JP2023087994A - 情報処理装置、情報処理方法、およびシステム - Google Patents

情報処理装置、情報処理方法、およびシステム Download PDF

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Abstract

【課題】利用者の階層的な位置情報を用いて、要件の通知における利便性を高めることを可能とする。【解決手段】外部装置から受信した利用者識別情報および位置発信デバイス識別情報に基づいて、利用者の階層的位置情報を取得する処理と、1以上の利用者の階層的位置情報が記憶される利用者位置情報データベースの更新に応じて、前記利用者の要件と要件対象が記憶される要件データベースを参照し、前記要件を前記利用者に通知するか否かを判断する処理と、を行う制御部を備える、情報処理装置。【選択図】図1

Description

本発明は、情報処理装置、情報処理方法、およびシステムに関する。
近年、インターネット上に情報が溢れ、ネット検索することであらゆる情報にアクセスすることができる。一方で、オフィスメンバー同士等、対面での交流は減る傾向にあり、人脈の縮小や知識の共有不足および認識の齟齬などの弊害に繋がっている。対面での交流では、簡単な挨拶だけでも相手への要件を思い出すきっかけになることがあった。
ここで、下記特許文献1では、登録された位置付近に到達した際に要件をリマインダするリマインダ通知システムが開示されている。
特開2017-68520号公報
しかしながら、上記特許文献1では、コンビニエンスストアや薬局等のカテゴリ分けされる場所を目標地点とし、目標地点まで10mや30m等、単に距離に基づいたリマインダが行われているが、建物間やフロア間の移動等の階層的な位置の変化については考慮されていない。
そこで、本発明は、上記問題に鑑みてなされたものであり、本発明の目的とするところは、利用者の階層的な位置情報を用いて、要件の通知における利便性を高めることが可能な、新規かつ改良された情報処理装置、情報処理方法、およびシステムを提供することにある。
上記課題を解決するために、本発明のある観点によれば、外部装置から受信した利用者識別情報および位置発信デバイス識別情報に基づいて、利用者の階層的位置情報を取得する処理と、1以上の利用者の階層的位置情報が記憶される利用者位置情報データベースの更新に応じて、前記利用者の要件と要件対象が記憶される要件データベースを参照し、前記要件を前記利用者に通知するか否かを判断する処理と、を行う制御部を備える、情報処理装置が提供される。
前記階層的位置情報は、階層構造から成る位置情報であって、前記利用者位置情報データベースの更新は、前記利用者の移動があったことを含んでもよい。
前記制御部は、前記利用者の移動により変化した階層と、前記要件対象である要件相手が位置する階層とから、前記利用者が前記要件相手に近付いたと判断される場合に、利用者端末に前記要件の実行を促す通知情報を送信する制御を行ってもよい。
前記制御部は、変化した最も上位の階層が一致する場合、前記利用者が前記要件相手に近付いたと判断してもよい。
前記制御部は、予め用意された通知文テンプレートと、前記要件、前記要件相手、および前記要件相手が位置する場所の情報とに基づいて、前記通知情報を生成してもよい。
前記制御部は、前記利用者の移動により変化した階層と、前記要件対象である場所が位置する階層とから、前記利用者が前記場所に近付いたと判断される場合に、利用者端末に前記要件の実行を促す通知情報を送信する制御を行ってもよい。
前記階層的位置情報は、階層構造から成る位置情報であって、前記利用者位置情報データベースの更新は、前記要件対象である要件相手の移動に伴い、前記要件相手が位置する階層が変化したことを含んでもよい。
前記制御部は、前記要件相手の移動により変化した階層と、前記利用者が位置する階層とから、前記要件相手が前記利用者に近付いたと判断される場合に、利用者端末に前記要件の実行を促す通知情報を送信する制御を行ってもよい。
前記制御部は、前記位置発信デバイス識別情報と前記階層的位置情報とが対応付けられた階層的位置情報データベースを参照して、前記利用者識別情報で示される前記利用者の階層的位置情報を取得してもよい。
前記外部装置は、前記利用者が用いる利用者端末、または位置発信デバイスであってもよい。
前記利用者識別情報は、前記利用者に付与された利用者固有ID、または前記利用者が所持する端末に付与された端末固有IDであってもよい。
前記制御部は、取得した前記利用者の前記階層的位置情報を、前記利用者識別情報に対応付けて、前記利用者位置情報データベースに記憶する処理を行ってもよい。
前記制御部は、前記利用者識別情報に対応付けて、前記利用者により入力された要件と要件対象に関する情報を前記要件データベースに登録する処理を行ってもよい。
また、上記課題を解決するために、本発明の別の観点によれば、プロセッサが、外部装置から受信した利用者識別情報および位置発信デバイス識別情報に基づいて、利用者の階層的位置情報を取得することと、1以上の利用者の階層的位置情報が記憶される位置情報データベースの更新に応じて、前記利用者の要件と要件対象が記憶される要件データベースを参照し、前記要件を前記利用者に通知するか否かを判断することと、を含む、情報処理方法が提供される。
