JP2023096629A - 多角錐状テント用ポール並びに多角錐状テント - Google Patents

多角錐状テント用ポール並びに多角錐状テント Download PDF

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【課題】多角錐状テントにおいて、居住性を向上させる多角錐状テント用ポールを提供する。【解決手段】多角錐状テントの天幕50を支持するための多角錐状テント用ポールであって、3つ以上の分岐点を備える分岐部30、各分岐点から延伸するポール本体部20、及び、分岐点とは反対側のポール本体部20の先端近辺に位置し、ポール本体部20の先端を固定する固定部40を備え、分岐部30を頂点側とし、ポール本体部20の分岐点とは反対側の先端が接地することによって自立する手段を採用する。【選択図】図1

Description

本発明は、多角錐状テント用ポール及び多角錐状テントに関し、詳しくは、多角錐状テントの居住性を向上させる多角錐状テント用ポール及び多角錐状テントに関するものである。
従来、キャンプや登山に使用されるテントの一つとして、1本のポールを直立させて天蓋(居住部)を支えるテントがあり、ワンポールテント、山形テント、円錐型テント、多角錐状テント等と呼ばれている。基本的には1本のポールと天蓋のみの構造であり、設営がしやすく、装備としてコンパクトであることが特徴である。
しかし、ワンポールテントは、テント内の中央に支柱であるポールが立つため、ポールがテント内移動の障害物となり、居住性に問題があった。
そこで、多角錐状テントにおいて、容易に設営でき、居住性を従来のワンポールテントよりも向上させる構造が求められていた。
多角錐状テントの居住性についての技術として、例えば、多角錐状テントのポールを二股にする技術(特許文献1参照)が開示されている。より詳しくは、ポールを、二股化パーツを用いて二股ポールとするものである。二股にすることで中央部の支柱を無くすることができる。
しかしながら、二股構造では、耐風性が弱く、また、設営しにくいといった問題があった。
登録実用新案第3231864号公報
本発明は、上記問題点に鑑み、多角錐状テントにおいて、耐風性を損なうことなく、居住性を向上させる多角錐状テント用ポールを提供することを課題とする。
上記課題を解決するため、本発明は、多角錐状テントの天幕を支持するための多角錐状テント用ポールであって、3つ以上の分岐点を備える分岐部、及び、各分岐点から延伸するポール本体部、を備え、前記分岐部を頂点側とし、前記ポール本体部の分岐点とは反対側の先端が接地することによって自立する手段を採る。
また、本発明は、前記分岐点が、多角錐テント用ポールが自立した際に略同じ高さに位置することが好ましい。
また、本発明は、分岐点とは反対側のポール本体部の先端近辺に位置し、ポール本体部の先端を固定する固定部を備えることが好ましい。
また、本発明は、前記多角錐状テントがモノポールテントであり、モノポールテントのメインポールの代替として使用するためのものであることが好ましい。
さらに、本発明は、前記分岐部と前記ポール本体部が、着脱可能であることが好ましい。また、本発明は、前記分岐部が、ポール本体部を挿入可能な挿入孔であることが好ましい。
またさらに、本発明は、前記ポール本体部の直径が20mm~40mmであることが好ましい。
さらにまた、本発明は、前記ポール本体部が、前記分岐部の分岐点を起点にして前記分岐部から放射状に延伸することが好ましい。
またさらに、本発明は、前記固定部が、前記ポール本体部の先端を地面に固定するものであることが好ましい。
さらにまた、本発明は、前記固定部が、前記ポール本体部の先端がテント外側に向かって広がらないように前記ポール本体の先端を固定するものであることが好ましい。
そしてまた、本発明は、天幕と、前記天幕を支持するためのポールを備える多角錐状テントであって、前記天幕の端は地面に固定され、前記ポールが、3つ以上の分岐点を備える分岐部、各分岐点から延伸するポール本体部、及び、分岐点とは反対側のポール本体部の先端近辺に位置し、ポール本体部の先端を固定する固定部、を備え、前記分岐部を頂点側とし、前記ポール本体部の分岐点とは反対側の先端が接地することによって自立するものである手段を採る。
本発明に係る多角錐状テント用ポール並びに多角錐状テントよれば、テント内の中央にポールが立設されることなく、多角錐状テントでの居住性を向上させつつ、耐風性を兼ね備えたる多角錐状テントを提供することができる、といった優れた効果を奏するものである。
