JP2023090589A - 提げ帯を有する紙袋 - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は紙袋に関し、特に手提げ部や吊り下げ部として利用可能な提げ帯を設けた紙袋に関する。
紙袋は簡易な包装用容器として様々なデザインのものが提供されている。特に近年では、プラチック製品による海洋汚染問題を契機として紙袋が見直されており、プラスチック製レジ袋の有料化も相まって紙袋への関心が一層高まっている。更に紙袋の原料となる木は、使った分を植樹し、適切に育てることで数十年後には再生することができ、また紙製品は回収し、古紙パルプとして再生することが可能である事から、持続可能な開発目標(SDGs)を達成する循環型製品としても有用なものとなる。
しかしながら、当該紙袋は、その材料が紙であることから、その強度においてプラスチック袋よりも劣ってしまい、重量物の持ち運びには適していない点も危惧されている。そこで従前においては、重量物を持ち運ぶことができるような紙袋も幾つか提案されている。
例えば特許文献1(登録実用新案第3088208号公報)では、紙袋におけるハンドルピースの抜け止めを図って、比較的重量のある品物を容れても充分耐えることができ、しかも積み重ねたときでも不自然に嵩張ることのない手提げ紙袋のハンドル取付構造を提案している。具体的には、紙袋本体の開口部上縁に一定の幅の折り込み代を設定し、当該設定した折り込み代より下側の位置に、補強芯片を部分的又は全体的に接着した後に、前記ハンドルピースを取付けるべき箇所に紙袋本体及び前記補強芯片を貫通するようにして取付孔を穿設し、紙袋本体の外側から当該取付孔内にハンドルピースの両端部を挿入して、補強芯片の内側に突出したハンドルピースの両先端部を挿入方向とは逆の方向を含めた任意の方向に折り曲げ、当該折り曲げ部を中心にして補強芯片に接着固定すると共に、その上から前記折り込み代を紙袋本体の内側に折り返し、補強芯片と折り込み代の内側を部分的又は全体的に接着固定するようにしたことを特徴とする手提げ紙袋のハンドル取付構造を提案している。
また特許文献2(登録実用新案第3033536号公報)では、比較的重い物品を運ぶのに適した手提げ用紙袋として、紙袋の底部に底板を設け、前記紙袋の上部に上部貫通孔を設け、且つ、前記底部に底部貫通孔を設け、前記底部の外側に渡して前記底部貫通孔から前記上部貫通孔に挿通した紐を前記紙袋の手提げ用とした手提げ用紙袋を提案している。
上記の通り、従前においても紙袋の強度を向上させることを目的とした技術も幾つか提案されている。しかしながら、特許文献1で提案されている手提げ紙袋のハンドル取付構造は、専ら手提げ袋における手提げ紐(ハンドル)の脱落を阻止する技術であって、紙袋における接合部分の補強を達成するものではなかった。また前記特許文献2で提案されている紙袋は、手提げ用紙袋の底部に架け渡して設けた紐を手提げ紐として利用する事が開示されているが、この紙袋においても袋体における接合部の強度は何ら検討されていなかった。一方で紙袋の本体を構成する袋体は紙を貼り合わせて構成されおり、当該貼り合わせ部の強度次第では袋体自体が内容物の重さなどによって崩壊することも危惧される。
そこで本発明では、手提げ紐の脱落を阻止するだけでなく、更に紙袋を構成する袋体における接合部の強度を高めて、収容物の重さによる袋体の崩壊を回避する事のできる紙袋を提供することを第1の課題とする。
また前記特許文献1や2では袋体の形成とは別に手提げ紐を設ける必要があり、少なからず手提げ紐を別途準備して、これを設ける必要があった。そこで本発明では、袋体の製造に際して使用した部材を手提げ部や吊り下げ部として利用する事により、その製造を簡易に行う事のできる紙袋を提供することを第2の課題とする。
上記課題の少なくとも何れかを解決する為に、本発明では袋体の接合部に使用する部材を利用して、手提げ部分又は吊り下げ部分を形成した紙袋を提供する。
即ち本発明では、手提げ部または吊り下げ部となる提げ帯を備える紙袋であって、紙製の袋体と、当該袋体の側面に設けられた提げ帯とからなり、当該提げ帯は、袋体の側面に縫い合わされると共に、少なくとも袋体の上部袋口を超えて延伸して存在する、提げ帯を備えた紙袋を提供する。
かかる紙袋において、提げ帯の材質は特に限定されるものではなく、紙、布、樹脂などからなる帯状または紐状のものを使用することができる。特に提げ帯が紙製からなる帯である場合には、従前において重袋等の製造に使用されていたオーバーテープ(帯状のクレープ紙を含む)を使用することができる。
