JP2023093176A - 情報処理システム、プログラム、および、情報処理方法 - Google Patents

情報処理システム、プログラム、および、情報処理方法 Download PDF

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Abstract

【課題】表示要素について行われる表示の変更についての情報を考慮せずに編集画面の表示内容の決定を行う場合に比べ、ユーザが表示要素の編集を行う際の作業負担を軽減する。【解決手段】ユーザが表示要素91を選択すると、この表示要素91について既に対応付けられている変更情報(当初変更情報やユーザ変更情報)が、第1の領域611、第2の領域612に表示される。また、ユーザが表示要素91を選択すると、選択されたこの表示要素91以外の他の表示要素91に対応付けられている変更情報は非表示とされ、選択されたこの表示要素91に対応付けられている変更情報が表示される。【選択図】図4

Description

本発明は、情報処理システム、プログラム、および、情報処理方法に関する。
特許文献1には、入力された共通の状態変化属性を部品三次元オブジェクトに適用して、選択オブジェクトの個別のタイムラインを決定し、二以上の部品三次元オブジェクトの個別のタイムラインを含むアニメーションデータを作成する処理が開示されている。
特許文献2には、ユーザがオブジェクトを指示し、そこに編集可能領域が設定されている場合、再生を一時停止し、指定したオブジェクトがある位置に、入力領域が表示され、ユーザの入力待ちとなる処理が開示されている。
特開2003-263648号公報 特開2007-41861号公報
表示要素の編集のための編集画面を表示すれば、ユーザは、この編集画面を通じ、表示要素についての編集を行える。
ここで、表示要素について行われる表示の変更についての情報であって、既に設定されている情報を考慮せずに、編集画面の表示内容を決定すると、この変更についての情報が編集画面に反映されない形となる。この場合、ユーザが、この変更についての情報を自ら取得する必要が生じるなど、ユーザの作業負担が大きくなる。
本発明の目的は、表示要素について行われる表示の変更についての情報を考慮せずに編集画面の表示内容の決定を行う場合に比べ、ユーザが表示要素の編集を行う際の作業負担を軽減することにある。
請求項1に記載の発明は、プロセッサを備え、表示部に表示される表示要素についての処理を行う情報処理システムであり、前記表示要素について行われる時系列に応じた表示の変更内容を含む変更情報を取得し、取得した前記変更情報に基づき、前記表示要素の時系列に沿った表示の変化を指示する編集画面の表示内容を決定する、情報処理システムである。
請求項2に記載の発明は、前記プロセッサは、前記表示要素に対応付けられた、当該表示要素の名称についての情報が、前記編集画面に表示されるようにする、請求項1に記載の情報処理システムである。
請求項3に記載の発明は、前記編集画面には、時系列に対応した表示領域が設けられ、前記プロセッサは、取得した前記変更情報に基づき、前記編集画面の前記表示領域内における表示内容を決定する、請求項に1に記載の情報処理システムである。
請求項4に記載の発明は、前記プロセッサは、前記編集画面の前記表示領域内に、前記表示要素の変更が行われるときを示す情報であるタイミング情報が表示されるようにする、請求項に3に記載の情報処理システムである。
請求項5に記載の発明は、前記プロセッサは、取得した前記変更情報に基づき、前記表示要素の変更が行われるときを示す情報であるタイミング情報の表示位置を決定し、取得した前記変更情報により特定される変更が、第1の変更である場合と当該第1の変更とは異なる第2の変更である場合とで、前記タイミング情報の表示位置を異ならせる請求項1に記載の情報処理システムである。
請求項6に記載の発明は、前記編集画面には、時系列に対応した表示領域が複数設けられ、前記プロセッサは、取得した前記変更情報により特定される変更が、前記第1の変更である場合、前記タイミング情報が第1の領域内に表示されるようにし、取得した前記変更情報により特定される変更が、前記第1の変更とは異なる前記第2の変更である場合、前記タイミング情報が、前記第1の領域とは異なる第2の領域内に表示されるようにする、請求項5に記載の情報処理システムである。
請求項7に記載の発明は、前記第1の領域および前記第2の領域は、一方向に沿って延びる領域である、請求項6に記載の情報処理システムである。
請求項8に記載の発明は、前記プロセッサは、前記第1の領域内に前記タイミング情報が表示される際の、前記一方向における表示の基準と、前記第2の領域内に前記タイミング情報が表示される際の、当該一方向における表示の基準とが一致するように、当該第1の領域内における当該タイミング情報の表示、および、当該第2の領域内における当該タイミング情報の表示が行われるようにする、請求項7に記載の情報処理システムである。
請求項9に記載の発明は、前記プロセッサは、取得した前記変更情報により特定される変更が、表示の変更に時間を要する変更である要時間変更である場合と、当該要時間変更よりも変更に要する時間が短い変更である短時間変更である場合とで、前記タイミング情報の表示位置を異ならせる請求項5に記載の情報処理システムである。
請求項10に記載の発明は、前記プロセッサは、取得した前記変更情報により特定される変更が、前記要時間変更である場合、前記短時間変更である場合に比べ、前記タイミング情報が表示される領域を大きくする請求項9に記載の情報処理システムである。
請求項11に記載の発明は、前記プロセッサは、前記表示要素の変更が行われるときを示す情報であるタイミング情報が前記表示部に表示されるようにし、取得した前記変更情報により特定される変更が、一の種類の変更である場合、前記タイミング情報が第1の領域内に表示されるようにし、取得した前記変更情報により特定される変更が、他の種類の変更である場合、前記タイミング情報が第2の領域内に表示されるようにし、前記表示要素についての更なる変更をユーザから受け付けるための表示である受付用表示が更に行われるようにし、前記受付用表示として、前記一の種類の変更の内容をユーザが受け付けるための第1受け付け用画面と、前記他の種類の変更の内容をユーザから受け付けるための第2受け付け用画面とが表示されるようにする、請求項1に記載の情報処理システムである。
請求項12に記載の発明は、前記プロセッサは、前記第1受け付け用画面および前記第2受け付け用画面のうちの一方が表示されているときには他方が表示されないようにする、請求項11に記載の情報処理システムである。
請求項13に記載の発明は、前記プロセッサは、入力された画像である入力画像から、前記表示部への表示を行う前記表示要素を取得し、前記入力画像に含まれる背景画像についての前記表示部における表示の設定をユーザから受け付ける処理を行う、請求項1に記載の情報処理システムである。
請求項14に記載の発明は、前記プロセッサは、入力された画像である入力画像から、前記表示部への表示を行う前記表示要素を取得し、ユーザによって予め特定の設定が行われている場合、当該特定の設定に基づき、前記表示部に表示される前記表示要素の状態を、前記入力画像における当該表示要素の状態とは異なる状態とする、請求項1に記載の情報処理システムである。
請求項15に記載の発明は、前記特定の設定を登録可能となっており、前記入力画像とは異なる他の入力画像に含まれる表示要素の前記表示部における表示の状態を、登録された前記特定の設定を用いて、当該他の入力画像における表示の状態とは異なる状態とすることができる、請求項14に記載の情報処理システムである。
請求項16に記載の発明は、前記プロセッサは、前記表示部に表示された前記表示要素の輪郭に対するユーザの操作を当該ユーザから受け付けるための表示が当該表示部に行われるようにする、請求項1に記載の情報処理システムである。
請求項17に記載の発明は、前記プロセッサは、前記表示部に表示された前記表示要素の移動の態様をユーザから受け付けるための表示、及び/又は、当該表示要素の回転の態様をユーザから受け付けるための表示が行われるようにする、請求項1に記載の情報処理システムである。
請求項18に記載の発明は、表示部に表示される表示要素について行われる時系列に応じた表示の変更内容を含む変更情報を取得する機能と、取得した前記変更情報に基づき、前記表示要素の時系列に沿った表示の変化を指示する編集画面の表示内容を決定する機能と、をコンピュータに実現するためのプログラムである。
請求項19に記載の発明は、表示部に表示される表示要素についての処理を行う情報処理方法であり、前記表示要素について行われる時系列に応じた表示の変更内容を含む変更情報を取得し、取得した前記変更情報に基づき、前記表示要素の時系列に沿った表示の変化を指示する編集画面の表示内容を決定する、情報処理方法である。
請求項1の発明によれば、表示要素について行われる表示の変更についての情報を考慮せずに編集画面の表示内容の決定を行う場合に比べ、ユーザが表示要素の編集を行う際の作業負担を軽減することができる。
請求項2の発明によれば、表示要素に対応付けられた名称についての情報を、編集画面に表示することができる。
請求項3の発明によれば、時系列に対応した表示領域に表示される情報に、表示要素について行われる表示の変更についての情報を反映させることができる。
請求項4の発明によれば、ユーザは、編集画面の表示領域を参照することで、表示要素の変更が行われるときを把握できるようになる。
請求項5の発明によれば、複数のタイミング情報が共通の1つの表示位置に表示される場合に比べ、ユーザによるタイミング情報の参照をより行いやすいものにできる。
請求項6の発明によれば、第1の変更についてのタイミング情報と第2の変更についてのタイミング情報とが共通の1つの領域内に表示される場合に比べ、ユーザによるタイミング情報の参照をより行いやすいものにできる。
請求項7の発明によれば、第1の領域が延びる方向と第2の領域が延びる方向とが互いに異なる場合に比べ、ユーザによるタイミング情報の参照をより行いやすいものにできる。
請求項8の発明によれば、第1の領域内にタイミング情報が表示される際の、一方向における表示の基準と、第2の領域内にタイミング情報が表示される際の、一方向における表示の基準とが一致していない場合に比べ、第1の領域内に表示されるタイミング情報により特定されるタイミングと、第2の領域内に表示されるタイミング情報により特定されるタイミングとの時間的な前後関係をより把握しやすいものにできる。
請求項9の発明によれば、取得した変更情報により特定される変更が、表示の変更に時間を要する変更である要時間変更である場合と、要時間変更よりも変更に要する時間が短い変更である短時間変更である場合とで、タイミング情報の表示位置を異ならせることができる。
