JP2023082820A - 電磁接触器 - Google Patents

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和幸 渡邉
Kazuyuki Watanabe
岳 浅沼
Takeshi Asanuma
裕之 立川
Hiroyuki Tachikawa
啓 岩本
Hiroshi Iwamoto
伸夫 鈴木
Nobuo Suzuki
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Abstract

【課題】電磁接触器の可動体を閉極位置に確実に保持する。【解決手段】電磁接触器100は、固定電極31および可動電極32を含む開閉部30と、可動電極32に固定された可動体40と、可動体40を、可動電極32が固定電極31に接触する閉極位置と、可動電極32が固定電極31から離間する開極位置との間で、電磁力により移動させる駆動機構50と、可動体40を閉極位置に保持する保持機構60とを具備する。可動体40の側面には凹部Qが形成される。保持機構60は、可動体40が閉極位置に移動することで凹部Qに係合する保持体と、保持体を可動体40から離間させることで凹部Qに対する保持体の係合を解除する解除機構とを含む。【選択図】図2

Description

本開示は、電磁力を利用して可動電極を固定電極に対して接触および離間させる電磁接触器に関する。
従来から各種の電磁接触器が提案されている。例えば特許文献1には、可動電極に固定された可動軸を、当該可動電極が固定電極に接触する閉極位置と、当該可動電極が固定電極から離間する開極位置との間で電磁的に移動させる電力用開閉装置が開示されている。特許文献1の電力用開閉装置は、可動軸が貫通するヨークと、ヨークの内側に設置された永久磁石と、可動軸の端部に固定されてヨークの内側に位置するアマチュアとを具備する。永久磁石が形成する磁気回路の電磁力によりアマチュアをヨークに吸着することで、可動体は閉極位置に保持される。
特開2003-31087号公報
しかし、特許文献1の技術においては、可動体を閉極位置に保持するために大型の永久磁石が使用されるから、例えば磁性体の塵埃が永久磁石またはヨークに吸着される可能性がある。したがって、例えば永久磁石またはヨークとアマチュアとの間に塵埃が進入し、結果的に可動体を閉極位置に保持する保持力が低下する可能性がある。以上の事情を考慮して、本開示のひとつの態様は、電磁接触器の可動体を閉極位置に確実に保持することを目的とする。
上記課題を解決するために、本開示のひとつの態様に係る電磁接触器は、固定電極および可動電極を含む開閉部と、前記可動電極に固定された可動体と、前記可動体を、前記可動電極が前記固定電極に接触する閉極位置と、前記可動電極が前記固定電極から離間する開極位置との間で、電磁力により移動させる駆動機構と、前記可動体を前記閉極位置に保持する保持機構とを具備し、前記可動体の側面には凹部が形成され、前記保持機構は、前記可動体が前記閉極位置に移動することで前記凹部に係合する保持体と、前記保持体を前記可動体から離間させることで前記凹部に対する前記保持体の係合を解除する解除機構とを含む。
本開示の他の態様に係る電磁接触器は、第1開閉ユニットおよび第2開閉ユニットと、駆動機構と、保持機構と、係合部とを具備し、前記第1開閉ユニットおよび前記第2開閉ユニットの各々は、固定電極および可動電極を含む開閉部と、前記可動電極に固定された可動体とを含み、前記係合部は、前記第1開閉ユニットの前記可動体と前記第2開閉ユニットの前記可動体とにわたり連続する部材であり、当該係合部の側面には凹部が形成され、前記駆動機構は、前記第1開閉ユニットおよび前記第2開閉ユニットの各々における前記可動体を、前記可動電極が前記固定電極に接触する閉極位置と、前記可動電極が前記固定電極から離間する開極位置との間で、電磁力により移動させ、前記保持機構は、前記第1開閉ユニットおよび前記第2開閉ユニットの各々における前記可動体を前記閉極位置に保持し、前記保持機構は、前記可動体が前記閉極位置に移動することで前記凹部に係合する保持体と、前記保持体を前記可動体から離間させることで前記凹部に対する前記保持体の係合を解除する解除機構とを含む。
