JP2023087433A - 検査方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】自動運転システムを備える車両をより簡易に検査することができる技術を提供する。【解決手段】自動運転システムを備える車両の検査方法は、インライン検査において車両がライン上を流れている状態で、自動運転システムの動作を検査するシステム検査を含む。システム検査は、自動運転システムに車輪速信号を擬似的に入力し、車両の走行を模擬することと、車両の模擬走行中に自動運転システムが正常に動作するか確認することと、を含む。【選択図】図5

Description

本開示は、自動運転システムを備える車両の検査方法に関する。
特許文献1は、自動車用走行検査装置を開示している。自動車用走行検査装置は、自動車の加速試験等の動力性能の検査と共に制動力の検査を行う。そのために、ドラムテスタとブレーキテスタが一体化される。
特開2010-145336号公報
自動運転システムを備える車両の検査について考える。例えば、車両を実際に走行させ、自動運転システムが正常に動作するか確認することが考えられる。但し、屋外で車両を走行させるには、広いスペースが必要である。また、屋内で車両走行を模擬するためには、シャシダイナモ等の大型設備が必要となる。
本開示の1つの目的は、自動運転システムを備える車両をより簡易に検査することができる技術を提供することにある。
本開示の1つの観点は、自動運転システムを備える車両の検査方法に関連する。
検査方法は、インライン検査において車両がライン上を流れている状態で、自動運転システムの動作を検査するシステム検査を含む。
システム検査は、
自動運転システムに車輪速信号を擬似的に入力し、車両の走行を模擬することと、
車両の模擬走行中に自動運転システムが正常に動作するか確認することと
を含む。
本開示によれば、車両のインライン検査を利用することによって、車両の走行を模擬することができる。そして、車両の模擬走行中に、自動運転システムが正常に動作するか確認される。このように、自動運転システムを簡易に検査することが可能となる。車両走行を模擬するために、シャシダイナモ等の大型設備は不要である。
本開示の実施の形態に係る車両に搭載される自動運転システムの概要を説明するための概念図である。 本開示の実施の形態に係る車両に搭載される自動運転システムの概要を説明するための概念図である。 本開示の実施の形態に係る自動運転システムの構成例を示すブロック図である。 本開示の実施の形態に係る運転環境情報の例を示すブロック図である。 本開示の実施の形態に係る車両のインライン検査におけるシステム検査の概要を説明するための概念図である。 本開示の実施の形態に係る車両のインライン検査におけるシステム検査の概要を説明するための概念図である。 本開示の実施の形態に係るシステム検査に用いられる検査補助装置の構成例を示すブロック図である。 本開示の実施の形態に係るシステム検査を示すフローチャートである。 本開示の実施の形態に係るシステム検査の項目の一例を説明するための概念図である。 本開示の実施の形態に係るシステム検査の項目の他の例を説明するための概念図である。 本開示の実施の形態に係るシステム検査の項目の更に他の例を説明するための概念図である。 本開示の実施の形態に係るシステム検査の項目の更に他の例を説明するための概念図である。 本開示の実施の形態に係るシステム検査の項目の更に他の例を説明するための概念図である。 本開示の実施の形態に係るシステム検査の項目の更に他の例を説明するための概念図である。 本開示の実施の形態に係るシステム検査の項目の更に他の例を説明するための概念図である。
添付図面を参照して、本開示の実施の形態を説明する。
1.車両の自動運転システム
図1は、本実施の形態に係る車両1に搭載される自動運転システム10の概要を説明するための概念図である。自動運転システム10は、車両1の自動運転を制御する。ここでの自動運転としては、ドライバが必ずしも100%運転に集中しなくてもよいことを前提としたもの(例えば、いわゆるレベル3以上の自動運転)を想定している。自動運転レベルは、レベル4以上であってもよい。車両1は、ドライバレス自動運転車両であってもよい。
自動運転システム10は、車両1に搭載された認識センサを用いて車両1の周囲の状況を認識する認識処理を行う。そして、自動運転システム10は、認識処理の結果に基づいて自動運転制御を実行する。
自動運転制御では、典型的には、目標トラジェクトリTRが用いられる。目標トラジェクトリTRは、車両1が走行する道路内における車両1の目標位置及び目標速度を含む。例えば、目標トラジェクトリTRは、車両1が走行する車線の中央位置に設定される。車線は白線WLで挟まれた領域であり、白線WLは上記の認識処理によって認識可能である。他の例として、目標トラジェクトリTRは、障害物を回避するように設定されてもよい。自動運転システム10は、目標トラジェクトリTRを生成し、車両1が目標トラジェクトリTRに追従するように車両走行制御を行う。
