JP2023082858A - 映像表示装置用のケース - Google Patents

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真一郎 大田
Shinichiro Ota
健一 川村
Kenichi Kawamura
龍範 三雲
Tatsunori Mikumo
良則 組田
Yoshinori Kumita
誠一 近江
Seiichi Omi
知子 中野
Tomoko Nakano
圭司 増田
Keiji Masuda
洋治 奥村
Yoji Okumura
通孝 廣瀬
Michitaka Hirose
智浩 雨宮
Tomohiro Amamiya
一真 青山
Kazuma Aoyama
智洋 谷川
Tomohiro Tanigawa
一成 伊川
Kazunari Ikawa
真希 岡本
Maki Okamoto
修 古川
Osamu Furukawa
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Abstract

【課題】日光による映像表示装置内部の損傷を防止できるようにすること。【解決手段】使用者の眼に接近させた状態で使用される映像表示装置(50)に用いられるケース(10)である。映像表示装置は、使用状態で使用者の眼に対向して配置されるレンズ(60)を備える。ケースは、映像表示装置を収容するケース本体(11)と、ケース本体の一端側に形成される開口(19)と、ケース本体の他端側に設けられ、且つ、使用者が保持するストラップ(S)に接続される接続部(26)とを備えている。接続部にストラップを接続してストラップでケース本体を吊り下げた状態で、ケース本体の開口側が下向きとされる。【選択図】図13

Description

特許法第30条第2項適用申請有り 令和3年6月17日に、株式会社フジタ広島本店会議室において公開した。 令和3年6月29日に、株式会社広島銀行本店応接室において公開した。 令和3年6月30日に、株式会社中国新聞社本社会議室において公開した。 令和3年7月1日に、広島電鉄株式会社本社会議室において公開した。 令和3年7月1日に、林大蔵後援会事務所において公開した。 令和3年7月7日に、広島県庁舎知事室において公開した。 令和3年7月12日に、広島ガス株式会社本社応接室において公開した。 令和3年7月13日に、広島市役所市長公室において公開した。 令和3年7月14日に、学校法人広島山陽学園山陽高等学校理事長室において公開した。 令和3年7月15日に、株式会社フジタ広島本店会議室において公開した。 令和3年7月16日に、株式会社フジタ広島本店会議室において公開した。 令和3年7月29日に、広島市平和記念公園レストハウス内2F喫茶ホールにおいて公開した。 令和3年8月23日に、株式会社サンフレッチェ広島応接室において公開した。 令和3年9月14日に、第26回日本バーチャルリアリティ学会大会において公開した。
本開示は、使用者の顔面に近付けた状態で映像を鑑賞できる映像表示装置用のケースに関する。
従来、ゴーグル形状をなす所定の筐体をユーザの顔面に当接させた状態で映像を鑑賞することができるヘッドマウントディスプレイ(以下、「HMD」とする)が利用されている。特許文献1に開示されているように、HMDは、使用者の眼に応じて設けられた2つの凸レンズと、凸レンズの奥に設けられる表示デバイスとを備えている。
このようなHMDにあっては、例えば、表示デバイスが液晶パネルを含んで構成され、液晶パネルの映像が凸レンズによって光学特性が調整されて使用者の眼に投影される。
特開2021-100257号公報
しかしながら、上記HMDにあっては、屋外で使用した際に日光が凸レンズに差し込むと、凸レンズで日光を集光し、液晶パネルが局所的に高熱となって損傷する、という不都合がある。
ここで、HMDを屋外で使用する態様として、使用者から現時点で見える景色に対し、同じ地点から過去の景色を映像として見せて仮想現実を体験させることが考えられる。これにより、使用者は、HMDの使用によって、現実に見える景色と、過去の景色とを見比べて楽しむことができる。かかる使用において、HMDで映像を見る場合は顔面で凸レンズが覆われた状態となる。一方、現実の景色を見るべく顔面からHMDを離したりHMDを持ち運んだりするときに、凸レンズに日光が差し込み易い状況となる。このような状況でも、上記不都合を解消することが可能な発明の出現が望まれていた。
本開示は、かかる点に鑑みてなされたものであり、日光による映像表示装置内部の損傷を防止することができる映像表示装置用のケースを提供することを目的とする。
本開示における一態様の映像表示装置用のケースは、使用者の眼に接近させた状態で使用される映像表示装置用のケースであって、前記映像表示装置は、使用状態で前記眼に対向して配置されるレンズを備え、前記映像表示装置を収容するケース本体と、前記ケース本体の一端側に形成される開口と、前記ケース本体の他端側に設けられ、且つ、使用者が保持する長尺体に接続される接続部とを備え、前記接続部に前記長尺体を接続して前記長尺体で前記ケース本体を吊り下げた状態で、前記ケース本体の前記開口側が下向きとされる。
