JP2023096336A - 調理容器用装着向き調整台およびこれを備えた自動調理設備 - Google Patents

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Abstract

【課題】調理装置に対する調理容器の装着向きを一定の装着向きに簡便に装着する調理容器用装着向き調整台を提供すること。【解決手段】調理容器Pを着脱自在に保持して調理手順に応じて変位させる調理容器保持ユニット11と、調理容器保持ユニット11を各種の搬送位置に移送する調理容器移送ユニット12と、調理容器Pを着脱自在に保持して調理容器Pを自転させながら調理する調理装置13とを備えた自動調理設備10に用いられて、調理装置13に対する調理容器Pの調理容器Pの装着向きを位置決め調整し、調理容器Pを待ち受ける調整台本体110と、調理容器Pを自転自在に載置する環状の容器載置板120と、容器載置板120を昇降させる載置板昇降機構130と、調整台本体110の天面111aに載置して調理装置13に対する調理容器Pの自転軸C1周りの装着向きを位置決めする位置合わせ部材140とを備えている調整台100。【選択図】図3

Description

本発明は、調理容器用装着向き調整台に関するものであって、特に、自動調理設備の調理装置に装着する調理容器の装着向きを位置決め調整する調理容器用装着向き調整台に関する。
近年、飲食業界では調理人の確保、調理スキルの維持、調理環境の整備等の諸事情から、調理業務の自動化が進展している。
そこで、従来の自動調理設備としては、食材を収容自在に受け入れる調理容器を保持して昇降、回転、あるいは旋回等の調理手順に応じて変位させる調理容器保持ユニットと、この調理容器保持ユニットを調理手順に応じて各種の搬送位置に移送する調理容器移送ユニットと、調理容器保持ユニットおよび調理容器移送ユニットを駆動制御する制御ユニットと、調理容器を着脱自在かつ鉛直上向きから所定の角度傾いた姿勢で保持して加熱する調理装置とを備えた自動調理設備が知られている(例えば、特許文献1)。
調理装置は、調理容器の底部の中央に設けた腕状受動部と係合して調理容器を自転させる容器回転部を有している。
そして、この調理装置は、容器回転部と調理容器とを係合させた状態で、容器回転部を回転させつつ調理容器を加熱させて、調理容器内の食材を満遍なく加熱している。
国際公開第2020/166723号(特に、図6)
上述したような自動調理設備では、何度も調理容器を加熱調理装置に対して着脱する必要があるが、調理容器の装着向き次第では、調理容器の腕状受動部が加熱調理装置の容器回転部と上手く係合しにくいという問題がある。
そこで、本発明は、前述したような従来技術の問題を解決するものであって、すなわち、本発明の目的は、調理装置に対する調理容器の装着向きを一定の装着向きに簡便に装着する調理容器用装着向き調整台を提供することである。
請求項1に係る発明は、食材を収容自在に受け入れる有底円筒状の調理容器を着脱自在に保持して調理手順に応じて変位させる調理容器保持ユニットと、該調理容器保持ユニットを調理手順に応じて各種の搬送位置に移送する調理容器移送ユニットと、前記調理容器を着脱自在に保持して前記調理容器を自転させながら調理する調理装置とを備えた自動調理設備に用いられて、前記調理装置に対する前記調理容器の装着向きを位置決め調整する調理容器用装着向き調整台であって、前記調理容器移送ユニットに対向配置して前記調理容器を待ち受ける調整台本体と、該調整台本体の平坦な天面と離間対向して前記調理容器を自転自在に載置する環状の容器載置板と、該容器載置板を前記調整台本体の天面に対して昇降させる載置板昇降機構と、前記調整台本体の天面に載置して前記調理装置に対する前記調理容器の自転軸周りの装着向きを位置決めする位置合わせ部材とを備えていることにより、前述した課題を解決するものである。
請求項2に係る発明は、請求項1に記載された調理容器用装着向き調整台の構成に加えて、前記調理容器が、該調理容器の底部中央に設けられて水平方向に突出する腕状受動部を有し、前記位置合わせ部材が、該位置合わせ部材の円周方向に設けられて前記調理容器の腕状受動部を収容する複数の凹状着座部と、該複数の凹状着座部を滑らかに連結する凸状誘導部と、該凸状誘導部の頂上領域に配置された前記円周方向に回動自在なローラーとを有していることにより、前述した課題をさらに解決するものである。
請求項3に係る発明は、請求項1または請求項2に記載された調理容器用装着向き調整台の構成に加えて、前記調理容器が、該調理容器の底部中央から下方に向けて突設して前記容器載置板に挿入される挿入軸部と、該挿入軸部から延出する前記挿入軸部より小径の基軸部と、該基軸部から水平方向に突出する腕状受動部とを有し、前記容器載置板が、前記容器載置板の中央に形成されて前記調理容器の挿入軸部を挿入する挿入孔部と、該挿入孔部から扇形状に拡開して前記調理容器の基軸部を水平方向に引き出す基軸用開口部とを有してC字状に形成され、該容器載置板に形成した基軸用開口部の開口最小幅が、前記調理容器に形成した挿入軸部の直径より小さく前記調理容器に形成した基軸部の直径より大きいことにより、前述した課題をさらに解決するものである。
