JP2023095885A - キャスタ式ボード型ビークル - Google Patents

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Abstract

【課題】キャスタ式ボード型ビークルを提供する。【解決手段】動力式ボード型ビークルは、支持面を有するデッキと、後輪組立体と、前輪組立体と、を有し得る。支持面は、前側部分と、後側部分と、前側部分を後側部分に接続する首部と、を有する。前側部分、後側部分及び首部は、一体的に形成され得る。後輪組立体は、動力式後輪を有し得る。前輪組立体は、第1軸回りに旋回し第2軸回りに回転するように構成された少なくとも1つの前輪を有し得る。【選択図】図1

Description

相互参照
本願は、米国特許法第119条の下で2017年4月18日出願の米国仮特許出願62/486,842号の優先権を主張しており、この米国仮特許出願の全体を参考として本明細書に組み込む。また、本米国出願と共に提出した出願データシートで米国外のまたは米国内の優先権主張を特定している出願は、これら全体を参考として本明細書に組み込まれる。
本開示は、動力式ボードのようなパーソナルモビリティビークルに関する。特に、本開示は、動力式後輪及び/または他の機能を有するパーソナルモビリティビークルに関する。
スケートボード、スクーター、自転車、カートなど多種のパーソナルモビリティビークルが存在している。ユーザは、このようなビークルに乗って様々な場所へ移動できる。
スケートボード、スクーター及び他のモータ駆動型ビークルの人気及び利用が増加しており、電気モータの重量は、特に通勤通学者にとって、ビークルの可搬性を制限し得る。また、大型の電気モータを使用することは、大型のバッテリを必要とし得、ビークルの重量をさらに増加させる。このため、小型のモータ及びバッテリを有する電動ビークルを提供して低コストで軽量かつ可搬性のある電動ビークルを可能とする必要性がある。新たなライディングエクスペリエンスまたは独自の機能性を提供し得る新規のかつ/または改善した設計への必要性も存在し得る。本明細書に記載したシステム、方法及びデバイスは、画期的な態様を有しており、これら態様のうちの単一の態様が欠かせないまたは単独でこれらの望ましい特質に関与するということはない。
いくつかの形態によれば、動力式ボード型ビークルは、デッキと、後側筐体部分と、後輪組立体と、少なくとも1つの前輪と、を有する。デッキは、ユーザを支持するように構成され得る。デッキは、前側部分、後側部分及び首部分を有する支持面を有し得る。首部分は、前側部分を後側部分に接続するように構成され得る。前側部分、後側部分及び首部分は、一体的に形成され得る。後側筐体部分は、後側部分に連結され得る。後輪組立体は、後側筐体部分によって支持され得る。後輪組立体は、少なくとも1つの後輪を有し得、少なくとも1つの前輪は、前側部分に接続されかつ表面上を転動するように構成されている。前輪は、第1軸回りに旋回しかつ第2軸回りに回転するように構成され得る。
いくつかの実施形態において、ビークルは、補助輪マウント及び補助輪を有する補助輪組立体を有する。いくつかの実施形態において、補助輪は、後輪組立体から間隔をあけており、後輪は、デッキの一側に隣接して位置付けられている。いくつかの実施形態において、補助輪は、補助輪マウントからデッキの支持面の後端部を越えて後方に延在する。いくつかの実施形態において、補助輪組立体は、少なくとも2つの補助輪を有する。いくつかの実施形態において、補助輪は、デッキが中立位置にあるときに、表面に接触しない。デッキは、デッキが表面とほぼ平行に位置付けられていると、中立位置にあり得る。いくつかの実施形態において、補助輪は、後輪の直径よりも小さい直径を有する。
いくつかの実施形態において、前輪は、中立位置において後輪とほぼ位置合わせされる。いくつかの実施形態において、デッキは、首部分回りに曲がるように構成されている。いくつかの実施形態において、ビークルは、後輪組立体に動力供給するように構成されたモータを有する。いくつかの実施形態において、後輪組立体は、モータからの動力を後輪組立体の後輪に伝達するように構成された後側駆動組立体を有する。いくつかの実施形態において、ビークルは、有線式または無線式の遠隔制御機器を有し、この遠隔制御機器は、動力式の後輪を制御する。いくつかの実施形態において、前輪は、前輪が中立位置にあるときに、所定角度で後方に延在する。いくつかの実施形態において、補助輪は、回転軸を有し、回転軸は、補助輪マウントの前側部分の後方に位置付けられている。
いくつかの実施形態によれば、動力式ボード型ビークルは、デッキと、後輪組立体と、を有し得る。デッキは、ユーザを支持し得る。デッキは、前側部分、後側部分、及び前側部分を後側部分に接続するように構成された首部分、を有する支持面を有し得る。後輪組立体は、少なくとも1つの後輪と、後輪駆動組立体と、を有し得る。
いくつかの実施形態において、ビークルは、後側部分に連結された後側筐体部分を有する。後側筐体部分は、後輪組立体を支持し得る。いくつかの実施形態において、後側筐体部分は、スロットを有し、後輪組立体は、このスロットを通過し、後側筐体部分によって支持される。いくつかの実施形態において、後輪組立体は、後輪を支持するように構成された後輪マウントをさらに備える。いくつかの実施形態において、後輪マウントは、第1側及び第2側を有する。
いくつかの実施形態において、後輪マウントの第1側は、U字状である。いくつかの実施形態において、後輪マウントの第1側は、デッキに対して下方に延在する第1部分と、第1部分から水平に延在する第2部分と、第2部分によって第1部分から間隔をあけ、第2部分に対して上方に延在する第3部分と、を有する。第3部分は、第1部分に対して上方に延在し得る。いくつかの実施形態において、第2側は、第1側に取り外し可能に連結されており、それにより、第2側は、第1側から離間するようにスロット内で平行移動し得、後輪を取り外すことを可能とする。
本開示の前述した特徴及び他の特徴は、添付の図面を併用して、前述した説明及び添付の特許請求の範囲からより完全に明らかになる。これら図面が本開示に従ったいくつかの形態のみを示しておりかつ本開示の範囲を限定しないと考えられることを理解して、添付の図面を使用しながら、本開示をさらに具体的にかつ詳細に説明する。
動力式ボード型ビークルを示す頂部斜視図である。 図1の動力式ボード型ビークルを示す底部斜視図である。 図1の動力式ボード型ビークルを示す頂面図である。 図1の動力式ボード型ビークルを示す底面図である。 図1の動力式ボード型ビークルを示す第1側面図である。 図1の動力式ボード型ビークルを示す第2側面図である。 図1の動力式ボード型ビークルを示す前面図である。 図1の動力式ボード型ビークルを示す後面図である。 図1の動力式ボード型ビークルにおける一実施形態にかかる首部分を示す分解横断面斜視図である。 図9Aの首部分を示す横断面側面図である。 図1の動力式ボード型ビークルの別の実施形態にかかる首部分を示す斜視図である。 図10Aの首部分を示す横断面側面図である。 図1の動力式ボード型ビークルにおけるデッキの頂部分を示す側面図である。 図1の動力式ボード型ビークルにおけるデッキの頂部分を示す底面図である。 図1の動力式ボード型ビークルにおけるデッキの頂部分を示す頂面図である。 図1の動力式ボード型ビークルにおける一実施形態にかかる後輪を示す分解図である。 図1の動力式ボード型ビークルにおける第1位置にある後側部分を示す底部斜視図である。 図13Aの動力式ボード型ビークルにおけるギアボックスを示す拡大図である。 図1の動力式ボード型ビークルにおける第2位置にある後側部分を示す底部斜視図である。 図14Aの動力式ボード型ビークルにおけるギアボックスを示す拡大図である。
