歪ゲージ80A~80Dと、押圧歪ゲージ60A~60D及びスライド歪ゲージ70A~70Dと、が、軸部40によって軸方向に離間された別部材に設けられている。これにより、操作ノブ50への操作を良好に検出することができる。【選択図】図1

Description

本発明は、車載用表示操作装置に関する。
下記特許文献1に記載のシートスイッチ構造体(車載用表示操作装置)では、ノブが、軸部の先端部に設けられており、検出板の板状部が、軸部の基端部に設けられている。板状部の一側面には、4箇所の歪ゲージが設けられている。また、検出板の板状部の外周部は、枠体によって固定されている。そして、ノブに対する操作時における検出板の歪を歪ゲージが検出することで、ノブの回転操作、傾倒操作、押込み操作の各操作を検知できる。これにより、上記シートスイッチ構造体は、多方向の操作を歪みゲージによって検出することができる。
特開2011-82034号公報
しかしながら、上記シートスイッチ構造では、以下に示す点において、改善の余地がある。すなわち、上記シートスイッチ構造では、検出板の板状部は、軸部の軸方向を板厚方向とする円板状に形成されており、軸部が、板状部の中央部から板厚方向一方側へ延出している。そして、ノブの回転操作、傾倒操作、押込み操作を検出するための4箇所の歪ゲージが、検出板の同一面に設けられている。このため、例えば、ノブの回転操作では、歪ゲージによって検出される検出板の歪が比較的少なくなる傾向となる。これにより、例えば、比較的低い操作力でノブが回転操作されたときには、ノブの操作を歪みゲージによって良好に検出することができなくなる可能性がある。
本発明は、上記事実を考慮して、操作ノブへの操作を良好に検出することができる車載用表示操作装置を提供することを目的とする。
本発明の1又はそれ以上の実施形態は、ベースと、前記ベースに固定された検出部材と、前記検出部材に対して前記ベースとは反対側に設けられた操作ノブと、前記検出部材と前記操作ノブとの間に設けられ、軸方向一方側端部に前記操作ノブが相対移動不能に設けられており、軸方向他方側端部に前記検出部材が相対移動不能に連結されている軸部と、前記検出部材に設けられ、前記軸部の軸方向への押圧力が前記操作ノブに作用したときに前記検出部材の歪を検出する第1歪ゲージと、前記検出部材に設けられ、前記軸部の径方向のスライド力が前記操作ノブに作用したときに前記検出部材の歪を検出する第2歪ゲージと、前記操作ノブに設けられ、前記軸部の周方向の回転力が前記操作ノブに作用したときに前記操作ノブの歪を検出する第3歪ゲージと、を備えた車載用表示操作装置である。
本発明の1又はそれ以上の実施形態によれば、操作ノブへの操作を良好に検出することができる。
第1実施形態に係る車載用表示操作装置を示す斜視図である。 図1に示される車載用表示操作装置を、ベースを取外した状態で示す上側から見た平面図である。 図2に示される車載用表示操作装置の下側から見た下面図である。 図1に示される車載用表示操作装置の第2方向から見た縦断面図(図1の4-4線断面図)である。 第2実施形態に係る車載用表示操作装置を、ベースを取外した状態で示す斜視図である。 第2実施形態に係る車載用表示操作装置の第1方向から見た縦断面図である。 第3実施形態に係る車載用表示操作装置を、ベースを取外した状態で示す斜視図である。 図7に示される車載用表示操作装置の下側から見た下面図である。
(第1実施形態)
以下、図1~図4を用いて、第1実施形態に係る車載用表示操作装置10について説明する。車載用表示操作装置10は、車両(自動車)に搭載された車載用表示装置(図示省略)の一部を構成しており、操作者の車載用表示操作装置10への操作を検出して、車載用表示装置に検出信号を出力する装置として構成されている。なお、図面に適宜示される矢印Aは、車載用表示操作装置10の上側を示しており、以下の説明において、上下の方向を用いて説明するときには、特に断りのない限り、車載用表示操作装置10の上下方向を示すものとする。また、以下の説明では、上下方向に直交する方向を第1方向(図1~図3の矢印B方向及び矢印C方向参照)とし、上側から見て第1方向に直交する方向を第2方向(図1~図3の矢印D方向及び矢印E方向参照)としている。
図1~図4に示されるように、車載用表示操作装置10は、ベース20と、検出部材30と、軸部40と、操作ノブ50と、を含んで構成されている。また、車載用表示操作装置10は、複数(本実施の形態では、4個)の第1歪ゲージとしての押圧操作用歪ゲージ60A、60B、60C、60D(以下、単に押圧歪ゲージ60A~60Dという)と、複数(本実施の形態では、4個)の第2歪ゲージとしてのスライド操作用歪70A、70B、70C、70D(以下、単にスライド歪ゲージ70A~70Dという)と、複数(本実施の形態では、4個)の第3歪ゲージとしての回転操作用歪ゲージ80A、80B、80C、80D(以下、単に回転歪ゲージ80A~80Dという)と、を有している。以下、車載用表示操作装置10の各構成について説明する。