請求項10の発明によれば、タイミング情報が表示される領域を大きくする処理を行わない場合に比べ、取得した変更情報により特定される変更が、表示の変更に時間を要する要時間変更である場合に、取得した変更情報により特定されるこの変更が、要時間変更であることをより明確なものにできる。
請求項11の発明によれば、表示要素についての更なる変更をユーザから受け付けるための表示である受付用表示として、一の種類の変更の内容をユーザが受け付けるための第1受け付け用画面と、他の種類の変更の内容をユーザから受け付けるための第2受け付け用画面とが表示されるようにすることができる。
請求項12の発明によれば、第1受け付け用画面および第2受け付け用画面の両方が表示される場合に比べ、第1受け付け用画面、第2受け付け用画面の参照を行いやすいものにできる。
請求項13の発明によれば、入力画像に含まれる背景画像についての表示部における表示の設定をユーザから受け付けることができる。
請求項14の発明によれば、表示部に表示される表示要素の状態を、入力画像における表示要素の状態とは異なる状態とすることができる。
請求項15の発明によれば、入力画像とは異なる他の入力画像に含まれる表示要素の表示部における表示の状態を、この他の入力画像における表示の状態とは異なる状態とすることができる。
請求項16の発明によれば、表示部に表示された表示要素の輪郭に対するユーザの操作をこのユーザから受け付けることが可能となる。
請求項17の発明によれば、表示部に表示された表示要素の移動の態様をユーザから受け付けることが可能となり、また、表示部に表示された表示要素の回転の態様をユーザから受け付けることが可能となる。
請求項18の発明によれば、表示要素について行われる表示の変更についての情報を考慮せずに編集画面の表示内容の決定を行う場合に比べ、ユーザが表示要素の編集を行う際の作業負担を軽減することができる。
請求項19の発明によれば、表示要素について行われる表示の変更についての情報を考慮せずに編集画面の表示内容の決定を行う場合に比べ、ユーザが表示要素の編集を行う際の作業負担を軽減することができる。
情報処理システムの全体構成を示した図である。 管理サーバ、ユーザ端末のハードウエアの構成の一例を示した図である。 本実施形態の情報処理システムにて実行される処理の流れを示したフローチャートである。 ユーザ端末に表示された編集画面の一例を示した図である。 図4の符号Vで示す部分を拡大して示した図である。 編集画面の表示例を示した図である。 編集画面の表示例を示した図である。 受付用表示を説明する図である。 受付用表示を説明する図である。 受付用表示を説明する図である。 動画表示部における表示例を示した図である。
以下、添付図面を参照して、本発明の実施の形態について説明する。
図1は、本実施形態に係る情報処理システム1の全体構成を示した図である。
情報処理システム1には、情報処理装置の一例としての管理サーバ300が設けられている。また、情報処理システム1には、ユーザの各々が有するユーザ端末500が設けられている。
ユーザ端末500は、ユーザの数に応じて設けられ、本実施形態では、ユーザ端末500は、複数台設けられている。また、ユーザ端末500の各々には、情報を表示する表示部501が設けられている。この表示部501は、例えば、液晶ディスプレイや有機ELディスプレイなどにより構成される。
ユーザ端末500は、例えば、PC(Personal Computer)により構成される。なお、ユーザ端末500は、PCに限らず、スマートフォンやタブレット端末などのPC以外の端末装置により構成してもよい。
本実施形態では、ユーザ端末500と管理サーバ300とは、インターネット回線などの通信回線を介して、相互に接続される。なお、ユーザ端末500で管理サーバ300と本処理システムを一体にしてローカルの端末通信を利用した構成でもよい。これは端末上のみでアプリケーションソフトを具現化する手段の1つである。
図2は、管理サーバ300、ユーザ端末500のハードウエアの構成の一例を示した図である。
管理サーバ300、ユーザ端末500の各々は、装置全体の動作を制御する制御ユニット101と、情報を記憶する情報記憶装置102と、LAN(=Local Area Network)ケーブル等を介した通信を実現するネットワークインターフェース103とを有している。
制御ユニット101は、プロセッサの一例としてのCPU(=Central Processing Unit)111と、プログラムが記憶されたROM(=Read Only Memory)112と、ワークエリアとして用いられるRAM(=Random Access Memory)113とを有している。
CPU111は、マルチコアでもよい。また、ROM112は、書き換え可能な不揮発性の半導体メモリでもよい。制御ユニット101は、いわゆるコンピュータである。
本実施形態では、CPU111が、ROM112などに格納されたプログラムを実行することで、後述する処理が実行される。
情報記憶装置102は、例えば、ハードディスクドライブにより構成される。ハードディスクドライブは、円盤状の基板表面に磁性体を塗布した不揮発性の記憶媒体にデータを読み書きする装置である。もっとも、情報記憶装置102は、半導体メモリや磁気テープにより構成してもよい。
この他、管理サーバ300、ユーザ端末500は、キーボード、マウス等の入力デバイス、液晶ディスプレイ等により構成される表示部501(図2では不図示)を備える。
制御ユニット101と、情報記憶装置102と、ネットワークインターフェース103は、バス104や不図示の信号線を通じて接続されている。
ここで、CPU111によって実行されるプログラムは、磁気記録媒体(磁気テープ、磁気ディスクなど)、光記録媒体(光ディスクなど)、光磁気記録媒体、半導体メモリなどのコンピュータが読取可能な記録媒体に記憶した状態で、管理サーバ300、ユーザ端末500へ提供しうる。
また、CPU111によって実行されるプログラムは、インターネットなどの通信手段を用いて、管理サーバ300、ユーザ端末500へ提供してもよい。
なお、本実施形態において、プロセッサとは、広義的なプロセッサを指し、汎用的なプロセッサ(例えばCPU:Central Processing Unit、等)や、専用のプロセッサ(例えばGPU: Graphics Processing Unit、ASIC: Application Specific Integrated Circuit、FPGA: Field Programmable Gate Array、プログラマブル論理デバイス、等)を含むものである。
また、プロセッサの動作は、1つのプロセッサによって成すのみでなく、物理的に離れた位置に存在する複数のプロセッサが協働して成すものであってもよい。また、プロセッサの各動作の順序は、本実施形態において記載した順序のみに限定されるものではなく、変更してもよい。
本実施形態の情報処理システム1では、複数の表示要素が含まれた静止画像が入力画像として入力され、次いで、この入力画像から、この複数の表示要素が含まれた動画が生成される。
また、本実施形態の情報処理システム1では、動画に含まれる表示要素の各々の編集を行えるようになっており、表示要素の配置位置、形態などを変更したうえで、この表示要素が含まれた動画の生成を行える。
ここで、表示要素の形態の変更としては、表示要素の形状、色、透明度、大きさ、長さなどの変更が一例に挙げられる。
図3は、本実施形態の情報処理システム1にて実行される処理の流れを示したフローチャートである。
本実施形態では、まず、情報処理システム1に対して、静止画である入力画像が入力され、管理サーバ300がこの入力画像を取得する(ステップS101)。より具体的には、本実施形態では、例えば、ユーザ端末500を介して入力画像が入力され、管理サーバ300が、ユーザ端末500から、この入力画像を取得する。
そして、管理サーバ300のプロセッサの一例としてのCPU111は、この入力画像のベクター化を行い、ベクターデータにより構成された画像データを取得する(ステップS102)。
ベクターデータにより構成されたこの画像データには、表示要素の配置位置についての情報や、表示要素の形状、色、透明度、大きさ、長さなどの表示要素の形態についての情報が含まれる。また、ベクターデータにより構成されたこの画像データには、表示要素の名称(例えば、元画像のファイル名や画像認識出力から生成できる)についての情報が含まれる場合もある。
ベクターデータにより構成されたこの画像データでは、表示要素の各々に対して、配置位置についての情報、形態についての情報、名称についての情報が対応付けられている。
また、ベクターデータにより構成されたこの画像データには、表示要素の変更についての情報である変更情報が含まれる場合がある。
言い換えると、ベクターデータにより構成されたこの画像データには、この画像データに当初から含まれ、表示要素の変更の内容を示した情報である変更情報が含まれることがある。以下、画像データに当初から含まれるこの変更情報を、「当初変更情報」と称する。
この当初変更情報についても、表示要素の各々に対応付けられた状態となっている。
当初変更情報は、表示要素について行われる、時系列に応じた表示の変更の内容を含む情報となっている。
管理サーバ300に設けられたプロセッサの一例としてのCPU111は、上記のベクターデータにより構成された画像データから、表示要素の各々について、表示要素について行われる時系列に応じた表示の変更の内容を含む情報であるこの当初変更情報を取得する(ステップS103)。
言い換えると、管理サーバ300のCPU111は、ユーザ端末500の表示部501に表示される表示要素について行われる変更であって、時間に応じて又は時間の経過に応じて配置位置、形状、色、透明度、大きさ、長さのうちの少なくとも1つ以上を変化させる変更の内容を示す情報である当初変更情報を取得する。
そして、管理サーバ300のCPU111は、取得したこの当初変更情報に基づき、ユーザ端末500の表示部501に表示される編集画面(後述)の表示内容を決定する(ステップS104)。
この編集画面は、表示要素の時系列に沿った表示の変化を指示する編集画面であり、管理サーバ300のCPU111は、当初変更情報に基づき、この編集画面の表示内容を決定する。
言い換えると、編集画面は、表示要素の時系列に沿った表示の変化についての情報を示す編集画面であって、ユーザが動画の編集の際に参照する編集画面である。
管理サーバ300のCPU111は、取得した当初変更情報に基づき、ユーザが動画の編集の際に参照するこの編集画面の表示内容を決定する。
このように、ベクターデータにより構成されたこの画像データには、この画像データに含まれる表示要素の各々について、表示要素の変更についての情報である上記の当初変更情報が含まれることがある。
管理サーバ300のCPU111は、ベクターデータにより構成されたこの画像データの中から、表示要素毎に、この当初変更情報を取得する。