本開示によれば、映像表示装置をケース本体に収容した状態で長尺体によりケース本体を吊り下げることで、ケース本体の開口側にある映像表示装置のレンズを下向きにすることができる。これにより、長尺体を把持したり肩に掛けたりする使用者の自然な動作においてレンズを下向きにでき、レンズに日光が差し込むことを防止でき、映像表示装置内部の表示ユニット等が損傷することを回避することができる。
第1の実施の形態に係るケース付き映像表示装置の概略斜視図である。 第1の実施の形態に係るケース及び映像表示装置の概略斜視図である。 第1の実施の形態に係るケース及び映像表示装置の底面図である。 第1の実施の形態に係るケース付映像表示装置の背面図である。 映像表示装置の一部構成を分解した図4と同様の背面図である。 第1の実施の形態に係るケース付映像表示装置の説明用断面模式図である。 第1の実施の形態に係るケースの正面図である。 第1の実施の形態に係るケースの背面図である。 第1の実施の形態に係るケースの平面図である。 第1の実施の形態に係るケース付映像表示装置の底面図である。 第1の実施の形態に係るケースの側面図である。 図7のA-A線断面図である。 第1の実施の形態に係るケース付映像表示装置の使用状態の一例を示す図である。 第2の実施の形態に係るケース付き映像表示装置の概略斜視図である。 第2の実施の形態に係るケース及び映像表示装置の概略斜視図である。 第2の実施の形態に係るケースの正面図である。 第2の実施の形態に係るケースの背面図である。 第2の実施の形態に係るケースの平面図である。 第2の実施の形態に係るケースの底面図である。 第2の実施の形態に係るケースの側面図である。 カバー部材を開放したケースの図20と同様の側面図である。 図16のB-B線断面図である。 第2の実施の形態に係るケース付き映像表示装置の背面図である。 カバー部材を開放したケース付き映像表示装置の図23と同様の背面図である。 第2の実施の形態に係るケース付映像表示装置の使用状態の一例を示す図である。
以下、実施の形態に係る映像表示装置用のケースについて、添付の図面を参照しながら詳細に説明する。なお、本発明は、下記の実施の形態に限定されるものではなく、その要旨を変更しない範囲内で適宜変形して実施することができるものである。以下の図においては、説明の便宜上、一部の構成を省略することがある。また、以下の説明において、特に明示しない限り、「上」、「下」、「左」、「右」、「前」、「後」は、各図において矢印で示した方向を基準(使用者を基準)として用いる。但し、以下の実施の形態での各構成の向きは、一例にすぎず、任意の向きに変更することができる。
[第1の実施の形態]
図1は、第1の実施の形態に係る映像表示装置及び映像表示装置用のケースの概略斜視図である。図2は、第1の実施の形態に係るケース及び映像表示装置の概略斜視図である。図1及び図2に示すように、映像表示装置用のケース(以下、単に「ケース」とする)10には、映像表示装置50が収容される。言い換えると、ケース付き映像表示装置1がケース10及び映像表示装置50を備えて構成される。まず、映像表示装置50の概略構成について、以下に説明する。
映像表示装置50は、いわゆるVRゴーグルを称される装置とされ、使用者の眼に接近させた状態で使用される。映像表示装置50は、ビデオ映像等の画像を大画面に映し出した場合と同等の画像として仮想的に体感可能な装置とされる。映像表示装置50は、本体ユニット51と、本体ユニット51とは別体となるバッテリーユニット52とを備えている。本体ユニット51とバッテリーユニット52とは、電力供給用の帯状をなすケーブル53によって接続されている。ケーブル53は折り畳まれた状態で結束されてケース10に収容される。
本体ユニット51は、前方(正面)から見て左右に長く各コーナーが円弧状となる長方形状に形成される筐体55を備えている。なお、筐体55は、概ね前後方向に延出しているが、前方から後方に向かって広がるテーパ形状に形成される。筐体55の上面55aにはケーブル53が接続されている。
図3は、第1の実施の形態に係るケース及び映像表示装置の底面図である。図3に示すように、筐体55の下面55bには、電源等のボタンやUSBポート等が左右に並ぶ操作領域56が設けられる。
筐体55は、後端55c側が開放して形成されている。図2にも示すように、筐体55の後端55cは、使用者の顔面形状に応じ、左右両側より中央部が前方に凹んで形成されている。また、筐体55における後端55cの下側中央部は、使用者の鼻に応じて更に凹んで形成されている。
図4は、第1の実施の形態に係るケース付映像表示装置の背面図である。図5は、映像表示装置の一部構成を分解した図4と同様の背面図である。図4及び図5に示すように、筐体55の後端55c側には、上下方向及び左右方向に沿う仕切壁58が設けられている。仕切壁58は、筐体55における後端55c側に配置されている。