(ベース20について)
ベース20は、車載用表示操作装置10の基部を構成すると共に、車載用表示操作装置10の下端部を構成している。ベース20は、上下方向を板厚方向とする略矩形板状に形成されている。ベース20の略中央部には、後述する検出部材30を固定するためのベース固定部22が形成されている。ベース固定部22は、上下方向を厚み方向とする略十字形ブロック状に形成されて、ベース20から上側へ突出している。詳しくは、ベース固定部22は、上側から見た平面視で、第1方向及び第2方向に延在された十字形状に形成されている。ベース固定部22の先端部には、上側へ開放された固定ネジ部22A(図4参照)が形成されており、固定ネジ部22Aの内周面には、雌ネジが形成されている。
(検出部材30について)
検出部材30は、全体として上下方向を板厚方向とする略十字形板状に形成されている。具体的には、検出部材30は、検出部材30の中央部を構成する検出側連結部としての連結軸部32と、連結軸部32から第1方向両側及び第2方向両側へ延出した4箇所のアーム部34と、を含んで構成されている。連結軸部32は、略段付矩形筒状に形成されている。アーム部34は、連結軸部32の下端側部分から延出されている。また、平面視で、検出部材30の外形が、ベース20のベース固定部22の外形と略一致している。アーム部34は、上下方向を厚み方向とする矩形板状に形成されており、アーム部34の板厚寸法が、アーム部34の幅寸法よりも大幅に小さく設定されている。
アーム部34の先端部には、下側へ突出した固定部としてのアーム固定部34Aが形成されており、アーム固定部34Aには、固定孔34Bが貫通形成されている。そして、検出部材30が、ベース20のベース固定部22の上側に配置され、固定ボルトBLが、固定孔34B内に上側から挿入され、ベース固定部22の固定ネジ部22Aに螺合されることで、アーム部34(検出部材30)がベース固定部22の上側に離間した状態でベース固定部22に固定されている。
連結軸部32の下面の外周部には、ストッパ部32Cが形成されている。ストッパ部32Cは、下側へ突出したリブ状に形成されると共に、下側から見て矩形枠形に形成されている。ストッパ部32Cとベース20との間には、所定の隙間が形成されており、所定値以上の下方側への操作力が、後述する操作ノブ50に入力されたときには、アーム部34が弾性変形して、ストッパ部32Cがベース20に当接するように構成されている。
(軸部40について)
軸部40は、上下方向を軸方向とする略段付き円筒状に形成されている。具体的には、軸部40の上端部における直径寸法が他の部分の直径寸法よりも小さく設定されており、軸部40の上端部が、径方向内側へ一段下がっている。軸部40の下面には、中央部において、下側へ開放された連結凹部40Aが形成されている。連結凹部40Aは、下側から見て、検出部材30の連結軸部32の外形に対応した矩形状に形成されている。また、軸部40の上部の内周面には、雌ネジが形成されている。そして、検出部材30の連結軸部32が軸部40の連結凹部40A内に嵌入されている。また、固定ネジSCが、連結軸部32内を下側から挿入され、軸部40の雌ネジに螺合されて、軸部40及び検出部材30が相対移動不能に連結されている。
(操作ノブ50について)
操作ノブ50は、車載用表示操作装置10の上端部を構成している。操作ノブ50は、軸部40の上端部(軸方向一方側端部)に連結されたノブ連結部52と、操作ノブ50の外周部を構成する操作部56と、ノブ連結部52及び操作部56を連結する複数(本実施の形態では、4箇所)のスポーク部54と、を含んで構成されている。
ノブ連結部52は、上下方向を軸方向とする略円柱状に形成されており、ノブ連結部52の直径が軸部40の直径と一致している。ノブ連結部52の下面には、中央部において、下側へ開放された嵌合凹部52Aが形成されている。そして、軸部40の上端部が嵌合凹部52A内に下側から嵌入されて、ノブ連結部52(すなわち、操作ノブ50)が軸部40に相対移動不能に連結されている。
スポーク部54は、略長尺板状に形成されてノブ連結部52の上端部から径方向外側へ延出している。具体的には、スポーク部54は、ノブ連結部52の周方向を板厚方向とし、上下方向を幅方向とする略長尺板状に形成されて、ノブ連結部52の上端部から第1方向両側及び第2方向両側へ延出している。4本のスポーク部54は、4つのアーム部34に対してそれぞれ平行に、かつ、周方向の位置が一致して軸方向に対向して配置されている。
操作部56は、上下方向を軸方向とする比較的高さの低い略円筒状(リング状)に形成されている。操作部56は、ノブ連結部52の径方向外側に配置されて、スポーク部54の先端部に接続されている。これにより、操作部56がスポーク部54及びノブ連結部52によって軸部40に相対移動不能に連結されている。
(押圧歪ゲージ60A~60Dについて)