そして、管理サーバ300のCPU111は、取得したこの当初変更情報を編集画面に反映する。これにより、本実施形態では、当初変更情報が反映された編集画面が、ユーザ端末500に表示される(ステップS105)。
この場合、ユーザは、編集画面を参照することで、動画に含まれる表示要素の各々について、動画の再生時にどのような変更が行われるかの把握を行える。また、ユーザは、編集画面を参照することで、動画に含まれる表示要素の各々について、変更が行われるタイミングの把握を行える。
本実施形態では、管理サーバ300のCPU111が編集画面の表示内容を決定すると、この決定内容が、ユーザ端末500に送信される。これに応じ、ユーザ端末500では、決定された表示内容が反映された編集画面が表示される。
そして、この場合、上記の通り、ユーザは、編集画面を参照することで、動画に含まれる表示要素の各々について、どのような変更が行われるかの把握を行える。また、ユーザは、動画に含まれる表示要素の各々について、変更が行われるタイミングの把握を行える。
また、本実施形態では、ユーザがこの編集画面を参照することで、ユーザは、表示要素の各々について、既に設定されている変更の内容の把握を行える。
なお、本実施形態では、管理サーバ300のCPU111が、ユーザ端末500に表示される編集画面についての処理を行うが、ユーザ端末500がこの処理を行ってもよく、また、編集画面についてのこの処理の一部を管理サーバ300が行い、他の一部をユーザ端末500が行ってもよい。
その後、本実施形態では、ユーザが、必要に応じ、表示要素の各々について編集作業を行う(ステップS106)。
本実施形態では、ユーザが、生成された上記の編集画面に対する操作を行うことで、表示要素の各々について、ユーザが希望する変更を更に行えるようになっている。
ユーザによるこの更なる変更が行われた場合、変更の内容が、上記のベクターデータに反映されて、変更の内容が反映されたベクターデータが生成される。
言い換えると、この場合、生成される動画に対して、ユーザによる変更の内容が反映される。
ユーザが、表示要素についての更なる変更を行って動画が完成すると、ユーザ端末500に予め格納されたアプリケーションプログラムが用いられて、この動画の再生が行われる。
このアプリケーションプログラムは、表示要素の各々に対応付けられた変更情報に基づき、表示要素ごとに且つ時間の経過に応じて、表示要素の配置位置や形態を変化させる。
これにより、動画の再生時には、表示要素の各々の配置位置や形態が時間に応じて変化する。
〔編集画面における初期表示〕
図4は、ユーザ端末500に表示された編集画面の一例を示した図である。図5は、図4の符号Vで示す部分を拡大して示した図である。言い換えると、図4、図5は、管理サーバ300のCPU111が決定した表示内容が反映された編集画面600を説明する図である。言い換えると、図4、図5は、当初変更情報が反映された状態にある編集画面600を説明する図である。
管理サーバ300のCPU111が表示内容についての決定を行った編集画面600(図4参照)は、ユーザ端末500の表示部501に表示される。
図4、図5にて示すこの編集画面600は、ユーザによる表示要素についての更なる変更が未だ行われていない場合における編集画面600となっている。
図4に示すこの編集画面600では、下部に、時系列に対応した表示領域610が設けられている。
言い換えると、編集画面600の下部には、時間に応じて配置位置や形態が変化する表示要素の変化についての情報を表示する表示領域610が設けられている。
さらに、表示領域610の上方には、生成される動画が表示される動画表示部620が設けられている。なお、図4では、符号4Aで示す時間における動画の状態が、動画表示部620に示されている。
本実施形態では、管理サーバ300のCPU111は、上記の通り、編集画面600の表示内容の決定を行う。管理サーバ300のCPU111は、この決定にあたり、編集画面600の下部に位置する表示領域610における表示についての決定を行う。
管理サーバ300のCPU111は、表示領域610における表示についての決定にあたり、ベクターデータに含まれこのベクターデータから取得した上記の当初変更情報に基づき、この表示領域610における表示内容を決定する。
本実施形態では、表示領域610内に、表示要素の変更が行われるときを示す情報であるタイミング情報が表示される。
管理サーバ300のCPU111は、取得した当初変更情報に基づき、この当初変更情報により特定される変更が行われるときを示す情報であるタイミング情報の、表示領域610における表示位置を決定する。
本実施形態では、当初変更情報の各々に、表示要素の変更が行われるときを示す時間情報が含まれており、管理サーバ300のCPU111は、取得したこの時間情報に基づき、このタイミング情報の表示位置を決定する。
また、当初変更情報には、変更の内容についての情報(以下、「変更内容情報」と称する)も含まれている。より具体的には、当初変更情報では、表示要素の各々に対して、変更内容情報が対応付けられている。
管理サーバ300のCPU111は、取得したこの変更内容情報に基づき、タイミング情報の表示箇所に、この変更内容情報も表示する。
変更内容情報としては、例えば、「フェード」、「拡大」、「ノード」、「変形」、「透明」などについての情報が挙げられる(詳細は後述)。
管理サーバ300のCPU111は、取得した当初変更情報により特定される変更が、第1の変更である場合と、この第1の変更とは異なる第2の変更である場合とで、タイミング情報の表示位置を異ならせる。
より具体的には、管理サーバ300のCPU111は、取得した当初変更情報により特定される変更が、第1の変更の一例であるスタイル変更である場合、このスタイル変更についてのタイミング情報が、表示領域610(図5参照)内の第1の領域611内に表示されるようにする。
また、管理サーバ300のCPU111は、取得した当初変更情報により特定される変更が、第1の変更とは異なる第2の変更の一例であるアニメーション変更である場合、このアニメーション変更についてのタイミング情報が、第1の領域611の下方に位置する第2の領域612内に表示されるようにする。
本実施形態では、表示領域610(図5参照)内には、時系列に対応した領域として、第1の領域611および第2の領域612が設けられている。
この第1の領域611および第2の領域612は、一方向に沿って延びている。具体的には、この第1の領域611および第2の領域612は、編集画面600(図4参照)の横方向に延びている。また、第1の領域611および第2の領域612は、上下方向において、互いに隣接し且つ並んだ状態で配置されている。
なお、第1の領域611および第2の領域612の延び方向は、特に限定されず、編集画面600の上下方向など、他の方向であってもよい。
ここで、「アニメーション変更」とは、表示の変更に時間を要する変更を指す。より具体的には、「アニメーション変更」とは、表示の変更に要する時間が予め定められた閾値を超える変更を指す。
本実施形態では、アニメーション変更としては、後述する「フェード」、「拡大」、「ノード」が挙げられる。
アニメーション変更が行われる表示要素については、動画の再生時、時間の経過に応じて表示が次第に変化する。
また、「スタイル変更」とは、アニメーション変更に比べて、表示の変更に時間を要しない形態の変更を指す。具体的には、本実施形態では、スタイル変更としては、後述する「変形」、「透明」が挙げられる。
スタイル変更での変更が行われる表示要素については、上記の予め定められた閾値よりも短い時間で、表示の変更が行われる。言い換えると、スタイル変更とは、表示の変更に要する時間が上記の予め定められた閾値を超えない形態の変更を指す。
本実施形態では、スタイル変更での変更を行う表示要素については、瞬時に表示の変更が行われる。
ここで、アニメーション変更は、表示の変更に時間を要する変更である要時間変更としてとらえることができ、スタイル変更は、この要時間変更よりも表示の変更に要する時間が短い変更である短時間変更として捉えることができる。
本実施形態では、管理サーバ300のCPU111は、取得した当初変更情報により特定される変更が、要時間変更であるアニメーション変更である場合と、短時間変更であるスタイル変更である場合とで、タイミング情報の表示位置を異ならせる。
本実施形態の当初変更情報では、表示要素の各々と、表示の変更の内容を示す情報である変更内容情報の一例である、「フェード」、「拡大」、「ノード」、「変形」、「透明」などの情報とが互いに対応付けられている。
管理サーバ300のCPU111は、取得した当初変更情報に含まれる、「フェード」、「拡大」、「ノード」、「変形」、「透明」などの変更内容情報に基づき、表示要素についての行われる変更が、アニメーション変更であるか否か、スタイル変更であるか否かを判断する。
本実施形態では、管理サーバ300のCPU111は、取得した当初変更情報に含まれる変更内容情報が、「変形」、「透明」である場合、表示要素についての行われる変更が、スタイル変更であると判断する。
また、管理サーバ300のCPU111は、取得した当初変更情報に含まれる変更内容情報が、「フェード」、「拡大」、「ノード」である場合、表示要素についての行われる変更が、アニメーション変更であると判断する。
管理サーバ300のCPU111は、取得した当初変更情報により特定される変更が、要時間変更の一例であるアニメーション変更であると判断した場合、このアニメーション変更に対応したタイミング情報が、第2の領域612に表示されるようにする。
なお、本実施形態では、このタイミング情報の表示箇所には、表示の変更の内容についての情報である変更内容情報も表示される。具体的には、本実施形態では、タイミング情報の表示箇所に、図4、図5に示すように、「フェード」、「拡大」、「ノード」の何れかの文言が表示される。
一方、管理サーバ300のCPU111は、取得した当初変更情報により特定される変更が、短時間変更の一例であるスタイル変更であると判断した場合、このスタイル変更に対応したタイミング情報が、第1の領域611に表示されるようにする。
なお、取得した当初変更情報により特定される変更が、スタイル変更である場合、本実施形態では、タイミング情報の表示箇所には、「変形」、「透明」などの文言等よりなる変更内容情報は表示されない。但し、これに限らず、変更内容情報が表示されるようにしてもよい。
ここで、アニメーション変更についてのタイミング情報、変更内容情報、スタイル変更についてのタイミング情報、変更内容情報を、1つの列(タイムライン)上に表示すると、この1つの列に表示される情報量が増え、表示が見にくくなるおそれがある。
これに対し、本実施形態では、変更の内容に応じて、タイミング情報、変更内容情報の表示位置が異なるようになる。言い換えると、本実施形態では、変更の種類に応じて、タイミング情報、変更内容情報の表示位置が異なるようになる。
この場合、1つの列に表示される情報の情報量が減り、ユーザは、表示を見やすくなる。