図2に示されるように、自動運転システム10は、車両1が先行車両2に追従するように自動運転制御を行ってもよい。つまり、自動運転制御は、先行車両2に追従する追従制御を含んでいてもよい。追従制御としては、ACC(Adaptive Cruise Control)が例示される。自動運転システム10は、上記の認識処理によって先行車両2を認識し、追従制御を実行する。
以下、本実施の形態に係る自動運転システム10の具体例について説明する。
2.自動運転システムの具体例
2-1.構成例
図3は、本実施の形態に係る自動運転システム10の構成例を示すブロック図である。自動運転システム10は、認識センサ20、車両状態センサ30、位置センサ40、ドライバ操作センサ50、ドライバモニタ60、走行装置70、通信装置80、HMI(Human Machine Interface)90、及び制御装置100を備えている。
認識センサ20は、車両1の周囲の状況を認識(検出)する。認識センサ20としては、カメラ、LIDAR(Laser Imaging Detection and Ranging)、レーダ、等が例示される。認識センサ20は、レインセンサを含んでいてもよい。
車両状態センサ30は、車両1の状態を検出する。例えば、車両状態センサ30は、車輪速センサ、加速度センサ、ヨーレートセンサ、転舵角センサ、等を含んでいる。
位置センサ40は、車両1の位置及び方位を検出する。位置センサ40としては、GPS(Global Positioning System)センサが例示される。
ドライバ操作センサ50は、車両1のドライバによる運転操作、すなわちドライバ操作を検出する。ドライバ操作は、操舵操作、加速操作、及び減速操作を含む。ドライバ操作センサ50は、操舵角センサ(ハンドル角センサ)、操舵トルクセンサ、ステアリングタッチセンサ、アクセルペダルセンサ、ブレーキペダルセンサ、等を含む。
ドライバモニタ60は、ドライバの状態を検出する。より詳細には、ドライバモニタ60は、赤外線カメラ等の撮像装置を含んでいる。ドライバモニタ60は、撮像装置によって得られる画像を解析することによって、ドライバの様々な状態を検出することができる。例えば、ドライバモニタ60は、ドライバの顔の向き、目線、眼の開閉度を検出することができる。
走行装置70は、操舵装置、駆動装置、及び制動装置を含んでいる。操舵装置は、車両1の車輪を転舵する。例えば、操舵装置は、パワーステアリング(EPS: Electric Power Steering)装置を含んでいる。駆動装置は、駆動力を発生させる動力源である。駆動装置としては、エンジン、電動機、インホイールモータ、等が例示される。制動装置は、制動力を発生させる。
通信装置80は、車両1の外部の外部装置と無線又は有線で通信を行う。
HMI90は、ドライバに情報を提供し、また、ドライバから情報を受け付けるためのインタフェースである。例えば、HMIユニットは、入力装置、表示装置、スピーカ、及びマイクを備えている。入力装置としては、タッチパネル、キーボード、スイッチ、ボタンが例示される。
制御装置100は、車両1を制御するコンピュータである。制御装置100は、1又は複数のプロセッサ110(以下、単にプロセッサ110と呼ぶ)と1又は複数の記憶装置120(以下、単に記憶装置120と呼ぶ)を含んでいる。プロセッサ110は、各種処理を実行する。例えば、プロセッサ110は、CPU(Central Processing Unit)を含んでいる。記憶装置120は、プロセッサ110による処理に必要な各種情報を格納する。記憶装置120としては、揮発性メモリ、不揮発性メモリ、HDD(Hard Disk Drive)、SSD(Solid State Drive)、等が例示される。制御装置100は、1又は複数のECU(Electronic Control Unit)を含んでいてもよい。
自動運転プログラム130は、プロセッサ110によって実行されるコンピュータプログラムである。プロセッサ110が自動運転プログラム130を実行することにより、制御装置100による自動運転制御が実現される。自動運転プログラム130は、記憶装置120に格納される。あるいは、自動運転プログラム130は、コンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録されてもよい。
2-2.運転環境情報
制御装置100は、車両1の運転環境を示す運転環境情報200を取得する。運転環境情報200は、記憶装置120に格納される。