請求項4に係る発明は、請求項3に記載された調理容器用装着向き調整台の構成に加えて、前記容器載置板に形成した挿入孔部の直径が、前記調理容器に形成した挿入軸部の直径と略等しいことにより、前述した課題を解決するものである。
請求項5に係る発明は、食材を収容自在に受け入れる有底円筒状の調理容器を着脱自在に保持して調理手順に応じて変位させる調理容器保持ユニットと、該調理容器保持ユニットを調理手順に応じて各種の搬送位置に移送する調理容器移送ユニットと、前記調理容器を着脱自在に保持して前記調理容器を自転させながら調理する調理装置とを備えて前記調理容器に収容された食材を調理する自動調理設備であって、前記調理装置に対する前記調理容器の向きを位置決め調整する請求項1乃至請求項4のいずれか1項に記載の調理容器用装着向き調整台を備えていることにより、前述した課題をさらに解決するものである。
請求項1に係る調理容器用装着向き調整台は、調理容器移送ユニットに対向配置して調理容器を待ち受ける調整台本体と、この調整台本体の平坦な天面と離間対向して調理容器を自転自在に載置する環状の容器載置板と、この容器載置板を調整台本体の天面に対して昇降させる載置板昇降機構と、調整台本体の天面に載置して調理装置に対する調理容器の自転軸周りの装着向きを位置決めする位置合わせ部材とを備えていることにより、調理装置に対する調理容器の装着向きが調理容器を載置した容器載置板を下降させるだけで所定の装着向きに合わせられるため、調理装置に対する調理容器の装着向きを容器載置板を下降させるだけで簡単に一定の装着向きにすることができる。
請求項2に係る調理容器用装着向き調整台によれば、請求項1に係る発明の調理容器用装着向き調整台が奏する効果に加えて、調理容器が、この調理容器の底部中央に設けられて水平方向に突出する腕状受動部を有し、位置合わせ部材が、この位置合わせ部材の円周方向に設けられて調理容器の腕状受動部を収容する複数の凹状着座部と、この複数の凹状着座部を滑らかに連結する凸状誘導部と、この凸状誘導部の頂上領域に配置された円周方向に回動自在なローラーとを有していることにより、調理容器の腕状受動部が位置合わせ部材の凹状着座部に収容されない向きで調理容器が容器載置板に載置されていたとしても、容器載置板を下降させて調理容器の腕状受動部を位置合わせ部材に当接させた際に、調理容器の自重によって調理容器の腕状受動部が位置合わせ部材の凹状着座部に押しつけられるため、調理容器が位置合わせ部材の凸状誘導部に沿って自転し、調理装置に対する調理容器の装着向きを所定の装着向きに簡便に定めることができる。
請求項3に係る発明の調理容器用装着向き調整台によれば、請求項1または請求項2に係る発明の調理容器用装着向き調整台が奏する効果に加えて、容器載置板が、容器載置板の中央に形成されて調理容器の挿入軸部を挿入する挿入孔部と、この挿入孔部から扇形状に拡開して調理容器の基軸部を水平方向に引き出す基軸用開口部とを有してC字状に形成され、この容器載置板に形成した基軸用開口部の開口最小幅が、調理容器に形成した挿入軸部の直径より小さく調理容器に形成した基軸部の直径より大きいことにより、調理容器に形成した挿入軸部を容器載置板に形成した挿入孔部に挿入して調理容器を容器載置板に載置した状態では調理容器が基軸用開口部から抜けず、調理容器を容器載置板に対して少し持ち上げて調理容器の基軸部が容器載置板の孔部に挿入された状態とすれば調理容器を基軸用開口部から抜けるため、調理容器を少ない移動量で調理容器用装着向き調整台に対して着脱することができる。
請求項4に係る発明の調理容器用装着向き調整台によれば、請求項1に係る発明の調理容器用装着向き調整台が奏する効果に加えて、容器載置板に形成した挿入孔部の直径が、調理容器に形成した挿入軸部の直径と略等しいことにより、調理容器が容器載置板に載置された状態から容器載置板に対して上下方向に動きにくくなるため、容器載置板を下降させて調理容器の腕状受動部を位置合わせ部材に当接させた際に、調理容器が容器載置板から浮き上がりにくくすることができる。
請求項5に係る発明の自動調理設備によれば、調理装置に対する調理容器の向きを位置決め調整する請求項1乃至請求項4のいずれか1項に記載の調理容器用装着向き調整台を備えていることにより、調理容器を調理容器用装着向き調整台から調理装置に直接移送すれば、調理容器を調理装置に係合させる際に複雑な機構や制御を必要とせずに調理容器を調理装置に係合するため、調理装置を簡便な構造とすることができる。