仕切壁58には、左右に並んで一対のレンズ60が設けられている。仕切壁58は、レンズ60を保持する一対の開口を備え、該開口の形成縁を肉厚としてレンズ60の外周を嵌め込み可能な保持部58aを形成し(図6参照)、保持部58aを介してレンズ60を保持している。筐体55の後端55c側は開放しているので、仕切壁58及び各レンズ60は筐体55の後方(図4及び図5中手前方向)にて表出可能な状態となる。仕切壁58の下側中央部は、使用者の鼻に応じて窪み部58bが形成されている。窪み部58bは、筐体55における後端55cの下側中央部で凹んだ部分に対応する位置に設けられる。
各レンズ60は、映像表示装置50の使用状態にて、使用者の眼に対向して配置される。レンズ60は、本実施の形態では両凸、平凸等の種々のタイプの凸レンズを採用でき、また、所望の焦点距離及び光学特性を実現するための光学系の一部若しくは全部として採用することができる。
図6は、第1の実施の形態に係るケース付映像表示装置の説明用断面模式図である。なお、図6では、バッテリーユニット52及びケーブル53の他、筐体55内の一部構成の図示を省略する。図6に示すように、筐体55の内部におけるレンズ60の前方には、映像表示デバイス62が設けられる。映像表示デバイス62としては、画素に対応して表示領域にマトリクス状に画素回路が配列される液晶表示パネルを採用できる。また、映像表示デバイス62は、レンズ60を透過して映像を使用者の眼に投影できるものであれば、種々の構成を採用でき、液晶表示パネルに代えて有機ELパネル等を採用してもよい。更に、映像表示デバイス62は、スマートフォン等の外部端末装置を筐体55内に着脱自在に設けて利用してもよい。
映像表示装置50は、レンズ60から後方へ所定距離離れて配置されるプレート64と、レンズ60に対する遮蔽部65と、筐体55の後端55c側に設けられる当接部材67とを備えている。遮蔽部65はプレート64の後面に積層されて形成される。よって、遮蔽部65はプレート64に一体化されるので、かかる一体化された構成をアタッチメント68として利用することができる。これにより、映像表示装置50にアタッチメント68を後付けして遮蔽部65の後述する機能を得られるようにすることができる。また、映像表示装置50にアタッチメント68を容易に着脱でき、アタッチメント68のメンテナンスや交換を容易に行うことができる。
プレート64は、筐体55の後端55c側から筐体55内に配置され、プレート64(アタッチメント68)の前面が仕切壁58の保持部58aに当接される。プレート64は、厚み方向に光を透過する透明な(透明性の高い)素材によって構成されている。プレート64は、光を透過する素材として有機ガラスや無機ガラスを用いることができ、強度やコストの観点から、アクリル樹脂やポリカーボネートによって構成することが好ましい。
当接部材67は、使用者の顔面に当接するクッション部材67aと、クッション部材67aの前端側に接続されて筐体55の後端55c側に嵌合する接続部67bとを備えている。当接部材67の接続部67bは、筐体55の後端55c側に嵌合した状態で、アタッチメント68の後面に当接される。これにより、当接部材67の接続部67bと仕切壁58の保持部58aとによりアタッチメント68を前後から挟み込み、プレート64を含むアタッチメント68を、当接部材67を介して保持することができる。なお、当接部材67は、筐体55の後方に装着できる限りにおいて、接続部67bによる嵌合以外の構成を採用することができる。例えば、図4に示すように、クッション部材67aと、ケース10の後述する上壁12、左側壁14及び右側壁15とが対向する面それぞれに面ファスナ69(二点鎖線で図示)を設け、かかる面ファスナ69によって筐体55の後方に当接部材67を着脱自在に設けてもよい。この場合、アタッチメント68と仕切壁58とが対向する面それぞれに面ファスナ70(二点鎖線で図示)を設け、かかる面ファスナ70によって仕切壁58にアタッチメント68が着脱自在に設けられる。
図5に戻り、プレート64を含むアタッチメント68において、仕切壁58の窪み部58bに沿う位置には、凹み部68aが形成される。また、当接部材67において、仕切壁58の窪み部58b及びアタッチメント68の凹み部68aに沿う位置には、窪み部67cが形成される。従って、アタッチメント68(プレート64)の凹み部68a及び当接部材67の窪み部67cは、仕切壁58の窪み部58bと同様に、使用者の鼻に対応する領域に形成されている。アタッチメント68の凹み部68aが形成されることで、当接部材67の窪み部67cが凹み部68aを通過して仕切壁58の窪み部58bに受容される。