図4は、運転環境情報200の例を示すブロック図である。運転環境情報200は、地図情報210、周辺状況情報220、車両状態情報230、位置情報240、ドライバ操作情報250、ドライバ状態情報260、等を含んでいる。
地図情報210は、一般的なナビゲーション地図を含む。地図情報210は、レーン配置、道路形状、等を示していてもよい。地図情報210は、ランドマーク、信号、標識、等の位置情報を含んでいてもよい。制御装置100は、地図データベースから、必要なエリアの地図情報210を取得する。
周辺状況情報220は、車両1の周囲の状況を示す情報である。制御装置100は、認識センサ20を用いて車両1の周囲の状況を認識し、周辺状況情報220を取得する。例えば、周辺状況情報220は、カメラによって撮像される画像情報を含む。他の例として、周辺状況情報220は、LIDARによって得られる点群情報を含む。
周辺状況情報220は、更に、車両1の周囲の物体に関する物体情報221を含んでいる。物体としては、歩行者、自転車、他車両(先行車両、駐車車両、等)、道路構成(白線、縁石、ガードレール、壁、中央分離帯、路側構造物、等)、標識、ポール、障害物、等が例示される。物体情報221は、車両1に対する物体の相対位置及び相対速度を示す。例えば、カメラによって得られた画像情報を解析することによって、物体を識別し、その物体の相対位置を算出することができる。また、LIDARによって得られた点群情報に基づいて、物体を識別し、その物体の相対位置と相対速度を取得することもできる。物体情報221は、物体の移動方向や移動速度を含んでいてもよい。
車両状態情報230は、車両1の状態を示す情報である。車両1の状態としては、車輪速(車速)、ヨーレート、横加速度、転舵角、等が例示される。制御装置100は、車両状態センサ30から車両状態情報230を取得する。車両状態情報230は、車輪速センサにより検出される車輪速情報231を含んでいる。
位置情報240は、車両1の位置を示す情報である。制御装置100は、位置センサ40による検出結果から位置情報240を取得する。また、制御装置100は、物体情報221と地図情報210を利用した周知の自己位置推定処理(Localization)により、高精度な位置情報240を取得してもよい。
ドライバ操作情報250は、ドライバ操作センサ50によって得られる情報である。ドライバ操作情報250は、車両1のドライバによる操舵操作、加速操作、及び減速操作を示す。
ドライバ状態情報260は、ドライバモニタ60によって得られる情報である。例えば、ドライバ状態情報260は、ドライバの顔の向き、目線、眼の開閉度を示す。
2-3.車両走行制御
制御装置100は、車両1の走行を制御する「車両走行制御」を実行する。車両走行制御は、操舵制御、加速制御、及び減速制御を含む。制御装置100は、走行装置70を制御することによって車両走行制御を実行する。具体的には、制御装置100は、操舵装置を制御することによって操舵制御を実行する。また、制御装置100は、駆動装置を制御することによって加速制御を実行する。また、制御装置100は、制動装置を制御することによって減速制御を実行する。
2-4.自動運転制御
制御装置100は、運転環境情報200に基づいて、車両1の自動運転を制御する自動運転制御を行う。ここでの自動運転としては、ドライバが必ずしも100%運転に集中しなくてもよいことを前提としたもの(例えば、いわゆるレベル3以上の自動運転)を想定している。
より詳細には、制御装置100は、運転環境情報200に基づいて、車両1の走行プランを生成する。走行プランは、現在の走行車線を維持する、車線変更を行う、障害物を回避する、等が例示される。更に、制御装置100は、運転環境情報200に基づいて、車両1が走行プランに従って走行するために必要な目標トラジェクトリTRを生成する。例えば、目標トラジェクトリTRは、車両1が走行する車線の中央位置に設定される。車線は白線WLで挟まれた領域であり、白線WLの相対位置は周辺状況情報220から得られる。他の例として、目標トラジェクトリTRは、障害物を回避するように設定されてもよい。障害物の相対位置は周辺状況情報220から得られる。目標トラジェクトリTRは、目標位置及び目標速度を含んでいる。制御装置100は、車両1が目標トラジェクトリTRに追従するように車両走行制御を行う(図1参照)。
自動運転制御は、先行車両2に追従する「追従制御」を含んでいてもよい(図2参照)。追従制御としては、ACC(Adaptive Cruise Control)が例示される。より詳細には、制御装置100は、認識センサ20を用いて、車両1の前方の先行車両2を認識する。そして、制御装置100は、車両1が先行車両2に所定の車間距離で追従するように車両走行制御を行う。
