JP2023092538A - 開口部建材 - Google Patents

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貴志 七山
Takashi Nanayama
寿志 小笠原
Hisashi Ogasawara
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【課題】 使い勝手の良い開口部建材の提供。【解決手段】 縦枠1と横枠2とを備え、横枠2は、室外側形材3と、室内側形材4と、室外側形材3と室内側形材4とを繋ぐブリッジ材5とからなり、長手方向端面を縦枠1の内周側面に当接し、室外側形材3と室内側形材4を縦枠1とねじ止めしてあり、ブリッジ材5の内部にブリッジ材5の全長に亘って芯材6が埋め込まれている。【選択図】 図1

Description

本発明は、断熱性能を有する開口部建材に関する。
従来より、枠にアルミと樹脂の複合構造の断熱形材を使用した開口部建材が知られている。
本発明は以上に述べた実情に鑑み、使い勝手の良い開口部建材の提供を目的とする。
上記の課題を達成するために請求項1記載の発明による開口部建材は、縦枠と横枠とを備え、横枠は、室外側形材と、室内側形材と、室外側形材と室内側形材とを繋ぐブリッジ材とからなり、長手方向端面を縦枠の内周側面に当接し、室外側形材と室内側形材を縦枠とねじ止めしてあり、ブリッジ材の内部にブリッジ材の全長に亘って芯材が埋め込まれていることを特徴とする。
請求項1記載の発明による開口部建材は、縦枠と横枠とを備え、横枠は、室外側形材と、室内側形材と、室外側形材と室内側形材とを繋ぐブリッジ材とからなり、長手方向端面を縦枠の内周側面に当接し、室外側形材と室内側形材を縦枠とねじ止めしてあり、ブリッジ材の内部にブリッジ材の全長に亘って芯材が埋め込まれていることで、断熱性能が得られると共に、芯材によりブリッジ材の長手方向の縮みが防がれるため、ブリッジ材の長手方向の端面と縦枠間に隙間が生ずるのを防止し、躯体への漏水を防止できるので、使い勝手が良い。
本発明の開口部建材の第1実施形態を示す縦断面図である。 第1実施形態の開口部建材の横断面図である。 同開口部建材の下枠の製作手順を示す縦断面図である。 本発明の開口部建材の第2実施形態を示す縦断面図である。 同開口部建材の下枠の製作手順を示す縦断面図である。 本発明の建具の第3実施形態を示す縦断面図である。 (a)は同開口部建材の下枠の縦断面図であり、(b)は同下枠の底面図である。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。図1~3は、本発明の開口部建材の第1実施形態を示している。本開口部建材は、住宅用の引違い窓に適用したものであり、図1,2に示すように、躯体開口部9に取付けられる枠10と、枠10内に引き違い状に開閉自在に納めた外障子11a及び内障子11bを備える。
枠10は、上枠12と下枠2と左右の縦枠1,1とを矩形に枠組みして構成してある。外障子11a及び内障子11bは、上框13と下框14と戸先框15と召合せ框16を框組みし、その内側にガラス(複層ガラス)18を嵌め込んで構成してある。
下枠2は、図1に示すように、アルミニウム合金の押出形材よりなる室外側形材3及び室内側形材4と、室外側形材3と室内側形材4とを繋ぐブリッジ材5とからなる断熱形材となっている。室外側形材3と室内側形材4には、それぞれタッピングホール17が設けてある。ブリッジ材5は、断熱性能を有する材料で形成されており、室外側形材3と室内側形材4との間の伝熱を遮断する。ブリッジ材5の内部には、ブリッジ材5の縮みを防止するための芯材6がブリッジ材5の長手方向の全長に亘って埋め込まれている。この芯材6は、室外側形材3及び室内側形材4と同じ材質(アルミ)で、断面形状が略T字型となっている。
図3は、下枠2の製作手順を示している。図3(a)に示すように、下枠2は元々は室外側形材3と室内側形材4とが繋がった一つの形材として一体で押出成形される。この形材は、室内外方向の中間部に内周側(上面側)が開口した略C字型断面のブリッジ材注入溝19が形成されている。ブリッジ材注入溝19の底壁が室外側形材3と室内側形材4とを繋ぐ連結部7となっており、断面T字型の芯材6はその基端部を連結部7の室内外方向の中間部と連続して形成されている。さらにブリッジ材注入溝19の内周側面には、室外側寄りの上位置と下位置、室内側寄りの上位置と下位置とに突部20が長手方向に形成されている。
この形材のブリッジ材注入溝19に、図3(a)に示すように、ブリッジ材5の材料となる樹脂(例えばポリウレタン樹脂)21を注入する。樹脂21は硬化すると、ブリッジ材注入溝19の内周面及び芯材6の外周面と接着する。