本実施形態では、管理サーバ300のCPU111は、第1の領域611(図5参照)内にタイミング情報が表示される際の、上記の一方向(編集画面600の横方向)における表示の基準と、第2の領域612内にタイミング情報が表示される際の、上記の一方向における表示の基準とが一致するように、第1の領域611内におけるタイミング情報の表示、および、第2の領域612内におけるタイミング情報の表示が行われるようにする。
言い換えると、管理サーバ300のCPU111は、第1の領域611内にタイミング情報が表示される際の、上記の一方向における表示の基準位置と、第2の領域612内にタイミング情報が表示される際の、上記の一方向における表示の基準位置とを一致させる。
本実施形態では、第1の領域611、第2の領域612の各々に、タイミング情報が表示されるが、このタイミング情報の表示位置についての基準の位置であって、上記の一方向における基準の位置が、第1の領域611と第2の領域612とで一致する。
より具体的には、本実施形態では、予め定められた基準時刻を基に、タイミング情報が表示されることになるが、第1の領域611におけるこの基準時刻の一方向における位置と、第2の領域612における基準時刻の一方向における位置とが一致する。
この場合、アニメーション変更とスタイル変更とが同じ時刻に行われる場合には、アニメーション変更についてのタイミング情報の一方向における表示位置と、スタイル変更についてのタイミング情報の一方向における表示位置とが一致する形となる。
また、本実施形態では、管理サーバ300のCPU111は、取得した当初変更情報により特定される変更が、要時間変更であるアニメーション変更である場合、短時間変更であるスタイル変更である場合に比べ、タイミング情報が表示される領域を大きくする。
具体的には、管理サーバ300のCPU111は、取得した当初変更情報により特定される変更が、アニメーション変更である場合、図4の符号4Bで示すように、タイミング情報が表示される領域の長さであって上記の一方向における長さを、例えば、長さL1となるようにする。
一方、管理サーバ300のCPU111は、取得した当初変更情報により特定される変更が、スタイル変更である場合、タイミング情報が表示される領域の長さであって上記の一方向における長さを、図4の符号4Cに示すように、長さL1よりも小さい長さL2となるようにする。
より具体的には、本実施形態では、図4の符号4Cで示すように、スタイル変更についてのタイミング情報として、ドット状の画像を表示する。
また、本実施形態では、図4の符号4Bで示すように、アニメーション変更についてのタイミング情報として、一方向に沿って延び且つドット状の画像よりも幅寸法が大きい帯状の画像を表示する。ここで、幅寸法とは、第1の領域611、第2の領域612が延びる方向における長さを指す。
管理サーバ300のCPU111は、取得した当初変更情報により特定される変更が、スタイル変更である場合、このドット状の画像が第1の領域611に表示されるようにする。
また、管理サーバ300のCPU111は、取得した当初変更情報により特定される変更が、アニメーション変更である場合、ドット状の画像よりも幅寸法が大きい帯状の画像が第2の領域612に表示されるようにする。
また、管理サーバ300のCPU111は、取得した当初変更情報により特定される変更が、アニメーション変更である場合、アニメーション変更に要する時間である所要時間に応じて、タイミング情報の表示領域の長さであって上記の一方向における長さを増減する。
言い換えると、管理サーバ300のCPU111は、取得した当初変更情報により特定される変更が、アニメーション変更である場合、アニメーション変更に要する時間である所要時間に応じて、上記の帯状の画像の長さを増減する。
より具体的には、管理サーバ300のCPU111は、アニメーション変更に要する時間である所要時間が長い場合には、帯状の画像よりなるタイミング情報の表示領域の長さを大きくする。
また、管理サーバ300のCPU111は、この所要時間が短い場合には、帯状の画像よりなるこのタイミング情報の表示領域の長さを小さくする。
これにより、ユーザは、編集画面600を参照することで、アニメーション変更に要する所要時間の大小の把握を行いやすくなる。
なお、本実施形態では、第1の領域611、第2の領域612の各々には、図5に示すように、図中横方向に延びる表示部600Xが複数列設けられている。具体的には、本実施形態では、第1の領域611、第2の領域612の各々には、図中横方向に延びる表示部600Xが2列設けられている。
なお、表示部600Xは、2列以上であってもよく、また、ユーザの指示に応じて、表示部600Xの列数が増える構成としてもよい。
本実施形態では、アニメーション変更、スタイル変更の各々についての情報を表示するための表示部600Xが複数設けられている。これにより、アニメーション変更、スタイル変更の各々に対応して1つの表示部600Xのみが設けられる場合に比べ、ユーザは、編集画面600の参照を行いやすくなる。
例えば、アニメーション変更が複数回行われ且つこのアニメーション変更が行われるタイミングがアニメーション変更間で重複する場合も想定される。
この場合に、アニメーション変更についての表示部600Xが1つのみであると、ユーザが編集画面600を参照しにくくなるおそれがある。
これに対し、本実施形態のように、アニメーション変更、スタイル変更の各々に対応して、表示部600Xが複数設けられると、変更のタイミングが重複する関係にある複数のタイミング情報の各々を、互いに異なる表示部600Xに表示できるようになる。この場合、ユーザが編集画面600を参照しやすくなる。
〔ユーザによる編集作業〕
また、本実施形態では、上記の通り、ユーザが、表示要素の各々についての編集作業を行えるようになっている。
言い換えると、本実施形態では、表示要素の各々について、ユーザによる更なる変更を受け付けることが可能となっている。言い換えると、本実施形態では、表示要素の各々について、ユーザが、個別に編集作業を行えるようになっている。
本実施形態では、画像データに当初から含まれている当初変更情報による表示要素の変更の他、ユーザが表示要素の更なる変更を希望する場合には、ユーザのこの希望に基づく表示要素の変更を行える。
ユーザの希望に基づく表示要素の変更を行う場合は、このユーザから、変更の内容についての情報(以下、「ユーザ変更情報」と称する)を受け付け、このユーザ変更情報により特定される変更の内容を、上記のベクターデータにより構成された画像データに反映する。
本実施形態では、ユーザによる更なる変更を受け付ける場合、管理サーバ300のCPU111は、図4に示すように、表示要素についての更なる変更をユーザから受け付けるための表示の一例である受付用表示640が、ユーザ端末500の表示部501に表示されるようにする。
具体的には、管理サーバ300のCPU111は、受付用表示640として、一の種類の変更の一例であるスタイル変更の内容をユーザから受け付けるための第1受け付け用画面641(図4では不図示)と、他の種類の変更の一例であるアニメーション変更の内容をユーザが受け付けるための第2受け付け用画面642とが、ユーザ端末500の表示部501に表示されるようにする。
なお、この第1受け付け用画面641、第2受け付け用画面642は、編集画面600に常時表示されるようにしてよいし、ユーザが表示要素の編集を行う場合に表示されるようにしてもよい。
本実施形態では、管理サーバ300のCPU111は、ユーザによる変更を受け付けるための受付用表示640として、図6(編集画面600の表示例を示した図)に示すように、スタイル変更の内容をユーザから受け付けるための画面である第1受け付け用画面641が、ユーザ端末500の表示部501に表示されるようにする。
また、管理サーバ300のCPU111は、図7(編集画面600の表示例を示した図)に示すように、アニメーション変更の内容をユーザが受け付けるための画面である第2受け付け用画面642が、ユーザ端末500の表示部501に表示されるようにする。
本実施形態では、第1受け付け用画面641、第2受け付け用画面642は、編集画面600の左側の領域に表示される。言い換えると、第1受け付け用画面641、第2受け付け用画面642は、編集画面600の一部として表示される。
また、本実施形態では、管理サーバ300のCPU111は、図6、図7に示すように、第1受け付け用画面641および第2受け付け用画面642のうちの一方が表示されているときには他方が表示されないようにする。
本実施形態では、管理サーバ300のCPU111は、第1受け付け用画面641および第2受け付け用画面642のうちの一方が表示されているときには他方が表示されないようにする情報を生成し、この情報をユーザ端末500に送信する。
これにより、本実施形態では、図6、図7に示すように、ユーザ端末500では、第1受け付け用画面641および第2受け付け用画面642のうちの一方が表示されているときには、他方が表示されない形となる。
図6に示すように、受付用表示640の上部には、ユーザにより選択される第1タブ643A、第2タブ643Bの2つのタブが表示される。
本実施形態では、第1タブ643Aが選択された場合、スタイル変更の内容をユーザが受け付けるための第1受け付け用画面641が表示される。また、第2タブ643Bが選択された場合、アニメーション変更の内容をユーザが受け付けるための第2受け付け用画面642(図7参照)が表示される。
この場合、上記の通り、ユーザ端末500では、第1受け付け用画面641および第2受け付け用画面642のうちの一方が表示されているときには、他方が表示されない形となる。
さらに、本実施形態では、ユーザは、編集作業の1つとして、入力画像に含まれる背景画像についての設定を行えるようになっている。
本実施形態では、管理サーバ300のCPU111は、ベクターデータよりなる入力画像から、表示要素のうち、背景画像を表す表示要素を特定し、この背景画像の表示要素についての情報を取得する。
管理サーバ300のCPU111は、ベクターデータにより構成された画像データから、背景画像を表す表示要素についての情報を取得する。
より具体的には、管理サーバ300のCPU111は、ベクターデータにより構成された画像データから、生成される動画の背景に位置するようになる背景画像を表す表示要素についての情報を取得する。
そして、管理サーバ300のCPU111は、この背景画像について、動画にて表示される際の表示態様についての設定をユーザから受け付ける処理を行う。
言い換えると、管理サーバ300のCPU111は、背景画像について、生成される動画内における表示態様の設定をユーザから受け付ける処理を行う。
具体的には、管理サーバ300のCPU111は、ユーザ端末500に対する指示を行って、ユーザ端末500の表示部501に、背景画像についての表示の設定をユーザから受け付けるための受付用表示(不図示)が表示されるようにする。