自動運転制御は、緊急時に車両1を自動的に減速する「緊急ブレーキ制御」を含んでいてもよい。緊急ブレーキ制御は、AEB(Autonomous Emergency Braking)あるいはPCS(Pre-Crash Safety System)とも呼ばれる。具体的には、制御装置100は、運転環境情報200に基づいて、車両1の前方の物体に対する衝突余裕時間(TTC: Time To Collision)を算出する。車両1の車速は、車両状態情報230(車輪速情報231)から得られる。物体までの距離は、物体情報221から得られる。算出された衝突余裕時間が所定の閾値を下回った場合、制御装置100は、自動的に減速制御を実行し、車両1を減速、停止させる。
自動運転制御は、並走車両から所定のオフセットを確保する「オフセット確保制御」を含んでいてもよい。オフセット確保制御は、VLO(Variable Lateral Offset)とも呼ばれる。具体的には、制御装置100は、運転環境情報200(物体情報221)に基づいて、車両1と並走する並走車両を認識し、並走車両とに対する横距離を取得する。並走車両との横距離が所定のオフセット未満である場合、制御装置100は、所定のオフセットを確保するために、車両1が並走車両から遠ざかるように車両走行制御(操舵制御)を行う。
自動運転制御は、車両1のワイパーの動作を自動的に制御する「ワイパー制御」を含んでいてもよい。例えば、制御装置100は、周辺状況情報220に基づいて、車両1の周囲の降雨状態を認識する。そして、制御装置100は、降雨の強さに応じて、ワイパーの作動強度(OFF,Low,Mid,Hi)を自動的に切り替える。
2-5.オーバーライド
自動運転制御の最中に車両1のドライバがオーバーライド操作を行った場合、制御装置100は、自動運転制御を終了する。オーバーライド操作は、ドライバによる能動的な運転操作であり、操舵操作、加速操作、及び減速操作のうち少なくとも一つを含む。制御装置100は、上記のドライバ操作情報250に基づいて、ドライバによるオーバーライド操作を検出することができる。
2-6.移行要求
自動運転システム10が車両1の自動運転の少なくとも一部を終了させる場合を考える。車両1のドライバは、車両1の運転(加速、減速、操舵)の少なくとも一部を自動運転システム10から引き継ぐ。ドライバが車両1の運転の少なくとも一部を自動運転システム10から引き継ぐことを、以下「運転移行」と呼ぶ。運転移行は、運転主体が自動運転システム10からドライバに移行することを意味する。運転移行を希望する場合、制御装置100は、HMI90を通して、ドライバに対して「移行要求(transition demand)TD」を発行する。その移行要求TDに応答して、ドライバは、必要な運転を自動運転システム10から引き継ぐ必要がある。
移行要求TDのトリガとしては、様々な例が考えられる。移行要求TDのトリガの一例は、上述の「緊急ブレーキ制御」が作動することである。移行要求TDのトリガの他の例は、白線WLのかすれ等により、白線WLを認識できなくなること(白線ロスト)である。移行要求TDのトリガの更に他の例は、車両1のワイパーの作動強度が閾値(例:Hi)以上となることである。移行要求TDのトリガの更に他の例は、車両1が運転移行区間の開始地点を通過することである。運転移行区間は運転移行のための区間であり、その開始地点は、自動運転許可区間の終了地点の手前に位置する。
制御装置100は、移行要求TDを発行すると共に、車両1を減速してもよい。
3.インライン検査を利用したシステム検査
車両1に搭載された自動運転システム10の動作の検査を、以下、「システム検査」と呼ぶ。本実施の形態によれば、インライン検査を利用してシステム検査が実施される。つまり、車両1が非走行状態であるインライン検査の最中にシステム検査も実施される。
図5は、車両1のインライン検査におけるシステム検査の概要を説明するための概念図である。インライン検査において、検査対象の車両1は、ラインL1上を流れる。ラインL1上の車両1は非走行状態であるが、自動運転システム10の認識センサ20からは車両1が移動しているかのように見える。よって、自動運転システム10に車輪速信号(車輪速情報231)を擬似的に入力することによって、車両1が非走行状態であっても、車両1の走行を模擬することができる。特に、ラインL1が一定速且つ低速で流れる場合、車両1の定速走行及び低速走行を模擬することができる。
このように、車両1がラインL1上を流れている模擬走行状態でシステム検査が実施される。例えば、システム検査区間の開始地点で検査員が検査対象の車両1に乗車する。車両1に搭乗した検査員は、車両1の模擬走行中に、自動運転システム10に関する一連の検査を行い、自動運転システム10が正常に動作するか確認する。例えば、検査員は、自動運転システム10が自動運転制御を正常に継続しているか確認する。他の例として、検査員は、車両1の周囲の環境変化に対して自動運転システム10が正常に応答するか確認する。システム検査区間の終了地点で検査員は車両1から降りる。