遮蔽部65は、プレート64の後面側に積層されるシート状またはフィルム状部材とされる。遮蔽部65は、以下の第1及び第2の機能の両方を発揮できるよう構成される。第1の機能としては、レンズ60を透過した映像表示装置50内部の映像を使用者の眼に投影することを許容する。第2の機能としては、映像表示装置50の外部からレンズ60に入射する日光を遮断または減衰する。以下、遮蔽部65の第1の機能及び第2の機能のそれぞれについて、以下に説明する。
第1の機能が発揮される状況となる映像表示装置50で使用者が映像を見るときに、使用者の眼がレンズ60に接近した状態となり、筐体55の後端55c側は概ね閉塞された状態になる。この状態で、筐体55のレンズ60を挟む内外において暗い状態が確保され、映像表示装置50内部の映像となる映像表示デバイス62の映像が表示される。表示された映像の光は、レンズ60を透過してから遮蔽部65に入射する。遮蔽部65は、レンズ60を透過した映像の光の全部ないし大部分を透過する。これにより、遮蔽部65は、使用者の眼に映像の光が投影されることを許容し、第1の機能を発揮する。言い換えると、映像表示装置50の使用状態において、遮蔽部65は、レンズ60を透過して前方から入射する映像の光への反射率が低く構成され、使用者が映像を視認することができる。
第2の機能が発揮される状況として、映像表示装置50における筐体55の後端55c側を上向きとして日光(太陽光)が差し込む状態を例示できる。この状態で、遮蔽部65は、遮蔽部65におけるレンズ60と反対側(後側)から入射する日光の全部または大部分を反射する。これにより、遮蔽部65は、レンズ60に入射する日光を遮断または減衰し、ひいては、映像表示装置50内に入射する日光を遮断または減衰することで、第2の機能を発揮する。
遮蔽部65でレンズ60に入射する日光が減衰される場合、日光に含まれる熱線も減衰され、レンズ60に入射した日光が筐体55内にて集光されても、筐体55内や映像表示デバイス62で集光した箇所が高温になることを回避することができる。また、遮蔽部65でレンズ60に入射する日光が遮断される場合、レンズ60に日光が入射せず、レンズ60が集光し得ないので、筐体55内や映像表示デバイス62にて高温になる箇所が発生することを回避することができる。
また、遮蔽部65は、上述の日光の反射や減衰に代えて、若しくは、上述の日光の反射や減衰に加えて日光を吸収する機能を発揮する構成としてもよい。かかる吸収機能の発揮により、日光に含まれる熱線が遮蔽部65で減少して透過される。よって、レンズ60に入射した日光が筐体55内にて集光されても、筐体55内や映像表示デバイス62で集光した箇所が高温になることを回避でき、第2の機能を発揮することができる。
遮蔽部65がプレート64に積層されて一体化されたアタッチメント68は、ワンウェイミラー(one-way mirror)やハーフミラー、マジックミラーと称される構造となる。
遮蔽部65は、入射する日光を反射する光反射層及び入射する日光を吸収する熱線吸収層の少なくとも一方を透明フィルム状基体の表面に設けた構成を例示することができる。透明フィルム状基体の裏面には遮蔽部65をプレート64に積層するための接着剤層が設けられる。
遮蔽部65の光反射層は、日光を全部反射する機能を有する。もしくは、日光の一部ないし大部分を反射して残りの日光を透過する機能を有する、つまり日光を減衰させ、レンズ60を介して映像表示デバイス62に集光の発生を低減させる構成としてもよい。光反射層の具体例として、好ましくは金属蒸着層を挙げることができ、その他の金属スパッタリング層、金属プラズマ層、金属粉練り込み層、金属メッキ層、化学メッキ層等としてもよい。これらに使用される金属の種類としては、好ましくはアルミニウムを挙げることができ、他の例として、金、銀、銅、ニッケル、コバルト、クロム、スズ、インジウム等が挙げられる。光反射層は、上記金属蒸着層に代え、上記金属蒸着層と同等の機能を発揮するようフィルムを貼り合わせた構成としてもよい。
遮蔽部65の熱線吸収層は、赤外線を吸収することができる層であり、例えば赤外線吸収剤を含む層とされる。遮蔽部65の熱線吸収層は、レンズ60に入射する日光の少なくとも赤外域を吸収可能とされる。具体的には例えば透明基材フィルムに赤外線吸収剤が練り込まれたフィルム層、赤外線吸収剤を含むコート層、赤外線吸収剤を含む印刷層等が挙げられる。赤外線吸収剤としては、酸化スズ、酸化インジウム、酸化インジウム錫、酸化マグネシウム、酸化チタン、酸化クロム、酸化ジルコニウム、酸化ニッケル、酸化アルミニウム、酸化亜鉛、酸化鉄、酸化アンチモン、アンチモンドープ酸化錫、酸化鉛、酸化ビスマス等の無機赤外線吸収剤、フタロシアニン類、ナフタロシアニン類、アントラキノン類等の有機赤外線吸収剤などが使用できる。
遮蔽部65の透明フィルム状基体としては、好ましくはポリエステル樹脂フィルムを挙げることができ、他の例として、塩化ビニル樹脂フィルム、ポリオレフィン樹脂フィルム等の各種樹脂のフィルム、またはこれらの積層フィルムが挙げられる。
