JP2023104033A - 立案プログラム、立案方法、および情報処理装置 - Google Patents

立案プログラム、立案方法、および情報処理装置 Download PDF

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Abstract

Figure 2023104033000001
【課題】 ユーザの工数を抑制しつつ、作業ラインへの投入順序を立案することができる立案プログラム、立案方法、および情報処理装置を提供する。
【解決手段】 立案プログラムは、コンピュータに、複数の対象物のそれぞれに対して複数の作業グループからそれぞれ選択された処理が順次行われるという条件において、前記複数の作業グループについて優先順位を付した優先順位パターンを複数生成する処理と、複数の前記優先順位パターンの前記優先順位にしたがって、前記優先順位ごとに、前記作業グループ内の処理の順序を特定し、特定された各処理の組み合わせに対応する前記複数の対象物の順序を特定する処理と、を実行させる。
【選択図】 図6

Description

本件は、立案プログラム、立案方法、および情報処理装置に関する。
複数種類の対象物に対する作業を順に行なう工程計画の立案が行われている(例えば、特許文献1~3参照)。
特開平4-281556号公報 特開平6-110901号公報 特開2008-198129号公報
例えば、1本の作業ラインに所定順序に従って複数の製品が順に投入され、各製品に対して複数の作業グループからそれぞれ選択された作業が行われることがある。この場合において、各作業の頻度の平準化のために、目標追跡法を用いて作業パターンを平準化することが考えられる。しかしながら、この場合、各作業について局所的な密が生じるおそれがある。そこで、各作業に対する重み係数を導入するなどして作業ラインでの処理順序(作業ラインへの投入順序とも呼ぶ)を特定する手法が考えられる。しかしながら、重み係数と出力結果とが、ユーザの想定と一致しないことがあり、ユーザの工数が大きくなりやすい。
1つの側面では、本件は、ユーザの工数を抑制しつつ、作業ラインへの投入順序を立案することができる立案プログラム、立案方法、および情報処理装置を提供することを目的とする。
1つの態様では、立案プログラムは、コンピュータに、複数の対象物のそれぞれに対して複数の作業グループからそれぞれ選択された処理が順次行われるという条件において、前記複数の作業グループについて優先順位を付した優先順位パターンを複数生成する処理と、複数の前記優先順位パターンの前記優先順位にしたがって、前記優先順位ごとに、前記作業グループ内の処理の順序を特定し、特定された各処理の組み合わせに対応する前記複数の対象物の順序を特定する処理と、を実行させる。
ユーザの工数を抑制しつつ、作業ラインへの投入順序を立案することができる立案プログラム、立案方法、および情報処理装置を提供することができる。
多品種混流生産の概要を説明するための図である。 多品種混流作業方式における作業順序を例示する図である。 (a)および(b)は作業ラインへの投入順序を例示する図である。 (a)~(c)は目標追跡法を例示する図である。 原理を説明するための図である。 優先順位パターンでの解を特定するための具体的な説明を例示する図である。 (a)は実施例1に係る情報処理装置0の全体構成を例示するブロック図であり、(b)は情報処理装置のハードウェア構成を例示するブロック図である。 情報処理装置が実行する立案計画処理の一例を表すフローチャートである。 情報処理装置が実行する立案計画処理の一例を表すフローチャートである。 prod2cond_mapの内容を例示する図である。 cond_groupの内容を例示する図である。 優先順位パターンを例示する図である。 (a)および(b)は優先順位パターンの生成手法の他の例を説明するための図である。 出力部が出力する結果が走行機および投入装置に出力される例を説明するための図である。
実施例の説明に先立って、多品種混流生産の概要について説明する。
倉庫では、様々な部品の在庫が広大なスペースに保管されている。このような倉庫では、複数種類の製品を生産するための各部品が保管されている。同じ部品が複数収容された各部品ケースが、決められた部品棚に収容されている。倉庫では、工場での作業に必要な部品がピッキングされる。
これらの部品のピッキング作業では、各部品棚にある部品ケースから作業員が集荷する場合や、走行機(自動機:AGV)が自動で集荷する場合もある。例えば、図1で例示するように、走行機201が、集荷を指定された部品が収容されている部品が収容されている部品棚まで走行し部品をピッキングする。各製品について、1以上の部品がピッキングされる。製品種類ごとに、必要な部品の少なくとも一部が異なっている。