図5に示されるように、ラインL1に沿って白線WLが擬似的に引かれてもよい。自動運転システム10の認識センサ20は、その擬似的な白線WLを認識する。この場合、自動運転システム10が白線WLを認識した状態でシステム検査を実施することができる。
図6に示されるように、ラインL1上には車両1だけでなく他車両3も存在する。つまり、車両1と他車両3が共にラインL1上を流れる。典型的には、車間距離は一定である。自動運転システム10の認識センサ20は、車両1の周囲の他車両3を認識する。特に、認識センサ20は、車両1の前方のラインL1上に配置された他車両3を、自車線内の先行車両として認識する。これにより、車両1が先行車両に追従する追従走行(例:ACC)を模擬することが可能となる。特に、ラインL1が低速で流れる場合、渋滞における追従走行を模擬することができる。そして、車両1の模擬追従走行中に、自動運転システム10が正常に動作するか確認される。例えば、自動運転システム10による追従制御が正常に継続するか確認される。車間距離は模擬的に変更されてもよい。
図7は、本実施の形態に係るシステム検査に用いられる検査補助装置300の構成例を示すブロック図である。検査補助装置300は、HMI(Human Machine Interface)310、通信装置320、及び制御装置330を含んでいる。HM310は、検査員に情報を提供し、また、検査員から情報を受け付けるためのインタフェースである。例えば、HMI310は、入力装置、表示装置、スピーカ、及びマイクを備えている。入力装置としては、タッチパネル、キーボード、スイッチ、ボタンが例示される。通信装置320は、有線又は無線で自動運転システム10と通信を行う。
制御装置330は、各種情報処理を行うコンピュータである。制御装置330は、プロセッサと記憶装置を含んでいる。プロセッサは、各種処理を実行する。記憶装置は、プロセッサによる処理に必要な各種情報を格納する。記憶装置としては、揮発性メモリ、不揮発性メモリ、HDD、SSD、等が例示される。プロセッサがコンピュータプログラムである検査補助プログラムを実行することにより、制御装置330の機能が実現される。検査補助プログラムは、記憶装置に格納される。あるいは、検査補助プログラムは、コンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録されてもよい。
検査員は、HMI310を通してシステム検査の開始を指示する。制御装置330は、通信装置320を介して自動運転システム10と通信を行う。制御装置330は、各種情報を自動運転システム10に入力(供給)する。例えば、制御装置330は、機能ブロックとして、擬似車輪速信号入力部331と擬似GPS信号入力部332を含んでいる。擬似車輪速信号入力部331は、擬似的な車輪速信号(車輪速情報231)を自動運転システム10に入力する。擬似GPS信号入力部332は、擬似的なGPS信号(位置情報240)を自動運転システム10に入力する。自動運転システム10は、検査補助装置300から入力された信号を本物の信号として用いて自動運転制御を行う。
また、制御装置330は、自動運転システム10の制御装置100から、自動運転システム10や自動運転制御の状態を示す情報を受け取る。制御装置330は、運転環境情報200の少なくとも一部を自動運転システム10の制御装置100から受け取ってもよい。制御装置330は、自動運転システム10から受け取った情報をHMI310を通して検査員に提示する。検査員は、自動運転システム10から受け取った情報に基づいて、車両1、自動運転システム10、及び自動運転制御の状態を確認することができる。
図8は、本実施の形態に係るシステム検査を示すフローチャートである。システム検査は、インライン検査において車両1がラインL1上を流れている状態で実施される。
ステップS10において、検査対象の車両1の自動運転システム10がONされる。例えば、検査員が自動運転システム10を作動させる。
ステップS20において、検査補助装置300は、自動運転システム10と通信を行い、擬似的な車輪速信号(車輪速情報231)を自動運転システム10に入力する。擬似的な車輪速は、例えば、車両1が流れるラインL1の移動速度に相当する値に設定される。自動運転システム10は、検査補助装置300から入力された信号を本物の信号として用いて自動運転制御を行う。これにより、車両1の走行が模擬される。