続いて、ケース10について図1ないし図3に加え、図7ないし図13を参照して説明する。図7は、第1の実施の形態に係るケースの正面図である。図8は、第1の実施の形態に係るケースの背面図である。図9は、第1の実施の形態に係るケースの平面図である。図10は、第1の実施の形態に係るケース付映像表示装置の底面図である。図11は、第1の実施の形態に係るケースの側面図である。図12は、図7のA-A線断面図である。図13は、第1の実施の形態に係るケース付映像表示装置の使用状態の一例を示す図である。
図1及び図2に示すように、ケース10は、映像表示装置50のバッテリーユニット52を前方、本体ユニット51を後方に並べて両方収容するケース本体11を備えている。ケース本体11は、適宜な合成樹脂によって構成される。ケース本体11は、前後方向に延びる上壁12、下壁13、左側壁14及び右側壁15と、これらの前端より少し後方に設けられた前壁17とを備えている。なお、ケース本体11は、紙、木材、アルミなど比重の軽い金属で構成されてもよい。
ケース本体11は、収容する映像表示装置50の筐体55に沿って配置できるように上壁12、下壁13、左側壁14及び右側壁15が筒状体として形成されている。かかる筒状体は、概ね前後方向に延出しているが、筐体55の形状に応じて前方から後方に向かって広がるテーパ形状に形成される。ケース本体11の後端側(一端側)は閉塞されずに開口19が形成される。ケース本体11に映像表示装置50を収容した状態で、開口19側に映像表示装置50のレンズ60が配置される(図5、図6参照)。
ケース本体11の前端側(他端側)は、前壁17によって閉塞されている。前壁17は、左右方向にて両端側より中央が前方に膨らむ湾曲形状に形成されている。ここで、上述のバッテリーユニット52は湾曲した形状を備え、かかるバッテリーユニット52の湾曲形状に沿う湾曲形状に前壁17が形成されている。これにより、ケース本体11の空きスペースを少なくし、ケース本体11内に筐体55とバッテリーユニット52を収容したときに移動するスペースを減らすことで安定性を図ることができる。
前壁17の左右両端側(図1、図2では右側について不図示)には、延長片17aが連なって形成されている。延長片17aは左側壁14及び右側壁15の内面に沿うように折り曲げられ、後述するグロメット25を介して左側壁14及び右側壁15に取り付けられる。また、前壁17は、上壁12及び下壁13の内面に対し、L字状をなす片部材21を介して接合される。
ケース本体11の上壁12には、前後方向に細長い角穴12aが形成されている。角穴12aには、ケース本体11内にて折り畳まれた状態となるケーブル53が嵌め込まれるようになる。
図3に示すように、ケース本体11は、下壁13に左右方向に延出するスロット穴状の窓部13aを有している。窓部13aは、映像表示装置50の筐体55の下面55bにおける操作領域56に応じて形成され、窓部13aを通じて操作領域56にアクセスできるようになる(図10参照)。下壁13の左右方向中央部分には、前後方向に亘って補強壁22が設けられる。補強壁22は窓部13aと重ならないように二分割される。
図9及び図10に示すように、ケース本体11の上壁12及び下壁13の後端側は、使用者の顔面形状に応じ、左右両側より中央部が前方に凹んで形成されている。よって、ケース本体11は、左側壁14及び右側壁15の後部領域が後方に突出するように形成され、かかる後部領域が遮光壁体23とされる。言い換えると、ケース本体11の後端側(一端側)にて、一対のレンズ60(図5参照)の並び方向となる左右両側に遮光壁体23が形成され、遮光壁体23によって、ケース本体11の外部から内部への光を遮るようになる。なお、下壁13の後端側中央部は、使用者の鼻に応じて更に凹んで形成されている。
ケース本体11の左側壁14及び右側壁15における前端側(他端側)には、穴24が形成される。より具体的には、穴24は、左側壁14及び右側壁15の前端直近位置、若しくは、かかる前端から若干の隙間を介して形成される。各穴24は、左側壁14及び右側壁15の前端側に直接形成された穴(不図示)にグロメット25が設けられることによって形成される。かかる穴24及びグロメット25によって接続部26が構成され、ケース本体11には接続部26が左右2箇所位置に設けられる。各接続部26は、左側壁14及び右側壁15の上下方向中央位置に設けられる。なお、グロメット25は、前壁17の延長片17aを貫通している。よって、延長片17aは、前壁17の左右両側を固定する機能と、グロメット25周りの補強片としての機能とを有する。
図13に示すように、接続部26には長尺体となるストラップSが接続される。ストラップSの両端には接続金具Saが設けられ、かかる接続金具Saが接続部26の穴24に挿通された状態が維持される。接続金具Saは、特に限定されるものでないが、ナスカンやDカン、カラビナ、それらの組み合わせ等によって構成される。