本発明に係る多角錐状テントの実施形態を示す全体斜視図である。 本発明に係る多角錐状テント用ポールの実施形態を示す斜視図である。 本発明に係る多角錐状テント用ポールの実施形態を示す説明図である。 本発明に係る多角錐状テント用ポールの実施形態を示す説明図である。 本発明に係る多角錐状テントの設営工程を示す断面模式図である。
本発明に係る多角錐状テント用ポールは、3つ以上の分岐点を備える分岐部と、各分岐点から延伸するポール本体部と、を備え、分岐部を頂点にポール本体部の先端が接地することで自立可能であることを最大の特徴とする。
分岐部とは、3つ以上の分岐点を備える部材である。分岐部からポール本体部が延伸し、ポール本体部が接地することで本発明のポールは自立可能となる。分岐部の分岐点は、多角錐テント用ポールが自立した際に略同じ高さに位置することが好ましい。地面から略同じ高さに全ての分岐点が位置することにより、それぞれの分岐点に接続したポール本体部を安定させることができる。分岐点の数は、特に限定されず、3つ、4つ、5つ、6つ、7つ、8つなどが挙げられる。
分岐部は、ポール本体部を着脱可能なジョイントであってもよく、ポール本体部と接合されていてもよいが、好ましくはポール本体部が着脱可能な構成である。さらに、分岐部の分岐点が、ポール本体部を挿入可能な挿入孔であることが好ましい。
分岐部の素材は、ポール本体部と同様であってもよく、異なる素材であってもよい。好ましくは、プラスチック、金属である。
また、分岐部は、多角錐状テント用ポールが自立した際に、頂点に位置することになるが、頂点(分岐点とは反対側の頂点)が角が丸く、尖っていない形状であることが好ましい。角が丸く、尖っていない形状であるによって、天蓋を傷付けることなく支えることができる。
ポール本体部とは、長尺状のポールであり、天蓋を支えるものである。ポールが分岐点から延伸し、分岐部を頂点にして分岐部とは反対側の先端が接地することで自立が可能である。自立することによって、天蓋を支え、天蓋からなる居住部を構成することができる。
ポール本体部の長さは特に限定されず、テントの大きさに応じて適宜設定することができる。
ポール本体部の太さは特に限定されないが、耐風性の観点から、直径が10~50mmが好ましく、20mm~40mmがより好ましい。
ポール本体部は、一本のポールから構成されていてもよく、複数のロット(節)から構成されていてもよい。複数のロットから構成される場合、各ロットがショックコードによって連結されることが好ましい。
また、ポール本体部の材料は、金属であることが好ましく、アルミ、アルミ合金、スチールが好ましい。
本発明の多角錐状テント用ポールは、固定部を備えることが好ましい。固定部は、前記分岐点とは反対側のポール本体部の先端近辺に位置し、ポール本体部の先端を固定するものである。固定部によってポール本体部の先端近辺を固定することにより、ポール本体部を安定させることができる。固定部は、ポール本体部とは独立した部材で、テント設営時などにポール本体部とともに使用するものでもよく、ポール本体部に予め備え付けられたものでもよい。固定部の構造は特に限定されず、例えば、一端をポール本体部と接合させ、他端をペグなどによって地面に固定するテープ、紐、ロープ;ポール本体部先端近辺に設けられたリングであって、リングを通してペグダウンして地面に固定する部材;ポール本体部先端に設けられた突起であって、地面に刺すことによって固定するもの;などが挙げられる。
以下、本発明に係る多角錐状テント用ポール並びに多角錐状テントの実施形態の例を、図面に基づいて説明する。
なお、本発明に係る多角錐状テント用ポール並びに多角錐状テントの全体構成及び各部の構成は、下記に述べる実施形態の例に限定されるものではなく、本発明の技術的思想の範囲内で適宜変更することができるものである。
図1から図5に従って、本発明を説明する。
図1は、本発明に係る多角錐状テントの実施形態を示す全体斜視図である。図2は、本発明に係る多角錐状テント用ポールの実施形態を示す斜視図である。図3は、本発明に係る多角錐状テント用ポールの実施形態を示す説明図であり、(a)はポールにおける分岐部とポール本体部の構造を示す外観図、(b)及び(c)は分岐部とポール本体部との接続態様を示す断面図である。図4は、本発明に係る多角錐状テント用ポールの実施形態を示す説明図であり、(a)はポール本体部の先端と固定部の構造を示す外観図、(b)はポール本体部と固定部との係合態様を示す説明図である。図5は、本発明に係る多角錐状テントの設営工程を示す断面模式図である。