そして、管理サーバ300のCPU111は、この受付用表示を介してユーザが入力した情報を基に、例えば、入力画像にある背景画像の色を透明にするか否かについての設定や、入力画像にある背景画像の色を維持するか否かについての設定を行う。
管理サーバ300のCPU111は、例えば、背景画像の色を透明にするとの設定をユーザから受け付けた場合、入力画像に含まれる背景画像の色を透明にする。
この場合、背景画像の新たな色がユーザにより別途設定されている場合には、最終的な動画に含まれる背景画像の色は、この新たな色となる。
言い換えると、背景画像の色を透明にするとの設定を受け付けた場合、入力画像にあった背景画像の色は、透明とされ、入力画像にあった背景画像のこの色は、動画に対して影響を与えないようになる。一方、この場合、ユーザが設定した上記の新たな色が、動画に影響を与え、この新たな色が、動画に含まれる背景画像の色となる。
また、管理サーバ300のCPU111は、例えば、背景画像の色を維持するとの設定をユーザから受け付けた場合、入力画像にあった背景画像の色を維持したうえで、動画に含まれる背景画像の色を決定する。
この場合、動画に含まれる背景画像の色が、ユーザにより別途設定されない場合、動画に含まれる背景画像の色は、入力画像にあった背景画像の色となる。
さらに、管理サーバ300のCPU111は、ユーザによって予め特定の設定が行われている場合、この特定の設定に基づき、ユーザ端末500の表示部501に表示される表示要素の状態を、上記の入力画像における状態とは異なる状態とする。
より具体的には、管理サーバ300のCPU111は、ユーザによって予め特定の設定が行われている場合、この特定の設定に基づき、動画の初期状態における表示要素の状態を、上記の入力画像における表示要素の状態とは異なる状態とする。
より具体的には、管理サーバ300のCPU111は、ユーザによって予め特定の設定が行われている場合、この特定の設定に基づき、例えば、ベクターデータにより構成された画像データに含まれる表示要素の配置箇所を変更し、表示要素の配置位置を、入力画像における配置位置とは異ならせる。
より具体的には、管理サーバ300のCPU111は、ユーザによって予め特定の設定が行われている場合、表示要素の各々を、例えば、ユーザにより設定された位置まで移動させる。
これにより、動画の初期状態における表示要素の配置位置が、入力画像における配置位置とは異なるようになる。この場合、動画の開始時に表示される表示要素のレイアウトが、入力画像におけるレイアウトとは異なるようになる。
また、管理サーバ300のCPU111は、ユーザによって予め特定の設定が行われている場合、この特定の設定に基づき、ベクターデータにより構成された画像データに対する処理を行って、例えば、表示要素の形態を、入力画像における形態とは異なる形態とする。
具体的には、管理サーバ300のCPU111は、例えば、表示要素の変形、透明度の変更などを行って、表示要素の形態を、入力画像における形態とは異なる形態とする。
これにより、動画の初期状態における表示要素の形態が、入力画像における表示要素の形態とは異なるようになる。
この場合、動画の開始時に表示される表示要素の形態が、入力画像における形態とは異なるようになる。
より具体的には、本実施形態では、ユーザにより予め行われる上記の特定の設定として、ユーザは、上記のスタイル変更についての設定を予め行えるようになっている。
管理サーバ300のCPU111は、ユーザによってこのスタイル変更についての設定が予め行われている場合、表示要素に対し、スタイル変更の一例としての「変形」、「透明度」のうちの少なくとも1つを行って、表示要素の形態を、入力画像における形態とは異なる形態とする。
なお、表示要素には、上記の背景画像も含まれ、ユーザによって予め特定の設定が行われておりスタイル変更が行われる場合、動画の初期状態のときに表示される背景が、入力画像における背景とは異なる背景とされる場合がある。
本実施形態では、動画の開始時には、この動画が表示されるユーザ端末500に、動画の初期の状態が表示されるが、基本的には、この際、入力画像に含まれていた表示要素の各々が、入力画像における状態で表示される。
これに対し、ユーザによって上記の特定の設定が行われている場合、ユーザ端末500に表示される表示要素に対して、この特定の設定が反映され、動画の開始時には、ユーザ端末500に、この特定の設定が反映された状態の表示要素が表示される。
より具体的には、ユーザによって、予め、スタイル変更についての設定が行われている場合、ユーザ端末500に表示される表示要素に対して、このスタイル変更についての設定が反映される。
この場合、動画の開始時には、この動画が表示されるユーザ端末500に、このスタイル変更が行われた後の状態の表示要素が表示される。
これにより、動画の初期の状態のとき、この動画が表示されるユーザ端末500には、例えば、変形が行われた後の表示要素や、透明度が変更された後の表示要素が表示される。
さらに、本実施形態では、上記の特定の設定を登録可能となっており、他の入力画像に対しても、この特定の設定の適用を行える。言い換えると、本実施形態では、スタイル変更についての設定を登録可能となっており、他の入力画像に対しても、登録されたスタイル変更についての設定の適用を行える。
より具体的には、本実施形態では、上記の特定の設定を、情報記憶装置102(図2参照)に登録可能となっており、この特定の設定を、情報記憶装置102から読み出し、他の入力画像に対し、この特定の設定の適用を行える。
これにより、本実施形態では、上記の入力画像とは異なる他の入力画像に含まれる表示要素のユーザ端末500における表示の状態を、この他の入力画像における表示の状態とは異なる状態とすることができる。
言い換えると、動画の初期状態における表示要素の状態を、この他の入力画像における表示要素の状態とは異なる状態とすることができる。言い換えると、この他の入力画像においても、動画の初期状態における表示要素の状態を、上記の特定の設定が反映された状態とすることができる。
また、本実施形態では、種類が互いに異なる複数の特定の設定を、情報記憶装置102に登録可能となっており、また、ユーザが、この複数の特定の設定の中から、一の特定の設定の選択を行えるようになっている。
言い換えると、本実施形態では、スタイル変更についての設定を、情報記憶装置102に複数登録可能となっており、また、ユーザが、この複数の設定の中から、一の設定の選択を行えるようになっている。
この場合、動画の初期状態における表示要素の状態を、ユーザが選択した特定の設定が反映された状態とすることができる。また、この場合、動画の初期状態における表示要素の状態を、1つの状態に限らず、様々な状態とすることができる。
ユーザによる編集作業についてさらに説明する。
本実施形態では、ユーザが、表示要素についての編集作業を行う場合、動画表示部620(図4参照)に表示されている表示要素91の中から、編集を行う表示要素91を選択する。
言い換えると、本実施形態では、ユーザが、表示要素91についてスタイル変更や、アニメーション変更を行う場合、動画表示部620に表示されている表示要素91の中から、編集を行う表示要素91を選択する。
図4では、符号4Eで示す表示要素91が選択された場合を例示している。
本実施形態では、ユーザにより選択された表示要素91については、符号4Fで示すように、この表示要素91の形状の変更をユーザから受け付けるための受け付け用画像93がさらに表示される。
本実施形態では、ユーザは、この受け付け用画像93に対する操作を行うことで、表示要素91の形状の変更を行える。具体的には、ユーザは、受け付け用画像93に対する操作を行うことで、表示要素91の輪郭の位置の変更を行える。
より具体的には、本実施形態では、「ノード」についての設定を行えるようになっており、このノードについての設定の際には、ユーザは、受け付け用画像93に対する操作を行うことで、表示要素91の輪郭の位置の変更を行う。
また、本実施形態では、ユーザが表示要素91を選択すると、この表示要素91について既に対応付けられている変更情報(当初変更情報やユーザ変更情報)が、第1の領域611、第2の領域612に表示される。
また、本実施形態では、ユーザが表示要素91を選択すると、選択されたこの表示要素91以外の他の表示要素91に対応付けられている変更情報は非表示とされ、選択されたこの表示要素91に対応付けられている変更情報が表示される。
本実施形態では、ユーザが表示要素91を選択し、且つ、この表示要素91に対して当初変更情報やユーザ変更情報が対応付けられている場合、この表示要素91について既に対応付けられている当初変更情報やユーザ変更情報により特定される変更についての情報が、第1の領域611、第2の領域612に表示される。
具体的には、第1の領域611、第2の領域612の各々に、タイミング情報や、変更内容情報が表示される。
なお、ユーザが表示要素91を選択した場合に、ユーザ端末500に表示される情報としては、変更についての情報に限らず、ユーザが選択した表示要素91に対応付けられている他の情報も、編集画面600に表示されるようにしてもよい。
具体的には、例えば、表示要素91に対応付けられた、表示要素91の名称についての情報が、編集画面600に表示されるようにしてもよい。
図4に示すこの状態にて、ユーザが、符号4Eで示す表示要素91についての更なる変更を希望する場合、例えば、マウスなどの情報入力機器を操作して、ユーザが、例えば、第1の領域611や第2の領域612の一部の箇所を選択する操作を行う。
より具体的には、ユーザは、マウスなどの情報入力機器を用い、例えば、第1の領域611や第2の領域612の一部の箇所を選択する操作を行い、表示の変更を行いたいタイミングを特定する。
より具体的には、ユーザは、例えば、図4中、符号4Gや符号4Hで示す一部の箇所を選択する操作を行う。
言い換えると、ユーザは、マウスなどの情報入力機器を用い、第1の領域611や第2の領域612のうち、表示の変更を行いたいタイミングに対応する箇所を指す。
また、ユーザは、表示要素91について、ノードについての変更を行う場合は、動画表示部620に対する操作を行って、表示要素91の輪郭の位置の変更を行う。
本実施形態では、ユーザが、表示要素91についての更なる変更を希望する場合、まず、表示要素91の変更の概略についての情報を入力する。
具体的には、ユーザは、上記の通り、例えば、第1の領域611や第2の領域612の一部の箇所を選択する操作を行って、表示要素91の変更の概略についての情報を入力する。
具体的には、ユーザは、スタイル変更を行いたい場合は、第1の領域611の一部の箇所を選択する操作を行い、アニメーション変更を行いたい場合は、第2の領域612の一部の箇所を選択する操作を行って、自身が行いたい変更の概略についての情報を入力する。
