JP2023091826A - 画像形成装置の調節方法、画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】プリント条件の調節のために感光体の表面に複数のテストトナー像を形成する処理を短時間で実行すること。【解決手段】光走査部40は、1つの感光体41に対して複数の光源401を有し、複数のラインに複数のビーム光を同時に走査可能である。前記複数の光源401は、複数の特定領域の数と同数の複数の光源グループに区分されている。プロセッサーは、テスト潜像形成処理を前記光走査部40に1回以上実行させる(S1~S6)。前記テスト潜像形成処理は、1回の走査が行われる間に前記複数の光源グループを異なる供給電力で1グループずつ順次動作させることにより、前記複数の特定領域にそれぞれ露光画素の数が同一の複数のテスト潜像をそれぞれ異なる露光量で形成する処理である。前記プロセッサーは、複数のテストトナー像について検出される複数のテスト検出濃度に応じて、プリント条件を設定する(S8)。【選択図】図4

Description

本発明は、感光体の表面に形成された複数のテストトナー像の濃度の検出値に応じてプリント条件を調節可能な画像形成装置の調節方法および画像形成装置に関する。
電子写真方式の画像形成装置は、感光体、帯電部、光走査部、現像部および転写部を備える。前記帯電部は、前記感光体の表面を帯電させる。前記光走査部は、ビーム光を走査することにより、帯電した前記感光体の表面に静電潜像を形成する。
前記現像部は、前記静電潜像をトナー像へ現像する。前記転写部は、前記感光体の表面に形成された前記トナー像を前記シートへ転写する。
また、前記画像形成装置が、現像バイアス電圧を変更しつつ前記感光体の表面に測定用の複数のパターン画像を形成し、前記複数のパターン画像の濃度の検出値に応じて前記現像バイアス電圧を調節することが知られている(例えば、特許文献1参照)。
特開2020-34799号公報
ところで、前記画像形成装置が、前記ビーム光の光量が異なる条件で前記感光体の表面に複数のテストトナー像を形成することによりプリント条件を調節することが考えられる。この場合、前記画像形成装置が、前記複数のテストトナー像の濃度の検出値に応じて前記ビーム光の光量などの前記プリント条件を設定することが考えられる。
前記複数のテストトナー像の形成に要する時間は、通常のプリント処理を実行できないダウンタイムである。従って、前記複数のテストトナー像の形成に要する時間を短縮できることが望ましい。
本発明の目的は、プリント条件の調節のために感光体の表面に複数のテストトナー像を形成する処理を短時間で実行することを可能にする画像形成装置の調節方法および画像形成装置を提供することにある。
本発明の一の局面に係る画像形成装置の調節方法は、前記画像形成装置が、回転する1つ以上の感光体と、1つ以上の帯電部と、光走査部と、1つ以上の現像部と、複数の濃度検出部と、を備える場合に実現される方法である。前記帯電部は、前記感光体の表面を帯電させる。前記光走査部は、1つの前記感光体に対して複数の光源を有し、帯電した前記感光体の表面における主走査方向に沿う複数のラインに前記複数の光源から出射される複数のビーム光を同時に走査することが可能である。前記現像部は、前記複数のビーム光の走査により前記感光体の表面に形成される静電潜像をトナー像へ現像する。前記複数の濃度検出部は、前記感光体の表面における前記主走査方向の位置が異なる複数の特定領域に形成された複数のトナー像の濃度を検出可能である。前記複数の光源が前記複数の特定領域の数と同数の複数の光源グループに区分されている。前記調節方法は、プロセッサーが、テスト潜像形成処理を、前記光走査部に1回以上実行させることを含む。前記テスト潜像形成処理は、前記光走査部による前記主走査方向に沿う1回の走査が行われる間に前記複数の特定領域に対応して前記複数の光源グループを異なる供給電力で1グループずつ順次動作させることにより、前記複数の特定領域にそれぞれ露光画素の数が同一の複数のテスト潜像をそれぞれ異なる露光量で形成する処理である。さらに前記調節方法は、前記プロセッサーが、前記複数のテスト潜像の現像により前記複数の特定領域に形成される複数のテストトナー像について前記複数の濃度検出部により検出される複数のテスト検出濃度を取得することを含む。さらに前記調節方法は、前記プロセッサーが、前記複数のテスト検出濃度に応じて、前記静電潜像がプリントデータに基づいて形成されるときに採用されるプリント条件を設定することを含む。
本発明の他の局面に係る画像形成装置は、1つ以上の前記感光体と、1つ以上の前記帯電部と、前記光走査部と、1つ以上の前記現像部と、前記複数の濃度検出部と、前記調節方法を実現する前記プロセッサーと、を備える。
本発明によれば、プリント条件の調節のために感光体の表面に複数のテストトナー像を形成する処理を短時間で実行することを可能にする画像形成装置の調節方法および画像形成装置を提供することが可能になる。