本発明の一実施例である自動調理設備の斜視図。 図1に示す調理容器の正面図。 図2AのIIB方向から視た図。 図1に示す調整台の斜視図。 図2に示す容器載置板の上面図。 図2に示す位置合わせ部材の周辺構造を示す斜視図。 調整台に移送される調理容器と調整台との位置関係を示す上面図。 図6AのVIB方向から視た図。 調理容器が調整台の容器載置板の上方まで到達した状態を示す図。 調理容器が容器載置板に載置された状態を示す図。 図8AにおけるVIIIB-VIIIB線で矢視した断面図。 調理容器を載置した容器載置板が下降して調理容器の腕状受動部が位置合わせ部材に当接した状態を示す図。 調理容器の腕状受動部が位置合わせ部材に当接した状態における調理容器の腕状受動部と位置合わせ部材との位置関係を示す模式図。 調理容器が自転軸周りの装着向きに位置決めされた状態を示す図。 図10AにおけるXB-XB線で矢視した断面図。 装着向きのズレ量が大きい状態において、調理容器を載置した容器載置板が下降して調理容器の腕状受動部が位置合わせ部材に当接した状態を示す図。 装着向きのズレ量が大きい状態において、調理容器の腕状受動部が位置合わせ部材に当接した状態における調理容器の腕状受動部と位置合わせ部材との位置関係を示す模式図。
本発明は、食材を収容自在に受け入れる有底円筒状の調理容器を着脱自在に保持して調理手順に応じて変位させる調理容器保持ユニットと、この調理容器保持ユニットを調理手順に応じて各種の搬送位置に移送する調理容器移送ユニットと、調理容器を着脱自在に保持して調理容器を自転させながら調理する調理装置とを備えた自動調理設備に用いられて、調理装置に対する調理容器の装着向きを位置決め調整する調理容器用装着向き調整台であって、調理容器移送ユニットに対向配置して調理容器を待ち受ける調整台本体と、この調整台本体の平坦な天面と離間対向して調理容器を自転自在に載置する環状の容器載置板と、この容器載置板を調整台本体の天面に対して昇降させる載置板昇降機構と、調整台本体の天面に載置して調理装置に対する調理容器の自転軸周りの装着向きを位置決めする位置合わせ部材とを備え、調理装置に対する調理容器の装着向きを一定の装着向きに簡便に装着することができるものであれば、その具体的な実施態様は、如何なるものであっても構わない。
例えば、本発明の自動調理設備の具体的な使用態様については、調理容器用装着向き調整台によって位置決めされた調理容器を自転させながら調理する調理装置に調理容器保持ユニットおよび調理容器移送ユニットによって位置決め状態を維持したまま移送することができれば、料理を自動で提供する各種の料理自動提供システムに組み込まれてもよい。
すなわち、自動調理設備は、パスタ料理自動提供システムに組み込まれてもよいし、炒め料理自動提供システムに組み込まれてもよいし、カット野菜を混ぜ合わせたサラダを自動で提供するサラダ料理自動提供システムに組み込まれてもよい。
以下、図1乃至図11Bに基づいて、本発明の一実施例である調整台(調理容器用装着向き調整台)100およびこれを備えた自動調理設備10を説明する。
<1.自動調理設備10の概要>
まず、本発明の一実施例である自動調理設備10の斜視図である図1に基づいて、自動調理設備10の概要について説明する。
なお、図1では、便宜上XYZの3軸方向を示していると共に、調理に用いる複数の装置のうちの一部の装置については省略している。
本発明の一実施例である自動調理設備10は、顧客の注文に応じて自動的にパスタを調理して提供するパスタ料理自動提供システムに組み込まれている。
そして、この自動調理設備10は、食材を収容自在に受け入れる有底円筒状の調理容器Pを着脱自在に保持して調理手順に応じて変位させる調理容器保持ユニット11と、この調理容器保持ユニット11を調理手順に応じて各種の搬送位置に移送する調理容器移送ユニット12と、台Bに載置されて調理容器Pを着脱自在に保持して調理する調理装置13と、台Bに載置されてパスタの食材を調理容器Pに供給する食材供給装置14と、茹で上がったパスタ麺を調理容器Pに供給する麺供給装置(図示省略)と、調理済のパスタ料理を調理容器Pから取り出して盛り付ける盛付装置(図示省略)と、使用済の調理容器Pを洗浄する洗浄装置(図示省略)と、調理装置13に対する調理容器Pの装着向きを位置決め調整する調整台100とを備えている。
調理装置13は、調理容器Pを自転させたり、加熱させたりしながら調理容器Pに収容された食材を撹拌調理する。
そして、この調理装置13は、調理容器Pと係合自在な容器回転部(図示省略)を有している。
食材供給装置14は、調整台100の直上に設けられ、食材を保管して調理容器Pに自動供給する供給装置本体14aと、この供給装置本体14aの下面に設けられて台Bと接する脚14bとを有している。
ここで、自動調理設備10によるパスタ料理の自動調理手順の一例を説明する。
まず、調理容器Pは、調理容器移送ユニット12により洗浄装置の直上となる搬送位置P1に移送され、洗浄装置により洗浄される。
次に、調理容器Pは、搬送位置P1から、食材供給装置14の食材供給口(図示省略)の直下である搬送位置P2に移送されて、調整台100に載置される。
そして、食材供給装置14の食材供給口からパスタの食材が、調理容器Pに投下される。
次に、パスタの食材を収容した調理容器Pは、搬送位置P2から、茹で上がったパスタ麺を麺供給装置から受け取る搬送位置P3に移送される。
そして、茹で上がったパスタ麺が、麺供給装置から調理容器Pに投入される。
