JP2023090567A - 振動子レンズ、振動子レンズカバー、圧電素子埋込レンズ及び撮像装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】高い水滴除去能力を長期にわたって得ることが可能であり、レンズの表面に付着した水滴を速やかに除去することが可能であり、省スペース化を達成しやすく、かつ、小型の撮像装置にも組み込みやすいレンズ及びレンズカバーを提供する。【解決手段】レンズ本体10が光透過性の圧電体からなる振動子レンズ1。レンズ本体10において、光軸Lが通過する2つの面のうち一方を第1の面P1とし、他方を第2の面P2とするとき、振動子レンズ1は、少なくとも第1の面P1の表面に配置されている第1電極12と、第2の面の表面に配置されている第2電極14とを備える。【選択図】図1
Description
本発明は、振動子レンズ、振動子レンズカバー、圧電素子埋込レンズ及び撮像装置に関する。
近年、自動車の安全技術の進展及び普及等に伴い、車載カメラ(特に、車両の後方又は側方を撮影するために車外に配置される車載カメラ)の需要が増加している。車載カメラをはじめとする屋外で使用される撮像装置においては、雨や水のはねとび等に起因して、レンズ又はレンズカバーに水滴が付着する場合がある。レンズ又はレンズカバーに水滴が付着すると、鮮明な画像や映像が得られなくなってしまい、視認性の悪化や画像処理の困難化等、重大な問題が生じる場合がある。
従来、上記の問題を解決するための技術として、レンズの表面に親水処理や撥水処理を施す技術(例えば、特許文献1参照。)や、撮像装置の前面に高圧の空気を吹き付ける手段を設ける技術(例えば、特許文献2参照。)が知られている。また、レンズに圧電素子(圧電部材)を接合する技術も知られている(例えば、特許文献3参照。)。
しかしながら、レンズの表面に親水処理や撥水処理を施す技術には、使用環境等にもよるが、一般的には効果が3か月程度しか持続せず、効果が無くなる度に再度施工する手間が発生するという問題がある。また、レンズの形状によっては水滴が重力で落下せず、水滴がレンズの表面等に付着したままになってしまう場合があるという問題もある。後者の問題は、風が当たりにくい車両の後方を撮影するための車載カメラのレンズにおいて特に発生しやすい。
また、撮像装置の前面に高圧の空気を吹き付ける手段を設ける技術には、圧縮空気発生ユニットやノズル等の大掛かりな機構を設ける必要があることから、機構全体としての省スペース化に不利であるという問題がある。
レンズに圧電素子を接合する技術については、レンズを振動させることで水滴の排除を図るものであるため、高い水滴除去能力を得ること及びレンズの表面に付着した水滴を速やかに除去することが可能となり、かつ、省スペース化を達成しやすいという利点がある。しかしながら、レンズに圧電素子を接合する技術では接合した圧電素子の分の体積の増大は避けられないため、小型の撮像装置に組み込みにくくなる場合があるという問題がある。
本発明は上記した問題を解決するためになされたものであり、高い水滴除去能力を長期にわたって得ることが可能であり、レンズの表面に付着した水滴を速やかに除去することが可能であり、省スペース化を達成しやすく、かつ、小型の撮像装置にも組み込みやすいレンズ及びレンズカバーを提供することを目的とする。また、本発明のレンズ又はレンズカバーを備える撮像装置を提供することも目的とする。
本発明の発明者らは、鋭意研究の結果、上記した問題をすべて解決するためにレンズ又はレンズカバーの本体を圧電体で構成する、又は、レンズに圧電素子を埋め込むことに想到し、本発明を完成させるに至った。以下、本体が圧電体からなるレンズを振動子レンズ、本体が圧電体からなるレンズカバーを振動子レンズカバー、本体に圧電素子を埋め込んだレンズを圧電素子埋込レンズとそれぞれ呼称する。
本発明の振動子レンズは、レンズ本体が光透過性の圧電体からなることを特徴とする。
本発明の振動子レンズカバーは、レンズカバー本体が光透過性の圧電体からなることを特徴とする。
本発明の圧電素子埋込レンズは、レンズ本体と、前記レンズ本体に少なくとも一部が埋め込まれている圧電素子とを備えることを特徴とする。
本発明の撮像装置は、本発明の振動子レンズ、振動子レンズカバー又は圧電素子埋込レンズと、前記振動子レンズ、前記振動子レンズカバー又は前記圧電素子埋込レンズを介して外部を撮像する撮像部とを備えることを特徴とする。