図1は、第1実施形態に係る画像形成装置の構成図である。 図2は、第1実施形態に係る画像形成装置における制御装置の構成を示すブロック図である。 図3は、第1実施形態に係る画像形成装置における光走査装置の主要部の構成図である。 図4は、第1実施形態に係る画像形成装置におけるプリント条件調節処理の手順の一例を示すフローチャートである。 図5は、第1実施形態に係る画像形成装置において複数のテスト潜像が3つの特定領域に形成される場合における複数のテスト潜像の画素構成の一例を示す図である。 図6は、第1実施形態に係る画像形成装置において3つの特定領域に形成された複数のテストトナー像の一例を示す図である。 図7は、第1実施形態に係る画像形成装置において複数のテスト潜像が2つの特定領域に形成される場合における複数のテスト潜像の画素構成の一例を示す図である。 図8は、第1実施形態に係る画像形成装置において2つの特定領域に形成された複数のテストトナー像の一例を示す図である。 図9は、複数のテスト潜像に対応する光源グループの指定電圧と複数のテストトナー像の検出濃度との対応関係の一例を示すグラフである。 図10は、第2実施形態に係る画像形成装置の構成図である。
以下、図面を参照しながら、本発明の実施形態について説明する。なお、以下の実施形態は、本発明を具体化した一例であって、本発明の技術的範囲を限定するものではない。
[第1実施形態]
第1実施形態に係る画像形成装置10は、電子写真方式でプリント処理を実行する装置である。前記プリント処理は、シート9に画像を形成する処理である。シート9は、用紙またはシート状の樹脂部材などの画像形成媒体である。
[画像形成装置10の構成]
図1に示されるように、画像形成装置10は、シート収容部2と、シート搬送路30と、シート搬送装置3と、プリント装置4とを備える。さらに、画像形成装置10は、操作装置801、表示装置802および制御装置8も備える。
シート搬送路30、シート搬送装置3、プリント装置4および制御装置8は、筐体1内に収容されている。
シート収容部2は、シート9を収容する。シート搬送装置3は、シート9をシート収容部2からシート搬送路30へ送り出し、さらにシート9をシート搬送路30に沿って搬送する。
さらに、シート搬送装置3は、画像が形成されたシート9をシート搬送路30から排出トレイ101上へ排出する。
プリント装置4は、シート搬送路30に沿って搬送されるシート9に対して前記プリント処理を実行する。プリント装置4は、シート搬送路30に沿って搬送されるシート9にトナー像を形成する。
前記トナー像は、トナーを現像剤とする画像である。前記トナーは粒状の前記現像剤の一例である。プリント装置4は、シート9に前記トナー像を形成するプリント部の一例である。
本実施形態において、プリント装置4は、タンデム式のカラープリント装置である。プリント装置4は、複数の画像形成部4xと、光走査装置40と、転写装置44と、定着装置46とを備える。
本実施形態において、プリント装置4は、イエロー、シアン、マゼンタおよびブラックの4色に対応した4つの画像形成部4xを備える。
画像形成部4x各々は、ドラム状の感光体41、帯電装置42、現像装置43およびドラムクリーニング装置45などを含む。
画像形成部4x各々において、感光体41が回転し、帯電装置42が感光体41の表面を帯電させる。帯電装置42は、帯電部の一例である。
さらに、光走査装置40が、ビーム光L1を走査することによって、回転する感光体41の表面に静電潜像を形成する。光走査装置40は、帯電した感光体41の表面に前記静電潜像を形成する光走査部の一例である。
光走査装置40は、ビーム光L1を主走査方向D1に沿って走査する(図3参照)。主走査方向D1は、感光体41の回転軸に沿う方向である。主走査方向D1は、中間転写ベルト441の幅方向でもある。
また、主走査方向D1に交差する副走査方向D2は、感光体41の表面の移動方向に沿う方向である。副走査方向D2は、中間転写ベルト441の表面の移動方向に沿う方向でもある。
さらに、現像装置43が、感光体41の表面に前記トナーを供給することにより、前記静電潜像を単色トナー像へ現像する。現像装置43は、感光体41の外周の現像位置において、感光体41へ前記トナーを供給する。現像装置43は現像部の一例である。
帯電装置42は、帯電部材421および帯電電圧出力装置422を備える。帯電部材421は、感光体41に対向して配置されている。帯電電圧出力装置422は、帯電部材421に対して帯電電圧を供給する。
前記帯電電圧は、帯電電圧出力装置422から帯電部材421を通じて感光体41に供給される。これにより、感光体41の表面が帯電する。
現像装置43は、現像ローラー431およびバイアス出力装置432を備える。現像ローラー431は、前記現像位置において感光体41に対向して配置されている。現像ローラー431は、トナーを担持して回転する。