押圧歪ゲージ60A~60Dは、略矩形シート状に形成されて、検出部材30におけるアーム部34の先端側(アーム固定部34A側)部分の上面にそれぞれ貼着されている。詳しくは、押圧歪ゲージ60A~60Dは、長手方向をアーム部34の長手方向と一致させた状態にして、アーム部34に貼着されている。押圧歪ゲージ60A~60Dは、自身の長手方向に作用する引張歪又は圧縮歪に基づいて、アーム部34の歪を検出する歪ゲージとして構成されている。詳細については後述するが、押圧歪ゲージ60A~60Dは、操作ノブ50に下側への操作力(押圧力)が入力されたときに、アーム部34の板厚方向(上下方向)の曲げ変形により生じるアーム部34の歪を検出するための歪ゲージとして構成されている。
(スライド歪ゲージ70A~70Dについて)
スライド歪ゲージ70A~70Dは、押圧歪ゲージ60A~60Dと同様に、略矩形シート状に形成されて、検出部材30におけるアーム部34の基端側(連結軸部32側)部分の下面にそれぞれ貼着されている。詳しくは、スライド歪ゲージ70A~70Dは、長手方向をアーム部34の長手方向と一致させた状態にして、アーム部34に貼着されている。スライド歪ゲージ70A~70Dは、押圧歪ゲージ60A~60Dと同様に、自身の長手方向に作用する引張歪又は圧縮歪に基づいて、アーム部34の歪を検出する歪ゲージとして構成されている。詳細については後述するが、スライド歪ゲージ70A~70Dは、操作ノブ50に第1方向又は第2方向への操作力(スライド力)が入力されたときに、アーム部34の板厚方向(上下方向)の曲げ変形により生じるアーム部34の歪を検出するための歪ゲージとして構成されている。
(回転歪ゲージ80A~80Dについて)
回転歪ゲージ80A~80Dは、押圧歪ゲージ60A~60Dと同様に、略矩形シート状に形成されている。また、回転歪ゲージ80A~80Dは、平面視で、操作ノブ50の中心軸に対して点対称となる一対のスポーク部54の板厚方向両側にそれぞれ貼着されている。詳しくは、回転歪ゲージ80A~80Dは、長手方向をスポーク部54の長手方向と一致させた状態にして、第1方向に延在されたスポーク部54の板厚方向両側面に貼着されている。また、回転歪ゲージ80A~80Dは、スポーク部54の長手方向中央部に対して基端側(ノブ連結部52側)に寄って配置されている。回転歪ゲージ80A~80Dは、押圧歪ゲージ60A~60Dと同様に、自身の長手方向に作用する引張歪又は圧縮歪に基づいて、スポーク部54の歪を検出する歪ゲージとして構成されている。詳細については後述するが、回転歪ゲージ80A~80Dは、操作ノブ50の操作部56に周方向の操作力(回転力)が入力されたときに、スポーク部54の板厚方向(操作部56の周方向)の曲げ変形により生じるスポーク部54の歪を検出するための歪ゲージとして構成されている。
押圧歪ゲージ60A~60D、スライド歪ゲージ70A~70D、及び回転歪ゲージ80A~80Dは、それぞれホイートストンブリッジ回路(図示省略)を形成しており、当該ホイートストンブリッジ回路が、図示しない制御部に電気的に接続されている。そして、制御部によって各ホイートストンブリッジ回路に印加電圧をかけることで、印加電圧に比例し且つ押圧歪ゲージ60A~60D、スライド歪ゲージ70A~70D、及び回転歪ゲージ80A~80Dの電気抵抗変化に比例した出力電圧が制御部に出力されるようになっている。
また、押圧歪ゲージ60A~60D(スライド歪ゲージ70A~70D、回転歪ゲージ80A~80D)に圧縮歪が作用した場合には、制御部が、マイナスの歪値を検出し、押圧歪ゲージ60A~60D(スライド歪ゲージ70A~70D、回転歪ゲージ80A~80D)に引張歪が作用した場合には、制御部が、プラスの歪値を検出するようになっている。また、詳細については後述するが、制御部が、4個の押圧歪ゲージ60A~60D、スライド歪ゲージ70A~70D、及び回転歪ゲージ80A~80Dから検出された歪値のパターンに基づいて、操作ノブ50に対する、押圧操作、スライド操作、回転操作を検出して、検出信号を車載用表示装置に出力するようになっている。
(作用効果)
次に、操作者の車載用表示操作装置10に対する押圧操作、スライド操作、及び回転操作について説明しつつ、本実施形態の作用及び効果について説明する。
操作者の車載用表示操作装置10に対する押圧操作では、操作者が操作ノブ50を下側へ押圧する。これにより、下側への押圧力が操作ノブ50に入力されて、検出部材30の連結軸部32に伝達される。検出部材30では、検出部材30のアーム固定部34Aが、ベース20に固定されている。このため、検出部材30では、連結軸部32が下側へ変位するように、4箇所のアーム部34が曲げ変形する。その結果、引張歪が押圧歪ゲージ60A~60Dに作用して、制御部が、全ての押圧歪ゲージ60A~60Dにおいて、プラスの歪値を検出する。よって、制御部が、押圧歪ゲージ60A~60Dからの検出結果に基づいて、操作者の車載用表示操作装置10への押圧操作を検出する。
