JP2023087540A - 記録システム、記録装置及び記録ヘッド - Google Patents
記録システム、記録装置及び記録ヘッド Download PDFInfo
- Publication number
- JP2023087540A JP2023087540A JP2021201989A JP2021201989A JP2023087540A JP 2023087540 A JP2023087540 A JP 2023087540A JP 2021201989 A JP2021201989 A JP 2021201989A JP 2021201989 A JP2021201989 A JP 2021201989A JP 2023087540 A JP2023087540 A JP 2023087540A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- recording
- data
- signal
- cycle
- recording head
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Images
Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04N—PICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
- H04N1/00—Scanning, transmission or reproduction of documents or the like, e.g. facsimile transmission; Details thereof
- H04N1/32—Circuits or arrangements for control or supervision between transmitter and receiver or between image input and image output device, e.g. between a still-image camera and its memory or between a still-image camera and a printer device
- H04N1/32609—Fault detection or counter-measures, e.g. original mis-positioned, shortage of paper
- H04N1/32646—Counter-measures
- H04N1/32651—Indicating or reporting
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B41—PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
- B41J—TYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
- B41J2/00—Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed
- B41J2/005—Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed characterised by bringing liquid or particles selectively into contact with a printing material
- B41J2/01—Ink jet
- B41J2/015—Ink jet characterised by the jet generation process
- B41J2/04—Ink jet characterised by the jet generation process generating single droplets or particles on demand
- B41J2/045—Ink jet characterised by the jet generation process generating single droplets or particles on demand by pressure, e.g. electromechanical transducers
- B41J2/04501—Control methods or devices therefor, e.g. driver circuits, control circuits
- B41J2/04573—Timing; Delays
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B41—PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
- B41J—TYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
- B41J2/00—Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed
- B41J2/005—Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed characterised by bringing liquid or particles selectively into contact with a printing material
- B41J2/01—Ink jet
- B41J2/015—Ink jet characterised by the jet generation process
- B41J2/04—Ink jet characterised by the jet generation process generating single droplets or particles on demand
- B41J2/045—Ink jet characterised by the jet generation process generating single droplets or particles on demand by pressure, e.g. electromechanical transducers