バイアス出力装置432は、現像ローラー431に対して現像バイアス電圧を供給する。本実施形態において、バイアス出力装置432は、直流電圧に交流電圧が重畳された前記現像バイアス電圧を現像ローラー431へ供給する。
現像ローラー431は、トナーを担持して回転し、前記現像位置において前記トナーを感光体41の表面に接触させる。現像ローラー431は、現像体の一例である。バイアス出力装置432は、バイアス出力部の一例である。
現像ローラー431に担持されたトナーは、現像ローラー431と感光体41との間に生じる電界により、感光体41の表面における前記静電潜像の部分へ移行する。
前記現像位置において、前記トナーが現像ローラー431から感光体41の表面における前記静電潜像の部分へ移行する。これにより、前記静電潜像が前記単色トナー像へ現像される。4つの感光体41は、それぞれトナー像を担持する像担持体の一例である。
本実施形態において、現像装置43は、二成分現像方式で現像を行う。即ち、現像装置43は、前記トナーおよびキャリアを含む二成分現像剤を撹拌することによって前記トナーを帯電させる。さらに、現像装置43は、帯電した前記トナーを感光体41に供給する。
前記キャリアは、磁性を有する粒状物である。例えば、前記キャリアは、表面がコーティングされた粒状の磁性体である。前記コーティングは、例えばエポキシ樹脂などの合成樹脂で構成されている。
以上に示されるように、4つの画像形成部4xにおいて、4つの帯電装置42および4つの現像装置43が、4つの感光体41の表面に前記単色トナー像を形成する。4つの感光体41は、それぞれ表面に前記単色トナー像を担持して回転する。
転写装置44は、中間転写ベルト441と、4つの画像形成部4xに対応する4つの一次転写装置442と、二次転写装置443と、ベルトクリーニング装置444とを備える。
中間転写ベルト441は、複数の支持ローラー440によって支持されている。複数の支持ローラー440の1つは、不図示のモーターから受ける動力により回転する。これにより、中間転写ベルト441が回転する。
転写装置44において、4つの一次転写装置442は、4つの感光体41の表面に形成された前記単色トナー像を中間転写ベルト441の表面へ転写する。
中間転写ベルト441は、4つの画像形成部4xの感光体41の表面に形成される複数の前記単色トナー像が転写される。中間転写ベルト441は、複数の前記単色トナー像を担持して回転する。中間転写ベルト441は、中間転写体の一例である。複数の前記単色トナー像は、画像形成部4xごとに異なる色のトナー像である。
複数の色の前記単色トナー像が重なって中間転写ベルト441の表面へ転写されることにより、カラー画像である合成トナー像が中間転写ベルト441の表面に形成される。
一次転写装置442各々は、一次転写ローラー4421および一次電圧出力装置4422を備える。一次転写ローラー4421は、中間転写ベルト441を介して感光体41に対向して配置されている。
一次電圧出力装置4422は、一次転写ローラー4421に一次転写電圧を供給する。これにより、一次転写電流が一次電圧出力装置4422と一次転写ローラー4421との間に流れ、感光体41と一次転写ローラー4421との間に電界が生じる。
感光体41の表面に形成された前記単色トナー像は、感光体41と一次転写ローラー4421との間に生じる電界により、中間転写ベルト441の表面へ転写される。
即ち、4つの一次転写装置442は、中間転写ベルト441を介して4つの一次転写ローラー4421それぞれに前記一次転写電圧を供給する。これにより、4つの一次転写装置442は、4つの感光体41の表面に形成された前記単色トナー像を中間転写ベルト441へ転写する。
4つの一次転写装置442は、複数の一次転写部の一例である。4つの一次転写ローラー4421は、複数の一次転写体の一例である。
二次転写装置443は、シート搬送路30の転写位置P1において、中間転写ベルト441の表面に転写された複数の前記単色トナー像をシート9に転写する。二次転写装置443は、二次転写部の一例である。
二次転写装置443は、二次転写ローラー4431および二次電圧出力装置4432を備える。二次転写ローラー4431は、二次転写体の一例である。
二次転写ローラー4431は、シート搬送路30の転写位置P1において、中間転写ベルト441と接している。シート9は、転写位置P1において、中間転写ベルト441と二次転写ローラー4431との間を通過する。
二次電圧出力装置4432は、二次転写ローラー4431に二次転写電圧を供給する。これにより、二次転写電流が二次電圧出力装置4432と二次転写ローラー4431との間に流れ、感光体41と二次転写ローラー4431との間に電界が生じる。
中間転写ベルト441の表面に形成された前記トナー像は、中間転写ベルト441と二次転写ローラー4431との間に生じる電界によってシート9へ転写される。