また、前記提げ帯は袋体における側面に設けられていればよく、特に望ましくは袋体の製造に際して紙体を接合する接合部に設ける。この場合、袋体は側面において紙体が接合されている必要があり、底部で折り返した紙材の両側部を接合する他、筒状に巻いた始点と終点の端部同士を接合して形成しても良い。特に底部で折り返した紙材の両側部を接合する場合には、両接合部に提げ帯を設ける他、何れか一方に設けても良い。また筒状に巻いた始点と終点の端部同士を接合する場合には、当該接合部の他の側面にも提げ帯を設けることができる。よって、当該提げ帯は袋体の側面に1又は2以上設けることができる。
前記提げ帯において、袋体に設けられる上部袋口(開口部)を超えて延伸して存在する部分は、そのまま延伸させた帯又は紐として形成する他、これを折り返してループ状に形成することもできる。この時、当該提げ帯の端部側は、提げ帯の基部または袋体に縫合や接着などによって固定することができる。特に、袋体の上部袋口を超えて延伸した提げ帯は結び帯または結び紐として使用することができ、ループ状に折り返した場合には、当該部位を吊り下げ部や手提げ部として使用することができる。
また上記本発明に係る紙袋において、前記袋体は、袋表部と袋裏部とを側部で重ね合わせ、この重ね合わせ部を前記提げ帯で挟んで、その上から提げ帯と袋体とを縫い合わせることで閉じて形成し、前記提げ帯において、袋体の上部袋口を超えて延伸している領域も、その長さ方向に沿って縫ってあることが望ましい。袋体の上部袋口を超えて延伸している提げ帯にも縫い糸を存在させることにより引張強度等を高めることができ、当該提げ帯を手提げ部や吊り下げ部として使用することができる。なお、当該提げ帯に設ける縫い糸は1条でも2条以上であっても良い。また縫い方も特に制限なく実施できる。
上記本発明に係る紙袋において、前記袋体の上部袋口を超えて延伸した提げ帯の先端側を袋体の側面に貼り合わせ、袋体の上部袋口を超えて存在する部分がループを形成するように形成することができる。即ち、当該提げ帯を折り返して、その先端側を袋体の側面(当該側面に設けた提げ帯を含む)に設けることでループを形成するものである。
また上記本発明に係る紙袋において、前記提げ帯を紙材で形成し、袋体の上部袋口を超えて延伸している領域を、その長さ方向に沿って縫い糸で縫って形成することもできる。即ち、当該提げ帯にもミシン縫いを行うことが望ましい。これにより提げ帯の引張強度を高めることができる。
そして本発明に係る紙袋は、紙製の袋体には防水加工を施すことも望ましく、更にクッション材を添接することもできる。クッション材は袋体の内面に設けることが望ましく、例えば気泡緩衝材や波目クラフト紙などの緩衝材を設けることができる。但し、当該クッション材を袋体の外面に設けた場合には、当該クッション材が防水性を有する場合には、袋体の防水性を高めることもできる。
本発明の提げ帯を備えた紙袋は、紙製の袋体と、当該袋体の側面に設けられた提げ帯とからなり、当該提げ帯は、袋体の側面に縫い合わされると共に、少なくとも袋体の上部袋口を超えて延伸して存在することから、当該提げ帯を手提げ部又は吊り下げ部として利用することができる。そして当該提げ帯は袋体の製造に際して接合部を補強するための部材としても使用することができる。よって当該袋体の製造に際して使用した部材を手提げ部や吊り下げ部として利用する事により、手提げ部(又は吊り下げ部)を有する紙袋の製造を簡易に行う事ができる。
そして当該提げ帯は、従前における重袋等において接合部を補強するために使用されているオーバーテープ(帯状のクレープ紙を含む)として機能し得ることから、当該提げ帯の使用により、手提げ部(又は吊り下げ部)の脱落を阻止するだけでなく、更に紙袋を構成する袋体における接合部の強度を高めて、収容物の重さによる袋体の崩壊を回避する事のできる紙袋を提供することができる。即ち重量物でも吊り下げることができ、或いは包囲する事のできる袋体が実現する。
以下、図面を参照しながら、本実施の形態にかかる提げ帯20を備えた紙袋10を具体的に説明する。図1は第1の実施の形態に係る提げ帯付紙袋10を示す(A)正面図、(B)側面図、(C)C-C矢視断面図である。特にこの実施の形態に係る提げ帯付紙袋10は袋体30と、袋体30の左右接合部に設けた提げ帯20とで構成されており、何れも紙を用いて形成されている。袋体30は、矩形の紙材を折り曲げて袋表部と袋裏部の下方に底部31を形成すると共に、向かい合う左右の側部33同士を接合することによって形成している。当該左右の側部33同士の接合は接着剤によって行う他、提げ帯20の縫合によって接合することができる。