次に、調理容器Pは、搬送位置P3から、調理装置13と調理容器Pとが係合可能な搬送位置P4に移送される。
そして、調理容器Pは、調理装置13と係合して回転しつつ加熱される。
次に、加熱調理されたパスタ料理を収容した調理容器Pは、搬送位置P4から不図示の盛付位置に移送される。
そして、盛付装置によって調理容器Pから提供皿等にパスタ料理が盛り付けられ、パスタ料理の一連の自動調理が完了する。
そして、盛付が済んだ調理容器は再び搬送位置P1に戻り洗浄装置によって洗浄され、その後は上述のパスタ料理の一連の自動調理手順が繰り返される。
<2.調理容器P>
次に、図2Aおよび図2Bに基づいて、本発明の一実施例である自動調理設備10で用いられる調理容器Pの詳細構成について説明する。
図2Aは、図1に示す調理容器Pの正面図であり、図2Bは、図2AのIIB方向から視た図である。
調理容器Pは、食材を収容自在に受け入れる食材収容空間Paaが設けられた有底円筒状の容器本体部Paと、この容器本体部Paの外周面に周設されたフランジ部Pbと、容器本体部Paの底部中央から下方に向けて調理容器Pの自転軸C1と同軸に突出した挿入軸部Pcと、この挿入軸部Pcから下方に向けて挿入軸部Pcと同軸に延出した基軸部Pdと、この基軸部Pdから水平方向両側に突出する一対の腕状受動部Peとを有している。
なお、調理容器Pの素材については、加熱調理、洗浄などの取り扱い上、ステンレス製が好ましいが、ステンレス鋼以外のアルミなどの金属素材から構成されていてもよい。
基軸部Pdの直径d2は、挿入軸部Pcの直径d1より小さくなっている。
腕状受動部Peは、調理装置13の容器回転部と係合自在となっている。
<3.調整台100>
次に、図1、図3-図5に基づき、自動調理設備10で用いられる調整台100の概要を説明する。
図3は、図1に示す調整台100の斜視図であり、図4は、図3に示す容器載置板120の上面図であり、図5は、図3に示す位置合わせ部材140の周辺構造を示す斜視図である。
なお、図3-図5では、便宜上XYZの3軸方向を示している。
調整台100は、図1に示すように、台Bに載置される共に調理容器移送ユニット12に対向配置されており、調理装置13に対する調理容器Pに形成された腕状受動部Peの装着向きを位置決め調整する。
また、この調整台100は、食材供給装置14の食材供給口の直下に配置されている。
調整台100は、図3に示すように、台Bに載置されて調理容器Pを待ち受ける調整台本体110と、調理容器Pを自転自在に載置する環状の容器載置板120と、この容器載置板120を調整台本体110に対して昇降させる載置板昇降機構130と、調理装置13に対する調理容器Pの自転軸C1周りの装着向きを位置決めする位置合わせ部材140と、載置板昇降機構130を駆動制御する制御ユニット150とを備えている。
<3.1.調整台本体110>
調整台本体110は、図3に示すように、調理容器移送ユニット12に対向配置され、平坦な天面111と、この天面111の周縁端から下方に延びた周側面112とを有し、箱状になっている。
<3.2.容器載置板120>
容器載置板120は、図3に示すように、調整台本体110の平坦な天面111と離間対向され、図4に示すように、中央に形成された円状の挿入孔部121と、扇形状の基軸用開口部122とによりC字状に形成されている。
そして、図3に示すように、基軸用開口部122の近傍120aの厚みh1は、他の部分の厚みh2に比べて薄くなっている。
さらに、容器載置板120は、容器載置板120に載置された調理容器Pの有無を検出する容器検出センサー123を有している。
挿入孔部121の直径は、調理容器の挿入軸部Pcの直径d1と略等しくなっている。
したがって、挿入孔部121は、調理容器Pの挿入軸部Pcおよび基軸部Pdが挿入自在となっている。
基軸用開口部122は、容器載置板120の外周縁面120bから中央の挿入孔部121に接続するように開口し、容器載置板120の内周側、すなわち、挿入孔部121に接続する側の内側開口幅Wが最も小さくなるように、容器載置板120の外周側から内周側に向けて開口幅が漸次小さく変化された扇状になっている。
この基軸用開口部122の内側開口幅(開口最小幅)Wは、調理容器Pに形成した挿入軸部Pcの直径d1より小さく設定され、かつ、調理容器Pに形成した基軸部Pdの直径d2より大きく設定されている。
また、基軸用開口部122の一方の開口内縁面122aは、洗浄装置から容器載置板120の上方に移送される調理容器Pの移送方向(X方向)に沿って設けられている。
そして、基軸用開口部122の他方の開口内縁面122bは、容器載置板120から離脱される際の調理容器Pの離脱方向に沿って設けられている。
この離脱方向は、搬送位置P1側に向いており、食材供給装置14の脚14bとの接触を避けると共に、次の移送先への移送距離を短く抑える方向となっている。
容器検出センサー123は、近接センサーであり、制御ユニット150に接続されている。