- B41J2/04501—Control methods or devices therefor, e.g. driver circuits, control circuits
- B41J2/0458—Control methods or devices therefor, e.g. driver circuits, control circuits controlling heads based on heating elements forming bubbles
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B41—PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
- B41J—TYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
- B41J2/00—Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed
- B41J2/005—Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed characterised by bringing liquid or particles selectively into contact with a printing material
- B41J2/01—Ink jet
- B41J2/015—Ink jet characterised by the jet generation process
- B41J2/04—Ink jet characterised by the jet generation process generating single droplets or particles on demand
- B41J2/045—Ink jet characterised by the jet generation process generating single droplets or particles on demand by pressure, e.g. electromechanical transducers
- B41J2/04501—Control methods or devices therefor, e.g. driver circuits, control circuits
- B41J2/04581—Control methods or devices therefor, e.g. driver circuits, control circuits controlling heads based on piezoelectric elements
-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04N—PICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
- H04N1/00—Scanning, transmission or reproduction of documents or the like, e.g. facsimile transmission; Details thereof
- H04N1/0083—Arrangements for transferring signals between different components of the apparatus, e.g. arrangements of signal lines or cables
-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04N—PICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
- H04N1/00—Scanning, transmission or reproduction of documents or the like, e.g. facsimile transmission; Details thereof
- H04N1/00912—Arrangements for controlling a still picture apparatus or components thereof not otherwise provided for
- H04N1/00933—Timing control or synchronising
Abstract
【課題】記録ヘッドの接続不良に関する検査精度を向上すること。【解決手段】記録装置と、前記記録装置に着脱可能であり、記録素子を有する記録ヘッドと、を備えた記録システムであって、前記記録装置は、所定の周期のクロック信号と、該クロック信号に同期したデータ信号とを前記記録ヘッドに送信するデータ送信手段を備え、前記記録ヘッドは、前記クロック信号及び前記データ信号を受信する受信手段と、前記受信手段の受信結果に関わる情報を前記記録装置へ送信する情報送信手段と、を備え、前記データ送信手段は、前記データ信号として、前記記録素子の制御データを送信する場合は、前記所定の周期を第一の周期とし、前記データ信号として、前記記録装置に対する前記記録ヘッドの接続を確認する接続確認データを送信する場合は、前記所定の周期を前記第一の周期よりも長い第二の周期とする。【選択図】図6
Description
本発明は記録システムに関する。
記録媒体にインクを吐出して画像を記録する記録装置が知られている。インクを吐出する記録ヘッドを着脱可能な記録装置では、記録ヘッドの装着の際に記録ヘッドと記録装置(装置本体)との電気接点の接触不良が生じ得る。接触不良は例えば、微小なゴミが記録ヘッド側の接点と記録装置側の接点との間に挟み込まれることによって発生する。接触不良があると、記録装置から記録ヘッドに対して送信される記録素子を駆動する制御データが適切に受信されない。そこで、接続不良の検査機能を備えた記録装置が提案されている(例えば特許文献1)。