組立および製造の実施形態にかかるシステム、構成部材及び方法を添付の図面を参照しながら説明し、同様の参照符号は、終始、同様のまたは類似の素子を示す。いくつかの実施形態、実施例及び図面を以下で説明し得るが、当業者が理解することは、本明細書で説明する発明が具体的に開示された実施形態、実施例及び図面を越えて及び、本発明の他の使用並びに本発明の明らかな改変及び均等物を含み得ること、である。本明細書で提示される説明で使用される用語は、本発明の特定の具体的な実施形態における詳細な説明と合わせて使用されているだけなので、限定的なかつ制限的な態様で解釈されることを意図していない。また、本発明の実施形態は、いくつかの新規な特徴を備え得、単一の特徴は、その望ましい特質に単独では関与せず、本明細書で説明する発明を実施するのに必須ではない。
概要
様々な実施形態にかかる動力式車輪付ボード型ビークルを開示する。以下でより詳細に説明するように、ビークルは、とりわけ、1以上の動力式後輪と、他の車輪に対して1以上の旋回可能な(例えば、キャスタ式の)前輪と、を有し得る。従来、この組み合わせは、本質的に不安定で、乗りにくく、かつ/または、制御が難しいビークルを表すと考えられていた。この組合せは、主に、デッキを捩じったり曲げたりすることができるように構成されたビークル(例えば、スケートボード)で使用すると特に問題であると考えられていた。
さらに、動力式後輪を追加することは、旋回可能な前輪を必要とする可能性をなくすと考えられていた。いくつかのビークルは、旋回可能な前輪及び後輪と、捩じったり曲げたりするように構成され、ユーザが推進力を作りだすことを可能とし得るデッキと、を備える。しかし、動力式後輪を追加して推進力を提供するので、旋回可能な前輪は、主として、不必要であると考えられていた。したがって、旋回可能な前輪は、固定式の(例えば、旋回不能な)車輪に置換されており、これにより、コストを下げて安定性を増加させるなどしている。
また、従来から考えられていることは、特定のビークルの前側に動力式車輪を位置付けることがビークルの後側に動力式車輪を配置するよりも好ましいこと、である。例えば、ビークルの後側に動力式車輪を設けることは、動力式車輪を前側に設けることと比較して制御性を低減すると考えられていた。
それにもかかわらず、本明細書で説明する特定の実施形態は、ビークルが動力式後輪と1以上の旋回可能な前輪とを有し得ることを示している。上述した懸念及び他の懸念にもかかわらず、このようなビークルは、十分に制御可能であり得かつ安定し得、面白いライディングエクスペリエンスを提供する。
デッキ
図1から図8は、一実施形態にかかる動力式車輪付ボード型ビークル100を示す。ビークル100は、デッキ102と、前輪組立体120と、後輪組立体130と、を有し得る。
デッキ102は、任意の適切なサイズ、形状または配置からなり得る。図1から図8に示すように、デッキ102は、第1のすなわち前側部分110及び第2のすなわち後側部分112を有し得る。前側部分110は、前輪組立体120と接続され得、後側部分112は、後輪組立体130と接続され得る。
前側部分110は、首部分114によって後側部分112に連結され得る。いくつかの実施形態において、首部分114は、前側部分110を後側部分112に強固に連結する。いくつかの実施形態において、首部分114は、前側部分110を後側部分に曲がることを可能として連結する。
いくつかの実施形態において、首部分114は、前側及び後側部分110、112よりも横方向で狭くなり得る。様々な実施形態において、首部分114は、前側部分110及び/または後側部分112よりも横方向で薄い。例えば、首部分114の最大横方向幅に対する前側部分110の最大横方向幅の比率は、とりわけ1.5:1、2:1、3:1、4:1またはより大きい比率であり得る。いくつかの実施形態において、首部分114の最大横方向幅に対する後側部分112の最大横方向幅の比率は、とりわけ1.5:1、2:1、3:1、4:1またはより大きい比率であり得る。首部分114を有する構成のいくつかの例を図1から図14B並びに米国特許第7,338,056号明細書、米国特許第7,600,768号明細書及び米国特許第7,766,351,号明細書に示しており、これら米国特許を参考としてそれらすべてを本明細書に組み込む。
いくつかの構成において、横方向軸Aは、首部分114の中点においてデッキ102を二等分する。いくつかの実施形態において、横方向軸Aは、デッキ102の長手方向軸Lに垂直である。いくつかの実施形態において、後側部分112は、前側部分110の形状及び/またはサイズとほぼ同じまたは同様である形状及び/またはサイズを有する。いくつかの実施形態において、後側部分112は、前側部分110よりも大きい。例えば、後側部分112は、前側部分110の長さよりも大きい長さを有し得る。特定のこのような構成は、ユーザがデッキ102で支持されている間にユーザにより大きな安定性を提供し得る。いくつかの実施形態において、このような構成は、より容易な操縦制御をユーザに提供し得る、かつ/または、ユーザがビークル100をより容易に傾けたり捩じったりすることを可能とする。
いくつかの実施形態において、前側部分110は、前端部111を有し、後側部分112は、後端部113を有する。後端部113は、前端部111よりも幅広であり得る。いくつかの実施形態において、前端部111及び/または後端部113は、ほぼ凹状をなしている。例えば、前端部111及び/または後端部113の中間部分は、デッキ102の横方向中心(例えば、長手方向軸L上の部分)に向けて内側に湾曲し得る。いくつかの実施形態において、前端部111及び/または後端部113は、ほぼ直線状である。いくつかの実施形態において、前側部分110及び/または後側部分112のうち首部分114と接続する部分は、前端部111及び/または後端部113よりも短い横方向幅を有する。
いくつかの実施形態において、後側部分112は、首部分114よりも後側部分112の後端部113に近接して、幅広の最大横方向幅を有する。いくつかのこのような構成は、後輪組立体への及び/またはユーザへの強化した支持を提供し得る。いくつかのこのような構成は、ユーザへより良好な安定性を提供し得る、かつ/または、使用時にユーザの足を安定させるための幅広のプラットフォームを提供し得る。
いくつかの実施形態において、首部分114は、十分に硬質である。例えば、首部分114は、前側部分110に対する後側部分112の、かつ/または、後側部分112に対する前側部分110の、回転を制限し得る。いくつかの実施形態において、首部分114は、前側及び/または後側部分110、112に対してデッキ102を曲げる、捩じるかつ/または傾けることを可能とし得る。様々な実施形態において、デッキ102は、ユーザの体重がデッキ102の横方向で移動することなどに起因して、ユーザの少なくとも片足からの圧力に応じて曲がり得る、捩じり得るかつ/または傾き得る。この結果、前側部分110は、デッキ102の長手方向軸回りに交互の方向で後側部分112に対して捩じれるかつ/または回転する。デッキ102が曲げることまたは捩れることは、ビークル100を操縦する、制御するかつ/または進ませるために使用され得る。この機能のさらなる説明は、米国特許第7,338,056号明細書、米国特許第7,600,768号明細書及び米国特許第7,766,351号明細書において少なくとも見られ得、これら米国特許を参考としてそれらすべてを本明細書に組み込む。
前輪組立体
図1から図8は、前輪組立体120と接続されたデッキ102を有する動力式車輪付ボード型ビークル100を示す。前輪組立体120は、少なくとも1つの前輪124を有し得る。前輪124は、キャスタ組立体126に旋回可能に接続され得る。例えば、前輪124は、キャスタ車輪であり得る。キャスタ組立体126は、前輪組立体マウント122に連結され得る、かつ/または、キャスタ組立体には、前輪組立体マウントが形成され得る。キャスタ組立体126は、前輪124が第1軸回りに旋回しかつ第2軸(例えば第1軸にほぼ垂直である)回りに回転することを可能とし得る。