製品種類ごとに、必要な部品のセットが、工場の作業ラインに順次投入される。それにより、工場で、各製品を生産するための作業が順次行われることになる。例えば、走行機201がピッキングしてきた各製品種類の各セットについて、投入装置202が、指定された投入順序に従って作業ラインへ順次投入する。
図2は、多品種混流作業方式における作業順序を例示する図である。多品種混流作業方式では、1本の作業ラインに、作業パターンの異なる複数種類の製品が所定順序に従って順に投入され、作業ライン上を順に移動することになる。一例として、作業パターンが異なる複数の製品として、製品ア~製品カに対して作業が行われるものとする。これらの各製品について、異なる作業が行われる。例えば、図2で例示するように、各製品について、作業グループAに含まれる作業A1、作業A2、作業A3のいずれかが行われた後に、作業グループBに含まれる作業B1、作業B2のいずれかが行われるものとする。
図3(a)で例示するように、各製品について、必要な作業の少なくとも一部が異なっている。その一方で、複数の製品間で、必要な作業の一部が重複している。例えば、製品アに、作業A1および作業B1が順に行われる。製品イについて、作業A2および作業B2が順に行われる。製品ウについて、作業A3および作業B1が順に行われる。製品エについて、作業A1および作業B2が順に行われる。製品オについて、作業A2および作業B1が順に行われる。製品カについて、作業A3および作業B2が順に行われる。
図3(a)の例では、製品ア、製品イ、製品ウ、製品エ、製品オ、製品カの順に作業ラインに投入されている。この投入順序では、連続する2つの製品について、同じ作業が行われない。したがって、同じ作業が偏らないため、各部品の供給頻度が偏らずに分散されることになる。また、同じ作業を繰り返さずに済めば、作業員による作業効率が低下せずに済む。
これに対して、図3(b)では、製品ア、製品エ、製品オ、製品ウ、製品イ、製品カの順に作業ラインに投入されている。この投入順序では、製品アで行われた作業A1が、続く製品エについても連続して行われる。また、製品オで行なわれた作業B1が、続く製品ウについても連続して行われる。この場合、2つの製品で続けて同じ作業が行われるため、各部品の供給頻度が偏ってしまう。また、同じ作業を繰り返す必要が生じるため、作業員による作業効率が低下するおそれがある。
そこで、行なわれる作業の密を解消して作業の頻度を平準化することが望まれる。例えば、目標追跡法を用いて、同じ作業パターンの偏りを抑制することが考えられる。目標追跡法は、各製品から、出現確率の高い作業パターンをインデックス(投入回)ごとに選択していく手法である。
図4(a)~図4(c)は、目標追跡法を例示する図である。一例として、作業A1および作業B1が行われる作業パターンAの製品が4個、作業ラインに投入されるものとする。作業A1および作業B2が行われる作業パターンAの製品が2個、作業ラインに投入されるものとする。作業A2および作業B1が行われる作業パターンAの製品が1個、作業ラインに投入されるものとする。作業A2および作業B2が行われる作業パターンAの製品が1個、作業ラインに投入されるものとする。この目標追跡法では、製品間の作業の重複については考慮せず、同じ作業パターンが平準化されるように投入順序の解が求められる。
図4(a)で例示するように、まず、各作業パターンについて出現確率の基礎値を算出する。出現確率の基礎値は、製品総数に対する各作業パターンの製品個数の比率である。製品総数は8個であるため、作業パターンAの基礎値は、4/8=1/2となる。作業パターンAの基礎値は、2/8=1/4となる。作業パターンAの基礎値は、1/8となる。作業パターンAの基礎値は、1/8となる。
次に、投入回ごとに、各作業パターンの出現確率を計算する。投入回=1は、作業ラインに1番目の製品を投入する作業を表している。投入回=nは、作業ラインにn番目の製品を投入する作業を表している。出現確率は、投入回×基礎値-(その作業パターンがそれまでに選択された回数)として算出される。
図4(b)で例示するように、投入回=1では、作業パターンAの出現確率は基礎値の0.5である。作業パターンAの出現確率は基礎値の0.25である。作業パターンAの出現確率は基礎値の0.125である。作業パターンAの出現確率は基礎値の0.125である。目標追跡法では出現確率が最も高い作業パターンが選択されるため、1番目の投入製品として作業パターンAの製品が選択される。この時点で、作業パターンAの製品が選択された回数は1であり、作業パターンA、作業パターンA、および作業パターンAの製品が選択された回数は0である。