記録装置から記録ヘッドへ送信される制御データのデータ送信は、記録速度の向上のために高周波のデータ送信が行われており、例えば、高速化に有利な差動信号(LVDS)方式が用いられている。信号の高周波数化に伴い、データ送信の信号線上の接点の接触不良を検査する際、記録ヘッドの内蔵回路に起因した時定数の影響により、誤判定を生じる場合がある。
本発明は、記録ヘッドの接続不良に関する検査精度を向上可能な技術を提供するものである。
本発明によれば、
記録装置と、
前記記録装置に着脱可能であり、記録素子を有する記録ヘッドと、
を備えた記録システムであって、
前記記録装置は、
所定の周期のクロック信号と、該クロック信号に同期したデータ信号とを前記記録ヘッドに送信するデータ送信手段を備え、
前記記録ヘッドは、
前記クロック信号及び前記データ信号を受信する受信手段と、
前記受信手段の受信結果に関わる情報を前記記録装置へ送信する情報送信手段と、を備え、
前記データ送信手段は、
前記データ信号として、前記記録素子の制御データを送信する場合は、前記所定の周期を第一の周期とし、
前記データ信号として、前記記録装置に対する前記記録ヘッドの接続を確認する接続確認データを送信する場合は、前記所定の周期を前記第一の周期よりも長い第二の周期とする、
ことを特徴とする記録システムが提供される。
記録装置と、
前記記録装置に着脱可能であり、記録素子を有する記録ヘッドと、
を備えた記録システムであって、
前記記録装置は、
所定の周期のクロック信号と、該クロック信号に同期したデータ信号とを前記記録ヘッドに送信するデータ送信手段を備え、
前記記録ヘッドは、
前記クロック信号及び前記データ信号を受信する受信手段と、
前記受信手段の受信結果に関わる情報を前記記録装置へ送信する情報送信手段と、を備え、
前記データ送信手段は、
前記データ信号として、前記記録素子の制御データを送信する場合は、前記所定の周期を第一の周期とし、
前記データ信号として、前記記録装置に対する前記記録ヘッドの接続を確認する接続確認データを送信する場合は、前記所定の周期を前記第一の周期よりも長い第二の周期とする、
ことを特徴とする記録システムが提供される。
本発明によれば、記録ヘッドの接続不良に関する検査精度を向上可能な技術を提供することができる。
以下、添付図面を参照して実施形態を詳しく説明する。尚、以下の実施形態は特許請求の範囲に係る発明を限定するものではない。実施形態には複数の特徴が記載されているが、これらの複数の特徴の全てが発明に必須のものとは限らず、また、複数の特徴は任意に組み合わせられてもよい。さらに、添付図面においては、同一若しくは同様の構成に同一の参照番号を付し、重複した説明は省略する。
<第一実施形態>
<記録システムの概要>
図1(a)は本発明の一実施形態に係る記録システムの外観斜視図、図1(b)はアッパカバーを取り外した記録システムの斜視図である。本実施形態の記録システムは、記録装置2と記録ヘッド11とを備える。記録システムは、記録装置と呼ぶこともでき、この場合、記録装置2は装置本体と呼ぶこともできる。
<記録システムの概要>
図1(a)は本発明の一実施形態に係る記録システムの外観斜視図、図1(b)はアッパカバーを取り外した記録システムの斜視図である。本実施形態の記録システムは、記録装置2と記録ヘッド11とを備える。記録システムは、記録装置と呼ぶこともでき、この場合、記録装置2は装置本体と呼ぶこともできる。
記録装置2はインクジェット式のプリンタであって、本実施形態ではA0サイズやB0サイズといった比較的大きなサイズ(いわゆる大判サイズ)の記録媒体を用いる記録装置を想定している。しかし、比較的小さなサイズの記録媒体を用いる記録装置や、他の形式の記録装置にも本発明は適用可能である。
なお、「記録」には、文字、図形等有意の情報を形成する場合のみならず、有意無意を問わず、広く記録媒体上に画像、模様、パターン等を形成する、又は媒体の加工を行う場合も含まれ、人間が視覚で知覚し得るように顕在化したものであるか否かを問わない。また、本実施形態では「記録媒体」としてシート状の紙を想定するが、布、プラスチック・フィルム等であってもよい。
図1(a)に示されるように、記録装置2の前面に手差し挿入口88が設けられ、その下部に前面へ開閉可能なロール紙カセット89が設けられている。記録媒体(シート)は手差し挿入口88又はロール紙カセット89から記録装置2の内部へと供給される。
記録装置2は、2個の脚部93に支持された筐体94と、排出された記録媒体を積載するスタッカ90と、内部が透視可能な透明で開閉可能なアッパカバー91と、を備えている。また、筐体94の右側には、操作部420、インクタンク8が配設されている。
図1(b)に示されているように、記録装置2は、記録媒体を矢印B方向(副走査方向)に搬送するための搬送ローラ70と、記録媒体の幅方向(矢印A方向、主走査方向)に往復移動可能に支持されたキャリッジ4とを備えている。搬送ローラ80は不図示のモータ及び減速機構と共に搬送機構を構成し、搬送ローラ80の回転によって記録媒体を搬送する。
キャリッジ4は、無端のキャリッジベルト270に連結されている。キャリッジベルト270は不図示のキャリッジモータやプーリと共にベルト伝動機構を構成しており、キャリッジベルト270の走行によりキャリッジ4が移動する。キャリッジ4の位置は不図示のセンサで検知される。キャリッジ4には、複数の記録ヘッド11と、センサユニット30と、が設けられている。
本実施形態では、記録媒体にカラー記録を行うことができる。このため、インクの種類に対応して4つのヘッドからなる記録ヘッド(以下、記録ヘッド)11がキャリッジ4に搭載されている。即ち、記録ヘッド11は、例えば、K(ブラック)インクを吐出するKヘッド、C(シアン)インクを吐出するCヘッド、M(マゼンタ)インクを吐出するMヘッド、Y(イエロ)インクを吐出するYヘッドで構成されている。インクはインクタンク8から供給される。回復ユニット9は、例えば記録ヘッド11のインク吐出口を吸引し、吐出口の目詰まりなどによるインク吐出不良を解消させる。記録ヘッド11は、インクの種類毎のユニットであってもよいし、複数種類のインクの各ヘッドを備えた一つのユニットであってもよい。
本実施形態の場合、記録ヘッド11はキャリッジ4に着脱可能である。記録ヘッド11の性能が低下した場合、記録ヘッド11を交換することが可能である。すなわち、キャリッジ4から古い記録ヘッド11を取り外し、新しい記録ヘッド11をキャリッジ4に装着することができる。