本発明の振動子レンズは、レンズを振動させることで水滴の排除を図るものであるため、高い水滴除去能力を長期にわたって得ることが可能であり、レンズの表面に付着した水滴を速やかに除去することが可能であり、かつ、省スペース化を達成しやすいものとすることができる。また、本発明の振動子レンズはレンズ本体が光透過性の圧電体からなるため、適切な電極と組み合わせることでレンズ自体が圧電素子となる。このため、本発明の振動子レンズは、圧電素子を接合することによる体積の増大を避けることが可能なものとなり、その結果、小型の撮像装置にも組み込みやすいものとすることができる。
本発明の振動子レンズカバーは、レンズカバーを振動させることで水滴の排除を図るものであるため、高い水滴除去能力を長期にわたって得ることが可能であり、レンズの表面に付着した水滴を速やかに除去することが可能であり、かつ、省スペース化を達成しやすいものとすることができる。また、本発明の振動子レンズカバーはレンズカバー本体が光透過性の圧電体からなるため、適切な電極と組み合わせることでレンズカバー自体が圧電素子となる。このため、本発明の振動子レンズカバーは、圧電素子を接合することによる体積の増大を避けることが可能なものとなり、その結果、小型の撮像装置にも組み込みやすいものとすることができる。
本発明の圧電素子埋込レンズは、レンズを振動させることで水滴の排除を図るものであるため、高い水滴除去能力を長期にわたって得ることが可能であり、レンズの表面に付着した水滴を速やかに除去することが可能であり、かつ、省スペース化を達成しやすいものとすることができる。また、本発明の圧電素子埋込レンズはレンズ本体とレンズ本体に少なくとも一部が埋め込まれている圧電素子とを備えるため、圧電素子がレンズ本体と一体化されている。このため、本発明の圧電素子埋込レンズも、圧電素子を接合することによる体積の増大を避けることが可能なレンズとなり、その結果、小型の撮像装置にも組み込みやすいものとすることができる。
本発明の撮像装置は、本発明の振動子レンズ、振動子レンズカバー又は圧電素子埋込レンズを備えるため、高い水滴除去能力を長期にわたって得ることが可能であり、レンズの表面に付着した水滴を速やかに除去することが可能であり、省スペース化を達成しやすく、かつ、小型化が容易である撮像装置とすることが可能となる。
以下、本発明の振動子レンズ、振動子レンズカバー、圧電素子埋込レンズ及び撮像装置について、図に示す各実施形態に基づいて説明する。各図面は模式図であり、必ずしも実際の構造や構成を厳密に反映したものではない。以下に説明する各実施形態は、請求の範囲に係る発明を限定するものではない。また、各実施形態の中で説明されている諸要素及びその組み合わせの全てが本発明に必須であるとは限らない。以下の説明においては実質的に同等とみなせる構成要素に関しては実施形態をまたいで同じ符号を用い、再度の説明を省略する。
[実施形態1]
1.振動子レンズ1
まず、振動子レンズ1について説明する。
図1は、実施形態1に係る振動子レンズ1を説明するために示す図である。図1(a)は振動子レンズ1の正面図(光軸Lに対して垂直な方向から見た図)であり、図1(b)は図1(a)のA1-A1断面図(光軸Lを含む面で切断した断面図)であり、図1(c)は振動子レンズ1の底面図(平らになっている側から見た図)である。
1.振動子レンズ1
まず、振動子レンズ1について説明する。
図1は、実施形態1に係る振動子レンズ1を説明するために示す図である。図1(a)は振動子レンズ1の正面図(光軸Lに対して垂直な方向から見た図)であり、図1(b)は図1(a)のA1-A1断面図(光軸Lを含む面で切断した断面図)であり、図1(c)は振動子レンズ1の底面図(平らになっている側から見た図)である。
実施形態1に係る振動子レンズ1は、図1に示すように、レンズ本体10、第1電極12、第2電極14及びコーティング層16を備える。振動子レンズ1は、いわゆる平凸レンズである。
レンズ本体10は、光透過性の圧電体からなる。実施形態1においては、レンズ本体10において、光軸Lが通過する2つの面のうち一方(曲面からなる面)を第1の面P1とし、他方(平面からなる面)を第2の面P2とする(図1(b)参照。)。本明細書における「レンズ本体」とは、振動子レンズ及び後述する圧電素子埋込レンズにおける光学特性を規定する部分であって、それ単独でレンズとして成立する部分のことをいう。
圧電体は、例えば、水晶、ニオブ酸リチウム(LiNbO3)又は、ランタンドープジルコン酸チタン酸鉛((Pb,La)(Zr,Ti)O3)からなる。本明細書における「圧電体」とは、電圧を印加すると変形する物質のことをいう。また、本明細書における「圧電素子」とは、圧電体の表面に一対の電極を配置したもののことをいう。