投入回=2では、作業パターンAの出現確率は0である。作業パターンAの出現確率は0.5である。作業パターンAの出現確率は0.25である。作業パターンAの出現確率は0.25である。したがって、2番目の投入製品として、作業パターンAの製品が選択される。この時点で、作業パターンAおよび作業パターンAの製品が選択された回数は1であり、作業パターンA、および作業パターンAの製品が選択された回数は0である。
同様の手順で作業ラインへの各製品の投入順序を定めていくと、例えば、図4(c)で例示するように、作業パターンA、作業パターンA、作業パターンA、作業パターンA、作業パターンAの投入順序が出力される。この順序では、作業の頻度がある程度は平準化されるが、投入回1~3で、作業A1が3回連続してしまう。このように同じ作業が連続して選択され得るのは、複数の作業パターン間で、同じ作業が含まれているからである。なお、個数の多い製品種類の作業パターンについては、出現確率の基礎値が高くなるため、連続して選択される確率が高くなる。
そこで、各作業に対する重み係数を導入し、重み係数に基づいて各作業パターンの順序を決めていくことが考えられる。しかしながら、この手法では、ユーザが重み係数を設定しなければならないため、作業パターンや対象製品数が変動するたびにユーザが重み係数を設定しなおす必要がある。この場合、重み係数と出力結果とが、ユーザの想定と一致しないことがあり、目的とする出力結果が出るまでに試行錯誤が必要となってしまい、ユーザの工数が大きくなりやすい。
そこで、以下の実施例では、各作業グループについて優先順位パターンを複数生成し、各優先順位パターンについて投入順序の最適解を特定し、当該複数の最適解をユーザに提示することで、ユーザの工数を抑制しつつ、作業ラインへの投入順序を立案することができる構成について説明する。
まず、各作業グループについて優先順位パターンを複数生成し、各優先順位パターンについて投入順序の最適解を特定し、当該複数の最適解をユーザに提示する原理について説明する。図5は、当該原理を説明するための図である。
図5で例示するように、各作業グループに優先順位を付した優先順位パターンを複数作成する。優先順位パターン#1では、作業グループAを優先順位1位とし、作業グループBを優先順位2位とし、作業グループCを優先順位3位とし、作業グループDを優先順位4位としている。優先順位パターン#2では、作業グループAを優先順位2位とし、作業グループBを優先順位4位とし、作業グループCを優先順位1位とし、作業グループDを優先順位3位としている。
優先順位パターンは、全ての優先順位を網羅できるように生成してもよいが、全ての優先順位のうち一部についてだけ生成してもよい。優先順位パターンについては、例えばランダムに生成してもよい。
優先順位パターン#1では、投入順序の解#1が得られる。優先順位パターン#2では、投入順序の解#2が得られる。優先順位パターン#3では、投入順序の解#3が得られる。このように、優先順位パターンを自動的に変えながら、各優先順位パターンについて解を取得し、ユーザに提示することで、ユーザの手間を省略する。例えば、各優先順位パターンについて得られた解のうち、重要業績評価指数(KPI:Key Performance Indicator)が所定条件を満足する解だけを最適解として提示してもよい。
図6は、優先順位パターン#1での解を特定するための、より具体的な説明を例示する図である。まず、図6で例示するように、作業ラインに投入される製品数分のスロットを作成する。スロットとは、各製品についての作業パターンを保存するための変数である。製品総数がNであれば、スロット1~スロットNを作成する。初期状態では、各スロットでは、各作業グループの作業はまだ決まっていない。
優先順位パターン#1では、作業グループAが優先順位1位である。そこで、目標追跡法を用いて作業グループAの各作業の平準化を行なう。一例として、作業ラインで、6個の製品について作業A1が行われ、4個の製品について作業A2が行われ、2個の製品について作業A3が行われるものとする。各作業について出現確率の基礎値を算出する。出現確率の基礎値は、製品総数に対する各作業の個数の比率である。製品総数は12個であるため、作業A1の基礎値は、6/12=1/2となる。作業A2の基礎値は、4/12=1/3となる。作業A3の基礎値は、2/12=1/6となる。次に、投入回ごとに、各作業の出現確率を計算する。出現確率は、投入回×基礎値-(その作業がそれまでに選択された回数)として算出される。各投入回において、出現確率の最も高い作業を選択していく。選択結果を、各スロットに入力する。