多角錐状テント1は、山型テントとも呼ばれ、テントの中央部分をポールで支持する形である。設営が簡単で、主に、一人、又は少人数での使用に適しているが、大きいものになると二十人程度の人を収容可能なモデルも存在する。
多角錐状テント1は、主に、ポール10と天幕50から構成されている。ポール10によって、天幕50の中央部分を支持する構造である。
ポール10は、分岐部30と3つのポール本体部20から構成されており、全体として三脚型の構造で、自立している。
図1は、設営後の多角錐状テント1である。図2は、本発明で重要な部分であるポール10を抜き出した図であり、三脚構造のポール本体部20と、該ポール本体部20の下側の端部から、三脚の内側方向に向けて固定部40が設置されていることを示すものである。
三脚構造とすることで居住性が改善するが、ポール10への荷重は3つのポール本体部20に夫々伝わり、三脚を広げる方向へ働くこととなる。そのため、固定部40と第2のペグ61を用いて、三脚の外側方向への移動を規制している。
分岐部30は、3つのポール本体部20を束ねる部分であり、3つの挿入孔31を持つ。挿入孔31は、等間隔又は多角錐状を成す天幕50の角辺に合わせた所定の間隔で配置されている(図3(a))。分岐部30の分岐点を起点として、分岐部30から放射状にポール本体部20が延伸する構造である。
分岐部30の側面の1つには、マーク33が印字又は刻印されている。設置時に、ポール10と天幕50の位置関係を合わせるものであり、分岐部30のマーク33と天幕50に付されたマーク52を対向させるように設置することにより、ポール10と天幕50を設計通りの位置関係とすることができる。
分岐部30の挿入孔31の中ほどには、爪用孔32が設けられている(図3(b))。爪用孔32は、ポール本体部20の爪部23を留める部分である。爪用孔32と爪部23により、一旦接続したポール本体部20の抜け落ちを防止することができる(図3(c))。
ポール本体部20は、複数のロットから構成されている。一本のポール本体部20が幾つのロットで構成されるかについては、該ポール本体部20の全体長さやロット同士の接続作業性を考慮して適宜決定されるもので、特に限定するものではない。ポール本体部20の直径は20mmから40mm、より好ましくは25mmから30mmである。ワンポールの場合は、荷重を一本で支えることから、より太くする必要があるが、荷重が3つに分散されるので、直径を小さくできる。
ロット同士は、ショックコード24で接続されている。 ショックコード24は、ポール本体部20の各ロットがバラバラになることを防ぐケーブルであって、伸縮性、弾性があり、ロットの内部を通過するように装備される。ショックコード24を用いることで、ロット同士が大きく離れることが無く、ポール本体部20を組み立てる際の作業が容易となる。特に、本発明においては、設営時に、ポール10の一部を支えながらロット同士を接続する作業が行われるので、作業容易性は重要である(図5(c))。
ポール本体部20の分岐部30側には、爪部23が設けられている。弾性のある線材で構成され、一端がポール本体部20の内部に固定され、全体として突起を構成し、ポール本体部20の端部の孔から突起を露出する構成である(図3(b))。分岐部30の爪用孔32との組み合わせで、ポール本体部20の抜け落ちを防止する。
ポール本体部20において、分岐部30と接続する側と反対側は、地面に接地する部分であって、ロッドエンドプラグ22が設けられている。ロッドエンドプラグ22は、固定部40の孔部42に挿入され、これによりポール本体部20の先端に対する固定部40の位置決めがなされる。ロッドエンドプラグ22は、数センチの突起を成し、その先端は、一度挿入した孔部42が抜け落ちないように、若干太くなっている(図4(a))。また、ロッドエンドプラグ22は、設営時に一部が地面に潜り、地面に対してポール本体部20がズレることを防止する効果もある。
ポール本体部20における接地側近傍の側面箇所には、スナップ受け部21が設けられている。スナップ受け部21には、固定部40のスナップ部43が係合され、これによりポール本体部20から固定部40が外れないよう固定されている(図4)。