即ち、二次転写装置443は、転写位置P1においてシート9を介して中間転写ベルト441に対向する二次転写ローラー4431に前記二次転写電圧を供給する。これにより、二次転写装置443は、中間転写ベルト441の表面に形成された複数の色の前記単色トナー像をシート9へ転写する。
ドラムクリーニング装置45は、感光体41の表面に残存する廃トナーを除去する。ベルトクリーニング装置444は、中間転写ベルト441に残存する前記廃トナーを除去する。前記廃トナーは、プリント装置4において前記トナー像の形成に伴って発生する。
定着装置46は、シート9上の前記トナー像を加熱しつつ加圧する。これにより、定着装置46は、前記トナー像をシート9に定着させる。
操作装置801は、人の操作を受け付ける装置である。例えば、操作装置801は、操作ボタンおよびタッチパネルを含む。
表示装置802は、情報を表示する装置である。例えば、表示装置802は、液晶表示ユニットなどのパネル表示装置を含む。
[制御装置8の構成]
図2に示されるように、制御装置8は、CPU(Central Processing Unit)81、RAM(Random Access Memory)82、二次記憶装置83、信号インターフェイス84および通信装置85などを備える。
二次記憶装置83は、コンピューター読み取り可能な不揮発性の記憶装置である。二次記憶装置83は、コンピュータープログラムおよび各種のデータの記憶および更新が可能である。例えば、フラッシュメモリーまたはハードディスクドライブの一方または両方が、二次記憶装置83として採用される。
信号インターフェイス84は、各種のセンサーが出力する信号をデジタルデータへ変換し、変換後のデジタルデータをCPU81へ伝送する。さらに、信号インターフェイス84は、CPU81が出力する制御指令を制御信号へ変換し、前記制御信号を制御対象の機器へ伝送する。
通信装置85は、不図示のホスト装置などの他装置との通信を実行する。CPU81は、通信装置85を通じて前記他装置と通信する。
CPU81は、前記コンピュータープログラムを実行することにより、各種のデータ処理および制御を実行するプロセッサーである。CPU81を含む制御装置8は、シート搬送装置3、プリント装置4、表示装置802および通信装置85などを制御する。
RAM82は、コンピューター読み取り可能な揮発性の記憶装置である。RAM82は、CPU81が実行する前記コンピュータープログラムおよびCPU81が各種の処理を実行する過程で出力および参照するデータを一次記憶する。
CPU81は、前記コンピュータープログラムを実行することにより実現される複数の処理モジュールを含む。前記複数の処理モジュールは、主処理部8aおよびジョブ制御部8bなどを含む。
主処理部8aは、操作装置801に対する操作に応じて各種の処理を開始させる処理、および、表示装置802の制御などを実行する。
ジョブ制御部8bは、シート搬送装置3を制御する。これにより、ジョブ制御部8bは、シート収容部2からのシート9の送り出し、および、シート搬送路30におけるシート9の搬送を制御する。
さらに、ジョブ制御部8bは、プリント装置4を制御する。ジョブ制御部8bは、シート搬送装置3によるシート9の搬送に同期して、プリント装置4に前記プリント処理を実行させる。
ジョブ制御部8bは、プリント対象の画像データに基づいてプリントデータを生成する。さらに、ジョブ制御部8bは、前記プリントデータに従って感光体41の表面を露光する処理を光走査装置40に実行させる。これにより、光走査装置40は、感光体41の表面に前記プリントデータに基づく前記静電潜像を形成する。
さらに、ジョブ制御部8bは、前記帯電電圧、前記現像バイアス電圧、前記一次転写電圧および前記二次転写電圧を制御することも可能である。
ところで、画像形成装置10が、ビーム光L1の光量が異なる条件で感光体41各々の表面に複数のテストトナー像G2を形成することによりプリント条件を調節することが考えられる(図6,8参照)。この場合、画像形成装置10が、複数のテストトナー像G2の濃度の検出値に応じてビーム光L1の光量などの前記プリント条件を設定することが考えられる。
複数のテストトナー像G2の形成に要する時間は、通常のプリント処理を実行できないダウンタイムである。従って、複数のテストトナー像G2の形成に要する時間を短縮できることが望ましい。
画像形成装置10は、複数のテストトナー像を形成する処理を短時間で実行するための構成を備える。具体的には、画像形成装置10の光走査装置40は、1つの感光体41に対して複数の光源401を有する(図3参照)。光走査装置40は、複数の光源401各々への供給電力を調節可能である。
光走査装置40は、帯電した感光体41の表面における主走査方向D1に沿う複数のラインに複数の光源401から出射される複数のビーム光L1を同時に走査することが可能である(図3参照)。
即ち、光走査装置40は、感光体41の表面における副走査方向D2の異なる位置に複数のビーム光L1を同時に照射する。なお、複数の光源401を含む光源ユニットが採用されてもよい。