いくつかの実施形態において、前輪124は、(例えば、前輪124が直線状、すなわち中立位置にあるときに)ビークル100の長手方向軸にほぼ沿って位置付けられ得る。いくつかの実施形態において、前輪組立体120は、前輪124を中立位置に向けて付勢するバネのような付勢部材を有する。
いくつかの実施形態において、前輪124は、首部分114よりも前側部分110の前端部に近接して位置付けられ得る。いくつかの実施形態において、前輪124は、前側部分110のほぼ中心に位置付けられ得る。いくつかの実施形態において、前輪組立体マウント122は、首部分114よりも前側部分110の前端部に近接して位置付けられており、前輪124は、前側部分のほぼ中心に位置付けられている。前輪組立体マウント122は、傾けられ得る。例えば、マウント122のうち前側部分110の前端部111に近接して位置付けられた部分は、ビークル100がほぼ直立しているときに首部分114に近接している前輪組立体マウント122の位置よりも転動面に近接して位置付けられ得る。
いくつかの実施形態において、前輪124は、角度付けされ得る。例えば、前輪124は、所定角度で前輪組立体マウント122から離間するように延在し得る。いくつかの実施形態において、前輪124が中立位置にあると、前輪124は、(例えば、後側部分112の前端部111から離間するように)後側部分112の後端部113に向けて角度付けされ得る。いくつかの実施形態において、前輪124の少なくとも一部は、前輪124が中立位置にあると、前輪組立体マウント122の後方へ延在する。いくつかの実施形態において、前輪124の車軸及び/または第2軸は、前輪124が中立位置にあると、前輪組立体マウント122の後方に位置付けられている。
図1から図8は、補助輪組立体180を有する一実施形態にかかるビークルを示す。補助輪組立体180は、少なくとも1つの補助輪182と、補助輪マウント184と、を有し得る。図示した実施形態に示すように、補助輪組立体180は、1以上の補助輪(例えば、少なくとも2つの補助輪182)を有し得る。いくつかの実施形態は、1以上の(例えば、少なくとも2つの)補助輪マウント184を有する。いくつかの実施形態において、補助輪182は、キャスタ車輪である。いくつかの実施形態において、補助輪182は、車輪182が地面に触れてビークルが動く準備を整えると、回転し始める。いくつかの実施形態において、補助輪182は、車輪182が地面に触れる前に回転し始め得る。例えば、いくつかの実施形態において、補助輪182は、モータ152などによって動力供給される。
補助輪組立体
補助輪マウント184は、後側筐体部分132に連結され得る。いくつかの実施形態において、補助輪マウント184は、後側筐体部分132と一体的に形成されている。図示のように、補助輪マウント184は、後輪組立体130の少なくとも一部の後側に位置付けられ得る。いくつかの実施形態において、補助輪マウント184は、後側筐体部分132の後側部分に沿って互いに横方向に間隔をあけ得る。いくつかの実施形態において、補助輪マウント184は、後側筐体部分132の側面に横方向で隣接して位置付けられ得る。いくつかの実施形態において、補助輪マウント184は、後側筐体部分132から後方に延在する。いくつかの実施形態において、補助輪マウント184の少なくとも一部及び/または補助輪182は、デッキ102の後側面を越えて後方に延在する。いくつかの実施形態において、補助輪182及び/または補助輪マウント184の最後方部分は、デッキ102の後端部にほぼ位置合わせされている。
いくつかの実施形態において、補助輪組立体180は、角度付けされ得る。例えば、補助輪182の少なくとも一部は、補助輪マウント184の前端部の後方に位置付けられ得る。いくつかの実施形態において、補助輪182の回転軸は、補助輪マウント184の前端部の後方に位置付けられている。いくつかの実施形態において、補助輪182の回転軸は、モータ152の下方に位置付けられ得る。いくつかの実施形態において、補助輪182の回転軸は、ビークルの長手方向軸Lに平行な軸に沿う後輪134の回転軸にほぼ位置合わせされている。いくつかの実施形態において、補助輪182は、補助輪組立体マウント184から離間するように所定角度で延在している。いくつかの実施形態において、補助輪182の少なくとも一部は、後輪組立体130の後方に位置付けられている。例えば、補助輪182の少なくとも一部は、モータ152の後方に位置付けられ得る。
いくつかの実施形態において、補助輪182の少なくとも一部は、デッキ102の角度付きの後側部分の下方に位置付けられている。いくつかの実施形態において、補助輪182の少なくとも一部は、デッキ102のうちほぼ直線状の部分とデッキ102の角度付きの後側部分との下方に位置付けられている。いくつかの実施形態において、補助輪182の少なくとも一部は、デッキ102のほぼ直線状の部分の下方に全体として位置付けられている。
いくつかの構成において、補助輪182及び後輪134は、異なる直径を有し得る。例えば、後輪134は、補助輪182の直径の少なくとも2倍の直径を有し得る。いくつかの実施形態において、後輪134は、補助輪182の直径の少なくとも3倍、4倍、もしくは5倍またはそれ以上の直径を有する。
補助輪マウント184は、補助輪182に回転可能に連結し得る。いくつかの実施形態において、補助輪マウント184は、分岐した形状であり、それにより、マウント184は、補助輪182の横方向側面の少なくとも一部に沿って延在する。マウント184は、補助輪軸186回りに回転することを可能とするように構成され得る。いくつかの実施形態において、補助輪マウント184は、補助輪軸186を横切る軸回りに回転することを抑制するまたは防止するように構成されている。いくつかの実施形態において、補助輪182は、補助輪車軸188によって補助輪マウント184に連結されている。補助輪車軸188は、補助輪182と補助マウント184の少なくとも一部とを通過し得る。
いくつかの実施形態において、補助輪182は、追加の安定性をデッキ102の後側部分112に提供し得る。これは、ユーザにより容易な操縦制御を有利に提供し得る、かつ/または、ユーザがより容易に傾けたり捩ったりすることを可能とし得る。例えば、図7及び図8に示すように、補助輪182は、後輪134よりも短い距離だけ後側筐体部分132から下方に延在し得る。このような構成において、使用時に後輪134が地面に触れたときに、補助輪182のうちの一方または双方は、地面に触れないことがある。いくつかの実施形態において、補助輪182のうちの一方または双方は、ユーザが前側部分を後側部分に対して傾けるかつ/または捩ると、地面に触れる。いくつかの実施形態において、補助輪182のうちの一方または双方は、ユーザがビークル100の向きを変えると地面に触れる。このため、補助輪182は、使用時に、落下することを防止することを補助し得る、かつ/または、ビークル100がほぼ直立位置で維持することを補助し得る。いくつかの実施形態において、補助輪182は、ビークルの後方へ及び/またはビークルのいずれかの側部の側方へなど、ユーザがビークル100から落下することを抑制することを補助し得る。いくつかの実施形態において、補助輪182は、例えば発進中及び/または減速中において、ビークルのうち前方から後方への傾斜量を制限し得る。いくつかの実施形態において、補助輪182は、様々なトリック及び/またはビークルを載るスタイルを可能とし得る。
首部分
図9A及び図9Bは、一実施形態にかかる首部分114を示す。首部分114は、頂部分116及び底部分118を有し得る。頂部分116は、前側部分110及び/または後側部分112と一体的に形成され得る。頂部分116は、とりわけ、ほぼ丸い、半円状の、三角形状の、正方形状のかつ/または長方形状の形状である横断面形状を有し得る。いくつかの実施形態において、頂部分116は、例えば長手方向軸Lにある部分など、デッキ102の頂面の上方で上方に延在し得る。