ステップS30において、検査補助装置300は、自動運転システム10と通信を行い、擬似的なGPS信号(位置情報240)を自動運転システム10に入力する。自動運転システム10は、検査補助装置300から入力された信号を本物の信号として用いて自動運転制御を行う。尚、ステップS30は省略されてもよい。
ステップS40において、検査員は、自動運転システム10が正常に動作するか確認する。自動運転システム10の動作を確認するために、車両1のHMI90から提示される情報を参考にしてもよいし、検査補助装置300のHMI310から提示される情報を参考にしてもよい。例えば、検査員は、通常時に自動運転システム10が自動運転制御を継続しているか確認する。他の例として、検査員は、検査員からの入力に対して自動運転システム10が正常に応答するか確認する。更に他の例として、検査員は、車両1の周囲の所定の環境変化に対して自動運転システム10が正常に応答するか確認する。
以下、システム検査の項目の様々な例を説明する。
4.システム検査の項目の様々な例
4-1.自動運転制御の継続
ハンズオン(HANDS-ON)状態とは、ドライバが車両1の操舵に干渉している状態である。例えば、ドライバが操舵操作を行っている、つまり、能動的にハンドルを操作している状態は、ハンズオン状態である。また、ドライバが、自動運転システム10による操舵制御に対抗してハンドルを保持している状態も、ハンズオン状態である。一方、ハンズオフ(HANDS-OFF)状態とは、ハンズオン状態以外のドライバ状態であり、ドライバが車両1の操舵に干渉しない状態である。自動運転システム10の制御装置100は、ドライバ操作情報250あるいはドライバ状態情報260に基づいて、ドライバがハンズオン状態かハンズオフ状態かを判定することができる。
アイズオフ状態(EYES-OFF)は、ドライバが車両1の前方から目を離している状態である。自動運転システム10の制御装置100は、ドライバ状態情報260に基づいて、ドライバがアイズオフ状態から否かを判定することができる。
図9は、システム検査の項目の一例を説明するための概念図である。ここでは、自動運転システム10の自動運転レベルがドライバのハンズオフ状態あるいはアイズオフ状態を許容する場合について考える。例えば、渋滞における追従走行において、レベル3の自動運転システム10は、ドライバのハンズオフ状態及びアイズオフ状態を許容する。上記の図6で示されたように、インライン検査を利用することによって渋滞における追従走行も模擬することができる。
車両1に搭乗した検査員は、能動的にハンズオフ状態やアイズオフ状態となる。自動運転システム10は、検査員がハンズオフ状態あるいはアイズオフ状態であることを認識する。検査員がハンズオフ状態あるいはアイズオフ状態であっても、自動運転システム10は、自動運転制御を継続することが期待される。検査員は、検査員がハンズオフ状態あるいはアイズオフ状態である場合に自動運転システム10が自動運転制御を継続するか確認する。
4-2.検査員からの入力に対する応答
図10は、システム検査の項目の他の例を説明するための概念図である。車両1に搭乗した検査員は、オーバーライド操作を行う。自動運転システム10の制御装置100は、ドライバ操作情報250に基づいて、検査員によるオーバーライド操作を検出する。自動運転システム10は、オーバーライド操作に応答して自動運転制御を終了させることが期待される。検査員は、オーバーライド操作に応答して自動運転システム10が自動運転制御を終了するか確認する。
4-3.環境変化に対する応答
4-3-1.第1の例
図11は、システム検査の項目の更に他の例を説明するための概念図である。上述の通り、自動運転システム10の制御装置100は、所定のトリガ(環境変化)に応答して移行要求TDを出力する。移行要求TDのトリガの一例は、上述の「緊急ブレーキ制御」が作動することである。つまり、緊急ブレーキ制御が作動するような物体の出現は、移行要求TDのトリガとなる所定の環境変化であると言える。検査員は、そのような所定の環境変化に対して自動運転システム10が正常に移行要求TDを出力するか確認する。移行要求TDは、HMI90を通して検査員に提示される。
図11に示されるように、緊急ブレーキ制御が作動する範囲に何らか物体を出現させる。例えば、車両1に搭乗した検査員とは別の検査員が車両1のすぐ前を通過する。緊急ブレーキ制御が作動する範囲に物体が出現することにより、自動運転システム10は、緊急ブレーキ制御を作動させ、移行要求TDを出力することが期待される。検査員は、自動運転システム10が正常に移行要求TDを出力するか確認する。
4-3-2.第2の例