第1電極12は、少なくとも第1の面P1の表面に配置されている。さらに言えば、第1電極12は、第1の面P1の表面全面に配置されている。また、第1電極12の一部は、第1の面P1の表面に配置されている部分と電気的な接続を保った上で第2の面P2の表面にも配置されている(図1(b)及び図1(c)参照。)。第1電極12は、第1の面P1の表面からレンズ本体10の側面を回り込むようにして第2の面P2の表面に到達しているということもできる。第1電極12は光透過性の材料、例えば、酸化インジウムスズ、酸化亜鉛、酸化スズ、酸化チタン又はグラフェンからなる。第1電極12の形成は、例えばスパッタ製膜により実施することができる。第1電極12の膜厚は、例えば0.1~0.2μmとすることができる。
第2電極14は、第2の面P2の表面に配置されている。第2の面P2の表面において、第1電極12は外縁部に配置され、第2電極14は中央部に配置され、第1電極12と第2電極14とは離隔している。第2電極14の構成材料、形成方法及び膜厚は、第1電極12の場合と同様である。
コーティング層16は、第1電極12のうち第1の面P1の表面に配置されている部分を覆うように形成されている。コーティング層16は、透明な絶縁体であって耐熱性、耐久性及び耐候性に優れた材料からなることが好ましく、例えば、ガラス又はチタンからなる。コーティング層16の形成は、例えば、材料を塗布し、その後乾燥及び焼付を行うことで実施することができる。膜厚は、例えば40~60μm程度とすることができる。
2.撮像装置100
次に、振動子レンズ1を備える撮像装置100について説明する。
図2は、実施形態1に係る撮像装置100及びレンズ固定Oリング130を説明するために示す図である。図2(a)は撮像装置100の断面図であり、図2(b)はレンズ固定Oリング130の平面図(振動子レンズ1側から見た図)である。図2(a)は、振動子レンズ1の光軸L(図2(a)では図示せず。)を含む平面による断面図である。図2(a)においては、撮像部110、基板140、第1端子142、第2端子144及び外部ソケット150については模式図として表示している。
次に、振動子レンズ1を備える撮像装置100について説明する。
図2は、実施形態1に係る撮像装置100及びレンズ固定Oリング130を説明するために示す図である。図2(a)は撮像装置100の断面図であり、図2(b)はレンズ固定Oリング130の平面図(振動子レンズ1側から見た図)である。図2(a)は、振動子レンズ1の光軸L(図2(a)では図示せず。)を含む平面による断面図である。図2(a)においては、撮像部110、基板140、第1端子142、第2端子144及び外部ソケット150については模式図として表示している。
実施形態1に係る撮像装置100は、振動子レンズ1と、撮像部110と、表面ケース120と、レンズ固定Oリング130と、基板140と、第1端子142と、第2端子144と、外部ソケット150と、裏面ケース160とを備える。撮像装置100は、上記以外の構成要素や機構(例えば、収差を補正するための副レンズやピント調節のための機構等)を備えていてもよい。
振動子レンズ1は、図2(a)に示すように、表面ケース120及びレンズ固定Oリング130に挟み込まれるようにして固定されている。振動子レンズ1における第1電極12は、第2の面P2の表面に配置されている部分において、後述するOリング第1電極134と接触している。また、第2電極14は、後述するOリング第2電極136と接触している。振動子レンズ1は、撮像部110における撮像素子(後述。)の受光面に、外部からの光を収束させる。
撮像部110は、振動子レンズ1を介して外部を撮像する。撮像部110は基板140に載置されている。撮像部110は、CCDやCMOSイメージセンサといった撮像素子を有する。
表面ケース120は、レンズ固定Oリング130とともに振動子レンズ1を固定する部材である。表面ケース120は、振動子レンズ1とともに外部環境にさらされる部材であるため、耐候性に優れた材料からなることが好ましい。表面ケース120と振動子レンズ1との間には、水の侵入を防ぐためのシール部材(例えば、Oリングシート状のパッキン。図示せず。)が配置されていることが好ましい。