底部分118は、首部分114の頂部分116に接続し得る。いくつかの実施形態において、底部分118は、とりわけスナップ嵌合配置、クリップ及び/または接着剤など固定機構によって頂部分116に連結し得る。いくつかの実施形態において、底部分118は、頂部分116に取り外し可能に連結されている。いくつかの実施形態において、底部分118は、頂部分116に固定されている、かつ/または、頂部分116と一体的に形成されている。
底部分118は、とりわけ、ほぼ丸い、半円状の、三角形状の、正方形状のかつ/または長方形状の形状である横断面形状を有し得る。いくつかの実施形態において、頂部分116及び底部分118を含む首部分114は、とりわけ、ほぼ筒状などの形状を有する。
いくつかの実施形態において、底部分118は、頂部分116に係合し得、内部空間を囲む筐体を形成する。図示のように、首部分114は、バネ142などの付勢部材を有し得る。バネ142は、首部分114の内部空間に位置付けられ得る。いくつかの実施形態において、バネ142は、首部分114の内部空間にあるバネスロット142a内に位置付けられている。例えば、バネスロット142aは、首部分114(例えば、底部分)の内面から首部分114の内部の中心に向けて延在する突起内に形成され得る。いくつかの実施形態において、バネスロット142aは、バネ142を首部分114内に保持し得る。いくつかの実施形態において、バネ142は、首部分114への支持を提供し得る。いくつかの実施形態において、バネ142は、前側部分110が後側部分112に対して曲がる、傾くかつ/または捩れることを可能とする。バネ142は、長手方向軸回りに捩れている間などに、首部分114を付勢するように構成され得る。バネ142は、様々なタイプのバネを有し得る。いくつかの実施形態において、バネ142は、首部分114の長さに沿って長手方向に延在するプレートを備える。いくつかの実施形態において、バネ142は、捩じりバネを備える。
図示のように、いくつかの実施形態において、バネ142は、首部分114の内部にあるスロット144内に位置付けられ得る。図示のように、頂部分116は、少なくとも1つの案内体146を有し得る。頂部分116は、2以上の案内体146を有し得る。案内体146は、頂部分116から首部分114の内部空間に向けて内方へ延在し得る。いくつかの実施形態において、案内体146は、ビークル100の長手方向軸に対してほぼ垂直である。案内体146は、バネ142をビークル100の長手方向軸にほぼ沿って首部分114内に保持することを補助し得る。
図10A及び図10Bは、一実施形態にかかる首部分114を示す。図示のように、首部分114は、首部分114の内部空間に位置付けられた2以上のバネ142を有し得る。いくつかの実施形態において、首部分114は、3つ、4つ、5つもしくは6つまたはそれ以上のバネ142を有する。図示した実施形態において図示されているように、バネ142は、頂部分116の案内体146と首部分114の外側壁との間に形成されたスロットに位置付けられ得る。単一のバネではなく複数のバネにより、バネ及び/または首部分114の寸法を低減し得る。
支持面
デッキ102は、支持面104を有し得る。図11Aから図11Cは、一実施形態にかかる支持面104を示す。支持面104は、ユーザの少なくとも片足を支持するように構成され得る。いくつかの実施形態において、支持面104は、前後配置及び隣り合った配置の一方または双方など、ユーザの両足に適合するように構成され得る。
いくつかの実施形態において、支持面104は、グリップ部分106を有する。グリップ部分106は、複数のグリップ体107を有し得る。複数のグリップ体197は、ユーザの足を支持面104に安定させることを補助し得る。いくつかの実施形態において、複数のグリップ体107は、支持面104に沿ってユーザの足がスライド移動することを防止するかつ/または制限することを補助し得る。このような構成は、使用時に滑るかつ/またはビークル100から転落することを制限することを補助し得る。
いくつかの実施形態において、支持面104は、複数のライト108を有し得る。複数のライト(例えば、LED)は、点灯し得る。ライト108は、前輪及び/または後輪が回り始めると点灯するように構成され得る。ライトの特徴は、車輪の速度及び/または方向の関数として変更し得る。例えば、いくつかの実施形態において、ライト108は、前輪及び/または後輪が速く回るほど明るくなり得る。いくつかの実施形態において、ライト108は、ビークル100を使用前、使用中、及び/または、使用後に点灯し得るまたは消灯し得る。
いくつかの実施形態において、支持面104は、単一体を形成し得る。上述のように、デッキ102は、前側部分110、後側部分112及び首部分114を有し得る。いくつかの実施形態において、支持面104は、前側部分110a、後側部分112a及び首部分114aを有し得る。支持面104の前側部分110a、後側部分112a及び/または首部分114aは、前側部分110、後側部分112及び首部分114と同じまたは類似であり得、多くの同じ機能を有し得る。図示のように、前側部分110a及び後側部分112aは、間隔をあけて得る、かつ/または、首部分114aによって接続され得る。
いくつかの実施形態において、支持面104は、前輪組立体マウント122を有し得る。前輪組立体マウント122は、前側部分110aの底面に一体的に形成され得る、または、前側部分の底面に連結され得る。前輪組立体マウント122は、以下で詳述するように、前輪組立体120を支持するように構成され得る。いくつかの実施形態において、前側部分110aの底面は、複数のリブまたはフィン123を有し得る。いくつかの実施形態において、リブ123は、構造的支持を提供し得る、剛性を増加させ得る、気流を増加させ得る、ビークル100の速度を増加させ得る、かつ/または、使用時のモータの効率を増加させ得る。
いくつかの実施形態において、首部分114aは、首部分114の頂部分116を形成し得る。首部分114aの底面は、上述のように、底部分118を受けるように構成され得る。
いくつかの実施形態において、後側部分112aは、底面を有し得る。後側部分112aの底面は、ほぼ平坦であり得る。いくつかの実施形態において、後側部分112aの底面は、凸状または凹状になど、湾曲している。後側部分112aの底面は、後側筐体部分132を受けるように構成され得る。後側筐体部分132は、後側部分112aに取り外し可能に連結され得る。いくつかの実施形態において、後側部分112aの底面は、淵部を有する。淵部は、後側筐体部分132の外縁に係合し得る。いくつかの実施形態において、後側筐体部分132は、後側部分112aに恒久的に固定されている。いくつかの実施形態において、後輪組立体130は、後側部分112aの底面に直接には連結されていない。いくつかの実施形態において、後側筐体部分132は、以下で詳述するように、後輪組立体130を支持し得る。
いくつかの実施形態において、後側筐体部分132は、複数の凹所164を有し得る。いくつかの実施形態において、凹所164は、後側筐体部分132とデッキ102の支持面104との間の気流を増加させ得る。いくつかの実施形態において、凹所164は、後側筐体部分132と支持面104の後側部分112aとの間に形成された内部空間に少なくとも部分的に位置付けられている他の構成部材があるが、コントローラ、バッテリ、後側駆動組立体のうちの少なくとも1以上にアクセスすることを可能とし得る。
後輪組立体
上述のように、動力式ボード型ビークル100は、後輪組立体130に接続されたデッキ102を有し得る。図12に示すように、後輪組立体130は、後側部分112に接続され得る。後側部分112は、後側筐体部分132を有し得る。上述のように、後側筐体部分132は、図12に示すように、後輪組立体130を支持し得る。後輪組立体130は、後輪134及び後輪マウント136を有し得る。