また、上記課題を解決するために、本発明の別の観点によれば、情報処理装置と、利用者が用いる利用者端末と、を備え、前記情報処理装置は、外部装置から受信した利用者識別情報および位置発信デバイス識別情報に基づいて、利用者の階層的位置情報を取得する処理と、1以上の利用者の階層的位置情報が記憶される位置情報データベースの更新に応じて、前記利用者の要件と要件対象が記憶される要件データベースを参照し、前記要件を前記利用者に通知するか否かを判断する処理と、を行う制御部を有し、前記利用者端末は、前記情報処理装置からの通知を受信する受信部と、前記受信した通知を出力部から出力するよう制御する制御部と、を有する、システムが提供される。
以上説明したように本発明によれば、利用者の階層的な位置情報を用いて、要件の通知における利便性を高めることを可能とする。
本実施形態に係る通知システムの構成の一例を示す図である。 本実施形態に係る利用者端末の構成の一例を示すブロック図である。 本実施形態に係るサーバの構成の一例を示すブロック図である。 本実施形態に係る登録処理の流れの一例を示すシーケンス図である。 本実施形態に係る通知処理の流れの一例を示すシーケンス図である。 本実施形態による利用者の移動による階層一致判断の一例について説明する図である。 本実施形態による利用者の移動による階層一致判断の他の例について説明する図である。 本実施形態による要件相手の移動による階層一致判断の例について説明する図である。 本実施形態に係る情報処理装置のハードウェア構成の一例を示すブロック図である。
以下に添付図面を参照しながら、本発明の好適な実施の形態について詳細に説明する。なお、本明細書および図面において、実質的に同一の機能構成を有する構成要素については、同一の符号を付することにより重複説明を省略する。
<1.概要>
図1は、本実施形態に係る通知システムの構成の一例を示す図である。図1に示すように、本実施形態に係る通知システムは、利用者が用いる利用者端末10と、サーバ20を含む。利用者端末10(外部装置の一例)とサーバ20(情報処理装置)は、ネットワーク40を介して通信接続し、データの送受信を行い得る。図1では、利用者Aが用いる利用者端末10Aと、利用者Bが用いる利用者端末10Bと、利用者Cが用いる利用者端末10Cを図示しているが、本発明はこれに限定されない。
サーバ20は、各利用者の位置情報を取得し、各利用者の位置に応じて、各利用者に予め登録された要件を各利用者に通知(リマインダ)する。各利用者の位置情報は、例えば利用者端末10が、様々な場所に設置された位置発信デバイス30から受信した位置発信デバイスの識別情報(以下、位置発信デバイスID(identification)と称する)と、利用者端末10が有する利用者識別情報を、サーバ20に送信することで、サーバ20により利用者の位置が取得される。位置発信デバイスIDは、利用者端末10を所持した利用者が位置発信デバイス30から所定の距離内(例えば半径5m、10m等)に位置した際に利用者端末10により受信され得る。サーバ20は、位置発信デバイスIDと位置情報が対応付けられたデータベースを参照することで、利用者の位置を取得し得る。
ここで、要件のリマインダを場所に紐付けて行う際に、従来の技術では、目標地点から10mや30m等、単に距離に基づくリマインダが行われていたが、建物間やフロア間の移動といった、階層的な位置の変化については考慮されていなかった。例えば距離的には離れていても、要件の対象が位置する場所と同じフロアや同じ建物に移動した場合、せっかくなのでその場所までさらに移動しようと考えることがある。
そこで、本発明は、上記事情に鑑み、利用者の階層的な位置情報を用いて、要件の通知における利便性を高めることを可能とする通知システムを提案する。
階層的な位置情報(以下、階層的位置情報とも称する)とは、階層構造から成る位置情報である。例えば、「地域、建物、フロア、部屋」といった4階層構造から成る位置情報が考え得る。また、同一フロアを分割したり、場所毎に階層が異なる構造にしたりしてもよい。サーバ20は、位置発信デバイスIDと階層的位置情報が対応付けられたデータベースを参照することで、利用者の階層的位置情報を取得し得る。
また、要件対象は、「場所」に限らず、「人」であってもよい。人に対して要件がある場合、その時々でその人(要件対象である相手)の居場所が異なるため、単に「場所」を登録することでは要件を達成することが難しい。本実施形態によれば、要件対象として「人」を登録し、各利用者(要件対象の相手を含む)の階層的位置情報をサーバ20で管理することで、例えば相手と同じフロアや同じ建物に居る場合に、利用者(登録者)に要件の通知を行うことができ、要件通知の利便性がさらに高まる。
以上、本実施形態に係る通知システムの概要について説明した。続いて、本実施形態に係る通知システムに含まれる各装置の具体的な構成について順次説明する。
<2.構成例>
(2-1.利用者端末10の構成例)