第1実施形態に係る電磁接触器の正面図である。 開極状態にある1個の開閉ユニットに着目した側面図である。 閉極状態にある1個の開閉ユニットに着目した側面図である。 開極状態における保持機構および係合部の拡大図である。 閉極状態における保持機構および係合部の拡大図である。 係合部の構成図である。 対比例において開極状態にある1個の開閉ユニットに着目した側面図である。 対比例において閉極状態にある1個の開閉ユニットに着目した側面図である。 第2実施形態における電磁接触器の要部に関する背面図である。 変形例における電磁接触器の要部に関する背面図である。 変形例における電磁接触器の要部に関する背面図である。 変形例における電磁接触器の要部に関する背面図である。 変形例における係合部の構成図である。 変形例における係合部の構成図である。
本開示を実施するための形態について図面を参照して説明する。なお、各図面においては、各要素の寸法および縮尺が実際の製品とは相違する場合がある。また、以下に説明する形態は、本開示を実施する場合に想定される例示的な一形態である。したがって、本開示の範囲は、以下に例示する形態には限定されない。
A:第1実施形態
図1は、第1実施形態に係る電磁接触器100の正面図である。第1実施形態の電磁接触器100は、例えば3相モータ等の電動機に対する電力の供給/遮断を切替える電力用の開閉装置である。
図1に例示される通り、電磁接触器100は、支持フレーム10と3個の開閉ユニット20と駆動機構50と3個の保持機構60とを具備する。図2および図3は、1個の開閉ユニット20に着目した側面図である。
なお、以下の説明においては、図1から図3に図示される通り、相互に直交するX軸とY軸とZ軸とを想定する。X軸に沿う一方向をX1方向と表記し、X1方向の反対の方向をX2方向と表記する。同様に、Y軸に沿う一方向をY1方向と表記し、Y1方向の反対の方向をY2方向と表記する。Y1方向は、電磁接触器100の前方に相当し、Y2方向は、電磁接触器100の後方に相当する。また、Z軸に沿う一方向をZ1方向と表記し、Z1方向の反対の方向をZ2方向と表記する。Z1方向は鉛直方向の下方に相当し、Z2方向は鉛直方向の上方に相当する。
図1の支持フレーム10は、3個の開閉ユニット20を支持する絶縁性の構造体である。3個の開閉ユニット20は、X軸に沿って相互に間隔をあけて配列される。3個の開閉ユニット20の各々は、電動機の各相に対応する開閉装置である。各開閉ユニット20は、開閉部30と可動体40とを具備する。
図2および図3に例示される通り、開閉部30は、固定電極31と可動電極32とを含む構造体である。固定電極31は、固定的に設置された接触子である。可動電極32は、固定電極31に対してZ軸の方向(Z1,Z2)に移動可能な接触子である。可動電極32は、Z2方向に移動することで固定電極31に接触し(図3)、Z1方向に移動することで固定電極31から離間する(図2)。
第1実施形態の開閉部30は、固定電極31と可動電極32とを収容する真空容器33を含む真空バルブである。すなわち、第1実施形態の電磁接触器100は、真空バルブを利用した真空電磁接触器である。固定電極31には外部接続用の接続端子11が電気的に接続され、可動電極32には外部接続用の接続端子12が電気的に接続される。
可動体40は、可動電極32に固定された構造体であり、Z軸に沿って移動可能である。具体的には、可動体40は、可動電極32のうちZ1方向に位置する端部に連結される。図2および図3に例示される通り、可動体40は、連結ロッド41と絶縁体42と操作ロッド43と操作バネ44と係合部45とを具備する。
連結ロッド41は、Z軸に沿う導電性の棒状部材である。連結ロッド41のうちZ2方向の端部が可動電極32に連結される。操作ロッド43は、Z軸に沿う導電性または絶縁性の棒状部材である。操作ロッド43は、連結ロッド41に対してZ1方向に位置する。絶縁体42は、連結ロッド41と操作ロッド43との間に介在する絶縁性の構造体である。具体的には、連結ロッド41におけるZ1方向の端部が絶縁体42の上面に連結され、操作ロッド43におけるZ2方向の端部が絶縁体42の下面に連結される。したがって、連結ロッド41と操作ロッド43とは、絶縁体42により電気的に絶縁された状態で相互に同軸に設置される。連結ロッド41および操作ロッド43の中心軸は、可動体40の中心軸Aに相当する。中心軸AはZ軸に平行な軸線である。可動体40の中心軸Aの方向をZ軸の方向と表現してもよい。
操作ロッド43のうち絶縁体42から離間した位置にはフランジ46が形成される。フランジ46は、操作ロッド43の外周面から突出する円環型の板状部分である。フランジ46の上面と絶縁体42の下面との間に操作バネ44が設置される。操作ロッド43は、フランジ46からZ1方向に突出する。操作ロッド43のうちフランジ46からZ1方向に離間した位置に係合部45が設置される。係合部45は、Z軸上における可動体40の位置を保持(ラッチ)するための部材である。なお、係合部45の詳細については後述する。