レンズ固定Oリング130は、表面ケース120とともに振動子レンズ1を固定する部材である。また、第1電極12と第1端子142との電気的接続及び第2電極14と第2端子144との電気的接続を仲介する部材でもある。レンズ固定Oリング130は、Oリング本体132、Oリング第1電極134及びOリング第2電極136を有する。Oリング本体132は、樹脂等の絶縁体からなる。Oリング第1電極134及びOリング第2電極136は、金属等の導電体からなる。
Oリング第1電極134は、Oリング本体132の外周側及び外周面の表面に配置されている。Oリング第1電極134は、図2(a)に示すように、第1電極12及び第1端子142と接触している。一方、Oリング第2電極136は、Oリング本体132の内周側及び内周面の表面に、Oリング第1電極134とは離隔して配置されている。Oリング第2電極136は、第2電極14及び第2端子144と接触している。Oリング第1電極134及びOリング第2電極136は、例えば、金属箔をOリング本体132に貼り付けた後にエッチングすることで形成することができる。また、めっきにより形成することもできる。
レンズ固定Oリング130は、表面ケース120への嵌合挿入及び接着により振動子レンズ1を固定するものでもよいし、外周面にねじ山(図示せず)を設けて表面ケース120にねじ込むことにより振動子レンズ1を固定するものでもよい。
基板140は、第1端子142及び第2端子144の一方の端部と接続されている。また、基板140は、外部ソケット150とも接続されている。さらに、基板140には、振動子レンズ1及び撮像部110等の制御や給電等に必要な演算装置、記憶装置、電子回路、配線等(いずれも図示せず。)が配置されている。振動子レンズ1の振動を制御するための振動制御部や撮像部110からの信号を映像として処理する映像処理部は、基板140に配置された専用又は汎用の演算装置、記憶装置、電子回路、配線等により構成されているともいえる。なお、演算装置等は基板140以外の場所に配置されていてもよい。
第1端子142及び第2端子144は、Oリング第1電極134及びOリング第2電極136を介して第1電極12及び第2電極14に駆動電圧を供給するためのものである。第1端子142及び第2端子144には給電回路(図示せず。)が接続されており、電源(図示せず。)から外部ソケット150を介して供給される電圧を振動子レンズ1に供給する。第1端子142及び第2端子144は導電性の材料からなるものであればよいが、例えば、金属製のコイルバネからなるバネ端子を用いることにより、第1端子142とOリング第1電極134との間の密着及び第2端子144とOリング第2電極136との間の密着を確保し、電気的接続を安定させることができるようになる。
外部ソケット150は、基板140に配置されている演算装置等と外部の機材(例えば、電源、モニタ、各種スイッチ)との間で電力や信号等をやり取りするための接点となるものである。
裏面ケース160は、撮像部110及び基板140を収納する。なお、外部ソケット150は、振動子レンズ1とは反対の側に向かって裏面ケース160から露出している。また、裏面ケース160は、表面ケース120を固定する部材でもある。当該固定は、例えば、裏面ケース160に表面ケース120の形状に対応する窪みを設け、当該窪みに表面ケース120を嵌合挿入することにより実現することができる。
3.振動子レンズ1及び撮像装置100の効果
以下、実施形態1に係る振動子レンズ1及び撮像装置100の効果について説明する。
以下、実施形態1に係る振動子レンズ1及び撮像装置100の効果について説明する。
実施形態1に係る振動子レンズ1は、レンズを振動させることで水滴の排除を図るものであるため、高い水滴除去能力を長期にわたって得ることが可能であり、レンズの表面に付着した水滴を速やかに除去することが可能であり、かつ、省スペース化を達成しやすいものとすることができる。また、実施形態1に係る振動子レンズ1はレンズ本体10が光透過性の圧電体からなるため、適切な電極と組み合わせることでレンズ自体が圧電素子となる。このため、実施形態1に係る振動子レンズ1は、圧電素子を接合することによる体積の増大を避けることが可能なものとなり、その結果、小型の撮像装置にも組み込みやすいものとすることができる。
ところで、上記したレンズに圧電素子を接合する技術には、レンズ本体と圧電素子とが剥離するおそれがあるという問題もある。一方、実施形態1に係る振動子レンズ1によれば、レンズ自体が圧電素子となるため、レンズ本体10と圧電素子との剥離をありえないものとすることが可能となる。