まず、図2を参照して利用者端末10の構成例について説明する。利用者端末10は、例えばスマートフォン、タブレット端末、ウェアラブルデバイス等、任意のモバイル端末により実現され得る。
図2は、本実施形態による利用者端末10の構成の一例を示すブロック図である。図2に示すように、利用者端末10は、通信部110、制御部120、操作入力部130、表示部140、および記憶部150を有する。
通信部110は、他の装置との間で情報の送受信を行う送信部および受信部としての機能を有する。例えば、通信部110は、例えばネットワーク40を介して、サーバ20とデータの送受信を行い得る。ネットワーク40は、インターネット、電話回線網、衛星通信網などの公衆回線網や、Ethernet(登録商標)を含む各種のLAN(Local Area Network)、WAN(Wide Area Network)等で実現されてもよい。さらに、各ネットワークは、Wi-Fi(登録商標)、Bluetooth(登録商標)等の無線通信網で実現されてもよい。また、通信部110は、位置発信デバイス30から発信される信号(位置発信デバイスIDを含む)を受信する機能を有する。位置発信デバイス30との無線通信に用いられる通信方式は特に限定しない。例えばBLE(Bluetooth Low Energy)、無線LAN、Wi-Fi等であってもよい。
制御部120は、例えば、CPU(Central Processing Unit)等を中心に構成されており、利用者端末10の動作を全般的に制御する。具体的には、制御部120は、通信部110により位置発信デバイス30から受信した位置発信デバイスIDと、記憶部150に予め格納されている利用者識別情報とを、通信部110によりサーバ20に送信する制御を行う。利用者識別情報は、利用者に付与された利用者固有IDであってもよいし、利用者が所持する端末に付与された端末固有IDであってもよい。利用者が所持する端末とは、利用者端末10が挙げられる。また、利用者端末10は、受信した位置発信デバイスIDをサーバ20に送信して利用者の位置をサーバ20に知らせる位置検知デバイスとしての機能も有する。この場合、端末固有IDは、位置検知デバイスIDと称されてもよい。
また、制御部120は、操作入力部130から利用者により入力された要件に関する情報を通信部110によりサーバ20に送信する制御を行う。要件に関する情報とは、要件内容(相談、挨拶、雑談等)および要件対象(人または場所)を含む。
また、制御部120は、通信部110によりサーバ20から受信した要件の通知情報を、表示部140に表示する制御を行い得る。通知情報の出力方法は、表示部140での表示であってもよいし、音声出力部(不図示)での音声出力であってもよいし、振動部(不図示)での振動であってもよい。利用者端末10は、要件を通知する通知デバイスとしての機能も有する。
操作入力部130は、利用者による操作を受け付け、入力情報を制御部120に出力する。操作入力部130は、表示部140に積層されるタッチパネルにより実現されてもよい。本実施形態による操作入力部130は、要件に関する情報の入力を受け付ける。なお、要件に関する情報の入力は、操作入力部130からの入力に限定されない。例えば、収音部(不図示)により利用者の発話音声を収音し、音声認識により要件に関する情報の入力を受け付けてもよい。
表示部140は、通知情報を出力する出力部の一例である。表示部140は、要件に関する情報の入力画面や、通知画面等、様々な画面を表示する。表示部140は、操作入力部130が積層されるタッチパネルディスプレイにより実現されてもよい。
記憶部150は、制御部120の処理に関するデータ、制御部120の動作プログラムファイルなどの各種データを一時的あるいは永続的に記憶する機能を有する。また、記憶部150は、利用者識別情報や、表示画像データ、その他各種のデータを記憶する。
以上、本実施形態による利用者端末10の構成の一例について説明した。なお、本実施形態による利用者端末10の構成は、図2に示す例に限定されない。例えば、利用者端末10は、収音部や音声出力部をさらに有していてもよい。また、操作入力部130および表示部140は、一体的に構成されていてもよいし、分離して構成されてもよい。また、利用者端末10が複数の装置により構成されていてもよい。
(2-2.サーバ20の構成例)
図3は、本実施形態によるサーバ20の構成の一例を示すブロック図である。図3に示すように、サーバ20(情報処理装置)は、通信部210、制御部220、および記憶部230を有する。
通信部210は、他の装置との間で情報の送受信を行う送信部および受信部としての機能を有する。例えば、通信部210は、例えばネットワーク40を介して、利用者端末10とデータの送受信を行い得る。ネットワーク40は、インターネット、電話回線網、衛星通信網などの公衆回線網や、Ethernet(登録商標)を含む各種のLAN(Local Area Network)、WAN(Wide Area Network)等で実現されてもよい。さらに、各ネットワークは、Wi-Fi(登録商標)、Bluetooth(登録商標)等の無線通信網で実現されてもよい。