使用者がケース付き映像表示装置1を携帯したり持ち運んだりする場合、ストラップSを肩や首に通してストラップSが使用者によって保持される。このとき、ケース10を含むケース付き映像表示装置1がストラップSによって吊り下げられた状態となる。この状態で、ケース10の前方としていた接続部26側が鉛直方向上側に位置し、開口19側が下向きとされる。
このような第1の実施の形態によれば、使用者が映像表示装置50にて映像を見る場合、映像表示装置50が収容されたケース10を両手で持って開口19側の当接部材67を顔面に接触させる。これにより、使用者の眼にレンズ60が接近した状態となり、映像表示デバイス62に表示される映像がレンズ60を透過して使用者の眼に投影される。
ケース10の開口19側を使用者の顔面に接近させると、ケース10内が暗い状態になり、映像表示装置50全体も暗い空間内に配置された状態となる。このような状態にて、レンズ60と使用者の眼との間に位置する遮蔽部65は、レンズ60を透過した映像の光が透過することを許容し、使用者が映像表示装置50にて映像を視認することができる。なお、映像表示装置50は、近接センサ等の検出部(図示省略)を備え、かかる検出部に対して使用者の顔面が接近しているか否かを検出し、検出結果に応じて映像表示デバイス62のON/OFF制御が行われる。
なお、ケース本体11の左右両側には遮光壁体23が形成されるので、ケース本体11の外部から内部への光を遮ってケース10内が暗い状態を良好に保つことができる。
また、使用者が映像表示装置50にて映像を見ることを一時的に中断したりする場合、顔面から当接部材67を離して両手でケース10を持った姿勢になり易い。かかる姿勢では、ケース10の開口19側及び映像表示装置50における筐体55の後端55c側が上を向いてしまう場合がある。このような場合、ケース付き映像表示装置1を屋外で使用すると、日光が筐体55内の遮蔽部65に入射される。遮蔽部65は、上述のように日光を遮断、減衰、吸収する機能の少なくとも1つを有するので、レンズ60に日光が入射することを防止したり、レンズ60に日光が入射して筐体55内にて集光されても、集光した箇所が高温になることを抑制できる。これにより、筐体55内や映像表示デバイス62において、レンズ60による集光に起因する損傷を回避することができる。
更に、接続部26を設けてケース本体11の開口19と反対側にストラップSを簡単に取り付けることができる。ストラップSを取り付けることで、使用者が映像表示装置50にて映像を見ずにケース付き映像表示装置1を持ち運んだりする場合、ストラップSを使用者の肩や首に通してケース付き映像表示装置1が保持される。このように保持することで、ケース付き映像表示装置1がストラップSによって吊り下げられた状態になる。
かかる状態で、図13に示すように、ケース10の前方としていた接続部26側が鉛直方向上側に位置し、開口19側を下向きとすることができる。言い換えると、ケース10に収容された映像表示装置50における筐体55の後端55c及びレンズ60を下向きとすることができる。屋外での使用において、日光は上方や斜め上方から差し込むため、下向きとなるレンズ60に日光が入射することを防止することが可能となる。従って、使用者が映像表示装置50を未使用時においても、レンズ60に日光が入射することを防止でき、レンズ60での集光に起因する映像表示デバイス62等の損傷を回避することができる。
このように、ケース本体11に接続部26を設けたことで、ストラップSによる吊り下げ保持を促進し、ひいては、レンズ60を下向きに保った状態で持ち運ぶようにして日光の入射による損傷を防止することができる。
また、ケース本体11の開口19と反対側となる前端側に接続部26を設けたので、ストラップSによるケース10の吊り下げ状態で、レンズ60が下向きになることを維持し易くなる。しかも、接続部26が左右の2箇所に設けられるので、ストラップSの長手方向両端を装着して吊り下げ保持し易い状態にすることができる。
更には、接続部26が穴24を有するので、接続金具Saとの連結を容易にでき、種々のストラップS等の長尺体に対する汎用性を高めることができる。
[第2の実施の形態]
次に、本発明の第2の実施の形態について図14ないし図25を参照して説明する。なお、以下の説明において、第1の実施の形態と同一若しくは同等の構成部分については同一符号を用いる場合があり、説明を省略若しくは簡略にする場合がある。図14は、第2の実施の形態に係るケース付き映像表示装置の概略斜視図である。図15は、第2の実施の形態に係るケース及び映像表示装置の概略斜視図である。図16は、第2の実施の形態に係るケースの正面図である。図17は、第2の実施の形態に係るケースの背面図である。図18は、第2の実施の形態に係るケースの平面図である。図19は、第2の実施の形態に係るケースの底面図である。図20は、第2の実施の形態に係るケースの側面図である。図21は、カバー部材を開放したケースの図20と同様の側面図である。図22は、図16のB-B線断面図である。図23は、第2の実施の形態に係るケース付き映像表示装置の背面図である。図24は、カバー部材を開放したケース付き映像表示装置の図23と同様の背面図である。図25は、第2の実施の形態に係るケース付映像表示装置の使用状態の一例を示す図である。