また、実施形態1に係る振動子レンズ1によれば、圧電体は、水晶、ニオブ酸リチウム(LiNbO3)又は、ランタンドープジルコン酸チタン酸鉛((Pb,La)(Zr,Ti)O3)からなるため、光透過性を確保しつつ、レンズ本体10に電圧を印加することで振動子レンズ1を振動させることが可能となる。
また、実施形態1に係る振動子レンズ1によれば、少なくとも第1の面P1の表面に配置されている第1電極12と、第2の面P2の表面に配置されている第2電極14とを備えるため、簡易な構成で振動子レンズ1を圧電素子として扱うことが可能となる。
また、実施形態1に係る振動子レンズ1によれば、第1電極12の一部は、第1の面P1の表面に配置されている部分と電気的な接続を保った上で第2の面P2の表面にも配置されており、第1電極12と第2電極14とは離隔しているため、撮像装置100に組み込む際に、第1電極12と第2電極14とに対応する電気的接点の構成を単純化することが可能となる。
実施形態1に係る撮像装置100は、実施形態1に係る振動子レンズ1を備えるため、高い水滴除去能力を長期にわたって得ることが可能であり、レンズの表面に付着した水滴を速やかに除去することが可能であり、省スペース化を達成しやすく、かつ、小型化が容易である撮像装置とすることが可能となる。
[実施形態2]
図3は、実施形態2に係る振動子レンズカバー2を説明するために示す図である。図3(a)は振動子レンズカバー2の正面図(光軸Lに対して垂直な方向から見た図)であり、図3(b)は図3(a)のA2-A2断面図であり、図3(c)は振動子レンズカバー2の底面図(第1電極22の一部及び第2電極24が配置されている側の図)である。
図3は、実施形態2に係る振動子レンズカバー2を説明するために示す図である。図3(a)は振動子レンズカバー2の正面図(光軸Lに対して垂直な方向から見た図)であり、図3(b)は図3(a)のA2-A2断面図であり、図3(c)は振動子レンズカバー2の底面図(第1電極22の一部及び第2電極24が配置されている側の図)である。
実施形態2に係る振動子レンズカバー2は、図3に示すように、レンズカバー本体20、第1電極22、第2電極24及びコーティング層26を備える。振動子レンズカバー2は、全体として円盤状の形状からなる。本明細書における「レンズカバー」とは、レンズを保護するための透光部材のことをいう。このため、実施形態2に係る振動子レンズカバー2は、実施形態1に係る振動子レンズ1とは異なり、撮像装置における撮像部(撮像素子)に外部からの光を収束させるような光学的特性を有している必要はない。
レンズカバー本体20は、光透過性の圧電体からなる。レンズカバー本体20において、光軸Lが通過する2つの面のうち一方を第1の面P3とし、他方を第2の面P4とする(図3(b)参照。)。本明細書における「レンズカバー本体」とは、振動子レンズカバーの主要形状を決定する部材のことをいう。
圧電体は、例えば、水晶、ニオブ酸リチウム(LiNbO3)又は、ランタンドープジルコン酸チタン酸鉛((Pb,La)(Zr,Ti)O3)からなる。なお、実施形態1に係る振動子レンズ1における圧電体とは異なり、振動子レンズカバー2における圧電体は、レンズに必須の光学特性(高屈折率等)を必要としない。
第1電極22は、少なくとも第1の面P3の表面に配置されている。さらに言えば、第1電極22は、第1の面P3の表面全面に配置されている。また、第1電極22の一部は、第1の面P3の表面に配置されている部分と電気的な接続を保った上で第2の面P4の表面にも配置されている。第1電極22の構成材料、形成方法及び膜厚は、実施形態1における第1電極12の場合と同様である。
第2電極24は、第2の面P4の表面に配置されている。第1電極22と第2電極24とは離隔している。第2電極24の構成材料、形成方法及び膜厚は、実施形態1における第1電極12の場合と同様である。
コーティング層26は、第1電極22のうち第1の面P3の表面に配置されている部分を覆うように形成されている。コーティング層26の構成材料、形成方法及び膜厚は、実施形態1におけるコーティング層16の場合と同様である。
実施形態2に係る振動子レンズカバー2は、レンズカバーを振動させることで水滴の排除を図るものであるため、高い水滴除去能力を長期にわたって得ることが可能であり、レンズの表面に付着した水滴を速やかに除去することが可能であり、かつ、省スペース化を達成しやすいものとすることができる。また、実施形態2に係る振動子レンズカバー2はレンズカバー本体20が光透過性の圧電体からなるため、適切な電極と組み合わせることでレンズカバー自体が圧電素子となる。このため、実施形態2に係る振動子レンズカバー2は、圧電素子を接合することによる体積の増大を避けることが可能なものとなり、その結果、小型の撮像装置にも組み込みやすいものとすることができる。