優先順位パターン#1では、作業グループBが優先順位2位である。そこで、目標追跡法を用いて作業グループBの各作業の平準化を行なう。一例として、作業ラインで、6個の製品について作業B1が行われ、4個の製品について作業B2が行われ、2個の製品について作業B3が行われるものとする。各作業について出現確率の基礎値を算出する。出現確率の基礎値は、製品総数に対する各作業の個数の比率である。製品総数は12個であるため、作業B1の基礎値は、6/12=1/2となる。作業B2の基礎値は、4/12=1/3となる。作業B3の基礎値は、2/12=1/6となる。次に、投入回ごとに、各作業の出現確率を計算する。出現確率は、投入回×基礎値-(その作業がそれまでに選択された回数)として算出される。各投入回において、出現確率の最も高い作業を選択していく。選択結果に対応する作業パターンを、各スロットに入力する。
以下、優先順位パターン#1に従って、優先順位3位以下の作業グループの各作業を目標追跡法によって平準化する。それにより、各スロットにおいて、各作業グループの作業が特定される。次に、各スロットの作業パターンが行われる製品を順に並べる。これにより、優先順位パターン#1についての解が得られる。以下、同様に、優先順位パターン#2以下についての解を得る。各優先順位パターンについての解をユーザに提示することで、提示された解の中からユーザが所望の解を選択することができる。
図7(a)は、実施例1に係る情報処理装置100の全体構成を例示するブロック図である。図7(a)で例示するように、情報処理装置100は、製品情報格納部10、作業パターン作成部20、作業パターン格納部30、優先順位生成部40、優先順位格納部50、順序特定部60、判断部70、出力部80などを備える。
図7(b)は、情報処理装置100のハードウェア構成を例示するブロック図である。図7(b)で例示するように、情報処理装置100は、CPU101、RAM102、記憶装置103、入力装置104、表示装置105等を備える。
CPU(Central Processing Unit)101は、中央演算処理装置である。CPU101は、1以上のコアを含む。RAM(Random Access Memory)102は、CPU101が実行するプログラム、CPU101が処理するデータなどを一時的に記憶する揮発性メモリである。記憶装置103は、不揮発性記憶装置である。記憶装置103として、例えば、ROM(Read Only Memory)、フラッシュメモリなどのソリッド・ステート・ドライブ(SSD)、ハードディスクドライブに駆動されるハードディスクなどを用いることができる。記憶装置103は、立案プログラムを記憶している。入力装置104は、キーボード、マウスなどの入力装置である。表示装置105は、LCD(Liquid Crystal Display)などのディスプレイ装置である。CPU101が立案プログラムを実行することで、製品情報格納部10、作業パターン作成部20、作業パターン格納部30、優先順位生成部40、優先順位格納部50、順序特定部60、判断部70、および出力部80が実現される。なお、製品情報格納部10、作業パターン作成部20、作業パターン格納部30、優先順位生成部40、優先順位格納部50、順序特定部60、判断部70、および出力部80として、専用の回路などのハードウェアを用いてもよい。
図8および図9は、情報処理装置100が実行する立案計画処理の一例を表すフローチャートである。作業パターン作成部20は、製品情報格納部10から製品情報を取得し、各製品に必要とされる作業の組み合わせである作業パターンを作成する(ステップS1)。製品情報は、各製品種類についての個数と、各製品種類に含まれる個数の総数(製品総数)とを含んでいる。また、製品情報は、各製品について必要な作業を含んでいる。例えば、ある製品について、作業A1、作業B3、作業C2の組み合わせの作業パターンが作成される。各製品についての作業パターンは、prod2cond_mapとして表記する。prod2cond_mapは、作業パターン格納部30に格納される。
図10は、prod2cond_mapの内容を例示する図である。図10で例示するように、各製品に対して行われる作業の組み合わせである作業パターンが定められている。複数の製品について、同じ作業パターンが行われる場合がある。各作業パターンについて、一部の作業が重複する場合もあれば、一部の作業が異なる場合もある。
次に、順序特定部60は、prod2cond_mapを参照して、作成された作業パターンを全て抽出する(ステップS2)。抽出された作業パターンのグループを、cond_groupとして表記する。cond_groupは、作業パターン格納部30に格納される。図11は、cond_groupの内容を例示する図である。図11で例示するように、作業パターンの種類が格納されている。図11の例では、27種類の作業パターンが格納されている。
次に、順序特定部60は、作業パターン格納部30が格納しているcond_groupの内容を参照し、作業グループの個数Mを特定する(ステップS3)。例えば、図11の例では、作業グループA、作業グループB、作業グループCが含まれている。この場合、作業グループの個数Mは3である。