本実施形態では、第1の領域611や第2の領域612の一部の箇所をユーザが選択した際に、受付用表示640が表示されていない場合、ユーザ端末500の表示部501上に、この受付用表示640が表示される。
具体的には、ユーザ端末500の表示部501上に、第1受け付け用画面641および第2受け付け用画面642が、ユーザにより選択可能な状態で表示される。
より具体的には、管理サーバ300のCPU111は、第1の領域611の一部の箇所をユーザが選択した場合、ユーザ端末500の表示部501上に、第1受け付け用画面641が表示されようにし、第2受け付け用画面642がこの第1受け付け用画面641の背後に位置するようにする。
また、管理サーバ300のCPU111は、第2の領域612の一部の箇所をユーザが選択した場合、ユーザ端末500の表示部501上に、第2受け付け用画面642が表示されようにし、第1受け付け用画面641がこの第2受け付け用画面642の背後に位置するようにする。
本実施形態では、ユーザが、第1の領域611の一部の箇所を選択した場合、ユーザが、スタイル変更を希望していることになる。
この場合、管理サーバ300のCPU111は、編集画面600の左側の領域に、スタイル変更を受け付けるための第1受け付け用画面641が表示されようにし、第2受け付け用画面642がこの第1受け付け用画面641の背後に位置するようにする。
また、ユーザが、第2の領域612の一部の箇所を選択した場合、ユーザが、アニメーション変更を希望していることになる。
この場合、管理サーバ300のCPU111は、編集画面600の左側の領域に、アニメーション変更を受け付けるための第2受け付け用画面642が表示されるようにし、第1受け付け用画面641がこの第2受け付け用画面642の背後に位置するようにする。
また、本実施形態では、第1の領域611や第2の領域612の一部の箇所をユーザが選択した際に、受付用表示640が表示されているものの、この選択の内容と、受付用表示640の表示内容とが一致していない場合も想定される。
このように、選択の内容と、受付用表示640の表示内容とが一致していない場合、本実施形態では、選択の内容と、受付用表示640の表示内容とが一致するように、受付用表示640の変更が行われる。
具体的には、管理サーバ300のCPU111は、第1の領域611の一部の箇所をユーザが選択した際に、第2受け付け用画面642が表示されている場合には、第1受け付け用画面641が表示されるようにする。
また、管理サーバ300のCPU111は、第2の領域612の一部の箇所をユーザが選択した際に、第1受け付け用画面641が表示されている場合には、第2受け付け用画面642が表示されるようにする。
また、本実施形態では、第1の領域611や第2の領域612の一部の箇所をユーザが選択した際に、この選択の内容と、受付用表示640の表示内容とが一致している場合には、受付用表示640の表示が維持されるようにする。
具体的には、管理サーバ300のCPU111は、第1の領域611の一部の箇所をユーザが選択した際に、第1受け付け用画面641が表示されている場合には、この第1受け付け用画面641の表示が維持されるようにする。
また、管理サーバ300のCPU111は、第2の領域612の一部の箇所をユーザが選択した際に、第2受け付け用画面642が表示されている場合には、この第2受け付け用画面642の表示が維持されるようにする。
さらに、本実施形態では、第1の領域611や第2の領域612の一部の箇所をユーザが選択すると、管理サーバ300のCPU111は、ユーザが選択したこの一部の箇所を、変更の開始点(以下、「変更開始点」と称する)として受け付ける。
図6(受付用表示640を説明する図)を参照し、スタイル変更を受け付ける第1受け付け用画面641を説明する。
本実施形態では、第1受け付け用画面641に、「変形」、「透明」という選択項目が表示され、ユーザは、スタイル変更として、「変形」、「透明」についての設定を行える。
ユーザが、変形についての設定を行う場合、図6に示す画面が表示される。
本実施形態では、第1受け付け用画面641に、アンカーポイント(基準位置)についての情報の入力欄911、変形の態様についての情報の入力欄912、変形の開始時間についての情報の入力欄913が表示される。
本実施形態では、変形の態様についての情報の入力欄912に記載されているように、変形として、表示要素91の移動、拡縮、回転を行えるようになっている。ここで、本実施形態では、「拡縮」と記載されているように、表示要素91の拡大のみならず縮小も行える。
ユーザは、変形の態様についての情報の入力欄912に、移動、拡縮、回転をどの程度行うかを示す具体的な数値を入力する。
また、ユーザは、変形の開始時間についての情報の入力欄913に、変形の開始時間についての具体的な数値を入力する。
なお、本実施形態では、上記のように、ユーザが、第1の領域611の一部の箇所を選択した場合には、変形の開始時間についての情報の入力欄913に、ユーザが選択したこの一部の箇所に対応した時間が自動で入力される。
本実施形態では、ユーザが第1受け付け用画面641に対する操作を行って、変更についての設定を行うと、図4の符号4Gで示す箇所(第1の領域611のうちのユーザが指定した上記の変更開始点)に、変更が行われるときを示すタイミング情報が表示される。
なお、ここでは、タイミング情報のみが表示される場合を一例に説明するが、これに限らず、上記の通り、第1の領域611のうちのユーザが指定したこの変更開始点に、変更の内容を示す情報である変更内容情報が表示されるようにしてもよい。
言い換えると、変更開始点に対応する箇所には、変形が行われるときを示すタイミング情報に加え、変更の内容を示す情報である変更内容情報がさらに表示されるようにしてもよい。
なお、変更内容情報としては、例えば、「変形」という文字情報が一例に挙げられる。また、変更内容情報は、文字情報に限らず、図形やイラストなど他の表示形態で表示されるものであってもよい。
次に、「透明」についての設定について説明する。
ユーザが、「透明」についての設定を行う場合、ユーザは、図6の符号6Kで示す箇所を選択する。これにより、表示が切り替わり、受付用表示640は、図8(受付用表示640を説明する図)に示す状態となる。
「透明」についての設定では、図8に示すように、不透明度についての情報の入力欄921、開始時間についての情報の入力欄922が表示される。
ここで、不透明度とは、表示要素91の透明度を示す指標である。ユーザは、不透明度についての情報の入力欄921に、不透明度についての具体的な数値を入力する。言い換えると、ユーザは、不透明度がどの程度であるかを示す具体的な数値を入力する。
また、ユーザは、開始時間についての情報の入力欄922に、表示要素91の不透明度を変更するタイミングを示す具体的な時間を入力する。
なお、本実施形態では、上記の通り、ユーザが、第1の領域611の一部の箇所を既に選択している場合には、変形の開始時間についての情報の入力欄922に、ユーザが選択したこの一部の箇所に対応した時間が自動で入力される。
本実施形態では、この透明についての設定をユーザが行うと、上記と同様、第1の領域611のうちのユーザが指定した上記の変更開始点に、この透明についての変更が行われるときを示す情報であるタイミング情報が表示される。
なお、上記と同様、このタイミング情報に加え、「透明」という文字情報など、変更内容情報がさらに表示されるようにしてもよい。
なお、本実施形態では、表示要素91の透明度を行えるようになっている構成例を一例に説明したが、これに限らず、表示要素91の色の変更を行える構成としてもよい。
図7は、アニメーション変更を受け付ける第2受け付け用画面642を説明する図である。
本実施形態では、第2受け付け用画面642に、「フェード」、「拡大」、「ノード」という選択項目が表示され、ユーザは、アニメーション変更についての設定として、「フェード」、「拡大」、「ノード」についての設定を行える。
ここで、「フェード」とは、表示要素91の明度が次第に大きく又は小さくなるようにする設定を指す。
フェードについての設定では、図7に示すように、フェードの種類についての情報の入力欄931、フェードの不透明度についての情報の入力欄932、フェードの態様についての情報の入力欄933、フェードに要する所要時間についての情報の入力欄934が表示される。
本実施形態では、フェードに要する所要時間についての情報の入力欄934では、フェードを開始する時刻と、フェードを終了する時刻とを入力することで、フェードに要するこの所要時間についての情報の入力を行う。
なお、本実施形態では、上記の通り、ユーザが、第2の領域612の一部の箇所を既に選択している場合には、フェードを開始する時刻についての入力欄に、ユーザが選択したこの一部の箇所に対応した時刻が自動で入力される。
また、本実施形態では、ユーザが、第2の領域612の一部の箇所の選択にあたり、時間の幅を有する形でユーザがこの選択を行った場合には、フェードを終了する時刻についての入力欄にも、ユーザが選択したこの一部の箇所に対応した時刻が自動で入力される。
本実施形態では、フェードの種類として、フェードイン、フェードアウトのいずれかを行えるようになっており、ユーザは、フェードの種類についての情報の入力欄931に対する操作を行って、自身が希望するフェードの種類を選択する。
また、本実施形態では、表示要素91の不透明度についての設定を行えるようになっており、ユーザは、フェードの不透明度についての情報の入力欄932に、不透明度についての具体的な数値を入力する。
また、本実施形態では、フェードの態様についての情報の入力欄933にて、アニメーションの往復についての設定をユーザから受け付けることが可能となっている。
ここで、「往復」とは、1つの処理を行うとともに、この1つの処理の後に、この1つの処理とは逆の処理を行うことを指す。
本実施形態では、往復についての処理として、フェードインの後にフェードアウトを行う処理、フェードアウトの後にフェードインを行う処理を行えるようになっている。
本実施形態では、ユーザは、フェードの態様についての情報の入力欄933に対する操作を行って、アニメーションの往復についての設定を行う。
また、本実施形態では、ユーザは、所要時間についての情報の入力欄934に、フェードについての所要時間の具体的な数値を入力する。
本実施形態では、ユーザは、図7に示されている第2受け付け用画面642に対する操作を行うことで、「フェード」に関する情報の入力を行う。これにより、ユーザは、自身が選択した表示要素91について、フェードについての設定を行える。
本実施形態では、ユーザがフェードについての設定を行うと、このフェードについての変更が行われるときを示す情報であるタイミング情報が、第2の領域612に表示される。
具体的には、上記の変更開始点を基準とし、この変更開始点から右方向へ延びる形でタイミング情報が表示される。さらに、このタイミング情報の表示箇所には、変更の内容を表す情報である変更内容情報として、「フェード」という文字情報が表示される。