いくつかの実施形態において、後輪134は、後述するように、電気モータなどによって、動力駆動されている。後輪134は、デッキ102に対する方向付けが固定され得る。いくつかの変形例において、後輪134の方向付けは、デッキ102に対して移動可能である。後輪134は、(例えば、前輪124が直線位置、すなわち中立位置にあるときに)ビークル100の長手方向軸とほぼ位置合わせされ得る、かつ/または、ビークルの長手方向軸に位置付けられ得る。いくつかの構成において、前輪124及び後輪134は、異なる直径を有し得る。例えば、後輪134は、前輪124の直径の少なくとも2倍の直径を有し得る。いくつかの実施形態において、前輪124及び後輪134は、ほぼ同じまたは類似の直径を有し得る。
いくつかの実施形態において、後輪組立体130は、後側駆動組立体150を有し得る。後側駆動組立体150は、モータ152を有し得る。いくつかの実施形態において、モータ152は、ほぼシリンダ状のケース153のような保護外殻内に収容され得る。ケース153は、1以上の開口部を有し得、それにより、冷却のために環境からモータ152への気流を可能とする。いくつかの実施形態において、モータ152は、米国特許出願第2015/0133253号明細書で説明されているモータと同様のハブモータであり得、この米国特許出願公開は、そのすべてを参考として本明細書に組み込まれる。特定の実施形態において、モータ152は、電気モータ駆動式の玩具で使用されるモータのような、小型の玩具モータであり得る。
モータ152は、後輪134を駆動し得る。特定の実施形態において、モータ152からのトルクは、歯車組または歯車組立体154のような伝動装置を介して後輪134に伝達される。いくつかの実施形態において、歯車組立体154は、歯車組立体筐体156内に収容され得る。図示のように、歯車組立体筐体156は、複数の凹所162を有し得る。凹所162それぞれは、歯車組立体154の対応する歯車160を受けるかつ/または収容するように形付けられ得る。いくつかの実施形態において、歯車組立体筐体156は、段付構造を有し得る。例えば、歯車組立体筐体156は、歯車組立体154内の対応する歯車160の場所に基づいた様々な横方向位置に位置する凹所162を有し得る。いくつかの実施形態において、図示のように、歯車組立体筐体156の段付凹所は、互いに横方向でずらした(例えば、同一平面ではない)各別の外面を有し得る。
いくつかの実施形態において、歯車組立体筐体156は、第1部分を有し得、この第1部分は、歯車160に位置付けられるように、かつ/または、歯車を少なくとも部分的に囲むように、構成されている。いくつかの実施形態において、歯車組立体筐体156は、第2部分を有し得、この第2部分は、第1部分とは反対側に位置付けられるように構成されている。第2部分は、例えば機械締結具及び/またはスナップ嵌合構造によって、第1部分に係合し得、歯車組立体筐体156を形成し、歯車組立体154を位置付ける内部空間を画成する。いくつかの実施形態において、第2部分は、歯車組立体154の歯車160のうちの少なくとも一部を囲む。いくつかの実施形態において、第2部分は、第1部分から取り外し可能であり、歯車組立体154へのアクセスを可能とする。
いくつかの実施形態において、歯車組立体筐体156及びケース153は、単一のかつ/または一体化したユニットを形成する。他の実施形態において、シリンダ状ケース153は、歯車組立体筐体156から離間している。
図12の後側駆動組立体150の分解図に示すように、歯車組立体154は、複数の歯車160(例えば、ウォームギア、平歯車など)を有し得る。歯車160は、モータ152によって生成されたトルクを後輪134に動力供給するために使用されるトルクに変換するために称され得る。いくつかの実施形態において、歯車組立体154は、1つ、2つ、3つ、4つ、5つ、6つ、7つ、8つ、もしくは9つ、またはそれ以上の歯車160を有する。一連の歯車160を介してモータ152のトルクを変更し得(例えば、増減し得)、後輪車軸155を介して後輪を駆動する。
いくつかの実施形態において、モータ152は、駆動シャフトのようなモータシャフト158を駆動する。いくつかの実施形態において、歯車組立体154の歯車160aは、シャフト158に取り付けられており、歯車組立体154の歯車160eは、後輪車軸155に取り付けられている。歯車160a、160eは、歯車160b、160c、160dのような中間歯車を介して動作可能に接続され得る。一連の歯車160a~160eを介してモータ152のトルクを調整し得、後輪車軸155を介して後輪を駆動する。
図8に戻って参照すると、ビークル100の後面図が示されている。図示のように、歯車組立体154は、ビークル100の長手方向軸からずらして位置付けられ得る。例えば、歯車160のうちのすべてまたは一部は、ビークル100の長手方向軸の第1側に位置付けられ得る。いくつかの実施形態において、歯車160のうちのすべてまたは一部は、後輪134の第1側に位置付けられ得る。図示のように、いくつかの実施形態において、モータ152は、後輪134の後側に位置付けられ得る。いくつかの実施形態において、モータ152の中心は、ビークル100の長手方向軸にほぼ位置合わせされ得る。いくつかの実施形態において、モータ152は、ビークル100の長手方向にほぼ垂直に位置付けられ得る。いくつかの実施形態において、モータ152は、補助輪182及び/または補助輪マウント184のような補助輪組立体180の少なくとも一部間に延在し得る。いくつかの実施形態において、モータは、図12に示すように、後側筐体部分132にあるモータスロット163aを通過するように構成され得る。
再び図12を参照すると、いくつかの実施形態において、後側駆動組立体は、複数の歯車シャフト159を有する。歯車シャフト159は、歯車160を通過して歯車と回転可能に連結され得る。歯車シャフト159は、後輪マウント136の第1側筐体166から第2側筐体167まで延在し得る。後輪車軸155は、第1側筐体166から第2側筐体167まで延在し得る。いくつかの実施形態において、後輪車軸155は、第1側筐体166及び/または第2側筐体167に連結されている。いくつかの実施形態において、後輪車軸155は、第1端部において第1側筐体166に固定されている。いくつかの実施形態において、後輪車軸155は、第2側筐体167に取り外し可能に連結されている。
図13Aから図14Bに示すように、第1側筐体166は、第1側において歯車組立体筐体156に連結され得る。いくつかの実施形態において、第1側筐体166は、後輪車軸155に連結され得る。いくつかの実施形態において、第1側筐体166は、ほぼU字状である。いくつかの実施形態において、第1側筐体166は、ほぼL字状である。図示のように、第1側筐体166は、第1部分166a、第2部分166b及び/または第3部分166cを有し得る。いくつかの実施形態において、第1部分166aは、デッキ102に対して下方に延在し得る。いくつかの実施形態において、第1部分166aは、後輪車軸155にほぼ垂直である。いくつかの実施形態において、第1部分166aは、組み立てると、後輪組立体筐体の第1側から後輪134の外径を越えて延在している。いくつかの実施形態において、第2部分166bは、第1部分166aの第1側から延在する。第2部分166bは、第1部分166aと一体的に形成され得る。いくつかの実施形態において、第2部分166bは、第1部分166aに対してほぼ水平に延在する。例えば、いくつかの実施形態において、第2部分166bは、約90°の角度で、第1部分166aから延在する。いくつかの実施形態において、第2部分166bは、デッキ102の頂面にほぼ平行である。第2部分は、後輪134の一側に位置付けられている第1部分166aから後輪134の他側を越えて延在し得る。