提げ帯20は、帯状の紙材で形成しており、前記袋体30の接合部を挟み込むように折り畳んで、その上からミシンがけによって縫合糸21によって縫合している。即ち、図1(C)に示す様に、袋表部と袋裏部とにおいて付き合わせて設けた袋体30の端部同士は、その外側が前記提げ帯20によって覆われ、その上から提げ帯20と袋体30の端部とを一体にして縫合している。その結果、当該袋体30の側部33は確実に閉じられ、袋体30内に物品を収容したとしても、当該接合部が意図せずに開いてしまうことを回避することができる。
かかる提げ帯20は本実施の形態では、オーバーテープなどの紙製の帯を使用することができる。例えばクレープ紙からなるオーバーテープを使用した場合には、袋体30における縫合部の伸び縮みに追従することができ、その結果、当該接合部の破損を阻止することができる。また当該提げ帯20は紙製の帯部材に限ることなく使用することができる。例えば織物や不織布等の布製の帯を使用する他、樹脂シートなどを使用することもできる。これらの提げ帯20を用いた場合であっても、紙製の袋体30における接合部分の強度を向上させ、物品を収容した際における破損を阻止することができる。
そして上記提げ帯20は、前述の通り袋体30の縁部を挟み込んだ状態において、ミシンなどによって縫合糸21によって縫合される。その結果、当該提げ帯20には、その長さ方向に縫い糸(即ち、縫合糸21)が存在することになり、当該縫い糸によって提げ帯20の長さ方向における引張強度を向上させることができる。
以上の様に構成した紙袋10においては、袋体30を形成する為に接合部を補強する為に使用する提げ帯20(オーバーテープ)を、上部袋口32を超えて延伸させることにより、当該延伸させた提げ帯20を手提げ部または吊り下げ部として使用することができる。この時、当該延伸して存在する提げ帯20にもミシンがけが施されており、縫い糸(即ち、縫合糸21)が長さ方向にわたって存在することから、吊り下げ時においても千切れるおそれを無くすことができる。従って、当該提げ帯20により、袋体30の接合部の補強と手提げ部または吊り下げ部の形成とを同時に実現することができる。
図1に示す実施の形態に係る紙袋10では、前記上部袋口32を超えて延伸させた提げ帯20は、その先端側を折り返して袋体30の側面に固定することにより、手提げ部または吊り下げ部として機能するループ40を形成している。折り返した提げ帯20の接合は接着剤を使用して行う他、更に縫合して形成することもできる。なお、当該上部袋口32を超えて延伸させた提げ帯20は、必ずしもループ状に折り返す必要はなく、延伸させたままにしておくこともできる。この場合、当該延伸した提げ帯20は、結び紐(帯)として使用することができ、いずれにしても手提げ部または吊り下げ部として使用することができる。
上記紙袋10に使用する袋体30は、用途に応じた各種紙材を用いて形成することができる。即ち、コート紙、上質紙、マット紙、アートポスト紙、クラフト紙、マットポスト紙、ケント紙などを用いて形成することができる。またこれらの紙材はその用途に応じて様々な厚みのものを使用することができる。但し、前記提げ帯20をミシンがけによって縫合する場合には、当該袋体30を構成する紙材はミシンがけを実施できる厚さのものを使用する事が必要である。特に袋体30自体の破損強度を高める場合には、強度が高く破れにくいクラフト紙を使用することが望ましい。本実施の形態に係る紙袋10は、前記提げ帯20の使用によって強度の向上が図られていることから、特にクラフト紙を用いた紙袋10においてその作用効果が向上する。特に当該クラフト紙は重袋の製造に使用されるものである場合には、その強度を高めることができる。
図2は第2の実施の形態に係る紙袋10を示す正面図である。この実施の形態に係る紙袋10は、袋体30の形成に際して、矩形の紙材を筒状に丸めて、その両端部を接合一体化すると共に、袋底側を接合一体化して形成している。このように形成した袋体30では、袋底(底部31)と袋側面に紙材同士の接合部が存在する事から、当該底部31と側部33の接合部を挟み込むようにして、帯状の提げ帯20を設けている。即ち、この実施の形態に示す様に、前記提げ帯20は袋体30の側面に1つ設けることも可能である。但し、袋体30の接合部(紙材同士の接合部)が側面に1つしか存在しない場合であっても、当該接合部以外の側面部分に前記提げ帯20を設けることも当然に可能である。特に当該提げ帯20を設ける事により、提げ帯20自体の引張強度の他、縫合による縫い糸(即ち、縫合糸21)により引張強度が向上することから、紙袋自体の強度を高めることができる。