センサユニット30は、記録媒体に記録された画像を読み取ることが可能なユニットである。センサユニット30は例えば反射型光学センサであって、記録媒体に形成された画像(例えばパターン)の濃度を検出することで、画像を読み取る。記録媒体の副走査方向の搬送と、キャリッジ4の主走査方向の移動とを組み合わせることで、センサユニット30は記録媒体上の任意の位置の画像を読み取ることができる。センサユニット30は、記録媒体の端部検知や記録媒体の種類判別などにも利用することができる。
以上の構成で記録媒体に画像を記録する場合、搬送ローラ70によって記録媒体を所定の記録開始位置まで搬送する。その後、キャリッジ4により記録ヘッド11を主走査方向に走査させながらインクを吐出する動作と、搬送ローラ70により記録媒体を副走査方向に搬送させる動作とを繰り返すことにより、記録媒体全体に対する画像の記録が行われる。
即ち、ベルト270およびキャリッジモータ(不図示)によってキャリッジ4が図1(b)に示された矢印A方向に移動することにより、記録媒体に記録が行われる。キャリッジ4が走査される前の位置(ホームポジション)に戻されると、搬送ローラ80によって記録媒体が副走査方向(図1(b)に示された矢印B方向)に搬送され、その後、再び図1中の矢印A方向にキャリッジ4を走査する。このようにして、記録媒体に対する画像や文字等の記録が行なわれる。さらに上記の動作を繰り返し、記録媒体の1枚分の記録が終了すると、その記録媒体はスタッカ90内に排出され、1枚分の記録が完了する。このように本実施形態の記録装置2は、記録ヘッド11を走査させて記録を行うシリアル形式のインクジェットプリンタであるが、フルラインヘッドの記録装置にも本発明は適用可能である。
<制御系の構成>
図2は本実施形態の記録システムの制御系のブロック図である。記録装置2には制御ユニット100が設けられ、記録ヘッド11にはヘッド回路200が内蔵されている。
図2は本実施形態の記録システムの制御系のブロック図である。記録装置2には制御ユニット100が設けられ、記録ヘッド11にはヘッド回路200が内蔵されている。
制御ユニット100は以下の構成を備える。CPU101は記録装置2全体の制御を行う。CPU101はROM106に格納されている動作制御プログラムを実行することにより、記録装置2全体の動作を制御する。操作部420は例えばタッチパネルであり、CPU101はその入力検知や表示制御を行う。
ホストI/F(インタフェース)103は、記録装置2とホストコンピュータ300とを接続し、両者間でデータの送受信を行う。ホストインタフェース103を介してホストコンピュータ300から受信した記録ジョブデータはRAM202に格納される。ホストインタフェース103は、例えば、USB等のシリアル通信方式や1000Base-TX等のネットワーク通信方式により通信を行う。
RAM108は、そのアクセス制御を司るRAMコントローラ109を介してシステムバスに接続されている。RAM108はCPU101において実行される動作制御プログラムを実行する際のワークメモリとして機能する。また、RAM108は、記録ジョブデータや、記録処理を実行中に生成される各種の中間データを格納するためのバッファメモリとしても機能する。
ROM106は、そのアクセス制御を司るROMコントローラを介してシステムバスに接続されている。ROM106は、CPU101が実行する動作制御プログラム、記録制御用各種データ、操作部420に表示するための各種画面データ等が格納されるメモリである。動作制御プログラムには、プリンタエンジン208の制御用プログラム、接続検査プログラムが含まれる。接続検査プログラムは、記録装置2に対して記録ヘッド11が正常に装着されたか否かを判定するプログラムであり、その処理例は後述する。
HDD104は記録装置2の大容量記憶装置として機能し、例えば、ホストコンピュータ300から受信した記録ジョブデータの保存に用いることができる。
画像処理回路102は、ホストコンピュータ300から受信される記録ジョブデータを記録媒体へ出力するための画像データへ変換してRAM108に保存する。例えば、記録ジョブデータとしてホストコンピュータ300から送信される画像データに対する色空間変換処理や、ガンマ補正処理、誤差拡散法による量子化処理等を行う。
プリンタエンジン110は、搬送ローラ80を駆動するモータややキャリッジ4を移動するモータ等、記録装置20の各種アクチュエータやセンサを含む。プリンタエンジン110は、I/F(インタフェース)111を介して、システムバスに接続され、CPU101によりその動作が制御される。
記録制御データ生成回路112は、記録ヘッド11にインク吐出動作を行わせるための記録制御データを生成する。記録制御データ生成回路112は、例えば、キャリッジ4の位置を示す信号から生成される吐出タイミング信号に従ってRAM108から画像データを読み出す。そして、記録ヘッド11のノズルの各種駆動形式に応じたデータ処理を行って、記録制御データを生成する。生成した記録制御データは、一旦、RAM108に格納してもよい。記録制御データは、シリアル信号に変換されてLVDS送信回路113から記録ヘッド11へ送信される。記録制御データと共に分割パルス幅変調駆動法に基づいたヒートデータを送信してもよい。分割パルス幅変調駆動法とは、例えば、記録素子(ヒータ)に印加するパルスを単一のパルスではなく、ヒータ直上のインクを予備加熱するプレパルスと、インクを発泡させるメインパルスで構成する方法である。
LVDS送信回路113は、差動伝送方式の信号送信回路であり、差動伝送信号を送信する。接続確認データ生成回路114は、記録装置2に対する記録ヘッド11の接続を確認するための接続確認データを生成する。接続確認データは、シリアル信号に変換されてLVDS送信回路113から記録ヘッド11へ送信される。
ヘッド回路200は以下の構成を備える。なお、制御ユニット100とヘッド回路100との間の通信は、LVDS送信回路113とLVDS受信回路202との間はLVDS信号線115を用いた差動伝送方式でデータの送受信を行う。それ以外の通信経路ではシングルエンド形式でデータの送受信を行う。