図12は、システム検査の項目の更に他の例を説明するための概念図である。移行要求TDのトリガの他の例は、白線WLのかすれにより白線WLを認識できなくなること(白線ロスト)である。つまり、白線WLのかすれは、移行要求TDのトリガとなる所定の環境変化であると言える。検査員は、そのような所定の環境変化に対して自動運転システム10が正常に移行要求TDを出力するか確認する。
図12に示される例では、ラインL1に沿って引かれた白線WLの一部が“かすれた白線”となっている。検査対象の車両1がその白線かすれ区間に差し掛かったとき、自動運転システム10は、移行要求TDを出力することが期待される。検査員は、自動運転システム10が正常に移行要求TDを出力するか確認する。
4-3-3.第3の例
図13は、システム検査の項目の更に他の例を説明するための概念図である。移行要求TDのトリガの更に他の例は、車両1のワイパーの作動強度が閾値(例:Hi)以上となることである。つまり、車両1のワイパーの作動強度が閾値(例:Hi)以上となる降水(降雨)は、移行要求TDのトリガとなる所定の環境変化であると言える。検査員は、そのような所定の環境変化に対して自動運転システム10が正常に移行要求TDを出力するか確認する。
図13に示される例では、ラインL1上にシャワー室が設置される。シャワー室内では強い降雨が模擬される。検査対象の車両1がシャワー室内に入ると、自動運転システム10は、移行要求TDを出力することが期待される。検査員は、自動運転システム10が正常に移行要求TDを出力するか確認する。
4-3-4.第4の例
図14は、システム検査の項目の更に他の例を説明するための概念図である。移行要求TDのトリガの更に他の例は、車両1が運転移行区間の開始地点を通過することである。運転移行区間は運転移行のための区間であり、その開始地点は、自動運転許可区間の終了地点の手前に位置する。つまり、車両1が運転移行区間の開始地点を通過することは、移行要求TDのトリガとなる所定の環境変化であると言える。検査員は、そのような所定の環境変化に対して自動運転システム10が正常に移行要求TDを出力するか確認する。
車両1が流れるラインL1において、運転移行区間の開始地点が予め設定される。図14に示される例では、運転移行区間の開始地点は、模擬的に形成された車線分岐点に設定される。車両1が運転移行区間の開始地点を通過すると、自動運転システム10は、移行要求TDを出力することが期待される。検査員は、自動運転システム10が正常に移行要求TDを出力するか確認する。
4-3-5.第5の例
図15は、システム検査の項目の更に他の例を説明するための概念図である。自動運転システム10による自動運転制御は、上述の「オフセット確保制御(VLO)」を含んでいてもよい。オフセット確保制御は、並走車両から所定のオフセットを確保するための車両走行制御(操舵制御)である。並走車両の接近は、オフセット確保制御のトリガとなる所定の環境変化であると言える。検査員は、そのような所定の環境変化に対して自動運転システム10が正常にオフセット確保制御を作動させるか確認する。
図15に示される例では、検査対象の車両1が流れるラインL1に隣接するように他のラインL2が設置される。つまり、検査対象の車両1が流れるラインL1に並走するように他のラインL2が設置される。ラインL2には他車両3が流れている。ラインL2上を流れる他車両3が、検査対象の車両1から見たときの並走車両を模擬している。その他車両3の接近に応答して、自動運転システム10はオフセット確保制御を作動させることが期待される。検査員は、自動運転システム10が正常にオフセット確保制御を作動させるか確認する。例えば、検査補助装置300は、自動運転制御の状態を示す情報を自動運転システム10から受け取り、HMI310を通して当該情報を検査員に提示する。検査員は、提示された情報に基づいて、オフセット確保制御が正常に作動したか確認することができる。
4-4.その他
上述の通り、自動運転システム10の制御装置100は、必要に応じて、ドライバに運転の引き継ぎを要求する移行要求TDを出力する。移行要求TDの出力後、一定時間が経過してもドライバが運転の引き継ぎを行わない場合、自動運転システム10の制御装置100は、HMI90を通して警告を出してもよい。検査員は、自動運転システム10から移行要求TDが出力された後にわざと運転の引き継ぎを行わず、自動運転システム10から警告が出されるか確認してもよい。
自動運転システム10の制御装置100は、必要に応じて、ドライバにハンズオン状態を要求するハンズオン要求を出力してもよい。検査員は、ハンズオン状態が要求される場面でわざとハンドルから手を離し、自動運転システム10からハンズオン要求が出力されるか確認してもよい。検査員は、ハンズオン要求が出力された後にわざとハンズオン状態にならず、自動運転システム10から警告が出されるか確認してもよい。