次に、順序特定部60は、製品総数分の要素を持つ配列result_setを作成し、空集合とする(ステップS4)。この配列result_setの各要素に各製品を順に入力していくことで、各製品の投入順序を作成することができる。
次に、順序特定部60は、ループ回数loop_countを初期値の0にする(ステップS5)。
次に、順序特定部60は、ループ回数loop_countがループ最大回数N未満であるか否かを判定する(ステップS6)。ループ最大回数Nを定めておくことで、ループ処理の回数に上限を定めることができる。
ステップS6で「Yes」と判定された場合、優先順位生成部40は、作業グループの優先順位パターンを生成する(ステップS7)。例えば、優先順位生成部40は、各作業グループの優先順位パターンをランダムに生成する。生成された優先順位パターンは、優先順位格納部50に格納される。図12は、優先順位パターンを例示する図である。図12の例では、各作業グループの優先順位がランダムに生成されている。
次に、順序特定部60は、スロットを製品総数分だけ生成する(ステップS8)。この状態では、各スロットにおける作業はまだ定まってはいない。
次に、順序特定部60は、変数iの初期値として1を代入する(ステップS9)。変数iは、優先順位パターンにおける各作業グループの優先順位を表す変数である。
次に、順序特定部60は、変数iがM+1よりも小さいか否かを判定する(ステップS10)。この処理により、各優先順位パターンにおいて、各作業グループの各作業の特定を終えたか否かを判定することができる。
ステップS10で「Yes」と判定された場合、順序特定部60は、変数jに0を代入する(ステップS11)。変数jは、優先順位i位の作業グループの作業が特定されたスロット数を定めるために用いられる。まだいずれのスロットにおいても優先順位i位の作業グループの作業が特定されていない状態では、変数jは0となる。
次に、順序特定部60は、変数jがスロット数よりも少ないか否かを判定する(ステップS12)。この処理によって、全てのスロットについて優先順位i位の作業グループの作業が特定されたか否かを判定することができる。
ステップS12で「Yes」と判定された場合、順序特定部60は、各スロットに着目し、目標追跡法を用いて、優先順位i位の作業グループの各作業の出現確率を計算する(ステップS13)。具体的には、出現確率は、各作業について、投入回×基礎値-(その作業がそれまでに選択された回数)として算出される。例えば、優先順位i位が作業グループAであれば、作業A1、作業A2、作業A3についての出現確率が算出される。
次に、順序特定部60は、スロットjに登録されている、優先順位1位から優先順位(i-1)位までの作業の組み合わせを作成する(ステップS14)。作成された組み合わせは、cond_groupj,iと表記される。例えば、iが3であって、j=3である場合、スロット3に登録されている優先順位1位から2位の作業グループの作業の組み合わせ(例えば、A1とB2など)を作成する。
次に、順序特定部60は、cond_groupの要素のうち、cond_groupj,iを部分集合として持つものを抽出し、それらから優先順位i位の作業グループの集合candidateを作成する(ステップS15)。例えば、ステップS14で作成されたcond_groupj,iがA1B2であれば、図11のcond_groupから作業パターンA1B2C1、A1B2C2、A1B2C3が抽出される。
次に、順序特定部60は、集合candidateの要素のうち、出現確率が最も高いものをスロットjに登録する(ステップS16)。
次に、順序特定部60は、変数jに1を加える(ステップS17)。その後、ステップS12から再度実行される。
ステップS12で「No」と判定された場合、順序特定部60は、変数iに1を加える。その後、ステップS10から再度実行される。
ステップS10で「No」と判定された場合、順序特定部60は作業パターン格納部30が格納しているprod2cond_mapを参照し、対応する製品を各スロットに割当てて、result_setに追加する(ステップS18)。
次に、順序特定部60は、loop_countに1を加える(ステップS19)。その後、ステップS6から再度実行される。
ステップS6で「No」と判定された場合、出力部80は、result_setに保存されている解のうち、KPIが閾値以上となるものを全て出力する(ステップS20)。その後、フローチャートの実行が終了する。解のKPIが閾値以上となるか否かは、判断部70によって判断される。