この容器検出センサー123は、容器載置板120の上面120cに形成された丸孔120dに組み込まれ、検出面123aを上方に向けて露出している。
<3.3.載置板昇降機構130>
載置板昇降機構130は、容器載置板120を調整台本体110の天面111に対して昇降させるものであり、図3に示すように、不図示の空気源にエアホースHを介して接続された電磁弁131と、この電磁弁131とエアホースHにより接続されたエアシリンダー132と、このエアシリンダー132に連結されて昇降自在な昇降板133と、この昇降板133の上面と容器載置板120の下面とを離間して連結する4本の連結柱134とを有している。
電磁弁131は、制御ユニット150に接続され、制御ユニット150からの指令信号に基づいて給気源からエアシリンダー132への空気流路を開閉する。
エアシリンダー132は、空気圧により上下動するロッド132aを有している。
昇降板133は、図3に示すように、調整台本体110の内側に設けられており、昇降板133の下面は、エアシリンダー132のロッド132aの先端に連結されている。
4本の連結柱134は、調整台本体110の天面111を貫通している。
これら4本の連結柱134のうちの1本の連結柱134は、中空状であり、検出面123aを上方に向けて容器載置板120に組み込まれた容器検出センサー123の下端部およびその下端部から延びて制御ユニット150に接続されるリード線が収容される。
<3.4.位置合わせ部材140>
位置合わせ部材140は、図5に示すように、円盤状の部材であり、ボルト等の固定部材Mによって調整台本体110の天面111に載置されて固定されている。
この位置合わせ部材140は、調理容器Pの基軸部Pdを収容する容器収容凹部141と、この容器収容凹部141の周囲を囲繞する凹状着座部142および凸状誘導部143とを有している。
容器収容凹部141は、平面視で円状であり、その直径は調理容器Pの基軸部Pdの直径d2より大きく、調理容器Pの挿入軸部Pcの直径d1より小さくなっている。
凹状着座部142と凸状誘導部143とは、図5に示すように、4つずつ設けられており、これらは交互に滑らかに連続して配置されている。
そして、この凹状着座部142および凸状誘導部143は、平面視において、容器収容凹部141を中心に回転対称に、すなわち、位置合わせ部材140の円周方向に設けられている。
換言すると、凹状着座部142の底部領域142aおよび凸状誘導部143の頂上領域143aは、位置合わせ部材140の円周方向に略45度間隔に設けられている。
凹状着座部142は、底部領域142aで調理容器Pの腕状受動部Peを収容する。
凸状誘導部143は、この凸状誘導部143の頂上領域143aから凹状着座部142と滑らかに連結する下り傾斜の誘導傾斜面143bを有している。
この4つの凸状誘導部143のうち、1つの凹状着座部142を間にして隣り合う2つの凸状誘導部143の頂上領域143aには、位置合わせ部材140の径方向に延びる回転軸143cで軸支されて円周方向に回転自在なローラー143dが配置されている。
このローラー143dは、ローラー143dの上部外周面が凸状誘導部143の頂上領域143aより上方に位置する状態で凸状誘導部143の頂上領域143aに設けた溝内に一部収容されている。
<3.5.制御ユニット150>
制御ユニット150は、容器検出センサー123による調理容器Pの検出結果に応じて、電磁弁131およびエアシリンダー132を制御して容器載置板120を昇降させる。
<4.調理容器Pの位置決め>
次に、図6A-図11Bに基づいて、調整台100による調理装置13に対する調理容器Pの位置決め動作について説明する。
<4.1.調理容器Pの自転周りの装着向きに対するズレ量が小さい場合>
まず、図6A-図10Bに基づいて調理容器Pの自転周りの装着向きに対するズレ量が小さい場合の調理容器Pの位置決めについて説明する。
図6Aは、調整台100に移送される調理容器Pと調整台100との位置関係を示す上面図であり、図6Bは、図6AのVIB方向から視た図であり、図7は、調理容器Pが調整台100の容器載置板120の上方まで到達した状態を示す図であり、図8Aは、調理容器Pが容器載置板120に載置された状態を示す図であり、図8Bは、図8AにおけるVIIIB-VIIIB線で矢視した断面図であり、図9Aは、調理容器Pを載置した容器載置板120が下降して調理容器Pの腕状受動部Peが位置合わせ部材140に当接した状態を示す図であり、図9Bは、調理容器Pの腕状受動部Peが位置合わせ部材140に当接した状態における調理容器Pの腕状受動部Peと位置合わせ部材140との位置関係を示す模式図であり、図10Aは、調理容器Pが自転軸周りの装着向きに位置決めされた状態を示す図であり、図10Bは、図10AにおけるXB-XB線で矢視した断面図である。
なお、ここでは洗浄装置による洗浄処理を完了した調理容器Pが調整台100に向けて移送される状態からの動作を説明する。
また、食材供給装置14から調理容器Pへの食材の供給は、調理容器Pが調整台100に載置されている間であれば、如何なるタイミングであってもよい。