図1の駆動機構50は、3個の開閉ユニット20の各々における可動体40を、電磁力によりZ軸の方向(Z1,Z2)に移動させる機構である。具体的には、駆動機構50は、回転部材51と3個の操作レバー52と遮断バネ53と電磁機構54とを具備する。遮断バネ53および電磁機構54は、3個の開閉ユニット20の配列に対してZ1方向に位置する空間に設置される。
回転部材51は、X軸に沿う回転軸Rを中心として回転可能な構造体であり、回転軸Rに対してZ1方向に延在する回転板511を具備する。回転板511は、遮断バネ53および電磁機構54に対してY1方向(前面側)に位置する。
3個の操作レバー52は、各開閉ユニット20に対応する板状部材である。図2および図3に例示される通り、各操作レバー52は、回転部材51の上面に固定され、当該回転部材51からY2方向に突出する。各操作レバー52には貫通孔(図示略)が形成される。各開閉ユニット20に対応する操作レバー52の貫通孔には、当該開閉ユニット20の操作ロッド43が挿通される。操作レバー52は、操作ロッド43のフランジ46と操作バネ44との間に介在する。
図2に例示される通り、遮断バネ53は、回転部材51の回転板511をY1方向に付勢するコイルバネである。図2および図3に例示される通り、支持フレーム10は、電磁接触器100の背面を構成する平板状の背面部13を具備する。遮断バネ53は、回転部材51の回転板511と支持フレーム10の背面部13との間に位置する。電磁機構54は、回転部材51の回転板511に対してY2方向の電磁力を作用させる機構である。具体的には、電磁機構54は、例えば鉄心の周囲に電線を巻回したソレノイドで構成され、遮断バネ53と同様に、回転板511と背面部13との間に位置する。電磁機構54の作動により磁界が発生すると、回転部材51の回転板511をY2方向に吸引する電磁力が発生する。
以上の構成において、電磁機構54が作動していない状態では、回転板511が遮断バネ53によりY1方向に付勢されることで、図2および図3に図示されたR1方向の回動力が回転部材51に作用する。回転部材51の回動力が操作レバー52を伝達して操作ロッド43のフランジ46をZ1方向に押圧する結果、可動体40はZ1方向に移動する。したがって、図2に例示される通り、電磁接触器100は、可動電極32が固定電極31から離間した状態(以下「開極状態」という)となる。以上の通り、遮断バネ53は、電動機に対する電力の供給を遮断するように作用する。
他方、電磁機構54が作動することで回転板511にはY2方向の電磁力が作用する。電磁機構54によるY2方向の電磁力が遮断バネ53によるY1方向の付勢力を上回ると、回転板511は、前述のR1方向とは反対のR2方向に回転する。すなわち、各操作レバー52はZ2方向に移動する。したがって、図3に例示される通り、可動体40はZ2方向に移動し、結果的に可動電極32が固定電極31に接触した状態(以下「閉極状態」という)となる。
以上に説明した通り、可動体40は、可動電極32が固定電極31から離間する図2の開極位置と、可動電極32が固定電極31に接触する図3の閉極位置との間で往復する。駆動機構50は、可動体40を閉極位置と開極位置との間で電磁力により移動させる。
図1に例示される通り、3個の保持機構60は、各開閉ユニット20に対応して配置される。具体的には、各開閉ユニット20に対応する保持機構60は、図2および図3に例示される通り、当該開閉ユニット20の係合部45に対してY2方向(背面側)に位置する。保持機構60は、可動体40を図3の閉極位置に保持する機構である。すなわち、可動体40が図2の開極位置からZ2方向に移動して閉極位置に到達すると、保持機構60が可動体40を当該閉極位置に保持する。
図4は、図2の開極状態における保持機構60および係合部45の拡大図であり、図5は、図3の閉極状態における保持機構60および係合部45の拡大図である。図4および図5に例示される通り、第1実施形態の保持機構60は、ロックピン61と保持バネ62と解除機構63とを具備する。
ロックピン61は、Y軸に沿って長尺な円柱状の構造体である。ロックピン61の先端部は、曲面状(例えば半球状)に形成される。また、Y軸の方向におけるロックピン61の途中の位置にはフランジ64が形成される。フランジ64は、ロックピン61の外周面から突出する円環型の板状部分である。解除機構63とフランジ64との間に保持バネ62が設置される。保持バネ62は、可動体40に向かうY1方向にロックピン61を付勢するコイルバネである。ロックピン61は「保持体」の一例であり、保持バネ62は「弾性体」の一例である。