ここで、このフェードについてのタイミング情報の表示長さは、設定されるフェードの所要時間に応じて増減し、フェードの所要時間が長いほど、この表示長さが大きくなる。
次に、「拡大」について説明する。
「拡大」についての設定では、図9(受付用表示640を説明する図)に示すように、拡大の種類についての情報の入力欄941、アンカーポイント(基準位置)についての情報の入力欄942、拡縮率についての情報の入力欄943、拡大の態様についての情報の入力欄944、拡大に要する所要時間についての情報の入力欄945が表示される。
なお、上記と同様、ここでも、「拡縮」と記載されているように、表示要素91の拡大のみならず縮小も行えるようになっている。
また、上記と同様、ここでも、拡大に要する所要時間についての設定では、拡大を開始する時刻と、拡大を終了する時刻とを入力することで、拡大に要するこの所要時間についての設定を行う。
また、上記と同様、ユーザが、第2の領域612の一部の箇所を既に選択している場合には、フェードを開始する時刻についての入力欄に、ユーザが選択したこの一部の箇所に対応した時刻が自動で入力される。
また、ユーザが、第2の領域612の一部の箇所の選択にあたり、時間の幅を有する形でユーザがこの選択を行った場合には、拡大を終了する時刻についての入力欄にも、ユーザが選択したこの一部の箇所に対応した時刻が自動で入力される。
本実施形態では、拡大の種類として、符号9Aで示すように、均等、横長、縦長の3種類が予め用意されている。
ユーザは、この3種類の中から、自身が希望する、拡大の種類を選択する。より具体的には、ユーザは、拡大の種類についての情報の入力欄941に対する操作を行って、自身が希望する拡大の種類を選択する。
ここで、均等とは、横方向における拡縮率と縦方向における拡縮率とが等しい状態となるように拡縮を行うことを指す。
また、横長とは、横方向における拡縮率の方が縦方向における拡縮率よりも大きい状態となるように拡縮を行うことを指す。
また、縦長とは、横方向における拡縮率よりも縦方向における拡縮率の方が大きい状態となるように拡縮を行うことを指す。
また、本実施形態では、ユーザは、拡大についての設定にあたり、アンカーポイント(基準位置)についての情報の入力欄942に、アンカーポイント(基準位置)についての具体的な数値を入力する。
また、ユーザは、拡縮率についての情報の入力欄943に、拡縮率についての具体的な数値を入力する。
さらに、本実施形態では、「拡大」についても、ユーザは、アニメーションの往復についての設定を行えるようになっており、ユーザは、拡大の態様についての情報の入力欄944に対する操作を行って、往復についての設定を行う。
また、上記と同様、ユーザは、所要時間についての情報の入力欄945に、「拡大」に要する所要時間についての具体的な数値を入力する。
本実施形態では、ユーザは、図9に示されている第2受け付け用画面642に対する操作を行うことで、「拡大」に関する情報の入力を行う。これにより、ユーザは、自身が選択した表示要素91について、「拡大」についての設定を行える。
本実施形態では、ユーザが「拡大」についての設定を行うと、この「拡大」に対応するタイミング情報が、第2の領域612に表示される。より具体的には、例えば、上記の変更開始点を基準とし、この変更開始点から右方向へ延びる形でタイミング情報が表示される。
さらに、このタイミング情報の表示箇所には、変更の内容を表す情報である変更内容情報として、「拡大」という文字情報が表示される。
ここで、上記と同様、表示されるこの拡大についてのタイミング情報の表示長さは、拡大の所要時間に応じて増減し、この所要時間が長いほど、表示長さが大きくなる。
次に、「ノード」の設定について説明する。
「ノード」の設定では、ユーザは、ノードのそれぞれの位置についての設定を行う。言い換えると、ノードの設定では、ユーザは、表示要素91の輪郭の位置についての設定を行う。
より具体的には、本実施形態では、「ノード」の設定では、図10(受付用表示640を説明する図)に示すように、表示要素91の輪郭を構成する複数のノード91Nの各々の位置座標を入力するための座標入力欄651が表示される。
ユーザは、ノード91Nの各々について、座標入力欄651に対する位置座標の入力を行うことで、ノード91Nの位置についての設定を行う。
また、ノード91Nについての設定では、上記と同様、変更の態様についての情報の入力欄652、ノード91Nの変更に要する時間である所要時間についての情報の入力欄653が表示される。
なお、ここでも、上記と同様、ノード91Nの変更に要する所要時間についての設定では、変更を開始する時刻と、変更を終了する時刻とを入力することで、ノード91Nの変更に要するこの所要時間についての設定を行う。
また、上記と同様、ユーザが、第2の領域612の一部の箇所を既に選択している場合には、開始する時刻についての入力欄に、ユーザが選択したこの一部の箇所に対応した時刻が自動で入力される。
また、ユーザが、第2の領域612の一部の箇所の選択にあたり、時間の幅を有する形でユーザがこの選択を行った場合には、終了する時刻についての入力欄にも、ユーザが選択したこの一部の箇所に対応した時刻が自動で入力される。
変更の態様についての情報の入力欄652では、上記と同様、アニメーションの往復についての設定をユーザから受け付ける。ノード91Nの変更において、往復とは、表示要素91の輪郭の位置を変更する処理を行った後に、輪郭を元の位置に戻す処理を行うことを指す。
また、本実施形態では、上記と同様、ユーザは、所要時間についての情報の入力欄653に対し、ノード91Nについての所要時間として、具体的な数値を入力する。
本実施形態では、ユーザがノード91Nについての設定を行うと、このノード91Nに対応するタイミング情報が、第2の領域612に表示される。
具体的には、上記と同様、上記の変更開始点を基準とし、この変更開始点から図中右方向へ延びる形でタイミング情報が表示される。
さらに、このタイミング情報の表示箇所には、上記と同様、変更の内容を示す情報である変更内容情報として、例えば、「ノード」という文字情報が表示される。
ここで、表示されるこの「ノード」についてのタイミング情報の表示長さは、上記と同様、「ノード」についての所要時間に応じて増減し、この所要時間が長いほど、表示長さが大きくなる。
図10にて示した第2受け付け用画面642では、ユーザが具体的な数値を入力することで、各ノード91Nの移動量を設定する。
本実施形態では、この他に、図10に示すように、ノード91Nの各々が動画表示部620に表示され、ユーザが、このノード91Nに対する操作を直接行うことでも、各ノード91Nの移動量の設定を行える。
言い換えると、本実施形態では、ユーザは、マウス等の情報入力機器を操作して、表示されたノード91Nの各々を動画表示部620上で移動させることで、直接、表示要素91の輪郭の位置の変更を行える。
本実施形態では、上記の通り、ユーザが表示要素91の選択を行うと、表示要素91の輪郭に対するユーザの直接の操作をこのユーザから受け付けるための受け付け用画像93が、動画表示部620に表示される。
言い換えると、本実施形態では、ユーザが表示要素91の選択を行うと、表示要素91の輪郭上にノード91Nが表示され、ユーザは、このノード91Nを移動させることで、表示要素91の輪郭の位置の変更を行える。
また、その他に、ユーザにより動画表示部620上の表示要素91が選択された場合、動画表示部620には、図11(動画表示部620における表示例を示した図)に示す表示が行われるようにしてもよい。
図11に示すこの表示例では、上記と同様、表示要素91に対応して、複数のノード91Nが表示されている。さらに、この表示例では、ユーザが、予め定められた操作を行うことで、動画表示部620上に回転軸91Xが表示される構成となっており、図11に示す表示例では、この回転軸91Xが表示されている。
図11に示すこの表示例では、ユーザが、動画表示部620に対する操作を行うことで、回転軸91X回りの表示要素91の回転を設定できるようになっている。
なお、ここでは、回転軸91X回りの表示要素91の回転の設定をユーザが行う場合を説明するが、回転に限らず、この動画表示部620に対する直接の操作によって、表示要素91の移動についての設定を行えるようにしてもよい。
具体的には、ユーザが、動画表示部620上の表示要素91の選択を行ったうえで、この表示要素91を移動させた場合に、移動の設定があったことを受け付けるようにしてもよい。
図11に示す表示は、管理サーバ300のCPU111からの指示に基づき行われる。
即ち、本実施形態では、管理サーバ300のCPU111が、動画表示部620に表示された表示要素91の移動の態様をユーザから受け付けるための表示、及び、動画表示部620に表示された表示要素91の回転の態様をユーザから受付けるための表示が、動画表示部620にて行われるようにする指示を出力する。
これに応じ、本実施形態では、動画表示部620にて、図11に示す表示が行われる。
図11に示す状態において、ユーザが、動画表示部620に対する操作を行うと、管理サーバ300のCPU111は、この操作の内容を受け付け、この操作の内容を基に、ユーザが行った設定についての情報を取得する。
具体的には、管理サーバ300のCPU111は、表示要素91の移動についての設定の情報や、表示要素91の回転についての設定の情報を取得する。
そして、管理サーバ300のCPU111は、取得したこの設定についての情報を、上記のベクターデータに反映する。
なお、図11に示した表示例では、表示要素91の移動の態様をユーザから受け付けるための表示、表示要素91の回転の態様をユーザから受け付けるための表示の2つの表示が、1つの動画表示部620に表示される場合を説明した。
ところで、これに限らず、この2つの表示のそれぞれが別の編集画面600にて表示されるようにし、編集画面600の切り替えを行うことで、この2つの表示のそれぞれが表示されるようにしてもよい。
なお、上記では、ユーザが表示要素91の編集を行うにあたり、第1の領域611、第2の領域612の一部がユーザにより先に選択され、次に、第1受け付け用画面641、第2受け付け用画面642に対する操作をユーザが行う場合を一例に説明した。
本実施形態では、これに限らず、ユーザが、第1の領域611、第2の領域612の一部を選択せずに、先に、第1受け付け用画面641、第2受け付け用画面642に対する操作を行う態様も想定される。
この場合、ユーザは、まず、第1受け付け用画面641、第2受け付け用画面642に対する操作を行って、変更に関する各種の情報を入力する。
その後、この場合、管理サーバ300のCPU111が、ユーザが入力した情報を基に、第1の領域611や第2の領域612に、タイミング情報や変更内容情報が表示されるようにする。