LVDS受信回路202はLVDS送信回路113から送信される記録制御データの信号列を受信し、デシリアライズして制御回路201へ出力する。制御回路201は記録制御データに基づいて駆動回路204を制御し、記録素子205を駆動する。記録素子205はインク吐出口毎に設けられ、電力の供給によりインクを吐出する素子であって、特に、電気熱変換素子(ヒータ)である。電気熱変換素子は通電によって加熱してインクを発泡させ、その発泡エネルギでインクをインク吐出口から吐出させる。なお、記録素子205としては、電気熱変換素子に代えて、ピエゾ素子等、他の記録素子であってもよい。
受信結果送信回路203は、LVDS受信回路202による信号列の受信結果に関わる情報を制御ユニット100に送信する情報送信回路である。より具体的には受信結果送信回路203は、LVDS受信回路202で受信した信号列を監視し、信号列にエラーがあるか否かを示す情報を制御ユニット100に送信する信号配列判定回路である。
メモリ206は記録ヘッド11の個体情報等を記憶する不揮発性メモリであり、例えば、ROMである。メモリ206はそのアクセス制御を司るメモリコントローラを介して制御ユニット100に接続され、CPU101はメモリ206に記憶された情報を取得可能である。
<LVDS信号線>
図3(a)はLVDS信号線115の説明図である。LVDS信号線115は、CLK+信号用の信号線、CLK-信号用の信号線、DATA+信号用の信号線、及び、DATA-信号用の信号線を含む。CLK+信号とCLK-信号は互いに+-が反転した関係にあるクロック信号である。DATA+信号とDATA-信号は+-が互いに反転した関係にあるデータ信号である。各信号線上には接点C1~C4が存在する。記録ヘッド11がキャリッジ4に装着されると、接点C1~C4において各信号線が電気的に接続される。CLK+信号用の信号線とCLK-信号用の信号線との間には終端抵抗器202aが接続されている。また、DATA+信号用の信号線とDATA-信号用の信号線との間には終端抵抗器202bが接続されている。終端抵抗器202a、202bの抵抗値は例えば100Ωである。
図3(a)はLVDS信号線115の説明図である。LVDS信号線115は、CLK+信号用の信号線、CLK-信号用の信号線、DATA+信号用の信号線、及び、DATA-信号用の信号線を含む。CLK+信号とCLK-信号は互いに+-が反転した関係にあるクロック信号である。DATA+信号とDATA-信号は+-が互いに反転した関係にあるデータ信号である。各信号線上には接点C1~C4が存在する。記録ヘッド11がキャリッジ4に装着されると、接点C1~C4において各信号線が電気的に接続される。CLK+信号用の信号線とCLK-信号用の信号線との間には終端抵抗器202aが接続されている。また、DATA+信号用の信号線とDATA-信号用の信号線との間には終端抵抗器202bが接続されている。終端抵抗器202a、202bの抵抗値は例えば100Ωである。
<接続不良の検査>
接点C1~C4に異物が噛み込む等して接触不良が生じると、制御ユニット100から記録ヘッド11へのデータ送信に支障が生じる。例えば、図3(b)のように接点C4において電気的な接続が遮断されている場合である。以下、記録装置2に対する記録ヘッド11の接続不良に関する検査について説明する。
接点C1~C4に異物が噛み込む等して接触不良が生じると、制御ユニット100から記録ヘッド11へのデータ送信に支障が生じる。例えば、図3(b)のように接点C4において電気的な接続が遮断されている場合である。以下、記録装置2に対する記録ヘッド11の接続不良に関する検査について説明する。
図4(a)~図4(e)は、受信結果送信回路203の動作説明図である。図4(a)は、LVDS送信回路113から送信されるトリガ信号の例を示している。トリガ信号21と次のトリガ信号22との間が判定期間の一単位である。
図4(b)は記録制御データの信号配列構造(データフォーマット)を示している。記録制御データは、スタートコマンド23、複数の記録データ24、CRCコマンド25の各信号列からなる。スタートコマンド23は、送信開始を示す信号列であり、記録データ24が記録素子205の制御データの実体に相当する信号列である。図4(c)は接続確認データの信号配列構造を示している。本実施形態では、受信結果送信回路203が、LVDS受信回路202で受信した信号列が記録制御データか接続確認データかを予め認識する必要のない方式を採用している。接続確認データは、記録制御データにおけるスタートコマンド23のみを含む。
記録装置2に対する記録ヘッド11の接続が正常の場合、記録ヘッド11側はスタートコマンド23以降の記録データ24、CRCコマンド25を期待する。しかし、接続確認データが受信された場合、トリガ信号21と次のトリガ信号22との間でCRCコマンド25が来ない。この場合、受信結果送信回路203は、受信エラーフラグを図4(d)に示すように「1」にセットする。受信エラーフラグの規定値(正常受信時)は「0」であり、「1」は受信信号列にエラーがあることを示す。
CPU101は、記録ヘッド11の接続確認処理時に、受信結果送信回路203から受信エラーフラグの値を取得し、これが「1」であれば、記録ヘッド11が適切に記録装置2に装着されていると判定する。何故なら、接続確認データはスタートコマンド23のみを含み、CRCコマンド25を含まないため、記録ヘッド11に適切に伝送されたならば、必ず、受信エラーと判定されるからである。逆に、記録ヘッド11の接続確認処理時に、受信エラーフラグが図4(e)に示すように「0」であれば、記録ヘッド11の接続不良であると判定することができる。なお、記録装置2にインクの種類が異なる複数の記録ヘッド11が装着される構成の場合、各記録ヘッド11に対してこうした接続不良の検査を行う。
このような仕組みで記録ヘッド11の接続不良を検査することができるが、クロック信号の周波数が高い(周期が短い)とLVDS信号線115上の時定数の影響を受けて誤判定を生じる場合がある。特に、差動伝送方式は高周波数でのデータ伝送にメリットがあり、記録制御データをより高速に制御ユニット100から記録ヘッド11へ送信することが可能である。そうすると時定数の影響を受ける場合がある。図5はその説明図である。