解除機構63は、ロックピン61をY2方向に移動させる機構である。具体的には、解除機構63は、例えば磁界の発生により吸引方向の電磁力を発生するプル型のソレノイドである。解除機構63が作動すると、ロックピン61をY2方向に付勢する電磁力が発生する。解除機構63によるY2方向の電磁力が保持バネ62によるY1方向の付勢力を上回ることで、ロックピン61はY2方向に移動する。すなわち、解除機構63は、保持バネ62による付勢力に対抗してロックピン61をY2方向に移動させる。以上の説明から理解される通り、ロックピン61は、解除機構63により駆動されるプランジャである。
係合部45は、操作ロッド43に固定された略直方体状の構造体である。具体的には、係合部45には、当該係合部45をZ軸に沿って貫通する取付孔451が形成される。操作ロッド43が取付孔451を貫通した状態で係合部45は操作ロッド43に固定される。例えば、操作ロッド43の外周面に形成されたネジ溝と取付孔451の内周面に形成されたネジ溝との結合により係合部45が操作ロッド43に固定される。なお、例えばナット等の締結部材により係合部45が操作ロッド43に固定されてもよい。
図6は、係合部45の構成図である。図4から図6に例示される通り、係合部45のうちロックピン61に対向する側面(以下「保持面」という)452には凹部Qが形成される。凹部Qは、ロックピン61の先端部が係合するサイズに形成された円形状の窪みである。具体的には、保持面452から取付孔451まで到達する貫通孔、または保持面452に形成された有底孔が、凹部Qとして例示される。係合部45は可動体40の要素であるから、可動体40の側面に凹部Qが形成されるとも表現される。
図6に例示される通り、凹部Qの内壁面のうちZ2方向に位置する部分Q1は、Z軸に対して角度α(α<90°)で傾斜する。他方、凹部Qの内壁面のうちZ1方向に位置する部分Q2は、Z軸に対して角度β(β≦90°)で交差する。第1実施形態においては、角度αは角度βを下回る(α<β)。例えば、角度βは90°であり、角度αは80°以上かつ90°未満である。なお、部分Q1は、凹部QにおいてZ1方向を向く壁面とも表現され、部分Q2は、凹部QにおいてZ2方向を向く壁面とも表現される。
以上の構成において、電磁機構54の作動により回転部材51がR2方向に回転すると、操作レバー52がZ2方向に移動する結果、前述の通り、可動体40がZ2方向に移動する。可動体40が図2の開極位置から図3の閉極位置までZ2方向に移動する過程(以下「閉極過程」という)においては、解除機構63は作動しない。したがって、ロックピン61は保持バネ62によりY1方向に付勢された状態に維持される。図4に例示される通り、閉極過程においては、係合部45の保持面452のうち凹部Qに対してZ2方向に位置する領域(以下「接触面」という)Fにロックピン61の先端部が接触する。すなわち、ロックピン61の先端部が接触面Fに接触した状態で可動体40がZ2方向に移動する。ロックピン61が接触面Fに対して摺動すると換言してもよい。以上の通り、第1実施形態の可動体40は、当該可動体40が開極位置から閉極位置に移動する閉極過程においてロックピン61が接触する接触面Fを含む。
以上に説明した閉極過程により可動体40が閉極位置に到達すると、ロックピン61の先端部は接触面Fから凹部Q内に移動する。すなわち、保持バネ62からの付勢力によりロックピン61はY1方向に移動する。先端部が凹部Q内に位置する状態においても、保持バネ62はロックピン61をY1方向に付勢する。すなわち、先端部が凹部Qの底面を押圧する状態となる。以上のように先端部が凹部Qの内側に位置する状態が、ロックピン61が凹部Qに係合した状態である。以上の説明から理解される通り、ロックピン61は、可動体40が閉極位置に移動することで凹部Qに係合する。
そして、可動体40が閉極位置に移動すると、電磁機構54が停止される。したがって、回転部材51には遮断バネ53からY1方向の付勢力が作用し、結果的に操作レバー52が可動体40をZ1方向に押圧する。以上の状態において、ロックピン61は、凹部Qの内壁面のうちZ2方向に位置する部分Q1に接触する。したがって、可動体40のZ1方向の移動は阻止される。以上の説明から理解される通り、電磁機構54が停止した状態でも、電磁接触器100は閉極状態に維持される。