KPIとして、例えば、以下の数式を用いることができる。下記式は、各作業グループ内における、各作業の選択間隔の分散を出力する。下記式の出力がゼロに近いほど各作業グループ内における各作業の選択間隔が略一定ということになり、投入順序における局所的な密が抑制されていることになる。したがって、下記式の逆数をKPIとして用いれば、KPIが閾値以上となるものは良解となる。
Figure 2023104033000002
なお、上記式において、specgroupは、作業グループのことである、specは、各作業(例として、A1,B1…)のことである。#(spec)は、specを持つ製品数のことである。Index(spec,i)は、入力製品列の中で、specを持つi個目の製品のインデックスのことである。
本実施例によれば、複数の優先順位パターンの優先順位にしたがって、優先順位ごとに、作業グループ内の作業の順序を特定し、特定された各作業の組み合わせに対応する製品の順序を特定することができる。このようにすることで、各作業の頻度を平準化するに際しての試行錯誤が自動的に行われる。それにより、各作業にユーザが個別に重み係数を導入するなどの工数が省略され、ユーザの工数を抑制しつつ、作業ラインへの投入順序を立案することができる。
また、作業グループ内の作業の順序を特定する際に、目標追跡法を用いることで、容易に各作業の頻度を平準化することができる。
優先順位パターンを複数生成して、製品の投入順序を特定する一連の処理を複数回繰り返し、これら一連の処理のそれぞれで得られる投入順序を出力することで、ユーザに解を提示することができる。その際に、得られた順序のうち、作業グループ内の各作業が行われる間隔の分散が閾値未満のものを出力することで、ユーザに最適解を提示することができる。
なお、上記例では、優先順位パターンをランダムに生成したが、それに限られない。例えば、それまでに生成した優先順位パターンと、得られた最適解の良否に応じて生成してもよい。
図13(a)は、優先順位パターンの生成手法の他の例を説明するための図である。例えば、図13(a)で例示するように、最適解が得られた優先順位パターンを2つ抽出し、それらの順位平均値を基に他の優先順位パターンを生成してもよい。具体的には、順位平均値の低いものから優先順位を定めてもよい。このようにすることで、最適解が得られる他の優先順位を生成することができる。
図13(b)は、優先順位パターンの生成手法の他の例を説明するための図である。例えば、図13(b)で例示するように、各作業グループに対して最適解の良否に応じた特定付けを行ない、特定に基づいて優先順位パターンを生成してもよい。例えば、優先順位1位を4点、優先順位2位を3点、優先順位3位を2点、優先順位4位を1点とし、各最適解の点数の合計得点を算出する。この合計得点が高いものから優先順位を定めてもよい。
なお、上記各例において、出力部80が出力する結果は、表示装置105に対して出力されているが、倉庫内を自動で巡回する走行機201に対して出力されてもよい。図14は、この場合を例示するブロック図である。図14で例示するように、出力部80が出力する結果が走行機201および投入装置202に出力される。走行機201は、出力部80から受け取った投入順序が実現されるように、各部品棚にある部品商品ケースから集荷する。また、出力部80が出力する結果は、投入装置202に対して出力されてもよい。この場合、投入装置202は、各製品種類の各セットについて、指定された投入順序に従って作業ラインへ順次投入する。走行機201は、CPU、RAM、記憶装置等を備え、例えば記憶装置には走行機201の走行ルート等を制御する制御プログラム等が格納され、RAMには出力部60から受け取った投入順序を示す順序情報が格納され、CPUは、制御プログラムおよび順序情報に基づいて走行機201の動作を制御する。
また投入装置202は、CPU、RAM、記憶装置等を備え、例えば記憶装置には投入装置202が実行する投入処理等を制御する制御プログラム等が格納され、RAMには出力部60から受け取った投入順序を示す順序情報が格納され、CPUは、制御プログラムおよび順序情報に基づいて投入装置202の動作を制御する。
上記各例において、製品が、作業ラインに所定順序に従って投入される対象物の一例である。優先順位生成部40が、複数の対象物のそれぞれに対して複数の作業グループからそれぞれ選択された処理が順次行われるという条件において、前記複数の作業グループについて優先順位を付した優先順位パターンを複数生成する優先順位生成部の一例である。順序特定部60が、複数の前記優先順位パターンの前記優先順位にしたがって、前記優先順位ごとに、前記作業グループ内の処理の順序を特定し、特定された各処理の組み合わせに対応する前記複数の対象物の順序を特定する順序特定部の一例である。出力部80が、前記優先順位パターンを複数生成して、前記対象物の順序を特定する一連の処理が複数回繰り返され、前記一連の処理のそれぞれで得られる前記対象物の順序を出力する出力部の一例である。