図5において、CLK_DEFは、LVDS送信回路113から送信されるCLK+信号とCLK-信号との電圧差であり、周期T1のクロック信号である。周期T1は記録制御データの送信周期である。DATA_DEF0は、LVDS送信回路113から送信されるDATA+信号とDATA+信号との電圧差であり、データ信号である。
データ信号はクロック信号に同期した信号であり、クロック信号に対して1/4周期遅延している。この遅延信号の生成は送信元のLVDS送信回路113で行ってもよいし、LVDS受信回路202で行ってもよい。クロック信号(CLK_DEF)の立ち上がり、立ち下りでデータ信号(DATA_DEF0)をラッチして、その電圧値を電圧閾値THと比較することで、受信したデータ信号列をデジタルデータに変換できる。図示の例では、データ信号(DATA_DEF0)が示すデータとして「1010」が得られた例を示している。
仮に図3(b)に例示したように接点C4において接触不良が生じていたとする。ヘッド回路200内に寄生容量が存在せず時定数が0である条件であるならば、終端抵抗202bの電位が等電位となり、LVDS受信回路202側で得られるデータ信号は、DATA_DEF1で示すように、「0000」となる。
図4(c)の例でスタートコマンドが「1010」であるとすると、図5のDATA_DEF0の場合は、スタートコマンドが認識される。その後、CRCコマンドが受信されないので、受信結果送信回路203は、受信エラーフラグを「1」にセットすることになる。結果、受信エラーフラグを取得したCPU101は、記録ヘッド11の接続は正常と判定することになる。図5のDATA_DEF1の場合は、スタートコマンドが認識されないので、受信エラーフラグは規定値「0」のままとなる。結果、受信エラーフラグを取得したCPU101は、記録ヘッド11の接続は不良と判定することになる。
一方、実際にはヘッド回路200内の寄生容量や信号線の抵抗等に起因して時定数が存在し、時定数が一定以上であるとデータ信号はその影響を受ける。図3(b)に例示したように接点C4において接触不良が生じていたとすると、図5のDATA_DEF1とは異なり、DATA_DEF2で示すように電圧差が生じて、「1010」のデータが得られる場合がある。スタートコマンドが「1010」であるとすると、図5のDATA_DEF2の場合は、スタートコマンドが認識され、その後、CRCコマンドが受信されないので、受信結果送信回路203は、受信エラーフラグを「1」にセットすることになる。結果、受信エラーフラグを取得したCPU101は、記録ヘッド11の接続は正常と誤判定することになる。
そこで、本実施形態では、記録ヘッド11の接続確認処理時には周期T1を周期T1よりも長い周期T2とする。これにより、時定数に起因した誤判定を防止できる。図6はその一例を示す。
図5の例と同様に、CLK_DEFは、LVDS送信回路113から送信されるCLK+信号とCLK-信号との電圧差であり、クロック信号である。但し、その周期T2は周期T1よりも長い。
周期T2は、例えば、周期T1に実験などで求められた時定数を加算した時間以上の時間に設定される。例えば、記録制御データの送信時の周期T1が1.0nsec(周波数:1GHz)で、信号線上の時定数が0.5nsecであるとすると、周期T2は2nsec(周波数500MHz)である。式で表せば、例えば、T2=T1+時定数+係数、或いは、T2=T1+時定数×係数(>1)、若しくは、T2=(T1+時定数)×係数(>1)である。
DATA_DEF0は、図5の例と同様にDATA+信号とDATA+信号との電圧差であるデータ信号であって、クロック信号に対して1/4周期遅延している。そして、図5の例と同様に、クロック信号(CLK_DEF)の立ち上がり、立ち下りでデータ信号(DATA_DEF0)をラッチして、その電圧値を電圧閾値THと比較することで、受信したデータ信号列がデジタルデータ「1010」に変換される。
DATA_DEF2は、図5の例と同様に図3(b)に例示したように接点C4において接触不良が生じており、かつ、時定数の影響がデータ信号に出ている例を示している。しかしながら、周期T2を長くしたことで、電圧の変動タイミングが電圧閾値THとの比較タイミング(クロック信号の立ち上がり、立ち下り)からずれる。結果、得られるデータは「0000」となり、図5のDATA_DEF1の例と同様に、受信エラーフラグは規定値「0」のままとなる。結果、受信エラーフラグを取得したCPU101は、記録ヘッド11の接続は不良と判定することになる。このようにして本実施形態では記録ヘッド11の接続不良に関する検査精度を向上することができる。
<処理例>
CPU101が実行する記録ヘッド11の接続検査処理の例について説明する。図5(a)はその一例を示すフローチャートである。同図の処理は、例えば、記録装置2の電源投入時や、ユーザが操作部420を介して記録ヘッド11の交換作業を行ったことを通知した場合等に実行される。
CPU101が実行する記録ヘッド11の接続検査処理の例について説明する。図5(a)はその一例を示すフローチャートである。同図の処理は、例えば、記録装置2の電源投入時や、ユーザが操作部420を介して記録ヘッド11の交換作業を行ったことを通知した場合等に実行される。
S1でCPU101は、接続確認データ生成回路114に接続確認データを生成させる。接続確認データ生成回路114は、図6の例で言えば、スタートコマンドとして「1010」を含み、CRCコマンドを含まないデータを生成する。S2でCPU101は、接続確認データ生成回路114が生成した接続確認データをLVDS送信回路113から差動電圧方式で記録ヘッド11に送信させる。このとき、CPU101はクロック信号の周期として記録制御データの送信時の周期T1ではなく、接続確認データの送信用の周期T2をLVDS送信回路113に設定する(指示する)。信号周期の切り替えは公知の技術を利用すればよい。記録ヘッド11のヘッド回路200では、接続確認データをLVDS受信回路202が受信し、受信結果送信回路203が受信データに基づき、受信エラーフラグを「1」又は「0」にする。
S3でCPUは、受信結果送信回路203から受信エラーフラグを取得し、取得した受信エラーフラグがエラー情報(「1」)を示すか否かを判定する。エラー情報を示す場合はS4へ進み、記録装置2の状態の設定として、記録ヘッド11は正常に接続されていると設定をする。エラー情報を示さない場合はS5へ進み、記録装置2の状態の設定として記録ヘッド11の接続不良が生じていると設定をする。接続不良が生じていると設定された場合、ユーザに対する報知等の対応処理を実行する。