図6に例示される通り、係合部45の接触面Fは、可動体40の中心軸Aに対して傾斜した平面である。図6には、地点P1と地点P2とが図示されている。地点P1および地点P2は、接触面F上の地点である。Z軸上において地点P2は地点P1よりも凹部Qから遠い位置にある。具体的には、地点P1は、接触面FにおけるZ1方向の端部であり、地点P2は、接触面FにおけるZ2方向の端部である。図6に例示される通り、接触面Fは、地点P1と中心軸Aとの距離D1が、地点P2と中心軸Aとの距離D2を上回るように(D1>D2)、当該中心軸Aに対して傾斜した傾斜面である。すなわち、接触面Fは、Z2方向の端部の地点P2から地点P1に近付くほど中心軸Aとの距離が増加する傾斜面である。なお、地点P1は「第1地点」の一例であり、地点P2は「第2地点」の一例である。
以上の通り、第1実施形態においては、接触面Fが中心軸Aに対して傾斜する。したがって、可動体40が開極位置から閉極位置に移動する閉極過程においては、ロックピン61が接触面Fに摺動することで保持バネ62は徐々に圧縮される。すなわち、ロックピン61が凹部Qに近付くほどロックピン61に対する保持バネ62の付勢力が増加する。したがって、可動体40が閉極位置に到達したときにロックピン61が凹部Qに対して迅速かつ確実に係合する。すなわち、ロックピン61が凹部Qに係合するための時間が短縮される。
第1実施形態において、操作ロッド43と係合部45とは相異なる材料で形成される。具体的には、係合部45は、操作ロッド43と比較してロックピン61に対する動摩擦係数が小さい材料で形成される。ロックピン61に対する摺動性が高い材料で係合部45が形成されると表現してもよい。ロックピン61に対する摺動性とは、ロックピン61が接触面Fに対して円滑に(すなわち低摩擦で)摺動し易い傾向を意味する。また、ロックピン61の先端部と先端部以外の部分とは、相異なる材料で形成されてもよい。例えば、ロックピン61の先端部は、それ以外の部分と比較して動摩擦係数が小さい材料で形成される。
以上の手順で成立した閉極状態において解除機構63が作動すると、保持バネ62によるY1方向の付勢力に対抗してロックピン61がY2方向に移動する。すなわち、係合部45の凹部Qに対するロックピン61の係合が解除される。以上の通り、解除機構63は、ロックピン61を可動体40から離間させることで凹部Qに対するロックピン61の係合を解除する。
以上のようにロックピン61の係合が解除されると、遮断バネ53からの付勢力により回転部材51がR1方向に回転する。回転部材51の回転に連動して操作レバー52が可動体40をZ1方向に押圧する結果、当該可動体40はZ1方向に移動する。最終的に可動体40は、図2の開極位置まで移動して停止する。
以上に説明した通り、第1実施形態においては、閉極位置にある可動体40の凹部Qにロックピン61が係合することで、可動体40が閉極位置に保持される。他方、解除機構63がロックピン61を可動体40から離間させることで凹部Qに対するロックピン61の係合が解除される。すなわち、第1実施形態によれば、永久磁石を必要とせずに可動体40を閉極位置に保持できる。したがって、永久磁石が吸着した塵埃等により可動体40の保持力が低下することが抑制され、結果的に可動体40を閉極位置に確実に保持できる。
また、第1実施形態においては、可動体40に向かうY1方向にロックピン61が保持バネ62により付勢される。したがって、例えば解除機構63によりロックピン61にY1方向の電磁力を発生させなくても、ロックピン61と凹部Qとの係合を維持できる。
第1実施形態においてはさらに、ロックピン61が摺動する係合部45と操作ロッド43とが相異なる材料で形成される。したがって、ロックピン61に対する摺動性が高い材料(例えば動摩擦係数が小さい材料)により係合部45を形成することで、ロックピン61を係合部45の接触面Fに対して円滑に摺動させることが可能である。
また、凹部Qの内壁面のうちZ2方向に位置する部分Q1の角度αが、当該内壁面のうちZ1方向に位置する部分Q2の角度βを下回る。したがって、例えば角度αが角度βを上回る構成と比較して、凹部Qに対する保持体の係合を解除機構63により容易かつ確実に解除できる。
ところで、可動体40を閉極位置に保持するための構造としては、例えば図7および図8に例示された構成(以下「対比例」という)も想定される。対比例の電磁接触器100Aは、第1実施形態における係合部45と保持機構60とに代えて、係合突起部91と回転体92と解除機構93とを具備する。
