JP2023088421A - 眼鏡が滑りにくいマスク及びこれに用いる滑り止めテープ - Google Patents
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Abstract
【課題】従来のマスク着用時、眼鏡やサングラスを併用すると眼鏡が滑り落ちてしまうという欠点があった。本発明は、この問題点を解決する為になされたものである。【解決手段】マスク本体の表面側において、眼鏡のレンズ保持部材の下縁部が当接する部位に、滑り止め部を設ける事により、眼鏡の滑り落ちを軽減する事ができる。滑り止め部として、表面に微細なフックが多数形成されてなるフック面と、前記フック面の裏面にシリコンゴム組成物を塗工してなる滑り止め部を有することを特徴とする滑り止めテープを、用いる事ができる。【選択図】図1
Description
本発明は眼鏡が滑りにくいマスク、及び、これに用いる滑り止めテープに関する。
コロナ禍で新しい生活様式が推奨され、マスク着用が必須になり、マスクと眼鏡併用時のマスクの滑り落ちが気になる。
従来のマスク着用時、眼鏡やサングラスを併用すると、眼鏡が滑り落ちてしまうという欠点があった。本発明は、この問題点を解決する為になされたものである。
本発明者は上記問題を解決する為、鋭意研究を行った結果、 マスク本体の表面側において、眼鏡のレンズ保持部材の下縁部が当接する部位に、滑り止め部を設ける事により、眼鏡を滑り落ちにくくする事に成功し、本発明を完成するに至った。すなわち、本発明は下記の通りである。
(1)マスク本体と、前記マスク本体の表面側において、眼鏡のレンズ保持部材の下縁部が当接する部位に、滑り止め部とを有するマスク。
(2)前記滑り止め部が、厚さ0.01mm~1mmのゴム層からなる事を特徴とする(1)に記載のマスク。
(3)前記滑り止め部が、シリコンゴム組成物を塗工してなる透明ゴム層である事を特徴とする(2)に記載のマスク。
(4)前記シリコンゴム組成物は、アクリル酸エステル共重合体を含有する事を特徴とする(3)に記載のマスク。
(5)前記滑り止め部が、滑り止めテープをマスク本体に貼付してなる事を特徴とする(1)に記載のマスク。
(6)マスク本体の表面側において、眼鏡のレンズ保持部材の下縁部が当接する部位に貼付して用いる滑り止めテープであって、
前記滑り止めテープは、表面に微細なフックが多数形成されてなるフック面と、前記フック面の裏面にシリコンゴム組成物を塗工してなる滑り止め部を有することを特徴とする滑り止めテープ。
前記滑り止めテープは、表面に微細なフックが多数形成されてなるフック面と、前記フック面の裏面にシリコンゴム組成物を塗工してなる滑り止め部を有することを特徴とする滑り止めテープ。
(1)の発明によれば、マスク本体の表面側において、眼鏡のレンズ保持部材の下縁部が当接する部位に、滑り止め部を設ける事により、マスク着用時の眼鏡の滑り落ちを軽減する事ができる。
(2)の発明によれば、滑り止め部が薄手のゴム層からなる為、マスクを重ねて保管する際もかさばらない。
(3)の発明によれば、様々な材質のマスクに塗工する事ができ、又、滑り止め部が透明である為、着用した際に視覚的な違和感が少ない。
(4)の発明によれば、滑り止め部にアクリル酸エステル共重合体を含有する為、洗濯を繰り返しても、滑り止め効果を維持できる。
(5)の発明によれば、自分に合った従来マスクに滑り止めテープを貼付でき、多様なデザインに富んだ滑り止めテープで個性も出せる。
(6)の発明によれば、自分に合った従来マスクに滑り止めテープを貼付でき、多様なデザインに富んだ滑り止めテープで個性も出せる。又、滑り止めテープはマスク本体に対して着脱可能である為、滑り止めテープを繰り返し使用する事ができる。
本発明に係るマスクについて図1~図4を用いて説明する。
図1は、本発明の第1の実施の形態に係るマスクの正面図である。
マスク1は、マスク本体11と滑り止め部12と耳掛けゴム13とを備えている。
図1は、本発明の第1の実施の形態に係るマスクの正面図である。
マスク1は、マスク本体11と滑り止め部12と耳掛けゴム13とを備えている。
マスク本体11の素材は、例えば、不織布、綿ガーゼ、ウレタン等である。
マスク本体11の形状は、平型マスク、プリーツ型マスク、立体型マスク等である。
マスク本体11の形状は、平型マスク、プリーツ型マスク、立体型マスク等である。
マスク滑り止め部12は、マスク本体11の表面側において、眼鏡のレンズ保持部材の下縁部が当接する部位に設けられる。マスク滑り止め部12は、摩擦係数の大きい材質からなる。
第1の実施の形態において、マスク滑り止め部12は、マスク本体の表面側の上縁部に、0.5mm~3cm程の幅で、ゴム組成物を塗工する事により形成される。
例えば、図2に示すように、レンズサイズが比較的大きな眼鏡2を使用する場合は、レンズ保持部材21の下縁部が、マスク滑り止め部12と確実に当接するようにマスク滑り止め部12の幅を3cmを超えて更に大きくしても良い。