その後、樹脂21が硬化した後に、図3(b)に示すように、図示しない工具で連結部7の芯材6の付け根位置を下枠2の全長に亘って切除して非連結部8を形成し、室外側形材3と室内側形材4とに切り離す。これにより、芯材6が室外側形材3及び室内側形材4と分離してブリッジ材5中に埋め込まれる
縦枠1は、上端部及び下端部の内周側面にゴム質のシート状のシーラー22(図2参照)が貼着してあり、下枠2は、図1,2に示すように、長手方向端面をシーラー22を介して縦枠1の内周側面に当接し、縦枠1の側方から挿入したねじ23を室外側形材3と室内側形材4のタッピングホール17に螺入することで、縦枠1と連結固定されている。
上枠12も、図1に示すように、アルミニウム合金の押出形材よりなる室外側形材24及び室内側形材25と、室外側形材24と室内側形材25を繋ぐ樹脂製のブリッジ材26とからなる断熱形材となっている。ただし、上枠12は下枠2と異なり、あらかじめ成形されたブリッジ材26の室外側端部と室内側端部を室外側形材24及び室内側形材25の溝にそれぞれ挿入してかしめて固定したものとなっている。
ブリッジ材5中に芯材6を有しない従来の下枠2では、当初はブリッジ材5の長手方向の端面が室外側形材3及び室内側形材4と共に縦枠1の内周側面のシーラー22に当接しているが、アルミと樹脂の熱伸び量の違い等に起因して、年月が経つとブリッジ材5が縮むことがあり、ブリッジ材5が縮むと同ブリッジ材5の長手方向の端面が縦枠1の内周側面のシーラー22から離れて隙間が生じ、下枠2上面に浸入した雨水がその隙間から流下して躯体まで浸入することがある。
本開口部建材は、ブリッジ材5中に芯材6が長手方向の全長に埋め込まれており、芯材6の外周面にブリッジ材5が接着していることにより、ブリッジ材5の長手方向の縮みを防止することができる。そのため、ブリッジ材5の長手方向の端面と縦枠1のシーラー22間に隙間が生ずることが防がれるので、躯体27側に漏水するのを防ぐことができる。
芯材6が断面T字型に形成されていることで、芯材6のブリッジ材5との接触面積が大きくなるので、芯材6とブリッジ材5との接着力が高まり、ブリッジ材5の縮みを防止する効果が高い。
図4,5は、本発明の開口部建材の第2実施形態を示している。本実施形態の下枠2は、図5に示すように、ブリッジ材注入溝19に樹脂21を注入し、樹脂21が硬化した後にブリッジ材注入溝19の室内側のコーナー部を図示しない工具で切除して、連結部7の室内側端部位置に非連結部8を形成している。芯材6は、連結部7と繋がったままの状態でブリッジ材5中に埋め込まれている。
本実施形態の開口部建材も、第1実施形態と同様に、芯材6によりブリッジ材5の長手方向の縮みを防止してブリッジ材5の長手方向端面と縦枠1のシーラー22間に隙間が開くのを防ぎ、躯体27への漏水を防ぐことができる。
第1・第2実施形態では、芯材6をブリッジ材注入溝19の底壁(連結部)7と繋げて設けていたが、芯材6をブリッジ材注入溝19の室外側の壁や室内側の壁と繋げて設けることで、芯材6を室外側形材3や室内側形材4に設けることもできる。
図6,7は、本発明の開口部建材の第3実施形態を示している。下枠2は、第1・第2実施形態と同様に、アルミニウム合金の押出形材よりなる室外側形材3及び室内側形材4と、室外側形材3と室内側形材4とを繋ぐブリッジ材5とからなる断熱形材となっている。室外側形材3と室内側形材4とは、図3(a),(b)に示すように、元々は繋がった一つの形材として押出成形され、その形材の室内外方向中間部に形成されたブリッジ材注入溝19にブリッジ材5の材料となる樹脂21を注入し、樹脂21が硬化した後にブリッジ材注入溝19の底壁(連結部)7の室内外方向の中間部を長手方向に沿って工具で切除し、非連結部8を形成したものである。
本実施形態の下枠2は、第1・第2実施形態のようにブリッジ材5中に芯材6を埋め込む代わりに、図7に示すように、連結部7を切除して室外側形材3と室内側形材4とに分離する際に、下枠2の長手方向の両端部において連結部7を切り残すことで、長手方向両端部において室外側形材3と室内側形材4とが連結部7で繋がっており、切り残した連結部7にブリッジ材5の外周側の見込面が接合している。連結部7の切り残した部分の長さaは、例えば下枠2の長手方向の端面から約30mmとしてある。なお、連結部7の切り残した部分の長さaは、ブリッジ材5が縮むことで生ずる可能性のある隙間の寸法よりも長く形成してあればよく、下枠2の長さによっては、例えば数mm程度であってもよい。また、両端部の切り残した連結部7,7の間は、全体を非連結部8としてあってもよいし、長手方向の中間部に一箇所ないし複数箇所、連結部7を切り残してあってもよい。