係合突起部91は、回転部材51に固定された構造体である。係合突起部91の先端部には円柱状のローラ94が設置される。ローラ94は、X軸に沿う回転軸を中心として回転可能である。
回転体92は、X軸に沿う回転軸Cを中心として回転可能に支持された構造体である。回転体92は、例えばトーションバネ等の弾性体(図示略)によりC1方向に付勢される。図7および図8に例示される通り、回転体92の上面には凹部921と凹部922とが形成される。凹部921および凹部922の各々は、係合突起部91のローラ94が係合可能な窪みである。
図7に例示される開極状態においては、係合突起部91のローラ94が回転体92の凹部921に係合する。開極状態から閉極状態に移行する閉極過程において回転部材51がR2方向に回転すると、係合突起部91による押圧力により回転体92がC2方向に回転する。したがって、凹部921に対するローラ94の係合が解除され、さらに当該ローラ94は凹部922内に移動する。すなわち、図8の閉極状態においては、係合突起部91のローラ94が回転体92の凹部922に係合する。したがって、電磁機構54が停止した状態でも電磁接触器100Aは閉極状態に維持される。
解除機構93は、回転体92を電磁力によりY1方向に押圧する機構である。図8の閉極状態から図7の開極状態に移行するときに解除機構93が作動する。解除機構93によりY1方向に押圧されることで回転体92はC2方向に回転する。回転体92の回転により凹部922に対するローラ94の係合が解除され、さらに当該ローラ94は凹部921内に移動する。すなわち、開極状態においては、係合突起部91のローラ94が凹部921に係合した状態に維持される。
以上に説明した対比例においても、永久磁石を必要とせずに可動体40を閉極位置に保持できる。しかし、対比例においては、可動体40を閉極位置に保持するために係合突起部91および回転体92等の多数の部品が必要であるから、電磁接触器100Aの構成が複雑であるという課題がある。対比例とは対照的に、第1実施形態においては、可動体40の側面に形成された凹部Qにロックピン61を係合させる簡便な構成により、可動体40が閉極位置に保持される。したがって、電磁接触器100において可動体40を閉極位置に保持するための構成が、対比例と比較して簡素化される。具体的には、部品点数が削減される結果、製造コストの低減または製造工程の簡素化が実現される。また、対比例における係合突起部91や回転体92を設置するスペースが第1実施形態においては不要であるから、電磁接触器100の小型化を実現し易いという利点もある。例えば、電磁接触器100においてZ軸に沿う奥行寸法が低減される。
B:第2実施形態
本開示の第2実施形態を説明する。なお、以下に例示する各態様において機能が第1実施形態と同様である要素については、第1実施形態の説明と同様の符号を流用して各々の詳細な説明を適宜に省略する。
前述の第1実施形態においては、保持機構60が開閉ユニット20毎に個別に設置された形態を例示した。第2実施形態は、3個の開閉ユニット20により1個の保持機構60が共用される形態である。
図9は、第2実施形態における開閉ユニット20および解除機構63の説明図である。図9においては、開閉ユニット20を背面側からみた背面図が図示されている。図9に例示される通り、3個の開閉ユニット20の各々の構成は、係合部45の構成を除き第1実施形態と同様である。すなわち、各開閉ユニット20は、固定電極31および可動電極32を含む開閉部30と、可動電極32に固定された可動体40とを含む。
第2実施形態における係合部45は、3個の開閉ユニット20にわたり連続する。すなわち、係合部45は、3個の開閉ユニット20にわたりX軸に沿って延在する長尺状の部材である。係合部45は、各開閉ユニット20の操作ロッド43に固定される。例えば、係合部45に形成された3個の取付孔451の各々に各開閉ユニット20の操作ロッド43が挿通される。3個の開閉ユニット20のうちの1個の開閉ユニット20が「第1開閉ユニット」の一例であり、当該開閉ユニット20以外の1個の開閉ユニット20が「第2開閉ユニット」の一例である。
係合部45の側面(具体的には背面)には1個の凹部Qが形成される。具体的には、X軸上において3個の開閉ユニット20のうち中央の1個の開閉ユニット20に対応する位置に、凹部Qが形成される。例えば、X軸の方向における係合部45の中点の位置に凹部Qが形成される。