制御部220は、サーバ20に設けられるCPU(Central Processing Unit)、およびRAM(Random Access Memory)などのハードウェアを用いて、サーバ20の動作を全般的に制御する。また、本実施形態による制御部220は、利用者位置取得部221、利用者情報管理部222、要件登録部223、通知判断部224、通知文生成部225、および通知制御部226として機能する。
利用者位置取得部221は、利用者端末10から受信した位置発信デバイスIDおよび利用者識別情報に基づいて、利用者の階層的位置情報を取得する。具体的には、利用者位置取得部221は、位置発信デバイスIDと階層的位置情報とが対応付けられた階層的位置情報DB(データベース)232を参照して、利用者識別情報で示される利用者の階層的位置情報を取得する。利用者位置取得部221は、取得した階層的位置情報を利用者情報管理部222に出力する。
利用者情報管理部222は、利用者位置取得部221により取得された階層的位置情報を、利用者の識別情報と対応付けて利用者位置情報DB231に登録する処理を行う。利用者情報管理部222は、各利用者の階層的位置情報を階層的位置情報DB232に登録することで、利用者位置情報DB231の更新を行い得る。
要件登録部223は、利用者に入力された要件に関する情報を要件DB233に登録する処理を行う。要件に関する情報は、利用者端末10から受信し得る。
通知判断部224は、利用者位置情報DB231が更新された際に、利用者(要件の登録者)に要件の通知を行うか否かを判断する。利用者位置情報DB231が更新された際とは、要件の登録者および要件対象である要件相手も含め広く利用者の移動があった際を意味する。通知判断部224は、利用者(要件登録者)の移動により変化した階層と、要件対象である要件相手または場所が位置する階層とから、利用者が要件相手または場所に近付いたと判断した場合に、要件の通知を行うこと(要件の実行を利用者に促す通知情報を利用者端末10に送信すること)を判断する。若しくは、通知判断部224は、要件対象である要件相手の移動により変化した階層と、利用者(要件登録者)が位置する階層とから、要件相手が利用者に近付いたと判断した場合に、要件の通知を行うこと(要件の実行を利用者に促す通知情報を利用者端末10に送信すること)を判断する。
通知文生成部225は、通知判断部224により要件の通知を行うと判断された場合、要件の実行を利用者に促す通知情報(通知文)を生成する。通知文の生成方法は特に限定しないが、例えば予め用意された通知文テンプレートと、要件内容、および要件対象の情報等を用いて生成され得る。
通知制御部226は、通知文生成部225により生成された通知文を、利用者(要件登録者)の利用者端末10に送信する制御を行う。
記憶部230は、制御部220の処理に関するデータ、制御部220の動作プログラムファイルなどの各種データを一時的あるいは永続的に記憶する機能を有する。また、記憶部230は、利用者位置情報DB231、階層的位置情報DB232、および要件DB233を記憶する。
利用者位置情報DB231は、利用者識別情報と、階層的位置情報とを対応付けて記憶する。利用者位置情報DB231には、各利用者の階層的位置情報の履歴が蓄積されていてもよい。
階層的位置情報DB232は、位置発信デバイスID毎の階層的位置情報を記憶する。本実施形態では、例えばオフィスの各場所(部屋)に位置発信デバイスが設置されている場合を想定する。階層的位置情報DB232には、位置発信デバイスが設置されている場所を示す階層的位置情報が記憶されている。階層的位置情報DB232のデータ構成の一例を下記表1に示す。本実施形態による階層的位置情報は、一例として、地域-建物-フロア-場所(部屋)の4構造から成る。
Figure 2023087994000002
要件DB233は、要件登録者のID(利用者ID)と、要件対象のIDと、要件内容とを対応付けて記憶する。要件DB233のデータ構成の一例を下記表2に示す。本実施形態では、一例としては、要件対象である要件相手のID(相手ID)が記憶される。
Figure 2023087994000003
以上、本実施形態によるサーバ20の構成の一例について説明した。なお、本実施形態によるサーバ20の構成は、図3に示す例に限定されない。例えば、サーバ20は、複数の装置により構成されていてもよい。
<3.動作処理>
続いて、本実施形態による通知システムの動作処理についてシーケンス図を用いて具体的に説明する。
(3-1.登録処理)
まず、図4を参照して本実施形態に係る要件の登録処理について説明する。図4は、本実施形態に係る登録処理の流れの一例を示すシーケンス図である。
図4に示すように、まず、位置発信デバイス30Aは、位置発信デバイスIDaを発信する(ステップS103)。位置発信デバイス30Aは、例えば、ある会社の□□(地域名)にある支社3Fの応接室に設置され、応接室内を対象範囲として、位置発信デバイス30Aの識別情報である位置発信デバイスIDaを継続的に発信している。
次に、利用者に所持される利用者端末10は、位置発信デバイス30Aから受信した位置発信デバイスIDaと、利用者識別情報の一例である利用者IDを、サーバ20に送信する(ステップS106)。