いくつかの実施形態において、第3部分166cは、第2部分166bから延在する。第3部分166cは、第2部分166bから約90°の角度で延在し得る。いくつかの実施形態において、第3部分166cは、60°、70°もしくは80°またはそれ以上のような別の角度で、第2部分166bから延在する。いくつかの実施形態において、第3部分166cは、第1部分166aとほぼ平行である。例えば、第3部分166cは、ビークル100の長手方向軸にほぼ垂直であり得る。図示のように、第3部分166cは、第1部分166aの長さよりも短い長さだけ、第2部分166bから上方に延在し得る。いくつかの実施形態において、第3部分166cは、後輪134の外周の直下にある垂直位置まで上方に延在する。いくつかの実施形態において、第3部分166cは、デッキ102に向けて上方に延在しており、それにより、第3部分166cの少なくとも一部は、後輪134の少なくとも一部を越えて上方に延在する。
第2側筐体167は、第1側筐体166の少なくとも一部に取り外し可能に連結され得、後輪134を囲む。図示のように、第2側筐体167の少なくとも一部は、第1側筐体166のうち少なくとも第3部分166cに連結し得る。いくつかの実施形態において、第2側筐体167は、第3部分166c上をスライドするためにスロットを有し得る。いくつかの実施形態において、第2側筐体167は、スナップ嵌合構造、機械締結具または他の連結機構によって、第3部分166cに係合し得る。いくつかの実施形態において、第2側筐体167は、後輪車軸155の少なくとも一部を受けるように構成された穴部を有し得る。
後側筐体部分132は、スロット163を有し得る。スロット163は、後輪組立体130の少なくとも一部を受け得る。いくつかの実施形態において、後輪組立体130は、スロット163を通してデッキに安定化され得、それにより、後輪組立体の少なくとも一部は、スロット163を通って延在する。
図13A及び図13Bは、中立位置のような第1位置にある一実施形態にかかる後輪組立体130を示す。図示のように、第1側筐体166は、スロット163の第1側に隣接して位置付けられ得る。いくつかの実施形態において、第1側筐体166は、スロット163の第1側に固定され得る。いくつかの実施形態において、第1側筐体166は、第1位置にあるままとなるように構成され得る。第1位置において、図示のように、第2側筐体167は、第1側筐体166に連結され得る。いくつかの実施形態において、第1位置において、シャフト159及び/または車軸155は、第2側筐体167にある穴部内に受けられている。第1側筐体166は、スロット163の第2側からずらして位置付けられ得る。第1側筐体166は、スロット163の第1側と面一に位置付けられ得る。いくつかの実施形態において、第2側筐体167は、スロット163の第2側からずらして位置付けられ得、それにより、第2側筐体167は、中立位置において、スロット163の第1側から間隔をあけている。
図14A及び図14Bは、第2位置にある一実施形態にかかる後輪組立体130を示す。図14Aに示すように、第2側筐体167は、第1側筐体166から連結解除されている、または、係合解除されている。第2側筐体167は、第1側筐体166から係合解除されており、第2側筐体167は、スロット163に沿って横方向に平行移動し得、後輪車軸155の第2端部を露出させる。いくつかの実施形態において、第2側筐体167は、第2位置において、スロット163の第2側に隣接して位置付けられている。
このような構成により、後輪134を取り外すかつ/または交換することが可能となり得る。ビークルを所定時間使用すると、後輪134は、損傷し始め得る、かつ/または、摩耗し始め得る。後輪マウント136は、後輪にアクセスすることを有利に可能とし得る。いくつかの実施形態において、このような構成により、後輪134を容易に取り外すかつ/または交換することが可能となり得る。いくつかの実施形態において、様々な形状、サイズ及び/または色を有する様々な後輪134をビークル100で実施し得る。本明細書で説明した構成は、様々な形状、サイズ及び/または色を有する後輪134に有利に対応し得る。例えば、ユーザは、ある色の後輪134を別の色の後輪に変更しようとし得る。本明細書で説明した構成により、ユーザは、後輪134を容易に取り外すかつ/または交換することが可能となる。いったん後輪134を交換すると、第2側筐体167は、スロット163に沿って第1側筐体166に向けて平行移動して第1側筐体166と係合し得、後輪組立体130を安定化させる。
モータ及びスロットル組立体
いくつかの実施形態において、ビークル100は、無線式スロットル遠隔組立体のような制御機構を有する。無線式スロットル遠隔組立体135は、ユーザによって切り替えられ得るスロットルを有し得、モータ152の速度を増減し、ビークル100の速度を増減させる。いくつかの実施形態において、スロットル組立体は、無線式であり得るが、他の実施形態において、スロットル組立体135は、モータ及び/またはバッテリまで配線されている。
いくつかの実施形態において、スロットル組立体135は、無線及び/または機械的接続を介してブレーキ組立体に接続され得、ビークル100を減速させるまたは停止させる。いくつかの実施形態において、ビークル100は、ブレーキボタン、スイッチ、レバーまたはユーザがビークルを動作させつつユーザの手もしくは足で利用可能である他のアクチュエータを備える。例えば、図3に示すように、支持面104は、ブレーキアクチュエータ192を受けるブレーキ開口部190を有し得る。ブレーキアクチュエータを押下することにより、前輪を減速させ得または停止させ得、これにより、ビークル100を減速させ得るまたは停止させ得る。いくつかの変形例において、ブレーキは、ドラムブレーキ、ディスクブレーキ、キャリパーブレーキなどを備え得る。いくつかの実施形態において、ブレーキは、前側部分110及び/または後側部分112に位置付けられている。いくつかの実施形態において、ビークル100は、前輪及び/または後輪に近接して位置付けられたブレーキアクチュエータ192を有する。例えば、ブレーキは、ブレーキアクチュエータ192を作動させると前輪及び/または後輪を減速させるまたは停止させるように構成され得る。
いくつかの実施形態において、モータは、デッキ102にあるスロットル開口部194を通して押下され得るスロットルアクチュエータ194aによって制御され得る。例えば、ユーザは、スロットル開口部内に位置付けられたスロットルを押下し得、コントローラに対してモータに動力を供給するための指示を提供する。例えば、スロットルアクチュエータ194aは、押下され得る。スロットル開口部194を通してスロットルアクチュエータ194aを押下する場合には、モータは、コントローラに対してモータに動力を供給するように指示するように構成されている。いくつかの実施形態において、スロットルアクチュエータ194aは、ビークル100の後側部分に位置付けられ得る。いくつかの実施形態において、スロットル194aは、コントローラに対してモータ及び/または後輪に動力を供給するように指示するように構成され得る。
いくつかの実施形態において、モータ134は、有線または無線の遠隔制御によって制御され得る。遠隔制御は、送信機及び制動機または他の適切な制御機器を有し得る。制動機の移動および/または制動機の移動量は、遠隔制御機器にあるセンサなどによって、検出され得る。この情報を(例えば、遠隔制御機器にあるまたはビークル100にあるプロセッサによって)使用して、モータによって供給される原動力量を決定し得る。いくつかの実施形態において、送信機は、制動機の移動量に対応する信号を送信し、ビークル100にある受信機は、信号を受信し得、この信号を使用してモータを制御し得る。いくつかの実施形態において、制動機は、加速器を備え、モータによって供給される原動力を制御する。「ピストルグリップ」状の遠隔制御機器を使用し得るが、ボタン、スイッチ、ジョイスティック、トグル、スライダ、トラックボール、スマートフォンアプリケーションなどのような他の構造も同様に検討し得る。いくつかの構成において、遠隔制御機器は、ビークル100のうち手で制御される唯一の要素である。例えば、いくつかの実施において、遠隔制御機器を介してスロットルを制御し得るが、ユーザは、通常のまたはキャスタ付きのスケートボードと同様の態様でユーザの足を用いてビークル100のすべての他の態様を制御し得る。少なくともいくつかの構成において、ビークル100は、デッキ102またはビークル100の他の部分に接続されるハンドルバーまたは他の手の支持体を有し得ない。