また、実施形態2に係る振動子レンズカバー2によれば、レンズカバー自体が圧電素子となるため、レンズカバー本体20と圧電素子との剥離をありえないものとすることが可能となる。
また、実施形態2に係る振動子レンズカバー2によれば、圧電体は、水晶、ニオブ酸リチウム(LiNbO3)又は、ランタンドープジルコン酸チタン酸鉛((Pb,La)(Zr,Ti)O3)からなるため、光透過性を確保しつつ、レンズカバー本体20に電圧を印加することで振動子レンズカバー2を振動させることが可能となる。
[実施形態3]
図4は、実施形態3に係る圧電素子埋込レンズ3を説明するために示す図である。図4(a)は圧電素子埋込レンズ3の正面図(光軸Lに対して垂直な方向から見た図)であり、図4(b)は図4(a)のA3-A3断面図であり、図4(c)は圧電素子埋込レンズ4の底面図(平らになっている側の図)である。なお、図4(c)においては、圧電素子32のうちレンズ本体30に埋め込まれている部分の形状を破線で表示している。
図4は、実施形態3に係る圧電素子埋込レンズ3を説明するために示す図である。図4(a)は圧電素子埋込レンズ3の正面図(光軸Lに対して垂直な方向から見た図)であり、図4(b)は図4(a)のA3-A3断面図であり、図4(c)は圧電素子埋込レンズ4の底面図(平らになっている側の図)である。なお、図4(c)においては、圧電素子32のうちレンズ本体30に埋め込まれている部分の形状を破線で表示している。
実施形態3に係る圧電素子埋込レンズ3は、図4に示すように、レンズ本体30と、レンズ本体30に一部が埋め込まれている圧電素子32とを備える。圧電素子埋込レンズ3は、例えば、レンズ本体30を形成するための型の中に圧電素子32を配置し、その後レンズ本体30の材料を型に流し込んで固化させる(モールドする)ことで製造することができる。
レンズ本体30の材料としては、例えば、高屈折率の樹脂やガラス等、レンズとして一般的な材料を用いることができる。
圧電素子32は、撮像装置に組み込んだ際に撮像部に入射する光をなるべく遮らないようにするため、環状の形状からなる。圧電素子32は、圧電体34、圧電素子第1電極36及び圧電素子第2電極38を有する。
圧電体34は、例えば、チタン酸ジルコン酸鉛(PZT)等の圧電セラミックスからなる。なお、実施形態1に係る振動子レンズ1における圧電体とは異なり、圧電体34は光透過性を有している必要はない。
圧電素子第1電極36及び圧電素子第2電極38は、圧電体34を挟んで対向するように配置されている。圧電素子第1電極36及び圧電素子第2電極38は、例えば、導電性の金属箔からなる。圧電体34と同様に、圧電素子第1電極36及び圧電素子第2電極38についても、光透過性を有している必要はない。
実施形態3に係る圧電素子埋込レンズ3は、レンズを振動させることで水滴の排除を図るものであるため、高い水滴除去能力を長期にわたって得ることが可能であり、レンズの表面に付着した水滴を速やかに除去することが可能であり、かつ、省スペース化を達成しやすいものとすることができる。また、実施形態3に係る圧電素子埋込レンズはレンズ本体30とレンズ本体30に一部が埋め込まれている圧電素子32とを備えるため、圧電素子32がレンズ本体30と一体化されている。このため、実施形態3に係る圧電素子埋込レンズ3も、圧電素子を接合することによる体積の増大を避けることが可能なものとなり、その結果、小型の撮像装置にも組み込みやすいものとすることができる。
また、実施形態3に係る圧電素子埋込レンズ3によれば、圧電素子32がレンズ本体30と一体化されている(一部が埋め込まれている)ため、レンズ本体に圧電素子を接合する場合よりも、レンズ本体30と圧電素子32との剥離を発生しにくくすることが可能となる。
また、実施形態3に係る圧電素子埋込レンズ3によれば、圧電素子32は、環状の形状からなるため、圧電素子32が不透明な材料からなる場合であっても光を通過させることが可能となる。
[実施形態4]
図5は、実施形態4に係る圧電素子埋込レンズ4を説明するために示す図である。図5(a)は圧電素子埋込レンズ4の正面図(光軸Lに対して垂直な方向から見た図)であり、図5(b)は図5(a)のA4-A4断面図であり、図5(c)は圧電素子埋込レンズ4の底面図(平らになっている側の図)である。