次いで、サーバ20の利用者位置取得部221は、階層的位置情報DB232を参照し、利用者端末10から送信された位置発信デバイスIDaに対応付けられる階層的位置情報を、利用者IDで示される利用者の階層的位置情報として取得する(ステップS109)。
次に、利用者情報管理部222は、利用者位置取得部221により取得された利用者の階層的位置情報を、利用者識別情報に対応付けて利用者位置情報DB231に記憶し、利用者の位置情報を更新する(ステップS112)。
続いて、利用者が別の場所に移動した場合について説明する。利用者が移動した別の場所には、例えば位置発信デバイス30Bが設置されている。位置発信デバイス30Bは、位置発信デバイスIDbを発信する(ステップS115)。位置発信デバイス30Bは、例えば、ある会社の□□(地域名)にある支社4Fの休憩室に設置され、休憩室内を対象範囲として、位置発信デバイス30Bの識別情報である位置発信デバイスIDbを継続的に発信している。
次いで、利用者に所持される利用者端末10は、位置発信デバイス30Bから受信した位置発信デバイスIDbと、利用者識別情報の一例である利用者IDを、サーバ20に送信する(ステップS118)。
次に、サーバ20の利用者位置取得部221は、階層的位置情報DB232を参照し、利用者端末10から送信された位置発信デバイスIDbに対応付けられる階層的位置情報を、利用者IDで示される利用者の新たな階層的位置情報として取得する(ステップS121)。
次いで、利用者情報管理部222は、利用者位置取得部221により取得された利用者の階層的位置情報を、利用者識別情報に対応付けて利用者位置情報DB231に記憶し、利用者の位置情報を更新する(ステップS124)。
以上のような利用者の階層的位置情報の記憶処理P1が、各利用者に対して継続的に繰り返し行われ得る。
また、利用者端末10は、要件情報の入力を受け付けると(ステップS127)、入力された要件情報をサーバ20に送信する(ステップS130)。利用者端末10は、利用者識別情報と共に要件情報をサーバ20に送信し得る。
そして、サーバ20の要件登録部223は、要件情報を要件DB233に登録する(ステップS133)。要件DB233には、利用者識別情報、要件内容、および要件対象の情報が登録され得る。
以上説明した要件情報の登録処理(ステップS127~S133)は、記憶処理P1より前に行われてもよいし、後に行われてもよいし、並行して行われてもよい。
(3-2.通知処理)
次に、要件の通知処理について図5を参照して説明する。図5は、本実施形態に係る通知処理の流れの一例を示すシーケンス図である。
図5に示すように、まず、サーバ20の通知判断部224は、利用者が移動したか否かを判断する(ステップS203)。利用者の移動により新たな階層的位置情報が取得されるため、通知判断部224は、利用者位置情報DB231が更新されたことで(利用者位置情報DB231に新たな階層的位置情報が記憶されたことで)、利用者が移動したことを把握し得る。また、移動により、利用者が位置する階層が変化する。
次に、通知判断部224は、移動した利用者が登録している要件の対象である要件相手の位置を確認する(ステップS206)。具体的には、通知判断部224は、要件DB233および利用者位置情報DB231を参照し、利用者が登録している要件の相手のIDに対応付けられている階層的位置情報(現在位置情報)を取得する。
次いで、通知判断部224は、利用者が移動した階層と、要件相手の階層とが、一致するか否かを判断する(ステップS209)。具体的には、通知判断部224は、利用者の移動により変化した各階層の最も上位の階層が、要件相手の階層と一致するか否かを判断する。階層が一致する場合、通知判断部224は、利用者の要件の通知を行うと判断する。ここで、階層の一致について、具体例を用いて説明する。
図6は、本実施形態による利用者Aの移動による階層一致判断の一例について説明する図である。図6に示すように、例えば利用者Aの移動前の階層的位置情報が「応接室-3F-支社-地域□□」であって、移動後の階層的位置情報が「休憩室-4F-支社-地域□□」の場合、変化した階層は『休憩室-4F』となる。そして、変化した各階層の最も上位の階層である「4F」が、要件相手である利用者Bの対応する階層「4F」と一致する場合、通知判断部224は、利用者に要件の通知を行うと判断する。すなわち、利用者Aが居る場所(部屋)と、利用者Bが居る場所は異なるが、利用者Bが居るフロアと同じフロアに利用者Aが移動したため、通知判断部224は、利用者に要件通知(同じフロアの居室に移動して利用者Bに対する要件を実行することを促す通知)を行うと判断する。場所は異なっても、同じフロアに移動したついでにさらに相手の居場所まで足を延ばすことを提案することで、より柔軟な要件通知を実現し得る。