ハンドルバーまたは他の支持体にある制御機器を用いた特定の動力式ビークルとは対照的に、遠隔制御機器により、ユーザは、ビークルの推進を制御できつつ、ビークルの操作中にユーザの両手を移動させることが可能となり得る。いくつかの実施形態において、遠隔制御機器は、片手で保持されかつ操作されるように構成され得る。いくつかの実施形態において、遠隔制御機器は、ユーザの手をハンドルバーまたは他の支持体に拘束させずにユーザがユーザの手を動かして転落時にユーザを支持することを素早く可能とすることなどによって、ユーザの安全性を容易にし得る。
いくつかの実施形態にかかるビークル100は、少なくとも1つのバッテリを有する。いくつかの実施形態において、バッテリは、支持面104の下方に取り付けられ得る、かつ/または、後側筐体部分132内に位置付けられ得る。いくつかの実施形態において、バッテリは、筐体部分132内に挿入可能であるかつ/または筐体部分から取り外し可能である。バッテリは、リチウムイオン充電可能電池のような任意のタイプのバッテリであり得る。例えば、バッテリは、約1.5時間から2.5時間の放電期間を有する。
様々な実施形態において、コントローラは、スロットル組立体から信号を受信し得る。例えば、コントローラは、速度及び/または後輪134にかける動力の量を示す信号を受信し得る。コントローラは、モータ152への双方向または一方向の送信を提供し得る。例えば、コントローラは、スロットル組立体からの信号に応じてかつ/または信号に一致して車輪134を駆動するようにモータを指示し得る。ビークル100の制御が無線式スロットル組立体を介して無線であり得るが、いくつかの変形例は、スロットル、ブレーキ及びオン・オフスイッチをモータに接続するための優先接続体を有する。有線式または無線式のプロコトルを使用し得る。
ビークルの動作
動作時において、ユーザは、通常ユーザの足をデッキ102の前側部分及び後側部分に乗せ得る。ユーザは、ユーザの体を回転させもしくは傾け、または、ユーザの体重を移動させ、かつ/または、ユーザの足の位置を変更し、ビークル100の動きを制御し得る。例えば、操縦するために、デッキ102の一側は、地面に向けて傾けられてその方向で向きを変えることを促進し得る。いくつかの構成において、ビークル100は、曲げることが可能なスケートボードとして操作され得、ユーザは、前側部分及び後側部分を互いにほぼデッキ102の長手方向軸回りに捩じるまたは傾けることによって、ビークル100の推進を引き起こし得る、維持し得るまたは増加させ得る。
様々な実施形態において、後輪134は、ビークルを加減速するために使用され得る。例えば、遠隔制御機器は、信号を送信するために使用され、モータによって後輪に供給される動力量を制御する(例えば、加減速する)、かつ/または、ブレーキ作用を開始させる。ユーザは、上述のように、デッキ102の上で、ユーザの体を回転させることによって、または、ユーザの体重及び/または足の位置を移動させることによって、ビークル100の操縦を依然として制御し得る。
従来のスケートボードとは対照的に、ビークル100の運動は、ユーザがユーザの足を動かす必要なく提供され得る。例えば、停止位置から、ユーザは、デッキ102上にユーザの足を乗せ得、遠隔装置にある制動機を作動させ得、それにより、モータに後輪を駆動させ、ひいては、ビークルを進ませる。いくつかの実施形態において、ユーザは、推進力を提供するために、脚をデッキから離して上げて地面を漕ぐ必要がない。特定の変形例において、ユーザは、推進力を提供するために、(例えば、前側部分及び後側部分を互いに対して動かすように)ユーザの足を動かす必要がない。
いくつかの実施形態において、後輪134に加えてかつ/または後輪に替えて、補助輪182を加減速するために使用し得る。例えば、遠隔制御機器を使用して信号を送信し、モータによって補助輪182に供給される動力量を制御する(例えば、加減速する)、かつ/または、ブレーキ作用を開始させる。ユーザは、上述のように、デッキ102の上で、ユーザの体を回転させることによって、または、ユーザの体重及び/または足の位置を移動させることによって、ビークル100の操縦を依然として制御し得る。いくつかの実施形態において、補助輪182は、車輪182が地面に触れてビークルが動く準備を整えると、回転し始める。いくつかの実施形態において、補助輪182は、車輪182が地面に触れる前に回転し始め得る。例えば、いくつかの実施形態において、補助輪182は、モータ152などによって動力供給される。
いくつかの実施形態において、ユーザの体重及び/または足の位置を移動させることによって、ユーザは、ビークル100を左右に及び/または前後に傾け得る。ユーザがビークルを傾けると、ビークル100は、一の補助輪182または他の補助輪によって代替的に支持され得る。例えば、ビークルのうちユーザが体を傾ける側の下方に位置付けられた補助輪182は、地面に触れ得る。いくつかのこのような構成において、反対側の補助輪182は、地面から離昇され得る。いくつかの実施形態において、両補助輪182は、ユーザがビークルを傾ける際に、地面に触れたままである。いくつかの実施形態において、ユーザがビークルを傾ける際に、補助輪182は、ユーザが前方及び/または後方でビークルから落下することを防止するまたは抑制することを補助する。このため、補助輪182は、使用時にビークル100を安定させることを補助し得る。
特定の用語
参照を目的としてのみ本明細書の説明において特定の用語を使用し得、このため、限定することを意図していない。例えば、「上方」及び「下方」のような用語は、基準をなす図面における方向をいう。「前側」、「後側」、「左側」、「右側」及び「側方」のような用語は、説明中の構成部材及び要素を説明する文章および関連する図面を参照して明確にされた基準の一貫しているが無原則であるフレーム内にある構成部材及び要素の一部の方向付け及び/または場所を説明する。さらに、「第1」、「第2」、「第3」などのような用語は、別個の構成部材を説明するために使用され得る。このような用語は、具体的に上述した文言、その派生語及び同じような文言を含み得る。以下の説明の全体を通して、同様の参照符号は、同様の構成部材を示す。
「頂部」、「底部」、「水平」、「垂直」、「長手方向」、「横方向」及び「端部」のような本明細書で使用した方向付けの用語は、図示した実施形態との関連で使用されている。しかしながら、本開示は、図示した方向付けに限定されるべきではない。実際に、他の方向付けは、可能であり、本開示の範囲内にある。本明細書で使用されているような直径及び半径のような円形状に関する用語は、完全な円状構造を必要としないと理解すべきであり、むしろ、左右方向で測定し得る横断面領域を有する適切な構造に適用されるべきである。「円状」もしくは「筒状」または「半円状」もしくは「半円筒状」または関連するもしくは同様の用語のような全体形状に関する用語は、円もしくは筒または他の構造の数学的な定義に厳密に一致することを必要としておらず、合理的な近接近似である構造を含み得る。
「can」、「could」、「might」または「may」のような条件語は、具体的に述べないまたは使用した文脈で理解できない限り、特定の実施形態が特定の機能、要素及び/またはステップを有するか有さないかを伝えることを全体として意図している。このため、このような条件語は、昨日、要素及び/またはステップが1以上の実施形態に関して多少なりとも必要であることを暗示することを全体として意図していない。