図5は、実施形態4に係る圧電素子埋込レンズ4を説明するために示す図である。図5(a)は圧電素子埋込レンズ4の正面図(光軸Lに対して垂直な方向から見た図)であり、図5(b)は図5(a)のA4-A4断面図であり、図5(c)は圧電素子埋込レンズ4の底面図(平らになっている側の図)である。
実施形態4に係る圧電素子埋込レンズ4は、図5に示すように、レンズ本体40と、レンズ本体40に一部が埋め込まれている圧電素子42とを備える。圧電素子埋込レンズ4も実施形態3に係る圧電素子埋込レンズ3と同様に、例えば、レンズ本体40を形成するための型の中に圧電素子42を配置し、その後レンズ本体40の材料を型に流し込んで固化させる(モールドする)ことで製造することができる。
レンズ本体40の材料としては、例えば、高屈折率の樹脂やガラス等、レンズとして一般的な材料を用いることができる。
圧電素子42は、円盤状の形状からなる。圧電素子42は、光透過性の圧電体44、圧電素子第1電極46及び圧電素子第2電極48を有する。
圧電素子42における圧電体44は、例えば、水晶、ニオブ酸リチウム(LiNbO3)又は、ランタンドープジルコン酸チタン酸鉛((Pb,La)(Zr,Ti)O3)からなる。
圧電素子第1電極46及び圧電素子第2電極48は、圧電体44を挟んで対向するように配置されている。圧電素子第1電極46及び圧電素子第2電極48の構成材料、形成方法及び膜厚は、実施形態1における第1電極12の場合と同様である。
実施形態4に係る圧電素子埋込レンズ4は、レンズを振動させることで水滴の排除を図るものであるため、高い水滴除去能力を長期にわたって得ることが可能であり、レンズの表面に付着した水滴を速やかに除去することが可能であり、かつ、省スペース化を達成しやすいものとすることができる。また、実施形態4に係る圧電素子埋込レンズ4はレンズ本体40とレンズ本体40に一部が埋め込まれている圧電素子42とを備えるため、圧電素子42がレンズ本体40と一体化されている。このため、実施形態4に係る圧電素子埋込レンズ4も、圧電素子を接合することによる体積の増大を避けることが可能なものとなり、その結果、小型の撮像装置にも組み込みやすいものとすることができる。
また、実施形態4に係る圧電素子埋込レンズ4によれば、圧電素子42は、光透過性の圧電体44を有するため、圧電素子42が圧電素子埋込レンズ4の光軸Lを覆うように配置されていても、光を通過させることが可能となる。
また、実施形態4に係る圧電素子埋込レンズ4によれば、圧電体44は、水晶、ニオブ酸リチウム(LiNbO3)又は、ランタンドープジルコン酸チタン酸鉛((Pb,La)(Zr,Ti)O3)からなるため、光透過性を確保しつつ、電圧を印加することで圧電素子埋込レンズ4を振動させることが可能となる。
以上、本発明を上記の各実施形態に基づいて説明したが、本発明は上記の各実施形態に限定されるものではない。その趣旨を逸脱しない範囲において種々の態様において実施することが可能であり、例えば、次のような変形も可能である。
(1)上記各実施形態において記載した構成要素の形状、数、位置等は例示であり、本発明の効果を損なわない範囲において変更することが可能である。
(2)上記実施形態1,3,4においては、振動子レンズ1及び圧電素子埋込レンズ3,4について平凸レンズとして説明したが、本発明はこれに限定されるものではない。本発明の振動子レンズ及び圧電素子埋込レンズはレンズとしてありうる形状であればよく、例えば、両凸レンズやメニスカスレンズ等であってもよい。また、本発明の振動子レンズ及び圧電素子埋込レンズは、球面レンズであっても非球面レンズであってもよい。
(3)上記実施形態1,2においては、第1電極12、22が第1の面P1,P3の表面全面に配置されているが、本発明はこれに限定されるものではない。第1電極は、第1の面の一部にのみ配置されていてもよい。
(4)上記実施形態1,2においては、第1電極12、22が第2の面P2,P4の一部にも配置されているが、本発明はこれに限定されるものではない。撮像装置における接点や端子の都合がつくのであれば、第1電極は第2の面には形成されていなくてもよい。
(5)上記実施形態3,4においては、圧電素子32,42の一部がレンズ本体30,40に埋め込まれていたが、本発明はこれに限定されるものではない。電極への接続が確保できるのであれば、圧電素子の全体がレンズ本体に埋め込まれていてもよい。
(6)上記実施形態1においては、基板140に配置されている演算装置等と外部の機材(例えば、電源、モニタ、各種スイッチ)との間で電力や信号等をやり取りするための接点として外部ソケット150を用いたが、本発明はこれに限定されるものではない。例えば、ソケットの代わりにプラグを用いてもよいし、接点を設けずに電線等を用いてもよい。