以上、本発明の実施形態について詳述したが、本発明は係る特定の実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された本発明の要旨の範囲内において、種々の変形・変更が可能である。
(付記)
(付記1)
コンピュータに、
複数の対象物のそれぞれに対して複数の作業グループからそれぞれ選択された処理が順次行われるという条件において、
前記複数の作業グループについて優先順位を付した優先順位パターンを複数生成する処理と、
複数の前記優先順位パターンの前記優先順位にしたがって、前記優先順位ごとに、前記作業グループ内の処理の順序を特定し、特定された各処理の組み合わせに対応する前記複数の対象物の順序を特定する処理と、を実行させることを特徴とする立案プログラム。
(付記2)
前記作業グループ内の処理の順序を特定する際に、前記作業グループ内の処理それぞれについて、前記対象物の総数に対する各処理の個数の比率を基礎値とし、処理回と前記基礎値の積から既に該作業パターンが選択された回数を減じたものを出現確率として算出し、算出された前記出現確率を用いて次の処理を選択することを特徴とする付記1に記載の立案プログラム。
(付記3)
前記コンピュータに、
前記優先順位パターンを複数生成して、前記対象物の順序を特定する一連の処理を複数回繰り返し、前記一連の処理のそれぞれで得られる前記対象物の順序を出力する処理を実行させることを特徴とする付記1または付記2に記載の立案プログラム。
(付記4)
前記一連の処理のそれぞれで得られる前記対象物の順序を出力する際に、得られた順序のうち、前記作業グループ内の各処理が行われる間隔の分散が閾値未満のものを出力することを特徴とする付記3に記載の立案プログラム。
(付記5)
前記コンピュータに、
ランダムに前記優先順位パターンを生成させる処理を実行することを特徴とする付記1から付記4のいずれか一項に記載の立案プログラム。
(付記6)
前記コンピュータに、
前記優先順位パターンを生成する際に、前記一連の処理のそれぞれで得られる前記対象物の順序に応じて、次の優先順位パターンを生成する処理を実行させることを特徴とする付記3または付記4に記載の立案プログラム。
(付記7)
複数の対象物のそれぞれに対して複数の作業グループからそれぞれ選択された処理が順次行われるという条件において、
前記複数の作業グループについて優先順位を付した優先順位パターンを複数生成し
複数の前記優先順位パターンの前記優先順位にしたがって、前記優先順位ごとに、前記作業グループ内の処理の順序を特定し、特定された各処理の組み合わせに対応する前記複数の対象物の順序を特定する、処理をコンピュータが実行することを特徴とする立案方法。
(付記8)
前記作業グループ内の処理の順序を特定する際に、前記作業グループ内の処理それぞれについて、前記対象物の総数に対する各処理の個数の比率を基礎値とし、処理回と前記基礎値の積から既に該作業パターンが選択された回数を減じたものを出現確率として算出し、算出された前記出現確率を用いて次の処理を選択することを特徴とする付記7に記載の立案方法。
(付記9)
前記優先順位パターンを複数生成して、前記対象物の順序を特定する一連の処理を複数回繰り返し、前記一連の処理のそれぞれで得られる前記対象物の順序を出力する処理を、前記コンピュータが実行することを特徴とする付記7または付記8に記載の立案方法。
(付記10)
前記一連の処理のそれぞれで得られる前記対象物の順序を出力する際に、得られた順序のうち、前記作業グループ内の各処理が行われる間隔の分散が閾値未満のものを出力することを特徴とする付記9に記載の立案方法。
(付記11)
ランダムに前記優先順位パターンを生成させる処理を前記コンピュータが実行することを特徴とする付記7から付記10のいずれか一項に記載の立案方法。
(付記12)
前記優先順位パターンを生成する際に、前記一連の処理のそれぞれで得られる前記対象物の順序に応じて、次の優先順位パターンを生成する処理を前記コンピュータが実行することを特徴とする付記9または付記10に記載の立案方法。
(付記13)
複数の対象物のそれぞれに対して複数の作業グループからそれぞれ選択された処理が順次行われるという条件において、前記複数の作業グループについて優先順位を付した優先順位パターンを複数生成する優先順位生成部と、
複数の前記優先順位パターンの前記優先順位にしたがって、前記優先順位ごとに、前記作業グループ内の処理の順序を特定し、特定された各処理の組み合わせに対応する前記複数の対象物の順序を特定する順序特定部と、を備えることを特徴とする情報処理装置。
(付記14)