「X、Y及びZのうちの少なくとも1つ」のような接続語は、具体的に述べないまたは使用した文脈で理解できない限り、その項目、用語などがX、Y及びZのいずれかであり得ることを伝えるために全体として使用される。このため、このような接続語は、特定の実施形態が少なくとも1つのXと少なくとも1つのYと少なくとも1つのZとの存在を必要とすることを暗示することを全体として意図していない。
本明細書で使用されているような用語「約」、「およそ」及び「ほぼ」は、以前として所望の機能を行うまたは所望の結果を達成する説明した量に近い量を示す。例えば、いくつかの実施形態において、文脈が許し得るならば、用語「約」、「およそ」及び「ほぼ」は、説明した量の10%以内の量を示し得る。本明細書で使用されているような用語「全体的に」、「ほぼ」は、特有の値、量または特徴を主に含むまたは特有の値、量または特徴に主に向かう値、量または特徴を示す。一例として、特定の実施形態において、文脈が許し得るならば、用語「ほぼ平行」は、20°以下だけ正確な平行から離れていることを示し得る。
明確に説明しない限り、「a」または「an」のような冠詞は、1以上の説明した項目を有すること解釈すべきである。したがって、「~するように構成されたデバイス」のような文言は、1以上の記載したデバイスを有することを意図している。このような1以上の記載したデバイスは、同様に、説明した記載を集団で実行するように構成され得る。例えば、「記載A、B及びCを実行するように構成されたプロセッサ」は、記載Aを実行するように構成された第1プロセッサが記載B及びCを実行するように構成された第2プロセッサと併せて動作することを含み得る。
用語「備える」、「含む」、「有する」などは、同義語であり、オープンエンドな態様で包括的に使用され、追加の要素、昨日、作用、動作などを排除しない。同様に、用語「いくつかの」、「特定の」などは、同義語であり、オープンエンドな態様で包括的に使用される。また、用語「または」は、包括的な意味で(排他的な意味ではなく)使用されており、そのため、例えば要素の一覧に結び付けて使用すると、用語「または」は、一覧中の要素のうちの1つ、一部またはすべてを意味する。
全体として、特許請求の範囲の言語は、特許請求の範囲で採用された言語に基づいて広く解釈される。特許請求の範囲の言語は、本開示に示されかつ説明されたまたは本願の権利化中に議論した非排他的な実施形態及び実施例に限定されない。
まとめ
特定の実施形態及び実施例との関連で本発明を説明したが、当業者が理解することは、本開示が具体的に開示された実施形態を越えて他の代替の実施形態及び/または本発明の使用並びにこれらの明確な改変及び等価物まで及ぶこと、である。特に、特定の実施形態との関連で本システム及び方法を説明したが、当業者が本開示を考慮してわかることは、本システム及び方法の特定の利点、特徴及び態様が上述した様々な用途で実現され得ること、である。開示した実施形態の様々な特徴及び態様は、様々なモードのビークルを形成するために、互いに組み合わされ得るまたは置換され得る。本開示の範囲は、本明細書で説明した特定の開示された実施形態に限定されない。
また、検討されることは、説明した本発明の様々な態様及び特徴を別個に実施し得る、一緒に組み合わせ得るまたは互いに置換され得ること、及び、特徴及び態様の多様な組合せ及びサブコンビネーションをなし、依然として本発明の範囲内とすること、である。別個の実施との関連で本開示において説明した特定の特徴は、同様に、単一の実施において組み合わせて実施され得る。逆に、単一の実施との関連で説明した様々な特徴は、同様に、複数の実施で別個に、または、適切なサブコンビネーションで、実施され得る。特定の組合せで機能するように特徴を上述したが、特許請求した組合せからの1以上の特徴は、いくつかの場合において、組合せから実行され得、組合せは、サブコンビネーションまたはサブコンビネーションの変形例として特許請求され得る。
上述した実施における様々なシステム構成部材を分離することは、全ての実施でそのような分離を必要とするものとして理解されるべきではない。説明した構成部材及びシステムは、一般的に、単一製品で一体的に組み合わされ得る、または、複数の製品にパッケージされ得る。さらに、他の実施は、本開示の範囲内にある。
添付の図面に関連していくつかの実施形態を説明した。図面は、縮尺して描画されているが、図示した以外の寸法及び比率が検討されそして開示した発明の範囲内にあるので、このような縮尺は、限定されるべきではない。距離、角度などは、単なる例示であり、図示したデバイスの実際の寸法及びレイアウトとの正確な関係を担保する必要はない。構成部材を追加し得る、取り除き得る、かつ/または、再配置され得る。さらに、様々な実施形態との関連で特有の機能、態様、方法、特性、特徴、品質、特質、要素などの本明細書での開示を、本明細書で説明したすべての他の実施形態で使用し得る。また、本明細書で説明した方法は、記載したステップを実行するのに適したデバイスを用いて行われ得る。
まとめとして、スクーターのような様々な実施形態及び実施例にかかるパーソナルモビリティデバイスを開示した。これら実施形態及び実施例との関連でデバイスを説明したが、本開示は、具体的に開示した実施形態を越えて他の代替的な実施形態及び/または実施形態の他の使用に、並びに、これらの特定の改変及び等価物に、及ぶ。本開示が明確に検討していることは、開示した実施形態の様々な特徴及び態様を互いに組み合わせ得るまたは置換し得ること、である。このため、本開示の範囲は、上述した特有の実施形態に限定されないべきであるが、以下の特許請求の範囲を適切に読解することによってのみ決定されるべきである。
100 動力式車輪付ボード型ビークル、102 デッキ、104 支持面、106 グリップ部分、107 グリップ体、108 ライト、110 前側部分、110a 前側部分、111 前端部、112 後側部分、112a 後側部分、113 後端部、114 首部分、114a 首部分、116 頂部分、118 底部分、120 前輪組立体、122 前輪組立体マウント、123 リブ,フィン、124 前輪、126 キャスタ組立体、130 後輪組立体、132 後側筐体部分、134 後輪、134 モータ、135 無線式スロットル遠隔組立体、136 後輪マウント、142 バネ、142a バネスロット、144 スロット、146 案内体、150 後側駆動組立体、152 モータ、153 シリンダ状ケース、154 歯車組立体、155 後輪車軸、156 歯車組立体筐体、158 モータシャフト、159 歯車シャフト、160 歯車、160a~160e 歯車、162 凹所、163 スロット、163a モータスロット、164 凹所、166 第1側筐体、166a 第1部分、166b 第2部分、166c 第3部分、167 第2側筐体、180 補助輪組立体、182 補助輪、184 補助輪組立体マウント、186 補助輪軸、188 補助輪車軸、190 ブレーキ開口部、192 ブレーキアクチュエータ、194 スロットル開口部、194a スロットルアクチュエータ、194a スロットル、197 グリップ体

Claims (1)

  1. ユーザを支持するように構成されたデッキであって、支持面を有し、前記支持面が、
    前側部分と、
    後側部分と、
    前記前側部分を前記後側部分と接続するように構成された首部分と、
    を有する、デッキと、
    前記後側部分に連結された後側筐体と、
    前記後側部分によって支持された後輪組立体であって、すくなくとも1つの後輪を有する、後輪組立体と、
    前記前側部分に接続され、表面上を転動するように構成された少なくとも1つの前輪であって、第1軸回りに旋回しかつ第2軸回りに回転するように構成された、前輪と、
    補助輪組立体であって、
    補助輪マウントと、
    補助輪であって、前記後輪組立体の後方に延在する補助輪と、
    を有する、補助輪組立体と、
    を備えることを特徴とする動力式ボード型ビークル。
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