図7は、本実施形態による利用者Aの移動による階層一致判断の他の例について説明する図である。図7に示すように、例えば利用者Aの移動前の階層的位置情報が「居室-4F-支社-地域□□」であって、移動後の階層的位置情報が「会議室-1F-新棟-地域〇〇」の場合、変化した階層は『会議室-1F-新棟-地域〇〇』となる。そして、変化した各階層の最も上位の階層である「地域〇〇」が、要件相手である利用者Cの対応する階層「地域〇〇」と一致する場合、通知判断部224は、利用者に要件の通知を行うと判断する。すなわち、利用者Aが居る建物と、利用者Bが居る建物は異なるが、利用者Cが居る地域と同じ地域に利用者Aが移動したため、通知判断部224は、利用者に要件通知(同じ地域の別の建物に移動して利用者Cに対する要件を実行することを促す通知)を行うと判断する。建物は異なっても、せっかく同じ地域に移動したため、相手の居場所まで足を延ばすことを提案することで、より柔軟な要件通知を実現し得る。
続いて、一致すると判断された場合(ステップS209/Yes)、サーバ20の通知文生成部225は、利用者に送信する通知情報である通知文を生成する(ステップS212)。通知文生成部225は、要件内容と要件相手の居場所を含めて通知文を生成する。一例として、通知文生成部225は、予め用意された通知文テンプレートと、要件情報(要件、要件相手)と、要件相手が位置する場所の情報とに基づいて、通知文を生成してもよい。通知文テンプレートは、記憶部230に予め格納され得る。例えば通知文テンプレートが「(場所)で、(相手)さんへ(要件)されてはいかがでしょうか」の場合、図6を参照して説明した例の場合、「居室で、利用者Bさんへ雑談されてはいかがでしょうか」といった通知文が生成される。また、図7を参照して説明した例の場合、「実験室で、利用者Cさんへ挨拶されてはいかがでしょうか」といった通知文が生成される。
次に、サーバ20の通知制御部226は、生成された通知文を、利用者端末10に送信する制御を行う(ステップS215)。
そして、利用者端末10の制御部120は、受信した通知文を表示部140に表示する制御を行う(ステップS218)。
このように、本実施形態では、利用者の移動をトリガとして、要件相手と異なる場所であっても、変化した階層が一致する場合には要件の通知を行い、利用者に要件相手の場所まで足を延ばして要件の実行を行うことを促す。これにより、より柔軟に要件の通知を行うことを実現し、要件の通知における利便性を高める。
なお、本実施形態による通知処理は、図5に示すシーケンス図に限定されない。上述した例では、利用者が移動した場合をトリガとしているが、要件相手の移動をトリガとしてもよい。図8は、本実施形態による要件相手(例えば利用者D)の移動による階層一致判断の例について説明する図である。8に示すように、例えば利用者Dの移動前の階層的位置情報が「マシン室-2F-旧棟-地域〇〇」であって、移動後の階層的位置情報が「居室-2F-新棟-地域〇〇」の場合、変化した階層は『居室-2F-新棟』となる。そして、変化した各階層の最も上位の階層である「新棟」が、利用者Dを要件相手とする要件を登録している利用者Aの対応する階層「新棟」と一致する場合、通知判断部224は、利用者に要件の通知を行うと判断する。この場合、通知文生成部225は、上記通知文テンプレートを用いて、「居室で、利用者Dさんへ相談されてはいかがでしょうか」といった通知文を生成する。このように、相手が近付いてきた場合にも、利用者は、要件の通知(リマインダ)を受け取ることができる。
<4.ハードウェア構成例>
続いて、本実施形態に係る利用者端末10およびサーバ20のハードウェア構成について説明する。上記の動作は、ソフトウェアと、以下に説明するハードウェアとの協働により実現される。
図9は、本実施形態に係る情報処理装置900のハードウェア構成の一例を示すブロック図である。情報処理装置900は、本実施形態による利用者端末10またはサーバ20に適用されるハードウェア構成の一例である。
情報処理装置900は、CPU(Central Processing Unit)901と、ROM(Read Only Memory)902と、RAM(Random Access Memory)903と、ホストバス904と、ブリッジ905と、外部バス906と、インタフェース907と、入力機器908と、出力機器909と、ストレージ機器910と、ドライブ911と、通信機器913と、を備える。
CPU901は、演算処理装置および制御装置として機能し、各種プログラムに従って情報処理装置900内の動作全般を制御する。また、CPU901は、マイクロプロセッサであってもよい。ROM902は、CPU901が使用するプログラムや演算パラメータ等を記憶する。RAM903は、CPU901の実行において使用するプログラムや、その実行において適宜変化するパラメータ等を一時記憶する。これらはCPUバス等から構成されるホストバス904により相互に接続されている。CPU901、ROM902およびRAM903の協働により、利用者端末10の制御部120や、サーバ20の制御部220が実現される。
ホストバス904は、ブリッジ905を介して、PCI(Peripheral Component Interconnect/Interface)バス等の外部バス906に接続されている。なお、必ずしもホストバス904、ブリッジ905および外部バス906を分離構成する必要はなく、1つのバスにこれらの機能を実装してもよい。