ゴム組成物としては、適度な摩擦により、眼鏡の滑り落ちを防止する事ができる素材であれば、特に限定なく用いる事ができるが、透明ゴムは、着用の際視覚的な違和感が少ない為、特に好ましい。このような透明ゴム組成物としては、アクリル酸エステル共重合体等を好適に用いる事ができる。例えば、市販の靴下滑り止め液等を用いる事ができる。
耳掛けゴム13はマスク本体11の左右両端部のそれぞれに設けられている。ただし、耳掛けゴム13は、耳掛け部をマスク本体11と一体型に形成する事も可能であり、耳掛けゴム13は必ずしも設ける必要はない。
ユーザーは、耳掛けゴム13をユーザーの耳に掛け、マスク本体11をユーザーの顔面に装着した際、眼鏡滑り止め部12は、ユーザーの目の下周辺に位置する事になるため、眼鏡を着用した際に、眼鏡が滑り落ちるのを軽減する事ができる。
図3は第2の実施の形態に係るマスクの正面図である。
第2の実施の形態は、滑り止め部として、滑り止めテープ12aを用いた例である。滑り止め部以外については、第1の実施の形態と同様の構成であるため、説明を省略する。
第2の実施の形態は、滑り止め部として、滑り止めテープ12aを用いた例である。滑り止め部以外については、第1の実施の形態と同様の構成であるため、説明を省略する。
滑り止めテープ12aとしては、図4に示すように、表面に微細なフック120aが多数形成されてなるフック面120と前記フック面120の表面に、シリコンゴム組成物を塗工してなる滑り止め部12を有するテープを使用する事ができる。このような滑り止めテープは市販の面ファスナーのオス側の部材に市販の靴下滑り止め液等を塗工する事により、作ることができる。
フック面に形成された微細なフック120aが、マスクの繊維に引っ掛かるので、滑り止めテープ12aは、マスク本体に着脱可能に取り付ける事ができる。
第2の実施の形態において、滑り止めテープ12aは、布性マスクや不織布マスクに対して、何度でも繰り返し使用する事ができるというメリットがある。
第2の実施の形態において、滑り止めテープ12aは、布性マスクや不織布マスクに対して、何度でも繰り返し使用する事ができるというメリットがある。
滑り止め部は容易に塗工する事ができ、量産できると思われる。
滑り止め部は容易に塗工する事ができ、眼鏡利用者が快適に過ごせると思われる。
子供や、病気で眼鏡利用している場合、自分に合ったマスクに滑り止めテープを貼付し、眼鏡の滑り落ちを軽減でき、快適に過ごせると思われる。
シリコンゴム組成物は、多様な素材に塗工でき、多様なマスクへ利用する事ができると思われる。
1・・・マスク
11・・・マスク本体
12・・・滑り止め部
12a・・・滑り止めテープ
120・・・フック面
120a・・・フック
13・・・耳掛けゴム
2・・・眼鏡
21・・・眼鏡保持部
11・・・マスク本体
12・・・滑り止め部
12a・・・滑り止めテープ
120・・・フック面
120a・・・フック
13・・・耳掛けゴム
2・・・眼鏡
21・・・眼鏡保持部
Claims (6)
- マスク本体と、
前記マスク本体の表面側において、眼鏡のレンズ保持部材の下縁部が当接する部位に、滑り止め部とを有するマスク。 - 前記滑り止め部が、厚さ0.01mm~1mmのゴム層からなる事を特徴とする請求項1に記載のマスク。
- 前記滑り止め部が、シリコンゴム組成物を塗工してなる透明ゴム層である事を特徴とする請求項2に記載のマスク。
- 前記シリコンゴム組成物は、アクリル酸エステル共重合体を含有する事を特徴とする請求項3に記載するマスク。
- 前記滑り止め部が、滑り止めテープをマスク本体に貼付してなる事を特徴とする請求項1に記載のマスク。
- マスク本体の表面側において、眼鏡のレンズ保持部材の下縁部が当接する部位に貼付して用いる滑り止めテープであって、
前記滑り止めテープは、表面に微細なフックが多数形成されてなるフック面と、前記フック面の裏面にシリコンゴム組成物を塗工してなる滑り止め部を有することを特徴とする滑り止めテープ。
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JP2021203105A JP2023088421A (ja) | 2021-12-15 | 2021-12-15 | 眼鏡が滑りにくいマスク及びこれに用いる滑り止めテープ |
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Publications (1)
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2021
- 2021-12-15 JP JP2021203105A patent/JP2023088421A/ja active Pending
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