<第二実施形態>
第一実施形態では、記録ヘッド11の個体差によらず、周期T2を一律の周期としたが、記録ヘッド11毎に設定してもよい。時定数は記録ヘッド11の個体差によって異なる。記録ヘッド11毎に周期T2を設定することで、時定数が小さい記録ヘッド11について検査時間を短縮することができる。
第一実施形態では、記録ヘッド11の個体差によらず、周期T2を一律の周期としたが、記録ヘッド11毎に設定してもよい。時定数は記録ヘッド11の個体差によって異なる。記録ヘッド11毎に周期T2を設定することで、時定数が小さい記録ヘッド11について検査時間を短縮することができる。
記録ヘッド11の個々の時定数は、その出荷時等において実験により計測することができる。例えば、時定数測定用の記録装置2が予め準備される。準備された記録装置2に記録ヘッド11を装着し、記録装置2と記録ヘッド11との間でLVDS信号線115を用いたデータ通信を行う。この時、記録装置2から記録ヘッド11へ送信した信号の立ち上がりに要する時間(時定数)を、測定器を用いて実測する。その後、測定した時定数は、その記録ヘッド11に固有の時定数情報としてヘッド回路200のメモリ206に書き込み、記憶させておく。これにより、記録ヘッド11の流通後、任意の記録装置2によってメモリ206から時定数情報を読み出すことができる。
本実施形態において、CPU101が実行する記録ヘッド11の接続検査処理の例について説明する。図5(b)はその一例を示すフローチャートである。同図の処理は、例えば、記録装置2の電源投入時や、ユーザが操作部420を介して記録ヘッド11の交換作業を行ったことを通知した場合等に実行される。
S11でCPU101は、記録ヘッド11のメモリ206から時定数情報を取得する(読み出す)。仮に時定数情報を取得できなかった場合は、その時点で記録ヘッド11の接続不良と判定することができる。S12では、S11で取得した時定数情報に基づき周期T2を設定する。時定数を考慮した周期T2の設定方法の例は第一実施形態で述べた通りである。
S13~S17の処理は図5(a)のS1~S5と同様の処理である。S13でCPU101は、接続確認データ生成回路114に接続確認データを生成させる。S14でCPU101は、接続確認データ生成回路114が生成した接続確認データをLVDS送信回路113から差動電圧方式で記録ヘッド11に送信させる。このとき、CPU101はクロック信号の周期としてS12で設定した周期T2をLVDS送信回路113に設定する(指示する)。記録ヘッド11のヘッド回路200では、接続確認データをLVDS受信回路202が受信し、受信結果送信回路203が受信データに基づき、受信エラーフラグを「1」又は「0」にする。
S15でCPUは、受信結果送信回路203から受信エラーフラグを取得し、取得した受信エラーフラグがエラー情報(「1」)を示すか否かを判定する。エラー情報を示す場合はS16へ進み、記録装置2の状態の設定として、記録ヘッド11は正常に接続されていると設定をする。エラー情報を示さない場合はS17へ進み、記録装置2の状態の設定として記録ヘッド11の接続不良が生じていると設定をする。接続不良が生じていると設定された場合、ユーザに対する報知等の対応処理を実行する。
<他の実施形態>
本発明は、上述の実施形態の1以上の機能を実現するプログラムを、ネットワーク又は記憶媒体を介してシステム又は装置に供給し、そのシステム又は装置のコンピュータにおける1つ以上のプロセッサーがプログラムを読出し実行する処理でも実現可能である。また、1以上の機能を実現する回路(例えば、ASIC)によっても実現可能である。
本発明は、上述の実施形態の1以上の機能を実現するプログラムを、ネットワーク又は記憶媒体を介してシステム又は装置に供給し、そのシステム又は装置のコンピュータにおける1つ以上のプロセッサーがプログラムを読出し実行する処理でも実現可能である。また、1以上の機能を実現する回路(例えば、ASIC)によっても実現可能である。
発明は上記実施形態に制限されるものではなく、発明の精神及び範囲から離脱することなく、様々な変更及び変形が可能である。従って、発明の範囲を公にするために請求項を添付する。
2 記録装置、11 記録ヘッド
Claims (8)
- 記録装置と、
前記記録装置に着脱可能であり、記録素子を有する記録ヘッドと、
を備えた記録システムであって、
前記記録装置は、
所定の周期のクロック信号と、該クロック信号に同期したデータ信号とを前記記録ヘッドに送信するデータ送信手段を備え、
前記記録ヘッドは、
前記クロック信号及び前記データ信号を受信する受信手段と、
前記受信手段の受信結果に関わる情報を前記記録装置へ送信する情報送信手段と、を備え、
前記データ送信手段は、
前記データ信号として、前記記録素子の制御データを送信する場合は、前記所定の周期を第一の周期とし、
前記データ信号として、前記記録装置に対する前記記録ヘッドの接続を確認する接続確認データを送信する場合は、前記所定の周期を前記第一の周期よりも長い第二の周期とする、
ことを特徴とする記録システム。 - 請求項1に記載の記録システムであって、
前記データ送信手段は、前記クロック信号及び前記データ信号として差動伝送信号を送信する、
ことを特徴とする記録システム。 - 請求項1又は請求項2に記載の記録システムであって、
前記第二の周期は、前記第一の周期に前記データ信号の時定数を加算した時間以上の時間である、
ことを特徴とする記録システム。 - 請求項3に記載の記録システムであって、
前記記録ヘッドは、前記時定数を示す時定数情報を記憶する記憶手段を備え、
前記記録装置は、
前記記憶手段から前記時定数情報を取得する取得手段と、
前記取得手段が取得した前記時定数情報に基づいて、前記第二の周期を設定する設定手段と、を備える、
ことを特徴とする記録システム。 - 請求項1乃至請求項4のいずれか一項に記載の記録システムであって、
前記制御データに係る前記データ信号は、送信開始を示す第一の信号列と、前記記録素子の駆動に係る第二の信号列とを含み、
前記接続確認データは、前記第一の信号列を含み、前記第二の信号列を含まない、