(7)図6は、変形例に係る撮像装置100aの断面図である。変形例に係る撮像装置100aは、基本的には実施形態1に係る撮像装置100と同様の構成を有するが、振動子レンズ1とレンズ固定Oリング130との間に第1中間バネ端子170及び第2中間バネ端子172を備える点で実施形態1に係る撮像装置100とは異なる。また、第1中間バネ端子170と第2中間バネ端子172との間には、環状の絶縁体からなる仕切り部材174が配置されている。外周側に配置されている第1中間バネ端子170は、第1電極12とOリング第1電極134とを接続する。内周側に配置されている第2中間バネ端子172は、第2電極14とOリング第2電極136とを接続する。第1中間バネ端子170及び第2中間バネ端子172は、振動子レンズ1とレンズ固定Oリング130との間で押し縮められており、振動子レンズ1とレンズ固定Oリング130との間の距離の変化に追従可能である。このような構成とすることにより、振動子レンズ1を振動させるときにおいても、振動子レンズ1とレンズ固定Oリング130との間の電気的接続を安定して維持することが可能となる。
1…振動子レンズ、2…振動子レンズカバー、3,4…圧電素子埋込レンズ、10,30,40…レンズ本体、12,22…第1電極、14,24…第2電極、16,26…コーティング層、20…レンズカバー本体、32,42…圧電素子、34,44…圧電体、36,46…圧電素子第1電極、38,48…圧電素子第2電極、100,100a…撮像装置、110…撮像部、120…表面ケース、130…レンズ固定Oリング、132…Oリング本体、134…Oリング第1電極、136…Oリング第2電極、140…基板、142…第1端子、144…第2端子、150…外部ソケット、160…裏面ケース、170…第1中間バネ端子、172…第2中間バネ端子、174…仕切り部材、L…光軸、P1,P3…第1の面、P2,P4…第2の面
Claims (11)
- レンズ本体が光透過性の圧電体からなることを特徴とする振動子レンズ。
- 前記圧電体は、水晶、ニオブ酸リチウム(LiNbO3)又は、ランタンドープジルコン酸チタン酸鉛((Pb,La)(Zr,Ti)O3)からなることを特徴とする請求項1に記載の振動子レンズ。
- 前記レンズ本体において、光軸が通過する2つの面のうち一方を第1の面とし、他方を第2の面とするとき、
少なくとも前記第1の面の表面に配置されている第1電極と、
前記第2の面の表面に配置されている第2電極とをさらに備えることを特徴とする請求項1又は2に記載の振動子レンズ。 - 前記第1電極の一部は、前記第1の面の表面に配置されている部分と電気的な接続を保った上で前記第2の面の表面にも配置されており、
前記第1電極と前記第2電極とは離隔していることを特徴とする請求項3に記載の振動子レンズ。 - レンズカバー本体が光透過性の圧電体からなることを特徴とする振動子レンズカバー。
- 前記圧電体は、水晶、ニオブ酸リチウム(LiNbO3)又は、ランタンドープジルコン酸チタン酸鉛((Pb,La)(Zr,Ti)O3)からなることを特徴とする請求項5に記載の振動子レンズカバー。
- レンズ本体と、前記レンズ本体に少なくとも一部が埋め込まれている圧電素子とを備えることを特徴とする圧電素子埋込レンズ。
- 前記圧電素子は、環状の形状からなることを特徴とする請求項7に記載の圧電素子埋込レンズ。
- 前記圧電素子は、光透過性の圧電体を有することを特徴とする請求項7に記載の圧電素子埋込レンズ。
- 前記圧電体は、水晶、ニオブ酸リチウム(LiNbO3)又は、ランタンドープジルコン酸チタン酸鉛((Pb,La)(Zr,Ti)O3)からなることを特徴とする請求項9に記載の圧電素子埋込レンズ。
- 請求項1~10のいずれかに記載の振動子レンズ、振動子レンズカバー又は圧電素子埋込レンズと、
前記振動子レンズ、前記振動子レンズカバー又は前記圧電素子埋込レンズを介して外部を撮像する撮像部とを備えることを特徴とする撮像装置。
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- 2021-12-17 JP JP2021205595A patent/JP2023090567A/ja active Pending
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