図3は第3の実施の形態に係る(A)袋体30の分解正面図、(B)紙袋10の正面図を示している。この図に示す実施形態では特に袋体30の底部31を船底として形成しており、その側部33の貼り合わせ部に、前記実施の形態1に示したように提げ帯20を設けている。特にこの実施の形態において、提げ帯20の先端側は延伸させたままに形成しており、当該提げ帯20は結び紐(帯)とすることにより、手提げ部または吊り下げ部として利用することができる。この図3に示す様に船底の紙袋10とした状態においても、袋体30を構成する為の接合部には、前記提げ帯20が設けられていることから、その接合を強固にすることができ、意図しない袋体30の損壊を阻止することができる。
図4は第4の実施の形態に係る紙袋10の(A)分解斜視図、(B)正面図を示している、特にこの実施の形態に係る紙袋10は、前記第2の実施の形態に関連し、袋体30にマチを形成した実施の形態を示している。特に本実施の形態では、マチ以外の領域に接合部を設けているが、当該マチ部に接合部を設けても良い。特に本実施の形態に係る紙袋10は、マチを設けていることから、その内容積を広く確保することができ、そして接合部には全て提げ帯20を設けていることから、大きな内容積でありながらも強固な紙袋10を形成することができる。
図5は第5の実施の形態に係る紙袋10を示す(A)分解斜視図、(B)正面図を示している。特にこの実施の形態では、二枚の紙材を重ね合わせて、底部31及び側部33からなる縁部を接合することによって袋体30を形成している。紙材同士を貼り合わせている縁部は、前記提げ帯20によって挟み込んで、その上からミシンがけを行う事により、当該縁部を閉じている。このように形成した紙袋10では、当該袋体30の接合部を強固にすることができ、内容物を収容したとしても破損する怖れを軽減することができる。そしてこの提げ帯20は、手提げ部または吊り下げ部としても利用できる長さに延伸させていることから、接合部の補強のために設けた提げ帯20を持ち手などとしても利用することができる。
またこのように2枚の紙材を重ね合わせてその縁部を接合した紙袋10においては、その輪郭形状を様々な形に形成することができ、よって収容対象物に応じた形状の紙袋10を形成することも可能である。例えば図5に示す様に底部(袋底)を円弧状に形成する他、湾曲形状や凹凸形状等の各種形状に形成することができ、また側部33も円弧形状、湾曲形状又は凹凸形状等の各種形状に形成することができる。
そして上記した何れの実施の形態においても、袋体30の内側には気泡緩衝材や波目クラフト紙などの緩衝材を設けることもできる。かかる緩衝材はその緩衝性能を確保する為に、一定の厚さを有することになるが、上記何れの実施の形態においても、紙材の接合部内に当該緩衝材の縁部を挟み込み、そしてミシンがけによって一体化することで、厚手の緩衝材であっても、確実に袋体30内に固定することができる。
また、上記した何れの実施の形態においても、袋体30を構成する紙材や提げ帯20を構成する紙材には防水加工を施すことができる。かかる防水加工はスプレーなどによって樹脂層を積層することにより実現することができ、これにより防水性を高めて、長期的に使用可能な紙袋10を提供することができる。
本発明の提げ帯を備えた紙袋は、各種物品を収容する為の紙袋として使用することができ、手提げ袋に限らずリュックサックなどの各種袋物として形成することも可能である。また当該袋体は日用品としての袋体のみならず、穀物や土砂などを収容する為の工業用等の産業用の袋体として使用することもできる。
10 紙袋
20 提げ帯
21 縫合糸
30 袋体
31 底部
32 上部袋口
33 側部
40 ループ
20 提げ帯
21 縫合糸
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Claims (4)
- 手提げ部または吊り下げ部となる提げ帯を備える紙袋であって、
紙製の袋体と、当該袋体の側面に設けられた提げ帯とからなり、
当該提げ帯は、袋体の側面に縫い合わされると共に、少なくとも袋体の上部袋口を超えて延伸して存在する、提げ帯を備えた紙袋。
- 前記袋体は、袋表部と袋裏部とを側部で重ね合わせ、この重ね合わせ部を前記提げ帯で挟んで、その上から提げ帯と袋体とを縫い合わせることで閉じられており、
前記提げ帯において、袋体の上部袋口を超えて延伸している領域も、その長さ方向に沿って縫われている、請求項1に記載の提げ帯を備えた紙袋。
- 前記袋体の上部袋口を超えて延伸した提げ帯は、その先端側が袋体の側面に貼り合わされており、袋体の上部袋口を超えて存在する部分がループを形成している、請求項1又は2に記載の提げ帯を備えた紙袋。
- 前記提げ帯は紙材で形成されており、袋体の上部袋口を超えて延伸している領域は、その長さ方向に沿って縫われている、請求項1~3の何れか一項に記載の提げ帯を備えた紙袋。
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