図14から図17に示すように、第2の実施の形態では、第1の実施の形態に対し、ケース本体11の後端側にパッド31を設け、ケース本体11の開口19を開閉するカバー部材32(図14から図16では不図示)を設けた構成としている。
第2の実施の形態において、パッド31は、発泡樹脂等のクッション性を有する部材によって構成される。パッド31は、ケース本体11の上壁12及び下壁13の後端側に取り付けられている。上壁12に取り付けられるパッド31は1本とされ、その両端が上壁12の左右両端付近に位置するように延出して設けられている。下壁13に取り付けられるパッド31(図14、図15では不図示)は、使用者の鼻に対応する領域を挟むように左右に2本設けられている。
なお、第2の実施の形態において、ケース本体11にパッド31を設けたことで、第1の実施の形態の映像表示装置50における当接部材67を省略した構成としている。映像表示装置50のアタッチメント68(図24参照)は、例えば、筐体55内面側に適宜な嵌合構造を設けて第1の実施の形態と同様の位置に保持される構成を採用できる。また、アタッチメント68は、仕切壁58や保持部58aに接着したり、仕切壁58や保持部58aの相対面に面ファスナを設けて着脱自在に設ける構成を採用してもよい。
カバー部材32は、ケース本体11と同様に適宜な合成樹脂によって構成されている。図17から図24に示すように、カバー部材32は、1枚の板状体を折り曲げて形成されている。カバー部材32は、方形状に形成されて左側壁14の内面に固定される固定面部34と、固定面部34に折り曲げ部35を介して連なり、ケース本体11の内部に収まる大きさに形成されたカバー本体36とを備えている。折り曲げ部35は、固定面部34とカバー本体36との境界位置に延びる溝等によって形成される。カバー本体36の上端側には半円弧状の切り欠き部36aが形成される。
カバー本体36は、折り曲げ部35を回転中心位置として回動する方向に変位可能に設けられ、かかる変位によってケース本体11の開口19を開閉可能に設けられている。具体的には、図23に示す状態にて、カバー本体36が上下及び左右方向に沿って配置され、ケース本体11の内部に収まって開口19の四隅を除く大部分が閉塞される。この状態にて、カバー本体36によってレンズ60の後方(図23中手前方向)が被覆された状態となる。
また、図23に示す状態からカバー本体36を後方に回動させ、図21及び図24に示すようにカバー本体36を前後方向に沿って配置させることができる。この状態で、カバー本体36がケース本体11の開口19から退避されて開口19が開放され、カバー本体36によるレンズ60後方の被覆が解除される。そして、映像表示装置50の後方では遮蔽部65(アタッチメント68)が露出される。このように、カバー部材32は、カバー本体36の開閉によってレンズ60後方を被覆した状態と、レンズ60後方から退避した状態とを切り替えることができる。
カバー本体36がケース本体11の開口19を閉塞した状態で、カバー本体36の先端側となる図23中右端側の後方隣接位置にはブロック状をなすストッパ38が設けられる。ストッパ38は、図23に示す状態にて、カバー本体36が開放する方向に回動することを規制している。従って、図25に示すように、ケース本体11の開口19を下向きとして吊り下げても、カバー本体36が開放せずに開口19を閉塞した状態を維持することができる。
カバー本体36がケース本体11の開口19を閉塞した状態から開放する場合、使用者の指先等による意図的な外力を加えることで、カバー本体36を後方に引き出す。これにより、カバー本体36が弾性的に撓み変形し、カバー本体36の先端がストッパ38に擦れながら後方に移動して開放動作できるようになる。
また、カバー本体36がケース本体11の開口19を開放した状態から閉塞する場合、使用者がケース本体11の開口19を上向きとすればよい。これにより、カバー本体36の先端側が上向きとなった状態から自重で倒れる方向に回動、すなわち、開口19を閉塞する方向に回動する。かかる閉塞方向の回動は、カバー本体36が自重によって加速して行われる。よって、カバー本体36が開口19を閉塞する手前で、カバー本体36の先端がストッパ38に当接するものの、カバー本体36が弾性的に撓み変形しつつ、カバー本体36の先端がストッパ38に擦れて閉塞方向の回動が継続される。かかるカバー本体36の回動の継続によって、カバー本体36の先端側がストッパ38より前方に配置されてカバー本体36が開口19を閉塞した状態となり、かかる状態がストッパ38で維持される。
このように第2の実施の形態によれば、ケース本体11の開口19を上向きとするだけで、カバー本体36に触れたり操作したりせずにカバー本体36で開口19を閉塞することができる。これにより、日光がレンズ60に入射し易い開口19の上向き状態で、カバー本体36によってレンズ60を効果的に被覆でき、レンズ60への日光の入射をより良く防止できる。