次に、操作者の車載用表示操作装置10に対する第1方向一方側(図4の矢印B方向側)へのスライド操作を用いて、車載用表示操作装置10に対するスライド操作について説明する。操作者の車載用表示操作装置10に対する第1方向一方側へのスライド操作では、第1方向一方側へのスライド力が操作ノブ50に入力される。このため、第1方向一方側へのスライド力が軸部40の上端部に入力される。軸部40では、軸部40の下端部が、検出部材30の連結軸部32に相対移動不能に連結されており、検出部材30では、アーム固定部34Aが、ベース20に固定されている。このため、軸部40及び連結軸部32が、連結軸部32の下端部を起点として第1方向一方側へ傾倒するようになる。これにより、第1方向一方側のアーム部34の基端部が下側(図4の矢印a方向側)へ変位するように、第1方向一方側のアーム部34が変形すると共に、第1方向他方側のアーム部34の基端部が上側(図4の矢印b方向側)へ変位するように、第1方向他方側のアーム部34が変形する。
その結果、第1方向一方側のアーム部34に設けられたスライド歪ゲージ70Aに、引張歪が作用して、制御部が、プラスの歪値を検出する。一方、第1方向他方側のアーム部34に設けられたスライド歪ゲージ70Cに、圧縮歪が作用して、制御部が、マイナスの歪値を検出する。なお、第2方向両側のアーム部34に設けられたスライド歪ゲージ70B、70Dには、引張歪及び圧縮歪が作用しないため、制御部は、第2方向両側のアーム部34における歪を検出しない。以上により、制御部が、4箇所のスライド歪ゲージ70A~70Dからの検出結果に基づいて、操作者の第1方向一方側へのスライド操作を検出する。
次に、操作者の車載用表示操作装置10に対する回転方向一方側(図2の矢印F方向側)への回転操作を用いて、車載用表示操作装置10に対する回転操作について説明する。操作者の車載用表示操作装置10に対する回転方向一方側への回転操作では、回転方向一方側への回転力が操作ノブ50の操作部56に入力される。操作ノブ50では、ノブ連結部52が軸部40に相対移動不能に連結されており、スポーク部54がノブ連結部52から径方向外側へ延出されて操作部56に接続されている。このため、操作ノブ50では、スポーク部54の先端部が回転方向一方側へ変位するように、4箇所のスポーク部54が曲げ変形する。
その結果、第1方向一方側のスポーク部54に設けられた回転歪ゲージ80A及び第1方向他方側のスポーク部54に設けられた回転歪ゲージ80Dに、圧縮歪が作用して、制御部が、マイナスの歪値を検出する。一方、第1方向一方側のアーム部34に設けられた回転歪ゲージ80B及び第1方向他方側のスポーク部54に設けられた回転歪ゲージ80Cに、引張歪が作用して、制御部が、プラスの歪値を検出する。以上により、制御部が、4箇所の回転歪ゲージ80A~80Dからの検出結果に基づいて、操作者の回転方向一方側への回転操作を検出する。
以上、説明したように、車載用表示操作装置10では、操作ノブ50が軸部40の上端部に相対移動不能に設けられており、検出部材30が、軸部40の下端部に相対移動不能に連結されている。また、回転歪ゲージ80A~80Dが操作ノブ50に設けられており、押圧歪ゲージ60A~60D及びスライド歪ゲージ70A~70Dが、検出部材30に設けられている。すなわち、回転歪ゲージ80A~80Dと、押圧歪ゲージ60A~60D及びスライド歪ゲージ70A~70Dと、が、軸部40によって軸方向に離間された別部材に設けられている。これにより、操作ノブ50への操作を良好に検出することができる。
すなわち、車載用表示操作装置10に対する回転操作では、回転力が操作ノブ50に直接入力されため、回転操作時における比較的大きな操作ノブ50の歪を回転歪ゲージ80A~80Dによって検出することができる。また、検出部材30及び操作ノブ50は、単一部材ではなく、軸部40によって連結され且つ軸方向に離間された部材であるため、車載用表示操作装置10に対する回転操作では、回転トルクが伝達され難い構造になっている。これにより、車載用表示操作装置10に対する回転操作時における、押圧歪ゲージ60A~60D及びスライド歪ゲージ70A~70Dによる誤検出を抑制することができる。したがって、操作ノブ50への操作を良好に検出することができる。
また、操作ノブ50は、軸部40に相対移動不能に連結されたノブ連結部52と、ノブ連結部52から径方向外側へ延出された長尺状のスポーク部54と、スポーク部54の先端部に接続されたリング状の操作部56と、を含んで構成されている。そして、回転歪ゲージ80A~80Dが、スポーク部54に設けられている。このため、車載用表示操作装置10に対する回転操作時には、スポーク部がノブ連結部52を起点として軸部40の周方向に曲げ変形することによる生じるスポーク部54の歪を回転歪ゲージ80A~80Dによって検出することで、車載用表示操作装置10に対する回転操作を検出することができる。しかも、スポーク部54は、軸部40の径方向に延在された長尺状に形成されている。このため、例えば、スポーク部54を円板状に形成する場合と比べて、回転操作時におけるスポーク部54の歪を大きくすることができる。したがって、車載用表示操作装置10に対する回転操作を良好に検出することができる。