洗浄装置によって洗浄された調理容器Pは、図6Aおよび図6Bに示すように、調理容器保持ユニット11にフランジ部Pbが保持された状態で調理容器移送ユニット12によって調整台100の容器載置板120の上方に向かって容器載置板120の基軸用開口部122側から移動する。
ここで、調整台100の容器載置板120は、調理容器Pの受け入れ位置となる最上位置HP1に位置している。
したがって、図6Bに示すように、調理容器Pの挿入軸部Pcは、容器載置板120より上方に位置している。
なお、調理容器Pの腕状受動部Peの上端は、腕状受動部Peが容器載置板120との干渉を避けるために、容器載置板120の基軸用開口部122近傍の薄肉部分の下面120eよりも下方に位置することが好ましい。
そして、図7に示すように、調理容器Pが容器載置板120の上方に到達する(すなわち、調理容器Pが搬送位置P2に位置する)と、調理容器Pの挿入軸部Pcが容器載置板120の挿入孔部121の直上に位置する。
その後、調理容器Pが容器載置板120に向けて下降し、図8Aに示すように、調理容器Pが容器載置板120に載置されると、調理容器保持ユニット11による調理容器Pの保持が解除される。
ここで、図8Bに示すように、調理容器Pの自転軸C1周りの調理装置13に対する装着向きがズレている場合、調理容器Pの腕状受動部Peは位置合わせ部材140の誘導傾斜面143bの上方に位置する。
調理容器Pが容器載置板120に載置されると、容器検出センサー123が調理容器Pを検出する。
そして、制御ユニット150が、エアシリンダー132を制御して容器載置板120を下降させる。
容器載置板120が図8Aの状態から図9Aの状態まで少し下降すると、図9Bに示すように、調理容器Pの腕状受動部Peが位置合わせ部材140の誘導傾斜面143bに当接する。
この状態から更に容器載置板120が下降すると、調理容器Pの腕状受動部Peは位置合わせ部材140から抗力を受けるが、容器載置板120の挿入孔部121の直径Dが調理容器Pの挿入軸部Pcの直径d1と略等しい共に調理容器Pが重量物であることから、調理容器Pの挿入軸部Pcが容器載置板120の挿入孔部121から受ける摩擦力は、調理容器Pの腕状受動部Peが位置合わせ部材140から受ける抗力より大きくなっている。
したがって、容器載置板120が下降しても、調理容器Pは抗力によって容器載置板120に対して浮き上がることなく誘導傾斜面142bに当接し、図9Bに示すように、調理容器Pの腕状受動部Peは誘導傾斜面142bを最も近い凹状着座部142に向けて下降し続ける。
そして、位置合わせ部材140の誘導傾斜面142bは平面視において扇形状に形成されていることから、調理容器Pは誘導傾斜面142bを下降し続けると共に自転軸C1回りに自転する。
その後、図10Aに示すように、容器載置板120が最下位置HP2まで下降すると、図10Bに示すように、調理容器Pの腕状受動部Peが凹状着座部142の底部領域142aに収容され、調理装置13に対する調理容器Pの位置決めが完了する。
調理容器Pが自転して調理装置13と係合する所定の係合向きに装着向きが合わせられると、まず、調理容器Pの基軸部Pdの下端が位置合わせ部材140よりも上方に位置するまで容器載置板120が上昇する。
この状態で調理容器Pが調理容器保持ユニット11によって保持されて、調理容器Pの挿入軸部Pcが容器載置板120の上面120cより上方に持ち上げられる。
そして、調理容器Pは、調理容器移送ユニット12により、容器載置板120の基軸用開口部122から離脱して麺供給装置からパスタ麺を受け取る搬送位置P3に向けて移動する。
<4.2.調理容器Pの自転周りの装着向きに対するズレ量が大きい場合>
次に、図11Aおよび図11Bに基づいて調理容器Pの自転周りの装着向きに対するズレ量が大きい場合の調理容器Pの位置決めについて説明する。
図11Aは、装着向きのズレ量が大きい状態において、調理容器Pを載置した容器載置板120が下降して調理容器Pの腕状受動部Peが位置合わせ部材140に当接した状態を示す図であり、図11Bは、装着向きのズレ量が大きい状態において、調理容器Pの腕状受動部Peが位置合わせ部材140に当接した状態における調理容器Pの腕状受動部Peと位置合わせ部材140との位置関係を示す模式図である。
図11Aおよび図11Bに示すように、調理容器Pの自転軸C1周りの装着向きに対するズレ量が大きく、調理容器Pの腕状受動部Peが凸状誘導部143の頂上領域143aに当接される程度にズレている場合、容器載置板120の下降によって一対の腕状受動部Peの少なくとも一方がローラー143d上と当接する。
このような場合であっても、調理容器Pの腕状受動部Peは、図11Bに示すように、容器載置板120のさらなる下降に伴い、ローラー143dの回転により凸状誘導部143の頂上領域143aに留まることなく、最寄りの凹状着座部142側の誘導傾斜面143b上に滑らかに誘導される。
<5.調整台100および自動調理設備10が奏する効果>