係合部45の凹部Qに対応する位置に1個の保持機構60が設置される。具体的には、3個の開閉ユニット20のうち中央の1個の開閉ユニット20の近傍に保持機構60が設置される。なお、図9および以降の各図面において、実際には保持機構60が係合部45の手前側に位置するが、保持機構60の外形は便宜的に破線で図示されている。
保持機構60の構成は第1実施形態と同様である。すなわち、保持機構60は、ロックピン61と保持バネ62と解除機構63とを具備する。ロックピン61は、可動体40が閉極位置に移動することで凹部Qに係合する。保持バネ62は、ロックピン61をY1方向に付勢する。また、解除機構63は、ロックピン61を可動体40からY2方向に離間させることで凹部Qに対するロックピン61の係合を解除する。
駆動機構50の構成は第1実施形態と同様である。すなわち、駆動機構50は、各開閉ユニット20の可動体40を閉極位置と開極位置との間で電磁力により移動させる。
第2実施形態においても第1実施形態と同様の効果が実現される。また、第2実施形態においては、複数の開閉ユニット20における可動体40を閉極位置に保持するために1個の保持機構60が共用される。したがって、開閉ユニット20毎に保持機構60が設置される第1実施形態と比較して電磁接触器100の構成が簡素化される(例えば部品点数が削減される)という利点がある。他方、開閉ユニット20毎に保持機構60が個別に設置される第1実施形態によれば、各開閉ユニット20の可動体40を確実に閉極位置に保持できるという利点がある。
C:変形例
以上に例示した各態様に付加される具体的な変形の態様を以下に例示する。以下の例示から任意に選択された2以上の態様を、相互に矛盾しない範囲で適宜に併合してもよい。
(1)第1実施形態においては、保持機構60と係合部45との組が全部の開閉ユニット20について設置された構成を例示した。係合部45が複数の開閉ユニット20にわたり連続しない形態においても、各可動体40の移動は駆動機構50を介して複数の開閉ユニット20の間で相互に連動する。したがって、3個の開閉ユニット20のうち一部の開閉ユニット20のみに保持機構60と係合部45との組が設置されてもよい。例えば、図10に例示される通り、3個の開閉ユニット20のうち中央に位置する1個の開閉ユニット20のみに保持機構60と係合部45とが設置された構成が想定される。また、図11に例示される通り、3個の開閉ユニット20のうち両端に位置する2個の開閉ユニット20のみに保持機構60と係合部45とが設置された構成も想定される。なお、図10および図11に例示される通り、係合部45が設置されない開閉ユニット20において、操作ロッド43はフランジ46からZ1方向に突出しない。すなわち、操作ロッド43におけるZ1方向の端部にフランジ46が形成される。
(2)第2実施形態においては、3個の開閉ユニット20に対して1個の保持機構60が設置された形態を例示したが、保持機構60の個数は以上の例示に限定されない。例えば、3個の開閉ユニット20にわたり連続する係合部45が設置された構成において、図12に例示される通り、両端の開閉ユニット20に対応する2個の保持機構60が設置された形態も想定される。前述の第2実施形態(図9)および図12の構成は、保持機構60の個数が開閉ユニット20の個数を下回る構成として包括的に表現される。なお、図9または図12の例示のように係合部45が3個の開閉ユニット20にわたり連続する構成において、開閉ユニット20と同数の保持機構60が設置された形態も想定される。
(3)前述の各形態においては、操作ロッド43に設置される係合部45に凹部Qが形成された形態を例示したが、ロックピン61が係合する凹部Qが操作ロッド43自体の側面に形成された構成も想定される。すなわち、操作ロッド43とは別個の係合部45は、本開示において必須の要件ではない。以上の例示から理解される通り、本開示の具体的な態様は、可動体40の側面に凹部Qが形成された構成として包括的に表現され、操作ロッド43とは別体の係合部45に凹部Qが形成された形態と、操作ロッド43自体に凹部Qが形成された形態との双方を包含する。
(4)前述の各形態においては平面視で円形状の凹部Qを例示したが、凹部Qの具体的な形状は以上の例示に限定されない。例えば、図13に例示される通り、平面視で矩形状の凹部Qが形成されてもよい。
また、図14に例示される通り、X軸に平行な溝状の凹部Qが形成されてもよい。図9または図12の例示のように係合部45が複数の開閉ユニット20にわたり連続する構成においては、複数の開閉ユニット20にわたり連続するようにX軸に沿って延在する溝状の凹部Qが形成されてもよい。