図3に示される例では、回転するポリゴンミラー402が、複数のビーム光L1を主走査方向D1に沿って走査する。複数のビーム光L1は、ポリゴンミラー402に反射した後、f-シータレンズ403を通じて感光体41の表面に照射される。
複数のビーム光L1が同時に感光体41の表面に照射されることにより、前記静電潜像を高速で形成することが可能である。
さらに、画像形成装置10は、複数の濃度センサー5を備える(図1,6,8参照)。濃度センサー5各々は、発光部および光電変換素子を備える(不図示)。
複数の濃度センサー5は、感光体41の表面における主走査方向D1の位置が異なる複数の特定領域A1に形成された複数のトナー像の濃度を検出可能である。複数の濃度センサー5は、複数の濃度検出部の一例である。
本実施形態において、複数の濃度センサー5は、複数の感光体41から中間転写ベルト441の表面に転写された複数のテストトナー像G2の濃度を検出可能である(図6,8参照)。
図1に示される例では、複数の濃度センサー5は、転写位置P1に対し中間転写ベルト441の回転方向の下流側の位置において、複数のテストトナー像G2の濃度を検出する。
前記発光部は、特定領域A1各々に光を照射する。前記光電変換素子は、特定領域A1各々で散乱反射した光の強度を検出する。
前記光電変換素子の検出値は、特定領域A1に形成されたトナー像の濃度の指標値である。例えば、CIS(Contact Image Sensor)が濃度センサー5各々として採用されることが考えられる。
さらに、画像形成装置10において、CPU81における前記複数の処理モジュールは、調節部8cをさらに含む(図2参照)。調節部8cは、後述するプリント条件調節処理を実行する。
感光体41各々に対応する複数の光源401は、複数の特定領域A1の数と同数の複数の光源グループに区分されている。また、光走査装置40において、感光体41各々に対応する複数の光源401の数は、複数の特定領域A1の数の整数倍である。
例えば、感光体41各々に対応する光源401の数が3つであり、特定領域A1の数が3つであることが考えられる。この場合、感光体41各々に対応する3つの光源401が、それぞれ1つの光源401を含む3つの前記光源グループに区分されている。
図5,6は、特定領域A1の数が3つである場合の例を示す。図5,6において、3つの特定領域A1は、第1特定領域A11、第2特定領域A12および第3特定領域A13を含む。
また、感光体41各々に対応する光源401の数が2つであり、特定領域A1の数が2つであることが考えられる。この場合、感光体41各々に対応する2つの光源401が、それぞれ1つの光源401を含む2つの前記光源グループに区分されている。
図7,8は、特定領域A1の数が2つである場合の例を示す。図7,8において、2つの特定領域A1は、第1特定領域A11および第2特定領域A12を含む。
[プリント条件調節処理]
以下、図4に示されるフローチャートを参照しつつ、前記プリント条件調節処理の手順の一例について説明する。前記プリント条件調節処理は、画像形成装置10の調節方法を実現する処理の一例である。
主処理部8aが操作装置801に対する予め定められた調節開始操作を検出したときに、調節部8cは、前記プリント条件調節処理を実行する。
以下の説明において、S1,S2,…は、前記プリント条件調節処理における複数の工程の識別符号を表す。前記プリント条件調節処理において、まず工程S1の処理が実行される。
<工程S1>
工程S1において、調節部8cは、二次転写装置443における前記二次転写電圧が供給されない状態で、プリント装置4を動作させる。
調節部8cは、工程S1の処理を実行した後、処理を工程S2へ移行させる。
<工程S2>
工程S2において、調節部8cは、光源電力設定処理を実行する。前記光源電力設定処理は、感光体41各々に対応する複数の前記光源グループに、それぞれ異なる供給電力を設定する処理である。
調節部8cは、前記光源グループに設定する供給電力を、予め定められた複数の候補電力から選択する。
工程S2の処理は、光源401各々を点灯させるときに光源401各々に供給する電力のレベルを予め設定する処理である。工程S2の処理において、光源401各々は点灯されない。
本実施形態において、調節部8cは、前記光源グループ各々に対応する指定電圧V1を光走査装置40に設定することにより、前記光源グループ各々への供給電力を設定する(図9参照)。
調節部8cは、工程S2の処理を実行した後、処理を工程S3へ移行させる。
<工程S3>
工程S3において、調節部8cは、光走査装置40による主走査方向D1に沿う1回の走査が行われる間に複数の特定領域A1に対応して前記複数の光源グループを1グループずつ順次動作させる。
工程S2の処理が先に実行されていることにより、複数の特定領域A1それぞれにおいて、ビーム光L1による露光量が異なる。
調節部8cは、光走査装置40による主走査方向D1に沿う1回の走査が行われるごとに、工程S4の処理を実行する。