固定部40は、ポール本体部20の先端を地面に固定するものであり、また、天幕50や地面に対する接地部分のズレを防止するためのものである。全体としてテープ状であり、一方の端部はポール本体部20に固定するための部分であって、ポール本体20のスナップ受け部21に固定するスナップ部43が設けられている。また、所定中間箇所には、ポール本体20のロッドエンドプラグ22を挿入する孔部42が設けられている(図4(a))。該孔部42は、ロッドエンドプラグ22が挿入可能なハトメの様な孔構造である。さらに、固定部40における他方の端部は、第2のペグ61で固定される部分であり、環状部41を設けてある。
図4(b)は、固定部40をポール本体部20に固定した際の側面図である。固定部40の一方の端部は、スナップ部43がポール本体部20のスナップ受け部21と係合して固定され、且つ、孔部42にロッドエンドプラグ22が挿嵌されているため、外れたり位置ズレが起きることは無い。他方の端部を張った状態で環状部41に第2のペグ61を打ち込むことで、ポール本体部20の位置ズレを防止することができる。
以上、ポール10の構成について一言で換言すると、3つ以上の分岐点を備える分岐部30を持ち、各分岐点から延伸するポール本体部20、及び、分岐点とは反対側のポール本体部20の先端近辺に位置し、ポール本体部20の先端を固定する固定部40があり、分岐部30を頂点側とし、ポール本体部20の分岐点とは反対側の先端が接地した状態で固定部40により固定されることで、自立している構造と言える。
天幕50は、多角錐状テント1を使用する際に、使用者が入る空間を構成するものである。材質は、ポリエステル、ナイロン、コットン等であり、通気性に優れ、耐久性に富むものが使用されている。
天幕50は、五角錐状であり、一部が開口部となり、出入口となっている。本実施形態及び図面では、五角錐状の場合について記載しているが、多角錐状の角数に限定はなく、例えば四角でも六角でも八角でも良い。
天幕50の一面には、マーク52が設けられている。分岐部30のマーク33と共に用いることで、天幕50とポール10の位置関係を合わせることができる。
天幕50の角辺下端部分には、ペグ固定用の環状テープ51が適宜配置されている。該環状テープ51は、第1のペグ60によって天幕50の角辺下端を地面に固定するものである。
次に、主に図5に沿って、設営方法の例を説明する。
まず、ワンポール70を用いて、天幕50を所定の形になるように設営する。ワンポール70は、ポール10を用いた場合とほぼ同じ高さに天幕50を保持できる長さを持つ。天幕50の角辺下端の環状テープ51に第1のペグ60を打ち込み、天幕50の周囲の位置を固定する(図5(a))。
ワンポール70を用いず、最初から、ポール10を用いることも考えられるが、その場合に三脚の脚の位置調整と天幕50の角辺下端の位置調整を一度に行わなければならず、煩雑となってしまう。ワンポール70を用いることで、天幕50の高さを規定でき、そのために角辺下端の位置調整のみを行い、第1のペグ60を打つことで、角辺下端の位置を確定することができる。
言い換えれば、本発明はモノポールテントであり、モノポールテントのメインポールの代替として、3つの分岐点を持つポール10を使用するといえる。
次に、ポール本体部20の接地側に固定部40を取りつける(図4(b))。固定部40がポール本体部20に固定されることによって、紛失する心配や別に用意する手間が省けることとなる。また、固定部40は、孔部42とスナップ部43によってポール本体部20に強固に係合・固定されることによって、ポール本体部20の移動等を十分に規制することができる。
次に、ポール10において、分岐部30に3つのポール本体部20を接続する。ポール本体部20のロットは、接地側の1つ程度は、接続せず、ポール10の高さが本来の高さよりも低い状態とする。
分岐部30のマーク33と天幕部50のマーク52が対向するように、天幕50内に、ポール10を入れる(図5(b))。
ワンポール70を抜き、天幕50内でポール10の接続していなかったロットを組み立て、天幕50内でポール10を完成させる(図5(c),(d))。
第1のペグ60の内側にポール本体部20の接地側を移動し、ポール本体部20の位置を確定する(図5(e))。第1のペグ60の位置は、ワンポール70によって、調整済みであるので、ポール本体20を第1のペグ60の内側に配置するだけで良い。
また、第1のペグ60の内側にポール本体部20を突き刺すことによって、ポール本体部20が外側に広がることを第1のペグ60によっても規制することができる。