入力機器908は、マウス、キーボード、タッチパネル、ボタン、スイッチまたはマイクロフォン等、操作者が情報を入力するための入力手段と、操作者による入力に基づいて入力信号を生成し、CPU901に出力する入力制御回路等から構成されている。情報処理装置900を操作する操作者は、この入力機器908を操作することにより、情報処理装置900に対して各種のデータを入力したり処理動作を指示したりすることができる。入力機器908により、利用者端末10の操作入力部130が実現される。
出力機器909は、例えば、CRT(Cathode Ray Tube)ディスプレイ装置、液晶ディスプレイ(LCD)装置、OLED(Organic Light Emitting Diode)装置、ランプ等の表示装置およびスピーカ等の音声出力装置を含む。出力機器909により、利用者端末10の表示部140が実現される。
ストレージ機器910は、データ格納用の機器である。ストレージ機器910は、記憶媒体、記憶媒体にデータを記録する記録装置、記憶媒体からデータを読み出す読出し装置および記憶媒体に記録されたデータを削除する削除装置等を含んでもよい。ストレージ機器910により、利用者端末10の記憶部150や、サーバ20の記憶部230が実現される。
ドライブ911は、記憶媒体用リーダライタであり、情報処理装置900に外付けされる。ドライブ911は、装着される磁気ディスク、光ディスク、光磁気ディスク、または半導体メモリ等のリムーバブル記憶媒体912に記録されている情報を読み出して、RAM903に出力する。また、ドライブ911は、リムーバブル記憶媒体912に情報を書き込むこともできる。
通信機器913は、通信を行うための通信デバイス等で構成された通信インタフェースである。当該通信機器913により、利用者端末10の通信部110や、サーバ20の通信部210が実現される。
なお、情報処理装置900のハードウェア構成は、図9に示す構成に限られない。例えば、情報処理装置900は、接続されている外部の通信デバイスを介して通信を行う場合には、通信機器913を備えていなくてもよい。また、情報処理装置900は、例えば、入力機器908または出力機器909等を備えなくてもよい。また、例えば、図9に示す構成の一部または全部は、1または2以上のIC(Integrated Circuit)で実現されてもよい。
<5.補足>
以上、添付図面を参照しながら本発明の好適な実施形態について詳細に説明したが、本発明はかかる例に限定されない。本発明の属する技術の分野における通常の知識を有する者であれば、特許請求の範囲に記載された技術的思想の範疇内において、各種の変更例または修正例に想到し得ることは明らかであり、これらについても、当然に本発明の技術的範囲に属するものと了解される。
例えば、要件DB233に登録される要件対象は、人(要件相手)に限られず、場所(要件場所)であってもよい。この場合も、通知判断部224は、利用者(要件登録者)の移動により変化した各階層の最も上位の階層(例えば「フロア」)が、要件場所の対応する階層と一致する場合(例えば利用者が2Fのマシン室から1Fの実験室に移動し、要件場所が1Fの工作室の場合、フロアが一致する)、通知判断部224は、利用者に要件の通知を行うと判断する。このように、場所が一致しなくとも、例えばフロアが一致した際に、利用者は、要件の通知(リマインダ)を受け取ることができる。
また、サーバ20の通知判断部224は、通知の頻度を制御し得る重み付けを行ってもよい。例えば、通知判断部224は、一致した階層の移動前後の距離的な遠さが遠い程、要件を通知する回数(頻度)を増やしてもよい。例えば同じ建物の1Fから3Fへの移動と、建物間の移動とでは、建物間の移動の方が距離的な遠さが遠いため、通知回数を増やす。移動距離が遠い程、要件を実行するための機会の貴重さが増すため、通知回数を増やすことが好ましい。なお、通知回数や通知間隔は、利用者が任意で設定してもよい。
また、要件が実行された場合、サーバ20の制御部220は、当該要件を要件DB233から削除してもよいし、要件DB233において当該要件に削除フラグを設けて通知しないようにしてもよい。要件が実行されたか否かは、サーバ20が、要件通知の所定時間後に、要件を実行したか否かを利用者に確認するための通知を利用者端末10に送信することで行ってもよい。また、サーバ20は、利用者が要件対象と同じ場所で一定時間経過した場合に、自動的に、要件を実行したと判定してもよい。
また、上述した実施例では、利用者端末10が、受信した位置発信デバイスIDを利用者識別情報と共にサーバ20に送信することで利用者の位置が取得されていたが、本実施形態はこれに限定されない。例えば、位置発信デバイス30が、利用者端末10から利用者情報を受信し、位置発信デバイスIDと共にサーバ20に送信することで、利用者の位置が取得されてもよい。
また、利用者端末10やサーバ20に内蔵されるCPU、ROM、およびRAM等のハードウェアに、利用者端末10やサーバ20の機能を発揮させるための1以上のコンピュータプログラムも作成可能である。また、当該1以上のコンピュータプログラムが記憶されたコンピュータ読み取り可能な記憶媒体も提供される。
10 利用者端末
110 通信部
120 制御部