また、図25に示すように、ケース本体11の開口19を下向きとしても、ストッパ38でカバー本体36により開口19を閉塞した状態を維持でき、カバー本体36が意図せず開放してぶらついた状態になることを回避することができる。
なお、本発明は上記各実施の形態に限定されず、種々変更して実施することが可能である。上記各実施の形態において、添付図面に図示されている大きさや形状、方向などについては、これに限定されず、本発明の効果を発揮する範囲内で適宜変更することが可能である。その他、本発明の目的の範囲を逸脱しない限りにおいて適宜変更して実施することが可能である。
例えば、遮蔽部65は、上述した機能を発揮する限りにおいて、形態や形成位置等、種々の変更が可能である。例を挙げると、プレート64の後面に設けた遮蔽部65をプレート64の前面や両面に設けてもよく、また、アタッチメント68を省略してレンズ60の表面に遮蔽部65を塗膜形成等によって積層して形成してもよい。
また、第1の実施の形態では、遮蔽部65を含むアタッチメント68を当接部材67と仕切壁58とで挟んで保持したが、アタッチメント68を当接部材67に嵌合等によって装着するようにしてもよい。この場合、当接部材67は、筐体55の後端55c側に嵌合する構成に代え、ケース本体11の開口19側に装着される構成としてもよい。
また、接続部26は、ストラップS等の長尺体を接続できる限りにおいて、変更してもよい。例えば、接続部26は、ケース本体11自体に形成される穴としたり、ケース本体11にリング部材等を設けて長尺体を接続できるようにしてもよい。
また、長尺体としてストラップSを採用した場合を説明したが、長尺体は、帯状や紐状、チェーン状の部材にする等、長さや形状は限定されるものでない。
また、映像表示装置50は、本体ユニット51にバッテリーを内蔵して別体となるバッテリーユニット52を省略してもよい。
また、映像表示装置50の筐体55の形状は、上記各実施の形態以外の形状を採用してもよく、ケース10に収容できる限りにおいて限定されるものでない。
また、ケース本体11の角穴12aや窓部13aは、映像表示装置50の構成に応じて形成位置を変更したり、省略したりしてもよい。
本発明は、日光による映像表示装置内部の損傷を防止することができる映像表示装置用のケースに関する。
1 :ケース付き映像表示装置
10 :ケース
11 :ケース本体
13a :窓部
19 :開口
23 :遮光壁体
24 :穴
26 :接続部
32 :カバー部材
50 :映像表示装置
56 :操作領域
58 :仕切壁
60 :レンズ
64 :プレート
65 :遮蔽部
67 :当接部材
68a :凹み部
S :ストラップ(長尺体)

Claims (7)

  1. 使用者の眼に接近させた状態で使用される映像表示装置用のケースであって、
    前記映像表示装置は、使用状態で前記眼に対向して配置されるレンズを備え、
    前記映像表示装置を収容するケース本体と、
    前記ケース本体の一端側に形成される開口と、
    前記ケース本体の他端側に設けられ、且つ、使用者が保持する長尺体に接続される接続部と、を備え、
    前記接続部に前記長尺体を接続して前記長尺体で前記ケース本体を吊り下げた状態で、前記ケース本体の前記開口側が下向きとされる、映像表示装置用のケース。
  2. 前記接続部は前記ケース本体に設けられた穴である、請求項1に記載の映像表示装置用のケース。
  3. 前記映像表示装置は、前記レンズを含む本体ユニットと、前記本体ユニットとは別体となるバッテリーユニットとを備え、
    前記ケース本体は、前記本体ユニットと前記バッテリーユニットとの両方を収容する、請求項1または請求項2に記載の映像表示装置用のケース。
  4. 前記レンズは一対とされて並んで設けられ、
    前記ケース本体の一端側における前記レンズの並び方向両側には、前記ケース本体の外部から内部への光を遮る遮光壁体が形成されている、請求項1ないし請求項3のいずれか一項に記載の映像表示装置用のケース。
  5. 前記ケース本体の内部に装着される遮蔽部が設けられ、
    前記遮蔽部は、前記レンズを透過した前記映像表示装置内部の映像を使用者の前記眼に投影することを許容し、且つ、前記レンズに入射する日光を遮断または減衰する、請求項1ないし請求項4のいずれか一項に記載の映像表示装置用のケース。
  6. 前記ケース本体には前記開口を開閉するカバー部材が設けられている、請求項1ないし請求項5のいずれか一項に記載の映像表示装置用のケース。
  7. 前記ケース本体は、前記映像表示装置の所定の操作領域に応じて形成される窓部を有する、請求項1ないし請求項6のいずれか一項に記載の映像表示装置用のケース。
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