固定部40をテントの内側に引っ張り、緊張状態で環状部41に第2のペグ61を打ち込む(図5(f))。このようにすることで、常にポール本体部20に対して、内側の力を付勢する。
ワンポールの場合は、ワンポールに係る負荷は、すべて鉛直方向に係るので、ポールがズレることは無い。しかし、三脚構造の場合は、ポール10に係る負荷が、三脚を拡開させる方向に働く。
第1のペグ60の内側にポール本体部20を配置したり、固定部40を用いたりすることで、ポール本体部20の先端がテント外側に向かって広がらないように固定するものである。
これらの作業によって、設営が完了する。
以上のとおり、本発明に係る多角錐状テント用ポール並びに多角錐状テントによれば、ワンポールを用いた場合に比べて、テント内の居住性を大幅に改善することができ、また、設営時に一旦ワンポールで設営することによって、天幕50の角辺下端部分の位置が確定できると共に、本ポール10での設営を容易にすることができる。
さらに、ポールの分岐部30とポール本体部20を着脱可能とすることによって、持ち運びを容易にすることができ、また、ワンポールに比べて、天幕50の負荷を分散でき、ポールの直径を30mmから40mm程度へ小さくすることができる。
また、ポール本体部20が、分岐部30から放射状に延伸しているため、ポール10が天幕50に沿った形となり、テントの居住性を向上させることができ、さらに、固定部40を用いることによって、ポール本体部20の接地側の位置ズレを防止することができ、設営後の安定性を向上させることができる。
本発明に係る多角錐状テント用ポール並びに多角錐状テントは、キャンプやグランピング、屋外イベントやバーベキューなど幅広く屋外で使用されるものであり、このようなアウトドアライフに関連する産業上の利用可能性が大きいものと思料される。
1 多角錐状テント
10 ポール
20 ポール本体部
21 スナップ受け部
22 ロッドエンドプラグ
23 爪部
24 ショックコード
30 分岐部
31 挿入孔
32 爪用孔
33 マーク
40 固定部
41 環状部
42 孔部
43 スナップ部
50 天幕
51 環状テープ
52 マーク
60 第1のペグ
61 第2のペグ
70 ワンポール

Claims (11)

  1. 多角錐状テントの天幕を支持するための多角錐状テント用ポールであって、
    3つ以上の分岐点を備える分岐部、及び、
    各分岐点から延伸するポール本体部、
    を備え、前記分岐部を頂点側とし、前記ポール本体部の分岐点とは反対側の先端が接地することによって自立することを特徴とする多角錐状テント用ポール。
  2. 前記分岐点が、多角錐テント用ポールが自立した際に略同じ高さに位置する請求項1記載のテント用ポール。
  3. 前記分岐点とは反対側のポール本体部の先端近辺に位置し、ポール本体部の先端を固定する固定部を備える請求項1又は2記載の多角錐状テント用ポール。
  4. 前記多角錐状テントがモノポールテントであり、モノポールテントのメインポールの代替として使用するためのものである請求項1~3のいずれか一項記載の多角錐形状テント用ポール。
  5. 前記分岐部と前記ポール本体部が、着脱可能である請求項1~4のいずれか一項記載の多角錐状テント用ポール。
  6. 前記分岐部が、ポール本体部を挿入可能な挿入孔である請求項5記載の多角錐状テント用ポール。
  7. 前記ポール本体部の直径が20mm~40mmである請求項1~6のいずれか一項記載の多角錐状テント用ポール。
  8. 前記ポール本体部が、前記分岐部の分岐点を起点にして前記分岐部から放射状に延伸する請求項1~7のいずれか一項記載の多角錐状テント用ポール。
  9. 前記固定部が、前記ポール本体部の先端を地面に固定するものである請求項3記載の多角錐状テント用ポール。
  10. 前記固定部が、前記ポール本体部の先端がテント外側に向かって広がらないように前記ポール本体の先端を固定するものである請求項9記載の多角錐状テント用ポール。
  11. 天幕と、前記天幕を支持するためのポールを備える多角錐状テントであって、
    前記天幕の端は地面に固定され、
    前記ポールが、
    3つ以上の分岐点を備える分岐部、及び、
    各分岐点から延伸するポール本体部、
    を備え、前記分岐部を頂点側とし、前記ポール本体部の分岐点とは反対側の先端が接地することによって自立するものであることを特徴とする多角錐状テント。

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