ことを特徴とする記録システム。 - 請求項5に記載の記録システムであって、
前記情報送信手段は、前記受信手段により受信された前記データ信号が前記第一の信号列を含むが前記第二の信号列を含まない場合、エラーを示す情報を前記記録装置へ送信する、
ことを特徴とする記録システム。 - 記録素子を有する記録ヘッドが着脱可能な記録装置であって、
所定の周期のクロック信号と、該クロック信号に同期したデータ信号とを前記記録ヘッドに送信するデータ送信手段を備え、
前記データ送信手段は、
前記データ信号として、前記記録素子の制御データを送信する場合は、前記所定の周期を第一の周期とし、
前記データ信号として、前記記録装置に対する前記記録ヘッドの接続を確認する接続確認データを送信する場合は、前記所定の周期を前記第一の周期よりも長い第二の周期とする、
ことを特徴とする記録装置。 - 記録装置に着脱可能であり、記録素子を有する記録ヘッドであって、
前記記録装置が取得可能な情報を記憶する記憶手段と、
前記記録装置から送信される、所定の周期のクロック信号と、該クロック信号に同期したデータ信号とを受信する受信手段と、
前記受信手段の受信結果に関わる情報を前記記録装置へ送信する情報送信手段と、を備え、
前記記憶手段には、前記データ信号の時定数を示す時定数情報が記憶されている、
ことを特徴とする記録ヘッド。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2021201989A JP2023087540A (ja) | 2021-12-13 | 2021-12-13 | 記録システム、記録装置及び記録ヘッド |
US18/079,341 US20230188661A1 (en) | 2021-12-13 | 2022-12-12 | Printing system, printing apparatus, and printhead |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2021201989A JP2023087540A (ja) | 2021-12-13 | 2021-12-13 | 記録システム、記録装置及び記録ヘッド |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2023087540A true JP2023087540A (ja) | 2023-06-23 |
Family
ID=86694138
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2021201989A Pending JP2023087540A (ja) | 2021-12-13 | 2021-12-13 | 記録システム、記録装置及び記録ヘッド |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US20230188661A1 (ja) |
JP (1) | JP2023087540A (ja) |
-
2021
- 2021-12-13 JP JP2021201989A patent/JP2023087540A/ja active Pending
-
2022
- 2022-12-12 US US18/079,341 patent/US20230188661A1/en active Pending
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
US20230188661A1 (en) | 2023-06-15 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
EP1889722B1 (en) | Array type inkjet printer and method for determining condition of nozzles thereof | |
JP5671401B2 (ja) | 記録ヘッド及び記録装置 | |
JPH0596796A (ja) | 記録方法及び装置 | |
US20060192804A1 (en) | Image forming apparatus | |
US7407243B2 (en) | Image forming apparatus | |
JP2010000665A (ja) | 記録装置および記録位置調整方法 | |
JP2023087540A (ja) | 記録システム、記録装置及び記録ヘッド | |
US9007650B2 (en) | Image processing apparatus | |
US7645012B2 (en) | Recording apparatus | |
JP2006218774A (ja) | 記録装置、及び記録媒体搬送量の補正方法 | |
JP6649694B2 (ja) | 記録装置及び記録制御方法 | |
JP4688187B2 (ja) | 画像形成装置 | |
JP2014024209A (ja) | インクジェット記録装置および記録ヘッドの不吐出補完方法 | |
US20200070503A1 (en) | Ink jet printing apparatus, control method thereof and storage medium | |
JP2011235528A (ja) | 記録ヘッド及び記録装置 | |
JP2021028131A (ja) | 記録装置および記録制御方法 | |
JP4634234B2 (ja) | 記録装置及び記録装置の環境温度センサの接続状態判定方法 | |
JP2958131B2 (ja) | 画像再生装置 | |
JP2010023497A (ja) | 記録装置および制御方法 | |
JP2008018604A (ja) | インクジェット記録装置 | |
JP2005297279A (ja) | 印字ヘッドの保護方法、印字ヘッドおよび印字装置 | |
JP2021154635A (ja) | 記録装置および記録方法 | |
JP5365992B2 (ja) | インク吐出状態の検出方法およびインクジェット記録装置 | |
JPH04129783A (ja) | 記録装置 | |
JP2003182115A (ja) | 記録装置 |