<工程S4>
工程S4において、調節部8cは、光走査装置40による主走査方向D1の走査回数N1が予め定められた単位回数NS1に達したか否かに応じて、次の処理を選択する。
調節部8cは、走査回数N1が単位回数NS1に達するまで工程S3の処理を繰り返す。調節部8cは、工程S3,S4において、感光体41の表面に主走査方向D1に並ぶ複数のテスト潜像G1を形成する処理を光走査装置40に実行させる(図5,7参照)。
単位回数NS1は、テスト潜像G1各々のライン数を特定領域A1の数で除算することにより導出される。換言すれば、テスト潜像G1各々のライン数は、特定領域A1の数と単位回数NS1とを乗算することにより導出される。
複数のテスト潜像G1は、それぞれ露光画素の数が同一の静電潜像である。調節部8cは、工程S2~S4において、複数の画像形成部4xの感光体41に対するテスト潜像形成処理を光走査装置40に実行させる。
前記テスト潜像形成処理は、複数の特定領域A1に複数のテスト潜像G1をそれぞれ異なる露光量で形成する処理である。
工程S3,S4の処理が実行されることにより、主走査方向D1に並ぶ複数のテスト潜像G1が感光体41の表面に形成される(図5,7参照)。図5,7において、破線で囲まれた部分は、感光体41の表面において複数の露光画素が占める領域を表す。
図5に示される例において、第1特定領域A11のテスト潜像G1が形成されるときの露光量と、第2特定領域A12のテスト潜像G1が形成されるときの露光量と、第3特定領域A13のテスト潜像G1が形成されるときの露光量とはそれぞれ異なる。
図6に示される例において、第1特定領域A11のテスト潜像G1が形成されるときの露光量と、第2特定領域A12のテスト潜像G1が形成されるときの露光量とはそれぞれ異なる。
調節部8cは、走査回数N1が単位回数NS1に達したときに、処理を工程S5へ移行させる。
<工程S5>
工程S5において、調節部8cは、予め定められた時間、光走査装置40に感光体41の露光を休止させる。
調節部8cは、工程S5の処理を実行した後、処理を工程S6へ移行させる。
<工程S6>
工程S6において、調節部8cは、予め定められた目標数のテスト潜像G1の全ての形成が終了したか否かに応じて、次の処理を選択する。
調節部8cは、前記目標数のテスト潜像G1の全ての形成が終了するまで、工程S2~S5の前記テスト潜像形成処理を繰り返す。調節部8cは、工程S2で前記光源電力設定処理を実行するごとに、前記光源グループに設定する供給電力を、前記複数の候補電力から新たに選択する。
本実施形態において、それぞれ指定電圧V1の候補である複数の候補電圧が、前記複数の候補電力を表す。即ち、調節部8cは、前記光源電力設定処理を実行するごとに、前記光源グループに設定する指定電圧V1を、予め定められれた前記複数の候補電圧から新たに選択する。
調節部8cは、工程S1~S6において、複数の画像形成部4xの感光体41に対する前記テスト潜像形成処理を光走査装置40に1回以上実行させる。
なお、工程S5の処理は、前記テスト潜像形成処理が複数回実行される場合に、露光されない無画像領域を副走査方向D2に並ぶ複数のテスト潜像G1の間に形成するための処理である。
図5は、3つの光源401が1つずつ3つの前記光源グループに区分されている状況下で、光走査装置40による前記テスト潜像形成処理が1回実行された例を示す。これにより、3つのテスト潜像G1がそれぞれ異なる露光量によって感光体41各々の表面に形成される。
図7は、2つの光源401が1つずつ2つの前記光源グループに区分されている状況下で、光走査装置40による前記テスト潜像形成処理が2回実行された例を示す。これにより、4つのテスト潜像G1がそれぞれ異なる露光量によって感光体41各々の表面に形成される。
感光体41各々の表面に形成された複数のテスト潜像G1は、画像形成部4x各々の現像装置43によって複数のテストトナー像G2へ現像される。
さらに、感光体41各々の表面に形成された複数のテストトナー像G2は、画像形成部4x各々の一次転写装置442によって中間転写ベルト441の表面へ転写される(図6,8参照)。
従って、トナー色ごとに複数のテストトナー像G2が中間転写ベルト441の表面へ転写される(図6,8参照)。
調節部8cは、前記目標数のテスト潜像G1の全ての形成が終了したときに、処理を工程S7へ移行させる。
<工程S7>
工程S7において、調節部8cは、複数の特定領域A1に形成される複数のテストトナー像G2について複数の濃度センサー5により検出される複数のテスト検出濃度DP1を取得する(図9参照)。
図6に示される例において、調節部8cは、4つの画像形成部4xによって3つの特定領域A1に形成される12個のテストトナー像G2に対応する12個のテスト検出濃度DP1を取得する。
図6において、主走査方向D1に沿って1列に並ぶ3つのテストトナー像G2が、1つの画像形成部4xによって形成される。