また、回転歪ゲージ80A~80Dがスポーク部54の長手方向中央部に対して基端側(ノブ連結部52側)に寄って配置されている。このため、車載用表示操作装置10に対する回転操作時において、操作部56の周方向の歪の大きいスポーク部54の基端側に、回転歪ゲージ80A~80Dを設けることができる。したがって、車載用表示操作装置10の回転操作を、回転歪ゲージ80A~80Dによって効果的に検出することができる。
また、スポーク部54は、軸部40の周方向を板厚方向とする板状に形成されており、回転歪ゲージ80A、80B(回転歪ゲージ80C、80D)がスポーク部54の板厚方向両側面に設けられている。これにより、1つのスポーク部54の板厚方向に生じる歪を、2つの歪ゲージによって検出することができる。したがって、車載用表示操作装置10に対する回転操作を一層良好に検出することができる。
また、検出部材30では、連結軸部32が、軸部40の下端部に相対移動不能に連結されており、アーム部34が連結軸部32から径方向外側へ延出している。また、アーム部34の先端部には、アーム固定部34Aが設けられており、アーム固定部34Aがベース20に固定されている。そして、押圧歪ゲージ60A~60D及びスライド歪ゲージ70A~70Dが、アーム部34に設けられている。このため、車載用表示操作装置10に対する押圧操作時及びスライド操作時には、アーム部34が上下方向に曲げ変形することにより生じるアーム部34の歪を押圧歪ゲージ60A~60D及びスライド歪ゲージ70A~70Dによって検出することで、車載用表示操作装置10に対する押圧操作及びスライド操作を検出することができる。しかも、アーム部34は、連結軸部32の径方向に延在された長尺状に形成されている。このため、例えば、検出部材30を円板状に形成する場合と比べて、押圧操作時及びスライド操作時におけるアーム部34の歪を大きくすることができる。したがって、車載用表示操作装置10に対する押圧操作及びスライド操作を良好に検出することができる。
また、押圧歪ゲージ60A~60Dが、アーム部34の上面に設けられ、スライド歪ゲージ70A~70Dがアーム部34の下面に設けられている。これにより、押圧歪ゲージ60A~60D及びスライド歪ゲージ70A~70Dのアーム部34への配置自由度を高くすることができる。
また、アーム部34は、上下方向を板厚方向とする長尺板状に形成されている。このため、車載用表示操作装置10に対する押圧操作及びスライド操作時に、アーム部34を板厚方向に曲げ変形させて、曲げ変形によるアーム部34の歪を押圧歪ゲージ60A~60D及びスライド歪ゲージ70A~70Dによって検出することができる。したがって、アーム部34の歪を一層良好に検出することができる。また、アーム部34が板状に形成されることで、押圧歪ゲージ60A~60D及びスライド歪ゲージ70A~70Dをアーム部34の平面部に貼着することができる。したがって、押圧歪ゲージ60A~60D及びスライド歪ゲージ70A~70Dの検出精度を高くすることができる。
また、スライド歪ゲージ70A~70Dがアーム部34の基端部に配置されている。このため、車載用表示操作装置10に対するスライド操作時に、上下方向の変位量の大きいアーム部34の基端部に、スライド歪ゲージ70A~70Dを設けることができる。したがって、車載用表示操作装置10のスライド操作を、スライド歪ゲージ70A~70Dによって効果的に検出することができる。
また、押圧歪ゲージ60A~60Dがアーム部34の先端側に配置されている。このため、車載用表示操作装置10に対する押圧操作時に、上下方向の変位量の大きいアーム部34の先端側に、押圧歪ゲージ60A~60Dを設けることができる。したがって、車載用表示操作装置10の押圧操作を、押圧歪ゲージ60A~60Dによって効果的に検出することができる。
また、検出部材30における連結軸部32の下面には、下側へ突出したストッパ部32Cが形成されており、ストッパ部32Cがベース20に当接可能に構成されている。詳しくは、所定値以上の下方側へ操作力が、操作ノブ50に入力されたときには、アーム部34が弾性変形して、ストッパ部32Cがベース20に当接する。車載用表示操作装置10に対する押圧操作、スライド操作、及び回転操作の何れにおいて、過荷重の操作力が操作ノブ50に入力されて、連結軸部32が下側へ変位したときには、ストッパ部32Cによって連結軸部32の下側への変位を制限することができる。これにより、例えば、アーム部34の塑性変形を抑制できる。したがって、車載用表示操作装置10の破損を抑制することができる。
また、スポーク部54とアーム部34との周方向の位置を合わせて、回転歪ゲージ80A~80Dと、押圧歪ゲージ60A~60D及びスライド歪ゲージ70A~70Dの配置の長手方向の向きを一致させることで、各歪ゲージの検出感度の補正がしやすくなり、検出精度を向上させることができる。