また、上記では説明を省略したが、本実施形態では、図5に示すように、第1の領域611、第2の領域612よりも図中左側に、開始前表示領域619が存在する。
本実施形態では、上記の通り、ユーザによって、スタイル変更に関し、予め特定の設定が行われる場合があり、この場合、本実施形態では、上記の通り、動画の再生の開始前に、この特定の設定による、表示要素91の変更が行われる。
本実施形態では、動画の再生の開始前に行われる、この表示要素91の変更についての情報が、開始前表示領域619に表示される。
本実施形態では、上記の通り、ユーザは、上記の特定の設定として、スタイル変更についての設定を行えるようになっている。具体的には、ユーザは、予め行う上記の特定の設定において、「変形」および「透明」の一方又は両方についての設定を行えるようになっている。
本実施形態では、ユーザが、上記の特定の設定として、この「変形」や「透明」についての設定を行っている場合、この「変形」、「透明」が行われるときを示す情報であるタイミング情報が、開始前表示領域619に表示される。
これにより、ユーザは、この開始前表示領域619を参照することで、既に特定の設定が行われていることを把握できる。また、この場合、ユーザは、動画の初期状態が、入力画像における初期状態とは異なるようになることを把握できる。
また、本実施形態では、ユーザが、この開始前表示領域619に対する操作を行えるようになっており、上記と同様、ユーザは、この開始前表示領域619に対する操作を行うことで、動画の再生開始前に行われるスタイル変更についての設定を行える。
ユーザが、開始前表示領域619に対する操作を行う場合は、ユーザは、開始前表示領域619の一部を指定する。
次いで、ユーザは、第1受け付け用画面641(図6参照)に対する操作を行うことで、動画の再生開始前におけるスタイル変更についての設定を行う。
ユーザにより、このスタイル変更についての設定が終了すると、上記と同様、このスタイル変更が行われるときを示すタイミング情報が、開始前表示領域619に表示される。
本実施形態では、上記の通り、ユーザは、例えば、タイムラインとしての役割を有する第1の領域611、第2の領域612の一部を選択することで、変更の内容の概略の設定を行える。
次いで、ユーザは、この一部の選択に連動して表示される第1受け付け用画面641、第2受け付け用画面642を介し、変更についての詳細な設定を行う。
また、本実施形態では、開始前表示領域619が表示され、ユーザは、動画の再生開示前に行われるスタイル変更についての情報を得ることができる。
また、ユーザは、この開始前表示領域619に対する操作を行うことで、動画の再生開示前に行われるスタイル変更についての設定を行える。
さらに、本実施形態では、ユーザが選択した表示要素91について、ユーザは、直接の操作を行えるようになっている。より具体的には、ユーザは、ノード91Nを選択したり、表示要素91自体を選択したりすることで、選択した表示要素91についての直接の操作を行えるようになっている。
本実施形態のように、ノード91Nを選択できる構成の場合、ユーザは、自身が選択した表示要素91の一部の動きの設定を行える。
なお、上記では、スタイル変更の一例である「変形」、「透明」については、所要時間の設定を行えない場合を一例に説明したが、この「変形」、「透明」についても、所要時間の設定を行えるようにしてもよい。
スタイル変更についても所要時間の設定を行える場合、上記と同様、所要時間に応じて、タイミング情報の表示長さを増減することが好ましい。
また、上記では、スタイル変更の一例である「変形」、「透明」については、タイミング情報のみが表示され、内容変更情報の表示が行われない場合を説明した。
ところで、これに限らず、スタイル変更の一例である「変形」、「透明」についても、内容変更情報が表示されるようにしてもよい。具体的には、例えば、「変形」、「透明」という文字情報や、「変形」、「透明」を表す画像、イラスト等が表示されるようにしてもよい。
1…情報処理システム、91…表示要素、111…CPU、501…表示部、600…編集画面、610…表示領域、611…第1の領域、612…第2の領域、640…受付用表示、641…第1受け付け用画面、642…第2受け付け用画面

Claims (19)

  1. プロセッサを備え、表示部に表示される表示要素についての処理を行う情報処理システムであり、
    前記表示要素について行われる時系列に応じた表示の変更内容を含む変更情報を取得し、
    取得した前記変更情報に基づき、前記表示要素の時系列に沿った表示の変化を指示する編集画面の表示内容を決定する、
    情報処理システム。
  2. 前記プロセッサは、
    前記表示要素に対応付けられた、当該表示要素の名称についての情報が、前記編集画面に表示されるようにする、
    請求項1に記載の情報処理システム。
  3. 前記編集画面には、時系列に対応した表示領域が設けられ、
    前記プロセッサは、
    取得した前記変更情報に基づき、前記編集画面の前記表示領域内における表示内容を決定する、
    請求項に1に記載の情報処理システム。
  4. 前記プロセッサは、
    前記編集画面の前記表示領域内に、前記表示要素の変更が行われるときを示す情報であるタイミング情報が表示されるようにする、
    請求項に3に記載の情報処理システム。
  5. 前記プロセッサは、
    取得した前記変更情報に基づき、前記表示要素の変更が行われるときを示す情報であるタイミング情報の表示位置を決定し、
    取得した前記変更情報により特定される変更が、第1の変更である場合と当該第1の変更とは異なる第2の変更である場合とで、前記タイミング情報の表示位置を異ならせる請求項1に記載の情報処理システム。
  6. 前記編集画面には、時系列に対応した表示領域が複数設けられ、
    前記プロセッサは、
    取得した前記変更情報により特定される変更が、前記第1の変更である場合、前記タイミング情報が第1の領域内に表示されるようにし、
    取得した前記変更情報により特定される変更が、前記第1の変更とは異なる前記第2の変更である場合、前記タイミング情報が、前記第1の領域とは異なる第2の領域内に表示されるようにする、
    請求項5に記載の情報処理システム。
  7. 前記第1の領域および前記第2の領域は、一方向に沿って延びる領域である、
    請求項6に記載の情報処理システム。
  8. 前記プロセッサは、
    前記第1の領域内に前記タイミング情報が表示される際の、前記一方向における表示の基準と、前記第2の領域内に前記タイミング情報が表示される際の、当該一方向における表示の基準とが一致するように、当該第1の領域内における当該タイミング情報の表示、および、当該第2の領域内における当該タイミング情報の表示が行われるようにする、
    請求項7に記載の情報処理システム。
  9. 前記プロセッサは、
    取得した前記変更情報により特定される変更が、表示の変更に時間を要する変更である要時間変更である場合と、当該要時間変更よりも変更に要する時間が短い変更である短時間変更である場合とで、前記タイミング情報の表示位置を異ならせる請求項5に記載の情報処理システム。
  10. 前記プロセッサは、
    取得した前記変更情報により特定される変更が、前記要時間変更である場合、前記短時間変更である場合に比べ、前記タイミング情報が表示される領域を大きくする請求項9に記載の情報処理システム。
  11. 前記プロセッサは、
    前記表示要素の変更が行われるときを示す情報であるタイミング情報が前記表示部に表示されるようにし、
    取得した前記変更情報により特定される変更が、一の種類の変更である場合、前記タイミング情報が第1の領域内に表示されるようにし、
    取得した前記変更情報により特定される変更が、他の種類の変更である場合、前記タイミング情報が第2の領域内に表示されるようにし、
    前記表示要素についての更なる変更をユーザから受け付けるための表示である受付用表示が更に行われるようにし、
    前記受付用表示として、前記一の種類の変更の内容をユーザが受け付けるための第1受け付け用画面と、前記他の種類の変更の内容をユーザから受け付けるための第2受け付け用画面とが表示されるようにする、
    請求項1に記載の情報処理システム。
  12. 前記プロセッサは、
    前記第1受け付け用画面および前記第2受け付け用画面のうちの一方が表示されているときには他方が表示されないようにする、
    請求項11に記載の情報処理システム。
  13. 前記プロセッサは、
    入力された画像である入力画像から、前記表示部への表示を行う前記表示要素を取得し、
    前記入力画像に含まれる背景画像についての前記表示部における表示の設定をユーザから受け付ける処理を行う、
    請求項1に記載の情報処理システム。
  14. 前記プロセッサは、
    入力された画像である入力画像から、前記表示部への表示を行う前記表示要素を取得し、
    ユーザによって予め特定の設定が行われている場合、当該特定の設定に基づき、前記表示部に表示される前記表示要素の状態を、前記入力画像における当該表示要素の状態とは異なる状態とする、
    請求項1に記載の情報処理システム。
  15. 前記特定の設定を登録可能となっており、
    前記入力画像とは異なる他の入力画像に含まれる表示要素の前記表示部における表示の状態を、登録された前記特定の設定を用いて、当該他の入力画像における表示の状態とは異なる状態とすることができる、
    請求項14に記載の情報処理システム。
  16. 前記プロセッサは、
    前記表示部に表示された前記表示要素の輪郭に対するユーザの操作を当該ユーザから受け付けるための表示が当該表示部に行われるようにする、
    請求項1に記載の情報処理システム。
  17. 前記プロセッサは、
    前記表示部に表示された前記表示要素の移動の態様をユーザから受け付けるための表示、及び/又は、当該表示要素の回転の態様をユーザから受け付けるための表示が行われるようにする、
    請求項1に記載の情報処理システム。
  18. 表示部に表示される表示要素について行われる時系列に応じた表示の変更内容を含む変更情報を取得する機能と、
    取得した前記変更情報に基づき、前記表示要素の時系列に沿った表示の変化を指示する編集画面の表示内容を決定する機能と、
    をコンピュータに実現するためのプログラム。
  19. 表示部に表示される表示要素についての処理を行う情報処理方法であり、
    前記表示要素について行われる時系列に応じた表示の変更内容を含む変更情報を取得し、
    取得した前記変更情報に基づき、前記表示要素の時系列に沿った表示の変化を指示する編集画面の表示内容を決定する、
    情報処理方法。
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