以上説明した自動調理設備10によれば、調理装置13に対する調理容器Pの向きを位置決め調整する調理容器用装着向き調整台である調整台100を備えていることにより、調理容器Pを調整台100から調理装置13に直接移送すれば、調理容器Pを調理装置13に係合させる際に複雑な機構や制御を必要とせずに調理容器Pを調理装置13に係合するため、調理装置13を簡便な構造とすることができる。
また、以上説明した調整台100によれば、調整台本体110の天面111に載置して調理装置13に対する調理容器Pの自転軸C1周りの装着向きを位置決めする位置合わせ部材140を備えていることにより、調理装置13に対する調理容器Pの装着向きが調理容器Pを載置した容器載置板120を下降させるだけで所定の装着向きに合わせられるため、調理装置13に対する調理容器Pの装着向きを容器載置板120を下降させるだけで簡単に一定の装着向きにすることができる。
また、位置合わせ部材140が、この位置合わせ部材140の円周方向に設けられて調理容器Pの腕状受動部Peを収容する4つの凹状着座部142と、この4つの凹状着座部142を滑らかに連結する凸状誘導部143と、この凸状誘導部143の頂上領域143aに配置された円周方向に回動自在なローラー143dとを有していることにより、調理容器Pの腕状受動部Peが位置合わせ部材140の凹状着座部142に収容されない向きで調理容器Pが容器載置板120に載置されていたとしても、容器載置板120を下降させて調理容器Pの腕状受動部Peを位置合わせ部材140に当接させた際に、調理容器Pの自重によって調理容器Pの腕状受動部Peが位置合わせ部材140の凹状着座部142に押しつけられるため、調理容器Pが位置合わせ部材140の凸状誘導部143に沿って自転し、調理装置13に対する調理容器Pの装着向きを所定の装着向きに簡便に定めることができる。
また、容器載置板120が、容器載置板120の中央に形成されて調理容器Pの挿入軸部PCを挿入する挿入孔部121と、この挿入孔部121から扇形状に拡開して調理容器Pの基軸部Pdを水平方向に引き出す基軸用開口部122とを有してC字状に形成され、この容器載置板120に形成した基軸用開口部122の開口最小幅Wが、調理容器Pに形成した挿入軸部Pcの直径d1より小さく調理容器Pに形成した基軸部Pdの直径d2より大きいことにより、調理容器Pの挿入軸部Pcを容器載置板120の挿入孔部121に挿入して調理容器Pを容器載置板120に載置した状態では調理容器Pが基軸用開口部122から抜けず、調理容器Pを容器載置板120に対して少し持ち上げて調理容器Pの基軸部Pdが容器載置板120の挿入孔部121に挿入された状態とすれば調理容器Pを基軸用開口部122から抜けるため、調理容器Pを少ない移動量で調整台100に対して着脱することができる。
<変形例>
以上、本発明の一実施例である調理容器用装着向き調整台および自動調理設備について説明したが、本発明の調理容器用装着向き調整台および自動調理設備は、上述した実施例の調理容器用装着向き調整台および自動調理設備に限定されるものではない。
例えば、上述した実施例では、容器載置板120の形状が基軸用開口部122を有したC字状であったが、容器載置板120の形状は調理容器Pを載置できれば、C字状に限定されるものではなく、例えば、円環状であってもよい。
例えば、上述した実施例では、ローラー143dが、1つの凹状着座部142を間にして隣り合う2つの凸状誘導部143の頂上領域143aに配置されていたが、ローラー143dを配置する凸状誘導部143は2つに限定されるものではなく、全ての凸状誘導部143の頂上領域143aに配置してもよいし、凸状誘導部143の頂上領域を滑りやすい形状、あるいは材質にして凸状誘導部143の頂上領域143aに腕状受動部Peが留まり難い構成にして、ローラー143dを設けなくてもよい。
例えば、上述した実施例では、容器載置板120は、エアシリンダー132により昇降自在となっていたが、容器載置板120を昇降させることができれば、如何なる昇降機構であってもよく、例えば、電動アクチュエーターを用いてもよい。
例えば、上述した実施例では、容器検出センサー123は近接センサーであったが、容器検出センサー123は容器載置板120上に載置された調理容器Pの有無を検出することができれば、カメラ等の撮像装置であってもよく、この場合は画像解析によって容器載置板120上に載置された調理容器Pの有無を検出するようにしてもよい。
例えば、上述した実施例では、台B上に調整台本体110を設けるもの例示したが、台Bの一部を調整台本体110とし、台Bの上面を天面111として用いてもよい。
例えば、上述した実施例では、調理容器Pを自転させながら調理する調理装置として調理装置13を用いていたが、サラダ等の調理に対応して調理容器Pに収容された食材を攪拌することを目的として調理容器Pを加熱せずに自転させるものを用いてもよい。
例えば、上述した実施例では、調理容器Pが調理容器保持ユニット11によって容器載置板120に載置されていたが、調理容器Pがオペレータによって容器載置板120に載置されてもよい。