図8に示される例において、調節部8cは、4つの画像形成部4xによって2つの特定領域A1に形成される16個のテストトナー像G2に対応する16個のテスト検出濃度DP1を取得する。
図8において、主走査方向D1に沿って2列に並ぶ4つのテストトナー像G2が、1つの画像形成部4xによって形成される。
調節部8cは、工程S7の処理を実行した後、処理を工程S8へ移行させる。
<工程S8>
工程S8において、調節部8cは、工程S7で得られた複数のテスト検出濃度DP1に応じて、複数の画像形成部4xごとにプリント条件を設定する。
前記プリント条件は、前記静電潜像が前記プリントデータに基づいて形成されるときにプリント装置4において採用される条件である。調節部8cは、工程S8の処理を実行した後、前記プリント条件調節処理を終了させる。
図9に示されるグラフは、複数のテスト潜像G1に対応する複数の指定電圧V1と複数のテストトナー像G2に対応する複数のテスト検出濃度DP1との対応関係の一例を示す。
例えば、調節部8cは、複数の指定電圧V1と複数のテスト検出濃度DP1との対応関係に基づいて、予め定められた目標濃度DS1に対応する調整電圧VC1を特定する。
例えば、前記プリント条件が複数の光源401に供給される電力であることが考えられる。この場合、調整電圧VC1が、前記プリント処理が実行されるときに複数の光源401へ供給される電圧として設定される。
また、前記プリント条件が複数の画像形成部4xの現像装置43における前記現像バイアス電圧であってもよい。例えば、トナー濃度の既定の変化を生じさせるために光源401各々に供給される電圧の変更量と前記現像バイアス電圧の変更量との関係を表すバイアス補正情報が予め定められる。
上記の場合、調節部8cは、予め定められた基準電圧VS1と調整電圧VC1との差を前記バイアス補正情報に適用することにより、バイアス補正量を導出することができる。
さらに調節部8cは、現状の前記現像バイアス電圧を前記バイアス補正量に応じて補正した電圧を調節後の前記現像バイアス電圧として設定することができる。
また、前記プリント条件が複数の光源401に供給される電力と前記現像バイアス電圧との両方を含むことが考えられる。
上記の場合、調節部8cは、基準電圧VS1と調整電圧VC1との差に第1重み係数を乗算することにより、複数の光源401に供給される電圧の補正量を導出することができる。
さらに、調節部8cは、前記バイアス補正量に第2重み係数を乗算することより、現像装置43における前記現像バイアス電圧の補正量を導出することができる。
本実施形態によれば、光走査装置40による主走査方向D1に沿う1回の走査が行われる間に、それぞれ異なる露光量で形成された複数のテスト潜像G1が感光体41の表面に形成される。
従って、前記プリント条件の調節のために感光体41の表面に複数のテストトナー像G2を形成する処理を短時間で実行することが可能である。
さらに、本実施形態によれば、前記光源電力設定処理は、光走査装置40による主走査方向D1に沿う走査が前記単位回数だけ実行されるごとに実行されればよい。
また、光走査装置40による主走査方向D1に沿う走査の周期はごく短い。本実施形態によれば、前記光源グループ各々に対応する指定電圧V1をごく短い周期の期間内に変更する必要がない。
従って、光走査装置40において、指定電圧V1をごく短い期間で変更することを可能にするための高速な切り替え回路が採用される必要がない。
[第2実施形態]
次に、図10を参照しつつ、第2実施形態に係る画像形成装置10Aについて説明する。
図10において、図1に示される構成要素と同じ構成要素は、同じ参照符号が付されている。以下、画像形成装置10Aにおける画像形成装置10と異なる点について説明する。
画像形成装置10Aは、単色画像のみを形成可能なプリント装置4Aを備える。プリント装置4Aは、画像形成装置10のプリント装置4における4つの画像形成部4xおよび転写装置44が、1つの画像形成部4xおよび転写装置44Xに置き換えられた構成を備える。
1つの画像形成部4xは、感光体41の表面において、前記静電潜像の形成および前記静電潜像から前記トナー像への現像を行う。
転写装置44Xは、シート搬送路30の転写位置P1において、感光体41の表面に形成された前記トナー像をシート9へ転写する。
転写装置44Xは、転写部材44aおよび転写電圧出力装置44bを備える。転写部材44aは、転写位置P1において感光体41と接している。シート9は、転写位置P1において、感光体41と転写部材44aとの間を通過する。
転写電圧出力装置44bは、転写部材44aに転写電圧を供給する。感光体41の表面に形成された前記トナー像は、感光体41と転写部材44aとの間に生じる電界によってシート9へ転写される。
本実施形態において、複数の濃度センサー5は、感光体41の表面の複数の特定領域A1において、複数のテストトナー像G2の濃度を検出する。
複数の濃度センサー5は、転写位置P1に対し感光体41の回転方向の下流側の位置において、複数のテストトナー像G2の濃度を検出する。