本実施形態の開口部建材は、下枠2のブリッジ材5が縮んでブリッジ材5の長手方向の端面と縦枠1のシーラー22間に隙間が生じたとしても、室外側形材3と室内側形材4とを繋ぐ連結部7の端面が縦枠1のシーラー22に当接しているため、ブリッジ材5の長手方向の端面とシーラー22間の隙間は連結部7によって塞がれるから、躯体27側に漏水することがない。室外側形材3と室内側形材4が連結部7で繋がっているのは、下枠2の全長のうちの僅かな部分に過ぎず、大部分は非連結部8で室外側形材3と室内側形材4とが分離しているため、ブリッジ材5により十分な断熱性能が得られる。
ブリッジ材5中に芯材6を埋め込んだ第1・第2実施形態においても、第3実施形態のように下枠2の長手方向両端部において連結部7を所定の長さだけ切り残し、下枠2の長手方向両端部において室外側形材3と室内側形材4とが連結部7で繋がった状態にしておくことができる。そうすることで、万が一ブリッジ材5が縮んだときでも、切り残した連結部7により躯体27への漏水を防ぐことができる。
以上に述べたように本開口部建材(第1・第2実施形態)は、縦枠1と横枠(下枠)2とを備え、横枠2は、室外側形材3と、室内側形材4と、室外側形材3と室内側形材4とを繋ぐブリッジ材5とからなり、長手方向端面を縦枠1の内周側面(厳密には、縦枠1の内周側面に貼り付けたシーラー22)に当接し、室外側形材3と室内側形材4を縦枠1とねじ止めしてあり、ブリッジ材5の内部にブリッジ材5の全長に亘って芯材6が埋め込まれていることで、断熱性能が得られると共に、芯材6によりブリッジ材5の長手方向の縮みが防がれるため、ブリッジ材5の長手方向の端面と縦枠1間に隙間が生ずるのを防止し、躯体27への漏水を防止できるので、使い勝手が良い。
室外側形材3と室内側形材4とは、室内外方向中間部に形成されたブリッジ材注入溝19に樹脂21を注入し、樹脂21が硬化してから連結部7を切除して分離したものであり、連結部7、室外側形材3及び室内側形材4の何れかの一部が芯材6としてブリッジ材5の内部にブリッジ材5の全長に亘って埋め込まれた状態で残っているので、芯材6を別途用意して樹脂中に埋め込んだりする必要がなく、通常の注型タイプの断熱形材と同様に製作することができ、合理的である。
また、本開口部建材(第3実施形態)は、縦枠1と横枠(下枠)2とを備え、横枠2は、室外側形材3と、室内側形材4と、室外側形材3と室内側形材4とを繋ぐブリッジ材5とからなり、長手方向端面を縦枠1の内周側面に当接し、室外側形材3と室内側形材4を縦枠1とねじ止めしてあり、室外側形材3と室内側形材4とは、少なくとも長手方向両端部において連結部7で繋がっており、連結部7がブリッジ材5の見込面に接合しているとともに長手方向中間部において非連結部8を設けてあることで、断熱性能が得られると共に、ブリッジ材5が縮んだときでも連結部7が縦枠1の内周側面に当接していることで躯体27への漏水を防止できるので、使い勝手が良い。
本開口部建材(第3実施形態)は、室外側形材3と室内側形材4とが繋がった状態で押出成形された形材のブリッジ材注入溝19に樹脂21を注入し、樹脂21が硬化してから連結部7を切除して室外側形材3と室内側形材4とに分離する際に、横枠2の長手方向両端部において連結部7を切り残すだけでよく、断熱性能を確保しながら横枠2の長手方向の端面が全体的に縦枠2の内周側面に当接し、漏水する隙間が生じないため、躯体27への漏水を確実に防止することができる。
本発明は以上に述べた実施形態に限定されない。室外側形材及び室内側形材の断面形状は、適宜変更することができる。ブリッジ材中に埋め込む芯材は、ブリッジ材よりも縮みにくい材質で形成されていればよく、具体的な材質、断面形状は、適宜変更することができる。芯材は、横枠を構成する形材と一体成形したものであってもよいし、横枠を構成する形材と別体で形成したものでもよい。縦枠は方立であってもよいし、横枠は無目であってもよい。本発明は、引違い窓に限らず、嵌め殺し窓やすべり出し窓、玄関や勝手口の戸、カーテンウォールなど、あらゆる開口部建材に適用することができる。
1 縦枠
2 下枠(横枠)
3 室外側形材
4 室内側形材
5 ブリッジ材
6 芯材
7 連結部
8 非連結部

Claims (1)

  1. 縦枠と横枠とを備え、横枠は、室外側形材と、室内側形材と、室外側形材と室内側形材とを繋ぐブリッジ材とからなり、長手方向端面を縦枠の内周側面に当接し、室外側形材と室内側形材を縦枠とねじ止めしてあり、ブリッジ材の内部にブリッジ材の全長に亘って芯材が埋め込まれていることを特徴とする開口部建材。
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