また、スポーク部54の向きを操作方向に合わせて配置し、スポーク部54を外部から視認可能に露出させて、操作方向のマークとして使用してもよい。
(第2実施形態)
次に、図5及び図6を用いて第2実施形態に係る車載用表示操作装置100について説明する。第2実施形態の車載用表示操作装置100では、以下に示す点を除いて、第1実施形態の車載用表示操作装置10と同様に構成されている。なお、図5及び図6では、第1実施形態の車載用表示操作装置10と同様に構成された部材には、同一の符号を付している。
車載用表示操作装置100では、第1実施形態と比べて、回転歪ゲージ80C、80Dが省略されており、車載用表示操作装置100が、2個の回転歪ゲージ80A、80Bを有している。回転歪ゲージ80A、80Bは、軸部40の上下方向中間部における外周面に貼着されており、軸部40の周方向に180度離間して配置されている。具体的には、回転歪ゲージ80Aが、軸部40における外周面の第2方向一方側(図5及び図6の矢印D方向側)部分に配置され、回転歪ゲージ80Bが、軸部40における外周面の第2方向他方側(図5及び図6の矢印E方向側)部分に配置されている。回転歪ゲージ80A、80Bは、長手方向を軸部40の軸方向と一致させた状態にして、軸部40の外周面に貼着されている。回転歪ゲージ80A、80Bは、金属性の抵抗膜が矢羽形状に並んだトルク測定用の歪ゲージであり、自身の長手方向を軸とするねじれ方向に作用する引張歪又は圧縮歪に基づいて、軸部40の歪を検出する歪ゲージとして構成されている。これにより、操作ノブ50の操作部56に周方向の操作力(回転力)が入力されたときに、軸部40のねじれ変形から生じる軸部40の歪を、回転歪ゲージ80A、80Bによって検出するようになっている。
また、車載用表示操作装置100では、検出部材30におけるアーム部34の板厚寸法が一定となるように設定されている。具体的には、アーム部34の板厚寸法が、アーム固定部34Aの厚み寸法と一致している。なお、アーム部34については、第1実施形態の車載用表示操作装置10と同様の形状に構成してもよい。また、車載用表示操作装置100では、ベース固定部22に上側へ開放された凹部22Bが形成されており、アーム部34がベース固定部22と上下方向に離間するように構成されている。
そして、第2実施形態の車載用表示操作装置100においても、押圧歪ゲージ60A~60D及びスライド歪ゲージ70A~70Dが、長尺状のアーム部34に設けられている。これにより、車載用表示操作装置100に対する押圧操作時及びスライド操作時には、アーム部34が上下方向に曲げ変形することによる生じるアーム部34の歪を押圧歪ゲージ60A~60D及びスライド歪ゲージ70A~70Dによって検出することで、車載用表示操作装置100に対する押圧操作及びスライド操作を検出することができる。したがって、第1実施形態と同様に、車載用表示操作装置100に対する押圧操作及びスライド操作を良好に検出することができる。
また、車載用表示操作装置100では、一対の回転歪ゲージ80A、80Bが軸部40の外周面に設けられている。このため、操作者の車載用表示操作装置100に対する回転操作時に、ねじれ変形により生じる軸部40の歪を一対の回転歪ゲージ80A、80Bによって検出して、車載用表示操作装置100の回転操作を検出することができる。具体的には、軸部40の上端部には、操作ノブ50が相対移動不能に連結されており、軸部40の下端部が検出部材30に相対移動可能に連結されている。このため、操作ノブ50に回転力が付与されると、軸部40の上端部が周方向に変位するように軸部40がねじれる。よって、ねじれ変形により生じる軸部40の歪を一対の回転歪ゲージ80A、80Bによって検出して、車載用表示操作装置100の回転操作を検出することができる。
また、操作ノブ50が軸部40の上端部に相対移動不能に連結されているため、操作ノブ50に入力された回転力の軸部40への伝達ロスを抑制しつつ、軸部40の歪を一対の回転歪ゲージ80A、80Bによって検出することができる。したがって、車載用表示操作装置100に対する回転操作を良好に検出することができる。
(第3実施形態)
次に、図7及び図8を用いて第3実施形態に係る車載用表示操作装置200について説明する。第3実施形態の車載用表示操作装置200では、以下に示す点を除いて、第1実施形態の車載用表示操作装置10と同様に構成されている。なお、図7及び図8では、第1実施形態の車載用表示操作装置10と同様に構成された部材には、同一の符号を付している。
車載用表示操作装置200では、第2実施形態の車載用表示操作装置100と同様に、検出部材30におけるアーム部34の板厚寸法が一定となるように設定されている。具体的には、アーム部34の板厚寸法が、アーム固定部34Aの厚み寸法と一致している。また、車載用表示操作装置200では、第2実施形態と同様に、ベース固定部22において、上側へ開放された凹部22Bが形成されており、アーム部34がベース固定部22と上下方向に離間するように構成されている。