(5)凹部Qに係合する保持体は、前述の各形態において例示した円柱状のロックピン61に限定されない。保持体は、凹部Qに係合するように当該凹部Qに応じて形状およびサイズが選定された任意の要素である。例えば、図14のようにX軸に沿う溝状の凹部Qが係合部45に形成された形態を想定すると、XY平面に平行な平板状の保持体が好適に利用される。
100…電磁接触器、10…支持フレーム、11,12…接続端子、20…開閉ユニット、30…開閉部、31…固定電極、32…可動電極、33…真空容器、40…可動体、41…連結ロッド、42…絶縁体、43…操作ロッド、44…操作バネ、45…係合部、451…取付孔、452…保持面、46…フランジ、F…接触面、Q…凹部、50…駆動機構、51…回転部材、52…操作レバー、53…遮断バネ、54…電磁機構、60…保持機構、61…ロックピン、62…保持バネ、63…解除機構、64…フランジ。

Claims (7)

  1. 固定電極および可動電極を含む開閉部と、
    前記可動電極に固定された可動体と、
    前記可動体を、前記可動電極が前記固定電極に接触する閉極位置と、前記可動電極が前記固定電極から離間する開極位置との間で、電磁力により移動させる駆動機構と、
    前記可動体を前記閉極位置に保持する保持機構とを具備し、
    前記可動体の側面には凹部が形成され、
    前記保持機構は、
    前記可動体が前記閉極位置に移動することで前記凹部に係合する保持体と、
    前記保持体を前記可動体から離間させることで前記凹部に対する前記保持体の係合を解除する解除機構とを含む
    電磁接触器。
  2. 前記保持機構は、前記可動体に向かう第1方向に前記保持体を付勢する弾性体を含み、
    前記解除機構は、前記第1方向とは反対の第2方向に前記保持体を移動させる
    請求項1の電磁接触器。
  3. 前記可動体は、当該可動体が前記開極位置から前記閉極位置に移動する過程において前記保持体が接触する接触面を含み、
    前記接触面は、前記接触面のうちの第1地点と前記中心軸との距離が、前記接触面のうち前記中心軸の方向において前記第1地点よりも前記凹部から遠い位置にある第2地点と前記中心軸との距離を上回るように、前記中心軸に対して傾斜した傾斜面である
    請求項2の電磁接触器。
  4. 前記可動体は、
    前記可動電極に連結された棒状の連結ロッドと、
    棒状の操作ロッドと、
    前記連結ロッドと前記操作ロッドとの間に介在する絶縁体と、
    前記操作ロッドに固定され、前記凹部が形成された係合部とを含み、
    前記操作ロッドと前記係合部とは相異なる材料で形成される
    請求項1から請求項3の何れかの電磁接触器。
  5. 前記凹部の内壁面のうち前記可動電極に近い部位が前記可動体の中心軸に対して傾斜する角度は、前記凹部の内壁面のうち前記可動電極から遠い部位が前記中心軸に対してなす角度を下回る
    請求項1から請求項4の何れかの電磁接触器。
  6. 前記開閉部は、前記固定電極と前記可動電極とを収容する真空容器を含む真空バルブである
    請求項1から請求項5の何れかの電磁接触器。
  7. 第1開閉ユニットおよび第2開閉ユニットと、
    駆動機構と、
    保持機構と、
    係合部とを具備し、
    前記第1開閉ユニットおよび前記第2開閉ユニットの各々は、
    固定電極および可動電極を含む開閉部と、
    前記可動電極に固定された可動体とを含み、
    前記係合部は、前記第1開閉ユニットの前記可動体と前記第2開閉ユニットの前記可動体とにわたり連続する部材であり、当該係合部の側面には凹部が形成され、
    前記駆動機構は、前記第1開閉ユニットおよび前記第2開閉ユニットの各々における前記可動体を、前記可動電極が前記固定電極に接触する閉極位置と、前記可動電極が前記固定電極から離間する開極位置との間で、電磁力により移動させ、
    前記保持機構は、前記第1開閉ユニットおよび前記第2開閉ユニットの各々における前記可動体を前記閉極位置に保持し、
    前記保持機構は、
    前記可動体が前記閉極位置に移動することで前記凹部に係合する保持体と、
    前記保持体を前記可動体から離間させることで前記凹部に対する前記保持体の係合を解除する解除機構とを含む
    電磁接触器。
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