前記順序特定部は、前記作業グループ内の処理の順序を特定する際に、前記作業グループ内の処理それぞれについて、前記対象物の総数に対する各処理の個数の比率を基礎値とし、処理回と基礎値の積から既に該作業パターンが選択された回数を減じたものを出現確率として算出し、算出された前記出現確率を用いて次の処理を選択することを特徴とする付記13に記載の情報処理装置。
(付記15)
前記優先順位パターンを複数生成して、前記対象物の順序を特定する一連の処理が複数回繰り返され、前記一連の処理のそれぞれで得られる前記対象物の順序を出力する出力部を備えることを特徴とする付記13または付記14に記載の情報処理装置。
(付記16)
前記出力部は、前記一連の処理のそれぞれで得られる前記対象物の順序を出力する際に、得られた順序のうち、前記作業グループ内の各処理が行われる間隔の分散が閾値未満のものを出力することを特徴とする付記15に記載の情報処理装置。
(付記17)
前記優先順位生成部は、ランダムに前記優先順位パターンを生成することを特徴とする付記13から付記16のいずれか一項に記載の情報処理装置。
(付記18)
前記優先順位生成部は、前記優先順位パターンを生成する際に、前記一連の処理のそれぞれで得られる前記対象物の順序に応じて、次の優先順位パターンを生成することを特徴とする付記15または付記16に記載の情報処理装置。
10 製品情報格納部
20 作業パターン作成部
30 作業パターン格納部
40 優先順位生成部
50 優先順位格納部
60 順序特定部
70 判断部
80 出力部
100 情報処理装置
101 CPU
102 RAM
103 記憶装置
104 入力装置
105 表示装置
201 走行機
202 投入装置

Claims (8)

  1. コンピュータに、
    複数の対象物のそれぞれに対して複数の作業グループからそれぞれ選択された処理が順次行われるという条件において、
    前記複数の作業グループについて優先順位を付した優先順位パターンを複数生成する処理と、
    複数の前記優先順位パターンの前記優先順位にしたがって、前記優先順位ごとに、前記作業グループ内の処理の順序を特定し、特定された各処理の組み合わせに対応する前記複数の対象物の順序を特定する処理と、を実行させることを特徴とする立案プログラム。
  2. 前記作業グループ内の処理の順序を特定する際に、前記作業グループ内の処理それぞれについて、前記対象物の総数に対する各処理の個数の比率を基礎値とし、処理回と前記基礎値の積から既に該作業パターンが選択された回数を減じたものを出現確率として算出し、算出された前記出現確率を用いて次の処理を選択することを特徴とする請求項1に記載の立案プログラム。
  3. 前記コンピュータに、
    前記優先順位パターンを複数生成して、前記対象物の順序を特定する一連の処理を複数回繰り返し、前記一連の処理のそれぞれで得られる前記対象物の順序を出力する処理を実行させることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の立案プログラム。
  4. 前記一連の処理のそれぞれで得られる前記対象物の順序を出力する際に、得られた順序のうち、前記作業グループ内の各処理が行われる間隔の分散が閾値未満のものを出力することを特徴とする請求項3に記載の立案プログラム。
  5. 前記コンピュータに、
    ランダムに前記優先順位パターンを生成させる処理を実行することを特徴とする請求項1から請求項4のいずれか一項に記載の立案プログラム。
  6. 前記コンピュータに、
    前記優先順位パターンを生成する際に、前記一連の処理のそれぞれで得られる前記対象物の順序に応じて、次の優先順位パターンを生成する処理を実行させることを特徴とする請求項3または請求項4に記載の立案プログラム。
  7. 複数の対象物のそれぞれに対して複数の作業グループからそれぞれ選択された処理が順次行われるという条件において、
    前記複数の作業グループについて優先順位を付した優先順位パターンを複数生成し
    複数の前記優先順位パターンの前記優先順位にしたがって、前記優先順位ごとに、前記作業グループ内の処理の順序を特定し、特定された各処理の組み合わせに対応する前記複数の対象物の順序を特定する、処理をコンピュータが実行することを特徴とする立案方法。
  8. 複数の対象物のそれぞれに対して複数の作業グループからそれぞれ選択された処理が順次行われるという条件において、前記複数の作業グループについて優先順位を付した優先順位パターンを複数生成する優先順位生成部と、
    複数の前記優先順位パターンの前記優先順位にしたがって、前記優先順位ごとに、前記作業グループ内の処理の順序を特定し、特定された各処理の組み合わせに対応する前記複数の対象物の順序を特定する順序特定部と、を備えることを特徴とする情報処理装置。
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