画像形成装置10Aの調節部8cも、前記調節開始操作が検出されたときに、前記プリント条件調節処理を実行する。
但し、画像形成装置10Aの調節部8cは、前記プリント条件調節処理の工程S1において、転写装置44Xにおける前記転写電圧が供給されない状態で、プリント装置4を動作させる。
画像形成装置10Aが採用される場合も、画像形成装置10が採用される場合と同様の効果が得られる。
3 :シート搬送装置
4,4A :プリント装置
4x :画像形成部
5 :濃度センサー(濃度検出部)
8 :制御装置
10,10A:画像形成装置
30 :シート搬送路
40 :光走査装置(光走査部)
41 :感光体
42 :帯電装置
43 :現像装置
44,44X:転写装置
81 :CPU(プロセッサー)
401 :光源
440 :支持ローラー
441 :中間転写ベルト
442 :一次転写装置
443 :二次転写装置
A1 :特定領域
A11 :第1特定領域
A12 :第2特定領域
A13 :第3特定領域
G1 :テスト潜像
G2 :テストトナー像

Claims (4)

  1. 画像形成装置の調節方法であって、
    前記画像形成装置が、
    回転する1つ以上の感光体と、
    前記感光体の表面を帯電させる1つ以上の帯電部と、
    1つの前記感光体に対して複数の光源を有し、帯電した前記感光体の表面における主走査方向に沿う複数のラインに前記複数の光源から出射される複数のビーム光を同時に走査することが可能な光走査部と、
    前記複数のビーム光の走査により前記感光体の表面に形成される静電潜像をトナー像へ現像する1つ以上の現像部と、
    前記感光体の表面における前記主走査方向の位置が異なる複数の特定領域に形成された複数のトナー像の濃度を検出可能な複数の濃度検出部と、を備え、
    前記複数の光源が前記複数の特定領域の数と同数の複数の光源グループに区分されている場合に、
    プロセッサーが、前記光走査部による前記主走査方向に沿う1回の走査が行われる間に前記複数の特定領域に対応して前記複数の光源グループを異なる供給電力で1グループずつ順次動作させることにより、前記複数の特定領域にそれぞれ露光画素の数が同一の複数のテスト潜像をそれぞれ異なる露光量で形成するテスト潜像形成処理を、前記光走査部に1回以上実行させることと、
    前記プロセッサーが、前記複数のテスト潜像の現像により前記複数の特定領域に形成される複数のテストトナー像について前記複数の濃度検出部により検出される複数のテスト検出濃度を取得することと、
    前記プロセッサーが、前記複数のテスト検出濃度に応じて、前記静電潜像がプリントデータに基づいて形成されるときに採用されるプリント条件を設定することと、を含む、画像形成装置の調節方法。
  2. 前記プリント条件は、前記複数の光源に供給される電力および前記現像部における現像バイアス電圧の一方または両方を含む、請求項1に記載の画像形成装置の調節方法。
  3. 前記画像形成装置が、
    それぞれ前記感光体、前記帯電部および前記現像部を含み、前記感光体の表面に単色トナー像を形成する複数の画像形成部と、
    前記複数の画像形成部の前記感光体の表面に形成される複数の前記単色トナー像が転写される中間転写体と、
    前記複数の画像形成部における前記感光体の表面から前記中間転写体の表面へ複数の前記単色トナー像を転写する複数の一次転写部と、
    前記中間転写体の表面に転写された複数の前記単色トナー像をシートに転写する二次転写部と、を備え、
    前記複数の濃度検出部が、前記中間転写体の表面に転写された前記複数のテストトナー像の濃度を検出可能である場合に、
    前記プロセッサーは、前記複数の画像形成部の前記感光体に対する前記テスト潜像形成処理を、前記光走査部に1回以上実行させ、
    さらに前記プロセッサーは、前記複数の画像形成部ごとに前記プリント条件を設定する、請求項1または請求項2に記載の画像形成装置の調節方法。
  4. 回転する1つ以上の感光体と、
    前記感光体の表面を帯電させる1つ以上の帯電部と、
    複数の光源を有し、帯電した前記感光体の表面における副走査方向の異なる位置に、前記複数の光源から出射される複数のビーム光を主走査方向に沿って走査することが可能な光走査部と、
    前記複数のビーム光の走査により前記感光体の表面に形成される静電潜像をトナー像へ現像する1つ以上の現像部と、
    前記感光体の表面における前記主走査方向の位置が異なる複数の特定領域に形成された複数のトナー像の濃度を検出可能な複数の濃度検出部と、
    請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の画像形成装置の調節方法を実現するプロセッサーと、を備える画像形成装置。
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