また、車載用表示操作装置200では、回転歪ゲージ80A~80Dが、アーム部34における軸部40の周方向一方側(図8の矢印F方向側)の側面にそれぞれ貼着されると共に、アーム部34の長手方向中間部に配置されている。また、回転歪ゲージ80A~80Dは、長手方向をアーム部34の長手方向と一致させた状態にして、アーム部34の側面に貼着されている。回転歪ゲージ80A~80Dは、操作ノブ50の操作部56に周方向の操作力(回転力)が入力されたときに、アーム部34の曲げ変形から生じるアーム部34の歪を検出するための歪ゲージとして構成されている。
そして、第3実施形態の車載用表示操作装置200においても、押圧歪ゲージ60A~60D及びスライド歪ゲージ70A~70Dが、長尺状のアーム部34に設けられている。これにより、車載用表示操作装置200に対する押圧操作時及びスライド操作時には、アーム部34が上下方向に曲げ変形することによる生じるアーム部34の歪を押圧歪ゲージ60A~60D及びスライド歪ゲージ70A~70Dによって検出することで、車載用表示操作装置200に対する押圧操作及びスライド操作を検出することができる。したがって、第1実施形態と同様に、車載用表示操作装置200に対する押圧操作及びスライド操作を良好に検出することができる。
また、車載用表示操作装置200では、回転歪ゲージ80A~80Dがアーム部34の側面に設けられている。このため、操作者の車載用表示操作装置200に対する回転操作時に、曲げ変形により生じるアーム部34の歪を回転歪ゲージ80A~80Dによって検出して、車載用表示操作装置200の回転操作を検出することができる。具体的には、検出部材30では、連結軸部32が軸部40に相対移動不能に連結され、アーム固定部34Aがベース20に固定されている。このため、車載用表示操作装置200に対する回転操作では、アーム部34の基端部が軸部40の周方向に変位するように曲げ変形する。よって、曲げ変形により生じるアーム部34の歪を回転歪ゲージ80A~80Dによって検出して、車載用表示操作装置200の回転操作を検出することができる。
また、回転歪ゲージ80A~80Dは、アーム部34に設けられているため、押圧歪ゲージ60A~60D、スライド歪ゲージ70A~70D、及び、回転歪ゲージ80A~80Dを、アーム部34に集約して配置することができる。これにより、例えば、押圧歪ゲージ60A~60D、スライド歪ゲージ70A~70D、及び、回転歪ゲージ80A~80Dを制御部に接続するための配線処理等を容易に行うことができる。
なお、第1~第3実施形態では、検出部材30のアーム部34が上下方向を板厚方向とする長尺板状に形成されているが、アーム部34を長尺棒状に形成してもよい。この場合には、アーム部34の断面形状は、任意に設定することができる。
また、第1~第3実施形態では、操作ノブ50のスポーク部54が軸部40の周方向を板厚方向とする長尺板状に形成されているが、スポーク部54を長尺棒状に形成してもよい。この場合には、スポーク部54の断面形状は、任意に設定することができる。
また、第2及び第3実施形態では、操作ノブ50のスポーク部54の代わりに円板状の連結板を設けて、連結板によって操作部56とノブ連結部52とを連結してもよい。
また、第1~第3実施形態では、軸部40と検出部材30とが別体の部材として構成され、検出部材30の連結軸部32が、軸部40に締結固定されて、軸部40に相対移動不能に連結されている。これに代えて、検出部材30と軸部40とを一体成形して、検出部材30と軸部40とを一部材として構成してもよい。
また、第1~第3実施形態では、軸部40と操作ノブ50とが別体の部材として構成され、軸部40の上端部が、操作ノブ50のノブ連結部52に嵌入されて、操作ノブ50が軸部40に相対移動不能に連結されている。これに代えて、操作ノブ50と軸部40とを一体成形して、操作ノブ50と軸部40とを一部材として構成してもよい。
また、第1~第3実施形態では、押圧歪ゲージ60A~60Dは、検出部材30におけるアーム部34の上面にそれぞれ貼着されている。これに代えて、例えば、押圧歪ゲージ60A~60Dをアーム部34の下面に貼着してもよい。その場合、操作者が操作ノブ50を下側へ押圧すると、アーム部34の変形により、圧縮歪が押圧歪ゲージ60A~60Dに作用するため、各押圧歪ゲージ60A~60Dにおいてマイナスの歪値を検出する。そして、制御部が、この押圧歪ゲージ60A~60Dからの検出結果に基づいて、操作者の車載用表示操作装置10への押圧操作を検出するように設定してもよい。また、押圧歪ゲージ60Aをアーム部34の上面、押圧歪ゲージ60Bをアーム部34の下面に貼着するなど、各押圧歪ゲージ60A~60Dの配置する面を異なるように設定してもよい。
また、第1実施形態では、回転歪ゲージ80A~80Dは、第1方向に延在されたスポーク部54の板厚方向両側面に貼着されている。これに代えて、例えば、回転歪ゲージ80A、80Dを、第2方向に延在されたスポーク部54の側面に貼着するようにして、4つの回転歪ゲージ80A~80Dをそれぞれ別のスポーク部54に配置するように構成してもよい。その場合、各回転歪ゲージ80A~80Dを、スポーク部54の板厚方向一方側、又は、他方側に設けるかは、任意に選択可能である。