130 操作入力部
140 表示部
150 記憶部
20 サーバ
210 通信部
220 制御部
221 利用者位置取得部
222 利用者情報管理部
223 要件登録部
224 通知判断部
225 通知文生成部
226 通知制御部
230 記憶部
231 利用者位置情報DB
232 階層的位置情報DB
233 要件DB

Claims (15)

  1. 外部装置から受信した利用者識別情報および位置発信デバイス識別情報に基づいて、利用者の階層的位置情報を取得する処理と、
    1以上の利用者の階層的位置情報が記憶される利用者位置情報データベースの更新に応じて、前記利用者の要件と要件対象が記憶される要件データベースを参照し、前記要件を前記利用者に通知するか否かを判断する処理と、
    を行う制御部を備える、情報処理装置。
  2. 前記階層的位置情報は、階層構造から成る位置情報であって、
    前記利用者位置情報データベースの更新は、前記利用者の移動があったことを含む、
    請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 前記制御部は、
    前記利用者の移動により変化した階層と、前記要件対象である要件相手が位置する階層とから、前記利用者が前記要件相手に近付いたと判断される場合に、利用者端末に前記要件の実行を促す通知情報を送信する制御を行う、
    請求項2に記載の情報処理装置。
  4. 前記制御部は、変化した最も上位の階層が一致する場合、前記利用者が前記要件相手に近付いたと判断する、請求項3に記載の情報処理装置。
  5. 前記制御部は、予め用意された通知文テンプレートと、前記要件、前記要件相手、および前記要件相手が位置する場所の情報とに基づいて、前記通知情報を生成する、請求項3または4に記載の情報処理装置。
  6. 前記制御部は、
    前記利用者の移動により変化した階層と、前記要件対象である場所が位置する階層とから、前記利用者が前記場所に近付いたと判断される場合に、利用者端末に前記要件の実行を促す通知情報を送信する制御を行う、
    請求項2に記載の情報処理装置。
  7. 前記階層的位置情報は、階層構造から成る位置情報であって、
    前記利用者位置情報データベースの更新は、前記要件対象である要件相手の移動に伴い、前記要件相手が位置する階層が変化したことを含む、
    請求項1に記載の情報処理装置。
  8. 前記制御部は、
    前記要件相手の移動により変化した階層と、前記利用者が位置する階層とから、前記要件相手が前記利用者に近付いたと判断される場合に、利用者端末に前記要件の実行を促す通知情報を送信する制御を行う、
    請求項7に記載の情報処理装置。
  9. 前記制御部は、前記位置発信デバイス識別情報と前記階層的位置情報とが対応付けられた階層的位置情報データベースを参照して、前記利用者識別情報で示される前記利用者の階層的位置情報を取得する、請求項1~8のいずれか1項に記載の情報処理装置。
  10. 前記外部装置は、前記利用者が用いる利用者端末、または位置発信デバイスである、請求項9に記載の情報処理装置。
  11. 前記利用者識別情報は、前記利用者に付与された利用者固有ID、または前記利用者が所持する端末に付与された端末固有IDである、請求項1~10のいずれか1項に記載の情報処理装置。
  12. 前記制御部は、取得した前記利用者の前記階層的位置情報を、前記利用者識別情報に対応付けて、前記利用者位置情報データベースに記憶する処理を行う、請求項1~11のいずれか1項に記載の情報処理装置。
  13. 前記制御部は、前記利用者識別情報に対応付けて、前記利用者により入力された要件と要件対象に関する情報を前記要件データベースに登録する処理を行う、請求項1~12のいずれか1項に記載の情報処理装置。
  14. プロセッサが、
    外部装置から受信した利用者識別情報および位置発信デバイス識別情報に基づいて、利用者の階層的位置情報を取得することと、
    1以上の利用者の階層的位置情報が記憶される位置情報データベースの更新に応じて、前記利用者の要件と要件対象が記憶される要件データベースを参照し、前記要件を前記利用者に通知するか否かを判断することと、
    を含む、情報処理方法。
  15. 情報処理装置と、利用者が用いる利用者端末と、
    を備え、
    前記情報処理装置は、
    外部装置から受信した利用者識別情報および位置発信デバイス識別情報に基づいて、利用者の階層的位置情報を取得する処理と、
    1以上の利用者の階層的位置情報が記憶される位置情報データベースの更新に応じて、前記利用者の要件と要件対象が記憶される要件データベースを参照し、前記要件を前記利用者に通知するか否かを判断する処理と、
    を行う制御部を有し、
    前記利用者端末は、
    前記情報処理装置からの通知を受信する受信部と、
    前記受信した通知を出力部から出力するよう制御する制御部と、
    を有する、
    システム。
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