自動運転システム10の制御装置100は、必要に応じて、ドライバにアイズオン状態を要求するアイズオン要求を出力してもよい。検査員は、アイズオン状態が要求される場面でわざと前方から目を離し、自動運転システム10からアイズオン要求が出力されるか確認してもよい。検査員は、アイズオン要求が出力された後にわざとアイズオン状態にならず、自動運転システム10から警告が出されるか確認してもよい。
5.効果
本実施の形態によれば、車両1のインライン検査を利用することによって、車両走行を模擬することができる。そして、車両1の模擬走行中に、自動運転システム10が正常に動作するか確認される。このように、自動運転システム10を簡易に検査することが可能となる。車両走行を模擬するために、シャシダイナモ等の大型設備は不要である。
1 車両
10 自動運転システム
20 認識センサ
30 車両状態センサ
40 位置センサ
50 ドライバ操作センサ
60 ドライバモニタ
70 走行装置
80 通信装置
90 HMI
100 制御装置
110 プロセッサ
120 記憶装置
130 自動運転プログラム
200 運転環境情報
210 地図情報
220 周辺状況情報
230 車両状態情報
240 位置情報
250 ドライバ操作情報
260 ドライバ状態情報
300 検査補助装置
L1 ライン
WL 白線

Claims (12)

  1. 自動運転システムを備える車両の検査方法であって、
    インライン検査において前記車両がライン上を流れている状態で、前記自動運転システムの動作を検査するシステム検査を含み、
    前記システム検査は、
    前記自動運転システムに車輪速信号を擬似的に入力し、前記車両の走行を模擬することと、
    前記車両の模擬走行中に前記自動運転システムが正常に動作するか確認することと
    を含む
    検査方法。
  2. 請求項1に記載の検査方法であって、
    前記システム検査は、更に、前記車両の前方の前記ライン上に他車両を配置して、前記車両が前記他車両に追従する追従走行を模擬することを含む
    検査方法。
  3. 請求項1又は2に記載の検査方法であって、
    前記自動運転システムの自動運転レベルは、ドライバのハンズオフ状態あるいはアイズオフ状態を許容し、
    前記システム検査は、更に、前記車両に搭乗した検査員がハンズオフ状態あるいはアイズオフ状態である場合に前記自動運転システムが自動運転制御を継続するか確認することを含む
    検査方法。
  4. 請求項1乃至3のいずれか一項に記載の検査方法であって、
    前記システム検査は、更に、検査員からの入力あるいは前記車両の周囲の所定の環境変化に対して前記自動運転システムが正常に応答するか確認することを含む
    検査方法。
  5. 請求項4に記載の検査方法であって、
    前記システム検査は、前記車両に搭乗した前記検査員によるオーバーライド操作に応答して前記自動運転システムが自動運転制御を終了するか確認することを含む
    検査方法。
  6. 請求項4又は5に記載の検査方法であって、
    前記システム検査は、前記所定の環境変化に応答して前記自動運転システムがドライバに運転の引き継ぎを要求する移行要求を出力するか確認することを含む
    検査方法。
  7. 請求項6に記載の検査方法であって、
    前記所定の環境変化は、前記自動運転システムの緊急ブレーキ制御が作動する範囲に物体が出現することを含む
    検査方法。
  8. 請求項6に記載の検査方法であって、
    前記車両が流れる前記ラインに沿って白線が擬似的に引かれており、
    前記所定の環境変化は、前記白線のかすれを含む
    検査方法。
  9. 請求項6に記載の検査方法であって、
    前記所定の環境変化は、前記車両のワイパーの作動強度が閾値以上となる降水を含む
    検査方法。
  10. 請求項6に記載の検査方法であって、
    前記所定の環境変化は、自動運転許可区間の終了地点の手前の運転移行区間の開始地点の通過を含む
    検査方法。
  11. 請求項6乃至10のいずれか一項に記載の検査方法であって、
    前記システム検査は、更に、前記移行要求の出力後に前記運転操作の引き継ぎが行われなかった場合に前記自動運転システムが警告を出すか確認することを含む
    検査方法。
  12. 請求項4乃至11のいずれか一項に記載の検査方法であって、
    前記所定の環境変化は、前記ラインに隣接する他ライン上を流れる他車両の接近を含み、
    前記システム検査は、前記他車両の接近に応答して前記自動運転システムが前記他車両から所定のオフセットを確保する車両走行制御を作動させるか確認することを含む
    検査方法。
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