また、第3実施形態では、回転歪ゲージ80A~80Dは、アーム部34における軸部40の周方向一方側(図8の矢印F方向側)の側面にそれぞれ貼着されている。これに代えて、例えば、回転歪ゲージ80A~80Dを、アーム部34における軸部40の周方向他方側(図8の矢印F方向とは反対側)の側面に貼着するように構成してもよい。また、回転歪ゲージ80A、80B、及び、回転歪ゲージ80C、80Dをそれぞれ、アーム部34の周方向両側面に対向させて貼着するように構成してもよい。
また、第1~第3実施形態では、検出部材30が、上下方向を板厚方向とする略十字形板状に形成されているが、検出部材30の形状はこれに限らない。例えば、検出部材30を、上下方向を板厚方向とする円板状に形成し、検出部材30に放射状のスリットを建通形成させてもよい。
また、第1実施形態では、スポーク部54を4本設けているが、2本、又は、3本を周方向に等間隔に配置するようにしてもよく、4本以上、例えば8本を設けるようにしてもよい。
10 車載用表示操作装置
20 ベース
30 検出部材
32 連結軸部(検出側連結部)
32C ストッパ部
34 アーム部
34A アーム固定部(固定部)
40 軸部
50 操作ノブ
52 ノブ連結部
54 スポーク部
56 操作部
60A 押圧操作用歪ゲージ(第1歪ゲージ)
60B 押圧操作用歪ゲージ(第1歪ゲージ)
60C 押圧操作用歪ゲージ(第1歪ゲージ)
60D 押圧操作用歪ゲージ(第1歪ゲージ)
70A スライド操作用歪ゲージ(第2歪ゲージ)
70B スライド操作用歪ゲージ(第2歪ゲージ)
70C スライド操作用歪ゲージ(第2歪ゲージ)
70D スライド操作用歪ゲージ(第2歪ゲージ)
80A 回転操作用歪ゲージ(第3歪ゲージ)
80B 回転操作用歪ゲージ(第3歪ゲージ)
80C 回転操作用歪ゲージ(第3歪ゲージ)
80D 回転操作用歪ゲージ(第3歪ゲージ)
100 車載用表示操作装置
200 車載用表示操作装置

Claims (8)

  1. ベースと、
    前記ベースに固定された検出部材と、
    前記検出部材に対して前記ベースとは反対側に設けられた操作ノブと、
    前記検出部材と前記操作ノブとの間に設けられ、軸方向一方側端部に前記操作ノブが相対移動不能に設けられており、軸方向他方側端部に前記検出部材が相対移動不能に連結されている軸部と、
    前記検出部材に設けられ、前記軸部の軸方向への押圧力が前記操作ノブに作用したときに前記検出部材の歪を検出する第1歪ゲージと、
    前記検出部材に設けられ、前記軸部の径方向のスライド力が前記操作ノブに作用したときに前記検出部材の歪を検出する第2歪ゲージと、
    前記操作ノブに設けられ、前記軸部の周方向の回転力が前記操作ノブに作用したときに前記操作ノブの歪を検出する第3歪ゲージと、
    を備えた車載用表示操作装置。
  2. 前記操作ノブは、
    前記軸部に相対移動不能に連結されたノブ連結部と、
    前記ノブ連結部から前記軸部の径方向外側へ延出された長尺状のスポーク部と、
    前記軸部の径方向外側に設けられ、前記スポーク部の先端部に接続されたリング状の操作部と、
    を含んで構成され、
    前記第3歪ゲージが、前記スポーク部に設けられている請求項1に記載の車載用表示操作装置。
  3. 前記第3歪ゲージは、前記スポーク部の長手方向中央部に対して前記ノブ連結部側に寄って配置されている請求項2に記載の車載用表示操作装置。
  4. 前記検出部材は、
    前記軸部に相対移動不能に連結された検出側連結部と、
    前記検出側連結部から前記軸部の径方向外側へ延出された長尺状のアーム部と、
    前記アーム部の先端部に設けられ、前記ベースに固定された固定部と、
    を含んで構成され、
    前記第1歪ゲージ及び前記第2歪ゲージが前記アーム部に設けられている請求項1~請求項3の何れか1項に記載の車載用表示操作装置。
  5. 前記第1歪ゲージが、前記アーム部における前記軸方向の一方側外周面に設けられ、前記第2歪ゲージが、前記アーム部における前記軸方向の他方側外周面に設けられている請求項4に記載の車載用表示操作装置。
  6. 前記アーム部が、前記軸方向を板厚方向とする板状に形成されている請求項4又は請求項5に記載の車載用表示操作装置。
  7. 前記第2歪ゲージが前記アーム部の基端部に配置されている請求項4~請求項6の何れか1項に記載の車載用表示操作装置。
  8. 前記検出部材には、前記ベース側へ突出し且つ前記ベースに当接可能に構成されたストッパ部が設けられている請求項1~請求項7の何れか1項に記載の車載用表示操作装置。
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