10 ・・・ 自動調理設備
11 ・・・ 調理容器保持ユニット
12 ・・・ 調理容器移送ユニット
13 ・・・ 調理装置
14 ・・・ 食材供給装置
14a ・・・ 供給装置本体
14b ・・・ 脚

100 ・・・ 調整台(調理容器装着向き調整台)
110 ・・・ 調整台本体
111 ・・・ 天面
112 ・・・ 周側面
120 ・・・ 容器載置板
120a ・・・ 基軸用開口部近傍
120b ・・・ 外周縁面
120c ・・・ 上面
120d ・・・ 丸孔
120e ・・・ 下面
121 ・・・ 挿入孔部
122 ・・・ 基軸用開口部
122a、122b・・・ 開口内縁面
123 ・・・ 容器検出センサー
123a ・・・ 検出面
124 ・・・ 容器検出孔
130 ・・・ 載置板昇降機構
131 ・・・ 電磁弁
132 ・・・ エアシリンダー
132a ・・・ ロッド
133 ・・・ 昇降板
134 ・・・ 連結柱
140 ・・・ 位置合わせ部材
141 ・・・ 容器収容凹部
142 ・・・ 凹状着座部
142a ・・・ 底部領域
143 ・・・ 凸状誘導部
143a ・・・ 頂上領域
143b ・・・ 誘導傾斜面
143c ・・・ 回転軸
143d ・・・ ローラー
150 ・・・ 制御ユニット

P ・・・ 調理容器
Pa ・・・ 容器本体部
Paa ・・・ 食材収容空間
Pb ・・・ フランジ部
Pc ・・・ 挿入軸部
Pd ・・・ 基軸部
Pe ・・・ 腕状受動部

B ・・・ 台
M ・・・ 固定部材
C1 ・・・ 調理容器の自転軸

d1 ・・・ 挿入軸部の直径
d2 ・・・ 基軸部の直径
D ・・・ 挿入孔部の直径
W ・・・ 基軸用開口部の内側開口幅(開口最小幅)
HP1 ・・・ 最上位置
HP2 ・・・ 最下位置

Claims (5)

  1. 食材を収容自在に受け入れる有底円筒状の調理容器を着脱自在に保持して調理手順に応じて変位させる調理容器保持ユニットと、該調理容器保持ユニットを調理手順に応じて各種の搬送位置に移送する調理容器移送ユニットと、前記調理容器を着脱自在に保持して前記調理容器を自転させながら調理する調理装置とを備えた自動調理設備に用いられて、前記調理装置に対する前記調理容器の装着向きを位置決め調整する調理容器用装着向き調整台であって、
    前記調理容器移送ユニットに対向配置して前記調理容器を待ち受ける調整台本体と、
    該調整台本体の平坦な天面と離間対向して前記調理容器を自転自在に載置する環状の容器載置板と、
    該容器載置板を前記調整台本体の天面に対して昇降させる載置板昇降機構と、
    前記調整台本体の天面に載置して前記調理装置に対する前記調理容器の自転軸周りの装着向きを位置決めする位置合わせ部材とを備えていることを特徴とする調理容器用装着向き調整台。
  2. 前記調理容器が、該調理容器の底部中央に設けられて水平方向に突出する腕状受動部を有し、
    前記位置合わせ部材が、該位置合わせ部材の円周方向に設けられて前記調理容器の腕状受動部を収容する複数の凹状着座部と、該複数の凹状着座部を滑らかに連結する凸状誘導部と、該凸状誘導部の頂上領域に配置された前記円周方向に回動自在なローラーとを有していることを特徴とする請求項1に記載の調理容器用装着向き調整台。
  3. 前記調理容器が、該調理容器の底部中央から下方に向けて突設して前記容器載置板に挿入される挿入軸部と、該挿入軸部から延出する前記挿入軸部より小径の基軸部と、該基軸部から水平方向に突出する腕状受動部とを有し、
    前記容器載置板が、前記容器載置板の中央に形成されて前記調理容器の挿入軸部を挿入する挿入孔部と、該挿入孔部から扇形状に拡開して前記調理容器の基軸部を水平方向に引き出す基軸用開口部とを有してC字状に形成され、
    該容器載置板に形成した基軸用開口部の開口最小幅が、前記調理容器に形成した挿入軸部の直径より小さく前記調理容器に形成した基軸部の直径より大きいことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の調理容器用装着向き調整台。
  4. 前記容器載置板に形成した挿入孔部の直径が、前記調理容器に形成した挿入軸部の直径と略等しいことを特徴とする請求項3に記載の調理容器用装着向き調整台。
  5. 食材を収容自在に受け入れる有底円筒状の調理容器を着脱自在に保持して調理手順に応じて変位させる調理容器保持ユニットと、該調理容器保持ユニットを調理手順に応じて各種の搬送位置に移送する調理容器移送ユニットと、前記調理容器を着脱自在に保持して前記調理容器を自転させながら調理する調理装置とを備えて前記調理容器に収容された食材を調理する自動調理設備であって、
    前記調理装置に対する前記調理容器の向きを位置決め調整する請求項1乃至請求項4のいずれか1項に記載の調理容器用装着向き調整台を備えていることを特徴とする自動調理設備。
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